>>1乙
「月の扉」
最後はぶん投げたなあ、って感じ。
途中までは良かったよ。どんなトリックかワクワクしたし。
だけど犯人がなんとなく予想してた通りだったしオチが弱すぎる。
被害者の行動もツッコミあり過ぎるだろ。
>>1乙!
小野不由美「魔性の子」
いつか買おういつか読もうと思いつつ手を出せずにいたけど、十二国記完全版と一緒に買ってみた
確かにこちらの世界の人間にしてみたら、あちら側からの介入ってホラーやオカルトでしかないよな…
少なからず異世界に憧れたことがある自分にはグサッとくる表現が多々あったけど、それも含めて引き込まれた
しかし十二国記本編を先に読んだ身としては、高里くんが周囲に責められる場面は何度読み返しても心が痛い…
あと十時さん結婚してください
5 :
彼氏いない歴774年:2012/12/07(金) 18:59:02.53 ID:lpsUtAQn
え?十二国記って完結してるの?!!
>>5 書き方悪くてごめん、完結はまだw
新潮社から新装丁&挿し絵とやや文章に修正が入った完全版が刊行始まったんだよ
しかも短編集だけど新刊も新潮社から出るそうなので、講談社のも持ってるけど改めて揃えてみようと思って買ったんだ
今は魔性の子から風の海〜まで出てて、12月末頃に東の海神〜が発売、以下続刊
2012年12月12日は十二国記の日として、新潮社の公式サイトで何かやるっぽいよ!回し者ですまん!
>>1乙です
舟を編む読み終わった
読みやすくて、ノリがおたく?っぽい感じはしたけど
面白かった
映画化するらしいけど、不器用な、職人肌の女料理人役に宮崎あおいはなんかないや…
天地明察もこの人だったみたいだし違う人がよかったかな
>>6 丁寧にありがとう!
十二国記はいつまで待たせるんだ…!!と思ってる作品の一つ
アニメも出来が良いし大好き
黒麒麟はどうなるんだとヤキモキしてた
サプライズがアニメ再開だと嬉しいなー
あと待たされてるのはアバラットだな
いちおつ!
>>7 宮崎あおいはかなり違うよねえ…
舟を編む、すごく楽しかったのに、がっかりとしか言いようがない
松田龍平もちょっと違うと思うけど、まほろ駅前からの流れでしゃーないのかね
2009本屋大賞 1位 天地明察
2009本屋大賞 2位 神様のカルテ
2010本屋大賞 1位 謎解きはディナーのあとで
2011本屋大賞 1位 舟を編む
櫻井翔 神様のカルテ、謎解きはディナーのあとで
宮崎あおい 天地明察、神様のカルテ、舟を編む
>>9 宮崎あおいが嫌いって訳じゃないけど
作風とか雰囲気とか吟味して、キャスティングしてほしかったね
この芸能人を使いたいありきだけじゃなくて
「金閣寺」
すごく難しかった…
私の文章理解力が足りないのが悔しい
三島由紀夫って他もこんなに難解なの?
小野不由美の流れ!
ちょうど新装版のゴーストハントを読んでる
すごくすごく怖い…
面白くて止まらない…
前スレの最後を見てレミゼ引っ張り出して来た
やっぱりエポニーヌ好きだなあ、最後の言葉はどうしても泣けてしまう
うさぎパンっていう本を借りたよ
そうとう面白いらしい
>>15 自分も今読んでる。読みやすすぎでワロタw
>>14 レミゼ読んだことなくて映画から見ようか迷ってる
人物とあらすじだけでも頭に入れておいた方がいい作品なのかな?
ネタバレ避けたい気もするけど、話理解できなくてもなあって思いまして…
>>12 三島由紀夫作品大好きだけど、『金閣寺』はさっぱり理解できなかったよww
読みやすさで個人的に推薦するのは、『お嬢さん』『純白の夜』『禁色』とか!
19 :
彼氏いない歴774年:2012/12/08(土) 21:13:58.09 ID:/qAZ4IsJ
三島由紀夫、自分は「仮面の告白」から入った。
お耽美な世界だったと思った。
発表当時の純情な娘さんたちには刺激が強いよな。
職場のボスの高校の先輩に谷崎潤一郎がいると聞いて
若い娘達「誰?しらな〜い」
私「エロ小説家と紙一重の文学者ですね」
どっちのリアクションの方が良かったのだろうか?
私は太宰が好きなんだけど、何でかな?と思ったら性的な事をサラッとしか書いてないんだよね。
生々しさがないのが喪女の琴線にふれるのかしら。
三島由紀夫、金閣寺は凹んだ。
太宰もユーモアがあるの以外は
引っ張られる感覚があって苦手
三島何度かチャレンジしたけど
物語に入り込む前に挫折してしまう
脳みそが端麗な文章に追いついていないのかいまいち楽しめない
太宰、坂口安吾あたりは読みやすくて好き
古い小説全般無理だ
感情移入が全く出来ない
頭が悪いと思われそうで言えないけど
羆嵐
なかなかおもしろかったよ
>>17 フランス人だけあって名前が複雑だし、当時の文化の説明があってとっつきにくい部分も多い
群像劇だから人物の増減もハンパないし、軽くあらすじ読んでもいいかも
喪女的にエポニーヌの章は共感できると思う
25 :
彼氏いない歴774年:2012/12/08(土) 23:46:42.88 ID:G8dddeXi
>>23 ウィキペディアで事件を知ったクチだけど、記事読んで以来すごく興味がある
今度図書館で借りてくる
P・D・ジェイムスの女には向かない職業を読んだよ
事件の動機やトリックは、すぐピンとくる内容だけど、主人公の
コーデリアが魅力的だった
>>26 わたしもそのくちだ。
超おすすめするよ。
>>22 わかる。自分も古いものが苦手で、名作といわれてる物をあまり読んでないよ。
>>22>>29 わたしも苦手。
ドストエフスキーとか何度も挑戦するけど、全く読み進まず終わる。
31 :
彼氏いない歴774年:2012/12/09(日) 00:29:09.76 ID:9DaVgj8B
名作ならウンベルト・エーコの薔薇の名前はよくできてる
映画もあるよ
個人的には黒い家と横溝正史の夜歩くは面白かった
黒い家、こわかったー!!
貴志裕介ってかなり昔に黒い家を読んだっきりだけど
保険会社に勤めてその知識で書いた風だし、これからもそういうリアル職業路線で行くものと思ってた
が、新世界よりがどうもファンタジー寄りっぽくて思わぬ路線に行ったなあとちょっと驚いている
新世界よりも、なかなかおもしろかった。
黒い家から読んだからぜんぜん違う路線でびっくりしたけど。
黒い家みたいな恐さもちょっとありつつ、別世界を体験できて楽しかったよ。
悪の教典はおもしろいですか?
読もうか迷い中。
ショーペンハウアーの人生論?文庫版買ったけど最後まで読めるか不安。理解できるか不安。
戦力外刑事買ってみた
主役?ヒロイン?の子が普段はぽややんだけどたまにビシっていく子という設定にしたかったんだけど
ぽややん部分が刑事としてちょっと酷いというか……
嫌いじゃないんだけど微妙
魍魎の匣も面白いよ
あとはイソップ寓話集
読みやすいしなかなか奥深いよ
ジュールヴェルヌのチャンセラー号の筏がおすすめだよ。
いかだで漂流する話だけど餓えを体感できる。
>>19 それ……かなりボスの心象悪くしてるぞ19が
他の人のはただの無知でそれもどうかと思うが
19のは谷崎通してボス馬鹿にしたとしか読めない明らかにボスは自慢で谷崎挙げたんだろうに
あと文末の。はコテ化しやすい
>>40 そういう発想もあるかもね
まあでもそういう人物なら早めに内心を知れて良かったとせめて喜ぶのいいんじゃない
自分の好きな作家をそんな風にいわれたら嫌だな
それを言う人の普段のキャラにもよる
そのボスとの距離感によっては、
ただの冗談で通るかもしれない
何度かチャレンジしたけどライ麦畑がどうも合わない
絶賛する人が多いから楽しみたいとは思ってるんだけど
ツイッターで好きな作家をフォローしてたけど
作品を読むときに変なかんじがでそうなのではずしたw
あまり日常を知りたくないからかな。
なぜか漫画家はフォローしてても作品にあまり影響がないw
翻訳もの購入迷ってるのですけど
アンナカレーニナのオススメ翻訳者よろしければ教えてください
>>45 それすごいある。
今まで屁とも思ってなかったようなVシネに対して、したり顔で語り出されて冷めた。
てか今じゃ嫌悪の対象。
それまでは全くかすりもしなかったくせに、北野武の映画みてから興味わいたとか言われてもね…
作品はいい感じに中2で、いかにもライトノベルで好きだったんだけどなぁ。
>>27 「女には〜」の半分はコーデリアの魅力で成り立ってると思ってる(褒め言葉)
49 :
彼氏いない歴774年:2012/12/09(日) 23:31:43.43 ID:GCptUgYm
映画も公開されるし、昔本屋大賞ノミネート(?)かなんかで話題だったから
『ふがいない僕は空を見た』を読んだらなんかいろいろブルーになった…
>>44 合わない本ってあるから無理せんでも
しかしライ麦は原書で読めたら読んで欲しい
51 :
27:2012/12/09(日) 23:53:09.21 ID:GtF/QrMV
>>48 レスありがとう
同じこと思ってる人が居て嬉しい
コーデリアは、2作品しか登場しないのが残念だ
>>19 私は三島と谷崎が好きで太宰が苦手
太宰は「全然勉強してないよ」って言いながら98点取るイメージ
私も三島のナルシスト臭は平気なんだけど太宰はだめだ
>>27=
>>48 魅力的な女性主人公に惹かれるわ、読んでみたいな
ところで携帯から、改行じゃなくてスペース入れて打ってる?
悪気はないんだけど、PCから見るとちょっと不思議な感じになってて気になった
55 :
48:2012/12/10(月) 02:30:58.78 ID:NuSY2pvc
>>49 私もだよ
あれ、ものすごい毒親だと思う
ババアスイーツの典型みたいな話だよね
なんというか、高齢フェミの編集女にドンピシャだったんだろうなあと
二度と触れたくない作家の一人だけど
妙に評価だけ高いよね
ただのハーレクインなのに
なんかこう萌えたいんですよ
どう萌えたいか自分でもよくわからないからあれだけど
理屈抜きで一日中その本の世界の事ばっか考えて過ごしたいわけですよ
それで今「第九軍団のワシ」と「闇の公子」をカートに入れて悶々としてるわけですよ
ここここおこkこのままポチっていいですかね?
もちつけ
闇の公子はたしかにお耽美でよい…
闇の公子いいよね。原文も素敵だった
ひれふして崇めたくなる
タニス・リーの新刊の刊行予定がまったく消化されないのはどういうわけだ
オーディオブックとかいらんから。本を出して本を
>>46 北御門二郎の訳が読みやすくて私は好きかな
レ・ミゼラブルを読み始めた
ミリエル司教が良いキャラすぎる
ありがとう
ポチってきた
外国のかわいらしい小説のおすすめあったら教えてください
短編集みたいなものだと嬉しいです
海外のかわいい短編集私も気になるw
クリスマス近いし定番だけどクリスマスキャロルはどうだろう
ちなみに暗い系短編集ならポー、ディケンズ、ジョイスがオススメ
66 :
彼氏いない歴774年:2012/12/11(火) 11:51:37.49 ID:B2BhRjBZ
O・ヘンリーの小説もおすすめだよ(*´ω`*)
ケストナーの「飛ぶ教室」読んだ!
正義さんが素敵すぎるし、ちょっと泣けた。
>>67 少年時代が羨ましくなるよね。
ちょうど昨年の今頃読んだ。
畠中恵の雑文集「つくも神さん、お茶ください」を
読んでいるがあまり面白くない・・・。
エッセイやコラムには不向きな人なんだろうか。
数年前近所の本屋で、
クリスマスの頃にプレゼント用にエドワード・ゴーリ―が大プッシュされてたの思い出したわ
今になって書店員さんの気持ちが気になる
児童文学もなかなか面白い
特にモモは今読んでも面白い
ミヒャエルエンデはモモとはてしない物語が有名過ぎるけど他も良いよ
小さいとき魔法のカクテル買って貰って好きでよく読んでた
魔法のカクテル確かクリスマスの時期の話だった気がする
>>67 「飛ぶ教室」いいよね。何年か前にドイツで映画化されてたよ。
わりと原作通りで音楽も良かった。
児童文学といえば教科書に載ってて気になったから大人になってから
「あの頃はフリードリヒがいた」を読んだけど
これが少年文庫扱いなのかと岩波書店の懐の深さに驚いた。
「エンダーのゲーム」と「ザ・ギバー」を読んでみたいけど、
エンダーの方はAmazonで翻訳に難ありみたいなレビューがあるし、
ギバーの方はぐぐると思想が偏った様子の普及促進サイトが出てくるしで
踏み切れずにいる。
エンダーたしかに読みづらかったけど面白いよ!
東野圭吾の幻夜読み終わった
白夜行が読み返したくなってしまって本棚漁ってる
基本文庫派で、紙のカバー掛けてもらってるんだけど
付けっぱなしで仕舞うからいつも再読するときに困ってる
外して仕舞えばいいんだけどね
エンダーのゲームは短編版(「無伴奏ソナタ」収録)好きだけど長編はあんまり…
というかSF系全般、短編好きだけど長編読めないわ
天童荒太の歓喜の仔が気になるなぁ
読んだ人いる?
79 :
彼氏いない歴774年:2012/12/12(水) 03:10:26.71 ID:oXgCfzXD
ジャーナリストのことを「無冠の帝王」というが、
権威に弱い現代人にとって、無冠の帝王という美学が
どれだけ伝わるのだろうか?
80 :
彼氏いない歴774年:2012/12/12(水) 06:34:18.61 ID:c6zxB5yP
アルジャーノンに花束を、
周りの人たちに馬鹿にされてる描写が辛すぎてついに読めなかった
あとは蛇にピアスのグロ描写も直視できなくて斜め読みに終わった
81 :
彼氏いない歴774年:2012/12/12(水) 08:07:14.70 ID:YV8xJNUQ
本って溜まるから余り読まない。図書館行くのも面倒…
酒井法子の贖罪一年前ブコフで買って以来ないW
読まない人なんで来たの
ウン十年ぶりに大草原の小さな家シリーズを買って読み直してる
食べ物が出てくる本っていいよね
今日図書館行こう〜
もうすぐ年越しで貸し出し冊数が普段の倍になるから嬉しい
近くに図書館がないから定期的に図書館に通える人が羨ましい
本屋は駅前とか行きやすいところにあるけど図書館は車使わないといけないからなかなか行けない
読み終わった本の内容ってみんな覚えてる?
印象的な場面とかは覚えてるけど結末を忘れてたりすることがざらにある
なんかすごく損してる気がする
また読み返して楽しめるじゃん
KindleからダウンロードしてiPhoneで読んでる。
本が溜まらないからおすすめ。
一度気に入った本は2回立て続けに読んで最低一ヶ月空けてまた読むのを繰り返してる
89 :
彼氏いない歴774年:2012/12/12(水) 17:07:40.10 ID:OjEoMkJL
古いけど森村桂のエッセイ「お菓子と私」が好きだったな。
簡単なレシピが載ってたからバナナケーキとか作ってた。
自殺のニュースを見たときはびっくりしたよ。
「147ヘルツの警鐘/川瀬七緒」読了。
ものすごく面白くて、久々に一気読みしたー。
法医昆虫学という珍しい分野の話なんだけど、学者、刑事、オタク、どのキャラもメチャクチャいい!端役までしっかり造形してあって、笑いながら読んだりしたよー!
死体に湧く虫から犯人を追う展開で、グロも入ってくるんだけど、どこか愛らしくて清々しい。
誰か読んだ人いる?感想が聞きたい。というか、ぜひお勧めしたい!
作者は去年の乱歩賞受賞者で、これが2作目みたい。いやぁ、興奮した!
天童荒太の「歓喜の仔」か、高村薫の「冷血」か、はたまたカポーティの「冷血」のどれを読むか迷う・・・
読んだ人いたら感想下さい
>>91 カポーティの「冷血」は面白かった
寝食を忘れて読んだよ
文句なしに名作だと思う
高村薫の「冷血」はいま上巻の60ページあたりまで読んだところ
なので、まだ何とも言えない
天童さんは未読です
うさぎパン読破したけどとても良かったよ。
短編でここまで出来がいいのもめずらしいな!
>>85私も本の内容すぐ忘れちゃうw
過去に読んだ本について、どういう話だった?って聞かれても上手く答えられない事があって恥ずかしい
私もミステリー再読すると犯人ド忘れしてる事しょっちゅうあるなー
そして
>>94と同じく、友達に面白い小説のオススメをしたりとかうまくできなくてもどかしい
本はたくさん読んでるのに言葉が出てこないことが多くて切ない…
ファミリーツリーって本読み終わったけどほっこりした〜
セックスセックス言ってたり主人公がいきなりウンコ漏らしたりするけど家族に会いたくなるような素敵なお話だったよ!オススメ!
>>94>>96 あらすじを自分で書いてみたらどうだろう。自分の言葉で内容を、触りの部分だけ起こしてみるの
私はブログで簡単な読書記録(ほぼ雑記)をつけてるんだけど、よくやるよ
自分で納得できるものが浮かばない時は、出版社が作るやつをそのまま拝借したりもするけど
口頭で人に紹介する時にも応用がきくんじゃないかと
すぐ忘れるからブログとか読書ノートつけようと思いつつ、カッコつけて書こうとして面倒臭くなってしまったのは私
そんな中で、余韻がずっと長く残って忘れられない本ってのもあるよねぇ
梨木香歩(特にからくりからくさ)、川上弘美、幸田文、よしもとばななあたりの小説が好みなんだけど、推理とかサスペンス好きなひとが多いかな…?
今更な感じだけど暇だったので
百田尚樹の「永遠の0」読了
レビュー読むと号泣したって沢山書いてあって期待してたんだけど…
個人的に戦争を題材にした話が好きでそういうので割と泣くけど
泣くほど感動はしなかったな、面白かったけど
ゼロ戦の描写は爽快感あったし主軸になってる登場人物には魅力も感じた
ただ深みが足りないというか
あんまり戦争ものとか観ない読まないっていう人におススメかなという感じ
重松清を読破しようと思ってる。
まだ5冊程度しか読んでないから先は長い・・・
個人的には「カシオペアの丘で」がいちばん好きだけど、
アマゾンレビューだと人気なかったなww
号泣するっていうよりも、言葉の端々にジワッとくる表現が多くて惹かれる。
それにしても一作品に一人はガン患者が出てくるのは彼の癖?ポリシー?なのだろうか
>>101 その本、戦争記録を寄せ集めて書いたようで、今までにそれらを
いろいろと読んでた自分にはいろんな文章に既読感があった。
戦争物を読んだことがない人向けだと思った。
『八本脚の蝶』
文章に吸い寄せられるというか元気のある時によまないとうっかりあちら側へ行ってしまいそう
文章がきらきらしているのに、そのきらきらはここではないものに魅せられた結果だと思うと切ない
この人の見たものを自分も見てみたいと思った
『見る美 聞く美 思う美―「画家バルテュス」とともに見つけた日本の心』
文章からして感性の豊かなきれいな人なんだと思った
嫌みがないのがすごいサザエさんのリアル舟さんみたいな人だ
文章を書くことをとびまわってる天使を射止めるっていう言い回しが本当この人にぴったりだとおもった
>>102 きみのともだちと青い鳥がベスト2でよかったよ
>>101 過去スレでだったかな?
もっと深かったり重かったりの描写ができるはずなのに
深入りせず立ち入らずあっさりライトで物足りないっていう感想見掛けたことあるな
確かにそんな感じはする
私は戦争系の本はあまり読んだことなかったから、不満すら持てなかったけど
機体や戦艦の描写なんかは、結構目が上滑りしちゃったりw
一時期、戦争ものにはまって乱読したけど、自分の戦争ものベスト1は、
「雲の墓標」 (新潮文庫) 阿川 弘之著です
万葉集を学ぶ京都の大学生が、「特攻」という現実を前に、千々に乱れる
心のうちを綴った日記を、読者として読むのだけれど、
途中何度も落涙せずにはおれなかった感動作です
急に思い出した
前に日本語が綺麗なのって書いてた方、小泉八雲はどうだろう
怪談じゃなくて随筆?なんだけど
日本語が美しいというよりは情景が美しいのだったかな…
今の時代からしたら懐古趣味ではあるけども
個人的にはすごく好みだったんだけど、共感して下さる方いないかな
あの系統の本があれば読みたい
明日図書館行く予定なんですけど最近読んだ本でおすすめとかあったら教えてください
110 :
彼氏いない歴774年:2012/12/13(木) 22:05:09.59 ID:EreEL/hu
アガサ・クリスティの予告殺人とかの
ミス・マープルシリーズがオススメだよ
アガサ・クリスティなら春にして君を離れが好き!
クリスティならオリエント急行とアクロイド殺し
畠中恵のしゃばけシリーズが面白かった
外国の可愛らしい小説といえば「あしながおじさん」
アレ大人になってから読むと、あしながおじさんの大人げなさがたまらんww
竹書房から出てる新装版は表紙の女の子が可愛い
外国ものつながりで、『ニューヨークの魔法使い』も面白い
全5巻で完結したと思ってたんだけど、この前本屋行ったら第2部があってビックリしたww
あと矢崎存美の「ぶたぶた」シリーズも面白い
シリーズとしてはたくさんでてるけど、別に話が繋がってるわけじゃないのでどれから読んでもいい手軽さがありがたいw
個人的には「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」「訪問者ぶたぶた」がお薦め
ほんとスレタイ通りだから、読書が捗るわー
読書好きに生まれたことを幸せに思う
童門冬二の『異聞・新撰組』を借りて読んでみた
凄く読みやすかった
次は何読もうかな
>>113 ぶたぶたシリーズはちょっと読もうかな、っていう時にいいよね
お手軽によめる温かい物語
ダフネ・デュモーリアの「レベッカ」を読んだ
映画版も好きだけど、原作もロマンがあって好き
月は無慈悲な夜の女王読了
SFというよりアメリカ独立戦争の焼き直しって感じ
私もマイクみたいな、何でも答えてくれる都合のいいコンピュータがほしい
森博嗣の女王の百年密室のロイディが好きな人は楽しく読めると思う
コンピュータのマイクがなんか可愛い
舟を編むが面白かった
王道な感じで安心して読めた
図書館によくいる人って喪女なのかなってひそかに期待してるけどどうなんだろう
>>120 べつに喪じゃなくても毎日のように行くひといるとおもうが…
120の近所の図書館で見かける個人をさしてたらごめん
>>113 異形コレクションの夏のグランドホテルに
ぶたぶたさんもいたのは流石に茶を噴いた
万能すぎだw
小学生のときに買ったほんでチョコレート戦争という本があるのだけれど、
いい加減何度も何度も読んでページも取れるくらいになってしまった。
でもこの本に出てくるケーキとかすごく美味しそうで何度も読み返してしまう。
当時のシュークリームって安かったんだな。
ウェルズのタイム・マシン読了
当時としては凄かったんだろうけどもう古くなっちゃった感じがした
どの話も割とオチが読めた
ダイヤモンド製造に半生を費やした男の話が現代から見ると虚しくて仕方ない
それとモーロックが非人間的でエロイに思いやりの心があるという〆は
あの世界の成り立ちからすると逆なんじゃないかと
翻訳小説って相性があるというのを今頃知った
海外の作者の人読むようになって、読みづらいと思いながら違う訳読むとするする読めたり
内容よりもまず文章が入ってこないと読めないので読める本探すのが辛いでござる
幸い同じ話でも何通りも訳が出てる人にはまったので他の小説も色々な会社から色々な訳で出てほしいよ
>>125 あるある過ぎる
古い外国の文豪ならけっこう違う翻訳者で出てるけど、最近の本だとそうはいかないしね
昨日立ち読みしたトールキンのホビットの冒険新訳が、これじゃない感だったから尚更良くわかる
127 :
彼氏いない歴774年:2012/12/15(土) 02:33:21.69 ID:Y2eOK9v6
>>125 翻訳する人が違うだけでなんか別の本?って雰囲気になるよね
羊達の沈黙は新訳・旧約があまり変わらなくて、新訳を買ってガッカリしちゃった
真夜中のパン屋さん 午前三時の転校生
面白かった。
ドラマになるらしいがドラマ向きの話だと思う。
心理描写が書き込まれすぎてなくて私好み。でも、すごい感情移入できる。
登場人物の設定とか文章も、読みやすい、というか、見やすい。
山本文緒さんの恋愛中毒。
定期的に読みたくなる。何回読んでも面白い。
恋愛小説だと思わずに読める感じ。
中島京子「小さいおうち」読んだ
面白かった。おばあちゃんの思い出話聞いてるみたいだった。
歴史上では悲惨な時代と捉えられるけど、実際その時代に生きていた人たちは
時流に流されつつも、泣いたり笑ったりの普通の生活を送っていたんだろうな
山田洋次が映画化するようでちょっと期待
>>128 節子それ三時やない、二時や
ドラマ化するんだ〜!
なんとなく暮林→沢村一樹、弘基→松本潤、希実→橋本愛をイメージしてたけど
暮林がタッキーなんて相当爽やかだね
希美は堀北真希がいい
今話題のビブリアは面白いのかな?
軽く読めそうだし気になってる
本好きには物足りんと思う
本屋が舞台なのと日常ミステリー系が好きだからビブリア読んでるけど
全体的にキャラがちょっと薄い。推理に関してもありがちなコンビ。
面白くないことは無いけどオススメ!と言う感じでも無いかな
本屋系ミステリーだと大崎梢の配達赤ずきんのが好き
136 :
彼氏いない歴774年:2012/12/15(土) 23:48:51.47 ID:Y2eOK9v6
森茉莉の全集が面白くて好き 図書館で何回も借りてる
ハードカバーは高いから、文庫版の全集が出てくれると嬉しいんだけどな・・・
ビブリア話題だから読んだけどラノベっぽい
つまらなくは無いけど好きになれなかった
文教堂で高く買取してくれるから売るつもり
>>130 小さいおうち、映画化されるんだ!
私もあれ大好き。
穏やかさとか、切なさとか、残酷さとか、色々詰まってる印象。
森博嗣「相田家のグッドバイ」
序盤から主人公に作者自身がちらつくどころかほぼ本人な気がして耐えられなくなり流し読み
この人の日記とか読んでなければ楽しめたのかな
乙一の「zoo」読み終わった!
なんていうか冷たい森の白い家の話が救いようがない
でも面白かった
>133
ビブリアは、喪男に都合の良すぎる人物描写と
ご都合主義的展開に目を瞑ればテンポ悪くないしサクサク読めるよ。
うんちくが面白かった。
栞子さんかわいすぎじゃね
男性作家が男の汚さをかなり深くまで書いた本はないかな?
女が書く女の汚い小説は割と多いと思うんだけど逆は見たことがない
男は自分(たち)が大好きだからねーないかも
男の汚さってどういうの?
白石一文とかは違うかな
西村賢太とか?
