2 :
名無しさん:
――『Love&Sex』とは、シンプルでインパクトのあるタイトルですね。
まず“Love”についてうかがいたいのですが、恭子さんはどんなときに愛を感じるのでしょうか。
「わたくしの愛はシンプルなんです。外見を重視しますから、グッドルッキングガイを見た途端に“この人が好き”となります。
例えば男性が何かしてくださって、その思いやりを好きになるということはありません。
なぜかというと、別にその方と結婚しようなんて考えないですし、思いやりがあるといっても、一生あるかどうかなんて誰も分かりっこないでしょう。
だから外見で選ぶんですが、いったん好きになったメンズを捕獲してしまうと愛はまもなくなくなってしまう。
“この人のためだったら死んでもいい”というような気持ちになったことは、1回たりとてないですね」
――それはそう思える相手に出会えなかったということですか?
「原因は相手の方ではなく、わたくしの性格にあります。たぶん男性的なのでしょう。
オスは種をまき散らしたいという本能がありますから、一度手に入れてしまうと相手に対する興味が薄れてしまうんですね。
“わたくしはいったいどうしてこうなのかしら?”って、たまに思いますけれど、
不自然に自分を偽って、“こんなに愛しているの”という気持ちはつくれないですし。
正直にすれば正直にするほど、自分で愛が冷めていることが分かってしまうんです。
冷めてしまうと冷めた態度になってしまいますし、例えば映画を見るのも、美香さんと見ている方が楽しくなってくるんですよ」
3 :
名無しさん:2007/03/31(土) 02:11:11 ID:hgFzfXBz
――その正直さが、時には相手を傷つけてしまうこともあるのでしょうけれど……。
「“会った最初のころは本当に優しかったのに、何でこんなことになっちゃったの?”とよく言われるんですが、
“あなたに対して正直に接することは誠実なことなのよ”って。
“あなたのことを嫌いになったわけでも何でもないけど、少し飽きただけなのよ”って言うんですよね。
そういうことを言ってはいけないとしたら、どうしたらいいのかしら。
どうせ傷つくのならはっきり言ってあげた方が、早く立ち直って次の愛にいけるじゃないですか?」
――もし恭子さんが“飽きた”と告げられる立場だったらいかがでしょう。
「わたくしはそういう経験がないので分からないのですが、もしその立場だったら“飽きちゃったんだ”と言われた方がいいですね。
相手の愛が戻ってくるまで待っているというタイプではないので。もちろん、そのときはショックでしょうけれども、
そう言われても一緒にいたいと思うか、もう一生会わないと思うか、男性が女性に選択肢を与えてあげた方が、
わたくしはおおらかでいいと思いますよ。あくまでもわたくしがそう思うというだけですが」
――よく切れる刃物で切った傷の方が、早く治るといいますしね(笑)。
「ですから、“いくらでも次の新しい女の子がいるじゃないの”と言うんです。わたくしなりの愛情なんですね」
4 :
名無しさん:2007/03/31(土) 02:11:41 ID:/XDlOivj
誰だよそれ
5 :
名無しさん:2007/03/31(土) 02:11:47 ID:hgFzfXBz
――恭子さんはきっと、フェアなんでしょう。フェアでいられるのは、強さでもあると思います。
「わたくし的にはフェアだと思っていますが、とても不誠実だと思う方もいらっしゃるでしょう。
わたくしはわたくしの価値観で生きていくので、何と言われても全然いいのですけれど
強さとは、失ってもいい強さなんですよね。やはり皆さんは失うのが怖いと思います。
でも、よく突き詰めて考えてみると、人間はひとりで生まれてひとりで死んでいくんです。
そう考えてみれば、毎日男子は生まれていますし、別にその人じゃなくてもいい。
そういう自分に正直に生きているだけということを、ちゃんと相手に伝えてあげる。
もしくは伝えなくても私の態度で、たぶん分かるんですけれど」
――恭子さんのように、“Love”の問題であれ、“Sex”の問題であれ
自分の性格や好みを把握して、相手に伝えられたら悩まなくていいのかもしれません。
特に日本の女性は、Sexに関して、はっきりと意思表示をするのが苦手な人が多いように感じます。
「Sexに対してはまだ日本のカルチャーはオープンではないですが、
これからはそういうことをもっと考えると、日本の女性はますます美しくなると思います」
――本書を読んで、“Sexは恥ずかしいと思うことがおかしいのかな?”と思いました。
「Sexは恥ずかしいことでも何でもないんです。恥じらいは必要ですけれども、英語でいう“Nasty”、
要するにいやらしいことではありません。そういうふうに考えているとしたら、ゆがんでいるのではないでしょうか」
6 :
名無しさん:2007/03/31(土) 02:12:22 ID:hgFzfXBz
――でも、普段の生活の中でなんとなく隠されている印象は受けます。
「例えばわたくしがジョークでセクシュアルな話をたまにすると、顔をしかめる人がいます。
もちろん、そういう話がふさわしくないシチュエーションはあるかもしれませんが、そうじゃなければ、Sexは日常にあることで、
顔をしかめる人には“あなただってしているでしょう?”と言いますね。“しているけれども”とその方は答える。
わたくしはセクシャルなことを茶化しているつもりはないし、ジョークは半分本当だから面白いんですよと。
まったく自分に全然関係ないことをジョークにしたって面白くないでしょうというお話をするんですけれども」
――日常的なことなんだということを忘れがちなんでしょうね。
「皆さんキスはいやらしくないと思っているじゃないですか。
同じ愛情の表現なのに、なぜSexはいやらしいのでしょう。
もしSexがなかったら皆さんは存在しないといふうに考えなければいけません。
自分の親も、グランドファザーも、グランドマザーもみんなSexをしていたわけだから、そう考えると、とても神聖なものなんですよね。
神聖なものですが、ちゃんと楽しむことも忘れずに、人生のエッセンスにしていただければなと思っています」
7 :
名無しさん:2007/03/31(土) 02:16:02 ID:hgFzfXBz
8 :
名無しさん:2007/04/02(月) 11:05:12 ID:VTz+NCGf
握手会@新宿
あまりのエレガントさと
輝くような美しさに
みんな驚愕でした