伊農林省、世界の伊料理店を調査し合格証
【ローマ28日共同】世界的なイタリア料理ブームの中、イタリア農林省はこのほど、
日本など世界の主要な国に調査員を派遣して各レストランをチェック、合格ならレストランに
「認証マーク」を与える制度を実施することを決めた。早ければ年内にも実施の運び。
アレマノ農林相が8月中旬、リミニで開かれたカトリック教会議で明らかにした。
イタリア・レストランといっても、店次第では本物とかけ離れた味の料理を出すところもあることから、
“お墨付き”を希望するレストランを調べ、認証マークを出す計画という。
同省報道官室によると、認定の基準は
(1)パスタ、トマトソース、オリーブ油などの食材にイタリア製を使用している
(2)シェフがイタリアの料理学校を卒業している
―などだが、詳しい判定基準はこれから決める。
日本ではイタリア料理が大人気。一種の“格付け”である認証マークを取得したレストランが出現すれば、
「本物志向」の客から歓迎されそうだ。 (10:44)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20020829AT3KI00X929082002.html