147 :
彼氏いない歴774年:2012/12/17(月) 00:00:46.75 ID:54zf8x24
西村は男の汚さというか彼個人の汚さのようなw
男性が持つ特有の汚さを描いた作品か。
ごめん、ちょっと思い付かない。
男の場合は女と違ってもっと細分化されんのかな
西村にしても底辺派遣の汚さだし
政治家の汚さ、オタクの汚さ、兄弟間の汚さとか
男がでてきて、その男の汚い部分を描いた作品はいくつか思いつくけど
「男の汚さ」とはちょっと違うなー
男の汚さを書いた男の書き手って…
渡辺淳一とかどうかしら
意図して書いてるのではなく、図らずも露呈してしまってる感がある
もはや老害の域
女の汚さと言えば、私は桐野夏生を思い出す
ネチネチとえぐるように女のいやらしさを書いてる
汚いイメージだとフジコ書いてる人とか
>>145 白石一文は汚さは書いてるけどやはりナル入ってる気がする
でも、クズ文学って
書き手が自覚してる汚さ < 読者が作品・著者に感じる汚さ だよね
これが逆転するとただの偽悪小説だよね
最果てアーケード/小川洋子 が文庫になったら買おうと思ってたら先にコミックになった
我慢出来ずに購入
早く小説で読みたい
小川洋子いいよね
ミーナの行進が好き
「寡黙な死骸 みだらな弔い」が好きだなー
箱庭の中に街を作り上げていくような、完成したそれを俯瞰しているような感じ
お話のひとつひとつがどこかで有機的に繋がってて、でも全部まとめてラッピングするとやっぱり無機的な死の匂いがする
「薬指の標本」も好みだった。また読みたい
>>90 147ヘルツの警鐘、読んだよー
これは紹介してもらって良かった
途中、用事で本を閉じなきゃならないのがもどかしいほど面白い
赤堀先生、もろタイプなんだけどw
武骨な岩楯刑事もいい!
CSIとか好きな人は、たまらないんじゃないか、これ
法医学についての知的好奇心が刺激されるし、奥行きを感じさせるキャラも魅力
シリーズになりそうだから、これは楽しみだ
>>143だけど、皆さんありがとう
全然読んだことない作家ばかりだから全部読んでみる!
個人的に女の汚さは角田光代がすばらしいと思う。辻村の「鍵のない〜」もよかった
有名どころだけど夏への扉面白かったよ
たまにはSFもいいね
それとマリア様がみてる全巻読もうと頑張ってる
>>159 馳星周とか勝目梓は?
汚い以前に肌に合わないだろうけど。
あと、新堂冬樹とかw
カリスマは一読の価値あり
>>154 最果てアーケード、
普段はハードカバー買わないんだけど、小川さんのサイン会があったから買ってしまったw
死の匂いが漂う作品だよ〜
生の小川さん神々しかったです・・・
中勘助 『銀の匙』
夏目漱石が認めただけあって、綺麗だ。
自分も子供の頃、病弱で、臆病で、泣き虫だったから、
その時のことを思い出したし、伯母さんの愛情に泣ける…
読んでて、癒された。
三浦しをん
月魚
この人はいつも綺麗な文章
古本屋男2人のもどかしい距離感
>>154 最果てアーケードは先にコミックが連載してたんだよ〜
漫画描いた人のファンなんで、他に2冊程コミックス出てるからよかったら是非wおすすめしとくw
原作小説発売されて嬉しかったから発売日にハードカバー買っちゃったのにまだ読んでないや…読もう
湊かなえの告白今さら読み始めたんだけど何これ
つまらなすぎて拷問のよう
今まで文の上手い下手とか合う合わないって
そこまで感じたことなかったんだけど
あの独白形式のせいなのか作者の文章力が無いせいなのか
小説を読む楽しみってのがひとかけらもない・・
ただ「自分には合わなかった」って一言言えばすむ話なのにね
文体が合う合わないってあると思う
私は村上春樹がどうしても読めない
昔は敬遠してた川端康成が最近おもしろい
図書館で全集1巻ずつ借りてせっせと読んでる
年くうと本の嗜好も変わるのかも
合う合わないあるよね
嗜好が変わるのも分かる
時代劇物が面白いと感じる様になった
>>168 まさかこのスレの住人がそんなこと言うなんてね
えっ
>>167 湊さんは告白の一章が最高の、まさに出オチ作家だと思うよ
文章だって上手ではない
ただ、東野さんとか三浦しをんさんとか
安く読み捨てるペーパーバック作家の類だと思うし、それはそれでいいんじゃないかと
昔の赤川次郎みたいなもんだよね
楽しくて好きだよ
分量が多くて読むのに否が応でも時間が掛かる完結済みの有名作品を
教えて貰えませんか?
時間を掛けて味わう読書にそろそろ挑戦してみたいと考えています
目安としては、毎日1時間読んでも2週間以上は必須なのを
読後は爽やかなのが好ましいですが違う場合はそれを一言
添えていただけると助かります
初心者/上級者向けガイドもありがたいです
吉川英治作品とかどうよ
来年から青空文庫化もしてくのかな
「千夜一夜物語」または「アラビアン・ナイト」
色々なバージョンが出てるから詳しくはウィキペディア参照
時代や国、風俗に食べ物に美男美女などなどが色々、上は宮殿の主から下は奴隷まで、時々魔人も現れる
お約束的な話の型は見えるのに、ひとつとして同じ話はないしどれも面白い
ちなみに私は東洋文庫を推す
>>173 好きな作家を安く読み捨てるなんて書かれて不快に思う人がいるとは思わなかったの?
このスレってそこまで気使わなきゃいけないの?ファンスレじゃあるまいし
どの作家だって絶賛も酷評もネット上でいくらでもされてるじゃん
作家の容姿とか叩いてるわけでもないし
こうやって荒れるのが面倒だから双方気を使ったりスルーしたりしてうまくやってくれ
このミス2013もう出てたんだ
ネットで軒並み評価の良かったソロモンの偽証が一位かなーって思ってたけどそうでもなかった
新書で三冊だからまだ手を出せずにいたんだけど
あっとさっとランクインしてるの見て思い出したけどまだ小野不由美の残穢読んでなかったー忘れてたー!つかどこいったー!
今年ももうすぐ終わるけどみんなの今年読んだ本のベストとか教えてほしいな。ワーストでもいいけどw
自分は今年あんまり読めなかったし、ビビっとくるものもなかったから、なんとも決めかねるけど
森見登美彦の「宵山万華鏡」「ペンギンハイウェイ」は安定しておもしろかったなー。ミーハーですいません
あと、アニメでハマって読んでみた「人類は衰退しました」が期待以上におもしろくて思わぬ収穫だったなってくらいですね
おっと、長文失礼でした
創竜伝読んでる
文庫のあらすじはウケ狙いなんだかぶっ飛んでるけど
中身は案外スラスラ読めて面白い(中二だけど)
ただ作者の、左寄りっぽい思想信条とかが物凄く透けて見えてそこは萎える
項羽と劉邦
この時代も面白いね
人物名が難しいけど
クリスマスにぴったりの、心があたたかくなるような本を教えてください
クリスマスキャロルはこれから読む予定
妖怪アパートだんだん説教くさくなってきたな〜。
児童書だからしょうがないんだろうけど。
子供向けの啓示本みたいw
最新作は妖怪もアパートの住民もほとんど出て来なくて残念。
あの薄さで450円もなぁ。
まぁ最後まで買うけどさ。
クリスマスといえばやっぱり「賢者の贈り物」かなぁ
私もO・ヘンリーだと思う
>>181 創竜伝、私はリアル中二の時に読んだから、
当時、作者の思想が透けて見えるところすらしっくりきたww
今井絵美子の「立場茶屋おりき」の新刊読了
てらいの無い人情もので、むしろあざとさすら感じるという向きもあるんだが、
年末進行の激務で私の心が弱ってるのか、まんまと泣きながら読んだぜ。
188 :
彼氏いない歴774年:2012/12/19(水) 09:05:01.44 ID:xClm3zh/
はい自演
>>187 改めて読むに自衛隊が総出で主人公四兄弟に戦いを挑んだり
それで壊滅したり色々酷いw
リア中の頃読んだらまた感想が違ったんだろうな〜
新世界よりが面白かったから貴志祐介の他の作品を読んでみてる
新世界よりのときも思ったけどこの人の句点の打ち方と多さが気になる
話が盛り上がってきたら気にせずスラスラ読めるんだけど毎回話に入り込むまでは気になるなあ
新世界より面白いんだ!読んでみよう
悪の教典映画見てハマり、本もすぐ読み終わった
次は黒い家かな。楽しみ
前スレでオススメの時代小説を質問した人と、それから回答してた人ありがとう
レスにあった「みをつくし料理帖」が大好きになったよ!
小料理屋の女将さんが繰り広げるよくある江戸人情物語かなーなんて思ってたら
18の女の子の、夢あり努力あり友情あり恋ありもちろん人情ありの成長物語だった
切なくて切なくてもう何度涙したか
あと、タイトルに「料理帖」とだけあって出てくる料理がすごく美味しいそう
里芋や山菜ってあんまり好きじゃないんだけど、読んでると食べたくなってくるし
刻んだ生姜と沢庵、白胡麻のおにぎりなんて超簡単そうだし近いうちに絶対作るつもり
どの季節にどんな食材があって、どう調理して献立を作るのか、きちんと描写されてて面白い
シリーズ追いかけるのが楽しみなのと待つのが辛いのとで、苦し嬉し
>>175-176 レスありがとう!それぞれ見てみます
実は東洋文庫のアラビアンナイトは昔挫折したことが…
これを機にリベンジしゃす!
>>192 ちょっと上に出てますが、料理だったら妖怪アパートも美味しそうだよ
妖怪アパート、料理は美味しそうなんだけど
勘違い性善説押し付けタイプをずっとそのままヒール扱いするのと
(和解とかあり得ないってそりゃ現実ではそうでも、小説なんだから多少、都合がよくてもいいじゃん・・・)
かっこいい大人をほらーかっこいいでしょ!!って主人公たちよりも出してくるのがなんか面倒。
他の作品でもそうだけど、この作者は作者が透けて見えるタイプの作品書く人だなあ。
たまに「東野圭吾を読んでることを人に知られたくない」とか言ってるのを聞くけど(アメトークの読書芸人でも言ってた)
やっぱり皆さんもそういうのありますか?
自分は「これは人に言えてこれは言えない」の境界がわかんないので全部秘密にしてる。
初めて言うけど貫井徳郎が大好きですw
>>195 ミスチル好きだけど言わないのとにてるな。
石田衣良かな
読んでないけど
私は人に言えないとか特に無い。
そもそも小説大好きなんて話しめったにしないからアレだけど(コミュ障なので)
ベストセラーとか人気作家でも別に恥ずかしくないなー。
話の流れ次第で読んだものは何でも口に出すよ。
イヤ、ちょっとエロ入った本とかは秘密にしてるな。うん。
漫画だけど小池田マヤとか。あとBL系の本たまに読むのも誰にも言わない。
東野って人気っぽいからそんな風に思われてるとはおもわなんだ
ラノベっぽいのは、聞かれない限り言わないかも
有川浩の図書館戦争は言える
小野不由美のゴーストハントは大好きだけど、躊躇する
人を選んで「表紙がアニメ絵なんだけどね〜」と断ってから勧める
でも十二国記はある程度知名度があるから大好きって公言できる
菊池秀行は言えないw
読書好きって言ってる人が東野圭吾とか伊坂幸太郎だとなんだかなあと思うようなことだろうか
伊坂幸太郎は私も好きだけど
>>202 正直、そういう風潮こそなんだかなぁと思う
たんなる好みだし、別に読書好きって言葉に嘘はないんじゃないかな
瀬尾まいこの『僕の明日を照らして』
始めは主人公の性格に「ん?」ってなったけど、面白かった
山田詠美の『ぼくは勉強ができない』に設定が似てるかも
瀬尾さんの話はハズレがなくて良いわ
性描写の素晴らしい本ってないですか?
官能小説ではなくて、ストーリー自体は普通の小説で。
性描写が多い、強烈、というのではなく、あくまでも
素晴らしい性描写を求めてます。
結ばれてよかったな〜、とか、性描写が出てきてやっと話の筋が通るとか
そんな感じで。
>>204 おいしいコーヒーのいれ方の最終巻とか良かったよ
夢野久作のドグラマグラをやっと読み終わった。
数か月かかったけどまったく理解できなかったw
スカラカチャカポコは気に入ったけどw
>>202 伊坂幸太郎はむしろ映画化とかされて程々にポピュラーだし実際好きなので結構人に言える方だなー
むしろドストや夏目、はたまたモンゴメリ、オースティンなどが好きとか言えない
気取ってるようで恥ずかしかったり相手にやや通じなさそうで話も広がらないだろうな、と
東野や有川がミーハーっぽくて言えない気持ちもわかる
東野、有川あたりはミーハーの代名詞みたいに扱われてるよね
最近有川さんの作品読んだけど、テンション高いなー
>>174 ド定番だけど、『失われたときを求めて』なんてどうだろう
伊坂幸太郎の「アヒルと鴨の…」は原作読んだ後これを映画化は難しいんじゃ?…って思ったけど
ああそういうことか、映画観てなっとくした
オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』を読んだ。
映画を先に見ていたから、わかりやすかった。けど、映画は原作とはだいぶ違ったんだね。
でも、文体が美しすぎる。あと、名言多すぎる。ためになったし、納得させられることが多かった
>>213 おおーそれ大好きだったの思い出した
久しぶりに読んでみるよ、ありがとう
映画あったの知らなかったわ
読んでから観てみようかな
>>195 倉阪鬼一郎は大好きだけどなかなか面白さをわかってもらえないし
変人扱いされるから人に紹介しづらいな
グロ描写多すぎとかトリックがぶっとびすぎとかがだめみたい
特にゴーストハンターシリーズが好きだけどわかってくれる人がいない
推理をはずしまくる上に自分の演説に酔っちゃう探偵と、災難に遭いまくる助手のペアが好きなんだけどな
倉阪さん好きな人いる?
>>261 好きでも嫌いでもないんだけど、恐らく10年以上前に読んだ話のイメージを
まだ覚えてる(詳細は忘れてしまった)
短編集の、雪山の吹雪の中何か霊的な恐ろしいものが近付いてくるというやつ
想像してしまってgkbrした。未だに怖いよ!
あくまでイメージだから間違ってたらごめんね
>>217 霊的な恐ろしいものが近づいてくる、という感想で
小学一年生の夏休みに図書館で借りた牡丹灯篭を思い出した
なぜあの本を選んだのかは分からないけど、読んですごく衝撃的で
いつもよりさらに寝つきが悪かったなと
もとより寝つきが悪い子供だったのに怖くてさらに眠れなくて
その当時は親兄弟で川川みたいな感じで寝てたんだけど
私以外のみんなは異様に寝つきがよくて、部屋中に寝息が響き渡る中
一人でもんもんと怖いシーンが頭の中をぐるぐる回るし
冷や汗で手や足がびっしょりなるし
そのうちに、足首を誰かにつかまれて引っ張られるんじゃないかという
妄想にとりつかれて足首を隠したかったんだけど
夏だったからお腹を覆うバスタオル一丁だけしかなくて
非常に困ったという、何ともいえぬ思い出
数年後に中国の牡丹灯篭を読んだら、あまりにものんびりとした雰囲気で
どういうことだと愕然とした
>>216 倉阪鬼一郎の時代小説は結構好き。
ほのぼのキャラ小説ってカンジで。
でもグロが苦手なので、ホラーっぽい現代モノはまったく手をつけてない。
220 :
彼氏いない歴774年:2012/12/22(土) 15:04:47.77 ID:hFaNbRcl
倉阪鬼一郎は『会社狂想曲』っていう自分の会社員時代のエピソードを書いたエッセイが傑作だった。
自分は「明日会社に行きたくない喪女」スレの住人でもあるから、変人過ぎて会社になじめない著者には共感した。
この中で覚えてるのは、著者の勤める会社には「ブラザー・シスター制度」というのがあって、高卒新入社員には
同性の先輩職員が一人づつ配置されて、面倒をみてやったり相談にのってあげたり、あまつさえ交換日記wをした
りするというヤツで、著者はそんな中学生みたいなことはイヤだと世話係になるのを断ったというもの。
最後に得意先の会社からの度重なる無理難題にキレたあげく、机の上にあった穴あきパンチだかをロッカーにたた
きつけて壊し10数年以上勤めた会社を衝動的に辞めたってのが強烈だった。
>>220 『活字狂想曲』だね
あれ、会社で暇だったからと描いた絵もヤバくて笑ったw
以前は倉坂さんの小説もちょこちょこ読んでたけれど、最近は氏の翻訳を読むことが多いかも
創元推理文庫から出ている『怪奇小説傑作集』が欲しいのだけれども
昔の方が装丁がいいので古本屋で探している…見つからん!
>>220 そんなマリ見てみたいな会社キモいよ!
私なら三日でやめる自信がある
>>221 「怪奇小説傑作集」が気になってアマゾンであらすじ見てみたら
猿の手という話がどうにも読んだ記憶がある
どこで読んだんだろう
最近読んだ話を忘れて読み返すから時間が足りない
>>223 まぁ有名な話だし、そのものでなくても、それを下敷きにした作品もあるだろうしね
自分は昔、母にくっついて街を歩いてた時分だけど、大人の女性向けの漫画雑誌に「猿の手」が載ってたのを読んだことあるw
ひからびた、指が三本の細長い手が箱に入ってるのが不気味だったな
猿の手はそろそろ英語の教科書に収録してもいいのではないか
海外が舞台の恋愛小説、知っている人がいたら教えてほしい。
宮本美智子さんの『恋人たちのニューヨーク』を読んで、他にもこういう小説読んでみたいなと思ったので。
山田詠美・江國香織さんくらいしか知らないから、それ以外の作家さんを知っている方、教えてほしいです!!
雑貨屋巡りの最中に開高健の食卓は笑う、単行版を入手した
好きな作家で古本市でも探すくらいだし、トリスの人の挿絵も嬉しい!
スレで紹介されてたぶたぶたさんと配達赤ずきんが面白かった
アップルパイ食べたい
229 :
彼氏いない歴774年:2012/12/24(月) 09:13:54.86 ID:LFd0j/3S
呉智英って人の本を読んでなかなか面白かったので
読書家の新技術、サルの正義、バカにつける薬、現代マンガの全体像を
図書館でまとめて借りてきて一気に読んだ。
20年以上前に書いたものが面白く読めたってことは
世の中あんまり変わってないってことかな?
恒川光太郎『夜市』読んだ。表題作もいいけど風の古道もいい
あっさりしてるんだけど、なんとなく振り返りたくなるような余韻があった
こういう日常の隣の何でもない場所に人知れず異界があるような世界観好きだなあ
宮部みゆきのソロモンの偽証あのボリュームだし
宮部作品の長編は自分的に一気読みタイプだから
連休使い切る覚悟で土曜から手をつけたけど
模倣犯より静かな展開で中断しながらでも楽しめて助かってる
まだ一巻の途中だけど今回の始まり方ツボだ
文学や小説の話題が多いが、新書読もうぜ!
ありとあらゆる(文系の)学問の概括や、トピックな社会問題に関する評論、ドキュメンタリーなんかを取り扱っている。
最近ではAV女優の自伝なんてモノまであるw
ページ数が少なくかつ大きなテーマを扱うので、必然として内容は基礎的になり、肩に力を入れずサラッと読める。
それでいて、その分野に関する幅広い理論をギュッと大胆に要約しているので、浅いが広い知識・知見が得られる。
非常に多彩なテーマを扱った本が膨大に揃ってるので、創作系以外に興味がなくても、
デカい書店の新書コーナーに行けば面白そうだと思えるタイトルが容易に複数見つかる。
本が薄くて棚にギッシリ詰まってるので、自分の関心にあった本を探すのがとてもラク。
今更だけどサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」読んだ
「暗号解読」も読んだけどこの人の本面白すぎる
すごくわくわくしてページをめくる手が止まらなくなる
私が子供の頃にこの本があったら間違いなく数学者目指してたなーと思う
補遺の証明も説明見ながら自分で解いてみよ
>>232 小説もいいけど新書もいいよねー
知的冒険が楽しめるって感じで
>>233 232じゃなくてすまんが、
福岡伸一の『生物と無生物のあいだ』おすすめ。
DNAなどの生物学を扱ってるんだけど、
高校で生物習ってない自分でも理解できる
あと個人的にはかなり文章上手いと思う
まだ途中だけど、さっそくこの人の次の本読みたいとおもた
少し前に話題になってたから知ってるかな
それぞれ好みがあるから私以外の人がどう思うかは分からないけど
236 :
232:2012/12/24(月) 21:56:32.61 ID:7FwgpCiV
>>233 最近だと、高田明和「他人と比べずに生きるには」が良かった。
心理学の論理療法とか、仏教の理屈などを引き合いに出して、タイトル通りのことを述べていく。
リア充どもと自分を比較して、独りのクリスマスの身悶えを止める方法を教えてくれるぜ!
他には、河合隼雄「コンプレックス」。
喪の苦しみをうまく昇華すれば、私ら天才になれるんだぜ!
読む本に人間性が現れるってのは本当だな!
>>235 >生物も無生物も、原子から成り立っている。しかし我々は瞬時にその違いを見抜く。
いったい何が両者を分かつのか? ミステリー仕立てで読ませる分子生物学入門!
正に「知的冒険」という感じですね。
新書は文系モノが多い気がするので、理系科学者の学問に対するアプローチはどういうものなのか、興味があります。
>>236 確かに
今読んでる本はムーミンにイバラードにソフィーの世界
人生に挫折してもう思いっきり現実逃避したがってるチョイスだ...
ムーミンかわいいよームーミンもふもふしたいお
以下
>>235のネタバレ含。
>>237 我々はなぜこんなにも大きな体をしているのか?
生死とは何か?
「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心」、
手の平できらきらしたものが踊ってるような気持ちになる本だよ
文系の自分としては、こういう人たちにこそ新書という形で理系の学問への扉を開いてほしいと思ってる
生きるって動的平衡なんだと感じると同時に
硬直した社会に一針刺しているのを見たような
違う世界に生きている人の頭の中を少しだけ見せてもらったような
ああもう学問の面白み、素敵の一言。
生物学に興味あるならブルーバックスから出てる「大学生物学の教科書」おすすめ
福岡伸一は専門家から見るといろいろアレな部分があることを伝えておきたい
一般の人が生物学に興味持ってくれるのは良いんだけど…
結構前にスレで読んだ人のレスで読みたくなった黒後家蜘蛛の会 1読んだ
面白かったー!続きも読みたいけど図書館になぜか1しか置いてなかったんでリクエストするかいっそまとめ買いしちゃうか…金欠だけど…
ヘンリーかっくいいよー、本屋で帯に謎解きは〜の影山の元になったとか書いてあったけどオリジナルの遥かな偉大さよって感じです
ジーヴスも好きだけどヘンリーの方が貫禄ある感じ(キャラとして)
ジーヴスみたいにコミカライズとかされないかな…とちょっと期待をしてみたり
普段と違う姿ってやつにすごい萌える上によってたかって皆がヘンリー好きなのがわかりやすくて、ルービンでかしたぞ!と思いながら悶えた
メンバーがヘンリーを大好きでヘンリーもメンバーを大好きなのが良いよね
これの前に読み終わったのがもつれた蜘蛛の巣で、なんか蜘蛛続きになってしまったw
次は蜘蛛女のキスだな
松下竜一さんの「絵本」
これ実話なのかな…とても優しい話で、泣けた。
教科書にも載ってた作品らしく、自分の学生時代に出逢いたかったな。
でも、クリスマスに読めて良かった。
どうせクリスマスだし「ポワロのクリスマス」読もうとしたら
話は22日から始まってた!
でも読む!!
>>241 なんてことだ!
黒後家蜘蛛の会を紹介されていたとは
実は新参者だから嬉しいやら悔しいやら
全巻持っているので近くにいたら全力で貸しに行きたいくらい!
あちこちの書店を回ったけど、この本は中々見ないよね
あれを読んで、何度あの食事会に参加したいと思ったことか
正直、私は当時読んだこともないジーヴスとイメージをダブらせていたけど
図書館でジーヴスを借りて全然違うと悟った
好みは黒後家蜘蛛の会かな
「最後に真相を当てるのは、給仕のヘンリーなのです」
これだよ
>>241 同士よ!
面白いからまとめ買いオススメだよ
ただ……アメリカでは出版されてる未収録作品集は翻訳される気配ないのよね……
スコッチのソーダ割り自棄飲みしてくる
黒後家蜘蛛はモリアーティ教授の論文について皆で考える話が好き
このスレでちょくちょく話題に上る「銀二貫」読んでようかん食べたいなあと思い続け、
結局クリスマスケーキを食べ底なっていたのを今日気付いた
同じ作者のみをつくしも読んでみたいけどシリーズの順番が分からないや
『ヴァンゴッホカフェ』シンシアライラント
劇場の片隅にあるカフェはいたるところに魔法がしみついており、へんてこでささやかな魔法が起きる話。
ほっとできるええ話ばっかり。この世の話とは思えない。
オチでタイトルの意味が分かってあああああってなった。山田君ざぶとん!って思った。
父と娘が主役なんだけど娘かわゆい。児童書だけど大人の童話って感じ。
有名な人なのかな、児童書まったく読んだことなかったけどこの人のお話もっと読みたい。
>>248 文庫本に数字が振ってある
○○ー7とか
あとは裏表紙にこれまでの作品とかが順番に載ってる
公開処刑人
森のくまさん(堀内公太郎)
題名で衝動買いした、このミス大賞隠し玉(?)らしい
森のくまさんを名乗る男がレイパーとかクズ人間を殺していくって話だけど、まあ読んでくうちに犯人が誰かっていうのはわかっちゃった
でもおもしろかったけどね!
「夢を与える」と「ピンクとグレー」みたいに芸能人が主人公の面白い小説って何かない?
>>248 話題に上ってたっけ?
でも昨日ちょうど読み終えて、ようかん食べたいと思ってるところだったので奇遇で嬉しい
寒天の固さと豆の甘味を改めて味わってみたくなるよね
テレビ。今始まったところのNEWS ZEROに金原ひとみ×板谷由夏出るよ
>>223 昔ジャンプでやってた漫画で同じような話が合ったはず
魔欲/山田宗樹
最初から引き込まれて、一気に読んだ
広告業界とか自殺についての精神と脳の分析とか、全部文献から得た知識なのかな?
すごすぎる
ほんとは百年法読みたいけど、まだ図書館にないし文庫もないから読んでみたけど、ますます楽しみになった
女の子同士がきゃっきゃきゃっきゃしてる少女漫画みたいな話ないかな
百合といわずSまでいかず、ただまるちゃんとたまちゃんみたいに女子がわちゃわちゃしてるほのぼのな話が読みたいです
>>257 もう読んでるかもしれないけど赤毛のアン
>>241だけど、オススメしてくれた人達ありがとう、まとめ買いしてくる…!
