1 :
彼氏いない歴774年:
>>1 スレ立て有難う御座います
昨日は背の眼を買ってみた
カラマーゾフの兄弟って面白い?
長そうで難解なイメージがあるけど
そのへんどうでしょうか?
yomyom店頭で見かけた 表紙ダサすぎわろえない
中身もイラストがバーンバーンと入ってるし改悪すぎる
編集長変わったっぽいのか〜…ショック
十二国記の版権獲得したし今また小野さんの担当してるのかな
講談社のムーミンブックカバー応募してみようかな
1乙です
ウエスターフェルドのリヴァイアサン読んだ
すっごく面白かったーベヒモスが待ちきれん
ヤングアダルト小説(アメリカのティーン向け小説)だけどスチームパンクの世界観が好きな人にお薦め
早川SFから出てるけど内容はSFというよりハリポタ的なファンタジーエンタメです
本国で人気あるみたいだから映像化してほしいな〜
ドイツ軍のマシンを映像でみたい
>>1乙です
カラマーゾフの兄弟が面白すぎてバイトに行きたくない
ずっと読んでいたい。なにこれなんでこんなに面白いのww
村上さん何してんすか
11 :
彼氏いない歴774年:2012/05/13(日) 21:23:10.95 ID:Iglx2yx+
やれやれ、僕は射精した。
12 :
彼氏いない歴774年:2012/05/13(日) 22:38:21.06 ID:NT6hvNIz
村上春樹を超える作家がいいかげん
でてきてほしいな
13 :
彼氏いない歴774年:2012/05/13(日) 22:41:37.36 ID:MUG3KAL+
超えるの定義は?
好みは人それぞれだから売り上げ…とか?
有名なもん勝ちだけどw
忙しくて映画観にいけないから愛しの座敷わらしをまた読むか…
>>4 冒頭の兄弟のろくでなし親父の経歴を書いた部分でつまずいたけど
そのあと一気に面白くなった。
史上最高の小説と評価されてるけど妥当だと思う。
文学が死んで久しい昨今で最高傑作とかバカらしいよな
生物は淘汰され、最も優れた種が生き残るはずなのに、人間だけが取り残されている
劣勢遺伝子でも数が多いと優れた種よりも栄えるものなのかしらね
有頂天家族
凄く面白かった。四男が可愛い!抱き締めたい
読み終わって最後のページに続編が出るってあったけど
もう出ないのかなぁ…
やっぱり森見の文章は好きだ。次は太陽の塔を読もう
騎士の息子
タイトル間違ってるかも知れない
やっぱり海外のファンタジー小説は世界観がしっかりしてて面白い物が多い
私生児の城での生活の様子が面白い
>>17 文庫?続編出るなんて書いてあったっけ?
でも捲土重来してくれると嬉しいですねえ
自分も有頂天家族の続き待ってるんだけどなかなか出ないな…
長男がすごく好きだー
てか、あの兄弟はみんな可愛い
>>18 確か単行本の後ろに、赤玉先生の息子が英国より堂々帰国!みたいな続編のあおりがあったはず
赤と黒読んでるんだけどマチルダの心情の揺れ方が常軌を逸してるとしか思えない…
何でこんなに両極端なの…
有頂天家族の好きなキャラ、みんなそれぞれなんだなあw
自分は雷嫌いなかーちゃんと引きこもり二男が好きだった
ラストの初詣の場面が大好き
続編あるなら早く読みたいな
「銃・病原菌・鉄」読了
上巻はけっこう面白かったけど下巻は読む価値無し
文字の力とかいう癖に漢字文化見下し過ぎ
ゼロ年代の名著(?)らしいけどその点に関して言えば
ゴードンが文明の定義に当てはまる文明に中国いれたくなくて
条件の一つに「表音文字の使用」って項目作ったのとなんら変わらない
要は作者がオセアニア大好きと言いたい本
なんで注目されてるんだろ
世界史好きだからその本気になってたんだけど
面白くないんだー。
情報ありがとう。なんだかすっきりした。
1Q84一巻読んだけど面白くなかった。
一応最後まで読んだらいいのかな。
トムロブスミスのエージェント6は
すごく面白かった。
1Q84賛否両論だよね
文庫本が全部出揃ったらまとめて買おうと思ってるけど悩むな…
1Q84は少し読んでから買うか考えた方が良いと思う。
自分が途中で挫折しただけなんだけど…
村上作品好きだったらまとめ買いしても大丈夫そう
最近、道尾秀介の作品を読みあさってるんだけど、
今「球体の蛇」を途中まで読んで止まってしまったー。
読んでて苦しくなる…うぅ。
やれやれ僕は射精した
『五年の梅』、『武家用心集』で乙川優三郎にハマった。時代劇だけど予備知識なくても読めるし。
藤沢周平の『本所しぐれ町物語』や、畠中恵の『しゃばけ』シリーズなんかも読みやすいから、時代物苦手な人にもオススメ。
積ん読の消化してるんだけど、文中に子どもとか友だちって書かれてるのが多くてイライラしてしまう
ここの皆はそういうの大丈夫?
意味が分からん。平仮名にひらかれてるのが気になるってこと?
自分は平気だ。
某氏のエッセイなんて「着る」が全部「著る」になってたりしてたけどさして気にならなかった。
>>29 大っ嫌いだけど、そのために読みやめるのも悔しいのでイラッとしながら読み進むw
>>30 「子ども」「友だち」という変換をチョイスするのは、多く
セールスマンじゃなくセールスパーソンと呼びましょう
○○君というのは天皇崇拝から(長々と電波中略)男女ともに○○さんと呼びましょう
的なソッチ系の思想の人・団体
もちろん例外も多い、単に字面の見た目でそれを選択する人もいるんだけど
そこ以外でも全体的なトーンで思想アピールをビンビン感じてしまうことがある
「子どもたち」「歩行が不自由な男」「相方(←指名した娼婦ではなく配偶者をさして)」
とか書かれてる時代小説なんかに出会うとやっぱり萎えるw
>>25 自分は「背の眼」を上下一気読みしました〜
>>32 え…そうか?
近代の文豪とか宮沢賢治とかがひらがな多様な印象だけどソッチ系扱いになるの?
>>34 ヒント:
そういう思想が日本を席巻しだしたのは戦後、っていうか70年代以降
賢治はいつの人?
>>30 こども、ともだちなら平仮名でいいんだよ
本来漢字で意味を持つ言葉を平仮名に、いわゆる言葉狩りされたものが嫌で嫌で仕方ない
何より、目が滑って読みにくくてね…
>>35 余計意味が分からん。ヒントって何のヒントだ。
レッテル貼りきめえっていう話でしかなくね?
私自身、「達」はまだ使うけど「子ども」って書くようになっちゃったなぁ
最近も「障害者をしょうがい者に」って大分県のニュースが話題になってたね
人権的なものは関係なく、ニューステロップの「改ざん」「ほう助」とかもイラッとくる
ルビで平仮名振っときゃいいだろうがー!知能低下しそう
>>27 割と正しいから困るw
春樹作品好きだけど1Q94は今のところ一番面白くなかった
ねじまき鳥くらいから何か方向性少し変わった気がする
>>37 なんでわからないのかわからないけど、近代の文豪(昭和初期まで)の時代には
フェミ思想をはじめとするサヨク思想は日本で広まっていなくて、言葉狩りがなかった、ってことだよ。
だから「近代の文豪だって賢治だってひらがな多用してた」場合の表記にはそういう意図がない。
もちろん文章全体から「みんななかよし地球の子ども」「男尊女卑反対(女尊男卑推奨)」みたいな
おかしな思想が漂うこともない。
言葉狩りムーブメントの洗礼を受けた現代は、敢えてその表記を選ぶ「理由」を
文章中に漂わせずにおかなくなってる。それが鼻につく人はつくし、つかない人はつかずに
レッテル貼りキメエって思考停止して終わり。
>>38は本当に困るよね。
小学生が自分の名前の漢字を、部分的に開かされるそうな…「伊とう一ろう」「田じま真り未」みたいな感じか
>>38 混ぜ書きだらけでげんなりするよね
漢字を平仮名にしたところで何も変わらないし、例えば子どもって書くと意味も変わっちゃう
僧りょとかね
読めないほうがおかしいと思うんだけど
>>40 は?
だってひらがな表記でしょ?
内容そのものじゃなくて表記から思想が読み取れちゃうって相当な電波さんだよ?
レッテル貼りじゃなくて何だっつーんだ。気持ち悪いよ。
>>42 『はれぶたのぶたごや』ってサイトで詳しく説明されてるから見てきなよ
理解できなかったら残念だよ
>>38>>41 以前に読んだ清水義範のエッセイを思い出した
新聞記事の見出しで『王女ら致される』てのがあったが、
コレを一発で『王女(が)拉致される』と読めるのか…と。
なんかいかがわしい事でもされたのかと思うじゃない!て。
まあそれはともかくとしても、難しい漢字だろうとお構い無く使うべきだよね。
ほんとに却って分かりづらくなってる。
>>43 見てきたしサイト内容は理解したけど、
あれをもって「ある年代以降の『子ども』表記者はほぼサヨクで言葉狩りの洗礼を受けている人々でFA」とする理屈が通ると思ってるアナタの頭がわからない。
湧いてるとしか思えない。
論理のおかしさとしては「『子供』はお供の供だからダメ」と規制する側と良い勝負。全然理に適ってない。
理解できなかったら残念だよ。
>>44 森茉莉も同じこと書いてたの思い出したw
新聞の見出しの「ふ頭」が「ふあたま」って何だってブツブツ言ってた
彼女はてふてふ→ちょうちょう、をとめ→おとめも我慢ならなかったらしい
子どもの時から見慣れてれば違和感ないけど、以前を知っている人には不愉快だろうね
何かの過渡期に立ち会うと脳がパニックを起こして拒否反応起こして、それが不快感になるのかも。特に言葉は最も脳に馴染んでるものだからなあ
>>45 あ、私は
>>40じゃないよ
ID変わった
>>41 左翼とかはどうでもいいから、ただ正しい日本語を使ってほしいって思うだけの人です
正しい日本語(笑)
読みやすい日本語の間違いでしょ。
>>48 日本語ってさ、読みだけが意味じゃなくて言葉に意味があるんだよ
分かりやすく言えば子供で一つの言葉で、そう書いて初めて意味を持つ
子+供でこどもじゃないよ。子どもって書いたら子の複数系になって子供じゃないし
これ以上は読書と関係ないから止めとく
>>49 へー。「こどもは大和言葉であり、たまたま『供』があて字として使われただけ」っていうサイトの説明といきなり矛盾するねー。
古くは子等でも子共でも使われてたしさらに遡ると「子」の字も含まない表記もあるらしいのに子供だけが正しいんだねー。
単に恣意が歴史に揉まれてたまたま生き残ったってだけとしか思えないけどねー。
じゃあ好きに使えばいいんじゃない?
夏の青春フェア始まったね!
講談社は今ムーミンフェアやってるけれど、青春フェアは特に応募はないみたい
それでも、青春小説を二冊購入してみた
青春してえよう!
自転車に二人乗りしてみてえよう!
ない胸をえぐられるようなフェアだ…
途中で送信してしまったけど、きっと相容れないだろうから身を引くよ
昔は「夏の百冊」とか見てるとwktkしてきたもんだけど
最近は「あれ?この作品去年もノミネートされてなかったっけ?」ってなって新鮮味が薄れてきたわww
漱石とか常連化してるよね
>>52 おお、もう始まったのか!
チェックしないとね。
乃南アサを読んでみた。
話自体はドロドロでエグいんだけど、文章が妙に綺麗で不似合いな感じがよかったわ。
「6月19日の花嫁」「水の中のふたつの月」「躯」を読んだんだけど
他にもお薦めがあったら教えてください。
言葉狩りは妊ぷっての見たらなんかもうどうでもよくなったからお前らも麦茶飲めよ
58 :
彼氏いない歴774年:2012/05/15(火) 05:05:58.59 ID:XPixA0lA
会社の人員整理に乗っかって無職決定\(^^)/
再就職の前に1〜2ほどリゾートに旅行する予定なんだけど、文庫でお勧めの本あったら教えてくだせぇ。
モルディブかサイパン辺りと東南アジアかインドに行く予定。
59 :
彼氏いない歴774年:2012/05/15(火) 05:11:14.30 ID:XPixA0lA
>>58の続き。
長編は塩野七生のローマ人シリーズを候補にしてますが持ってく価値ありますか?
ゲテモノ食べる勇気のために「もの食う人々」必須かな。
長編や暑くても夢中で読めそうなのがあればお願いします。
60 :
彼氏いない歴774年:2012/05/15(火) 05:17:28.03 ID:p+D3J9SK
塩野七生は、カエサル愛にあふれた司馬遼太郎みたいなものなので、そういうのが好きなら
読むべし。ただし、「おはなしであって、歴史ではない」という前提で。小説だと著者が言って
いるんだから、あたりまえだけどね。
辺見庸は、自分は嫌いなのでコメントはなし。
前スレ?かもしれんがここで卵の緒教えてくれた人ありがとう!
かなり感情移入して読めた
賢いショタっこがいっぱい出てきて癒された
「恋愛」の定義で有名な『新明解国語辞典』好きな人、いるかな
面白い例文を見つけるとついつい笑ってしまう
「新解さんの謎」どうぞ
>>62 笑うも何も、小学生の時からあれで育ってきたから別に普通
65 :
062:2012/05/15(火) 17:14:24.58 ID:tXwUtziw
レスありがとう
『新解さんの謎』を読んでからハマってしまった
あれが普通の方もいらっしゃるのか
明日は読書会の神
児玉清先生の一周忌だぞ。
>>65 過去スレで「読書」の定義Uzeeeeeeeeww
というのがあったな
せっかく図書館で借りたのに本読む気が全然起きない
何もかもだるい…これが五月病か
「黒後家蜘蛛の会」文庫まとめ買いしたのを半年忘れてて、やっと読んだ
おっさんたちがぐだぐだしてるだけなのに万能執事がすべてオチをつけてくれる、素晴らしい
邦訳タイトルのひねりがきいてるのもいい
「獣でなく人でなく」とか「行け、小さき書物よ」とか
あと、映画観に行く前に「Tinker,Tailor,Soldier,Spy」読んでおこうと思うんだが
新訳の評判がいまいちで迷う
文庫の重版待ちか古本探したほうがいいんかな
絶版でも尼で安く手に入るから
昔の作品しか読まない自分には重宝だ
黒後家蜘蛛の会、懐かしい!
ヘンリーがいいよね。
私の中で、執事はヘンリーのイメージだったから、謎解きは…の執事はこけたw
尾崎翠『第七官界彷徨』、昔の少女漫画みたいで素敵だね
最近1回でもつまらないと思った本を最後まで読みとおす気力がなくなってしまった…。
昔は活字を追ってるだけで楽しかったのになー
あの頃の集中力はもう戻ってこないんだろうか
>>73 自分は昔に比べて本を読む時間が長くなった…
特に再読だと結末分かってるから、ほんとダラダラ読む。1ヵ月とかザラだわ
…で
1ヵ月以上かけて三銃士を再読している
ミラディ無双おもしろい
最近絵本にハマってる、ちょっと評判いいやつは図書館で根こそぎ借りてる
セーラ・トムソンとロブ・ゴンザルヴェスの『真昼の夢』『どこでもない場所』読了したけどなかなか良かった
「硬い水」の挿絵とか幻想的ですごくいい、エッシャーの騙し絵とか好きな人はおすすめ
『レッド・ツリー』なんて原語版が1000円しないからポチってしまったわ、ショーン・タンはツボだ
マジレススレと迷ったけど質問
産経新聞かなんかで社説書いてた宇治原史規の文章がすごく読みやすくて好みだったんですが、この人のような感じの文章を書く作家っていますか?
いたら是非教えてください
ちなみにこの人の相方が書いた京大芸人は一応二冊とも読み、まあ普通に読みやすかったです
>>75 ロブゴンサルヴェスとショーンタン良いよね
クリスヴァンオールズバーグの「ハリス・バーディックの謎」も
不思議な感じの絵本でおもしろいよ
光原百合「イオニアの風」読了
面白かったー
久々の二段組で最初は戸惑ったけど
文章は形式ばった言葉遣いが入りながらも
読みやすくて、一気に読破してしまった
ギリシャ神話を下敷きに書いた作品だから
本物のギリシャ神話と比べると少し改変した部分もあるけど
あまり違和感を覚えずに読めたと思う
「リアルシンデレラ」姫野カオルコ
どの辺がシンデレラなんだろう?家族の愛が希薄なところ?
泉さんみたいな境地にはなろうと思ってなれるもんじゃないよね
最後跡形も無く消えた、というのがうらやましい
80 :
彼氏いない歴774年:2012/05/18(金) 23:00:48.26 ID:FmBopF0X
81 :
彼氏いない歴774年:2012/05/18(金) 23:07:22.40 ID:NISQ2MIz
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
寝食忘れるレベルでよんだ
初めは読みにくかったが文章がわかりやすくなるにつれはまっていった。夕方読み始め気付けば深夜だった
アルジャーノン、だんだん難しい言葉使ってくるよね
初めて本読んで泣いたよ
「尋問請負人」買った
まだ読んでないけど、プロフェッショナルの話好きだ
知らない世界だから
特殊部隊とか法廷ものとか
プロが活躍する本あったら教えて下さい!
ナツイチ制作委員会の「あの日、君と」のガールズ編とボーイズ編を買ってきた
それぞれ、人気作家計15人が書いた本
84 :
彼氏いない歴774年:2012/05/19(土) 15:02:54.33 ID:0adXAg0i
井上荒野って人の作品不倫ものが多いね
思うところがあるのかな
風が強く吹いている
まだ途中までだがハイジさんと神童くんが格好良すぎて辛い…
風が強く読んだ後は駅伝をどうしても見たくなる!
>>86だが読み終えた。思わず走りたくなるね。まぶしい作品だ
とても面白かったし何度でも読み返したいし前向きだし登場人物も魅力的だけど………
なんか1%くらいもやもやした気持ちが残る。ちょっと冷めた目で見てしまう
ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』読了
短編集なんだけど上手い、実に上手い
インド系移民ならではの視点でありながら、それが全然押し付けがましくない
何気ない生活のワンシーンに物語を描いてみせるのが本当に上手いわ
アリス・マンローも良かったけどこの人も良いわ
ジュンパ・ラヒリはいいよね。
長編の「その名にちなんで」もよかった。
移民文学の疎外感やアイデンティティに悩むかんじは好きだ。
お主ら、出来るな…
ジュンパ・ラヒリってものすごい美人ってことしか覚えてないわ
>>92 ねー、すごい美人だよね
写真見てビビったわwww勝手に男だと思ってたから余計にwww
ジュンパ・ラヒリのハイスペックっぷりはいっそ神々しいレベル
皮膚の下の頭蓋骨/P.D.ジェイムズ 読了
内容が濃くて読むのにすごく時間かかった
今回もコーデリアが素敵でした
この作者はコーデリアシリーズの方が面白いと思うんだけどもう書かないんだろうなー
もっとキャラクターやテーマを掘り下げて欲しいからちょっと残念
ケン・フォレット「巨人達の落日」読了。
期待外れだったな。
「大聖堂」程の臨場感が無かったし、翻訳の日本語が所々おかしかったし。
残念だ。
百田尚樹のモンスター読んだ
最初は男が書いたブスの話で生ぬるいわと思ったが
ちょっと泣けたわ
ちょっとセンチメンタリズムだけど、後読感は悪くない
IQ84
今日極北入手した
楽しみすぎて寝れない
99 :
彼氏いない歴774年:2012/05/24(木) 23:48:10.65 ID:1ZTzZ+HK
1Q84読んでみたいんだよねー。金がない。つかアーサー・コナン・ドイルオススメシャーロック・ホームズ
100 :
彼氏いない歴774年:2012/05/25(金) 01:07:25.75 ID:Hcgo6KMP
中島らも「心が雨漏りする日には」
「バンドオブザナイト」からよんだからすごく嫌いだったけど
文章うまいなと思いました
「舟を編む」
漫画みたいでさくさく読めた
本屋大賞の本は駄作ばっかと思ってたけど
登場人物にぶれがないから面白い
イギリス作家の本が読みたくて三人姉妹を図書館で借りてきて読んだ。
「男は歳をとるほど需要が高くなり、女はその逆」みたいなセリフがあった
こういう価値観は万国共通なんだね
そういう文章読むと「まぁ喪女には関係ないけどね!」
と思ってしまうわw
1Q84いまハードカバーのほうなら
図書館で借りられるよ〜
二巻から面白くなってきたけど
お金出して買ったらガッカリしたかもしれない
北大路公子というライターのエッセイが面白いよ
40代、親と同居、趣味昼酒、妄想、おそらくモテない
でも悲壮感はまるでなく、親とも友達とも仲良くて人生楽しそうだ
エッセイってさくらももこのくらいしか読んだことないから読んでみようかな
これから梅雨に入ると室内に籠っちまうから色々読書しよう
でも夏も暑くて室内に籠るし、秋は読書の秋だし
冬は寒くて室内に籠るし、春は花粉症で年中籠ってたわ
106 :
彼氏いない歴774年:2012/05/25(金) 11:28:57.83 ID:HKDu/u42
1Q84って買ったほうがいい?
読みたきゃ買えば
三浦しをん面白い。「舟を編む」もよかったけど、「風が強く吹いている」みたいなのも好き。
三浦しをんはよくも悪くも女らしい作品が多いね
風が〜はすごく面白いけど理想的すぎるというか。
清瀬とか格好よすぎるあたりがちょっと微妙な気持ちになる。まぁ惚れたけどな!!!
ルー•ガルー2を読んでるけど、ラノベみたいで中々進まない
1作目はリア中の時に読んで、どハマりしたんだけどなあ
111 :
彼氏いない歴774年:2012/05/25(金) 16:32:40.95 ID:HKDu/u42
1Q84買った。欲しかったし。
>104
「頭の中身が漏れ出る日々」っていうのを図書館で予約してみた。
三浦しをんさん、このスレで勧められてエッセイを借りてみたが、
自分にはあの女子女子しさが合わなかった…
動物もののエッセイが特に好きなんだが、何かオススメ無いでしょうか?
