1 :
彼氏いない歴774年:
3 :
メシア:2013/03/17(日) 06:33:39.85 ID:TGZYDiXc
山田君と7人の魔女
とにかくキスしまくりw
山田君が女とも男ともキスしまくる。
なかなか面白い。
白夜行読破した。本の厚さに読むのを躊躇してたけど、読んでみると引きこまれた。
白夜行は本当だんだん引き込まれて長さ気にならないよね
逆に200P越えたあたりからもうあとこれしか残ってないって気分になる
白夜行は引き込まれ過ぎて授業中に読んでるのバレて、思いきり冷や汗かいたことある…
前スレ999
指摘ありがとう、奈津川だった
やっぱりもう書きそうにないよね…次郎の短編だけでも刊行されないもんか
そしてまた間違えた二郎だ
ほんとごめん
知り合いのおすすめで
私を知らないで
白河三兎
読んだ。
結構好きだ。
電車の中で泣きそうになったのは内緒。
文庫あねもねがあねもねRとして新たな企画を立ててるみたいだな
声優が小説を朗読して視聴は有料。その売上を復興支援のために全額寄付
前スレでサイモン・シンの暗号解読すすめてくれたひとありがとう
上巻読み終わったけど面白かったよ
薄桜記面白かった
典膳は落ちていく人生だけど全然みじめな感じがしなくてかっこよかった
武士って潔くていいな
忠臣蔵の話をよく知らなかったからそれに関係あると最後の方で気付いた…
忠臣蔵とか赤穂浪士の小説でオススメがあったら教えてください
アナンを読み返してる
やっぱり名作だわ
5分で読める!ひと駅ストーリー
テンポ良くさくさく読める短編アンソロジー、寝る前にいい話をちょっと読めて疲れずに眠れる
日本ラブストーリー大賞の作家が好きなんだけど、
他にもライトノベルやミステリーで賞を取ってる作家揃いなんで文体に飽きず面白い
一昨日くらいから読書メーターがうまく機能しないんだけど私だけ?
『あしながおじさん』読了
一昔前の少女マンガ的展開だけど文体が良くて面白い
主人公のワクワク感が伝わってきてどんどん先に読み進めていきたくなる
以下ネタバレ
半分読み進めたかどうかくらいのタイミングであしながおじさんの正体には感づいたけど
ジャーヴィー坊ちゃん年下相手に必死すぎだろちょっと引くわー
14歳差ってこれバックベアード様に「このロリコンどもめ!」ってされても文句言えませんよー
あとジュディが寮暮らしになるにあたって服とか日用品を揃えていくところ、
幼少時に読んだんだったら単純に羨ましいなあと思えたんだろうけど
とっくに成人した今だと不憫さが先に立ってなんか切ない
12歳のとき読んだ「若きウェルテルの悩み」は衝撃的て、当時かなり
長いことウェルテル的世界に心酔していた気がするw
そんなことなかった?
逆に高校や大学のとき読んだ「こころ」とか「蒲団」は、ありふれた
テーマや単純な心理描写に、これが日本を代表する文学?・・という
気がして、見下してしまった記憶がある。超生意気と思われるかな?と
思って決して誰にも言わなかったけど、モテない男こと小谷野敦も
「こころ」を扱き下ろしているとか聞いて、何だか安心した。
といっても「こころ」の内容ももう詳しいところまで覚えていないし、
小谷野氏の説も読んでいなくて、いま両方読んでみる気力や余裕も
ないから、どうしようもないんだけど。 下らないこと書いてスマソ
モテない女や男の小説って、どんなのがあるの?
物語としては、シラノ ド ベルジュラック、ノートルダム ド パリ、
オペラ座の怪人、僕の美しい人だから、源氏物語の一巻くらいしか
思いつかないんだけど、もっともっと一杯あるんだろうね。
トルストイも何かあったんじゃないかな。でも、出来れば日本文学
がいいんだけど。
半年ROMれ
過去ログでも読んでろ
黒い兄弟また読みたくなった
子供の頃に読んだ本っておぼろげな記憶だけど強いんだよね
図書室のとにかく分厚い本を探して読んでた頃が懐かしい
田辺聖子編の「我がひそかなる愉しみ」を読んだ
昔読んであまり理解出来なかったけれど、高齢喪には宝物を
見つけたような気分になった
田辺聖子さんがあとがきで、尾崎紅葉の「色酒の苦き覚えて年行きぬ」を
引用した上で「愉しみ」を彼女なりに解釈して、
「ひそかなる愉しみを持てるのは、男女を問わず、オトナだけであると
いえそうだ」と書いているけれど、数年前にはあまり面白いと思わなかった小説が
少しずつ色味をおびてくると言うのにちょっと感動した
こんな本もあるんだなと久々に嬉しくなった
この本の中に田辺聖子の「嫌妻権」という短編があったけれど、
彼女の小説にしてはあまりにも毒が強すぎて最後まで読み切れないけれど
やっぱりとても面白かったw
タイトルもだけれど、こういう人は普通にいそうだなと思ったし、
発想の転換が大人だなと思った。自分はここまで出来そうにないから
やっぱりまだすごく幼稚なのかなと思ったり
自分の祖母が祖父が亡くなった時にえらく元気になったのを思い出した
葬式でえらいものを見てしまったと思ったが、祖母も大人だったから
あの祖父と最後まで連れ添えたのだろうと今更ながら思ったりもした
>>19 代表的なのは群ようこさんだと思ったりする
男にしろ女にしろ、喪を書かせると面白いと思う
エッセイもすごく喪視点で爽快すぎる
恋愛小説って疲れる事があるから、女に戻りたい時は群ようこを読んでる
「僕の美しい人だから」は映画がすごく良かった
スーザン・サランドンがすごく好きなんだけれど
>>22 加賀乙彦「くさびら譚」もすごく好きだった
自分もごたごたとコレクションするクセが小さい頃からあったり
するけれど、切ないけれど、すごく理解できるなと思った
特にメンヘラには興味深過ぎる短編
>>19 海外だけどオスカー•ワオの短く凄まじい人生
櫛木里宇「赤と白」読み終わった
とうほぐ生まれ喪女なので雪が檻みたいってこの感覚すごくわかる
わかりすぎてつらいっていうかぐあああああああってなる
女の子同士のカーストとかのありがちな話だと思って読み始めたら違った
ホラーなのかサスペンスなのかわかんないけど
悪意がちょっとずつ重なって雪だるま式にふくれあがっていくのが怖い
自分にしては珍しく一気読みした
暗いから好き嫌い分かれるだろうけど
読み終わったあと何か一言言いたくなる本だわ
その一言が、がああああああ? なの?
雪でサスペンスっていうと「雪の山荘」系しか思い浮かばないな
それは新本格ミステリだろう
サスペンスではない
高い城の男/フィリップ・K・ディック 再読中
初めて読んだ時はしっくりこなかったけど、なかなかのスルメ本
しばらく経つと無性に読みたくなるし面白くなってきた
最初は嫌悪感しかなかったヒロインの性格の悪さすら笑えるようになってきたw
作者はなんであんなのに重要な役回り与えたのん
吉田篤弘『針が飛ぶ』読了
淡々と静かな短編集、こういう世界観好きな人結構いるだろうな
各話独立と見せかけて実はあれやこれやでつながってることを伺わせるつくりで面白い
光景が絵になる目に浮かぶっていうか誰かマジでイラストかなんか描いてそう
出版社は文庫にしておくれよ文庫なら買うんだ文庫なら…もう単行本は置く場所もなければ買う金もないよう
34 :
彼氏いない歴774年:2013/03/26(火) 23:57:58.52 ID:YjZQOUdF
山田詠美 学問
リア充爆発しろと思いました
前スレで宮本輝の『夜桜』がいいとあったので読んでみました。
ツボってしまい読後の虚脱感が半端なかったです。宮本輝にはまりそう…
ありがd
宮本輝、ずっと前に2冊くらいは読んだけど、何だか独特の暗さが
嫌で、それ以来読んでないのだけど、ファン多いんだね。
たしか、一つはアパートの部屋の柱にクギで打ち付けたトカゲが結構
そのまま生きているといった箇所があった話だったと思う。
× 柱にクギで打ち付けた 〇 柱に何かの偶然でクギで打ち付けた
朝井リョウの『何者』読んだ人いる?
身内に熱烈に進められて読んだけど、確かに面白かったが、作者の「俺リア充ですが何か?」臭がすごかった。
>>38 作者、賞もらったあと地元のテレビに出てたけど
確かにそんな感じやね
読んでないけどさ
朝井リョウって「自分の中に書きたいものや感情が溜まっていて
それを放出するために小説を書く」ってタイプじゃないよね
文化祭ノリで
「みんなを楽しませるのが好きなんだよね俺〜」
って感じ
だから年くった時キツそう
>>35 「夜桜」良かったですか
良かった(*^_^*)
ああいうカップルって理想的だなーと思いましたよ
佐伯一麦の作品も好きだったんですけれどね
「一輪」も恐らく気に入って貰えるだろうと思います
すごく純朴で私は大好きです
吉田修一の「悪人」に出てくる主人公の男もすごく純粋ですよ
久々に大泣きした作品でした
司馬遼太郎の「一夜官女」の中に「雨おんな」があるけれど、
最初の男のほうがすごく好きだった
白石一郎の「孤島物語」は良い男ばかりw
こういう本ばかり読んで感動して妄想を広げていたらもう現実の男が無理になってくる
朝井リョウは星宿りの何たらってやつしか読んだことないけど、良くも悪くも普通って感じだったなぁ
朝井リョウは本屋でページめくってみたけど合わなそうだと思って戻してそれ以来だめだ
>>32 同じ作者の『bolero(吉田音名義)』と『フィンガーボウルの話の続き』おすすめ
針が飛ぶと微妙なつながりがあって、ニヤッとできるかも
既読だったらすみません
朝井リョウはわれわれ喪女の読む本ではないと思う
処女作の桐島がかろうじて許容範囲
あとは無理
>>45 『フィンガーボウル』とつながってるのか
有名作ですけど私は未読です、すすめてくれてありがとう!
『パロール・ジュレ』とか『圏外へ』とかクラフトエヴィング名義の奴は読んでて結構楽しめた
雰囲気本というよりは世界観本って感じでいいよね
震災日録
スイーツロハスババアの震災日記
こんなものを岩波新書で出すな
吉田篤弘の新刊を見つけてwktkしている
年一ペースなのでいつも待ちくたびれちゃってるよ!
ストーン・ベイビー
イギリス小説和訳
今日一気に読み
凄い面白かったし、ゲイブのママ姉妹のカッコよさや主人公のママに痺れたりしたけど、なんつーかちょい憂うつな時に読むものじゃなかったわ
完全ウツと吐き気入った
ヒドス
Er ist wieder daの設定が面白そうで読んでみたい
早く翻訳されないかなあ
朝井リョウは小説を書いてる=内向的と思われるのが嫌で
学生時代、生徒会長とかダンスとか「(小説を書いてる人)ぽくない」
ことをしたっていう記事を見てなんか薄っぺらいなあ・・と嫌悪感を抱いてしまった
直木賞受賞作とか桐島〜とかパラ見したけど、会話シーンが
いかにもなリア充イマドキセリフって感じで無理だった
それでも恐いもの見たさ(?)で本屋に行くとつい手にとってしまう
いつか買うかも
本人の顔も、タイプじゃないしイケメンでもないけどブサでもない、
いかにもリア充雰囲気イケメンって感じでついぐぐって見てしまう・・
>>52 朝井リョウの顔ぐぐったらまさにその通りでわろた
この頃時代小説ばっかり読んでる
浮穴みみが最近好き
柚木麻子のツイッターにはいろんな作家が出てくるんだが
朝井リョウもいじられてるね
今邑彩についで殊能将之まで…
>>51 ググったら本当に面白そう
これは日本で発売したら即読む
イエズス会宣教師が見た日本
訳者ボケてるじゃないか!
星降り山荘の殺人 倉知淳
謎解きはあんまり読まないけど読んだ感想・・・
へーって感じではあるけどあまり面白いということはなかったかも
>>55 柚木さんの小説にも朝井リョウがでてきてたね
私のふさわしいホテル。
「俺のアマゾンレビューみてみろ!」って激昂するしーんがでてきてたw
おぬぬめ 井沢元彦 「穢れと茶碗」
植物図鑑/有川浩
リ ア 充 爆 発 し ろ
ベタベタの甘甘ラブラブカップル(ハナホジ
高校生あたりで読んでたら好きになったかもしれない
有川浩、全部読んだことあるわけではないけど
大半は結局これだよね
>ベタベタの甘甘ラブラブカップル
図書館戦争は面白かったけど
後半ラブコメ押しになってちょっと残念に思った
設定はかなりいいのに
有川浩のだと「空の中」はまあまあ面白かった。未知との遭遇的なSFは好き
阪急電車とレインツリーは読んだけどあの文体が受け付けなかったな
携帯小説みたいなっていうのかよく分からないけど。他もあんな感じなの?
ラブコメ今昔やクジラの彼みたいなラブコメオンリーより
SF要素のある三部作の方が私も好きだ
少女への手紙/ルイス・キャロル
キャロルがたくさんの少女たちに書いた書簡集
基本的には少女たちにそれぞれ小さな物語を贈ってる、
「アリス」の短編バージョンみたいな感じで興味深い
たまに悪趣味な面が覗くと訳者が訳注付けてバッサリぶった切るのには声出して笑った
野崎まど『2』読了
エンタメっぽい表紙だけどものの見事にラノベだった
登場人物の男女比が男1に対して女3くらいあるしいずれも(無意味に)美女美少女揃いだったりする
読み応えとかはあったけど、ちょこちょこ出てくるやりとりとか細かいところは笑えなくはないけど
作品として面白いかというと微妙だわ…「創作の極致」とまで大きく出てきた割には完全に拍子抜け
以下バレ含む
このテーマならラノベじゃなくて純文学分野で誰かやれよもったいねえなと思ったけど
読了してみるとテーマがどうこうってよりこの作品自体がラノベじゃないとこではやれないものだった
要所要所の肝心な部分に限って具体的な描写を避け倒しておきながら
キャラの超越性やチートっぷりは十分に描けたってことにしておくような
あのラノベ独特の文法抜きにはこの小説は成立しないわ
あと筆者の他作品と世界観がつながってるっぽい、というかこの作品が集大成みたいになってるらしいが
「具体的な描写を避けてる」点で他がこれを上回って酷いみたいなので多分読まない…
>>68 > 訳者が訳注付けてバッサリぶった切る
気になるのでここkwskお願いしたい
>>64 同じく。
最終巻にはがっかりした。
>ベタベタの甘甘ラブラブカップル
それにツンデレ女に優しい男、自衛隊もどきも加えてほしい。
図書館戦争の最終巻が出る前にそれまで出てた有川作品を全部読んで
どれもこれも話は違うものん、根底の設定のそっくりぶりに飽きた。
最終巻を読了後、有川の本は読まなくなった。
時間の無駄。
武雄図書館行ってみたい
73 :
68:2013/04/01(月) 18:25:35.03 ID:MaUP1KkT
>>70 人を疑うことを知らない少女にリアルな嘘をつく→「この悪趣味なジョークは許されるのか?」
お気に入りの少女に対しロリコン趣味が覗く→「奇妙である」「有名な話である」
どうでもいい話→「以下○○の話が長々と続く」と、手紙途中で切り上げる
姉妹の有無を聞く→「こちらが本音か」
みたいな感じで、
キャロルのジョークや趣味に訳者が淡々と突っ込んだり敢えてとぼけてみたり
74 :
彼氏いない歴774年:2013/04/01(月) 20:35:46.28 ID:guBWXjRU
桜庭一樹「私の男」映画化するっぽいけど
『俺俺』も映画化するらしい…あれは良いマジキチっぷりだったけど映像化できるんかいな
私の男映画化まじか、ちょっと楽しみだ
>>74 えええ
他の章も内容自己愛臭が酷くて大概だが特に最後の章どうすんの
相当ぼかさないと子役に演じさせるの無理だろ
あと小説のままの時系列で作ったらふたりの5つの分かれ路のパクリっぽい手法に見えそう
児ポ法にひっかかるんじゃねーのか
高尚()だから引っかからんってか、いい加減にしろ
十二国記の新装風の万里買ってきた
ゆっくり読むぞ〜
>>73 ありがとう!
面白そうだから読みたいものリストに加えるね
訳者は物語好きだけどキャロル自身は好きじゃなかったのかな?
私の男まじか…
あれ結構好きだけど映像だときつそう
所々のファンタジーがCGだと萎えそうな気もする
つうかみんなホイホイ映像化しすぎだろ
>>79 7月の短編集が楽しみだ。
書き下ろしはどこの国なんだろう。
>>81 長編なら一刻も早く戴を!ってところだけど
短編なら今まで出てきてない舜の話が読んでみたいなー
それか漣
でもどこでもいい。発刊してくれるだけでもう胸がいっぱいだよ・・・
いいところで止まってたもんね…>十二国記
続き書く事が決まっただけでも嬉しいよ
>>72 行きたいよね!
ただ他になにもないところなのが困る。
武雄は好きだけど、少しうらぶれた温泉しかない。
>>84 あとは科学館位かな?以前はやぶさカプセル見に行ったことがある
宮本常一「民俗のふるさと」読了
古い。でも面白い!人間のしぶとさとしたたかさに元気を貰える気がする。
ムラは閉鎖的な所が多いし生活も現代からするともの凄く厳しいものだけど、
きっと常一の優しい視線と語り口のお陰なのかな、少しだけ「いいな」と思わせる
小川洋子「ブラフマンの埋葬」
…えっと微妙
どこがどうという訳じゃないんだけど、全てが微妙
最終的には男の子とブラフマンが報われて欲しかったんだよな、私は
でもそのブラフマンを轢いた片思いの女の子はその葬式には来ないし
そこで一気にドン引いちゃったわ…
何だろう、小川洋子さんの作品に露骨に嫌な奴が出てくるのが違和感あるだけかも
行成薫「名も無き世界のエンドロール」
王様のブランチで紹介されてたから読んでみた
うーん薄い
伊坂幸太郎を5倍いや10倍に薄めた感じ
デビュー作でこの出来でブランチ紹介って何かのコネがあってのステマなのかな
ブランチってもともとステマ臭いけど、これはないなと思った
ぐぐってみたらネットの書評が無言か絶賛の両極端なのも臭すぎる
ブランチでの紹介はステマというより普通の宣伝な気が…
89 :
彼氏いない歴774年:2013/04/02(火) 21:07:20.64 ID:PzzjmR7G
黒澤はゆま「劉邦の宦官」
子供のときに去勢され、少女みたいな見た目になった美少年宦官の愛憎物語
表紙もあれやしキワモノかなと思ったけど、考証は深くてしっかりした歴史小説やった
あっ、でも801的な描写はきっちりあります
色々な意味で濃厚……バターにブランデーかかってるみたいな……
でも、まぁ面白かったよ
>>88 宣伝とわかってる番組に不自然を感じる=ステマでしょ
えっ
宣伝って気付かれてる時点でステマではないよ
ステルスマーケティング(英: stealth marketing)とは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。略称はステマ。by.wikipedia
ステマの定義はともかく、行成なんとかがステマ臭いっていうのはわかる
批判あると休眠スレでも直後に擁護レス入って
なんとなくキナ臭いんだよね
朝井リョウと同じ賞の出身だし
売り出す前から妙に露出多いし
二代目朝井を作りたいんだろうなと仕掛け見え見えでちょっと引く
それでいて作品が超面白いわけでもないし
それただのマーケティングじゃね?
で?
どっちにしろいらないんだけど
なら読まなきゃいいじゃん
わざわざスレなんて見に行かなきゃいいじゃん
行成薫とやらの話題になると
過疎スレにわらわら単発が擁護に湧いて胡散臭いことはよくわかった
そういうのはTwitterでやってくれ
2ちゃんでは反感買うだけで逆効果だよ
>>97 必死すぎワロタ
そっちこそ読書に関係ないレスしかしないならこのスレ見るなよ
つーかそもそもこのスレその何とかさんの擁護すら湧いてないじゃん
ステマの意味も理解してない頭悪い人が勝手に発狂してるだけだし
なんかNGワードになってて読めないけど不愉快な話題だということはわかった
「本にだって雄と雌があります」を読んでるけど想像と全然違ったw
オッサン独特の下ネタをやたらと出して来て中々話が進まない。
もともと文体が森見トミヒコと少し似てて読むペースも落ち気味。
でも話自体は好きだし面白くなって来たから最後まで読む。
何か悔しい。
小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記
を読んでるけどイラストがない方が分かりやすい気がしてならない
STシリーズ2時間ドラマかー
出演者だけ見ても誰が誰やら
本を先に読んでてその後に映像化されたものでこれだ!っていうの経験ないかも
ハーンの「怪談」を久々にまた読んでみた
どうしてこれを見逃していたんだろうって思うような怪談もあって
すっごく面白かった
女や悪人の執念深さがしっかりと詰まっていて、あまりの理不尽さに
怖くなった。だけど一番笑えたのが、女が男にフラレて憤死して、
男がgkbrで過ごす1日の話w一度やってみたい!って思ったわ
初松尾スズキで「宗教が往く」読んだ。
いつの間にかヌルッと日常から普通じゃない話もなんか通じてないよねコレっていう変な世界に入り込んでた主人公…って感じが町田康に似てると思ったけど似てないかもしれない
でも町田康より地の文が説明的なので読みやすいと思った。
三浦しをん「格闘するものに○」を読んでるけど、わたしこれ苦手だ・・。
いかにも「小説です!!!」て感じの設定がありすぎて、
まるで共感できない。
「就活を題材にした本だよ!」て紹介されて読んだからか、共感性を求めすぎてしまって、つまらなく感じる。
三浦しをんて舟を編むの人だが、これが初めて。
なんかこの人苦手ーて思ってしまったんだけど、他のは面白いのかな?
私も三浦しをん苦手。特にまほろとか風が〜とか男目線ものは理想化しすぎててぞっとする
短編の「てっぺん信号」と「ディスタンス」はすごくよくはないけど悪くはなかったよ
あー最悪じゃ。行きつけの書店が閉店するorz
ここ以外近くに書店が無いから本当にショックだわ
てかもう自由に書店に通えなくなるなんて有り得ない事態だよ
>>107 星間商事株式会社社史編纂室は面白かったよ。一気読み出来るレベル
字の細かい文学小説を読むのが苦痛になって長く経つ
小難しい長文自体読むのが厭になってきている、資格の勉強も嫌い
小4の甥がハリーポッターを凄い勢いで読んでいる、若さを感じる
リハビリに児童書コーナーで借りた「ホラーの系譜」を読んでみる
高学年向けなので読みやすい、児童小説っていいよね
英文簿記の本も借りたけど読めるかなあ…
本好きな人って脳が若いと思う
>>110 児童小説にあてはまるか分からないけど、「サミー・キーズ」シリーズおすすめ
挿絵の丹地さんも好きだ
64 横山秀夫
警察の話難しいorz
最後はなるほどって感じの展開になる
『マルドゥック・スクランブル』完全版第一巻読了
ハードSFだと思っていたらとんだネズミ萌えラノベだったでござるの巻
後半のアクション描写は良かったけど後はマジでただのラノベだった
つうかてめえこれくらいの文体で宣伝にギブソンだの黒丸だのの名前使うなよアホか
むしろ漫画の『ブラック・ラグーン』だろ近いのは
世界観もせめて伊藤計劃に匹敵するくらい練られていれば良かったのに
「科学技術」用語をブラックボックス代わりに使ってるんで存在感が全然ない
期待してたのにがっかりだ
>>113 マルドゥックスクランブルってハードSF扱いされてるけどラノベだよね
それなりに楽しく読んだけど、後半に行くにつれてヒロインの最強っぷりと鼠萌えが鼻についた
SFとしてならマルドゥックヴェロシティの方が面白かった
>>112 それ最近よく平積みされてるから気にはなってたんだけど、読み応えはあった?
64は相当な長編(章立てもなし)でずっと重い雰囲気だから、読みきるまでに気力がいる
随分久しぶりに横山秀夫読んだから二渡のこと完全に忘れてて「なんだコイツ」とか思ってた。
でも横山秀夫はやっぱ凄いと思わせる内容
64、事件が動き出すとぐいぐい引きこまれるけど、それまでがちょっと辛かった。
皇国の守護者、5巻で止まってたのを読み始めた
漫画版はマイナーながら人気あるし知ってる人もいるっぽいが、原作読んでる人が見当たらない
そして原作読んでてももはや話題になってない
誰かの解説とか感想を知りたいのにー!
>>119 お陰で昔気になっていたのを思い出した。ありがとう。
原作って完結しているの?
完結してるなら手を出そうかな。
>>119 確か漫画の作者と原作者の意見が合わなくなってしまったんではなかったかな。
漫画化されてる辺りまではいいが、それ以降は人間関係が泥沼化する…
>>120 原作も完結していない
皇国はMに見せかけたナルシスト臭が鼻について序盤で読むのやめた
先をぱら読みしたらあの主人公情婦沢山作っておきながら
聖母みたいに崇めてた人と不倫して出来た実の娘を妻にしていて引いた
質問だけど、
極悪非道で冷酷で外道なキャラクターがでてくる小説だれか知りませんか?
それが主人公でも敵でもいいので
ミステリだろうが青春だろうがホラーだろうがかまいません
知っている方、情報お願いします
つきぬけたくずを読みたいです
>>123
貴志祐介『黒い家』は既読?まさに外道だよ
グロ耐性あるならケッチャム『閉店時間』我孫子武丸『殺戮にいたる病』にもハイレベルな畜生が登場する
>>123 伊坂のマリアビートルは?
子供だけど突き抜けたくずだよ
>>123 黒田晶のメイドインジャパン
高校生の頃に読んであまりのグロさに数日引きずった
ゲイと言うかホモ描写もあったはずなんでその辺も平気なら
小川 糸「さようなら、私」
読みやすく共感できるが、意外に下ネタ豊富でワラタ
でも、俗っぽさは大事だ。
山本幸久「失恋延長戦」
やる事なす事微妙に上手い事行かない加減が面白かった
犬好きにもオススメ
倉阪鬼一郎「汝らその総ての悪を」
純愛ノワールってあるけど純愛なのかな?ノワールではあるけど
主人公たちの思考には共感できる部分が少ないし、結末も暗いんだけど
ナナがシュンを殺すシーン〜ラストでなぜか泣いた
なんで泣いたか自分でもわからないのが不思議で面白い
ふと思い出した童話のことなんだけど、読んだことがあって覚えている
人がいたら教えて貰えると有難いのですが、「ゆかいなどろぼうたち」
という題名の童話は、どろぼうたちが、閉まった門の外へ逃げようと
した時、太っちょどろぼうだけが、お腹がつかえて門の下をくぐれなくて
捕まりそうになってしまうというお話でしたか?
有川浩「植物図鑑」
男を拾うなんていう設定だからてっきりファンタジーだと思いこみ
男は雑草の妖精かなにか?と思って読み進めてたのに
いたってふつうの恋愛小説でした
初有川浩だったんだけど、文章にまったく魅力を感じられず
内容もあいまって、携帯小説でも読んでるような気分だった
難解以外の理由で途中挫折しそうになったのは初めてかも
最近古本屋で『郵便屋は二度ベルを鳴らす』ってのを購入。ジェームスケイン作。誤字がたまにあるけど面白かった。初版は昭和29年で三島由紀夫が感想文乗せてる位古いけど違和感無く読めた。
>>130 ここよりは絵本スレの方が知ってる人いるかも
喪女板より他板の方に質問向きのスレがあったはず
余計なお世話だろうけど、マルチは嫌われるのでどちらかに絞って行ってみて
貴志祐介「十三番目の人格-ISOLA」
ホラー文庫だけどグロとかはなくて面白かった
たとえ勉強が出来ても不細工だと駄目なんだな…
最後の最後は受け入れられたのが救いか
若干ネタバレ
研究者が大学の実験室で瓦礫に押し潰されて死ぬのはいい
だけど、全裸とか不審すぎるだろ
そこにまず疑問を抱かない看護婦や主人公ってなんなんだ
死について調べてるときには何の描写もなくて
謎解きの場で急に全裸とか出てきたからええええてなった
全裸で瓦礫の下敷きだと血まみれになってそうだな
>>134 > 貴志祐介「十三番目の人格-ISOLA」
先日、その映画をテレビでみたけど、ひどかった。
貴志作品の中で多分この本だけが未読だと思うが、
このまま未読でもいいかなと思えたw
>>123 桐生祐狩の「夏の滴」
角川ホラー文庫なんだけど主人公のガキ共もその親も胸くそ悪くなるレベル
読後感最悪
法月綸太郎「しらみつぶしの時計」
長編ではなく短編集だったことに驚いた
個人的には使用中と素人芸、猫の巡礼が好き
作中の悪女率の高さにちょっと笑ってしまった
>>131 塩の街読んだ時同じ感想だった
話の世界観自体は割りと好きだったんだけど、登場人物が皆漫画っぽい
ラノベってこんな感じなのかなと思った
>>135 貴志祐介は映像化率はんぱないけど質的には恵まれてないみたいだね
他の作品が面白かったなら読んでみることをおすすめする
>>138 昔、有川浩のことを全然知らずに設定だけ聞いて「塩の街」を読んだ
SFと思い込んでたら恋愛小説が始まった衝撃
設定は結構面白いと思うんだけどな
とりあえず男の台詞が臭すぎて挫折しそうだった
とくに腐れ縁の友人とのやりとりが無理
有川はそもそも電撃文庫だし内容はラノベだよね
最近のは読んでないのでわからないけど
普段本をあまり読まない人なんかには読みやすくて、電撃文庫だと見た目で避けられるからオサレな装丁で売ってるんだろね
>>138 友人が変なニヒル饒舌キャラで自分も無理だった
漫画やラノベでよくあんなキャラ見るけど…
あと執事とお嬢様(恋仲)が出てきたときは挫折しかけた
有川浩は話の設定がとっつきやすくて面白いんだけど登場人物が合わない
「新興宗教オモイデ教」
荒唐無稽な設定なんだけど、すらすら読めた
うん・・・なんていうか、カルトにはやっぱり近寄らない方がいいね!
