いちおつ!ありがとー
いちおつ!
今三浦しおんのシュミじゃないんだ読んでるんだけどテンションたけえw
>>1 乙
結構前にシャーロックホームズシリーズを教えてくれた人に背中を押されて
刊行順に読んでるけど、すごく面白くてハマったよ!
ミステリーとしての面白さより、冒険ものとしてわくわくしながら読んでる
ホームズとワトソンの会話を読んでるだけで勉強になるし、こういう関係性って良いなーって憧れる
しかし、占星術殺人事件で御手洗さんがボロクソに言ってたけど、
本当に薬中なのには引いてしまったw 時代が時代だけどさ
金田一のじっちゃんもヤク中だったね
つうか御手洗さんはヤク差っ引いたらかなりホームズに近い希ガス
新書『日本の殺人』読了
手っ取り早く言うと殺人事件のタイプ別分析みたいな内容なんだけど面白かった
「凶悪」事件は実際のところ…的な感じ
あとなんかあちこち表現が身もふたもなくて笑ってしまったw
>>9 私も思った
御手洗さんと石岡君の関係は、どんな探偵&助手役と比べても
ドイルの創り上げたそれに近いよなぁと
かなりオマージュしてる気がする
そろそろクリスティに手を出そうかな・・・
秋はミステリーが読みたくなる
って今はムーミン読んでるけどw
>>11 季節に合わせようと思って
クリスティの「ハロウィーン・パーティー」用意してるよw
今読んでる「酔いどれの誇り」ジェイムズ・クラムリー
主人公の探偵が、アル中とACで物凄い駄目人間
どのくらい駄目かというと事務所で酒飲んでて
依頼人の女性に「ヤらせてくれたら依頼受けてやるよ」
とか言っちゃうくらいの駄目人間
でもアメリカの大自然とか、主人公の子供の頃の思い出とか、誰にも理解されない矜持とかが
すごく瑞々しく描かれていてとても魅力的
>>11 ムーミン、アニメと絵本でしか見たことないなぁ。ちょっと哲学的だよね。
面白い?読んでみようかな。
ムーミン、子供の頃に何冊か読んだけど、何と言うか、独特だったな
登場人物に意外と嫌な奴が多くて
好きな巻とあんまり進まない巻の差が激しかった覚えがある
火車、読了
期待しすぎて駄目だった
あの終わり方好きじゃないしなぁ
日の名残り カズオイシグロ
特にヤマもなくオチもなく淡々と語られているだけ
独白形式は苦手だからページがなかなか進まなかった
江戸川乱歩と並行して横溝正史も色々手を出してるんだけど
八墓村・獄門島・犬神家と3冊読んで何一つ外れはなかった
次は何を読もうか今から楽しみ
そして古い文庫のあの妖しげな表紙イラストがたまらない
もう買えないのが惜しいなあ
>>17 一時期横溝にハマってた!
メジャーだけど女王蜂とか悪魔の手鞠歌とか悪魔が来りて笛を吹くとか面白いよ!
>>14 ムーミンパパは家族も巻き込む身勝手な行動ばかり
コンプレックスが強いネガティブ喪女のミーサ
フィリフヨンカの親戚も変な人達
>>20 スナフキンのネグレクトっぷりもちょっとつらかった
22 :
彼氏いない歴774年:2011/10/29(土) 20:46:27.42 ID:XYHRiZho
>>18-19 推薦ありがとう
図書館で「本陣殺人事件」「悪魔が来りて笛を吹く」調達してきました
23 :
彼氏いない歴774年:2011/10/29(土) 21:03:07.87 ID:yZIMhKh/
原作ムーミンてなんとなく暗い感じがするよね
ちょっと不気味で、そこが好きなんだけど
児童書読みたくなって、「不思議な木の実の調理法」読んだ
缶詰めうまそう…
>>25 こそあどの森シリーズ大好き!!新刊出るたびに買ってる!!
岡田淳さんはいいよ挿絵も可愛くて好き
「不思議の時間割」とか「ようこそ、おまけの時間に」とかもおすすめ
わかったさんとこまったさんの料理シリーズを思い出した
>>26 こそあどの森シリーズまだ続いてるんだ!
小学生の頃大好きだったなあ
今でも岡田淳さん好きだけど最近全然読んでなかった
私も絵も好きだ!
児童書読んでほんわかしたい所だったから借りに行こう
普段全く本読まないんだけど、
文章力とか会話力付けたい。
そんな私におすすめの本があったら
教えてほしいです。
ドグラマグラやっと読み終えた…
初めはこのスレで話題になってて、本屋でチラ見して「ちょw本当に読みにくいw」みたいな感じでネタ的に買ってみただけだったけど、
貧乏精神からかせっかく買ったのに…という思いが拭いきれず結局最後まで読んでしまった
>>29 文章力や会話力つけるつもりで本読むなんて無意味だよ
ぶっちゃけ面白いから読むのですよ皆
あとスレ違いだけど、会話がうまい人、話してて楽しい人ってのは「面白いこと喋る人」じゃない
「話を聞いてくれる人」。それもただにこにこハイハイしてるんじゃなく、話をひろげてくれる人。
こういうのって本読んだってダメなんだよね。
悪例:
「今はやりの○○って本読みました?」「イイエ」「私読みました」「そうですか」「面白かったです」「そうですか」
堀越千秋というスペイン在住の画家がエッセイで書いてたんだけど「相手をけなせ」。
「観光でいらしたんですか。バルセロナ、どうですか?」とか訊かれて「良かったです」だと
フーン…では良い旅を。で終わってしまうんだけど、「サイアク」と答えると相手は目を輝かせて話に乗ってくる。
愛国心や自尊心と、「自分も同じく思ってるこの地のダメなとこ」の共感とで話は際限なく膨らむ。
「なになに、どこが?」
「そうかおまえは話のわかる奴だ!だよな!だよなー!」
「そんなら日本のいいとこ言ってみろ」
こんなふうに。…というようなことを、すんごく皮肉ったらしく嫌味全開で書いてて楽しい辛口エッセイ
「スペインうやむや日記」「スペイン七千夜一夜」をなんならおすすめ。役には立たないけどムカつきつつ面白いw
>>30 どうだった?
私は未だに上巻読み終えれない…
>>32 上巻しんどいよね…スカラカチャカポコ
下巻もしんどいけどでも面白かったよ
なんか妙な達成感があるよ…
>>31 そうだよね。
でも、ボキャ貧治したいんだ…
>>34 それならまずは、児童書から読んでみたらどうだろう
ハリー・ポッターとか簡単なところから
読書は楽しくてするもので、
語彙が身につくのはそのおまけだよ
だから「ボキャ貧なおす本」じゃなくて、
「自分が楽しめる本」を探した方が逆に効率が良い気がする
>>34 詩集を読むのもおすすめ。
中原中也とか宮沢賢治とか西条八十とか寺山修司とか。
久々に森雅裕を読もうと思ったら、ことごとく絶版で泣けた
モーツァルトは子守唄を唄わない・ベートーヴェンな憂鬱症しか読んでないのに…
wikiに載ってる「推理小説常習犯」読みたい
そして、読んだ人の感想を聞いてみたい
毒舌キャッホー
海外ミステリ小説を探して本屋ぶらぶらしてたら
バリー賞・英国犯罪小説部門第一位ってポップに惹かれて
「処刑の方程式」読んだ
どんでん返しがすごく面白かったー
物語の辻褄があってて理不尽じゃなくて、予期しないどんでん返しにひっかるの大好きだ
どんでん返しといえば、京極堂シリーズは面白いんだけどオチがいつもフェアじゃない気がするんだよな
(読者が知らない情報出てきたり、そんなのアリ?みたいな手法が出てきたり)
私も、どんでん返しのある小説好きだな
でも、どんでん返しがあると知ってて読むのと知らずに読むのとでは驚きが違うよね
京極堂シリーズはミステリーとして読むとアンフェアな印象を受けるよね。
主人公達が良い味してるのと、あのおどろおどろしい雰囲気が好きで読んでた。
姑獲鳥と匣が一番面白かったな、分量的にも丁度良いし。
>>37 推理小説常習犯、読んだ。
毒舌というにはちょっと違うと思う。笑えないどころか読んでて不快になった。
編集者も酷いとは思うけど、森自身がかなり問題を抱えた人なんじゃないかと
高砂コンビニ奮闘記や森雅裕スレにあったファンとの揉め事とかも読んでみて
思ってしまう。
根本的な性格がどうあれ、もっとしたたかに生きていれば、小説家として
やっていけたんじゃないかと思えるんだけどね。ほんと残念。
>>29 本苦手な自分が読書スキーになったきっかけが、東野圭吾だったので是非オススメしたい
読みやすいよ
>>43 東野圭吾は親が好きで何冊か持ってるので
借りてみます。
恋愛もので、「君に届け」という漫画よりも胸がキツキツに締め上げられた本を教えてください
>>41 あのシリーズ面白いよねー私も好き
ただ個人的には塗仏後の2作はちょっと物足りなさを感じる
ところで邪魅を読んだ時に文章がくどく冗長になっている気がして驚いた
あのシリーズは特に情報量が多い文章ばかりではあったけど読みにくさは感じなかったのになあ
陰摩羅鬼読了からずいぶん時間を空けて読んだからだろうか…
きりこについて
オススメ
最近三浦しをんさんの著書を色々読んでいるんだけど、エッセイを読むに、このお方はひょっとしたら喪女板住人なんじゃないかと思えてならない
ここに来る人達に質問なんですが、購入したばかりの書籍の表紙に傷があったり、ページがシワシワだった〜、といった経験はありますか?
こないだ、Amazonで6冊程購入したんだけれど、内3冊が、そういった状態だったのでorz
アマゾンでは購入したことないけど、
一回書店で何も見ずに上から二番目に積まれていたやつを買ったら中のページが折れててかなり落ち込んだ
言いに行きたかったけどチキンだから諦めたw
それから買う前はさらっとチェックしてから買うようにしてる。
楽天ブックスで帯と帯が擦れて破れていて(カバーまで巻き添えにちょっとちぎれていた)
交換を頼んだら、今まで文庫4〜5冊でもメール便で来たのに
ビビッたのかクレーマー扱いされたのか、3冊以上だと宅急便で来る様になった。
メール便か宅急便かの違いより梱包の仕方のほうが大事だと思う。
アマゾンはよく使うけど、時々表紙に傷がついてたり
帯が破れてたりする事あるよ
私は読めればいいので気にしないけど、
気になるなら意見出していいんじゃない
>>49 実物を見ていないから何とも言えないけど落丁本かも
書店でついた傷ではなくて、製本段階での欠陥がある商品
どちらにせよ、交換してもらうように申し出た方がいいと思う
amazon、漫画のときはぴっちりラップされてたから安心して画集買ったら
本むき出しのままダンボール封筒に入れられてた
配達された日は雨だったから、うっすらシナシナ…
返品するほどでも無いから、今は重ししてるけど
急がないものなら本屋で買った方がいいね
>>50-54 レスどうもありがとうございます。
3日前に交換するように手配してもらって、さっき届いたみたいなんだけれど、二冊は研磨したような跡があり、以前よりも状態が悪化してたw
いや、もう落丁が無く読めればそれでいいと思い込むしかない。
それにしても、新書は状態が良く綺麗なのに、どうして文庫本はこんなに状態が悪いのか疑問。
しばらくは書店に足を運んで自分で吟味するようにします。
「桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」読んでるんだけど、人名や作者が笑いどころのつもりで書いたんだろう表現なんかがいちいち太文字になっててちょっと読みにくい
この作者の本ってみんなこんな感じなのかな…
笑いどころです!って強調されない方が私も好きだなぁ。
夏の新潮文庫のパンダキーホルダーが届いた!
写真だと不気味wと思ってたけど、実物見るとなんだか味があってかわいい
さっそく鍵につけたら適度な重みもいい感じ
おお、私はパンダブックカバー届いたよ
忘れた頃に届いたから嬉しかったw
使い心地いいよ
>>61 佐々木希が出てる時点で見る気を無くすね。
ところで、神保町の古本祭り行って来た人いる?
日曜日、有楽町で用事があったから歩いて古本まつりいこうとしたんだけど、
途中で雨降って来たから、中止になったかと思って行くのやめちゃった
>>62 微かな痕跡を残す幻の女役だからあまり演技必要ないんじゃないw
宮部作品の映像化は失敗続きだからこの辺でジンクスを破って欲しいな
佐々木希はセリフが一切ないって聞いたな
上手い手だと思う
>>59 そうなんだw
うちの書店では何でこんな芸術的なパンダにしちゃったのって言ってたんだけど
(新潮の文庫担当の人は自信あったらしい)
可愛いならよかった!
