日本が誇る世界最古の長編文学にして
様々な恋愛、エロス、煩悩の形を1000年前の段階で詰め込めるだけ詰め込んだ
世にも恐ろしいカオス小説、それが源氏物語。
喪女の視点から好き勝手に語り合いましょう。
原文を読み込んだ猛者も
光GENJIしか知らないよ!と人までどなたでもどうぞ。
作者である紫式部やその周辺、他の平安文学とかの話題も。
テンプレ(のようなもの)
不倫→たくさん
NTR→源氏・桐壺帝・藤壺の宮、源氏・柏木・女三宮、薫・匂宮・浮舟
誘拐監禁→紫の上、浮舟
レイプ→空蝉(未遂)
母と息子→源氏と藤壺(義母)、夕霧→紫の上(片思い)
父と娘→源氏と玉鬘(養女、親友の娘、未遂)
叔父と姪→源氏と女三宮(異母兄の娘、当時は普通のこと)
叔母と甥→朱雀帝と朧月夜
ロリ→紫の上、女三宮?
ショタ→源氏と小君(空蝉の弟)
ホモ→源氏に対する朱雀帝とか頭中将とか(女にしてみたい、と言われる)
レズ→
熟女→六条御息所
スワッピング→
番外
幼馴染→夕顔と雲居雁
身分差、遠距離→源氏と明石の君
喪女→末摘花、花散里
ツンデレ→葵の上
ヤンデレ→六条御息所
おねショタ純愛→冷泉帝と秋好中宮
手元に本が無いのでうろ覚えなんですが…
晩年の蛍兵部卿宮は真木柱の姫君の元に通い、姫が生まれます
宮亡き後、真木柱は紅梅大納言(柏木の弟)と再婚するのですが
連れ子であるこの姫について作中では
「女の子といることばかりを好み、縁談に興味を示さない」みたいな記述があって
作家とか専門家のなかには、この姫はレズなんじゃないかと言ってる人もいます
(瀬戸内寂聴さんも言ってた様な…間違ってたらすいません)
>>1乙
私は六条御息所が好き。
賢木で光源氏が引き留めようとするところがロマンチックだと思う。
牡蠣ばかり食べているのかと問い詰めたいほどの溢れて止まない源氏の性欲量
ペドフィリアのケもあるのか……もはや認めざるを得ない変態の純度100%結晶
彼に名を授けるとすれば平安のカサノヴァがビッタリであるように思われる
源氏から女三宮を寝取った男にして、二部主人公・薫の実父の柏木さんは
女三宮に焦がれるあまり、女三宮の飼い猫を盗んできたり着物をパクったりして
ひそかにクンカクンカして物思いに耽っていた生粋の変態ストーカーだと思う
でも源氏物語の中じゃパンチ薄い方の存在なんだよなぁ
>>7 最終的に源氏の大将に睨み殺されるメンタル面の弱さがいけない
あさきゆめみしの女三の宮は今も可愛いと思う
目が死んでる描写は今はよく見るけど単行本刊行時は斬新だった
みんなどの訳読んでるの?
あさきゆめみし読んだ人が多いのかな。
瀬戸内寂聴訳が読んでみたい。与謝野晶子訳だと無料で手に入るが
言葉がちょい古い感じもする…
あさきゆめみし以外の漫画でオススメとかある?
寂聴のはいいんじゃない?
見開きで原文と訳文って構成だから
答え合わせみたいにして読んでた。
田辺聖子訳だったかな
図書館にあったんだけど中学生でもとっつきやすい文体に
欄外に当時の風俗や用語についてのミニ解説があって想像しやすかったよ
谷崎潤一郎のが好き。
一番雅やかな感じがする。
あとなんかエロい。
与謝野訳は、何となく教科書的というか、曖昧な解釈ができるところも、断定しちゃってたような。
寂聴のも好きだけど、若干砕けすぎで俗っぽい雰囲気。
円地文子のはとにかく読みづらかったのしか覚えてないw
15 :
12:2013/01/09(水) 13:13:54.68 ID:Ub6iz98x
ごめん私が読んだのは与謝野晶子訳だった
与謝野訳は和歌が原文ママ
本人が歌人なだけに、歌はそのまま見りゃ分かるでしょ、という感じだったのかも
円地文子訳はセックスに余計な描写を足し過ぎって瀬戸内寂聴が以前批判してた記憶がある
個人的には田辺聖子訳を推したい
桐壺巻丸々カットされて雨夜の品定めから始まったり
紫の上が一貫して紫の君だったりするけど、文章的には一番読みやすいと思う
まどろっこしくてギブアップしたのは橋本治訳…
あくまで普通の訳を読んでからなら
瀬戸内寂聴の女人源氏物語もおすすめ
どうせ末摘花の話しかしてないんだろと思って開いたら思いの外アカデミックなスレだったでござる
19 :
10:2013/01/09(水) 17:14:56.00 ID:rx+iEp1j
みんなありがとう
今まで読みたいと思いつつ手を出してこなかったのですごく参考になるよ
田辺訳あたりからいってみようかと思うけど、谷崎訳もすごい気になるw
まずは今度の休みに図書館いってくる
その間kindleで与謝野訳をぼちぼち読み進めてみるわー
漫画以外だと田辺聖子しか読んだことないけど、
古文とかさっぱりな自分でも読みやすかったよ
特に宇治編はあさきより面白かった
喪女板的に一番人気がある女君って誰だろうね
花散里あたりかな?
谷崎御大が訳したから〜と読んでみたかったんだけど
源氏物語はなんか難しそうだと思ってあきらめてたんだよね
とりあえずここのスレで勉強させて頂きますw
原文ママで読むのが好き
スイーツ源氏物語も好き
うろ覚えの書き込みすまん
絶対にあんな風になれないと思うのは、まあいっぱいいるけど、特に紫の上
人間として健やかに順調に育ってる様が眩しい
明石の子を受け入れたときなんかもうね
紫の上は異常なんだよ? 幼少期に誘拐されて犯人の別宅で犯人は
この世で最高のイケメンで偉い人で…と繰り返し吹き込まれながら
(たまたまそれは劇中では事実だったわけだが) 育って、
成長したら国の最高権力者になったそのイケメンから正妻として愛され、
子供が出来ないこと以外何の不自由もない人間。
人並みな嫉妬とか暗い感情を持たないんだよ。ある意味欠落したところのある人。
健やかにってのは実は違うと思うな。
私は雲井の雁が好き
夕霧と雲居の雁が一番現代的だなと思う。
幼少期は不幸かも知れないけど
ものすごいお嬢様だし
初恋の人と結ばれるし
夫は浮気するけどど〜んとしてて
さすが後ろ盾のしっかりしたお嬢様の貫禄だし
子供うむとおばさんになるのも面白い。
>>26 いやいや、女三宮への悪感情が原因で衰弱したんじゃん
紫の上は実家運もなかったよ
後妻にいじめられ、実父は空気
私は朝顔の宮が好き
後々知ったけど斎院や斎宮を嫁に出来る貴族ってすごかったんだね
>>26 なんか、ストックホルムシンドロームという言葉が浮かんだ
自分は葵が好き
素直になれなくて、やっと夫婦仲に光が見えたと思ったら取り殺されちゃうとか不憫でならん
朝顔いいね。
タイプ違うけど朧月夜も好き。
朝顔は凛としていて好きだ
朝顔は六条と葵の車争いの現場に居合わせてて
「自分も源氏の愛人になったらああいう辱しめを受けるんだ、それなら初めから舞台に上がりたくない」ってのが理由だからなあ
少し喪女の精神に通じるものがある
源氏物語読みたくなってきた
朧月夜がしたたかで一番好きだ
恵まれた環境で上手に日の当たる場所で悪女として渡ってる彼女に憧れる
けど私はなるなら花散里みたいな世渡り上手になりたいな
>>1 乙
高校の時、源氏好きすぎる先生に、ひたすら原文読まされて、解説されて、和訳やら心情やら書かされたおかげで、スレの流れも話も分かって面白い…!
でも、訳は小学生のときに図書館にあった中高生向き古典シリーズで読んだきり。
のんびりロムらせてもらいます。チラ裏ぽくてごめんなさい
どちらも自分とはかけ離れてるけど、紫の上と六条御息所が好き。
描かれてはいないけど、須磨・明石から晩年の紫の上の心中はかなりどろどろしてたはずだ。
完璧な、理想の女性でいるのも楽じゃなかろう。
六条はやっぱり賢木巻かな。田辺聖子訳が好き。
源氏の口からさよならを聞くのが怖い、「また来る」と言ってくださいってシーン。
かわいい。
>>36 世渡り上手かな?花散里
でも、自分もなるなら花散る里がいいわ
源氏の女君の中で、一番心穏やかで幸せそうだもん
ところで田辺さんといえば、私本源氏のシリーズも大好きだわ
何度読んでも笑い転げてしまう
…が、他のを読んだことがない人が、いきなりこのシリーズから源氏に入るのは断じてオススメできないw
あさきゆめみしで、朝顔の母親が一人で陵王の舞をしてるシーンがあるがあれは創作だよね?
高二のときの担任が源氏物語好きで修学旅行で源氏物語ミュージアム行ったよ
担任のことは苦手だったのであんまり熱心に見なかったけどw
浮舟が印象的だった
>>39 私本源氏好きだったよー
花散里との食いしん坊万歳が面白いww
そして本当に旨そう
実際はもっと質素な食事だったと思うけど
>>40 んだ
あのシーン入れたのすげーと思ったよ
「週刊光源氏」知ってる人いる?
週刊誌のスキャンダル風に記事になってて面白い
ただ15年程前に母が買ってきたから、今もあるのか、有名なのかわからない
懐かしい!週刊光源氏買ったわ
家のどこかにあるはず
探そう
「あさきゆめみし」の近江の君はとても可愛いと思う
彼女の下世話さはあの世界では異質だし、昔はただ面白いなーと笑ってたんだけど
父君が久々に部屋を訪れてくれたとき
「あっおとーちゃ…じゃないお父上!どっどうぞっ」と
喜んでるところなんか、今読むと健気でいじらしくてちょっと泣ける
五節ちゃんと町に帰っていくシーンは開放感を味わえて大好きだw
あさきゆめみし(特に前半)って結構ギャグっぽく笑わせる場面多いし
それがちゃんと面白い、ってのがまた凄いと思う
小学生の頃に青い鳥版読んだっきりだったけど、
うた恋い。とこのスレのおかげで古典熱が再燃しだした。
私、就活終わったら谷崎訳読むんだ・・・
源氏物語以外の平安文学の話もいいんだよね?
落窪物語と堤中納言物語が好きだー
特に落窪物語はあらすじは和製シンデレラって感じなんだけど
キャラが妙に立ってて生き生きしてて面白かったよ
>>48 落窪物語私も好き!
って言ってもネット上で公開されてる素人投稿小説サイトでの
訳文しか読んだことないんだけどその人の書き方があってたのか
すごく面白かった
私は平安文学?って程かっちりしてるわけじゃないんだけど
平安時代の少女小説で桜嵐恋絵巻/深山くのえ(ルルル文庫)
が好きだった。今まで平安時代に親しみがなかったんだけど
右大臣左大臣や中納言についてようやくどんなものなのか
おぼろげながらこの年にしてイメージを沸かせてくれたし
絵は綺麗だし、これも和製シンデレラっぽくてよかった
>>48 虫めづる姫君って堤中納言物語だよね?
あれナウシカの元ネタみたいだけど、元ネタの姫君の方が好きだわw
しかし、あの時代にああいう人物造形がされてたことには驚く
源氏も凄いし、日本のフィクションの系譜パネェっすw
まあそれ言ったら古事記とかもSFじゃんよ
大昔から人間て変わらないんだなーって思うw
それはそうと平安絵巻を子供の頃に見て
昔の日本の家って寒そう…って思ったw
>>50 虫めづる姫君は続きありげな終わり方なのにあれで終わりなんだよねー
結局どうなるんだろう
続きありげに〆るのが当時の物語のラストシーンのテンプレだからね
源氏だって薫が浮舟のことを「こいつ男出来たのか?」と思ったんだってさwwwwで唐突に終わってるしね
54 :
彼氏いない歴774年:2013/01/16(水) 16:48:40.17 ID:tSC3p4uH
>>51 昔の家は隙間風ビュービューだったから、寒さをしのぐ為に十二単を着てるんだよね
重いわ動き辛いわで昔の貴族は大変だったろうなw
ずっと黒髪ロングストレート
高校の頃には、どこまでも長くしたいとか、姫カットにしたいと思った時期もあった
実現してないのが救い
黒歴史を作るところだった
>>51 京都はとにかく夏の暑さがハンパないから
壁というものを極力取っ払った寝殿造りは風通しを良くするための最適解である
寒さはとにかく装束着重ねて火鉢置いてりゃどうにでもなるけど
暑さばかりは仮に素っ裸になってもどうにもならん
源氏物語が大好きだって言うと、『あの女ったらしの話ねww』とか言うやつが多くて、いつもはらわたが煮えくり返る。
そんな単純な話じゃないし、女ったらしでもないし、ものすごい人間の深層心理まで描いてる。
だから『あの女ったらしの話ね』とか言うやつは軽蔑してる
夏場は枕草子の中宮定子も汗臭いのかもしれない
>>54 56
いや屋根も壁もないように見えるからさw
でも重ね着と火鉢か…
あれ源氏物語だっけ?股火鉢してたのって
まあ、したくもなる寒さなんだろうね
>>58 香を炊いてるから酸っぱ臭いまでは臭わない筈
衣服に匂いを焚き付けるから体臭の心配はないのかもしれないね
>>57 女ったらしも何も当時は一夫多妻が当たり前だもんなあ
だから夕霧が変わり者とか朴念仁扱いされてるわけで(それでも正妻2人に愛人1人なのにね)
風にのって何キロも先から薫ってたっていうから
光源氏はワキガだよね
>>48 私も落窪物語すきだー。なんか堅苦しくなくて人間味溢れてるよね。殿、侍女、義母がパワフルだ。
落窪は面白の駒の扱いがあまりにもあんまりだったから、原作より田辺聖子の改編のが好き
あのブサ男ワロスwwwをスッと面白いと思えるかどうかはそれこそ時代に寄るんだろうなー
>>62 冗談抜きでうちのいとこは生まれつきお香みたいな体臭持ち
運動した後とか汗をかくと匂いが強くなる感じ
日本人でもワキガにフェロモンを感じる人はいるかもだけど
外国ほど好む人は少ないんじゃね?
だから「良い香り」とされてるならワキガじゃないほうの体臭かも
66 :
彼氏いない歴774年:2013/01/20(日) 18:23:16.12 ID:Y2goxBP5
ちょっとageてみる
私、源氏物語占いで紫の上だったからね
雲居の雁でした。
わたしも紫の上だった
しかし、同じタイプの有名人が
神田うの、鈴木あみ、篠原涼子、中山美穂、中澤裕子(モーニング娘。)、河合奈保子、名取裕子、中井美穂、マザー・テレサ、松たか子、内館牧子、大原麗子
微妙です…
>>69 マザー・テレサと似たタイプなら彼氏いなくても神の愛に生きられるじゃないか…
原作と漫画の「あさきゆめみし」とでは↓の二人が大きく違うよね
・花散里:原作ではかなり痩せ体型、結構鋭い毒舌家
・朧月夜:原作では場に流されるだけの性格(女三の宮とカブる)
原作通りだと読者受けがイマイチになりそうだから、敢えて改変したのかな
あさきの花散里はふくよかなオバちゃんだったよね
競弓?の催しの時は源氏の兄弟のことを品が無いとかどーってことないとか毒舌吐いてたけど
直後に「もうオバちゃんだもの」って源氏と別々に寝ちゃうところが何か良かった
中年夫婦のセックスレスを書いたのって多分あの箇所が世界初なんじゃないかとw
73 :
彼氏いない歴774年:2013/01/21(月) 12:25:54.80 ID:8mZva2Oz
もうオバちゃんだもののオバちゃんの年って何歳何だろう
私よりも若いかもしれないのがショックだw
まぁ寿命を考えたら現代とは違うからねぇ
7〜八年前に流行ったネットの源氏物語占いで
私は『宇治十帖の大君』タイプでした
占いだと喪女中の喪女という感じで『処女のまま死んでしまう』と書かれていましたが
喪女の皆様から見て宇治の大君とはどのように見えますか?
大君は素朴だけど芯が強いイメージだな。
>>73 よく読み返したらオバちゃんじゃなくておばあちゃんって言ってたww
確か源氏より年上だったから、30代後半〜40手前くらいだったと予想
まあ40歳で年寄りって言われてた時代だし
源典侍が眩しいわ…
葵の上が好きだ
性格が自分に被るからだろうか
まあ身分も容姿も良くない私が葵の上の性格じゃ喪女なのも頷ける
この時代でもやはりフェラとかアナルとかやってたのかな
着物を捲り上げて尻を丸出しにしてバックから激しく突き上げながら
真っ白な尻の肉をバチーン!バチーン!って平手打ちしたりしてたんだろうか
あんまり風呂入らない時代だと思うと、下事情は深く考えたくないな
その辺を、考え出すと…w
髪も香を焚きしめてるから臭くはないのかもしれんけど、ベタっとしてるだろうし、めったに洗わなくても痒くはなかったんだろうか…といつも思う
少なくとも、マンガみたいにサラサラではないよなあ
食べ物とか空気が今とは違うから、大丈夫なんじゃないかという話を聞いたことがある。
まぁ、生活文化のことは当時と現代で差があって当然だから、あまり深く考えたら気持ち悪いよね。
当時はそれが当たり前だから気にならなかったと思うしか…。
水浴びする乙女が季節の風物詩だったり温泉に湯治に行く旅行記があるし
お湯で絞った布で体を拭き清めてたりするし案外綺麗好きは昔からだったんじゃないかな
現代ほどではなかっただろうけど
着物の合わせ目からそそり立つモノを
チュバッ!チュバッ!
ってやってたんだろか
>>84 日本人が毎日入浴するようになったのは高度経済成長以降の話ですぜ
でもそれ以前の日本人の体はそんなに脂っぽくなかったらしい
21: 彼氏いない歴774年 [sage] 2013/01/21(月) 22:38:10.33 ID:/qoWrr6j
源氏スレ
何あの変態
>>86 確かに食べ物だって粗食だもんね。
動物性タンパクなんてなさそうだし。
転載さん乙
>>88 日本史の資料によると平安貴族は結構魚や肉を食べてたような
ふと、明治のはじめに日本を旅行した、イザベラ•バードって人の旅行記で、日本家屋のノミに悩まされ、安眠を確保するために涙ぐましい努力してたのを思い出したw
明治でさえ、今からだと想像できないくらいいろんな感覚が違うんだよね
平安時代にタイムトラベルしてみたいわ
あ、ごめん!点が文字化けしちゃった…orz
93 :
彼氏いない歴774年:2013/01/22(火) 08:34:59.27 ID:166nZbDJ
平安時代ってトイレ事情がよろしくないイメージなんだよね…
行けるなら行ってみたいけど、そういうところが不安だわw
94 :
彼氏いない歴774年:2013/01/22(火) 08:57:27.66 ID:NGpXaNlc
中世ヨーロッパみたいだ>トイレ事情
平安時代のトイレって貴族ならおまるだよね
箱みたいなおまるに砂とか灰を入れといて、そこに用を足す猫トイレスタイル
平民はお外
私も平安にタイムトリップ憧れるけど、お風呂大好きだからそこが困る…!
ヨーロッパ貴族の雅言葉(花を摘みに=トイレ)に通じるものはあったのかな〜?
光源氏が「トイレいってくるね」とか言うのはあまり想像できないww
ヨーロッパは外に汚物投げ捨てで、そういう○ンコ避ける為に
ハイヒールが発達したとか聞いたけれど
日本ではそこまで酷くはないだろ
牛糞は落ちてそうだがw
それと平安時代だと甘いお菓子みたいのは少ないよね
超お貴族様じゃなければ果物位しか食べれなそうなのが
自分的には辛いかもw
日本は水洗トイレの発達がかなり早かったと聞いたことがある
古事記に川を上で用を足すっていうのがあるし
廁(かわや)は川の上に用を足す仕掛けを作ったことから来てるらしいよ
お屋敷でしたくなったときはどうしてたのか気になるww
ヨーロッパの●避けはハイヒール、日本の●避けは高下駄だとか
砂糖が輸入ものしかなかったような時代だと、甘味には干し柿の粉とか蜂蜜が使われたみたい
あとはやっぱり生・干した果物かな?
けど果物だって今みたいに甘くないだろうからなぁ…
食生活はかなり質素になっちゃうね〜
貴族ですらそんなものだから平民だともう花の蜜吸うしかないな…
高下駄って料理人の人が下に水流すからだって聞いてたけど違うのか?w
それ聞いた時も刃物持って怖えーwと思ったけど
甘味は干し柿はよく聞くよね
後は甘蔓の汁を煮詰めたとか何とか…
かき氷(のようなもの)に掛けたとか昔なんかで読んだな
そんなの食べれるのはそれこそ光源氏位だと思うけれど
花の蜜ってwと思ったけれど戦中戦後の話しで読んだな
その戦後の話しだけれど桑の実とかも甘くて美味しいんだそうだ
葉っぱを蚕に食わすだけの物だと思っていたけど
そういう風にアケビやイチジクみたいに草の実みたいのは食べてたんじゃない?
下注意
ちょっとググったら下痢を飛び散らせないよう高下駄はいてするとかいうのが出てきたww
今の長靴的な万能靴だったのかも?
桑の実はあまくてすごく美味しいよー小学生の頃食べまくってた
>>97 宮づかえできれば唐菓子っていうのが毎食でたっぽい
砂糖抜きのドーナツみたいな感じ?
あと、あまり甘くないけど飴もあったみたい
虫歯予防には良い環境ですな!
虫歯治療とかどうしてたのかな
矯正とかも
不揃いな歯並びって幼児の時に固いものをあんまり食べないことで
顎の骨が未発達になってなるものだから
昔の人は現代より固いものを多く食べてたみたいだし矯正は必要なかったんだと思う
ご飯でさえ炊きたてホカホカじゃないかっちかちのおむすび(強飯、姫飯)だったそうだ
虫歯は虫歯で柔らかいものの方が歯に歯垢として残りやすいから上と同じ理由で少なかったんだろうな
一応砂や灰を歯にすりつけてうがいする歯磨きとか虫歯予防のお歯黒もあるしね
やっぱ姫のビラビラを指で押し広げて
ベロベロやっとったんかねえ…
枕草子で病み姿がセクシーな病気としてあげられてたような>虫歯
痛さに泣いた涙の後が云々とか
現代語訳のお勧めは?
与謝野晶子
タダだから
虫歯は人類が火を使って調理した時から…とか聞いたことあるよ
そうしたら縄文時代から…か?
虫歯がなければ予防とかも考えないんだろうしね
しかしあの時代だぞ?
痛ければ祈祷か、抜歯な気がするんだが…おおおおお恐ろしい
紫式部ってやっぱ喪女だったのかな
かなり年上の夫が死んでから再婚しなかったあたりお察しだろう
藤原道長が紫式部に言い寄ったことがあるとかいう話はあるけど
>>111 紫式部日記を見るとその気質がある
清少納言が陽なら彼女は陰かな
因みに日記中の人物評
赤染衛門は家柄はいまいちだが、歌は上手い
和泉式部はヤリマン
清少納言は知識ばかりひけらかして、ろくな死に方はしない
>>109 値段よりも原文の雰囲気を伝えてるのを
原文は昔トライしたけど人物の関係が複雑(敬語で誰のことか当時の人には分かるんだろうが)で挫折
>>114 歌って最初歌う歌かと思ったけど和歌のことだね
当時は即席で軽妙な歌を詠めるのが社交界で必須の才能だったんだね
喪女かもしれないけど清少納言を嫌ってたんだね
言い過ぎの気もするが
>>115 紫式部と清少納言、両方とも漢学をはじめ色々な学識があったけど
ひたすら目立たないように何も知りません風を装ってた紫式部(コミュ障気味っぽい)からしたら
わたくし教養がありますの古典を踏まえて気の利いたこともしちゃいますのだから中宮様にも覚えがめでたいわって感じの清少納言は
うらやましいのと理解不能なの半々くらいだったのでは…
しかし恋愛に対する洞察は深い紫式部
なんでだろう
母(桐壺更衣)を三歳のとき亡くす
↓
母に似た藤壺への思慕が初恋
↓
その面影を求めて生涯様々な女性と関係を持つ
↓
なんだかんだ紫の上を正妻にする
↓
なんだかんだ女三宮降嫁
↓
紫の上がショックを受けて病みがち
↓
なんだかんだ光源氏も没落
>>117 洞察だけ鋭いからこそ、喪なんじゃないかね?
今も昔も喪気質じゃなかったら、
恋愛についてまず物語にして紡ごうとか思わないんじゃないだろうか
なんか失礼なこと書いてしまったけど紫式部さんのことはすごいと思ってます
>>117 1. 読んだ物語から吸収
2. 妄想
3. 同僚の女房の話を聞いてネタにした
仲のいい同僚の話はよく日記に出てくるし、相談というか
愚痴聞き役はよくしてたんじゃないかと思う。
同「式部さん聞いてよひどいのあの男〜」
紫「へーそうなんだ〜」(φ(..)メモメモ )
確かに積極的に恋するタイプだと昇華しちゃうから物語は書かなそう。
恋愛の猛者たちがこぞって源氏物語の現代語訳に取り組んだのは
うわっ!鋭い!と彼らをしてうならせしめる恋愛の洞察があるからだろう
恋愛経験が豊富でなければそういう洞察は身につかないのじゃないかな?
>>117 華やかな宮中の女房として暮らしてたからね
周りの艶聞をいくらでも参考に出来たはず
スイーツ中心の職場にいていつも恋愛話を聞かされてる喪女が
すごい恋愛小説かいちゃったみたいな
ちょっとした男の言葉や女の仕草が異様にリアルで
人から聞いた話であそこまで書けるとは思えない
子どももいたし、自分の中ではあまり喪ってイメージないかも
喪女っていっても、強制的に結婚させられてる
この辺は現代の喪女とは違う
ある程度は察しのつく部分はある
+周りの豊富な体験談
>>125 見たり聞いたり(現場を)したのでは…
既婚だし子どももいるから厳密には喪ではないけど
あの時代の貴族の端くれとしては体が不自由とかじゃない限り結婚させられるし、
相手は遠縁のだいぶ年上の男。
しかも死別して中宮のとこに出仕(しかも有名人)だから再婚したければ出来たんじゃないかな。
でも男の噂がないってことは自分が恋愛するのは面倒くさいタイプだと思う。
現代に生まれてたら結婚しないで才能生かして好きなことやってひとりで生きて行きそう。
メキシコに行ったことない人がメキシコの話を書く
みたいにならないだろうか
あの時代年上の女房とかが色々と教えてくれそうで
耳年増になっちゃうんじゃない?
しかもいまのエロ本と違ってあの時代の春画にボカシはないよ
今よりも即戦力になりそうな性教育受けさせられていた筈…(//∇//)
田嶋陽子先生みたいなひとでも恋愛小説って書けるんかねえ…
そこは資質の問題があるような
紫式部は陰性だからこそ、人をじーっと鋭く観察して深い人物像が書けたんだと思う
田島さんはガンガン行動する感じ(恋愛は知らんけど)だからああいうものは書けなさそう
あの時代だと建物もパーパーだし、大体プライバシーの観念も全く今と違うだろうから、かなり赤裸々な状況を見聞きしてたんじゃなかろうか
>>130 春画って、浮世絵は平安当時はないんじゃ…
パーパーとは?
恋愛経験ない喪の腐女子が濃厚なBL小説を妄想だけで書くようなもん
しかもいろんな場面にはそれぞれ違ったリアルのモデルがいると
指摘されてるのもある。いわば二次創作の寄せ集めとも言える
>>133 正確な名前知らないからそう書いたんだけれど
エロ絵巻と言えばいいのかな?(巻物か書物かもうろ覚えだけれど)
結婚する前にそういうのを教えるためのものがあったらしいよ
春巻?
>>136 殿方はこれこのようになっていてまぐわいはこのような仕組みで
みたいな性教育絵巻があるんだよねw
そういうのが必要な層は家族以外の男を見たことないレベルの真のおひいさまだから、絵巻の拵えもやたら豪華だという…
豪華な春巻とういう訳だなw
菅原孝標女「ちくしょう…21世紀に生まれていれば!!!!!!11!!!!!!!!!!!!」
今日駅で外人の男の人がうりざね顔の人といちゃいちゃしてた
どっちも顔面偏差値低いなと思った
>>140 あなたは現代に生まれてたらネット上に黒歴史を築いていたと思うw
>>134 うわああ、ごめん!意識してなかったので使ってしまったけど、今調べたら方言だったわ…>パーパー
ちなみに、ドアとか窓が開けっ放しの時とか、開口部が多くて密閉度が低い空間の形容とかに使う名古屋弁です
>>143 男性の書き込みは禁止だよ
LR読んだ?
>>86 江戸っ子は、日に数回は風呂に入っていたようですぜ。
道が舗装されてないから砂埃がすごかったと。
烏の行水だったらしいから、シャワー代わりかな。
何故江戸の話を持ち出すのだ
ここ見てたら源氏物語読みたくなったので図書館いってきた
瀬戸内寂聴の源氏物語読みました
これから大塚ひかりのやつを読む
光源氏のアソコって
やっぱり相当立派なモノだったのでしょうか?
大塚ひかりって結構ニッチな源氏論の本書いてる人だよね
>>150 その人は知らないけど、「マイナーな」って表現するところじゃないの?
ニッチは意味が違うよ。
>>151 マイナーどころか源氏好きな人にはそこそこ知名度ある人だと思うよ、著書も結構ある
でも解釈とかが性的なことに偏り過ぎなことがあって、だから文字通りニッチな人って意味で書いたんだが
みんな現代語訳を読んでるの?
それとも古文で?
わたしなんか漫画でかじっただけだ。みんな教養がすごいなあ
それほどのものでは…
都合が悪くなるとすぐ出家するよね?