群ようこさんのトラちゃんやビーの話が好きで、町田康さんの猫にかまけても読みました
シートン動物記
小説だけどポール・ギャリコの「猫語の教科書」「ジェニイ」「スノーグース」は素晴らしい
動物ではなく雪の結晶だけど「雪のひとひら」も素晴らしい
>>112 生きていても〜だけ文庫出てる
ちなみに頭の中身〜のほうが面白い個人的にだけど
>>113 それお勧めだよ
「枕女優」買ってみた
>>116 ギャリコは作品に悪い人がでてこないのがいいね。
誰に対しても優しい目線を持ってる感じで。
同様に猫語の教科書を進める
120 :
彼氏いない歴774年:2012/05/26(土) 04:22:19.74 ID:UEo33csg
あぁ〜シートン動物記はおもしろい。
121 :
彼氏いない歴774年:2012/05/26(土) 08:20:08.17 ID:M70q3ChM
ガキかよw
猫といえば河合隼雄「猫だましい」
猫好き心理学者が古今東西猫を題材にした物語を語る
学校の図書館で借りて読み終わらないうちに期限きて返したんだった
市の図書館には置いて無いみたいだし、買うしかないかな
1Q84 BOOK1
村上春樹好きか嫌いか聞かれたら好きと答えるでも
これはわりとどうでもいい
1Q84 BOOK2
よかった子宮が破壊されるほどレイプされた女児はいなかったんだ…?
このスレで誰かが言っていたとおり、村上は数ページに一度は
性的な描写をしないと死ぬ病気なのかもしれない
シートン動物記、一般には子供向けとして読まれているけれど
内容は結構ハードボイルドだと思う。
「野生動物の最期は常に悲劇」だっけか。
赤襟さんの死に様とか、灰色グマの伝記の栄枯盛衰感とか、
ハンターたちの心理とか、小さい頃に読んでて背筋がぞわっとした。
藤野千夜『少年と少女のポルカ』読了
さくっと読めて面白かったけど、物語をそのままの意味でしか読み取れない自分がもどかしい
作品を読み解く(?)力がつけばもっと違う風に読めたと思う。
そんなこと言ってたのか…>「野生動物の最期は常に悲劇」
言われてみるとハッピーエンド落ちのエピソードがちょっと出てこない
ギザ耳うさぎとかはギザ公は生き延びたから一応ハッピー扱いでいいんだろうか
オオカミ王ロボは何処まで実話だったんだろうとか考え始めると止まらない
ゴーストハント面白かった!
ナルかっこいいよナル
福永武彦『草の花』いいね
大崎梢の書店シリーズ3冊読んだ
単純だけど書店のバイトに興味持ってしまった
>>40に触発されて赤と黒再読
対マチルダ恋愛の元になったとかいうルソーの四つ恋愛観の内の一つである名誉的恋愛に目から鱗だったな
名誉で恋愛をするってリア中の自分には衝撃だったけど、今読むと分かるw
今読むと自分の弱虫を叱りながら手を握ろうとするジュリアンは本当に可愛いw
ジュリアンが最終的にマチルダじゃなくて、お母さんというか包容力の愛に落ち着くのがジュリアンもジュリアンだというか、やっぱりそういうものなのかと思った
…やっぱり最後にボロ泣きしたな
意外と面白くて昔よりするする読めた
フランス文学のマダムと少年と少女って図が好きだー
ついでに映画をちらっと見たけど、ジュリアンが金髪じゃないから違和感が半端なかった
赤と黒読み直してみようかな
ラディゲの肉体の悪魔も面白かった記憶はあるけど内容忘れてる
湊かなえの「告白」借りてきた。ずいぶんと話題になってたけど、内容が陰惨みたいで避けてきた。でも、思い切って読んでみる。
北方三国志を読み始めた
まだ1巻途中だけど面白いな〜!!
曹操側と呂布側の話が好きだ
『夜市』読了
奇譚系のお話でなかなか面白かったけど
何というか
蜂蜜を期待していたらかき氷のシロップだったでござる感が
クレオパトラせつないね
裕見てると凄いせつなすぎて、私生活では戸田の元カレだから大丈夫とか
変な励ましをしてしまうw
そして誰もいなくなった読んだ
レトロでよい
そして誰もいなくなった ずっと前から気になってて近所の本屋を色々回ったがどこにも売ってなかった
有名なのになんでだろう
小川洋子の人質達の朗読会とまったく同じ表紙の、まったく関係ない本が本屋にあったんだけど
あの羊ってなんか有名な置物?なの?
ググったら土屋仁応という彫刻家の作品らしいよ
人質の朗読会は子鹿で、
>>138が同じ表紙といっている本は羊のやつだと思う
今更ながら三四郎を読んだ
男って身勝手だと思った
美禰子はむしろ宙ぶらりんで結婚もヤバくて自分らしく生きるのも縋ることも出来ずに可哀想だと思うわ
あと与次郎、金を返さんのはいかん
しかし、朴念仁紳士へタレの三四郎が美禰子に告白しようとする最後の方の下りは燃えるものがる
ストレイシープ
ストレイシープ
みんな図書館で借りて、気に入ったものは購入みたいな感じで買ってる?
それとも作者買いだったり、レビュー見て買ったり、表紙買いとか?
大体どんな感じで買ってるのか気になる
今期は、どれが直木賞候補になるんだろ
まったくわからん
カラマーゾフここで面白いって見て読んでるんだが挫折しそう
自分には難しかったかな
でも名作名作言われてることだし読みきりたいなあ
>>143 自分は図書館では予約と棚をパーっと見てジャケ読みしてる
本自体はミステリマガジンとかダ・ヴィンチとか昔だと活字倶楽部とか読んであらすじや何かを見て発掘してたなー
基本的に作家買い以外はあらすじ史上主義かも
ジャケットが良くても手に取ってあらすじ見るし
個人レビューや書評は先入観やネタバレ入るから本を買って読み終わってから、最後に漁る
しかし、最近はノベルスに限らず、萌系や分かり易いイラスト表紙多くなってきて残念
表現し難いけど、独特の生々しかったり綺麗な絵やモノの装丁が好きなので
クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
興味深いテーマなんだけど分かるようで分からない
社会背景が日本と違い過ぎるし、何よりも
喪女だからわかりませ〜ん
テレビのジョンに喪女にも理解できるようにしてもらいたい
>>146 1巻は一番読みづらくて正直つらい
でも2巻後半あたりからぐっと面白くなってくるよ
私は自分にとって難しいところは軽く読んだw
イワンの主張とかね…
長編読み終わったし、次に何読もうかとわくわくしている
寝る前の読書タイムが本当に幸せ
日本文学か海外文学か…サリンジャーとか読みたい
恩田陸のQ&A
結局ぶん投げオチか!
形式は面白いし途中もグイグイ引き込まれていったんだけど、肩透かし
自分もそろそろ国外逃亡したいー
海外は最近のとか良く分からないからついつい古典に逃げてしまう
カラマーゾフはどこの出版社のがいいでしょうか?
>>150 恩田陸はどうしてラストがああおざなり
投げっぱなんだろうね…
しばらく作家買いしてたけど、結局それでやめてしまった
>>152 すごい判る
私もすっかり読まなくなった
グロテスク/桐野 夏生 読み終わった
延々と家族の愚痴聞かされた気分だ…
終わり方もなんかなー。ユリオの存在が唐突すぎて浮いてる
>>150 途中からの大失速に涙でた。
このあと恩田本数作読んでどれも途中からおざなりになるんで
恩田の本は読まないようになった。
そのあと、なにかの文学賞で審査員である恩田が受賞作の
作者にもっと勉強してとか書き方のアドバイスを偉そうに
してるのを読んで、恩田こそ、勉強しておざなり投げっぱなしの癖を
どうにかしろよなと思った。
156 :
彼氏いない歴774年:2012/06/03(日) 17:40:23.20 ID:dJQqLnGF
『O&A』は一応結末を読者の想像にゆだねるタイプの小説…と言えないこともないレベル。
他の作品でもっとひどいのがあった。美内すずえの『ガラスの仮面』の設定そのままのヤツ。
これからクライマックス!というところで唐突に終わって何が何やらさっぱりだった。
起承転結の「起」と「承」までで終わりみたいな。
英文学好きな人いる?クラシックの。
*英米文学
エミリーブロンテとかコナンドイルなら好きだよ
シェークスピアも興味ある
ジェインオースティンも面白いよー
読書って想像力がないと面白くないよね
俺は文字のまま受け取って何も想像できないから1冊よんでやめたわ
今日スパゲッティカルボナーラが食卓に出てて米澤穂信のボトルネック思い出した
鼻からスパゲッティ食べる機械を出してくれぇ!
>>161 オースティンは高慢と偏見に手をつけて
なんだかうまく魅力を捉えられなくて脱落したんだが
どういうところを楽しむといいのかな
漱石も褒めていた作家だしできれば楽しく読んでみたい
(書簡集は面白かった)
>>158 マーガレット・ミッチェルを最近読んでいます
>>165 私はキーラ・ナイトレイ主演の映画「プライドと偏見」がすごく面白くて
映画から入ったんだよね。
クヴィネス・バルトロワ主演の「エマ」
ケイト・ウィンスレット主演の「いつか晴れた日に」(原作は分別と多感)
も面白いよ。
ジェインオースティンの作品はすべて読んだ。
反面、漱石が「悲惨すぎる」と評価しなかった
モーパッサンを読み返したいこの頃
>>167 どの作品かは分からないけど、モーパッサンは「女の一生」よりも断然「脂肪の塊」の方が面白いと思う
短編で読み易く切れ味も良いからオススメ
>>168 何だその嫌すぎるタイトルw
恩田陸は「六番目の小夜子」と「ドミノ」が面白かったからチェックしようと思ってたけど迷ってきたw
話投げっぱなしっていう意見は結構見掛けるしなぁ…
>>169 恩田作品は短編集が良いんで無いかい
三月は深き紅の淵とか象と耳鳴りとか朝日のようにさわやかにとかオススメ
171 :
彼氏いない歴774年:2012/06/04(月) 06:31:55.34 ID:4c6IYXtv
和菓子のアンがおもしろかったよ
デパ地下の和菓子屋を描いたドタバタ喜劇
恩田さんは途中までは良いんだ、ハラハラしてページが止まらなくなる
…ただラストがへたっぴ、風呂敷の畳み方が雑
宮部みゆきの「ボツコニアン」読んでる
パロとかゲームをやってるとくすりとさせられる部分はあるけど
ちょっと目がすべる、所々出てくる作者がやや鬱陶しい
>>169 恩田の長編に手を出すなら、アマゾンなどの評価コメントを
チェックして、投げっぱなしじゃないか確認したほうがいいと思う。
6番目の小夜子も投げっぱなしだったような。
ドラマでは落ちをつけたのかと思ったら、つけてないとか知って
愕然とした。
174 :
彼氏いない歴774年:2012/06/04(月) 15:40:14.46 ID:0bWnJ1qV
>>167 芥川も同じこと言っていたね。
自分は某学習雑誌に載っていた『首飾り』っていう短編のあらすじを読んだだけでうっ!となった。
ネタバレ注意↓
貧しい主婦がパーティによばれ、金持ちの友人に高価な首飾りを借りて出席するが、運悪く紛失してしまう。
主婦は友人にそのことを打ち明けられず、高利貸から大金を借りて同じ首飾りを買って返す。
その後主婦は夫といっしょに借金を返すために必死になって働く。数十年後やっと返し終わったときは、若かった
主婦は白髪交じりになっていたが、夫と苦難を無事乗り越えたことをお互い喜び合う。
その直後主婦は疎遠になっていた友人と出会い、嬉しさのあまり思わず秘密にしていたそのことを打ち明けてしまう。
それを聞いた友人が一言。「まあなんてこと! あなたに貸したのはただのイミテーションだったのに。」
恩田ライオンハートかな
初めて読んで途中で挫折して投げてしまった
滅多にそんなことないんだけど
作品によるのかな
恩田陸ホントに投げっぱなし多いんだw
ドミノは珍しいタイプだったのか。
とりあえず短編を読んでみるわ。
恩田は夜のピクニックを超える作品をかかないと
ずっと夜ぴくの呪縛にとりつかれていそう
恩田さんは
ロミオとロミオは永遠に
ネバーランド
私の家ではなにも起こらない
が好きかなー
雰囲気が好きなんだよね、なげっぱだけど
恩田は雰囲気がよければいいやって感じ
常野の新作は書いて欲しいが
恩田さんは光の帝国と小夜子とか球形の季節を読んだけど
どれも薄味な感じであんまりハマれなかった
でも最近、三月は深き紅の淵を読んで3話目の女子高生の話で
思わず泣いちゃったw編集者たちが小旅行する話も印象的
一冊の本を主題にして趣向を変えた物語が色々入ってて面白かった
連作短編向きの人なのかなー
今新潮社のシェイクスピアを順番に読み進めて行ってる
読んでると音読したくなってくる
昔他の訳で挫折してるから翻訳の偉大さが沁みる、翻訳者の解説も面白いし
今のところ一番好きなのは「あらし」
>>180 しかし、ライオンハートは連作短編集な罠
量産してるから、ハズレは仕方ないのかも知れないんだけどね
>>168 タイトルのインパクトに惹かれて早速読んで見たけど、確かに面白かった
が、悲惨というか後味悪過ぎだわwww
みんな最低だな!
しかし、そんなものなのかも知らん
恩田の長編は投げっぱなしじゃないものを見つけるのはなかなか難しい気がする
中盤のテンションの上がり具合が好きだからそれを楽しむために読んでるなあ
最近はオチでポカーンとするのが様式美に思えてきたw
舞台を見に行きたくて知識入れるつもりであしながおじさん読んだ
子供の頃に読んだきりだったんだけど可愛すぎてときめきがとまらない
真夜中のパンやさんの2巻を読んでるけど
あいかわらずおもしろいな。
186 :
彼氏いない歴774年:2012/06/05(火) 12:58:36.15 ID:BFT0apIG
ガキで悪かったな
罪と罰、カラマーゾフの兄弟ときたら次は白痴を読むべきかな…
虐げらた人々や白夜がいいよ
白痴は腹が立つ結核患者が出てくる
周りの人々も腹立たしい
貧しき人々も面白い
自分の日常もあんなふうにいちいちテンション高く暮らせば
ドラマチックに感じるかもしれないw
宮部みゆきの模倣犯を読んだ
犯人パートはなかなか面白かった
けどジャーナリストの部分が苦痛だった
この人のかく男の子とか家族とかって何か作り物くさい…綺麗すぎるというか
読書初心者にオススメスレとかでよく名前挙がってるけど、私は苦手だ
説明長いしなかなか話進まないし初心者には辛いと思うんだけど
191 :
彼氏いない歴774年:2012/06/05(火) 21:51:02.32 ID:BFT0apIG
おもしろい推理小説ない?
>>191 読んだことがあるもので、面白いと思ったもの、苦手だと思った小説、推理小説を書いてくれると勧め易いです。
星の王子様
夜は短し歩けよ乙女
レインツリーの木
博士の愛した数式
上記よ本が好きなのですが、お勧めの本教えて頂けませんか
>>190 自分も宮部みゆき合わない
テンプレみたいなキャラ多いし
なんというか文章がダサいというか…スマートじゃない
作者ゲームマニアらしいし
だけど、クロスファイアだけは毎回泣ける
宮部みゆきは描写が丁寧すぎて途中で飽きるんだよね
と、いいつつも「あやし」を読んで自分の中で新たなジャンルが開拓された気がする
今はあかんべえ読んでるけどこれもなかなか面白い
推理小説って言えば自分は金田一耕助シリーズだなぁ。
ホームズとかにはない怨念だの風習だの、日本独特のおどろおどろしさが好きだ。
昔読んだ「脳男」は面白かった。
ちょっとコミカル系だと「人形はこたつで推理する」 とか。
>>193 池澤夏樹のスティルライフとかどう?
読んでたり、あんまりだったらごめんなさい。
小島てるみの「ヘルマフロディテの体温」
ジェンダーの問題と神話、イタリアという土地
がすごくうまく混ざり合ってすごく面白かった!
似たような作風の小説家や作品知ってたら教えてください。
>>197 レスありがとうございます
申し訳ないのですが、今まであまり小説を読んでこなかったので
人様にオススメできるような作品はまだ無いんです
でも星の王子さまはオススメです!
ブラッドベリさんが逝ったか
91歳…大往生かもしれんが、やっぱガックリくるな…
火星年代記でSFに目覚めさせてもらった
短編のキレも大好きだった
R.I.P
勝手にもう亡くなった人だと思い込んで読んでた…最近までご存命だったのか
短編の「鉢の中の果物」読むと拭き掃除がしたくなる
>>190 宮部みゆきキャラ、私はどうもイライラしてダメだ
善は善と分け過ぎというか。何て表現していいかわからないんだけど
道徳と人情押しつけられてる感かな
こんなに気に食わないのは自分が善側の人間じゃないってことかと思ったよ
宮部みゆき何となく分かる
登場人物がなんか幸楽っつーか、橋田壽賀子なイメージ。
あのテンプレ具合が逆に安心て事なんだろうかなあ。
清水義範好きな人いないかー
>203
ノシ
学生の頃からずっと読んでるよ
ハカセのお陰で、江戸川乱歩とサイバラ開拓した
いい話も怖い話も笑える話も、懐かしい感じのSFもエッセイも全部面白いけど、沢山ありすぎて絞れない…
勿論『バールのようなもの』も。アレ読んだら少しだけ人生が楽しくなるよねw
私は三億の郷愁と似ッ非イ教室が一番好き
もちろんどれも好きだけど
>>203 ノシ
愛知県民なので宗春の話を読んで、お墓参りに行ってきた。
最近は新作が出ても、近所の図書館では蔵書されなくなった。
なぜだ。
207 :
彼氏いない歴774年:2012/06/08(金) 18:43:54.35 ID:sFmLCzFf
綿谷りさの「かわいそうだね?」読んだんだけど、「うーん…」って感じだなあ。
この人芥川賞作家だけど、読んでる日本語としておかしくない?って言い回しや
表現ががちょくちょく出てくるんだよねえ。例えていうなら、大学院あたりで日本
文学を専攻している外国人が辞書を引きながら頭で考えて書いた日本語って感じ。
どこかぎこちない、というか読んでいてスムーズに頭に入ってこない文なんだよねえ。
若くして芥川賞とって早稲田卒で新潮社の社員でそこらの女優並みに可愛くて勝ち組人生だね。
208 :
彼氏いない歴774年:2012/06/08(金) 18:46:32.81 ID:sFmLCzFf
>>207 訂正
読んでる→読んでると
表現がが→表現が
「娼年」を読み返してる
おもしろい
夢野久作読み始めたんだけど読み辛いな
でも世界観とか文章回しが結構好きだから頑張る
十二国記読み返してるんだけど
風の万里黎明の空の鈴パート読むのが辛い…
冲方丁の天地明察読んだ
めっちゃ面白かった
数学の話なんだけど数学苦手でも数学のロマンに浸れそうな話だったw
文章も読みやすかったよ
人物の造形が少しラノベ(マンガ)っぽい気がしなくもないけど
自分は魅力的に感じた
最近警察とちょっとしたトラブルがあって苛々してるんだけど
ミステリーを読む人、刑事かそれに準ずる登場人物が精神的or身体的にひどい目にあう小説を何かオススメしてくれまいか
フィクションでスカッとしたいんだw
>>213 滝田務雄「田舎の刑事の趣味とお仕事」
刑事が部下と奥さんにいじめられてる。
坂口安吾いい
桜の森&夜長姫以外のを最近読み始めたけど
あとは何がメジャーなんだろ。
あと、不連続殺人事件と白痴あたりかね
汚く笑ってるような描写のある小説知らない?
うひゃひゃみたいなw
219 :
彼氏いない歴774年:2012/06/09(土) 04:53:12.15 ID:eiJniGt/
インザプール
>>218 そういう狂った笑いなら江戸川乱歩一択
初期作品とかはそんなにエログロしてないので、あの時代の雰囲気が好きなら
短編とかオススメ
>>199 まじか
一つの時代の終わりに立ち会ったような感覚だ
222 :
彼氏いない歴774年:2012/06/09(土) 15:44:06.13 ID:43+S7DvW
>>207 わたしも「夢を与える」を読みながらたまに出てくる表現に
違和感を持った
3人称は書き慣れていないのかな
>>213 「涙」乃南アサ
刑事の周りの人も辛くてえげつない話だけど。
官能小説ではない近親相姦がテーマのお勧め本ありませんか
短編でも構いません
>>224 森茉莉「甘い蜜の部屋」
夢野久作「瓶詰地獄」
そういえば源氏物語も一応、近親相姦になるね
骨餓身峠死人葛
>>224 坂東眞砂子の「狗神」
日本の伝承話独特のぞくっとする怖さが好きならオススメ。
ジェフリー・ディーヴァーの新刊楽しみ
この人の書く女の人はかっこいいことが多いから好き
ただ訳が自分の好みに合うかどうかが心配
マルケスが認知症だって
232 :
彼氏いない歴774年:2012/06/12(火) 02:20:32.38 ID:YgTPU4K7
・思慮深く、聡明な考え方をしている主人公や盲点をついた考え方が身に付くようになった本
・人間模様、人の心情がよくわかる本、
こんな本のオススメがあれば教えてください。
233 :
彼氏いない歴774年:2012/06/12(火) 02:41:34.46 ID:hJutqzFL
どんだけ方々でしてるんだ
そんなアホ丸出しの質問を…
>>224です
紹介してくださった作品読んでみます
ありがとうございました
皆さんも良い読書ライフを
乾ルカの「てふてふ荘へようこそ」っていう、ワケアリアパートに住む人々のオムニバス
アラサー喪女の話があって面白かった
『半七捕物帳』二巻まで読了
神田の親分格好良過ぎワロタ
237 :
彼氏いない歴774年:2012/06/13(水) 01:48:04.09 ID:8roGtMFt
今村夏子「こちらあみ子」
あみ子と自分自身が重なって、読んでいる途中で何度か本を閉じてしまった
読み終えた後もしばらく気持ちが落ち着かなかったよ
文庫化が待ち遠しい。余計な解説やあとがきはつけないでほしいな
あみこもよかったけど残りのやつもおもしろかった覚えがある。
いじめてるようでいじめてない不思議なやつ
山尾悠子の「ラピスラズリ」読んだ
冷え冷えとした美しさがあってすごく良かった
作者は神か何かかと思うほど、創造的な世界観だった
長野まゆみ好きだけど、上には上がいたわ…
瀬尾まいこ好きにおすすめの作家いませんか?
