★★★☆イタリアについて話そう16★★★☆

2日前のココヤシ（COCCO）は、このようにしてジュースを取り出しました。

初めは中の白い歯肉部も食べたかったのですが
まず、薄い皮を剥ぎ余分な部分を取り除きました。
すると青黒く硬く厚い表皮が現れました。これが異様に硬いのです。
中華包丁を繊維に沿って振り下ろしても５ｍｍ程しか入り込みません。
レンガに叩きつけても効果なしでした。むしろレンガが欠けたり、割れてしまいました。

この実を振ると中にある液体がおいしそうになるのです。

仕方ないので、初めに中のジュースだけを取り出すことにしました。
コレなら簡単だと思い、挑戦。
なぜならば、植物の実には必ず栄養を補給するための茎があるからです。
これさえ、刳り抜けばよいだろうと考えていたわけです。
その茎にコルク抜きを刺し回しました。

知らなかったのですが、ココヤシの実からは3本の茎が生えているのです。
一本ではなかったのですね。

この穴あけ動作を3回繰り返し、中の空洞までついに到達。
ついに中のジュースをコップに移すことが出来ました。
大体３５０ｍｌ取りました。

これをシェイカーに入れ、牛乳とフルールジュース、氷と混ぜグラスに移しました。
最後にイチゴジュースを色付けに少し加えて完成。
完璧なフルーツカクテルが完成したのです。
とても嬉しかったですね。

言い忘れるところでした、ココヤシはキロ当たり５０euroでした。
大体一個７０euro前後です。
皆さんも挑戦してみて下さい。