イタリアについて話そう4

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88名無しさん
今日は棕櫚(シュロ)の日曜日。
オリーブの小枝を持ったイタリア人を多くみかけました。

イエスがエルサレム入城した時のことを、ヨハネ福音書では
「多くの民ども、棕櫚の枝をとりて」とあり、棕櫚の日曜日という。
ヨーロッパでは棕櫚その他椰子の類はごく限られた場所にしかない。
地中海沿岸諸国などでは代わりにオリーブの枝をもって教会へ行き、
祝福を受けその枝を家の入り口やベランダ、商店なら店、農家なら
家畜小屋などにも取り付ける。そうすると神様の加護があって
家内安全、商売繁盛、無病息災と言われる。翌年の棕櫚の日曜日に
新しい枝と取り替える。枝に紅白の布を巻き付けたり、リボンを
垂らしたり、造花や果物の飾りを結びつけることもある。
これをパルムと呼び、常緑種の枝を椰子の枝に見立てている。