>>50 レシート持ってるなら大丈夫なのにー
ちょっとの汚れとかでも交換なんてことよくあるから、みんなもっと気軽に本屋さんに来てほしい
思いわずらうことなく愉しく生きよのドラマ化楽しみだー
火車と同じ時間にNHKでは使命と魂のリミット(2週ものの前編)
宮部みゆきVS東野圭吾だ
重松清の青い鳥読んだ
何度も涙がにじんで字が見えなくなった
ビタミンFが好きで、時々読み返すんだけどこの本もちゃんと買おうと思う
>>71 ええ!わたしも今読んでる!すごいいいよね。
>>70 NHKらしいな、選び方が
その二つだと個人的には東野派かな
病気、暴力、虐待、いじめ、不倫、動物ものとかでなく重くない話でさらっと読めるのに
泣ける(感動する)小説ありませんか?
いつも好んで読むのはほっこり日常系なのでたまには泣きたいのですが、
泣ける小説って大抵上に当てはまるテーマで苦手なんです。
もしありましたら教えていただきたいです。
>>74 独断と偏見でよければ
「WILL」「正義のミカタ」本多孝好
「送り火」「みぞれ」重松清
「銀二貫」高田郁
【号泣】というよりは【ほろりと来る】の方が近いかも
しっかり泣けるものについては、他の方にお任せします
>>74 自分が最近再読して泣いたのは
梨木香歩 村田エフェンディ滞土録
トルコの革命とかも関わってくるけどあくまで淡々と語られてるのに最後あたりは号泣した
学者としてトルコに招聘された村田と彼が暮らした下宿の人々との日々の話
家守綺譚を呼んでからの方が色々楽しめるかも
>>74 重松清「日曜日の夕刊」「永遠を生きる者」
後者はファンタジー(といっても魔法なんかは出てこない)だけど
ちなみにどっちも短編集
浅田次郎の姫椿とか
79 :
彼氏いない歴774年:2011/11/02(水) 23:47:14.05 ID:4fNlhby7
ざっとスレ読ませていただきましたけれど、どれもくだらない本ばかりですね
出ている中で評価できる作品と言えば、
リアル鬼ごっこ、天才えりちゃん金魚を食べた、わかったさんのクレープ
くらいですね。実にくだらないスレだ情けない
まったくですよねw
まるで使い捨てられるハリウッド映画のようにくだらない
数ある映画の中で本物の映画と呼べるのは「死霊の盆踊り」くらいですよね。
金魚ものなら『きんぎょが にげた』が最強
しかし金魚図鑑も捨て難い
金魚…じゃないんだけど、錦鯉。
錦鯉の目にもあやな朱と金と黒、そしてゴシックな殺人事件と愛憎。
赤江瀑「妖精たちの回廊」を敢えておすすめしてみる。
わかったさんのクレープとはまた懐かしいw
昔読んだ「エルマーと竜」とか「ルドルフとイッパイアッテナ」とか最近読み返したくなってきた
天才えりちゃん懐かしいwww
85 :
彼氏いない歴774年:2011/11/03(木) 07:11:03.40 ID:uaDnZfDX
ファンタジーだったら「メルティの冒険」も良い
ありがちなストーリーだが面白い
錦鯉で思い出した。「錦繍」読もう。
エルマーのりゅう、うちにまだある!
なんか日常用品をリュックに詰め込んでいくのにすっごい無駄なく使用されていくのに感動した。
そしてどうぶつじまの皆は何で怒るんだよ〜!喜んでいたじゃん!って思ったw
続きのカナリアとうの話も良かった。
こぶたがずんずんとかあったなあ
あと題名忘れたけどなんか電柱か灯台か巨大な何かが夜に歩いて移動するやつ
なんでもないとこばっかり覚えてるw
本読まないで、学研のひみつシリーズとハムスターの研究レポートばっか見てたなーw
唯一ひみつの学園シリーズ?みたいのは好きだったけど
星の王子さまを借りて読んだ。
小学生で読んだときは、意味がわからなかったけど、改めて読み直したら深いなぁと感動してしまった。
>>90 王子さまが
地球のバラ達に自分の星で咲いたバラのことを話すシーンが好き。
いつ読んでも泣きそうになる。
寺山修司の不思議図書館読んだんだけど似たような本ってある?
うちにある星の王子さまの本、祖母から貰ったやつなんだけど
今見たら昭和41年発行って書いてあったよ
改めて、昔から読み継がれてる話なんだなって思った
この作者の「人間の土地」と「夜間飛行」も面白かったなー
星の王子さま、最近西原理恵子の絵のが出てるんだけど
表紙の絵からして裸の大将子供版で酷すぎると思った。
この表紙や挿絵の本を読まされる子供がいたら可哀想。
装丁とかあんまり気にしたことがなかったけど、これをみると
装丁なども本を成り立たせるために重要なもんだと再確認した。
西原理恵子とかないわー…マジで?
最近の西原は世間的にはリリカルなイメージの方が強いのか
私は身も蓋もない殺伐とした地が見えて泣ける話も怖くて苦手だ
星の王子さま、岩波からでてる内藤あろうさん訳版は名訳って言われてるね(それでも賛否両論あるけど)。
6、7年前くらいに著作権が切れて色んな出版社から色んな訳本がでて、
読み比べようかと思ったけど、未だに内藤さんのしか読んでない…。
西原理恵子版星の王子さま、ググったけどこれはどうなんだ
この本に関しては挿絵も作者が描いてるんだから切り離せないものだと思うけどなぁ
訳と言えば、ちょっと前にカラマーゾフの兄弟の新訳が話題になって、
旧訳と読み比べようと買ったけどまだ積んでる…
辛酸なめ子Verもあるよ>星の王子さま
最近えっ!?と思ったのはドリトル先生シリーズの子供向け新訳が出てたこと。絵柄も可愛らしく子供向け。
作者直筆の味のある挿絵が雰囲気良いのになと思う。
星の王子さまで思い出したけど10年くらい前に
児童虐待のドキュメンタリー本が流行って
その流れで「シーラという子」を読んだけど、
シーラが星の王子さまを愛読してたのが印象的だった。
あれ15年くらい前じゃなかったっけ?
流行に引っ張られて同じ作者の『幽霊のような子』当時読んだけど
虐待の具体的な描写ばっかり覚えてて作者の考察とかは全然頭に残ってないや
102 :
74:2011/11/04(金) 08:28:38.37 ID:Qfrck/Da
遅くなってすみません。レスありがとうございました。
>>48 私も思ってた!
むしろ、毛深いイケメン好きスレやどうしたら彼氏が出来るんだスレは彼女が立てたんでは?なんて妄想しちゃってる。
これだけだと、なんなんで…。悪童日記三部作を読書中。凄い本、もっと早くに読めば良かった。
有川浩の「クジラの彼」読んだ。
中々よかったけど、なんかおばさん臭い。笑
京極夏彦「ルー=ガルー」読んだ
京極さん、こんなものも書けるのね
他者との交わりや世界の殆どをモニタの中で認識している少女たちが
その無機質な世界から文字通り逃げ出し
有機質な世界で初めて不安や不快さをリアルに感じ
自分もまた生きているという事を知り始める後半の盛り上がりが良かった
106 :
彼氏いない歴774年:2011/11/04(金) 17:37:25.75 ID:QyJM3K1N
鹿男あをによし
面白すぎるなあ
>>105 興味あったんだけどそんな話なんだ
読んでみよう
つい最近10年越しでルー=ガルー2が出たよ
買ったけどまだ読み始めてすらないわ…
パオロ・マッツァリーノの日本史漫談を読んだ。
ほんといつも笑わせてくれる文章なのがたまらん。
でも、視点は鋭くてそんな見方があるかと新作を読むたび驚かされる。
110 :
彼氏いない歴774年:2011/11/04(金) 22:33:20.65 ID:Ao76zR4s
さだまさしの「眉山」読んだ
まあまあ
「精霊流し」を読もうか迷い中
林望のイギリスはおいしいが面白かったから
イギリスはかしこいを読んだら日本sageてんこ盛りでうんざり
最近旅行記エッセイばっか読んでるから次は江戸川乱歩読む
>>111 二行目あるある
それで一気に醒めるよね、知的興奮とか異国萌えとか吹っ飛ぶ
自分はロシア語通訳の米原真理だったな
常軌を逸したのんべえ文化も、エキゾチックな食べ物のエッセイも大好きだったけど
突然
「翻って申すと、日本はまるで駄目。自民党の○○とかいう政治家は××××で全然ダメ。
日本はほんとダメだ、こういうとこがダメ、あの人もあの人もあの人もダメ、てんで駄目駄目」
と、たいていのエッセイ本でやられるのでうんざりして
「政府与党の悪口をいくら言っても逮捕されない日本人でよかったですねえええええええw」
と見限ってしまった
アゲアゲだった待望の民主政権になったのを草葉の陰で見てご満悦だろうか
ジェフリーディーヴァー読見始めたけどなにこのひとり我慢大会……
夢野久作や乱歩、久生十蘭、鏡花が好きなんだけど だったらこの作家おすすめ!!っていうのありますか?
有川浩の作品いくか読んだけど、
妙に女主人公ばっかりで女の心理描写うまいオッサンだなと思ってたら女性作家だった
姫野カオルコ『喪失記』読んだ
喪女じゃないと苦しくて読破できなかったと思う
喪女だから共感しながら読み進められた
高田郁の「みをつくし料理帖シリーズ」全て読了
読みやすく、ほんわかほろりとする良作である
ちょうど山場で終わっているから次巻が待ち遠しすぎる
なんてこった
森博嗣のシータは遊んでくれたよ読んでたらこれ「Gシリーズの」二弾だ・・と・・・?
すべてがFになるの次の巻読んでたつもりだったのに犀川のターンは始まらんし、
は?ファイ?って思ってたら裏表紙のシリーズ一覧見て絶望した
>>108 今ちょうど読んでる。
最近の京極は手癖で書きチラシテるイメージしかなかったけど、本気出せばやっぱり面白いわ。
執筆量が多すぎると内容が薄いように思えるのは、実は読む方の消化が追いつかず浸る暇がないせいだったり
赤川次郎も書店で棚占領してるの見るとつまらない本に思えるけど
一冊だけじっくり読むと安定してクオリティ高いんだよな
上でサイバラの話が出てたけど
パーマネント野ばら面白かったなぁ
読んだ人によって、あの男の人をどういう存在だと捉えるか変わりそう
小川洋子の猫を抱いて象と泳ぐ
おじいさんがいなくなってから中だるみ感が・・・
ようやっと半分まできたけどなかなかページが進まない
ダロウェイ夫人読んだ
さっぱりわからなかった
わたしを離さないでを読みますた
面白さがシナリオよりも演出に依りすぎていると思いますた
レインツリーの国読んだ。
図書館戦争は合わなかったけどこれは読めた。
わたしを離さないで私も読んだけど
登場人物がみな生きたいという本能?が感じられずただ定められた運命を受け入れていることに違和感を感じた。
幼い頃からあの環境下だったらああなるのも仕方ない…のかね
脱走した子もちらほらいたけど、その後どうなったかを考えると…
読んでるとき勝手に遺伝子に生存本能みたいなのを切除してあるのかなとか思ってたw
平家物語や陰陽師など、平安時代が好き
他に平安時代の小説あったら教えてください
133 :
彼氏いない歴774年:2011/11/05(土) 17:13:25.85 ID:YwPGE9k7
図書館で思考の整理術ってやつと太田光のマボロシの鳥借りてきた
思考の整理術は本屋で見かけて東大生とかが読んでるとか帯ついてたからどんなか楽しみw
マボロシの鳥も予約してやっと順番待ちきたから楽しみ
一年ぐらい待った
>>119 ワロタw
森博嗣の作品は多いしタイトルややこしいから、順番が分からなくなるのはあるあるw
百年シリーズ三作目まだかなぁ…
>>134 羨ましい…
『マボロシの鳥』図書館で予約してやっと順番が来たと思ったら
仕事が繁忙期に入って結局取りにいけなかった…
最短で100人超待ちになってて凹む
『アンジェラの灰』下巻読了
14章が良かったな
『アンジェラの祈り』を併せて予約
積んでたインシテミル読了
面白かったけど、これミステリ好き以外が読んでも面白いんだろうか
重大なトリック2つがかなり序盤でわかっちゃうのもなー
でも久々に読み応えある新本格系だったんで、他の本も読んでみよう
森博嗣は犀川と萌シリーズとその関連は苦手だけど、
ZOKUと百年シリーズは好きだ
>>132 なんて素敵にジャパネスクが一番に浮かんだ
求めてるのは多分違うよねラノベじゃないよね
源氏物語 地獄変 山椒大夫くらいしか思いつかないなぁ
山椒大夫は映画の方がオススメだ
時代が好きなら日記や随筆もいいかもね
平安時代って豊作じゃない?