007の小説読んでる人っているかな
映画観ていろいろ読んでみたくなったんだけど面白いかしら
ソフィーの世界買った
年末年始で読み終わりたいな
263 :
257:2012/12/29(土) 10:37:14.30 ID:fpGWKwgR
お勧めして下さった人ありがとう
年末年始の休みで読みます
ソフィーの世界は途中で投げ出した記憶があるw
フロイトの章は面白いよ
266 :
彼氏いない歴774年:2012/12/30(日) 14:23:36.48 ID:kZJCjCBf
267 :
彼氏いない歴774年:2012/12/30(日) 14:31:23.54 ID:2bmdaekH
論理哲学論考は絶対読まないといけないだろw
269 :
彼氏いない歴774年:2012/12/30(日) 15:35:06.28 ID:RlwyKduv
>>257 氷室冴子の「クララ白書」「アグネス白書」「雑居時代」
>>269 マンガなら「あずまんが大王」が鉄板なんだけどね
ダヴィンチで紹介されてた「薬屋のひとりごと」読んだー
なんちゃって中華な世界で後宮で下働きしてる子の話だけど淡々と読めて面白かった
ミステリみたいな紹介されてたけど簡単な謎解きがある少女小説だと思った方がいい
「痴人の愛」を読んだのだけれど、ナオミは性病にならなかったのか等気になってしまった
新世界よりとサイモン・シンの宇宙創成買った
年末年始で読み切るぜ
児童書の、真夜中の動物園読んだ
ロマが出てくる話が他にも読みたいんだけど、
wikiにあげられてる以外にあるかな
写真集だけど『窓のふるまい学』すごくよかった
窓好きだからぞくぞくしたよ
室内から窓を映してるのもよかった、部屋の空間、窓枠で切り取られた外。
刻々と入れ替わる外の景色を窓の額縁で一瞬だけ切り取って絵にするその瞬間がたまらん。
それを安全な室内から眺められるから室内からのアングルっていうのがもうすごくごちそうさまでした
そういう空間込みで好きだということにあらためて気づいた
しかし日本の窓は美しい
看板とか、境界線とか集まった本があったらそういう本も読みたいなぁ
このスレに何度か出てた「147ヘルツの警鐘」を読んでみた。
普段ミステリーはあんまり読まないけど、朝パラパラとめくってたら止められなくなって、結局今までかけて一気読みしてしまった。
いや、これおもしろいよ。
ミステリーだけど謎解きものじゃないというか、知的に満足できるというか。
法医学が奥深くて、さらに登場人物がそろって魅力的すぎる。
赤堀、岩楯固定化でシリーズ化してほしい本だな。
この作者の他の本を検索したら、まだ2作目の新人だった。
本職が子ども服のデザイナーとのことで、作家ってすごいなー、としみじみ。
今更ながらナルニア読んでるんだけどキリスト教ベースにしてるってはじめて知った
アスラン教があったら入ってしまうわもふもふしたい
しかし風景描写が美しいなぁ ナルニア行きたいけどうちの家押入れしかないや
東京難民読んだけど面白かったよ
2chネラー向け。人の不幸を喜ぶ人に向いてる
>>279 鬼女スレでも人気だったね
気になってはいるけど中々手が進まない。きっと面白いんだろうけど…
>>276 窓写真気になるから今度探してみる!
昨年から読みかけだったポォの短編集読み終えた。
「黒猫」ってこんな短い話にホラーがぎゅっと詰まってたのか。
解説に語られてる作者の人生の方が物語っぽいなぁ
>>281 ポーは生き方も作品も伝説みたいな人だよねぇ
ポー主人公のミステリ映画あったけど、普通に半生を描いた作品でも十分面白いと思う
ポゥ
>>282 あなたの投稿だけ見るとマイケルにしかおもえない
「マイケル」より「ポー」の方がずっと特定しやすい呼称だと思うが
私の部屋だけでも10人くらいいるぞマイケル
えっ
ξ´・∀・`)ポゥ
>>284 マイケルがモデルのミステリなんてないじゃんw
ξ´・∀・`)ヒストリーならあるよ
わかったさん読んでて誰かに似てるなーと思ったらたべちゃんだった!
懐かしいなーわかったさんとこまったさん
最後に書いてあるレシピ見てお菓子作ってたわ
今思えば結構ブラックな内容もあったなあ
293 :
彼氏いない歴774年:2013/01/05(土) 08:42:55.73 ID:wINmiev+
たべちゃん似てる!
294 :
彼氏いない歴774年:2013/01/05(土) 11:15:01.85 ID:bmLIWoWN
>>85 札幌の友人のところに行ってみたら、図書館事情がすさまじくよくてうらやましかった。
市内に何個所かある図書館の本をネットで予約すると、どこでも最寄の図書館に送ってくれるんだって。
札幌駅の地下街に図書館の出張所があって、仕事帰りなんかに予約本を受け取ったり
返却したりもできるんだと。
札幌に引っ越そうかと思った。
>>234 フェルマーの最終定理、おもしろかったよね!
読み終えた後は、興奮ではち切れそうになって、
でも案の定、そんな話に興味持ってくれる人もいないから、
情熱をぶつけた感想文書いたよw
仕事中は素数の配列の謎ばかり考えてたw
>>294 ネットで予約、最寄りの図書館(図書室のある公民館も可)で受取ってサービスは
結構多くのとこでやってると思う。っていうかどこでもやってるものだと思ってた。
あ、思い出した
札幌駅とかやたらと図書館窓口あるよね
駅構内に突然本棚が現れるから驚いた
あのシステムは羨ましかった
寒くて家にいる時間が長いから、図書館利用する人も多いのかな
むしろそうじゃないところがあるんだとビックリ
おらがまちのインフラ自慢はーじまーるよー
新品じゃないと読む気しない
図書館も古本も無理
サッポロというか北海道は冬雪がやばいから図書館に限らず地下が色々発達しているよね
名古屋もそうらしいけど出張図書館はないっぽい
302 :
彼氏いない歴774年:2013/01/05(土) 18:23:30.77 ID:r1iGlO9r
怪談の謳い文句に誘惑されて 辻村深月/ふちなしのかがみ を読んだ。
2話目も中々よくわからない終わり方だったが3話目が酷かった。私が頭悪いのかと思って感想サイトとか巡ったけど皆さんわからなかったみたいで安心したよ。
作者が読者がご自由に想像してって形にしたかったんだろうか。それははありだと思うけど、それは想像出来る要素があるからであってだな……と愚痴りたくなったわ。
でも最後にあった話はよかったー。
>>300 前から思っていたけれど、こういう人は絶版本はどうしているの?
我慢して買ったり借りたりしているのかな
それとも諦めているのかしら
中田永一の「百瀬、こっちをむいて」読了
あっさりしていて読みやすくて普段本を読まない人によさそう
吉祥寺の朝比奈くんより乙一くささがなくて読みやすいし、単純に面白い
一番最後の短編だけはちょっとん?ってなるけど、おすすめ
『床下の小人たち』頭の中で思いっきりジブリで再生されたすごく面白かった
小人たちの生活の知恵がすごい、糸巻きの椅子とかチェスのこまの机とかだんろとかとにかくお父さんすごい
小さい頃読んだら確実にシルバニア好きになるだろうなぁ
小人のためにこづかいはたいて贈り物する語り手のおばあちゃん優しい
映画版に当たる翔くんにアリエッテイが耳元で本読んであげるシーンが良かった
氷と炎の歌を剣嵐の大地まで一気に読んでみた
ここまで裏切りと殺戮がえげつない物語はすごいと思ったわ。誰が生き延びて誰がどう死ぬかわからん。
電子書籍版だったから地図見返すのがちょいめんどくさかったが、続きも早く読みたい。
>>23 いまさらだけど読んだ
ウィキで事件のあらましは知ってたけど読み耽ってしまった
羆撃ち名人のおっちゃんがかっこよすぎる
すごいえろいと聞いて「城の中のイギリス人」を立ち読みしたけどマジキチすぎて買うのやめた
>>306 せっかく電子書籍にするんだったら、地名踏むと地図にリンクする仕様とか
やってほしいよなあ…あと日本語版は旧訳との対照表…
久しぶりに、霧のむこうのふしぎな町を読み返した
やっぱりこの人の話好き
動物ものは悲しくなるとわかっているのに「カマラとアマラの丘」読んだ
案の定だった
特に最後から2番目とか人間め!という気分に
そして自分ちの猫見て幸せかなあとか考えてしまって涙出た
『古いしらかばの木』
教科書で読んだ話をどうしても読みたくてさがしたら『日本の名作童話25 あんず林のどろぼう』立原えりかに収録されていました。
古いしらかばさんと若いしらかばさんの話。
授業中先生がしらかばの燃える音を聴かせてくれたんだけど、読み返すとしらかばのはぜる音が甦った。
ざっくり言うとはっぱのフレディみたいな感じの話。懐かしい。
>>312 なつかしい!
教科書や問題集に載ってた作品読みたくなるの分かる
模試の問題にとられてた作品の続きが気になって、学校司書に探してもらったことがある
結局見つからなかったのが残念だった
いまだとネットで簡単に探せるのに、もうどんな話だったか覚えてない…
『WATCHMEN』原語版取り寄せて再読完了
噂に聞いていたロールシャッハの英語がひどいww
主語とかbe動詞とか略しすぎで補いつつ読んでるんだけどもはや話の筋を追うとかより文法パズル的な楽しみ方になりつつある
しかし意訳はありありなのはわかってたけど誤訳もあるっぽいですね
おかしいと思ってたんだよローリーの「あの気持ち悪い笑い声」の台詞…それまでのやり取りで笑いとか出てないし、一体何処でと思ってめっちゃ探してしまったわ
そもそもあの人作中で自分で笑ったの「そうとも豆の汁さ、人間のな。ハハ」ぐらいじゃん! "HURM"とか言って首捻って笑いどころはたくさん作ってくれたけど!
笑わせられるもんならもっと笑わせてやってほしかったってんだ、チクショーッ
あと「マスクの下で目を閉じたのはKだったが、開いたのはもうRだった」の下り、"MOM"とかかと思ったら"MOTHER"じゃねえか
これコメディアンと一緒で「聖母さま」って言ってんじゃないの?
「神様」「ジーザス」じゃないあたりには複雑な葛藤がありそうだけど訳として「母ちゃん」はちょっとないんじゃね?
『鏡のなかの鏡』読了したけどこわい、エンデの本気がこわい
物語の構造がステキすぎてやばい、鏡に映った鏡に映った鏡に映った鏡に映った…に映った像、のゆらぎがやばい
個々のお話に出てきたモノや人物やいろんな要素が変奏されて次のお話に出てくるこの悪夢的な何かの光景
こういう凝り方した本ってツボ中のツボ
『モモ』と『はてしない物語』しか知らないといろいろと衝撃的
そうだねお姫さまを目覚めさせる王子様のお話は勝利者のお話でその前に失敗した別の王子様が100人とか連なってたりするもんだよね…
十二国記、7月1日に短編集発売だって!
yomyomで掲載した慶と柳の話の他に、書き下ろし2編だそうよ
>>315 やっと新作か…嬉しいけど…
でも本編の続きが読みたいんだよ小野主上…
まあ再開に向けて助走ってことで
でも嬉しいなあ
銀河鉄道の夜、読了
他の作品においてもそうだけど、宮沢賢治が評価された理由は巧みで美しい比喩表現なのかなと思う
本当に綺麗
ただ悲しいことに何度調べて確認しても宮沢賢治の名前だけは覚える事ができない
何故か手塚治虫と混じるんだよなあ…
ソロモンの偽証一部読み終わった所。
図書館で借りてるから次がいつ回ってくるかまだまだ
先になりそうで、続きがすごく気になってる。
どういう展開になっていくんだろう
>>318 銀河鉄道の夜は初稿、2稿、3稿、最終稿とあるんだけど、ぜひ青空文庫で3稿を読んでみてほしい
ラストが違ってて、ブロカニロ博士って人が出てくる。その博士の台詞がすごく印象的で、これこそ賢治さんが伝えたかったことなのかなと思った
>>315 うれしいけど講談社文庫で揃えてた私にとってはジレンマものすごいです
>>314 WATCHMENて誤訳あるのかー!
翻訳サイトも時々チェックしてたけど気付かなかった
日本語版とかなり印象違うっぽいからお金貯まったら買おう
『鏡の中の鏡』も積読中だけど読む気になってきた
今は夜間飛行読んでるけど、星の王子様しか読んでなかった事を後悔してる
何で星の王子様が代表作みたいな扱いなんだよ、夜間飛行の方が素晴らしいじゃんよ
連レスごめん
>>295 共感してくれる人がいて嬉しい!
一通り興奮したあとフェルマーの性格の悪さに一人で笑い転げて
今は四色問題のエレガントな証明について考えてるよ!
>>221 亀レスだけど活字狂想曲読んでみて、この図に笑ったw
奇人
______________________________________________
常人
明
円____________________↑
満 ↓
暗
______________________
変人
______________________________
石 ゾンビ 人間失格
貝
廃人
動く人形 生ける屍
「自分は現実不適応者である。妥協して皆に合わせねば身上が成り立たぬ」から
雑談や同僚との食事、レクにも参加するけどストレスで病み
再就職先では仕事以外の付き合いを排除し飲み会や社員旅行も拒否というのについ「あるある」と共感する
ごめん、図がすごくずれてた
「ユリゴコロ」読了
以下ネタバレ
殺人鬼フジコに似てたけど最後はまったく違う結末でどちらかと言うとこちらの方が好きかな。あのもがきたくなる読後感もありだけど。
>>320 それは初めて知った、私が読んだのは何稿目だろう?
図書館で借りて読んだのでこの機に3稿目を購入します
ありがとう!
津原泰水『妖都』読了
きンもちわりィイ〜ッ(褒め言葉)エログロ耐性ない人間にはおすすめできない
神話の理論とかはちょいとトンデモ感がしないでもないけどあまり気にはならない
なかなか良質なホラーでした
何気に大宮の吸血鬼がハガキ出しててワロタ
飛浩隆『グラン・ヴァカンス』読了
うわ気持ち悪い(褒め言葉)これもエログロ耐性ない人間にはおすすめできない
何つーか一昔前のラノベレーベルから出てたガチSF臭がするとでも言おうか、描写がいちいち淡々と克明で映像化すると大変グロ綺麗だろうなーみたいな
あとがきで清冽で残酷で美しいのが自分にとってのSFだと作者が言っていたけれど
SFの残酷さってーのは人間の残酷さでなくてむしろ科学技術の産物とかがロジカル極まった結果
人間の感性とか生命とか倫理とかを無視したり踏みつぶしたり轢いたりする(しかもそれで美しかったりする)ところにあるんじゃないかしら
この作品の残酷なのはまぎれもなく人間であるし清冽で美しいのも光景だけなので何かちょっと不完全燃焼感がする
>>328 その流れだと次はヤスミンのバレエメカニックやな
>>327 たいてい、最終稿かそれに手を加えたものみたいだよ
新書?や自己啓発でおすすめの本あったら教えてほしい。
このスレでいいのかな。
電車移動の暇つぶしで買って読んだ
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(木暮太一)が
すごく面白かった。
給料がどうやって決まってるのか詳しく書かれていて
仕事の意義とか自分の働き方を考え直すきっかけになった。
原田マハ「まぐだら屋のマリア」読んだ
泣かせよう泣かせような雰囲気があざとくて好きになれなかった
「星守る犬」の小説化といい、「生きるぼくら」といい
この作家さんはあざとさを強く感じるなあ
あーわかる
私は三浦しをんがあざとくていまいちだ
斜陽再読
好きな言葉がいっぱい過ぎる
戦闘、開始
僕は貴族です
一番美しいのは犠牲者
青山ななえ『ひとり日和』いいよ〜。
原田マハはいい話書いてやるぜって気負いを物凄く感じて
あーここは泣くシーンなんだろうな感動させたいんだろうって、かえって冷めた気分で読んでしまう
ひねくれものの私見だけど
図書館の本がタバコ臭い
食べ物のカスが挟まってるのも嫌だけど、においが染み付いてるのはもっと嫌だー
せめて読書中はタバコはしまっておいてほしい
お正月休みでバーニングワイヤー読み終わった。
デルレイが久々に出ずっぱりで、凄い嬉しい。ボーンコレクターからまた読み直そうかなぁ。
ペニーフット・ホテルシリーズの5作目読み終わり
相変わらずバクスター素敵だわ
セシリーとの間の緊張感が若干増してきてにやにやしてしまう
俵万智『サラダ記念日』読了
短歌や俳句の良し悪しってよく判らんけどまあ面白く読めました
しかし片思いネタならまだしもラブラブな句やその後の失恋ネタの句を見てると
句を楽しむどうこう以前に他人の惚気と愚痴をわざわざ読んでる気がしてこないでもない
生活の一コマ切り取った感じの感性鋭いなって思う句もいくつもあるんだけどさ…
何だろう、音楽のアルバムCD買ったら当たりだったのは一部で結構な数が捨て曲だったときの感覚
まだ穂村弘の『ラインマーカーズ』のが面白かったな、時代もあるかな
海猫沢めろん『愛についての感じ』読了
名前から萌えラノベ作家かと思ってたが純文学分類
シビアで割と笑えない感じの現実にファンタジー装飾を装飾と判るようにまぶして昨今の口語文体で割って思惟で仕上げしたような感じ
書き方によっちゃとんでもなくいたたまれない洒落にならない話になりそうなところを
ファンタジー装飾が薄衣通す感じにディテールぼかしてリアリティを薄めているし文体も軽いのでさくさく読める
ネタがところどころ実話臭いのが地味に怖いが…この人の他の作品も読みたいな
どうでもいいけど口語文体の思惟小説がみんなどこかしら円城か舞城に通じて見えて困る
これにて積ん読完全消化ァアー! さあ新しく積みなおそーっと
>329
既読でござる
あれはなかなか良かったですね、あんまりグログロしい感じでもないのにでろりでろりと綺麗で
>>308 あれはえろ<ぐろ
最後の、実験の場面はキツイわ
蝿の王
読みやすい文体とエンターテイメントの高さに驚いた
あまりの面白さに一気に読みふけってしまった
ピギーと呼ばれる少年が、デブで眼鏡をかけ喘息持ちというスクールカースト底辺少年なのだが、この少年が集団内で発言する度にクスクス笑い声が起こったり『黙れデブ!』と一蹴されたりで胸が痛んだ
しかし物語が進につれ、主人公の右腕的な役割になったり、理性的で勇気があるところが露呈され嬉しかった
最初の人間
文庫化されたので買って読んでみたのだが…未完なのは知っていたけれど、中途半端に終わっているのが悲しすぎる
これから面白くないそうなところでプツンと物語が途切れている
これにはショックだ…
『はてしない物語(上)』
ベッドに寝転がんで半目で読んでる私もじいさんに書かれるんだろうか...そして私もまた読まれる
バスチアンが他人と思えない
おさなごころの君はえめろーど姫思い出した、レイアースみたいな世界だ
私も幸せの竜に乗りたい、動物がいちいちかわいくていい
ミヒャエルエンデ初めて読んだけど独特な世界観だね
今夜BSで嘆きの美女のドラマやるみたいだな
予告見たら主人公喪女だったわw楽しみ
>>342 はてしない物語は子供の頃に読んだけど
おさなごころの君の名前が当時ハッとするほど綺麗で
きっと作者の造語なんだろうと思ってた
おさなごころの君は見た目儚そうなのに
ファンタージエンでは誰よりも強そうで自分にとって特別な存在だ
作者もすごく遠い世界の人だと思っていたのに同時代の人だったり
世界唯一の記念館が日本にあったりと身近過ぎて、後々知って吹いた
映画『ネバーエンディングストーリー』はけっちょんけっちょんだけど幼ごころの君だけは
『指輪物語』のガラドリエル奥方のすべてを超越する美しさに通じるものがあってとても好き
しかしエンデの要望では日本の白装束着せる案だったとwikipediaに書いてあるがマジなのか
自分の妄想力では金の瞳に和服ってもう絶望的に合わなくてどうしても妖怪とか化身じみてしまうんだが(しかも厨二な方向で)
いったいどういうイメージだったんだろう
果てしない物語って上下になってるんだ
文庫かな?
ぜひぜひハードカバーで読んで欲しい
綿矢りさ「かわいそうだね?」読了
単調な三角関係ものだと思ってたけど、ラストでかなりスカッとした
怒涛のラストに持ってく前のために当たる、主人公が靴を切るシーンがなんか好き
同時収録の「亜美ちゃんは美人」の美人の亜美ちゃんにデレデレするあまり
男たちはバランスを取るため喪の主人公につらくあたるっていうのがあるあるすぎた
>>347 ぜひ蛇の装丁で読んでみたい!
に、日本風の女の子...?そうなのか...ものすっごい洋風なおめめきらきらな親指姫みたいな美少女を思い浮かべてた
綿矢りさは近代稀にみる名作を残していっているな。
どこが!
薄っぺらい内容と浅い心理描写、いつまで経っても十代から抜けてないような洞察のなさで失笑もんだけど。
文体でごまかせるのも限度だと思う。
かわいそうだね?より、亜美ちゃんは美人のほうが面白かったなぁ
最近読んだもので面白かったのは、アウトバーンとアウトクラッシュ!是非とも実写化してほしい
エンデさんは日本好きだったみたいだからなー
「鏡の中の鏡」にも和服着た女の子出てくるし、彼のなかではミステリアスな美人=和風
だったのかもしれないね。
ハードカバー版「はてしない物語」ほしくなってきた
日本版の装丁は「もっとも美しい私の本」ってエンデさんに言わせたんだっけ。
>>351 文体というか、顔でごまかしてると思うw
日本のセックス読了
サブカル臭が少し鼻についたけど、面白かった。
マーゴ・ラナガン『ブラックジュース』読了
表題作もいいけど他のもファンタジックでステキ
収録作「融通のきかない花嫁」が要領悪くて根性もない自分には主人公が他人事じゃなくてもうハラハラして読んだというのに
訳者解説「読んでいてイライラする」とか絶許
遠藤周作「私が・棄てた・女」を読んだ。
ミツの喪女っぷりが他人とは思えない。あれほどのお人好しではないけど。
「誰にも愛されぬことに耐えること」というセリフで号泣した。
ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」
今夜 21時00分〜22時09分 フジテレビ
>>357 宣伝ポスター見て髪型近付ける気すらなくてあきれた
何かの番組内で私長い髪似合わないとか言ってたみたいね
あと栞子さんって実は胸あるって設定じゃなかったっけ?
髪型とか設定に忠実じゃない実写化なんて山ほどあるのに何でこんな叩かれてんの?ゴウリキたから?
北欧ミステリで何か読みたいと思って『特捜部Q』シリーズを読み始めたらハマって連休が瞬く間に過ぎた。事件はけっこうグロいけど、捜査の流れに鼻につく都合の良さがなくて面白かった。2作目を読み始めたとこだけど、読みきるのがもったいない(笑)
北欧ミステリならアルネ・ダールの靄の旋律すすめとく
>>360 ミレニアムはどうだろう
あれもミステリーに入るよね
ミステリーとサスペンスの違いがよくわからない
おすすめありがとう!
靄の旋律は北欧ミステリ系を探してたときにいろんな人が挙げてたから気になってた本でした。去年ミレニアムシリーズを読んで、雰囲気の似た小説を探してたんです。ハードカバーで揃えたら文庫が出ていたという…orz
謎解きがあるのミステリーで
追い詰めたり追い詰められたりドキドキ感があるのがサスペンスだと思ってた
八つ墓村とかはどちらにも入りそうだけど
犯人がわからないのがミステリーでわかってることもあるのがサスペンスかな
犯人がわかってるミステリーも普通にあるよね
謎があればミステリーなんじゃない?
368 :
彼氏いない歴774年:2013/01/16(水) 11:29:20.70 ID:AU25o11b
読者がミステリだと思えばミステリでいいんだよ
私はカフカってミステリだと思うしw 誤読する楽しさがないとつまらない
北欧ミステリか、
ありがちだけどマンケルが好きだな
『ハウルの動く城 魔法使いと火の悪魔』
原作のソフィーの方が親近感あった、孤独に耐えかねて帽子に話しかけてうっかり魔法かけちゃうソフィーちゃんかわいい
帽子作りとか、掃除のシーンとかもよかった
カルシファーがかわいいわかっこいいわでもふもふ
カブの拒否られっぷりに泣いた
桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」読了。
前に読んだGoSicksはしっくりこなくて、桜庭一樹を読むことがなかったのだけれどこれは面白かった。
各章がそれぞれ違った雰囲気なのがまた良い。
次は私の男を読もうと思ふ。
桜庭一樹の作品で赤朽葉家が一番好き、その番外編「製鉄天使」も笑えるし面白いよ
私の男は評価は高いけど、私は生理的に苦手だったわ
カラフル/森絵都
ただひたすらつまんねーしか残らなかった。先も読めたしオチも何もない安っぽい。アニメ映画になってるっけ?声優もそこらの俳優かド素人使ってたから見る気しなかったけど正解だわ。
気になっています。ドストエフスキー 賭博者
直木賞朝井リョウか
読みやすいけど内容は薄い印象+作品からあふれ出るリア充臭
こんな学生生活送ってみたかった
朝井は名前からして浅い
「こういうの書いておけばいいんでしょ」感がすごくてもう読みたくない
今ニコ生で会見見てる
最近気付いたけど、ピカレスク系の小説が好きだ
喪女ゆえの屈折した心理なのか、正義感や愛が溢れている善人の話よりも
悪党or決して褒められたものではない人間が荒波を渡っていく話が好き
そこに少しの義理人情や愛情が含まれているといい
思えば昔から漫画とかでも悪役が好きだったわ
>>378 良ければ初心者向きな、あるいはどっぷり引き込む作品のお勧め教えてください
寝食を忘れての読書というのを暫くしてない
スロウハイツの神様、つまらなかった!!!
上でかなりげんなりしたけど、下で伏線回収がどーのこーのって
ネットで見てがんばって読んだけど、やっぱつまんねぇ!
中2病か?!作家に腹が立ったのは初めてだ!
>>380 私は逆に、前スレでたぶん同一人物が辻村作品を推してるの見て「ステマかよw」
って半分引きながら読み始めたけど、結構面白く読めたちゃった
まだ「スロウハイツの神様」と「名前探しの放課後」しか読んでないけど
ラストで怒涛の伏線回収があるのが気持ちいい
かなり強引で粗もあるけど、勢いに乗って読める
作者が若いし発行して年月も大して経ってないから、今の感覚で読める反面
登場人物には感情移入しにくいと思った
なんだか中途半端なご都合キャラばかりで、はまったり、応援できる人がいない
でも若者ばかりで集まってワイワイする話って、それだけでなんだか楽しいから好き
中二病感がするのはなんかわかるw
何か口悪い人いるな
>>382 そうかな?
それに、こういうところの感想は多少なら辛口のほうがいい
新聞とか雑誌とかはあまりあてにならないもんなあ
もちろん、ロムする際には、感想は人それぞれということをふまえて冷静にあたりたい
それでいいんじゃね?
他人の感想アテにしてスレ覗きにきておきながらステマ扱いはウザイ
自分と趣味やツボや価値観が違う人がいるのは当たり前ってことがわかってない
ソフィーの世界やっとこさ読み終わった
哲学面白い!
ストーリーはえ、そうなるの?え?みたいな展開だったけど最後は爽やか〜に終わったから良かった
哲学ハマりそうです
哲学系の本でおすすめあったら教えて下さい
>>385 ソフィーの世界だいすきだー
個人的に好きなものだけど
『ムーミンの哲学』
『監獄の歴史』『性の歴史』ミシェルフーコー
388 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/01/17(木) 17:54:54.58 ID:TE5Ql7FT BE:1094967528-2BP(333)
(;^_^) <うっひょおおお。
ここ十五年で、文学的傑作といえるのは、
舞城王太郎「世界で密室でできている。」
金城一紀「GO」
中原昌也「名もなき孤児たちの墓」
です。おすすめです。現代文学に失望しているあなた、現代文学をなめているあなた、
ぜひ、ご一読ください。
どれも、200ページちょっとの作品です。
ああ世界は密室でできている気になってるんだよなあ
abさんご読んだ人いる?
