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106ネタ提供 フィアットネタの続き
伊フィアット会長、経営危機説を否定

【ミラノ=小林明】「経営危機は存在しない。
すでにトンネルを抜けている」――。イタリア最大の民間企業フィアット・グループの
パオロ・フレスコ会長は地元メディアを通じて発言、危機説を否定した。 同社の株価が2日終値で9.76ユーロと10年来最低値を記録したことに対応した。

主力の自動車部門の不振に苦しむ同グループはこのほど発表した
今年第二四半期(4―6月)決算 でも赤字から脱却できなかった。
地盤の南米市場での苦境も伝えられ、株価は下げ止まらず、
98年春時点の約2割の水準に落ち込んだ。
2日には傘下の金属メーカー、テクシドのアルミ部門を米投資家グループに売却することで合意し、
2億9000万ユーロの売却益を得る見通しを表明。
同会長は「今期後半も資産売却を加速し、58億ユーロの純債務を圧縮する。
リストラ策は、即効性はないものの確実に経営を好転させる」
と力説した。


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