ジャパネスクおもしろいよねw私も大好き
>>132 谷崎潤一郎「少将滋幹の母」田辺聖子「不機嫌な恋人」橋本治「三日月物語」とか…
あと源氏物語の現代語訳を読もうって人にはたいてい円地文子訳が勧められるかと思うんだけど
森茉莉は与謝野晶子訳が好きだったみたいだよ
みんな図書館利用するほう?
図書館で借りて読んで
気に入ったのだけ買って本棚に並べる
絶版のは古本買うか
気に入った部分だけ抜き書きして取っとく
>>142 かなりヘビーユースしてる
けっこう数読むけど、部屋が狭いので全部買って並べておくスペースがない
>>143と同じく、最初は図書館で借りて読んで、どうしても手元に置いておきたいものだけ買う
絶版のものも読めるし、その館になくても他の館から取り寄せてくれるし、もう図書館がないと生きていけない
買った本はすぐ読むのに、借りた本はなかなか読む気にならない不思議
うちの近所の図書館はリクエストの多い本をいっぱい入れるから、
宮部みゆきのコーナーなんか模倣犯(上)が六冊くらい置いてある
>>136 うちの図書館はマボロシの鳥、予約0で借りれたw
136の図書館は利用者が多そうだなあ
>>145 自分は逆だ
買った本は読まずにたまってくw
図書館で借りて気に入った本で文庫版になってるなら買う。
そしてうちの図書館はラノベが多い。
わたしは図書館オンリー。図書館はわたしの本棚です。
>>146 > 買った本は読まずにたまってくw
ナカーマw
買って手元にある本を図書館で借りて読んだことが何度もある。
期限があると読まなきゃという気になるけど、買った本はいつでも読めると
思って読まないままになりやすい。そして読みたいと思ったときには
どこにしまったのかわからなくて図書館で借りるw
積ん読やばいほどある
新しいのに目移りしてばかり…集中力がないのか…
どれだけ積んでるの?
一度部屋を見てみたい気もする
私はベッドの周りにうず高く本積むから、寝てる間に地震があるとえらいことになる
でも寝る前にゴロゴロしながら読みたいから、どうしても手に届くとこに積んじゃう
本棚に収めないと、本が痛むからどうにかせんとは思うんだけどなぁ
本棚買わないといけないなぁ
テレビ台やら普通の日用品の棚にも置いてる始末…
もちろん本棚の横にも無造作に積み上げられてるw
本棚うpするスレとかある?
>>152のうず高く積まれた本がなんだか見てみたいw
>>154 VIPの部屋うpスレとかでお願いすると本棚うpしてくれる人いるよ
人の本棚見るのが大好きだから堪らん
タイトル忘れたけど、有名人の本棚の写真をまとめた本はよかった…
一般書籍板に積ん読スレがあるよ
たまに画像がアップされる
同じ板に本棚をさらすスレとかもあったはず
インテリア雑誌とかでおしゃれな本棚みるとうっとりする
自分のはださいからなー
本棚というか書斎なんだけど
京極夏彦氏のが素晴らしいと思う
あんな部屋が欲しい
>>160 こないだのルー=ガルー出版の時に、TVで電子書籍のこれからは?
みたいなインタビュー番組で京極さんの書斎が映ったんだけど
天井までびっしりと本で埋まってて感動したよ。舞台装置みたいですごく格好良かった
>>158 そうそう!確かこれ!
1は後半白黒だったけど、2は最後までカラーで嬉しかったー
彼氏の下り全面同意ww
本を綺麗に扱える人は、同性でもすごく魅力的で素敵な人だと感じる
図書館で借りた本ってなんでなかなか読めないんだろう不思議
期限が来て読まずに返しちゃうことが多すぎる
でもまた行く!
>>164 私だけじゃなかったんだ…
よかったww
順番待ってる側としては読む本だけ借りて欲しいと思う。
特に続き物、読まずに放置するなら先に読ませてほしい。
新刊予約して長いこと待たされた挙句スピンが購入した状態のまま
読まれた痕跡の無いことに気付いたときの脱力感はない
(図書館で同じ本を追加購入したわけではない)
読むつもりで借りるんだよ
でもなんかやっと手元に来た!って満足感で充実してしまったりする
なかには続き物を一年間以上延滞してるようなつわものもいるからなあ…
延滞するようだったら図書館に来て一度延長してもらうのがいいかも
予約が入ってるなら再度予約してもらうとか
と臨時で図書館に働いてた私が言ってみる
気がつくと返却日延滞してたりするんだよね…だめなのはわかってるんだけど
大人になってから、もっと図書館があちこちにあればいい便利でいいのにな〜と感じるようになった
NHKへようこそ読みはじめたんだけど
一般的にはウケるというか普通の人なら面白くて笑っちゃうんだろうなーと思いつつ
面白さより共感的なものが先立ってしまい笑えない、喪女な上に人間として底辺の方に属してる自覚のある自分です。
モンテクリスト伯、図書館で予約した
読むの楽しみだな
以前、ノイタミナの巌窟王を見てたから、内容は大体知ってるんだけど
モンクリって略したくなっちゃうよね
>>169 図書館に入れてほしい本リクエストするのとか、他の図書館から取り寄せて貸してもらうのとかは頻繁に頼んだら迷惑かなあ?
なんか気になってしまってあまり頼めない。どの位なら顰蹙買わないか、できれば教えてほしいな。
手当たり次第図書館の臨時募集に応募しすぎて行きづらくなった…orz
>>173 他館からの取り寄せは私は担当してなかったから
いまいちうまくは応えられないけど、ごめんね
取り寄せに関して
うちの図書館の場合はそこまで嫌がってなかったよ、仕事だから淡々と処理していく感じ
毎日来館者数だの貸し出し冊数だの記録してるし、寧ろ利用が増えるのはうれしいことなんじゃないかな
リクエストについて
上の司書さんが判断するんだけど、自分が勤めていた図書館の場合は概ね入れられている感じだったな
予算が多少多いことがあったのかもしれないけど
そこまで迷惑には思っていなかったように思う
結局司書さんの裁量&図書館の懐次第ではあるし(一万とか値が張る写真集とかはなかなか難しい)、
入れる必要がないかな〜と判断された場合や絶版になっていた場合は取り寄せたりするみたい
私としては、リクエストする分にはいいんじゃないかな?と思う
自分が学生だった時分から「あれ面白かったですよ」とか言うと「じゃあ入れてみよっか」
って入れてくれることもあったし
下町ロケット/池井戸潤 読んだ
うん、なんというか…
空飛ぶタイヤのライト版だなぁ、としか言いようが無い
読み易かったし、面白かったんだけど
あの長いのを齧り付くようにして読んだ後じゃ、ちょっと物足りない…
寒くなると恋愛小説読みたくなるんだけど、何かオススメありますか?
山本文緒や瀬尾まいこなどのガツガツしてない恋愛描写が好きです。
リア充DQNの恋愛や性描写が激しくて女に夢を抱きすぎてる男性作家は苦手です。
最近「センセイの鞄」を再読した。
前読んだときは中学生だったから、展開についていけなくて、いつ恋愛関係が芽生えたのかわからなかった。
こうして読み返すと、そういう雰囲気は常にあったんだなと思った。
この時期恋愛小説読むのは自分でも寒いと思うけど、何故かやめられないw
178 :
彼氏いない歴774年:2011/11/07(月) 20:08:10.51 ID:XOs8dalO
>>177 イニしエーションラブの第一章がおすすめ
>>177 パッと思いついたのは『人のセックスを笑うな』
田辺聖子の「孤独な夜のココア」「ジョゼと虎と魚たち」
既出かもだけど…
>>177 センセイの鞄、良いよね。
教師と生徒ものに一時期ハマって島本理生のナラタージュとかも読んだ。
「博士の愛した数式」お薦め。
恋愛とはちょっと違うかもしれないけど。
>>177 中田永一「七瀬、こっちを向いて。」
さわやかでいいよ
百瀬百瀬
186 :
彼氏いない歴774年:2011/11/07(月) 23:49:28.46 ID:OWnFJ60p
>>177 「九つの、物語」とか、「守護天使」も面白い
>>177です。
たくさん恋愛小説を挙げて下さってありがとうございます。メモしておきます。
恋愛小説ってたまに読むと幸せな気分になれる。合わない作品は本当に苦手だけど。
ノルウェイの森 書店限定版が安かったんで注文して買ったよ
純文学好きな人も結構いるのかな。
最近少しずつ読み始めたんだけど、それこそたくさんあり過ぎて何から読んだらいいか…。
やたらとグロいもの以外でとにかくこれは面白かった!っていうのがあったら教えて欲しいです。
曖昧で申し訳ないですが、好みとかにこだわらず色々読んでみたいので。
何となく思いついた好きな作品から
太宰治「駆け込み訴え」
夏目漱石「夢十夜」
中島敦「山月記」
横光利一「機械」
谷崎潤一郎「ハッサン・カンの妖術」
(芥川龍之介「魔術」とセットで)
日本作家ばっかりで申し訳ない
>>189 樋口一葉「たけくらべ」「にごりえ」
幸田露伴「五重塔」
森鴎外「山椒大夫」
川端康成「雪国」「古都」
>>189 夏目漱石「草枕」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
純文ってCDブック化されてるのが多いから図書館で借りて聞いてる
銀河鉄道面白かった
>>189 川端康成「山の音」
シェイクスピア「リア王」
E・ブロンテ「嵐が丘」
ヘッセ「車輪の下」
カフカ「変身」
ゲーテ「ファウスト」
ディケンズ「クリスマス・キャロル」「二都物語」
ヘミングウェイ「老人と海」
ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」
私はこのへんが好きだった。
シェイクスピアって、学生時代に学校の課題で嫌々読み始めたんだけど
気がついたら面白くって読みまくってたなぁ
>>175 ありがとう!すごく知りたかったことなのでうれしい。
あまりしつこくない程度に頼んでみる。
図書館て市とか運営団体によって経営が違うんだから、問い合わせた方がいいんじゃ
奥田英朗のインザプールと空中ブランコ読了
どの話も好きだけど個人的に尖ったものが怖いやーさんの話と養父のヅラの話が好き。
続けて町長選挙を買おうと思ったんだけど本屋3軒回ったのに置いてなくてやきもきしてる。
前作2冊はどこも結構置いてるのになんでだろう。
久しぶりに丸善にでも行こうかな
189です。
みなさんいっぱい挙げてくれてありがとうございます!
ちょいちょい好きだった作品も混じってたので、読むのが楽しみです。
全部メモったので読んだらまたここに書きます!
異邦の騎士読んだ
少しでも感想を書こうものなら、たちまちネタバレになる作品だ…w
御手洗さんの優しさに、胸があたたかくなりました
古典っておもしろくなさそうって思うんだけど
世紀単位で残ってるだけあって
読み出すと面白いんだよね実は
カラマーゾフの兄弟
ドストエフスキーの思想まではもちろん理解できないんだけど
表面の話はまんま昼メロですんごいおもしろかった
死にたい老人っていう、83歳のじいちゃんが断食して自殺を目指す本読んだ
なんていうか、やっぱ頭が若い。そこに感動した。
>>197 町長選挙は読んでがっかりした。
多分、不評だから置かないんじゃないかな・・・
204 :
彼氏いない歴774年:2011/11/08(火) 20:57:56.33 ID:GvYagiaN
本多貴好のWILL読み終わったけど面白かったー!!
この主人公好きだ!
ネットレビュー読んでたら
続編があるみたいだから楽しみ
>>189 私も純文学好き!
三島由紀夫「金閣寺」
川端康成「伊豆の踊り子」「掌の小説」
太宰治「駆け込み訴え」
この辺りは、文章が上手いってこういうことを言うんだなあと感動させられた
>>204 MOMENTの続編がWILLだと思うけど、更に続きがあるということ?
新書好きの人いる?
私はティーンの頃に小説とか文学ばかり読んでたけど、
社会人になってから小説や文学が薄っぺらく感じて(所詮作り話・所詮妄想って思えて)、
新書やノンフィクションばかり読むようになってしまった。
208 :
彼氏いない歴774年:2011/11/08(火) 21:24:39.81 ID:GvYagiaN
>>206 おそらくMOMENTのことだと思う
こっちは森野葬儀屋の娘の出番多い?