なんであんなにひらがな多いんだろう
難しい漢字はそのままだし
読みにくかった
新聞にabさんごの作者のコメント載ってたけど、こだわりなのか、わざとみたいだね
ひらがなばかりだし鍵括弧もないみたいだし、ちょっと目を離したらどこ読んでたかわからなくなりそう
興味はある
宮下奈都さんの「よろこびの歌」
最初は好きじゃなかったけど、御木元玲が、マラソン大会、そして原千夏をきっかけに、
クラスメイトと仲よくなっていくのが良かった。
千夏は、ホント音楽が好きなんだろな。あとハイロウズもw
ちょうど今の季節に、読むのがぴったりでした。続編も読みたい。
工藤直子さんの「ねこはしる」
あー、泣けるわ…
今さらながらKAGEROU
2000万円の価値はないし、売り方が汚いとは思う
でも、作品自体は思ったよりよくて驚いた
オチは不覚にもぐっときた
文章も構成もひどくて、編集者直しとけよとは思ったけど、
騒動を知らなかったら私はきっと他の作品も探した気がする
アマゾンのレビューとか、あまりにひどくてモヤモヤする
高いなw
w
『マリア様がみてる』『黄薔薇革命』紺野緒雪
ゆみちゃんがかわいい、ジャンルとしちゃ百合なんだけどベタベタ恋愛しすぎないでさらっと読めた。姉妹制度おそるべし
一番の驚きはロサキネンシスアンブゥトンが空で言えるようになりしかも紅白黄つぼみ妹までちゃんと見分けがつくようになったこと
監禁王子のせいで食わず嫌いしてた、もっと早く読めばよかった
『鏡の中の鏡』ミヒャエルエンデ
わけわかめだけど時々心に引っ掛かるのもある、人に感想聞くのが楽しくなりそうな感じはするけど読むのしんどかった
でもイメージは鮮烈に浮かぶというか、最初は?だらけの翻訳文もなんか癖になる文章に...はめられた?
この本の一番いいところは他の本がおそろしくするする読めるようになるところだ
>>386 385です。紹介ありがとうございます!
ムーミン好きなので読んでみようと思います
監獄の歴史も気になってたから挑戦します
今はもう読書だけが楽しみだわ
20過ぎてから病気で体調崩してから
見た目も結構やつれて
5年位付き合ってた人が浮気するようになった
この間けんかした時「もうお前を女として見れなくなった」と言われた
まあ病気でやつれた女と来春から外資コンサルに就職する男じゃ釣り合わないよね
その人がいなくなってから
基本的に喪女だった自分の真の姿に気付かされたよ
>>399 フーコーは事前知識なく読むと難しいし理解不能で挫折するにも勿体無い本なので
内田樹の「寝ながら学べる構造主義」で現代思想史のおさらいしとくといいかも
ニジンスキーの手記を読んでるんだけど、普通に読んでるつもりでもなんか長くは読んでいられないのは
やっぱり分裂症罹患者の書いたものだからと言うの先入観があるのか、実際に何かしら影響力のある文章なのか
なかなか読み進められない
伝説のバレエダンサーなのにニジンスキーの映像が残ってないのは残念だなー
>>400 それ喪じゃない
どこか該当の板へどうぞ
>>403 それいつものいろんなスレに同じこと書いてる荒らしだから
>>380 >>381 スロウハイツの神様 私は合わなかったクチだなー
主人公の性格や言動に嫌悪感を感じた上に
周りがその主人公ageしてる雰囲気にウンザリした
「天才だ」ってあちこちから言われてる人物の作ってるものが萌え系のものだったり微妙なものだったりするし
節々に腹が立って伏線とかどうでもよくなってしまった
綺麗に終わったなとは思うけどね
人によって合うか合わないか違うよね
読んでみないと分からないから面白い
バスカヴィルの犬読んでるけどホームズがおうち待機であんま出てこなくて辛い
四つの署名は読むの早かったのに
主役もっと出してくれよ!
辻村深月は
「ぼくのメジャースプーン」は好きだったけど
「名前探しの放課後」はなんか好きになれなかった
面白かったけど、登場人物がな…ある子の飄々とした雰囲気とか
age描写が気に食わなかった
>>407 逆だ
「ぼくのメジャースプーン」は禅問答のようなやり取りに退屈して
「名前探しの放課後」は漫画アニメ感覚で読めた
同じような感想だとわかる〜!ってすごく嬉しいんだけど
違ってても感想っておもしろいね
>>379 >>378ではないけれど、私は浅田次郎の本が好きだな
まあ悪事<義理人情って感じなんだけど
「プリズンホテル」シリーズが面白かった ヤクザが経営するホテルの話
まだ読んでる途中だけれど「天切り松」「きんぴか」シリーズもなかなかハマる
浅田次郎何作か読んで好きになったから
プリズンホテルシリーズ読んだら話は好きだったんだけど
主人公の暴力癖がちょっと受け付けなくて挫折してしまった
>>409-410 教えてくれてありがとう!
暴力表現はそこまで苦手ではないので、一度チャレンジしてみるね
>>159 亀すぎてみてないかもしれないけど角田光代の何がそうかね?
まぁ結構何でもそうかもしれないけど
森に眠る魚とかかね?未読だー
角田光代の小説は身もふたもなくて好き
向田邦子「阿修羅のごとく」
舞台を見に行くことになったから、予習で再読した
生き方ばらばらの四姉妹+周辺の人々のやりとりがさくさく読める
やっぱり滝子(ヒス喪)に共感しがちw
そして喪女らしく、咲子に神経逆なでされたけど
読んでたら、なんだか一番不器用で愛おしくなった
最後らへんの、滝子が啖呵きるシーンからの流れがすごく好き
しかし、前読んだのは中学生の時で、わくわくしながら読んだけど
今読んだらなんだか寂寥感が襲ってきて軽い欝になったw
いや、大好きな話だけど
初めて読んだ時は、こういう風に家庭を築いていけると思ってたからな…ふふ…
ナルニア一巻から順番に呼んで今『銀のいす』なんだけど作品の雰囲気が変わったというか、読みにくくなった
ぺべんしー兄妹でなくなったからかな
ナルニアじゃなくて外に出ずっぱりだからだろうか
泥足にがえもんは名前からしてかわいいけど動物要素に欠ける
もっとかわいい動物もふもふだしてこいよー
415 :
彼氏いない歴774年:2013/01/21(月) 18:50:30.75 ID:oejPXmKv
有島武郎「一房の葡萄」
短編集で薄いし、読みやすい。
表現きれいで朴訥としてて、すごく好きな文体だった。
ひとつひとつの話がすごく響きます。
最後の「小さき者へ」って話は、電車で読みながら思わず泣きそうになった。
旅で読む本どれにしようかな
家族旅行だから気を使わなくていいし多めに持っていこう
選んでる時間も幸せ
カノコちゃんとマドレーヌ夫人ほのぼのしてよかった
最近本は読むことより買うことのほうが楽しくなってきてやばいな
どんどん崩さないと
姑獲鳥の夏
あの厚さに手を出すの躊躇ってたけど、読んでみたらおもしろかった
一気に読めてしまった
いま首ガチガチだけど
喪をこじらせてるので、ときめき系を読みたい。
何かオススメありましたら教えてください。
>>419 個人的に多いにときめいたのは青い城(文句なし)、高慢と偏見(ダーシーさん乙女)、あしながおじさん(おじさん大人げない)、続あしながおじさん(あしながおじさんのヒロインの友達がヒロインの話。ディアエネミーって原題が好き)
とか
あとはトワイライト(吸血鬼の彼と恋)、ニューヨークの魔法使い(田舎からニューヨークに出てきたら魔法を作って売る会社にスカウトされてイケメンと働く)なんかはどうかな
好み偏ってるけど
好みに合うかわからないけど有川浩はおおむねラブコメじゃないかな
>>419 ライトノベルが苦手じゃないなら
青木祐子のヴィクトリアンローズテーラー
働く女の子がじわじわ相手と距離をつめて行く展開がよかった
それと谷瑞恵の花咲く丘の小さな貴婦人
高殿円のカーリー
どっちも英国寄宿舎もので恋愛だけじゃなくて
寮でキャッキャウフフ要素もあっておすすめ
>>419 児童向けだけど、荻原規子の勾玉三部作と西の善き魔女シリーズ
勾玉は古代日本がモデルで西の善き魔女は西洋がモデルのファンタジー
>>419 有川浩あがっているけど、その中でクジラの彼をお勧めする
空の中、海の底、クジラの彼が好きなんだが、
それだけで今まで出た分の作品を全部買っていたけど、
この三作だけが私好みだった
有川浩のラブストーリーなら別冊図書館戦争Uもオススメ
有川さんのヒロインは美人で聡明でたまに上から目線で時々うへぇってなるけど
柴崎だけは痛い目みたり友情にあつかったりで割と可愛いと思う
初恋の甘酸っぱい感じなら瀬尾まいこの幸福な食卓も好きだな
有川浩ならクジラの彼だな
植物図鑑は間違っても読むもんじゃない
『母がしんどい』読了
「母がしんどい」っていうか「しんどい人が母でした」みたいな感じの話だった
ありゃ他人でも嫌だし姉妹でも嫌だよ、下手したら娘でも嫌だな
これに比べりゃウチは全然しんどくないな〜とか思ってしまう反面
全然しんどくないはずなのにときどきすげえしんどいのは
やっぱり自分の不適応気味な性格に問題が…みたいに思考が歪みやすくなりそう
>>420 あなわた!
全部読んでるし、全部好きやわ
プリンセスダイアリーの作者が書いた「サイズ12はデブじゃない」もオヌヌメ
>>427 私も私もw
メグ・キャボットおもしろいよねー。
「デブじゃないシリーズ」って言うシリーズ名からしてもう憤死もの
でも、メグ・キャボットのヒロインはどれもこれも破天荒すぎるww
>>420 自負と偏見のダーシー最高だわ
あしながおじさんもきちんと正体明かしてからプロポーズすればいいのに一旦フラれて寝込んだ乙女っぷりにワロタ
好み合う人がいっぱいいて嬉しいw
>>422 荻原規子いいよねー
ファンタジーならハウル、童話物語、クレヨン王国シリーズの月のたまごなんかもおすすめしたい
多分、一年くらい前にここでオススメに挙がってた重松清の青い鳥読んだ
この作者って、なんか性描写多いイメージあるけどいい話も多いね
泣けた
耳猫風信社読了
長野まゆみの作品は男同士の恋愛要素がある話は苦手だけど
少年アリスとかこれみたいな少年が主人公の話は好き
出てくる食べ物と飲み物も美味しそうで良かった
>>432 面白い?カルトローレはかなり好みでした
>>429 先にあしながおじさんだと明かしてたら
恩人からのプロポーズなんて本心に関係なく断れなくなるよ
手紙に込められた明るい精神をまず愛したのだろうおじさんが
「本心に関係なく」の点を最も恐れたとしても不思議じゃないと思う
>>433 カルトローレは読んでないんだけど面白かったよ
くすっとできる所も結構あったし明るいけど淡々とした雰囲気も良い
>>430 クレヨンシリーズで一番最初に読んだやつだー
シリーズ全部読んだ今でも月のたまごは特別好き
作者さん最近亡くなってたよね
『九年目の魔法』ダイアナウィンジョーンズ
きゅんきゅんした!眼鏡かけててチェロ引きでちょっとだめな哀愁漂うバツイチのおじさんなんて!
好きになるに決まってるじゃないかー。しかもこんなちっちゃい時に会って何年も交流が続くなんてうらやましい。
頭の中では完全に井浦あらただった。
演奏旅行先から送られてくる本や、年に数回の逢瀬にドキドキ。久しぶりにきゅんきゅんした。
ただ何回読んでもラストがわからん。結局どうなるんだ。
連投すみません
少女とおっさんが出てくるファンタジー小説があれば教えて下さい
関係性としてはエロははさまない方向で
理想はナルニアのルーシィとアスラン、ジルと泥足にがえもん、『九年目の魔法』トーマスリンとポーリィです
>>437 その小説ずっと眠らせてまだ読んでないや!
早く読んで私もきゅんきゅんしよう!!
ありがとう。
恩田陸好きな人いますか?
私は少し前に黒と茶の幻想を読んだんだけど、中々良かったと思います
屋久島に行きたくなり、旅行計画中
今は黄昏の百合の骨を読んでる
憂理がこの作品にも出てくるなんて思わなかった
麦の海に沈む果実を一番先に読めば良かったと今更後悔してる
コンビニたそがれ堂読んだー
このシリーズ毎回泣かされる
>>440 好きよー!
「六番目の小夜子」で知って、「麦の海に沈む果実」ではまった
恩田陸全作読んでるわけじゃないんだけど、関根家と三月シリーズは全部読んでる
仄暗いミステリアスさと並み居る美男美女が好きだw
「夜のピクニック」とかも好きだけど一番好きなのは「ドミノ」
恩田陸はオチさえちゃんとつけてくれていたら一番好きな作家だったかもしれない
ネクロポリスは絶対に許さないw
漱石の『門』再読
たまの日曜日に平日の疲れを癒して、また明日から仕事か〜と上司や仕事場のことを思い浮かべる主人公
通勤車内では席とり合戦があり、人間的な優しい気持ちが起こる余裕もない
これなんて現代…
寺へ行くところはやっぱ唐突に思うけどでも面白かった
でもお金がなく子供もいないのに下女を雇っていることが不思議
住み込みだから給金なしってことはないだろうし
当時は普通のことだったのか
>>438 上橋菜穂子の守り人シリーズ
主人公の過去だけど
恩田陸は途中までが面白いんだよな、悔しいことに
その分オチは投げっぱなしだったり不完全燃焼気味だったりするのが残念だけど
オチが酷いのもあるし地雷が多すぎて、最近購入やめてしまった
>>443 おかげで買いたいけど様子見と評判聞くの必須の著者になりましたもん
ネクロポリスのオチ覚えてないw
蒲公英草紙、麦の海に沈む果実、上と外、蛇行する川のほとりが好きだな
オチが酷いのまで含めて恩田陸好きなほうだw
もうちょい執筆ペース落として練り上げてほしいなとは思うけど
『ネクロポリス』は(ホラーと考えれば)まだましだよ
恩田陸をおすすめするときは『夜のピクニック』か『木曜組曲』みたいな普通の話にする
あとは『チョコレートコスモス』とか『中庭の出来事』『蛇行する川のほとり』といった演劇ものか
『命のパレード』とか『光の帝国』といった短編集は基本的に外れがない
変な書き方になっちゃったけど
オチが酷くないのもあるので、めげずに読んでほしいなということです
連レスごめん
恩田陸、途中まで散々盛り上げながら失速した挙句に落ちが
つかないものばかりで、読んだ後にとても残念な気分になることが多く、
それが嫌で読まなくなった。
恩田が新人作家に偉そうに講評つけてるのを見るたびに、お前こそ
まず読者がすっきりするような落ちをつけられるようにしてくれよと
思わずにいられない。
Q&Aの途中失速の恨みというか腹立たしさは読んで何年経っても
消えない。なんであのまま盛り上げて最後までなだれ込めなかったんだ。
>>440 私も全く同じ順番で読んでぐぬぬってなったよ。懐かしい。
有川浩の猫旅レポート読み終わった。
読書は基本風呂でするから涙と汗で大変な事になった。愛猫との別れ系はダメだ。
前に話題に出てた紀伊国屋書店の書き出しが読めるフェアまたやるみたいだね
見に行ってみようかなー
>>437 ネタバレ注意
・ラストバトルの縛りはトムが「本当に自分のものと言えるもの」だけ使うこと
・ここまで自分の意志でやって来たポーリィでは役に立てない
・そこで、ポーリィの気持ちをなかった事にする。トムの策略で騙されて来た事にする
・ここにポーリィが居るのはトムの行為の結果。だからバトルに使える!
・トム勝利。セブ−トム=の補填要員だったレズリーも釈放。生贄はセブ。
・自分の恋心否定、セブ見殺し、でもこうしなければ自分の恋を貫けなかった。
嘘はそのままにして置かなければならないが、トムも望むなら二人にこの先はあるだろう。
愛は所有でも支配でもないとポーリィはもう知っている。
自分的にはこんな感じ。もっと真面目に解説してるサイトが他にあったはず。
455 :
437:2013/01/24(木) 12:21:13.39 ID:PmgEw1zp
『九年目の魔法』以下ネタバレ注意
>>457 ひゃー!ありがとう!そういうことか!トムとポーリィの最後の応酬の意味が繋がったよ。ありがとう。
結局トムは初対面で飲まず食わずだったポーリィを花瓶の前に連れて行って魔法が及ばないようにし、それから
ずっと本で自分の処遇を訴え続けた。ラストは魔法の及ばないポーリィに自分からトムなんか知らんと言わせ周囲にトムなんかいないよ説をでっちあげられたけど
愛の力で思いだし、最終局面できっちりトムの役に立ったと。すごいポーリィ、愛の力やー。
ありがとう!
コミックなんだけど、コレクターズって4コマ百合漫画読んだことある人いるかな?
カップルの片方が読書好きキャラで、書物に対する愛と情熱に「わかるー」って同感しまくったんだけど。
457 :
彼氏いない歴774年:2013/01/24(木) 15:22:03.92 ID:QkVmJL5z
>>444 当時の女中の給金は異様に安かったはずだから、貧乏な月給取りクラスでも一人や二人は雇えた。
なんかの新書で「女中=現代の家電製品(冷蔵庫・炊飯器・掃除機・洗濯機)」に例えてたよ。
現代みたいに、スイッチ一つでお風呂が沸いたり、熱いお湯が蛇口から出てきたり、明かりがついたり
する時代じゃないからね。ちょっとした家事一つにものすごく手間がかかる。そういうのをやってくれる
存在として女中は必要不可欠な存在だったから、どこの家庭も多少無理をしてでも雇った。
遠藤周作のマリー・アントワネット読んでるんだけど、アントワネットがスイーツすぎる
いや、わかってたけどさ…
次はエカテリーナかテレジア関連読む
>>458 上巻の後半から既に凋落してたから、
このペースで下巻どうすんだと思ったな〜…
貴族の危機感の無いのんきさがリアルだった
やばいと言いつつもどこかしら他人任せで、まあなんとかなるよね的な
460 :
彼氏いない歴774年:2013/01/24(木) 18:13:05.84 ID:QkVmJL5z
>>458 確か深田恭子はこの小説を読んで「自分はマリー・アントワネットの生まれ変わりだ」と
確信するに至ったんだよねw。小説中のマリーの性格が自分そっくり、他人とは思えないって。
ソースは当時買った「Bomb」。
和田竜の「小太郎の左腕」読み終わった。
のぼうでも思ったけど、この人の書くキャラって、言葉遣いが
現代人ぽくて読みやすい。それがダメって人もいるんだろうけど。
最初から戦描写だったから、それで最後までいくのかなーと思ったら
終盤の展開でどうなんの!?→ラストシーンで泣いた。
忍者のあたりはなんかファンタジーだったな。
永遠の0面白い!
なのに途中まで読んで家の中で行方不明だよ・・・
武士道シックスティーン読んだ
青春時代に戻りたい
武士道は作者の刑事ものイメージが強くてなんとなく
敬遠してたけど読んでみたら読みやすいしキャラも立っててすごくおもしろかった
武士道の後にも青春ものの話出したみたいだからそれも読むつもりでいる
最近、乱視と老眼が進んで読書がつらいけど、
高村薫の新刊買ったよ。
ペンギン・ハイウェイ/森見登美彦 読了
森見氏らしかぬ文体と登場人物で思わず作者確認した
でも随所にらしさがあってニヤっとした
最後2ページでうるっときた
読み終わった後もう一度萩尾望都さんのコメント載った帯を読んで深く納得
いい本だった
>>457 なるほど夫婦二人ならどうにかなるのかと思ってたけど、女中がいないとやっていけない部分があって当時としては必須だったわけだね
勉強になったよ。どうもありがとう〜
>>451 わかる!
中盤はドキドキして読むのが止められないほど面白いのに
ラストに向かって「あれ・・・?」読み終わると脱力する。
伏線だと思ってた描写が回収されてなかったり。
それでも懲りずに新刊が出ると読んでしまう。
「ドミノ」は割とスッキリ(恩田作品にしては)終わってたかなと思う。
移動時間を読書にあてようと電車で読んだら酔いました
「ネクロポリス」未読だけど
「ユージニア」さえ許せなかった私はやめといた方がよさそうだw
『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』読了
いろんな作家の短篇集めた本で大変面白く読めました、テッド・チャンはやはり個人的に鉄板
表題作もええ話やったけどジュディヒロインじゃないじゃん…いや幸せになったようで良かったが
途中の展開が切なかった
いけいけテッドちゃん♪
後半の失速度で言えば「ネクロポリス」と並んで「劫尽童女」も外せない
前半のワクワク感を返せー!って叫びたくなるレベルw
「三月」が一番好きかな、EDのモヤモヤ感が良い味になってると思う
エンデの「鏡の中の鏡」読了
読むのしんどかったけど読んで良かった
膨大(といっても30だけど)な話の中に数個だけ心に引っ掛かったり残ったりするのがあって、
最後は「流石はエンデ!」と思える〆だった
なんか自分の中で沢山の話が反響してる感じがする
>>472 てっちゃんイイよ素晴らしいよ、寡作なのが寂しいが
『あなたの人生の物語』の表題作がマジで好き
日本語だと時制表現がいい具合に作用してる
>>460 アントワネットの方なのかw
遠藤周作のマリーアントワネット懐かしいなあ
高校の時、世界史でフランス革命に入る前にあれ読んだおかげで授業に興味がわいて、世界史で初めて一番取れたw
>>471 その本面白かったよね
読み直したいけど行方不明で読めない……
『おちゃめなふたご』『おちゃめなふたごの秘密』
女子寄宿学校に進学したふたごちゃんの話。
夜中のお茶パーティや、夜中に抜け出してサーカスを見に行ったりトップをとろうと猛勉強したり一昔前の少女漫画のようなわくわくがつまってる。
女子ばかりとあってひがみあい、ねたみあい、弱い者いじめと女社会の縮図のようなドロドロもあり、昼ドラばりの濃い展開も見せるけど基本的には友情でまるくおさまってる。
この年頃の女の子はかわいさと無邪気さと残酷さが同居してる。
篠田節子さんの「ブラックボックス」読了。
相変わらずぶれない面白さ。
外れないなあこの人は。
主人公の小市民っぷりにやたら共感した。
おちゃめなふたごシリーズ懐かしい
子どものころよく読んでた
寄宿舎生活に憧れたな
髪の毛ブラッシングよくするとまっすぐツヤツヤになるとか
いろいろ学んだ
64面白かった
田舎が舞台の爽やかな恋愛小説でおすすめありますか?
田舎ならではの風景描写がしっかりした作品だと嬉しい
真保裕一の繋がれた明日っていう本を読んだけど半分よんで嫌になっちゃったわ…
全部読んだけどね
>>481 恋愛ものとはいえないけど、瀬尾まいこの天国はまだ遠くおすすめ
人生に疲れちゃった主人公が自殺するために訪れた田舎で、民宿の男性や田舎ののどかな自然に癒されていく話
あと、田舎だったかちょっと覚えてないけど、原田マハのカフーを待ちわびて
沖縄が舞台で、海とか南国っぽい雰囲気が綺麗だった記憶が
これはがっつり恋愛もの
ベタなおすすめでもう読んでたら申し訳ない
中村航「あのとき始まったことのすべて」
爽やかだったよ
西の魔女が死んだもおすすめ
田舎というなら
三島由紀夫が好きでとうとう図書館で、愛の処刑が収録されてる本借りた。
ちょwwww何コレww男二人の純愛心中やあとか思ってたらww
最後なんかエロ本みたいな終わり方になってるww
こんなトコまで来て草生やす女の人って…
>>485 つい先日読んだ
作ってるジャムを想像するだけで涎ダラ…
隣のおじさん?の最後の話で少し涙くんでしまった
2ちゃんで草生やすのなんか普通でしょうよ
飛ぶ教室読んだ
なんとなくタイトルで興味をひかれずに今まできてしまったんだけど、なんで世の中の大人はもっと薦めてくれなかったんだよばかー
寄宿学校ものって知ってたら喜んで読んだのに!
少年たちが生き生きしてて楽しくて面白かった
作者のまえがきとあとがきもいいね、作者のキャラクター好きだな
>>488 わかる
西の魔女が死んだを読んでから、ずっとジャム作りに憧れてた
最近いざやってみたら、何かしらの果物と砂糖だけで本当に簡単に美味しく作れて
すごく嬉しい&感動
そしてちょっと女子力が上がった気がするwww
西の魔女が死んだの生活って穏やかで、私にとっては理想だ
と思いながらこんな時間に書き込む
491 :
彼氏いない歴774年:2013/01/28(月) 10:15:41.48 ID:xZ8c2dsa
>>487 そんなことをわざわざカキコするあなたってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
舞城読み始めたけど面白いわ
「赤き死の仮面」乱歩訳のポーさん作品とか胸熱!
読みたいけど値段\(^o^)/でもぜひ豪華本で読んでみたい
『センセイの鞄』
心が迷子になった時、街中で見つけてくれる先生。先生の枯れっぷりがかわいい。
センセイに頭なでられて穏やかに抱きしめられてツキコさんが愛しかった。
よく頑張りましたねって頭なでて、センセイイケメン。
2人でデートした場面はうっかり泣いた。ミッキーはいい仕事する。
手品の奥さん、禍々しくて、思わず魅入られてうっかり結婚した先生の気持ちわかる。
ずっとは一緒に暮らせないけど、うっかり好きになるタイプ。
>>489 飛ぶ教室いいよね、私も大好き
あの年代の騒がしさと社会背景の格差みたいのを書きつつも後味が優しいお話
子ども時代が懐かしくなるわ
>>490 おばあちゃんによく眠るおまじないかけて欲しいと思うおばちゃんです…。
ジャム作ってみたいな〜!
今度チャレンジしてみよ
>>492 ヤフーのニュースで取り上げられた藍峯舎のだよね
サイトに行ったら第一弾が赤き死の仮面で第二弾が屋根裏の散歩者とかツボりすぎる
頑張って300人の中の一人になりたいけど……
微妙にスレ違いで申し訳ないのですが
>>104 >文章を書くことをとびまわってる天使を射止めるっていう言い回し
この言葉の出典を104さんでも、他のご存知の方でもいいので、
どなたか教えていただけないでしょうか
いや全くその通りだなあと思って感心して
497 :
481:2013/01/29(火) 02:02:18.42 ID:tP3PigAd
ずっと前に読んでタイトルとか作者忘れちゃったんだけど
知ってる人いたら、教えてください
大変幸福な村で、住民はその豊かさを享受し幸せだけども、
その村のたったひとりだけ不幸を背負わなければならない
そのひとの存在で、その村のの幸福はなりたつ
っていうお話
たしか海外文学なんだけど、読んだことあるひといたら宜しくお願いします
>>498 ルグィンの「オメラスから歩み去る人々」(「風の十二方位」収録)?
長野まゆみさんの左近の桜途中までしか読まずに図書館に返却した
おもしろかったけど前に読んだ白い羊や鳩の栖のほうが好きだったな
白い羊は百合子のキャラクターが可愛くて悶々した
501 :
彼氏いない歴774年:2013/01/29(火) 17:57:37.90 ID:94m3epo2
ミステリ集「謎」買ってきたー
のっけから、松本清張だよ!!
