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名無しさん:
ユーロ2000の準決勝、共同開催国のうちの一つオランダとイタリア
の試合の時ミラノで買い付けの仕事をしていました。
ドゥオモの前には、仮設の大スクリーンが用意され試合開始前だというのに
そこいら中人で溢れていました。それを横目で見ながら、ガレリアの中に向かい歩いていると
背後からスタメンが発表され、サポーター達は太鼓のリズムに合わせて
1人1人の名前を叫んでいるのが腹に響いてきた。
「フォルッツァトティ!ドドンド、ドンドン」「フォルッツァビエリ!ドドンド、ドンドン」
それをずっと見ているほど暇が無かった私は、プラダの本店に入り20分位でさっさと切り上げ外に出たら
さっきまでとはその場の空気が変わっていて、聞こえてくる歓声とどよめきと掛け声の凄まじさ、
そしてそこにいる人達の多様さ(老若男女)を見て、
「ホントにこの国の人はこんなにもカルチョ好きなんだ。日本はまだまだだな。」
なんて想いながらその場を離れなければならない自分の境遇を責めたのでした。
仕事で何十回も行ってはいるのですが、サッカー好きのくせして時間が無いために
今まで生でカルチョを見た事がありません。
どうなんですか生は?