>>199 異邦好きだ
音楽や男女関係、友情の書き方が時代を表してて好きだ。
ミステリーというより青春小説だから、登場人物たちと同じくらいの歳の人たちは
きっとすごく楽しめるんだろうなーと思う。
東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」読んだ
喪な自分は智彦に感情移入した。
>>207 新書は検証が進めば内容が古くなるからなー
「詭弁論理学」「気違い部落周游紀行」「自我の起源」あたりはまだ内容古びてないかな
選書では
「西南役伝説」「身体の零度」「照葉樹林文化の道」「貧困の文化」
岩波のノンフィクション系
「インディアスの破壊についての詳細な報告」「絞首台からのレポート」「生物多様性」「シャドウ・ワーク」
その他ノンフィクション
「BASTA!もうたくさんだ」「マルコス ここは世界の片隅なのか ―グローバリゼーションをめぐる対話」
「ハーメルンの笛吹き男」「自滅の戦い」「ベスト&ブライテスト」「日よけ帽とピンクのタイツ」
などが不朽の名作として本棚一等地に入ってる本
>>200 アリョーシャがラキーチンにけしかけられて
グルーシェニカのところに行ってからのエピソードが好きだな〜。
あとイワンとリーズの関係がよく分からなかった…。
ボルヘス『伝奇集』読了
いやステキ! 素晴らしい! 大いにツボった!
でもなんか訳がひどい、誤字脱字もひどい
登場人物の名前変わってるぞ出版社仕事しろ
英訳版図書館に入ってないかしら
スペ語読めたら良かったんだけど
南米の作家は濃いよな
『エレンディラ』も読んだんだけど断然ぶっちぎりで『伝奇集』に軍配
別の作者の『紙の民』も良かったな
『伝奇集』とヴォネガットjrのハイブリッドって感じだった
はるか昔小学校時代に学校の図書館で読んだあかね書房の少年少女推理文学全集。
中でも「非常階段」という巻が面白くて面白くて何回も借りて読んだ。
今になって急に読みたくなって県とか市の大きな図書館探したけど
貸し出してなくって仕方ないからそれが入ってる文庫を古本で購入。
あの表紙で読みたかったけど、やっぱ面白かった。
でもあのハラハラドキドキ感はないなあ。
読むのに適した時期ってあるんだよなあ。
>>214 「神の民」ってサルバドール・プラセンシア?
この間読んだけどすごく好きだった!
「エレンディラ」もここのスレで話題に上がってるから読んだけど、
「伝奇集」も読んでみる!
青春を捨てすぎてて青春小説がまぶしすぎて読めないので極端に避けてしまう
面白いものもあるよなもったいないと思いつつ
>>212 伝奇集の訳のイミフさには泣いた
特に『トレーン・ウクバール、オルビス・ティルティウス』はこんな日本語読みたくなと思ったくらい(話が面白いから読んだけど)
翻訳ってほんとに困難な作業なんだと改めて認識させられた作品だったな
>>217 あーなんかわかる・・・
映画だけどアニメの時をかける少女
青春の輝きがまぶしすぎて私は胸が痛いだけだった
あれ名作って言われてるけど小説の方はイマイチ・・
筒井康隆の「驚愕の荒野」
これ何度も読み返してます
字が一文字ずつ減っていく「残像に口紅を」もオススメ
オススメSFありますー?
>>220 本格SFとは少し違うんだけど、清水義範『黄昏のカーニバル』は
今読むと何とも言えない気分になるなあ…
こういうのも面白そうですね。
ありがとうございます。他にもあればよろしくお願いします
もうちょっと今まで読んだSFとかこういうのが読みたいとか説明した方がいいかも
SFも色々あるからね〜
SFって「夏への扉」しか読んだことないな
理系科目さっぱりだったから本格的SFになると専門用語で目が滑って
「幼年期の終り」「月は無慈悲な夜の女王」
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「星を継ぐもの」とか気になるんだけど面白いのかな…?
SFはタイトルに痺れる
読んだことないけど…
とっつきやすいSFといったら、定番の星新一だよね
>>220 前スレの800番代後半にもSFの話題があったよ
そこで挙がってたのはこんなかんじかな
・フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
・アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』
・J.ティプトリーJr.『たったひとつの冴えたやりかた』
・シオドア・スタージョン『夢見る宝石』『孤独の円盤』
・アン・マキャフリィ
・アイザック・アシモフ
それ以外では、個人的に山尾悠子がめちゃくちゃ好き
SFというより幻想文学に近いんだけど、硬質で精緻な文章と世界観が最高にいい
『夢の棲む街』や『ラピスラズリ』なんか、たまらん
もし美しい文章を読むことに快感を覚えるタイプだったら、絶対おすすめ
あとは、
・石黒達昌『冬至草』
・伊藤計劃『虐殺器官』『ハーモニー』
・コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』
このあたりも好き
もしSFをあまり読んだことがなくて、とりあえず有名どころをおさえておきたいというのなら、
こういうところを参考にしてみるのもいいかも
翻訳SFファン度調査(06年オールタイムベスト版)
ttp://www.fan.gr.jp/~hosoi/alltimeenq/enq-alltime3.cgi
SF、今年読むなら「渚にて」だな。
夏に再読したけど、数年前に最初に読んだときとは感じるものが全然違った。
>>224 この間「星を継ぐもの」読んだけど、最初で断念した。
昔のものなのに図書館で結構予約待ったよ。
古臭い感じがした。
そらー50年前の作品だもの。
「古臭い」と感じるか、「過去に書かれた仮想の未来」としてするっと受け入れるかで
SFの過去の名作を読めるかどうか全然違っちゃうね。
SFに限らず、約束してなかった二人がケータイでふっと連絡とって
「久しぶり、今どこ?」「○○線で○駅に向かってる」「じゃあ○駅で会おう、手振るね」で
会えてしまう現代に、手紙ひとつ書くこともためらって何十年も会えない男女の悲恋とか
のめり込めない人はとことん白けるだけなんだろうな。
星を継ぐものが今人気なのは、SFマンガの大御所がちょうどコミカライズしてる最中だからかと。
キャラの顔がどいつもこいつも脳内デザインと超なじんでて、続刊楽しみにしてる。
>>226 海外もののSFならフレドリック・ブラウンも定番だね。
日本沈没
古臭い訳はSF読んでると壁になるねw
個人的には多少訳がまずくても、専門用語も分からないものは読み飛ばして展開を楽しむ
読み方なので気にはならないけど。
最近読んで面白かったのは、
マイクル・コーニィ「ハローサマー、グッドバイ」
グレッグ・イーガン「しあわせの理由」
前者は青春恋愛モノとしても読める。
後者は半分くらい理解できなかったw
けど、ものの考え方とか、捉え方が好きだと思った。
>>230 30年くらい前だったような?
最初がつまんないと思うと読めないなー
予約を結構待ったから期待が大きかったのかも。
あと、図書館の返却期限が迫ってて読む時間がなかったのもあるw
そんなわたしは「時をかける少女」が好き。
読んだあと、花言葉も調べてね!その花言葉が切なくて泣ける。
SFだったら大森望責任編集のNOVAシリーズはどうだろう?
いろんな日本人作家のアンソロジー集で寝る前とか通勤時にサクッと読める
確か今6巻まで出ている
個人的にはダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイクガイド』が好き
でもSF小説なのかほとんど意味のないブラックジョークの積み重ねなのか判断が難しいところ
ただ、これを読むと『人生、宇宙、すべての答え』をググって見たくなる事は確かです
恋愛中毒読み終わった
地味な主人公が有名人の愛人になるとかどんなドリームだよと思ったけど
面白かったー
主人公は痛くて鬱陶しいタイプで、ちょっと自分と被るぜw
237 :
彼氏いない歴774年:2011/11/09(水) 20:29:35.96 ID:4AhnaBYp
>>229 80日間世界一周をよんでほしい
名作だよ
嗤う合戦屋 読みおわった
寡黙で不器用で強い男が好きな喪女なら読むべき
ただ姫はむかむかする程愛されキラキラ女子だけど。
239 :
彼氏いない歴774年:2011/11/09(水) 20:58:02.71 ID:UetMW/Fj
昔、コバルト文庫の学園物の小説読みまくったな
学校のいじめ物とか、やけに共感できる部分多いし
「幼年期の終り」は読後しんみりしてしまったな。
短篇ならトム・ゴドウィン「冷たい方程式」、
エドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」がおすすめ。
日本作家は小松左京「復活の日」。小松さんは短篇もいける。
広瀬正「マイナス・ゼロ」、「ツィス」、「エロス」。
梶尾真治の初期の短篇もいい。
SF話に便乗
最近リラダンの『未来のイヴ』を読んだ
アンドロイドって言葉を初めて使ったという19世紀の小説
絶世の美女に惚れて恋人にしたはいいけど彼女があまりに馬鹿だったことに絶望した貴族が、
天才科学者に彼女の姿そのままの機械人間を作って貰うという話
話の肝は貴族と科学者の女性論と恋愛論
「理想の女」を求めすぎて現実の女に落胆するさまが実にリアル
女神像みたいに美人なのに、どうして中身はあんなに低俗なんだ!絶望した!と嘆く貴族にニヤニヤした
男ってやつは…と喪女ながらに思った
訳が文語調で旧字体だから最初は読みにくかったけど、雰囲気にあっててかえって良かった
飲食男女?とかそういうの読み終わった
中身は無事だけどタイトルがぐしゃぐしゃになってて思い出せないごめん・・・
新しく買いたいんだがどうやって選んだらいいか・・・
SFといえば『接続された女』、喪女限定でダメージでかすぎる気がするんだけど気のせいかしら
アシモフ信者だけどテッド・チャン『あなたの人生の物語』とかも好き
表題作「あなたの人生の物語」はこれ珍しく日本語の時制のなさがプラスに働いてんじゃないかと思って読後最高に興奮した
>>241 面白そうなんでメモしました。
今ちょうど小松左京の新書「SF魂」を読んでいる。
日本SF黎明期のエネルギッシュな様子が何だか羨ましい。
「中性子星」ラリィ・ニーヴン
普段SFは全く読まないのに
三省堂オンデマンドの製本に惹かれて買ってしまった
古臭いフォントが古典SFとマッチしていてわくわくする
インクが乾くまでに半日程かかるのでまだ読めてないけど楽しみ!
自分も普段SF読まないけど新井素子の「グリーンレクイエム」は読んだことある
まさにライトノベルというかさらっと読めておもしろかった
切ない恋の話が好きでラノベに抵抗ない人ならチェックしてみてもいいと思う
もし次SFにチャレンジするとしたら「銀河ヒッチハイクガイド」かな…SFは中身より題名が好き
わかる
正直SFは実際に読むより題名から内容を想像する方が好きw
わかる!
題名から勝手に内容想像して読んだ気になるw
私は星を継ぐもの読んだけど、最後の方は意地だったわw
つまんなくはないんだけど読みづらいってのだけ覚えてる
文字が小さかったしね
ミステリとはちょっと違うかもしれないけど、
七河迦南の「アルバトロスは羽ばたかない」みたいな
あちこちに伏線うあ仕掛けのあるもので、お勧めはありますか?
辻村深月以外でお願いします。
平山夢明すきなひといないかな
怖い話シリーズ以外で。
上の方で上がってたけど、SFは梶尾真治いいよ!
私は海外SFっていかに凄いサイエンティフィックな発想ができるか勝負
みたいな感じがして人間に焦点が当たってない感じがして入りこみにくくて
苦手だけど、この人のSFは情緒的で凄く好きだ
「椿、時跳び」がおススメ。
>>251 分かります。梶尾氏はとてもリリカルなSFが多い。
その反面ではブラック&ドタバタも書いてたりする。
手に取った長編がちょっと外れ続きなので、そのおすすめを読んでみます。
マイナス・ゼロ おもしろかった
ただちょっと疑問は残ったけど
続編書けそうな感じだったのに、作者の方がもう亡くなってるのが残念
次は永遠の0読もうかな
>>250 好きだよ−!
『メルキオールの惨劇』でハマって、『独白するユニバーサル横メルカトル』、『ミサイルマン』、『他人事』、みんな好きだ
平山さんのグロ描写は、単なる驚かしじゃないところが好き
陰惨な描写の中に繊細さと叙情性を感じる
あと、『DINER』は純粋にめちゃくちゃ面白くて、息もつかずに一気読みした
殺し屋専門ダイナーのマスターであるボンベロと、そのダイナーにウェイトレスとして買われたオオバカナコの関係がもう、大好きだった
それから、出てくる食べ物がおいしそうでお腹鳴る
「メルティ・リッチと蜂蜜のスフレ」とか、「ゴーゴンの髪とハムヴィーズ・ロック」とか、ボンベロにバーガー作ってほしいと本気で思った
>>254 ナカーマ!!