>>496 104です。
『見る美 聞く美 思う美―「画家バルテュス」とともに見つけた日本の心』
手元に本がないのですが、その言い回しは著書内で使われていて、104の感想のところにその言い回しを書きました。
確か書き物についてのところで、書くことの大切さを説く中でこの言い回しが使われていたと思います。
古くからある言い回しかどうかはわからないのですが、参考までに。
『アシュリー事件』読了
親の希望で重症心身障害者アシュリーに成長抑制のためのホルモン投与、乳房摘出、子宮摘出手術が行われたという事件についてのまとめ本
そもそもそんなことやってええんか?という問題以外に、「やってええんか?」って十分検討してないんじゃないかという疑惑がある
つーかいろいろと法律違反っぽいんだけど何故か関係者は逮捕どころか解雇もされてないらしい
施術自体も名状しがたい嫌悪を誘うものだけど両親や病院の考えとかの背景事情が薄暗くて寒気する
>>499 どうもありがとう
また読みたいと思ってたから、今度図書館いこう
どうもありがとうね
507 :
彼氏いない歴774年:2013/01/30(水) 20:53:05.11 ID:Jl9PPJYo
雫井しゅうすけのつばさものがたりを読んだけど
止まらなくなって一気読みしたよ。
5回は泣いたわ
雫井侑介なら火の粉が面白かったなあ
新しいのも読んでみようかな
『ナルニア国物語 馬と少年』
巻が進むにつれて読むのが惜しいよ、あと2つでラストか...。
馬のフィンがかわいかった。アスランさまは本当アスランさまかっこいい...。
私今までスパゲッティ―モンスター教徒だったけど、もうすっかりナルニア教徒です。アスランもふもふ。
>>507 私もあれ終盤度々泣いたわ
泣かせに来るのがわかってるのに泣いちゃうくやしいっ
>>508 面白かったけど、最後でフイタwwww
ふんんんんんwwwwww
>>505 アシュリーてテレビに出てたこだよね?
そんな裏事情があったなんてびっくりだ…
>>512 自分もえ?って思ってぐぐったけど
テレビに出てたアシュリーって人より早く老化する子だよね?
まったくの別人だよ
>>507はコピペ
なんでこんなのコピペしてんのか知らんけど
>>514 わるいw
読書奥様のところに書いたけど
反応なかったもんでw
泣いたのはガチw
古川日出男『アラビアの夜の種族』読んだ
言葉遣いとか引っかかるところも多かったんだけどそれでもやっぱり引き込まれる
ウィザードリィやりたくなってきた
>>511 あなたのレスにこそ、ふんんんって声出してふいちゃったよwwww
>>496 似たようなのなら(飛び回ってる言葉を射る)憶えてるんだけどなあ。
小さなお茶会っていう猫夫婦の漫画で、詩人の旦那猫が
言葉を追って一晩中狩りをするという比喩があった。
>>505 知らなかったけどざっとググって衝撃を受けた
これから読んでみようと思う
『魔法少女育成計画』読了
「このライトノベルがすごい!」大賞作品だけあってラノベにしてはお話がしっかりめで
それほど萌えで売ってる感じじゃない(絵は萌え絵だけども)
個人的には面白くなくはないけどそんなにツボでもないという感じ
キュートと血みどろの組み合わせってまどマギ以来様式美となりつつあるのかね
>>515 何ローカルルール違反を堂々と草はやして書き込んでんだよデブス
523 :
496:2013/02/01(金) 21:00:18.71 ID:kgHH+cSF
>>503 わああ 亀レスなのにわざわざレスしてもらってありがとうございました!
早速明日買いに行きたいと思います
本当にありがとう
いまは今邑彩の「いつもの朝に」を読んでいます。
長いなーと思ったけど改行が多いからどんどん進むw
524 :
彼氏いない歴774年:2013/02/02(土) 01:08:08.06 ID:pnvnBilv
妹が誉田哲也のストロベリーナイトを貸してくれたので、読んでる
あまり、流行りの作家さんを読まないので良い機会
シドニィ・シェルダン「ゲームの達人」
読んだの3回目だけどやっぱり面白かった
どんでん返しに次ぐどんでん返し。ハリウッド映画見てるみたいだしすらすら読めて面白い
登場人物たちの個性が強くてまともな人間がほとんどいないのも楽しかった
ただ表示背表紙のデザインはダサいといつも思う
これくらい話に勢いのある本って何か無いかな
ゲームの達人は美女登場するけど結果がああだから顔にコンプレックスある人間でも読めちゃうね
>>526 あれは内面も腐ってたからザマァwwって感じだったw
シドニー・シェルダン、「天使の自立」と「私は別人」だけ読んだことがある
amazonで調べてみたら、
昔の作品は評価高いけど最近のは微妙みたいね
小説じゃないけど「母という暴力」
虐待や体罰の話が多くて気になってたから読んだ
子供に体罰を加える人はそれが子供にとって良いことだと信じてるんだって…
毒親に育てられた子供が大人になったらどうなるかとかもあって色々考えさせられた
小川洋子さんの本読んだことある方いたらおすすめ教えてください
ミーナの行進が気になってるんですけどどうですか?
ふへへ
ゴーストハント全巻借りてきた
ぶっ続けで読み通してやる!
小川洋子さんなら猫を抱いて象と泳ぐがおすすめです
チェスと少年の物語です
ミーナの行進読んだことある
図書館好きにはおすすめ
話の中に出てくる本も読みたくなる
ストーリーもよかった
小川洋子は最近ことり読んだら良かったよ
小鳥が好きな小父さんの話
ブラフマンの埋葬も好き
ブラフマンっていう謎の生き物が出てくる話
この人の文ってしずかで丁寧な感じがして読んでると気持ちよくなってくる
それと何か寂しさが漂ってる
>>532>>533>>534 ありがとうございます!
みなさんがおすすめしてくださった本がいつもいく図書館にあるみたいなので
少しずつ借りて読みたいと思います。
Chrome拡張機能のAmazonで本検索すると近所の図書館にその本があるかどうか、貸し出し中かどうか分かるのがヤバい。凄すぎてヤバい
どういう仕組みだこれ…
ただ1冊だけ図書館HPだと誰も借りてないのに、Amazonページだと「貸し出し中」ってなってたのが謎
角川春樹事務所の時代小説文庫
読んでたシリーズがあるんだけど、活字が大きくなってから
収録話数が減って(5→4)少し損した気分になった
>>536 カーリルおすすめ
県内横断検索も出来るし図書館の予約ページにも飛べるから便利
アカウント必要だけど読みたい本リストも作れる
これのためだけにツイッターアカウント作ってしまったw
『マリアの涙』ピーターシャビエル
芸術家が作ったピエタ像が破壊され、その意味をマリア様との関わりの中で探っていく話。
マリア様と出会ったことのある主要人物達が各々への啓示を通し本来のマリア様の姿を見つけ出していくって話なんだけど無原罪の御宿りや処女性の強い宗教画が好きだからかなりショッキングなテーマ内容だった。
自分の中でマリア様って信仰っていうよりファンタジーな存在に近いんだとあらためて思った。でもどの主要人物も真摯な人が多いことに救われて最後まで読めた。
メダイユ作ってとか泉掘ってみとかマリア様が今でも世界各国に神出鬼没なのがちょっとかわいいと思ってしまった...。秋田も来たことあるんだね。
メダイユの意味も初めて知った。ママレードボーイのアイテムじゃなかったのか。
宮本輝の「三千枚の金貨」って面白いのかな?
銀二貫も面白かったし、
スティーブン・キングの「幸運の25セント硬貨」や
O・ヘンリーの「一ドルの価値」も面白かったので気になる。
「ロング・グッドバイ」
レノックスかわいそす・・・でもまだページ数あるしもう一波乱あるかも・・・
と思ったら残り全部あとがきだった。
主人公はとにかくめんどくさい人だな、と思った。
>>536 Chromeって住所を登録するようなのある?
だとしたらそれを元に近隣の横断、または最寄りの検索を掛けて
その結果を取得・表示するシステムになってるんじゃないかな
でもそう仮定すると結果の誤差が謎なので、図書館の所蔵・貸出情報とリンクする
データベースがあって、そのラグだったのかもしれない
と元システム屋が予想してみました
ジャンバティスタ・バジーレ「ペンタメローネ 上/下」
あらすじに惹かれて読み始めたけど、時間経過についての比喩や
ちょっとくどいけど程度を表す比喩、格言が知れて面白い
物語の展開はアラビアン・ナイトと似た形で、こちらは大勢の人間が
物語を語ってゆくというもの
上巻に比べて下巻(まだ途中)はちょっと皮肉っぽくなってきた印象だけど、
ラストがどうなるのか楽しみ
スレチを長々とごめん
今年は古典や情報系を中心に読んでいきたいな
『八月の博物館』瀬名英明
小説家が小説の中で小説を書くんだけど小説を書くことにより立ち現れる世界、文脈によって語られる宿命の登場人物が読者である自分とリンクしてもう頭がくらくらした。
博物館の博物館でさまざまな展示物が自分の前に表れて興奮した。博物館や美術館、エジプト、どらえもん、ぬこ。
本の中が現実に、現実が本の中の世界になったみたいだった。自分と物語の境がなくなる感覚。おもしろかったー。
ハードカバーの装丁が扉なんだけど、最初閉まって見えたのに、だんだん開いて見えてきてめっちゃびっくりした。
>>538 うおおすごいこんなサイトあったのか!教えてくれてありがとう!
Twitter登録してほとんど使ってないのを使おうかな
読みたいリスト良いなこれ
>>543 住所登録は無いけど図書館を一つ指定してそことデータを繋げる?のかな
Amazonと図書館繋げるとかシステムでそういうの作れるのすごいです
吉川英治の三国志1
初三国志。文章が読みやすくてワクワクする
食客羨ましいです。息子を殴る母ちゃんェ…ってなってしまうのは現代っ子だからか…
曹操は確実にチャラ男
>>545 吉川三国志面白いよね。私も読んでるけどこんな長編の小説初めてなんで
なかなか読みきれないw
人形好きのお母さんが子供のことを人形だと勘違いしてる…みたいな内容の
小説を探してるんだけど(友人が昔読んだらしい)そういう内容の話って
何か知りませんか?
>>547 乙一の「優子」かな?
かなりうろ覚えだから自信は全く無いけど
怖い本とかおどろおどろしい本好きだけど怖い絵とかおどろおどろしい絵は苦手だから本の装丁が怖い。
挿絵とかも怖い。幻想文学とか読む前に装丁で挫折する。怖いよ!でも文章は読みたいにーりつはーいはんー
文体も怖いのだめだし、ひえーってなる。丸文字とかで出版してくれ
あしながおじさん読み終わった
何かもう最後はフヒヒって笑ってしまった
続も読もうっと
「神曲」読んだことある人いる?
なんか難しそうでなかなか手が出せないんだけど
とりあえず図書館で借りてみようかな
>>548 ありがとうございます!
あらすじ見た感じこれっぽいような気がします
図書館に今度行くので、見てみますね
>>549 丸文字ワロタ
怖いの苦手なのに何を思ったか三津田信三読んで、
よりによってその夜、家にひとりぼっちを体験したことがある
風呂入らずに寝たぜ
神曲はどうせなら豪華な装丁の本で読みたいとか思ってるからなかなか買えないな
集英社から出てる文庫版の神曲は持ってるけど文章が訳のせいだかすごく読みづらい
下にびっしり登場人物とかキリスト教用語の解説があるけどそれどころじゃない
イニシエーションラブ読んだけどつまらんかった
オチが途中で読めちゃったし男にも女にもイライラして疲れた
でもこれに出てくる女みたいな振る舞いが出来たら喪女脱出できるかもしんない
そうだ、合コン行こう
>>554 わかる!
絵入りとかね
>>555 そうか。訳にもよるんだね
やはり図書館でパラパラ見て自分に合いそうなの借りてみるかな
ありがとう!!
>>556 私も読んだ時投げ捨ててやろうかと思った
あのトリックに「すごいわー」っていい意味で裏切られた人なんているのかね
あんな女になっちゃいかん、しかし合コンは超頑張れ
でも、この本くそつまらねー、なんて言う子はこの本を絶賛している好みの男に振られるのさ
本の好き嫌い・読書量は人間性を見る上で重要だ
まず男と会話する機会が無い訳だが
自分がくそつまんねーと思った本を絶賛してるのを知ったら百年の恋も冷めるわ
562 :
彼氏いない歴774年:2013/02/08(金) 20:49:33.19 ID:hgp7sdeK
>>551 勝手なアドバイスだけど、不安だったら先にネットかなんかで検索すれば以前読んだ人の
感想・意見なんかが出てきたりするからそういうのを読んで原本に当ってみるとか。
あくまで自分の場合はだけど、難しそうだったりハードル高そうなものに対してはそうした
方が入りやすく感じる。
以前大学でハイデッガーの「存在と時間」を読まされたけど全くチンプンカンプンで、
筒井康隆の「文学部唯野教授」を読んで「そういうことか〜」とやっと腑に落ちた。
その後笠井潔の「哲学者の密室」(ハイデッガーをモデルにした哲学者が出てくる
ミステリ)を読んだら、さらに理解できた(ような気がする)。
自分は未読だけど山田正紀の「神曲法廷」(主人公が「神曲」を愛読してる設定)を
読んで「神曲」にちょっと興味を持った。
綺麗になるほどアナルに舌入れはありですか〜高2男
>>558 クソつまらないトレンディ(笑)小説だと思いながら読んでいたら最後にあのオチで
きちんと仕込みがあったことに驚いたからいい意味で裏切られたけどね
ただ、あれで味を閉めたのかセカンドラブで同じことをやらかしたのはひどい
あと、この人の書く女性のバブル臭が嫌だ
ヘッセの「デミアン」にもちらっと出てきた気がするな神曲
ほんとちらっと、ベアトリーチェって名前だけ
私もそこから興味持って、いつか読みたいなとは思ってる
ソロモンの偽証全巻読み終わったけど・・・あんまり面白くなかったかも
子供の気持ちを書くのは上手ってのはわかるけどね
遠藤誉「チャイナ・ジャッジ」を読んだ。
重慶のハクキライ事件に関する本なんだけど、中国の政治って日本のとはケタ違いにダークだわ・・・。
>>562 私は「神曲法廷」読んで「神曲」読みたくなったんだ
変人な探偵ものを探してて読んだ
変人ていうか本格的にヤバい人だったw
面白かった
去年の夏「タルト・タタンの夢」を買って途中まで読んだ
で、タルト・タタンが食べたくなって近くのケーキ屋を片っ端から探した
冬じゃないとありませんよと親切な店員さんから言われるまで
ということを、今本棚の奥底を探って本を見つけるまで忘れてた
続きは、もったいなくて読みたくないと言う理由でほったらかしだよ
忘れてた自分にびっくりした
彼女の秘部を擦ったり、舐める、Gスポを優しく摩ったり
でも、奥に突き刺すときぐらい変わることない。
オナニでは子宮には何も出来ない
心込めて子宮をつつかれると違うのかしら?〜高校男子
子供の頃何度も借りて読んだ「ゴーストドラム」を中古で買ったさ
絶版になってたのに若干ショック
児童書でファンタジーだけど、決して甘くないストーリーと
硬質な文章、読むと浮かびあがる冷たくてきれいな情景が独特で好きだ
この本、続きがあるんだけど翻訳されてないんだよね。どこかで出版しないかな…。
私の語学力じゃ、とてもじゃないけどあの雰囲気にたどり着けないわ
お暇と興味のある人はぜひ読んでみて欲しいなぁ
長文ごめん。
私の周りに母しか本読む人いないから、語りたくてたまらんのです
姉さん、俺の彼女も離れた文科系。大丈夫といわれて文学を語りながら中だし
俺みたいな男は付き合える?
>>569 ……今、正にシーズンじゃないのか姐さん
それとももう興味がなくなった?
>>573 今年は食べるよ
まさにシーズンだ
読みながら喰らう!
東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
読み終わった後全くなんにも心に残らない本だった
別につまらなくはないんだけどなー…何だろう、人や出来事が繋がりすぎというか
少しぐらいなら「ああっ!?」って感じで驚けるんだけど、こうもあると…
この人の小説はやっぱり伏線ばりばりのミステリ向けだなー
読み終わった後全くなんにも心に残らない本だった
これは東野圭吾の本全般に言えることじゃないのか
白夜行は読んだ後しばらくぐるぐる考えたなあ…
ドラマ版はよい二次創作だったと思う
>>576 手紙、さまよう刃は個人的にいろいろ考えさせられたな
容疑者Xの献身とか、この人は謎解きそのものよりも割り切れない気持ちを書くのがうまいと思う
容疑者Xの献身は良かった
犯人の心情がひしひしと伝わってきた
他のはすっかり忘れた
読みやすいからスラスラ進むんだけどね
私が強烈に覚えてるのは「星降り山荘の殺人」だ
ミステリにハマりだした時に読んでうおおぉ〜〜っ!!て布団の上でゴロゴロした
それ東野じゃない
東野圭吾は仮面山荘
あぁごめんごめん
言葉足りなかったね
東野に限らず今まで読んだ中で心に残ったのは「星降り山荘の殺人」です
ごめんなさいね
本読むの好きなのにこの文章力のなさ…
今日借りたドラゴンラージャ読み終わってしまった。
数年前に読んだけど、読み返したくなって借りたら風呂も食事も後回しになった。
最高だった。wikiでは影跡って続編があることが仄めかされてるんだけど、
読んだことある人いるならあらすじだけでも教えてほしい。
東野は秘密(だっけ?)でどん引きした。
有川浩『三匹のおっさん』読んだ
話自体は面白いんだろうと思うけど、説教臭さと登場人物が合わなくてうんざりしてしまった
ここで知って読んでみた「特捜部Q」面白かった
母も気に入ったようなので早く2作目を買いに行くぞー
今ちょうど東野の「百夜行」を読んでる。
はじめて東野の本読んでるけど思ったよりこれは読みやすいかも。
みんな本買うときブックカバーとかつけてもらってる?
私は書店でつけてもらってるけどかわいいブックカバーも憧れるなあ・・
あと中古の本買う?ブックオフとかで?古本が抵抗あるから買えない。
でも安いよね。
例え新品の本でも少なくとも一人の店員が直に手を触れている。
その店員がオナニーやらうんこやらしたあとに手を洗ってる
確証はないので気にしないことにしてる。
自分だってそんなにキレイなわけじゃないし。
>>587 「ブックカバー ダウンロード」で検索すると可愛いブックカバーいっぱい出てくるよー
デザイン選び放題サイズ自由
印刷するやつ持ってなかったらごめん
和辻哲郎の本、難しいけど面白い
一つの物事を見るときの発想の豊かさや分析の深さ
頭の良い人ってすげーな
>>587 ブックオフは本を消毒してるとチラシか何かで読んだ
新しい本棚組み立てた
机に積んでた本詰めたらいっぱいになってしまった…
みんなちゃんと作者ごとや出版社別に並べてるのかな
適当に突っ込んでるもんだから続き物探すとき大変だわ。ちゃんと整理しようかな
大阪駅のブックスタジオで和風の猫カバーの特集してて
可愛かったよ。欲しかった。
東野作品は友人に勧められて何冊か読んだ
読んでる時は面白くて先が気になってしょうがないんだけど、
読み終えた後は余韻に浸る事も無く、あぁ面白かったで終わる
娯楽小説の中では良い方だと思う
中山七里なんかもそうだったなぁ
容疑者Xの献身は結構面白かった
ミステリーとしては ? だから、ミステリー好きな人は物足りないと思うかも
私は中古もガンガン買っちゃう
汚いやつは買わないけどね
素朴な疑問なんだけど、新書派の人って図書館や満喫は使わないの?
お金に余裕のある人は新本をガンガン買ってほしい
図書館利用や中古本買う人ばかりになったら、ただでさえ厳しい出版業界があぼんする
作家さんたちの為にも新書買ってください。おながいします
自分で稼ぐようになってから
作家に利益がいかない古本に疑問を覚えるようになって
出来るだけ新本買って古本屋は今は絶版の本を探しに行く時専門
図書館は引き続き利用しているから自分でも矛盾しているなとは思うけれど
綿矢りさの「ひらいて」
おもしろくてすごい勢いで読んだ。綿矢さんの作品やっぱり好き。
ブクオフいってきた。なるべくきれいな本選んでかったつもりが下の部分が
しみてた。。これだけでテンションさがった。
やっぱ次からは普通の本やで買う。4冊の文庫本で1500円だったから
安いけどさ。
自分も作者に還元されない古本屋は一切手を出さない
絶版とかで手に入らないときのみ図書館利用
ただ買うのは文庫のみだし、月に数冊しか読まないから出来ることなんだろうけど
知らない誰かが触ったのを所有は嫌だな
図書館の本はずっと置いておくわけじゃないからいいけど
図書館で読んでいいなと思った本は
リストアップして買おうと思っている
薄給なので古本で済ませるかもしれないけど
>>600 煽りじゃなく単純に疑問なんだけど、服を買う時なんかはどうするの?
知らない誰かが試着して、買わなかったら売り場に戻すよね
本より肌との密着面積が断然多いと思うんだが…
服は気にならない、本は気になるっていうんならすいません
一週間試着するわけじゃないし洗濯すればおk
つばつけてページめくる人もいるだろうに
本屋でおかき食べながら文庫を立ち読みしてるおじいさんを見たことがある
それを見てから一番上に置いてある本は買わなくなった
人それぞれ
シュティフターの「水晶」読了
翻訳ものの文章に美しさを感じたのははじめてかもしれない(藤村さんの訳は少し読みづらかったけど)
風景描写が本当に綺麗。吹雪の中山道を歩く幼い兄妹の姿や
川の氾濫によって水に浸された板橋の様子がありありと頭に浮かびあがってくる
わたしもコンラートみたいな優しいお兄ちゃんがほしかった
このスレのみんなは、本読んで印象に残った文章を、
手帳やノートに書きとめたりとかする?
本読んでいいなと思った言葉も、気付くと結構すぐ忘れてるんだよね。
(もちろん心に残った言葉はずっと覚えてるけど)
それで何かに書き留めたいなと思うんだけど、
どういう物に書いたらいいかなと悩んでる。
このスレに似たようなことしてる人いたら教えて欲しい。
読んでる最中にいいなーと思ったとこにふせんつけて
読み終わった後に抜き書きしてるよ
アナログじゃなくてパソコンでだけど
専用のテキストファイル作ってる
タイトル書いてその下にだらだら書いとくだけだけど
パソコンなら後で検索できるし、たまに読み返すと面白いよ
良いと思ったのはメモってる
PCでまとめて、たまに音読する
楽しい
>>608だけどレスありがとう。そっか〜、PCか!
どこかに書きとめようとしてたんだけど、
落としたり誰かに見られたら嫌だなと思ってたんだよね。
私もとりあえずPCにメモってみる。アドバイスありがとう!
自分は読メ使ってる
でもmixiとかTwitterみたいなノリがあるところが難点
遅レスすまそ
>>234 フェルマー面白かったから暗号解読買ってきた。
ありがとう!
美容(化粧や髪の毛、爪のケア)とかを頑張ろうと思わせてくれるような小説やエッセイないかな
おしゃれ最高おしゃれをすることが心から楽しい、と思っているような主人公の文とかエッセイとか
外で生きていくために最低限自分の身の回りのことに気を配れるパワーを本から補給したい
雑誌できれいなモデルさんを見るより文章として読んだ方が想像力湧いて親近感がわいて実行力につながる気がして
明日シャツ着なきゃいけないけどアイロンかけんのめんどくさいなーもういいやとか思うときに乙女心を呼び覚ましてくれる本ないですか
わたしも おしゃれというか丁寧な生活ぶりを描いた小説が読みたい
きっと読んだことあるだろうけど忘れてる
20代後半にになって、メモって大事だったんだなーとひしひし思う
いくらでも本を読む時間があった小中高のころは、どうせ思い出せるとおもってバカにしてた
小説というか、イラスト・マンガが主だけど美人画報とか
安野モヨコの絵が好きならお勧め
>>608 締めたあとだけど
私は携帯で日記付けてるから短文ならそこに書いてる。つい先日も書いた
長文ならPC、単文でも抜き書きすると文意が変わりそうとか面倒な時はコピー
「ともだち刑」雨宮処凛
学生の時借りて読んだだけだけどしっかり覚えてる
620 :
彼氏いない歴774年:2013/02/12(火) 17:03:24.68 ID:BeKXHnz/
読書初心者なんだけど、なにから読めばいいかな?聖書とか古典書みたいなのはよく聞くんだけど、その中からでも何から読めばいいのかわからない。
司馬遼のは断然、竜馬がゆくだと思うの。
捨てアド登録してAmazonギフト券もらたし、久々に文庫買う
おまえらも登録するといいよ(^〜^)つ
brbr.kinugoshi.net/
>>620 好きなドラマとかゲームの原作とかはどうかな?
筋がわかってるぶん読みやすいと思うの
>>620 読書習慣ないなら読みやすいのから始めた方がいいんじゃない?
何か好きな物があればみんなアドバイスしやすいよ
624 :
彼氏いない歴774年:2013/02/12(火) 17:34:51.11 ID:BeKXHnz/
>>623 自分の興味のある事というか、一人でいる時とかはよく日々過ごす事で疑問に思ったことをなんでなのか考えたりしてる。で、一人で結論だして終わるって言うのが多い。こんなのでもいいかな?
ポカーン
626 :
彼氏いない歴774年:2013/02/12(火) 17:58:41.44 ID:BeKXHnz/
<<625
いや、自分でも変な気はしてるんだけど歩いてる時とか暇つぶしに意味もなく考えてるんだ。これって精神障害者とかなのかね。それよりみんな本は買ってるの?借りてるの?
>>626 ミステリーとかSFとか歴史物とかいろいろジャンルがあるからね
それをハッキリすればじゃんじゃん推薦してくれるよ
借りるか買うかはちょっと上に話題に出てる
人それぞれだよ
628 :
彼氏いない歴774年:2013/02/12(火) 18:36:57.94 ID:BeKXHnz/
>>627 そうだったのか。ゲーム良くやるからSFとかでおすすめないかな?あと雑学とか生きてく上で、役立ちそうなことが書いてあるもの。
ゲームもどのへんやるかで違ってくるよ。
小説化・漫画化したゲームもたくさんあるし
ストーリーが好きなゲームがあって小説化してるならそれから読んでもいいと思うし、
デビルメイクライってゲームの主人公がダンテという名前なんだけど、
だからって「神曲」(作者がダンテ。内容はゲームと関係なし)読むひともいるしね。
デビルメイクライに関しては2と4が小説化されてたね。
>>629 ちょうどデビルメイクライの小説を注文して配達待ちしてる!
小説のあらすじは知ってるけど楽しみ〜
631 :
彼氏いない歴774年:2013/02/12(火) 19:15:49.64 ID:BeKXHnz/
>>629 DMCは3.4と新生DmCをやったかな。
その「神曲」って言うのはどんな感じなの?
>>615 森茉莉の贅沢貧乏とか?
ただ私は読んでてこだわり強すぎるのも面倒だなと思ったけど…
>>617と同じく美人画報はおすすめ
>>631 すまん私も知らないw
漫画の「聖☆おにいさん」にも地獄ガイドブックとして出てくるから、
地獄ガイドブックなんじゃね
メガテンとかペルソナが好きならもとになった神話とか読んでみてもいいと
思うし
連続すまそ
>>630 おおー。楽しみだね!2?4?
連続ついでに、アサシンクリードブラザーフッドやるときは
塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは華麗なる冷酷」(うろ覚え)
も読むと余計楽しめるかも。私は楽しかった
男性作家で男主人公が憎しみを持ってるような本知りませんか?
女の憎しみはよくあるけど男の憎しみは見ない気がする
>>635 今「1984年」読んでるけど、主人公の男にそういう部分がある
若くて健康で綺麗な女を見て、
でも自分は抱けないから憎くて仕方ない
彼女と比較すると自分は老いて不健康だから気後れするし
どうせ理解出来ない人間だから強姦してぶっ殺したいみたいな心理描写がある
最近アニメのサイコパスにはまってるんで
作中で引用された本からつまんで読んでる
奥田英朗のオリンピックの身代金
角田光代のツリーハウス
大崎善生のタペストリーホワイト
の様な、戦後〜高度経済成長期、現代までが舞台になった小説が好きなのですが、
何かおすすめありますか?
