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名無しさん:
バレーボールの世界最高峰リーグ、セリエA1に移籍した全日本男子主将・加藤陽一(26)=トレビゾ=が14日、
セリエAオールスター戦(27日、トリエステ)の世界選抜チームに選出された。開幕4戦の活躍が認められての抜擢で、
もちろん、日本人初。「ヨーイチ」が、各国エース級の揃う世界一軍団に仲間入りだ。
世界の加藤だ。パスカル(スペイン)、ミリンコビッチ(アルゼンチン)、ボール(米国)…。今年の世界選手権
でも活躍したトップ選手に肩を並べて、「KATО」の名前が輝く。14日、発表されたセリエAオールスター戦の
世界選抜チーム18人に、日本人として初めて、加藤が選ばれた。
「選ばれるなんて、ビックリしました」
予想もしていなかった。各国から超一流選手が集う世界の頂点リーグ、セリエA1。そこから、さらに選び抜かれ
た選手だけが出場できるのが、オールスター。知らせを受けた加藤本人が一番、驚いた。
相手はイタリア代表。現代表のアナスターシ監督が、キッチリ指揮をとる。オールスター戦とはいえ、
ガチンコムードも漂う。加藤はルーキーながら、開幕3戦連続スタメン出場で攻守に奮闘し、トレビゾの開幕4連勝
の原動力となった。日本のVリーグオールスター戦では、昨年まで2年連続ファン投票1位で出場した。だが、今回
の選出法は、人気投票ではなく、リーグ選出。純粋に、活躍が認められた形だ。
常に「人気に実力が伴うプレー」を目標にする加藤にとって、これ以上の喜びはない。
試合は27日(日本時間28日予定)。本拠地トレビゾに近いトリエステが舞台とあって、
調整は問題なさそう。日本からイタリア、そして“世界”の一員となった加藤が、大暴れする。