68 :
Ms.名無しさん:
ってもう憂は半分切れかけているが、唯は目の前の獲物を諦めることは出来ず、そのまま舐め続ける。
唯「ベロベロ」
憂「こら!!」
バシーン!!
憂は唯の顔を叩いた!
唯「うぇぇーーーーん!!」
「うーいが、うーいがぶったよーー!!」
いつもの唯の間の抜けた甲高い泣き声が店内に響く。
しかも、今度は憂にぶたれたとあって、その声の大きさは半端ではない。
店内からは僅かに居た客が、係わりたくないや、という感じで外に逃げ出していった。
店員「(チェッ…またこの池沼にやれたよ……orz)」
しかし、憂は唯の甲高い鳴き声には慣れているし、床に落ちたアイスを舐めるなんて行為を許す訳にはいかない。
心を鬼にして怒る。それが、唯に対する躾であり、愛情でもある。
憂「お姉ちゃん!止めなさい!」
「新しいアイスを買うんだから、止めないともっと叩くわよ!!」
憂は激しい口調で唯に言った。
唯はこれ以上やると、もっと痛い目に会うということを何度も経験していたし、新しいアイスが貰えるとあって、舐めるのを止めた。
唯「ひっく、ゆいやめる!やめる!」
「うーいぶたない!ぶたない!」