上に挙げたとおり、純文学や洋書は難しくて読めません
あと、学生運動が主題の村上龍の69や奥田英朗のサウスバウンドは
あまり好みではありません
あくまで一要素としてでてくるくらいなら大丈夫です
>>631 わからないことはぐぐった方が速いよ
ジャンルとかはっきりしてないなら最近人気の本とか、このスレを1から
読んでみて気になったのからとかでもいいんじゃない?
途中で挫折したらもっと簡単なの、って変えていけばいいし
>>635 まだ読んでないから違うかもしれないんだけど、
「黒冷水」って本がそんな感じかなと思ってる
兄弟間での家庭内ストーカーの話
ちなみに作者の他の作品読んだんだけど、文章は軽いと言うか
若者言葉って感じだった
>>637 桜庭一樹の赤朽葉家の伝説がまさにそんな感じだよ
祖母、母、わたしの目線で赤朽葉家を語る話
ちょっと独特な感じだから好みに合うかわからないけど
>>637 タイトルが思い出せないんだけど、ドラマにもなった
「なんとか地帯」どうかしら
竹野内豊(主役じゃない)が商社マンで油田掘りあてるやつ
>>640 山崎豊子の「不毛地帯」かな?
違ったらすいません
同じ作者の華麗なる一族も戦後〜高度経済成長期の話だったような気がする
>>641 それですそれです
ありがとうございます
ブックオフの100円コーナーにあると思う
有名作家や映像化した作品の小説って大体どこの古本屋でも置いてあるから便利っちゃ便利だね
なるべく定価で買おうとは思うんだけど古い作品や長編シリーズは古本屋を頼っちゃう
>>637 佐々木譲の警察の紋章とかどうだろう。警察官の親子孫三代の話
>>608 印象に残った箇所とか詩とかをノートにためてる。
手書きの字が下手になってきたから字の練習と、万年筆が持ち腐れにならないためとも兼ねて
わかるー>長編
真田太平記はブックオフにないのを新品で買ってた
半分は新品かな
作者亡くなってるから、池波作品はブックオフでいいかなと思うけど
あんまりないよね…
美人画報は、頻出する「そうゆう」がどうしても許せん。
>>635 ちっと思いついたのが
シオドア・スタージョンの
死ね、マエストロ、死ね って短編
天才に嫉妬する系
美人画報は本人の肌に一番説得力がない
ブスとか叩かれて凹んでたそうだがブスとか以前に肌だよ!
誰かがいってた「肌が荒れた美容部員からクリーム買いたいひとがいますか?!」
これに尽きるわ
>>648 そんなに肌汚かったっけ?
安野モヨコの美人画報はモサい感じから良い女風になる所とか買い物の話が面白かったよ。
肌が汚くてもあそこまで頑張れるって励ましにもなってるかも。
肌が綺麗な人しか許せないなら君島十和子?の本とか読むと良いのでは。
元女優と漫画家では比較にならないけど。
>>634 1と4小説だよ
2は手に入らなかった
届いたんで挿し絵だけ見たけど1の絵の方が好みだな
エボアボの話ワクテカだよ〜!
>>620 自分はドラマからはいった。それまでは本なんて読んだ事なかった。
自分はミステリーばかり読んでるのですが
喪から彼氏できたりもしくは逆で失業しちゃうとか借金まみれになったり
そういう題材書いてる本ってありますか?
>>650 おおー、よかったー!
エボアボの話はいいよ!
ところで4の作者、麻雀ものも書いてるんだね
>>637 遅くなったけど江國香織の『抱擁、あるいはライスに塩を』もそんな感じ
変人の寄せ集めのような富裕層の一家の物語
三浦しをん『きみはポラリス』『月魚』読んだ
まほろがドラマでやってるから流れで読んだけど、こういうのはBLレーベルでやれ
ポラリスはまだ短い+プラトニックで許せるが月魚、てめーはダメだ
しをんちゃんは読んでてこれ男性や
腐ってない女性ついていけるのかと思う時が結構あるな…
しおんは顔が気に食わない
横暴なw
世界から猫が消えたなら
タイトルと表紙が気になったけど、コメントを寄せているのが
秋元康、角田光代という時点でどうにも手が伸びなかった
>657
読まず嫌いは良くないと思ってamazonで試し読みしてきた
やっぱり駄目だった
最近の本屋大賞はどうもおかしい
電車の中にカバン忘れて読みかけの
とんび飛んでったったwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
日本語でok
>>658 本屋大賞ができたばっかの頃、選考委員?のおっさんがテレビ出てて
すごく上から目線で語っててそれから信用してない。
そんなことする暇あるなら接客コンテストでもしてろって感じ
もと店員のしをんも蹴るだろうなと思ったけど、蹴らなかったね
そもそも、本屋大賞の「今書店員が最も売りたい本」と言うコンセプト自体嫌い
そんなに売りたかったら自分の店でヒラ積みにするなりPOP書くなりして売れよ、って思う
結局売れ線の本しか選ばれないし。
意味無い、と思う。
>>662 それならビレバンいくか自分で店やればいいのにね
たとえていうなら「野球選手にも球団スタッフにもなれなかった
兄ちゃんが球場の売り子しながら野球について語る」嫌さがあるわー。
しかも投票するために店員に買わせて売り上げにするという…
販売努力の内容が「昔のように売りたい」なんだよね
そら新しい一種類の本がたくさん売れればラクでしょうが
出口のない部屋読み終わった(感想&ネタバレあり↓)
「何が傑作ミステリーだふざけんな700円返せゴルァ!!!!」が率直な感想。ミステリーと期待して買うとマジで損する
ミステリーっていうか若干ホラーなファンタジー入ってるしwww
内容としては、物語の展開がダラダラしてて起伏が無い上にミステリーの見せ場である犯人探しが遅過ぎるのが本っ当に鬱陶しかった
前置き(&無駄な説明)がとにかく長い長い…
伏線回収や犯行内容は残り数十ページの犯人の種明かしタイムで明らかになるんだけど、それも物凄い駆け足な説明で全く面白くない
犯人のヒントも出し過ぎだわ散りばめ過ぎだわで意外性も糞もなかった
プロローグとエピローグだけ読めば充分に内容が分かる本だと思う
裏表紙の『なぜ三人はこの部屋に閉じ込められたのか…?』『驚くべき真実!』とかは鵜呑みにしない方がいい
糞真面目に丸々一冊読むと確実に後悔する本だなと思った。というか今後悔してる
700円をドブに捨ててしまった…(´;ω;`)ブワッ
出版不況の中、本屋大賞は成功してると思うけどなぁ
あれなかったらもっと本屋はヤバくなるような気がするよ
普段本にあんまり関心がない層には有効かもね
>>666 本屋にとっては成功かもしれないけど読者にとってはどうなのかって話でしょ
>>667みたいな層が本買って読んでくれるなら十分意味があると思う
芸能人とかが自分の愛読書をメディアで紹介して、それを文庫本の帯でも貼られてたりするんだけど、それをもっと多くの本に貼ればより沢山の層の本に対する購買意欲を沸き立たせることができると思う。
浜崎あゆみの帯が貼られてたら例えそれが
太宰治だとしても全国のギャルが食いつくだろう。
たとえ古いなw
今だときゃりーぱみゅぱみゅだろうかw
近所の本屋がポイントカード導入した
これで品揃えが充実したらいうこと無いんだがなー
>>670 逆に、誰かの名前が帯にあったから買う気が無くなったっていうレスもあったな
本屋大賞って初期は
「書店員の目から見た、玄人好みな一冊を発掘する」
って趣旨だったはず
今は既存の話題作を羅列してるだけでなんの面白みもないけど
まぁ普段購入しない人をターゲットにするとそうなるよね
売るためには仕方ないんじゃないかな
普段から本読んでる人は「ふーん」で済ませるだろうし
どっかのスレで書店員が
「店長命令で百田尚樹に組織票入れさせられた」って暴露してたしな
まあそんなもんだよね
>>676 マジかよ
そういえば最初の頃は「私たちが選びました(ドヤァ」って各店手書きの
ポップだったけど、最近は印刷のやつを適当においてるだけだもんね
ID出ない板で同一人物だの自演だの、なんと戦ってるのやら
出てる!出てるよ!
すまん誤爆
井上荒野って人の作品の不倫率の高さに驚いた
江國さんも多いけど
不倫ってそんなに魅力的なのか
文化らしい
「1984年」読了ー感想ネタバレかも
絶望的過ぎる世界にどっと疲れた
未来には一応想像の余地を残しているけど、この時代には結局希望が一かけらも無いのね
しばらくは空想する事にすら拒絶反応起こしそうだから
次は積読中の物理学の本でも読んで癒されようと思う
「ロッキンホースバレリーナ」
大槻ケンヂ
「×2」 唯登詩樹
かなりシュール
「ゲド戦記 こわれた腕輪」ル・グウィン
映画が不評なので読んでない人もオススメ
(映画とは別の話だけど)
地下迷宮の話で、かなり暗い
>>668 てことは作家が助かるってことでしょうが
本屋叩きはほどほどにしないとねぇ
>>687 Amazonあるし
書店自ら既存ユーザーの神経逆撫でするようなことするのもどうかと…
そして、店員が選ぶ以前にファン投票あってもいいよね?
店や出版社単位ではやってるかもだけど
競馬や野球は年度代表馬とかなんとか賞はマスコミが選ぶけど、
ファンが参加できるオールスター投票は別にあるしね。
結局売れなきゃどうしようもないし、売りたい本てのは出版社も当然これは!と思って力入れてるはず
埋もれてる本を売る試みはいろんな書店がやってるが実際に本屋大賞とは桁違いに売れないし
出版社もギャンブルだもの協力出来ないはずだよ
本好き、本に詳しい人は嫌かもしれないが、今はあらゆる層を取り込まなきゃいけないよ
Amazon使おうがその流れでは出版社も潰れるよー
村上春樹の「ノルウェイの森」、上巻を読んだ
男の価値観の一種が分かって勉強になった
突撃隊わろたよ
自分がワタナベみたいな男と会ったら、軽く描写される女の子達の一人で
もなく、突撃隊ランクの位置付けで覚えられそうw
面白かったけど憂鬱にもなったから、別の健康的でさわやかな小説が読みたくなった
でも続きが気になるから、すぐ下巻読む
>>687 違うね
助かるのは元々助けられる必要のない売れ線の作家だけ
さほど知名度がないけど面白い作品を書いている作家は別に得しない
で本屋大賞は最初は知られてないけど面白い作品を引き上げるものだった
それが変質したからここでも批判されてるわけ
>>689 今の本屋大賞は元々売れてる本をさらに喧伝してるだけだから、
本屋大賞がなくなっても大勢に影響ないでしょ
批判というよりもはやただのアンチだな
売れ線の作家の売れてる作品のおかげで、売れない作家の本が出版されてるって
考えにまではいたらないのかな。
本屋大賞の本を読むこと強制されるわけじゃないんだからそんな目くじら立てんでも
>>693 AKBのおかけでキングレコードが儲かる→キングレコードのメタルレーベルに
予算がたくさん割り振られてたくさん出る!
って理論をメタル板で見たなぁ。実際どうだか知らんけど
>>692 アンチとレッテル貼っても批判にも反論にもならないよ
>>693 採算点というものがあってね、出版社は発行部数が少なくても黒字になるよう綿密に試算して出版してるの
だから売れてる作家のおかげで売れてない作家が存続できてるわけじゃないし、
出版は
>>689の言うようなギャンブルでもない
本屋大賞を擁護する人が商業主義、売れ行き至上主義なら議論にならないけど、
それにしても本屋大賞の出版業界や作家への貢献度を過大評価しすぎてないかな
昔は作家どうしはライバルだったが、今は一緒に頑張って本を手にとってもらおうとチームワークみたいなものがあるらしい
こないだ僕らの時代で作家たちが言ってたよ
割と売れてる人でも年に300万とかだって
本当に売れてない時代なのよ
稼げる作家というのは椅子取りゲームみたいな状態で数が決まっていて誰かがどかないと次の人は座れないって例え聞いたな
誰かがどくそれまで待つしかないって
なるほど
芸能人と一緒だね
書店員だけど本屋大賞って実際半端なく売れる
ただ大きくなりすぎ、持ち上げられ過ぎな感があるし
選ぶ側も「これなら大体の人が楽しめるよね」みたいな本を選びはじめてる気がする
あとはそんなに読書家でもないのにとりあえず祭りに参加したいみたいな書店員とか…
まあピークは過ぎたんじゃないかな
うちの店は投票に参加してないけど「謎解きは〜」に決まったときは罵詈雑言の嵐だったw
本屋大賞…ヒロインは映画化されると宮崎あおいのイメージ
本屋大賞は、2005年、2007年、2009年は個人的に当たり年だった
毎回大賞を取る作品よりも、2位以下の作品の方が自分の趣味に合う
特に2009年は2位〜7位まで好みの作品という大豊作だった。
またこういう年があれば良いのにと思うけど、今の体制じゃあ
もう無理なんだろうなと思った
読書しようぜ!
星新一を読んでるけど、ああ面白かった!風刺きいてたわ!って思うけど
短編をガーって読んじゃうからあんまり覚えていないんだよね...
>>703 昨日なんJまとめ見てたら星新一スレまとめられてた。
やきうのお兄ちゃんたち読書家だね
私は伊藤計劃読みかけだわ
村上春樹4月に新刊だって!楽しみだ
でも暫く手に入らないんだろうなー
100回泣くこと読了
薄っぺらくて字もでかい
内容もそりゃもう薄っぺらかった
解説もベタな人選でウヘァ
でもこういうのに素直に心動かされる人が羨ましかったりもする
707 :
彼氏いない歴774年:2013/02/16(土) 23:51:23.87 ID:Di7IPm3q
子供のころはあんなに好きだったのに最近ファンタジーを読んでない
氷と炎の歌くらい
ハリポタのとき中高生だったけど冷めてたし…
好きだったので思い出せるのは
ルイス、ルグイン、エンデ、賢治、スーザンプライス、タニスリー(子供向けじゃないw)、柏葉幸子、福永令三
どこかイライラするので 好き!とは言えないがジョージマクドナルドはほんとに独特な世界を出してた
さいきん
最近なんにも読んでないなぁ。
家だと逆に落ち着かなくて、病院での待ち時間とか仕事の休憩時間の方が集中して読める
久々に青春時代に読んだ作品読み返そうかなあ
鬼平犯科帳
R.P.G/宮部みゆき
最後まで飽きずには読めたけれど、途中で何らかの原因で読めなくなっても特に悔いがない感じ
どんでん返しはあったけど意外ではなかった
読みやすくはあるのでちょっと疲れた時にでも
親父が心底ウザい
ちょっと前に宮部みゆきの作品は不倫が出てくる話が多いってレスがあったけど、これにもあってワロタ
>>707 ジョナサンストラウドのバーティミアスは読んだ?
>>712 707じゃないけど、バーティミアスいいよね!
読み始めは欄外の説明書きを読む度、本筋から目を離さなくちゃいけなくてイライラしたけど
途中からすっかり慣れて、むしろどんなツッコミが入るのか楽しくなってきてたw
少年少女の魔法ファンタジーのくせに、主人公も相棒もヒロインも
ホグワーツだったら確実にスリザリン入りするレベルの傲慢さと性格の悪さで
全く応援する気になれないのが当時新鮮だったw
の割りに、ラストはきっちり感動して物語が終わるのが寂しかったよ
車谷長吉の人生相談. 人生の救い
読んだひといる?
ドロドロしてて面白そう
ファンタジーなら崖の国物語が隠れた名作だと思う
鬱蒼とした森の中で暮らすさまざまな部族、奇妙な生き物たち、
ごみごみとしているが活気のある地上町、美しい町並みだが野心あふれる学者が暮らす空中学園都市など
世界観がしっかりしてるし描写が生き生きしてていい
空賊(空飛ぶ帆船に乗った海賊みたいなの)が空を飛ぶシーンは
澄み渡る空や風の爽やかさがリアルに想像できて気持ちいい
あつあつのティルダーソーセージ美味しそう、とか空中学園都市の大図書館行って見たい
とかオオモズ市場(町全体が市場になっている)で買い物旅行なんて楽しそう
なんてわくわくできるw
ただ、挿絵に癖があるしところどころ残酷な描写や欝話が入るので合う合わないありそう
長文になったけど、すごく面白くてなんでマイナーなのかわからない作品
716 :
彼氏いない歴774年:2013/02/17(日) 06:25:37.96 ID:tCkyp0FP
>>595 無理じゃない?
人間は安い方へ安い方へ流れてく生き物だからブックオフみたいな店を禁止にしないと無理
>>715 ファンタジー好きだけど、崖の国ダメだった
なんか相性悪かったみたい
>>707 私ファンタジーならペギー・スーが好き
新鮮な設定も良いし話の流れも予想外の方向へいく事が多くて楽しい
あとダイアナウィンジョーンズもおすすめ
ファンタジーなら十二国記シリーズや守り人シリーズが好きだ
氷と炎の歌も好き。評判いいらしいドラマの方も見たい。早く日本でもDVD出ないかな
>>595 図書館は著作者の保護のために10倍の値段で買ってるんだよ
なぜか言われないけどw
10回未満しか借りられない作者はむしろありがたいのでは
バーティミアス、崖の国物語、ダイアナウィンジョーンズ、ルイス、エンデ、スーザンプライス、柏葉幸子、福永令三…この辺りの方には、やはり昔お世話になった。
十二国記や守り人、ペギースーは有名なのは知っているが、チラとくらいしか読んで無いな…
ゲド戦記のルグインは読んだことが無い…。
タニスリーという方は初めて知った。
マクドナルドはかるいお姫さまは好きだった。
ファンタジー…「とぶ船」、ネズビット、エンデの「ジムボタン」、ルイスの「ナルニア国」、「魔女のむすこたち」などは今でも好きです…。
昔は割と読み漁っていたが、今はあまり読んでいない…現在はマルドリュス版の「千一夜物語」を読んでいますが、意外に良いです
>>717 どのへんダメだった?バンバン人が死んでくとことか?
崖の国が一番のお気に入りだからどのあたりが合わなかったのかすごく興味ある
ちなみにお勧めのファンタジーは何?
>>722 初めて知った
このスレ業界のことに詳しい人も結構いるんだな
ごめんソースは知恵袋
>>595 亡くなったかたはもういいよね?
ご存命のかたはなるべく新書で買うようにはしてるけどさ
あ、あと草加とか嫌いだからそのへんは絶対新品では買わない
亡くなった方のだけど、パイロット・イン・コマンドは好きだった
元全日空の機長さん
>>595 そんなことを言うなら、値段に見合う本を作って欲しい。
何回御飯が食べられるっていう値段なのに、中身スカスカとか勘弁してくれ。
それから、速攻で在庫なしという事実上の絶版もやめて、
手に入るようにして欲しい。
そんな状態になってから、出版されてることを知った本は図書館で借りるか
古本屋を利用して手に入れるしかないんだから。
図書館や古本屋を目の敵にする前に、自転車操業的に大量に出版された本が
売れなければ即本屋の棚から消えていく、もしくは地方では配本すらされない状況を
なんとかして欲しいと思う。
値段というと、内容だけじゃなく本としての形も気になるね
ページ数やたら多くて分厚くて高価なのに余白はたんまりで文字も少ない本は癇に障る
そんな厭らしい商魂はいらない
装丁がよほど気に入ったとか文庫落ちが待てないほど内容が面白いとかじゃない限り、絶対に買わない
「算法少女」の後書き読むといかに絶版後の復刊が難しいかよくわかる
あとネットの投票って案外馬鹿に出来ないものなんだな、とも
「毒吐き姫と星の石」読了
話の内容は前作のミミズク〜の方がボリュームあったけどこっちの方が面白かった
ファンタジーって今まで世界観獣士で読んでたけど、
主人公と相手の男のキャラクターって思ってた以上に重要なんだなと感じた
西可奈子の小説、映画化もされたし
人気があるので手にとってみたものの
どうも文章が読みづらくて物語に入っていけない
似たようなほっこり寓話的?な小説でも
よしもとばななは圧倒的に文章が読みやすいんだと気付いた
特別にばななファンというわけじゃないんだが
>>729 世界観重視か(首捻ってしまったので。揚げ足取るようでごめん)
キャラクター重視しない読み方ってしたことないからなんか新鮮だ
ミミズクが読ませる予定調和だったから他も…と思いつつ機会を逃したまま
図書館派なのだけど、最近は物語じゃなくて情報系、レシピ/手芸本ばかり借りてる
最寄りが分室だから毎日開いてないし距離あるし今日雨だしで面倒…
夢野久作全集3と5?(うろ覚えだわ、ごめん)
図書館で借りてみた。分厚い辞典みたいなのかなーと思ってたら、文庫型でちょっとびっくり
短編集だったんだけど、ヒット!良かった!
宝石の銃弾で殺された女の話とか、仲間から死を望まれる男の話とか
短いからこそのゾクッとした狂気が味わえてかなり満足
文章は古いからちょっと読みづらいけど…まあでもこの読みにくさがいいんだろうな
あんまりさくさく読めると「だから、で?」って感じになるし
この人が書くから単なるカタカナの単語ひとつとっても、良い意味でキチガイっぽくなるんだと思う
ドグラ・マグラにも手を出そうかなと思ってるけど、長いんだよな…あれ…
夢野久作いいよね
自分は短編では瓶詰地獄が好きだ
手紙の順番はいろいろ考えさせられる
>>728 昔売っちゃった「羊たちの沈黙」買い直そうとしたら
今は上下巻に分かれてるんだよね
一冊にまとまってたら買ったけど二冊に分かれてると何故か購買意欲薄れる
気の向いた時にページ捲ったりし難いからかな
『これは王国のかぎ』
マギのアニメ観て、アラビア風のファンタジーが読みたくなり
検索したら出てきたので読んでみたら面白かった
装丁から児童書かと思ったけどこれは少女小説なのかな?
うるっとくる場面が幾つかあり、アラビアの町並みの描写も素敵で良かった
あとハールーンは完全にシンドバッドで変換して読んでいた
『ボクには世界がこう見えていた』読了
統合失調症闘病記。元アニメーターで発症者である筆者が、実際に症状が出ていたとき何がどう見えたかを具体的に記録したもの
気力の無いときの読書にはオススメできない、以下ちょいバレあり
全体的に書いてあることの意味とか理屈がほぼ全く判らない、「わかったらアウトか…」とか思ってたけどその点は余裕のセーフ
しかし筆者の恐怖自体は体感レベルでビシバシ伝わってくるし筆者が多幸感に包まれてるところさえあまりに描写がヤバすぎて別の恐怖体験してた
そもそも文体がヤバい、当時の感覚を再現して書いてますって触れ込みだから当然なんだけど普通に断定調で書かれてる
「○○が××に見えていた」じゃなくて「○○は××だった」ってな具合に
その○○と××が超越的な監視者だとか当時の総理大臣だとか(その場に居るはずの無い)知り合いの誰々だとかアンテナだとか暗号とか秘密の指令とか
そういう組み合わせで本当に読んでてビビる
他にもすごいナチュラルに普通に帰省するみたいに「精神的にちょっと参ってきたので母親に会いにいこうとした」みたいなことが書いてあってスルーしそうになるんだけど
ちょっと待って何ページか前でご母堂亡くなったって書いてませんでしたかそのショックもあって調子が悪くなったって書いてましたよね?
えええええちょっとおおおお
みたいな感じになって背筋が凍る
後半になると入院したりもしていてちょっと良くなってきた感がわかるけどそのへんで逆に理屈がある程度判るし共感もできそうな気になってしまってこれもまた怖い
というかぼつぼつとお見受けする文章から察するに完治はしてらっしゃいませんよね?
「寛解止まりの病気」ってのはこういうことなのですねってキモチになる
あと何というか恐いもの見たさというか踏み絵とか肝試し的なノリで手に取ってしまって筆者並びに関係各位には非常に申し訳ありません
『弱者の居場所がない社会』読了
貧困論まとめ、わかりやすくてよかった
セーフティーネットがいかに必要か、なのにいかに機能してないか、あと格差社会って底辺層だけじゃなくて社会全体にとってリスクだよみたいな話
ただ格差社会についての部分は原典に当たる必要があるかな
多分計算とかが複雑なせいだろうけど、調査の詳細過程が省かれてて結論だけ提示してる印象でこのまま鵜呑みにして良いもんか躊躇う
「格差極悪論」で検索して出てきた書籍が元のやつっぽいので暇ができたら読みたい
『この不思議な地球で』
いろんなSF作家の短篇集めた本
ギブソン目当てで読み始めたけどJ・G・バラードとか『エンダーのゲーム』のオースン・スコット・カードも書いてて面白かった
結構思想的なブームの影響(フェミニズムとか)もあったんだなーってのがちょっと意外
鵠の描写が良かったな、ミステリアスで艶かしいのに嫌悪を煽る
>>737 ギブスン好きだけと知らなかった。 今度読んでみる。ありがとう
>>738 『橋』シリーズ(というか『ヴァーチャル・ライト』)のプロトタイプ短篇って感じなので
『クローム襲撃』みたいなのではないっす
三部作を先に読んでたので何だか切なかった…
>>736 荻原規子の本はここのスレでも結構名前上がってるの見る
作風が気に入ったんなら著作全部おすすめだよー
アラビア風のものはそれ以外にはないけど
「西の善き魔女」は以前アニメ化されたそうだし
「レッドデータガール」も今春アニメになるよ
>>739 おっけー!ありがとう!
ギブスンの三部作、去年ニューロマンサーだけ再文庫化されてたよね。
三部作持ってるけど、どうせやるなら全部してくれー
紙が無理なら電子書籍でもいい
>>741 あれ何でニューロマンサーだけなのかねえ、マジで全部出せばいいのに大人買いするぞ
確かに傑作だけどもカウントもモナリザも面白いし『橋』の三部作だって負けずに傑作なのに
SFとしても新しいけどそれ差っ引いても普通に小説作品としてレベル高いのに
『ヴァーチャル・ライト』の「なんていうか、優美だった」のセリフ(うろ覚えだが)を手元に置いておきたくて
中古買おうかずっと迷ってるわ
>>742 まるっと同意!大人買いするよ!
確か出版社ちがったけど「あいどる」も出せばいいのにね。
元祖ミク(?)なのに
>>742 まるっと同意!
あいどるも出せばいいのに
こんな言い方なんだけど、亡くならないとでないのかなあ
うわすまん、二重カキコしちまった
今年はカウントゼロでるといいな
746 :
彼氏いない歴774年:2013/02/19(火) 01:55:18.38 ID:5zXVHhbr
いまの
747 :
707:2013/02/19(火) 02:08:03.65 ID:5zXVHhbr
今のとこ出た中では、バーティミアスと精霊の守り人はそういえば読んだことなかったです ペギースーは知らなかった
バーティミアス好みっぽいので読んで見ます!
ダイアナウィンジョーンズのハウルのシリーズは大好きだった
柏葉幸子にしろ、ジブリ映画化したときはびっくりした後
原作とかけ離れてることにちとがっかりw(ゲド戦記の映画?なにそれ)
タニスリーは、毛色がちょっと…耽美的で
人間賛歌とかとてもファンタジーらしいという人もいれば、
ただのポルノという人もいるような感じ
>>736 「これは王国のかぎ」は、「樹上のゆりかご」に繋がってるよー
740が書いてくれたようにアラビアっぽさはまったくなくて、
主人公が同じってくらいなんだけどね
こちらは現実世界の話
>>740 RDGアニメ化されるのか…!