グロはグロでも全然違うよね。夢中になってしまう
ダイナー良かったよね
まだミサイルマン、読んでないから読もう!
柚木麻子「嘆きの美女」超おすすめ。
ブスデブ無職喪女がネットヲチしてた「美人の悩みを語り合うオフ」を盗撮しに行く出だしにしびれる。
ブスのブスッぷりと美人の美人っぷりの書かれ方が痛快。
ラストも読後感いいよ。
みんなにとって「どんでん返しされたー!」って作品は何だろう?
個人的には宮部みゆきの「夢にも思わない」なんだけど
259 :
彼氏いない歴774年:2011/11/11(金) 00:04:53.52 ID:acPL+w0W
>>256 どういうこと?まだ発売してないみたいだけど。文芸誌で読んだの?
阿刀田高のショートショートは見つけると手に取ってしまう
ちょっとした待ち時間や電車で読むのにいいんだよね
ジャンルは問いません、オススメ短編集があったら教えて下さい
阿刀田氏のものは読み尽くしてしまった
道尾秀介の本は毎度どんでん返しキターーって感じかもw
それ以外だと東野圭吾の「悪意」
語り手が変わるたびに起こる怒涛のどんでん返し攻撃で凄い面白かった。
一番は吉田修一の「パレード」
読んだ時は衝撃的でちょっと頭パニクったw
でも他の人に取ったら別にそこまででもないかも。
油断してたからガツンと来たんだと思う。
>>257 アヒルと鴨のコインロッカー
どんでん返しの結果が切なすぎて泣いた
264 :
257:2011/11/11(金) 00:52:57.86 ID:9PLFIUrj
なるほどーーーすごく参考になります。読んでみます!ありがとう
アヒルと鴨〜は静かにスッと消えてなくなるようなラストが印象的でした
未映子の本って本当に未映子が色濃くでてるな
イン歯ーは盗作疑惑があるけどね
>>261 連城三紀彦はどうかな
戻り川心中とか
読んでたらごめん
あと小川洋子の偏愛短篇箱いいよ
小川さんが選んだいろんな人の短篇が読める
装丁もきれいだし、小川さんの後書きも素敵
>>261 泉鏡花「鏡花短篇集」
萩原朔太郎「猫街 他十七篇」
どちらも岩波文庫で出てるけど幻想的でおすすめ。
>>261 星新一がまだなら星新一をおぬぬめ
ショートショートだから、ちょっとした時間にぴったり
稲垣足穂の 「一千一秒物語」も、短くて気楽に読める
どっちも新潮文庫から出てるよ
阿刀田高ってロアルド・ダール好きだった気がする
なので「王女マメーリア」をおすすめしたい
ニヤッとするようなオチがついて小気味良い
妄想指揮者の話は共感する喪女も少なくないのでは
ショートショートの広場には昔はまった。星とか阿刀田の選評も面白い。
一人の作家読むよりどんどん作風が変わるから飽きない。
>>261 朱川湊人がおすすめ。「花まんま」、「かたみ歌」、「都市伝説セピア」、「いっぺんさん」。
少しグロ&ホラーが平気なら「水銀虫」、「赤々恋煉」。
274 :
彼氏いない歴774年:2011/11/11(金) 23:06:07.66 ID:61LgOeAh
暗くて切ないお話でオススメありますか?
青の炎みたいなやつ
>>274 三浦しをん「むかしのはなし」なんてどうだろう?
>>260 >>272 すみません!Web連載ぶんがAERAネットで読めるのでした。
272さんリンクありがとうございます。
女の子や女性のかわいいところ小ズルいところ残酷なところを
書くのがうまい作家です。
単行本では「終点のあの子」「あまからカルテット」が出てます。
どっちも面白いですが、喪女的には「嘆きの美女」が最高。
277 :
彼氏いない歴774年:2011/11/11(金) 23:27:44.50 ID:+/U/A3oE
ランドオーバーシリーズ「魔法の王国買います」が面白かった。
超マイナーだな
>>275 ありがとう!ぐぐったら昔話をアレンジした話なんだね
読んでみます
279 :
261:2011/11/12(土) 01:35:26.30 ID:oKa0r4eK
おおおう沢山のレスありがとうございます
全部メモったからこのメモ持って土日は図書館に行くんだ!
自分一人で選ぶと似たり寄ったりになりがちだから
聞いてみてよかったーありがとう!
>>272 リンクありがとう
都合良すぎだろって部分もあったけど、面白かった
吉川英治「新平家物語」
まだ平家が栄えてるとこを読んでる
でもこれから…と思うと悲しくなる平家びいきの自分
能登殿まだかな〜
282 :
彼氏いない歴774年:2011/11/12(土) 13:20:31.99 ID:XgDcLCwM
丁度平家物語の朗読Podcast聞いてるところだ
木曾の最期、一度国語の授業で習ったけど
当時こういう朗読を聞いてたら大好きになってたんだろうな
平家もそうなんだけど新選組も読んでてつらい
木曾最期いいね〜
源氏の中では義仲主従が好き
巴御前かっこよくて憧れるわ
原文や現代語訳、小説は読むけど朗読を聞いたことないな
CD買おうかな
>>272 作中のジャンクフードみたいに楽しい小説だった。ありがとう。
286 :
彼氏いない歴774年:2011/11/12(土) 15:32:34.97 ID:kw+u9dhR
ここの人たちのセンス良すぎ、書店のポップよりずっと参考になるわ
ところでみんなは読書記録ってつけてる?読了日とか感想とか
>>284 今聞いてるのは左大臣光永という人のなんだけど
mp3公開されているのでよかったら聞いてみてほしい
>>286 日付とかはつけてないけど感想は箇条書きでも適当にまとめるようにしてる
「嘆きの美女」好評で嬉しい…来月書籍化されて書き下ろしぶんも加わると聞きウキウキしています。
耶居子(ヒロインのブスデブ無職喪女)がバレンタインチョコレートを作るらしい。誰に?
作者のTwitterの「あるあるネタ」や売れっ子作家への嫉妬むきだしのツイートもすごく面白いよ
>>286 読書メーターが便利でやってる
ユーザーの馴れ合いがひどいけど
291 :
彼氏いない歴774年:2011/11/12(土) 19:14:47.51 ID:8CakHC1+
平家物語の朗読を聴くっていうと、村上春樹の『1Q84』に出てくるけど、
読んだ人いる?
私は、村上春樹の文章を読むのが好きだし、世の中には不思議なこともいっぱいあるから
とても面白かったんだけど、あまりにもベストセラーになったから、かえって話題にしづらくて。
岸田今日子さんのエッセイを古本屋で買ったら
サインが入ってたでゴザル
293 :
彼氏いない歴774年:2011/11/12(土) 20:38:24.30 ID:Th7msLpj
_____ ________
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ヽ ___ /ヽ ヽ (__|____ / / ヽ ___ /ヽ
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謎解きはディナーのあとで2出たね!表紙と中の絵が可愛い!
一作目読んだけど
正直そこまで騒がれる程の内容でもなかった
>>292 良かったね!本は「妄想の森」だろうか
岸田さんは「あの季この季」の俳句エッセイもおもしろかったけど絶版ぽい
良い本がどんどん消えていく
「殺人鬼フジコの衝動」ラストにびっくりするって聞いて読んでるけど、内容が辛過ぎる
落ち込んできた
>>286 ブクログ使ってる
何読んだか記録してにやにやしたいだけの自分にはぴったりだった
ジョルジュ・サンドの「愛の妖精」読了
喪女的にファデットの言動に共感できるところがあったかも
こういう恋愛小説好きだなー
>>298 ファデット、薬草を使って肌を白くしたり、魔女ガールっぽいところが好きだ。
>>286 日記に読んで考えた事を書き連ねたりしてるよ
記録的なものは続かないし
ネットだとどうしても人目を気にした感想しか書けないから
>>290 私も読書メーター使っているけど、☆のつけ合いっこが凄まじいよね・・・。
>>286 手帳かオフラインの日記(osciroi)
オンラインのはどうも向いてなかった
>>301 わかる
私はもともと星つける機能ほとんど使ってなかったんだけど
自分の感想に星ついてたからお?と思ったら真逆の感想書いてる人からだったってことが最近よくある
結局お返しに星をつけてほしくて自分から手当たり次第に星つけてまわってるってことだよね
かなりきつめのコメント書いたやつに星をつけたのが絶賛感想の人だったりするとその本への愛情はないのかよと思っちゃった
初グレッグ・イーガンで万物理論読んでるとこ
小説に対して情報量が多いっていう言い方がずっとイミフだったけど
こういうことかもしらん
>>303 読書メーターはやってないけど
自分とは真逆の感想を興味深く感じることはあるよ
必ずしも星のお返し目当てではないと思う
読書メーターはアマゾンなどにある本の概要をコピペしてる人が少し気に障る。
どんな感じの本かを知りたいときに読書メーターでの感想をみることがあるけど
そのときにこういうコピペに当たるとorzな気分になる。
読書記録は完全オフラインだ。
ツイッターとかもだけど、他人の自意識が透けて見える読書自慢がどうも…。
と言いつつ、たぶん自分もやってしまうので。
しかし、ここのスレの人の薦める小説ってホント当たりが多い。
シャーリィ・ジャクスンとか、ここ見てなかったら知る機会がなかったと思うので、
感謝!
ル=グインとかティプトリーJrとかも、「名前を知ってるだけ」状態を脱したよ。
今は山尾悠子さんをググって超気になっている。
作品集成の定価に目玉が飛び出た…。
山尾悠子なら図書館に揃ってると思うけどなぁ
幻想小説ってこうであってほしい、と思う私の理想がまさに山尾悠子だ
作者や読者目線のなまなましい主観が一切感じられないし、
だからといって創り上げられた幻想世界の設定に
依存してるわけでもなく、客観的な清々しさを感じる
有吉佐和子が好きです
>>291 村上春樹「1Q84」2巻までは頑張って読んだけど
この人の文体が肌に合わないのと
ページを捲る度に「乳房が乳首が睾丸が」とうるさくてならん
町田康「くっすん大黒」
ニヤニヤ読めるんだけど山も谷もなくて消化不良
311 :
彼氏いない歴774年:2011/11/13(日) 17:39:51.97 ID:5CEstE1V
>>310 そうかあ…。。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は読んだ?
私はこれが好きだなあ。下巻を読み終わると、すぐ上巻が読みたくなる。
もう、5回くらいは読んでる。
「1Q84」と構成は似ているんだけど、出たのが26年前だから
乳房も乳首も睾丸も、あんまり生々しくなくていいよ。
>>38の処刑の方程式、読んでみた
文庫でも結構な厚さだったけど、夢中で読んでしまった
薦めてくれた人ありがとう
山尾悠子の本はあまり文庫にもなってなくて確かに高いんだけど、
装幀がめちゃくちゃ素敵なので買って後悔なしだ
函入りだったり、箔押しされてたり、パラフィン紙に包まれてたりで、本当に綺麗
そしてもちろん内容も素晴らしいので、所有したくなる本ってこういうもののことだよなぁと思う
>>313 どんでん返しなら「皇帝のかぎ煙草入れ」(ディクスン・カー)創元推理文庫も
面白いです。
すごく古い小説なんだけど、現代にも通じる怖さがある。
北欧人気ドラマの原作って聞いた気がしたから読んでる「制裁」
子供が性犯罪被害者なのは本当にきつい
三津田信三も最近まとめて読んだけど性犯罪がままあってきつかった
本の中でも犯人が憎い
1Q84ってそんなに性的部位描写がきつい小説なのか
かえって読んでみたくなったww
村上春樹はノルウェイの森の性描写を見てから読んでないや
読まず嫌いだとわかってるんだけど、出てきた時の虚無感というか、「うわぁ…」っていう感じが嫌で嫌で仕方がない
ごめん、少しだけ教えてもらってもいいかな
村上春樹は男性が好みそうなポルノ系統の描写の仕方なのかな?
春樹の性描写って誰得なのだが、男性が興奮しそうな表現じゃないよね?
1Q84は読んでないけど、イメージは射精
エロ描写っていうか「性描写」って感じだよね
なんつーか淡々としてて、正直何がどう琴線に引っかかって射精に至ったのかよくわからん
>>319 おしゃれで高価な服を着て、難しい文学や映画の話が好きで、
ワインやビールとカナッペだのサンドイッチだのパスタだのおしゃれな炭水化物が好きで、
生への執着うすいカタカナ好きな草食系男子が、愁いを漂わせた表情で
股間をギンッギンに猛らせて
とにかく誰でもいいから近づいてきた生への執着うすい草食系女子を押し倒して
乳首が尻が陰部が精液がとひわいな単語を連呼しながら
ろくに食べるものも食べず、臨死体験のような境地になるまで日夜やりまくる感じ
いやマジで
大二病オサレ系統の描写なのかwwありがとう!