出家=下手打った時にサーセンwww言いながら公式の処罰を
チャラにできる手段だから。
一応、出家したら俗世間からは断絶することになるタテマエだけど、
ほとぼりが冷めたころに還俗すれば敗者復活だし。まあいつでも
都合良く還俗できるわけじゃないけど。
こんなスレがあったのかよw
源氏物語がどんな話か知りたい人には
「大掴源氏物語 まろ、ん?」をオススメする
見開き2Pで一帖を表した画期的な作品。
次が「あさきゆめみし」かな…
源氏物語漫画で完結まで行ってるのはこの二作品ぐらい。
厳密に言うと「あさき」は宇治十帖の竹河が抜けてるし
薫屈指の変態エピソードもない。
竹河は真木柱の娘がーとか、夕霧の息子がー、っていうだけの後日談的な段だから
無くてもどーってことないと思われたのかも
上の方にもあるけど真木柱の娘にレズの素質があるんだっけか
薫の変態エピって何だっけ?
帝の長女に憧れて、たまたま自分の嫁さんである次女にコスプレさせる下り??
源氏って似てる萌えの宝庫だよね
昔ディアゴスティーニの週刊源氏物語みたいなの読んでたんだけど
藤裏葉で終わってすげーがっかりした
>>159 牧美也子のやつ?あれは本当に藤裏葉までなんだよね
源氏は若菜からが真骨頂だし、あのおどろおどろしい絵柄で是非描いてほしかったけど
>>158 薫が嫁の腹違いの姉で、憧れの人である女一宮のコスプレをさせるやつ
しかもあれって夏用のスケスケなやつなんだよな…
後、薫は女一宮の筆跡が見たいが為に、嫁に姉との文通を大推奨させてんだよね。
まあ柏木も変態だったから、息子も似たんだろうw
薫の嫁がいかにも姫宮様というか、ぽわーんとしてて薫の変態行為の意味とか浮舟囲ってることとか何にも分かってないのがまた
あの時代ってとにかく周りの女房が情報源だから逐一告げ口はしてるんだろうけどそれも分からなさそう
江川達也の源氏物語持ってた。
案の定エロだくさんで、軒端の荻と光源氏がヤルだけで1巻消費したのはワロタ。
でも、連載初期は絵も丁寧だったし、女君の顔の描き分けもできてた。
それと原文が一緒に乗ってるのは良いけど、訳が江川のエロ訳なのがなんともw
>>128 紫式部の結婚生活って2年ぐらいなのよね。
20歳ぐらい年上の夫がすぐ死んじゃったから。
それからずっと男の影がなかったんだとしたらやっぱり喪よね。
あんな物語書いてたら自分のこともネタにされそうで
男っていきづらいんじゃないの?
でも夫のことは全然ネタにしてなくない?
「紫ちゃん」なんて呼ばれちゃったけど「光源氏もいないのに紫の上がいるわけないじゃない!」って返してやったわ!
なんて日記に残しておくような女性だから、まあもてる人でないのは分かるw
>>164 短い結婚生活だったけど、きっちり娘を出産してるんだよな…
娘、百人一首にも選ばれてる大弐三位だよね
大弐三位はリア充な上に、宇治十帖の作者説とかなかったっけ?
かーちゃんが喪だと子はリア充になる
これ豆な
>>169 由緒正しい喪家系の私に謝れ。
見合いがなくなったら喪の子孫は絶えるがいいんだ、これでいいんだ…
源氏物語では源典侍が自分とは異次元過ぎて好き。
>>165 紫式部が自分のことを書いた著作って「紫式部日記」だけど、
書き始めですでに宣孝が死んでから7年経ってるのよね。
そんな昔の男のこと書かなくない?
でも源氏物語にも宣孝と式部をモデルにしたとみられる20歳以上年上の男との大恋愛もないので
紫式部は宣孝のことがあまり好きではなかった可能性はあると思ってみたり。
>>168 宇治十帖は別人の筆というのは否定された(田辺聖子が文体を調べて立証)と思ってたけど
大弐三位の筆というのは思う
大弐三位があんな暗い文章書いてたなら紫式部以上の喪よw
紫式部バンバンやりまくってたらどうするの?
>>173 そうだとしたら源氏物語を執筆する時間がとれなかっただろうね
「色恋より知性優先のアテクシ」と振る舞うのが好きなタイプだったんかないか?
内心では、モテ女や名門女にコンプがドロドロなのに、
死んでもそんな様は他人に悟らせないタイプ
やはりこれだけの知性だと男がわらわらと寄ってきたんじゃない?
お前の会社のアテクシデキる女を気取るお局はモテモテか?
そんなん知性とは言わんよ
藤原道長の覚えがめでたい時点で
日本一のスーパーエリートキャリア才女でしょ
道長の誘いを断ったとかいう記述もあるし再婚説もあるしタダの喪女ではないと思うわ
その道長とのエピも、自分アゲの自分語りっぽい感あるしなあ
スーパー才女なのは間違いないけど、
同じ職場にいたら相当にイヤなタイプだよなあ
>>180 道長様がwwwww夜ワタシの部屋の戸ノックしてんだけどwwwww
無視しちゃったwwwwデュフwwwwwwwって紫式部日記に書いてる
道長の愛人って説もあるけどそれはないだろー
だったらこんなこと得意げに書かないよ
>>181 実はそれもフィクションという可能性は
すごいブスで妄想の世界に生きていたってのは
近年の映像化作品である光源氏が天海祐希と生田斗真の奴では
どっちも道長が紫式部口説いてたよね?
生田版なんて道長と紫式部が冒頭からやっちゃってたw
>>180 それくらい可愛いもんじゃないの。
日記といっても人に見られる可能性はあるんだから
そういう冗談がまかり通るくらいには親しかったってことでしょ。
本当に自分ageで鼻持ちならない自分語りの妄想女なんだったら
源氏物語の方にこそ、自分をモデルにしてスペック強化した女を書きそうなもんだ。
でも一切書いてないし。
う〜ん、どうなんだろう
あの日記、ある程度は他人が観ることを
想定して書いてたんじゃないかなぁ
あと、自分モデルまではいかないけど、
空蝉のパーソナリティには自分を重ねているんじゃないかと…
勿論、色々な考え方の一つでしかないけれどね
>>185 紫式部日記は、中宮彰子の敦成親王(後の後一条天皇)出産から始まり
翌年の中宮彰子の敦良親王(後の後朱雀天皇)出産、五十日祝で終わる。
藤原道長が、中宮彰子の出産を記録するよう、紫式部に命じて書かせたという説が有力よね。
赤染衛門が書いた説のある「栄華物語」の中宮彰子出産記事は完全に「紫式部日記」のコピーなので
かなり初期の段階から読まれていたみたい。
道長の部屋トントンもどうなのかしらね?式部は道長から「あんな好色な物語(源氏物語)を書くあなたは
ご本人もかなりの好色だという噂ですよ」とからかわれているから、
道長なら「あの好色な物語を書く堅物才女とやってみよう」という好奇心で部屋トントンぐらいあったかも。
>源氏物語の方にこそ、自分をモデルにしてスペック強化した女を書きそうなもんだ。
つ空蝉&(明石の君)
そもそも当時は才女って非モテ条件だからねー
源氏の女君に多い和歌がうまいとか楽才があるって系統の才ならモテるけど
紫式部みたいな男並に学があるって女は却ってみっともないと思われる
平安時代はチンコのことをなんて呼んでたの?
女のは「つび」とか「ほと」 「ほと」は「火戸」
男のは「陽物」
ようぶつ?
やまとことばらしくないね
源氏物語は中流の女性が活躍するって誰かが言ってたけど
紫式部自身が中流階級だったからかも。
上流のお嬢様コンプあったんじゃないかと思う。
夕霧のとこの子供も
正妻で太政大臣の娘の雲井の雁の子より
愛人のこれみつの娘の産んだ子のほうが優秀にしちゃうし
>>紫式部みたいな男並に学があるって女は却ってみっともないと思われる
その通りだったんだろうけど、だからといって自分から
「私は漢字の一の字も書けないという態度を取ってました」って告るのも
本っっ当に鼻もちならなくてステキだぜ紫式部
夕霧が落葉宮に執心していた頃
怒って実家に帰っちゃった雲居雁(正妻)の元に、惟光の娘(昔からの愛人)が文を送る辺りが何か好きだ
「私は元より数ならぬ身ですが、奥方様には如何にお辛いことかと察しられます」みたいな和歌なんだけど
これを嫌味と取るか心からの同情と取るかなんだよね
雲居雁は後者で、心配してくれてありがとうみたいな返事を出すんだけど素直で可愛いと思った
女三の宮降嫁のときに紫の上に全く同じ内容の文が他の女君から届いたけど
紫の上は嫌味なことだと感じて無視したとある
蜻蛉日記にも同じエピソードがあるけど、一夫多妻ならではの葛藤だよね
紫式部カマトトってーことですか
ネ喪ならぬニ喪(日記喪女)
>>194 雲居の雁は可愛いよな〜
叔母である葵の上と反対だよね。
大宮が普通の娘っぽく育てたからかな?
でも、ツンデレ美女の葵の上も好きな自分
雲井の雁は陽だよね。
紫の上が陰なのに比べて。
頼れる実家がある強さもあるだろうけどさ。
自分は夕霧から手紙取り上げてしまうとことかふて寝とか
素直でかわいいよね。
源氏物語の中では異質だわ。
ょぅι゛ょ時代から出てきて成長する過程が見れるのは共通なのに
結婚生活は逆だね>紫の上と雲居の雁
あの時代、後ろ盾=実家は貴族の女性の一生について回るよね。
しかし夕霧も雲居の雁にあれだけ子供産ませて
「所帯じみてて何だかなー」とかいいつつも
「ずいぶん可愛らしい鬼」とか言ってるあたり
コイツのろけやがって!って思う。
初恋相手と恋愛結婚して
その相手とは幼馴染のイケメンエリートで
子供を一杯産んで育てて
旦那と真っ向から喧嘩して
嫌になったら実家に帰って
実家では頼りになるパパが守ってくれて・・・
現代の女性ですら羨む、幸福な女だわな >雲居雁
>>192 同時代には「落窪物語」みたいに零落した中流の姫が
貴公子に見初められ幸せになるストーリーもあるのに
「源氏物語」は明石上や空蝉、藤典侍クラスが
貴公子に見初められ正室として迎えられるストーリーになってないね。
史実でも藤原道長の母親や道長の兄道隆の正室は受領の娘だし、
中流の娘が大臣・摂関の正室になれたのに。
なんかね、中流の娘は中流の幸せを得なさい、って感じだわ。
>>202 貴公子に見初められる=幸せとは限らんけどなー
落窪の君も母親は高貴な出という辺りがミソっぽくね?
源氏物語の場合は親の身分が低くても
知性と教養を授けられている娘が幸せになってるような気がする
>>203 いや、落窪物語はそれこそ海外のシンデレラや白雪姫と同じで
貴公子と結婚して幸せになる、で終わってるからそういう解釈でしょう。
見初められても幸せになれない、ってそれ、源氏物語は厭世感ただよってるからね。
結婚して幸せになった人など男も女も一人もいなくて、
浮船のように性欲を昇華して仏門に入るのが唯一幸せの道、みたいになっているでしょう?
浮船って美女なんだけどまさに喪女に近い世界観よね。
源氏物語の中流の女性って幸せになっているように見えないわ。
私は「見初められても幸せになれない」って話の方が好きだな
源氏物語の女人で誰が幸せなのか?という議論になると
結局、誰もいないのでは?って結論になる。
皆、何らかのマイナス要素があるってのがいいんだよ。
ここにいる人たちは私も含めて
平安時代に生きていたら下層階級だよ
清少納言から薄汚い姿を見るだけできもい
と書かれるレベル
それでも登場人物の心のうごきがすごくよくわかるというのは面白いもんだね
>>202 彰子より先に中宮になり帝のおぼえもめでたかった定子の母親があまり高い身分ではないけどずっと正妻の座にいた
紫ちゃん的には嫌いな話じゃなかったけど物凄く遠回しに定子を肯定することになる可能性も考えて物語には採用しなかったんじゃないかな
それでも、明石の方は正妻にこそなれなかったけど一番の勝ち組だし
「下衆の家に雪の降りたる。また、月のさし入りたるも、くちをし。」
貧乏人の家に雪が降ったり、月光が指したりなんて、似合わないしつまらない。
「若くてよろしき男の、下衆の女の名、呼びなれて言ひたるこそ、にくけれ。」
「歯もなき女の、梅食ひて酸がりたる。下衆の、紅の袴着たる。このころは、それのみぞあめる。」
>>208 だけど、紫式部が絶対的に回しちゃいけないパトロンであり中宮彰子の父でもある藤原道長の
母は受領階級出身なのに兼家の正室に収まってた人なのよ。
道長の同母姉には同じく受領階級の母を持ちながら
皇太后を経て女院に収まった東三条院詮子もいる。
定子を貶めるために、わざわざ中宮の母は受領階級であってはならない話
にしたということはないはず。
ただし、紫式部が宮仕えしていた時代に一条天皇の後宮にあった妃たちは
たまたま母親も皆高貴だった。だからそっちをモデルしただけじゃないの。
ただし、中宮の母は受領階級という話を作ろうと思えば作れないことはなかった。
更衣という位があったのは村上天皇までだし、村上天皇の中宮安子の母はやっぱり受領の娘。
身分高くても皇子もなく宮中で地位を築くまえに
後ろ楯の実家親がなくなって没落する「とはずかたり」のパターンもあるしね
>>206 読んでて分からないのかなぁ、ここ既女来てるでしょw
まあ平安文学を楽しく語れればそれでいいけどね
末摘花が現代にいたら、鼻の高いバタ臭い美女なんじゃないかと思ったことはある
それは置いておいて、平安時代でも身分が低くても
美人なら何とかなったかもしれないのは今も昔も同じなんだな・・・
光源氏を取り巻く女性は皆素晴らしいけれど、その中であって
え?って感じの贈り物や和歌をしてくる末摘花って息抜きに良いよなw
>>213 そういう説あるよね。
現代にいたら背が高くて鼻が高くて彫りの深い美人なんじゃないかって説。
だいたい美人の条件が今とは全然違うからねえ。
本物の美人で侍従の君とレズってるという話…
は柴田よしきの小袖物語だな。
美人おかめとそうでないおかめの区別が付くようになったくだりに笑ったw
「髪は素晴らしいが、座高が高く、やせ細っていて顔は青白い、中でも鼻が大きく垂れ下がってゾウのよう、その先は赤くなっているのが酷い有様」
美人ではないだろう
白人系だね
去年の大河ドラマで何人かの女優さんが典型的平安メイクをやってたけど、
意外にも現代人の目から見ても「綺麗だ!」と思えた
ついでに、男性貴族たちもしっかり白塗り・お歯黒・マロ眉だったけど、
気持ち悪いどころか「綺麗だ!!!」ったよw
>>217 似合うと思ったのは元宝塚で後白河の姉役の人かな?
タカラジェンヌの頃はビミョーな容姿で娘役トップになったと言われたけど
後はりょうもかな?
元々和風の顔立ちだからかもしれない。
成海璃子は天パにされた上に似合ってなかった。
去年の大河に出てないけどゴーリキーも似合う。
異様に口が小さい
異様に目が小さい
解剖学的にあり得ない首の位置
これ当時の基準で理想化してるよね
日本人の顔はそう変わってないと思う
食べ物が柔らかいので顎が小さくなったらしいが
去年の大河のメイク、
りょう(堀河局)と、山本耕司(藤原頼長)の似合いっぷりに驚いたw
源氏物語絵巻の女人の姿って、
後ろ姿の頭部シルエットは見事に「三角形」なんだよなあ
いくらなんでもあれは無いでしょうに
源氏物語絵巻みたいに髪の毛も実際あんな感じになるのかな?
源氏物語で夕顔の遺体を運ぶ時に髪が見えてたって描写がなんかエロい
>>221 あの時代の絵だからねぇ
写実的なこだわりはないでしょ
引目鉤鼻がテンプレだったわけだし
実際の顔は本当にああだったとは限らない
今の萌絵が1000年後の喪女から
・目が異様にでかい
・鼻口が異様に小さい
・服飾学的に有り得ない乳袋
とか言われるようなもんだと思うけどねー
引き目鉤鼻はへのへのもへじみたいなもんで
見てる方が理想の美形を想像できるようにしてるんだってばっちゃが言ってた
絵師がどんなに美しく描いたつもりでも
「何この不細工アタシの源氏の君はこんなんじゃないわ!!!1」とファビョるのはいつの時代でもいたらしい
なるほどなぁ
>>225 人物記号と思えば納得。
現代においても、源氏物語の映像作品ってだいたいアレだもんなー
雲居雁が夕霧の背後からこそーっと文を奪おうとするシーン
あさきでも絵巻と全く同じ構図で書かれてて笑ってしまった
↑ そのシーンって、二千円札に使われてた?
あれ? 全然違ったっけ? 何だこの感違いは?
赤子・薫を抱く光源氏の絵は、引き目鉤鼻だというのに
光源氏の複雑な心境が伝わってくるんだよなあ
観ている側の思い込み効果っていうか、平安絵巻の趣意通りっていうか…
>>229 二千円は「鈴虫」の冷泉帝と光源氏の対面場面かと
2chでこんな画像を使うなんて不敬な!という書き込みを見た
不勉強で申し訳ないがなぜ不敬なの?
天皇をお札に使うってこと?
不倫小説の、ましてや不義の父子の場面だからってこと?
にしても2000円札って、もう何年見てないだろう
今でも国内に流通しているのか?
2ちゃんのどっかのレスで
コンビニの高校生アルバイトが2千円札を見て慌てて
「こ、これ偽札です・・・!」って言ったっていうレス思い出した
そうだよね当時3歳〜5歳だもんね
沖縄だけ普通に流通してるってケンミンショーでやってた
守礼門が描いてあるからねー>2000円札
>>232 不義の子が天皇で、その親子の対面だからかな?
天皇が不義の子だなんて・・・って意味で不敬と言われたのかもね。
でも、冷泉帝は男系男子である光源氏の子だから万世一系に問題はない。
むしろ、皇族派生の一族である家に
実は藤原家系の男子である薫の存在の方がヤバいかと。
>>231 あれが有名になったのは、2000年の沖縄・九州サミットで
当時の森喜朗総理が各国首脳に発行されたばっかりの2000円札を配った際、
ロシアのプーチン大統領が「日本は不倫や近親相姦を題材にした小説を
紙幣に印刷して流通させるほど社会が堕落しているのか」と言ったからだよ
勿論、プーチンは天皇に対して不敬だと言ったわけではなく
そんなことを許容している日本社会が甘いといったわけだが
確かに日本は21世紀になっても不倫には甘いよね
>>235 まああの子沢山な夕霧の家がバリバリに栄えるだろうから特に問題ないんでは
女性関係に律義で正直で誠実な夕霧は、
当時の価値観ではダサ男認定と聞いて驚いたぜ
(勿論あれだけの高スペック美形なら、ダサ男評価もハンデにならないけど)
そんな価値観の中で「男の愛は当てにならない、女の救いは出家だけなのか」と
訴えた紫式部は面白いな
>>238 当時の価値観は知る由もないけど源氏物語成立から180年ほどたった
鎌倉時代初期に成立した女房の物語論「無名草子」というものがある
ここで女房達が集まって巷の物語の論評をしているのだが
夕霧は女を喜ばせるような口説き文句を知らず
言葉のセンスがないことであまり好かれていないようだね
律義に初恋の雲居雁一人を想いつづけたことに対しては
一夫一妻時代を生きる当時の貴族女性たちからの評価も高いんだよ
ただし好き心から落葉宮を側室に迎え「まめ人(律義な人)」の名を
すっかり返上してしまったのにはがっかりしたと
若菜あたり以降、夕霧がオブザーバーみたいになって
夕霧の視点から物語られている部分が出てくるのが面白い
厚みがあって魅力的なキャラなんだよな >夕霧
夕霧が雲居の雁の清らかな初恋から結ばれて
それでも結局他の女と浮気してしまうあたりなんて
ああ現実って感じがして。
夕霧と雲居の雁くらい清らかなままで置いておいたらいいのに
紫式部ってやっぱりリアリストってか、根性曲がってると思う。
>>235 そのまま冷泉帝にも息子を作ってその子を即位させて…とかは
流石に不敬過ぎるからかやらなかったね
上皇になってから玉鬘の娘が入内して女の子を授かるんだよね
あのひたすら優しそうだった秋好ちゃんが露骨に嫉妬して迫害した、みたいに書かれててええってなった
女二宮は死んだ友人が「つまらん女」呼ばわりしていた妻だったけど
夕霧のクソまじめな性格からして、ほっておけなかったのは解る。
で、雲居の雁が失ってしまった雅さに惹かれてしいまったんだろうなー
>>242 玉鬘の判断ミスの話かー
冷泉帝がオサーンになっても玉鬘に執着してやっちまったって感じ。
玉鬘大君は秋好だけでなく男の子産んじゃったから叔母の弘徽殿にも嫉妬されるんだよね。
玉蔓って、繋ぎの三帖のところで、
「何で我が家だけ&私だけこんなにツイてないのよキィ〜!」ってヒスるよね
なんか薄幸の忍耐強い姫君という印象だったから意外だった
客観的に見てくと、玉蔓って本当に自分の力で何も出来ずに
将来を決められていった女性だなあ(って、ほとんどの女性登場人物がそうだが)
>>242 秋好ちゃんは六条御息所の娘さんで玉鬘は夕顔の娘さんですしおすし
年が冷泉帝と離れていたのもコンプレックスだったろうし、お互い母と似たような轍を踏んでるんだよね
あと子沢山と全くいえない源氏や冷泉帝にも子供ができるって光源氏家と右大臣家の相性良すぎだろ
>>245 言えてる!
ヤリまくり光源氏の子供の1/3が右大臣家系の母から生まれてるし
冷泉帝なんか全員じゃん!玉鬘娘との子は2人だっけ?
冷泉帝は年取ってからの方が命中率高いけど、玉鬘系が多産系なのもあるかな?
夕霧なんか右大臣家の繁殖力も受け継いでるしw
確か頭中将も結構子沢山設定だったよね?
>>246 近江ちゃんがいるくらいだしねー
葵の上も生きてられたらもっとたくさん子供生めたかもしれんね
ちょっと話は飛ぶけど、
現実の藤原摂関家って、当時としては異常に健康長寿の家系だったみたい。
死亡年齢が80代も多数、90代なんていう人もいたし。
興福寺だか春日大社だかの御加護あらたかなり。
(でもある時期から突然、皇室に嫁いだ姫が男子を産まなくなって院政へ…)
>>248 それ、倫子の家系だけでしょ。もともとの藤原摂関家って、そうでもない。
・藤原道長の兄弟
藤原道隆(享年43歳)・藤原詮子(享年41歳)・藤原道兼(享年35歳)藤原道長(享年62歳)
・源倫子の長寿家系
藤原穆子(86歳)ー源倫子(享年90歳)−藤原頼通(享年83歳)−藤原寛子(享年92歳)
そういえば近衛文麿の次男通隆さんは去年90歳で亡くなってたな
長生き家系なのか
原作には書いてないけど、あさきで好きなのは
源氏と葵は結婚初夜からすれ違っていたせいでセックスがずっと無いまま
ある日葵の態度にブチ切れた源氏が無理やり葵を押し倒してやってしまう
葵が目覚めたときには源氏はもういなくて「私も悪かったのだろうか…」みたいに自戒するシーンがあって
結局それがきっかけで夕霧を授かるって流れ
>>249 そういえば「平清盛」に出て来た忠実(頼道のひ孫)も、
80才越えの長寿だったような。
その子の基通も孫の基房も長生き。凄い家系だ。
つくづく頼長の若くの戦死が惜しまれる。
夕霧って男性だったんだ
何でみんな詳しいの
それだけ知性と教養があったらもてるでしょ
>>251 私もそこ好き!
でも原作に無いのか…知らなかったよ
このあと葵が心を開けるようになるよね
「ただ微笑めばいいなんてこと、誰も教えてくれなかった」
みたいな、気位高く育てられてできなかったことに気づいてただ涙を流すところが本当に可愛い
このあたりで葵の上が大好きになったのに、そのあと死んじゃう衝撃
>>253 現代語訳の本を2冊ぐらい読み込めば話の流れはすぐに掴めるよ
片手間にちょくちょく読んだとしても一月もかからないし
>>251 あのシーンは葵タソπが見えてエロいなーって思った。
アニメの源氏物語千年記って覚えてる方いるかな?
あの作品は色々ツッコミ所が多いんだけど、色々楽しかった。
源氏をはげまそうとして、雪見酒をすすめる葵タソがカワイイんだよね
で、そのままヤラれてご懐妊するんだよなw寒かっただろうなー
原作では、上から冷淡姫っぷりを死ぬまで貫いたけど、
それでは読者から共感されにくいだろうから、漫画版では変えたんだろうね >葵
そんな妻でも死別となって心から嘆き悲しむ源氏
>>257 そうそう、光源氏って葵の上が亡くなってから
今まで何だったの?ってぐらい嘆き悲しむんだよね。
頭中将もそんな感じの事を言ってたような
しかも、葵の上は遺体を放置プレイされるんだよね。
若くて美しい娘が、玉のような子を産んですぐ亡くなったのだから
右大臣夫妻の気持ちも解らなくもないけど、ちょっとな
>>258 遺体を放置というか長い間荼毘にふさず朽ちていく過程を見るのは神道の儀式?だよ
昭和天皇も崩御してから一ヶ月以上遺体をそのまま皇居に安置してたはず(このときの出来事には黒田清子さんが降嫁前の手記で少し触れてる)
六条の生き霊事件の後息を吹き返した葵は、ちょっとだけ?素直になるんだよね
源氏自ら薬湯を飲ませたり世話をするんだけど、それを黙って受けて話しかけられても素直に聞く
今までが無愛想だっただけにそこにキュンとしたのかもしんない
(表向きは)初めての子を産んでくれた女だしね
だったらもっと早よから大事にせえよと言いたいが
葵の四十九日が終わったその足で若紫の処女を頂いちゃう源氏マジ鬼畜
多くの妻妾を持つあの時代の男性が妻の一人が死んだからと言って
四十九日は他の妻妾のところへ出かけず禁欲するというのは異例のことだと思うよ
源氏も二条第で寂しがっているであろう紫に一目会いたいと思うものの
四十九日の間は舅左大臣の目もあり、ずっと左大臣邸に逗留してそこから内裏に出勤し
二条第には一切帰らず葵の喪に服してるんだよね。
そら四十九日ぶりに帰った二条第で愛らしい紫が歓喜して出迎えてくれたらそりゃもう…
>>259 初めて聞いた話なので調べてみたけど、昭和天皇は火葬されてないんだもんね。
一応、棺の中に皇室の伝統である杉の葉とろうそく(防腐効果があるらしい)が詰められてた模様。
ただ、葵の上の場合はドグラ・マグラに出てきた九相図を思い出すんだよね。
美女の遺体が朽ちて行くってのがさ。
>>257 原文での葵は最期までかなり高飛車で車争いの件も世間は六条に同情的なんだよね。
大和さんはかなり葵が好きなんだろう、漫画では葵の性格変えてたもんね。
>>258 葵が死んでから鳥辺野の火葬場に送られるまで7日間ぐらい。
最初の2,3日は怨霊で死んだから生き返るかもしれないと言って
病で寝ているということにしてそのまま病床に寝かせておいたらしい
>>263 あさきゆめみしは登場人物が善人だらけだったね。
弘徽殿女御が「一度も愛された事がない妻ですもの」ってセリフにしんみりよ…
ちなみに、大和先生が一番好きなのは玉鬘、嫌いなのは女三ノ宮らしい。
「袖の上の玉がはじける様に」だっけ >葵の死
学校で習った時に、登場人物の死に様の描写が美麗だなあと思った記憶がある
>>263 葵が好きと言うよりは
「読者にしてみればとっつきにくい人かと思って愛し方がわからない心情や源氏を思うシーンを入れてみた
ここまで彼女のファンが増えると思わなかった。ちょっとやりすぎた感はある」
と何かで解説してた
>>266 あさきは創作が入っているから源氏物語の悪役を
好意的に描くのはありかもしれないけど大和さんは逆のこともしてるのよね。
原作では徐々に源氏の心を惹きつけていき源氏を裏切っても尚
源氏が離したくないと思う女三宮を
あさきではなぜあそこまで悪意たっぷりに描いたのか分からない。
あさきを読んだせいで女三宮が嫌いになった人はいると思う。
作者の好き嫌いはともかくそんなに悪意がある書き方には感じなかったけどなー>女三宮
今でこそ色んなところで見る目に光がない=意思を持たないお人形キャラ造詣は秀逸だったし、柏木のことを経て少しずつ自我に芽生えていく行程も概ね原作に沿ってたと思う
序盤のあまりに子供っぽいところも、薫が成長してからあべこべに女みたいに頼りきっちゃうとこも彼女らしい
大和さん、女三宮好きじゃないんだ!意外!
だって、あさき版の女三宮、すごく可愛くない?