完結したら読もうと思ってるんだけど、いつになる事やら
タニスリー大好きだったな
でも、銀色の恋人の続編はがっかりした
キャラも魅力ないし、タニスリーらしい、うっとりするような描写もほとんどない
なにより、続編で何を書きたかったのがさっぱりわからんのが致命的…
山尾悠子さんのラピスラズリ読んだんだけど何をどう楽しめばいいのか分からなかった
こういう雰囲気系?の小説は合わないのかな
あれって結局何だったんだろう、とか、これって何が言いたいの?っていう感想しか浮かばなかった
漱石の夢十夜とかは好きなんだけどな
>>750 夢十夜が好きなら雰囲気系が合わないってことでは無さそう
しいていえば山尾さんの文章の硬質さが合わないとか
一人旅スレにも書き込んじゃったけど、こっちの方がご存知の方多そうなので・・・
日本神話の現代語訳探してます。
以前河出文庫のものを読みましたが、もっとわかりやすいものを求めております。
ご存知の方、ご紹介お願いします。
今年は伊勢、出雲、宮崎に出かけたい〜!
>>755 漫画だけど五月女ケイコの「レッツ!古事記」はどうでしょう
>>756 さっそく有難うございました!
こっこれはっ・・・シュールで面白そうだ・・・
注文してみますw
ずいぶん前に喪女板のチラ裏かなんかのレスで見かけて以来バーブル・ナーマが読んでみたいんだけど
日本にはキングサイズの学術書しかないらしい事実に阻まれて叶わないでいる
手に入らない読みたい本の存在つらいよね
>>710 遅レスだけど、鬼平私も好きだw 中学の頃読んでたよ。
池波先生の食事のシーン読むと、毎日生活がんばれそうな気がするんだ…
最近夜寝る前になると仕事のこと等でイライラしてきて、寝つきが悪くなります。
夜寝る前にさらっと読めて心が穏やかになる本なにかありませんか?
>>760 さらっと読めるなら短編集かなあ
百年文庫っていう新書判サイズの、色んな人の短編集めたシリーズなんてどうだろ。
どの巻も漢字一字のタイトルだから好きな字で選ぶとか。
「心が穏やかになる」ならその中でも「森」とか「瞳」がオススメ
僕は人間に生れ、いろいろの生き方をしたが、皆いろいろの生き方をし、
皆てんでんにこの世を生きたものだ。
自分がこの世に生きたことは、人によって実にいろいろだが、
人間には実にいい人、面白い人、面白くない人がいる。
人間にはいろいろの人がいる。その内には実にいい人がいる。
立派に生きた人、立派に生きられない人もいた。
しかし人間は立派に生きた人もいるが、中々生きられない人もいた。
人間は皆、立派に生きられるだけ生きたいものと思う。
この世には立派に生きた人、立派に生きられなかった人がいる。
皆立派に生きてもらいたい。
皆立派に生きて、この世に立派に生きられる人は、立派に生きられるだけ生きてもらいたく思う。
人間らしく立派に生きてもらいたい。
武者小路実篤
>>760 寝にくいのなら、ちくま文庫のヘミングウェイ短編集オススメ
数ページしかない短編で、
不眠症を扱ったリアルだけど読後感が良い作品が多い
注意点は解決法は載ってないってこと
>>760 ぶたぶたシリーズはどうだろう
動くぬいぐるみ(中身は中年紳士)の短篇集
ほんわかしてるよ
ところで源氏物語を読みなおそうと思ってるんだがおすすめある?
学生時代に学校で習った程度の知識です
>>765 田辺聖子の新源氏物語がすごく読みやすくて楽しめたよ
原発関連の話聞いてると鬱にしかならない…
なにかいい本ないかな?
ナウシカみたいな話がいいんだけど
ネットで本買うときどこ使ってる?
amazon使ってたけど、どうせならポイントつくところに変えようかと思って
ネットで購入してる人いたら参考に教えて下さい
>>740>>748 おすすめありがとう!今度読んでみるよ!
>>755 わかりやすさ重視なら児童書とかの方がいいんじゃないかな
岩波少年文庫とかが良いと思う
>>760 心のチキンスープはどうだろう?って定番かw
自分はイライラしてると逆に思いっきり暗くて反抗的な小説が読みたくなるw
>>759 鬼平が「うまい」と言った江戸の味 っていう料理だけ集めた本を
風呂で読んでる。元気でるわー
池波先生も好きだったという「かんだやぶそば」、火事になったね。
池波先生のはなしがニュースに出てきてびっくりした
明治〜昭和くらいの作品で、主人公が根暗でうじうじ悩んでいるけれど最終的には何らかの救いがあるor主人公が明るく終わる小説探してるんですが、何かいいものありますか?
人間失格は…つらかったです。
>>760だけどオススメの本教えてくれた人ありがとう
夜寝る前に読むなら短編集がいいね
自分じゃ気付かなかった…
知らないものばかりだったから早速図書館で探してみる
本当にありがとう!
>>768 楽天ブックスは2回注文して2回とも対応悪かったからお勧めできない
ポイントに釣られたけど在庫あり表示だったのがキャンセルされた
ポイント重視ならJBOOKやヨドバシとか?
最近は電子書籍にネット通販と、ど田舎でも欲しい本が手に入りやすくなって嬉しい
死(できれば自殺)を肯定するような小説ないかな
児童文学者のプロイスラー氏の訃報を知ったので
挫折していた原書の小さい魔女を読む
日本語版も久しぶりに再読したいな
プロイスラー…惜しいな
小学生の頃ホッツェンプロッツで魅了されて、近年は昔話をまとめたのとか
小さいおばけ、クラバートを読んでた
まだ読んだことないのあるから読みたいな。原書も挑戦してみたい
>>752 完結してたの知らなかった!教えてくれてありがとー
>>772 ウジウジ悩む…てほどではないけど
尾崎一雄の「虫のいろいろ」は
病気がちな筆者の視点で進む話で、最終的には
何か明るさや励ましのようなものをほのめかす感じだったよ
あまり暗くはなくて、家族の出てくるほのぼのした雰囲気ではあるが
いい話だった
>>768 HMV?エルパカ?違いがよくわからない…
ローソン受け取りもできるし、ポンタためてるひとならいいと思う。
(Amazonもローソン受け取りできるけと)
ただ品揃えあんまりよくないしAmazonより遅い気がする。
去年ジョージアのキャンペーンでhontoポイント600円ぶん当たった。
またやってくんないかな
通販だと最近地元の本屋チェーンがネットで注文して店頭で受け取りできるようになったから、それ使いはじめた。
他のもついでに見れるし。
Amazonは以前はよく使ってたんだけど、なんか色々考えたらあまり使いたくなくなった。
amazonは、自分の地域はクロネコが配達にくるんだが
配達員がものすごく感じ悪くて最近、使う回数減らすようになった
ゆうパックでも佐川でもなんでもいいから、クロネコ以外になってほしいわ
そしたらまた本を注文しまくるのに
ヨドバシがポイント3%で気になる
amazonは便利だけどポイント付く商品無いよね
長いこと使ってるけど付いたことないや
「唇から蝶」を読んだけれど好きだったわ
「うすうす知ってた」も久々に読んでみたら、主人公にすごく共感出来た
最後の皮肉があるあるって感じだったりした
>>768 楽天ブックスは送料が無料だからいいよ。
今日のグーグルトップかわいいね!
ゴーリーは3、4冊だけ持ってるけど、「ウェスト・ウィング」が一番印象深い
碧野圭「書店ガール」
ここで紹介されてたと思ってたんだけど違ったっぽい
書店員の40代未婚女性とアラサー既婚女性を中心としたお話
前者は共感できる部分がちらほらあったんだけど、後者はリア充タイプなので
読みながらキー!ってなった
でも読み止められなくて(展開が辛いから読み終わってしまいたいのも含む)
ほとんど一気に読んでしまった
そういう読書がしたかったから嬉しかった
文庫化に当たっての加筆だという部分が好きだったな
作中でいくつか実際の作品名が出てくるのって新鮮だった
その中から、吉本ばななの「キッチン」を借りてきたので次に読む
キッチン、じんわりいいよね
心がカラッカラで餓えてたので、
>>420付近を参考にさせてもらい青い城買ってみた
まだ100pもいかないけど、主人公の境遇が自分と重なり辛すぎて読み進まない…
これを越えたらときめきが待ってると思って頑張ろう…
>>736 ああ、大好きだったその本!
初めて読んだのは小学生くらいだっただろうけども もう一度読みたい
子どもの頃読んだ本はやたら印象深いものが多いな
那須正幹の「時の石」がすごく記憶に残ってる
もう一度読みたいといえば「デルトラ・クエスト」も頭まっさらにして読みたい
『現代読書法』読了
いかに本を読むかの手引き本、初心者向けでスタンダードでわかりやすい
どう本に対して臨むかみたいな心得的な部分もあるしカード式とかの情報整理法も載ってる
文体は熱心だが押し付けがましくはないのでなんかユーモラスだし
現代だとちょっとあわないなーみたいなことも「ああ時代差だなあ、初版昭和十六年ですもんね…」でスルーできる
何より著者の読書に対する姿勢がいい、この「おじいちゃん教授の熱意がびんびんこもってる」感ステキ
洋書が1円だったくらいの時代の人に「ファイトである。がんばりである。」って励まされるとか「よっしゃ」ってなる
エミリー・ロッダはローワンの続き書いてくれないのかなーと待っている
基本一冊で完結してるシリーズではあるけどさ
>>788 大逆転とな…!有難う、それを楽しみに乗り越える
自負と偏見&空色勾玉も買ってあるので
一人ときめきカーニバル開催したるぜ
古道具 中野商店/川上弘美
なんとなく図書館で借りたら個人的に久々のヒット。
ゆるゆるとした日常にちょっとした事件。登場人物が個性的でコミカル。
何処と無く昭和の雰囲気でよかった。
「開かせていただき光栄です」
「聖女の島」が初皆川博子で、この人の話は幻想的すぎてちょっと苦手かなあ…
と敬遠してたけど、これは耽美風味のミステリで読みやすかったし面白かった
装丁も綺麗でいい。もっと色々読んでみたくなった
高齢だとは知ってたけど、プロフィールの生年月日見てたまげたよ…凄いなあ
>>765 遅レスだけど、橋元治の「窯変源氏物語」がオススメ!
今出てる現代語訳で一番読み易いし、臨場感凄いよ。
教科書通りの訳じゃなくて、この作者は本当に源氏物語を理解した人なんだなって解る。
ごめん。
橋元治ではなくて橋本治だった。
>>787 最初は苦手な文体かなと思ったんだけど、ほんとじわじわ良かった
満月と合わせて好きだなぁ
暫く刊行順に読むことにしたよ
私も「キッチン」大好き
読書好きになったきっかけの本だ
「悪人礼賛」中野好夫
全く同感。皮肉たっぷりで、自分の中のもやもやを一気に吹き飛ばしてくれるエッセイ
佐野洋子のエッセイ、特にラブ・イズ・ザ・ベストとシズコさんは読む度ボロ泣きする
佐野洋子自身も本の好みは文体がすべてみたいなこと言ってたけど
あの素朴で率直な感じの書き方が凄く自分に合っててじーんとくる
あと動物ものに弱い、ジャック・ロンドンの野生の呼び声とかジェイムズヘリオット先生のシリーズとか大好き
ムツゴロウの青春記も高校生の頃何回も読み返した、純子さんへの愛とか恩師とのエピソードとか昔のバンカラな雰囲気が凄くいい
懐古主義はよくないと思うけどやっぱり貧しくてもいい時代だったんだろうなあと思う
801 :
age:2013/02/26(火) 12:26:12.05 ID:hG4neS0u
「アイスクリン強し」「若様組まいる」畠中恵
アイスクリンはともかく若様組の方はすごく面白かったので、
雰囲気まだまだ味わいたかったから同じくらいの時代舞台にした、
小野不由美「東亰異聞」
物集高音「大東京三十五区 冥都七事件」
読んだけど、もうちょっと読みたい
文明開化からちょっと経った頃の東京舞台にした小説で、何かお薦めありますか?
>>800 佐野洋子、好きだ
神も仏もありませぬが初読みだったけど、パワフルな人だなと感心した
シズコさんを読んだ時は衝撃的だったなあ
すごく共感できたもので
佐野洋子、いいよね。
最後の『死ぬ気まんまん』も佐野洋子らしいと思った。
百くらいまで生きて、減らず口叩いてほしかった。
もう読めないと思うとさみしいよ。
帝都物語は神だね。
島田久作も神だ。
>>801 アイスクリン微妙だったのかな?気になってるんだけど中々手が出なくて…
主要人物に恋愛話ができるかぎりなくて、同性同士の友情話がメインのものがが好き。陽気なギャングとか
最近は探偵はバーにいるとまほろ駅を買ってみた
他に何かいいのないかな?良さそうなものも結局恋愛に重きを置いていて微妙なんだよ…
帝都物語は2巻の途中で放置したままだ
今読んでるの終わったらまた1巻から読み直そう
>>805 魔人加藤は嶋田久作で脳内再生されるw
他の役者は覚えてない
もう一回映画見たいわ
>>806 女性同士の友情でもOKなら
武士道シックスティーンとか
人が死なないライトなミステリー教えろくださいませ
戦闘妖精雪風は男同士の友情…かなあ
桂城さんと深井さんには友情が芽生えると思う
>>810 人が死なないと言われて思い出したのが
「猫丸先輩の推測」だな
タイトル通り推測で終わるけど
短編集です
>>810 万能鑑定士Qシリーズか米澤穂信でも読んでおれ
>>810 香菜里屋シリーズ/食べ物が美味しそう
タルトタタンの夢/食べ物が美味しそう
ビブリア古書堂/読みやすい
紅雲珈琲屋だよりシリーズ/おばあちゃん頑張れ
古典部シリーズ(氷菓とか)/入り込むまでが大変
個人的な感想つけといたけど、人の死なないミステリで検索するともっとまともに紹介されてると思うな
>>810 コージーミステリでググるとそれっぽいの色々出てくるよ
816 :
806:2013/02/27(水) 13:30:31.41 ID:DJn1r9zF
>>809 女性同士も歓迎です!
面白そう、スポーツ物好きだから読んでみたくなった。ありがとう!
>>811 戦闘妖精雪風、SFなんだね
あらすじ読んで深井さんの任務に興味がわいたよ。ありがとう!
道尾秀介のノエル読んだ
この人の話久しぶりで何も考えずに読んでたから、一話目の最後の方でああ!ってなった
810です
皆さん教えてくれてありがとう
近所に大きい本屋ができたので明日さっそく買ってきます
最近スティーブンキングとか、昔僕が住んだ家とかを読んでげっそりしてたところなのでありがたい
しばらくドロドロ系は避けよう
住んだ家ってなんだよ・・
死んだ家です ごめん
普通w
失礼ながらわろたw
一気にほのぼの路線にw
ここで教えてもらった田辺聖子の源氏物語読み終わった
読みやすくて楽しめたよ
ありがとう!
次は
>>795の読んでみたい
項羽と劉邦
国士無双とか四面楚歌とかの語源が出てくるとなぜかワクワクする
韓信かっけー!と思ったけど最期はかわいそうだな
『闇のしもべ』上下巻読了ー。
厭世的で枯れた主人公ktkrだった!
18世紀のイギリスが舞台で、女性が抑圧されている時代なのに、
活動的で聡明な提督夫人に突き動かされて嫌そうながらも、
やっぱり気になってるんでしょう?と思うぐらい
事件に首突っ込む主人公ににやにやした。
主人公が解剖学者だから、死体の描写とか特にヒ素中毒の描写がキツかったけど、
次から次へと事件が起こって面白く読めた。
本国では続刊が出てるみたいだからぜひ日本でも続編を!
創元推理文庫でなんか面白いのあったらいいなー。
巻末広告で次に読む本を決めることが結構あるんだけど
この前幻冬舎時代小説文庫の本のを見てたら
さらりと幻冬舎アウトロー文庫の広告が混ざっていてどうしたものかと思った
「寺子屋若草物語」が面白かったので、同じ作者のを読み漁ってるよ
いくつかシリーズがあるようなので、とりあえず「天文御用十一屋」から手を出した
関西在住なので、知ってる地名が出てくるとちょっと嬉しい
あと、大塩平八郎や間重富等、実在の人物が登場すると、にやりとしてしまう
作者の公式サイトに史跡紹介もあったので、暖かくなったら
お花見がてら聖地巡礼的なことをしてみたいと思った
このスレに出てくるような素敵レビューを書けたらいいんだけど
紹介するスキルが足りない自分にがっかりした
タイトルを紹介しておくと、誰かが反応してくれることに期待
「雪と珊瑚」梨木果歩
マッシュルームが安かったから作中に出てきた「デュクセル」作った
ウマすぎてハマった
雪と珊瑚と、トントン拍子で進みすぎてちょっと嫉妬してしまった
人や機会に恵まれすぎだよな…
コーヒーをもう一杯と読み比べるとファンタジーっぽい
「坂木司リクエスト・和菓子のアンソロジー」
「大崎こずえリクエスト・本屋のアンソロジー」
矢崎存美の「ぶたぶた」シリーズを数冊読んだ。
和菓子の方は期待しすぎたのかちょっと拍子抜けだった。
面白い話もあったけど肝心の和菓子の良さって言うか
魅力が伝わって来なくて無理矢理絡めた感がある。
本屋の方はどれも旨く傾向がバラけて面白かった。
「ぶたぶた」は本好きの知人から勧められて読んだけど
豚が可愛過ぎて話も面白くて料理が美味しそうでハマった。
作中のアップルパイが食べたくて仕方がない。
>>801 昭和初期になっちゃうけど雰囲気的に「帝都」って感じの奴なら
北村薫の「街の灯」はどうかな。女運転手とご令嬢の謎解き系の話。
>>826 どうしたものか、ってどういう意味?傾向が違いすぎるからかな
私も巻末広告見るよ、面白いよね
あと知ってる地名や物が出てきてにやりもよくある
ジャンルが全然違うけど、ラノベの「千代菊」シリーズとか
児童文学の「ビート・キッズ」とか
801です。お薦めありがとうございます。
「帝都物語」「人魚は空に還る」「街の灯」三つとも面白そうなので読むのが楽しみだ!
>>806 なんか中途半端な感じで私はあんまり好みじゃなかったなと
でもアイスクリン読んでおくと面白い「若様組まいる」がより一層面白く読めるから、迷ってるならおススメだよ
「永遠の0」百田尚樹
映画が公開される前に読んでみたかった。
前半は同じことの繰り返しでぶっちゃけ長く感じたけど、後半はそうでもなかった。
終盤でちょっと涙ぐんだ。
内容的にしょうがないと思うけど、
後読感はあまり良くない。
半年以上前に特攻隊の方々が書いた遺書とか写真とかネットであさってて、嗚咽が漏れるほど泣いたの思い出した。
戦争ものは言葉とか背景とか難しそうだけど、これだけじゃなくて他のも読んで見たい。
次はフィクションじゃなくてノンフィクション。
833 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 00:52:49.25 ID:voLi0LM0
吉村昭の小説って難しい?
835 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 03:08:07.08 ID:JYaCLYao
吉村昭の小説はわかりやすい。難解なハッタリかましてナンボ、という小説のスタイルもそれはそれでアリだが
吉村はマジメすぎて、そういうのはやろうとしてもできない人というかんじ
「羆嵐」は、そういう訥々とした語り口が最高に怖い。
836 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 03:17:54.60 ID:JYaCLYao
戦記の類って、十代のころは単に「ものがたり」として消費してしまっていたな
837 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 03:35:30.59 ID:JYaCLYao
航空特攻には一種の悲壮美がある。大西瀧治郎の指揮によらずとも、当時として他の選択肢はなかっただろう…
ということで、すごいね、泣けるね、というだけの受容で終わってしまいがちだが
回天とかマルレ艇とかの、戦術上ほとんど無意味な特攻兵器に乗るハメになった人の話も読まれるべき
それとても戦争の狂気のせいだね、とかじゃなく、
現在のデフレ対策の話で、経済知識なしにいいとか悪いとか言っても無意味なのと同じく、
戦記もまた戦争について「勉強」しながら読み返されるべき。戦記を「消費」してはいけない
本の読みすぎなのか文章構造がすごいことになってるね
東野圭吾の仮面山荘殺人事件が好きで秘密は嫌い
で、初期の頃のは好きなのかと思って放課後読んでみたけどこれも嫌い
多分切なくなるミステリーが嫌いなんだろうけど
推理小説でさっぱりめのおすすめあったら教えて欲しいです
文体はしっかり目がいいんだけど後味さっぱりしてるようなの
840 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 06:56:39.07 ID:JYaCLYao
そんなの漠然と言われてもなあ
841 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 06:59:01.67 ID:JYaCLYao
あ、
>>840は「おすすめミステリー」じゃなく「文章構造」云々へのレスね
842 :
彼氏いない歴774年:2013/03/02(土) 09:37:46.23 ID:voLi0LM0
吉村昭は難解ではないのですね?
>>842 個人的にはシンプルでわかりやすいと思った
>>842 文章は簡素で読みやすいし、テーマもつかみやすい作品が多いよ
>>842 文章が直球というか、変に飾り立てたりしていないから、
分かりやすいし読みやすい。
わかりました
ありがとうございます
読んでみます
クリムゾンの迷宮
黒い家面白かったけどこれは山田悠介みたいでいまいち
食人鬼の描写キモすぎてトラウマw
天使の囀りはもっときもいから読んでみるといいよ
ISOLAは喪女こそ読むべきだよ
>>848 天使の囀りはキモいよねwでも貴志さんの本で1番好きな作品かも
キモい作品といえば式貴士のカンタン刑も結構キモかった
天使の囀りは歌のチェッチェッとかいう部分が印象に残ってる
貴志さんは「悪の教典」しか読んだ事ないけどちょっとくせのある
文章かな−とは思った。他の作品も読んでみようかな。
東野圭吾の「分身」読んだ。最後二人があった所が泣けた。
作者がエロゲオタなせいか天使〜のあのキャラの事をつい自己投影キャラなのかと疑ってしまう
天使は作中に出てくる文がどれも好きだ
チェッチェッは繰り返しが妙にはまるし、
sine dieも狂ってるけどまわりもった言い回しが好き
オタクが書いた評論も素人臭さを絶妙に表しててすごい
青の炎が好き
ひきこもり探偵シリーズの一作目読み終わった
日常会話から謎を提供する保険屋と、その友人である謎解き役のひきこもりプログラマー
友人の一人称で文章は軽く、読みやすい
短編集で謎も都度用意されている
展開はご都合主義的だけど、そう来るかと面白く読めた
何より主人公とひきこもりの友人の関係が耽美っぽくて大変美味しく頂けました
互いに依存し合ってる感じがね、もうね…
続編読むの楽しみだ〜
訂正
友人の一人称じゃなくって保険屋の一人称でした
桐野夏生『ジオラマ』読了、短編集
いやージェンダーだの男と女のアレコレだのを書かせると
この人はちょっと他には居ないくらい上手に後味悪くモノを書きますね本当に
全体的に救いのないのばかりだったって感じの読後感
エロ描写もあるけど特に官能的でもなくただ淡々と淫靡なので電車で読むのはちょっぴり気まずい
一読しただけでああこれは後々の『グロテスク』なのだろうなあと思ったカズミの話が印象的だなーとか悠長に反芻していたら
あとがきで実際の事件を下敷きにしましたと書いてあってうげえ 事実は小説より奇すぎ
>>857 坂木司の「青空の卵」かな
ちょうどこもっていた時に買って読んだんで、すごく身につまされた記憶がある
野性時代に連載されてた「ホテルジューシー」が気に入って
同じ作者のを探していた頃にデビュー作を読もうと思い立ったんだった
もう一回読み直すのもいいな
あの作者のは食べ物が美味しそうなんだよね
美味しそうな本ってのは何でこんなにいいのだろうか
究極に美味しそうな本って何だろう
精霊の守り人シリーズ、木曜組曲、嘆きの美女
ぱっと思いついたのはこんなのかな
特に嘆きの美女は最後の方のごはん日記がたまらなかった
>>860 最近読んだ、平野夢明「ダイナー」がおいしそうだった
ただそれ以上にグロ描写が多いので、そういうのが苦手ならおすすめしない
ハンバーガーが無性に食べたくなるよ
>>862 ダイナーは丁度青春アドベンチャーでラジオドラマになってて原作気になってた
ラジオドラマ終わったら原作探すわ。スフレが食べたい
864 :
彼氏いない歴774年:2013/03/06(水) 18:45:58.50 ID:aYjDa6Ep
女たちのジハード読んでるけどめちゃくちゃ面白いな
866 :
彼氏いない歴774年:2013/03/06(水) 20:35:02.12 ID:kXb36clk
蓼食う虫読了
全然おもんない・・・
>>863 文章が結構読みづらかったけど(下手なわけではない、私見)
面白かったよ!描写は結構エグイ
日本が舞台っぽいのにそこはかとなく漂うアメリカっぽさ
SINKER/平山夢明
連続猟奇殺人事件の話だから当然だろうけどムゴい
婆さんが殺される過程とか主人公の悪夢とか描写がおぞましい
レクター博士っぽい殺人鬼のおっさんは妙な魅力がある
キモ怖かったけど面白かった
続編ないかな
>>863 ダイナー最近になって今更文庫化されてて何だこりゃと思っていたら
ラジオドラマになってたのか…
恩田陸『私の家では何も起こらない』の文庫版が出て、買うかどうか悩んでる……
装丁がすっごく可愛いからって四六判を過去に買ってて、でも文庫版もまた装丁が可愛くって……!
装丁につられてーとか、内容がお気に入りでーって理由で四六判と文庫両方買ったりする人いる?
終戦のローレライの文庫がガッカリで単行本買い直した事なら
内容が好きで、単行本だと重いし持ち歩きにくいから外出用に文庫で買ったりするよ
宮城谷昌光の香乱記とか。
平山夢明のグロ描写は本当に素晴らしいよね、超好きだw
メルキオールの惨劇おすすめ
>>860 田辺聖子の「お目にかかれて満足です」は色々うまそうだった
自分で作ったことなかった高野豆腐煮たり、家にいるのにわざわざ弁当作って食ったりしたわw
>>874 ありがとう
それもリスト入り!
皆さんのおかげで私のリストが豊富になってきました
しかし、グロは平気だけどグロとグルメは相容れるのか
不思議食感になりそうで面白そう
「ごちそうびっくり箱」を超える美味しそうな本が見つからず
もんもんとしてました
幼い頃の記憶って恐ろしい
たんぽぽ娘の復刊が楽しみー!
むかーし図書館で読んだっきりだったから
手元におけるのがうれしい
>>874 田辺聖子さんの本の中には色々な美味しそうな料理が出てくるよ
レシピ本も出してるw
わかる〜wって思うような内容が多いから大好き
あとはそうなんだ!と思うような食べた事のない物も多い
>>860 個人的にはみをつくし料理帖シリーズも良いな
かなり上の方で紹介されてた、川瀬七緒の「147ヘルツの警鐘」、すっごく面白かった! 教えてくれた方、ありがとう!
法医昆虫学っていう概念が私の中になかったから、新鮮でグイグイ読めたー!
キャラが魅力的で、赤堀先生と岩楯刑事に惚れた。
解剖のシーンが詳細で目の前に映像が見えるほど。法医学に興味がある人には、マジで勧めたい‼
で、なんか他に法医学ものが読みたくなって、パトリシア・コーンウェルの「検死官」を買ってみた。
でも、こっちはダメだった…。
解剖とかのシーンは興味深いんだけど、主人公のケイが私に合わない。
お金持ちの弁護士で医者で、美人でモテモテ。なのに暗い影を落としてて、男社会の中で苦しんでる。
ちと、ステレオ的に感じた。
検索したら、法医昆虫学の続編が4月に出るらしい。楽しみ増えた!
