233 :
斡旋業者の内部暴露:
業者について色々書かれていますが、ちょっと違う観点から書きます。業者側はそもそもお客さんの事をちゃん
とサポートできる体制にもなってないし、そうする気もないんです。結論から言うと、お客としてのワーホリと、社員
としてのワーホリを両面から食い物にしてその会社のオーナーだけが儲かるという仕組みなんです。そしてそんな
やる気の出ない仕組みの中で働かされている人がまじめにお客さんの事を考えられると思いますか?
留学サポートの方も学校からお金が斡旋料がもらえるので、とにかくどこかの学校にハメさえすればそれで良い
んだという考えなんです。
ちょっと具体的に話しをします。僕の彼女が以前、現地の情報センターで働いていて、よく話を聞いたのですが、
彼らは本当にひどい人たちです。ワーホリで来てその国でまじめに働くためにワークビザを取得したいという人や、
将来は永住ビザをとろうと思って現地企業からの雇用保障が必要な人など、要するにビザサポートが欲しい人を
食い物にしてやっている会社ばかりなんです。
どう食い物にしているかというと、「ビザサポートしてやるけど、給料はこんだけしか出さないよ」というやり口です。
給料を最低賃金(つまりウェイトレスとか単純作業のパートとかと同等もしくはそれ以下)しかくれずにこき使われる
というパターンです。ひどいところは国が定めた最低賃金以下しかくれないところもあります。それなのにお客さん
が休日に現地に着くときなどは平気で休日出勤させられて、代休なんて勿論もらえません。現地情報センターって
どこもこういうように人件費を安く抑えないとやっていけないような体質なんです。それはそうですよね。いろんな事
無料でサービスしてるんだから。でも社員としてそこでこき使われる側からするととんでもない話ですよね。勿論
文句を言っても「採用のときに給料はこんだけしかないけど良い?って聞いたでしょ?嫌ならやめて」と言われるの
がオチです。そしてここがまさに人の弱み(ビザサポートが欲しい)に付け込んだ、彼らのあこぎなところなんです。
234 :
斡旋業者の内部暴露2:2006/05/24(水) 15:10:14 ID:WeZ4/mkj
もう一つのパターンはインターンです。よくキャリアアップのためにインターンシップやりませんか?というアレです。
これは最低賃金でこき使うよりももっとひどくて、働かされた上にお金を取られます。それでも現地のちゃんとした
会社に就職できたり、ちゃんとした資格をとれるならば良いのですが、現実は全然そんなのありません。私が聞い
た中ではそういう人でちゃんとした現地企業に就職できた人見たことありませんし、資格の方も、そんなどこに持っ
ていっても通用しないような意味の無い資格認定証とか貰ってもただの紙切れでしかありません。ちゃんとした資格
を取りたい人は現地の学校で国の認定資格とらないと全く意味がないんです。現地で就職したいなら、自分でネット
とか新聞広告で探して履歴書送ったり電話したりして自分で活動しないとそんなに簡単に仕事があるわけ無いです。
現地の自国民の人たちが職にあぶれてるんですよ?インターンシップ終了後、ちゃんとした仕事が見つからないと
言って文句を言っても遅いんです。彼らは「本人の努力次第」という言葉で全てをごまかします。そのくせインターン
シッププログラムの勧誘をするときは夢を持たせる良い話ばっかりしておいて、本当にあこぎな話です。
こういうような会社で働いている人が本当にお客さんの事考えられると思いますか?しかも社員はワーホリとか
ワーホリあがりが多いので、社会人としてまだまだ未熟な人たちなんです。日本の会社のサービスの質に対する
意識とか顧客対応の意識とか、全然訓練されてないんです。こうやって考えると、そんな彼らにお金を払うという
事は結局、ワーホリの人が最低賃金でこき使われるっていう業界の悪い体質をはびこらせてるだけなんです。
235 :
斡旋業者の内部暴露3:2006/05/24(水) 15:10:46 ID:WeZ4/mkj
もちろん、僕の彼女は2ヶ月くらいでやめて、今は資格を取るために専門学校に通って勉強しています。現地で
まじめに働きたいとか永住したいっていう人は結局こういう道を通らないといけないんです。インターンシップとか
全然無意味ですから、だまされない様に気をつけてくださいね。
実際、そういう会社に良い様に利用されて、結局現地就職の夢も永住の夢も潰されて、日本に帰っていった人は
後を絶たないみたいです。しかもそういう人が日本に帰ってまともな就職先見つかると思いますか?結局遊んでた
としか思われないし、人生のムダそのものです。
斡旋業者は使わない、間違ってもそこに就職したりしない、っていうのが先輩たちの意見ですよ。