容姿は充分美しいし、いつも黒猫を抱いてる雰囲気も素敵。
思慮が足りない感じも、危なっかしくって、かえって魅力的。
私が男だったら、やっぱり柏木みたいに惚れちゃうと思う。
あさきの女三宮のキャラデザインは秀逸、ゆるぎない大正義
もし、私が漫画家なら、桐壺藤壺紫の上ラインはヒロイン顔
六条御息所と女三宮は気合いを入れて超美女に作画する
でも源氏物語の女人で一番美しいのは玉鬘って説あるよね。
>>268 あさきの女三宮の描き方には悪意あるよ
原作ではそんなことないのにあさきの描き方は白痴美に近い
当然源氏に最後まで一度も愛されない正室として登場
あさきでは同じ正室の葵が最後に床の中で源氏に長々と愛を告白し
源氏の寵愛を得たとことに改変したのとはだいぶ違う
(別板のスレであさき愛読者が葵が長生きしていれば紫なんかそっちのけで
源氏と葵は相思相愛、葵こそが源氏最愛の女性になっていたという珍説まで登場)
ちなみにあさきの女三宮は降嫁までわざと顔を見せてないんだよね
あの目は結構挑戦だったんだろうと思う
どこのスレか忘れたけど
すごい狂信的な葵信者みたいな人が
いつもいたような記憶が。
その人の説かな。
ヒロイン顔で思い出したけど、2chで
「雲居の雁は大和漫画ヒロイン顔、つまり紅緒さん顔」
というのを読んで笑った
確かに紅緒さんだw あの子だけちょっと絵柄違うよね
源氏物語の中じゃ
めずらしく、生き生きしたキャラだからね。
陰湿な方向でない、すごく人間味があると思う。
知的な女って女三宮の魅力に気づかないんだと思うよ
女三宮は本当の育ちの良いお姫様だと思う
這い上がってきた女にはなかなかわからないところがあるんだと思う
紫の上のラストを読むたびに哀れでたまらない
この人はどの登場人物よりも薄幸だったね
何もかも持ち合わせていた人だけれど、決して幸せにはならない良いサンプルだなと思った
母親に死に別れ、父親に見捨てられ、
誘拐同然、レイプ同然で結婚して、子宝にも恵まれず、
長年連れ添ってようやく幸福を感じた頃に夫が正室を迎え、
出家も許されず、空しさを覚えながら死んでしまう・・・
紫の上の生涯で幸福だったのって、
明石姫を育ててる時だけだよなあ
あさきスレの元住民だけど、今も続いていてビックリ
そこで昔、朱雀帝の子供達はみな瞳が塗りつぶされているって書き込みがあって
言われてみればそうだよな〜なんて思ったわ
紫の上が予定通り父親に引き取られ、藤壺と瓜二つの美しさから
正妻も納得して紫の上の妃がね養育に命をかけて
ちょい年齢差はあるけど王女御の変わりに冷泉帝に入内してたらとか
色んなifを考えるのも面白いんだよね。
女三宮が降嫁してきてから
「この世はかばかりと見果てつる心地ぞする」って呟く下りが悲しすぎる…>紫の上
六条御息所なんかも救われないよね
死霊となって紫の上を祟り成仏できないでいる
末摘花や花散里のような喪女のほうが心安らかな人生を送っている
一見薄幸に見えるけど、実はけっこう恵まれている
という点では空蝉最強。
親が死んで、生活が苦しくて困ってたら
まあまあ生活力あるおじさん(伊予の介)が
プロポーズしてくれて主婦に。
旦那はジジイだけど、単身赴任してて普段はいないから
あんまりカンケーない。
旦那が死んで困ってたら、今度は昔の彼があらわれて
生活費出してくれて、老後も安泰。
たいしてかわいくもないのに
伊予の介・紀の守・源氏、みんな空蝉に惚れてる。
正統な源氏物語ももちろんおもしろいけど
田辺聖子さんの「私本・源氏物語」が読んでて一番楽しかった。
女君がみんなある意味爽快でモヤッとしないとこがいい。
太夫の監になかなか可愛げがあるのもいい。
監にも伊予の介にもヒゲの伴男にも、みんなカモカのおっちゃんの要素があるねw
>>279 美輪明宏が
「美しすぎる人には人並みの容姿の人には想像つかない苦労もある」
みたいな事を言ってたけど、紫や六条はそんな感じかも
喪としては髪の毛のおかげで絶世のイケメンと一発いたして
苦労もあったけど、その後の生活を保障された末摘花や
喪女である理由込みだけど
美少年育成を託された花散里は確かに良いかもしれん。
>>281 お聖さんの小説はどっかしらにカモカのおっちゃんが出てくるから笑える
枕草子の小説も棟世がそうだったし
夕霧が元服する時、周りの予想に反し六位の低い身分に留めたのが面白い
この当時五位と六位では殿上人と昇殿を許されない地下という、雲泥の差があった
源氏曰く、この子には学問を学ばせたいからあえてそうしたと
この辺の描写が学者家系の紫式部らしい
低い身分のものが出世するには学問しかなかったから
ニュース速報にこんなスレがあった
ラノベ原作の深夜アニメの傾向
よくあるハーレムもの
・親が登場しない
・イケメンのライバルが登場しない
・まわりの女が勝手にほれる
それに比して、1000年前のラノベ(?)は
・親、親戚登場しまくり
・イケメンのライバルが登場(頭の中将)
・まわりの女達に手当たり次第アタックしまくり
>>285 頭中将はイケメンだけどコメディ要員でもある。
そこが良いんだけどね。
頭中将は唯一の親友でもあるとこがいい
「あさきゆめみし」で源氏に会いに一人で須磨に行った時の
「きたよ」の一言に号泣した
今このスレでオススメされた田辺源氏読んでるくまモン県人なんだけど
玉鬘のとこで出てくる大夫の監の肥後弁が脳内再生余裕でコーヒー吹いたw
田辺聖子、知り合いに熊本人いたのかな?
>>270 作中で美しさは紫>>玉蔓って描写なかったっけ
>>289 紫は物語中の大正義であるところの藤壺にそっくりという設定だから
いちばんの美人(のひとり)でしょう。
あとは好みの問題というか佐々木希と加藤あいのどっちが美人かみたいなもんじゃないかと。
>>287 あのとき二人で歌った漢詩を
時が流れて玉鬘のことで再会したときにまた歌うのがいいよね
源氏復活後は政敵だし夕霧達のことで仲違いしてたのに、一気に時が戻る
あさきはただ原作をなぞってるわけじゃないのがいい
>>290 好みの問題はあるかもね。
「まろ、ん?」の作者も大正義紫藤壺ラインを
「まろ(ここでは光源氏のこと)好みの顔」と書いてた
美しいってことはどっちがより平安おたふくかってことか
原文読むと、確かに源氏は自称まろって言ってる
水戸黄門の麿を思い出してしまうw
ZIPを要求する源氏…
現代だと末摘花や花散里がぱっちりお目目の美人顔で桐壷藤壷紫の上が大福みたいなブスなんだろうか
そして麿は実父を裏切った
40過ぎてから同じ目にあわされる
正に因果応報
>>297 麻呂がZIPにこだわるのはそこが原因かw
北海道に左遷させられたのも因果応報
左遷させらえても女子アナに囲まれて
よろしくやってる麻呂の画像を見たときはビックリよ
明石の君みたいな垢抜けた美女でもGETすれば良しw
>>292 藤壺の顔は知らないであろう夕霧が野分の日に紫を垣間見て
絶世の美人だ、これ以上美しい人を見たことがない、と絶賛しているからねえ。
源氏一人の好みというよりも物語上での最上級の顔なんだろう>藤壺・紫
公共放送アナウンサーで試される大地におわす麿のことなら左遷どころか出世コース…
>>303 出世なの?
目がギラギラしてるから女漁りでもしてるのかとw
>>304 中央からメインどころの地方局への赴任は出世コースで
戻ってきた時の昇級が約束されているようなもんらしい。
>>300 それちがう!NHKの麿や!
話題になってんのは水戸黄門の方や!!!
祖母の身辺整理の一環で、寂聴訳を一揃い譲り受けることになった
形見分けのつもりなのかもしれない
そしてもらっても当分は手を付けないだろうことが予想されて悲しい
吐き出しごめん
>>307 寂聴訳?与謝野晶子や谷崎潤一郎じゃなくて?
普通に読める訳だからありがたく貰っておけばいいと思う。
文庫じゃなくてあの大きい装丁だからかさばるって話かな。
いや、物理的じゃなくてメンタルな事でじゃないのかな?
最初はいろんな人の現代語訳を夢中で読んでたけど
だんだん源氏にムカついてきたw
あんな男に都合のいい女ばっかりいるかよ
今と比べたらいけないんだろうけどさー
橋本治の窯変 源氏物語が独特でおもしろかった
>>310 最初に読んだのが橋本訳だったわ〜
今思うとかなり無謀だったw
窯変は面白いよね。
他の誰のを読んでも、源氏に感情移入することだけはなかったのにヤラレタw
源氏物語絵草紙だったか、岡田嘉夫の絵が綺麗でエロスなやつを、
図書館で読んだ思い出。
窯変は源氏視点だからかも知れないけど、源氏がいない場面の状況説明がまだるっこしすぎて葵辺りで挫折したw
橋本には是非今のギャル語版枕草子を書いてほしい
博多通りもんの法世さんが源氏を描いてるらしいけど読んでみたい
通りもんはお菓子だよ〜w
でもおいしいよね
通りもんの法世さん、で九州一帯通じるからねえ
橋本治と瀬戸内寂聴の源氏対談を昔読んだけど、どっちも我が強くて自分の言いたいことを主張し合ってるだけに見えてどっと疲れた記憶がある
男目線と女目線の違いと言えばそこまでなんだけど
渡辺淳一の女人考もヒデェもんだったよ。
六条御息所が入内した春宮の死因は「ヤリすぎ」とかさー
夕顔の死因はヤり過ぎによる心筋梗塞みたいな説は割と何人か挙げてる
渡辺淳一は色ボケ爺過ぎて流石の寂聴尼も著書で呆れてたね、何でもかんでも性愛に結び付けたがるのもどうなんだか
寂聴尼は花散里を嫌ってるけど、喪女的には一番共感出来るキャラなんだけどなあ
何か、女の魅力で勝負せず男にハイハイと従うことで二番目の地位に甘んじてるみたいな散々な評価だった
>>318 母性という女の魅力で勝負してるじゃないの
夕顔
気味わるい程こってりと
寝白粉してねたまんま
朝には死んでいた女
堀口大学
夕顔が死んだ時の源氏の狼狽っぷりが面白い
惟光があれこれ手配して源氏をサポートしてるよね
そういえば源氏の登場人物って殆ど仮名だけど、惟光とかは一応本名だよね
>>321 玉鬘も「瑠璃」って名前が出てた
瑠璃ってなんか雰囲気違うなーとか思ったけど
別の瑠璃姫の方が印象強いw
懐かしいね。
私も別の瑠璃姫から入って源氏読み始めたくち。
氷室冴子死んじゃったね。
>>318 まだボキャブラリーが乏しい十代の頃に窯変源氏を読んだんだけど
花散里の話が出たとき「飼い殺し」という言葉が何度か使われてて、虐待でもされてるのかと驚いたw
本当はそういう意味じゃないし、まあ少なくとも身体的な虐待をされてるわけじゃないんだけど
あさきゆめみしの源氏と花散里のやわらかい雰囲気とはやっぱり違うよね。
夏の町の女主人になったのも
別に源氏の愛情が深かったからじゃなくて
大臣の娘で一応身分はあるから
形だけでもそうせざるをえなかった
って書いてる本もあるね
花散里は毒舌の皮肉屋って言ったのは橋本本だっけ
ほっこり優しいあさき版とはだいぶ違うね
それ言ったら末摘花も宮家の姫で紫の上と同等の家柄だけど、所詮は地方官の後妻ふぜいである空蝉と同じ邸に住まわされてるからねえ…
花散里が夏の御殿に入ったのは嫡男夕霧の母代りだからってのが大きいと思うわ
あさきでも優しい顔で毒吐いてるけど(源氏の弟を品がないとか、夕霧の浮気を悩む源氏に「御血筋でしょ?」とか)
>>328 しかも末摘花は本妻の娘だから紫の上よりも上とも言える。
兵部卿宮は健在だけど常陸宮は亡くなってるというのも大きいかな。
まああの父親だったらいてもいなくてもあんまり関係ないけど。
花散里は他に世話してくれる男がいればともかく、作中以上の扱いは望めない。
本人は満足してるっぽいけど、内心は…だったら面白いけどw
あさきだけの挿入かもしれないけど
紫の上が雲居の雁は実家が強いから
強気に出れるんだな、うらやましいなってシーンがかわいそう。
源氏は紫の上の実家につめたくて
それでますます孤立して頼るべきものは源氏のみになちゃうんだな。
源氏に拉致られたおかげで、紫の上は異母姉妹である
髭黒のメンヘルな北の方からボロクソ言われるんだよな〜
>>330 源氏が実家に冷たいのは父親が紫の上に冷たくしたからだし…
>>331 髭黒が玉鬘と半ば強引に結婚
↓
メンヘル北の方実家に帰る
↓
母親「あれもこれも紫の上の差し金ねキー」
↓
紫の上「」
冷泉帝の秋好中宮の件で、ただでさえ微妙な関係だったところだしね
紫の上はあまり実家のバックアップがなかったんだよ
だから最後に出家したくってもそう出来なかった
源氏も絶対に離そうとはしなかったでしょ?
あれだけ源氏のせいで苦しんでいるのに
だからもう足を切られた鳥のような状態だったと思う
紫の上が亡くなったところで源氏も終わったんだよね
源氏は気づかなかったけれど、それくらい影響力のある人だった
可哀想な紫の上…
もっとも源氏に愛され、最も不幸な女性だったと思うよ
子供にも恵まれなかったしね
明石の子供を立派に育てるけれど、自分の子供じゃないから、
結局は育てるだけ育てて明石に譲るんだよね
もう明石はバンザーイ!って感じよね
子供を産むと女は男の愛着から自由になれるけれど、
出家も出来ず、子供も産む事の出来なかった紫の上は
頭が良いだけに非常に可哀想な人生だったと思うよ
鬼女なんて2ch見ているだけでもう男の愛情なんて欲してないし、
もう我が道を行く!って感じでものすっごく逞しいからね
紫の上はどこにも逃げ場もなく気の毒だったと思うわ
紫の上が作中一不幸ってよく言われてるけど
源氏は言うまでもなく、明石の姫君にも実母の明石の上より慕われて信頼されてるし夕霧からも憧れられて誰からも大事にされて愛されてる幸せな人に思えてしまうなぁ
紫の苦しみも分かるけど
でも源氏の愛に苦しめられて生き霊になってしまった六条や醜いがために馬鹿にされる末摘花とか一番可愛い盛りの時期に最愛の娘取り上げられた明石とかみんな可哀想な気が
まだ自分の読み込みが浅いんだとは思うけど
別に誰が一番不幸かなんて決める必要ないんだよ。
色んな種類の苦しみが描かれてる源氏物語すげえええええで良し。
>>332 その事件の時だって
実家で変な誤解されてることと、それが世間に広まることを気に病む紫の上に対して
源氏は「全く困ったことだ」って唸って終わりだもんね
あの時代に2ちゃんがあったら家庭板辺りで思いっきり嘆いてそうだよ、可哀想な紫の上…
紫の上は母方がイマイチなんだっけ?
そういう面では光源氏と似ているんだよな…
それにしても、紫の父は正妻の娘を冷泉帝に入内させたのかね?
血筋ぐらいしか取り柄がなさそうなのに
年が離れているけど家柄美貌等申し分ない秋好と
左右大臣家タッグがお送りする気後れするほど気高く気品のある弘徽殿
この二人に勝てると思ったのかな〜
>>316 おねぇとヤリマンの対談って絶対噛み合わなそうw
おねぇw
でも窯変源氏物語の日本語は、本当に美しい
現代日本語の文章の中でも屈指の美しさで、それだけで感動させられる
(ついでに双調平家物語の方は、歴史的造形の深さに感動させられる)
紫式部て不細工だったらしいけどよくこんな古典最高峰とまで言われる恋愛小説書けたもんだね
日記読むと性格も悪そうだしモテなそう
作家は性格悪くてナンボだもの
批判的な精神から理想的な人物が生まれるものです
喪女の方が創作意欲とかすごそうじゃん
リア充は恋愛して和歌作ってヒマなさそうだし
>>339 ヤリマンだから花散里嫌いなんだな・・・・
瀬戸内寂聴がおもしろい解説を書いています。
「ユルスナールの花散里」ということで、フランスの女流作家マルグリット・ユルスナールという人が
「源氏の君の最後の恋」という題で、彼女を主人公にした作品を書いたという紹介文ですが。
最愛の紫上を失って絶望のうちに出家遁世した源氏のもとへ尋ねてきて、尽くそうとする花散里と、
その愛を知りながら、頑なに拒み続けて寄せ付けぬ今は失明した源氏、そんな彼のため、大和の国司の娘に身をやつし、それでも尽くし続けるのです。
(ちょっと国司の娘というには、花散里自身も年をとりすぎているのですが、それはチョト置いといて・・・)
今はの際に過去の栄華を回想する源氏がつぶやく女たちの名・・・
しかし、何人ものながでてきても、「花散里」というつぶやきは聞えません。
「『もう一人、もうひとり、あなたの愛した女人がいらっしゃいませんでしたか。大人しい、ひかえめな女・・・』
花散里は源氏にとりすがり、胸をゆすって訊いた。源氏は微笑をうかべたまま、すでにこときれていた。」
>>345 はあ、女には性的な魅力がないといまわの際に名前も呼んでもらえないっていう喪の心にダメージ与える作品ですねぇ…
華やかな恋愛遍歴を持つ寂聴さんは、男とは絶えず女に寄ってくるものだという価値観と実体験で生きてきた人だから
モテない女の悲哀というのが素で理解出来ない人なんだよ、うちらがリア充の思考回路を全く理解出来ないのと同じことで
出家して歳取ってからのあおぞら説法とか読んでもその辺ありありと伝わってくるよ
寂聴さんは明石の君もあんまり好きじゃないんだよね
んで朧月夜がお気に入りなんだっけ?
一時の情熱よりも身の安定を選ぶ女が嫌いなんだよね、分かりやすいw
でも明石の君は充分に運命に翻弄されてるし、ある意味ガチガチに側にいる紫の上よりも源氏の冷たさとか当てにならなさは身に染みて理解してるだろうから
そんな男よりも血を繋いだ娘や孫に生涯を捧げるのは何らおかしい選択じゃないよね…
>>347 寂聴は狩る恋だよ。男のほうから寄ってくるのを待つばかりではなく
自分に夫と娘があっても夫も娘も捨て若い男と駆け落ちする実体験。
>>348 あの時代に親の期待を裏切って自分の恋愛を貫く朧月夜は寂聴の実体験に被るだろうね。
明石は親の言うままに源氏と結婚し、親の期待通りに后となる娘を産み、
自己謙遜して源氏からの愛情を欲せず、自己主張しない女。
あまり現代の女性好みではなさそう。
物語だしあの時代だからまだしも
とにかく家柄のいい男と結婚しろ、出来なきゃ海に飛び込んで死ねって大概毒親だよね>明石のトーチャン
>>328 花散里は実姉が桐壺帝の麗景殿女御で、末摘花のように零落してはいないんだよね。
源氏が須磨へ行く時も、藤壺、紫の次に源氏が気をかけ、別れの挨拶に行っており、
寵愛がないわけではないらしい。
花散里が六条院夏の御殿に入ったとき夕霧はまだ幼く大宮のもとにいたので
この頃から夕霧の養母だったわけじゃない(花散里の所へ来るのは元服後)
>>324 ジャパネスクの主人公瑠璃姫は玉鬘から取ったんだったね
明石の君は女でいることより母であることを選んだから好きじゃないんだろうな寂聴さん
>>353 女の作家って良くも悪くも業が深いんだなって思う
私は花散里も明石も好き。性格も悪くないしすごく安定してると思う
だけど花散里も明石の君も、何も説明しなくってももう人格がわかるんだよね
わかりやすい人は万人に愛されやすい
作家というのは、理解されにくい事を描く人なんじゃないかと思う
紫の上の恵まれながらの深い不幸
六条の御息所の女としての業
朧月夜の哀しみ
紫式部を通して私たちは彼女らの孤独の部分を共感する事ができるけれど、
紫式部があそこまで描ききらなかったらあまり理解されない女性たちだったのではないかと思う
それからこの作品が読み続けられているのは、どの女にも部分的に
年を取るごとに共感できる面が増えてくるからじゃないかな?
男はすごく六条の御息所が苦手だって言っているみたいだけれど、
寂聴さんは好きだって言ってる
でも寂聴さんでなくっても、六条の御息所の気持ちは同じ女であれば
良い悪いを通り越して共感出来るんだよね
本来なら夕顔のような女になれれば愛されるのはわかっていても、
そうは出来ない苦しみとか、そういう強い個性を描ききっていると思う
男は女と別れた時の話を面白おかしく話す人がいるけれど、
思慮深い女であれば、やっぱり聞いていて深く傷つくよね
なんとなくその知らない女性に共感する面があるから
>>352 寵愛も信頼もない人に成人した息子預けないと思うけどね
>>350 朧月夜って「自らの意志と愛を貫いた女」では全く無いよね。
何も考えずに源氏の求愛に応じてズルズル流されていくだけの、
女三宮と同じタイプの女性だと思うんだけど。
瀬戸内寂聴も「強い意志の女」として、解釈しているの?
>>357 朧月夜は入内前源氏に惚れこんでいたが、紫と結婚した源氏は朧月夜とは結婚せず、
朧月夜は宮仕えに出る。でも心は源氏にあり、里帰りにかこつけて源氏を呼び込み、密通を続ける。
朧月夜は女三宮のような心のない女性には描かれていないね。
女御の地位を棒に振ってでも源氏との愛を貫いているから。
男は同時に多くの女を愛せるけど女はいつでも一人の男だけに身も心も捧げるという原理で行くと
朧月夜の行動は不可解だけど、たぶん、朧月夜は朱雀よりも源氏を愛していた。
紫を選んだ源氏は朧月夜とは結婚してはくれず、朧月夜も
朱雀のほうが自分を大事にしてくれることは分かっていてもね。
朧月夜は源氏の母親を死に至らしめた女の娘だったんだよね
だから源氏は好きな反面、彼女の背景を憎んでいたという面もあるって寂聴は書いてる
かなり源氏は彼女に対してヒドイ事をしたんじゃないかと思う
だけどわからない心理ではない
彼女の心理は喪に近い私にはあまりよくわからない
一番遠い人物だと思う
女三宮はかわいい人だと思う。私も写真とか始末とかするの忘れて
あ、しまったとかありそう
女三宮は恋愛には向かない人だったんだと思う
外のいざこざが理解出来ないし、すごく嫌いだったんだと思う
生まれながらの尼気質だったんじゃないかと思うんだよね
紫の上とはすごく違うのは、いつまでも童女だったんじゃないかと思う
そういう人って時々いるよ
それも実家の後ろ盾と朱雀帝の叔母(朱雀帝の生母の妹)っていう身分あってのことだからなあ
花散里はともかく、源氏との間にできた娘以外にすがれるものがない明石の方そんな大胆なことできるわけないし
> 朧月夜は源氏の母親を死に至らしめた女の娘だったんだよね
妹ね
弘徽殿女御の
源氏と朧月夜の出会いはロマンチックだよな
よく言われるが、源氏物語のすごい所
この時代に、しかも女がこんな長編小説を書いたってことなんだよね
しかも絶対の男には出来ない描写
色んなタイプの女を書き分けるってのは男には無理だろう
女の苦しみ悲しみなんて書けるわけがない
瀬戸内さんもなんかの本で言ってたが、紫式部はあらゆるタイプの女を書きたかったと
源氏はあくまでおまけでw
1000年くらいだったよね
日本ってスゴイわって思う事ある
才能を愛したパトロンがいなければ、
こういう傑作も生まれなかったんだしね
そもそもお殿様を呼び寄せる為に書いていたんだけれど
ものすごい物を残してくれたもんだよね
不思議なのはバブルの時ですら、源氏物語の映画が生まれなかった事よね
色々な女流作家も言っているけれど、クダラン事ばかりしてないで、
こういうのにお金をかけていたら未だに外貨だって入ったのにね…
あさきゆめみしの朧月夜はかっこよかったな。
最初は良い家のお嬢で妃候補で、無邪気な傲慢さだけが魅力って感じだったんだけど
源氏との道ならぬ恋や、どんなことがあっても慕ってくれる朱雀帝の愛を知って
自分の中の矛盾さえも生きていく強さに変えられる女になったと思う。
「主上と源氏の君と、二つながらに引き裂かれて血を流して生きとうございます」とか
「あなたと私は似た者同士。結婚という静かな池には住みきれない」とか
なにげに名言が多い気がする。
源氏物語の女たちに合ってる曲ってどんな感じなんだろうね?
柏木好きな自分はおかしいんだろうか。
あそこまで情熱的に愛してくれて、イケメンで音楽も堪能で…とか
いいと思う。
映像作品は色々と作られてるけど、紫式部の人生セットになってるようなのはもうお腹いっぱいだな…
柏木は若気の至りで大っ嫌いだったんだけど(ストーカーキモイキモイキモイ正妻カワイソス)
最近はそんなに嫌いじゃない。
髭黒も昔はry。
ヤリチンDQNの匂宮なんて、即位式の場で女官とヤリそう〜
とか思っていたけど、あれはあれで惚れた相手には捨て身の皇子様アタックだもんな…
子供の頃から紫の上や明石中宮に可愛がられるぐらいだし
何か惹きつけるものもあるんだろうけどさ
女たちの中で一番の勝ち組はやはり明石の姫君かな
あまりに話題に上らない藤壺のこともたまには思い出してあげてください
>>367 バブル期には映画ではなくテレビで、それも民放で作ってるよ。当時制作費用12億円の合計8時間ドラマ。
「源氏物語 上の巻・下の巻」。脚本は橋田寿賀子先生。
主役の光源氏役に東山紀之(若年期。夕霧と二役)→片岡孝夫(晩年期)
ヒロインの藤壺・紫(一人二役)役に大原麗子。
葵に竹下景子、六条に長山藍子、夕顔に沢口靖子、朧月夜に岸本加世子、末摘花に泉ピン子、明石に古手川祐子、
桐壺帝に丹波哲郎、朱雀帝に三田村邦彦、冷泉帝に市川染五郎、惟光に香川照之、頭中将に橋爪淳、
女三宮に若村真由美、柏木に坂上忍、玉鬘に藤田朋子、髭黒にガッツ石松と豪華。
語りは紫式部役の三田佳子。
そういえば変な源氏のアニメ映画あったなその頃
朧月夜に岸本加世子・・・
>>376 橋田ファミリーでキャスト組むとキツいよね。(特に女人)
玉鬘と夕顔逆だろ?って思うし
竹下景子は映画の「千年の恋」では六條だったな。
>>377 光源氏がヒカルの碁の佐為みたいなキャラデザのやつ?
後、アニメなら最近の「源氏物語千年紀」があったなw
紫の上の役を掴むのは難しそうだなぁ
その分やり甲斐もあるんだろうが
ごめんなさい。橋田壽賀子はちょっと…
バブルならではのミステイクって感じが否めないよね
ある意味コメディとしてなら見られると思う
いっその事、漫才でやって欲しいと思う
そういえばあまりアカデミックなコメディってないよね
それっぽい事を言ってる人いるけどあまりセンスないなって思うし
六条の御息所なんて一歩間違えるとコメディだよねw
東山の源氏はいいと思うけどなぁ
当時なら他にいないんじゃない?
いまだったら誰がどの配役がいいかな?
>>384 ピッタリだよね。私も思ってた
今もキレイな女優さんが多いけれど、みんな顔が似てるよね
整形のし過ぎなのかもしれないけれど。だから個性がないように見える
同じような顔に見えるんだよね
整形したら顔はキレイになるけれど残念だけどどうも雰囲気がなくなると思う
私が勝手にそう思うだけなのかも知れないけれど
だから写真撮影にはいいんだろうけれど、表情が動いたりするのは
シリコンやら固まってそうで良い表情にはならないよね
結構B級の映画に時々味のある良い女優さんがいたりしたりするんだよね
どうせならもうオカマの源氏物語にしたらいいんじゃないかと思うわ
六条の御息所なんてikkoにさせるとちょうどいいんじゃないかと思う
小雪がいた。小雪なら六条の御息所できると思うわ
六条の御息所もしくは明石の女には、りょうを。
去年の大河を見てて思った。
>>384 東山の光源氏は新聞の読者投稿欄で
「光源氏はこんな人だったのかもしれない」ってぐらい褒められていた記憶がある。
映画「源氏物語千年の謎」で「私は光」なんて台詞を言う藤原道長役をやってたけどね。
昔、2chに源氏物語のキャスティングスレとかあったなー
懐かしい。
赤IDきもいなーと思ったら他スレ含め60レスも付けててワロタ
りょうは私も好き
大原麗子ってすごくきれいだったよね
夕顔には叶和貴子って感じがする(もう年だけれど)
夏目雅子もきれいだったわ。紫の上とか似合ったんじゃないかな?
朧月夜は誰が似合う?こぼれ落ちるような上品なフェロモン
京まちこなんてピッタリなような気がする
雰囲気のある女優さんがすごく好きなんだよね
あと、宝塚の男役の人が光源氏をやった映画も無かったっけ?
確か、森光子が清少納言という凄いキャスティングだったような…
今、映像化するなら、
取りあえず鈴木京香と蒼井優は、誰かしらの役をもらいそうだ
>>393 天海祐希のは「千年の恋 ひかる源氏物語」な
光源氏を浮世離れした美青年という目で見れば
天海は悪くないキャスティングだけど、流石にラブシーンはキツかった・・・
感想としては、金のかかったコントを見せられたって感じかな?w
少年時代の頭中将役を三浦春馬が演じている。
これが成長するとガングロ平安貴族の風間トオルになるんだぜ
ちなみに、この作品の中で一番の美人は藤原彰子役の人だと思う。
>>393 蒼井優は夕顔かなぁ
その辺はまだあれだけど、武井咲とかゴーリキーが紫の上で出てきそうでな…
武井咲は三の宮って感じじゃない?
紫の上はもっと大人の優雅な女性って感じがする
>>397 イメージじゃなくて業界の力的なモンよー
数年前の「義経(byタッキー)」で常磐御前をやった女優さんは、
もう大和和紀のマンガがそのまま現実化したみたいに綺麗だったなー
で、昨年の常磐は・・・武井咲・・・
稲森いずみ!
402 :
彼氏いない歴774年:2013/02/19(火) 21:32:50.87 ID:4cNM82Rj
>>399 あまりにも好評で再登場した稲森いずみの常盤御前だね。
確かにはかなげですごくキレイだった。
今は現代的な顔立ちや彫りの深いハーフ顔がもてはやされてるから
源氏物語の女君にキャスティングされてもおかしくない女優さんは少ないよね。
稲森いずみは本当に良かったね
なんで忘れてたんだろう!
