【6】在フランス sixieme【6】

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6ユキ反撃開始

ベケットとプルーストは翻訳のみでしか読んでいないので、
あまりここでは述べませんが、スタンダールに関しては
あのような軟弱でくだらない恋愛に溺れる話を原文で読んでも
私は何も感じるものはございませんでした。
せいぜいがボキャブラリーを増やす程度。
価値がわからないなんてといわれるならそれはそれでかまいません。
別に誰かの価値観に頼って生きようとも思いませんし、
名声を得るもののみが素晴らしいとも思いませんから。

カミュやに関しては文体も好きですし、
自尊心の高さや異質なものへの肯定と試みに関しては好きですが公言するほど好きかと言われればどうでもいいし興味もない
というだけです。

サルトルに関してですが概念概念という理論的な堅苦しさが
私は全く好きではないですし、また彼の主張する価値観と
私の価値観は相容れないものなので、はっきりいってこれも
全く興味がないです。論文のテーマとしては面白そうだと
思いますけれど、個人的に押すほどの思い入れはございません。