と一通り質問に答えたので、話題を提供していきます。
3月に入り、これからイタリアに移動してくる人が多くなると思います。
多くの日本人は海外旅行保険に入り、現地で生活しています。
この中でイタリア国民健康保険(servizio sanitario nazionale)に
加入している方はおりますか?日本人同士の家族、外国人同士の家族では
これに加入しているヒトは少なく感じます。入った方が便利と言えば便利です。
しかし、これは私立の診療所ではすべてを賄えないので、病気持ちには不便。
結果的に複数の保険に入ることになる。下に、これがいかなるものなのか
書いておきます。
これは一定の額(100euroぐらい、学生は税金を払っていないので250euro)を
払うことにより、自分の主治医を選ぶことができます。
これによって、普段の診療は無料になり、薬の処方しても無料になります。
(特別な薬にはお金がかかります)
手続きは、A.S.L.(保健所)に行って登録を行います。
最低必要なものは、滞在許可書、住民票、コムーネ発行の身分証明書、
税務番号が必要です。
登録すると、保険証がもらえ、診療所に行く際には、それを提示するだけで、
何度でも無料で診療が受けられるのです。予約なしでも診察してくれますが、
予約をした方が良いでしょう。(レストランと同じね)
また、緊急時にはの電話番号も教えてもらえ、往診もしてくれる。
ま、裏技として、色々と違法な手段はありますが、それは次回に書きます。
基本は知っておいた方が良いでしょうしね。