他のドラマならいいんだけれど、源氏物語は顔も重要だけれど
しっとりとした雰囲気が必要不可欠だと思うんだよね
>>399 武井の常磐、結構好きだったんだが・・・
崇徳上皇(@「平清盛」)だった人が、
限りなく朱雀上皇のイメージと一致する
源氏物語の映像化作品はコケがお約束なんだけど
あの時代を視覚的に見たいってのがあるんだよな〜
>>405 ああ、いいね〜
清盛繋がりで松雪泰子の六条どうかな?
壇れいは大正義女君ラインの桐壺藤壺紫の上あたりで
>>406 松雪六条、いいと思います。
髪をつかんで引きずり回す相手の葵は誰がいいかな。
檀れいは綺麗だけど、紫のゆかりラインには個人的にはちょっと弱いと思う
あまり話題になることがないけど、朝顔の姫宮の生き方が好き。
こういう清潔感のある美女って今だと誰だろう。
朝顔の御方は、キリッとした顔立ちの天海祐希とか小雪とか
>>406 映画「陰陽師」で、京の街や内裏を再現させてました
でも衣装や室内のインテリアとかはチャチで、
こちらは「平清盛」が圧巻でした
朝顔はいわゆる選択的喪女だからなあ…
私のような凡人には、家柄も容姿も教養も申し分無く当代一の貴公子から求婚されてて尚拒否るってなんなの??JJ ??としか思えなくて辛い
>>409 家柄容姿教養なにひとつ申し分なくても源氏にとってはNo,2にしかなれない(例え正妻でも)とわかっていたのでは。
皇統の姫は軽々しく臣下と結婚するものではないと思われてたみたいだし、
暮らし向きに困ってなければ、無理に結婚しなくてもいいし。
斎院や斎宮をつとめた皇女は天皇以外と結婚しないのが基本だったからじゃないの
秋好ちゃんも源氏に養われて冷泉帝に入内できなきゃ一生独身で、しかも母親も亡くなったから末摘花みたいな状況に身をやつすことになってたかも
昨夜のキャステキング話に乗り遅れましたが、
正統派美女ライン・桐壺藤壺紫には仲間由紀恵を
>>409 朝顔は最初から源氏の正室にと望まれていれば結婚していた可能性もあったけど、
若き日の源氏が恋文したためた頃には源氏には葵という正室があって朝顔を正室として迎えることができなかった。
葵が亡くなった時こそ朝顔を正室として迎えたいと式部卿宮に結婚を申し込めるチャンスだったが
紫との結婚で浮かれていた源氏は朝顔に求婚せず、朧月夜との結婚も断る始末。
その翌年、朝顔は賀茂斎院になって手が届かない人になった(源氏はあのとき求婚しとけばと後悔)。
朝顔が斎院を降りた時、源氏は32歳、朝顔は30代半ばぐらい。
紫は式部卿宮の嫡腹の姫である朝顔と源氏が結婚すれば当然朝顔が正室になってしまうと焦るが
朝顔は源氏の容貌に恋する一般の女と同類になるのは嫌だ、
それよりも友達付き合いにとどめて仏門に入りたいと願って源氏の求婚を断っている。
>>411 皇女を嫁にもらう事自体が大変な名誉なんだっけ?
さらに斎院斎宮となると、大変な事なんじゃないかなー
色んなタイプの女性が出てくる話だから、選択喪女がいたっていいさ・・・
誰もが靡く男を拒否る槿(個人的にこの表記が好き)カッケーと思ってたわ
>>412 仲間さんは玉鬘がいい。
九州から出てきた美女って辺りが都の美女と一味違う感じがして
沖縄出身の仲間さんと被るし。
>>379 泉ピン子、長山藍子、藤田朋子って配役が渡鬼そのまんまだから
橋田ファミリーと呼ばれるけど、物語の基幹部分
主役の光源氏や藤壺紫、明石、女三宮あたりはファミリーではないし
今思えば源氏物語映像化ではマシな配役だった。
千年の恋(女性が光源氏役、明石が細川ふみえ、意味不明に歌う松田聖子)や
千年の謎(紫式部と道長が主役、桐壺=藤壺に真木よう子)にくらべれば。
映画版はどちらも物語が途中で終わって女三宮が出てこないのよね。
・源氏が最愛の女性で、生涯最大の罪、不義密通を犯す相手・藤壺
・藤壺の形代として貰い受けたが因果応報を受ける女三宮
この2人ってセットだと思うから映画で女三宮が毎回省かれるのは何かなあ。
>>413 斎院つとめといて仏門に入るというのがいかにも平安時代、いかにも日本って感じで好きだったなぁ
>>415 千年の恋で明石の君が細川ふみえになった理由って
「左遷の単身赴任で田舎に飛ばされて、浮気したくなるのは肉感的な女性」
という解釈を製作者がしていたらしくて、明石の君を解ってないよね?
明石の姫君もえなりの女装みたいな子だったし。
あの映画でマシな配役は、弘徽殿のかたせ梨乃と朧月夜の南野陽子かな?
源氏物語の映像化作品って
プレイボーイ光源氏の恋愛物語を重点に置いてるから、若い頃ばっかりの話ばかり。
物語的には源氏の子供たちが大きくなってからの方が面白いと思う。
なので女三宮は私も出てきて欲しい。
>>417 しかも姫君だけ源氏の手元に送ってて
本人は何故か明石に留まったまま「この乳を、都に届けたい…」とか呟くんだよね>千年の恋の明石の君
それに対して「ならどうして姫に付いて都へ行かなかった!」と怒鳴る明石の入道(竹中直人)…
設定が無茶苦茶過ぎて適当に作ったのがバレバレ
419 :
彼氏いない歴774年:2013/02/20(水) 17:38:10.65 ID:2YtTo2x7
>>288 亀レスでごめん
お聖さんの旦那さんが九州の人だったから、
流暢な熊本弁が書かれたんだと思うよ
>>419 お聖さんもステキだけれど、ものすっごく好きだけれど、
カモカのおっさんも読む限りステキな人だよね
理想的な夫婦だわぁ
何だかすごく楽しそうw
おつまみとかも美味しそうだし(小説の中の描写が上手)、
お酒も色々と詳しく書いてあって、恋愛のアフォリズムももうね、
スゴ過ぎると思うわ
おせいさんも旦那さんも喋り上手じゃないって書いてあって
ええええええええ!って驚いたけれど、だけど一緒に暮らすうちに
色々と話すようになっていったんだって
おせいさんは頭の良い人だけれど、カモカのおっちゃんの発想も
なかなかのもんだよw
もう読むと好きな事が多くってとまらなくなる
おせいさんの源氏物語ってすごく読みやすいんだよね
ちょっとコメディが入っててすごく面白い
結構、他の古典とかも書いてるよね
もう10年くらいファンレターを書いているけれど、
あまりにも好き過ぎて出せない
もう何枚も何枚も何枚も紙をムダにしたわ
だけどもうお年だし、そろそろ勇気を出して送りたい!
422 :
彼氏いない歴774年:2013/02/20(水) 20:00:51.88 ID:2YtTo2x7
>>420 私にとってもお聖さん夫妻は理想だわ
カモカのおっちゃんみたいな人と美味しいおつまみとお酒を
堪能したいな〜とお聖さんのエッセイとか読んで妄想するよ
連投には関わらない方が…
源氏物語を題材にしてギャルゲー&育成ゲーがあったらな〜
通常ルートを楽しむも良し、ifの世界も楽しむのも良し
それ思った私もゲームであったら絶対やり込む
でも携帯アプリでなんかあったような…勘違いかな
現実無理だしゲームで楽しみたい
薫が実在したら、自己中サイテー男だよなあ
もし現代の芸能人なんかであの性格が暴露されてたら
2chのスレでバッシングされまくりだろうなあ
まあ、そんな男を小説の主役に据えたっていうのも凄いが
>>414 葵と頭中将の母親は桐壺帝の妹(おそらく同腹)の皇女
頭中将の正妻は右大臣の姫だけど、柏木はどうしても内親王(中でも高貴な女三宮)が嫁に欲しくて朱雀帝にアピってた
婿選びの時点では官位がそれほど高くなかったとはいえ、血筋的には申し分なし
資質を見ても末は大臣間違いなしなんだから柏木にやっとけばよかったのに
最高の婿に降嫁させたい親心はわかるけど、兄弟愛と源氏へのコンプレックスをこじらせた朱雀帝のせいで
周り(柏木女三宮源氏紫の上女二宮母御息所雲居雁)が皆不幸になってる
って、それが作者の狙いなんだけどね。
普通に考えりゃ、容姿も家柄も申し分無い前途洋々な若者の所に嫁がせるわなあ
いくら叔父姪・叔母甥の結婚が普通だった時代だからって、40前後の当時としては老人に足踏み入れた弟のところにやるとか…
>>429 しかも、かつて恋人を取り合いした男なのにねー。
そのへんはもういいのか朱雀院。
朱雀院は須磨の一件以来、源氏に甘い
まあ紫の上のことしってるなら考えてやれよって話だけど
朱雀院の頭の中には振り向かない女は一人もいなかった若き日の栄光の源氏の姿しかない
朱雀院自身が源氏に惚れ込み女であれば源氏の妻になりたかったような節があって
それを娘で実現したという歪んだ愛情表現じゃないかな
>>431 朱雀院自身は源氏の側室にすぎない紫にまで直筆の手紙を与えて
娘をどうかよろしくと言っているんだよ
上皇が臣下である弟の側室に頭を下げてまで女三宮を源氏にやりたかったのだから相当なものだ
源氏の方も朱雀兄ちゃんに
「女装させたら申し分無い姫っぷりだろうな」とか言ってるけど
これって嘲笑なのか愛情なのか良く判らんぜ
橋本版ではこの兄弟の関係が、本当に面白いなあ
女人関係で思うようにならなかった朱雀さんが
弟に放った逆転満塁ホームランという説もあるんだぜ>女三宮降嫁
朱雀さんって、女三宮の母である藤壺女御を結構気に入ってたんだよね?
朱雀さん、一応美形設定なのに江川達也の漫画ではめちゃくちゃブサイクだったな。
弘徽殿ママンは作中一の美女ってくらい綺麗に描かれてたのに
>>432 院にそんなことされたら紫の上はますますどうしようもなくなる気がするが…
女三宮は柏木や他の貴公子に嫁いだところで幸せだったかどうか分からんけども
>>432 朱雀院も紫の上からの返事を読んで
筆跡から内容まで全て申し分無く素晴らしい女性だ、こんなに最高の女性が側にいるようなところでは娘もさぞ苦労するだろう
と言いながら嫁がせちゃう言動不一致っぷり
後年の満塁逆転ホムーランも結果的にそうなったってだけの話だからねえ…あのときの朱雀院はキッパリしててカッコいいけど
>>434 藤壺女御は割りと気に入ってたけど、朧月夜には勝てなかった
高貴な身分の彼女を重く扱わなかった負い目と、女御が早く亡くなったこともあって
女三宮を猫かわいがり
まあ朱雀さんは女になって源氏に抱かれてみたいと思ってしまうフェミニンな方なので…
>>434 朱雀院は「私がもし女だったら、たとえ姉と弟という禁断の恋であったとしても、
必ずや源氏の君と深い仲になっていたことだろう」とか言っちゃう人ですから…
源氏の女性関係をぶち壊すために鍾愛の内親王を犠牲にしたりしないでしょ?
確かに求婚した秋好を源氏が冷泉に嫁がせちゃったり
朧月夜と密通されたりしたけどさ…
このスレ見てたらちょっと嫌厭気味だった源氏物語にどんどん興味が沸いてきたよ
嫌厭気味ではなく敬遠気味じゃないかなー
嫌厭って言葉はもちろんあるけど気味をつける場合は
まさしくそうだった
携帯の変換が弱いのでそのせいかな?と思ってたら、たった今
読んでた小説に出てきて気付いたよ
顔から火が出るとはまさに
今回は偶然気付けたけど、指摘してくれてありがとう
>>439 私も。
ただなんとなく古典の勉強の一環としてつらっと読み通しただけなので
構造上の対比とか考えたことなかった。
皆さん読み込んでいらっしゃって深いわぁ。もいちどきちんと読み直したくなった。
作者の紫式部は嫌いなんだけど源氏物語は素晴らしいと思うわ
1000年も前の小説なのに、
作者のキャラクターまで予測させちゃうってのも
凄いよなあ
枕草子もそうだけど
(まああっちは日記に近い随筆か)
紫式部日記で、どういう人物なのか分かるからね
式部さんも、日記にあれだけ他の女房の悪口書いたら(特に清少納言)
自分の好感度下がるってわかってるだろうになぜ書いちゃったかね?
そら女流作家のライバル心って現在でも凄いらしいけどさ…
日記で性格・・・「台記」・・・
(ゴメン、ちょっと思っただけw)
紫式部と清少納言
普通に考えれば彰子vs定子の構図なんだろうけど
二人ともに「こいつだけ認められん!」っていう
大人げないライバル心があったって方が、面白くていい
今でさえ誰でも見れるようなネット上でやらかす人もいるしな・・・
でも、日記が残ってたおかげで、色々解ってありがたいんだけどねw
>>447 ただ、紫式部が出仕したのは定子の死後で、定子と彰子が同時期に一条天皇に侍ったことってないんだよね。
(彰子が里帰りしているときのみ定子参内。彰子入内の一年後、定子死亡)
紫式部日記に登場する女房達が清少納言以外すべて彰子付きの紫式部の同僚であることから
清少納言は定子の死後、敦康親王や修子内親王に付き添って彰子に仕えていたという説がある。
紫式部が清少納言に怒り心頭なのは
枕草子に夫の悪口書かれたからっていうのもあると思うの…
宣孝って「寺参りは地味にしなきゃいけねえとか下らねえよ」とかって自分の息子(腹違い)にまで同じド派手な格好させて得意気に歩いてたらしいよwwwwwwwwwバッカじゃねえのwwwwwwwwwwww
みたいな章がある
寂聴によると、紫式部はカゲロウ日記の著者は責めてないらしいね。
どーでも良い才能って思っていたんだろうって書いてたけれど
だけど紫式部としては、あの出しゃばり出っ歯女ガッってくらいには
清少納言の事を思ってたんじゃないかな?
清少納言も清少納言で、ゴッツ怖い旧式の婆サマおわすってくらいに思ってたのかもね
清少納言がリア充で、紫式部が喪って感じよね
なんやのあのクソ女って喪がが思ってて、
何あの化石みたいな古い女はってリア充は思ってたりするんだと思う
それで清少納言は自由自在に振る舞うものだから、あちらのお屋敷の方から
楽しげなサロンの笑い声が聞こえてきて、持つ筆もわなわなと震えてくるみたいな
紫式部は頭が良いだけにイヤミも強烈で、書きなぐらなければやってられない!と
思ったんじゃないかしら?あんなにでしゃばるのは品のない証拠、みたいな
自身の才能を隠して一の漢字も書けませんて顔してた紫式部からしてみたら清少納言の言動はイライラしただろうとは思うわ
180度タイプの違う女だからなー
お互いがウザくてたまらなかっただろう
そりゃもうイヤでイヤでたまらなかったと思うよ
わーたーしーはーとか清少納言がするのを聞く度に毛細血管が危うくなったでしょうね
清少納言って茶髪気味の天パだったんだっけ?
「春は曙がス・テ・キ・よ(ハート」
なんていう桃尻版の清少納言だったら、紫式部は切れまくるだろうw
ファッションやインテリアへの好みも大きく違ってそうだしなあ
>>451 蜻蛉日記はどっちかというと紫式部の作風に影響与えてる気がするが
清少納言の「春はあけぼの」は、その当時の常識とは異なる感性らしいよ
それを「私はこういう感性でぇーす、人と違った見方ができまーす」とドヤ顔で言われたら腹立つ気持ちも分かるわw
仕事自慢知識自慢してるブロガー叩きする喪って構図かぁ
>>451 紫式部と蜻蛉日記作者には面識がないのよ。
蜻蛉日記作者って藤原道長のお父さんの妻の一人だった人だしね。
多分、紫式部日記の頃にはもう亡くなっていた。
だけど和泉式部にも強烈なイヤミを書いていたらしいよ
紫式部ONLYだって自分で自負していたところがあるんじゃないかな?
あそこまでのエゴがないと、あれだけの傑作は書けないのかもよ
私は寂聴もおせいさんも好きだけれど、あの二人は何か仲が悪そうだなと思うんだけれど
源氏物語で対談がないのは何でだろうと思うんだけれど…
>>462 和泉式部の言動(恋愛関係)は理解できなかったみたいだけど
文才に関しては褒めてるよ。
現代的で心ひかれる歌を詠む、とか。
赤染衛門とか古典的な歌を詠む人はもっと褒めてるから好みはそっちだったんだろう
>>462 別に強烈なイヤミというほどでも。
実際恋多き女だったことは超有名なんだからその通りとしか。
そのことと歌の才能とを結びつけて、理性的と言うよりは感情豊かな人って論じてるけど。
464さんもおっしゃるとおり、赤染衛門に関しては大絶賛だし。
大河「平清盛」で重盛をやった人は、
夕霧のイメージにピッタリと当てはまる、
優等生息子キャラなのだろうきっと。
そういや光平氏とかでもよかたんだよね
臣籍降下で平を賜姓でも良かったんだろうし
けどやっぱ語呂が悪いかw
枕草子でとある寂しい男の話の章があるよね
実母を早くに亡くし、父親は後妻の手前彼を大っぴらに可愛がれず
素質は良いのに周囲にも認められてるのに実母実家の後ろ楯が頼りないので上手いこと出世も叶わず、世に絶望して色んな女性と遊び散らかすことで現実逃避する日々
ただ一人、高貴な家に貰われていった姉?妹?にだけは本音をさらけ出すことが出来たそうだ…みたいな
何か現代小説みたいで妙に記憶に残ってるよ
はっきり書いてないけど、これ定子中宮腹の親王のことだよね
「桃尻語訳・枕草子」で、当時の
建物・インテリア・ファッションその他諸々の風俗を勉強したわー
まついなつき(だったっけ?)のイラストが楽しかったな
よし、久々に読み返すか
平安時代に2があったら源氏物語関連は荒れ荒れだろうなw
各々ヒロインの信者同士が叩き合い煽り合いしてそう
紫式部は複数IDで自演しそうだ
>>470 六条御息所はヤンデレかわいい part19
源 典 侍 1 5 3
源氏物語で一番不幸な奴決めようぜ
読んだらageるスレ17
【ロリ】紫の上は北山時代が至高【ロリ】
葵の上に一番萌えてる人の数 12000+
★ 頭中将について語ろう 8 ★
末摘花 1
【人数大杉】 相関図を作るスレ 【複雑杉】
カッとなってやった。
>>472 コテハンで紫式部とか菅原孝標女とかがいついてそうだ
紫式部はつい余計なこと口走って「作者乙」とか言われそうだなw
あちこちのスレにある
「心の真ん中にいつも昔の恋人がいる」
っていうスレタイ、いつも思うけど源氏ぽくない?
× あちこちのスレ
○ あちこちの板
就職板
【藤壺】女房仕えするならどこがお得か?【弘幑殿】
掃除板
【シンプル】六条殿の各部屋のインテリアを語る【チョイ痛】
六条さんブログやってて「ステキ〜」って言ってくれる信者がいる一方
ヲチ板あたりで「メンヘルじゃね?」とか言われてそう
清少納言はツイッターとかFBとかバリバリやってそう
>>478 おもしろそうだけど自慢話多くて叩かれてそうw
和泉式部はスレがたくさん立ってそう
女房仕えw
あそこにはイケメンが沢山いるけれど、
どうもあそこは冴えないとか
嫉妬深いお局がいて若い人は苦労しますとか
あのクソ爺はセクハラしてくるから気をつけるように、とかね
寂聴さんが書いててビックリしたんだけれど、昔の貴族の娘の
付添はよく選ばないといけないんだってね
なんか賄賂とか渡されたり、恋仲になって相手に頼まれたら
女房が貴族の娘の部屋に案内してたりしてたらしいって
昔は鍵というものがなかったんだね
考えてみれば恐ろしい時代だったよね
藤壺とか末摘花とか玉蔓とか女三の宮とか、皆犠牲者か
源氏が、藤壺の女房の王女御を責めたてるところは
凄い緊迫感があった(@窯変版)
確か空蝉もだよね
藤壺、相当源氏がキモかっただろうね
>>482 そらそうよ、女房にも生活がかかってくるから必死よ
末摘花のところの王命婦はラッキーだったわ
末摘花って強盗とかの心配はなかったのかな?
「女房を口説いて姫君の部屋へ夜這い」って、
当時の物語世界の定番パタンだったけど
現実世界でもあったの?
当時の結婚とかある意味レイプから始まったんだろうな
会った事もないのに、以前から押したい申し上げてましたって
口ベッピンの源氏の君w
>>483 窯変で「堕ちた」って書かれてて
ひええ〜、なんて猥褻な!モラルないなー!とビビッた記憶があるw
貴族からのレイプならともかう、一般庶民からレイプも普通にあったんでは
一夫一婦制ではないし、モラルも緩めなのでは?
レイプされた!と思っても
「心から思っています、ずっと思い続けます」なんて告白されれば
それでもう新たなもう一人の夫って事になるの…か…?
貴族の姫は政略や家格があるから、そうはいかないだろうけど
貴族女も普通に不特定多数とやりまくりっぽくない?
旦那にばれなきゃオッケーって、今と大して変わらないか
>>489 あのシーン、女房が実は自分に恋しているのを知っていて
源氏が凄い言葉攻めをするんだよなあ・・・残酷だよなあ・・・
忘れがたいSMシーン
たしかこれも寂聴さんが書いていたと思うけれど、
昔は写真があるわけじゃないから女房の口の上手さにかかってたみたいだね
「私のところの姫さまは月のように輝いていて」とかなんとか何とか
それで3日間通い続けてもらわないといけなかったんだよね
紫式部や清少納言が雇われたのも超金持ち一族が貴族の気を惹くために
物語を書かせてなるべくサロンに足を運んでもらうようにしたんだって書いてあったしね
でも昔はテレビとかなかったし、貴族の男の人って玉蹴りじゃなくって
こういうのがわかる感性まであったのかな、優雅だったんだなとは思う…
私は女三宮の場面が好きだったわ
猫を追いかけて女三宮が姿をうかつにも見せちゃうんだよね
それを柏木が見てしまった
私は柏木が好きだったな
源氏が老化したなとも思うシーンだよね
ねちっこくって、自分勝手で、嫉妬深い
あー年取ると男ってこんな感じって思った
紫式部よーく見てるなって思った
それに比べて柏木の初々しさと純粋はたまらなかったわ
老化現象が始まったねちっこい源氏と柏木の対比が上手いよね
女三宮と源氏って、年の差婚の典型的パターンじゃない?
紫式部も旦那さんと気が合ったみたいだけれど年の差婚だったよね
あれだけの人だから色々と旦那さんの事も冷静に見ていたのかな?
旦那さんがすごくプレイボーイだったんだよね
紫式部は話を聞いていて相当面白かったんだろうと思うわ
でもこのシーンが素晴らしいのは、源氏もかつては藤壺と関係を持った事が
あるからなんだよね。それで子供を作ってしまったんだよね
だからこそ嫉妬も相当なものだったんだろうか?
自分も経験があるなら許せばいいのにって思うけれど、不倫経験者ほど
相手に対して嫉妬深いと聞くし、なんか不思議なんだよね
源氏は自分が藤壺にやったことを息子にやらせまいと
夕霧と嫁さん達とあえてあまり会わせなかった辺りが小せえなと思った
源氏は自分がやった事を棚に上げて柏木をネチネチやるけど
皇族系の家に雑系の男子が生まれてきたのがマズいって解説を読んだ事がある
>>499 そして喪女でもデキる花散里に夕霧の世話をさせるんだよなw
で、夕霧も「こんな喪女を妻の一人として囲っている父上は心が広い」とか感激するしw
>>498 ぬこたんハァハァな日記を書いてた天皇がいた記憶がある
漢詩にも猫がいなくなってさみしい、みたいな内容のがある
連投に構っちゃダメってあれほど
えっ
一条天皇も飼ってた猫を犬に乱暴にされたからその犬を虐待したらしいね
そのエピソードは枕草子にあったな確か
下僕に犬をボコらせたはず
死んだなと思ったが、後から変なボロボロの犬を見つけ
名前を呼んだら反応し、その犬だと分かったという話
命婦のおとどだね
「あっしは悪くないんですよ(涙」
犬が可哀想だったよー
犬のその後が気になったよー
源氏物語といえば犬君って女童いたよね?
紫のシーンかな?
>>507 定子様が許してあげてって一条天皇にお願いして許されてたと思うよ
定子様の優しさに泣ける
定子中宮、清少納言のステマを差し引いても
本当に魅力のある女性みたいだよなあ
早くに父親が死ななければ栄華が続いただろうに、可哀想だ
今日は朧月夜…
山田まりやが自分の息子に崇徳って名前付けてちょっと話題になってるね
日本三大怨霊の将門、道真、崇徳
源氏の時代で将門、道真はすでに怨霊として確立してるんだろう
将門とか爺さんの代くらいの話だからリアルだろうなぁ
こんな時代にそんな名前付けるアホ親はいないだろうが
物の怪方たがえとか言ってる時代だし
てか2chスレの盛り上がり具合から、日本は未だに怨霊信仰があるってのが分かる
井沢信者じゃないけど
>>513 崇徳天皇の生い立ちやら最期やら、怨霊になるまでのいきさつ考えたら怨霊こわいとか抜きにしても、親としては避けたいと思いそうなもんだけどな
道真は神様としての認識の方が強いと思うけどな
>>513 元スレは見てないけど
山田まりやが崇徳上皇のことを知っているとはとても思えない
崇徳(むねのり)って読ませるらしいね。
宗徳じゃダメだったのかのう…
子供の名前には「崇」とか「将」とか強い名前はつけないようが良いって聞いたけれどね
名前負けしてしまうからって。太郎とかなら問題ないよね
思いつくだけでもスケートの小塚崇彦とか野球の田中将大とか…
強い字は名前負けするっていう言い伝えも、恐らく真相は
>>513辺りなんだろうなあ
つけたら呪われるよ!なんて大っぴらに言えないし(中には天皇までいるんだし)
将はまだしも崇はね〜
女の方が美だの愛だの華、姫と名前負け要素たっぷりだけどねw
>>511 藤原道隆は存命中、一条天皇の後宮から娘の定子以外の女性を排除してたんだよね。
天皇が源氏物語にも出てこない一夫一妻制を強いられていた。
定子が退出した後、どんどん女御の数を増やしていった一条天皇だったけど、
一妻で守られていた定子にとって道隆全盛期が望ましかったのはともかく
当の一条天皇は道隆全盛期をどう思っていたんだろう。
>>519 一般人からしてみればマー君&小塚は良いほうじゃね?
この字を使わなければ、もっと実績が積めたのかー
>>522 「崇」で名前負けしないのってそれこそ天皇か神社の祭神レベルでは…
親が興奮する気持ちもわかるけれど、やっぱり平凡な名前が一番良いと思う
最近の子供ってどこの国の人間かわからないような名前だけれど、
下の世代が普通の名前になっちゃったら、結構目立っちゃうよね…
しかもおじいさんおばあさんになったら恥ずかしいような名前ばかり
どう見えても日本人顔なのに、名前だけが頑張ってるのとか、
どれだけ島国かっていうのをまざまざと見せつけられてる気さえする
キラキラネームも失笑ものだけど今回のは
周囲は誰も忠告しなかったのかよ、ていうかつける前に調べろよ、
いや崇徳上皇知らないのかよ…とかいろんな意味で残念に思う。
崇徳上皇といえば百人一首の瀬をはやみ…の歌が好きだ
昔の貴族の人はどんな境遇にあっても優雅である事を忘れなかったんだなって思うわ
本当はとても辛い人生だったんだろうけれどね
だから末摘花も相当な人だったんだなって思うよね。寂聴さんも書いているけれど
讃岐だけれど、壱岐とか島流しって実際はどういう環境だったんだろうね?
讃岐の崇徳とか伊豆の頼朝とか出雲とかは流人になっても
気持さえ地元に馴染めば、生活自体はロハス()だし安定してるし
平安に過ごせたんじゃないかと、いつも思うんだよなあ
八丈島・喜界が島・隠岐組は、サバイバルぶりも絶望感も半端なかったとしか
昔の都人、プライド半端ないでしょ
流されて憤死するレベルだもん
山田崇徳ちゃんの最初の言葉
×パパ〜、ママ〜
○許さぬ!
性母まりやの母体を経て、魔界から転生ですね
今年あたり日本に大災害の予感・・
そう考えると流されて子作りする源氏って逞しいね
一瞬、光源氏と源頼朝がごっちゃになった
どちらも流された先で女作って子供つくってるなそう言えばw
山田まりあは、タマ子様かww
今度女の子生まれたら、山田御息所かw
源氏も自分から須磨に退いたから被害が少なかったんだろうな
下手したら道真や崇徳とかみたいに祟り神になってたのかも・・
さすがに島流しはロハス(笑)とか言うレベルじゃないでしょ
今みたいに優れた貯水技術はないから干上がるわ、
台風来たらひとたまりもないわで結構死と隣り合わせな環境だと思う。
ちなみに崇徳は後白河と保元の乱で争ってまけた側ね
源頼朝のじいちゃん(為義)は崇徳側、頼朝の父ちゃん(為朝)は後白河側についた
勝った後白河は、父ちゃん(為朝)にじいちゃん(為義)の処刑を実行させる
つまり子が親の処刑を実行するという古今にも稀な例
平安期は400年近く死刑が停止されていたが、これが久々の死刑執行となった
地元住民が蝶よ花よと助けてくれるから
現地人よりは楽だとは思う
光源氏にもお世話焼いてくれる地元のおっさんやお客さん来てたし
>>533 次も男の子なら是非、後白河で(雅仁でも可)。
超オタクの変人に育つよ〜w。
Wikiより
>崇徳院は、配流先の讃岐鼓岡木ノ丸御所で
>国府役人の綾高遠の娘との間に1男1女をもうけている。
綾高遠の娘って方はどんな人だったのかねぇ・・・
源氏物語スレに、平家物語(&保元物語)ぐちゃ混ざりw
ちょっと話題が出尽くした感があるからね
それらの間の150年間で世の中が大きく変わってるのがよく分かる
源氏の頃は本当に平和で、軍事力が衰退してたんだな
一応源氏はじめ有力子弟達の息子は軍人でもあるんだが
近衛中将とか大将とかの位も持ってたわけだし
柏木も衛門督といって衛門府の長官の位を持ってた
兵部卿の宮の兵部省の長官
今で言うところの防衛省のトップだからね
まあみんなお飾りだけど
源氏物語の中では浮舟の継父である常陸介は長年東国で暮らし弓の名手だと書かれてある
しかし訛りが酷く貴族の嗜みである音楽と学問はできないのでかなり馬鹿にされている
武士の先祖たちって貴族社会ではこういう扱いだったんだろう
柏木だって笛の名手であることを讃えられているけど武術に励んでた様子はない
紫父や匂宮が任じられていた兵部卿宮もそうだ
貴族たちにとって大事なのは音楽と学問で弓矢ではなかった
アニメ「源氏物語 千年紀」だと
光源氏と頭中将が結構武芸に励んでたよ
馬術だけでなく相撲とかもしていたような・・・
まあ、朧月夜がウェービーヘアでリボンつけてるような
トンデモアニメだったけどなw
>>541 引きずって申し訳ないけど、去年の大河ドラマ「平清盛」見てると
汚いと不評だった初期のマツケン達武士のいでたちのイメージかい?