買ってみようと思ったけど男のオナニズムな描写は醒めそうだから
もっとこう底の方からたぎってくるような綺麗で美エロい表現のを探してみるよ!
ノルウェイの森のコピペあるよね
そんなまさかwと思って読んだけど、内容コピペのまんまでビックリした
>>323 いやいや
なんか、性描写メインみたいに言われがちだけど、
抒情的な風景描写ばっかりだとふわふわするから、アンカーとして下半身ネタを持ってくるというか。
村上春樹ってノーベル文学賞候補だのベストセラーだの言われてるから
とりあえず、海辺のカフカ読んだけど
猫をぐしゃぐしゃしだすシーンつらかった…orz
あの人の小説はどう楽しんでいいのかよく分からんわ
でもなんかぐいぐいよんでしまう魅力はない?
あと、中学生とかの時ミドリの言動に少し憧れたw
ねじまき鳥クルーネックのほうが面白いとおもうよ
「村上春樹大好きです!」なんて言う人見ると
あの性描写をさらさら読める豪の者なんだろうかって思ってしまう
こんどねじまき鳥に挑戦してみよう
春樹作品は、心の中でツッコミを入れる機能をオフにすれば楽しめる
>>309 「不信のとき」「和宮様御留」面白かった
他に何かおすすめがあれば知りたいです
>>334 「悪女について」が面白かった。これはお勧めしたい。
>>333 村上春樹以外の本でも、読書をするうえでツッコミ機能のオンオフが上手く出来るかどうかはかなり重要だね。
ジャンル関係なく幅広く読んでる人は、この切り替えがうまいんだろうなぁって思うよ。
>>256 面白かった!ありがとう!
一気に読了したよ。
>>327 自分は龍の方が引力感じるタイプ。
村上春樹はねじ巻き取りクイックルワイパー読んだけど
まさに
>>322だった印象w
真ヒロイン(中学生)とは寝ないけど、…で、どんな話だったの?と言われると
>>322 ダブル村上って言われたもう一方の村上龍、初期の「限りなく透明なブルー」で
食べもの汁と粘液と汚物にデロデロにまみれてセックス繰り返して結局倦怠でオワリ
絶賛された近作の「半島を出よ」で精力的な朝鮮人と精力的なホームレスが勝ち組で
けだるく日々を送ってたフツーの一般日本人が負け組でオワリ
なんか80年代デビューの売れっ子作家って、おかしな具合にバブルひきずったまま
「ベテラン」「大御所」と言われる年齢になっちゃって気持ち悪いわ
エログロ要素って、大なり小なり小説には不可欠なものなのかもしれないけど
作品を読んでる時にその必要性を疑問に感じない程度にして欲しいわ
必要性感じないのに入ってるエログロは少年漫画の
お色気シーンみたいなものだと思うことにした
吉本ばななのTUGUMI終わった
傍若無人で健気なつぐみが可愛いなぁ
ただの病弱美少女じゃないのがいい
リアルにこんなやついたらぶっ殺されそうだけどw
吉本ばななって手が出なかったけどキッチン読んでみたらなかなか好みだった
次なに読もう
自分はツッコミ機能オフ…というか、何も考えず読んでるから
どんなジャンルも楽しめる
だから書評サイト見てツッコミ入れらてると、そういえばそうだな〜て感じ
ただ何も考えず読んでるゆえに感想文が苦手
ねじ巻き取りクイックルワイパーwwwww
>>322 ワロタww
村上春樹の小説ってわけわからんけど
かえってそこが印象に残るなあ
不可解な作品ってなんかすっきりしなくていつまでも頭に残る
春樹の作品って中学生がヒロインての多いな
それ以外にも女性キャラの存在や描き方が
もし世間で「文学」という評価をされていなかったら
スケベなおっさんの妄想、としてまとめることもできるような気がしてる
やれやれ
僕はホットケーキにコーラをかけた
僕は勃起した
春樹の文体は読んでいて気持ち悪くなるくらい苦手なんだけど、訳者村上春樹はけっこう好き
もともとが翻訳っぽいんだよね
春樹は比喩表現がまるでわからない…
私の学がないから理解できないのか?
村上春樹の文体やキャラの造形が与えた影響ってかなりあると思うけどなあ
ちょっとしたおしゃれエッセイや吉本ばななみたいなフォロワーやラノベ、そこからの孫引き
無意識無自覚に撒き散らした影響の大きさは戦後の文学者の中でもずば抜けてる気はする
その辺無視してツマンネと切り捨てるのはどうなんだろう
個人的には小説が、というより文体のスタイリストとしてとても優れてるんだと思うな
スタイリストか、もしくは埋もれてた曲をセンス良く繋いで新鮮な価値を生み出したDJ
そういう意味で三島由紀夫に似てる、と言うとファンに怒られるかな
社会的影響力はどうあれ、「読んで面白くない」てのが自分にとってはすべてだからなー
村上さん読んだ事ないけど
どの年代に支持されてるとか
他の著者も円グラフで示してるとこあったらいいのに
村上春樹は盛り上がるねw
別に好きじゃないし意識もしてないんだけど
全然興味なくて読み始めても
最後まで読んでしまうくらいのおもしろさはある
もーツマンネって投げ出したことはない
あれは、幻想文学なのかな?話はえらい抽象的でふわふわ
そこが魅力なんだろうけど。上でちょっと出てた吉本ばななは
ソフト村上春樹みたいなイメージ
三島由紀夫は「春の雪」を読んでびっくり
こんなに美しい文章ってか話が書ける人だったんだーって
マッチョ好きなこれまた勝手なイメージもってたから
作品の内容聞いてると
本能の赴くままポエム仕立てに小説書き上げました的な・・・
村上春樹は大っ嫌いだけど、読まずに嫌いと無視できる存在じゃないから著作殆ど読んでる
だけど何冊読んでもあの文体もキャラクターも自分には合わない
…と思ってたら、英訳された春樹はかなりすんなり抵抗なく読めた
>>355 その通りだと思う
そしてそれを「才能」って言うのかもしれない
普通は小説でオナニー繰り広げてもノーベル賞候補になるどころか
自分以外誰も読まないw
>>323 >もっとこう底の方からたぎってくるような綺麗で美エロい表現のを探してみるよ!
中上健次の「千年の愉楽」おすすめ!
噎せ返るぐらい男の匂いがするよ。
でも美エロイ表現とは違うかな…ライトな感じは一切ない。
被差別部落の男の話だし、直接的な表現も随所にあるから、
オブラートに包んだ感じを望むなら、ちょっと濃すぎるかもしれんw
文章や終わり方も良かったし、中上健次の作品では一番…と思ってる。
映画化されるらしく、高岡蒼甫と山本太郎が出演するって話題になってた。
イニシエーションラブ読んだ
トリックは凄いと思ったけど、メロドラマっぽい作風と
メ欄が最高に受け付けなかった
村上春樹はこどものころ読んだ「空飛び猫」が大好きだった
高校時代宇宙開発史にはまってた時題名に惹かれて「スプートニクの恋人」
借りたけど1ページ読んだだけで翌日返却した記憶がある
今「永遠の0」読んでる
読みやすいし説明多いから斜め読みでさらっと読めるけど
主人公兄弟がイマイチ好きになれない
評判はいいみたいだけど歴史を知らない小中学生向きなのかな
>>358 うわぁ 読みたいけどアマゾンみたらこれ絶版?
中古で買おうかしら
>>359 イニシエの第1章みたいな小説ないでしょうか?
>>356 大嫌いな人の本読めるのすごいな
自分は一度、この人の文体/思想苦手だなーと思ってしまったら全然読めない
無理矢理読んだ事もあるけど、全然面白くなかった
>>355 それは村上龍だな。『海の向こうで戦争がはじまる』とかね。
龍は天才だと思う。
村上春樹は、逆にすごい努力家で、いちど短編で発表したものを、
時間をかけてふくらませて長編にしたものが多いよ。
>>363 へー
こうして本になるってことは本棚マニアって結構いるんだねw
367 :
363:2011/11/14(月) 19:52:56.39 ID:J3rdRyg/
>>366 マニアよくいます。
雑誌なんかでも本棚特集たまにやってるし。
>>361 アマゾンで売ってないとは知らなかった。
せっかく買って合わなかったら申し訳ないな…。
家族には「この本気持ち悪い」と言われたのでw
ちなみにこんな文章↓
『両肌出して汗を浮かべた腕は男の力強さと年端のいかぬ子供の、噛めば汁気がたっぷりのような
初々しさがないまぜになり、白い肌が熱をもって桃色に輝く。危険なきざしとも思わず……』
ここから更に加速していく感じです。
図書館にあれば是非!
>>365 JALの機内に置いてある旅行雑誌が
紀行文に著名な小説家をよく使ってるんだけど
他の小説家が自分語りや内省になりがちな中、
龍が飛びぬけて面白かったのを思い出した
こんな豪華なメンバー使ってるから経営難になるんだよっていうw
村上龍はコインロッカーベイビーズしか読んだことないけど、
読み終わったらすごい疲れたな。脱力感というか虚無感みたいなものが残った
コインロッカー面白かったなぁ
一癖あるキャラばかり出てきて疲れたけどw
ふたりが次に向かうのだろう終わり方が好きだ
コインロッカー大好きだ。ほかの龍作品はついていけないのも多いけど、
破壊衝動とごちゃまぜの爽快感みたいな。
ちくま文庫の尾崎翠作品集を読んでる。
冒頭の「こおろぎ嬢」からいきなり、主人公について
「社交の神と人間関係をつかさどる神がさじ加減を間違えた」
っていう表現があって異様な共感を覚えた。
あと第七官界彷徨は乙女ゲーの設定かとオモタ。
ご本人の年譜を読むと、晩年はどんな思いで過ごしていたんだろうなあと
考え込まずにはいられない。
読書メーターからブクログに引っ越してみた
あんまり感想を書かず淡々と読んだ本だけ記録してきてたので
ブクログの方が自分には合ってる気がする
そしてここまで書いてふと思ったけど、読書記録の話題はよく出やすいので
読書メーター、ブクログあたりは>1のテンプレに入れても良い気がする
>>373 私も第七官界彷徨好きです!こおろぎ嬢の映画?やったみたいなのでいつか見てみたい……
>>374 私もブクログ使ってるよ
自分の本棚見てニヤニヤしてるw
四十九日のレシピ読了
プロット的にはよくある感じだったけど
やっぱこういうほっこり系好きだな
なんか西の魔女が死んだを思い出した
『アンジェラの祈り』読了
主人公の身の上にガールフレンドが同情して「まるでディケンズみたい」と称したのに対し、
「何でディケンズ? ディケンズはいつもハッピーエンドじゃないか」と返してるのが切ない、重い
ディズニーランドとか見る目が変わりそう
古本しか無いみたいだけど手元に欲しいなあ
朗読のオーディオブックは高いなあ…
378 :
彼氏いない歴774年:2011/11/15(火) 06:35:01.50 ID:Xl4yw24e
ミッキーマウスの憂鬱読んだ
めちゃくちゃ面白い。
アマゾンのレビューとかだと酷評されてるけどw
サラッと読めてオススメ
「お父さんがいっぱい」って本を小学生のころ読んだけど
ああいう類の本が読みたい 誰かお勧めないかしら
海辺の中田カウスボタンは眠くなった
大喜利みたいになってんじゃんw
やっぱ兄弟漫才なら、 夢路いとし・喜味こいし師匠が最高峰
「殺人鬼フジコの衝動」が面白かったから真梨幸子の他の本を読み漁ってるんだけど
その中でも「ふたり狂い」がおすすめ。
短編集で日常に潜む狂気がテーマみたい。
登場人物がみんなどこか狂ってるんだけど、実際にありそうな話で
怖いけど面白い。
短編の登場人物がリンクしてるのも良かった。
「殺人鬼フジコの衝動」よりは痛くないし、読みやすいと思う。
「殺人鬼フジコの衝動」、あの「衝撃のラスト!!」って煽りが無ければもっと楽しめたのにと思う
思ったよりリアリティは感じられなくて、自分はそこまで辛くなかったけど面白かった
高校時代「痴人の愛」を読んでから敬遠していた
(友人に超オススメされたんだがナオミが受け付けなかった、だから喪なのであろう)
谷崎潤一郎を読んでいる
細雪なんだけど見事に淡々と物語りが進んでいくだけ
山場とかない感じ
それでも読んでしまうのはこれが文豪の筆の力なのか
あと三島由紀夫の「春の雪」はまんま少女漫画にできそうな
淡い美しさに溢れていました
春の雪は三島の作品で一番好きだな
美しいという言葉であらわすのが陳腐に感じるほど、美しい…
春の雪、映画ひどかったんだけど原作はいい?