これ、オウム事件が発覚する前に書かれたものなんだね
オーケンさんの着眼点すごい 単なる顔にヒビ入った人だと思ってた
「カッシアの物語」
「トワイライト」などが好きなので、手に取ってみた
「トワイライト」よりは近未来的なノリ
死ぬ時間まで決められてるってイヤだな、とか思いながら読んだ
脇役スペックの男の方とくっつきそうなのでドキドキしてる
ただ、表紙の絵はもうちょっと丁寧な感じの方がよかったのではないか・・・
ウェブ小説だけど「眼鏡とあま のじゃく」
よく行くブログで紹介されてたので
読みやすくて一気読み
主役の二人がすれ違ってばっかりで、やきもきしっぱなしだった
最後ちょっと泣いた けどオマケ見て思った「爆 発 し ろ」
青が散る読んだ。ふと手に取ったのに、
明らかに地元の大学をモチーフにしたところが舞台で驚いた
何十年も昔の本だけど、本質はビッチ死すべしという今でも通用する内容でおもしろかった
ああいう青春小説でおすすめあったら教えてほしいです
145 :
彼氏いない歴774年:2013/04/12(金) 21:10:36.10 ID:QehiBQ3C
春樹がまた本出したね
今兄に買いに行ってもらってる
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」?だけしか読んだ事ないけど、嫌いじゃないけど、なんで春樹ばっかりが人気なのかよくわからない
私は村上春樹好きだけど、ネットだと荒れるばかりだから話題にして欲しくないと思ってる
個人的にはとにかく文章が好き
ずっと読んでいたい
ノルウェーの森読んでから生理的に受け付けない
あんなの書くなら顔出さないでほしい
春樹は苦手意識があって手を出さなかったんだけど、一作くらい読んでみるかとノルウェイの森読んでみた
おや、思ったより悪くないなとは思ったけど、思ってたよりずっとベタな話だったのにはびっくりした
もっとドライというか淡々と突き放した感じなのかと思ってたんだけど、結構ウェットというか、ロマンチストなのね
悪くなかったとはいっても、他のも読みたいとまでは思わなかったのでそれっきりになってるけど、これは好きな人は好きだろうなとは思った
まあどの作家にも言えることだけど要は相性だよね
ところでノルウェイの森って、春樹の作品の中ではどんな位置づけ?ザ本流って感じ?それともちょっと例外寄り?
本流じゃないかな
前も春樹の話題で荒れた覚えがある
好き嫌いのある作風だと思うけど好きな人もいると思うのでお手柔らかに
私も春樹はちょっと苦手って言うか面白いと思わなかったから、ノルウェイしか読んでないな。
文章は好きなんだけど。
でも、友達の中にはすごく好きだって言う人もいる。
結局、本も歌も、好き嫌いは人それぞれなんだなーって思うよ。
ただ、誰かが「好きだ」って言ってるものを、悪し様に罵って、
「そんなつまらないもの読んでるやつは馬鹿」とか言っちゃう人って嫌だよね・・・。
棺桶に入るとか本の手に入らない無人島に引っ越しするとか宇宙に旅立つとか
本がない生活になって手持ちの本ベスト5冊まで持って行けたらみんな何持って行く?
人生のベスト5てきな
ノルウェーの森は、村上春樹の作品では異質だよ。他のは基本的にちょっと不思議な幻想小説かな。作品自身ノルウェーの森みたいな小説(リアリズム恋愛小説)を書くのはもうこりごりという趣旨の発言をしている。
村上春樹まだ読んだことないなあ。
春樹初心者は何から読むと良いとかあるかな。
やっぱりノルウェー?1Q84?カフカ?
短編集「カンガルー日和」なら読みやすくていいと思う
エッセイもお勧め。
世間的に有名な作家をけなして「こんなこと言える自分すげえだろ(ドヤ顔)」な人が
嫌だなあ
読んだこと無い癖に「村上春樹とかww」って言う馬鹿いるよね
春樹は「神の子供たちはみな踊る」と「海辺のカフカ」しか読んだことないんだけど
前者で凄くイイ!と思ったら後者が凄く合わなかった
作品通読してる方からして方向の転換期みたいなのがあるとしたらどの辺?
一般的には@羊をめぐる冒険とAねじまき鳥クロニクルが転換ポイントと言われているよ。@以前はアメリカ文学的な文調だったのが@を境に独自(今)のスタイルを確立、そしてAで自分の中に井戸(深層心理の比喩)を発見し、文学的な造詣が深くなったと言われている。
好みは人によるから一概には言えないなぁ。吉本隆明はAで日本の作家で一つ頭を抜けたという印象を持ったけど、私には合わなかったということを言っていたし。
個人的には海辺のカフカが一番の傑作だと思っていて、ダンスダンスダンスが一番好きだよ。ハードボイルドワンダーランドは苦手だった。短編はレキトシンの幽霊がなにげに好きだったな。
でもハルキイズムが一番堪能できるのはやっぱりねじまき鳥だと思うよ。答えになってなくてすまん。連投もすまん。
色々ありがとう。同じ作者でもお気に入りの1冊違うんだね
短編と長編それぞれ手出してみるよ。こうしてまた読みたい本リストが増えていく…
やっぱハルキの話題出てるねw
私は全部じゃないけど小説はほぼ読んでる
個人的にハルキは長編もいいけど短編の方が好きだわ
ノルウェイを一番最初に読んでうわ合わないわと思ったけど次に風の歌を聴けを読んであれ結構いいじゃんって思って読み始めた
ハルキ初めてな人は風の歌〜か東京奇譚集をお勧めしたい
ノルウェイの森を挫折した私もするめ倶楽部は読破出来た
まああれは座談会的にすすむ旅エッセイしかも共著だからか
>>151 余華 「兄弟」
アレックス・ヘイリー 「ルーツ」
垣根涼介 「ワイルド・ソウル」
白石一文 「僕のなかの壊れていない部分」
安達哲 「さくらの唄」
最後漫画になってしまったがこんな感じ
つか無人島に行くなら今まで読んだことのない本持っていくなw
昔読んだ小説で似た話題があったな>無人島に持って行く本
その中に辞書持って行って自分で物語を考えるって意見があって、それも面白そうだな〜と思った
>>164、
>>166 回答ありがとう
確かに読んだことない本持って行くねw
強く人の心に残る本が読みたかったので挙げられた本をこれから読みます!
>>157-160 詳しくありがとう
今度手にするときは教えてもらったこと踏まえて読むの決めてみるよ
桜庭一樹/道徳という名の少年
短編5本の内、「ジャグリン・パパの愛撫」がよくもまぁこれを書いたな!って感じだった
禁忌と家族と男女ってテーマに凝ってたのかな、
私の頭の中の作品地図ではファミリー・ポートレイトや私の男と同じ分類にある感じ
個人的には(そこまで強い拒絶ではないんだけど)気持ち悪いと思うのに
次が読みたくなるんだよね、桜庭作品って
珍しくオチが放り投げられたような印象がなかったのは良かったかなぁ
高校の授業で使った世界史や倫理の図説・資料集あたりも持っていきたい>無人島
一ヶ月や一年ヴァカンスにいくのか一生帰れないのかでチョイスも変わるなと思ったり、無人島
図説いいね
聖書ももっていきたいな
一生だったら挫折しまくりのユリシーズ持っていこうかな
でも無人島って暑そうだし虫多そうだしで普段屋内で読んでるからあまり読書に集中できなさそうw
教育の某パペット番組では無人島に世界文学大全集のカタログを持って行くって言ってたな
大全集を全部読んだから、カタログさえあればいつでも本の世界に浸れるとかなんとか
>>148 もっとドライというか淡々と突き放した感じなのかと思ってたんだけど、結構ウェットというか、ロマンチストなのね
これすごいわかる。他の作品は女が出てきてもラブラブ感がないというか。
本屋に行ったら海賊売ってたけど、本屋大賞は賞自体の凋落が早かった気がする。
今私が気になってるのは「R-18女による女のための〜」っていう賞。
R18は新人賞だよね
確かに注目度高い作家を輩出してる
豊島ミホ、あんま読んだことないけど窪美澄、柚木麻子とか
個人的には宮木あや子が俄然オススメだー
青銅の騎士/ポリーナ・シモンズ
青銅の騎士と言えばプーシキンの叙情詩が出てくるだろうけど、その詩を男女が口ずさみながらお前が好きだどうだこうだする話
姉の彼氏を好きになってってのはよくあるラブロマンスだけど、舞台の背景がヒトラーがロシアに侵攻していった第二次世界大戦でいろいろと歴史を想像するのも楽しいです
続きはまだか
初キングで1922とビッグドライバー読んだんだけど、面白かったー
またキング読みたいんだけど、作品数が膨大で途方に暮れてます
詳しい人いたら、ヒューマンとかハートウォーミング路線じゃなくて、こういう感じのドライで容赦ない作品教えてください!
氷の海のガレオン読んだ
読んでてつらい部分も多かったけどやっぱり面白かった
一人になりたくないからって主人公にすり寄ってくるいじめられっ子に感情移入してしまう
主人公の気持ちも分かるんだけど…
>>177 >ヒューマンとかハートウォーミング路線じゃなくて
ヒューマンやハートウォーミング路線な本なんて
キングには99%ないよ
ああ、「スタンド・バイ・ミー」と「ショーシャンク」があったわゴメン
でもあれも映画がお涙頂戴なだけで
原作はもっと乾いてるよ
>>178 この本私も大好き
でも、私はなぜかお母さんに感情移入してしまうんだな
人と違ってる自分が、子供を育てるのが怖いっていうの
もちろん私は子供なんか持たないだろうけど
なんていうのか、大人になっても、そういう違和感って消えないよなあという
ちょっと生きづらい自分には、お母さんの恐れがよくわかる
これは名作だよね
村上春樹の新作本屋でちょっと立ち読みしようと思ったらどこも売り切れだった
ここまでとは思わってなかったからびっくりした
>>179 ありがとう
どれ読んでも世知辛いなら、安心して手に取れますw
184 :
彼氏いない歴774年:2013/04/16(火) 20:13:06.81 ID:HiO6gZx9
春樹うちの近くの本屋には普通に積んであるよ
田舎だからかな
春樹の話題は荒れるからダメかな
キングはホラーもサスペンスも苦手なのでキングごめんと思いつつなかなか手が出ないんだけど
トム・ゴードンに恋した少女はサバイバルものだからか一気に読めた
いつかスタンド・バイ・ミーとジェラルドのゲームとダーク・タワーは挑戦したい
佐藤友哉『星の海にむけての夜想曲』
面白いんだけど千年を描くのにこのエピソードの量じゃ薄すぎる気がする
何より空を覆う花とか花粉で人が狂うとかって設定と退廃した空気が魅力的だからもっと読みたかった
この作家の本は今まで三作読んでてどれも好きなんだけど、どれもどこか惜しいと感じてしまう…
でもまた読むんだろうなー
最近いわゆる少女小説が読みたくなってきたんだけどよく見かけるキラキラした感じが苦手でなかなか読みたい本が見つからない
赤毛のアンとかあしながおじさんのような古き良き少女漫画的な作品は好きなのでカーリーは面白かった
それかアンゲルゼみたいな重厚なストーリーものが読みたい
もしオススメの少女小説があれば教えてください
RDG(レッドデータガール)は少女漫画的だと思う
189 :
彼氏いない歴774年:2013/04/17(水) 19:01:42.38 ID:m4hHiCog
氷室冴子の小説は本人が古きよき時代の少女小説に憧れてただけあって面白いよ。
「クララ白書」「アグネス白書」はミッション系の女子高の寮生活が書かれてる。
百田尚きのモンスター読み始めた。結構面白い。
森見登美彦のペンギンハイウェイ読み終わった
森見先生は可愛いものを10倍くらいに可愛く描写するからペンギンがとても愛しくなってしまった
SFゆえに私の頭が足りなくて理解が追い付かないところがあったけど最後の一文で凄く満足した
悪の教典読了
展開は読めたけど、敵も味方もサクサク殺戮していく感じが面白かった
ハスミンみたいな、いい人そうで腹黒サイコな主人公の作品ないかな?
お嬢様暮らしみたいなのを丁寧に描写してる、うっとりするようなおすすめの本無いかな?
洋館とか、マホガニーとか、紅茶とか、ドレスとか、香水とか
そういうキーワードにビビッとくるような…
>>193 日本の昭和のお嬢様でよければ、吉屋信子『わすれなぐさ』が超絶オススメ
香水がキーワードだし、当時の女の子たちの流行も窺い知れる
現代&退廃的なら、宮木あや子『雨の塔』かな ただし同性愛注意
>>194 ありがとう!
両方好きそうでワクワクしてきたよ
デルフィニア戦記の一巻読み終わった
読みやすくて良い
一国の王を巡る話しだけども、こざっぱりとまとめられていて分かりやすい
主役の二人のやり取りがコミカルで楽しい
主人公チートだと安心して読めるし
ドラ将軍の娘のシャーミアン素敵でヨダレでる
明日は休みだ続き読む!
>>196 デルフィニア面白いよね!
去年外伝含めて一気読みしてしまった
シャーミアンは私も好きだな
お転婆なお嬢様って可愛すぎる
ドリアン・グレイの肖像 読んでる
一気に半分まで来たけど、根詰めたからちょっと疲れた
ラスト予想はあるけどこの後が想像つかないなー
ヘンリー卿のセリフは読みやすいけど頭に残りにくくて何度か読み返している
連投ごめん
自分で書いておいてモヤモヤしたので自己レスさせてください
>>197 お転婆とはちょっと違った
男勝りとも違うけど、でもナヨナヨしてないけど女性らしいと言うか
たおやかな印象もあってバランスがいい
おちゃめなふたご
児童書だけど大好きだ〜小さい頃にこれ読んでイギリスとか寄宿舎とかお茶会とかに憧れたな…今読んでもワクワクする
普通の小説とかも好きだけど児童書も大好きなんだよね
『マルドゥック・スクランブル』完全版第二巻・三巻読了
ハードSFだと思っていたらホモとロリがネズミと命を取り合うラノベだったでござるの巻…
SFに飢えてるんでヴェロシティにも手をつけてみる
内藤朝雄『いじめの構造』読了
学校でいじめが起こるときの心理的・社会的なメカニズムを説明した本
筆者はそういう状況が発生してしまう原因を「赤の他人が無理矢理ベタベタさせられる空間」である学校教育の現状に見出して
もっと自由度の高い教育制度を設計するところまでやってる(義務教育に対する「権利教育」制度とか)けど
これ一部のフリースクールで既にこんな感じのあるよな(サドベリー・バリーとか)ってのと
制度整えるための資本(金銭コストや人的・設備的資源)が今の教育制度の比じゃないくらい莫大に必要だから
実現するとしても自分が死んだ何年後かわからんな…と思うとがっかり感がパない
来世に期待したい
佐藤友哉『1000年後に生き残るための青春小説講座』読了
無茶振りすぎるタイトルだけどノウハウ本なのかなあと思ったらぐっだぐだの雑談じゃないですかーやだー
しかもオチのつき方は「ポップ文学」だけど、これだけ人間の趣味趣向主義主張が多様化してる時代にポップ狙いとか意味ないんじゃね?
2ちゃんの書き込みでコピペ化狙う方がまだ生存戦略として有望な気がするけど
「最悪作品は読んだ事なくても自分の名前だけは知られてほしい」ってスタンスじゃ無理か
佐藤亜有子『生贄』読了
何か…ヤマはあるけどオチも意味もない感じの小説だった
作者の経歴を踏まえてるとものすごいゲスい読み方ができるっちゃできるけど、そうしてさえもさして面白くはない
>>187 タニス・リーのウルフタワーと荻原規子の西の善き魔女おすすめ
>>197 ドリアングレイ大好きな一冊だ
道尾秀介の向日葵の咲かない夏を読み始めた
まだ最初だけど母親の言動にもやもやする
兄妹を守ってあげたいと喪の母性が出た
ミチオって作者と同じ名前だけどなんでだろう
入間人間『僕の小規模な奇跡』
作者がラノベ作家だからこれもさくさく読めた
一見すると別の話が交互に出ているだけのようで登場人物がみんなそれぞれどこかで繋がってる、
ってのがベタだけど面白かった
好き嫌いはあるだろうけど作者本人の考えていることを登場人物に存分に語らせている感じが私は好きだな
ただこの人の書く男キャラはみんな似たり寄ったりになっちゃてると思う
十角館の殺人面白かった
読む前からミステリーの王道とかラストがすごいとか聞いてたから「引っかからないぞ、作者の思惑にははまらないぞ」と思いながら読み進めてたけどまんまとオチで鳥肌たった
これから何回読み直してももう犯人知っちゃってるから、声が出るほどラストに衝撃受けることはないのかと思うと寂しいぐらい
館シリーズ凝ってるよねぇ
十角館が一番好き
江戸川乱歩 闇に蠢く
エログロで気持ち悪いんだけど、グイグイ引き込まれていく
昔の作品だからか、ストーリーがシンプルでわかりやすい
スヌーピーの漫画読んでるんだけど1巻のスヌーピーがものすごい勢いでビーグルでびっくり
今流通してるスヌーピーをビーグルと言われてもいまいちピンと来てなかったんだけどなるほどこれはビーグルだわ
チャーリー・ブラウンがごはん持ってきてくれたときの飛び跳ねて喜ぶのがかわいすぎワロタ
あと「あっかんべー」的な舌を出す動作の時の擬声語?が"NYAHH!"でかわいい
にゃーって!にゃーってアンタ!憎々しげにやってもかわいい!
207 :
彼氏いない歴774年:2013/04/23(火) 22:25:37.76 ID:4VOn50Bl
a
久しぶりに「十二国記」シリーズを読んでる。
新潮文庫の完全版を買って積んであったんだけど、読み始めたら止まらなくなると想って手をつけてなかった。
案の定「魔性の子」を読んだら、「月の影 影の海」を読みたくなり読んだ。
すると今度は「風の万里 黎明の空」を読みたくなり、今ここ。
前にもシリーズ読んでるのに、やっぱり面白いんだよなあ。
何回でも読める。
ビーグルって、すごく元気で賢い犬だよね。飼う方も心身ともに元気じゃ
ないと釣り合わないんじゃないかな。でも、あの男の子あんまり快活じゃ
ない気がするけど。ビーグル好きだけど、鬱っぽいところがあったり、
不自然に淀んだところがある飼い主だと、犬からも嫌われてしまいそうな
気がしてしまうよ。スヌーピーは、ビーグルだけど、快活なばかりじゃ
ないところが、何だかちょっとビーグルっぽくない気もする。
スヌーピーってチャーリー・ブラウンのことそんなに好いてないっていうか
飼い主というよりは「エサ持ってきてくれるの男の子(ただそれだけ)」みたいな認識してたよ…
世の中広しと言えど愛犬に対して高級ホテルのウェイターのごとくワゴン車でサービスしてくれたり
バイキング式のカフェテリアみたいにちょっとずつあれこれ注文するごっこに付き合ってくれたりという
超優良飼い主はチャーリーくらいのもんだと思うけどね
メグ・キャボットのでぶじゃないシリーズ3作読んだよー
ミステリとしてはまあちょっと、なのかもしれないけどすらすら読めていいね
プリンセスダイアリーもちょっと読んでみよ
ディズニーの映画も観たいなー
今更かもしれないけど伊坂幸太郎のオーデュボンの祈りを読んだ
予想よりずっと文章が上手くて、予想よりずっと内容が面白くなかった
>>195です
>>194さんに勧めてもらった「わすれなぐさ」読みました。凄く良かった!
さすが少女のバイブルと言われるだけあって心の葛藤とかがリアルで、時代は違えども共感できるとこが沢山あった
最初は陽子のお嬢様っぷりに流される牧子が歯痒かったけど(むしろ牧子が陽子を振り回せば良いのに!くらい思った)、段々と陽子の「いい気味ねぇ」みたいな、良くも悪くも小悪魔なとこが好きになってたw自分に言い訳してないって感じが清々しい
一枝のすぐ真面目になっちゃうとこも喪としてわかるわかるって思ったし、牧子からのプレゼントとかあの時代らしい感じがしてうっとりした
ラストは思ったよりさらさらさらーって感じな気がしたけどこれから凸凹な三人が何だかんだ仲良くつるむ様を想像して和んだよ
少女小説にハマったので他にも色々読んでみたいけどこれを超えるものがあるのかな、とも思う
>>194さんありがとう
小説じゃないが林真理子の野心のすすめ読んだ人いない?
買おうか迷ってる
>>211 映画見る前に三巻くらいまで読んでおくのがオススメ
映画のラストがネタバレになってしまうから
あと映画の二作目はオリジナル展開だからそれを念頭に置いておくといいと思う
>>213 吉屋信子の少女小説の世界は独特だから
少なくとも現代に至るまで似たようなのはないだろうね
王道だけど花物語おすすめ
>>213 194です、気に入ってもらえて良かった!
『二人のロッテ』とか『おちゃめなふたご』から入った少女文学は相変わらず大好きだー
小学校に図書室にあった、濃いピンクの背表紙の世界少女名作全集がものすんごくすきだった
今からでも通して再読したいけど、入手は難しそうだね
>>216 ただの会話だけでもううっとりしちゃうから、現代語ってだけでうっとり度が減っちゃう感じするんだよね。でも探してみるぞー
わすれなぐさ読んですぐに花物語を図書館で予約したw楽しみ!
>>217 私もその二つ好きだ〜特におちゃめなふたごは憧れた!
思い返すと女の子が主人公の児童書ばっかだ。例外は王様シリーズくらいw
久しぶりに長野まゆみ作品を読んだ。やっぱし初期のが好きだ!鉱石とか少年とか「三日月麺麭(パン)はこの石のほのおで焼くのが一番美味しい」とかいちいちわくわくさせるような小物達が良い…
こういうレトロ浪漫ファンタジーなやつで主人公が女の子ってないかな?
気になってた本のいしいしんじのある1日が今日ラジオドラマやるから聴くだ
以前ここで見た尾崎翠「第七官界彷徨」を図書館で借りて読んだ
すごく好みで手元に置いておきたくて買ってきたよー
紹介されてなかったら一生読まなかったかもしれないし感謝!
読書ってたまにこういう出会いがあるからやめられない
私も第七官界彷徨ずっと読みたいと思ってて買ってないや…GW中に買ってこよう
未読なのであれだけど、
>>219 長野まゆみっぽい雰囲気かわからないけど、第七官界彷徨は女の子が主人公で近い雰囲気なんじゃないかと予想してるんだけどどうだろう
あとは蜜のあはれとか…?長野まゆみ程ファンタジーぽくないけど
銀河鉄道の夜は女の子が主人公じゃないしなー
223 :
彼氏いない歴774年:2013/04/30(火) 10:55:52.33 ID:upVf11qm
尾崎翠の「第七官界彷徨」という小説を知ったのはNHKのドラマからだったな。
田中裕子がテレビ局のディレクターか脚本家なんかで、「第七官界彷徨」をドラマ化してみようと
思い立って小説を読んでいるうちにいつのまにか自分が本の中の世界に彷徨いこんで…という不思議
な感じのドラマだった。田中裕子が小野町子も演じてたんだけど、あまり違和感なく似合ってた。
宮崎あおいはどちらかというとあまり好きな女優じゃないけど、なんとなくあのヒロインのイメージ
にはぴったりだなと思う。赤っぽい癖っ毛という設定だから蒼井優のほうが外見的にはあってるかもだけど。
パトリシアコーンウェルの検屍官、初めて読んでみた
ネタバレ改行
犯人、初めまして!の人だったのでちょっと肩すかし
主人公も割と好きだし続きも読もうかと思ってるけど、ググってみたら続編が残念なことになると書かれまくっていて不安
今月のNHKラジオ第2のアーカイブスを聞こう、聞こうと思ってすっかり忘れてしまった
江戸川乱歩の文壇よもやま話と横溝正史の朗読が聞きたかったのに!
>>224 わたしは続編もみんな好きです。
読むほど登場人物に愛着がわく。
頑張る女性の話が嫌いな人はダメかも。
>>225 音のアーカイブいいよね。
わたしは忘れん棒なんでradikaっていうPCでラジオ録音出来るソフト使って
録音して聞いてるよ。
高村薫が好きなんだけど晴子情歌からちょっと離れ気味…
GW後半は何も予定ないからそろそろ年末に買った冷血を読もうかな
>>227 一緒だー
冷血は読んでみたいと思ってる
>>227 高村薫の本で漫画家が書いた合田の似顔絵を見てしまってから離れ気味(脳内合田と違いすぎた)
シリーズ読む度にその絵がチラついて最悪…
>>227 同じく!
マークスの山〜レディ・ジョーカーまでは大好きでよく読み返すのに
晴子情歌は途中で読むのやめたよ
マークス、リヴィエラ、黄金、神の火、李歐読んで、なんかもういいやって感じになったからそれで終わったな。
たまに新聞とかで何か言ってるの見てウンザリしてきたのもある。
太陽を曳く馬は難しかったな…
西野魔女が死んだを読んだ
水木しげる『のんのんばあとオレ』漫画版の方を読了
小豆はかりかわいすぎワロタ
前半の超越性がどんどんお茶目に崩れてくるのが良い
あと何気にのんのんばあの台詞の中に後の鬼太郎の世界観につながるようなのがあって笑った
227です
高村薫読んでる人いて感激です!
リヴィエラが好きで文庫になってまたはまって、ボロボロになるくらい読み倒して友達に押し貸しして帰ってこないからまた買ってとかくらい好きで
最後の演奏のブラームスのピアノ演奏曲第2弾のCD買いました
これを聴きながらあのシーンを読むとまた違う感激で読み直したくなる
李歐が歌うシーンのあの歌をつべで検索したことあったわ
引っかかったやつは女声だったけど「ああこういう感じかあ」と浸れた
最近、読書会に興味しんしんだ
向上心とかビジネスは関係なくて、ただ単に好きな本についてマニアックに語る会に行ってみたい
あんまり本好きな友達いないから、そういう人たちに会ってみたい
>>237 私もいってみたいけど、だいたいビジネスとか向上心だよね…
>>237 図書館とかでそういうイベントない?
あとネットだと読書メーターで好きな本語り合うオフがあった気が
図書館の貸出数が五冊から七冊になってた!
GWに読もうと思って借りてきたー
>>240 良かったねー。私も5冊から10冊に増えたときは嬉しかったなー。
図書館の予約人数が90人だ
今年中に借りられる気がしない
>>242 昨年4月に「人生がときめく片づけの魔法」を予約したら150人強
もう少しで50人切りそうだけど、読めるのは夏以降かな
3月初めに横山秀夫の64予約して、今428人中306番目www
ただで読ませてもらえるのだから、いつになってもいいと思ってるけど
市内で今一番人気は村上春樹の新刊で、504人待ちだった
もうそこまでするならブクオフで買えよ…
図書館と言えば、図書館の本を電車で読んでるひと見るけど、
(沿線に図書館はない)
なくしたり汚したりする可能性が高いんだからせめてカバーかけろって
思うんだけどそのへんどうなのかな
図書館の本外で読んだりするけどカバーかけたことなかったな
電車とかバスの移動中だけ読んでるけどカバーした方が良いの?
>>246 鞄のなかで擦れたりするのは気にならないの?
うちのところの図書館の本って透明のコーティングみたいのついてるから
鞄の中で擦れたりしないなぁ
うちもコーティングついてる
私物にはカバーかけるけど
電車内っていうか図書館の本はカバーつけない人が殆どじゃないの
買った本はカバーかけてるし
移動の時は買った本図書館で借りた本に関係なく布の袋に入れてる
251 :
彼氏いない歴774年:2013/05/05(日) 14:42:14.56 ID:e0MOTF1w
図書館の本は多少すれても注意されないよ
水ぬれは指摘されるからそれだけ注意してる
252 :
彼氏いない歴774年:2013/05/05(日) 19:58:59.59 ID:7g5HJ5PS
柔らかな頬、読了。
無駄な語りが多くてイマイチ。
>>252 発売してすぐ読んで、私もイマイチだなと思って
中古屋に二束三文で売ったら直木賞とってあの内容で直木賞?と思ったのと
賞が決まってから売ったらもうちょっと高く売れたかもwっていう悔しかった思い出が
INもあんな感じだったから、自己嫌悪が強くて入り込むタイプはむかない作家だと思った
殺戮にいたる病読了
ネタバレ+グロ感想なので空けます
かまいたちのシナリオの人ってことで前から気になってたので購入
叙述ミステリってことは知ってたから色々穿った見方をしてみたけど結局わからなくて見事に騙された
大学生の割りには老けてる描写多いなと思ったらそういうことか…
姉に対して罪悪感があると言っておきながら樋口に抱いてくれっていうかおるにちょっと引いた
グロ耐性付いてる方かと思ってたけど死体を切りとってなんたらって描写がキツかった
あと息子気の毒すぎる
面白かったけどあまりいい気分にはならないので次は読後感爽やかな本を読みたい
Amazon.co.jpの: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の ドリーさんのレビュー
読んでワロタ
256 :
彼氏いない歴774年:2013/05/06(月) 04:42:50.25 ID:bTaXUdS3
>>252 「柔らかな頬」を読んだ後の感想は、豪華なリボンと包み紙でラッピングされた箱を開けたら
また一回り小さい箱が入っていて、それを開けたらまた箱・・・で最後には「残念でした」って
書いてある紙が出て来たって感じ。最後にはきっとカタルシスが得られるはずと信じながら読み
進んでいたのが裏切られた感はすごかった。
257 :
彼氏いない歴774年:2013/05/06(月) 07:50:00.33 ID:dQWxf3oP
>>255 Twitterで話題になってて読んだよ。
自分が感じたモヤモヤ感をズバリ言い表してくれててすっきりした。
本の内容より面白かった。
>>255 読んで笑った
村上春樹は苦手なんだけど新作も相変わらず自分にあいそうにないことが分かったw
>>255 笑った
思い切りお茶を吹いてしまったわ
しかも、レビューに対するコメントが106個って・・・
ゆーてケミストリーはありませんわ
>>255 読んできた
朝から笑ったw
分かりやすいし面白いしこの人すごい
モンスター 百田 尚樹
やっぱり美人に生まれていると得だということは分かりすぎる。
ブスだったのが美人になった気分を少し味わえた
267 :
彼氏いない歴774年:2013/05/07(火) 21:35:52.66 ID:890KqFgO
>>201おすすめのウルフタワーよんだ!