連レスすみません
湯本香樹実や本多孝好、森絵都などは瀬尾さん好きな人が読んでるみたいで挑戦したけど微妙でした
瀬尾さんの他には、まだ少ししか読んだことないけど奥田英朗が好きです
242 :
彼氏いない歴774年:2012/06/14(木) 11:13:16.36 ID:GL6GXyMc
244 :
彼氏いない歴774年:2012/06/14(木) 12:37:39.45 ID:f/DK/HP5
なんか喪女がそういう抒情系+メルヘンタッチの糞ラノベ漁るのって
そのまんますぎてやだな
ばななとかさ
245 :
彼氏いない歴774年:2012/06/14(木) 12:56:26.03 ID:f/DK/HP5
もっとほらモリマリのエッセイとかさ
大人にしかわからんエグ味がどっかにしのばせてあるもん読めよ
喪女だからこそ楽しめる本もあるわけで
>>245 お前のために本読んでんじゃねえ
何がやだなだ
248 :
彼氏いない歴774年:2012/06/14(木) 14:45:48.14 ID:f/DK/HP5
まあ読解力というものが絶望的にないからそういう反応になるだろうな
おまえのためを思ってモノを言ってるわけでもねえ
泣いて更生を誓ったシャブ中が暫くしてまたシャブで捕まったら「やっぱりな」って糞うんざりするし
ただでさえブサイクな奴がベタベタなオタクファッションしてたら「そのまんまかよ」って糞うんざりするし
etc.etc
そんなことでいちいち糞うんざりしてたら人生大変そうだね
些細なことでいちいち糞うんざりするID:f/DK/HP5は中学生なのかな?もっと人生経験積もうね。
モリマリとかベタベタなんだけど。腹抱えて笑ったわ。
>>242>>243 レスありがとう
梨木香歩は「西の魔女が死んだ」好きだから他の作品もあいそうです
佐藤多佳子、坂木司は読んだことないので挑戦してみます
シャンタラムなかなか読み終えられない
リンはスラムからいつ出ていくんだw
文学&ノンフィクション&推理小説以外で喪女おすすめの海外作家知りたいです
サクッと楽しいライトノベルみたいな本大歓迎
好きなのはDクーンツ、Eガルシアあたりです
下町ロケット読んだけど面白かったよ。
ただ下町のまち工場って従業員10人くらいのイメージだったけど
佃屋は200人もいてイメージと違ったw
>>252 ウッドハウスのジーヴスシリーズおススメ。
ヘタレぼんぼんの若主人とキレモノツンデレ執事の珍道中です。
赤朽葉家の伝説
途中だけど面白いわー
キャラがみんなたってて不快感がないし、千と千尋みたいな雰囲気
長野まゆみ好きな人いるかな?
私は中学時代にハマって以来ずっと好き
>>254 >>252 ・・・ん?文学&ノンフィクション&推理小説【以外】か、ごめん見落としてた。
文学読む気になったら、読んでみて。
エッセイでよければ、ジョナサン・バーンズの『文士厨房に入る』が面白かったよ。
イギリスの人気作家による料理エッセイなんだけど、内容のほとんどが失敗談w
失敗したのはレシピの説明が悪いんだ!とキレたり、思わず買ったけど使わない調理器具が山になってたり。
どうせモテないし料理でもしようっていう自分には、親近感ハンパなかった。
>>256 好きだよー
私は高校生の時に「夜啼く鳥は夢を見た」読んでハマったよ
透明感があって読んでて別の世界に行ってる気分になれて好き
259 :
彼氏いない歴774年:2012/06/14(木) 21:22:06.45 ID:XtWBfs6Z
長野まゆみはレプリカキットの世界観が
一番すき
長野まゆみ好きノシ
鳩の栖に入ってる話みんな好きだなぁ
>>257 キャー面白そうな本の紹介ありがとうございます!求めていたのはまさにこれ、こういう本!
さすが喪女板読書スレ!聞いてみてよかった!
中一のころ読書感想文の宿題が出たから、
本屋に行って薄めの文庫本を買った
それが長野まゆみの青空ってやつだったんだが…
まさかのホモ(少年の恋愛…?しかもなんか続編ぽかった)であまりに気まずかったので結局別の本買う羽目になったの思い出したよ
嫌いじゃないが、そんな苦い思い出がある
ハハッ同じく
少年アリスか何かを読んで「この人良かったよ!」って友達にオススメしたら、最寄りの図書館にあったのが「よろず春夏冬中」だった中二の夏
いや好きなんだけどね。漢字の使い方とか世界観があっていいよね
テレヴィジョン・シティ好きだったー
読んだ当時はイマイチ理解できなかったけど、今ならまた違った読み方できるんだろうな
・・・図書館行ってくる!
>>239 長野まゆみから萩尾望都あたりにはまって気がついたら同性愛作品好きになってたな…切なさがたまらない
同性愛でなくとも多感な少年少女の話が好き
>>260 いいよね
長野さんは短編の方がお気に入りだな
あら安価間違い
上のレスは
>>256へです
ラピスラズリ気になるから今度借りてこよう
十二国記がやっぱり面白い
文章が上手いと思う
最近色んな本に手をつけてるけど、文章のおかしさが気になって読むのをやめてしまう
文章力皆無なくせに文章を気にするってのもおかしな話だけどw
上手い文章の定義もいまいちわからないけど、とにかく自分がこの人って上手いな〜って
感じる人の作品を教えて欲しいです
確か所謂、一番綺麗な日本語って言われているのが志賀直哉だそうだよ。
読んでみては如何だろう。
谷山浩子とか上でも出てる長野まゆみ、山尾悠子あたりが好きなんですが、そういう毒ありで透明感のある文章書く人って知ってる方いらっしゃったら、教えていただけますか?
森茉莉とか石井好子あたりは読んでます
>>267 桐野夏生さんは文章上手いというか綺麗だなと思う
>>267 中島敦、志賀直哉、谷崎、泉鏡花、町田康
>>267 古典だと
ぶっちぎりでシェイクスピア
ミステリだと
舞城王太郎
京極夏彦
ライトノベルだと
西尾維新
浅井ラボ
ライトノベルか微妙ですが、
伊藤計画
近世だと
近松門左衛門
>>279 そのメンツ上手いかな…?
いや下手ではないけど、クセが強すぎる気がする
小野不由美って文章うまいかな?
自分も大好きだけど、文章が上手いかと言われれば違う気がする
うまいって読みやすいって意味?
文章うまいってのは自分的には
日本語が破綻してなくて(大前提だろうか…)、言い回しとかに、ほほぉーと思わず唸らされることが多々あるような文章だなー
例えば前に出てた長野まゆみなんかは、読みやすい(話の内容、題材は別ね)けど、わたしは別に唸ったりはしないかな
偏った文章の書き方だなーと思うけど、ベニー松山とかには唸らされる
丸谷才一、大江健三郎とか
それか筒井康隆、マキメ、鯨統一郎、森博嗣あたりは言葉楽しんでる感じのセンスが好き
長野まゆみさんは全体的にホモ臭いというか、少年愛なんだろうねこの人
行ってみたいな童話の国とか雪花草子とか千年王子とか
文章は綺麗なんだけどやってることは結構酷くて笑った
長野まゆみは少年愛ものよりも男女もののほうが好きだな
このひとの書く女の子が物凄く「少女」っぽくて大好き
>>288 上海少年って短編集に入ってる「雪鹿子」が一番好き
戦前の帝都が舞台で、10代の男子学生を「猫」と呼んで家に住まわせている若い未亡人の話
一緒に収録されてる「幕間」も好きだったな
この人の書く女性って主人公だろうと脇役だろうと
美しくて真っ直ぐで尖ってて脆いイメージがあって
年齢問わず(年齢いってる設定でも)少女!って感じがしてときめく
オスカー・ワイルドの幸福な王子、
泣ける。こういう話苦手…鬼門だわ。
走れメロスとかも苦手。太宰治、日本語は上手いと思う。
三島由紀夫も。金閣寺は面白く感じなかったけど…
>>267 幸田文と北村薫が思い浮かんだ。
表現や言い回しが多彩で情景を思い浮かべやすく、
文体にはクセがなく、するするとつっかえることなく読める。
うまい文章に硬いのと柔らかいのがあるとすると、
このお二方は断然柔らかい。
長野まゆみは宇宙百貨活劇が好きだ。
登場するアイテム、行事、双子が魅力的で、読んでてワクワクする。
初めて読んでからもう15年くらい経つけど、未だに読み返す。
>>288 ごめん287だけどもう1個
「八月六日上々天気」も凄く好き
タイトルの通り原爆に関係する話なのでつらい部分もあるし好み分かれるだろうけど
淡々とした恋愛もの…というか少年と少女が大人になっていく話で凄く綺麗な話だと思う
永遠の仔読んでるけど、面白い。
同じ趣味方いたら、これ面白いってお勧め本あったら教えて
最近本読みだしたばかりなので、多分何を言われても読んでないと
思うのでお願いします。
>>294 とりあえずテーマが似てる東野圭吾の「白夜行」はどうかな
どちらが自分の好みかわかったらまたそこから広がりそうだし
カラマーゾフの兄弟の映画、月曜日からBSで放送するみたい
図書館の1巻借りられてるからまだ読んでないのに!
本いっぱい買った
週末はひきこもる
>>271.276.277.281
遅くなりました
>>269です
皆様ありがとうございます
これで梅雨が乗り切れます!!
>>298 ・聖書vs世界史
・この世で一番おもしろいマクロ経済学
・この世で一番面白いミクロ経済学
・独裁者の最強スピーチ術
・宇宙に外側はあるか
・はじめての超ひも理論
・ミラーニューロンの発見
・蘆屋家の崩壊
・ヘルマフロディテの体温
・黒猫の遊歩あるいは美学講義
今、蘆屋家の崩壊読んでるけれどかなり好みで嬉しいだ
洒落怖の師匠シリーズが好きな人は好きなんじゃないかな
>>300 おお、蘆屋家の崩壊!私も好きだ。
気に入ったなら、「ピカルディの薔薇」と「綺譚集」もおすすめ。
>>300 そそられるタイトルばかりwなんかいいね
>>300 たまらないセレクト…友達になりたいわw
自演お疲れ様です
阿川佐和子さんの「娘の味」。
タイトル見て嫌らしい!と思ったのは自分だけじゃないはず。
実際は食べ物エッセイでした。
>>301 おすすめありがとう
この作者気に入った
>>305 自演じゃないよwww
私何台PCと携帯駆使してることになってんのwww
「この世で一番〜」は読み物というよりほぼイラストの解説だった
一応中身確認してから買ったんだけど まあ結構わかり易いと思う
「カレルチャペックの愛の手紙」
12歳年下の恋人(後の妻)に送った手紙が19年分、合計約450ページ。
正直読んでいて当てられる。
当てられるんだけど、こういう手紙をもらえたら、人生もっと
生きやすかったかもなと思わせられるような、温かさと率直さがある。
生まれ変わったら、こういう手紙が書けるおっさんになりたい。
こないだ鎌倉文学館行ってきたよ〜
すっごく充実した展示内容ってわけじゃないけど、
純文学好きさんならまぁまぁ楽しめると思う
近くに吉屋信子記念館もあったけど、そっちは閉まってて残念だった
11月に文京区に開館する森鴎外記念館も行きたいな
2ch人生初めての書き込みです。よろしくお願いします。
ここのスレタイ「どうせモテないし読書でもしようぜ!」についてなんですけど
大作家の作品を汗鼻水流しながら読み少しでも知的優位に立つ、あるいは、
恋愛できない自分の心を埋めるために文学的評価を受けた作品を読むという含蓄があるのでしょうか?
どうせモテないんだから外出してもしょうがねーし本でも読むべって感じじゃね
>>309 鎌倉文学館は展示規模はさほどでもないけれど
建物や庭園の雰囲気込みで行くにはいいところだよね
「リアルシンデレラ」
苦労してもどうせ地元の名家の若様に見初められて…とかそういう話だろと思って読んだらけっこう痛い目を見た。
一昔前の田舎で30過ぎた喪女(正確には違うけど)の風当たりなんて今以上にきつかったんだなあ…
ジャンキーが書いた小説でもエッセイでも、そんな感じの本ってありませんかね?
ちなみに、ねこぢるが好きです
リアルシンデレラは妹や母、途中で出てくる女将の身勝手さ
無神経さにイライラさせられたな
江国さんの作品って好きな人いる?
お奨めとかこれはやめといたほうがいいかも〜って作品があったら教えて欲しい
エッセイの出来もよろしければ
>>319 金平糖の降るところがおススメだよ
相変わらずドロドロしてるけど
よかった。
>>319 「落下する夕方」と「きらきらひかる」をおすすめする
落下する夕方は良かった。
2時間弱で読めるし心に響く。
赤江瀑氏死去だと…
一時期ハマって読んでたなあ
母親と息子がお互いに人を殺したんじゃと疑って相手のために行動してすれ違っていう話が好きだった
自分は「落下する夕方」ダメだったわ
華子さんがあんまり好きになれなかった
ロマンチックすぎるチョイスだけど、
「ウエハースの椅子」「神様のボート」「思いわずらうことなく愉しく生きよ」が個人的には三強
あとは「薔薇の木梨の木檸檬の木」「泳ぐのに安全でも適切でもありません」「きらきらひかる」あたりも好き
「がらくた」「真昼なのに昏い部屋」は面白くなかったな
間違えた
「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」だ
江國さんは当たり外れありますよね
私は間宮兄弟・思いわずらうことなく愉しく生きよが好き
神様のボートは唯一ハードカバーで文庫出る前に買ってるけど何回読んでも頭に入ってこないからまだ読み終わって無い
なんか読みたくなってきたから久々に再挑戦してみよう!
江國の東京タワーは全然面白くなかった…読んだ時間の無駄とさえ感じた
辻仁成の東京タワーよりはマシだよw
江國はきらきらひかるが好き
エッセイだと「都の子」が断然好きだな。
どうってことないことを書いてるんだけど、
江國香織らしい表現が多くて、読んでて楽しい。
内容を思い出そうとすると、
切り取られた場面がコラージュみたいに頭の中に浮かんでくる。
ちょうど江國香織『左岸』読んでる。
辻仁成の『右岸』よりはましだけど、面白いわけではない。
上下巻だから長いよー!!
江國香織で好きなのは『つめたいよるに』『流しの下の骨』『すいかの匂い』あたり。
初期に偏ってるね。
江國さんの「抱擁、あるいはライスには塩を」もお勧めだよ
ある一家の3世代の話なんだけど、淡々とした恋愛もの以外も書けるんだー
って思った
江國さんの作品の登場人物って体温低そうな感じだけど、
経済的にも精神的にも余裕があって飄々としててなんかあこがれるw
自分は「落下する夕方」が好き
これと林真理子「葡萄が目にしみる」と宮本輝「金繍」を中学生の頃から何回も読んでる
なぜか分からないけど好きなんだよなぁ
江國さんだったら、エッセイもいいかも
ホテルカクタスときらきらひかるが好き
江國香織の流れで中途半端に思い出しました
「台風の日は近所に迷惑がかからないから大騒ぎする」みたいなエピソード
何の小説かわかる方いらっしゃいませんか?
確か江國香織だったような気がするのですが
さっぱり思い出せずやきもきしてます
うーん
「台風クラブ」が浮かんだけどありゃ映画だった
島田荘司の御手洗シリーズをン年ぶりに読み返し中
「さらば遠い輝き」まできたら、昔は感じなかったレオナさんの不憫っぷりに気付いた
そりゃ泣きたくもなるわな
馬鹿にされがちな辻仁成だけど、「海峡の光」とか「白仏」とかは良い意味で痛々しくて素晴らしいと思う。
でも2ch以外ではあんまり言えないw
338 :
335:2012/06/20(水) 16:36:35.61 ID:+i8JbF05
>>336さん
小説だった気がするので違うのですが、
ググったら台風クラブ面白そうですね
今度見てみます、ありがとうございました
スレチすみません
339 :
彼氏いない歴774年:2012/06/20(水) 20:11:14.33 ID:fgReS0WA
>>336 島田壮司の「御手洗潔」シリーズ、なんか作者やけっぱちになってないか?って思うことある。
コナン・ドイルが「シャーロック・ホームズ」ものを書くのに飽き飽きしてたみたいに、作者は
いいかげん終わらせたいと思ってるのに編集者から尻たたかれて嫌々書いてるような…
あと石岡の扱いがどんどんひどくなっていくような気が…
村上春樹信者だから作風が似てるって言われてるらしい伊坂幸太郎を
読んでみようと思うんだけどどれがおすすめですか?
あと他にも村上春樹的な要素がある作家がいたら教えていただきたい
伊坂幸太郎って村上春樹と作風が似てるなんて初めて知った。
伊坂さんはスラスラ読める文体で読みやすいしイメージしやすいよ
私のおすすめは、デビュー作の重力ピエロとチルドレン
近藤史恵のサクリファイスとエデンを読んだ。
感情が主体となったミステリは引き込まれた。
342 :
彼氏いない歴774年:2012/06/20(水) 23:03:25.05 ID:HRz1vRyV
>>340 個人的には森博嗣が村上春樹文体に似てると思う。
主観で申し訳ないんだけど、どこか優等生みたいな小奇麗な文体というか。
基本的に密室ミステリー作家だけど、講談社から出てる短編集とかミステリー分少ないからお勧め。
それか映画にもなったスカイ・クロラシリーズ。
いま奏かなえさんの「少女」よんでる
おもしろいなー
>>343 湊さんは、少女も贖罪も告白も大好き!
湊さんの本を全て順に読みたいのだけれど、次から次へと新作を出すからテンテコマイ!
>>340 村上春樹の翻訳本とかは読んだかな?
カポーティのティファニーで朝食を
春樹の翻訳の影響もあるだろうが、作品自体も春樹っぽいと思った
ちょっとひねた主人公とか
奔放なヒロインとか
かなり前の佐藤正午の小説は似ている
放蕩記、夏の情婦、スペインの雨などのモラトリアム作品がとてもいいと思う
新聞の書評にも似ていると書いてあったな
>>340 佐藤正午と村上春樹は似ているということです
すいません...
>>341 伊坂幸太郎のデビュー作って重力ピエロだっけ…?
オーデュボンの祈り、ラッシュライフの方が先だったような…?ごめんちょっと気になったから
古川日出男も春樹に影響受けてるらしいけど、癖強いからそんなに似てる感じはしないね
連投ごめん
ググった
デビュー作はオーデュボンの祈りだね
これはこれで面白いしおすすめ
独学魔法ノートっての読んだことある人いない?
魔法っていいつつ、ファンタジーな魔法は出てこない、魔法らしかぬ魔法がたくさん。ひたすら男子中学生が魔法とは何か、思考実験を繰り返す話だけど、ものすごく良かった
>>340 高橋源一郎のさようなら、ギャングたち
初期村上春樹と同じく現代アメリカ文学の香りがする名作、大好きだ
>>340 信者ならもう読んでるかも知れんけど、
逆に考えて村上春樹が影響を受けたと公言している作家をおすすめしとく
西瓜糖いいよ西瓜糖
村上春樹が影響を受けたチャンドラーの
ロンググッドバイすごく面白いよ。
本家には勝てないなーってかんじだよ
あーたしかに
村上春樹が翻訳した英米小説を読むのもいいかもねー
読みやすいしチョイスもいい
優しいおとな(桐野夏生)読破
映画を見てる感じで面白かった
アニメ化されそうな作品だな
レベッカのお買い物日記の三巻読破
手軽に読めて笑えて面白かった
ハーレクインより女性向けでロマンスのある小説の方がやっぱり好きだ
嫌いじゃないんだけど、ヒロインもヒーローも型に嵌り過ぎててちょっとね
私もこんな結婚がしたかった
>>148 私も読んだけど何度も投げ出したくなったわ…
正直、書いてあることが全然入って来なかった
哲学者の名前でひるんだとかそんなことでもないのになんでだろ
>>355 村上春樹が翻訳したレイモンド・カーヴァーとスコットフィッツジェラルドは
読みやすいしとても面白い
しかし、他に翻訳した作家は、いまいち面白さは分からなかったな...
村上春樹苦手なんだけど春樹訳の本なら大丈夫かな?
試しに読んでみよう
オススメするならフィッツジェラルドやカーヴァーやチャンドラーで異論はないけど
個人的に一番好きなのはティムオブライエンのニュークリアエイジ
あとカーヴァーの詩については先に訳されてた黒田絵美子さんの方が好き
関係ない情報としてはサンリオ文庫のガープの世界は春樹が解説を書いてるから100円コーナーで見つけたらゲットすべし
サンリオ文庫って100円コーナーにあるものなの…?
もれなく然るべき場所で高値がつくイメージなんだけど
>>362 そういうときはせどりにやられなくてよかった、ラッキーと思って
読みたい作品なら速攻で買い求める。
二行目のようなことは一切考えない。
>>340だけど皆さん本当にありがとー!!
片っ端から読んでいくわ!マジで嬉しい!!!
>>241 遅レスだけど光原さんとかどうかな?
基本的に善人ばっかりで、ミステリーテイストだったり
ファンタジーだったりするけど優しい話が多いよ
「詐欺とペテンの大百科」と「ゴッホの手紙」を併読中
大百科はガチな詐欺からジョークに命賭けてる変人まで網羅されていて読んでてにやにやする
他人をおちょくる為だけに役者雇って何か月も前から準備するとか馬鹿馬鹿しくて好きだw
ゴッホの手紙はアルルのアトリエを準備してゴーギャンが来る直前まで読んだ
ゴッホの芸術論や技術論、絵に込めた意味が興味深い
文面には希望があるけれどコツコツとフラグが立っていくから先を読むのが怖い
ただベルナール(編者)がゴーギャン嫌いすぎなところだけはワロタ
なんか最近読書に集中できない
読書好きだったのに…
有川さんがトップランナーにゲスト
Eテレ 2012年6月23日(土) 午前1:32〜午前2:11(39分)
>>362 田舎のブックオフはたまにあるんだよーw
古い本はプレミア関係なく全部100円だからドサッと並んでるのに何回か遭遇した
ただここ何年かで田舎でも携帯見ながら背取りする人増えたけど
天使の囀り読んだー
事細かにときメモ?かな、の説明が…作中のゲーマー可哀想だった
専門的な語りが多いのがちょっとたるむ
女主人公はリアリティがない
でも面白かった
誰か吉田篤弘さんか、クラフト•エヴィング商會が好きな人はいないかい
吉田さんの本も吉田さん装丁の本も大好きだよノシ
何スレか前で「それからはスープのことばかり考えて暮らした」が大好評だったよね
あの静かで優しくて丁寧で、でもどこかとぼけてて茶目っ気のある雰囲気が好き
あと出てくる食事が美味しそうw
真夜中のトーストとかサンドイッチとかねぎまとかワンタンとか
『カウント・ゼロ』読了、超面白かった
ボーイ・ミーツ・ガール・イン・サイバースペース
構成がいい、一見無関係な個々の要素が螺旋が段々絡まるように連関つながってくのが素晴らしい
前作主人公らにはSF界でも1・2を争うベストカップルぶりを見たが
ロマンスぶりでは今作が上回ってると言ってもいいかも
うひょおおおおお!とテンション高く読み終えられました、今とても幸せな気分
高い城の男/フィリップ・K・ディック
プロットを易で作ったというのは凄いけど
書かれたのが60年代だからか、歴史観が楽観的すぎる気が
ヒロインのレイシストっぷりが自然すぎてちょっと嫌な感じだ
スナーク狩り/ルイス・キャロル
これを8歳の幼女に贈ろうとしたキャロルの気が知れない
>>372 あれはよかったね、話題になってたのね
あの人の本は集めたくなる
今日はモナ•リザの背中を買ってきたお
吉田篤弘なら床屋さんの短編集は何度も読んだ
写真家とコラボしたか何かの短編集も良かったな
オードリーヘップバーンについての話と、
Sがキーワードの水にまつわる話が印象的だった
どれもタイトル失念してしまったけど、また読みたくなってきた
それからはスープのことばかり考えて暮らした、暮しの手帖に連載してた時読んでた
するっと読んでしまう感じだった
短編だけど、村上春樹の沈黙読んだ
村上春樹苦手だったけどいい意味で印象変わった
周りにいるモヤっとする人のことを上手く表現してくれてる感じ
西島大介『アトモスフィア』『凹村戦争』『魔法なんて信じない、でも君は信じる。』読了
こいつ実は舞城の中の人じゃね? ってくらいコンセプトが近くてビビった
こういうのまとめてゼロ年代って称してるんだっけ?
