431 :
名無しさん:
今は無きリラの小話
リラの語源はラテン語のlibra「天秤、分銅」です。これが後に古代ローマの重量単位となり(libra),さらに
「一定量の金や銀に換算される通貨」となったのです。通貨単位としてのリラはイタリアだけでなくトルコやレ
バノン、エジプト、マルタでも使われています。それらと区別するために、正式にはLit.(Lire italiane)と
書きました。ところが、英国のポンドは重量および通貨単位で、L.またはLib.と略記するのはご存知ですか?そ
うです。これも元もとはlibraからきています。ポンドはイタリア語でも正式に書くとlire sterlireなのです。
432 :
名無しさん:02/05/14 16:49
元イタリアの紙幣
昨年まで流通していた紙幣は、1,000、2,000、5,000、10,000、50,000、
100,000、500,000の7種類です。イタリアは頻繁にお札のデザインが
コロコロ変わりました。偽札防止のためですね。手にとって見てください。
一枚一枚偽札を作ると罰せられると注意書きがされています。
マフィアは見ていないでしょうが。それにしてもよく変わりましたね。
500,000なんて登場から4年間しか流通しませんでした。
しかも一般人には目に付かないことが多かったですが。