面白いのであえてコピペ
海外に住む日本人を見ると七〇%が日本を向いて暮し、現地化など考えもしない。
二〇%は国際派を目指し、言葉を学び、現地のことも知ろうとする。
そして残りの一〇%が私のような、現地化を目指す。
二〇%の国際派というのは、実は、七〇%の純日本人グループとあまり変わらない。
彼らは国粋的国際派と呼べる人たちだ。外国語もできるし、現地語も学び、現地文化も学ぶ。
だが基本は日本の国益を第一に考える国士的な人々だ。
日本の社会で主流派となれる国際人というのは、こういう人々だ。
最後の一〇%の現地同化派は、いわばノーテンキーの根無し草、と少なくとも、国粋的国際派からは思われる。
そう、ノーテンキーで、世界人になろうと目指すような人々だ。
欧米諸国にも、こういうノーテンキーのコスモポリタン願望派がいる。
だが、馬鹿にしてはいけない。こういうタイプの人々も増えている。
皆さんが、海外に住むときは、どのタイプになるのだろうか?
私はノーテンキーの世界人を目指したが、まあ、楽しかった。
限界も分かったような気がする。少なくとも、海外に住むなら、現地化して、
コスモポリタンになる努力をするのが、
一番、壁も高く、それだけ面白いと思うが、いかがだろう?