あとそういえばポケスペも読み終わったんだった、真斗さん作画のところまでだけど
雑誌掲載してた当時はゲーム作品中でのわざの効果とか結構ガン無視なバトル展開が
意表を衝かれるものでもあり改変過剰でちょっとイラっとくるものでもありで新鮮で印象的だったけど
読み返したら展開早過ぎ描写短過ぎ、あとかなりご都合主義でワロタwwwワロタ…
絵がカワイイしポケモン生き生きしてるし建物の描写とか細かく描いててすごく良かったんだけど
思い出にちょっぴりヒビ入ってしまった…
雑誌連載だと一定の期間に一度しか読めないから、まとめ読みしたときに展開が早いと感じるぐらいで調度いいんじゃないかな
>>379 ごめん、日本語おかしくなってる
一定期間待たないと続きを読めないってことですん
今読んでる杉浦日向子さんのエッセイ本の解説が、
吉田篤弘さんだわ
ディックってのはYO!!
探し物は恋なんです
白石まみ
29歳もじょの話だったよ。随所で共感した。
腰を折るが、読書のみならず、映画鑑賞、演劇鑑賞、スポーツ、飲み会も不可欠!
読書だけだと、間違いないモテなくなる・・・
は?
モテたいための自分磨き()とやらはスレチ
別板の読書スレでも似たようなことが書き込まれていた
多分読書にコンプレックスを持つ人間があちこちに書いて回ってるんじゃないか
オススメ小説教えろ系でオススメされてた新世界より読んだ。
暗闇恐怖症になった。
背後からなにか出てくるんじゃないかと挙動不審に…
ラノベっぽいって言われるけど面白かったー
ここはラノベ系はスレチ?
最近本読んでなさすぎて集中力なくなった気がする
個人的にはスレチじゃないと思うけどねえ
ラノベpgrしてくる人がたまに現れるけどスレチじゃないと思うよ
好きに語ってほしい
ラノベといえば最近マリみてが止まらない…
ファンがほぼ男ばっかりってなんかもったいない
高校でちょっとだけ習った更級日記が読んでみたい
作者が喪女気質だった気がする
ここはタイトルからして硬そうなのの話題が続くことも多いから
ラノベの話を出しづらいってのはちょっとあるかもね
>>390 マリみては大好きだよ〜続きの長編が読みたい
上田早夕里 「華竜の宮」(2011年日本SF大賞)
想像上の世界観がすっと頭に入ってくる
官僚や政治がらみの話も他のならページ巻き戻してなんとなくわかった気になって読み進む事が多い自分だが
この本はすごくわかりやすい文章で読み戻し無く読めて凄いと思った
冒頭から中盤以降までおもすれーおもすれーと内心つぶやきながらワクワクし終盤は納得できる収め方
この人のカラーじゃないかもしれないけどラストに大どんでん返しがあるような作品をいつか書いてくれないかな
肴スレって一体何なんだ
さっき1000を迎えたと思ったらもう四百いくつ付いてるよ
世界史って読んだことある人いますか??
アマゾンレビューだと読みにくいみたい
本屋でプッシュされてるから気になるけど文庫なのに上下で3200円はけっこう高いなぁ
マリみては女子高の話だけの時はあるあるで楽しんで読んでたけど、仏教男子高が出てきたあたりで、ねーよ、が増えた…
読んでる時は楽しいんだけどな〜
今期の芥川賞と直木賞はどれが候補になるんだろ。
芥川賞は、柴崎友香や丹下健太あたりか
直木が検討つかない
さあ・・・
『太陽は動かない』吉田修一
『新月譚』貫井徳郎
あたりがノミネートされると予想してみる
ごめん直木賞の選考基準とかよくわかんないけど適当に言ってみただけ
397 :
彼氏いない歴774年:2012/06/28(木) 16:41:15.45 ID:J86XKC1b
「この人のこういう所がいいな!っていうよりも
こういう所痛いな、とかこういう所図々しいなとか、嫌いとか
嫌な所が目について判断しちゃうのが人間」
というセリフを読んだのだけど、あたってる?
前年度くらいまでBS11でやってた
ベストセラーBOOK TV見てた人いる?
毎週おっさん3人が生放送?でwktkしながら本や新刊を語って
見てるこっちも同じ気持ちになって楽しかったのに
今年度から宮崎美子の番組になったっぽくて見なくなった
新刊情報や紹介やランキング、ゲストに作家呼んでくれたりと
ためになったし週末癒してくれるいい番組だったのに…
芥川&直木賞の発表と記者会見の舞台裏も楽しみだったのに
週刊ブックレビューなら見てた
好きな本が紹介されるとウオオオオってテンション上がったものだ
リアルシンデレラもこの番組で知って読んだわー
ナツイチきたね
ここまで剛力って子なんだ…
本には関係ないけどがっかりした
あと角川新潮も
今日もりみーの「宵山万華鏡」買ったらおまけもらったよ
なんかカスみたいなプラスチックの小物だった
おまけに興味なんてないけど、ストラップにもキーホルダーにもならないホントただのガラクタでビックリしたw
なんの意味あんだコレ
実は店員の私物押し付けられたんじゃないかw
カスwワロタw
>>405 あ、それ私もかなり前にもらった
フタすぐに取れるし絵柄も用途も微妙だし捨てちゃったな
>>405 いいなーいきなりレア出てる
私はなにげに集めてるんだけど、近くの本屋でやってないのよね。
書店側も気まずい思いをしながらお渡ししております…
おじさんとかに渡して「これなに?」→「スタンプです…」→「ごめんいらない(失笑or苦笑)」
の流れが本当にツライw
書店員さんいいなー
410 :
彼氏いない歴774年:2012/06/29(金) 00:34:45.86 ID:WfuosR3M
「この人のこういう所がいいな!っていうよりも
こういう所痛いな、とかこういう所図々しいなとか、嫌いとか
嫌な所が目について判断しちゃうのが人間」
というセリフを読んだのだけど、あたってる?
自分は同意しかねる
好きな人は好きなところばかり
嫌いな人は嫌いなところばかり探してしまう
前に北大路公子の本紹介してくれた喪女さんありがとう!
凄い面白いから人生に躓いた時読んでやる気出してるよw
この人テレビとか出てくれたら良いのに。
週刊ブックレビューは児玉さんでてるときに
みてたなあ
吉川英治の三国志
序盤の恩人達皆殺し…曹操酷すぎワラエナイ
いくら勘違いとはいえドン引きだよ
>>412 気に入ってくれたようで良かったよ。
ちなみに30代の頃のエッセイが増補新装版で2冊最近出たよ。
図書館に古いのないから新装版も入らなかったら買いたいなぁ。
>>367 私は本読むのにまとまった時間がとれなくて、なかなか読む気が起きなくなって
読書に対する集中力がだいぶ落ちてる
最近漫画ばっかり読んでるなー
読書は好きだし読みたい本はどんどん溜まってくんだけどね…
>>419 そんな考えじゃあだめだ
ちゃんとしろよ。
湊かなえの贖罪読みました
今日電車で遠出する予定があるから買っといたのに先に読んでしまったw
以下は感想で、ネタバレになったらごめんなさい
相変わらず人の気持ちを書くのは上手いと思ったけどあんまり面白くなかった
変態が大杉て気持ち悪いし、田舎の人間を過剰に馬鹿にし過ぎで
村社会の異常さが上手く表現できてなかった
ドラマ化してたみたいだが、なんでこれドラマ化しようと思ったんだ?
湊さんの作品の中では評価悪いけど少女が一番好きだな
いっちばん
このシリーズ大好きだったはずなのに久しぶりに読んだら腐臭が半端なくて無理だった
毒されすぎだろうか自分…
「鴨川貴族邸宅の茶飯事」読んだ
舞台が京都の意味無いし、登場人物誰一人として好きになれなかった。治療のためと称して女口説いてポイ捨てなんて下手すりゃ自殺者出るだろ
津原泰水『妖都』読んだ
最初は面白かったけどだんだんよく分からなくなっていって、最後まで読んで唖然
風呂敷を広げるだけ広げてそのまま異次元に放り投げたみたいなオチのなさ……
同じ作者の『蘆屋家の崩壊』を読もうと思ってたんだけど、またこんなだったらどうしよう
>>424 津原泰水は長編より短編がおもしろいのではないかと思うー
奇譚集が一番好きだな奇妙で
蘆屋家の崩壊は、筋立て自体は割とオーソドックスなホラー・怪奇系だしオチ放り投げってことはないよ
アマのレビューでも妖都はだめだけどこっちはよかった、って人もいるし
七月にピカルディの薔薇が文庫で出るらしくて楽しみー
落下する夕方読んでる最中・・・華子が「錯覚だとは思わないの?」「だって自分の感情よ」って下り
こういう風に自分を観察するのは普通なの?って疑問・・・
他人の感情なら、錯覚じゃない?って思えるけど、自分の感情を疑うってどういう感覚?
自分がおかしいのかな?そんな人間がいるなんて想像してないぐらいだったけど、ここの人はどうだった?
× 想像してないぐらいだったけど
○ 想像できなかったけど
>>420 本が読めないぐらいで駄目とかちゃんとしてないとかってどうなの?
読書は修行かなんかなの?
>>427 その本は読んだことはないけど、自分の感情を更に精査するのは普通にある
誰かを好きだと思ったときに、普段冷たい相手にたまに優しくされるとこれだよ…とか
やっすい物語で泣いたときにレジャー感覚で無理矢理元とろうとしてるなあとか
かっとなって怒ったときに…でも図星だろ?とか
感情はコントロールできないけど、感情と自意識は別モノだ
>>430 なるほど、感情と自意識が別々になった経験を思い出そうとしてみたら、緊張している時に
なんでこんなに緊張してるんだよ自分!って自意識では思ってたことがあった。
なんとなく分かった気がする。
感情の赴くままというか気分に流されやすいんだな、自分は多分。
感情的に駄目だと思ったらもう止まっちゃうタイプ、こういうのって凄く身動きとり辛いし
もうちょっと客観的に自分の感情を見る癖つけようと思う。ありがとう。
赤毛のアンシリーズ、何回も読んでるんだけどまたアンの青春読んでる
デイビーが台無しにするレモンパイがおいしそうでたまらん
氷と炎の歌読んでる喪女いる?
私は王狼たちの戦旗まで読んで、完結するまで待とうと諦めたんだけど
まだ続いてるの?
おすすめのエッセイ集みたいのがあったら教えてほしい
鷺沢萠のエッセイが一番好きで、三浦しをんとかさくらももこも楽しく読んでる
>>433 原田宗典の初期エッセイ集オススメ
『我輩ハ苦手デアル』の自爆する歯医者の話とか、涙流して笑った
古本しか無い…?かもしれないけども…
スバラ式世界も面白いけど、フォントいじりは馴染まなかったな〜
>>432 原書は5部、邦訳は4部まで出てまだ未完
邦訳は4部で翻訳者が変わって大荒れ状態
海外で実写ドラマ化されたがマイナーなうえ性描写等きつくて国内で放映はむりぽ
でもまあ相変らず大河FT系ではぶっちぎりに面白いのは間違いない
>>432 氷と炎の歌面白いよね。
私も文庫で手に取ったので、王狼でとまってますが、
原書は現在進行中で続いているみたい。
>>425,426
おお、わざわざありがとう
文章や雰囲気は好みだったから蘆屋家の崩壊と奇譚集は両方読んでみる
>>435,436
そうかーありがとう!
揉めてグダグダになって日本語訳が出ないのは勘弁だなー
実写…近●相姦とか障害者とか、男根連呼とか輸入される気が全くしないwww
>>433 豊島ミホ
押し付けがましくない暖かい人柄が良い
>>433 ガロ系漫画家・近藤ようこ「後には脱兎の如し」
喪女として生きていく腹が据わってるなと思う。
ストレートな心情描写に好感。
あと最近文系AV女優の峰なゆかがダ・ヴィンチのサイトで連載してるオススメ本紹介コーナーが面白い。
中山七里のさよならドビュッシーどうですか?
あらすじ読んで興味持ったんだけど、ピアノに詳しくなくても
読みやすいですか?
朝井リョウの話がリア充全開で死ねる
「夜の写本師」乾石智子読んだ
本屋店員絶賛系の帯がついてたから全く期待せずに読だんだけど(本屋喪女ゴメン)
三人の魔女パートが面白かった
男主人公には全く魅力を感じなかった
物語の世界設定が気に入ったので2作目「魔導師の月」も読むよ
吉田篤弘さんの針が飛ぶを買おうか迷ってるんだけど、あれって皆さんはどうでした?
>>422 腐臭は感じないけど、自分は若旦那がいつまでも成長しないのと
家鳴りの「これ可愛いでしょ??」みたいな擬音がイヤだ
てか腐臭って誰と誰が?
最近思い悩む事が多いんだけど、
ショーペンハウアーの「幸福について」って面白いのかな?
スタンダールの恋愛論はお前が言うなってかんじで挫折したことがあるんだけど…
>>441 ピアノ好きにしてみたらピアノに関することは薄いなーという感じ
個人的にはそのへん関係なしに、あんまり面白い本じゃなかった…
久坂部羊面白いよううううう
後味最悪!最高!
貴志祐介とか久坂部とかみなとかなえとか軽く読めるのに鬱気分になって楽しすぎる!!!
>>449 いつも通りのが読みたかったから買ってきた、ありがとう!
>>450 「廃用身」しか読んだことないけど
介護職に関わってたからか酷く身に迫って面白かった
なんていうか、抉る感じね
悪の教典を読み中。続きが気になるよー でももう寝なきゃな。
>>453 寝てよかったと思う。
徹夜してまで読んだら(以下自粛w
>>454 ありがとうw 今朝からまた読んでます。
ナツイチのスタンプ貰ったら本当にちゃっちくて笑った
あと角川文庫買ったらハッケンクンストラップてのも貰った
どっちもいらないww
去年と同じかな…
幽女の如く恨む物読んだ
このシリーズ好きだから期待してたんだけど期待外れだった
普段まったく推理せず読んでるけどすぐ真相に気付いてしまった…
あと怖過ぎてお風呂に入れなくなった。いちいちびくびくしてしまう
今更指輪物語読んでる。
フロドとサム(+ゴクリ)のパートが面白過ぎて、ガンダルフ率いる戦記パートになると微妙にがっかりするw
単行本の方で読んでるけど二つの塔の下巻が本気で止められないくらい面白かった!
ゴクリは憎々しいけど切ないキャラだな…
>>460 これは他のどんなベストセラーを電子書籍で出すよりインパクトあるね
読者も拍手だろうなー
>>462 ね、キンドルと迷ってたけどこれでリーダー買うと決めたわww
>>460 いやったー!電子書籍苦手だけど新訳なら買う!
興味あるけど、訳者さんがわかるまで待つかな。
日本語版ハリー・ポッターの不思議スレみたけど、新訳じゃないみたいよ
ハリーポターは3巻まで読んだけど4巻からよむのめんどくさくなった
『マボロシの鳥』読んでる途中だけど
文章が拙過ぎてしんどい
物語の展開も割とチープなのでしんどい
でも三ヶ月くらい図書館の順番待ちしたんだし読まないともったいない…
とか思ってしまう自分の貧乏性が苦痛
あまりに退屈なんで同時並行で『綺譚集』読んでるんだけど
こっちはこっちで一話目からいい感じに頭おかしいので面白怖くて大変よろしい
ますます『マボロシの鳥』が進まない…
文明の子はもっとしんどいよ
ハリポタ新訳なら速攻ソニーリーダー買うのに…
夏の文庫フェア三社(角川、新潮、集英社)の紹介冊子で本を選ぶのが楽しい
あらすじがあって分かりやすいし、つい気になった本は買ってしまうw
ハリポタは松岡さんの訳が好きなので電子書籍化でどうなるのか不安がある
そして文庫本も揃えるか悩み中
うさぎパン、帯に惹かれて買っちゃった…
いや確かにほのぼのしてたしあったかかったけど!!!!喪には辛すぎる!!!!
青春の日々の物語なんて完璧NGワードだ
普段通りミステリー読んでればよかった
舞城芥川候補きたこれ
受賞しなさそうだけど受賞したら壇上に出るんだろうか
熊の場所でも読みなおそうかな
石原が審査員からいなくなってすぐとはw
正直五芒星で取ったら微妙かも
話題になるにしても舞城知らない一般人からしたら
いきなり目にしたって意味ないし、今後あの文体で容姿がチラついたら困るw
直木賞に貫井徳郎も入ってるね
貫井の候補作、女性週刊誌の記事か何かを読んでる気分だった
盤上の夜がはいるとは。直木候補作一覧は、チャカチャカした雰囲気で面白い
柴崎友香の「私がいなかった街で」は芥川賞候補にならなかったのか
とるのは鹿島田かなあ
一目で初対面の人の容姿、スタイルを自分と比較し
瞬時に勝敗を察知出来るというのは本当?
チャカポコした雰囲気?
楽園のカンヴァス気になってたんだよなあ
候補に挙げられる前に図書館で借りておけばよかったー
最近「世界史」が話題のW.H.マクニール先生の『ヴェネツィア』読んだ
読んでいると頭の中でバラバラだったヴェネツィアの概要が
すっきりとまとまっていって爽快だった
世界史や戦争の世界史も時間が出来たら読もうと思う
三崎亜紀さんの作品て面白いけど全部同じような話だよね
>>479 チャカポコやめてwww
盤上の夜はいいね
将棋好きで関連書よく読むけど、人間がソフトに負け完全解が出てしまうチェッカーのXデイの話は知らなかった
チャトランガが生まれる話もよかった(小並感)
>>481 でもすんごい売れてるんだよね
売れてるから編集が「同じタイプのを書いてくれ」って言うのかも
重松清の疾走読んだ
下巻きつかったー…
あんまり読み返したくない
読み応えあったけど
そして作者近影いらないw
>>484 私も読んだとき心臓えぐられるような感じだった。
描写がきつくて、飛ばしながら読んだよ
新聞屋で働くところで、大人が汚すぎて嫌な気分になった。
橋本紡作品好きだったけど、ツイッター騒動?
こんな人だったのかーと微妙な気持ちになった。
まぁ、ツイッターだけで嫌いにはならないけど。
橋本紡ってTwitterで何かしたっけ
家族と猫の話ばかりでまったりしてるイメージだったけど…
パンツ見せてるイラストのラノベについて呟いただけですよね
別に悪いことを言っているとは思わなかったなぁ
自分の娘にエロ画像を見せたくない気持ちはどこの家庭も同じだと思うし
橋本さんの「九つの、物語」を読んでから橋本さんを好きになった
絶対これ好きだろうなって雰囲気の本に限って、早く読み終わってしまうのが嫌でだらだら読んでしまう
そのせいで読書が捗らないww
また時間をおいて再読すればいいし早めに読まなくちゃ
>>487 そこだけで終わってればいいのに、後半になって急に俺は昔女抱きまくって薬やりまくってたみたいなことを言い出す必要はないよなと思ったよ。前から後輩に訳わからん喧嘩売ったりアレな人だったけど
>>484>>485 疾走は読み応えあるけど、一回でもういいやって気分になるよね
主人公が不幸すぎ&もうやめてあげてと思うような辛い展開の連続で
心が何度も折れそうになった
新聞屋の下りは上司はもちろん親切にしてくれたおいちゃんも…
なところがかなりこたえた
読み返したくないって流れで逆に疾走読み返したくなってきたよw
重かったなぁっていうのと断片的なシーンは記憶に残ってるんだけども。
最近読書日記付けるようになったんだけど、スゴイ細かく展開と感想書いちゃうから、
レポート用紙びっちり2枚分くらいになってしまう。
次の日とても手が痛い。
でも細かく書かないと↑みたいな記憶しか残らない気がして
なんだかもったいないというジレンマ…。
>>491 内容読めなくていいからできたら写真うpしてほしいです
読書ノートのレイアウトの参考にしたいです
ここ最近出たミステリーで面白いのない?
感動とか社会派とかじゃなくて本格でできれば連続殺人のやつ
>>493 連続殺人ではないけど中町信の三幕の殺意面白かったよ。
妖怪若しくは幽霊と人間が図らずも協力することになり事件を解決
するみたいな小説ないですか?
妖怪アパート以外でお願いします。
495 :
彼氏いない歴774年:2012/07/08(日) 09:27:15.57 ID:24YQTz/Z
>>494 有栖川有栖の「幽霊刑事」
松尾由実の「煙とサクランボ」
畠山恵の「しゃばけ」シリーズ
他にもそういう設定の小説はいっぱい読んだことあるけど、とりあえず思いつくのはこんなとこ。
村上ラヂオ3読んだ!
1→3→2の順で好きだな
おまけのしおり?の絵がすっっっっごい可愛い
犬棒の話はお父さん犬でiPhoneのCMにしてくれないかな
東京国際ブックフェア行ってみたけど
年々一般読者が参加するメリットなくなってくな…
河出書房が20%引きやってるくらいしか目当てにできそうなのがない
三島由紀夫の不道徳教育講座読み始めたけど中々おもしろい
妙なこと言ってても文章がうまいもんだから、なるほど…って思ってしまう
うわあああもうだめだ『マボロシの鳥』途中だけどもういい
つ ま ら な さ す ぎ る
他の本が面白すぎて全然進まない
待ってる人20人以上いるしもう図書館にかえすううううわあああん
マボロシの鳥って爆笑問題の太田のやつ?
