★★★☆イタリアについて話そう16★★★☆

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836たきーの代理
イタリア下院は11日、1946年までイタリアに君臨したサボイア旧王家の男子子孫の
入国を禁止する憲法を改正し、入国を認めることを賛成多数で可決。これにより、憲法改
正に必要な上下両院各2回ずつの可決をすべて得たことになる。しかし、上院での2回目
の投票では、3分の2以上の賛成票が得られなかったため、今後3か月以内に、50万人
以上の有権者の署名が得られた場合などは改正の是非を問う国民投票が実行される。


サボイア[家] Savoia
イタリアの王家。始祖はウンベルト1世UmbrtoT〔970?-1056〕。初め南仏サボア地方を領し,
その後北イタリアのピエモンテ,ニースに進出。15世紀アメデオ8世は初めてサボイア公を称し,
1720年ビットリオ・アメデオ2世Vittorio Amadeo Uがサルデーニャ王国を樹立,初代国王となる。
以後イタリア統一運動(リソルジメント)の中心となり,1861年イタリア王国成立と同時に
ビットリオ・エマヌエレ2世が王位についた。1946年ビットリオ・エマヌエレ3世が退位し
共和制が成立するとその子ウンベルト2世ら一族は国外に追放された。