SFとファンタジーが混在してて、お決まりのイケメンによわい主人公がすごくよかった
アルグルがかっこよすぎる
>>265 アマゾンですぐ読めるよ。2、3回笑ってから涙出た。ドリーさん、
あちこちで見かける人だよね。
>>269 アマゾンのドリーさんって有名なの?
レビュー芸人にしとくのはもったいないね。
ドリーさんレビュー探してみるw
>>255 ネタバレの簡単ストーリー解説で充分だったw
>>254 読んでてちょっと引っかかるにもかかわらず「小説だからそういうもんか」と素通りしてた部分が
仕掛けの核だったと後でわかると、
ちょっと悔しいよね
10,316 人中、9,978人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★☆☆☆☆ 孤独なサラリーマンのイカ臭い妄想小説, 2013/5/3
満を持して、村上春樹を読んでみました。めちゃ売れてるって評判だし、本屋でも下品なぐらい平積みされてるし、アイフォーン
の新作かってぐらいの長蛇の列がテレビで流れていたので、あんまりウザイから読んでみたのです。
読んでみてすぐに王様のブランチで本仮屋ユイカとかが「うーん・・・なんか難しいとこもあったんですけど・・・最後にすごい
村上さんから明るい励ましのメッセージをもらったようで元気になりました!」ってぶりっ子然な感じでなんの生産性もないコメ
ントをしているのがなんとなく目に浮かび・・・。その脇で谷原章介が「うんうんそこが村上作品の魅力だよねー」とスカした感
じで頷いてる光景が脳裏によぎりました・・・。王様のブランチで褒められている小説はたいがいろくでもないという相場は決ま
っております。だから変な期待を持たずに読み終えることができました。あらかじめ言っておくと、ボクは村上作品のいい読者で
はありません。ノルウェイの森も途中やめにしてるし、アウターダークも途中退場、まともに読んでるのは象の消滅っていう短編
集と風の歌を聞けぐらいで、1973年のピンボールなんか朝おきたらベッドの中にかわいい双子のおんな子がいたー!って時点で床
に叩きつけています。言わずもがなカートヴォネガットとかレイモンドカーヴゃーもフィッツジェラルドも読んでいないし、ちょ
っと周りがもてはやしているから読んでみよう。でもいまいち良さがワカランなぁぐらいのレベルなのです・・・。しかし「風の
歌を聴け」をはじめて読んだときは衝撃をうけました。その主人公のあまりのオシャンティーぶりに全身から血の気が引きそうに
なったのを覚えております。だって・・・あれだぜ・・・。ジャズバーにいたら自然と女が寄ってきて、そんで全然そんな気ない
のに、ちょっと会話してたらもう部屋に連れ込めてるん
全文はこちら
http://www.amazon.co.jp/review/R9F23X7FKJEE2/ref=cm_cr_rdp_perm その他のレビューはこちら
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4163821104/
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』読了
スープの!レシピを!!載せろ!!!1!
具体的な奴をだ!ついでにサンドイッチのもだ!!!1!1!
275 :
彼氏いない歴774年:2013/05/09(木) 01:49:46.23 ID:EdbPQZiA
題名好みだから、読んでみたい気もする。出版社にtelして何とか
して貰ったらどうかな?暮しの友社も、結構まともに取り合いそう。
>>273 おもしろすぎw
ドリーさんのファンになったわ
村上春樹の本はまだ読んだことないから、短編からちょっと読んでみようと思う
ドリーさんレビューおもろw
多崎つくる、私には無理だとわかったわ。
しかしドリーさんのレビューに誤字が多いのは、そういうキャラ付けなの?
レビューくっそワロタww
ドリーさんレビューの為にAmazon徘徊したくなった
遠野物語remix読んだ
オチもヤマもなく淡々と進んでいって、だけど、その淡々とした感じがなんだか怖い
一つ一つの話は怖くないのに、なんとなく薄ら寒くなる
そんな感じだった
柳田國男の遠野物語に興味がある人にオススメかも
ヴォネガットってこういう文脈で使われる名前なのか…
村上春樹は好みじゃないけどヴォネガットは好きなのでちょっと悲しい
占星術殺人事件
積読してたのをやっと読んだ
最初の手記で挫折しそうになったけど面白かった!
私にしては珍しく犯人はわかったんだけどトリックが全然解けなかった
一万円のくだり流し読みするんじゃなかったな
御手洗と石岡のコンビいいね
会社の近くに大型書店が出来て嬉しい
昼休みにうろうろしてる
星新一のノックの音がと安部公房のカンガルー・ノートを読み始めた
>>278 私も読んだ。
既に柳田先生の遠野物語読んでたから、何か物足りない…
解りやすくまとまってるんだけどね。
284 :
彼氏いない歴774年:2013/05/09(木) 21:39:12.73 ID:NuUjmM5q
小説を何十冊も読んでると登場人物たちが
けっこうな率でセックスしてるけど
世間の現実世界もこんな感じなんだろうかと錯覚してしまう
特別なことだから小説に書かれるに決まってるさ…
>>284 今舞城のキミトピア読み終わってまさにそんな感じ
舞城は何の溜めも前置きも無くセックスが発生して毎回ビビる
あんなにたくさん小説読んできたのに、セックスの持ち込み方がまるでわからん!
小悪魔蝶々とかの実践本を読むべきだったかw
288 :
彼氏いない歴774年:2013/05/09(木) 23:48:07.77 ID:NuUjmM5q
ほんと、時間かけて付き合ってからセックスより
出会ったその日にセックスしすぎ!
289 :
彼氏いない歴774年:2013/05/09(木) 23:50:51.38 ID:NuUjmM5q
>>285 やっぱり小説でセックス描写多い理由は読書サービスかな
>>288 そういう奔放な人も珍しくないんじゃないのかな
今の若い世代には、カラオケに行く感覚って、もう10年くらい前に
若者に詳しい女学者が新聞に書いていて驚いた
とはいえ、かつての自分の旧友も、奔放で(格式ある名門大を出ている
印象から、周囲はそんなことは想像すらしない)、ステディな彼が
居ながら併行して何度も不倫をしたり、年下の子と出会った日にすぐ深い
交流を持ったり…で、境遇の違いが世界観の違いにもなってきて絶交に。
20年経ってもまたその年齢でも恋愛している筈って言ってたし、
きっと今も相変わらずだと思う。久々に思い出した(VェV;)
皆さんは、お友達続いてる?本だけがお友達?
家畜人ヤプー読んだんだけど相当ガッカリした
名前が独り歩きしてるだけだわ
>>292 話題になった当時の時代背景とかも考慮しなよ
SMじゃなくてSFだった
295 :
彼氏いない歴774年:2013/05/10(金) 16:42:39.79 ID:ZAD/Z1kC
森茉莉の甘い蜜の部屋読み終えた
主人公のモイラになんかイライラしてしまった・・・
でも食べ物の描写は美味しそうで良かった
296 :
彼氏いない歴774年:2013/05/10(金) 17:51:09.70 ID:CKePmltZ
さくらももこのエッセイを読んだ。
すごいサクサク読めるし、何よりおもしろい。
やっぱりさくらももこって才能あるんだなぁと感じた。
時代小説のまとめ読みしすぎて女なのに自称に某とか使いたくなるわ
藤沢周平さんは初期の暗いものも後期の明るい感じのも全部いい
こんな無駄が無く美しい文章が書けるようになりたい
上下巻で、一旦読んだらやめられないようなのありますか?
出来れば文庫本で
>>298 上中下だけど
よろずや平四郎活人剣/藤沢周平
>>298 佐藤賢一の双頭の鷲
英仏百年戦争の時期の話
めだかボックスが面白かったから西尾維新の小説読んでみようと思って
とりあえず戯事シリーズと零崎さんの話を数冊読んでみた
これまた面白かったんだけどさ
しかしクビキリサイクルでは一応普通の推理小説だったのに
話が進むにつれて改造人間ぽい人やら超能力としか思えない技持ちやら
なんだかSFじみてきたあたりが学園ものだと思ったら超能力バトルになった
めだかに通じるなと思った
人識君の人間関係読んだらシリーズ読破だけどトレカが邪魔くさいから文庫になるまで待つ
みんなありがとう。なんか難しそうだけど頑張ってみる
>>298 翻訳でよければ
「ミレニアム」スティーグ・ラーソン
どの小説読んでも「家族っていいね! 温かいね!」みたいな描写が入ってきて
心が擦り減りそうなんですがどなたかよろしければ「家族なんて糞喰らえだ」と思える小説を教えて頂けませんか?
電子書籍ってどうなの?
パトリシア・ハイスミスの作品ならいけるんじゃないかなあ
家族は糞!ってほどでもないけど
円満な家庭が出てくることもあまり無いいし
出てきてもその家族の親密さがストーリーを良い方向へ導くわけでもない
とりあえず世界の終わりの物語と11の物語オススメ
>>307 ありがとうございます。今度図書館に行くときに借りてきます
小説を読むときに地図が手元にあると便利なんだけど、
20年間愛用の地図帳がそろそろ古びてきてしまいました。
もし地図片手に小説を読む方で、おすすめの地図本知ってたら教えてください。
アプリやオンライン地図はもどかしい…。
310 :
彼氏いない歴774年:2013/05/11(土) 21:29:11.94 ID:Fn54HAmZ
吉村昭の小説をGWつかって読んだ
「破船」民俗学が好きな自分には面白かった。とっても恐ろしいお話なんだけど作者の淡々とした書き方で怖さを感じなかった
「羆嵐」前評判程恐ろしくなかった。作者がノンフィクションの題材を元にするのを好んだ為か過剰に装飾してない感じ
「三陸海岸大津波」東日本大震災での津波映像と同じことがかかれたのに驚いた
「漂流」「関東大震災」がまだ未読で楽しみ。
ちなみに
題材が興味深かった大野芳著「8月17日、ソ連軍上陸す」も一緒に購入したが途中で挫折。
戦記物は自分には合わないんだなと知った。
映画観に行く前の予習として、有川浩の「図書館戦争」一巻
軍隊モノ好きだしテンポいいから読みやすいけど
なんか良くも悪くもラノベっぽいねこれ
設定が無理あるのもそうだけど所々、作中の人物の振る舞いや表情を
ありきたりな慣用句で済ませてる感じが悪く言えば表現力に欠けるから軽いのかな
続きは映画で続編決まったら読むかも
ただ重めな本読む前の肩慣らしには良いかもしれない
スレチだけど映画版はまあ上手くまとめたなって感じ
>>305 桐野夏生「グロテスク」もオススメ
ミステリーだけど、横溝の金田一耕輔シリーズにも仲良し家族は全く登場しないはず
ガッシガシ殺し合ってくれるよw
確かに金田一はガシガシ殺しあうね
一族が殺しあうの多い
図書館戦争はキャラクターがテンプレ過ぎるのかなあ
設定シチュエーションは凄く好みなのに、ちょっと意外性に欠けるというかのめり込めない
でも、意外性に欠ける故の安心感みたいなものはある
ヴァチカン奇跡調査官っていうの、作者も何も知らずに、題名だけにひかれて買ってしまってかなり後悔した・・・
作者が悪いんじゃなくて、求めてるものが違いすぎたよw
>>292 よかったら感想教えて
有川浩は手軽に活字でラブコメが読めるから私は好きです。
図書館戦争と、自衛隊三部作はオススメ
ラノベ云々に関しては本人がラノベ作家と自称してるし、あんまり気にしてないなー
非現実的な恋愛にウットリしてみたい
現代の日本が舞台だとリアルでキツいから、ハーレクインに手を出そうかと思ったが、たくさんあってよくわかんないw
しかもレジに持っていく勇気が出ないww
>>315 つ電子書籍
私も書店で買うのは少し恥ずかしいから
ラノベとロマンスはこれで済ませてる
ためし読みもできるし、すぐ消せるから便利だよ
317 :
彼氏いない歴774年:2013/05/12(日) 07:39:40.02 ID:hG0Krrqw
図書館でかりろ
女性を求めてやってきました!!
読書なんてするよりなら僕のことを見て欲しいと思うんですよ。
以下を読んでください!!!
僕は身長も高いし、美形だけれど、
童貞だし、彼女はいたこともない。
ずっと引きこもりだし、
人と話なんて滅多にしないし。
勝手に孤独にならないでもらいたいね。
僕でいいんなら、ここに落ちてるよと。
まぁそれでも美しい女性っていう存在は、
孤独でありたいのかもしれないね。
よろしくお願いしますよ。
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株式会社 青空鑑賞会 でした!!
320 :
彼氏いない歴774年:2013/05/12(日) 10:40:26.67 ID:7jbAOJnX
>>315 恩田陸のライオンハート。輪廻転生して何度も巡り会うのになかなか結ばれない2人の話。是非!
>>315 陽だまりの彼女はどうかな
冴えないいじめられっ子だった女の子に久しぶりにあったらモテ系のできる女になってた
でも彼女はとある過去を抱えていてその秘密を知ったとき・・・!
あと悲恋でよければロミオとジュリエット
改めて読み返すとすごい
バッカーノ!1931winter
クッキー可愛いよクッキー
モフモフしたい
最近ラノベしか読んでない
>>305 遠田潤子「鳴いて血を吐く」
米澤穂信「ボトルネック」
櫛木理宇「赤と白」
萩原葉子「蕁麻の家」
内田春菊「ファザーファッカー」
漫画なら萩尾望都「残酷な神が支配する」
>>305 だから、ひとりだけって言ったのにって短編集が
確か全部そんな感じの母と娘の話だったよ
献辞が母に捧げるでちょっと笑ってしまった
326 :
彼氏いない歴774年:2013/05/14(火) 10:56:20.24 ID:fM+GWDr6
ほとんど活字に触れることがないんだけども
足掛けとしておすすめの本とかある?最初は軽くラノベでも読むべきか
>>326 どんなジャンルが(漫画とか映画とか)好きか教えてくれないと
とっかかりようもない
ラノベがなんなのか知らないw
子供向け?
329 :
彼氏いない歴774年:2013/05/14(火) 13:21:35.97 ID:fM+GWDr6
ミステリーとかSFとかサスペンスとかかな、多分
映画とかはその辺を好んでみる
こういうの教えて欲しい!っていう熱意も見えないし、
ツタヤとか大型書店に平積みしてある本でも読めばいいんじゃないの
何もわからないんなら、表紙の雰囲気とかで選んだっていいし
一番最近読んだラノベは、「終わる世界のアルバム」ってやつ。
けっこう面白かった。
一話が短くてサクサク読めるのとかいいんじゃね
ベタだけど星新一とかラノベならキノの旅シリーズとか
>>329 とりあえず売れてる話題作から読んでみれば?
ビブリアとかタレーランとかは絵本並みに読みやすいし
ラノベってハルヒとか最近の長い説明調タイトルのやつとかピンキリそう
SFなら星新一は安心してすすめられる
自分は筒井康隆派だけど
>>329 じゃあ東野圭吾か宮部みゆき
なんだかんだでこの2人は読みやすいし
映画化も沢山されているからまずは映画から観て
興味がわいたら原作に挑戦すれば良いと思う
いきなりハズレの小説を読んでしまったら
「やっぱり小説ってつまらない」
と読書へのとっかかりを失ってしまう可能性もあるから
私はSFなら大原まり子かな・・・。
「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」とか好き。
児童向けの小説から読むという手もあると思う
活字離れが叫ばれているからどの出版社もかなり力を入れて色んな本を出してる
国語の教科書に載った短編やコラムを集めたシリーズを出しているのは光村図書だったっけ
あれは今読むと面白い話揃いであなどれない
更に絵本を読む手もある
ミッフィーことうさこちゃんが大人になってから読むと結構悪女でツボに入ったりする
338 :
彼氏いない歴774年:2013/05/14(火) 19:52:38.44 ID:fM+GWDr6
『神さまのいない日曜日』
表紙だけ見たら絶対に手に取らなかった本だけど帯に沖方丁推薦って
書いてあったから読んでみた
なかなか面白かった
ラノベも最近の長いタイトルのキモオタ向けみたいなのは読んだことなかったけど
案外読んだら面白いのかな?
SFとかファンタジーとかそんなのしか読みたくないけど
ラノベはピンキリ
一般エンタメ寄りからエロハーレムまでとにかくなんでもある絵つきのびっくり箱だ
個人的にはキャラさえ気に入ればついていく
最近読んで面白かったのは杉井光の楽聖少女と壁井ユカコのカスタムチャイルド
前者は架空の19世紀に飛ばされた日本人主人公がゲーテに成り代わって
なぜか美少女になっているベートーヴェンと交流する歴史ファンタジーで
後者は遺伝子操作で理想の子供を造ることが当たり前になった世界で生きる子供たちの心情を描くSF
どっちもおすすめ
>>340 カスタムチャイルド面白そう
説明だけ読むとハインラインの未知の地平線みたいだ
読書家だな、おまえら。レベルたけえ。
ラノベっていうラノベ最近読んでないなー
コバルト文庫系は一応ラノベ枠なんだろうか、個人的には少女小説って括りだけど
ラノベはシリーズ長くなるとだんだん飽きちゃうんだよな
ブギーポップもダブルブリッドもキノも途中までしか読んでないや
銀河英雄伝説とかもラノベでいいのかな?
「とか」が他に何を指すのかはわからんけど
銀英伝はラノベではない
まあラノベの定義ははっきりしないから
銀英がラノベだという人がいても頭ごなしに否定は出来ない
そんなラノベのうちのメイドは不定形2巻読んだ
テケリさんやっぱりいいな
結構自分から動くトオルは文化系行動派とでもいうんだろうか
そしてテケリさんとニャル子さんが会ったらどうなるかをついつい考えてしまう
>>345 ごめん
銀河英雄伝説とかと言ったのは、田中芳樹全般のつもりだった
漫画絵のイラスト=ラノベなのかと思ってたんでw
ハーレムとか文体とかがいかにもなのはラノベって分かるけどそこから先がよく分からない
貫井徳郎の乱反射読んだ
おもしろかったー
慟哭も愚行録もよかったし、今読んでる微笑む人もまだ序盤だけど続きが気になって仕方ない
あなたがライトノベルだと思うものがライトノベルです だよ
だから司馬遼太郎もライトノベルだと思う人にとってはライトノベルなんだよ
同意はあんまり得られないだろうけど
>>348 慟哭読んで面白かったから、次に短編集読んだらいまいちで読むのやめてたんだよな
他のは面白いんなら、また読んでみようかな
素晴らしい作品に出会うには片っ端から読み漁るしかないんかな
>>351 実行したが苦手な文体に当たるとひたすら苦痛
知野 みさき「鈴の神さま」 ほのぼのとしたいい作品だったよ
高尾滋さんあたりに漫画化して欲しい
>>350 追憶のかけらもよかった
貫井の短篇、壊れる?だっけな読んだけどいまいちだったから、長編の方がいいかも
小川一水煙突の上にハイヒール読んだ。
この人の短編は良いなぁ。
白鳥熱の朝にみたいな、謎の病気で世界が大変系の話でオススメありませんか?
同氏の天冥は読みました。
中井英夫の幻想博物館。
この人、虚無への供物みたいな大長編が得意なのかと思ったら、短編はそれ以上によかった。
>>355 病院じゃないけど、ある地域が大変な感じ
ペンギン・ハイウェイ : 森見 登美彦,
最後まで読む義務は無いと思いつつ、一度読み始めてしまった一冊はどうにか読み終えたいと思ってしまうw
たとえシリーズの途中で止めるにしても、止める前の一冊は最後まで読み終えたい
なんで苦手なのにあたると辛いのわかる
絹の変容じゃなくて「夏の厄災」じゃないかとマジレス
王道の小松左京「復活の日」を忘れてもらっちゃ困る。
355です。一杯ありがとう!
文庫で出てるみたいなので篠田節子2冊行ってみようと思います。ゾンビ日記と復活の日も読んだ事ないので挑戦します。
ペンギン日記は読んだよー。実際起こったら大変なんだろうけど和むパニック。
鳥インフルが前ほど騒がなくなって来たけどああいうニュース見るとドキドキする。
ホラーが大丈夫なら小野不由美の死屍オススメ
屍鬼だね
死屍ワロスww
凍花読んだ
最初キャッツアイみたいな話かと思ったけど
長女喪としては、長女の気持ちがわかり過ぎて辛かった。絶世の美女じゃないしエステ通いもしてないけどw
捻くれた性格では彼氏できない、彼氏できないと受け入れてくれる人だれもいなくて性格捻くれる
初めて山崎豊子の本を読んでみたけど
思ってたより読みやすくて面白かった
揺り椅子を買ったら読書が捗る捗る
座り心地良すぎて幸せ
最近ようやく「永遠の0」を読んだけど あまり好みではなかったなあ
結構言われてるけど 本当に壬生義士伝もどきだった
この作家の話って、不自然なほど綺麗だから何となく鼻につく
以前読んだクリスマスの話もそんな感じのものばっかりだった
みんな、哲学書は読む?
>>372 わたし座り心地の良すぎる椅子で読書するとたちまち眠気が襲ってくる
電車の座席ぐらいがちょうどいい
376 :
彼氏いない歴774年:2013/05/19(日) 23:01:00.62 ID:tundDBAc
ちゃんとしろ
平山夢明「DINER」
平山夢明の本は東京伝説系しか読んだこと無かったから長編小説ってどうかなと思ったけどあまりに面白過ぎて読み終わるのが辛かった
やっぱり拷問描写はとても痛くて絶望しか無いけど読後なんだか紅の豚でも見終わった気分だった
378 :
彼氏いない歴774年:2013/05/20(月) 13:48:54.88 ID:0PF9h9li
百田尚樹の「モンスター」読んだ
面白かった…!顔が崩れていっちゃう系かと思ったけど全然違う
喪女としてはうらやましい限りだった。
宮部みゆきさんの時代小説が好きで、ちょいちょい読み返してしまう
人と人との関わりで生まれるやるせなさというか、そういうのが身にしみる
それと、食べ物が美味しそうなところが一番好きw
ぼんくらシリーズ、最初は一部キャラのラノベっぽさが気になったけど
魅力的だし、2作目以降は気にならなくなった
続き読みたいなあ、茂七親分の続きも読みたい
あと、お徳さんの料理を食べてみたいw
漫画で言えば『ブラッドハーレーの馬車』みたいな、女の子でも男の子でもいいけど
とにかく理不尽になぶられて殺されるような、読むとものっすごく気分悪くなって
夜中に思い出して眠れなくなるような小説ってないかな?
>>377の平山夢明「DINER」も良さそうな気がするけどほかにもっと沢山知りたい
ケッチャムとか?
ケッチャムいいよね
何回も出てるけど「隣の家の少女」がおすすめ
ジクジク後引く胸糞悪さがいい、吐き気するくらいおぞましくて心の傷になるよ
「オフシーズン」もグロいけど、後味の悪さで言ったら負けるかな
マルキドサド
>>380 我孫子武丸『殺戮にいたる病』ドゾ!
文春文庫のアンソロジー『厭な物語』もガッツリ後味悪いよ〜
>>379 私も宮部みゆきさんの時代小説好き!
宮部作品は登場人物がしっかりしていたり、人情派な人物が多い印象なんだけど
それが江戸時代の人間の小粋なイメージにすごくしっくり来る
江戸時代と食べ物といえば「みおつくし料理帖」も大好き
毎年春に新巻が出ていたのに、今年は出てなくて残念
>>380 「吐きたいほど愛してる」
理不尽とはちょっと違うかもしれないけど、ほんと吐き気がする感じの胸糞の悪さ
>>380 「DINER」は個人的に読後が紅の豚見終わった気分だったから胸糞悪い感じとは違うと思う
歌野晶午の密室殺人ゲームシリーズや上でも出てるけどケッチャム辺りかな
あと1冊オススメしたいけど表紙のビジュアルしか思い出せない…
『クォンタム・ファミリーズ』読了
あんまり面白くなかったな…SFギミックはまあまあ丁寧に整備されてるなあと思ったけどショッキングでもエポックメイキングでもないし
よくも悪くもメッセージ性がないっつうか世界観だけで保ってる感じで、それもなんか薄っぺらいので
読み終えた感想が「でっていう」だった
『カフカ寓話集』読了
サクサク読めそう!とか思ってたら『巣穴』で憤死しそうになった
ヨゼフィーネの話が好きだな
「彼女が花環に手を伸ばすのはそれが少し下がってるからじゃなくまさに最高の位置にあるからだ
何ならより高いところに掛け直しかねない」っての
ハツカネズミが壁にかかったリースにちっちゃい手を伸ばしてる絵が浮かんで可愛い
昇天
393 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/05/21(火) 12:38:54.02 ID:NRzBFx2X BE:1368708454-2BP(333)
>>386 379ですが、お仲間がいて嬉しい
そうそう、洒落てるっていうよりも小粋なんだよね
身分の違いをうまく使って時代背景なんかを説明してくれるから
自然に江戸時代気分に浸れるのがすごく楽しい
みおつくし料理帖は知らなかった
今度見かけたら読んでみます
それまでのつなぎに鬼平犯科帳でも引っ張り出そうかなw
395 :
彼氏いない歴774年:2013/05/23(木) 00:24:28.76 ID:1onufOP/
この間百田尚樹の「海賊と呼ばれた男」読んだ。
久しぶりに胸が熱くなる一気読み出来る本でした。
有川浩って最近流行ってるけど面白いのかな?
「三匹のおっさん」はハマって文庫化待てなくて続き買ったけど。
あんまりドラマ化で騒いでるのは買いにくいんだよwww
>>395 だったら、「海の底」か「植物図鑑」かな。
両方恋愛要素ありだけど嫌いでなければ。
どれもドラマ化映画化されそうだわ。東野圭吾氏みたくなるのかしら。こっそり楽しみたいのに。
連投すまぬ。
あと「シアター」かな完結してないけど。
私は有川浩さん結構好きだよ。
和やかなハッピーエンドが多いし
ほっこりしたい時はいいと思う。
最近吉田修一が好き
女目線で書くのが上手だと思う。イケメンゆえの所業か
「7月24日通り」は地味女が分相応な地味男と不釣り合いなイケメンに
口説かれてどちらをとるか葛藤する女にキュンキュンきた
「悪人」は犯人も被害者もクズだけど愛すべきクズ、という感じ
いろんな人間が魅力的に書かれてる
>>395 阪急電車もおすすめだよ
ハードルあげまくっても読んでも軽くそれを飛び越える出来だよ。
「みおつくし料理帖」が好きな皆さん
BSフジ ・毎週土曜18時〜放送中の「料理昔ばなし 再現!江戸時代のレシピ」が、おススメ。
当時の食糧事情の解説もあって一見の価値ありです。
「芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜」読了
映画のCMを見て面白そう、と思って読み始めた
確かに中盤まではかなり良かったんだけど、終盤の展開は納得いかない
色んな台詞が散りばめられていて久しぶりに号泣したけど、このオチとは真逆の二人が見たかった
これもイエローハーツの形だと思うけど、私が望んでいたのは違ったな
でも面白かった。
田中のような人がめちゃくちゃ好きだ
星新一が好き
最初に出会ったのは塾の国語のテストで出題された「友好使節」
そっから文庫版を結構集めてたんだけど本棚にスペースがなくなって売ってしまった
また買い直そうかと思ってるんだけど表紙の絵柄が変わっちゃったのと、図書館にあるよなと思い悩む
『都市と星』読了
量の割にちょっと描写がくどくて疲れた…
以下バレ
物語中盤くらいで主人公パーティに加わるロボットの脳内ビジュアルがレアコイル(ポケモン)で固定されてしまった…
十億年もの間戻ってこない主を待ち続ける忠誠心の塊レアコイル
一応単純な命令にはある程度従うが主人公に懐柔されそうになってもツンを貫き決してデレないレアコイル
記憶操作されそうになった主人公をふん捕まえて飛んでいくレアコイル
最終的に億年単位で時間かかる宇宙探査に出されるレアコイル
主人公の相棒は虫連れてるし何かそういうボーイミーツ冒険ものっぽく見えて仕方がない
思弁SFって言ってたじゃないですかーやだー!