太田ってほんと薄っぺらいよね…
『深夜特急1』読んだ
こんな行き当たりばったりな旅憧れるけど絶対できない
インドの安宿で沈殿物になってる外国人の描写が自分と重なってうはあああってなった
太田さん好きでマボロシの鳥読んだけどいまいち理解できず
絵本もあるのでそれも読んでみた ケド…心にズシッとはこなかったかな
太田さん一番のお気に入り『タイタンの妖女』も読んだけど難しかった
本人は壮大なストーリーの最後で「人間なんてその程度のものさ」と解釈し、それが素晴らしいと言うんだけど
私は今までの…何だったの!?って思っちゃうから合わないのかな
好きな人の好きなものを好きになりたいって思ってもムリなのか…
ヴォネガット好きだから食い下がるけど
「猫のゆりかご」「スラップスティック」はどうかな
あと短編集も読みやすい
あと、ヴォネガットは創作活動は創作者自身を救う行為と言っている
創作物がつまらないからといって、太田氏は創作をやめないんじゃないかな
まあ、読者は乙
太田のマボロシの鳥はクソだったけど
文明の子はなかなかよかったよ。
太田の書くこどもがかわいい。
少し前に買った「最後の息子」
初っぱなからホモ狩りの話で拍子抜けしたわ
>>391 あれが好きなら眉村卓の消滅の光輪もオススメ
509 :
504:2012/07/10(火) 19:53:36.78 ID:YRXWBXKZ
欧州の歴史もの、時代もの好きなら皆川博子おすすめ
>>510 死の泉読んだことある
ゴシックホラーってこういうののこというのかな?
後味良くないけど、読み応えはあって良かった
>>511 皆川作品で、かつ同時代のドイツものならナチス側を書いた総統の子らか、弱冠アッー入った耽美な薔薇密室の方が感じは悪くないかも
八日目の
蝉ですか?
えっ
読んだことないがすぐセクロスするという村上春樹は喪女的にはどう?
リア充にはこういうのや携帯小説がうけるのかな
村上春樹は逆にリア向けではないような…
個人的には好きだが
私は苦手だ
スカした文体が受け付けない
高橋由太の「ぽんぽこ、もののけ江戸語り」シリーズを読んだ
たまにはこう言うほのぼの時代劇もいいね
ぽんぽこ可愛い
まずは読んでみたらどうだい
村上春樹は主人公が全員村上本人に見えてきて気持ち悪い
やれやれ
村上は早くノーベル賞とれや
やれやれw
クンデラがまだ受賞してないから春樹の受賞は仮にあったとしても、まだ先
個人的にはあり得ないと思う
ここの喪女で電子ブック読んだ人いる?使用感を聞きたい
楽天のKOBO安くて気になってる
>>526 ノシ
基本iPodTouchなんだけど、紀ノ国屋のジョブズ本読んだよ。
後は青空文庫とか、グーテンベルク21とかeBookJapanとか、自分の持ってる本スキャンしたのとかも読んでる。
>>526 母がシャープのガラパゴスとソニーのブックリーダー持ってる
電子書籍端末は種類によって使用感が全く違うから、できれば店頭で使い勝手を試したほうがいいよ
>>526 古いKindleもってる!
Einkは読みやすいからオススメだよー
まあこっちはコンテンツがないから自炊専門機だけど
青空文庫やネット小説を読むのに捗ってる
たらたら読んでたエマやっと読み終わったー
オースティン好きだ、喪女的に恋愛小説書いてるのに本人が結婚してなかったっていうあたりも含めてw
次は分別と多感借りてこよう
>>530 気になってたけど恋愛中心の内容が喪女オブ喪女の私にはきつそうで避けてたんだよね
>>527-529 ありがとう!使っている人見たことないから実用的じゃないのかと心配だったけど
結構普通に読めるのかな
店頭で触ってみるよー
アンサンブル/サラ・パレツキー
V・I・ウォーショースキーシリーズの短編作品とその他短編の作品集
V・I〜は男顔負けの女ハードボイルド探偵なんだけど、
ポーランド系の自立した女性だから
勝気なんだけどどこかジュンパ・ラヒリっぽい切なさというか
マイノリティから見たアメリカ社会を描いてる側面もあって面白かった
百瀬、こっちを向いて
喪女の友達心広すぎ
いずれ正体をみんなの前で晒すようになったら
比べられそうで私ならきついな…
なぜか綿矢りさの「かわいそうだね?」のアミちゃんは美人って作品を思い出した
>>530 結婚しようとした相手がいたけど、相手の後継人に反対されて生涯独身だったと聞いたような…>オースティン
>>531 どうだろう、私はフィクションの恋愛、なおかつ18-19世紀英国なんてファンタジーみたいなもんだから全然平気だし好きなんだけど
思い込みと勘違いによるすれ違いの人間関係模様が面白いので、恋愛は要素として必要になるけど、それほど生々しさとかはないと思う
>>535 そうなのかー、じゃあ喪女って訳でもないんだね
それはそれで独身通してて素敵だけど
百瀬
美人な主人公がブスメイクしてブスのふりって
ある意味喪の敵じゃね?
容疑者Xの献身のように、他の人(好きな人)のために自分を犠牲にするような
話が読みたい。
何かありますか?
>>538 オスカー・ワイルド「幸福な王子」
三浦綾子「塩狩峠」
塩狩峠は著者がクリスチャンのせいか宗教臭さが気になるかもしれない
>>538 パッと思いつくのは遠藤周作「私が・棄てた・女」他(多い)
曽野綾子の本をたくさん一気読みする機会があって
著者がクリスチャンだからとはいえほとんどの作品にカトリックの神父が出てきて
突然日本人修道女inアフリカや南米の修道院が出てきて
なにかと誰かの息子が死に
アラスカのオーロラとアフリカの夜明けで人が救われまくるのにちょっと笑ってしまった…
541 :
彼氏いない歴774年:2012/07/13(金) 18:27:56.61 ID:oVOBlezI
>>540 基本的に同じ内容の話ばかりを書き続ける作家っているよね。
渡辺淳一、西村健太、三浦綾子…
個人的に西村健太は面白いからワンパターンでも許せるんだけど、喪女板でも既女板でも
評判悪いんだよね。気持ち悪いとか最低なDV男とか生理的に受け付けないとか…
542 :
彼氏いない歴774年:2012/07/13(金) 18:29:10.51 ID:oVOBlezI
訂正
ごめん西村健太じゃなく西村賢太だった。
渡辺淳一は無理w
松本清張の「獄衣のない女囚」読んだ
女の独身専用高級アパートが舞台で事件より生活描写が面白かった
高齢毒女はインテリアに金かけるけどすぐ飽きがくるとか
隣の男子アパートに遊びに来る女がうちらの共同風呂を使うんじゃねーよ氏ね!とか
裕福な中流の生活って一番わくわくする
>>539>>540>>544 ありがとう。参考にしてみる。
周りに本読む人がいないとこういう時に困る
本屋に行っても、好きな作家さんの本しか手に取らないから
作家さんの幅?が広がらないよ。
ハリポタも自己犠牲の話なの?って驚いたハリーの成長物語だと思ってたよ。
遠藤周作の自己犠牲の話と言えば『女の一生』もそうだね。
コレに限らず、遠藤周作はとにかく心身に痛い描写がキツいけども…
自己犠牲といえばブドリだけど
『容疑者Xの献身』のようではない…
>>541 西村賢太の小説に出てくる主人公は下種で金にだらしなく
どうしようもない体たらくだけど、一周して笑えてくるから読んでてあまり不快な気分にならない
穴女郎めとかいわねーよwそんなことで腹立てるのwとか、独特の笑いどころがあって好き
皆川博子の「開かせて頂き光栄です」読んだ。
グロ要素があるのにグロく感じず、かつ滑稽な所もあって面白かった
この人の作品は欧州風の京極夏彦って感じ
精読ってわけじゃないけど一冊の本をちびちび
SFだったら宇宙開発系の本で該当する箇所とか
歴史ものだったら高校世界史の授業で使ったプリントとか読みながら
さらに全く違うジャンルの一般書とかも並行して読んだりするので
いっそのこと「銀の匙」を半年くらいかけて
自分ならこう授業するって妄想しながら読むことにした
今から楽しみ
青の炎みたいに、こども(優等生・普通の子)がやむをえず人を殺すに至る話はありますか
桜庭一樹の、少女には向かない職業は読みました
京極夏彦の百鬼夜行シリーズ
塗仏の途中で積んである
さっき暇つぶしでネット見てて関口君に関するネタバレを見たっぽい…
人物紹介のページにそんなネタバレしないよな…
うそだろ…
吉川三国志まだ4巻なのにそっち読みたくなってしまった
ペンギンハイウェイ買おうか迷ってるんだけど、どうかな
森見の中でも壮大なぶん投げだった記憶
少年の初恋もので夏にはぴったり
ラムネのようなファンタジー
中島らもの今夜すべてのバーで
面白かったー
オラウータンみたいなお爺ちゃんが走り回るところ可愛い
>>553 道尾なら龍神の雨の方が青の炎っぽくない?
560 :
彼氏いない歴774年:2012/07/15(日) 13:36:17.47 ID:bLE+eT2Q
道尾秀介と言えば先日『背の目』がドラマ化されてたけど、本人がチョイ役で出ててびっくりしたな。
主人公の「道尾」を演じてた平山秀行が著者本人にルックスとか雰囲気が似てた。
>>560 ぬぉー!
昨日「背の眼」読み終わったばかりだ。
ドラマちょっと見たかった。
今さらだけど、「夜は短し歩けよ乙女」が面白かった。
黒髪の彼女が可愛いすぎるww
言葉の表現が凄く個性的だった。
現代文学やミステリ読むのやめて
近代文学や古典にひたりたいが、最近の本を読むのも辞められない
津村記久子と村田早耶香が好きだ
>>560 私も見たー
見逃さないようにと目を凝らしてたらすごく分かりやすいシーンで出てきて拍子抜けしたw
>>563 ひっそり好きだった村田早耶香が最近もてはやされて人気だね
週刊誌や女性誌でも取材されてるし、豊崎も押してる
交際相手から性行為に関して誤解を生みやすいとか言ってたけど、実はビッチなのだろうか
宮木あや子の「セレモニー黒真珠」を読んだ
アラサー毒女の妄想するドリー夢小説みたいな恋愛展開でお腹いっぱいになった…
曽野綾子、氷点とか昔読んだけど
作家本人の過去が喪女と対極すぎて
サナトリウムで男患者にモテモテで妖婦みたいなあだ名ついてて、
通いの牧師さんが彼女を真実の神の愛で更生させて結婚→作家へ
牧師よ、博愛ならモテモテ妖婦より孤独な喪女を救ってくれよ…って凹んだわ
>>567 氷点は三浦綾子だよー
氷点はとにかく兄が妹(血は繋がってないが)とデキたくてデキたくて、むしろ
想い叶って当然!選ばれるはず!と妙に自信たっぷりに独占欲にかられてておっそろしかったorz
学生時代に夢中で読んだけど、あまりに新刊が出ないので
そのまま放置していたあるシリーズが完結していたことをつい最近知った。
さっきようやく読み終えて、すごく満足したよ。
まとめ読みできたのがかえって良かったかもしれない。
この世への未練が一つ無くなったくらい良かった。
あとは、3月のライオンと十二国記の完結を見届けたらいつ死んでもいい
曽野綾子だったら昔「太郎物語」の高校編と大学編を読んで
なにこの小うるさいおばちゃんみたいな男子……と思ったな
高校編はまだいくらかましだったが
大学編はそれこそ主人公が偏屈小言おばちゃんみたいだった
>>570 わかる、曽野綾子の小説はキャラ全員が曽野綾子wもうマジで全員曽野綾子
会話がいついかなる時も「いかにうまいこと言うか大会」になってうっわ性格悪…って思う
その「うまいこと」は100%作者のエッセイそのまんまだし、物語に深みを与える賢人・変人キャラが
必ずカトリックの神父だったり修道女だったり神学生だったり「最近ふと聖書を読んだ」人。(※作者はカトリック)
そして「うまいこと」はほぼ全作品共通している……
例:
私、人生に絶望しているの。いったん深く深く絶望しないと、本当に人生を生きたことには
ならないんじゃないかって思うのよ。おかしいかしら。
僕は、善人は嫌いだね。深みというものがないじゃないか。
いいんだよ、人間は元来そんなくだらないものさ。自分は違うって言う奴がいたとしたら、
それはとんでもない馬鹿者だよ。
私は学のない女ですから、難しいことはとんとわからないのでございますが、なんでも昔
ギリシャのエピクロスという/マグダラのマリアという/ローマのタキトゥスという/
(※他とにかく絶対に聖書内人物かギリシャローマの哲学者)人が…
>>569 「あるシリーズ」って伏せてるのは何々?って訊いてほしいから?
>>569 そういう書かれ方すると気になっちゃうじゃないかあ
576 :
569:2012/07/16(月) 15:46:12.50 ID:upIfqo79
ライトノベルなので苦手な人居そうだったのでタイトル伏せたけど書いとけばよかった
読んだのはフルメタルパニックの長編
アニメ化されたあたりまで読んでたけど、そこから先を読んでなかったもので
かれこれ10年ぶりくらいに読んだけどやっぱり面白かった
>>571 そこまで行くとワロスw
ちょっと見てみたくなった
578 :
彼氏いない歴774年:2012/07/16(月) 20:47:17.98 ID:mEBR4H1N
>>571 うまい!確かにそうだけど、三浦綾子も同じじゃない?作品中の賢人・善人キャラは
ほぼキリスト教徒もしくはキリスト教に感銘を受けて改宗する人。
自分は読みながら、仏教徒は悪人・凡人・俗人扱いかよとちょっとひっかかったが。
まあ、曾野綾子に比べれば斜に構えたようなところがない分読みやすくはあったけど。
読書とは絶えず他人の自我に耳を傾け続けること、っていうのがよく分かるね
十二国記は今度新作長編出るけど果たしてそれで終われるのかな…
世界広げすぎてどこをどうして持っていっても完結出来ないんじゃないかと思う
完結無理だろうテンプレにも入ってるしw
でも、新作と短編集は期待して待ってる!
>>578 まあ三浦さんがキリスト教徒の人に感銘を受けてキリスト教徒になった人だからね
ところで>仏教徒は悪人・凡人・俗人扱いな描写ってあった?
582 :
彼氏いない歴774年:2012/07/16(月) 21:25:57.39 ID:mEBR4H1N
>>581 「塩狩峠」に出てきた主人公の祖母で、キリスト教徒である嫁を離縁した人物。
>>580 出るのか!楽しみ
もちろん完結を待ってるんだけど、もう別に10年置きに一本短編ってレベルの進み具合でもいいやって気にもなってるw
未完といえば大和真也
お若い喪女さんは知らなかろうがスターゲイザーシリーズとか完結して欲しかったなあ
同性愛をテーマにした小説を読みたくなったので手始めに有名な部類を漁ってみた
「潮騒の少年」フォックス
「草の花」福永武彦
「孤島の鬼」江戸川乱歩
「モーリス」フォースター
特に「草の花」は不安定な青春期の心の描き方がすごく繊細で面白かった
三島シリーズはどうも文体が個人的に合わず三島の世界に没入できなかった
柳美里の本を図書館から借りてきた。
ワクワクしながら読む。
587 :
彼氏いない歴774年:2012/07/16(月) 22:07:20.07 ID:mEBR4H1N
>>584 大和真也読んでたよ。コバルトシリーズで出してたパラレルワールドもの。
「水曜日には雨が降る」とかのやつね。
微妙にネタバレになっちゃうけど、カズオ・イシグロの「私を離さないで」を
読んだとき、これってあの大和真也の…って思っちゃったなあ。
シリーズに出てくるキャラが全員大学生で、大学って自由で楽しそうだなあと憧れたっけ。
>>587 おお!!仲間がいたのか
狐好きだったよ狐
ライサフィールドとかさ、回文とかさ、今読むと思わせぶりで房二臭がすごいんだけどやっぱ好きなんだよね
ドラゴン=ペンギンとか設定めちゃくちゃだけどおもしろかったよね
岸本佐知子の気になる部分が面白かった
ネガティブな風にしか考えられないとか幼稚園でかわいい子にいじめに合っただとか、
そういう話を自虐的すぎず面白おかしく書いてて鬱にならずに普通に笑えた
岸本佐知子のエッセイおもしろいよね!
ちくま文庫から出てる「ねにもつタイプ」
もおすすめ
>>587-588 やあ同士
「酢漬けにするとイチゴ入り生クリームの味になる黒い触手」が気になって仕方がなかった
そういえば蜜柑山にも触手使いの男がいたなあ
なんで触手ばかり覚えてんだろ…わたし
雫井脩介さんのクローズドノートが好きなんですけども
似たような感情を持てそうなタイトルはあります?
良かったらオススメお願いします。
鹿島田さんて喪女みたいな見た目なんだね
ちょwでも冥土めぐりってタイトルからして面白そう
地獄?とか死後の世界でなんかするんかな
それか普通の日常系かな
乱歩の登場人物みたいないわゆるヤンデレっぽい人物が出てくる一般小説のおすすめありませんか?
ヤンデレは男でも女でもいいです。
「押絵と旅する男」を読んで、人や物に対する強い執着を抱いたキャラとか、
周りから見ると異常なんだけど本人は幸せみたいな状況を描いた話がほかにも読んでみたいのです。
ライトノベルはなしでお願いします。
乱歩好きなら夢野久作はどうだろう
ドグラマグラが有名だしヤンデレっぽい美少女出てくるけど、これは読む人をかなり選ぶので
短編の死後の恋とか押絵の奇跡、瓶詰めの地獄あたりをおすすめしてみる
青空文庫でも読めるよ
乱歩、夢野久作とくれば個人的には安部公房をお勧めしたい
『箱男』『密会』辺りとか
お望みのものとは少し違うかも知れないけど…
海外物なので、雰囲気的に乱歩っぽいかどうかは謎だけど、
「香水」(パトリック・ジュースキント)
「趣味の問題」(フィリップ・バラン)
を薦めてみる。
吉川英治「三国志」
自分は論理的に考えること出来ないし誰かを納得させる話術もない
だから孔明みたいな人物に憧れる
論破するとかカッコイイ
…ていうか孔明に論破されたい
>>595 海外ものに抵抗がなければ、
「カニバリストの告白」(デヴィッド・マドセン)
「ずっとお城で暮らしてる」(シャーリー・ジャクスン)
598さんの「香水」は、私からもオススメ。
乱歩っぽくはないが、松浦理英子「犬身」もいいかも。
津原泰水は?
読んだことはないんだけど、よく乱歩を引き合いに出されてるのを見た気がする
江戸川乱歩の影男と東野圭吾の容疑者Xの献身を読んだ。
両方とも面白かったー。
容疑者の方は最後泣けるとは思わなかった。映画も見てみようかな。
クラフト•エヴィング商會のクラウド•コレクター(単行本版)がものすごくツボだった
写真も綺麗だし話もユニークで哲学的で面白かった
595です。
答えてくださった皆さん、ありがとうございます。
夢野久作は一度ドグラ・マグラに挫折したので、短編から読んでみようかと思います。
海外物も好きなので香水も調べてみたけど、面白そうですね。
どれから読もうか悩むのも楽しい時間w
いろいろおすすめ本当にありがとうございました。
ウィリアム・ギブソンのスプロール三部作最終作『モナリザ・オーヴァドライヴ』読了
他の登場人物に比べ、モナリザはそんなに暴走してなくね?wとか思ったけど面白かった、久美子かわいいよ久美子
誰か映画化かアニメ化かすればいいのに!!メディアミックスすればいいのに!!1!
攻殻機動隊とか『イノセンス』映画館で観てあとはwikipediaレベルの知識しかないけどギブソンの影響物凄い受けてますね
思い返せば映画『マトリックス』もメンバー構成とエージェントスミスのモチーフがまんまだし
逆になんでストレートに実写映画にしなかったのってレベル
>>555 亀だが
>>556の通り凄まじいぶん投げっぷり
もう食傷気味なんだが腐れ大学生シリーズしか向いてないんじゃないかと思う
上にも少し似たような書き込みがあるけど
なんか狂気的な感じや鬱作品や精神的に来たりゾッとするようなオススメの本ってありますか?
一応そういう作品でググッたら出てくる有名どころは
読みました
日本三大奇書
瓶詰の地獄
カフカの変身
嵐が丘
吐きたいほど愛してる
恋愛中毒
くらいです。
本当有名どころしか読んでないので何かオススメあったら教えてほしい!
カフカの変身は死にたくなった
>609
乱ポー先生の短編『踊る一寸法師』と『盲獣』いい意味でひどい話だった
それから上2つとは雰囲気違うけど、『陰獣』も地味に嫌な気分になる
>>608 昔ここでペンギンハイウェイおススメされたんだが、ぶん投げてるのか
買っても文庫になってからだから余り痛くないけど、迷うな・・・
>>585 同性愛ものなら、ヘッセの「ダミアン」森博嗣の「トーマの心臓」
三浦しをん「月魚」比留間久夫「yes,yes,yes」なんかもどうでしょう。
>>609 ずっとお城で暮らしてる
レベッカ
絵本だけど、京極夏彦の「いるのいないの」
もっと刺激的なのがよければ、「悪徳の栄え」や「美徳の不幸」
>>609 有名だけど岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」はどう?
森見登美彦でぶんなげといえば『きつねのはなし』の表題作、あれを超えるものはない
ホラーに仕立てたのは実に上手い手だった
ほのぼのかわいいファンタジーの粗をつつく人は多かれども、薄気味悪い異界の論理は誰も追求したがらない
>>609 シャーロット・パーキンズ・ギルマン『黄色い壁紙』
エーベルス『蜘蛛』
>>609 ジャック・ケッチャム「閉店時間」
胸糞悪い鬱作品定番の「隣の家の少女」
グロいが「オフ・シーズン」
原始的な人間のおぞましさが淡々と書かれてるのが良い
良いぶんなげと悪いぶんなげがあるよね
そういう意味では、十二国記はぶん投げられて空中に浮いてる最中と言えるかもしれない
十二国記はもう書く気ないのかなと思ってたけど、出版社変わったんだね
新作も出るとかいうから生きる希望がわいた
伊藤計劃のハーモニー読み始めた
好きだなー面白いなー
ほんとにもったいない人が亡くなったなーと思う
>>620 隣の家の少女は結構キツイよね
読むと頭がくらくらする
>>621 ペンギン〜のぶんなげは比較的いいぶんなげな気もする
伝奇・ファンタジーは無理に理屈や結論つけなくてもいいときもある
十二国記もわりとの今の状態で満足
>609
『ブラックジュース』収録「沈んでいく姉さんを送る歌」。
奇想コレクションシリーズはぐつぐつクるようなのが多くて大変楽しい。
>>623 伊藤氏は惜しいね…
ハーモニー読んでから、ディストピアものを読み漁ってる。
そして今は、円城氏が引き継いだ屍者の帝国が楽しみすぎる。
ディストピアに関連して、
>>609さんには1984年を勧めたい
628 :
>>609です:2012/07/21(土) 21:10:45.62 ID:52fQt1Mo
みなさん!本当にありがとうございます!