改めて「とはずがたり」を読んだけれど、後深草院がスゴ過ぎる…
やっぱり私は源氏の方が好きだわ
源氏物語の時代と同じような事をしたかったのかもしれないけれど
この時代はすでに飢饉とかあって、とてもそういう時代ではなかったって
寂聴さんが書いているけれど
>>537 幼女だった養女の足を懐に入れて温めてたって後白河だっけ
545 :
彼氏いない歴774年:2013/02/27(水) 19:29:13.58 ID:sfZBxXNA
しまった、
源氏と若紫の関係が、
白河院とたま子様で再現されてしまった
でもそういうことだよねw
後深草院と二条もそうだし
美幼女を手元で慈しんで理想の女に育て上げるってのはある意味男性の永遠の夢みたいな位置付けではある
紫の上はその流れで自分の妻にしたけど
玉鬘は逆に絶世の美女を見せびらかして世の男達が悶絶する様子にニヤニヤしたいってのが目的なわけで
やっぱ源氏かなりの変態だわ
>>546 今のおっちゃんらはいくらお金があってもこういう事出来ないから気の毒だよね
でも不幸な女が減って良いよね
それに紫の上は素質もかなり良かったんだろうと思う
所詮素質が悪ければあそこまでにはならなかった
だけどあそこまでになってしまったから、同時に哀れさもあるんだよね
それに紫の上は浮気もしないしね
頭の良い人だけれど疑いもしなかったんじゃないだろうか?
だからこそ源氏が女三宮と結婚する時は相当落胆しただろうけれど、表にも出さないのがあまりにも哀れすぎる
今の男なんてみみっちい貧乏臭いような知識も本当の教養も何もないような愛人とか持ってて、自慢にもなるのかって
思うような類だもんね。レベルが違うわ。だけど沢山男と付き合ってる女というのは、別の意味で頭がよろしいから
スレたような考え方も持っているだろうし、優雅ではないけれどイソップ物語に近い感じがするね
バイトでウェイトレスしてた時に愛人カップルみたけれど、
女の方がキレイだけれど、マナーが悪くって、髪の毛は皿の中に入ってるし
言葉遣いも綺麗じゃないし、よーあんなのを連れて歩ける男がいるもんだなと思ったわ
やっぱり何だかんだ言っても源氏の周りには素質の上等な女ばかりだった
>>540 >>541 武士として初めて宮中に登った忠盛って、
大変なエポック・メーカーだったんだなあ
で、その息子・清盛は、一代にして宮廷の頂点に立っちゃうのか
すごい激動の時代だ
>>550 源氏はそういう所作が美しくない女は嫌いそうだよね。
空蝉の義理の娘の軒端荻なんかは
>>550の書いてる愛人っぽい感じがするけど。
スタイルの良い美人だけどあけっぴろげでだらしないっていう。
「あさきゆめみし」で花散る里が源氏から薬玉を贈られて大切そうに抱えて喜んでる
シーンが印象に残ってるけど、こういう儚げで可愛らしい心を持った女の人が好きなんだろうな。
平清盛は白河法皇の息子かも知れないんだよね
だけど武士の世も長くなかったよね
天皇家のようにゆるゆるとずっと続いて来ているっていうのはスゴイよね
商人の時代になると川柳が出てきて生き生きしていて面白いよね
結構な皮肉が入っていて笑える
「役人の子はにぎにぎをよく覚え」
「あまつ子のやうなにはまる浅黄裏」
>>552 源氏は女に困る事はなかったし、わざわざ軒端荻みたいな
娼婦みたいなのは相手する必要なかったんじゃないかな?
そこが趣味が良いというか、品性が良いと思うよね
何でもかんでも味見している男と違ってねw
連投にレスするのやめてください
まじで連投ww
田辺聖子さんが書いていたけれど、旦那さんが奄美だったかな?の人で
昔の言葉が沢山残っていたらしいよ
昔は声の綺麗な人が選ばれてみんなの前で読んでたんだろうね
現代語版なら田辺さん(だったかな?)が色々と紹介してるよね
目で読むのも良いけれどカセットブックもいいよね
田辺聖子訳のカセットブックを聞きたいなと思ってるw
二条って人、おっさんに開発されながらも影ではしっかり若い(?)男らと遊んで
子までなしちゃってるところがリアル
源氏物語に比べるとずっと劣るとおもうけれど、ちょっと下世話な本よね
日記書いてみました、みたいな。フィクション入ってるとも言われているけれど暴露本
平和で穏やかな平安時代が崩れ始める切っ掛けって、何だったんだろうね?
大きな天変地異や戦乱があったわけでもないし
・摂関家の娘が男児を産まなくなっちゃった
・力量ある大人の天皇・後三条が出てきて自ら政をやっちゃうようになった
ぐらいしか思い浮かばないなあ
それらで充分なきっかけでしょ
院サイドがそれまで不遇だった非摂関家を取り入れる
防御として武士を積極的に取り込む
まあ、決定的なのは保元、平治の乱かと
皇族同士の争いだったわけだが、自前の軍事力はない
それで各々武士の力を借りた
以降平家が台頭する
源氏の君の子孫達がこの時代まであったら武士化してたかもよ
夕霧は子沢山だったからね
去年のドラマで、頼長が矢に当たって苦しみまくって死んだり、
忠通が犬とバカにしてた平家に頭下げて婚縁を請うたりしてるシーンには、泣けた
望月の欠けたる所の無い摂関家がなあ・・・
(そしてこの、平家に非ずんばの家もすぐ源氏に滅ぼされちゃう所が、また哀し)
ドラマ平清盛談義したいなら新スレ立てよう
もう源氏物語もネタが尽きたし、落としていいかなこのスレ
平安時代はあまり映像化されないから、
ついつい話が流れちゃうんでしょうきっと
平安の前期の歴史とかは、観た事もないや
(あ、この前やってたアテルイも、ぎりぎり平安物か?)
あの着物を源氏がみんなに仕立てるシーンがあるでしょ?
あれってかなりの衝撃よね
古典について喪女が好き勝手に語るスレ
にしたらどうだろ まだまだ語れる気がする
徒然草とかw
「よろずにいみじくとも、色好まざらん男は、いとさうざうしく、玉のさかづきの当なき心地ぞすべき」
1 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2013/01/09(水) 03:31:33.24 ID:kBMV42jk
日本が誇る世界最古の長編文学にして
様々な恋愛、エロス、煩悩の形を1000年前の段階で詰め込めるだけ詰め込んだ
世にも恐ろしいカオス小説、それが源氏物語。
喪女の視点から好き勝手に語り合いましょう。
原文を読み込んだ猛者も
光GENJIしか知らないよ!と人までどなたでもどうぞ。
作者である紫式部やその周辺、他の平安文学とかの話題も。
もっかい
>>1嫁
>>570 意外と懐の深くて大らかなスレだったんだね、ここ。
○○の様に大らかなスレ立ての1さん、有難う、
・・・と、源氏の登場人物の名前を書こうと思ったんだけど、
大らかな気質の人物が見当たらなかった。
登場人物の名前、惟光とか瑠璃とか含めて綺麗だよなぁ
そう言えば、女三の宮に源氏名が付いていないのが不思議だ
帳の名前なら、若菜
関連キーワードなら、唐猫とか煙比べ(だっけ?)あたりか?
彼女を象徴する個性、特性が「女三宮」しかないってことなんだと思う
血筋的には紫色の花が来てもおかしくないけど…
帳の名前も綺麗だよね
男1に女複数の小説で中国の紅楼夢ってあるけど
あれ面白いのかね??読んだ人いる?
>>576 はじめて聞いた!中国っておどろおどろしいよね
纏足とかさ。あれ怖いよね
日本人で美男の中国の研究家?がいたよね
紅楼夢、文庫で12巻くらいあるみたいだけど
3巻で挫折したww
登場人物がやたら多いうえ、名前が似てて覚えづらいし
本筋に関係ない、豪華な宴会シーンなんかが延々と続くので
読み続けるのは少し根気がいるかも。
紅楼夢って、今でいうダブルヒロインってやつかなぁ。
黛玉はツンデレ?
>>578 サンクス!
人物多い&名前覚えるのが至難の業っぽいとは思ってたw
ヒマでどーしょもない時に読むかな・・・
それなら、前から気になってる「讃岐典侍日記」を読んだ方が良さげ
>>579 源氏と同じで、熱狂的ファンが多いらしいし、
面白くないわけでは決してないみたいなんだけどね。
複数のストーリーが進行するから初読はとっつきにくい?
パーティー・食事(お菓子)・衣装の描写が細かい&長いので
中国のそういうのが好きな方だと
どっぷりハマると思います。
いろんなタイプの美人も見られるし。
この世界にハマると、
藤原という姓にめちゃくちゃロマンを感じてしまう
全国の藤原さん、うらやましいです
源氏物語も400人以上登場人物がいるということですが
まあ、どうでもいい人たちも入れればそうなるのかな
今いる藤原、源、平とかって明治以降に勝手に苗字つけた奴らでしょ
それらを姓に持つ名家の人たちも、今は違う苗字だろう
藤原紀香がどうしたって??
ふいに思ったけど、谷崎潤一郎の「痴人の愛」とか
天才バカボンのニワトリに贅沢な生活→整形→歌手デビュー→食っちゃう
って話は、光源氏と紫の上のエピを下敷きにしてんのかな?
藤原紀香さんは、平家の末裔を名乗っているそうですよ
西日本って、平家の末裔・平家の隠れ里の話が多いよね
東日本はその手の話が無くてつまらん、
源氏の末裔になりたいじゃないか
家系図が本家にあるハズだけれどね
あるならそうなんじゃないかな?
>>578 自分は漫画(未完結)から入って1巻途中で挫折した…
黛玉は思春期の女の子らしい、夢見がちで潔癖で情緒不安定な感じがしたなぁ。
もし萌えアニメとかになったら2chで叩かれそうな感じがするw
源氏は魅力的だと思わないけど賈宝玉はなんか可愛いところがあって好きだ。
エロすぎでうんざりしたので途中で読むの止めちゃったけど
江川達也の源氏は若紫を毎夜脱がして弄くり回してるようなコマがあったので
あれじゃ「女君さらに起き給わぬ朝」みたいな衝撃とかないんじゃないか?といらん心配をしてしまう
一番エロいのは、匂宮と浮舟のシーンでしょう
江川のは、雑誌自体がポシャって中断だっけ?打ち切り?
全然面白くなかったから、続きも気にならない…。
宇治に源氏物語ミュージアムってのがあるらしいけど
場所柄、宇治十帖メインなのかな?
宇治って、あじさいのお寺と平等院しか行ったことない。
このミュージアムも行ってみるべきかしら?
紅楼夢は以前、2chのどっかに専スレあったけど
今は無いみたい。源氏は完璧超人だけど
宝玉は、勉強キライでお父さんとも不仲だったりして
ツッコミどころがあってかわいいね。
>>585 栃木にあった伴久ホテルの経営者が平家の落ち武者の子孫だとか言ってた
平家の人→人平→伴だから伴姓を名乗ってたとか
源氏の末裔の話は知らない
>>588 江川のは源氏が若紫と出会って、すぐに手マンしてたよな〜
軒端の荻とのエッチに1巻費やしてたのには呆れた
作中で平安時代の女性が顔を男性に顔を見せるのは
アソコを見せるぐらい恥ずかしいという事をやたら強調していていたけど
空蝉と囲碁を打っていた軒端の荻のシーンは本当にエロはしたなく巧かった。
>>591 交尾だけで1巻ももつの?
男性作者に源氏は書ききれない気がするなあ
源氏は関東出身が多いから、大空襲とかで焼けたんだろうか?
田舎なら家系図は残ってたりする
>>592 良い作品は上質の色気があるって言うけれど、もし下品なら
あんなに長年は読み続けられなかったと思うんだよね
だから同感。男は露骨な描写を喜ぶかもしれないけれど、長年読み続けられる作品って
不思議と女性の読者が多い場合なんだよね
芸能人だって女性に好かれる人の方が長続きして、男ウケする人は片っ端から脱落していくからさ
聖子ちゃんくらいじゃないかな?男→女支持者を得たのって
ちなみに男のエロとは違うけれど、私がものすごく色気があるなと思ったのは
女三宮と柏木の出会いだったわ
陽を滅多に浴びない深窓の姫が、ヌッと御簾越しから出てきて、
息を飲むほどすごく愛らしかったんじゃないかと思う
本来そういう事を姫はしてはいけないんだけれど、もちろん柏木も
見てはいけないものを見てしまったんだけれど、今みたいに
見たいだけ見られる時代と違って、一撃だったんじゃないかなと思うわ
それからは恋焦がれてって感じなのが泣ける
最後の最後まで苦しみ抜いてたのよね。見てしまったばかりに
今のエロ雑誌なんかコンビニで立ち読みしたら、やれヘアかなんか知らないけれど
あそこもどこも全てバッチリと出てて何がエロなのか全くわからない
源氏物語で手コキとかあんなのを書いてたら数分で終わってたんじゃないかと思うわ
あんなもん工夫なんかなくっても素材そのままなだけ。粗末なラーメンの面を、
醤油にドブッとつけただけよ。あれで喜ぶ男ははじめて食べる味オンチしかいないでしょうよ
とにかく江川は古典描いてインテリぶろうとしてたの見え見えで、失笑
源氏物語ということで男からは興味持たれづらいわ女からはフルボッコだわで
誰得だったんだろ
>>590 掲載誌があぼん(懐かしい)して他雑誌に移籍
藤壺が冷泉帝産んで打ち切り。
江川本人は260巻だかで完結予定でライフワークにするとか言ってたかな?
大塚ひかりの源氏物語感が下敷きになっていて
更に江川のエロでデコレーションされていた作品だったわ
>>592 江川だから1巻使えるんだよw
源氏物語ミュージアムは行った事がないけど
色んなシーンを人形で再現していたから、宇治十帖メインではないはず
>>594 柏木の垣間見シーンは、六条御息所生霊シーンと並んで
全編でも屈指のドラマチックシーンだわ
蹴鞠・唐猫・御簾と、小道具も秀逸だ
個人的には、若菜下から柏木にかけてが一番充実感があって面白い
あの蛍のシーンが感動したんだよね
きっと鈴虫やコオロギが鳴いていて、その中でフワッと沢山の蛍が舞いあがったんだろうね
蛍の光ってゆっくりと点滅するから、御簾越しで見ていた人は息を飲んだだろうね
今でも若い男の子はロマンチックな子はラブレターとか書いてるよ
妹が貰ってきたから。もうね笑えるけれどすごく素敵なんだよね
昔は女房が口で宣伝して、本人同士も歌を詠み合ってたからすごく優雅だなと思う
特攻隊の文章も、教養もあって、すごく胸を打つものがあるよね
あの時代まではそういうのがまだ生きていたんだろうね
もういいから
皆さん原文で読んだことある?
受験生時代は、古典で一番文章難しいのってやっぱ源氏ではなかったかな?
>>602 ないよ。だけど本で横にかいてあるのがあった
私が古典でよく覚えているのは枕草子だね
春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる
あれは確か小学校で暗唱して覚えたよね
高校の頃に万葉集を勉強したけれど
源氏は桐壷と若紫をやった覚えがあるけど、たしかに難しかったわ
徒然草と枕草子は受験対策で有名な段はほとんどやったけど、読みやすくて面白かった
主語がないから、判りにくいよう
どうして平安の人は、主語なしで間違いなく理解できたんだ?
>>602 ない。
>>603 小学校で古典があったんだ!すげ〜
私は中学校からだったな…
古典は中学からで竹取物語から始まって枕草子と平家物語の序文を暗唱したわ
ちなみに源氏物語は高校からで、若紫と夕顔の一部をやったけど
県立底辺校のせいか、若紫はあさきゆめみしのコピーが配られたんだぜ…
国語便覧って資料集みたいなのを見るのが好きだった。
平家時代の装束などの解説や源氏物語の場合、帖ごとに登場人物の年齢が出ていて
下世話だけど、○才の時にやっちゃったんだ〜とか思ってたわw
607 :
606:2013/03/02(土) 22:20:26.63 ID:W6IatAy7
源氏物語、桐壷もやってたわ。
連投スマン
平家物語と言えば、最初に読んだホラーが耳なし芳一だったような気がする
何度も大人に読んで貰ったわ。「芳一、芳一。どこだー芳一ー。逃げたのか芳一ー」
みたいに読んでて最高に怖かったわー。だけど、もう一回って感じだったね
赤塚不二夫の古典入門 源氏物語だったうちの学校
イヤミが光源氏だったw
因みに桐壺帝がバカボンのパパ、チビ太が薫でした
源氏物語を読んで意外に思ったこと
結構男の人も泣くってこと
家来が主人をコロコロ変えること
武士の世の中になる前はこんなもんだったんだろうね
儒教の影響もあまり受けてなかったんだと思う
京都にある源氏物語の博物館に行きたい
朧月夜って女性に人気あるらしいね
私は嫌いだ
私は一番よくわからない人物だなって思う
あまりにも遠すぎる存在って感じ。喪だからね
魅力的なのは間違いないけれど、評価も何も別世界って感じだよね
何を考えているのか全く理解できない
朧月夜はイスラム世界なら石打で死刑だろ
>>615 朧月夜が好きなのは源氏、庇護してくれるのは朱雀という感じよね。
尚侍というのは表向き女官で朱雀の正式の妻ではないから
源氏とは不倫に当たらない(朧月夜は立場上は独身)。
弘き殿は尚侍を機会があれば正式の妻である女御や中宮に、と願っていたから
源氏との密通に激怒したけど。
イスラム教じゃなくてユダヤ教で石打刑になるのは
藤壺でしょやっぱり
そういう過激なのがないのが日本文化の良いところだと思うんだよね
日本も江戸時代になると、二人並べて四つにするけどね
>>619 藤壺と後は実在する人物と計3人が地獄の最下層だかに行ったっとか言われてなかった?
そういや建礼門院徳子(清盛の娘で高倉天皇の中宮)って壇ノ浦で平家の人間が海に落ちて行くなかで源氏の兵に引き上げられたけど
京に連れ戻される前に義経に犯された説があるんだよね
大学の時授業で知ったけど「源氏に捕まって畜生道に堕ちた」みたいな告白をしているらしい
姦通罪って、レイプされた女性にも適応されるの?
この前TVで観た江戸の時代劇で、
ストーカーされ回された挙句レイプされた武家の若妻が
自責と刑罰への恐怖に苛まれるというのがあった
女性側は100%被害者なのになあ
>>623 祖母の平時子は見事な死にっぷりだったよね。勾玉まで持って行ったみたいだしね
これを源氏に渡してたまるもんですか!って思ったんだろうと思うよ
それに比べて徳子の情けなさ…だったのかも。寂光院行ってきたけれど
本当に寂しそうな場所だった。昔はあそこら辺は遺体が沢山積まれてたんでしょう?
生きても地獄だったんだろうね。可哀想に
敦盛も見事だったよね。「ただとくとく首をとれ」
なかなか出来る事じゃないわ
貴族らしい見苦しくない死に方だけれど震撼するようだね
戦時中も話を聞いていたら自害した女性が多かったみたい
戦争負けてレイプされるかも知れないって噂があって、
それくらいならって自害を選んだ人も結構いたみたいだよ
最近の事件も野蛮なのが多いよね
昔の歴史の授業で「barbarian」の意味を教えて貰ったけれど
元々日本は洗練された文化があったんだけれど、今は正直世紀末って感じがするわ
まーた連投かよ
>>622 能の源氏供養だね
あんな不貞の作品を書いて、と紫式部が地獄におちてるらしいけど、藤原定家といい中世の人たち平安文学作者を怨霊にしすぎやでぇ
まあ、文化なんて時代によって変わるから。
大弐三位も小式部内侍も数多くの男性と浮名を流した挙句父親違いの子を産んでるし。
平安時代(というか古代)は宮仕えや実家の財産など経済力を持った女性たちが
男を取り換えることは可能で多夫多妻の時代だったとも言うのよね。
そうかと思えば武士の世になって一転、女性は男に武力で抑え込まれ、
女が淫乱なのは地獄行き、貞女にあらずとなる。
しかし最近また女性が台頭してきたのか、映画化もされた「千年の謎」では女が地獄に行くのではなく
数多くの女と浮名を流し女たちを苦しめた男の源氏が地獄行きになっているのよね。
光源氏は一度やった女は見捨てていないのは偉いけど
今の倫理的に引っかかっるような事をしていても
仏の加護が篤くて物の怪が避けるレベルなんだよな…
その結果、愛する人を失ったけど
>>631 何で源氏はあんなに仏に愛されてるんだろうねえ
明石に流離したのも明石の姫君に出会うためだったしね
浮舟って結局薫と匂宮どっちが好きだったんだろう
寂聴さんは匂宮だっつってた気がするけど
あさきだと薫に惹かれてたっぽいよね
>>632 一時の情熱(と床の中でのテク?)は匂宮だけど
堅実さと静かだけど確かな愛って意味で薫を見直してた描写はあった気がする
匂宮も泣きわめいてたのは一時だけですぐ他の女に手出してるしね
>>632 源氏が放っておかれないのは雅だからだと思う
薫や匂宮あたりになると男が小粒になってきてつまんないと思った
仏もほっとけなかった源氏の君
時々思うんだけれど、紫式部がダメ男を書いたらどういうのを書いたのかなって思う
ああいうみんなの前で読み上げるものだから、源氏みたいなのじゃないといけなかったんだろうけれど、
ダメ男の事も書いて欲しかったなって思う。あれだけ鋭い人だからきっとものすごく面白かったと思う
>>633 薫も浮舟の四十九日が済んだら即、宮の君にちょっかいを出し女一宮に一目惚れしている
あさきは薫の誠実な人柄を強調するために原文にある薫が想いを寄せる女性をカットしているね
原文では薫は母も姉も認めた浮舟の夫で確実に自分の面倒を見てはくれるだろうが
堅苦しく厳しく一夜の過ちすら決して許さず自分を軽蔑し一日も生きていけなくなるようで怖い
匂宮はのびやかで魅力的だが姉の夫であり不実の罪を母も姉もどのように思うだろうと思うと辛いと言っている
薫の愛を失うのは恐ろしく母姉のためにも薫のもとへ行くべきなのだが
匂宮と二度と生涯会えなくなってしまうのもつらいと書いてある
>>633 匂宮って「夕霧の娘となんて結婚したくねー」とか騒いでおいて
「マズイ、評判通りの美人だし性格も好みだ・・・」だもんねw
源氏は超人すぎるが、匂と薫は適度に俗人でいい
巨匠のあとに流行る私小説みたいなもん
東京駅で例えると
八重洲が大君
丸の内が中の君
京葉が浮舟
>>638 あさきの匂宮はコメディ。
原文では匂宮はもともと六君を美人だと聞いて憎からず思っていたが
夕霧の婿になると権門の舅にうるさく女性関係を監視されると嫌がっていたんだよ。
夕霧が義父になるのが嫌なだけで六君を嫌ったことはない。
中君もあさきだと「あなたが私の紫の上だ」と匂宮が最愛の人だと表現しているけど
原作にはそんな言葉はないしね。
>>640 八重洲は高速バスターミナルはちょい地味。
丸の内は駅舎が修復されて綺麗になった。
京葉は増設された場所だから訳わからんよね?
でも、TDRのお客さんが多くて賑わってる。
こんなイメージだけど、何となく解るような解らないような・・・
>>642 ×八重洲は高速バスターミナルはちょい地味。
○八重洲は高速バスターミナルはあるけどちょい地味。
浮舟は大君中君と腹違いだから
どっちかというと有楽町に近いんじゃないかっていう
京葉ってのは解る
詳しい人に教えてもらいたいんだけど、女童ってどうやってなるの?
母親が女房だったりしたら、自動的に同じ主人に女童と仕えるの?
春秋対決で紫の上の女童がコスプレして船にで秋好の所に乗り込んだり
楽しそうだと思ってさ〜
女童調べてみたけれど、中級貴族とか、没落貴族の子供がなるんだって
確か源氏だか、女童から取り上げて誰かのうんこを嗅いだよね?
それで良い匂いがするとか言ってなかったっけ?
あれは笑えたけれど、イヤだなーって思ったわ
女童は時にはロリコンオヤジの相手を努めなければいけない場面もあったろうね
>>645 おまるを奪って云々は平中物語の平中(平貞文)じゃない?
好きになった女房に言い寄るけど相手にされなくて、排泄物を見れば恋も醒めるだろうと思ったけど
香木で作った偽物掴まされるって話。
さすがに源氏にそこまであけすけというか下のエピソードはないと思う…
>>647 谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」にもあったな。
この小説は何年か前にNHKでドラマ化されていたけど
さすがにおまるのシーンはなかったw
源氏物語で排泄物とかおまるが出てくるって
桐壺が帝の所に渡る廊下に嫌がらせで●撒かれてたとか
姉の弘徽殿女御の所へ行儀見習いに行くことになった
近江の君の「おまるそうじもやります!」発言とか?
>>648 少将滋幹の母自分も読んだけど
この人どのくらい美しかったんだろうね
在原業平の血縁者だったっけ
現在に紫の上とかが生きてたら
きっと道行く人がみんな振り返るほどの
美人だったんだろうなあ
>>649 在原業平大好き
紫の上とかすごくキレイだったんだろうけれど、昔は風情もあったから
着物もすごくキレイだっただろうし、御簾越しとか、流れるような長い髪の毛とか
お香の匂いとか、そういう要素もあったんだろうね
バリ島に行ってきた時にアロマの匂いがしてきたり、花びらが浮かべてあったり、
森の中のすごくキレイなテラスがあったりしたけれど、そういう5感を刺激されるような
雰囲気があちこちにあったんじゃないかなって思う
今はあちこちに電気が点いているからなんだけれど、
本当にロウソクだけの環境ってすごく情緒的だったよ
通路の周りが水で、滝の水しぶきの音が静かにきこえてきたり
伝統音楽がゆるくなっていたり、木やふすまで出来た部屋にうつる独特の陰とか、
季節ごとの風の匂いとか、お香の残り香とか、すごく風情があったんだと思う
そこに長い黒髪の、色白の、鮮やかな着物をきた美女がいるっていうのは
ものすごい光景だったんじゃないかと思う
それも全部を見せるわけでなく御簾越しだからね
御簾って見えるようで見えないし、ぼやけるから、尚更想像力を
かきたてられたんじゃないかと思うわ
板:もてない女(仮)@2ch掲示板
日付:2013/03/06
ID:nVwKac1j
名前の数:1
スレッド数:17 スレッド
合計レス数:57 レス
板ルール違反してない人の書き込みなら何ぼでもオーケーじゃん
>>646 そういえば、葵の上は身よりのない女童の貴君を可愛がっていて
葵の上が亡くなった後に光源氏が面倒見るとか言ってたけど、まさかな…
>>649 息子の藤原敦忠が光源氏に例えられるぐらいの美男子だったから
やはり美しかったと信じたい。
ドラマでは黒木瞳だったけどさ
>>654 そう考えると葵の上は優しい人柄だったんだろうな
紫の上も身よりのない侍女を源氏に頼んでいったようだし
源氏の中で個人的に一番喪女系かなと思うのは
朝顔の斉院かな
数多ある女の一人になりたくないっていうのは
わかる気がするし一人でも凛然としてるしね
または花散里もありだなあ
>>653 気味悪いし何の必要も需要も無いのに連投されまくることで他のレスが流れる
>>655 朝顔さんはノンセクシャルとかAセクシャルっぽい
でも、美人なんだよな・・・
実家も裕福だしさ。
ドイツにユッタという貴族のお姫様がいたんだけど
美貌ゆえ男に求婚されまくっていたけど
神に一生を捧げる修道女になる道を選んだんだって。
それに近いものがある。
花散里が一番裏山
659 :
654:2013/03/07(木) 19:02:04.24 ID:KlzdrDwD
自分で書いていて恥ずかしいけど、藤原敦忠は源氏物語が世に出る前の人だった…
光源氏にたとえられたのは平清盛一族の人だよね。
でも藤原敦忠が美貌の貴公子だったのは確かみたい。
葵の上が夕霧を育てたら、どんな感じになってたのかな?
さらにガチガチの真面目男になったりするんだろうか…
>>655 モテる選択独身は喪ではないんじゃないの?
源氏物語の中では花散里や末摘花が現代の喪じゃないかと思うけどあの時代の喪は結婚できている
プライド高すぎて夫が他の妻を持つことを許さない葵ややはり夫の浮気が許せない紫あたりも
ある意味平安時代の喪(一夫多妻を受け入れられず結婚に向かない人)だと思うの
最喪は末摘花かな?
花散里は意外とモテるんじゃないかと思う。
容姿が良くなくても、モテる人っているし。
>>659 葵が存命の場合、旦那が紫の上やその他女人の所へ渡った時
その旦那そっくりの息子を見てどう出るかかな?
