274 :
Ms.名無しさん:
女性器の臭いのメカニズム(その1)基本的な臭気の成分
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女性器の臭いは多種多様な成分からなる混合臭気です。
基本的な臭気成分は下記の5つに分類されます。
(1)尿(アンモニア)
(2)おりもの(子宮頸部粘液・子宮内膜液)成分:水、塩化ナトリウム、有機物
(3)恥垢 膣から剥がれ落ちた細胞 たんぱく質
(4)腺体からの分泌物 アポクリン腺(大陰唇部に存在)
バルトリン腺(膣前庭に存在)
スキーン腺(膣前庭に存在)
(5)細菌 好気性乳酸?菌
コリネバクテリア菌
バイクロイデス菌
ガルデネデラ・ヴァギナス菌
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(1)〜(4)は全ての健康な女性が性器から産出する成分です。
(5)は全ての健康な女性が性器に保有する細菌です。
(1)〜(4)の成分を(5)の細菌が分解して女性器特有の臭気を発生させます。
臭気がさほど気にならない程度の女性は上記の成分、細菌のみを産出、保有している女性です。
それでも男性より遥かに強い臭気を放っています。好気性乳酸?菌はヨーグルト臭がします。
女性器の臭いのメカニズム(その2)脂肪酸(悪臭)を産出するタイプ
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275 :
Ms.名無しさん:2007/05/08(火) 23:00:53 0
(1)〜(5)に加えて脂肪酸を産出する女性が4割〜5割存在します。
脂肪酸は腐ったチーズ・バターに似た臭いで悪臭の原因とされています。
女性器から産出される脂肪酸は下記の6種類です。
(A)プロピオン酸
(B)イソ酪酸
(C)酪酸
(D)イソ吉草酸
(E)2メチル酪酸
(F)4メチル吉草酸
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つまり腐ったチーズ・バター臭のする健康な女性が4割〜5割存在するということです。
脂肪酸を産出するからといって異常があるわけではありません。
脂肪酸を産出するかどうかは女性の体質です。
下記の7種類の成分も悪臭の要因になります。
これらも健康な女性の4割〜5割が産出します。
(ア)1オクチン3オール物質(キノコに含まれる成分でカビ臭い)
(イ)インドール
(ウ)フェニル酢酸(すっぱい臭い)
(エ)トリメチルアミン(魚の腐った強烈な臭い)
(オ)ジメチルサルファイド(硫黄の成分、香ばしい臭い)
(カ)ピラジン(磯臭い、イカ臭い)
(その他)経血、精子
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(エ)を多量に産出する体質の女性は最も強烈な悪臭といえます。
それ以外の成分も女性器の悪臭の要因として大きな存在です。
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女性器の臭気は男性器と異なり個人差が著しくあります。
これまでに説明した各成分が混合して多様な臭気を発生させるのです。
(1)〜(5)のみを産出している女性は臭気の弱い体質の女性といえます。
(1)〜(5)に加え(A)〜(F)(ア)〜(カ)を産出する体質の女性は臭気の強い女性になります。
(A)〜(F)(ア)〜(カ)を産出する女性でも産出する濃度差によって悪臭の度合いが異なります。
276 :
Ms.名無しさん:2007/05/08(火) 23:01:26 0
例えば、
(1)〜(5)プラス(A)(B)(C)(D)(E)(ア)(ウ)(エ)(カ)を産出する女性がいたり、
(1)〜(5)プラス(B)(C)(F)(ア)を産出する女性がいたりして組み合わせによって臭気が異なるのです。
同じ組み合わせでも(A)が微量だったり多量だったりの差で臭いが僅かに変化します。
犬は人間の性器の臭いで性別、年齢、個人を判断しているといわれています。
ただ人間の嗅覚には限度がありますので全ての臭気を区分することは出来ません。