いかん、レアコイル気になるwww
読みたくなったwww
なんというステマwwww(褒め言葉)
レアコイルで興味持ってくれてありがとうございます
そんなに目立つキャラじゃないというか完全に脇役で活躍の描写が結構淡々としてるし
主人公のレアコイルへの接し方が「知能のある道具」的であんまり愛着を感じないので(名前もつけてないし)
何というか性能的には遥かに上回ってるであろうHAL9000とか比べると不遇
にも関わらず場面を映像化して思い浮かべるとどうしても常にレアコイルで存在感がやばかったのでつい書いてしまいました
作品自体はテーマのスケール変化が大きくて面白いのでオススメ、ちょっと分厚いけど
結構前に一度大量に本を購入しといてなんだかんだ
読まずにいたんだけど最近また読み始めた
まだ全部読み終わってないけど「和菓子のアン」が面白い
帯にほのぼのミステリって書いてあったんだけど正にそんな感じで
登場人物も個性的だし文章も読みやすい
和菓子屋が舞台だから和菓子が食べたくなる
>>409 私も読んだけど、ほのぼの2時間ドラマって感じで配役とか考えてたw
和菓子のアン、本屋で見て気になってたんだけど面白いのか
ちょっと購入考えてみようっと
「和菓子のアンソロジー」に「和菓子のアン」の続編?があるから
興味のある人は読んでみて!
>>412 続編?スピンオフ?あるのか!
本編好きだったから読んでみる!教えてくれてありがとうー
ここで見て「タルトタタンの夢」だっけ、読んでみたくなったのだけど、
書き込んだ方同様に冬しかないというタルトタタンを食べたくなりそうで
それまではと我慢中
お料理の描写が丁寧な小説ってなんでか読んでいて楽しいね
林真理子「初夜」「死ぬほど愛してる」「年下の女友達」
装丁が気になったので並んでいるのと一緒に借りてきた
…えーっと人妻が浮気する話を何回読めばいいんだろってぐらい
浮気話しか出てこねーな!?しかも女が男を見下してる、もしくは
それを過剰に賞賛してる話ばっかだし…中年主婦にとっての携帯小説みたいな
もんなのか、これ?この本の主人公達は「男はヤることしか考えてない」みたいな
スタンスでいるけど、あんたらのほうがよっぽどだよ…って言いたくなる
でもその中に一つ、中途半端な格の家のせいでかなり厳格に親に口出しされて
まったく男子に免疫がもてず処女のまま子宮の病気にかかり、それを切り取ることになった
40の女の話には…なんか…落ちこまさせられたよ…
喪に対してかなり的確に書かれてて、それがすごく身に沁みる
全体的に合わない作家だなーと思った
>>414 林真理子は下手に都会っぽいのより、『葡萄が目にしみる』『本を読む女』みたいなタイプの方が、個人的には好きだ
もしまたトライしてもいいかなと思ったら、そのへん読んでみて〜
最近のだと『下流の宴』は割に面白かった
時代の流れや特定の業界の空気捉えるの、すごく上手な作家だと思う
林真理子は名前しか知らなかったけど、
野心のすすめっていうエッセイが面白い。
林真理子は文章がうまいと思う
話と本人ののりは合う人合わない人いるだろうね
小山紗都子の『サバイバー』読了
読んでて心底胸糞悪くなる作品ははじめてだった
あまりに腹がたったので吐き出し
とにかく超絶自己中で傲慢で嫉妬深いコミュ障スイーツと主人公の性格が最悪で
主人公視点のため風景や人物の描写にいちいち見下しコメントが入る
性犯罪被害を取り扱った重い話のはずなのにそれが霞むくらいの糞っぷり
それが性犯罪のトラウマとかならまだわかるけど特にそうでもないらしい
あまりに性格の悪さを隠さないもんだから作者には何か意図があるのかと思って
不快感をこらえて最後まで読んでみたけどどうやら素だったっぽい
そして作者と主人公は性同一性障害の方々に全力で土下座しろ
性同一性障害の親友は一生幸せな恋愛ができないってなんで決め付けてるの?
そんな人に恋人がいて幸せな私を見せるほど身勝手じゃないから避けるって何様なの?
最後に親友が自分の恋人を好きだって知ったときも
私の恋人じゃなくても実らない恋でかわいそうとか本当になんなの?
普通の小説なら最も唾棄すべきこととされる見下しとイコールの同情を
主人公が当然のようにやって特に批判もされないのが本当に理解できない
書評を覗いてみたらリアルとか絶賛されてて
確かに性犯罪被害者の心理だけに限ればそう感じられる部分もあったけど
その他の部分での主人公があまりにもひどすぎるために
こういうのをリアルとか言っちゃうと性犯罪被害者に失礼だと思う
性犯罪被害について読みたいなら絶対に他の本を読んだほうがいい
薬丸岳の天使のナイフ読んだ
乱歩賞文句なしで大賞とったと聞いて期待しすぎたせいか、ちょっと拍子抜け
主人公の行動に理解できない点が多いし、展開がご都合主義すぎる
少年法についての知識はすごいけど、どんでん返しを狙いすぎてかなり無理があると思った
まあデビュー作がこれなら、次の作品の成長に期待大ってことで大賞だったのかな
あと、最後の方ごちゃごちゃしすぎでテーマが伝わってこないからあんまり心に残らなかった
『偉大なギャツビー』野崎訳で読了
とても面白かった、金を湯水のごとく使う階級の世界の比喩や描写のきらびやかさがすごくツボだし
後半のシナリオの錯綜した挙げ句…みたいな展開も良かった
解説で突っ込まれてるけどギャツビーのデイズィへの憧れ方が理想主義をこじらせてて
ちょっと芥川の『好色』の侍従を見る平中と並べると面白いんじゃね?的なもんがあって何というか死亡フラグ感がしてはいた
映画の『ミッドナイト・イン・パリ』観て手に取った本だけど全体的にとっても楽しんで読めました
難点は近日公開の映画のポスターを見かけすぎたせいで主人公ギャツビーがどこまでもディカプリオで思い浮かんだことかな…
表情の描写が結構細かくて百聞は一見に如かず的な部分があってそれが上手いこと想像できなくてちょっとアレだった
そもそも「配役ディカプリオでええんか?ええのんかコレ?」ってのも無くはないけど
あとフィッツジェラルドよ、なぜ初恋の人をヒロインのモデルに使っといて献辞で妻ゼルダに捧げたし…いやジニヴラに宛てても微妙だが
劇団ひとり「陰日向に咲く」
今更読んだけど正直劇団ひとり舐めてた…
すごく面白い
落ちこぼれたちを描いてるのに、その落ちこぼれたちがみんな何だか可愛くて愛着が湧く
元気ない時に読む本としてぴったりだと思う
鳴子が名前もキャラも話し方も可愛すぎる…
ギャンブラーの駅員もアホかwって思いつつも愛しい
芸人が書いた小説で言うと
インパルス板倉の「蟻地獄」はもっと評価されるべき
400ページ以上あるけど先が気になって寝る間も惜しんで読んだ
新堂冬樹、高野和明、道尾秀介を参考にして書いたらしいから
この辺の作家が好きな人なら楽しめると思う
芸能人の文芸作品って本当に自分で書いてるのか気になって楽しめない…
>>320オヌヌメのライオンハート読んでるけど
あんまりドキドキもしないし恋愛もの読んでる気がしない
恩田陸合わないのかなぁ
最後まで読んだらしっくり来るのかなぁ
図書館で予約してた下町ロケットが文庫本じゃないバージョンで届いたのでヘコタレて持ち歩けないからそのまま返却の悪寒
>>423 劇団ひとりは本当に本人が書いてる気がする
ひ、ひとりで…
みをつくし料理帖
5巻読んでるけど、なんか飽きてきた
トラブルが起きても、けなげに頑張り周りは温かく見守り雲外蒼天!
坂本堂は目をきゅーっと細めすぎだし、種市はこりゃいけねえよおってワンパターンだし
軽く読めるし面白いんだけどね
板倉はガンダムのシナリオだかノベライズだかもやってなかったっけ
コントや漫才も話作るようなもんだから近い感覚で小説書けるのかな
429 :
彼氏いない歴774年:2013/06/05(水) 17:13:50.13 ID:2dfaPBAg
山崎豊子のぼんちを読んだ
芸者さん達を次々、妾にする大阪の足袋屋さんのボンボンが主人公
主人公よりも、登場するお妾さんたちの描写が好きだ
太田の文明の子を超える芸人物はまだでてこないな。
>>429 ぼんちは相当やな奴の筈なのに何か嫌いになれなかった
商売に抜け目がなくて女を沢山囲っていても女家族の呪縛や地元の因習から逃れられないからか
ぼんちが他に女を作っても耐えてる女に「でも健気であればいつか愛されると思うからそうしてるだけだよな」
みたいな事を考えてた所を読んで
犠牲を尊ぶ思考への冷たい批判を感じてぐさっときた
『デス博士の島その他の物語』を読み途中なんだけど、というか表題作読み終わったくらいのところなんだけど
デス博士がイケメンすぎてつらい、主人公の気持ちが痛いほどわかってつらい
喪女に、それも読書が日々の命綱みたいな地味喪にそんなこと言うと惚れちまうだろうがー!!1!
ああもう借りた本だけど買っちゃおうかな
置き場所無いけど
カードの支払いもやばいけど
戸梶圭太のあの橋の向こうで
つまんないOLの描写がリアルで、こういう喪女沢山いそうだなと思った
結末、主人公の行動に笑ったww
文庫になってた「ちいさいモモちゃん」三十路になって初めて読んだ
なんで読まなかったのかなー、これ小さいときに読んでおきたかった
昔と今とで感想を比べてみたかったよ
40年近く前のおはなしなのに全然古くないのがすごい(電話とかの小道具は時代を感じるけど)
自分の子どもに読ませたい本リストに追加決定
まあそれが役立つ予定は皆無なんですけどね
誰よりもつよく抱きしめて読んで、後半は涙鼻水垂れ流し
幸せになれたのかなーなんてその後想像したり
作家をあまり知らないと言うのもあるけど、普段めったに本は読まないのに突然読みたくなる時がある
だからか読んだら話に引き込まれて睡眠時間を割いてまで一気に読んでしまう
毎日少しずつ楽しみにしながら読みたいんだけどそれができない
>>434 懐かしい!
子供が見てる不思議な世界も、大人から見た子供の愛らしさも両方感じられて
文章があったかくて優しくて、とにかくかーわいいよね
カレーの具材が訪ねてくる話とか、レースのカーテンのお嫁さんとか、お医者さんいったらガム買ってもらえるとか
今でも憧れるし共感できるなー
ほんと、50年経っても話が色褪せてないよね
今wiki見てきたけど、シリーズ全6巻もあるんだね
最後までは読んでなかったから、改めて読み返してみようかなあ
>>434 懐かしい!超読んでたよ
モモちゃんの地位がアカネちゃんに取ってかわられるのが地味に悲しかったw
オオカミさんとかヤドリギとか、今読むと結構ハードだよね……
実家にまだ全巻あるはずだから、探してみようかな〜
川上弘美『神様』や漫画ですが『夏目友人帳』のような、日常の中の少し不思議な
人でない存在との交流話が読める小説があれば教えて下さい
江戸時代の日常もの?になるけどしゃばけシリーズ
十二国記…はちょっと違うかw
でも麒麟や使令の皆さん好きだ
風の海〜は使令がっつり絡むから、人外の存在萌えがすごく満たされた
442 :
438:2013/06/07(金) 23:13:34.17 ID:qv8dskYD
>>439 時代もの大好きです、ありがとうございます
>>440 ネットであらすじ調べて不思議な交流話にすごくそそられました、読むのが楽しみです
ありがとうございます
>>441 アニメでしか見たことありませんでした、難しそうで敬遠してたんですが思い返すと人外ですね!
読みたくなりました、ありがとうございます
>>434 懐かしい!ももちゃんとプーが好きだった
文庫になってるならまた読んでみようかな
朝食に目玉焼きが出てくるところがあって
キャベツの千切りが付け合わせなのが衝撃だったのが1番の思い出w
小説の食事の描写ってなんであんなに美味しそうなんだろう?
モモちゃんシリーズってハードなのもそうだけど
結構読んでて不安になる話とか描写多くなかった?
445 :
彼氏いない歴774年:2013/06/08(土) 18:45:02.60 ID:cNaOnGbU
>>443 え? うちも目玉焼きにはキャベツ千切りが定番でそれが当たり前だと思ってた…
ちなみにかけるのは醤油。じゃ何をつけあわせるのが一般的なの? ちぎったレタスと櫛形トマトとか?
最近40〜50代の作家さんか次々亡くなられてるね。北森鴻、今邑彩、殊能将之・・・
まだまだこれから活躍盛りなのに。
そんな中80代でまだまだ現役な方々は頼もしいよね。田辺聖子、皆川博子、
皆川博子は「倒立する搭の殺人」がすごく良かったので、もう一度ああいう作品を書いてほしいな。
少女趣味でありながら甘ったるくなく、子どもっぽくもないってのがすごい。
446 :
彼氏いない歴774年:2013/06/08(土) 19:34:08.22 ID:t4X8RckM
>>424 そっかー申し訳ない。恩田さんは合わない人は全然合わないみたいだからなぁ。
今更人間失格読んだけど、結構好き。他人には触れられたくない、内的な暗い心理描写が良いね。
>>445 443じゃないけど、目玉焼きに野菜付け合わせる発想がなかった
ハムとかは一緒に焼くけど、基本皿には目玉焼きだけ
食べ物美味しそうといえば、脂身が大の苦手なのに
大草原の小さな家シリーズを読むたびに
ローラの脂身ヒャッハーぶりに洗脳されかかっては
実際に食べてみてガッカリするのを、過去何度も繰り返しているw
畠中恵の「さくら聖・咲く」読み終わった
政治家が集まる政治塾で事務員のバイトをする大学生の話で、これは2作目
あちこちから相談事を受けそれを解決していくのは「しゃばけ」シリーズと一緒
以下ネタバレと愚痴
今回はバイト事務員の主人公が就職活動をする話なんだけど
「政治には関わりたくない」「政治家のコネは使いたくない」「弟のために福利厚生の整った会社がいい」って
全編を通して散々言ってたのに、弟の生活費を心配する必要がなくなったら
あっさり政治塾のボスである、元大物議員の関連会社に就職しやがった
しかもそれも自分で決めたのではなく、周りの人間がくじ引きで決定
今まで嫌だ嫌だ言ってたのは何だったのかって呆れたというか、ご都合すぎるだろって突っ込みたくなった
物事を解決するときも、結構な決め付け強引展開が多くて、戸惑うこと多々
「お前が思うんならそうなんだろう、お前の中ではな」って思うそばから、そのまま解決してしまうので
主人公含めそれで納得する周りのキャラクターに微妙な感情しか持てない
それから、畠中さんはいつからかだか、まず起承転結の承や転の部分から書いて、後から「こうなったのにはこういう理由が〜」って
起の部分を書くことが多くなったように思う
時々なら気にならないんだけど、多用されるとまたそのパターンかって飽きてくる
といいつつ、これからもシリーズものは読み続けていくけど
山本幸久さんの「ある日、アヒルバス」
表紙が可愛い!
デコちゃんのガイドも楽しかった
何より、読んでると、ピノが食べたくなるw
ミーナの行進/小川洋子
とっても優しい物語
小川さんの文体と挿絵も相まって優しい雰囲気倍増
ポチ子の存在はメルヘンですらあるのに浮いた感じがしないのはさすが
読み終わった後、あったかい紅茶とか飲みながら静かに物語を振り返りたくなる1冊
文庫で集めてた館シリーズ、堪えらんなくて奇面館買っちゃった
そろそろ文庫化する時期だよなあ...
葉真中顕『ロスト・ケア』読了
介護高齢化社会ネタもの
ミステリ大賞取ったらしいけどトリックらしいトリックはないし
ちょっとした仕掛けがあるにはあるけど瞬殺で見抜けるレベルで推理小説を読む楽しみはゼロ
かといって社会派小説と呼ぶには人物が記号的すぎてリアリティが圧倒的に足りない
一応世界観は現実の社会制度を使っているんだけど使っているっていうか実際の制度(の問題点とか)を説明してるだけで
何ら厚みや深みがあるわけじゃない、もちろん制度の穴に対する解決が示されているわけでもない
そのくせ読むとじわじわイヤァな感じに想像力をかき立てられるような憂鬱な要素がテンプレ的に並べ立てられていて行き着く結論も短絡的
何というか、2ちゃんのコピペから発展させたような感じの「読み物」本
後味悪い本にもなり切れてない半端っぽさがすごく微妙、ブログとかWebでやれば?って感じ
つーかこういう「キャラの掛け合いで世界観や制度を説明する」っていう形式のオチの無い啓蒙っぽいブログって一時期実際あったよねみたいな
図書館の順番待ちで結構時間かかったけど借りて正解、お金払って買いたい本じゃないな
>>447 脂身ヒャッハー懐かしい。
「大草原の小さな家の料理の本」のレシピ見て、いろいろと挑戦しては、
ギトギトになったりカチコチになったり謎の腐敗物質が出来たりしたよ。
(うまく行ったのもあったはずだけど、失敗例だけが頭に焼き付いている)
>>453 「小さな家の料理の本」持ってる
はじめに、に書かれてる「この本にのっている料理のすべてが、食卓で大歓迎されるとは、とても思えません」という言葉が身にしみた記憶w
しかし、このシリーズ読むたびに今のアメリカとの差に愕然とする
キャンディー一つで大喜びしてんだもんなー…
マニュアル本みたいなのばっかり読んでるわ
人目を気にせず楽に生きる方法とか、ことば美人になる方法とかそういう感じの
その時は得心してるんだけど、中々実践続けられないw
逆に恋愛マニュアル本に関してはある程度実践できてるけど、最初はそこそこは上手くいくものの
段々上手くいかなくなってくる
瀬川貴次『ばけもの好む中将』読了
時代物は嫌いでないけど 戦国時代的な物々しさが何となく合わなかった私に 平安時代の話はピッタリだった
この話は高校時代の簡単な古文の知識で読めたし
文がちょこちょこポップではあったけど 時代感を損なうほどではなくむしろ読みやすくさせてる 調度品とかの描写もしっかりしてる
物の怪好きなイケメンとそれに振り回される末っ子貴族等 登場人物も個性的
全体を通して少し変わった軽いミステリーという感じの話
すごく面白くてあっという間に読んでしまった
作者買いしてしまおうかと検討中
食べ物の描写がおいしそうな本のおすすめありませんか?
田辺聖子の朝ごはん抜き?とか、漫画だけど美味しんぼとか好きなんですが
ミステリー小説の検視官シリーズは美味しそうな描写がたくさんあって、
検視官シリーズの料理本がでてるくらいだよ。
食欲なくす描写も多いんだよなぁ…検屍官シリーズ
好きだけどねw
定番だけど池波正太郎おススメしとく
簡潔な描写なのにとてもうまそうな食べ物が出てくる
わたしは剣客商売シリーズが一番好き
検屍官は確かに諸刃wイタリアン食べたくはなるけどね
出てくる料理がオシャレだったり美味しそうと思うのは、江國香織や井上荒野かな
あとは直球だけど、みをつくしシリーズとか和菓子のアンなんてどうだろう
村上龍『最後の家族』読了
ひきこもりネタもの、12年前に書かれた計算だけど未だそこらへんに転がっていそうな話
この人の小説はパワフルとか言うレベルじゃなく破壊的なとこがある反面
働き方とか生き方の理想みたいなものが熟考の果てに完成されてしまっていて物語自体はそこに辿り着けるか辿り着くのに失敗するかのどっちかしかないみたいな感じ
何つーかハウツー本か?みたいなところがあるし今作は特に人物もステレオタイプと言われたら「ソウデスネ」としか言い様がないんだけど
肉付けが割と丁寧にされているので普通に面白い
結末もそこそこ希望がある感じでよかった
社会制度の問題点を並べるだけに留まった『ロスト・ケア』とついつい比べてしまうわ
『幸せ最高ありがとうマジで!』読了
戯曲の台本だけどサクサク読めた
何だかよくわかんない女が突然現れていろいろとギリギリだった家族の人間関係をブッ壊す様子をコメディ調で描いたお話
タイトルからしてカッ飛んだハッピーな話かと思ってたけどそんなことはなかったぜ!躁状態が全開でカッ飛んではいたけど!
まあホンタニさんだしな…いろいろズケズケと容赦ないけど『江利子と絶対』の併録作みたいなグロい後味悪さはないし面白かった
食べ物の描写の本を教えてくださってありがとうございました
まず検屍官を図書館で借りてきたのでこれから読もうと思います
遅レスだが、>230同じだ レディ〜が一番好き
どっかにも書いたけど、取材すんのタイヘンだから、心理描写重視に走った作風に
なったと思っている
太陽を曳く馬は取材はんぱないと思う
上ででてる村上レビューのドリーさん、出版社からオファーきたんだね
tp://yaplog.jp/akita0106/archive/227
>>456 瀬川貴次懐かしい!
中学〜高校の頃『暗夜鬼譚』シリーズハマって読んでた
今こんなの書いてるの知らなかった
乱鴉の饗宴読んでたらこんな時間になってしもうた・・・
>>456>>467 私も「暗夜鬼譚」読んでた!そしてこの本は知らなかった
中高大で読んだと思うんだけど、その当時はラストに不満が残った
中途半端にスーパーダッシュ(だったっけ?旧レーベル)で集めてるんだけど
集めるの再開して読み直そうかなぁ
>>468 七王国シリーズいいよね!
ドラマも無料中に一話見たくらいだけど雰囲気良かったなあ
想像ラジオは直木賞候補になるかなあ
>>470 来月からドラマ版レンタル開始と聞いたのでちょうど読み返してるところだ!
読むたびに色々新たな発見があって面白い
タースって思いっきりスタンニスの勢力化じゃん
単身レンリーの追っかけするブリエンヌの喪女クオリティ…
自分に合った面白い本を見つけるのって難しいね
すんなり頭に入ってく文章ってなかなか無い
私が馬鹿なのもあるけど
私が一番スラスラ読めて、頭に入ってくるのは津原泰水だなー
文章のテンポがすごく合う
少女向けの作品も好きだし、ホラー物も好き
しかし、苦手なグロ(特にゲテモノ食い描写)描写もスラスラ頭に入ってきちゃうのは
正直困るw
皆川博子、好きになってきた
薔薇密室と伯林蝋人形館しか読んでないけど、大人の厨二心を満足させてくれて最高!非常に耽美だー
他のも読みたいけどどれから手をつけたものか
ってか感覚若いのに、皆川博子実は結構な年齢なことに驚いた
選択が悪いのか、読む本のほとんどが美人ヒロインなんだ
ヒロイン格の女性が美人じゃない設定の本があったら教えてほしいです
>>475 私も最近になって皆川博子にハマったよ
薔薇密室読んだなら死の泉オススメ。時代が同じヒトラーの頃の話
あとは双頭のバビロンや開かせていただき光栄ですも素敵だった
>>478 澪って下がり眉いがいにもしもぶくれで鼻が上向いてて、ってそうとうなブスかのような
描写あったよね
そんなにひどいのだろうか
>>480 実写ドラマで北川景子がキャスティングされてたのはびっくりしたw
皆川博子いいよね。
花闇や恋紅、化蝶記など時代物が好き
津村記久子・深澤真紀『ダメをみがく』。
雑誌に連載された対談をまとめたもの。
文章、というか話の内容が面白いのに加えて、
すごく喪向き(たぶん)、かつ有用な本だった。
475です
>>477 >>482 ありがとう、チェックしてみる!
穂村弘のエッセイを以前は微笑ましく読んでいたのだが、読み直してみたらイラついた
なんか、結婚してるのにモテないスタンスなのがあざとく思えてしまった
自分の置かれた状況や年齢で本の好みって変わるんだなと実感
また好きになれる時が来るといいなー
普段エッセイと児童書とラノベくらいしか読まなかったんだけど
いまさらガリレオシリーズ読んで楽しめたので
何か他の小説も読みたいと思ってる
1:会社の昼休みに30分ずつ読み進めるので文庫か新書サイズ
2:どちらかというと長く世界観に入り込めるシリーズものが好き
3:できれば読後不快感が残らない、もやもやしない話
4:夏目漱石あたりの近代文学が暗くて嫌い
特に森鴎外が大嫌いな流れで、屑男が主人公だと殺意が沸く
こういう希望で適当におすすめあったら教えてください
ガリレオシリーズの長編は最初にラスト10ページくらいを読んでから
そのオチへ辿り着くまでの構成の積み上げを確認するのが楽しかった
あ、ジャンルは問いません
相棒とかいいかもね
個人的にブームなので、時代物を進めてみる
宮部みゆきの初ものがたり
岡っ引きが事件解決していく連作短編なので
哀愁というかやるせない部分は残っても、悪はこらしめられますw
イケメンは出ないけど、渋いおじさまが堪能できます
主人公が贔屓にしてる、屋台の料理がめちゃ美味しそう
同じ作者の「ぼんくら」のシリーズ(3作)は
同心が事件解決していく、こちらも連作短編なんだけど
登場人物が、上の作品よりちょっとラノベ寄りなので
(ラノベも書いてる人なので当然だけど)
ラノベ読みさんには親しみやすいかもしれない
主人公が贔屓にしてる、煮物屋の煮物がめちゃ美味しそう
どんだけワガママなんだよ
太宰でも読んでろ
>>487,488
ありがとう
相棒も時代物も好きだから読んでみるよ
めちゃ美味しそうわろたw
人それぞれだから良いんだけど
でも先に結末を確認してから読む人ってホントにいるんだなぁ、と衝撃。
>>485 児童書が大丈夫な人なら、村山早紀とかどうですかね?
コンビニたそがれ堂とか、竜宮ホテルとか。
ほっこり良い話系。
西澤保彦の収穫祭読んだけどつまらなすぎた
最初は中学生視点なんだけど、連続殺人が起こってるのに、無駄な推理を挟むから緊迫感とかまったくない
親が殺されたのに、ずっと性的な妄想してるし
「この時は知るよしもなかった、この時は」
みたいな文が嫌いなんだけど、この表現が何回もでてくるし、でてくる女は超人でヤリマンだし
都合良く過去の記憶が消えてるし、なんかもう中身が無くてただひたすら時間の無駄だった
ほしゅ
>483 面白そう 検索してみた
>>484 ネ喪を男にしたような奴だよねw
カムブリヲ奇譚おもしろかった
背中がぞわぞわする感じ
皆川博子が好きな人におすすめしたい
>>491 私も結末から読む
先に知っておかないとじれったくて集中できない
父親に借りた夜桜乙女捕物帖を読んでる
遠山の金さんの隠し子の乙女って子が主人公なんだけど
脳内で金さんが松方弘樹の実写で乙女ちゃんが表紙の絵っていう
実写とアニメの競演になってる
497 :
彼氏いない歴774年:2013/06/22(土) 00:34:29.52 ID:xXl7zOKS
>>474 私も津原泰水好き。
幽明志怪シリーズ?だっけ。かっこいい伯爵とダメ男猿渡のコンビがつぼすぎる。
猫ノ目時計で完結してしまったのが残念でならない。
まずは第一巻の蘆屋家の崩壊、おすすめです。
>>497 >>474です
蘆屋家の崩壊良いよね!
ラストの話を、伯爵主催のグランドホテルってアンソロジーで読んで感動して
単行本が出た時に喜び勇んで読んだんだけど
またけったいなもん食ってる…でも面白いから読みたい…と苦悶しながら完走しましたw
2作目は伯爵の出番がなくて残念でしたね
猫ノ目は買ったまま取ってあります、勿体なくて読めないw
三番目の魔女
シェイクスピアのマクベスを魔女の視点から描いた話
元ネタほとんど覚えてなかったんだけど楽しめた
マクベスに復讐しようとする女の子が主人公
こういう執念深い主人公って好き
作者が次に書いた本国では既に出版されてる本のタイトルが
オフィーリアの復讐っていうんだけどそっちも読みたい
翻訳されないかな
オフィーリアの復讐……!?
何それすっごく読みたい
「椿姫」や「マノンレスコー」や「痴人の愛」のような本を探しています
男性が、悔しいよぉ!でも好きだよぉ!てなるのがなんだかたまらん…
後味悪かったりすると尚更良いのですが、なにかおすすめありますか?
>>501 私の男
悔しい、でも好き!というより共依存だけどドロドロしてるし後味は良くない
桜庭一樹の作品とは何かいつも感性が合わないのを感じる
自信作だから食べてみてと言われて出されたカレーにクリームあんみつが隠されている感じ
クリームあんみつ入りカレー食べた事ないからおいしかったらごめん
>>501 ベタだけど、嵐が丘は?話ほぼなぞる感じだけど、水村美苗の本格小説も推薦
十二国記の新作短編、気付けばもう来週だったんだね
楽しみ!
