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名無しさん:
伊フィアット会長、即時辞任を否定
【ミラノ=小林明】経営危機に陥ったイタリア最大の民間企業フィアット・グループのパオロ・フレスコ会長は
11日付の地元紙ラ・レプブリカとのインタビューで、直ちに辞任する意思はないと言明した。
同会長はその理由について「私は地位を守ろうとしているのではない。即時辞任は会社に悪影響しか与えない。
浪費する時間はない」と説明。ただ「70歳になる来年7月には退任すると、ジョバンニ・アニェリ名誉会長に伝えている」
ことを明らかにした。
フィアット経営陣を非難したベルルスコーニ首相について「政治的なリンチだ」と批判。
同時に「労組は経営陣が策定した再建計画を信じてほしい」と訴えた。
9日から5600人の人員削減を開始したフィアットに対して、労組や伊政府から経営責任を問う声が上がり、
ガラテリ最高経営責任者(CEO)はすでに辞任を表明している。 (23:09)