■■□□イタリアについて話そう22□□■■

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85blue wind
目覚まし時計  2(4)



「でもね・・なんだかすてれないの、捨てることができないの」
「なんで??」
「なんていうか・・・信頼しあえるっていうか・・」
「麻紀大丈夫???熱あるの?」
「ふふっ、そんなんじゃなくてさー、わかんないかなあ、
こう・・・そう心が通じ合うっていうか・・」
「うーーーん、わかる気もするけど・・・まあ麻紀が道具ひとつでも大事に扱うってことかな??」
「それとはちょっと違うんだけど・・・」
「そんなことより麻紀さー」
「なによ!!またなにか押しつけるの??」
「私がいつ押しつけたのよ!!」
「はいはい、なに??」「もう!!実は・・・」 「うんうん・ 」 「で・・・・・」 「えーーーー」
「ラ・ペルラのレースの・・・」「じゃなくて、タンガーショーツのほうが・・・・」 ・・・、、、


「そんな風に見てくれてたんだ。麻紀・・」
豊はうれしかった。
「俺の思いが伝わったのかな??しかし、もう会うことは・・・・・」

 
「あれ、もうこんな時間??じゃそろそろかえるね!!」
「はーーい、じゃきおつけてね!!」
「またね、麻紀」バタン・・・ 
ツルルルル ツルルルル
「あっ、電話??はいはい、もしもし??あっ??晃司??うん
うん、えっ??明日??ひまひま、えっ??私をさそってくれるの??
うん  うん  明日の9時ね、わかった、楽しみにまってる」ガチャン・・
「晃司からさそってくれるなんて・・・早く明日の準備して、早くねよっと・・・」
「でも・・もう幸せな麻紀を見ているのはもう・・・よし!!もうこれで・・・」
豊は決心した。麻紀の幸せを祈りながら・・・