外務省・海外安全ホームページ(イタリア共和国)より
ttp://61.117.201.21/info/info4.asp?id=153 情報が6月10日に更新されていたので、書き込んでおきます。
【最新スポット情報】
ミラノ(イタリア):中央駅付近における日本人被害の現状と警察措置 (2002/06/10)
在ミラノ日本国総領事館によれば、ミラノ県警は、中央駅周辺における日本人
被害の現状を踏まえ、日本人旅行者に対する保護警戒を強化しているとのことです。
同県警担当者の言による現状と措置については下記のとおりです。
記
1.現状
(1)中央駅周辺で扱う外国人被害事案のうち、スリ、置き引き等の軽犯罪事件被害者の大半が日本人であり、
南米からの不法移民グループにより敢行されている例が多い。
(2)日本人は、「おとなしく、警戒心が希薄で、常に大金を所持している」というイメージがあり、
犯罪者集団から格好のターゲットになっている。警戒心が希薄という点については、
日本は犯罪が少ない国と仄聞しているので致し方ない面もあるが、
海外に出る際は訪問国(地)の状況(特に治安情報)を収集すべきである。
2.措置
(1)中央駅周辺には制・私服警察官を配備し警戒に当たっているが、
被害率の高い日本人旅行者の動向を注視するよう指導している。
(2)現在、中央駅等繁華街周辺で置き引きなどを敢行している路上生活者・物乞いの一掃作戦を実施している。
本作戦により現地における犯罪発生件数の減少に寄与できると考えている。
(違法移民の摘発に力を入れているようです。)
3.その他
ここ10年来日本人が関与した事案は、公衆の秩序を乱した罪(酩酊状態での往来:
日本における「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」に相当)で
保護した1件のみであり、善良な国民性であると承知している。
つきましては、ミラノ中央駅を始め空港、観光地、繁華街、レストラン等人が多く集まる場所を訪れる際には、
○周囲の状況に気を配る(誰かに見られていないか)。
○バッグ等の携帯品から目を離さない(常に自分の監視下に)。
○貴重品は分散管理する(多額の現金は持ち歩かない)。
など、普段の生活よりも警戒レベルを高め、自己防衛をするようご注意下さい。
(問い合わせ先)
○外務省海外安全相談センター(電話番号は省略します。上記のURLよりお入り下さい)
〇海外安全ホームページ:
http://www.mofa.go.jp/pubanzen/