★★イタリアについて話そう8★★

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589名無しさん
アプサン
ニガヨモギ(Wormwood)〔Gr. Apsinthion〕
学名Artemisia Absinthium(ニガヨモギ)は太母に捧げられた。
トレヴィサ は1398年に、「アルテミシアは薬草の母と 呼ばれ、アルテミス女神に捧げられること
もあった」と記した。ロシアでは、ニガヨ モギは異教のニンフ(ヴィーラVila)に 捧げられたので
「呪われた薬草」と呼ばれた。しかしこの薬草にはヴィーラたちの悪事を防ぐ魔力もあった。

 wormwoodは古英語wermod(「霊-母」) の転訛形で、ドイツ語ではWermut、
フラ ンス語ではvermouthとなった。アプサン はフランスの魔女たちが初めてアルテミシアから調合したもので、
18世紀には商品化されたが、劇薬であることが判明した。ニガヨモギは習慣性の薬で、脳細胞を破壊し、
譫妄態を引き起こすこともある。さらに、市販されていたアブサンのアルコール度は68%であった。
590名無しさん:02/05/15 20:39
いる びりえっと ぺるふぁヴぉーれ・・・・・
591名無しさん:02/05/15 20:40
アブサンとは砂糖大根で造られた原料アルコールにニガヨモギ、ペパーミント、グローヴ、シナモン、パセリ、
コリアンダーなどの薬草を加え浸漬させ、香味成分にアニスとミントを加え、さらにまろやかにするために
少量の糖分を加えたものである。長い間ペルーノが代用品とされてきたが、この度80年ぶりに復活、製造された。
なぜこれが長い間製造禁止になっていたのか?主原料のニガヨモギに「ツヨン」と呼ばれる成分が含まれており、
これの取り扱いや、使用基準について18世紀後半から各国で議論されてきたらしい。話に聞くと、
1884年にフランス軍はアブサンを解熱剤として採用していたが、服用した者に異常が認められだし、
その後使用を禁止した。
 しかし、麻薬的な酔い心地の良さから、常用する者も増えて、中毒になると幻覚、躁鬱、錯乱などが起こり、
人間を狂気や自殺に駆り立てると言われ、それゆえに、当時の頽廃的な人々を引きつけ、1890年代のパリでは
アプサンが大変もてはやされ、特に小説家、詩人、画家がアプサンを愛し、頽廃的な生活を好んで題材にしたそうな。
そういった経緯で、1906年スイスで製造禁止に、1915年にフランスでも製造が禁止になった。
EC規格では「ツヨン」を10PPM以下に制限している。このトレーネはその規格内で最初につくられたアブサンである。
強烈なアニス系の芳香とアルコールの高い(60度)ハーブ系リキュールというのが一般的なイメージだが、ニガヨモギ、
各種スパイスが溶け込み、混じりあって発色されたエメラルドグリーンの液体は何か魅了されるものがある。
592名無しさん :02/05/15 20:41
>>578
参考になったよ ありがと
593名無しさん:02/05/15 20:41
il・・・・って何枚欲しいのですか?>>590

流石のたきーのさんもアルコールにはくわしくないようだからあたしが持ってきたよ。
参考にしてね。
594名無しさん:02/05/15 20:44
>>580
えっこ くえすてぃ
くあんて ね ぶぉ〜〜れ れい?
595名無しさん:02/05/15 20:45
>>585
これでいいんじゃないの?べつにふじゅうしていないし。
596名無しさん:02/05/15 20:52
>587
イタスレ住人、って名指しで嫌われてるもんなー。
某住人には特に・・・・。
597たきーの ◆l8Takino :02/05/15 20:53
下戸ゆえ、酒には全く関心を持ちませんが、
アプサンは確か、1900年前後にフランスで芸術家や音楽家、
ボヘミアンの間で流行した酒ですよね。
最近ですと、映画ムーラン・ルージュで主人公グループが
ムーラン・ルージュでの上演を許されたことで
皆でそれを飲み|8Takinoした飲み物ですよね。

また駄洒落すみません。
先ほどの”バス爆発”はガス爆発の間違いです。指摘しただき感謝。