29 名前:朝まで名無しさん[] 投稿日:2007/05/31(木) 15:01:37 ID:wxMxpA8X
麻は中央アジア、カスピ海周辺を原産地とするクワ科の一年草。
しかし実際には110日で3〜4メートルに成長する。
繊維を取る目的で栽培された最初の植物である。
その歴史は新石器時代の初期までさかのぼることができ、
日本の縄文時代の遺跡からも見つかっている。
大麻は長い間日本人の生活の中で繊維用のほか、食料、燃料、建材、薬などのための
重要な植物として栽培されてきた。
ほんの半世紀前までは日本中どこにでも植えられていたのだ。
では何故法律により麻の栽培が禁止されたのか?
そこにはアメリカと石油が大きく関係している。
20世紀初頭のアメリカの公的な発表で
「地球上の資源になりうる植物の中で麻がもっとも有益である」
という声明を農務省が出し、国内生産を奨励していたぐらいアメリカは麻の素晴らしさを知っていた。
しかしその後、1938年アメリカは大麻禁止を発表した。
何故禁止にしたかというと1930年代に起こってきた
石油化学産業にとって大麻の資源としての素晴らしさは大変邪魔であったからである。
1945年に日本がアメリカに戦争で負け、マッカーサーが日本にやってきた。
彼の1番最初の仕事が大麻を封印することだった。
そして1948年、大麻禁止政策をアメリカから押し付けられて現在に至るのである。