>>505 いよいよ、本当の意味での新作が読めるんだね・・・(短編だけど)
楽しみー。
安部公房『第四間氷期』読了
予言機械の研究をしている主人公がその辺の男を適当にサンプルに選んだんだけど事態が思わぬ方向に転がって…という話
最終的にスケールがすごいデカい話になってくるけど科学技術のギミックがメインじゃないのでSFに分類するか迷う
書かれたのが昔だから技術的な正確性はちょっとアレかもしれないけどテーマに興味をひかれたので面白く読めた
野尻抱介『南極点のピアピア動画』読了
みんなでニコニコする某動画サイトをモデルにした「ピアピア動画」と科学技術開発者たちが結びついて発明とかプロジェクトとかをやっていくお話
「面白ければそれでいい」的なノリのもとに宇宙開発規模の壮大な計画が転がっていく様子が結構しっかり描かれていて夢が広がりんぐwwwって感じだけど
絶対ニコではこんな展開にならねーなと思うと架空未来予想図すぎで切ない
萌えラノベの類かと思ったら全然萌えはメインでなくむしろしっかりSFだった、表紙で損してるような気がする
フランク・ヴェデキント『ミネハハ』読了
ある女性の手記の形式を取った作品、森の奥で集団生活を営みながらダンスや楽器を習っていたという少女たちの話
どうも状況が不明瞭で上手く掴めないんだが、とにかく主人公は小さい頃(5歳とかもっと前?かも)から
いろんな年齢の少女たちが集められて生活している家で育ってきていて、それを回想しつつ描いている
同級の誰々がしなやかで踊りが上手かったとか世話役の年上の誰々が衣装を着てきちんと立っている姿が本当に綺麗だったとかの描写が上手くて光景が目に浮かぶ
何というかきらめくような憧れにほんのちょっぴり生々しいエロスが入り交じったみたいな情感が良い作品
百合描写もあるけど百合と称していいのか大いに疑問なキス止まり(しかも自分の脳内イメージでは額へのキスオンリー)
華奢で美しく謎めいた小説だった
「何で未就学児が親の保護もなくそんなとこでそんなわけのわからん生活を?」みたいな背景はほぼ全く書かれないので
そういうところが気になる人にはオススメできない
新井素子『ひとめあなたに…』読了
地球滅亡もの、あと一週間で世界が終わりますあなたは何をしますか?私はガンで余命のやばい恋人に会いにいきます、という話
文体が!古い!一昔、いや二昔ぐらい前の少女マンガ!!二昔どころか1981年に書いたらしいのでもう三十年以上前の作品だけど!!
句点がやたらと多くて読点でいいところに句点を打つ!唐突に入る英文フレーズ!くどいくどすぎる!!むずがゆい!!
二人称が「お宅」!!独白で「あん、もう」とか言っちゃう!!はっ倒したい!!
しかしそこさえ乗り越えられれば普通に面白いし読みやすい
エピソードのひとつひとつが、終末に際していろいろとぶっ壊れた(というか元々ぶっ壊れてたのが終末のどさくさで露わになった)人々と
常識・理性・正気の世界の住人との思想戦の様相を呈しており大変に面白い
登場人物の心の動きが典型的というか何か漫画的なんだけど描写が細かいのもいい、感情移入までいかないけど共感しやすい
結末も世界は終わるがそれでも何かが残る的な感じで良い
安部公房と坂口安吾をどういうわけかごっちゃにしやすい。
作風もそれほど似てないし名前だって「安」しか合ってないし位置も違うのに。
>>507 kissxxxでそんなはなしあったね>安部公房と坂口安吾
>>507 ミネハハ、見たことないんだけど映画の「エコール」みたいだねって書こうとしたら
同じ作者だったw
新井素子はデビュー時に「ルパン三世みたいな小説を書きたかった」と言っていて、
新しい文体だと随分持て囃されたみたいだよ
安部公房と坂口安吾は…なんだろう、モロじゃなくそこはかとなくえろいイメージ?
>>508 えっマジで?
書いておいて何だけど、「間違えたことねーわwww」って笑われたことしかないよ自分
『堕落論』とか『桜の森〜』が坂口で、『砂の女』とか『箱男』とかが安部公房…ってすごく必死で区別してるんだけど
そういう代表作じゃない細かい作品だとわからなくなる
>>509 そう、映画『エコール』のDVD見る前に予習のつもりで読んだんだけどあまりに脳内再生した光景描写が綺麗なんで
こりゃ映像化のハードル上がっちゃったなあ映画大丈夫かなあと思ってるところ
新井素子の文体は動ポモあたりでそんな感じのこと書いてありましたね
でもこれルパンじゃねーよ少女マンガだよ!初期の有閑倶楽部とかそれより前の感じだよ!!と声を大にして言いたい
>>509 同じ原作で「ミネハハ 秘密の森の少女たち」という映画あるね
こっちは直接的すぎていやーな感じの内容みたい
グレートギャツビーって史実とか歴史的背景に詳しく無いと読めないのかな
んなこたーない
素子は文体さえなんとかしてくれれば
普通に色んな人に勧められる良い作家なんだがなあ
まああの文体だからこその素ちゃんなんだけど歯痒い
喪女って夜光観覧車のアヤカみたいな生活送ってるの?
子どもの頃本を全然読まない子だったんだけど、児童書でこれは読んどけって作品ある?
児童書は正直児童のうちに読んでおいてナンボだと思うが…
http://www.ehonnavi.net 好きなだけ読みあさると良いよ
魔女宅、ホッツェンプロッツ、小さな王様、エルマー、ピッピ、ハウル、ホームズ、ライラ、ルパン、ゲド、オズ、挙げ出したらきりがない
カブトムシの木って本は凄い記憶に残ってる
面白いよ
児童書で印象に残ってるのは「時をさまようタック」だったな
520 :
彼氏いない歴774年:2013/06/25(火) 12:40:06.56 ID:mi2cDEqN
>>516 佐藤さとるの、だれも知らない小さな国
超絶おすすめ
あと、氷の海のガレオンって本
なんとなく生きづらい喪女なら読むべき
ロアルド・ダールの児童向けは
中々に毒があってよろしいと思うの
おちゃめなふたごは必読だと思うんだ!
面倒な人間関係含めて、憧れだけが詰まった世界
真夜中のパーティー参加した過ぎる
523 :
516:2013/06/25(火) 22:00:47.80 ID:Nj9wKHq+
皆さんいろいろお勧めしてくれてありがとうございます。
まずは佐藤さとるさんの本から読んでみようと思います!
コロポックル懐いなぁ
安部公房『カンガルー・ノート』読了
すねにすね毛の代わりにカイワレ大根が!という話
麻酔でラリッてるせいか知らんが主人公が妙に冷静で状況適応に長けてるので悪夢的な中にもユーモラスな感じがあって面白かった
場面場面は印象的だが話の筋はあってなきがごとくなのでドンシンク!フィール!みたいなノリの方が読みこなしやすい気がする
『パターン・レコグニション』を借りて来たけど
主人公がケイスっていうからてっきり「あの」ケイスの話かと!モリイと並んで後日談が聞けるのかと期待して読み始めたのに!!
まさか性別から違うなんてチクショウ!!!orz
いや良いんだ、ギブソンは今のところハズレ無いしこれも面白いに違いないんだ…
遅レスで恐縮だけど、
>>255のドリーさんのレビューが面白すぎて胸がスカッとしたwww
児童書は、ミヒャエル・エンデの「モモ」を一度読んでみたい
ドリーさんのレビュー面白いけど、本人作家志望って知ってなんか生ぬるい気持ちになった
創作する側になるならマイナスの評価晒すもんじゃないよね
絶対ブーメランになるし
ここまで広まると思って書いた訳じゃないだろうしレビュー自体は笑ったけど
作家のレビューというと
伊藤計劃が残したamazonのレビューは秀逸だった
誰か「二流小説家」読んだ人いませんか?
あの劇中劇って意味なかったの?ただの雰囲気作りでしょうか
みんな騙される!みたいに盛大に煽ってたから、これも伏線だとすごい真剣に読んでた
意味無いとしたらすごい残念
>>529 レビューのこと知らなかったけどあなたのおかげで読むことができたよ
ありがとう!
子供の頃にも読んでたし大人になった今も読んでばかりいるよ児童書
今は鏡のなかの迷宮読んでる
ヴェネチア行きたい…
>>528 何書いても叩きたい人は叩きたいんだからそういう人気にしてたら批判文に限らず何も書けないし
叩きやブーメラン気にして文書くような人は文で食おうとか考えない
『東京タワー』江国香織
透は詩史で世界閉じちゃってて詩史まんせーで自分がないし詩史は矢口真理を地で言ってるけど脳内で岡田君と黒木瞳で再生されるからすごく美しかった。不倫にも品性が問われるのかな...同じことしてるのにやぐっちゃん...。
詩史さんが読んだ本は全部読みたいってとこと、耕二くんのあほっぷりがつきぬけてておもしろかった
『真昼なのに昏い部屋』
世界の外にいそいそ出かけて行った美弥子さんが振り向いた時浩ちゃんから無自覚にどでかいしっぺ返しくらうのが痛快だった
そこに居続ける努力に美しさや魅力があるのであって、それを自分から放棄して両手広げてさぁ自分を愛してほしいなんてそんなあほな
『テレビの中で光るもの』銀色夏生
知性のないあけすけなぶっちゃけ話をする女優は嫌いといいながらなんのひらめきも知性も中身もないただの昼間のテレビの感想
AKBが読者感想文書くみたいだね。
最近は「雲の階段」 以降何も読んでないな。東野はなんか似たような話しばかりであまりすきじゃないかも。すきな人いたらすまん。
雲の階段てズンイチの?
ナツイチ楽しみにしてたのにAKBかよ・・・
>>538 ナツイチ対象本買ったけど、レジで帯とチラシはずしてくださいって言っちゃったよ
>>539 自分もそう頼もうっと。言いづらいけども。
あと文豪シリーズに漫画家が描いた表紙の本もやめてほしい
若者の読者離れ対策かもしれんが、イメージが壊れる。
西加奈子の炎上する君が面白かった。
短編って興味無かったんだけど、サクッと読めていいね!
でも、AKB表紙はさほど売れなかったみたいだけど、
漫画表紙はすげぇ売れたみたいなんだよね。
漫画風のイラスト表紙は、これからも増えていくんじゃない?
十二国記新刊出てた!
ホワイトハートで揃えてるけど、新潮版の新しい絵も気になってそっちも揃えたいw
泰麒たちの話も早く……とか贅沢言わないから読みたい(´・ω・`)
>>542 もう発売してんのか!
買いに行かねば…
長編も執筆中みたいだしここまで待ったから気長に待つよw
群ようこにハマり読みまくってるが電車の中では危険だわw
無印シリーズが痛快すぎて笑えるんだけど『あたしの帰る家』だっけな
あれで幼い著者の体験がいろいろあるんだけど父親(群氏の父親はクズw)
を本気で殺そうとしてもちろん失敗する章が涙出てきたくらい笑えた
荒んだ自分が少し明るくなった束の間の群WEEKだったわ
ナツイチのブックカバー濡れても使える、ってことは紙じゃないってことなのかな?
お風呂で使えるなら何枚か欲しいな。
>>542 私なんて、ホワイトハート版、講談社文庫版、新潮文庫版と全部そろえてるよ・・・。
馬鹿だとわかっているけど、好きだから買っちゃうんだよなぁ。
十二国記はホワイトハート版持ってる
新装版もホワイトハート版みたいにページ一杯に挿絵入れてくれればいいのに
>>545 貰ったけど、ストーンペーパーって書いてある
手触りは少しざらざらしてて、本当に軽い水滴なら大丈夫そう
川端康成のおすすめありますか?
出来れば彼の人生経験がにじみ出るような感じのやつ
川端康成といえば図書館でチラ読みして、変態だと知った。
それまでの「文豪」のイメージをひっくり返されたせいで、何を読んだかどんな話だったのかも思い出せない。
とにかく衝撃だった。
眠れる美女かねえ
川端康成で変態臭いというと、自分も眠れる美女を思い出す
腕フェチっぽい話も収録されてたな
>>550 『みずうみ』かな?あれは読んだ時に変態だと思った。ストーカーだし。
>>553 ああ、女性が一晩腕を1本貸してくれる話あったね!
こいつぁ変態だと思ったものだ
>>522 おちゃめなふたごは必読だよね!
あれで寮生活に憧れたもん
大学で実際に寮生活したとき「なんか違う…」て思っちゃったくらいw
それはそれで面白かったけど、おちゃめなふたごに勝るものはなかったなあ
ついでにちょっと語ってみる
読み直すと、すごくキャラ立ちしてる小説だった
男前なカーロッタや冷静沈着なヒラリーが好きだったけど
どの話にも必ず、問題児や劣等感に悩む子が登場してたんだよね
ふたごちゃんからしてそういう登場の仕方だったし
けどストーリーの中で、自分たちで問題を解決しようと頑張ったり
結局転校するしかなかった問題児にも希望を持たせてたりして
少女たちの成長が見える物語だった
何より先生方が良かった
基本は生徒の行動を重んじて、大事なところで背中を押したり道を示したりする
キレイゴトを並べた児童文学、って言われたらおしまいだけど
美しい学園ものだと改めて思うよ
川端康成は山の音、眠れる美女、古都がおすすめ
名人も面白かった、雪国やみずうみ、踊り子は好みが別れるかも
谷崎好きなら古都が特におすすめ、私は川端なら古都が一番好きだな
磯田道史「武士の家計簿」読了、学術書というより資料を元にして妄想を繰り広げられる面白さがあった
読み始めは一読で十分かと思ったけど、いつかまた再読したい
当たり前の事ながら、今と変わらない生身の人間であり生活があったんだよね
混乱期に生きる人々の考え方が垣間見れて興味深いものがあった
>>556 552です
やっぱ現実の寮生活はコレジャナイなのね…w
でも羨ましいなあ
双子は本当にいい学校に入ったよね
院長先生が素晴らしい人過ぎる。厳しいけど公平で穏やかな人格者
嫌な子も嫌な先生もいるけど、結局は生徒たちにやりこめられるから
あんまり後味悪い事もないんだよね
子供向けであり、大人向けでもあると思う
自分のお気に入りはクロディーヌだけど
近くに居たら大変だろうねw
あと、アリスンの成長ぶりがすごく好きだな
559 :
558:2013/07/01(月) 11:58:23.32 ID:p86o0dXW
あっやべ、自分は522でしたw
552さん騙っちゃってごめんなさい
小島正樹「武家屋敷の殺人」
どんでん返しが多くてなんかよく分からなかった
十二国記、丕緒の鳥読み終わった
2篇はヨムヨムで読んでたけど改めて読んでも全て良かった。短編でも重厚さを感じるし濃い。
人の望みや願い、思いや不安の根にあるものをじっくり表にしていく様が特にいい。
これは長編の続刊が待ちきれなくなるわ
戦闘妖精・雪風→グッドラック→アンブロークン アロー読み終えた!
出撃時などの専門用語は一切わからないwし言葉遣いも独特だけどとても面白かった
平山瑞穂の悪魔と私の微妙な関係が発売したか
文芸誌で同時期に連載してたのはもうとっくの単行本になってたから待ってたぞ
彼氏はいるけど喪女気味思考の主人公なので、考え方に共通する部分が多かった
みをつくし料理帖の新刊読んだけど、実現できるかわからない料理に結び豆腐が挙がってたのが不満
というのも、もともと倉阪鬼一郎さんのファンでのどか屋シリーズにはまって
料理を扱った時代物ってことでみをつくし料理帖を読み始めたんだけど
のどか屋シリーズに「結び豆腐」ってタイトルのがあって、結び豆腐が人の縁を繋ぐ料理として出て来るんだよ
みをつくし料理帖では「長細く切った豆腐を酢につける」
のどか屋では「薄い長方形に切った豆腐を湯につけて結ぶ」ってちがいがあるけど
結び豆腐自体はちゃんとある料理だし、好きな作家の作品のタイトルになっているものを
「実現できるかわからない、書物は書物と割り切って物珍しさに振り回されるべきではないことの例」
として書かれているのが嫌だった
小野寺を振った後も澪が未練を残してて小野寺の結婚にショックを受けるのも納得できなかったな
調べてみたけどみをつくし料理帖での作り方は「豆腐百珍」
のどか屋のは「新撰豆腐百珍」の作り方で出版された時期がだいぶ違うみたい
時代にあってるのはみをつくし料理帖だろうけど後者の作り方がいつごろ出たのかはわからないな
本の出版年=作り方ができた年とはかぎらないし
同じ料理でも作り方が違うのは興味深いね
太田忠司「予告探偵 木塚家の謎」を再読中
すっかり忘れてるから楽しめる
やっぱり摩神やメルカトル鮎みたいな口が悪い探偵好きだわ
IDにOnoが出たので
十二国記の長編新作が無事に書き上がりますようにと願掛けしてみる
短編集を読んだ勢いで既刊読み返してみたけど
楽俊の安心感は異常だな…
景の官吏になってくれたらいいのにな
虎の夢見しを読み終わった。
戦国時代の伝記は読みにくいものかと思ってたらそんなことなかった
某ゲーム経由で読んだんだけど、加藤清正の人柄がにじみ出るような文章で
関係なく楽しめたよー
同じ作者の夢三部作も読みたいんだけど、夢のまた夢は五巻あるのよね
ちょっちゅね
なんか宮部みゆきの登場人物が鼻につくようになってきた
容姿の良い登場人物が多くなった気がする
私がブスだから気にしてしまうのだろうか…病気かもしれん
わたしは容姿端麗設定のキャラに、補足的な感じでちょっとした難点がある説明が出てきた時にイラッとする
こんな綺麗なのに偏屈な変わり者なんですよ〜だからモテないし人も寄り付かないんですよ〜みたいなの
芥川は山下澄人
直木は伊東潤と恩田陸と予想
積読を処理してる
京極堂本編を読もうとしたがサクッと読める百器徒然袋 風 にした
セツかわいいよ
百器は笑えるから好きだ
本編に比べれば短いけどそれでも他作家の長編位あるんだよねw
>533 同じく マンセーしか受け付けられない作家はつまらん
あさのあつこが進研ゼミ中学講座に連載してるジュブナイル青春小説が地味におもしろい。
自分とは全く違う青春で、異国の話のようだよ。
ここってエッセイもあり?
歌川たいじさんの母さんがどんなに僕を嫌いでもが凄かった&良かった
泣きすぎて頭痛になったw
雫井修介の火の粉読んだ
最後までハラハラして一気に読んだ
途中すっごいイライラしたけど、それだけ引き込まれたってすごい
一応ハッピーエンドで本当によかった
火の粉は男連中がクズすぎてイライラした
改心した様子もないし
あと「ふんんんん!!」にワロタ
>>571 同意。現実は、容姿端麗ならどんな難点があっても人が寄ってくる。
後は、リア充だけど孤独ですってキャラ。んなあほな。
>>578 同じこと書こうと思ったらwww
あれで台無しwwww
劉邦の宦官読んだ
大人になる前に去勢されて女の子みたいになった少年宦官の物語
自分が喪女なんで容姿端麗な女キャラがチヤホヤって話には感情移入できないが
少年宦官が皇帝や皇太子にチヤホヤされる姿には感情移入出来たwww
エログロちょっとBL有りで面白かったわ
自分にも綺麗で可愛い少年宦官がかしづいてくれないかな
>>580 宦官である必要はないんじゃないかなと
気に障ったらごめんなさい
かん官というと真っ先に趙高を思い出す
>>580 かん官じゃなくてもいいじゃないw
>>581 >>582 男にろくな目にあわされてないせいか、五体満足な男ってイケメンでもこわいのよ……
その点、この小説の少年宦官はけなげで可愛いんでかしずいて欲しいかなと
変かな?
宦官といわれると、森福都の双子幻綺行の九郎を思い出すなあ
クールで全く健気ではないけどw
たまに見せる可愛げが可愛かった
ミステリとしても面白かった
森福都って森絵都の間違いかと思ってしまった
森絵都はDIVEとランはすごく面白かったのに他は・・・
つまらなくはないけど印象に残らない
>>585 私は逆の間違いと思ってた時期があるw
森絵都ならカラフルが好きだな
実に児童書らしい内容で、退屈に感じる人もいるかもしれないけど
大人になってから読んだから、甘酸っぱい感じがたまらなかったw
>>586 カラフル私も好きだ。
あと「つきのふね」とか「宇宙のみなしご」も結構好き
あの年代特有の息苦しさとか妙な潔癖さとか、当時共感した覚えがある
今読むと恥ずかしいくらいなんだけど、そこがまた青春っぽくていいw
伊坂幸太郎のオー!ファーザー読んでる
この人の明るい系統の話って、
あの展開になるんだろうな→うん、絶対そう→来るか?来るか?→キターーー!
みたいな爽快感のあるわかりやすいフラグ多いよね
読んでて思った通りになるとニヤニヤする
池井戸潤好きだからドラマの半沢直樹どうなるかと思ったら良くてほっとした。
ついでに新作(半沢関係ないやつ)買ってきたー
ミラン・クンデラの存在の耐えられない軽さ読み終わった。「一度のことは数のうちに入らない」って言葉から生まれたトマーシュはずっと「こうあらねばならない!」という使命感に捕らわれていたのに、いつ頃から、どうしてそこから自由になれたのかがよくわからなかった。
村上龍の「心はあなたのもとに」読んでる
まだ途中だけど、この人ってこんな穏やかな文書く人だっけ?と思った
コインロッカーとかインザミソスープとか半島を出よとかは、トゲトゲしい文章&内容だったから意外だ
年取って枯れたのか、円くなったのか
『ジョナサンと宇宙クジラ』読了
サイエンスフィクションというかサイエンスファンタジー、表題作含め基本的に良い話と切ない話で構成されていて安心して読める
通勤電車の行き帰りを楽しく過ごせた
犬飼ってると収録作『リトル・ドッグ・ゴーン』で涙腺崩壊しそうになる
『二流小説家』読了
ぐろーい(褒め言葉)映画化したってマジかこれ?
シナリオ自体は「すごくすごい」ってことはなく「普通にすごい」ってくらいなんだけど登場人物が何だかどことなくラノベ臭いというか
日本の森博嗣とか京極夏彦とか有栖川有栖とかあの辺っぽいキャラミステリ的な作風に見える
ああいう感じの作品に臓物のぐちゃぐちゃてらてら感をまぶしてボインのナイスバディなおねーちゃんとかを五・六人放り込んでそのうち二・三人ぐらい殺してみた的な作品
とか思いながら読んでたら、作中あちこちに主人公の思想というか雑念が吐露されるとこがあるんだけど、そのうちの一つでジャンル小説について論じてる部分で
『動物化するポストモダン』で書かれてたようなこと言い出して地味にビビった
とりあえずクレアちゃんきゃわわ、勝ち気タカビー金持ち女子高生なんてラノベキャラかって設定だけどいい性格してるわきゃわわわ
最終的には丸くなっちゃって残念
『ふわふわの泉』読了
同じ作者だけあってか、展開の骨子は『ピアピア動画』とほぼ全く同じ
ボカロとか動画サイトが絡んでないだけとも言えそう、つーかあとがきあたりで本人自らそう言ってたような…
サクサク読めるし古き良きオールドSFが描いていた「科学技術の発展万歳!」感がステキ
『臆病者のための株入門』
「株って仕組みがよくわかんないしものすごい損したりするんでしょ、怖い」という人に向けて書かれた入門書
初心者が知っとくべき考え方に手っ取り早くタッチできるがコレ一冊読んだくらいで株に手を出すのはやっぱり無謀、みたいな本
とりあえず国債でも買うかな…って気持ちになる
「魔性の子」を読んだ
あれ最後は広瀬はどうなっちゃうんだろう
できれば一緒に行ってほしかったなとか思った
十二国記の陽子が何もしなくても簡単に向こうの世界に行けた選ばれたものという初作のアンチテーゼ的な作品に感じたけど
こっちのほうが書かれたのは先なんだね
はぁ…喪女の国とかねえかなー
>>593 >二国記の陽子が何もしなくても簡単に向こうの世界に行けた選ばれたものという初作のアンチテーゼ的な作品に感じたけど
私は魔性の子を先に読んでしばらくしてから十二国記読んで
帰りたいのに帰れない泰麒と
行く気ないのに連れていかれた陽子で対称に感じたのを思い出した
広瀬のその後は気になるね
ちゃんと非難したのかな〜
>>594 自分がどうあがいても異質だって思う事とか穢れを知らないとか
作者はすごく泰麒を丁寧に書いてるなと思った
すいすい読めたし、長い間売れ続けて多くの人に読まれてるのがわかるなーと思ったよ
作者が一番好きなのも泰麒なのかなとかも感じた
最後に泰麒が言ったのは「山に籠ってください」だったのかな…
現実にあまり幸せを見いだせない喪女だから無駄に広瀬に感情移入してしまうw
集英社の夏文庫のキャッチ
本は嫌いじゃない 好きか嫌いかなんて考えたことがなかったから
これってなんかおかしいと思うの自分だけかな?
「嫌いじゃない」って言っておきながら、「好きか嫌いか考えたことない」って続くのがさ。
例えば
雨は嫌いじゃない 好きか嫌いかなんて考えたことがなかったから
なんとなく小説の書き出しでありそうな
本は嫌いじゃない 好きか嫌いかなんて考えたことすらなかった
これならいいか
コストかかるだろうし仕方ないんだけど、夏の文庫フェアでブックカバーもらえなくなって悲しい
何気に楽しみにしてたからな〜
てか、映画公開までに「風立ちぬ」読まなくては
好きか嫌いかで考えたことがないと「ま、嫌いではないな」って結論に達することはできないんじゃね?
そういうのは「嫌いじゃないけど好きでもない」って称するべきなんじゃね?
考えたことすらなかったから、今改めて考えてみたら嫌いじゃなかった
あと好きでもないを入れると宣伝キャッチにならない
集英社、一冊一冊にAKBの帯ついてて萎える
知らないメンバーも多いし、第一彼女ら読んでないと思う
ブックカバー思ったよりペラかった
昔あったことを回想していく、こういう物語の本を探しています。
このジャンルで、呼んでおくべき本を教えてください。
シェイクスピアの物語の分類、で言うと、失われたものの探索と発見、です。
>>602 ロバート・ゴダードの「リオノーラの肖像」とかどうかな
回想というか過去への思索って感じだけどジョセフィン・テイの時の娘
どっちもイギリスもの
>>602 『三十六の劇的境遇』?
必要な要素は回想であることというより「失われた人の発見」「再開」であるって注釈があるみたいだけども
何となく『偉大なるギャツビー』連想したけど読んでおくべきかどうかはわからんね
『大陽の簒奪者』読了
ピアピア動画、ふわふわの泉の作者のデビュー作(の長編化?作)
珍しくあんまり楽観でない宇宙開発及び未知との遭遇ものだった
いろいろ手に汗握るような緊迫場面もあって面白かった
『老ヴォールの惑星』読了
SF短編集、翻訳物のようでそうでもない文体
というか翻訳物っぽくリアル路線或いはガチSF調で話が進んでるところに急にラノベ臭い展開が入って来たりしてちょっと脳が混線する
全体的に良い話で特に表題作がステキ、個人的にこれだけのためにでも読む価値があった
ヴォールキモカワイイよヴォール
海と毒薬
読んだけどイマイチようわからん
『地図男』読了
物語のびっしり書き込まれた地図をもつ男の話
古川日出男のパクリだろってAmazonレビューに書いてあったけど本当にパクり文体でワロタ
しかも劣化してる、下位互換にしか見えない
「古川日出男作品ですョ☆」「古川日出男好きな人にオススメっ!」っつって他人に差し出したら殴られても文句言えないレベル
モチーフだけはちょっと面白いけどそれでも浅い
あと登場人物の口を借りて「ポップで、狂躁的で、ちゃんとエンタメしてる」なんて自画自賛するマインドはサムい
大体全部が全部語られてるわけじゃなくてあらすじ羅列で済ませてる部分が一箇所ならずあるじゃねえかどこがちゃんとエンタメしてるだ氏ね
とにかくいろいろと鼻について読みづらい作品だった
>>609 そういえば箱男も書き物してましたねえ
言われてみれば、被ってると言えなくもない…かな?
ただ文体の相違がデカいせいか、「タイトルが一番被ってると思う」と言っちゃいそうな程度の被り方に思える
物語の構造も結構違うしテーマもかけ離れてるしなー
読んだあと少し幸せな気分になる
小説を教えてください。
海外のも日本のもなんでも読みます。
>>611 今の季節なら、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」なんかどうだろう
>>611 鈴の神さま 知野 みさき
押入れのちよ 荻原 浩
ただし、押入れのちよは他の収録作に後味の悪いものもあるから注意
>>612 >>613 >>614 どうもありがとうございます!
早速図書館で探してみます。
ジェインエアは既読で映画もみましたが
ヒロインが逆境で育ったのに凛としていていいですよね。
朝井リョウ情熱大陸出てたね
堀辰雄の風立ちぬのついでに他の作品も読んでみたんだけど
文体がすごく好みだった
でもどの結末にも誰かの死とか別れがあってぶっ通しで読んでたから憂鬱になった
直木賞と芥川賞決まったね
でも両賞とも本を買おうという基準にしたことがないなぁ
森見登美彦『四畳半王国見聞録』読了
この時期に読むと京都の暑苦しい夏が想像されていい
いつも通り幻想的で馬鹿っぽくて哲学風で良かったわ
公開前にネタばれしないでください
どこがだよ
『灯台守の話』読了
昔々あるところに、というか1950年代くらいにイングランド(確か)の片隅の灯台のある町にいた女の子のお話
「物語についての物語」本、描写や比喩がすごくいい
あと象徴性もいい、シルバーとピューっていうネーミングがまずね!
複数人の物語がちょっと錯綜しているかたちの語りなので読み始めはややごちゃごちゃするけどのめり込んで読めたので気にならなかった
性描写ありでしかもちょっと生々しかったけどいやらしい感じはない、「愛の営み」を真摯に描写したって感じ
こんなサイトを見つけた。
http://kakidashi.com/ 前にちょっとした話題に?なった紀伊国屋のキャンペーンのweb版らしい。
本の書き出しがずらずらと書いてあるんだけど、こういう視点って中々ないので面白い。
既出
電子書籍検索機能追加になってるけどヒットの少なさにワロタ
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
アニメのほうも面白いかな?
病院で寝不足ながら読むのと自宅で体調いい時によむのはやっぱちがうね。やはり体調悪い時に読むとぼーっとしちゃって頭にはいらないw
スレチだけどどうせどの本も美男美女や普通顔の悩みで全く共感出来ないし
顔いいだけマシだろってイライラして助けてくれる人がいて鬱になって
読書楽しめなくなった
どの本もリア充に見える
奇形は黙ってろ
626より酷い顔の作家はいくらでもいるだろうけど
自分の顔でぐだぐだ悩むよりもっとましなとりえ探して努力してるとおもうよ
何でもかんでも容姿のせいにして悩む小説なんて読みたくない
イザナギ、イザナミ、日本武尊、ヤマタノオロチに興味を持ち始めた
これらの話は古事記?