たくさん紹介してもらって感激です。
時間がかかるでしょうが必ず全て読まさせていただきます。
どれも読んだことのない作品ばかりで
今から手にするのがめちゃくちゃ楽しみです。オラわくわくすっぞ!
よければ、もしまだあったらレスしてもらえると嬉しいです。
ここで相談してよかったです!ありがとう!
>>628 出遅れたけどもしよかったら!
オールタイムベスト的な鬱本
ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」をぜひ。一緒に鬱になろう…
そして最近のその手のアレなヒット
アンデシュ・ルースルンド「死刑囚」。
鬱すぎて爽快な気分になってくるというか、なんか突き抜ける。
ゴーゴリ「検察官」
お偉いさんたちが警察のフリしたニートを接待して賄賂送る話。喜劇なんだけどかなりブラックユーモアが効いてて、こういう話はどこでいつの時代に読もうが違和感ない感じ。
児童書で1巻しか読んでないけど、ペギー・スーもなかなか鬱だった記憶がある
以下ちょっとネタバレかも
親が子どもが豚に見えるようになってしまうくだりがね…
>>629 ルースルンドなら1作目の「制裁」もなかなかきつい
「死刑囚」の方がやりきれなさ数倍だけれど
思い出したら泣きわめきそうになってきた
>>630 ゴーゴリってなんかしら陰のある話のイメージなのかな
『外套』も粗筋だけ聞いて大概だなと思った覚えがある
以下たぶん結末までネタバレ
貧乏な役人が、節約を重ねて買った外套を追い剥ぎに盗られて
失意から風邪こじらせて役人は死んでしまい、
町には夜な夜なその幽霊が出る様になった…て話だと。
>>609 平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)でしょうね。
爆裂に非道い話を集めた秀逸な短編集です。大抵何でも大丈夫なわたしですら
一冊一気読み出来なかった。
>>609 >>634のは私も思い浮かんだw
自分が読んだ中で一番ひどい本だし狂気的ではあるけど
「静かにゾッとする」ってよりは、スプラッタカニバリズムスカトロetcが延々続く感じなので
グロばっかりはつらいならちょっとご注意ください。
>>609に挙がってる中では恋愛中毒しか読んだこと無いので、グロ楽勝ラインナップだったらすみません。
横レス失礼しました。
>>611 図書館で借りるくらいが良いと思うよ
私は正直買わなくて良かったと安心するレベルだった
>>612 有頂天は面白かったね。たぬきもそれぞれ個性的だったし可愛くて一気に読んだ
大学生物なら太陽の塔が一番だと思う
短編メロスと恋文は良かったけどそれ以外は似たり寄ったりって印象
荻原規子「RDG」がアニメ化するのを今更知った
この人の作品は勾玉三部作が好きだったな
風神秘抄は微妙だった
言葉は古臭いけどささやかな恋愛描写にニヤニヤさせられる
>>633 そうそう、芥川龍之介が元ネタにもしてる。確かに陰のある話が多いね。
ただ、登場人物は小悪党ばっかで陰気な話なのに、それをブラックユーモア的に喜劇に完成させてるところがゴーゴリのミソ。
>>637 RDGアニメ化するんだ!楽しみ
私も荻原作品の中では勾玉が一番好きかも
西魔女は終盤ちょっと驚いたw
ハーモニー読み終わった。
以下ネタバレ注意で
あの結末はやっぱりちょっと憧れる。ていうか現段階で不可能なだけで人類が目指してるのはやっぱあそこだよなー
その社会をディストピアって言うのもわかるけど
自分の意志で自分の意識を消滅させるかどうか決めるなら私は消滅させたいと思う
不倫モノでおすすめ教えてください
できれば不倫が悪であって因果応報的な描写があり、でも重すぎないものをのぞみます(例えば人が死んだりするのは嫌です)
それと、既婚男性&独身女性という組み合わせが好ましいです
性描写の有無は気にしません、また不倫メインの話じゃなくてもいいです
>>640 金平糖のふるところがおもしろかったよ。
江国香織さんのやつ
孤独な夜のココアにそんな話があったような
>>641 金平糖〜はおもしろかったけど、「悪・因果応報」とはちょっと違うかも?
江國香織ってあるときを境に不倫の話しか書かなくなって嫌だな
昔は好きだったのにw
村上ドラゴンとか言おうと思ったけどよく考えたら
因果応報じゃないし人死にも出てた…
ちょっと異色の不倫物で、
江戸川乱歩の『月と手袋』と『十字路』を思い出したが
だけど両方とも死人の出る話なんだよな…
読後感は悪くないけど切ない。
ネタバレあるので改行します
死ぬのは不倫カップルでは無いんだけど(むしろ頃す方)
それによって、2人がじりじり追いつめられていく感じ。
檀一雄『火宅の人』 結末どうだったかな……因果応報になってたかちょっと忘れた
山口瞳『人殺し』 タイトルが強烈だが別に誰かが殺されるわけではない
吉行淳之介『闇の中の祝祭』 不倫=悪という書かれ方だったか少々曖昧だが
なんか曖昧なのばかりでごめん
井上荒野あたりも不倫話(ほぼこればっかりw)書いてるな
因果応報物がぱっと思い浮かばないのが辛いけど
>>643 江國香織は不倫を肯定してるみたいな作品が多い?感じがして
ちょっとなんだかなあ…と最近思ってる
>>640 盛田隆二「ありふれた魔法」
因果応報度は微妙だけど、徐々に仲良くなっていく過程の描写が細かく生々しい。
適当にジャケ買いした 人体工場 とかいう本
ネタはそこそこいいのに話の持って行き方というか文章が下手で無理矢理な感じで残念
>>640 島本理生「ナラタージュ」なんていかがでしょう
男女のやりとりは不倫ぽくないけど実は男性が既婚者なので事実上不倫状態です
因果応報も性描写もそこそこあります
ただ不倫は悪である、という観念はあんまり出てこないかも
三浦しをんの「天国旅行」にも不倫ものが1本あるよ
短編だけどずるずるどん底に落ちてる感じ
>>640です、みなさんたくさん不倫本教えてくれてありがとう。
これからじっくりと探し集めようと思います
読書感想
荻原浩の「花のさくら通り」を読んだ
ユニバーサル広告社シリーズの続編ってだけで嬉しいし面白かった
本当キャラ萌えする文章だなぁ…杉山イケメンすぎるわ
古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』読んだ
文章というか語り口がすごく好みなせいもあって読んでて血がたぎった
犬の一匹一匹に感情移入してしまう
伊藤計劃『虐殺器官』も一緒に買ってきたからこれから読む。楽しみ!
梨木香歩「雪と珊瑚と」
「ピスタチオ」と比べると読みやすかった
シングルマザーが、善意で満ち溢れたベビーシッターさんや
パート先の親切な同僚たちの手を借りて
カフェを開く話なんだけど(料理はほぼ素人・経営もよくわからない)
トントン拍子で上手くいきすぎてて、軽く嫉妬
同時期に読んだ平安寿子「コーヒーもう一杯」と比べるとこんなにうまく行くはずがねえ…
もやもやしてしまう
梨木さんは村田エフェンディたいと録があわなすぎて見切ったw
657 :
彼氏いない歴774年:2012/07/27(金) 06:37:22.17 ID:3FpBJA6N
東野圭吾の新作面白い?
できればネタバレなしで教えていただきたいです
まだ夏休み入ってないんだけど気持ちがもはや夏休みなのでサマーバケーションEP読み始めた楽しいー
図書館でたくさん借りてきたのでがつがつ読む!
本の粗筋を読むのが嫌いだから本を買う時は苦労する
小川糸の「喋々喃々」読んだ
主人公と相手の男の気持ちも考え方も行動もさっぱり理解できなかった
これは自分が喪女だから?それとも不倫ものだからか?
(既婚男性との恋愛話っていうのは読んで初めて知った)
と思ってたんだけど、アマゾン他ネットのレビューでそこまで言うかってくらい
叩かれててむしろ笑えたw
本当は「つるかめ助産院」の方に興味があって、たまたま先に「喋々喃々」を読んでみたんだけど
そういう作風?というか持ち味の人なら、他の作品も合わないかな?
>>660 私は食堂かたつむりしか読んでないけど、やっぱり主人公はじめ登場人物がまるで理解できなかったな
これいるの?って思うような汚い描写がところどころにあって不快だった…
主人公が合わなかったら読まないほうがいいと思う
小川洋子と有川浩、どちらも最初は好きだったのに苦手になってきてしまった
有川浩同意
なんか説教臭く思えてきた
あと図書館戦争の番外編とか植物図鑑のいちゃラブのノリについていけなくなった
>>662 小川洋子はどうして苦手になってきたの?
あの何とも言えない不思議な生々しさがダメになったのかな
私は山田詠美かな
とにかく登場人物に共感できなくなった
主人公=詠美っぽさを感じるようになったからかな
同意
有川に限らず自己投影激しすぎるタイプの作家は苦手だなあ
有川浩はまだラノベ書いてた?頃に読んだ「塩の街」が壊滅的に
あわなくて、それ以来読んでないや
図書館戦争とか評判良いし気になるけど
>>664 あの独特の世界観が素直に受け取れなくなっちゃったんだ
ああ、そういう世界を描きたいんだ、みたいな感じで少し斜めに見るようになってしまったというか
うまく言葉にできないんだけど
有川浩はワンパターン、しかもリア充至上主義なところがだめに
>>667 小川さんってそういう作り物めいた世界観が好きっぽそうだよね
創作だから作り物っていうのはおかしいんだけど
臓器とか人間の体の一部をしばしば描写したりするんだけど(小川さんは臓器とかそういうのに興味あるらしい)、
感情とか温かさよりも機械的な冷たさや静かさを感じさせるような
箱庭というかガラスケースに入っているような、そんな世界観
山田詠美の「学問」読んだ人いる?
好きな作家さんの作中に出てきたから興味あるんだけよね
中村航「あのとき始まったことのすべて」
凄い甘酸っぱい話だったw
白原さんの小学六年生の時の話に、泣いてしまった
でも全体的に優しい感じ
中学の同級生とこんな風に再会できたらいいなと思った
>>664 山田詠美の「ジェントルマン」、読んでびっくりした
超魅力的!な役の登場人物のあまりの安っぽさ、古臭さに
「実は私が中学生の時に書いた話でした☆」といってほしい
山田詠美はセンター試験の過去問で読んだ
「眠れる分度器」(僕は勉強ができないの中の作品)を
最近読み直したけど、色々鼻についたな
主人公の母親(派手好きで自由奔放な女性。高学歴だけど学歴なんてつまらない、
「子供にはつまらない大人になってほしくない、他の子供と同じような価値観を持ってほしくない」と常々考えている)が
作中では「いい女」扱いされてるけど
貧乏じゃないのに子供に穴あきジーパン履かせたり(自分はブランド物を身にまとってる)、
必要な文房具代もちゃんと渡さなかったり(最後は渋々渡したけど)
いい加減でいらいらしたな
持論や主張はご立派で綺麗なんだろうけど、なんかもう自分勝手すぎて本当理解できないって感じだったな
喪友にお薦めされた上橋菜穂子の「獣の奏者」「精霊の守り人」読んだ
どっちも面白かった
文章が読みやすくていいなー
「獣の奏者」はNHKでアニメがやってた(未見)けど、こんな血生臭い話よくやったな…
と思った
自分も上橋菜穂子好きだ
作者の講演会にも行ったことあるけど
大学で教えながら小説書いてるバイタリティすごいなと思った
獣の奏者は守り人よりも暗いイメージだな
どっちも主人公の境遇は過酷だけども
たまに説教臭いなーと思うけど両方全巻集めるぐらい好きだ
677 :
彼氏いない歴774年:2012/07/31(火) 11:04:32.65 ID:MfWS/iYZ
東野圭吾の「プラチナ・データ」が映画化するけど、あれ読んだ時に、
なんていうか…喪女差別?がひどすぎて口もきけなかったんだがw
読んだ人いますか?
既婚者の友人♀も「ひどかった!」って怒ってたし
今更だけど直木賞、辻村深月だったんだ
この人の本デビュー作しか読んでないけど、なんかすんごいリア充の青春話って感じにげんなりしてそれ以来手を出してないんだよね
受賞作はどうなんだろ
東野圭吾ってどんな話書いても情がこもってない気はする
だから読みやすくて人気あるんだろうけど
>>681 「どこが」というと難しいんだけどw
これから映画化の作品だからあまりネタバレもなんだと思って…
行間あけたらいいかな?以下ネタバレ↓
登場人物に、顔にあざがあって太っててコミュ障の天才少女がいるんだけど
主人公の目にはなぜか可憐な美少女に変換されて見えてる、というオチ
きっと少女の願望でもあったんだろうけど…
読んだのちょっと前だからこれ以上はつっこまないでw
>>679 リア充の青春話といえば直木賞候補だった朝井リョウを思い出す
豊島ミホあたりはまだ喪でも読めるって感じだけど朝井はキラキラしすぎてダメだw
>>679 辻村深月のデビュー作は内容の薄さと文体の拙さにビビった覚えがある
そこらへんのweb漫画を無理矢理文章化してみたの?とか思った
『半七捕物帳』全六巻読破ー!
お江戸は雪が降ったの祭りがあったののたびに事件が出来しすぎてワロタ
三河町の親分は頭も回るがアクションもイケるのが素晴らしい、脳内映画上映会捗りまくり
そして『虫とりのうた』を読んでみた
つまらねえ…クライマックスのところのホラー描写は薄気味悪かったけどそれだけだ…
物語は全然面白くない、どんでん返せてないところがひどい
作中で明かされていない謎があるらしいけど何が謎なのかわからんし
その謎がわかったところで「でっていう」みたいな感じで萎え萎えだ
本をカバンに入れて持ち歩くと上や横のページの部分が汚れたり折れたりして困る
箱みたいに全部カバーするブックカバーってあるのかな?
つい最近読んだけど、その後も色々ミステリー読み漁ったせいか、プラチナデータがどんな内容だったかまっっっったく思い出せない
>>682を読んでも何にも思い出せない
ミステリとかサスペンス系の多作作家って作風がだいたい同じなせいか、
ストーリーがあまり記憶に残らない…
宮部みゆきだったら「犬が主役だった」「財布が主役だった」とかぐらいしか思い出せない
トリックがあまりに酷くて壁投げするとそれ(トリック)だけは覚えてるけど
犯人の動悸とか話の展開はたいてい忘れる
西村京太郎・内田康男あたりまで行くと内容を思い出すのは至難の業
読みやすいし好きだからよく読むんだけどやっぱり忘れる
>>685 新潮文庫のyonda?プレゼントにファスナーで閉められるブックカバーがあるよ!
が、非常に使いづらいw
>>688 ぐぐったら、外見かっこいいね
でも堅そうだった。
ブックカバーって、色々買うんだけど最後には紙に戻ってしまう。
>>688 情報サンクス!
あのパンダすきだから本買って応募する!
>>680 小説は淡々としすぎて人形劇かなんか見せられてる気分になる
東野は最近の作品に珍しく映像化した方が面白いと思ってる
>>687 それはあるw
自分は忘れっぽい方で、有名な話でも忘れるから
再読して新鮮な驚きが味わえるw
>>689>>690 固くて本当に使い勝手悪いから、折角何十冊と読むなら他のプレゼントをおすすめします…
私は革のちょっといいカバーにブックバンド使ってるけど、結構良いよ
ブックオフでミステリ小説買ったら
被害者の人間関係相関から死因まで書いたネタバレメモが挟まってた
もうブックオフなんて信じない
私はクツワのクリアカバーを使ってる、安いからね
>>694 図書館でカラマーゾフの兄弟を借りようかと思って表紙をめくってみたら
手書きの汚い文字で登場人物一覧メモが貼り付けてあった。
そっと書棚に戻してしまった。
なんでこういう迷惑なことをするんだろう。
いろんな人に借り出されて本が汚いのは我慢するけど、いらんものを
書き込んであったりメモがあるのは腹が立つ。
返却冊数が多いと職員数少ないところだとなかなかページをめくって
状態を見て書架に戻すって作業が追いつかないことがあるからな…
中高生の図書館でのマナーが悪くてイライラする
特にテスト勉強とか涼みに程度で通うようなの
机の上にゴミ散らかすわ、椅子は戻さないわ
飲食するわ携帯の充電勝手にするわ挙句電話かけ出すわ
昔図書館で借りたコバルト文庫の挿し絵が全部破られてたことがあった
挿し絵裏が全部読めないっていうね…
買えば表紙まで手に入るんだから気に入ったなら買えばいいのに
本を破るってのが本当に理解できなかった
>>694 売った人のいたずらっぽいなー。
ブコフは中身もチェックしてほしいね。パラパラでいいから。
>>697 それはたぶん親切でやったことだとおもうわ
カラマーは相関図がほしい
図書館で借りた館系のミステリに
すごく丁寧に書いた見取り図のメモが挟まってた
ネタバレはしてなくて
単純に自分で推理するために作ったものっぽくてすごく微笑ましかった
今図書館から借りてる分の一冊に、なんか一ページ全体と一行に線が書いてあってイラッとしたな
鉛筆だったから消してやって、あと異常に何枚も挟まってた返却日の紙も抜いて捨てたけど
紙くらいは抜いてから書架に戻してほしいなあ
大学の指定テキスト、買いたくないから借りたら
要点まとめてあってめっちゃ助かったw
しかしミステリ系でやられたら事件起こして獄中で自伝的サスペンス小説書きたくなるレベル
図書館で借りようとした本に返却の紙が挟まってたら、タイトル見てどんな本か
探しに行ってみるw
選んだ一冊が同じなら趣味も似てるかもしれないし
ちょっと悪趣味かなと思うけどw
耳をすませばみたいだねw
図書館で借りた短編ミステリ
本文の登場人物に印が付けてあって、最初の一話は気にせず読み進めていたら
その人物が犯人だった
後の話の全てに印があって絶望したことがある
鉛筆だったら消せたのに生憎ペンだった
この流れで思い出した医者に行った時に待合室で隣の親子が読んでた絵本
動物達が仲良く暮らす森の村に本が好きで本屋やってる犬(他の動物だったかも)がいた
そいつは本を読んでいる人がいると何を読んでいるのか確認し、どうしても一言言わずにはいられないウザい性格
推理小説読んでる人には「犯人はこいつ」とネタばらし、自分がつまらなかった本を読んでいる人には
その人がその本を楽しんでいるにも関わらず「これよりあっちの本の方が面白い」と勧める
たまりかねた村人が……
というところで私が呼ばれてしまい、診察室から戻った時には親子の姿は消えていた
先がどうなったんだか気になってそこの本棚を探したけど、その絵本は見当たらなかった
誰かこの絵本分かる人いない?
>>709 面白そう、読んでみたい!
タイトルが判明したら教えてほしい
図書館で誤植だらけの本に鉛筆で校正してあった事が
「西の魔女が死んだ」とか「独学魔法ノート」みたいな直接いかにも魔法って感じの魔法が出てこない魔法使いの話が好きなんだけど、何かいいのないかな?
江國と林のエッセイが苦手だ
輝かしい自分の姿を書きすぎや…
もう15年くらい探してる絵本
ちゅうちゅう大行進
図書館でずっと読んでたなー
皆川博子の総統の子らを借りてきた。
長いから面白ければいいんだけどどうでしょうか。
>>716 私は好きだよ。読みやすいから、自分で思っていたよりもサクサク読めた。
休みの日に一気読みをオススメします。頑張れ。
文庫の棚にラノベチックな表紙の書籍が沢山ありすぎて本屋でいつも固まってしまう
伊豆の踊子の荒木飛呂彦には笑ってしまったけれど
若い層狙いなのかと辟易してしまう高齢喪
夏目漱石のこころを読み直したらKに感情移入し過ぎて読むのに疲れた……
>>712 誤植を校正するならまだましかも
正しい表現や漢字をわざわざ校正してたりする落書きも多いよ
厨二病が発症してるんだろうけど、だいたい2,3ページで終了してる
>>718 私は先生の方に感情移入して読んだな
遺書で終わる小説といえば佐々木丸美の雪の断章が面白かった
昼ドラっぽいきらいはあったけどね
>>718 そんなアナタに新潮文庫の色だけ表紙シリーズ〜
梶井の『檸檬』がこの夏レモン色で登場と聞いて早くもwktk
>>719 送り仮名でなくても正しいのに、鉛筆で書き足してある本にあたったことがある。
それは最後までやってあった。
傍線は論外としてそういう書き込みも本当にイラつく。
校正したけりゃ、直接出版社に手紙を出せばいいだろうが。
図書館の本って誤植見つける率が高い気がする
初版だからか
最近読んだ本が誤植だらけでびっくりしたよ
初版だね
>>721 「檸檬」、既に持っているのに期間限定カバーの
レモンイエローがきれいで買ってしまったよ。
ブルーの表紙が気に入った「悲しみよ こんにちは」も購入。
こちらは初めてなので読んでみたら、何だかもう別世界過ぎw
セシルの父親が腑抜けで張り倒したくなった。
>>718 ラノベ風表紙って普段本読まない人に
興味を持ってもらえる機会になればいいかなとは思うけど
あまりにも内容とかけ離れた絵だとイラッとする
イラストレーターすらこれ読んでねーだろ、仕事なんだから内容くらい確認しろよって感じで
新潮文庫はシェイクスピアの表紙絵が綺麗でジャケ買いしてしまったけれど満足したのでよい
松尾たいこのカバー絵が流行り始めた頃、シャイニングの文庫が松尾絵になったので
持ってるのについ買ってしまったことはある
どちらかと言えばシャイニングが好きすぎてだけど
728 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2012/08/04(土) 17:38:29.47 ID:/KWgM4zM BE:958096627-2BP(3)
このスレでおれの「シベリアにラノベ含む読書」のスレを参考にしている人は
何人くらいいますか?
最高の小説スレに挙がってた幸田露伴の幻談読んだけどよくわからん
言葉は綺麗だと思ったけど
730 :
彼氏いない歴774年:2012/08/04(土) 18:38:58.12 ID:9wNuRK2K
今更だけど白夜行読んだ!