なんか自業自得としか言えなくて
三島由紀夫作品て、あの文章の飾られっぷりも込みで楽しむ印象だから
映像化したら陳腐になるのも致し方ないかという気がする…特に恋愛物。
(そう言いつつ『春の雪』は原作も映画も見てないんだが)
金閣寺とか、ああいう無骨な話ならまだアリかなあ…。
あとどの話も唐突に終わるイメージなんだよね。そこがいいんだけど。
感受性が鋭い人だったんだろうと思う。
「春の雪」の美を三島由紀夫が求めていたなら
あんなものは三次元にはない
現実に絶望するのも仕方ない
あたかも二次元に逃避するヲタのようだ
方向性は全く違うけど
というか「豊穣の海」シリーズの1作目なんだよね
シリーズは全部読んでないんだけど
2作目は無骨な感じでした
>>385 細雪はぐいぐい読めるよね。エンタテイメント小説という感じ。
純文学!というイメージだったからはじめて読んだとき良い意味で裏切られた。
俗ですごく面白いんだけど、描写とか文章がやっぱり綺麗でかなり好きな作品。
>>374 >>376 私もブクログだ。
本棚の本沢山入れてニヤニヤしてるw
購入済みかそうでないか、電子化済みかしてないか、とかの区別にも使ってる。
南総里見八犬伝読んだ、華やかで面白かった!
子供向けに簡単に省略されたやつを読んだので、今度は他の人の本を読んでみたいな。
そのうち頑張って原作も読みたいなぁ〜
南総里見八犬伝おもしろいよね
浜路しつけー!って思ったw
>>383 タイトルは結構いい線いってるよね
伊坂さんの魔王、終末のフール系がわりと面白かったんですが
同じ著者さんでオススメありますか?
(ラッシュライフは申し訳ないんですけどイマイチでした)
他の方でもオススメあればぜひお願いします
里見八犬伝は山田風太郎の「八犬傳」がすきだわ
原作は後半になるほどだれてくるけど
こっちはクライマックスが泣けてしょうがない
原作はドラゴンボールの如く引き延ばし入ってるからねw
新参者読了
おもしろかった
こういう連作短篇集のようなの好きなんですが、オススメないですか
奥田英朗のララピポは読みました
>>395 それも渋いけど・・・忍法八犬伝もめちゃくちゃ面白いw
最近読書すると眠くなる
全然進まないよ
布団が気持ち良い季節だからしょうがないよ
寝て読むと何故か片目でしか読めない。反射的に片目をつぶってしまうw
『どこかにいってしまったものたち』『クラウドコレクター』『すぐそこの遠い場所』読了
装丁が凝ってるので買い集めたけど読んでなかったクラフト・エヴィング商会もの
なんか、ボルヘスと足穂を足して二倍に希釈して『西瓜糖の日々』とかをちょっとまぶした系?
悪くないけど物足りないというか、薄い
続けて『十字路』だの『鞄』だの『ないものあります』だのにとりかかる
403 :
彼氏いない歴774年:2011/11/18(金) 20:13:38.73 ID:V41F12cQ
>>397 宮部みゆきの「長い長い殺人」
あとミステリじゃないけど平安寿子の「もっとわたしを」
西瓜糖の日々はイライラしてだめだったなあ
なんかすごく死んじゃった人の方に肩入れした
>>404 それはあるw
主人公に対して「この薄情野郎」とか思ってしまう
ブローティガンは鳥の神殿がなぜかめちゃくちゃ好き
岡嶋二人の99%の誘拐
以前一回読んだけど内容忘れたので再読
よく考えとるなーと思った。次はクラインの壷を読む
>>394 同じ著者ってことは伊坂幸太郎のほかの本ってこと?
その2冊が好きなら、「死神の精度」も好きかも。
「魔王」と関連して「モダンダイムス」が最近文庫化されたから、それもいいんじゃないかな。
青い壺 有吉佐和子
ある一つの青い壺をめぐる短編十三話からなる一つの物語。
シスターと壺ががスペインで何があったか気になったが全体的に綺麗にまとまっていて
不思議な読後感を味わえた。
>>394 前に書いてある人と同じく「モダンタイムス」を勧める。
文庫化されていまならどの本屋でも入り口付近に平積みされてるよ。
あとは同じ兄弟の話なら「重力ピエロ」なんかもいいかも。
伊坂は砂漠が楽しくて好きだなー麻雀分からないけどw
今荻原規子の作品いろいろ読んでるんだけど
きゅんきゅんしてやばい…
411 :
彼氏いない歴774年:2011/11/19(土) 15:51:41.71 ID:O0Y43eel
自分東野圭吾と伊坂幸太郎しか読まないんだけど
ほかにおすすめの作家さんいませんか?
有栖川有栖「46番目の密室」
初めて有栖川の本読んだけど登場人物もトリックも魅力的で完璧ににはまった。次は学生アリスシリーズ読む
>>411 水嶋センセーのカゲロー…ry
重松清の学生物とかなら入りやすいんじゃないだろうか。
余談だが昔、
好きな作家の短編集の解説を宮部が書いてたから期待して読んだら
短編の内容にはサッパリ触れず、自分語りに終始しててワロタ
解説にも当たり外れあるよね。
>>411 奥田英朗
池井戸潤
とか合いそうな気がする
奥田さんなら「空中ブランコ」の伊良部シリーズ
池井戸さんなら「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」
あと百田尚樹もどうだろう
「永遠の0」が処女作であり代表作だけど戦争ものが苦手なら「風の中のマリア」「ボックス」
とかお勧め。
上で挙げた作品はどれもさくさく読めるよ
重松清って陰陽激しいよね
ブランケットキャッツでほんわかしたので
続けて疾走読んだらしばらく立ち直れなかった…
疾走は重松清作品の中でダントツハードな作品だからね…
あれは重松清を読んでいれば読んでいるほどびっくりする作品だ
でもそんなハードな展開の中でも登場人物を神の目線で愚かに描こうとしてなくて
最後の最後に一抹の救いがあるのが重松清らしくて好きだな
ラストでシュウジにかかってきた電話はグッときた
>>414 宮部みゆきは解説下手だよね
気を使いすぎる性格なのかなと思った
実績を思えばもっと上から目線で大御所然としてもいいのに
林真理子みたいになっても嫌だけどw
青空文庫の中でオススメありますか?
太宰や芥川なんかは読むんですけど
鬱っぽくなるので
リフレッシュに綺麗な話を探してます。
420 :
彼氏いない歴774年:2011/11/20(日) 06:45:10.44 ID:W0FHiWIs
幽霊の本という日本の怪談を集めた本を読んでるんだが、幽霊画やお面が本気で怖い…。
また日本特有の祟りというものにそら恐ろしさを感じる。
お岩さんや累ヶ淵は怨霊化するのが今でいう喪女なので、祟りに関してはヤッチマイナー!と応援してしまうけどw
歴史的背景も含めて昔の怪談は興味深い。
牡丹灯篭はなまめかしいし、こういうセンスは日本人にしか出せないだろうな。
いい歳して本棚に難しそうな本が飾ってるかのように並べられてる奴は
低学歴。
その逆に直木賞作家のような売文系統の
くだらない本が並んでいる人は高学歴。
>>419 短いけど季節的にぴったりな宮沢賢治「いちょうの実」
西遊記の悟浄が主人公の中島敦「悟浄歎異」も最後きれいだと思う
ちょっと太宰の「駈込み訴え」に通じるところがあるような?
応仁の乱を書いた神西清「雪の宿り」も美しいけどかなしい美しさなので鬱でないとは言えないかな
個人的に青空文庫に入っていて嬉しいのは岡本綺堂だ
ホームズが好きな人は「半七捕物帳」を読んでみてほしいし
怖い話好きな人にも「影を踏まれた女」やその他の怪談をぜひおすすめしたい
綺堂の怪談には夏より秋の方が似合う感じのゾクゾク感があるよ
北山猛邦の少年検閲官が好きなんですけどこれと似たような本ってありますか?
なかなか好みの本に巡り会えません。
>>420 私はちょうど今妖怪の本を読んでるw
妖怪なんかでも、やっぱり日本の歴史や神話、その土地の特徴なんかが現れてて面白いね
「妖怪がいたとされる場所には、何か隠したいものがある」っていうのが面白かった
喪女妖怪を探すのも面白い…
妖怪といえば荒俣宏を思い出すな
思春期に荒俣宏を読んだせいで喪に拍車がかかってしまったと
人のせいにする私。
今、夢野久作再燃中!
夢久さんは萌えキャラの嵐でときめきまくる…。
427 :
彼氏いない歴774年:2011/11/20(日) 16:50:11.02 ID:W0FHiWIs
>>424 妖怪もいいよね!怪異は心を惹き付けるわ。
ちなみに牡丹灯篭はもとネタ中国のお話らしい…。
日本らしい艶かしさと思ったのに。
怪異以外に赤マントなんかの実話もなかなかぞっとしないね。
そういうの集めた本ないかな。
では金融被害の本読みます。
一人で生きる可能性高いしな。
ラノベのスレって落ちたの?
それとも立ったことすらない?
429 :
彼氏いない歴774年:2011/11/20(日) 17:24:44.76 ID:h68wgm0T
ジュールベルヌにはまってる人いる?
>>428 ラノベ板がある
喪女板にあったかどうかは知らない
431 :
井戸魔神F ◆Yyby928XKw :2011/11/20(日) 18:11:51.40 ID:oDyQ0c53
,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
/'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
//.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
/〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
{´yヘl'′ | /⌒l′ |`Y}
゙、ゝ) `''''ツ_ _;`ー‐'゙:::::l{ < あきらめたら
. ヽ.__ ,ィnmmm、 .:::|! そこで試合終了ですよ・・・・
,.ィ'´ト.´ ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::/..:::/!\\
::::::::::: |::::::::ヽ ``''‐--ァt''′ |!:::ヽ:::\
ヴェルヌは『十五少年漂流記』が好きだった。
比喩じゃなく手垢がつくくらい読んだなあ。
今自分が無人島に流されたら、とか想像してた。
ヴェルヌのSFはそういや読んだことがない。
はじめて読んだSFは、ハーバート・ジョージ・ウェルズの『月世界最初の人間』だった。
こっちも何十回も読み返した。
月にいくまでの過程にすごくわくわくしてたなあ。
ヴェルヌは福音館の二年間の休暇(←十五少年)と海底二万マイルだけ読んでるかな。
子供の時仲間に入りたかったけど、この世界に女はいらないよなーと切なくなるw
>>427 金融系の本って、読んだ時はいろいろと納得するんだが
もともと経済に対してのセンスがゼロなせいか
少し経つと内容をさっぱり忘れてしまう
そしてざっくりと「投資には手を出さない」という結論だけが残る
いどまじんと行動範囲が被ってて軽く鬱だわ
翻訳本ってどうしてか読みにくい
子供向けらしいムーミンでさえ読みにくかった
だからといって原書で読めるほど外国語に精通しているといわれたら全くだし…
いい年して岩波少年文庫読み始めた
純粋に物語にわくわくするのももちろんだし、
子供のころは大人になったら出来て
当たり前だと思っていたことが
実際に大人になってみると
全然出来ていないのに気づかされる
アトリーの時の旅人、サトクリフの第九軍団のワシ、
モーガンのフィオリモンド姫の首飾り、
リヒターのあのころはフリードリヒがいた
あたりが気にいったんだけど
みんなも岩波少年文庫でお気に入りの物語ある?
ぜひ教えてください
>>436 同じだ
ほとんど挫折するから翻訳手に取らなくなってしまった
読みたい気持ちはあるんだけどな
翻訳本ってある時ふと馴染むような時がくるかも。
自分はそうで、ずっと苦手だったのに
今じゃ翻訳ものが大好きだ。
翻訳本はテンプレでもあるのかっていうような
それっぽい表現や口調が苦手だなあ
いっそ外国語学ぶか
>>437 岩波少年文庫私も好きだw
いつか全巻揃えたいなー
子ども向けは難しいこと考えずに純粋にわくわくできたり
ほうっと感動できたりするのがいいよね。
子どもの頃にもっとたくさん読みたかったー
お気に入りは
ナルニア国シリーズ、
E.L.カニグズバーグの「クローディアの秘密」「魔女ジェニファと私」「なぞの娘キャロライン」
ルイーゼ・リンザー「波紋」
フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」
あたりかな〜
>>422 419です。
たくさんありがとうございます!