オススメがあったら教えて下さい
不細工が主人公の小説ならたくさんある気がするけどね
古事記編纂1300年とかで古事記の関連本とか色々出てるから読むにはいいチャンスだね
本じゃないけど昨日NHKでやってた出雲大社の遷宮の番組はよかった
>>629 戸矢学の『ヒルコ 棄てられた謎の神』という本が面白かったよ
日本神話とか興味あるけどよく知りません!という私にもわかりやすい文章で
イザナギ・イザナミのこどものヒルコとは一体誰なのかという謎に迫っていく内容
著者のサイトから一章まるまる読めるのでちょっと中身を確認できるよー
>>629です
皆様ありがとうございます
チェックしてみます
635 :
彼氏いない歴774年:2013/07/21(日) 10:54:21.07 ID:1BVmHgBN
舞城王太郎「煙か土か食い物」を読んだ
なんかもうドンドコドン!って感じ
舞城はホント何者なのかな…
今度こそ幸せになります!
最近ネット小説の書籍化が増えててこれもその一つだけど
ネット小説の青年向けファンタジーのほぼ全部が楽してヒーロー中心ハーレム作ってる状況に
ヒロインから男捨てて行動させる事で反旗を翻したみたいな内容になっててワロタ
でも何か裏がありそう
>>629 そうだよー
解説本は子供向けから専門書迄無限にあるから自分に合いそうなものを探して
大体どんな話があるか把握してから現代語訳を読むといいと思う
『侍女の物語』読了
むりやり分類するならジェンダーディストピアSF?
偉いさんの子どもを妻の代わりに産むためだけにそこんちに「支給」された、元は夫も子どももいた女の人の話
受精卵を使って代理出産とかそういうレベルじゃなく「え、この世界って人権どうなってんの?」みたいなえぐいお話だけど
読み止めて用事とかしてると続きが気になってたまらなくなる本
化粧もファッションも文字も珈琲紅茶もおしゃべりも禁止され、「慎ましく」「控えめに」生きることが「侍女」たちの美徳とされ
破ればもれなく折檻と侮蔑~時々処刑~という殺伐の世界(時系列的には今より未来)
ジェンダー論が取り扱うような問題は一通りさらってあって、わかりやすいと言えばわかりやすいというか描写が具体的だから問題の深刻さに肉薄するような感じだけど、
何というか「それに対する解決法として採用したのがこれ?『…というお話だったのサ』ってことだとはわかるけど、どうしてこうなった(AAry」ってなる
作中に日本人が出て来るシーンがあるんだけどそこで「どうしてこうなった」が加速する
ただでさえジェンダーの何たるかを語る折りにつきまといがちなもやもや感とかが全編通して立ち籠めているというのに
主人公とかがしんどい目に遭ってる描写が延々続くけど救いとか解決は全然ないので鬱展開に耐性のない人にはオススメできない
あと作中の世界観がここまでめちゃくちゃになる前にいのいちに為されたことが憲法停止だったからか、
今の選挙で取り沙汰されてる憲法改正が具体的にどういう弊害をもたらし得るか想像させられてプチ鬱になった…
>>637 最近読んだ書評本に出てきた気になる本の感想が。
その書評本ではフェミニズム文学に分類されてると書かれてた。
でも、近未来SFとしても読めるとあった。
女性が子供を産むためだけの存在でしかない世界がどんなんだか
怖いもの見たさもあったから、ちょうどよかった。
終戦直後というあんな時代に制定された今の憲法が男女同権とか
平等とかのあたりだけとってもすごい進んだもんだと感心する。
>>638 「フェミニズム文学」っていうと、何つーか、最終的にはフェミニズムが理想としている女性像に
主人公が到達するとか少なくともそれを目指すとかそういうイメージがあるんだけど
ネタバレ含むから詳しくは言わないけどそういう悠長な話やないでコレはって感じでした
ディストピアものだと思って読んだ方がいい
天賦人権を廃止するっていう話が本当なら、国がこの本みたいな路線になったときの抑止力がマジで何にもなくなるよな、っていうのが頭から離れん
キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」読んだ
終末期医療を受ける患者に実際にインタビューしていて
患者の心境や家族、医療従事者が注意すべき点を纏めていて内容が濃いと感じた
身内の誰かや自分が遅かれ早かれ似たような状況を経験するだろうし
決して他人事ではないと思った
あと途中でちょっと泣きそうになった
こういうある程度評価の定まった本(古典や小説はあんまりだけど)を読むのが好きなんだけど
何かおすすめないですか?
>>640 柳田邦男『「死の医学」への日記』
ホープ・エーデルマン『母を失うということ―娘たちの生き方―』
山崎章郎『病院で死ぬということ』
少し昔の本だけど、この辺りはいかがでしょうか。
ガブリエル・ガルシア=マルケス「十二の遍歴の物語」読んだ
すっごく面白かった、文体は湿ってるんだけど、全体に乾いた視点から死を眺めてる…って印象
上手く言えないけど本当にオススメ
読み終わってからノーベル賞受賞者ということを知った
「百年の孤独」と「予告された殺人の記録」も読もうと思う
宮部みゆきのブレイブ・ストーリー読了
現実とファンタジーの世界が程よく混ざっていて読みやすかった
切なすぎて胸が苦しくなるシーンが多かったよ…
終盤では不覚にも泣いてしまった
ロンメル隊長大好きだ!!
>>643 私も大好き!
カッツさんとミツルの最後で号泣して2、3日くらい正気に戻れなかった。
今でも思い出し泣きする…
ミツルは今まで読んだ小説に登場した中で、一番理想に近い美少年だった
ワタルパパの身勝手さもリアルすぎて辛いよね
今まで紙の本派だったんだけど、通勤の時に厚めの文庫読んでると手と腕が疲れて仕方ない
それで電子書籍に手を出してみようかと思ったんだけど、誰か電子書籍利用者の人いないかな?
グレーゾーン……というか本当はアウトなんだろうけど、すでに購入済みの積読をスキャンして、いわゆる自炊? したいと思ってるんだけどやったことある人いないかな……
>>645 私は電子書籍はなんとなく目がちかちかしたけど、好きなときに好きなものを読めるのがすごく便利だなって思った
自分だけが使う分には問題なかったはず
>>645 ノ koboglo
薄い軽い字の大きさ自由(裸眼で読める)ライト付き(重要)
気になるの全部持ち運んでいつでも読めるスリープあるから寝落ちできる(自己責任)、でとても満足してる。
今故あって緊縮財政だから、限定ポイント消化以外は青空とかフリー小説だけど。
自炊は今ある設備じゃ大変だし投資の余裕ないし、業者は信用できないしで
紙の積読いっぱいあるけど、この便利さを知ってしまうとなかなか手に取らなくなっちゃった。
セキュリティとか注意すべき点はあるけど、そこさえ気をつければすごくいいよ。
コボだけは絶対嫌
>>640 高校の教科書の参考資料ページとか
「シラバス」で検索して出て来た好きな大学のシラバスPDFの興味を引きそうな科目の参考図書欄とか見ると捗るんじゃないかな
一般教養ぐらいだと大学の講義でもそこまで専門特化してないので取っ付きがいのある感じのヤツは多い
『三番目の魔女』読了
このスレで出てたので興味を持って読んでみた、『マクベス』に出てくる予言の魔女の一人の視点から物語全体を語りなおしたお話
いい具合に胸糞悪い運命の絡み合いがステキでした
あと何だっけ、確か『砂糖菓子の弾丸は〜』のあとがきあたりで解説者か誰かが言ってたが、「悲劇的な結末であることがあらかじめ提示された物語」というのは
未読と同じかそれ以上に読者をハラハラさせるもんだというのが非常によく当てはまる作品
塗仏の宴(支度)を読んでる
目潰し事件てじょろうぐもだっけ?
じょろうぐもはすっかり忘れてるわ
百年法読んだ
SFも政治も苦手なんだけど、次の展開が気になって一気に読んだ
リアリティがあって引き込まれたし、最後は感動した
>>652 うん。
忘れた時は京極夏彦作品人名事典ってサイト見てる。
655 :
彼氏いない歴774年:2013/07/26(金) 23:04:56.54 ID:xhytphNj
「下町ロケット」「限界集落株式会社」のような、前向きな気持ちになれそうな
恋愛色薄めの話を読みたいのですが、何かおすすめがあれば教えてください
「プラチナタウン」はこれから読もうと思ってます
神去なあなあ とか
>>655 五十嵐貴久「こちら弁天町ラッキーロード商店街」
池井戸潤なら最近文庫化された「民王」
どっちも楽しく読めるよ
うぶめの夏を再読してる。夏になると読みたくなる。
>>655 篠田節子さんの「ロズウェルなんな知らない」はどうだろう。
661 :
彼氏いない歴774年:2013/07/27(土) 13:18:17.17 ID:CT9RAfaW
>>655です
色々教えていただいてありがとうございました
神去なあなあから読み始めてみます
喪女が主人公でハッピーエンドの本ってない?
青い城が理想
引っ込み思案とかで彼氏いた事ないだけで実は美人みたいなのは駄目
663 :
彼氏いない歴774年:2013/07/27(土) 17:20:27.55 ID:Cwpjf2/I
笙野頼子の作品は?
ハッピーエンドじゃないけど、読後なんとなく勇気が出る。
>>662 宮部みゆきの「幻色」収録の「器量のぞみ」という短編
良いおとぎ話でした
665 :
彼氏いない歴774年:2013/07/28(日) 06:59:45.93 ID:XaBFcbFe
花ざかりの森・憂国読み終わった〜
憂国すごく良かった
切腹の場面の筆致は圧倒的
『青い眼がほしい』読了
貧しい黒人の少女ピコーラが青い眼を欲しがる話…とまとめたいところだけど
「何故にそもそも青い眼を?」という部分に深く複雑に黒人差別(と貧乏人差別とブサイク差別)が絡んでいる話
当時の情勢を顧みるに貧しさと醜さとは両方黒人であることと限りなくイコールに近い状態だったっぽいので黒人差別の話と呼ぶことはできるけど
何つうか一般的に「さべつはいけません。」とか言われてるときの「さべつ」のイメージでは問題が捉え切れない
覚悟はして読んだんだけどオチが悲惨
これ高校の国語の教科書巻末の推薦図書に載せたヤツは絶対中身読んでないだろ、もう成人してるけど問題の重さに鬱になるわ
そんなに深刻な話なのか。
いま集英社文庫の短編工場を
読んでるけど、どの短編もなかなかいいよ。
生贄のジレンマ(上)
主人公と女子のやりとりが寒い
興ざめするわ
>>666 読んだからこそ載せてる場合もあるかも。
自分が感じた鬱っぷりを他人にも味わわせたくて。
「塗仏の宴」読了
面白かった
先が気になるからサクサク読めるけど京極堂の妖怪話になるとガクッとペースが落ちる
私は関口君以下だわ
ちょっとネタバレ↓
堂島大佐いいな〜ああいう敵キャラ好き
後半尾国の口調も好き
しかし催眠術が万能すぎる
日本三大奇書を読了!
読みやすさは「虚無への供物」>「ドグラ・マグラ」>>>>>>>>>「黒死館殺人事件」
気に入ったのは「ドグラ・マグラ」>>>「虚無への供物」>「黒死館殺人事件」かな
黒死館は正直何が何やらわからなかったから修行を積んで読み直す!
今度は「匣の中の失楽」読むぞー
>>671 夢野久作は読みやすいよね、黒士舘もキラキラ厨二病と思うとワロス意味がわからなさ過ぎるがw
久しぶりに夏の庭読んでる
夏になるとっていうか蝉の声聞くと読みたくなる
今読むと河辺がげんしけんの斑目みたいに思えてちょっと可愛い
丕緒の鳥買ったから明日から電車で読む
十二国記の新作は久しぶりだから楽しみだー
金原ひとみの本を続けて読んでみた
どれも私小説と見せかけた作りで、
作者の苦しみに共感、同情させるって類の作風だと思ったけど
どうもいまいちピンとこなかったな
他人から裏切られたことのない人、という印象を持った
上の方で村上龍の「心はあなたのもとに」が挙がってたので
読んでみた
平易なわけじゃないけど読みやすい文章だった
不倫の話なんだけど、登場人物それぞれに魅力を感じられて
何だか割り切れない気持ちになった
最初は主人公の男に「仕事も家庭も女も上手くやりやがって…( ゚д゚) 、ペッ」
という感想を持ったけど、読み進めていくうちに
その思慮深さに納得ができた
あと病人の心理描写が巧みで、「オールドテロリスト」もそうだけど
『病んでる』ということに興味があるのかなーと思った
「十角館の殺人」読了
面白かった、ミスディレクションにひっかかった
綾辻さんは人物が書けてないと叩かれるそうだけど、喪女の造型はできてると思った
そもそもミステリーに人物の内面性とかなくても別にいいと思う
京極さんみたいなのも好きだけどね
名もなき毒なんか集中できなくてよめない。途中まで読んだけどまた始めから読み直そうかな
宮部みゆき「ステップファザー・ステップ」
夏になるとなぜか読み返したくなるんだよな
何回読み返したかわからないけど、いつ読んでも双子かわいいいいいい
昔ホラー小説も小野不由実も読んだ事なかったとき
普通のミステリーだと思い込んで読んでた「屍鬼」の最後で「そりゃないぜ!」ってなったなぁ
丕緒の鳥読了
青条の蘭で泣いた
ネタバレになるから詳しく書かないけど、じいさんが標仲を追っかけてきたあたりから電車の中で読んでたけど涙が止まらなかった
十二国記を読み終わると、私は市井の民のまま背筋を伸ばして生きよう!と思うんだよなぁw
>>680 私は最後はやっぱりそうなるよな〜と思ったけどその前の村人が総出で一気に…のあたりが強烈だった
今年は暑いから屍鬼読み直すのに良いかも
文庫版の屍鬼のあとがきに「この本はハードカバー版で読んだほうがいい」と書いてあって、
無茶言うなwと思ったけれど最後まで読んだら確かにそうだなと思い直した
屍鬼をハードカバー版で読んだけど、屍鬼の言葉の意味が
わかってなかったせいもあって、上巻を読み終えたところで
何が起こってるんだ!とwktkして急いで下巻を読み始めた思い出。
森の死神 ブリジットオベール読了
事故にあったせいで全身麻痺になって
目も見えず喋れもしない状態になった女性が主人公
終盤メロドラマって感じだったけど面白かった
「なんて素敵にジャパネスク」シリーズ読了
表紙が漫画絵で、カウンターでの受け渡しが恥ずかしかったw
おてんば瑠璃姫に振り回されながらも、軽めのハラハラ☆ドキドキ感覚で読んでたので
2巻終盤のシーンの儚さや美しさには思わず涙がこぼれてしまった
少女漫画になったことにも相応しく、わかりやすく痛快で良かった!
>>681 私も、人から人へ渡ってく描写のところを電車の中で読んでて、泣きそうになった(頑張って耐えた)
「なんだかわかんないけど」って言われながら希望が運ばれてくのがいいよね
連投ごめん
ジャパネスクシリーズを読み終わって、次も何かシリーズものを読んでみたいんだけど
皆はどんなシリーズに夢中になった?
今まで読んで好きだったのは
小野不由美、荻原規子、上橋菜穂子、畠中恵、宮部みゆき
みをつくし、館、ハリポタ、ダレンシャン、バーティミアス等
よかったらオススメ教えてください
夢中になったといえば赤毛のアンシリーズかな
次の次の朝ドラで翻訳者の事やるしおすすめ
アンシリーズだと、アンの子供たちが主人公で、近所にやもめの牧師とその子供たちがくる話が面白かった
お転婆な美少女が一人いて、有力者のじいさんの所に一人で乗り込むシーンがいいんだよなあ
あれ何だったっけ、探そう
まだ読んでないけど、シリーズと言えば
魔女宅の原作に手を出そう出そうとずっと思ってたんだった
次に図書館行くときにでも見ておこうかな
同じ作者「銀の海 金の大地」シリーズを推したいところだけれど
作者死去のため未完という致命的な問題が
まあ、切の良いタイミングで終わってはいるから読んでもいいかも
「銀の海 金の大地」はいいよね〜
ただ続きが気になりすぎる…
奥田英郎の最悪とか、福澤徹三の東京難民、山田宗樹の嫌われ松子の一生
みたいな転落人生みたいな小説ってありますか?
>>686 垣根涼介の「君たちに明日はない」かな
「ヒートアイランド」もいいけどこれは好き嫌いが別れそう。
>>692 重松清の「疾走」
『評価と贈与の経済学』読了
経済学って題だけど全然経済の本じゃない、生き方とか価値観とかについてのオタキングと内田センセのだべりもとい対談まとめ本
息詰まりもとい行き詰りに達しつつある貨幣経済へのカウンターとして、相互支援に基づいたコミュニティの在り方を考える的なのが大筋
とっても面白いけどツッコミどころも多いので鵜呑みにはできない
つーかそれって生存戦略として「良い人」であることが求められてくるってことになるけど、
何かと損するまい損するまいと考えがちな現代社会人〜とか論じた後で「贈与しまくる良い人が得をする仕組みが良い」とか言われるとものすごい窮屈に感じる
贈与を受けた人が反対給付義務に駆られてまたパスを回すってのはわかるけど、
そもそも「え、コレは別に贈与じゃねえよ略奪の産物ですよ、必要不可欠だけど誰もくれないから自分で作るかかすめ取るかしてやってきたのよ、
ひとさまに与えている余裕は無いのよ自分の分だって足りてねえくらいなのに」という持ち物の方が多い自分としては
贈与しないと損するようにされても、その、なんだ、困る
あと師匠から惜しみない贈与を受けて云々という部分も、惜しみなく何かを与えてくれようとしている人に出会ったことは無くもないけれど、
結局何も身になる物を得られなくて感謝する前に困惑と気まずさ(とちょっぴり鬱陶しさ)しか覚えなかった自分としてはその、なんだ、(ry
評価のクソ低いゴミ人間でもとりあえず定石踏んどけば生き延びてはゆける世の中がいいなと思いましたまる
アダム・ファウアー『心理学的にありえない』よんだ
前作「数学的にありえない」が興奮するほど面白かったから
期待してたんだけどメリハリが感じられずに終わってしまった…
でもこの作者の設定とキャラの書き方は凄く好きなので
次回作が出たら読むかも
しかし読みづらい翻訳…
>>686 シリーズで夢中になったものといったら昔読んだ「デルトラ・クエスト」かな
一巻ごとにハラハラドキドキしっぱなしだった
児童書だけど また読んでみようかな
ハードカバの本は高いけど装丁の素晴らしさについ購入してしまう
恩田陸の「ユージニア」なんて凄すぎ
読んだ本の思い出の中に手のひらに掛かる本の重みと質感も含まれるから
電子書籍は当分受け入れなさそう
装丁と言ったら昔の創元推理文庫が好きだ
日下弘や松田正久、真鍋博のデザインが冴え渡る(古本屋で購入するしかないが)
最近買った本の中ではミハル・アイヴァスの『もうひとつの街』の装丁も好き
気になっている装丁は『神童のための童話集』これは題名を含めて素敵!
私も電子書籍にはあまり興味はないな
短編集などはパッと開いた所を読んだりするし
厚い本を読んだ時の達成感を味わえなさそうな気がして
残りの厚さで「まだこんだけ……」と思ったり「あとこれだけ!?」となったり
ただ漫画にはいいのかもしれない
手に取る感じも見た目もやっぱ紙の本最高ってなるけど、置く場所が限界に達しつつあるからやっぱ電子書籍便利なんだよなあ
漫画数十巻とかもう無理だしね。
とか言いつつ百年文庫をを全百巻揃える野望が進行中という。短編好きなんだよね。
果てしない物語の装丁が本と合ってて大好き
蛇が2匹タイトル囲んでるやつだっけ?
あれは中も2色刷りで好き
>>688 ちょいちょい違うけどストーリーガール?
電子書籍は青空文庫の作品を20冊分もよめば元がとれる…気がする
ほしいけど生活必需品じゃないからつい後回しにしてまだ持ってない〜
>>688 赤毛のアン懐かしくなって図書館で借りてきた
アンの、ギルバートブライスへの態度が煮え切らなくてもどかしい
藤堂志津子の「わかればなし」を読んだんだけど、全くの異空間に
リア充はこうやって柔軟に動いているんだなとワクワクした
それと全く正反対なのが姉の与志子。これは喪がよく感情移入出来ると思う
すごくサラリとした書き方が好きだなって思う
十角館の殺人読んだ
楽しめたけどどんでん返しに期待し過ぎて肩透かしくらった
最初に読んだミステリが本当にやられた!って感じだったからいまいち他のミステリに驚けなくなってしまった
いつも深読みしすぎて素直に読めないしなんだかなあ
最初から「どんでん返しがある!」「叙述トリックがある!」って知ってると
なにも楽しめないと思う
伊坂幸太郎の重力ピエロ
正直読むのが本当に苦痛だった
会話が不自然で物語に全く入り込めない誰にも共感できない
いちいちどうでもいい話がだらだら続いてイライラした
蛇足としか思えない引用の数々は本当に蛇足に過ぎず
ガンジーだのなんだの登場人物に色々語らせてるが、作者がそれらを好きなんだなという印象も受けない
低年齢層の、しかもあまり本を読まない人向けなのかな
とにかくあらゆる描写が幼稚に感じた
誇張なく5行くらいおきに寝落ちしたわ
こんなに読むのがしんどかった本は初めて
うんと若い頃に書いたデビュー作なのかなと思ったけど違うんだ
これが今をときめく人気作家の作品なのか
好みじゃなかっただけじゃね
>>708 自分も伊坂苦手
話題だし、どれかは楽しめるだろうと思って、
重力ピエロ、オーデュボン、ゴールデンスランバー、死神、週末のフール読んだけどどれも微妙だった
特に、ゴールデンスランバーの「森の声」だったか、それがサムすぎてもう読まなくていいやと思った
重力ピエロも上辺だけ知ったような知識のひけらかしが鼻について楽しめなかった
三浦しをん まほろば駅前〜の番外編の方
行天は松ケンで再生した
マンガみたいだなぁーと思いながら読んだ
桐野夏生「ハピネス」
グロテスク書いた人とは思えない全体的に薄っぺらな印象の小説だった
しかしママ友怖すぎる
リア充の世界が本当にこんな感じなんだったら息苦しすぎる
主人公のバカ女に終始イライラして終わった
奥田英朗と伊坂幸太郎をよく混同してしまう
多分空中ブランコと重力ピエロのタイトルが似てると感じてるせい
みんなワッフルにのせて(ポリーホーヴァート)
行方不明になった両親の帰りを待つ港町に住んでる女の子の話
すべての料理がワッフルに乗って出てくるレストランが印象的
さらっと読めるコメディが好きな人におススメ
料理のレシピが幾つか載ってるから料理好きな人にも
料理苦手だけど明日はこの本に載ってたレシピで
ボイルドポテトと茹でたアスパラガスを作る…どっちも茹でるだけだけど
>>679 今まさに読んでるとこ!
あんな弟達がいたら楽しいだろうなぁ
この本読んでるとホームドラマ見てるみたいで癒される
切ない場面も多いけど…
>>708 私も重力ピエロ苦手
途中で放り投げてしまったよ
読んでいて不愉快になるなんてあまりないんだけどな
洒落た引用とかよくわからない比喩が鼻につく
ゴールデンスランバーも読んでみようと思ったけど一頁で挫折した
伊坂は二度と読まん
死神の精度はおもしろかったよ
オーデュポンが合わなさすぎて、原作未読の映画すら何となく手を出しにくい
堺雅人好きだからゴールデンスランバー観たいんだけどなあ
オーデュポンが面白くて、夢中で読んだ私は少数派かな
重力ピエロはすっごくつまらなくて、過大評価されすぎのような気がする
重い題材をどう料理してくれるのかと思ったら、ひたすら憂鬱で長いだけで終わった
ゴールデンスランバーは、長いけど重力ピエロよりはずっと良かった
次の人が答えるよスレで「最近何か本読んだ?出来れば感想も」の質問にロングおなしつで
皆答えてて読書スレ化してるぞw
伊坂はオーデュボンが最高傑作で後は転げ落ちてる感がひどい
伊坂の何の作品か忘れたが
万有引力を自力で発見した男にはワロタ
重力ピエロはいかにも「男の立場から見たレイプ」って感じで
イヤ〜な気分になった
>>717 一緒だ
重力ピエロはさして面白くも刺激もなかったけど
次に読んだオーデュボンの祈りは面白くて不思議で楽しく読めた
ラッシュライフもゴールデンスランバーも、盛り込んだ伏線がまあるく収まるところが快感
陽気なギャングは伏線のあからさま感と、物語・人物の都合の良すぎるところが少し気になる
アヒルと鴨のコインロッカーは、自分自身伊坂作品に慣れてしまったせいか新鮮味も面白さも薄れてしまった
貴志祐介「狐火の家」読んだ
密室がテーマの短編集で気楽に読めた
女弁護士と防犯ショップ経営者の掛け合いがコミカルで面白かった
ドラマにもなってるらしいけど確かにドラマ向きの話だ
貴志さんは蜘蛛好きなんだろうな
天使の囀りでも蜘蛛の描写に気合い入ってたし
船戸与一で何かおすすめありますか?
有名な作者の本を手当り次第に読んでるんだけど、三冊に一冊はレイプや近親相姦ものに当たる気がする
さらっとしか描写されないとしても苦手なのでへこむ
読書好きになってまだ日が浅いからよくわからないんだけど、こんなもの?
それともたまたまなのかな
>>725 !?
ある意味すごい気がする。何か引き寄せてるのでは…。
久しぶりに本屋行ったら死神の続編が出てて買うか迷ったけど未読の伊坂本が2冊あるから思いとどまった
ゴールデンスランバーは母親が入院してた時に読んでたから感想を聞いたら、なんかどんよりしたままで読後感が…
と聞いてグラスホッパーの読後を思い出して未だに手がつけられない
地球ぐらい軽くてスカッとするのもたまにはいいよね
>>725 文学とか読んでるのかな、エンタメでもミステリとかサスペンスは
エグいのも有るからね
>>729 はるきじゃないの?