面白かったけどちょっと不完全燃焼w
ドラマ見たくなった
今は幻夜読み進めてる
今更だけど十角館読んだ
最後のほうは、もうセリフを追うので必死になった
>>731 十角館大好きw
何回も読み直してるよ!
初綾辻が「人形館」だったから、次に読んだ十角館のおもしろさに悶絶した
しかし最新刊の、奇面館は…!
733 :
彼氏いない歴774年:2012/08/07(火) 17:56:12.65 ID:OzHFCPH9
age
読書好きの奥様に負けるな。
すばる新人賞とってた魚神が文庫になってたから読んだ
独特の世界観だね、剃刀男が好きすぎる
今月の文庫はいろいろ面白いね
悪の教典、勝手にふるえてろetc…
本を借りたまま返さない人にイライラする
続きのある本、新刊本なら尚更、返却期限が多少過ぎるのはそこまで苛立たないけど
二ヶ月も三ヶ月も借りたまま督促の連絡しても返さない…
ブラックリストみたいなものがあればいいのに
あまり評判は良くないけど二階堂黎人の蘭子シリーズの雰囲気が好き
松本清張の「霧の旗」読んでる
老婆一人を怨恨で撲殺して死刑になったんだけど、現実で起こった事件に比べたら重すぎな判決だ
と思う私は感覚が麻痺してるのか
>>737 利用してる図書館だと、
1カ月以上返却されてない本が1冊でもあると、
返すまで貸し出しや予約は出来ない事になってる。
それ以外のペナルティ的なものは多分ないと思う。
>>737 借りて返さないならまだ可愛い。督促手段があるから。
最悪なのは、貸出手続きせずに盗む奴とページを切り取る奴。
在庫が何冊かある本だったらいいけど、1冊きりしかない本だったら困るよね
本盗む奴はマジ害悪
新刊のライトノベルが一気に消えてた時は呆れた、
彩雲国ってかなりの長編なんだけどよく盗んだなと依然戻らず
督促無視しまくって何年も返さない奴も害悪
督促の電話を入れた時に「返しました」の一点張りではねつける人もいるし
何度督促しても無視する人もいる
直接自分のお金で買ったとかじゃないけど、みんなの本だと思うと腹が立つ
レンタルビデオ屋みたいに延滞料とかかかれば返す人も増えるかな…
公共図書館だから無理だけど
>>744 俺らの税金だろう!とか開き直るやつもいるよね
予告探偵読んだ
うわあ、凄く久しぶりの壁本
コズミックと同じ匂いがする
最近ほとんどまともなミステリーにあたらないんだけど
何か良いのない?
出来れば閉鎖された環境で起こる連続殺人系
「花宴」思ってたのと違ったけどこれはこれでよかった
あさのあつこは時代小説の方が好きだな
748 :
彼氏いない歴774年:2012/08/09(木) 22:42:04.65 ID:Qcutf+3c
勝手にふるえてろ読んだけど、綿矢さん喪っぽいと思った
近所の書店今月のダヴィンチ超プッシュしてたよ
書店員に十二国記ファンがいるんだね
乙一好きな人いる?
かなり好きなんだけど、厨二っぽいからちょっと人に言いづらい
>>749 十二国記短編また載るの?
この前本屋覗いたら、ホワイトハートの絵で魔性の子含めて文庫新装版出てて凄くwktkした。
小野さんは屍鬼っぽい(?)長編書き下ろしも出てるらしいからそっちも読みたい。
>>751 今読んでるわ。
屍鬼程くどくなくて、ドキュメンタリー風だけど、じわじわ恐怖がくる。
同時発売の短編も読んだけど、此方は淡々とした感じで、京極の耳袋の方が好きだわ。
図書館で棚長し見てて思ったんだけど何で林真理子って美女とか美人とか
タイトルにつくのが多いの?
ブルーもしくはブルーを読んだけどめちゃめちゃ面白かった。
おすすめ。
あのときああすればよかったあっていう後悔に答えを出すような小説。
図書館貸出延長だめよのレスみて5日延長しちゃってて申し訳なく返却してきたよ
yomyom1号読んでパンダの頃と内容変わってもう要らんと思ってたのに、新号見ちゃうと欲しくなっちゃうね。2号目ゲットしたよ
756 :
彼氏いない歴774年:2012/08/11(土) 17:17:25.73 ID:c2i9LztA
>>753 林真理子自身が美人とか美にものすごいコンプレックスやこだわりを持ってるから。
少女時代のエピソードで、中学だか高校時代に『風と共に去りぬ』を映画館で見て
「なんで自分はこんな片田舎の貧乏な本屋の娘として生まれてしまったんだろう」
と本気で号泣したという人だからね。
>>755 正式に延長手続きしてれば良いんでないの?
予約の入ってる本は延長できないし延長も一回しかできないし(自分の地域だけかも知れないけど)
自分もオスカー・ワオの短く凄まじい人生が一向に借りられない
予約順位はずっと一番なのに…はよ返せや!
母がいくつか林真理子の本持ってて、たまに私も借りて読んでたんだけど、林真理子は美へのコンプレックスすごいよね
作家としてそれなりに成功しててお金も持ってて夫に子供までいるのに、美貌への執着心半端ない
エッセイは食べ物やらダイエット失敗談やら華やかな世界がどうたら業界人との交流がこうたらで面白いんだけど、小説の方は女のドロドロした醜い部分を全面に押し出してて、読んでてちょっと嫌になってくる
正確には女の嫌な部分というよりも『林真理子の嫌な部分』という感じかな
林真理子の「葡萄が目にしみる」はうわあああってなったな
自意識過剰ってのは思春期の子なら誰にでもあるけど
その中でも特に喪女は自意識過剰の人が多いのではと思う
イライラしない恋愛ものが読みたいww
そして、とにかく人が死なない小説が読みたい。
ミステリーばっかり読んでて、面白いんだけど陰鬱としてきた。
林真理子のエッセイ、最初結構面白くて好きだったんだけど
ブランド志向強いのかな?ものすごい高い服や靴ばっか買ってて
ついていけなくなって二冊目くらいで読むのやめたわ
恋愛ものは苦手な私だけど以前このスレでお勧めされてたモンゴメリの「青い城」は苛々することなく楽しめた
>>750 乙一好きだよ
厨二というか、あまり読書しない人には思われるかもしれないね
あまり名前が挙がってるのを見た事ないけど「平面いぬ。」に収録されてる作品は四編全てが好きすぎてよく読み返す
彼の描く、現実に空想が紛れ込んでるような独特の世界が好きだな
>>750 乙一よかったよね…がんばってほしい…
知ってるかもしれないけど、山白朝子や中田永一も乙一だよ
乙一は中二臭さと、オチが読めるところがどうもな…
イライラしない恋愛物、佐藤隆子の黄色い目の魚とかおすすめ
爽やか系だよ
>>762 私も「平面いぬ。」が一番好き!
中でも「はじめ」が大好きだ
初めて乙一読んだときは衝撃が走ったなあ
>>746 予告探偵、ええぇえぇぇぇ〜〜っ!!!!てなるよねw
でもああいう口が悪い探偵好きなんで続編も買っちゃったよ
続編もえぇ〜〜っ!てなるw
時代小説を乱読してるんだけど、松岡弘一の
大江戸あやかし草子シリーズが面白かった
文体も好みで読みやすいし、久しぶりの当たり
主人公の化け猫カップルがカッコイイわ
>>767 続編もあんな感じなのかw
逆に気になってきた。図書館で借りてみるね
ああいう探偵私も好き。メルカトルとか
>>768 館シリーズ好きだよー
全部読んでる。大分内容忘れてきたからまた読もうかな
何を読んでも自分と比較して凹んでしまう
何か元気出る本が読みたいなぁ
すきな古本屋さんどこ?
ヴァランダー警部のシリーズ読んでる
政治絡み多すぎて嫌になったり警部の性格にいらっとしたりしつつもゆっくり読んでた
でも昨日読み始めた「目くらましの道」がすごく面白い
お盆用にと思ったのに上巻終わってしまってどうしよう
意識のなかの時間 エルンストン・ベッペル おすすめ
>>771 児童書とかファンタジーはどうかな
ウォーターシップダウンのうさぎたちとかガンバシリーズの冒険者たちとか、動物が主人公だとあんまり自分と比べたりせず純粋にお話が楽しめるよ
>>771 国語の教科書は名作ぞろいだと思う
子供の頃に好きだった本なら気軽に読めるんじゃない?
あとは絵本とか?話よりもイラストが綺麗なやつ
最近森博嗣のスカイ・クロラシリーズ読んでる
以前に読んだときはなんか中二臭いな〜って思って一部文体は気持ち悪いって思ったくらいなのに
なんだか何度も読み返してしまう
スカイ・クロラの感想を検索してもシリーズ全体の考察ばかりで(それも見たかったんだけど)
登場人物の考えとか感情に関する考察があまりないのが残念
日本の文学作品で読んで救われた本がありましたら教えて下さい
舞城作品には個人的に救われる
文学かというとアレだという向きもあるかもわからんけど
>>777 時代物だけど、山本周五郎とか。
救われるというか、
誰もみていなくても正直にひたむきに生きよう、と思う。
>>760 恋愛短編集なんだけど、中田永一の「吉祥寺の朝日奈くん」良かったよ
自己啓発っぽいけど、松岡修造の本面白いね
松岡修造嫌いじゃなければ、元気が出るしオススメ
784 :
彼氏いない歴774年:2012/08/15(水) 17:14:14.56 ID:+9k4LeTe
ブックオフで105円で売ってた「私の中のあなた」読み終わった。
映画と結末が違うんだよね。
主人公に救いがない結末。
ねたばれ
主人公もだが父親も悲惨だと思った。
妻:長女を救う事にとらわれて変な方向に突っ走っていくのを止められない。
長男:父親が消防士なのに長男は連続放火をやってた。
長女:難病でいつ死んでもおかしくない。
次女:親としてもっとも見たくない次女の姿を早くに見てしまった。
桐野夏生ってチョンなの?
暑くてフィクションの海に飛び込む気力がでないわー(ミサワ)
エッセイの再読
>>785 本人がそうだって聞いたことないけど
中国人のエネルギーが好きみたいで作中によく出してくるね
今ごろになって小・中・高の教科書捨てなきゃよかったと後悔
あれ程いろんなジャンルの名作がのってるのに
当時は教科書ってだけでスルーしてたから読み込めてないし
でも書店で注文するほどじゃないんだよなあ
つ青空文庫
古いヤツなら結構ここにある。
佐藤雅彦が編集してる『教科書に載った小説』という本を読むのは?
1300円くらいだったかと
獣の奏者がおもしろいー!
>>789>>790 そんなものが!
ありがとう!さっそく探して読んでみる
青空文庫は前から堅くてなんとなく手が出ないのも
ジュニア向けなら読みやすいかなと気になってたから
いい機会だ
坊っちゃんって面白い?
まだ読み始めたばかりだけど、坊っちゃんの性格に腹立ってきた。
>>771,772
遅くなったけどレスありがとう
レスもらえて本当に嬉しかった
おすすめしてもらった本早速調べて予約したよー
教科書は本当にとっておけば良かったな
>>790が教えてくれた本も読みたい
最近、文庫本についてくるしおりよりも、宣伝のペーパーのほうがしおりとして優秀だということに気が付いた
>>793 えぇぇぇぇ!?
坊っちゃんの性格が好きになれないなら、読んでも面白いと思えないんじゃないのかな。
そんな驚くことかな
現代人から見れば坊っちやそこに透けて見える漱石の田舎者を見下した視線が不愉快なのはわかる
>>793さんが登場人物や物語に感情移入するだけじゃなくて、語り口の切れの良さを楽しんだり
青臭くて不完全な坊ちゃんを上から見る感じで読めば違った感じで楽しめると思うよ
新世界より
主人公にイライラした作品は久し振り
あと、会話が進まないのにも苛立ってしまった
>>798 貴志祐介大好きなんだけど私も新世界よりは何回も投げ出しそうになったよ
貴志祐介の本って設定や内容は申し分ないんだけど、登場人物に感情移入できない事が多い
心理描写があっさりしてるんだよなあ
よく言われることだけど特に女性の登場人物が型にはまっててつまらないよね
あと新世界よりはエロシーンで初めて爆笑してしまったw千手観音はないだろw
>533
書き込み見て、次の日買いに走った
後のヴィクを彷彿とさせる部分があって面白かったし、
早くに亡くなったお母さんの愛情、ブーム・ブームの登場など
ほろりとさせてくれた
数年来のV・I・ウォーショースキーシリーズのファンだけど
短編が出たとは知らなかったので、ありがたかった
ありがとう
>>798 そもそもあの作中の人間キャラって読者が共感したり感情移入するように
作っていないんじゃないかな(考え方とか現代人と違いすぎるし)
自分は基本的にキャラに共感したり感情移入するのが苦手だから
あれくらいあっさり描写の方が好きなのもあるけど
図書館好きだけど
この時期は高校生とか中学生とか学生が多いね
堂々と飲食してたり駄弁るだけで騒がしかったり
挙句館内で電話したり、あの子ら恥ずかしくないのかな
マナー知らないのか親が教えないのか
今は詰め込み教育らしいけど、ネットで叩かれてる「ゆとり」そのものだと思う
騒がれるとほんと嫌だよね
この時期は近くの図書館に学生が溜まるから、隣の市まで行かなきゃいけなくて面倒
雪国読もうと何度も挑戦してるんだけど、いつも主人公にむかついて挫折する。
だけどそんな感想聞いたことないし自分がおかしいんだろうか。
私の地元の図書館は変わらず静かだな
まぁ返却と借りるときに立ち寄るだけだけれど
図書館でなに借りようかと見て歩いてる時が至福すぎる
全ての本棚が自分のものになったような気がして好き
高学年向けの児童書とか中学校の推薦図書とかを最近は借りてる
地域館だと閑散としてる
中央図書館はめちゃめちゃ人が多い
うちの所は地域館も中央もあんまりいないな
特に地域館は休日でもがらんとしている
みをつくし料理帖が映像化しやすそうなのは分かるけど主人公北川景子はないわ
同じ名前のお嬢様ならなんとも思わなかったのに
小松原様もうーん
とかいいつつ1回目は見てしまいそう
図書館静かなところ羨ましいな
学生さんも静かに利用してくれればいいんだけど
本当利用方法わからないのかな?とかTPOってわからないのかな?って勘繰って
怒りから段々哀れに思えてくる
>>808 北川さん演技力ないしちょっと時代劇って顔じゃないんだよね
話題性はあるけど
貫地谷さんと逆だったらよかったな
北川さんの顔は澪ではなく美緒か野江だよねえ
あの顔じゃ「美人料理人の話」になっちゃうよ
見た目ぱっとしない主人公ってテレビ向きじゃないのは分かるけど
映画化といったら舟を編むの宮崎あおいにびっくり。いくらなんでも酷過ぎると思う
かぐやさんはキリッとした日本美人を想像していたのに…
「ラブ・ケミストリー」で始球式
中村佑介やカスヤナガトの表紙に何度騙されれば気が済むんだ自分・・・
中村佑介もカスヤナガトも好きだけど流行ってるせいで内容問わず似たような雰囲気の装丁ばっかになっちゃってるのがなんかなー…
そういえば佐竹美保の絵が好きで選んだ本がハズレた事があんまない
自分が好きな話のジャンルの絵を描く人だからかもだけど
自分は神様のカルテを買って失敗した
>812ですがざっと思いつく限りで騙された作品を挙げてみた
・夜は短し歩けよ乙女
・植物図鑑
・神様のカルテ
・ラ・パティスリー
・謎解きはディナーのあとで
・放課後はミステリーとともに
・猫弁
・ラブ・ケミストリー
イラスト自体は好きなので、また多分騙されるのだと思う
>>815 夜は短し〜は好きだな
モリミはかなり好みの分かれる作家だと思うけど、文章のセンスが好き。
心理描写が綺麗な恋愛小説のおすすめないかな?
できれば喪女/喪男っぽい主人公の恋愛話とか読んでみたいんだけど……
三浦しをんの『骨片』なんかは、なかなか好きだった
私もよくその二人の絵に騙されるw
彼等のイラストで当たりだったのって夜は短ししかないから
最近はちょっと警戒している
>>804 むかつく人もいると思うよ
わたしは「残り物じゃやだよ」とか、子供っぽいところがかわいいって思ったけど
イラストで非ラノベ本を買う人がいるのに驚いている
真面目な話画集とか買った方がいいと思う
まあ絵が良いとなんとなくキャッチーというか…つい手に取りたくはなるね
上記のイラストレーターさんが手がけるような本って若年層向け故かキャラとか作家の個性で売ってる感じがする
自分は酒井駒子さんの表紙絵に魅かれるな
>>817 ジェーン・オースティンの「自負と偏見」(「高慢と偏見」)はどう?
いろいろな訳が出てるけど、新潮文庫版かちくま文庫版がおすすめ
>>822 河出文庫の持ってるけど、なんかつまらなくて読めなかった。
>>823 河出版はあまり評判が良くない
訳でつまづいたなら、ちくま文庫版が現代語に感覚が合わせてあるから
読みやすいよ
物語そのものがダメだったなら、ごめん
>>811 ついこの間舟を編む読み終わったばかりだからかぐやさんが
宮崎あおいだと聞いた時テンション下がった
あおいちゃんじゃ甘すぎる
映像化する時、常々思うけど本当に作品読み込んでる?と
思うことが多すぎる
>>826 映像化する側はイメージに合ってるかどうかなんて二の次三の次で
とりあえず知名度高いやつ起用しとけ、で選んでる気がする。
それでも役者が考えて演じてるならまだいい。
他の作品と演じ分けも出来ない大根ばかりだとがっかりする。
「春の雪」の妻夫木と竹内結子はひどかったな…
銀の匙(中勘助)を読んだ。
表現の美しさが詰まってた。
引っ込み思案な主人公の考え方に感情移入しまくった。
宮崎あおいが出ればとりあえずそこそこヒットするからね
>>830です
変なところにレスがついてしまった、702は関係ないです
ナツイチか新潮か忘れたけど
少女地獄や城の崎にての表紙が和紙っぽくなってて気になった
ナツイチっていつまでなのかな、今度買おうかな
日本映画もかなり厳しいらしいからイメージとか言ってられないんだろうな…
厳しいなら無理して作らなくてもいいよって思っちゃうレベルなんだよ…
古今和歌集読んでる
仮名序の紀貫之辛辣過ぎワロタ
ことばがやわらかいからなんとなく内容もやわらかいイメージあったけど
そんなことはなかった
怖いって有名な「よけいなものが」読んだけど意味が分んなかった
どういうこと?
836 :
彼氏いない歴774年:2012/08/21(火) 01:14:24.47 ID:VEF2O89m
>>827 三島作品の映像化は難しいよ
春の雪は別作品として見たわ
しかし、文庫本の値段上がりすぎだよね。
前は値段なんて見なかったけど、
最近は確認しないと1000円近くする時があってビビる。
単価もそうだが文庫化の際に分冊にして合計するとハードカバーより高くなるやつがムカつく
最近はネットの古本通販が充実してきたから、私は古本で安く購入してる。
2000円のハードカバーが200円とかだし、オススメ。
別に最新刊じゃなきゃ満足できないわけじゃないし、読む本に困らない。
最近は発売してすぐ買わないと綺麗なまま買えないのがね
長い間本屋さんにおいてあるのはメジャーなものばかりで
少しマイナーになるとないし、痒い所に手が届かない
綺麗好きには無理かもね。自分の場合は、中古で購入。手元に残したい本以外は読んだら売りに行くの繰り返しだから
図書館で本借りるイメージかな。ただ図書館で有名な本になると本が汚いの多いから
古本のほうがきれい。最近だと綺麗な中古本が多いよ。
いえ、中古に偏見はないのですが
新品で買うのに・・・っていうジレンマ
最近は文庫も値段上がってきてなかなか微妙な所ですよね
図書館に行くのも時間が取れなかったり、かといって新刊買えないし、文庫も高くなったしで最近の本がなかなか読めない
図書館か本屋に住みたいわ…
作者が御存命の作品(特にマイナーなやつ)は
支援の意味も含めて新品買いたいけど、
原稿料以外の部分で価格が上がってるのはなんだかなー
わざわざ地元の本屋行ってもマイナーな作品は無いか有っても薄汚れてるし
ネットや電子書籍に移行させたいのかと思うよ
女子校・女学生ものでお薦め作品があったら教えて下さい
(漫画だけど、吉田秋生「櫻の園」みたいな)
宮木あや子「雨の塔」、桜庭一樹「青年のための読書クラブ」は読みました
マリみて・クララ白書・女子高サバイバルなんかのコバルト系少女小説も面白かったけど、
丘の上のミッキーで云うと転校後よりも転校前のお嬢様学校にいた頃のような
閉鎖的な世界観の女子校ものが好きです
志茂田かげきの黄色い牙がとても面白かったよ。
熊を撃つマタギを描いたやつ。
>>845 吉屋信子とかどうでしょうか?
読んでたら、ごめんね
あと、マリア様がみてるとかラノベ?だけども
>>845 三浦しをん『秘密の花園』なんかどうだろう
全体的にちょっと暗めな雰囲気だった気はするけど
>>845 >>848は面白かった
あとは王道で太宰治『女生徒』
女子校ではないけど、恩田陸『麦の海に沈む果実』は閉鎖学園ものとしておすすめ
現代の女子学生なら、江國香織『いつか記憶からこぼれおちるとしても』か、湊かなえ『少女』
ファンタジーでは荻原規子『西の善き魔女』の二巻
長編を読む元気があるなら、京極夏彦『女郎蜘蛛の理』も推しておく
(後ろ2つはシリーズものなので、これだけ読んでも登場人物や背景がつかみにくいかもしれない)
柚木麻子の終点のあの子もとても良かったよ!
武士道シックスティーンとかは?
そういえば文庫本1000円近い本が増えてきてなんだかなーって思う。
昔は400円前後くらいで買えたのに…。
たしかに平成なりたてくらいのみると
今より200円は安いね
大江健三郎の「他人の足」
入院患者の男が看護婦にフェラさせてた
なにこのAV
855 :
845:2012/08/22(水) 17:00:12.46 ID:O0ay01a5
いろいろ教えてくれてありがとう
順番に読んでみようと思います
京極はすごく昔に姑獲鳥だけ読んだんですが、間の2〜4作目も読んでおいた方がいいでしょうか
読みたい本が一気に増えて幸せだ〜
大江健三郎って、色々アレな人ですし…。
ケツに野菜かなんか突っ込んで首吊った人の話書いた人だっけ?
それは高橋源一郎だっけ?