662 :
フナ:2013/03/08(金) 16:20:03.51 ID:TAcrONS3
息子を溺愛するんじゃないかな。
息子の正室には、最高ランクの姫しか許さない、
その他の息子の女性関係にも、細々と口出しをする、と。
葵はあんまり細々口出しするイメージは無いな
むしろ言わな過ぎて誤解されるタイプじゃないかな
子供には素直に愛情表現をしそうだから夕霧も同居している
雲居も可愛がりそうな気がする。
雲居の雁とは凄く気が合いそう
末摘花は現代でも喪だろうね
でも老後の心配しないでいい永久就職先みっけられたので裏山
>>664 葵の上が雲居の雁を育てたら、大宮と3人で雅に楽しくやりそう。
雲居の雁が美しくて教養のある叔母の姿に憧れて
夕霧と子沢山になっても、雅な妻でいれたかもね。
>>666 雅な雲居の雁っていいね
寂聴さんの本で雲居の雁は現代らしい
だれた主婦の姿だって言ってた気がするけど
葵が育てて風雅を解する妻になってたら
夕霧も浮気しなかったかもね
雅な妻でいてほしかったら何回も何回も孕ませんなよと言いたい
貴族なんだから当然子供ごとに乳母はいて、それでも実母が髪を耳挟みしてまで育児に奔走しなきゃならんほど忙しいってのに
大家族夕霧一家日記が発売されてたりしてw
子供(特に女児)が多い上流貴族の家は、
それだけ婚姻関係をによって栄える可能性が増えるんだから、
子供を一杯作った夕霧の戦略は正しかったのよー
戦略的に子供を作ったというよりは
性欲が強いのと「妻や愛人は毎晩抱くべき」みたいなガチガチの価値観で過ごしてただけのような気もするw
現代でも夕霧みたいな堅物タイプって意外に?子沢山が多いよね
テレビもラジオもネットも無い
本だってめったに手に入らない
そんじゃセックスしか夜の楽しみないじゃんっていう
夕霧も雲居の雁も藤典侍も子宝に恵まれやすい体質というのもあるね
源氏だって夕霧に負けていなかっただろうけど子供は少なかった
夕霧は雲居と落葉を一晩おきに通っていたのに落葉は子供いなかったね
通った回数は少ないのに藤典侍は子供多いし
だから戦略とか寵愛とかあまり関係ないかも
源氏だって一番数多く抱いたのは紫だろうけど紫には子供がいなかった
一晩おきじゃなくて月の半分ずつじゃなかった?
源氏は、紫の上に子供なんてできたら、嫉妬してものすごく駄目男になりそうだ。
自分以外の拠り所があるなんてダメ絶対とか言いそう。
>>670 そういえば明石中宮の生んだ3人の皇子に3人の娘をあげてたね。
この皇子達は順に即位するだろうし、男の子産めば源氏一族無双だよね。
匂宮と中君の息子がどうなるか気になるけどさ。
>>671 橋下みたいな妊婦の黒乳輪見ると欲情するタイプだったら
「こんな夕霧はイヤだ」シリーズのひとつになりそう
光源氏は、紫の上に対してはパーフェクトを求めていたからこそ、
彼女の子供が欲しかったんじゃないかなあ。
完璧女性なのに子供がいないという点を、
「桜は最高に美しいのに、香りが無いことだけが残念」っていう酷な例えで、
ポロっと洩らしてなかったっけ?
この時代は避妊という概念は無かったんだろうね
いつごろから考えられるようになったんだろう
藤壺や女三宮は、堕胎しようとは思わなかったのかなあ。
まあ、このまま産んでも夫の子として通せるという状況だったから
産んだんだろうけど。
現実の歴史でも、ケロッとした顔で不義の子を産んだ璋子とかいるけどさ。
「今昔物語」にはそういった話があるらしいね
ただし当時の堕胎法は毒を飲んでおろすものだったので
妊婦も一緒に死にかねず余程の場合しか行われなかった
それよりも産んでしまってから寺にやったり腹心の部下の養子にやったりして
親子関係を抹殺することのほうが多かったみたいだ(百姓などでは間引きも行われた)
藤壺や女三宮の場合は夫が不義の子を認知したために手元で育つことになったけど
>>679 藤壺の出産が遅れたのを物の怪のせいにしてたよね?
マジで祟られると怖いけど、結構便利なだよね。
当時の人も存在を信じてる一方
「そりゃーないわ、でも物の怪のせいにしとくか!」
って思っていそうな気もするけど、どうだろう?
物の怪さんって、何でも合理化してくれるから有難いですね
最初に源氏物語を読んで以来、ん十年来の疑問、
「桐壺帝は、冷泉が源氏の子だと気づいていたのか否か?」
千年も後の読者を悶々と悩ませるんだから、
紫式部のプロット創作能力パネエです
>>682 源氏が気づいたんだから桐壺帝が気づいていてもおかしくない、むしろ気づいて当然って思わせるのが上手いよなぁ
目に入れても痛くないほど可愛がっていた子(のような人)の自分に対する変化ならすぐ分かるって柏木で暗示されたようなものだし
私がもてないのも喪のの怪のせいかやっぱ
平安時代の2chには「何でもかんでも物の怪のせいにするスレ」とかありそう
喪薩の加護が篤くて麿たちが避ける・・
>>687 そうなったら仏門に入った方が良いのかな〜w
>>688 昔は結婚できなくても仏門入り
就職できなくても仏門入り
という手があるから今よりいい時代だったかもと思うの
静かに写経や念仏をして暮らしたい
私も仏門入りしたいわー
今はツルツルスキンヘッドだけど
源氏物語の時代だと尼そぎセミロングだよね?
女三宮はちょっと長めにしてたっけ
尼姿だと、顔の美醜が露骨にでるぞー
(ドラマの深キョンの尼姿はメチャ綺麗で色っぽかった)
あと、自邸で生活し続けるようなリッチ階級ならいいけど、
寺で集団生活をするとなると、コミュ能力が必要になる
出家しても、喪にはつらい
平安時代に出家できたのはお金や利権を引っ張ってこれる有力者の妻や娘
だけだったんじゃないかね
他の人たちは出家すら断られてたんではなかろうか
>>691 前髪でごまかしが効かない垂髪でも美醜が出ない?
奈良時代あたりはさ
税(租庸調)逃れのため出家する農民が結構いたらしいよ
私度僧だったかな
>>691 大河ドラマの深田は頭巾をかぶっていたから顔が丸見えだったけど
源氏物語の女性は頭巾をかぶっていないよね
源氏は女三宮の尼姿が髪が伸びきっていない(髪が肩までしかない)
少女のようで可愛らしいので出家させたことを後悔している
>>692 つ>浮舟
当時の寺は慈善団体でもあったから困っている人を見捨てなかったと思うけど
勿論、朝廷から位を貰って仏教界で出世がしたいだとか
自分の寺が欲しいということになれば実家からの支援が不可欠だけど
>>695 大河の尼フカキョン、頭巾オフになったらやっぱ尼そぎだったよ。
白髪メッシュでちょっとヴィジュアル系バンドみたいでカッコよかった
>>696 頭巾なしの尼削ぎだったら顔はある程度隠れるはず
大河では女優さんの顔をはっきり見せるためにあえて髪が顔に垂れないようにしているけど
普通はワンレン垂髪してれば顔に垂れる
深キョンの女房の生田さん(ブ○)も、尼姿はなかなかステキだった
ストイック感その他の付加価値が増して、そそるんだなきっと
>>695 寺の奴隷、という形ではありだったかもだけど
何ももたない女が出家ってありえたのかな
>>699 寺に入れば寺の雑用は行わねばならず
それを寺の隷属と呼ぶなら出家すればだれでもそうなる
出家しなくても朝廷に隷属だとは思うんだが
寺の門主として姫様のごとくかしづかれたいのであれば
自分専用の寺を持つしかない
女院などは出家しても自分で寺を建てて門主となり寺の雑用はしないからね
それには実家の援助が必要だって書いてあるでしょ
なめこの源氏物語があるのを知ってしまった・・・
これ見る限りナシだわー
namepara.com/info/report/632.html
若紫はなぜ貝?貝に隠されてるのか気になるけどさ
貝となめこって何だかいやらしいんだぜw
>>701 そもそもキチンと育つような女の子はそんな年齢からチャットとかしていないと思う
>>703 確かにw
つか昼に起きる母親にもちょっと問題ある気がするが…
>>701 年齢差が光源氏と紫の上と同じぐらいだね>たくみの君と小五女子
これ、母親が育児放棄とかしていたとしたら
たくみの君の気持ちも解らなくもないぞ!
ところでこの時代の貴族って何食ってたの?
やっぱ強飯と干物みたいな組み合わせかな
肉は仏教の影響で食べられない
奈良時代にあったチーズっぽいものは食べてたのだろうか?
蜻蛉日記で道綱の母が、寺参りで遠出したときのメニュー
刻んだ大根にゆずの絞り汁かけたのが野趣が会って美味いとかあった
今のサラダっぽくて意外だったな
>>707 鶏肉、魚肉、兎肉は食べても良い
もりもりの玄米に味噌や飴の調味料をつけてたべたりとか
当時は砂糖あったんだろうか?
食事がしょっぱかったんじゃないの?
砂糖はないよ
でも甘味を持つのは砂糖だけじゃないし
果物や野菜も甘味はあるし…
かき氷にも甘い汁かけて食べたってなんかで読んだな
甘葛の汁でも煮詰めたんかね?
この間幼女連れ去り事件の事がここに書いてあって
色々と読み返したりして思ったんだけれど、
情けない男→どの幼女も一緒
人を見る目のある男→一流の女
って感じなのかなと思った
だから男の夢ではあるけれど、大体は男が女に影響を受けるのが普通なのであって、
男から女にというのは、よほど頭が良くって、雅で、人を見る目があって、経済力があって
という男でないと叶えられない夢なんだなと感じた
>>710 かき氷に甘い汁は紫式部の好物だったらしい
久々に女人源氏を買い揃えてみた
何度読んでも桐壺の「どうかこの子を東宮に」がトンデモ過ぎる…
あと作者の思い入れで各女君の描写に差がありすぎワロタ
花散里なんかメッタ斬りされすぎ
>>713 アンチ花散里の瀬戸内寂聴が書いたからしゃーない
寂聴さんの源氏物語はちょっと硬いけれど、
田辺聖子さんの源氏物語はやんわりとしてる
どっちもいいんだけれど、私は田辺聖子さんの方がスラスラと読めたな
花散里はやっぱり文学者としてはあまり面白くないタイプなんだと思う
悪くない人だけれどやっぱりつまらない女だとは思う
物語の中に、つまらん女がいるのも良いと思うけどな。
>>717 枕草子の乞食ばあさんはしょっちゅう御前の庭に来ては「常陸介と寝ようかいの〜♪」っていうエロ歌ばっか歌ってたから、常陸介と呼ばれるようになっただけだよ
乞食の一般的呼称とは全く関係ない
そもそも中宮の御前にそんな乞食が定期的に入り込めるとか警備ザル過ぎて笑う
紫式部日記でも清涼殿だか藤壺だかに強盗が入って女房が装束一式引き剥がされたとかって話があったけど
あの時代の侍って本当に「刀持って侍ってるだけ」なんだろうね、のどかな時代だわ
枕草紙で思い出したけど
清少納言が仕えた中宮定子って
超美人で才気煥発で賢くて
今でいうところの皇后美智子様みたいな
レベルの人だったのかなー
対して紫式部が仕えた藤原家の皇后は
どんな人だったんだろう…
>>718 野犬に食い殺された内親王がいたのって平安時代だっけ?
>>719 私の出た県立底辺校古典教師によると
定子=とても美しく賢い方
彰子=幼い方
と授業で言ってたな…
映画千年の恋だと、定子は枕草子を暗唱するだけの娘
彰子が作中一じゃないかってぐらいの美少女だったけど。
彰子は定子が亡くなった後、子どもを引き取って育ててたよね?
ちょっと皇居の前まで行って舞ってくるわ
お優しい美智子様なら、何か恵んでくださるだろう
乞食婆さん、なんで来なくなっちゃったの?
エロダンス踊らなくても物もらってる人を見ちゃったからじゃないの。
>>720 定子は一条帝に最初に入内した妃で年上、美人で教養深い
彰子は、言い方は悪いけど道長に押し付けられた妃で10歳くらい年下
彰子にいくら美徳があっても、初恋の人状態で若くして亡くなった定子と比べられると分が悪いよね。
彰子は定子が生んだ子(結局立太子できなかった敦康親王)を養育してるし
頼道は彰子を頼りにして何かと相談してたらしいので、人徳はあったんじゃないかな。
枕草子で褒めちぎられてイメージのわきやすい定子に比べて
道長繁栄の礎を築いた以外の話題がない彰子…
紫式部日記をちゃんと読んだことないけど、彰子の人となりについて何か書いてあるんだろうか
>>721 今の東京の皇居じゃなくて京都御所に行かんと
教養がないので、とりあえず漫画のあさきゆめみし読了しました。
心理小説として素晴らしいんでしょうね、原作は。
感心しました、漫画でも。
光源氏嫌いだけど(一度関係もった女は世話を見捨てないことは評価)
子孫の代の話だと、つまんないねー
特に薫は、赤ん坊の時はどんな女泣かせの色男になるかと
期待させたのに、大きくなったら真面目なのはいいけど、口説きも何も
ヘタクソでグズグズして関係をこじらせる面白みのない男で残念・・
源氏に戻ったら、源氏は若いくせに肉食系で俺様系の迫り方するので
美形・華あり、地位高い、文武両道、自信満々、なら、
そりゃ六条さんでも落とせるよなーと思い直した
でもやっぱり時々むかついて殴りたくなる
紫の上や明石の上という女で最高クラスの女性といながら
女性に関しては恵まれなかった人生みたいなジョーク言ってるし・・
薫みたいなグズグズウジウジ男って現代小説にはありがちだけど、1000年前にこういうキャラってのが面白いね
薫と大君のジリジリするやり取りとか、読んでる方はさっさくっつけや!ってイラつくけど
平安時代だと薫って人気あったらしいね。
>>726 映像化されたりするのは大抵光源氏の若い頃ばかりだから
そう思うのも一理あるかもしれないけど
子孫が大きくなってきてからの方が面白いと思うけどな。
私は宇治十帖好きだけどね。
>>727 大君のメンタルは結構喪っぽい。
菅野美穂が堺雅人と結婚するそうで、ついでに思い出したチラ裏
源氏物語実写を勝手に自分でキャスティングすると
菅野美穂は雲居の雁で夕霧が柏原崇にしてたな。
この二人って実際に付き合ってたんだよね。
大河ドラマでやってほしいな
たまには枕草子みたいに一話完結型もいいかもしれない
>>729 雲居雁かー考えたことなかったけど、明るくて屈託ない感じがいいかも。
紫の上でもいいなーと思ったけど藤壺のイメージないからダメかな…
でも菅野美穂ならブス以外は誰でも演じられそうだ。
雲居の雁はなんとなく
井上真央ちゃんをイメージ
あと志田未来ちゃんとか
>>729 へー、菅野美穂は堺雅人と結婚するんだ
チオビタの人や稲垣メンバーの方が似合いそうだったのに
菅野美穂は時代劇が似合うので、是非平安物も演じて欲しい
でもしっかりした顔立ち&性格の印象なので、源氏女人は難しいかな
初代弘キ殿女御なら華やか&パワフルで良いかも
「源氏物語 千年の謎」で夕顔だった芦名星はどちらかというと六条御息所のほうが似合いそう。
30歳過ぎたらぜひやってほしい。
昭和戦前の文学とかでもちょっと厳しい
例えば三島の初期の作品も旧字旧かなでつらい
源氏の注釈書でも戦前のものは、ゆとりにはきつい
70年位前までは旧かなが使われてたからな
旧かなの読みは平安時代から変わってないらしい
当時の人は蝶々を実際に、「てふてふ」と言っていたのだろう
今でも英語フランス語とかはスペルと発音が全然違うけど
>>735 近代は言文一致や仮名文字の統一、当用漢字の確立など特にそれ以前と以後との違いが大きかった
平安から鎌倉の間でも文章の平易化等の変化が起きている
このあたりの変化について清少納言が「最近は文体が乱れてるヤツが多くて日本人の教養疑っちゃう」と記していたよね
今の「ら抜き言葉」とかもだけど変化は始めは乱れと受け止められるから
そもそも草書自体読めない
カナも今みたいに統一されてない
蕎麦屋の看板の、変体仮名が読めないくらい
「生そば」って書いてあるのを最近知ったw
>>719 遅レスでごめん
定子が才色兼備で性格もよく、天皇からこの上なく愛されていたのは間違いない
彼女が亡くなった時、道長の影響で葬列も寂しいものだったけど
物陰で涙を流した人はたくさんいたそう
彰子は道長という圧倒的な後見力で後宮に入ったけど
敦康親王(彰子に男児が生まれなかった時のために道長が強引に養子にした)をかばって
道長と対立したり、こちらも素敵な女性だったんだと思う
定子と清少納言は年齢も近くて本当に仲が良かったらしいから、
清少納言も枕草子に書くエピソードがたくさんあったんだろうね
彰子の場合、紫式部が仕えた当時は幼くて友情を育むには難しかった
だから義務的に(?)彼女を褒めちぎる内容しか書けなかったんじゃないかと
>>739 ああなるほどね!その説には納得だわ
苦境に立たされる事の多かった定子様を
なんとなくかばいたくなるけど彰子様も
素敵な方だったんだね
ところで未だに分からないんだけど
匂宮がイケメンだったって事は分かるんだけど
薫って実際どうだったんだろう
風格があって気品があるって描写はよく見るけど
(多分寂聴源氏かな?うろ覚えですまそ)
いまいちイケメンという感じがしない
そして匂宮はやっぱり本命は中君という認識でいいのだろうか
>>735 年配の先生からもらった年賀状が達筆すぎて読めなかったのを思い出したわw
昔の文章といえば江戸時代だけど、八犬伝の原文は割と読みやすいし
文章に独特の味があって良いよ。
>>739 定子さまは若くして難産で亡くなったけど、彰子さまはすごく長生きで孫の死まで見たんだよね
>>735 今年90歳の祖母が、私が「そうろう文」を書けないと知って
時代だねぇと言っていたのを思いだした
理解できないことはないと思うけど流石に書けないなぁ
>>740 最高ランクの出自で、
父親は(世間的には)光源氏で、
(↑ すでにこの時点で、たとえ顔の造作が美系でなくとも充分イケメン界)
しかも良い香りを漂わせていて、
どこか憂いを帯びた雰囲気、
となれば、文句の付けようのないイケメンでしょうなあ >薫
まあ、自己の事しか考えられない性格は大問題なのだけれども
>>740 匂宮は派手な美形
薫は地味な美形
源氏と頭中将を例えた「桜と深山木」のイメージ。
そういえばそれぞれ実の祖父だ。
実の両親も美男美女だったから平均以上の顔立ちではあったと思う。
根暗だし、身分フィルター外したら女にモテないタイプかな。
頭中将(内大臣)は、地味系イケメンなのか。
恋人&夫として、政治家として、家庭人として、
文句なしに華やかで男らしい男だと思ってた。
キャステイング・イメージは佐藤浩市で。
>>746 ああごめん、頭中将が地味だというわけではない。
桜と深山木は、華やかな頭中将も源氏と並ぶと霞んで見えるって意味だから
例えとしてはあんまり良くなかったかな。
>>746 娘の玉鬘や「あさきゆめみし」の前髪クリンクリンなイメージもあって
私も頭中将は華やかで派手な感じの美形をイメージしていたよ
ただ、光源氏が有り得ないレベルの超ウルトラ美形なだけ
> 有り得ないレベルの超ウルトラ美形
当時基準だからなぁ
北の将軍様みたいな見た目を想像
頭中将の方も、白塗り置き眉お歯黒で想像すると楽しいぞ
頭中将、あのジットリとした小説の中では珍しく
明るくて素直に人生楽しんでます感があって、いい男だよね
特に、家族思いで幸せな家族関係作ってるところが好き
登場人物の中で、一番好き
母親が皇女なのは同じだけど
薫と比べてずっと漢臭いイメージがあるのが頭中将かな?
光源氏と比べて笑える失敗が多いのも良いよね
>>746 佐藤浩市とはフェロモンだだ漏れな頭中将になりそうだから
こりゃモテそうだ・・・
>>748 超ウルトラ美形wwwまさにその通りだよね
道を歩けば誰もが振り返って見惚れる
まさに別格の美しさなんだろうね
美しさの格付け女性版だと個人的には
紫の上=藤壺>朧月夜、六条御息所>明石>花散里>末摘花
っていうイメージ
玉髪はどこなんだろう
顔の造作だけを言えば、玉蔓が1なのでは。
女人としての所作や教養や品性も足して考慮すれば、藤壺と紫上がトップに。
玉鬘って、お琴とかできないんだよね?
あんまりお姫様教育されてないみたいだけど
上流階級でやっていけたんだろうか。
あと、おのぼりさんで何も知らんのに
いきなり高位の尚侍とかなってるし不思議。
ああいうのって、名前だけの役職で
実際に仕事ができるという必要性はないのかな?
>>754 それを言うなら浮舟じゃないかな?
玉鬘は九州時代に右近たちがある程度仕込んでたっぽいし
上京後は光源氏がささらに磨き上げたんじゃない?
元々頭の良い人みたいだから短期集中講座で宮仕えしてもおkぐらいになったかと
源氏物語で桜に例えられている女人がいないなーと思ってたけど、源氏自身が桜に例えられてるからか
桜 = 紫の上
桜は最も美しいけれど香りが無い事だけが残念 = 子供が出来ない事だけが残念
758 :
彼氏いない歴774年:2013/03/26(火) 07:25:51.32 ID:s41aVvSo
末摘花って、今で言うとかなり美人さんかも説
平安の頃は、おたふく顔の、ぽっちゃりさんが美人の条件。
源氏「あの子は、やせすぎていて、どうも・・」 ↓
赤いお鼻はファンデして、メイクしたら、小顔系美人?
鼻が垂れてるのはだめだろ
垂れた鼻ってどんな鼻なんだか、よく解からないからなあw
風疹にかかって腫れた顔が羨ましかったんだったっけ?
去年のドラマでも塚地が美男子設定だったし、
確かに光源氏や紫上やその他美男美女を当時基準でキャスティングすると
楽しいなw
>>758 それはたまーにでる話だよね?
痩せてる=スレンダー
長く垂れた鼻=鼻が高いと強引に解釈
でもな、ガリガリの女の人とやる場合
男はツラいらしいよー
座高がかなり高いらしいから足も短い
性格は天然でずれているけど純情で一途で可愛いと思うけどね
座高が高かったってことは、背が高かったんだないか?
痩せてて高身長ならば、いよいよ現代女性向きだね
当時の装束は男も女も何枚もゆったりと着こむ方式だから、
小柄だと服に包みこまれちゃう感が強かっただろうなあ
大柄&小顔だと、ぐっと映えるけど(←現代的視点)
背が高い人は背が高いと書いてあるけど(明石の君とか)、末摘花は座高が
高いと書いてあるんだよね。
喪女と源氏物語って親和性あるんだな
う〜ん、どうだろう?
姫はまず立たなかったし、歩く時も膝歩き出し
源氏は末摘花の立ち姿を一度も見てないんじゃないかな?
「座高」という単語の意味を調べてないから、何とも言えないけど
明石の方の時は、源氏が障子を蹴破って部屋に侵入するという非常事態があったから
源氏の前でも立ちあがったかもねw
(末摘花は)居丈の高く、を背長に見えたまふに(座高が高く、胴長に見える)
末摘花より
立ち姿を見なくても膝立ちとか、それこそセックスしたら、背が高いか低いか大体わかりそうな気が
昔も美人の基準にも色々あって、引き目かぎ鼻下膨れは、今のデカ目みたいなもので流行りの美人って話も聞いたこともあるし
昔の文書に美人とあったから今の基準でブス、昔ブスなら今は美人って一概には言えないような
へー、引き目カギ鼻下膨れって、一時的なブームの可能性もありなんだ
というか、薄暗い部屋の奥で白塗り置き眉メイクして扇で顔を隠してて
凝視出来るのは夜闇の中のセックス時ぐらいっていうんじゃ、
極端な美人かブ○じゃない限り、みんな十羽ひとからげだよなー
末摘花はハリセンボンの死神の方をイメージしてる
鼻は垂れてないけどなんとなく
普賢菩薩の乗り物w
居丈高ってのは、この当時では単に座高が高いってことなんだな
後の世代で、高慢な感じって意味に転化するのか?
鼻が垂れるってのは、鷲鼻ってことなのか知らん
程度の問題だろうがよっぽどじゃなければ、
現代モード系?的な顔立ちかもしれんね
足の短い冨永愛みたいな感じだろうか>末摘花
蟇目鉤鼻下膨れ=現代的感覚ではブス とは限らないと思うんだよね
配置とか左右対称とか、そういう根っこの美的感覚は今と変わらないんじゃないかな、生物学的なものだし
だから当時の美人は今風でないだけで、今見てもやっぱり美人なんではなかろうか
776 :
彼氏いない歴774年:2013/03/26(火) 22:41:28.58 ID:JIKovTY+
>>754 橋本治の解説で読んだんだけど、宮中の女官のうち尚侍はよほど家柄が良くて
本人の容貌・人柄が良くないとなれなかったみたいだよ。まあ、一応帝の秘書
みたいな役所といえば聞こえはいいけど、要するに愛人の一人だから。実質的な
仕事はその下の典侍や掌侍がするからいわゆる名誉職みたいなもん。ほぼ在宅で
大事な行事だとか儀式があったりするときだけ参内するみたいな感じだったらしい。
でもごくたまに、典侍として長年仕えた人がその功労を認められて抜擢されると
いうこともなくもなかったらしい。
当時は冷泉帝の時代だったから光源氏の養女ってだけで理由としては十分だったと思う
そっかー、尚侍は常に宮中にいるわけじゃないのか。
だったら、美貌と源氏の養女、という条件があれば充分だね。
朧月夜も尚侍になったんだっけ。
こっちは、完璧な「おひめさま」だから文句つけようがないか。
尚侍は、事情で女御・更衣にできない人を
帝のおそばに仕えさせる用の役職とも聞いた。
朧月夜はこっちかな。
尚侍は表に出る女として、女御達は表に出ない女として
帝に仕えるって説明があった >橋本治
解かりやすい
帝の秘所をお世話
夕霧と雲居の雁
大恋愛の末結ばれたのに子供たくさんできて所帯染みた妻に嫌気がさして夫が美人な未亡人と浮気とか
現代とあんま変わらないなと思ったわ
782 :
彼氏いない歴774年:2013/03/27(水) 11:48:57.13 ID:qQ/ZHAAY
個人的には光源氏より息子の夕霧のほうが普通の人間っぽくて好きだな。
雲居の雁のお付きの女房から六位なのを馬鹿にされてカッとなって、意地でも出世するまで
求婚しないと誓うところとか。で、失恋直後に偶然見かけた惟光の娘に一目ぼれしてダメ元で
声かけてみようとしたり、しかもその娘の兄のほうに橋渡しを頼んでみるあたりも現代の草食
男子っぽくて微笑ましい。
しかし、夕霧を馬鹿にした女房達って何考えてんだろうね。光源氏の息子なんだから今は六位でも
将来出世するに決まってるのに。
783 :
彼氏いない歴774年:2013/03/27(水) 12:18:13.33 ID:fh08jM55
5 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2013/03/27(水) 06:33:49.48 ID:TbsKd1IW0
やらせろ!と言っても嫌だと言う女友達を脱がせたら泣かれた
股開かせてマンコ舐めてたらアンアン言い始めた
挿れたら喘ぎまくり
中出しは嫌だと言われたけど抵抗もしないから中出しした
女なんて簡単だと
一応、雲居の雁も女御か宮様あたりをターゲットに育てられてたんじゃないかな。
もともと親戚の二代目源氏はアウトオブ眼中というか。
>>784 雲居の雁は母親が皇孫だから血統も良いし
皇女である祖母が養育しているってのもポイントが高いから
頭中将の脳内プランに入内も浮上したようだけど
大宮様が「妃がねとして育ててないし」って困ってるシーンなかった?
夕霧と雲居の雁を育てていた大宮様は
娘が若くして亡くなった傷が癒されて幸せだったんだろうな・・・
雲居の雁は葵の上を違ってのびのびと育てたと予想
ちなみに自分は親に孫を見せることもなさそうだ。ごめんよ。
自分の仕える姫が急に入内できるかもしれないことになったのに、
夕霧と恋仲になっっていたことでいろいろ騒動になってしまって
姫も自分達も辛い立場になってしまって悔し紛れに言ったんじゃないかな。
六位ふぜい。入内できないとなれば夕霧と結婚する事は双方にとって良い
縁談だから言った事を後で後悔していたと思うよw
明るくのんきで裏表のない雲居の雁は夕霧の奥さんが合っていると思うし、
二人の夫婦喧嘩も修羅場なはずなのにおさななじみ同士ののんきさやかわ
いさがあって、読んでいて楽しいw
>>785 弘徽殿女御が秋好中宮に負けて立后出来なかったから、チクショーそれなら大宮に預けっぱなしの次女を東宮にあげて次こそ我が藤原家から中宮出してやんよ!と
そこで初めて雲居雁を思い出したっぽいことを書いてるよ
雲居雁は結局、夕霧との同居は
やめたままなのかな?