>>879 パトリシアコーンウェルはルーシーとケイを助けたデバラでハゲの刑事(名前忘れたw)が
巻を重ねるごとに興味深いキャラになっていくよ
でも同時に巻を重ねるごとに話はつまらなくなっていく…
なんつーか、金太郎飴みたいな感じに近いと私は思った
>>880 デバラハゲ=マリーノですね。
なんか、検死官では意地悪男として出ていたかな。
このシリーズ、ずらりと本屋にあったけど、多分もう読まないや。
>>879 フィクションじゃなくてエッセイのようなものなんだけど、
監察医の上野正彦さんが書いた「死体は語る」はなかなか面白かったよ
>>881 復刊自体はビブリアよりもずっと前から準備してあったんだけど
翻訳家がこだわるタイプかつ卒中で一度倒れたせいで遅れに遅れたんだよ
ビブリアで人気がでたから慌てて復刊したわけじゃない
>>881 たんぽぽ娘は奇想天外コレクションの発刊予定に最初から挙がっていたから
別にビブリアは関係ない
そんなに商売っ気があったらCLANNADで話題になった時にとうに出してる
本をかなり処分したけれど、まだまだ本がある
13個も本棚があるけれど全く収まりきらない
どうしたらいいんだろうって悩む
埃っぽくってイヤになる
だけど大体この辺とかわかるから、今更あちこち移動させるのも面倒
>>870 私は装丁がよかったら買っちゃうタイプだよ
恩田陸の「私の〜」私も読んだ事あるけど、面白かったわ
あ、でも図書館でハードカバーを借りて、内容がよかったら文庫を買うってパターンが一番多い
こう…文庫はコレクション感覚っていうか…
本棚にずらーっと自分の気に入った本だけが小さい文庫で並んでるのが好きwww
文庫出たら買おうと思ってた本の装丁が好みじゃないと見送ったりする
沖方丁「もらい泣き」読了
じんわりと涙が浮かぶいい短編集だった
もう全部の話で涙ぐんだわwww
人の優しさ、親切さ、ベタだからこそ真っ直ぐ心の中に届いてくる
私は出不精でともすれば引きこもりになりがちだけど、そんなのは勿体無いんだと思える本だった
人との関わりを断つのはあまりにも簡単すぎて、私はそれを躊躇うことなく実行してきちゃった
でも優しさってほんのちょっとした他人の言動から伝わるし学べる
なんかじんわりと身を振り返る事ができた。人間関係をまた新たに結ぶのには遅すぎるなんて事はないし
もしまた人間関係が嫌になった時に再度読みたい本かな
>>886 eインクの電子書籍リーダー買って、自炊始めたよ
本を切ることに最初はためらいがあったけど、リーダーで読む方が読書捗るから、最近は文庫本は積極的に電子化してる。
まだまだ先は長いけどw
これだけじゃスレちなんで、「深夜特急」
旅も自分も美化せずに書いてて、旅に憑かれた不安や、どこか渇いた心を、自分のもののように感じれて、心地よかった
犯罪を嬉しそうに書き込むな
低脳
自炊自体は犯罪ではありません
電子書籍って横書きの方が読みやすいから自炊したいけど結局してない
でも本置くスペース無いし手放したくも無いしで困る
何かひとつ諦めなきゃだな
自分の買った本を自分で電子化してるだけで、業者に依頼したり、データの流出させたり、切った本をオークションに出したり等の行為はしてないよ。
だから、犯罪でもないし、出版社に不利益もかけてないよ。
むしろ、本を置くスペースを悩まなくてよくなったから、本買う頻度が増えたので、出版界への貢献が増えてる
中西進「ひらがなでよめばわかる日本語」
物語でない本ってあんまり読まないのだけど、すごくおもしろかった
言葉に興味があるととても楽しめる本だと思う
「源(みなもと)」は、「み(水)」「な(〜の)」「もと」である、とか
「聖(ひじり)」は「日知り」からきているとか
綺麗な言葉とその語源がたくさん詰まった本だった
こういう本もたまにはいいな
本ってお布団に入りながらウトウトしながら読むのが好きなんだよね
時々登場人物が出て来てくれる事あるしね
お風呂の中で読んだりもするし
嵐山光三郎の「文人悪食」読んだけれど面白かった
好きな作家の癖を知るというのは興味深かった
海音寺潮五郎の「武将列伝」
戦国という時代の中で、今でも通じるような精神力とかあるし、
冷静な判断力とか、人間性とか、本当に興味深かった
恋愛小説読んでも、気持ちがしら〜っとしてしまう。
モテない女の話を書いた小説って、どんなのがあるんだろう?
モテない男を描いた文芸作品なら、幾つか知っているけど。
小説家になる女って、それなりにモテてる人が多い気がする。
(昔の林真理子は例外として。だからといって、林真理子の本も
人間のドロドロが描かれていて何だか気が晴れなくて、そんなに読んで
いないけど。ずっと昔賞を取った「最終便に間に合えば」の主人公は、
冴えない女が主人公だった。
>>898 内藤みかの、いじわるペニスって本。
主人公は本当にもてないし、ここまで情けなくて虚しい女性を小説内で見たことない。
女性が書くと、さえない女って設定でもどこか取り柄みたいなのがあったりするけど
(おそらく作家の見栄みたいな気がするが)マジで皆無。
ストーリー的にはあまり面白くないし、タイトルで分かる通り性描写が
それなりにあるので自己責任で・・・。
恋愛小説だと私は山田詠美の「Crystal Silence」が好きだった
田辺聖子の「女の日時計」、藤堂志津子の「風と水の流れ」
サガンの「ブラームスはお好き」が大好き
読んだ後は肌が見違えるようにキレイになるよー(*^_^*)
自炊って初めて聞いた
みんな色々面白そうなの読んでるね
>>890 深夜特急いいよね!時間掛かったけど夢中で読んだ
最初の巻上海のカジノと、ミャンマーだったか山奥に籠もった時の
あの雰囲気は未だに覚えてる
>>898 朝倉かすみ「静かにしなさい、でないと」あたりは?
ドロドロに疲れたなら、モテ非モテ関係なく恋愛要素少ない梨木香歩、群ようこ、北村薫オススメ
猫をテーマにしてる本と、結婚に焦り出してる主人公の本が最近多く出版されてるな
群ようこさんって、結構猫の本出してるけれど好き
あの人の本はマニアックな時と、すごく笑える時がある
暗い本を読んだ後は、群ようこさんの本を読んでる
エッセイも大好きだけれど、「無印」が好きだな
>>904 お母さんがミックスベジタブルをジベタブルって言うのって無印良女だっけ?
あれ思い出すだけで笑えるわ
何となくなんだけど、皆、モテないなりに充実してるのかな?
自分の人生どうなるんだろう???とか、今日の同僚の言葉には、
もしかしたら何か他意があったのでは…、とか、若くてモテないと
普通は、いろいろな事が不安で、何より、自分の未来が日夜心配で
他人のことが書いてある小説になど没頭しにくいものじゃないかな?
モテないけど、まぁ、何とか生きて行けるだろうって思ってるのかな。
何この読みにくい文章
自分はおいしいもの食べたり好きな本読んだり時々バカ騒ぎしたりで楽しんでるけど
モテることが最大のしあわせって人はそういう考えになるんじゃないかな
何が自分にとってしあわせなのかは自分が決めることであって
他人が決めることじゃないでしょ
どうせモテないし読書しようぜ!
>>906 マスコミに作られた恋愛至上主義の感性が剥き出しすぎて
その同僚に哀れを誘うわ
いろんなライフスタイルが提案されている現代社会で
まだそういう思考回路の人間がいたとはにわかには信じ難い
恋に生きる奴がいれば文学に生きる奴がいたって良い
人の数だけ生き甲斐はある
910 :
彼氏いない歴774年:2013/03/12(火) 02:23:20.20 ID:2kaPVH0N
>いろんなライフスタイルが提案されている現代社会で・・・
>人の数だけ生き甲斐はある
それこそ素直に、マスコミにつくられたライフスタイルの提案に
乗っているってことじゃないの?
男女の交わりから産まれて来なかった人が、この板に一人でも居るって
いうの? 全ては、男女の交わりから、発生しているんだよ、
この世界はw 人間は、男女の交わりから産まれているの。
男女の問題と、読書やその他もろもろが、並列に語れる思考回路の方が
にわかに信じがたいっすw
男女がいて、次の世代の人間が産まれるんだよ。
そうやって人間が存在するから、読書があり、仕事があり、趣味が
あるんだろう?
男女の問題と、読書やその他の趣味、仕事は、並列に語れないもの
なの!
そういう討論がしたかったら他行け
空気読めない人間の持論聞くより本読んでるほうが楽しいわ
文章の構成力も語彙力も低すぎるから小学校の国語の教科書から読み直して来い
目が滑る
ていうかそんな事気にしている暇があったら仕事に集中しなよ
>他行け
>空気読めない人間の持論聞くより
モテない板という意味で、まったく筋違いではないだろう
読書好きは、見識広い筈ということで、ちょっと質問してるのに
そんなに了見の狭いことでどうする?
男女問題は、誰にとっても本来、最重要問題であってしかるべき。
若ければ尚のこと、なぜ他人の、しかも架空のストーリーを
呑気に楽しんでいられるのか、本当に不思議。どんどん時は
過ぎて行くんだよ?
架空の他人の物語より、自分の人生を何とかしなければ…っていう
焦燥感とか無いのかね?
915 :
彼氏いない歴774年:2013/03/12(火) 03:32:24.76 ID:+6EKOPuf
いや 見た目不細工のDNAを男女の営みは人間の使命!と頑張って残されても困るし
読書に集中してくれてるブスにかまわないで消えろカス
文春文庫のアンソロジー『厭な物語』が面白かった
タイトル通りにどれもイヤーなオチの短編ばっか集めてていい感じ
特に毒親を殺しちゃうパトリシアハイスミスの『すっぽん』が印象的
そしてソローキン先生はいつものソローキン先生だった
>>915 もしかして、モズとかツルっていう人?
当たっていたら、並みの読書家以上の推理力あるよね?(外れかな)
カスっていうけど、実のところ、粕漬けは天下逸品!
つーか高齢童貞こじらせたオッサンの絡みにしかみえない>ID: 2kaPVH0N
男女の営みwに自分が参加したいけど相手がいなくてできないから、遠回しに説教して相手候補増やそうとしてんでしょ
ちょーキモーい
>>2kaPVH0N
何語っちゃってんの
人それぞれを認められない心の狭い人
見識広いかは読んでるものによる
スレチなんであとは↓あたりでやって
このスレはご自由にお使いください 21
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1361120310/ 市内図書館にない本を他の図書館から借りてくれるよう依頼(相互貸借)したら
窓口では専用の封筒入りで渡され、返却のルール説明を受ける
昨日連絡を受けていそいそ借りに行ったら、今回は説明も封筒もなかった
おや?と思って管理バーコードを見たら、なんと市内図書館のものが!
ぴかぴかの新品だし、次の予約も入ってるし、新規購入してもらえたんだなぁと大変有難い
これからも市民あたりの貸出し冊数に貢献しますね!
2kaPVH0Nの弁で言うと、機能に欠陥があって子どもを作れない男女は
存在意義無しっつう結論に至るわけだが
狭量過ぎて議論にすらならないな
もうちょっと本読んで知恵つけてましな理由考えて出直して来い低能
時代物が苦手なので最近は人にお薦め教えてもらってそのジャンルばかり読んでいる
「竜馬がゆく」が意外にもびっくりするほど面白い
あれは堅苦しい皮をかぶったラノベだと思うんだ
相手しちゃう人も十分低脳だと思います
竜馬がゆくはハーレムものでもある
吉村昭の三陸海岸大津波
今さらながら読んだ
311のニュースで聞いた地名と同じ地名ばかりでてきてゾッとした
ちなみに震災以降の増刷分の印税は全額寄付されるらしい
買ったけど読んでいない本を溜めている…
一応どしどし読んでいけるよう、順番に並べているが。
「ダースベイダーとルーク(4才)」と「すーちゃん」読んだ
ダースベイダーは内容は物足りないけど普通に面白かったし
絵が丁寧で小さいルークに癒された
すーちゃんは(一応コレ書籍扱いでいいのかな)暇つぶしに買ったけど案外面白い。
売れてるの解る気がしたけど負け犬系エッセイて身近過ぎて
凹む時もあるから次買うとしたら「オレの宇宙はまだまだ遠い」かな
みをつくしに出てきた「こぼれ梅」を見つけたので買ってみた
ほんのり甘くてお茶うけに良い
なかなか売ってないけど、見つけたらまた買うとしよう
>>922 >機能に欠陥があって子どもを作れない男女は存在意義無しっつう
>結論に至るわけだが
そういうことは、また別の問題だと思うよ。そういうことは直面して
悩むべきことなのだから。
単に読書好き達のスレではなくて、モテないということをわざわざ
表題にして意識している読書家女達のスレなのだから、いくら読書が
生き甲斐だといっても、モテない自分という存在に、何かしら葛藤は
あるということでは。それを、どう捉えて人生上どう処してゆく積り
というか、本の世界に逃げ込んでいない時は、どんな心地で何を
考えて生きているのか、ちょっと聞いてみたくなっただけです。
異性との人生無しでも、読書を友とすれば、それなりに楽しく生きて
行けるということのようですね。
生き甲斐は人それぞれとか言って、異性無しの人生でも、読書を
生きがいに楽しめるなら、どうせモテないし…なんて表題の
スレにたむろしないで、単に読書好きのスレに行って楽しく語り
合えばいいのではと思う。
ミステリー外国文学部門で一位だった「解錠師」
主人公の運命を変えた少年時代のある出来事を核心にもってきつつ、
その後の青年時代のたった1年くらいの出来事を、過去と現在とで対比させながら
物語が進んでいく
それぞれのシーンの断ち切り方がうまくてするする読めた
メフィスト獲ったってんで詳しく調べずに『六枚のとんかつ』借りてきたんだけど
やべえチョイス誤ったかな…ネタが個人的に地雷臭する
>>932 それ読みたいと思ってた
かなりくだらないらしいねw
どうしてタイトルで地雷臭かぎとらなかったんだよ
宮本輝を読んで見たいんだけど何から読むのがおすすめですか?
たくさんあって選べない
あと喪的に精神的ダメージ受ける地雷作品(恋愛青春)があったらそれも教えて下さい
最近哲学書に入門した
手始めにヘーゲル読んでみたけど面白い
メフィストはバカミスにとんでもの宝庫だよ
メフィストならJの神話超オススメ!
とんかつを切り分け始めたら占星術殺人事件を想定するくらいは
ミステリ読み必須のスキルなのか…w
とりあえず「クビキリサイクル」は首を切ってリサイクルするで
「硝子のハンマー」は硝子でぶん殴る話なんだろうなと読む前からわかった
>>935 >喪的に精神的ダメージ受ける地雷作品(恋愛青春)
オススメじゃなくて申し訳ないけど、これは専スレあるので見てみてはどうかな
>>935 「幻の光」に入ってる「夜桜」がすごく好きだった
今の時期はすごくいいと思う
何度も読みたくなるよ
海外の有名な本屋さんに立ち寄ったら、大人の朗読会をしていたりするんだよね
すごく読むのが上手な人が朗読をしている
ああいうのって本屋さんでやってくれないかなって思う
そしたら本を買いに行くのにって思う
大きな本屋はイベント結構やってない?
著作権切れてる奴とかは朗読配信してたりするね
店頭でってのは見たこと無いな
むしろひとりで音読したい
でも家の壁が薄くてできない
はやく引っ越したいなあ
>>941 ありがとう!タイトルだけで良い感じ
さっそくポチったw
感想はまた書きます
自分の場合朗読すると内容が頭に入ってこない なぜだ…
>>935 流転の海がおすすめ。これを超える宮本作品はない
六とん結構好きなんだけどw
蘇部健一はいくつか本出してるけど8、9割方あの下ネタ&おふざけノリだよ
なのに稀〜にほろりとくるような作品とか爽やかな読後感を繰り出してくるから侮れない
最近赤毛のアンが気になって調べてみたら、短編抜いて9冊も出てるんだね
昔アンの愛情までしか読んでなかったからびっくりした
訳が講談社と新潮社で違うのが気になるけど
とりあえず講談社で読んでみようかな
赤毛のアンっていいよね。私も大好きだった
ドラマも結構いいよね。この間、アン役の人が海外ドラマのcold caseに
出ていて相変わらずキレイだったな。でも昔の衣装の方が似合ってた
ドラマで使われている最後のクラシックの音楽も大好き
赤毛のアン私も好き
図書館で借りて読んだのが掛川恭子訳だったんたけど買ってみたのは村岡花子訳
村岡さんの読んだら「あれ?こんなんだったかな」って思ってしまったからシリーズ通してどっちの訳買っていくか悩んでる
アンの住んでいた村を訪ねるファンも多いとかじゃなかった?
カナダだっけ? 数年前、NHKでやってた。
ググってみた…
>「赤毛のアン」出版100周年! アンの故郷、プリンセス
>エドワード島は トロントから更に東、飛行機で2時間半で
>行ける世界で一番美しい島と言われています
朗読好きでもそうじゃなくてもNHKの「おはなしの国」は見てみてほしい
もともと音読や朗読なんてどこがいいのか理解できなかった自分は、
たまたまつけたおはなしの国で朗読の良さを知ってしまった
ただの読み聞かせとは全く違うものなんだね
>>931 それ面白かった!
ヒロインと主人公が漫画でお互いの気持ちを
伝えあうシーンが素敵だよねー
>>953は悪くないけどプリンセスエドワード島はないなw
957 :
彼氏いない歴774年:2013/03/14(木) 01:25:48.49 ID:OaTnMrDc
958 :
彼氏いない歴774年:2013/03/14(木) 01:31:11.35 ID:E86B9w+R
プリンスエドワード島で合ってる
ぜひとも一度行ってみたい…
>>948 ググってみたけど、大変な年月をかけた長編になってしまって
そんな風に長い物語なら、読み始めるんじゃなかったとか苦情も
来たらしいね。何でも、80歳のお爺さんから早く結末を書いてくれ
って手紙を受け取ったとか。
>>959 そういうの、いいよね。
小学校低学年のとき、一番面白かった本があったんだけど、その本の
名前をあいまいにしか覚えてなくて、何十年も経ってふとそのこと
思い出してネットでググってみたけど、なかなか出てこなくて、
タイトルの一部は地名だったんじゃないかって気がして、さらに
ストーリ−の感じからドイツ辺りの地名じゃないかなって推理して、
ドイツの地図をググって眺めてみたら、何とそれに酷似した地名が
確かにあるのがみつかって(゚o゚;;) 、その読み方を、再度カタカナに
置き換えてみたら、なんと、その童話の正確なタイトルがヒットされて
きたよ\(^o^)/
もう絶版だったけど都内の2か所の図書館に貯蔵されていることが
分かった。「この童話をどうしてももう一度読んでみたいと主人が
言っているけど、持っている人いませんか?」っていうメッセージも
みつけて、あぁ、同じような人が居るんだなって。
いつの日か、物語が書かれた土地に立ち寄ってみたいな。長文スマソ
紅玉は終わりにして始まり ケルスティン・ギア
中々面白かった続編もあるみたいなんで楽しみ
メグ・キャボットや(株)魔法製作所が好きな人は楽しめると思う
>>959 行ってきたよ!すっごく長旅だった
地面が本当に真っ赤だった
それでアンの家とか行ってきたんだけれど
あまり観光するような場所なくってまあまあだった
>>961 そこまで書くならいっそタイトル教えてくれ
そこまでいうなら言えよって思うよね、感じ悪い。
興味本意で借りる人が沢山でて
本人が借りられなくなってもかわいそうじゃない?
>>963 おお良いなあ!カナダの端っこだし本当遠かっただろうなw
本読む限りきれいな自然って感じだろうし確かに観光するところ無さそうだ。それでも現地の空気感味わってみたい
スレチスマソ
喪女にそんな宣伝力があるなら世界は変わっているはず
>>965 感じ悪いっていうのよく解るわ、(・ェ・人)
図書館遠くてなかなか行く機会ないまま(楽しみは少し取って
おきたいし)だけど、大人になったいま読んでやっぱり
面白かったらそのときレスするよ、ゴメンネ
>>966 (*_ _)人
『六枚のとんかつ』読了。地雷かなと思ってたけどそんなことは(それほど)無かったぜ
しかし本当にくだらなかった。サムい親父ギャグでできあがってる感じだけど個人的なツボを大きく外しているので別に笑えなかった。
文体が良いってわけでもないし(つーかむしろ拙い)物語の運びが優れてるわけでもない。全編通してアホみたいなオチ。
瞬殺で大体ネタわかっちゃうのが結構あるしぶっちゃけクイズブックとしても面白くなかった。評価している人がいたら何を見てるのか教えて下さい…。
キャラ萌えに走ってるとか某毒舌執事ものみたいに「キャラの掛け合い面白いだろ?変人同士のやり取り面白いだろ?(ドヤァ」ってなったりはしてないので
イラついたりはしないのがかなり救いだった。あと根気があって嫌悪感が無ければサクサク読めるところも美点。
>>970 自分の場合はミステリってオチもトリックも予想しないで頭空っぽにして読んでるから
いままでなかった種類のバカ(すぎる)ミスなんで、総じて面白かったな
たぶん蘇部を楽しむコツは「考えないこと」だと思うよw
ちなみにお気に入りはオーストラリアの地図のやつですw
あーっ言い方間違えちゃったごめんなさい(´・ω・`)
46: 彼氏いない歴774年 [sage] 2013/03/13(水) 02:26:58.75 ID:D3agUftS
読書スレでKYなご高説垂れてる奴
変な区切り方と連投どっかで見たなと思ったらたまに節約スレにいる奴と同一か
節約スレで何故かアラフォーがローファー履いてたら変かアドバイスくれって聞いてた奴
喪に「全ての人間は男女の交わりから産まれている!」なんて高らかに説教されても何の説得力もないしw
電波すぎて変な宗教のフレーズみたいで怖いわw
やたらスレタイに絡んでるけど自分がスレタイ間違えてて見つけられなかった腹いせかね
「どうせモテないし」っていうのは自虐ネタだと思うんだけど
ああやってKYな上に全てを真に受けて生きてる人って生きるの大変そうだなー
92: 彼氏いない歴774年 [sage] 2013/03/15(金) 06:39:25.85 ID:nbtS9Vj9
読書スレ
顔文字たくさんの書き込みは男女の交わり云々喚いてた人と同一だろうけど
2ちゃんで\(^o^)/ をオワタ以外で使ってる人を久し振りに見たわ
93: 彼氏いない歴774年 [sage] 2013/03/15(金) 13:15:03.69 ID:Lc7dsfBW
>>92見てきた
もったいぶってタイトルあかさないでいるけど、案外と、ブレーメンの音楽隊とかハーメルンの笛吹とか超メジャーなやつだったりしてwって思ったりしたw
まあでも、地域の図書館ネットワークに2冊しかないなら違うよね
以下スルーで
>>970 読んでみたい!某毒舌執事苦手で読みきれなかったし…
あと美点って綺麗な言葉だなー。
そうだね
>>980で良さげ
『もののけ姫』読了、宮崎駿の絵本のやつ
映画の原案だか元ネタだかと評判高いので読んでみた
絵本なのに挿絵見てると脳内で映画上映が始まる!ふしぎ!
序盤でもののけが飛び込んでくるところとか逃げ回る武士が食器蹴散らす様子とかがしっかり思い浮かぶしラスボスとの対峙に至ってはBGMも聞こえてきそうな勢い
ラフ絵に色ついてるだけなのに!ふしぎ!パヤオ絵こわい!いきいきしてるってレベルじゃねーぞ!
もののけのキャラ造形が「トトロと猫バスのハーフ(やや猫バス似)」って感じで動作が可愛くてなごむ、姫はナウシカに和風のヅラかぶせた感じ
途中で「これシナリオが美女と野獣じゃね?」とか思ってたらあとがきでしっかり美女と野獣ですって書いてあってワロタ
>>977 これ買おうかどうしようか悩んでた!
楽しそうなのが凄い伝わったよ〜
ちょっとポチってくる
寂聴さんの「痛快!寂聴仏教塾」
理解しにくいところもあったけれど
結構わかりやすかった
写経もついてる
新刊情報
◆花が咲く頃いた君と 豊島ミホ [予約]
スレ建ててくる
>>982 おつ!
自分立てられなかったから助かった
>>982 おつ!
前書いてる人いたと思うんだけど、綿矢りさ「かわいそうだね?」
表題と「亜美ちゃんは美人」の二本立て
前に読んだ「勝手にふるえてろ」が合わなくて、着想は面白いのに惜しいなと思ってたら、
今回は面白かった!
これくらいの長さの方が面白く纏められる人なのかなと思ったり
(勝手に〜は主人公の妄想癖がくどかった)
どちらも恋愛してる女性主人公だけど、共感できる部分があるのは同性だからかな?
かわいそうの最後は投げたとも取れるかもしれないけど、私はこの終わり方好きだ
亜美ちゃんの方は視点となるさかきちゃんの美人ぶりが強調されてなかったから
読みやすいんだと思う
テニスサークルのくだりは地味にきつかった
>>982 乙!
2月に日明恩の新刊出てた!
しかも何年ぶりかのあのシリーズでうれしいー
今邑彩さん亡くなったね
よもつひらさか読み返すわ
えっ、マジか
2月上旬に志望した模様って、1か月半も発見されなかったんだね
BSプレミアムの大人女子アニメ、今日放送するのは角田光代の話だね。楽しみ
先週の山田詠美の話はエロ不倫ものでドラマのような展開で引き込まれた
>>992 あれ何で主人公は女優使ってるのに男は本職の声優使ってるんだろうな
舞城王太郎『キミトピア』読了
素晴らしい短編集だった…舞城にしちゃ全然読みやすい、のに切れ味とか深さは落ちてない
テーマ自体はバッティングしないけどなんか『好き好き大好き』の喪失の痛みの渦中から一歩外に出たくらいの視点の感じ
愛する人とのすれ違いとかも書いてるのに妙に読後感が幸福だ
この人ミステリでデビューしたクチだけどこういう口語調現代文学みたいな家族小説ものの方が向いてる気がする
瞬時に状況把握して直観的に記述するスタイルがテーマにすごく良く合うわ
やや生々しめな下ネタとホラー含むけどギョッとするってほどでもないし、「初めて舞城読むならこれ」本にピッタリ
新潮は可及的速やかに文庫化するべき、文庫なら買うんだ文庫なら…
>>994 ちょうど今図書館から借りて手元にある>キミトピア
舞城はよく愛がテーマに盛り込まれてるよね
文庫は暗闇の中で子どもがなぜか絶版状態なのが辛い
夏川の続編刊行してほしい
かなり前に短編掲載されてはいるがその後音沙汰がない
ごめん、知らない人にはイミフだよね
舞城の夏川ファミリーサーガのことです
キミトピア買ったけどまだ読んでないや…
映画を見る前にクラウド・アトラスの原作を読みたいんだけど、翻訳物ってなんか読みにくいなぁ
>>997 「奈津川」じゃね?
あのシリーズ好きだけどもう書く事が無いような気もする
『地下室の手記』今読んでてまだほとんど冒頭部分なんだけど
早くも「自意識過剰とかあといろいろこじらせたヒッキーの強がり乙wwwうはwww」みたいな感じのナナメ読みになっちゃって
イマイチ真っ向からテーマに向き合えない…
共感したり納得したりする部分もなくはないんだけど、それもう(時代的には)乗り越えたか問題が根本消失しちゃったよねって感じで
突き放してるというか冷めた感じの読み方になってしまってなんかすごく不毛
うめ
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。