>>855 『姑獲鳥の夏』と『魍魎の箱』は事件に関わってくるから読んだほうがいい
『魍魎の箱』には女学生も出てくるよ!
『鉄鼠の檻』は読んでおけば、時間経過や人物相関図が分かりやすくなる
『狂骨の夢』はたしか五作目には関係なかったから読まなくてもいいかと…個人的にこれはあんまり面白くなかったし
京極は一番最後にした方がいいんじゃないかな
今から2作目から読むって分厚さに卒倒しそう
ハマったらスピンオフシリーズも色々あるし
>>845 折原みと「乙女の花束」はどう?
コバルト系乙女で可愛らしいよ
>>845 小説ではなく漫画なんだけど、紺野キタの女子寮ものもおすすめ
十二国記久しぶりに読み返したら、陽子の変貌ぶりというか王になってからの陽子が何か受け付けなくなってた
何でかな
ビブリア古書堂の1巻の表紙
太ももが長すぎだろw
>>855 何度もごめん
いま確認したら魍魎はそんな関係なかったので、姑獲鳥だけでも一応大丈夫だ
でも確かに読むなら後回しにしたほうがいいと思うわ
>>861 かたくなでぶっきらぼうな感じになるからかな?
良く言えば覇気が出てきたんだけど、ちょっと共感しにくくなるよね
新刊展望の読書日記が柚木麻子でテンション上がった
文芸あねもねの作家陣みんな好きだ
罪と罰色々な翻訳家の方から出てますが
読みやすいのはどちらの方でしょうか
新潮文庫がいいんじゃね。
ページの色やフォントとかで文庫によって読みやすい読みにくいがある?
私は罪と罰、光文社文庫で読んだな
>>867 あるある
あと紙質も
フォントはくっきりはっきりの方が読みやすいけど
紙は柔らかくてザラザラしてる方が好き
ただの、個人的趣向だし
話が面白ければ気にならなくなるんだけどね
角川か新潮かどこの文庫か忘れたけど
紙の上部がちゃんと裁断されてないというか
上が揃ってなくてガタガタな文庫ない?
ちゃんとどこもそろえて欲しいな
上原規子のファンタジー
水色勾玉の日本古代ファンタジー
西の善き魔女の異世界魔法物
RDGは、主人公の女子中学生の喪女っぷりが特に好き
>>870 新潮はしおり紐がついてるから上部裁断できないんだよ
別に怠慢じゃないよ
>>870 私は新潮が紙質、文字の大きさともに一番好きだ
ただ背表紙は講談社、栞は岩波が好きw
本って本棚に並べるとき、レーベル別にするか筆者あいうえお順か悩む
結局きれいに入れてたんじゃ収まりきらないからテトリスみたいな積み方になるけど
私も新潮文庫が一番好きだ
ペラペラの紙としおり紐とぶどうのマーク?とパンダ、全部気に入ってる
幻冬舎文庫がなんか読みにくい気がしてあまり好きじゃないんだけど、
旅日記エッセイが好きなので結局たくさん買ってる
質といえば角川は酷いねー
新潮は表紙もう少ししっかりしてくれたらね
>>872 そうなのかー
東京創元社の文庫と言い
角川慎重といいいっつもガタガタじゃんと苛立ってたけど
そういう理由があるならしょうがないのかな
双葉社はわりと綺麗
あれしおり紐って言うんだね
あんまり出版社とか拘らないがあれがないと何気に困るわ
>>870 むしろガタガタの方が新しい証拠だよ
売れ残ると出版社に返品して削るから
ガタガタっていうか粉っぽい文庫あるな。削ってるんだ、初めて知った
新潮文庫のペラい紙は好きだけどしおりはむしろ邪魔だなあ
いつもしおり付きの自作ブックカバー使ってるから
大した手間じゃないけど上手くしまっとくのがめんどい
>>879 日焼けや汚れて色が変わると表面削るんだよ。
ブックオフがやってるやつね。
あまり知られてないけど、普通の本屋も出版社に戻してけずる。
講談社文庫が一番読みやすく感じる
最悪は早川文庫
トールサイズ本当にむかつく
作家別、シリーズ別に並べたいのにどうしても不格好になる
自分も講談社が読みやすい気がする。
文字ちょっと大きめだよね。
私は講談社の背表紙があんまり好みじゃない、かなあ?
ハヤカワ文庫はわりかし中表紙?表紙開いた最初のタイトルのページのデザインが綺麗で好き
持ってる文庫本をチェックしてみたけどなんとなく新潮を選びがちらしい。一番多かった。
なんか集英社はやっぱ漫画のイメージが強いなー集英社文庫のツルツルの表紙は嫌いじゃないけど
最近は、図書館にも無い絶版本がAmazonで激安に手に入るから嬉しい。
積み本増えて困るが。
おーい、悪魔の涎出てこーい
最近特に読みかけ→多忙で放置した本の紛失率がハンパない;
市の図書館品揃え悪いしもう一冊買おうかな
最近は図書館で読んでお気に入り、面白かった作品だけ
購入しようかなと思うようになってきた
文庫で買ったはいいものの読みすすめていくうちにあわないなって思う作家さんとか
小説が増えてきたので
塩の街微妙だったけど、有川浩さんの作品で面白いのとかあるかな?
三浦しをん『きみはポラリス』読み終わったー
短編集で苦手な話もあったけど、骨片と春太の毎日が良かったからいいや
短編で気に入って長編読んでみたら合わないとかなりがっかりする
京極夏彦の姑獲鳥の夏を読み出したけど、後ろで爆発音がして振り返るコピペを思い出して笑ってしまう
京極さんはうぶ目だけ読んだわ。
分厚いのはやだしな。
>>888 > 塩の街微妙だったけど、有川浩さんの作品で面白いのとかあるかな?
塩の街が微妙だと感じたなら有川作品はそれだけにして別の作家の本を
読んだほうがいいと思われる。
自衛隊フェチ、ツンデレ女が大好き、べたべたにあまいラブストーリーが
好き、なうちのどれかに当てはまるのなら、面白いと感じる本は
あるかもしれないが。
塩の街読んだことあるけど、なんか文章もキャラも気持ち悪かった。
自衛隊好きだし他のも内容的には興味あるけど、でもあれじゃなーと手を出せない。
自衛隊の短編はそこそこ好き
有川浩は結構願望入ってるし、ほんとラノベとか気軽な感じで読んだ方がいいかもね
わたしは割と好きだったけど最近は食傷気味。
自衛隊三部作なら空が好き。年の差ベタ甘が好きならと思ったが、塩の街がダメならおすすめできないなー
三匹のおっさんとかどう?
有川自分で「大人のラノベ」って言ってる。
図書館シリーズの本編までは読んでた。
現代とは別世界になってる作品で設定とかにこだわり過ぎって言うのもちょっと微妙だけど、
あそこまで放置だと最後まで読んで損したって感想しか今では残ってない。
文章に慣れてもキャラ萌え、シチュエーション萌えだけで最後まで行くのは逆にすごい事なのかも。
読んで無いが映画化もされた「阪急電鉄」はわりと評判は良い。
私は自衛隊3部作と図書館シリーズは
あの世界に入り込めなくて途中までしか読めなかったなぁ
三匹のおっさんとシアターは面白かった
あと、レインツリーも好き
自衛隊の短編とシアターは面白かったな
植物図鑑は始球式した
有川浩、食わず嫌いだったんだけど自衛隊の話だったんだ!読んでみようかなー
888だけどレスくれた皆さん、ありがとう
塩の街に関しては
>>894さん同様の意見で、いまいち入り込めきれなかったのが敗因だと思う
とりあえず自衛隊三部作空、三匹のオッサン、シアター、レインツリー、阪急電鉄のあたりで
もういっちょチャレンジしてみようと思う
評判いい作家さんだしあう作品があればいいな
阪急電鉄?
屍者の帝国買ってきたけどもったいなくて読めない
祝福されない王国/嶽本のばら
同じ人のうろこ姫、ミシンが面白かったから読んでみたが、これはちょっと理解できなかった
微妙に後味悪い童話調
>>904 もったいないと思いながらも、読みだしたら止まらず一気に読了してしまった。
円城さんがすごく頑張って伊藤さんっぽく書きました!という感じは否めないけど、
どっちも好きな身としては大満足。
しかし一読しただけでは消化しきれないボリューム感。引用元集めた資料集が欲しい…
有川浩、阪急電車と三匹のおっさん面白くて図書館戦争読んだんだけど、テンション高くて自分には無理だった
その後桐野夏生読んで、やっぱり自分はドロドロが落ち着くんだなと思った
屍者の帝国いいなぁ
とりあえずまだ未読のインディファレンスエンジンを先に読まねば
ちょっと愚痴
上遠野浩平作品を久々に読んでこれだから上遠野はっこの野郎っ!てなった
思えばブギー・ポップからこっちシリーズ結構な冊数をきちんと追いかけてたけど、図書館で借りてたせいもあって間が空いちゃうと相関関係がこんがらがってわけわかんなくなり覚えてらんないんだよ!
だいたい追っかけてたの小中学生の頃だし
それぞれの作品が独立しながら色んなところで繋がってる、ってのは嫌いじゃないんだけど、それがどんどん複雑になるから訳わかんなくなるわ
ていうか、シリーズまだ続いてんだろうか?
一応しずるさん〜とかは別シリーズなんだろうけど、また共通の世界観で繋がりを持たせたりしてるんだろうか、どうもそれっぽいような気がするけど
面白いし嫌いじゃないけどむしろ好きだけど、覚えてられないし気になったらすぐ確認したいしでも作品全部買い集めてらんないし…上遠野この野郎っ
連投ごめん
どうやらたまたま久々に読もうとシリーズになってないと思って選んだのがブギー・ポップシリーズの外伝的位置付けだったらしい
おかけで余計に「またこれかぐぬぬ」ってなってしまった
私を離さないで読み始めたけど
なかなかはまりこめなくて辛い
エピソードが飛び飛びしすぎや
>>908 上遠野作品って全シリーズの話が一つの世界で起こってるんじゃなかったっけ
なんか以前に戦闘ロボっぽいSF作品読んだら
一作じゃ内容理解出来ないわ、ブギーポップの世界の遠未来の話らしいわで混乱した
好きだけどとても全部読んでられなくて途中で投げちゃった
そうそう、全部作品世界観が繋がってるみたいだよね
よく作者設定覚えてられるわと思う
専スレによると矛盾もあるみたいだけど
しかしそうはいっても上遠野作品は読んじゃう…悔しいッ
今も戦車のような彼女たち読んでるよ
この吸引力はなんだろうね…
914 :
彼氏いない歴774年:2012/08/27(月) 17:53:28.87 ID:Vl2NKaae
この前映画で見て原作も読みたくなって「さまよう刃」読了。
こういう欝系で重いの大好きだわ
いろいろ考えさせられた
向日葵の咲かない夏、読了。
物凄く暗い話だったけど、久々にページを捲る手がとまらなかった。
次はボトルネック読む
恋愛小説でおすすめないかな?
読みたくなったんだが、本屋でもいいのに当たらないww
できれば純文学作家で、ドロドロしたのも純粋なのがいい…
>>911 うわーなつかしい!
自分も普段はサスペンスとかばっかりだったからなんじゃこりゃと思ってるうちに読み終わってた
>>917 とりあえず第一章まで読み終わったよ
今のところ面白くなる気配がないけど、後半には期待できるのかな
事実を聞かされたときも衝撃!みたいな感じはしなかったけど
浅学な私には早すぎたのか、淡々としていて正直つまらない
>>916 伊吹有喜の風待ちのひとがとてもよかったよ。
>>916 小手鞠るいの恋愛3部作(新潮文庫)
「エンキョリレンアイ」「サンカクカンケイ」「レンアイケッコン」
眼球譚
>>916 三島由紀夫はいかが?
豊饒の海から『春の雪』をオススメしとく
(あと恋愛物かはちょっと微妙だが『女神』)
>>916です。
なんか最後の文章がおかしくてすみませんでした。『純粋なのでもいい』って書きたかったんだ。
三島由紀夫は読んだことがあるので、違うやつに挑戦します。ありがとうございました!
氷菓読了
主人公の口調とか思考とかうざすぎて物語に入り込めなかった
やれやれ系で周りがマンセーはやっぱり辛い
京極夏彦『数えずの井戸』『覗き小平次』読了
京極は10代の時に姑獲鳥の夏読んで以来
その時は微妙に受け付けなかったけど今はしっくりくる
しばらく京極で作家読みする
森見とみひこの「夜は短し〜」を読んだんだけどなんか文体が妙に鼻についていやな感じだな
森見は好き嫌い分かれるってよく聞くね
私は大好きだけどwww
四畳半も面白かった
毎ページ笑ったわ
928 :
彼氏いない歴774年:2012/08/29(水) 12:27:53.70 ID:pMJbwLPx
朝日新聞朝刊の連載小説を読むのが日課になってる。
(筒井康隆の「聖痕」)
絶世の美少年が5歳の時に変質者に襲われて、チンコを切り取られたっていう爽やかでない始まりだけど。
前の連載は好きな作家の奥田英朗だったけど、大津いじめ問題にそっくりな内容で朝から欝になりそうで読まなかったな。
朝日はいらない
購読するくらいなら文庫で買えばいいし
いじめと言ったら重松清
またイジメものの新作出そうだね
宮部みゆきの新作がいじめっぽいミステリーで気になる
932 :
彼氏いない歴774年:2012/08/29(水) 19:14:29.96 ID:j26xezae
青空文庫の作品をメモ帳にコピペしてSDカードにいれ、
電子辞書にいれて読んでる。
宮沢賢治、よく読むと怖い。
>>928 うちも朝日なんで読んでる
筒井康隆って有名だけど他は全然読んだことない
変わった語彙や枕詞を多用してるけど、いつもあんな感じなのかな?注が無きゃ読めないよ
左京区七夕通り東入ル読み終わった
京都に住みたくなった
職場が変わって通勤時間が長くなったら、
本の消費量がアホみたいに上がった。
地元のブックオフ100円棚減ったんだよな〜。
朝に読み切ってしまった時の帰りはさみしい。
iPadの青空文庫アプリで宮沢賢治読み漁ってる
銀河鉄道の夜読みながらアニメ映画版のサントラ聴くの幸せ
電車座れたときは読書はかどるけど、立つ時はあんま読めないな
電車以外ではまとまった時間がとれないとなかなか読書できないんだよな…
先が気になるのに細切れの時間で読書するのは逆に辛い
938 :
彼氏いない歴774年:2012/08/30(木) 11:31:49.60 ID:NQ5KaEta
>>933 筒井康隆全集ってのがあるよ。高校の図書館にあったので順番に読んでった。
表紙が全部おんなじなので、「おまえいつまでおんなじ本読んでんだよwww」って
からかわれたっけなあ。
すごく実験的な小説を書く人なので、書き方の形式は作品ごとに違ってるよ。
>>936 おお、同志!
あの作品は登場人物をネコにしたので賛否両論あったけど
音楽に関しては原作のイメージにハマりすぎと思う。
あの別れの曲の切ないこと切ないこと。
>>938 あのアニメのタイタニック描写が本家映画より断然感動すると思う
ブスコーブドリも映画化されたけど見てないなあ
あれ、何度読み返してもブドリの決断が共感できないよ
いくら他のたくさんのネリ達が幸せになったとしても、本物のネリはブドリの犠牲を知ったら悲しむんじゃないかなと…
『ブスコーブドリ』というパロディがあるのかとつい検索してしまった
打ち間違いでいいのだとしたら、なんてこの板にふさわ……いやなにも言ってません
941 :
939:2012/08/30(木) 13:38:19.84 ID:dbo00Pot
,-、 ,.-、
./:::::\ /::::::ヽ
/::::::::::::;ゝ--──-- 、._/::::::::::::::|
/,.-‐''"´ \:::::::::::|
/ ヽ、::::|
/ ・ ・ ヽ|
l , , , U l え? ちがう?
.| U (_人__丿 """ |
l ヽノ l
` 、 /⌒⌒i /⌒ヽ /
グスコーブドリだよ
自分は同ネタ先行作品のペンネンネンネンネン・ネネムの伝記も好きだ
あれはよだかの星の別バージョンでもあって、ばけもの達が人間の目の前に
出現してしまったことを裁判で裁かれ有罪にされたりする
ただ生きているだけなんだけど、それが誰かの犠牲の上に立っているという
セロ弾きのゴーシュのタヌキの子どもがとぼけていてかわいい
小学校の時日教組バリバリの担任が宮沢賢治信者だったからあまり好きになれない
ヘンな色付けたくなかったなあ
945 :
939:2012/08/30(木) 16:00:00.76 ID:dbo00Pot
>>942 送信した後気づいたけど、まあいいかと思ってww
金の金剛とか宝石降ってくる話が好きだ
あと、猫の事務所だっけ?灰猫がいじめられる話も好きだ
>>947 可愛いなwww
ここで刺激されて宮澤賢治を読みたくなってきた。銀河鉄道読もう。
銀河鉄道の夜って今出回ってるのは何度も書き直された最後の第4稿で、第3稿ってのもあるらしい
知ってる人にはそっちの方が人気だとか、ブルカニロ博士とかいう博士が出てくるとか、色んな噂をきくので読もうと思ってる
宮沢賢治全集に載ってるのでちょっと買ってくる
昔読んだのと最近買ったので記憶と違う所があるんだけどソレダ!>第3稿
なんか物足りないと思ってたんだよね
昔のは出てこないけど捨ててはいない筈だから頑張って探そ
図書館で『世界が土曜の夜の夢なら』を借りて読んだ
日本人はなんだかんだで今も昔もヤンキー(DQN)が大好きだよね、じゃあヤンキーの本質ってなんだろうって論文。
ところどころ「?」って部分もあったけどなかなか興味深かった。
しおりって何使ってます?
私は本の状態を気にしない派なので、表紙を挟むかな
柚木麻子て2ちゃんの読書スレで自演してる?
作家本人が自演なんて考えられないけどさ変なんだよね
>>952 Yonda?で昔あった金の鍵のついたしおり使ってる
あれ可愛い
>>955 自演は知らんが喪女板は読んでると思う
嘆きの美女がまんま喪女だった
koboタッチ買った人いる?
外部メモリあるし青空文庫読みやすそうだから欲しい
>>958 サポートが最悪で物凄く荒れてるから自力でニュースサイト記事よく調べた方がいい
プラチナ会員で安く買えて青空メインならまあ止めはしないけど
個人的にはここまでミソついたらサービス早期終了もあると思ってる
>>958 koboはなぁ……。
自分は欲しかったけど、もう少し様子見してるよ。
キンドルが売り出して半年経った時点で、
ソニーのリーダーと合わせて考えようかなと。
フェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』読了
タナタ氏の茶碗ワロタww
「(携帯電話の)画質が悪いことを詫び、三人にケーキをごちそうした」のくだりの薄気味悪さと怖さがいい
人間讃歌、てかんじで絶望している時に
希望がもてる作品を知りませんか?
いまドストエフスキーの死の家の記録を
読んでます。
>>963 長いけど有名どころではモンテ=クリスト伯とか
遠藤周作の『満潮の時刻』も、ある種の救いは得られるかな…
吉田篤弘さんの「圏外へ」を買おうか迷ってるんだけど、どうかな?
>>957 嘆きの美女も発売前に不自然にマンセーされてたの覚えてる
この人って名前が不定期にあがるのに、どの作品も具体的な感想が少ないんだよね
>>966 自分はけっこう好きだったけど、あまりおすすめはしない
実験的な小説といった感じで頭がこんがらがるし、正直ちょっと眠たくなった
図書館とかでためし読みしたほうがいいかも
>>966 面白いは面白いよ、ファンなら持っててもいいかも
個人的にはパロール・ジュレの方が好きだけど好みの問題の範疇
ただ図書館で一読した方がいいっていうのには賛成
嘆きの美女もあまからカルテットも煙たい後輩も面白かったお
>>968>>969 ありがとう
ファンだから図書館で読んでみる
良かったら買うけど
あの人の本は装丁も綺麗だし
貴志祐介 始めてこれから読むよ。
面白いといいなぁ。悪の教典。
>>968 私は面白くて一日で読んだよ
楽しんで!
ペニスマンかよ
単行本、文庫、揃えて集めてる時に限って
集めてない方の本が安く売ってた時どうしたらああああ
集めてないほうの本?
そうそう
文庫で集めてる時に安い単行本見つけたり、そのまた逆
それは文庫で揃えないと収集家としてはだめだろうw
981 :
彼氏いない歴774年:2012/09/02(日) 21:50:28.76 ID:AIYBGoxy
ノンフィクションで面白かったか衝撃受けた本ある?
>>981 もう読んだことあるかもだけど、「朽ちていった命」
東海村臨海事故の治療を綴った感じの本だよ
原発が影響とかじゃなくたまたまこの事故を知って、読んだら衝撃を受けた
ノンフィクション苦手だったけど、この本を境にノンフィクションも読むようになった
>>981 自分が最近読んで面白かったのは
向井万起夫「君について行こう」
小篠綾子「コシノ洋装店ものがたり」
高野秀行「異国トーキョー漂流記」
自伝と旅行エッセイが好きなので趣味が合わなかったら申し訳ない
ちょっと次スレ立ててきます
986 :
彼氏いない歴774年:2012/09/02(日) 22:40:36.20 ID:yfPIqfeL
>>986 乙です
今文庫で1Q84読んでる
いや〜相変わらず村上春樹の登場人物には誰一人共感できないwww
猫の街で暮らしたいな…
>>986 スレ立て乙です!
1Q84って小説なの?
なんか数学系の本だと思ってたw
そして猫の街が出てくるのか!読もうかな。
>>981 「墜落遺体」
日航機123便墜落直後からの遺体収容・検視等のことが
書かれているんだが、遺体を遺族に返したい、できる限り
体をにして遺族に渡したいという医師たちや看護師達の
努力tか、その状況とか、修羅場すぎだった。
そのときに使用された体育館が取り壊されてたことも知った。
991 :
981:2012/09/03(月) 10:17:49.43 ID:ZjAFLlK/
ありがとうございます!
東海村臨界事故のノンフィクが怖くて読めぬ
>>990 体育館が取り壊されたのは、オカルトな場所になったとか?
それとも、事故を思い出したくないから取り壊しの要望があったのかな?
>>993 臭いがとれなかったというのが一番の理由らしい。
恐ろし過ぎ
大事件、大事故のノンフィクションは読むのに勇気がいるな
凄惨な事件事故の詳細なルポとか、映像以上に強烈な印象を受ける事もある…気がする。
ノンフィクションではない?けど、井伏鱒二の『黒い雨』も映画より小説の方がキツかった…
基本どれも地の文が淡々としてるから、余計に来るものがあるしね。