この2人の初体験はすごーーく若かったんだよね >夕霧&雲居雁
それ以外にも、例えば桐壺帝の初体験にかんしては計算上、
男の受胎能力の限界年齢の若さにせざるを得なかったそうだ(@橋本治)。
当時の天皇達は「女を抱きたい!」という
思春期必須の枯渇感を持つ前に初体験を済まちゃう訳で、
う〜ん…幸せのような不幸のような…
>>788 その後、三条邸にもどって夕霧は雲居の雁と女二宮に律儀に半分ずつ通っているよ
>>789 少女のころで夕霧12歳雲居の雁14歳だからその少し前からとして早いほう
だけどすごーく早いというほどでは無いんじゃないかと思う。
源氏は12最で葵と結婚していたし、ちい姫は13歳で出産している。
>>789 弘徽殿さんは朱雀帝の前に皇女も産んでるもんね。
源氏は誰で童貞捨てたんだろう
雲居の雁は夕霧の夫婦は源氏物語の中で
珍しく生活感あるよね。
2人ともめちゃくちゃ身分高い出身同士の結婚なのに。
同格すぎて気を張らなくてもいいからなのかな。
身分の高い姫って子だくさんでも乳母が養育してるイメージがあるけど
雲居の雁はお母さんしてるイメージ。
>>792 たぶん女房の誰かだと思う
現実的に考えると
しかし付き合う人物が殆ど血縁関係かこの時代
今で言うと親戚同士で物語が展開していく感じ
日出処の天子好きだったが、あの時代は異母兄弟の結婚が普通みたい
平安になると、前の時代のような異母兄弟の結婚は無くなった
平安時代は、臣下が娘を帝に嫁がせるってのが常態化したからだろうか
玉蔓が源氏の娘設定だった頃は、夕霧はあこがれつつも姉だからって諦めてた
姉弟でないことがわかって玉鬘に恋心を打ち明けるが、軽くかわされる
>>796 あの時代は皇后になれるのは皇族のみで皇族同士の結婚が一般的だったしね。
表向き異母兄弟でも実は…ということもあったと思うw 母系社会だし
父親がどこの誰かわからなくても、皇族の母親から生まれていれば血は引いてるし。
瀬戸内寂聴の私の源氏物語っていう解説書しか読んだことないんだけど、面白いね〜
>>795 似ている人が多いのも納得だし、美形一族のお話でもあるよね?
実は明石の君と光源氏も親戚だし。
>>795 似ている人が多いのも納得だし、美形一族のお話でもあるよね?
実は明石の君と光源氏も親戚だし。
物語や歴史をたどってる時、
普通に婚姻関係・親子兄弟関係なら頭の中で追えるけど、
養子縁組が入り込みだすともう何が何やら
その上当時は猶子(相続権利の無い名義だけの養子)というややこしい風習もあったから余計にわけわかめ
学生の頃からずっと謎なんだけどさ
六条御息所の亡夫って桐壺帝の弟で東宮だった人なんだよね?
その人が東宮のまま亡くなったから、桐壺帝の長男(朱雀帝)が東宮になったんだよね?
年齢的に桐壺帝・桐壺帝弟・六条御息所・朱雀帝・源氏の順になるわけだけど
御息所と源氏が7歳しか離れてないことを考えると、桐壺の巻の時点でこの桐壺帝弟の描写が何もない(この時点で東宮は朱雀と源氏のどっちにしようかな〜みたいな感じになってる)のが引っ掛かるし設定自体が不自然なんだよね…
>>802 当時は今と違って天皇の退位ができるから、
桐壺帝が退位→六条の夫の皇太子が即位→源氏か朱雀帝を立太子
ということもできた
>>802 それ不思議に思う人多いみたいで色んな説があるのよ。
ジャンプ黄金期先取りの後付設定とか、単なる作者のミスとかさ・・・
御息所が何歳で前東宮に入内して、前東宮が何歳で薨去したか分からないから、いくら考えても無理があるなあと
前東宮とやらはいったいいくつくらいの人だったのか、桐壺帝や大宮(頭中と葵の母ちゃん)と同腹の兄弟ってことしか分からんし
御息所が明石のちい姫並みに12歳とかで入内してたとしても、その時点で源氏は5歳くらい?
入内後すぐ秋好ちゃんを儲けて、すぐ亡くなった?その割には何の描写もないんだよね…東宮薨去なんて国家の正しく一大事なのに
やっぱ紫式部が御息所の設定に箔を付けたくて無理矢理後付けでひねくっただけなのかなw
先の東宮の存在は、源氏物語には珍しい設定破たんだよね
玉鬘の物語が後から付けたしたのではないかという説は、どう思います?
この仮説は可能性がたかそうだけど、
こちらは全くストーリー破たんしていない
真実だとしたら、作者さん(紫式部以外の人かも?)お見事です
>>800 そうなんだよね
明石の入道が桐壺の更衣と親戚なんだっけ
結局源氏って母への追慕から逃れられない宿命なのかもね
作者不明説と言えば宇治十帖もいろいろ囁かれてるよね
寂聴さんは紫式部が描いたっていうけど…
繋ぎの三帖は、宇治十帖と同じ人が書いたんだろうなあ
>>806 想像だけど
宮中で「紫式部さん、あの夕顔の娘ってどうなったの?」と聞いてくるファンが多かったんで
今で言うスピンオフ的に作ったんじゃないかという気がするw
源氏物語自体、初めは一話完結で書いていたという説もあるんだよね。
宇治十帖はほとんど仏教の読本みたいな内容になってるから作者が違うんじゃないかという説も分かる
でも書き始めよりも確実に年を重ねた紫式部が恋愛より生死より権力の盛衰よりも確かなものに縋りたかった気持ちも分かる
宇治十帖は何となく「仏教もので新作やりたいんだけど読者と製作の希望で源氏物語の続きにせざるを得なかったわー」的な何かを感じる
むしろ源氏→宇治の繋ぎ3帖が後世の人の作って説もあるんだよね確か
丸々本編のあの人は今状態だし、宮の御方と夕霧の息子の少将とか玉鬘のメンヘラ娘とか
その後宇治本編に掠りもしない面々のことに何故か筆を割いてたりして構成そのものがgdgdなので、これは紫式部が書いたものではなかろうと
>>805 原文に「十六で入内して二十で前東宮に死に別れ、今三十で再び内裏に戻るとは」という描写があったはず。
娘と一緒に伊勢に赴く前。このとき娘は十三くらいだから入内して割りとすぐ産んだんじゃないかな。
最初に入内した妃だろうし、前東宮は桐壺帝とは少し歳が離れてて、御息所と釣り合いが取れてる年齢のイメージ。
桐壺帝は自分の妃には気安く源氏を会わせたけど、東宮には軽々しく近づけなかったんでは。
考えたことなかったけど、六条御息所と源氏は同時に内裏にいたんだね。
>>809 現代でもあり気な説だねw
「作者の複線回収キタ〜」ってなりそ
あと源氏物語の謎というと、夕顔の許に通う光源氏の様子だ
顔を隠して夜這いし、
しばらくは夕顔にも素顔を見せなかったという事だけど、
どーしてもビジュアル的に想像がつかない
お面? 布で顔を覆ってた??
夕顔のシーン、江川の漫画では布で顔を隠してた。
あんなのじゃ平安の変態仮面みたいだけどなw
夕顔に頭中と思わせる意味もあった?
布でなくても扇で顔を隠せただろうし、致す時は暗闇だから顔わからないんじゃね?
朝は早起きしないとヤバそうだけど
ベネチアンマスク
>>816 やめろw光源氏のベネチアンマスクw
当時の上流貴族は下々の女の所にお忍びで行くのに
皆、顔を隠していたわけ?
六条院の冬の御殿だけ、敷地の半分に倉が建てられてて規模が小さいのを
明石の君の身分が低いからそんな半端な所をあてがったんだと気の毒に思ってたけど
今考えればあれは明石の君が入道から相続した財産なんだよね
身分は高くない代わりにこれだけ無尽蔵の財力があるんだぞっていう対外的な(女御の生母である彼女を見くびられないための)アピールになると
そう考えると源氏って結構考えて女達の住むところとか配置してるんだなと思う
自分の敷地内に財産ごと引っ越させる→間接的に自分の物にするという目的も果たしてる(まあ源氏レベルの人ならそんな財テクに走らなくても充分金持ちだけど)
夕顔は初めての源氏の訪れの際
「まあ、変態紳士」と思っただろうなw
源氏的には、身元が「夕顔に」ばれると困ると思ったのですかね
「世間に」ばれると、こんな下流の女と付合ってると評判を落とすからなのかな
建築に詳しくないんだけど
冬の町にメインの寝殿がなくて対屋だけしかない
のは何か意味あるのかな。
お蔵で敷地が狭いから?
正妻じゃないから寝殿いらないでしょ?
カントリー風(プチトリアノンみたいな)のイメージ?
>>820 他の町に住む女性と比べて明石の君は明らかに身分が低いから。
そういえば、明石の君は明石の上とは呼ばれないねぇ。
>>821 やっぱり身分か、当時は身分社会だから
当然といえば当然なんだろうけど
ずいぶんあからさまなんだね。
ま、住居もらえるだけで、破格の扱いなんだろうけど。
ちい姫入内の時の行列に、
明石が歩きで参列してたのもかなりビックリした。
本人、皇女レベルの気品とまで言われてるのに
徒歩って…。
>>823 その場面は「あさきゆめみし」でしか読んだことないから原典は分からないんだけど
表向きは姫付きの女房という触れ込みだったからかな。
入内の日の紫と明石の対面は名場面だなー。
宝塚で上演されたときもこの場面があって感動した。
中学の頃読んだ末摘花の章に未だ影響を受けて夢見ているw
ブスでも髪のケア頑張っておぼこくいればいいとこのボンボンが一度くらいは怖いもの見たさで手を出してくれるかもしれないとw
空気の読めないババ臭いブスだったみたいだけど、読者からの人気が高くて再登場→勝ち組なんだよね
ずーっと、いつか源氏の君が助けてくれるって女房が次々と出て行く間、代々譲り受けた皿とか一切売らずに素直に待ち続けて
結果、光がオンボロ屋敷にたまたま通りかかって助けられたんだよね
純真にも程があるっていう
>>826 うーん・・・クセ毛で髪が綺麗じゃない自分は末摘花以下じゃ
目指すなら花散里かな??
でも、美貌も教養もある美女の中で
変化球を投げてくる末摘花は、おせちが続いた後のカレーみたいで
男としても息抜きできたんじゃないかなって思うわ
末摘花に諦めろって説得してる叔母さんが結構ヒドイ
ああいうやりとりは女じゃないと書けないと思う
あのシーンは「源氏物語」というか「渡る世間は鬼ばかり」的な雰囲気
>>828 おせち後のカレーという表現感服したww
「不器用で世間知らずな所が可愛いな」なんて感じるのは、美人ばかりを相手にした源氏ならではだろうけど、現代では確実に
「お前疲れてるんだよ」って言われそうだよね
>>829 叔母さんも腹ん中じゃ「身の程を知れよブス」ってpgrしてるんだよね
本当女のドロドロした部分だわ
紫式部は自分の中の「嫌な女らしさ」みたいなものを昇華したかったのかもね
この時代の結婚とか正妻て、曖昧でよくわからない。
一番身分の高い、あるいは裕福なお嬢さんが
正妻になるんだろうけど、それは死ぬまで続くの?
雲居の雁は、大貴族の姫で子だくさんで
押しも押されもせぬ正妻だけど
内親王の二の宮が来たら、正妻の座を
明け渡さないといけないの?今迄の実績はなし?
叔母さん相当ひどい事言ってるよねえ…
自分がブスだって自覚しているのに、
「あなたの好きな人には美しく若い正妻(扱い)がいて
あんたなんか…」って言われたらもうね…
だからこそ末摘花が報われて嬉しかったな
顔と身分が絶対的だった平安の世で
頑張れば末摘花みたいになれる!って千年前に
書いた紫式部はすごいと思う
でもおばさん、ひどいこと言ってるけど
正論っちゃ正論かもw
末摘花って、容姿のことばかり言われるけど
中身も相当ヘンだもんね。
ただブスなだけじゃなくて、和歌も琴も会話もダメ。
一般常識がないから、贈り物とかもはずしまくり。
コミュ障で何も取りえないのに、無駄にプライドだけ高い。
そろそろ身の程知って九州に来いや!
っていうのは、ある意味親切な人かもしれない。
源氏が面倒みてるのも、ほとんどボランティアみたいなもんで
けっこう見下してるときあるよね?
変な和歌送るな!とか。
唐衣 嗚呼 唐衣 唐衣
何だか耳痛いわ>833
こりゃ現代でも喪確定だね
絵を売りつけてくる人を源氏と思い込んでそうなタイプ
平安時代って血統が良かったり美人の女房がいるのも
家のステータスになっただろうから、末摘花の叔母もそれ狙いだったのかな?
酷い話ではあるけど、女房としては使い物にならないだろうし
生きる事に困らなければ悪い話じゃないと思う。
源氏が思い出してくれたのは大逆転だし、現実にはありえん
>>831 私も雲居の雁の母は頭中将と離婚した事になってるけど
あの時代、妻は沢山いるだろうし、単に通わなくなるだけで離婚になるのかが謎。
頭中将は右大臣家の四の君が北の方だけど
東宮を産んだ弘徽殿の妹だから、圧力があって別れる事になったのね?
>>831 2人とも正妻格なんじゃない。
雲居の雁は実家の財力、身分に加えて
母の血統良好
父との関係良好
子だくさんで
蹴散らそうと思うと二の宮はかすむくらいだと思うし.
二の宮は夕霧の愛があって晴れての正妻格なんじゃないかと。
雲居の雁は絶対に夕霧に捨てられない自信があったのかな。
浮気した夫に私も死ぬから、お前も死ねって、
雲居の雁くらいだよね夫に「死ね」って源氏物語の中で言うのって。
それでも夫からかわいらしい鬼って言われるんだから
実家の強さもふくめて羨ましい人だわ。
雲居の雁は正妻で、女二宮も内親王なので正妻か正妻と同等。
雲居の雁も言いたいことを言うけど夕霧も雲居を鬼と言ったり、言いたい
事を言っていておたがい様の幼馴染同等夫婦なんじゃないかな。
夫婦喧嘩の場面も、雲居の雁は裏表がなくて無邪気で怒りが内向しないので
(源氏と紫はじめ女君たちの物語もすばらしいし好きだけど)これはこれで
二人の漫才を見てるみたいでおもしろいし、雲居の雁も可愛いと自分は思え
るんだよね。
連投すまぬ
女二宮は後見は弱いし更衣腹だけど、朱雀院の内親王で身分が雲居の雁より高いし
朱雀院の目もある。雲居の雁は頭中将の姫なのでどちらもないがしろに出来ないし
どちらも夕霧にとって大切な人なので半分づつ通って平等にしているんじゃないかな。
藤典侍涙目
元々内裏で仕事をもってて子供の半分を人に預けてる人だからそんなでもないのでは
典侍って表向き結婚しないんじゃなかった?
だから子供がいても独身なのよ。
>>841 藤典侍は最初から「自分は身分が低いから」ってことを言って
雲居雁にも遠慮した言動をしているから、落葉宮にも同様の考え方でいると思う
それでも夕霧が落葉宮に夢中になっちゃった時に
雲居雁に慰めの文を送るところは優しい子なんだなと思った
雲居雁も素直に感謝してるしあのシーンは好きだ
普通なら夫の愛人1号が妻に送る手紙なんて嫌味以外の何もんでもないんだけどね
夕霧は玉鬘にもふられてるし、紫にも片想いしてた。
で、妻は3人。
けっこうフラフラした奴だと思うんだけど
「親父と違って堅物、純愛を通した人」みたいな
肩書きがつくこと多いよね。
全然一途でも純愛でもないと思うんだけどw
雲居の雁は生まれと本人の気質のおかげで紫の上にも葵の上にもならず子供にも恵まれて源氏物語のなかでは一番幸せな人じゃなかろうか
夕霧と落葉の宮に子供がいないのは意外だったけど
あの時代では少ないほうだからかな。
平安時代はちょっとコナかけるくらいは「挨拶」だと思ってそうだしw
少ない相手と長く続いているから、まあまあ堅物なほうかなと思う。
雲居雁と落葉宮を一日おきに尋ね続ける件は律儀すぎて笑ってしまうけど、
そういうところが夕霧の可愛さなんだろうな。
847 :
846:2013/04/01(月) 18:27:52.55 ID:XY1QkwAS
848 :
彼氏いない歴774年:2013/04/01(月) 18:52:40.33 ID:3LwJLaLd
>>845 846
源氏物語の中で「親父と違って堅物」と書かれているけど、現代と違って平安時代では
褒め言葉でもなんでもなく、紫式部はむしろそういう夕霧に生真面目さや融通の利かなさを
ある意味皮肉っているんだとある本の中で解説があってなるほどと思った。落葉の宮と
雲居の雁の双方を立てるために、半月づつ通うなんてことしか思いつかないあたりが
いかにも不器用な夕霧らしいやり方だと。父親の光源氏の女性達に対するスマートな接し方
と対照的に描いてるところなんだと。
私は紫式部は源氏の生き方を肯定してなかったんじゃないかと思う。
紫の上と雲居の雁って少女時代の生い立ちが似てて
それぞれ、源氏と夕霧の妻になるけど
やっぱり紫の上は愛されてると言われながら
雲居の雁に比べて辛い人生だったと思う。
夕霧は落ち葉の宮に走るけど、実家に帰った雲居の雁も迎えにいって
ギリギリのところで踏みとどまる。
源氏は断れるのに、三宮を正妻に迎えてしまう。
愛してるだなんだと言っても結局とるに足らないものとして紫の上を見てる気がする。
父親も
紫の上の父親は正妻に遠慮して、紫の上をばあちゃんに預けてほっておく。
雲居の雁は同じように親が離婚してるけど
母親の再婚相手のところじゃかわいそうだからと
頭の中将は自分の母親の内親王の大宮にちゃんと養育させる。
紫の上と雲居の雁をみてると
結局、親とか夫とか男がいい加減だと女は不幸になるし
愛してるだ、なんだと言っても金(実家の財力)が大事
現代に置きなおすと、夫に頼らなくても生きていける職能とか自活力が
大事よと言いたかったのではと思う。
ま、要は頭の中将(内大臣)が
すごーく家族を大切に守る、とっても頼りになる家長だってことだな
近江ちゃんも玉鬘も自分の娘だと思うと捨てておけないんだもんねぇ
頭中将や夕霧が子宝に恵まれたのは根本的に子供が好きだからなんだろうなと思う
源氏は一人娘の明石の姫にすら、なんつーか父親的な愛情が見えん(有無を言わさず学者にされた夕霧は言わずもがな)
良くも悪くも最後まで男で子供だったんだな、源氏は
あれ?
近江ちゃんが姉の弘徽殿女御の元に行儀見習い兼ねたお手伝いさんとして
飛ばされると聞いた玉鬘が「源氏の君は自分をああいう扱いにしないから優しい」とか言ってなかった?
源氏の玉鬘に対する愛情が親の気持ちだったとは思えん
>>851 夕霧は自分の後を継がせて位人臣を極めさせる
明石のちい姫は入内させ次の天皇を産ませ国母にさせる
どっちも源氏の夢を達成させるための駒でしかないように見えるんだよね
「自分の子だから」って執着して陰に日向に思い続けてるのは、皮肉にも親子と名乗れない冷泉帝だけ
手に入らない難しい恋ほど執心なさるお癖があって…と作中でも言われるけど、恋だけじゃなくて子供にもそうだよね
葵(夕霧母)はあてがわれた正妻、明石(ちい姫母)は配流先で是非にと拝み倒され関係した妾だけど、藤壺(冷泉母)は文字通り永遠に手の届かない憧れっていう
>>540 >>541 武家勢力が台頭するのは源氏物語の世のもっと後だと思うけど、源氏物語
好きとしては去年の大河は当たりだったな。衣装が源氏の世界そのもの
で見ているだけでよかった。
柏木なんて、衛門府の長官て言っても、酒の席で睨まれただけで
家に帰ってぶっ倒れて泣いてばかりで挙げ句の果てに死ぬとか、
絶対武力無いと思うwしかも途中で中納言になったし、完全に文官
だから、刀もさしてなかっただろうし。私の中で柏木はチャラい
優男なんだけど、どうも憎めない。
>>853 下心見え見えな上に
家に年頃の美しい娘を置いて、周囲の反応を楽しんでるようだしさw
>>854 なるほどねー
その息子も手の届かない存在でもあるからな。
後見人にはなっても、おおっぴらに父と子という訳には行かないし
紫の上に子供ができてたら女の子だったと思うけど源氏は娘としてではなく藤壺似の女性の成長をまた間近で見られることに喜びを見いだしそうでな…
>>857 紫式部はアブナイ展開防止のために紫の上に子どもを生ませなかったのかもw
>>858 紫の上との間に娘が出来て、そっくりに成長して一線を越えると
更に恋愛変態カタログ物語になっちゃうもんね(笑)
美形同士の子なのにルックスイマイチって話は書かないかな?
源氏と紫は、ほぼ同じ顔のはずだから
また同じ顔が増えるだけという可能性はあるねw
1000年前から男はロリ好き。きっと1万年後もロリ好き。
もうね、美少女はリア充に勝る。
そういや冷泉院の娘ってどっちかは藤壺、紫系の顔立ちなんだろうか
>>857 白河天皇・中宮藤原賢子・てい子内親王(てい=女へんに是)みたいになるのかな?
白河帝って中宮賢子が重篤になっても内裏退出を許さない上に亡骸を抱いて号泣
娘は母似の美女だけど21歳の若さで崩御されたとか
>>862 どっちも頭中将の血を引いてるんだよね。
女一宮は美女の誉れが高かったそうだから期待!
女二宮は玉鬘系かもしれない?
夕霧と雲居雁の間の子達って男も女も特に言及されないか、平凡っぽいように書かれてるのが不思議
源氏と頭中将の血がそれぞれ入ってるんだから普通に考えれば家柄・容姿共にサラブレッドもいいところなのに…
夕霧の子で唯一大変利発で美しいって書かれてるのは六の君くらいで、そっちは藤典侍腹なんだよねー
>>864 そうなんだよねー
私も最初六の君って雲居雁との子かと思っていたんだけど
違う上に後々は落葉の宮に預けられるっていう…
それで正妻の雲居雁はいいのかなーって不憫な気もしたけど
確か一の君二の君は匂宮の兄宮に嫁がせたんだっけ?
それは雲居雁腹だよね?
>>865 イエス
長女は東宮妃だし夕霧の後ろ盾があれば立后できるんじゃないかと思うよ
個人的には雲居の雁と藤典侍の変な友情みたいなのが好きだ
どっちも性格がいいよね
夕霧のそんな場合じゃないのに「おこってる雲居の雁も可愛いなぁ」って場面も面白い
お前今別の女にモーションかけてんだろ、と
結局夕霧にとって
腐れ縁、家族みたい=雲居雁
大人になってからの恋=落葉宮
可愛い、都合のいい愛人=藤典侍
なのかな?って思っちゃう
ここに玉髪が入ってたらどうだったんだろうね
帝も一発で気に入る容姿なんだから雲居雁と同じくらいか
それ以上に愛されただろうな
>>866 雲居の雁の怒りかたはかわいいよね。
現代でもありそうで、発言小町あたりに投稿されてそうな話題だけど
ああいう怒りかたがあるのか〜と思うわ。
ああいうのが女子力高いというのだろうか。
相手を好きと伝えながら、自分も辛いとちゃんと自己主張する。
こいつ俺のこと好きなんだな〜って男のほうはまんざらでもなくなるよね。
>>864 雲居の雁腹の子も綺麗な子供達だけど
藤典侍腹の子の方が優れているって書き方じゃなかった?
子沢山すぎで美形のインフレ状態で、六の君が抜け出たかと
>>867 夕霧は玉鬘に惚れるけど、上手く行かなさそう
典侍って、宮中の事務方なんだろうけど、夕霧みたいな
貴顕の側室になれて、産んだ子は幼女にとられるといっても、
内親王の幼女になって匂宮と結婚か…。源氏物語の中での
中流程度の女にしては、栄光をつかんでるほうだよね。
紫式部も同じような中流の出だから
自分を重ね合わせて
側室の産んだ子を優秀にしたかったんじゃない。
頭中将(藤原氏)系統の子孫をdisっているって説もある。
でも頭の中将の子のほうがおもしろいよね。
人間的で。
明石の中宮なんてお人形さんみたいだもん。
冷泉帝も面白見ないし。
夕霧の話はおもしろいけど、この人は葵上(頭の中将の妹)腹だし。
明石の中宮は初産の直前に自分の生い立ちを知って「周囲の犠牲や支え、何より紫上のお母様があってこその私なのに今まで自分は特別な存在なのだと驕っていたことだわ」みたいな述懐してるのに
後々は強権で匂宮を押さえ付けるただの教育ママになっててワロタ
夕霧も自分の都合だけで匂宮に娘を押し付けようとしてるよね
自分は源氏から宮家の姫と結婚しろって言われたのを突っぱねて雲居雁と結婚したのに
>>874 だから宇治十帖は作家が別とか言われちゃうのかね??
宇治の明石中宮は、完全皇族脳で政治家の一面も併せ持つ
女傑みたいになってるもんな。若菜のままの素直な性格だったら、
中の君のこと「召人にでもしなさい」とか言わないし。
浮舟が薫と匂宮のせいで大変なことになったということを耳にした
ときはさすがに申し訳なく思ってたみたいだけど。
他の女君たちみたいに、年頃になったら男性からアプローチされて
そのうち恋を…とかいう経験はないだろうし
(成人式→即、入代だよね?)
男女の関係=主従関係 しか、わからないのかな?
だから好きな人なら使用人にすれば〜になるのかな。
>>873 美しくて気位の高い葵ちゃんと明石さんが好きw
明石さんは変な父親と変な男に振り回されて苦労したけど最後は娘の側にいられて報われたと思える
葵ちゃんは年上の大事にしてくれる人となら幸せになれたんじゃないかと考えちゃう
正妻がいなくなった途端やることやるのもムカつく
明石の上の父親はパンチきいてるよね
夢のお告げを信じ込んで娘を高位貴族の夫人にまでするあたり、
占い師に「息子2人、天皇と太政大臣。娘中宮」と言われたことを心に刻んで生きてる源氏とお互いを深いとこまで理解できそうだなと思った>明石入道
2人は又従兄弟?はとこ?になるんだよね
>>877 女傑的に育てるのも后がね教育の要素にあるのかな?
>>878 葵の上は予定通り朱雀帝に入内してたらお似合いの夫婦になりそう
>>880 桐壷の更衣と明石入道がいとこだから、源氏と明石の君ははとこ
>>881 后とか女御は飾りじゃなく政治的存在で、将来は女院として幼い帝を後見する立場なので
そういった教育はされてると思う。
幼くして入内した人は、その後で女房や側近から教え込まれる、もしくは実地で覚えていくって感じじゃないかな。
彰子も一条帝に先立たれてからは天皇家と藤原家のゴッドマザーになっていったみたいだし。
近江ちゃんが主役のスピンオフ作品読みたい。
ある日、都から遣いの者が来て生き別れの父がイケメン有力貴族とか
今ならドラマ化決定だと思う。
かれこれ30年近く東宮をやっている長男がかわいそうに思った。
しかも母の中宮は、自分より匂宮を猫かわいがりして、いずれは
東宮になんて言ってるんだものな。二宮に至っては完全に空気。
夫今上が譲位しても、隠然たる力を持って、源氏の血統が続くように
尽力しそうだ。
今まで谷崎源氏と瀬戸内源氏、あさきしか読んでないんだけど
円地源氏と与謝野源氏も読んでみたい
それぞれ特色があって面白いんだろうな
>>885 円地源氏は文章は綺麗だけど作者の加筆が多い(特にベッドシーンは蝶が舞い乱れる)から目がチカチカすることがある
与謝野源氏は概ね直訳、時代柄文体がかなりクラシカルな上に、和歌は原文ママなので読書に慣れてる人じゃないと若干キツい
でも源氏好きなら普通に読めると思うのでどっちもお薦め
>>886 おおありがとう!
円地源氏の蝶が舞い乱れるでごめん不覚にもwww
ますます読みたくなったよ
ふと思ったんだけど源氏物語の中で喪女と一番付き合っていけそうなのは
誰なんだろう
光源氏は優しいだろうけどライバル多すぎでしんどそうだし
夕霧は近江ちゃんに冷たく接したりして身分と顔がないと無理そう
匂宮と喪女とか同じ画面にいる事に違和感だし
薫が一番いいのかな?と思っちゃう
薫は自分も喪男のくせに喪女馬鹿にする男とかぶるよ。
薫は喪男じゃないけど。
好みは夕霧、雲居の雁になりたいけど
喪女に優しいのは雲居の雁の兄ちゃんの紅梅あたりじゃないかと
真木柱と再婚したりしてやさしそうだし。
紅梅は真木柱の前に落葉宮(兄柏木の未亡人)にモーションかけて嫌われてるからプラマイゼロだと思うw
やっぱり明石入道じゃないかね、財産あるし妻一筋だし…
ただし筋金入りの頑固者で変人だが
朱雀帝は喪女に優しそうだと勝手に思ってる
派手な美人が好きそうだけど喪女をpgrしたりはしなさそうかなと
あさきの朱雀帝はそんなイメージ
源氏物語の中では頭中将の次に好きな男性だわ
頭中将はお父さんだったら好いだろうなと思う。
明石の入道は父でも夫でもきつい。
突然仕事辞めて家族も自分の夢につきあわすんだから。
薫は性格に難がありすぎると思う。権威主義の遺伝子を
実父から見事に分かりやすく引き継いでしまっている。
内親王フェチもそのまんまw匂宮はヤリ捨て普通にしそう。
朱雀帝が私も一番いいかもと思うよ。
作中に出てくる個性の強すぎる人たちを喪女に相手できるかどうか…
源氏物語の隅っこで光源氏に「なんとみごとな…」とか言ってるモブの一人とかが相手のほうがいいんじゃないか
私は光源氏がいい。
そりゃ数多くいる素晴らしい女人達がいる中で、喪でも大事にしてくれるしな
朱雀帝は弘徽殿ママンが死んだ後じゃないとビビって話にならん
>>893 前に
小泉孝太郎に笑いながらマメ投げつけられたいみたいな書き込み
喪女板で見たけど
小泉孝太郎演じる夕霧にマメ投げつけらるだけでもいいかも
私も薫嫌い。本当に紫式部が書いたんだろうかと思ったりもする
本当にこういうタイプの男はどこか生理的に好きになれない
柏木は良い男だったと思う
>>895 何故か孝太郎が進次郎に見えて
そういえば進次郎って婆さんにも優しかったし
選挙区だったら喪女にも優しいかな?とか思ったりしてw
でも、平安貴族が似合いそうなのは断然孝太郎だよね。
演技とかは置いといて、現代の俳優で一番源氏のイメージに近いのは東山な気がする
シュッとした冷たい眼差しとか、トイレに行かなそうな感じとか…
>>897 柏木好きなんだけど、喪は相手にしなさそう。
音楽得意で、社交性があって、今で言うリア充貴族だから。
こいつは匂宮や源氏ほどではないけど、女遊びはそれなりに激しい
タイプと思う。女三宮襲ったときの台詞とか、あの場面であれだけ
言葉が出てくるとか慣れてるんだろうな。
>>899 このスレにもあったけど、実際光源氏役やった事あるしね。
光源氏はトイレ行かなさそうな美形って解る!!w
でも、おまる掃除していた人もいたんだよなあ…
>>900 私はそうじゃないと思うんだよね
説明をしにくいんだけれど
光源氏とは似て非なるタイプだと思った
女三宮のケアレスミスで関係がバレて、子供が産まれた後も
延々と中年の嫉妬深ーい源氏からネチネチ(←年寄の証)と責められるんだれど
その時の苦痛があまりにも無防備で初々しいと思った
リア充ならもっと上手くかわせていたんじゃないかと思う
柏木が良い男だったというのは、女三宮の魅力がわからないと
わからないものがあるとも思う
柏木は、青年と中年の対比でもあったと思うんだよね
いやだー源氏ってもう年寄じみてるー><みたいな落胆があったわ
それに比べて柏木の溢れるばかりの若さと痛々しさが哀れだなと思ったけれど
女三宮に言い寄るのはすごくリスクもあったんだよね。だけど御しがたい魅力が
女三宮にはあったし、上手くやり遂げた藤壺に比べて私は女三宮の方がジンとくるものがあった
連打スマソ
源氏は女三宮の事もだけれど、柏木の若さにも激しく嫉妬したんじゃないかと思う
あれだけの自信家が女三宮の事だけであれだけねちっこく激しく嫉妬するとは思えないんだよね
老化現象もあったんだろうけれど、だからこそじゃないかとも思う
>>884 宇治十帖編の東宮・ニ宮に子供はいたのかな?
