>>704さん
1キロのポルチーニでの作り方を簡単に。
@ ポルチーニは泥を払い、拭って、適当な大きさに切る(あまり小さく刻まないこと)。
A 1.5リットルの水を沸し、1リットルの酢と大匙2杯の塩を加える。
B Aでポルチーニを約10分ざっと茹で、ザルに揚げ水気を切る。
C Bを清潔な布巾の上に広げて良く乾かす。
D 予め消毒しておいた広口のガラス瓶に、Cとニンニク・月桂樹・粒コショウ・ネピテッラを適宜混ぜながら詰める。
E Dの作業中にEXヴァージンオリーヴ油を少しづつ注いでゆき、最終的に中身が完全に油に覆われるように調整する。
F 瓶の保存は冷暗所で。
そして、20日から1ヶ月後・・・食べごろです。
☆キノコは、やや硬めのしっかりしたものを。
☆瓶詰め作業は慎重に、オイルが全体に行き渡るように気を配って。
☆地方によっては、唐辛子やクローブやを加えるところも。
☆さぁ食べようという時、瓶を開けてみて「異臭」がしたら・・・残念ながら失敗です(原因は多分雑菌の混入)。無理に食べると中毒を起こすこともあるらしいですよ。
偉そうに書いちゃいましたけど、
日本では保存食らしいものを作ったことはなかったんです。
でも、「旬」「盛り」の食材がきらきらと光っているイタリアでは、ちょっとやってみようかなって気になりまして。
キノコを瓶に詰めている時に久しぶりに『無心』になれて、何だか、気持ち良かったです。