正直あの妄想小説のどこが崇高なのかわからない
731 :
725:2013/08/11(日) 09:27:00.97 ID:niQJHYhf
村上春樹はまだ読んだ事無い
重力ピエロ、模倣犯、京極堂シリーズ数冊、三匹のおっさん、愚行録、みたいな感じで有名作家の人気作っぽいものを選んでたんだ
だから人気のテーマなのかと思ったんだけど、偶然(チョイスが偏っていただけ?)っぽいから安心した
ありがとうございました
終わりのセラフ読んでる
この中2感が好きw
『ボディ・レンタル』読了
モノの貸し借りの様に自分の身体を貸し出してカネを取る(性的な意味で)女の話
何というかいろいろと中途半端というか、「こんなもんかー」と思った
艶かしいというには生臭すぎる、かといってリアリティがあるかというと切り込みが浅いし
「めくるめく秘密の世界が!」みたいなゴシップ的な面白さも色濃いわけではないし
テーマもあんまりはっきりしないというか「でっていう」って感じ
「売春を他人に強制される」というかたちの「人権剥奪=モノ扱い」とも、
物理的に人間椅子とかやっちゃうマゾヒズムの快楽追求としての「モノ扱い」とも一線を画した感じで書きたかったっぽいが
斜に構えた衒学趣味の大学生の何が楽しいんだかよくわからん自傷行為にすぎなくなっとる
美しくもなくめっちゃ不快でもないので得る物がない
どうせなら究極的にモノ化した自己に対して王の様に君臨する人間の話とかの方が読みたかったなあ
734 :
彼氏いない歴774年:2013/08/13(火) 00:37:55.44 ID:kkwL0CFc
佐藤亜紀 「ミノタウロス」
あまりにもスケールが大きすぎて置き去りにされてしまった感じ
難解すぎて、読み終わるまで時間がかかった。
『八日目の蝉』角田光代
読んでて辛かった
女の心理描写が上手いね
感情移入しすぎて自分の精神状態が不安定になる時があった
不倫相手がクズ過ぎて苛立ったわ
不倫するやつって皆あんな感じだよね
自分の家庭は壊したくないけど他の女とヤリたい遊びたい
だったら結婚なんかせずに一生独身で遊んでろよって思う
希望を持てる終わり方で良かった
>>735 あれは実話をもとにした話で、実際の不倫相手はもっとクズ
「日野OL」でぐぐると出てくるよ
>>736 ありがとう
無限回廊で読んできた
不倫相手は本当にクズだね
胸糞悪い事件だ
喪だけど妻子持ちと浮気症の男には気をつけようっと
738 :
彼氏いない歴774年:2013/08/14(水) 02:36:53.24 ID:1BhA7WlU
八日目の蝉は、第2章の恵理菜のパートが良かったなあ
「誘拐犯に育てられた子供」として世間から変な目を向けられても、しっかりと
生きていこうとする姿に感動したよ
八日目の蝉とビッグダディで小豆島いきたくなった。
えりなは不倫相手の子どもつくっちゃしまあいろんなあるよね
読書ノートを久々に見返した
こんな本読んだっけ?と記憶がないものや
当時の感想が面白かった
京極夏彦の百鬼夜行シリーズ読み終わったけど最初に読んだのがもうりょうで6年前だった
シリーズ読み終わっちゃうと淋しいな
推理小説で出てきたであろう館にもう一度行ってみたいがタイトルが思い出せない
読書ノートつけておけば…と後悔中
永遠の0
帯に書かれてるセリフからして合わないと避けてたが面白かった
戦争中の日本側の詳細を初めて知ったから新鮮さもあったかもしれない
もっと知りたいとも思ったので、私のような不勉強な輩への入門書にうってつけなんだろう
書かれてる内容が正しいかは他の本も読んでみないと判断しかねるし、
楽しんで読んでしまっていいものなのかは分からないけど
あと主人公はむかつく
743 :
彼氏いない歴774年:2013/08/14(水) 19:51:49.70 ID:LJA31Chn
「何者」読んだ
ツイッターをやってる人の心理が一部窺える小説だった
主人公の周りにはイタい奴が多いんだが、でもこの主人公もかなり性格悪いよなーと読みながらずっともやもやしてた
まさかこのまま終わらないだろうな?と思ってたら、最後の最後で登場人物の一人が主人公に言いたい事全部言ってくれてすっきりした
>>725 一時期多かったよ近親相姦とか性的虐待とか匂わす作品。
ホラー&サスペンス系にそういうのよく出てきて「またか…」って感じだった。
あと犯人は二重人格とかね。
>>742 私は主人公の姉が無理だった
池沼じゃないかってくらいの無知で呆れた
747 :
彼氏いない歴774年:2013/08/15(木) 00:44:43.78 ID:PlLSNMrF
伊坂さんの作品好きな人はバルザックがおすすめ。
読みなれるまでちょっと退屈かもだけど、
なれたらハマるハマる。
オーデュボン最近読んだけど面白かった
私は伊坂作品の登場人物達の回りくどい台詞や会話が好きだから結構どの作品も楽しめる
キャラで特に好きなのはバイバイブラックバードの繭美とマリアビートルの檸檬だな
繭美は読んでる間脳裏にマツコの姿がずっと浮かんでたw
749 :
彼氏いない歴774年:2013/08/15(木) 13:48:32.47 ID:VNACoyyo
>>748 マリアビートルが気に入ったら、グラスホッパーもおすすめ
リンクがあって楽しめるよ
>>749 ありがとう
でもグラスホッパー→マリアビートルって順に読んでるから大丈夫
グラスホッパーなら蝉が好きだな
アレガデネブアルタイルベガ〜
円城塔『パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語』読了
再読だけど面白かった、涙方程式始末がサイコー
だがしかしこの短篇のためだけに文庫本(SFアンソロジー、分厚くて1100円)は買えない…
何とか手元に置いておきたくて全文Wordに打ち込もうかと思っているけど
ドロボー行為だよなと思うと躊躇う
でも1100円は出ねえよおおおお
ペルディード・ストリート・ステーション
面白かった!こういう混沌としてて治安の悪い都市大好き
でも続編の方が面白そうだな…いつか訳されないかな…
京極夏彦に興味はあったんだけどどこから手をつけていいかわからないまま
どすこいが文庫で出た時に読んでみたら…なんだこれ?を通り過ぎて読みきらずに捨てたw
それを当時やってたmixiの日記に書いたら
京極好きな友達に初めて読んだ京極がどすこいはミスセレクトだけどホントはあんな人じゃないのよ〜
って熱いコメント書かれて笑った
私はしゃばけシリーズでいいかなw
霊応ゲームを読んだ。
名門男子校の話で教師の妻くらいしか女キャラ出てこないwBL小説並の男女比
内容も男から男へのヤンデレ&後味悪い終わり方で滾ったwwww
ぼっけえきょうてえテラ痛スw 映画もあるらしいけどもうムリ><;
そんなに怖かったっけ
あの本を読んで、志摩子さんは作家としての才能がないから
ああやってバラエティ番組に出たりしてるんだって思っていたのを
猛省した。本当にすみませんでした。
ぼっけえきょうてえは怖いっていうか、ズシンときたなー
読みごたえはあると思う
レースとかフリルとか薔薇なんかが溢れてるような小説ないかな
耽美というかどちらかというと、映画のマリー・アントワネットみたいな感じの
硝子のハンマー読んだ
作中に2ちゃんの架空のスレが出てくるけど、
検索したらホントに誰か立ててた
中々の良スレだった
霊応ゲーム、ゴシックホラーな雰囲気が好き
同性愛に対する攻撃が酷くてかわいそうだったな
>>754 よりによって最初にその選択は…
京極堂シリーズや、巷説百物語シリーズを是非読んで欲しい。
毒婦
喪女スペックの人が寂しい喪男たぶらかして殺しただけの事件と思ってたけど木嶋かなえって精神力と行動力が半端ないな
殺された男や裁判の検事が皆踊らされてるようで凄かった
ぼっけえきょうてえと霊応ゲーム面白そう
ホラーっぽいの好きだから読んでみよう
>>761 木嶋かなえの背景は興味あるなーと思ってたら、作者北原みのりなんだねw
京極夏彦は「うぶめの夏」しか読んだことないけど作者の顔がチラついて集中できんかった
作者キャラ濃すぎだよね
久しぶりに「この闇と光」読んだけどやっぱあの耽美世界大好きだわー
もっと服部まゆみさんの作品読んでみたかったな…
小路幸也と宮下奈都のつむじダブルを読んだ。イケメンバンドマンの兄とか年上の美人彼女とか元伝説のアイドルの母とか設定が甘過ぎて甘過ぎて読んでて苦痛だった。
小学生女子の描写は悪くなかったのに他のキャラや話が都合良すぎて、極甘のケーキに砂糖を山盛りかけてさらにメープルシロップに浸したような、もう勘弁して下さい!無理です!って気持ちになった。
好きな人は好きな世界なんだろうけど。
ゲッツ板谷のワルボロ読んだ。
中学生が拳銃で人を撃つ、骨を何本も折ったり気絶させるまで
殴って意識不明の重体にさせ入院させる、ということが
頻繁にある今から40年くらい前の立川って一体・・
『母の発達、永遠に/猫トイレット荒神』読了
とんでもない毒母から干渉に干渉を重ねられついには母をぶっ殺してしまったが激烈なる母は殺しても死なずその骸から無数の母虫が、
という毒母への愛情と憎悪と思いやりと葛藤と許容と許容し切れない煩悶と愛されたい認められたいという欲求とがマジキチの中で撹拌されて出来上がりました的な前作『母の発達』の続編
こちらも負けず劣らずのマジキチ、しかも別の小説に接続していてカオス
湊かなえとか歌野晶午あたりが書くようなわかりやすいドロドロ具合では全然ない愛憎及びその受容と抵抗がてんこ盛りの笙野節が全開
ただし母との関係に基づくあれこれが書かれるのは前半の『母の発達、永遠に』まで、後半からは己のルーツ崩壊に端を発して『荒神』や『地神』の導きの元にあれこれ悟っていく話
何つーか鬼気迫る私小説
あとフレーズが時々既視感あって胸を突いてきたので読んで良かった、読みにくいけど
馳星周『トーキョー・バビロン』
一言で感想をと言われたら「私は真面目に働こう」がまず出てくる作品
一番理解できないのは、売れっ子ホステスでありながらも、“たった”二億のお金のために仕事や今までの生活を投げ捨てた紀香のこと
彼女がいなければ宮前と稗田の計画はうまくいかなかったけど、紀香が二億に最後まで翻弄された理由が分からなかった
小久保の「欠けた奥歯」が小久保の心情をうまく表現できていたと思った
とことん男を踏み台にする賢い紀香と、周りの人間の意見に振り回されるバカな稗田が印象に残った
湊かなえ『夜行観覧車』読了
高級住宅地の誰もが羨むエリート一家で殺人が!という話
2ちゃんの家庭板とかの書き込みをもっと練り込んでつくって最後にちょっといい感じの締めを入れましたみたいな作品
登場人物のクズ度と「その辺にいそう」度のバランスが絶妙で徹頭徹尾うんざりくる
何といいますか、「実は誰しも腹ン中でこんなこと思ってるだろ?こんなシチュに放り込まれたら自分だってこう思うかもだろ?ちょっと共感しちゃうだろ?(笑)」
みたいな作者の狙いが透けて見えるようでその浅さがあざとウザい、一見生々しくてリアリティあるかのようでいて実はかなりステロタイプ
いい感じに用意されたオチすら「は?なにこの予定調和」って感じで白ける
しかし読みやすくて胸糞悪いって最悪だね、まるで薫りたかいウンコって感じで「何でこんなもん味わおうと思ったの自分」ってなる
さすが読書家の文章は読ませるな
薫りたかいウンコって表現は普通思い付かない
『夜行観覧車』読みなよw
鼻腔の奥までスルスルと、実になめらかにスルスルとうんこ臭が入り込んできて脳漿に充満して脳みそ腐っていくような錯覚を味わえるよ
トイレそのものをテーマ(の一つ)として直接取り上げた『猫トイレット〜』より断然ウンコに近い
>>768 今はきれいな街だけど、昔は場外馬券売り場や競輪場があったりで汚くて怖いところだったから合点がいく
今でも場外馬券売り場の周りは特有の場末感…
ちなみに高校生の不良じゃなくて「中学生」が拳銃撃ったり、輪姦しようとしたり、
ドスで刺したり、車運転したり・・しかも全部実話だという。彼のは旅行本が面白かったので意外でした。
ミステリー、ホラー、サスペンスは苦手そうだから全然読んだこと無かったけど
友達かかまいたちの夜ってゲームやってるの見て過度なグロや鬱(レイプ等)が無ければ結構好きかも…と思った
かまいたちの夜(1)みたいな怖くても頼れる友達(恋人)がいて、ちょっと笑えるというかホッとできるシーンもありつつ、ラストは平和なお話が読みたい…
注文多くて申し訳無いorz
ビビりで未知なジャンルなので良かったらどなたか手解きを…
真っ先に浮かんだのは赤川次郎
ミステリで赤川次郎なら三毛猫ホームズシリーズから始めてみてはどうかな
頼りになる三毛猫と妹が出てくる、ユーモラスなシーンも多い
ラストは様々だけど、小学生でも読めるから内容はエグくないよ
慣れてきたら他の作家にも手を出すといい
系統は違うかもしれないけど、夢枕獏の陰陽師シリーズも面白いよ
ちょっと天然だけど頼りになる相棒いるし、日本ならではのホラー小説で残暑にオススメ
作品じゃなくてジャンルだけどコージーミステリーとかいかが
基本的に殺人事件より日常の些細な謎を解くって話が多いよ
>>776です
三毛猫ホームズ図書館で予約してみた!初ミステリーものだ〜ワクワクする
陰陽師も妖怪とか好きだからチェックしてみるよありがとう
コージーミステリーって聞いたこと無かったけどマープルとかがそうなんだね
マープルはテレビでよく見てるから小説も読んでみようと思う
レスくれた方々ありがとう
残暑はサスペンス、ミステリー、ホラーの開拓期間にするよ
鈴木輝一郎『新・何が何でも作家になりたい』読了。
そんな思いまでして作家になりたいか、と思いの丈を投げつけてくるある意味悪夢の書。
出版業界って冷え切っているのね。
スルスル読めるところがまたイヤだ。
自分の読んだお気に入りの本は、できるだけ丁寧に扱おうと思った。
数年ぶりに真保裕一の奇跡の人を読み返した
やっぱり終盤の展開は好きじゃないな…まあ、主人公が周りの優しい人たちを裏切って
勝手な行動をする中盤から雲行き怪しくなってきてたんだけど。
お隣の人とトモさんがいいキャラだったのに途中で一切出てこなくなるのも残念だったな
>>768 小さい頃、森忠明の児童小説の荒みっぷりが好きだったんだけど、
そういやあれも昔の立川が舞台だったか。
大体主人公は、人生の空しさや暴力にうんざりした小学生だった。
街が768状態だったらそりゃ荒みもするわ。
ゲームの名は誘拐 つまらない。
漫画版の「バチカン奇跡調査官」を見て原作も読んでみようかと思ってる
漫画だと真相解明があっさりしてたけど原作だと細かく書かれてるんだろうか
蘊蓄もたくさんあるとなお良いな
藤木稟のは「陀吉尼の紡ぐ糸」しか読んだことないけど文体や雰囲気は好き
>785
漫画版は超圧縮版なので原作おすすめ
久々に京極夏彦の巷説百物語シリーズを読み返し中
やっぱ面白いなあ
そういや上の方で京極作品は作者の顔がちらつく…と困っていた方達には
ぜひ漫画版をおすすめしたい
>>786 やっぱそうなんだ
漫画だと人物が次から次へと登場したし描き分けがあまり出来てないから
誰が誰やらよく分からないまま進んだから
原作ではじっくり読むよ
ありがと!
もう終わっちゃうけど夏に読んどけ的な本ってありますか?
今年それっぽいのではすいかの匂い、夏の庭を読みました
>>789 蛇行する川のほとり、夏と花火と私の死体、グラン・ヴァカンス廃園の天使
パッと思いついた作中の季節が夏の話
シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官
前作につづいて虫の豆知識が面白い。けどやっぱグロい
普通の死体だとか殺人の描写は割と平気だけど虫が絡むとキツイなあ
でも面白い。3作目も早く読みたい
>>789 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』
古川日出男『サマーバケーションEP』
どっちも好みが別れる作品だけど
女性作家が書く女主人公のミステリーものでオススメあるかな
男性作家でも良いんだけどキリッとしてた主人公がいきなり女々しくなったりして作家の理想とか偏見がみえて読んでてもやもやする事が度々…
何かイチオシがある方いたら是非
>>790 >>791 どうもです!夏と花火と〜以外は未読だったので
図書館と本屋行ってチェックしてみます。
>>792 乃南アサの音道貴子シリーズ
アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズ
>>792 サラ・ウォーターズの茨の城
篠田節子の女たちのジハード
上でも出てたけど、川瀬七緒の法医昆虫学シリーズ
『The Future Is Japanese』読了
海外作家の目から見た日本(&未来)像をテーマに編んだっぽいアンソロジー、日本人作家も書いてるけどメインは海外勢だな
ハヤカワSFから出てるからてっきりSFアンソロだと思ったらぽつぽつ単なるファンタジーも混ざっておった
円城塔目当てで読み始めたけど(そして円城塔も良かったんだけれど)『ひとつ息をして、ひと筆書く』が思わぬ収穫
「これ日本の妖怪譚テイスト目指してるのかしらんけど中国の奇談になってね?文化理解が甘くね?
民俗とか呪術的なアレコレの勉強が足りなすぎじゃね?」って感じだけど題の通りの書き方がツボ
そしてサザエちゃんきゃわわ、石燕先生のサザエさんは鬼であって女じゃなかった気がするけど別にいいやきゃわわわわ
あと今はなき伊藤計劃の『Indifference Engine』の英訳版が乗ってたよおおお
とりあえず印象的な台詞は英訳しても泣ける、でも「じょおおおおおおおだんじゃない」の訳は健闘は認めるが正直イマイチ…
他の作品も結構良かったんだけど、ぶっちゃけ読後感の良し悪しが作品によってもんのすごい割れる
『クジラの肉』とかお前厭味か?肝心の頭数増加にタッチしないとか舐めてんのか?
とはいえ日本勢の『ゴールデンブレッド』とかも大概厭らしくてアレすぎる
あとこのメンツで飛浩隆の再録するんならいっそ野尻抱介にも一枚噛ませとけば面白かっただろうに!技術立国から無邪気なテクノロジー礼賛あっても良いじゃん!
サラ・ウォーターズは好き嫌い別れるんじゃないかな。
ひたすらレズものだし。
ミステリも何もかもとにかくレズに持ってくのは勘弁してほしい。
>>792です
色々教えてくれてありがとう。図書館と本屋いってくる〜
ビアンものは非現実的なお話だとそんなに違和感を感じずに読めるので読んでみたいな
なんかファンタジーやミステリーみたいな世界観で同性愛要素があると非日常感が増して
更に世界観が濃いものに感じる時がある
だから結構好き
米澤穂信『リカーシブル』読了
ちょっと怖い民俗信仰のお話
この作品は可もなく不可もなくといった印象を受けた
ミステリーとサスペンスがいまいち調和してない感
田舎特有の暗さにリアリティを感じられなかった
主人公の家庭環境がもっと陰惨だったら暗さに拍車がかかって好みだったな
サクっと恋愛物読みたい時に唯川恵をよく読む
良い意味で、読後に残るものがなくて良い
喪女(性経験なし、彼氏なし、友達少ない)が主人公の小説が読みたいので、あれば教えてください
どんなジャンルでも大丈夫です
>>801 その条件だと
綿矢りさ「勝手にふるえてろ」
島本理生「ナラタージュ」
あたりかなあ
ナラタージュは途中でセックスしてた気がするけど
>>801 乙一『失はれる物語』
短編集なんだけど、これに入っているcalling youは喪女の話だと思う
煽りとかじゃないんだけど、>主人公が喪女(性経験なし、彼氏なし、友達少ない)だと物語にならないから
あんまりないよね
喪女っぽい人が、遊びで誘われてとかならよく見るけど
戸梶圭太の「あの橋の向こうに」とか、かなりこじらせてる主人公だけどセックスはしてる
メグ・キャボットの「サイズ12はでぶじゃない」「サイズ14でもでぶじゃない」「でぶじゃないの、骨太なだけ」の三連作は
でぶ喪女が喪女に安住せず狙った男にアタックし続けてし続けてし続けて結局ゲットしちゃってちょっと残念な気持ちになったw
性格的に根本的なとこが喪じゃないんだよなー(スルーされても笑われてもめげない自己肯定感がスゲー)
まあ脱喪エンドが地雷でなければとても楽しい喪女ドタバタミステリです
>>802-5
ありがとうございます。どれも知らない作品なんで読んでみようと思います
確かに性経験なし、彼氏なし、友達なしを全て満たす主人公はなかなか難しそうですよね
ハウルも主人公喪女じゃね?と思ったけどあれは喪女がどうこうとかいう前に18歳からいきなり90歳にされるからな…
イサク・ディーネセン『不滅の物語』読了
短編集、分類はゴシック文学とかになるのか?
表題作は事実にしか価値を見出さない偏屈で傲慢な老金持ちミスター・クレイが、自分が船乗りから聞いたある物語を実際に起きた話として顕現させるべくあれこれ仕組むお話
一番最後の従者の台詞がとてもいい
あと『満月の夜』と『指輪』もなかなか良かった
『指輪』の最後のヒロインの台詞もいい、自分の世界が一変してしまったことをすごく上手く表現してる
全作品通して光景の描写が美しい、田園風景の綺麗さとか人物の秀麗さの書き方がいい
連投すまんけど、「でぶじゃない」シリーズ興味出て来て調べたら主人公元アイドル歌手とか書いてあるじゃないですかーやだー!
喪女じゃねえだろ単なる超絶プラス思考のふっくらさんだろこれー!Amazon表紙絵からそうだもん!ファッションがもうリア充だもんこれー!
久しぶりに乙一読んだけどやっぱり面白い
メグ・キャボット面白いよね
エアヘッドっていう美人モデルの身体に脳移植された
美人じゃない女の子の本があるんだけど
一年前一巻翻訳されただけで続き出ないのが…
翻訳のシリーズ物はこういうことあるから嫌だ
>>801 小川洋子「最果てアーケード」
喪女とかとは次元が違う気がするけどこの主人公はその条件に合ってると思う
>>801 ごめん書き忘れ
近藤史恵「シフォン・リボン・シフォン」も喪女ぽい人出てきた
ただし連作短編みたいな感じで喪女は最初しか出てこないけど
和菓子のアンは友達いるけど喪女かな
嘆きの美女はネガティブ喪女だったけど最終的に違うしなあ
津村記久子のほとんどの作品は喪女が主人公じゃないか
一応仕事してて、少ないけど友達もいて、過去に彼氏いた描写が
ちらっと出てくることもあるけどリア充感が全然ない
全体的にテンション低めのぼんやりした感じだからかな
だって喪女が小説書いて主人公を真喪にしちゃったら
作者が喪ってばれるしリア充に売れないし…
>>801 定番中の定番ですが桐野夏生「グロテスク」
39歳、翻訳者志望の区役所アルバイト
美醜に過敏なくせに自分をちょっと魅力的な容姿だと思っている
外から見るとブスで悪意の塊
正しい喪女の定義からは外れるけど
喪女魂に溢れた作品は最近増えてきた気がする
…単に自分がそういう作品を好んで読んでるだけかもしれんがw
>>811読んで思い出した。
「接続された女」は真喪だな。
ピザで不細工で仕事もできなくて暗くて地味で友達もいなくて
唯一の幸せはこっそり芸能人を眺めることだけ。
そんな真喪が「生まれ変わってみない?」と持ちかけられて・・・な話。
「たおやかな狂える手に」も相当だね
「青い城」があるじゃないですか。
ヘレン・マクロイ「暗い鏡の中に」にも喪が出てくる
性描写あるけど、モンスターとか
ずっとお城でくらしてる
>>801桐野夏生の短編集「アンボス・ムンドス」の最初の話が喪女主人公
>>807 ハウルのソフィーは妹が超美人だから自覚無かっただけで本人もかなり美人じゃん…
田辺聖子の「ジョゼと虎と魚たち」収録の「うすうす知ってた」
恋愛小説が読みたくてたまらん。
なんかオススメあったら教えてください
ちなみに今まで読んで面白かったのは山本文緒の恋愛中毒とか、島本理生のナラタージュとか
「ツイラク」と「夜の果てまで」
皆川博子の本初めて読んでるんだけど面白い
時代考証とかしっかりしてて登場人物の心理描写も上手くて続きが気になる
>>827 恋愛中毒が好きなら同じ作者の「きっと君は泣く」どうかな
どろどろしてて重めだけど
美人で世の中舐めてる主人公が、段々思い通りにならなくなってきて…みたいな話
対比で出てくる喪女との絡みも面白い
>>827 伊吹ゆうきの風待ちの人がおすすめだよ。
これを超える恋愛小説は今後100年現れないと思う。
恋愛小説と呼べるのかどうかはわからないけど、
トワイライトは胸がキュンキュンして死ぬかと思った。
あれも冴えない女の子の話なんだよね。
>>829 一番好きな作家だなあ。
時代物しか読んだことないから、新作の海賊女王を読んでみようと思う
>>829 皆川博子いいよね!一作一作面白いの書いてくれるのもすごいけど、
この歳になってまだ新作どんどん出してるのがすごいと思う
835 :
彼氏いない歴774年:2013/08/31(土) 13:14:57.16 ID:a/TXAixh
赤毛のアンシリーズの「アンの友達」「アンの村の人々」はいわゆるスピンオフものなんだけど
けっこうな頻度で喪女・喪男が主人公の短編が多かったような気がする。
自分が印象に残ってるのは40なのに誰からも告白されたことがない、もちろん恋愛経験もなく
天涯孤独で使用人と二人で暮らしてるという女性が主人公の話。村の女性たちの集まりに行っても
既婚者の仲間には入れず、かといって30代以下の未婚独身女性たちからは恋愛経験がないのを理由に
内心で馬鹿にされて変わり者扱いされている・・・みたいな設定が地味にぐさっときた覚えがある。
読んだのはまだ10代のときだったのにw。その後の展開はいわゆる少女マンガのお約束的展開になるんだけど。
>>827です
おすすめ教えてくれた人たちありがとう! 本屋行って見てくる〜
青空文庫アプリ便利だなあ
とりあえずランキング上位の太宰やら漱石やらを読んでる
他にもオススメあったら教えて欲しいです
>>816 短編ではちらほら見るけど長編では珍しい
グロテスクは主要3人物中2人が喪女という凄い作品
>>838 夢野久作の短編はどうかな
死後の恋とか少女地獄、瓶詰の地獄あたりからどうぞ
何で青空文庫はあんなに夢野作品が充実してるんだろう
ドグラマグラまであるし
嬉しいけど不思議だ
夢野好きがいるんだろうね
自分は少女地獄がなんか好きだ。
それの2話目の主人公は喪女だった気がする。
>>838 倒錯した感じが平気なら坂口安吾の『桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』おすすめ
どちらも男が悪女に振り回される話なんだけど、坂口安吾の書く悪女は妙に魅力的で好き
私も夢野さん好きだ。
いつか全集に挑戦したいけど、中々手が伸びず。
今青空文庫でドクラ・マグラ読んでるけど読み終わる気がしないwww
早くストーリーに戻りたいのに越えても越えても新たな山が出てくる感じで
どれも読みとばせないくらい興味深いけど読んでいて非常に疲れる
ここまでてこずるのは罪と罰以来だよ・・・
泉鏡花オススメ。文章が美しいよ
「外科室」なら短いしさくっと読めると思う
堀辰雄の「風立ちぬ」良かったなぁ。純愛小説の王道って感じで
ちょっとした描写とか台詞とかが女心をくすぐるんだよねw
風立ちぬ読むと信州に行きたくなる
847 :
彼氏いない歴774年:2013/09/01(日) 15:40:39.61 ID:D47X4jtj
>>839 グロテスクは、喪女っていうよりもまともな人間がでてこないよね
ナボコフのロリータ
想像してたよりめちゃくちゃおもしろかった
途中途中ハンバートの語りに爆笑して、一度読み終わった後に注釈見ながら読み返すと大量に引用、パロディとかがあって驚く
注釈に「読了後を想定して書いてあるから読んでから見てね」ってあるからそうして正解だった。面白さがヤバい、深い
日付のズレとかアナグラム、話を読み解く上でのさりげない文にすごい興奮した
読み終わった後色んな人の感想ブログや訳者インタビューを漁ってまた楽しめた!
久しぶりにものすごい濃密な本に出会えた
清水義範 迷宮
構成が面白くて一気読みしてしまった
最後の一行が気持ち悪かった
私の理解力が足りないのか、想像力が足りないのか…
何が真実なのかわからん
作者に翻弄されている気がする
迷宮にいるのは登場人物かと思いきや迷い込んでいたのは私だった
アノニマス TheBookNoName 名もなき書
読み始めたばかりだけど突然目線が変わったりする
文章もいきなり酷いんだけどコレは訳者じゃなくて原書に合わせてるのかな?
心の清き者のみがこの本を読みとくことができるだろう〜って前置きは面白い
>>801 姫野カオルコ「リアル・シンデレラ」
地元や身内では地味でブスな女だと言われて見下されてる
ゆえに彼氏いない、友達も少ない
性行為もたぶんなかったはず
仕事さえできれば幸せ、な真面目喪女が主人公だよ
>>841 喪女は3話目じゃない?
背が高い学生の話
ちゃかぽこちゃかぽこ…
悪童日記
子供が主人公なのに際限なく薄暗い
登場人物がどこかしらおかしくてラストもえっ!?ってなった
朝読んで公開するほど鬱々としてたわ…
小川洋子「ことり」
もうこれ私の中では鬱小説認定だわ
主人公がゆっくり集めて手に入れてきた幸せはことごとく消え去っていってしまう
最後まで何かを失い続けた小鳥の叔父さんがもう可哀想で可哀想で
でもどん!とくる鬱さじゃなくて静かにくる欝さだから読めちゃうんだよなー
だからこそダメージがじわじわとくるんだけど
みんなが少しずつおじさんを偏見の目でみてるところとか…
読んでて苦しくなる小説って久しぶりだった
>>835 赤毛のアン シリーズでオールド・ミスという言葉を知ったよ。
漠然と自分はその部類に入るんだなと思っていた。
>>854 「ことり」、積んでてそろそろ読もうと思ってたから不安になってきたわ…
小川洋子は「やさしい訴え」も結構鬱になる
大好きだけど
『もうひとつの街』読了
チェコはプラハの古書店ですみれ色の表紙の未知の文字で書かれた本を手に取った主人公は次第にもうひとつの街の貌に気づき始める、という話
これゲーム化でもしたら一部の好事家中心に相当売れるわ、それくらい世界観(とその見せ方)がすごい
バレあり
異世界ものに付き物の「扉をくぐる」とか「旅に出発する」とか、そういうわかりやすい「ハイここから異世界ね」というサインがほぼ全く無いまま
例えば大学図書館の書庫の奥に得体の知れないモンがいてーとか、
家とかは何にもない草地の丘のてっぺんに暖炉の扉みたいな窓のついた円柱が見つかって中を覗き込むと異教の寺院がーとか、
そういう街の片隅の目につかないところからじわじわと日常が異境にとって変わられていく話なんだが、これがものっすごい悪夢的で怖い
論理のねじれ方というかモノとモノとの関係性の歪み方が異様でビビる、スプラッタ要素は全くないのに近年稀に見るグロテスク
主人公の妄想オチとかじゃなくて街で普通に会う人の中にもちらほら「もうひとつの街」に気づきつつある人が結構いるんだが
みんなめっちゃ警戒してるのがチキンな自分の恐怖に拍車をかける
「向こう」の側の人間の主張はわかるようで全くわからんし意思疎通できる気がしないのがマジ怖い
主人公の好奇心に敬意を表するレベル
惜しむらくはオチのところでデリダあたりの哲学理論(文学理論?)を披露してそれに基づいて書かれたものとバラしてしまったところ…
主人公の実体験として生々しく書かれたヤバい街の描写のすべてが、このオチひとつのせいで「この理論の実践を描き出すための舞台装置」に過ぎなかったことが明らかになってもうた
うおおおおもったいねえええええっていうか意味ねえええええええ
>>852 ごめん、読み直してみたら3話目の火星の女だった。
主人公の両親が毒親だったな。でも、通じ合ってる人もいただけ自分よりましかも
自分も虚無になりたいわ
私の中で喪女小説といえば角田光代だ
人生ベストテンの主人公と女友達の喪女っぷりが見ていて痛いくらい
オチも喪女らしくて悲しくてユーモラスだった
青い眼がほしい、気になったから読んだけど鬱以外の何でもないな…
悪い夢でも見てたようだけど夢じゃない
>>857 翻訳ものも哲学的なのも苦手なのに、すごい読んでみたくなった
ゲームのICOを想像した
>>860 鬱なの?好きな作家の好きな本だから読んでみようと思ったんだけど
860じゃないけど
『青い眼がほしい』に救いがあるとしたら
これはフィクションであるっていうところだけだと思う
しかもそれも「確かに話の大筋は虚構かもしれないけど、これ細かいエピソードは実際あったことなんじゃね?」って思わせるので完全に気休め
村田沙耶香 しろいろの街の、その骨の体温の
主人公が喪。中学生のときのクラスの嫌な雰囲気とか
自分のプライドを保つためにリア充を観察して心の中でボロクソ言う感じが妙にリアル
けど、現実の世界には伊吹みたいな男はいないわ…。
865 :
彼氏いない歴774年:2013/09/04(水) 09:31:58.80 ID:yEUkRsPO
>>864 さらに村田沙耶香自身は美人作家っていうのがもうね・・・
藤田香織のブログにあった授賞式の写真見て、ちょっとへこんだわ。
向田貴彦の童話物語読んでる
ファンタジーってあんまり読まないんだけど、なんかほっこりしていいね
昔読んだはなはなみんみを思い出す
「ランチのアッコちゃん」読んだ
ストーリーとしては面白くて、キャラクターに勢いを感じられた良い作品。
「頑張ること」を押し付けがましくなく描いていて爽やかな読後感で満足
だけど、帯の書店員と朝井リョウのコメントが白々しくて何か嫌だったなあ…
特に朝井のコメントは問答無用で本人の作品は読みたくなくなる
ちょっと上で出てたリアルシンデレラ今日届いて寝る前にちょっと読むつもりがこの時間まで読んでしまった
やっと黒い兄弟届いた。
文庫って書いてあったのにハードカバーだったよw
持ち歩けない!