いたとしても空気すぎるよね?
しかし匂宮まで帝位まわすつもりでいるんだよね?
>>905 長男→次男→三男って感じかね
今上も中宮も若いから後見やろうと思えば出来ちゃう年齢なのが怖い
そんなに順調に続くまでに長男の子か次男の子が俺が俺が!ってなると思うんだけど…
後三条白河堀川崇徳みたいなさ
紫式部が予見してたとしたら怖い
柏木が三宮と初めて逢った明け方
三宮を抱き上げて明るい方に歩いて行って顔を見る
三宮が「どこ行くつもり?」とgkbrしてるのが
何とも萌える〜 このシーン好きだわ
当時は夜になると灯をともさない限り真っ暗だったから、
月の光でなんとか顔をみたいという欲望があった、となんかの
本で読んだことがあるよ。「あさき」だと、顔見たら
やっぱりかわいくて、「この美しさを見てしまっては死ねない…」
というシーンだね。確かに萌える。というかあの2人のシーンて
エロいよね。
>>906 私が読んだある解説だと、玉鬘の大君が生んだ男子が皇位継承に絡む可能性があるので
後世の南北朝を思わせるとか書いてあったような。
でも、明石中宮と夕霧コンビの系統は強そうだね〜
玉鬘系は今一度バックが弱いと思うけどな
>>909 2人ともすごく初々しい
やっぱり源氏でなくって柏木で良かったって思う
すごく下世話だけど藤壺と源氏だったら、藤壺ってどこかで
シメシメって思っていそう。女三宮はそこまで頭が回らなくって
何だかすごく可愛らしいと思う。柏木との手紙も藤壺なら上手く隠して
素知らぬ顔をしていたところを、思いっきりバレてしまうような事をして
すごく何かと疎かったんじゃないかと思う。何をやらかしているかとか
全くわかってなかったんじゃないかな?どこかで鈍なところがあって、
人の悪意とかああいうのを理解してなかったり、自分が悪い事をしているという
自覚すらなかったんじゃないかと思う
>>909 源氏は女三宮を紫の上と比べてつまらないと思っているけど
いつまでも少女らしさを残している人がいるように、
女三宮は父親からとても大事にされて、本当のお姫様だったんだと思う
人を疑う事を一切知らなかったんじゃないかな
柏木が大きな危険を冒してまでも惹かれたのが良くわかるような気がする
そもそも最初に出会ったあたりもすごく印象的だったしね
読者が想うとおりの夫妻が成立してないのが
物語として良いのかな?
アイロニーや皮肉は私はあったほうが楽しい
期待をほどほどに裏切られるのは楽しい
女三宮は本当に無邪気というか天人のような御方だったと解釈してる
だから普通の感性の男(夕霧のような)からしたらもう完成している
紫の上が好きなんだろうけど、
男にとっては無垢なものを犯したいっていう衝動があるんじゃないかな
でも私なら落葉の宮の方が好きだけどなー
宮が柏木とせっかく仲良くしようとしてるのに無碍にしてるのが
不憫でかわいそう
>>913 理想的な夫婦は現実ならいいだろうけど、小説としては平穏すぎてつまらなくなる。
小説は波乱万丈なほうが面白い。
一見完璧な男女もいるけれど
皆が実は欠けてる部分があるってのがいいんだよね。
だから1000年以上経っても、こうして皆であーだこーだ言えるし
紫式部自身も喪女だったみたい
お兄さんが漢文を覚えるのに紫式部のほうがスラスラと覚えていったみたい
だけど当時は女には教養がないほうが良くって、どの男も紫式部にはつまらなく
感じたんじゃないかと書いてあった。彼女は22才?の時に父親と一緒に地方に
ついて行ったんだけど、何かあったんではないかと言われてる。当時の22才って
もう完全な行き遅れ。失恋か何かすごく苦しい事があったんじゃないかって言われてる
もしかしたらヤリ捨てがあったのかもしれない。当時は3回続けて通って貰えて
結婚出来るという事だったみたいだから。下世話だけど
末摘花は何かその時の気持ちを表したもののような気がする
それから夫となる人と結婚をするんだけど、その人からものすごい大きな影響を
受けて、でもたった2年間で亡くなっちゃうんだよね。子供は女の子1人
夫が無くなった後は、彰子が25才で亡くなるまでサロンで活躍してたけど
紫式部の強烈なワルクチを書きとめた日記はショックすぎる
紫式部のビジュアルがアナスイで変換された
その上レズだし
>>913 始まりがあって、完成があれば、いつかは終わりがあるという事じゃないかな
女三宮と柏木はどれだけ一瞬だけでもキレイだったんだろうと思う
紫式部の作品は、男女の思いが純粋なほど終わりがものすごく哀しくってせつない
紫の上と源氏の終わりもあまりにも哀しかった
紫の上は結局あんなに願ってた出家も
源氏のわがままでさせてもらえず、最も可哀相な人だという思いが拭えない
一番には愛されなくとも、子孫に恵まれた明石の君や
穏やかな老後を手に入れた花散里の方が余程幸せなんじゃないかと思う
昨日、ヤングジャンプの表紙を見たら
「巻頭カラー源氏物語」とあったので
また漫画化されたのかと思って立ち読みしようとしたら
テープ貼られていて見れなかった。
後で調べてみたら、オリジナルとは違うモノみたいなので
買って読まなくてよかったw
>>923 私も本当にそう思う
女って鬼女を見ていても子供がいる人ってすごく強いなって思う
どんなに大人しそうな人でもどこかすごく逞しい
花散里は私の憧れだわ。あまり激しくも、苦労もなく、ゆるゆると終わるみたいな
紫の上はもう源氏のわがままに毎回付き合ってて相当憑かれただろうと思う
そろそろと思っていたら女三宮が来たりね。これでもかこれでもかって苦労が
連続で来て、それなのに源氏はあまり紫の上の気持ちには気づいていないよね
出家したいと言い出したらダメだと言って結局は病気になっちゃった
そりゃなるだろうよって思った
でも紫の上ってそれでも優しいんだよね。亡くなる時まで源氏の事を
気にかけてあげたりね。
現代の奥さんならどうかなー。毒殺はしないまでも、慰謝料請求して
別居するなり離婚に踏み切っていたんじゃないかと思うよ
それで「早く(夫から)自由になりたい」とか周りに言っていると思う
源氏は、栄耀栄華を与えて贅沢な暮らしをさせる=愛情みたいな錯覚をしてたのかもしれない。
中年過ぎてからは自分自身の昔の苦しい恋とか、まるで忘れてるような…。
で、紫の上が亡くなってから「ちゃんと愛に応えてなかった!」と気づいてガックリきちゃった気がする。
こういうこと、現代でも当てはまりそうでコワイなぁ。
>>926 紫の上は環境が特殊で養子先の年の離れた兄と結婚したようなものだし、10歳くらいから世界のほとんどが源氏だったから何でも許してしまうんだと思う
源氏も物心つく頃から藤壺が世界のほとんどだったけど、彼は男で自分の邸以外の世界を知ることもできた
でもなまじ貴族階級に生まれた女の紫の上には源氏の邸と仏の道以外の世界を知れなかったんだよな…
>>927 他の女が死んでも源氏は嘆き悲しむだけだったけど、さすがに紫の上はこたえただろうね
紫の上にとって、女三宮は相当辛かっただろうと思う。明石の娘まで育てて明石に戻して、
もう紫の上には何もないと思うんだけどね
それなのにあの源氏の都合の良さには、あまりにも紫の上が気の毒だった
紫の上はあまりそういう損得はない人だろうから、苦しくっても抑えただろうけど、
どんどんみるみるうちに弱って来て、相当哀れだなと思った
そこでようやく仏の道を提案するけど源氏は却下
せめて源氏が少々落ち着いてからは2人でゆっくりしたかったんだろうと思うけれどね
>>928の言う通りだと思う
女三宮が嫁いでくる時
「彼女はあなたに気兼ねして大変な思いをするでしょうね、それに引き換えあなたはいつも私に守られて幸せだよね」
とかいう男だしな源氏…
紫の上は結局最後まで愛欲の世界から逃れられなかった
子ども(明石中宮)は明石の君に任せ
他の出家した女君のように仏道に励むことも出来ず
源氏に浚われずに父宮に引き取られてたらどんな人生だったんだろう。
継母の手前もあるし、要職に就けない親王に嫁がされて終わりかな
>>930 > 源氏に浚われずに父宮に引き取られてたらどんな人生だったんだろう。
> 継母の手前もあるし、要職に就けない親王に嫁がされて終わりかな
親王が通ってくるなんてまだいい方で
あの継母のことだから最悪落窪パターンだったかと
>>930 そう言いつつも自分はこういう事を言ってあげたとか変な満足感を感じるよね
紫の上は源氏に育てられたから気の毒。紫の上に姉妹がいたら違っただろうね
ピッと携帯で連絡したら姉妹が「あんたそれ許したらいけない。きちんと話し合い
をしないとダメよ」とかアドバイスをくれて、「そうよね。私はきちんと扱われてないわ!」
と思って、「お話があります!」くらいは言えるよね。普段怒らない女が怒ると怖いしね
ヨヨと泣き崩れるなんてもう男の理想はどれだけ都合が良いのかと思う
あさきで見たんだけど
明石の紫の上はあなた(源氏)の愛を盾に?戦っておりました
とかいうセリフに泣いたなあ
>>933 あさきオリジナルの描写だけどあれは良かったよね
明石と紫は長年源氏を挟んで恨み合ったり、ちい姫を挟んで苦しんだりして
お互いの気持ちを理解しあえるようになったから言える台詞なんだよね
それを言われた直後に「私という人間は何故幸せになれなかったのか」とか
トンチンカンな述懐し出す源氏の分かってなさっぷりもいい
あさきゆめみし連載中のころ
「源氏が紫の上に対してあまりにも酷すぎるので、夕霧とくっつけて下さい」
というファンレターを作者がもらったとか言ってたなw
>>931 まず、兵部卿の北の方は紫が自分の娘より美しいから面白くないだろうな
王女御付きの女房にすればまだマシかもしれない。
冷泉帝がご〜く稀に王女御に渡った時に紫見てびっくりすれば面白いかな?
この時代にオーラルセックスってあったのかな
それは知らないけど
当時の貴族は、いたす時も全裸にはならなかったらしい。
何かの本で読んだ。
袴や上着は脱いでたみたい。
当時の一般人て、掛け布団てものもないんだね。
さっきまで着てた着物を脱いで、
それが敷布団だったとか。
さすがに源氏や姫様たちは
ベッドみたいな台に寝てるみたいだけど。
綿入りの上着とかあったみたいだよ。
あとスケスケの着物もあったみたいだね。
あさきでも雲居の雁が昼寝しるのを頭の中将に説教される
こんなにかわいいのに入内出来ないなんてって頭の中将がプンプンしてる場面は
雲居の雁はスケスケ上着だったよね。
>>936 釣りくさいけど、あえて答えると「ない」って聞いた事がある。
>>938 その娘の姿を見て「女は身持ちをきちんとしないと」って言うよね。
宇治十帖でも女一宮がスケスケ衣装を着て氷を楽しんでるのを薫が見て
憧れの女一宮の妹でもある自分の奥さんに同じスケスケ衣装を着せるんだよな〜
>>939 あったねー薫の変態を印象づけるエピソード…
柏木にはなかったけど頭中将→薫系に女人透け着物イベントがあるんだね
当時の技術で透ける織物を作る技術があったんだな…
極細の糸を作って織り上げればいいのかな?
花散里が夕霧に作った着物も下に着たものが透けて
色の重ね具合を楽しめるものじゃなかったっけ?
絽だっけ?かなり昔からありそうな感じだけど。
職人に十二単作れる美的感覚や技術もあるくらいだから…
機織りの時、糸の間隔をギュウギュウに詰めなければ簡単に透けられそう。
平安以前の古代中国の女性貴族の服には透け透けなイメージがあるよw
シースルー衣装は古代エジプトからあったようだし
正倉院とかあさればそんな布地もありそうだね。
十二単とか手作業で作ってたなんて、手間がかかってそう。
贈り物に布とか衣装って
今の自分達が想像している以上に貴重なんだろうね。
ところで、次スレはどうします?
このペースなら980くらいで立てればいいと思うよー
そういう衣装にお香が焚いてあったりしたんだろうか?
すごく風流よね
香りって無意識のところで影響するから、普段は忘れていても
フトその匂いを嗅いだ時にフラッシュバックのように色々思い出したりするよね
それを考えると空蝉はすごく美学のある女性だったと思う
瀬戸内寂聴さんも書いていたけど、空蝉は飽きられる事を恐れたんじゃないか、と
自分の事を知り抜いていたんだと思う。源氏との事は嬉しかったけれど、
何事も味わい過ぎずにほどほどのところで引いておくと、いつまでも良い思い出になると思う
彼女なりの物事の味わい方だったと思うんだよね。ものすごくエスプリがあって、大人だなって思う
それが彼女の芳香になっていると思うんだよね
空蝉ってたいして美人でもないし
他の登場人物と比べて親の身分もショボいのに
入内させようと思われていたぐらいだから
それ以外の魅力で勝負するタイプなんでしょ。
芳香といえば薫の君の香りを想像したことがある喪女は多いはず!
自分好みの薫の香りを想像してみたけど石鹸の香りに落ち着くんだよね…
風流さや品性や教養がある女性になりたいわ。
>>948 時々そう綺麗な人ではないんだけど、すごく仕草や話し方に引き込まれてしまうような人がいるけど、
そういう後味の残るような風流な人だったんじゃないかと思う
私は美人もすごく好きだけど、こういう女性の方がもっと好き
やっぱり毎日を丁寧にキチンと律儀に生きているんだなって思うんだよね
そういうのを空蝉から感じる
空蝉はプライドが高くていい意味で自己評価が高いよね。
その辺の匙加減が良くないと、不美人で身分も低いのにお高くとまってると思われる。
何をしてもいいように取られるのは、紫式部の自分萌えと言われればそれまでだけど
蝉の抜け殻と聞くと、しょこたんのアレを思い出しすけど
薄物の着物と聞くと、蛹から羽化したばかりの白くて半透明な蝉の羽を思い出しす。
あの状態の蝉は綺麗
軒端の荻は巨乳
今、根津美術館行くと、匂宮と浮舟の屏風が見られる。
小船に乗って川を渡る絵。
(源氏モチーフではないけど、貴族が蹴鞠してる絵も隣にある)
しかし、夕顔も浮舟もそうだけど、身分低いと簡単に
連れ出されたりして大変だね。
かなり怖かったんじゃないかな。
ふと思ったんだけど、もし葵の上が死ななかったらどうなってたのかな。
もちろん正妻は葵の上だろうけど
紫の上が妻になると、少なくとも六条邸建設までは「正妻ではないけど源氏と同居している妻」になるので
いくら夫婦関係がゆるやかなあの時代でも微妙なことになりそう。
その上、女三宮まで来たらもうカオスな気がする。
案外、年上の葵の上が上手くさばいてるかもしれないけどw
>>955 葵の上が生きてたら、女三宮は来ないでしょう。
紫の上が正式に結婚した相手じゃなかったから「正妻」として迎えられたんだし、
太政大臣の娘でれっきとした正妻の葵がいたら、柏木辺りにすんなり降嫁してたと思う
葵と紫の関係はちょっと微妙かもね。
それこそ第二の桐壺になるかも。
>>956 葵は生きてる頃から、光源氏が女匿ってると知ってて
モヤモヤしてたんだっけ?
光源氏そっくりに成長して行く息子の夕霧を見るたびに
モヤモヤしつつも溺愛するのかな?
>>957 葵の上が生きてる頃に紫の上(若紫)を二条院に引き取ってる。
当たり前だけど素性も知らず、ただ「二条院に囲われてる女が殿を引き止めてるからこちらに来ない」みたいな
女房の噂話でしか知らないのでますます拗ねている という感じだったはず。
今思うと「素直に聞いてくれれば「あちらのひとはほんの子どもだからあなたの競争相手になんかならないよハハッ」って言うのになー」的な
源氏の思考が気持ち悪い。
しかし後ろ楯+夕霧のいる葵の上と、子無しで縁の薄い紫の上じゃ
同じ土俵にも立てないのかもしかして。
桐壺は曲がりなりにも子どもを産んだし。
しかも複数の女房(主を思うあまり、相手の女憎しな感情でいっぱいになってる)づてに伝えられる情報だから、多分物凄い毒婦のように伝えられるんだろうなw
六条もそうやって夕顔のことを知って「元東宮妃の私を差し置いて卑しい身分の女とですって!ムキーッ!」と逆上したんでは…
女房って自分も手つけられて情人になっちゃう人もいるのに、皆献身的に女主人に仕えるよね
小侍従も柏木を女三の宮に手引きするに当たって手をつけられてるし
女三の宮の降嫁が決まったとき、紫の上が優しすぎるって怒ってる女房いたよね
女主人に取次ぎをお願いするかわりのお手付きなのかも(爆)
関係ないけど、筍を人から頂いたんだけど
小さいころの薫が筍かじったってエピソードあったな。
皮のままだとキッツイぜ
当時の女房達は住み込みで働いてたんだよね?
首になったり主人が亡くなったりしたら、どうやって生活してたんだろう?
みんながみんな、再就職できるかどうかも分からないわけだし病気で辞めざるを
得ない場合もあるよね
頼る実家や子供がいない人は羅生門でのたれ死ぬしかなかったんだろうか
女房になるのには才能が必要だったみたいよ
お付のお姫様のところに殿方に来て貰う為には宣伝が必要で
その宣伝係が女房だったって読んだけれど
「ここのお嬢様はこうでこうでこういう方なんでございます」みたいな
うまーくうまーく興のそそるように宣伝する
だからスーパーの売り子さんと一緒で売り上げが良ければ、主人がいなくなっても
また他のところに招かれたりしたんじゃないかと思う
そのもっと上を行くのが清少納言だったり紫式部なワケじゃない?
実際に馬面のお姫様もそうやって困った女房から上手に宣伝されたんじゃないかと思ったりする
明石の上みたいな僻地にも、変わり者だけれどそういう趣味の人がいたりしたんだろうしね
一番良いのは商品が良くって、女房が良ければ、女房の株もグンとあがりそうよねー
商品がわるければ女房の株も下がりそうだけど、昔は「してやられた」みたいに寛容だったんじゃないかしらw
今のお見合いでもそのままモサイ男を放置しているから問題なんであって、
禿げのデコピンのオッサンでも、「いいえ、まあね、とっても責任感のある男性でね、
この間も他の方から申し込みがあったのだけれど、まああなたに最初に会わせてあげようと思って」
とかね、やり方は沢山あるよね。
だけど今はあれでしょ?エステで思うように痩せなかったとかヒステリー起こして叫ぶ良い年をした
女も多いから、ナアナアとか、こんなもんだろうとか、ああいうワンテンポおいたものが無くなったんだろうね
だけど本当の事ばかり挙げてくる人なんて胸がときめく人なんていないわよね
「オヤジで、ハゲで、マジメ過ぎる」とかさー。すごくドライな世の中になっちゃったわよね
騙されっちゃったわーwwwみたいなのが無くなったよね
>>961 身分が低いと言われる夕顔にも女房はついてたんだよね
その人たちは夕顔が失踪したら縁故をたよって九州まで出向いてたけど
あのときちょっと九州への出立が遅れていたら玉鬘が紫の上みたいになっていて源氏と紫の上は出会わなかったのかな
>>961 そこそこ高貴な女性(大臣の娘・宮家の姫等 縁に不自由しない女性は除く)付きの女房は
>>962さんの言うとおり、女主人の売り込みも仕事のひとつでしょ。
変な男に通われたら主家の傷にもなるし自分もやっていけないし。
源氏物語だと、惟光がまず女房を落として源氏が忍んでいく手引をさせるパターンが結構あったw
「魅力的な女房がいる」っていうのもステイタスになりえるよね。
末摘花の叔母さんは彼女を自分の娘の女房にしたかったみたいだけど、
もし仮にそれが叶ったらどうなったんだろう。
身分が高い(だけの)末摘花を娘に傅かせることで溜飲を下げたかったみたいだけど
外の人に見られたら、却って恥かくだけだと思うんだよね…
いや、末摘花の気質はいじらしいし純粋だと思うけど、女房としては全く適さないと思うんだ。
>>964 夕顔は亡くなった父はそこそこの身分だったはずなので
良い女房もいたんだろうね。
>>965 匂宮はやり捨てた女同様に浮舟も姉の女一宮の女房にしようと考えてたよね
浮舟は確かに見た目は魅力的だろうけど、ちょっと嗜みに欠けてるんだっけ?
>>966 匂宮にとって、浮舟は「割といい女だし宮家の血筋だし、姉上の女房にちょうどいい」というスタンスなんじゃ?
薫と違って自分の血筋とか地位に疑問を持ったことないし、
浮舟と自分の未来を考えたことなんかないと思う。
だからこそ浮舟の判断が悲しい…
>>961 源氏の注釈本?にそこら辺のことが書いてあった
玉蔓が六条院に引っ越すにあたって
九州から連れてきた女房だけじゃ田舎者ばっかだし数が足りないから
女房の紹介とか斡旋を生業とする市女がいて、そういう者に頼めば適当な家柄の女を集められるっていう
>>968 女房選びはすごく重要で、変な女房を抱えると変な男を中に通してしまうから
ものすごく慎重だったらしいよ。どういう環境に自分の将来の鍵となる女の子を
置くのかって言うのは政治戦略も絡んでいたりするから、女房もそれなりの
知識や教養のある人が選ばれたんだと思う
柏木も何度も女房に断られたけれどどれだけ強引だったんだろうと思う
柏木と女三宮は源氏にバレて青ざめたけれど、元はといえば女三宮のありえない不注意
だったりするから、女房もそこまでは計算していなかったのかも知れないよね
空蝉も身分が低かったから女房もとても強引に突き返すわけにはいかなかったんだろうしね
高貴な人の匂いって書いてあるから、それだけでまずものすごく驚いたんだろうねーw
でも高貴な人の匂いってどんなのだったんだろうって思う
加齢臭の匂いとかなかったんだろうか?
昔の人は40才くらいでもう高齢者のような感じだったから、
そう強烈な臭いはなかったんだろうと思うけれど
食べる物もすごく質素っぽい感じで、お肉とかあまり摂取してなさそうだし
あまり臭いがしなかったのかな?
でも当時から肥満はあって、糖尿病らしき症状の記録はあるらしいって読んだ事があるけれど
お香の匂いじゃね?
高貴な人ほど、良いお香を色々配合して
さらに良い香りを醸し出してるとか・・・
後はオーラか?
でもごくたまにすっごくいい匂いの体臭の人っているよね
女の子だけど、中学時代の友達がそんな感じだった
見た目はボーイッシュだったんだけどいつもベビーパウダーみたいな甘い優しい感じのいい匂いがしてた
体温上がると余計に強くなるみたいで、体育の後なんて一層いい匂いを振りまいてた
本人は「洗剤の匂いなんじゃないの〜w?」なんて言って気にしてなかったけど
一度その子にカーディガン貸したら、見事に匂いが付いててびっくりした事がある
ベビーパウダーの芳香を放つ薫・・・
よく考えてくれ
いくらあまり肉食べなかったと言っても、風呂にろくに入らない+京都の殺人的な蒸し暑さだぞ
臭わない訳がない
お香焚き染めたところで、体臭とお香が混ざりあってえらいことになってたと予測
多分現代人が当時の宮中にタイムスリップしたらあまりの臭気に5分と我慢できないと思う
まんまんが物凄い臭いはなってそうな気がするけれどどうなんだろう
現代では臭いとされている匂いが良い香り扱いなのかもしれないよ。
そういえばフランスでも、脇の下にリンゴの切り身を挟んで匂いをつけ
殿方に渡すという、今では理解不能な事をしていたらしいし。
977 :
彼氏いない歴774年:2013/04/26(金) 16:54:59.73 ID:cNaOnGbU
あ〜それ聞いたことあるわ。なんでもフランスでは体臭=その人の個性って考えがあるみたい。
なんかのフランス通の作家の本で読んだんだけど、日本人とフランス人が久しぶりに恋人にあって
S○Xをするというシチュエーションになったときどうするか?ってことになって、日本人は
「お風呂に入ってどこもかしこも磨きたててきれいにしてからベッドに入る」って答えてたのに
フランス人は「会う1週間前からお風呂に入らない!そうして自分の臭いを濃厚にしておくの。
日本人はなんで臭いを消しちゃうなんてもったいない事するの? 」って答えててぎょっとなった。
平安時代の日本人もフランス人とある意味似たような考え方をしてたのかもしれない。
>>977 それいつの時代と聞きたいわ
同僚に仏人いるけどそんなこと言ってないよ
ナポレオンとジョゼフィーヌ夫妻の匂いフェチエピソードを転用してるんじゃないの。
いくら湿度が低くても、1週間風呂に入らない(シャワーも浴びないってこと?)状態だったら
フェロモン以前に周囲に迷惑かかるくらい臭いでしょ。
>>979 ナポレオンの話は有名だから知ってるって
バカにしてわざとに聞いてるんだけどwww
だって「日本人は〜ベッド」を使用してる時代の話なんでしょwwwwww
>>980 乙です。
1000年前の喪女が書いた小説を、1000年後の喪女達が語り合ってるんだぜ…
>>980乙でした!
頭中将好きなんだけど
近江の君を馬鹿にして笑いものにするのだけはいただけない
実の娘なのに…貴族なんてそんなものなのかな
寂聴の近江の君視点の小説が泣けた
新スレ乙です!
第二帖 いいねw
>>983 近江の君のエピソードは何か居たたまれないよね…
でもあのときの頭中将は、長女の女御は秋好中宮に破れ立后できず
次女の雲居雁は夕霧との関係で入内も危うく
源氏のところには玉鬘がいる時期だったから
やっと見つけた后がねktkr状態だったんだろうな…
勝手に種まいといて、教育もしないでほっといて
やれ思ってたんと違うーって言われてもね…近江の君には相応の男と幸せになって欲しいわ
>>983 寺大工のひょう太だっけ、いい仲の幼馴染がいるんだよね>女人源氏の近江ちゃん
あさきでもこんな窮屈なとこやだ!帰っちゃえ!って地元に帰るオチがついててよかったなあ
埋め埋め
986 :
彼氏いない歴774年:2013/04/27(土) 02:22:13.50 ID:S3xrKGpS
近江ちゃんエピソードはよかったよねw
あたしたち、お姫様なんてガラじゃないのさ☆って
そこそこ美人なのに早口で饒舌なのが欠点って、現代でいうところの残念な美少女じゃないか
喪人気高いわけだw
近江ちゃんこそ現代ならスピンオフ小説書かれそう、昔のコバルト文庫あたりで。
しかし、光源氏も色々遊んでいたようだけど
頭中将は幅広い身分の女性と遊びすぎだろw
頭中将が主役の物語も興味あるけど、晩年寂しいか…
女人源氏の近江の君のかたる話私も好きだ
あさきゆめみしのキャラも生き生きしてて可愛い
いつも一緒の五節ちゃんは五節の舞姫を務めたからそう呼ばれてるらしいけど
スライムみたいな顔にされててワロタ
二人には相応の場で幸せになってほしい
埋めがてら好きな女君あげてこうぜ
明石
朧月夜
女房だけど小侍従
紫の上と六条御息所。
野宮の別れは今読んでも涙が出るわ…
女房だったら末摘花のとこの侍従の君かな。
葵
雲居の雁
対照的だけど好きな二人
梅壷といえば秋好中宮
あさきのゆるゆるパーマは可愛かった>秋好ちゃん
後年母と同じように嫉妬の鬼にとりつかれるとは悲しいことや…
埋め埋め
紅梅大納言
>>980 乙です!
葵と朧月夜
理由はわからんw
真木柱ちゃん
埋め
あさき読みたくなってきた
紫の上が好きすぎて藤壺が好きになれない…
藤壺は子供生んでからはただの肝っ玉母ちゃんなのでいまいち…
1000年のちの世の喪女をも魅了する作品であり続けますように…
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。