大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋店で、
食事中の20歳代の女性客を拉致し、乱暴するなどしたとして、 大阪府警南署が、
同店店長北山大輔(25)(泉佐野市)、店員三宅正信(25) (大阪市西成区)の両容疑者を
強盗強姦(ごうかん)と逮捕監禁致傷の疑いで逮捕していたことがわかった。
2人は「女性を囲っておくつもりだった」と供述しているという。
調べでは、北山容疑者らは9日午前0時20分ごろ、 大阪市中央区の
心斎橋筋商店街近くにある同店で、閉店作業を装って店のシャッターを閉め、
1人で食事中だった女性客を「逃げたら殺す」とスタンガンで脅し、
無理やり睡眠薬を飲ませて 泉佐野市内の貸しガレージまで
車で連れ去って乱暴したうえ、5万5000円入りの財布を奪った疑い。
女性はその後も手足を縛られたままガレージに止めた車の中に監禁されていたが、
同9時すぎ、自力で脱出して近所の人に助けを求めた。
通報を受けた同署員が、事件後に再び出勤していた北山、三宅両容疑者を任意同行し、逮捕した。
2人は事件当時、制服姿で、調べに対し、
「インターネットなどでスタンガンや睡眠薬を購入し、女性客を物色していた」などと話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070516it04.htm