★★★☆☆イタリアについて話そう13☆☆★★★

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497名無しさん
コピペ

いきなり不謹慎なタイトルだが…まぁ当の法王庁もいろいろ考えているところのようなので。
2月21日、カトリックの総本山・バチカンで、カトリックでは法王に継ぐ地位である枢機
卿44人の認証式が執り行われた。今回の任命で中南米出身の枢機卿(27人)がイタリア
出身の枢機卿(24人)を上まわったことがイタリアでは注目されているらしい。「ひょっ
とすると次の法王は中南米出身者では?」との憶測が出ているためだ。
ローマ法王は枢機卿達の選挙により決定される。選挙権を持つのは80歳以下の枢機卿で総
数134名。なんで80才未満なのかというと、この法王選挙というのが大変時間がかかり、
候補者どうしがその忍耐力を競い合うものだからだ。その名も「コンクラーベ」というぐら
いで、ってもちろん冗談だ。逃げ出すようにまた映画ばなしになるが、この「コンクラーベ」
はあの名シリーズ「ゴッドファーザーPART3」で見ることが出来る。あのお話自体はフ
ィクションのはずなのだが、この映画中の法王選挙で選ばれる法王ヨハネ=パウロ1世は実
在の人物。映画の中ではなんとマフィアによって毒殺されてしまうが、就任してすぐに亡く
なったというのは事実らしい。ま、とにかくそんなわけで多数派となる「中南米勢力」の存
在が次の法王選挙に影響するんじゃないかという話だ。もちろんそれはどうなるか分からな
いのだが、ローマ法王というのがほとんどイタリア出身者で占められてきた歴史もあり、イ
タリア人としてはちょいと穏やかでないのかも知れない。現在のローマ法王・ヨハネ=パウ
ロ2世はポーランド出身だが、実に455年ぶりの非イタリア出身の法王だったというぐら
いで。(以下省略)

参考資料
http://www4.airnet.ne.jp/otto/sitenlog/news010226.html#buntan