小学校の図書館で読んだっきりだったから
詳細結構忘れてて楽しめる。
>>867 柚木と朝井は一緒にコンサートや映画行くくらい仲いいから、
それもあってあのノリのコメントなんだと思う
871 :
彼氏いない歴774年:2013/09/05(木) 14:27:59.13 ID:1Z0aNK9i
ジブリに影響されて、堀辰夫の「風立ちぬ」が収録されてる
短編集を読んでる。堀辰夫の文章は少し古臭いけど、
すごく綺麗で、情景がありありと浮かんでくるよ。
開かせていただき光栄ですが文庫化してたうひょーい
図書館で借りたけど、好きな本はやっぱ手元に置いときたいから嬉しい
双頭のバビロンも文庫化しないかな。ハードカバーはスペースがちょっと厳しい…
開かせていただき……、続編がもうすぐ出るんだっけ
朱川湊人「鏡の偽乙女」「水銀虫」
まあまあ面白かったけどそれだけって感じだなあ…
どっちもちょろっと怪異が出てくるんだけど浅く薄っぺらい感じがした
まあ濃くやられてもどうせピンとこないからいいんだけど
ただ「水銀虫」のなかの兄妹相姦で子供を生してしまった夫婦の話は好きだ
現実世界では近親相姦なんてもってのほかって風潮だけど
わりかし小説やら芸術の世界では受け入れられてるような感じがする、自分の感覚ではね
でもなんかこう否定するわけでもなく、受け入れるわけでもなく
ただひたすら歪だというのを描いてる所がなんか新鮮だった
>>873 マジか、知らなかった
続編うれしい!楽しみだ
>>874 大正時代の雰囲気が好きだけどな>鏡の偽乙女
惣三郎との決着はパート2に期待している。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読み始めた。
まだ冒頭部分しか読んでないけど、
土方歳三は、ブスだとしても身分の高い女に性欲を抱き、
美人だとしても身分の低い女は何とも思わなかったそうな。
米澤穂信が好きなんだけど、ファンタジー要素のある小説は苦手で
そういう世界観の「折れた竜骨」はずっと敬遠してたんだけど、図書館にあったので借りてみた
が、案の定合わなくてほとんど読まずに返却してしまった
同じく図書館で借りた同作者のリカーシブルと追想五断章も個人的にはいまいちだったんだよね
自分で購入した米澤作品はみんな面白かったのに
米澤はインシテミル以外はあんまり…な印象
人間関係や人間心理をするどくえぐる話が読みたいです
冴えわたる洞察にうちのめされて、読後は鬱になるような
すごいんだけどあんまり読み返したくない、みたいなの
何かおすすめは無いでしょうか
古典なら漱石の晩年の作品やドスト
戦後なら大岡昇平の野火とか
現代なら町田康の告白なんかもいいかも
もっと軽くなら三浦しおんや津村紀久子など
思春期の頃の心理なら辻村深月とか、柚木麻子の終点のあの子もよかった
小説じゃないけれど『シークレット・レース』
自転車ロードレースのトップクラスにいた選手のドーピング暴露本なのだが
それだけじゃなく物語としての完成度がとても高く
前半は青春ものとして後半はサスペンスものとして面白い
自転車好きの青年が『秘密結社』に入り栄光を手に入れそして転落し
また前を向くまでのはなし
自分も本書と同じ立場に立たされたらドーピングをしていただろう
サイクルロードレースに馴染みのない人からは
ルールとかわからなくて取っ付きにくい所があるかもしれないがそれでも読んでほしいと思う
まーランス強すぎたしね。
やっぱりな!ってのが大きかった。
私のリブストロングバンドどうしてくれる。
>>880 ベタだけど太宰はやっぱりそういうとこ上手いと思うよ
>>882 終点のあの子よかったねぇ。カバーと各話のタイトルに惹かれて読んだけど大当たりだった
『足摺り水族館』読了
短編集漫画だけど何これ何だこれ、喩えるなら悪意や敵意のないインスマスの話か
世界観の歪み方が夢の中をさまよってるようだと思ったが「こんな夢を見た」としっかり前置きされてるのは一話だけ
建物や無機物はクソリアルに緻密に「模写だろ」って程に描いてある反面生き物はすごくデフォルメされててそのギャップがやばい
ねこぢるとか好きな層にウケそうだけどねこぢるより全然グロくない
『千と千尋』のあの神様が遊びにくる歓楽街をもっと昭和テイストにしたようなごちゃごちゃレトロな街が好きな人にもオススメ
ちょっと高かったが金出して買ったかいはあった
888 :
880:2013/09/08(日) 20:44:22.78 ID:ssIVPneR
おすすめありがとう
古典文学が多いみたいですね
鬱になってきます
今読んでる推理小説
この作家の小説は3冊目なんだけど、ずっと
変人名探偵が颯爽と現れて、関係者を巻き込み、事件をごたごたかき回して
最後に犯人に出し抜かれたまま終わる
変人探偵が犯人にやられっぱなしでどうするの?探偵力が唯一のとりえみたいなものなのに
このシリーズはずっとこんな感じなのか
中村航の「星に願いを、月に祈りを」が結構良かった。
新聞の折込で芝浦工業大学の公開講座のパンフが入ってて、中村航が教える小説の書き方講座があった。内容が良さそうだったから行ってみたいけど迷う。
>>889 そこまで言っておいてタイトル書かないのはネタバレを防いでいるの?
どの推理小説なのかすごく気になるよw
探偵固定・犯人固定の連作小説なら、犯人が勝ち続けないと話が続かないよね
犯人非固定なら探偵ドジだなw
アンチミステリーってやつ?名探偵じゃなくて迷探偵だね
もう随分前だが、古今東西の名探偵達の事件解決までの平均被害者数というのを見た
残念ながら詳細は覚えてないが、金田一耕助がやたら高かったのだけは覚えてるw
コナンは作中で1年経ってないんだよね。
こちらもなかなかの死神っぷりw
原田宗典逮捕ってきいて、薬?と思ったら正にそうだった…
累犯じゃあないよね?
そして今回のことで原田マハと兄妹だと知った
>>896 えええええ!!ダブルで驚いた…
昔エッセイにハマッてたなあ…
最近吉田修一にハマった
しかしゲイとアジア系外国人の出現率高すぎて気になるw
十二国記
新作の短編読んでから東の海神西の滄海読むと印象が少し変わった。
そりゃあ新王に期待するよ!官僚三人組は文字通り雲の上の人なだけあって
暢気なのはこいつらの方じゃね?と思った。
>>891-
>>893 うん、ネタばれになるから
わりと有名な作家だと思う
犯人は3冊とも違う
まあ、最初に読んだ1冊目では、寒気がするほど賢い犯人だったから、騙されても仕方ないと思ったけど
3冊目では、ろくな証拠もないのに、最後まで違う人を犯人と思っててorz
これまで多くの事件を解決してきて、警察も一目置く名探偵って設定なのに
読者の前でも事件解決しろよと思った
読者の前でもwそりゃそうだ
アイザック・アシモフの『われはロボット』(I ROBOT)がすごく面白い!
一つの縛りでココまで展開できるかっていう
読み終わるのが勿体ない
>>896 躁鬱で不倫野郎でクスリってもう役満だよね
もしもし、還る/白河三兎
砂漠のど真ん中にいるのに、冷静でスカした主人公っていうのがまず受け付けなくて
その彼女も突飛すぎて無理だった
新規開拓なんてせずに、素直に新参者買えばよかった
原田マハの作品ってあざとくって苦手だ
泣かせようとしてる感じが特に苦手
>>901 アシモフ御大の三原則ロボットものいいよね!コテコテの古典かつお約束な筋だけどロビイには泣いたわ
続編というか同じコンセプトの短編集『ロボットの時代』、
さらに同じ世界観の時代が下って『鋼鉄都市』に始まるダニール&ベイリシリーズ、
さらにさらに話がデカい規模に広がっていく銀河帝国興亡史シリーズと続々楽しめるよ
ブーリン家の姉妹3「宮廷の愛人」
英国女王の恋愛脳が酷すぎw
こんなのが国の中心で、大英帝国を作り上げたって信じられん
乾くるみ リピート
SF恋愛物かと思いきや途中からミステリー色が強くなってきて結構面白かった
ラストが物足りなかったけど
道尾秀介『背の眼』
2,3年前に向日葵の咲かない夏を読んで以来の道尾作品だった
向日葵は息が詰まるほど悲しくて怖くて読むの辛かったけど
これは所々コミカルで、怖かったけど楽しく読めた
そして存外に読後感が良かった
貴志祐介『青の炎』
何となく小難しそうだと思って敬遠してたけど、読み易かった
曾根の描写は不気味さやふてぶてしさが出ていて良かったけど
紀子の、男の理想と妄想を詰め込んだような設定には萎えた
渋谷で遊ぶ援交の噂もあるギャルでありながら実は中身は清純で、
再会した時には小奇麗な容姿の誰もが振り向く美少女に
健気に主人公を想い続け、いざ結ばれる段に処女で巨乳と発覚
ちょっと詰め込み過ぎだろw
私が僻み喪女のせいでそればかり印象に残ってしまったわ
>>908 背の眼はデビュー作だけあって今ほど暗くないよね
貴志祐介の描く女がビミョーなのは
文サロでもみんな言ってることだからあなたのヒガミじゃないよ
エロゲー脳だから仕方ない
映画では、援交疑惑ギャル設定が抜けて、ぼっち美少女になってたな
ISOLAのデブス喪女が幸せになってよかった
913 :
彼氏いない歴774年:2013/09/11(水) 21:45:56.14 ID:t8QjXNae
>>908 貴志祐介って検索すると、「エロゲー」ってでてくるけど一体何なの?
クリムゾンの迷宮は抜群に面白かった
>>913 天使の囀りで濃いエロゲオタが出てくるから
天使の囀りはトラウマものだ…
途中の蛇の伝承とか好きなんだけどもう一度読もうとは思えないなあ
貴志祐介の女キャラはやはりそれなりの評判なんだねw
紀子や妹が登場すると途端に雰囲気変わって邪魔くせぇなと思ったよ
でも紀子との最後のやりとりは良かったな
紀子だけが秀一は悪くないと言ってくれて、少し救われた
始めは『新世界より』に興味持ってたんだけど、
長そうだから文章に慣れとこうと手に取ってみたんだが
そっちも楽しみだ
青の炎、話は結構好きだけど確かに紀子はちょっと微妙かもしれない……
連投ごめん
今更ながら「アルジャーノンに花束を」読んだ
いい歳して泣いてしまったよ
浅田次郎の「一刀斎夢録」が文庫化されてた
ずっと待ってたんだ!やっほい!
新撰組というか幕末の話って苦手なんだけど この人のなら何故か読める
壬生義士伝もボロボロ泣きながら読んだ
森茉莉の薔薇くい姫枯葉の寝床読んだ
一緒に収録されてる男と美少年の恋愛小説目当てに買ったんだけど
エッセイの薔薇くい姫がユーモラスで一番面白かった
ここまでじゃないけど私もよく人に侮られるんで共感した
他のエッセイも読もう
>>857 おもしろそう
チェコ好きだから読んでみる
おっさん作家が書く女って、はぁ?な感じが多い。
東野圭吾の書く女も魔性属性持ってるのが多くて(夜明けの町とか白夜行とゲームとか)
結局、男にとって女とは永遠の謎か、キャバクラのねーちゃんみたいのしか知らないのか、と訝しむ。
ここで村上春樹ですよ
北村薫もなかなか……
作者の性別ってあんまり気にしてないけど、北村薫が男、高村薫が女だと知った時の衝撃は結構なものだった
>>921 チェコ好きだったら既読かもしれないけど
『チェコの伝説と歴史』オススメ
くっそ分厚いしめっちゃ高いので買うにしても図書館にしてもアレだけど…
乙一が恋愛小説はこんなのいいなって妄想で書いてます、みたいなことをインタビューで言い切っててむしろ好感を持ったw
あと伊坂幸太郎の短編の冬眠ガールの主人公がめっちゃくちゃ可愛くて萌えてたら
やっぱり作者がインタビューであれは僕の理想の女の子、って語ってて納得した
>>925 チェコ好きだけどチェコの本はあんまり読んだことないんだ
それも読んでみるよ ありがとう!
太宰の女性一人称おもしろいよね。「女生徒」とかリアルすぎてびっくりするw
漱石のこころが好き
同じくらい好きになれそうな作品難民なう
太宰読みやすくてきれいな文章だから好きだな
>>930私も。
暗い、重い、みたいなレッテル貼られがちでもったいない。
D−ブリッジ・テープ/沙藤一樹
ホラーで賞取った作品だから読んでみた(過去の大賞で黒い家とか、玩具修理者とかがとってる賞)
形式は斬新だけど、セリフだけで事実を淡々と述べてるだけだから怖さとかグロさとかまったくなかった
虫食べるとか、他の作品でも出てくるから新鮮味もないしストーリーもありがちでラノベみたいだった
これが賞取るとか、貴志祐介や小林恭三に失礼じゃないか・・・?
図書館の書庫にきれいなまま入ってたのもうなずける
曽野綾子が好きな人いる?
最近読み始めたんだけど、なかなか面白いね
エッセイも小説も読みやすい
垣根涼介の書く女は、ちゃんと実在する感じ
ベルガ、吠えないのか?を読み始めたけど読みにくい…
頭悪いから話についていけない…
936 :
935:2013/09/13(金) 21:52:12.69 ID:BG6NbBgb
ベルガじゃなくてベルカでした
守り人シリーズ読んだ
帝が宮に残るって言ったシーンで泣いた
スリナァは結局家族に会えたのかどうか気になる
会えてない気はするけど
>>935 「ベルカ、吠えないのか?」もう手元にないけど好きだったわ
文体が肌に合わないの分かるよw
飯嶋和一「始祖鳥記」
この人の文体は「〜だった/〜した」の繰り返しで
まるで社会科の教科書を読んでいるようでつらいorz
ここでチラッと上がってたサラウォーターズ読んだ。
茨の城、やべえ!面白い!
一部の最後でリアルに声が出たw
百合も好きだから余計に面白い。
このスレにありがとう。
私も今ちょうど荊の城読んでる!
もう終盤だけどおもしろい。二転三転する展開があきさせないね
これ終わったら海賊女王に取り掛からねば…
>>935 同じく文体のクセが合わなかった
図書館で借りたけど最後まで読めずに返しちゃったよ
942 :
彼氏いない歴774年:2013/09/14(土) 14:36:11.93 ID:qKBJ69WS
ベルカ、頑張って読んだよ。
でも今思い出せるのは、ベルカがたらいまわしにされたり、あちこち放浪してどこかで子犬産んで
そこに人間の歴史がちょいちょい絡む、みたいな…すごいうろ覚えだw
文体がもう少し親切ならきっと面白いはず!
943 :
彼氏いない歴774年:2013/09/14(土) 16:14:35.05 ID:w0lrIMd5
ベルカって面白いのか…今度読んでみよう
最近トルコのカッパドキアの事件がニュースになってて
舞城王太郎の「短編五芒星」を思い出した
ベルカ好評だな
読んでみよう
>>920 喪女臭が出てていいよねw
森茉莉はエッセイが面白い
贅沢貧乏が共感しまくり
他人にはガラクタでも、自分にとってはきれいでステキなもの部屋に並べてうっとりするとか
キョドって他人に苦笑いされるとかもうね
ベルカの作者ならアラビアの夜の種族がメチャクチャ面白かった
あれも文体がかなり独特だけど
今更ながら嘘つきアーニャの真っ赤な真実を読んだ
ノンフィクションだけど10歳ちょっとで愛国心がどうのとか
生まれた時からずっと日本で、ただボケっと生きてきた私にはファンタジーだわ
3編ともすごく面白くて、特に表題作になっているアーニャの話のやるせなさはたまらなかった
アラビアの夜の種族いいよね。大好き
>>946 教育実習のときに、それ使って教えたことある。なつかしいなあ。またキチンと読もう
有川浩の植物図鑑
恋がしたくなった。素朴な、おいしいご飯を食べたくなった
こんなにきゅんとする本を読んだのは久しぶり
うわー今鳥肌立ってるわー鳥肌実だわー
950 :
彼氏いない歴774年:2013/09/15(日) 01:36:02.17 ID:3r9Ob2Zg
ヘーゲルの精神現象学って分厚い本を読み始めたんだが、なんだこれ
まえがきくっそなげえなと思いつつ何とか読み切ったら、はじめに が始まったんだが
全然始まらないんだが
ワロタwww
>>950 ドイツの哲学者ってなんであんなにくどくど書くかね?
篠田節子『逃避行』
涙が止まらない。犬好きだからほんとこういう話ダメ……
大型犬と触れ合いたいわ。
モンスター読んでから精神的に不安定になった
モンスターは女心わかってない気がする。
ただ美人の心が綺麗なのは共感できた。
読メの本棚企画いいなー
人の本棚見るのは好きだけど自分のはごちゃごちゃだし、嗜好を見られるようで恥ずかしくなってしまう
ちゃんと著者別に整理してみようかな
読メって読書メーターだよね?
あれみんなはやってる?
本の記録つけたいし始めてみようかなぁ
私はブクログやってるけど、スマホで使えるからすごい楽。
読みたい本とかすぐ登録しておけるし。
読書記録は付けてないや
専スレある作家の本の感想はそこで書いて気が済んじゃう
読メやってたけど、SNS化して常連同士の馴れ合いになんとなく嫌気がさして放置中。
設立当初はまったりしてて良かったんだけどね…
>>956 読書メーターだよ
読んだ本とか読みたい本記録するのに使ってる
そういえばこれもSNSだけど人との交流はしてないな…
読メやってないなぁ。交流とかする気はないけど自分のためにやってみようかなぁ
地元の図書館で「読書貯金通帳」なるものを配付してるみたいでそれもちょっと気になってるw
>>929 私も「こころ」好き。先生のキャラクターが魅力的だよね
私から先生への執着だったり、先生(遺書の中の私)とKとお嬢さんの三角関係だったり、ドロドロしてるわりに嫌な陰鬱さがないと思う
作品全体の静かな雰囲気もだけど、性の香りがほとんどしないのもその理由の一つだと思うなぁ
性を入れると生々しさが増すけど俗っぽくもなってしまいがちだし・・・
人間の心理を鋭くついてるけどどこか空想的というかロマンな感じがあるのが好き
>>959 無駄なナイスのつけ合いとか邪魔だね
自分用のメモとか新刊チェックには便利だから使ってる
人の本棚見るの楽しいよね
読メの見てたけど画像拡大できたら良いのになと思ったw
4年くらい読メやってるけどたしかに最近馴れ合いすごいね
つぶやきを非表示にして馴れ合いは見ないようにしてる
ブクログも登録してみたけど読メに慣れちゃって続かなかった
読メ見てると読みたい本がどんどん増えて追いつかない…
>>962 そうなんだよね
だからその辺はノータッチ
あくまで記録用として使ってる
便利だしね
青空文庫で原民喜にはまった。
天然ぽい透明感と生きづらそうな感じが、初期の幻想短編から遺作まで一貫している。
正直マイナーポエットで、「夏の花」がなければ忘れ去られていたんだろうけれど、
こういう人に原爆の地獄絵図書かせるなよ神様、とも思う。
読メは記録用&気になる本の感想を見るぐらいにしか
使わないので、普段はjava切って使ってる。
つぶやきとかそんな機能、しらんかった。
近所のマイナーな古本チェーン店が改装したんで、どうせマンガとかのコーナーが拡大するんだろうと期待せずに行ったら
むしろ古書がめっちゃ拡大しててびっくりした。古い文芸雑誌、古い文学全集、古いグラフ誌とか・・・
速攻で新田次郎の全集をゲットしてきた。読んだことない短編どっさりでうれしい
読メやってるひと結構居るんだねー。
私も記録にしか使ってないや。つぶやきはちょっと見たらお昼ご飯とかの写真ばっかだし、やってない。
買った本を再度買う失敗をしなくなったし読みたい本登録できるから買い忘れも無くていい。
唯川恵のテティスの逆鱗読んだ。
タイトルに違和感。テティスは別に美の女神じゃないし。金のリンゴはもらっただけだし。
究極の美って行き着くとリトルグレイになるのかな。
スティーブンキングが好きなんだけどこの人の小説によく出てくるポルノ小説のような描写が腹立つ
ほとんど何にでも出てくるからこれが彼らしさなんだろうがなんだかな…
ホラーとエロって切っても切れない関係なのだろうか
外人はエロとグロが大好物だからね
ハリウッド映画のお色気シーンみたいなもんじゃね
スティーブンキングはドリームキャッチャーの前半読んで、
宇宙外生命体が体の中に入ってしまった男の描写がトラウマになって以来読んでないや
映画の方は結構見ているけど、グロ描写とか性描写は文章の方がダメージがでかいんだよなあ
みてるだけじゃ注目しないようなところまで細かく描写されているのがきつい
973 :
彼氏いない歴774年:2013/09/16(月) 18:28:45.62 ID:jyLIDU7P
スティーブン・キングって永遠の中二男子って感じがする。心の中で今だに少年時代を生きているような感じ。
(筆力・構成力その他の才能は別として)太田光にも似たものを感じる。太田は小5男子と言う感じだけど。
最近気になるんだけど、有名な文学作品と同じ題名をつけるのが流行ってるのかな?
今度映画にもなる「銀の匙」というマンガ。作者は中勘助に同名の小説があるのを知ってるのかな?
中身は読んでないんだけど、なんか中勘助の小説と関連があるのかな?
作者がそういう先行作品があるのを承知であえてやってるんなら別にいいんだけど。
以前、野島慎司が「人間失格」ってドラマを作ったとき、太宰の遺族から抗議を受けたよね?
ジェイムズエルロイ
あげてるから釣りでしょう
このスレで出てた「天使の囀り」読んだけど面白かった
長いし説明文だなおい…って思った部分もあったけど
輸入とかについて日本はすごいザルだって書かれた部分が興味ぶかかった
「厚生省がこれまで守ってきたものは自省の権益と製薬会社との利害」
「賭けてもいい、看板を付け替えたところで彼らの本質が変わらない限り、日本は薬害の被害をくりかえす」
研究費が下りないところといい、作者が本当に描きたかったのはこの辺だったのかなと思った
グロも含めて良かったよ
この作者の他の作品でおすすめってある?
悪の経典はこの作品の後だと霞むって聞いて躊躇してる
黒い家とかクリムゾンの迷宮とか
>>977 新世界よりも面白いよ
文庫は上中下と長いけど一気読みできた。SFとかディストピア的なの好きならおすすめ
>>878 悪の経典は読まなくてもいいよ
Amazonレビューが酷かったから覚悟してたけど、
やはりら物足りなさがあったよ。
黒い家は面白い。
新世界よりは面白いけど読んでで疲れた。
近藤史恵のはぶらし読んだ
主人公と友達の行動にすっごいイライラして、一気読みした
(それだけ感情移入できた)
他の作品も読んでみたいと思って、作者でぐぐったけど見ちゃいけない気分になったよ
>>978>>979>>908 早レスありがとう!黒い家とクリムゾンと新世界より読んでみます
最近は10代の頃の集中力持てなかったんだけど
時間も厚い本でも面白いと一気に読めるなーと実感した次第です
うおーどれから読もう!
近藤さんはアトピーもちなんだっけ
自転車小説も歌舞伎ネタの小説も面白い。
コクトー『怖るべき子供たち』読了、東郷青児訳
ポールとエリザベート姉弟の世界が彼ら自身の成長及び出会い付き合う人々との影響でいかにして崩壊したかという話
繊細で緻密な小説なんだけど(だからか?)ものすごい要約しづらい、あらすじだけ記すと完全に作品が死ぬ
あと作者の才能こわい、多彩多方面すぎこわい
耽美系好きな人はすごいツボるだろうなーと思ったら案の定萩尾望都がコミカライズしてたでござる
『怖るべき子供たち』、フェアかなんかで表紙替えして売ってたので中勘助の『銀の匙』と一緒に衝動買いこいてしまった
コクトーはともかく銀の匙は二冊目なのに!要らないのに!
東郷青児って翻訳もしてたのか
多才な人なんだな
980越えたから雑談やめてね
スレ立て出来る人お願いします
挑戦してみる
乙です!ありがとう
>>988 乙です!
サリンジャーの未発表作が出るらしい
ライ麦好きだから嬉しい
出たら絶対買うけど村上春樹訳かなあ
村上訳苦手なんだよな
>>988 乙です
最近既読本を読み直してる
十二国記、守人シリーズ、プリズンホテル終わって、今は銀英伝
相変わらずヤンと同盟側メンバーはいいなぁ
メルカッツ提督渋いよ
皆とイゼルローンで一緒に仕事したい
あとはラインハルトより年上になったせいか彼へのイメージが変わった
置き忘れた少年らしさが昔は英雄らしくなくて嫌だったけど、今は愛らしく感じる
モンスター読み終わり。
優雅なハリネズミ読了
ジャポニズムスレか和むスレでお勧めされてたけど
主人公がなんともメアリスー臭くて
おふらんすには中二病に類する言葉はないのかしら・・・
とりあえず一部日本人を美しく表現してくださってありがとうだ
増えゆく本の置き場に困り果てた末、とうとう10月に出るkindle paperwhiteの新バージョンを注文した。
紙の本が好きなのにー!
私も最近、既読本を読み返してる。
ファインタックのシーフォートシリーズとか、政治関係に入る前は面白かった・・・。
>>994 私もペーパーホワイト買うか迷ってる。本の置き場考えると電子書籍は魅力的だよねえ
ただもうちょっとストアが充実してくれたらなあ…
畠中恵「明治・妖ロマン」
もう少しで落ちるだろうからネタバレも含んじゃう感想だけど
この作者の伏線は作者だけが理解していって、読んでいる読者置いてきぼり的な
雰囲気にしばらく疎遠にしていたんだけどうっかり購入
何で二人なの?つか、本体(?)はもう一人の存在を理解してるの?
でもって、どういういきさつから二人になったの?
というか、結局仲間はみんな××だったってこと?
だったら一話目で殺された彼女は?というか、殺されたのにあっさりしすぎじゃない?
などと色々モヤモヤが残る読後だった
作者的にはシリーズにするつもりであーいう書き方にしたのかもしれないけど
短編読みきりを1冊の本にまとめる場合は伏線とか意味不明なところはきっちり
まとめるべきだと思う
花村萬月の皆月読了
あらすじにヤクザもんとかソープ嬢とか書いてあったから苦手な類の小説かも…と思ったけどそうでもなかった
寧ろ読みやすかった
自分も月だな
小川洋子の薬指の標本読了
この作品結構好き
直接的な表現はないのに何でこんなにエロいんだろう…
いやらしい、汚らしい感じじゃないんだよね
そこが好き
しかし靴を履いたまま裸にされるって…
フェティッシュというか変態っぽい
フランスで映画化されてるみたいだからそっちも観てみたいな
途中で挫折したけどルパン対ホームズ
別人が書いてるから当たり前なんだけど、私のホームズのイメージと全然違う
ワトソン君出てこないし、翻訳者のせいだけど一人称「わし」は酷い
これはコナン・ドイルも怒るわ
最近ホームズを読んでいるけど、映画とかドラマのイメージがあったから
変人とはいえ結構紳士的なのに驚いた。勝手に人の心情を気遣えない変人だと思っていた。
逆に映画とかドラマではブロマンスっぽく描かれることも多いけど、そこはあながち間違ってないような。
しょっちゅう一緒に来てくれると助かるなんて言ったり、友達はワトソンしかいないと言ったり・・・・・・・
あまりそういう描写は喜ばしくなかったけど、ワトソンとホームズの友情がブロマンスっぽく見えるのもしょうがないのか?と思った。
1000なら皆が素敵な本に出会える
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。