全てメモしました。
楽しく読破させて頂きます。
スマホの青空文庫アプリ買ったものの
知らない作家だらけで困ってたところでした
443 :
彼氏いない歴774年:2011/11/21(月) 00:24:31.33 ID:tjtkCFbq
児童書の流れで、
先日、怪人二十面相を読んだわ。
児童書でありながら乱歩の妖しさはかくしきれないね。
余談だけど丸尾末広の絵で、怪人二十面相の正体が明智探偵というのがあり、長らく実際もそうであるとオモテタ。
それと私が子供の頃に読んだホームズはホームズの相方がワトソンじゃなくて
年の頃ローティーンのヒギンス少年だった、あれは小林少年の引用だったのだろうか?
ここ見てると色々読みたくなってくる
とりあえず昔の国語の教科書読み直す
あらためて読むと面白いよ!
連投ごめん。
青空文庫といえば、渡辺温(おん)の「姉」は重苦しくねっとりとした読後感で軽く憂鬱になる。
>>437 「ナルニア国物語」「ふたりのロッテ」、「エーミールと探偵たち」
「カッレくんシリーズ」、「オタバリの少年探偵たち」
「銀のスケート」、「床下の小人たち」シリーズ
挿し絵があるのもほのぼのして好きだな。
この前「飛ぶ教室」を買った。クリスマス近くに読むつもり。
>>437 ルーマーゴッデン「人形の家」
シルバニアファミリーとか好きだった人にはたまらんと思う
>>441 そうそう、子供のころに読破したかったよね
いま読んでも充分面白いけど
>>446 挿し絵もいい、雰囲気があっていい
>>447 シルバニア好きだったからドンピシャ
ありがとう!
子供のころに読めなかったぶんを大人買いします
児童書いいよねえ
大人が子供を楽しませたいみたいな部分があるからか、素直に心に入ってくる
原点みたいな懐かしさと安心感があるよね
わくわくして楽しい、面白い、優しい。
児童書はファンタジー系が大好きだったなー。ダイアナ・ウィン・ジョーンズは夢中になった
ここは児童書に関して詳しい人が多くて参考になる。
児童書を楽しむようになったのは大人になってからだなぁ
堅苦しそうで退屈で、読書感想文のための本ってイメージで敬遠してた
子供の頃は、ホームズやルパン、怪人二十面相、三毛猫ホームズ、クリスティといった
ミステリーの方が大好きだった
殺人事件が起きなくたって物語に謎がある作品は山ほどあるんだと
ちゃんと知っていたら食わず嫌いせず読んでたかも
このスレでカニグズバーグや足長おじさん(続も)が面白いって知ったし
453 :
彼氏いない歴774年:2011/11/21(月) 18:20:18.27 ID:hqdpQlWe
山本一力読んでる人いますか?
今読んでるだいこんが面白い
だいこん読んだよ。
主人公は聡明な女性だよね。
455 :
彼氏いない歴774年:2011/11/21(月) 18:43:23.74 ID:tjtkCFbq
>>434 私が読んだ本は銀行からの融資に纏わるトラブルについて書いた本だわ。
融資受けることも担保も無いからまあ関係ないっちゃないw
でも暮らしの上で起こりうるトラブルについてかかれた本は成るべく読んでおいた方がいいよね。
初めて知ったが、銀行と消費者が争ったら銀行に落ち度があってもほぼ銀行が勝つんだわ。
医療ミスで原告が敗訴しやすいのと同様に。
それを母に言ったら「当たり前や!銀行なんか人の金で商売してるんやからな」と。
亀の甲より人のコウです。
しかしこのスレ見ると次これ読んでみよう、ってのがあるからいい。
亀の甲より年の功でした、サーセン
>>455 最近の銀行はやることが本当にえげつない
今は銀行が個人をカモにする時代になってしまったな
預金はすべて当座にして
銀行とはなるべく顔も合わせないようにしている、てな知り合いもいるし、
最近は税理士も銀行とは付き合わない方がいいとアドバイスをする
ケッチャムのオフシーズンを読もうと思ってるんだけど
ネタバレ見ちゃった後だと楽しめないかな?
覇者と覇者読み終わった!読み終わってしまった
未完の文字が切ない…
>>458 大丈夫だと思うよ
話自体緊迫感があって怖いから
自分にはケッチャムの中で唯一再読に耐え得る面白い小説
元ネタのソニー・ビーンをググって想像してから読むとより怖い
>>460 ありがとう!読んでみるよ
ソニービーンの話は最初読んだとき衝撃的だったなー
たぶん小説読んで知ったら忘れられなくなったと思う
>>460 アメリカ的な恐さだよね
なんか原発事故のCMって感じ
ぽぽぽーん
東山かいいの「白夜の夜」読んだ。
飾らない文章で読みやすかった。
フロスト警部の新刊が待ち遠しい。
フロスト警部シリーズの作者ってお亡くなりになってたような…
そうそう。
作者は無くなった。
翻訳者が丁寧なので出版までに恐ろしく時間がかかるんだ。
×無くなった
○亡くなった
失礼しました。
スレチかも知れないけどスカパーでやってたフロスト警部のドラマ母が大好きだった!
もとは小説なんだ?!読みやすいですか?
うちの母は全然読書しないけどプレゼントしてみようかな〜
戻るあてのない旅に出る際に、ってさりげに切ない設定だねw
470 :
彼氏いない歴774年:2011/11/24(木) 14:46:14.86 ID:MiogMD8O
このスレ見て悪童日記が気になって借りに行ったら図書館休みだった…。
所でみなさんの今までに読んだ本の中で一番良かったのは何ですか?
書籍に関しては雑食の人が多いと思うので、きっと次に何読むかの参考になると思います。
桐野夏生のポリティコン読んでるけど、つまらない
なんかグダグダしてるし、自然の描写が鮮烈とかでもなく入り込めない
まだ上巻の半分だけどこれから面白くなるのかな?
グロテスクぐらいエネルギーのある本書いて欲しいわ
グロテスク玉に話題に出るけどどう?
感想聞きたいです
>>470 私は春琴抄かなあ
関西弁が文章の妖艶さをさらに引き立ててたまらんかった
>>470 ヘッセのデミアンかな
神秘主義っぽいから好き嫌いが別れるみたいだけど、自分はドツボだった
小説やエッセイ以外でぱらっと読めるけど癒される楽しい穏やかになれるような本ありませんか?
絵本や漫画は除外します
内容は問いません
小説エッセイ絵本漫画除外して
何残る・・??
>>476 小説、エッセイ、絵本、漫画を除くって…あとは写真集や専門書しか思い浮かばないんだけど
紙芝居とか?
りろってなかったごめんー!
おススメをあえて言うなら「空の名前」
この写真家の人は非常にニュートラルな写真を撮るのでそのままの美しさが楽しめる
さらにごめん
空の名前じゃなくて宙の名前でした
前者の本も素敵だけどね
ノンフィクションとか?
483 :
476:2011/11/24(木) 17:37:19.05 ID:dXn2PSJN
すみません。活字を読む気力がなかったので。
マンガはレンタルするお金がありません・・
絵本は興味が湧きませんでした。
そうですね、写真集やコミックエッセイくらいですかね。図書館にあるのは。
有名な益田ミリ、猫村、ダーリンは外国人、k.m.pなど読んでいます。
辻丸純一さんの世界の写真集などハッとするほど綺麗なものが好きです。
暇なので色々探して良かったものは書きにきますね。
>>480 お勧めありがとう。空の名前持っています、大好きです。
宙の名前は知らなかったです。図書館になかったのでいつか買いたいです。
>>475 喪女っていないですよね、実際は
女子大で見たことも・・・
ありがとう読んでみます
>>470 一番良かったものって難しいね。そのときの気分にもよるし…
あえて挙げるならガルシア=マルケスの「百年の孤独」かな。
子供の頃に読んだものも含めるなら、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」も。
>>470 甲乙をこれ以上つけられないorz
海外:トーマス・マン/ブッデンブローク家の人びと
トマス・ウルフ/天使よ、故郷を見よ
ドストエフスキー/白痴
日本:石牟礼道子/アニマの鳥
小松左京/復活の日
三島由紀夫/美徳のよろめき
>>470 トルストイの「アンナ・カレーニナ」かな
クンデラの「存在の耐えられない軽さ」も良かった
489 :
470:2011/11/24(木) 22:25:32.62 ID:MiogMD8O
レスありがとうございます!参考に順に読んでいきたいと思います。
チョイスが文学中心で、さすが読書好きが集まるスレだなあと思いました。
今日は青空文庫で岡ナントカ綺堂の本を読みました。
古い時代の小説って本当にたまりませんね。
>>468 ありがとう!そんなに面白いのか!絶対買うわ!
んで母にあげて、後から読む!
>>487 「復活の日」を挙げてくれてるとは何と嬉しい。
今のところ我がオールタイムベスト。
宮部みゆきの「ステップファザー・ステップ」、
もう少しで読み終わるけど割りと面白い。
少年がやたら清潔なのと、独特の比喩が苦手なのは相変わらずだけど。
昔は気にならないで読めたんだけどな。
次はボブ・ラングレー「北壁の死闘」に挑戦予定。
492 :
彼氏いない歴774年:2011/11/25(金) 00:59:00.80 ID:0N7DYIyr
バカだからか、20前後にトランキライザー濫用していたせいか、
読んだ本の内容をすぐ忘れるんだけど、カンガルーノートともしもしニコラ(児童書)だけはよく覚えてるわ。
なんせ何回か読んだから。
しかし一度読んだ本の内容を覚えてる人が羨ましい。
映画も結構忘れる。
493 :
彼氏いない歴774年:2011/11/25(金) 01:06:56.40 ID:exMOqNCe
>>492 知人も内容すぐ忘れるっていってたけど「一冊の本で何度も驚いたり感動したり出来るからお得でしょ」って言っててなるほどな、と思ったよ。
私は本や映画の内容を上手に面白く話せる人がうらやましい
本好きの私は愛想のないつまらない説明しかできないのに
本なんて読まない友人は情景が浮かぶように楽しく話してくれるんだよなぁ
495 :
彼氏いない歴774年:2011/11/25(金) 01:53:46.44 ID:0N7DYIyr
そうか忘れっぽいと何度も楽しめるか…
しかしあまり読み返さないのが残念。
話変わるけど、2ちゃん見ていてタルホの本にあった黄新聞を思い出すのは私だけだろうか?
電車でサラッと読めるものがほしくて、99の涙という本を買った
もうね、涙が止まらなくなっちゃってね、すごく恥ずかしがった
恩師両親祖父母への感謝の気持ちとか、苛められて悔しかった思い出とか、
読んでいてぶわっと蘇るんだよね
淡々としたクセのない文章で読みやすいよ
宮部みゆきの「きのうの世界」読んでるけど読みにくい…
まだ上巻だけどすでに投げ出したい
恩田陸じゃない?
「きのうの世界」読んだけど
案の定いつも通りの恩田陸で「もうこの人には期待しない」と思ったわ
恩田陸は中間部の背中からぞくぞく這い上がってくる恐怖感みたいなのが好きで、何度ラストで肩透かし食らってもよんじゃう…。
あの人短編集とかに絞ればもうちょっと読者増えるんじゃないかなぁ。
ライオン・ハート好きだ。
自分もライオン・ハート好きだ〜
恩田陸は上と外のガッカリ感がひどかった
501 :
彼氏いない歴774年:2011/11/25(金) 16:20:30.58 ID:FUeRM9A8
>>500 「上と外」って言う題名見るとなぜか上戸彩を連想してしまう。
永沢光雄の「AV女優」1・2
なぜAV女優になったのか、AV女優という仕事をどう思っているかetcをそれぞれ
著者がインタビューしながら聞きだしていくんだけど、まさに千差万別で面白い。
家が貧乏だったとか、両親のどちらかもしくは両方いないとか、父親や兄弟から性的虐待を
受けてきたとかという事情の子もいる反面、裕福な家庭で両親から充分に愛されて育ったと
か、小さい頃から学業もスポーツも得意で有名大学に通いながらやってるっていう子もいる
のが面白かった。共通してるのは初体験の早さ。やっぱこういう人達って性的に早熟なんだ。
最初に写真と簡単なプロフィールがついてるのでAVを全く見たことがない私でも楽しめた。
ただエロ的な要素はほとんどないから、そういうのを期待して読むと外れかも。
「あなたはお金の仕組みにこうして騙されている」を読んだ。疑問に感じていた貨幣制度が解りやすく説明してあり、目から鱗だった。
著者は色んな意味で無事なんだろうか?とも思った。未読なら是非!
今日は憂国忌
「『もーれつア太郎』は毎号欠かしたことがなく、私は猫のニャロメと毛虫のケムンパスと奇怪な生物ベシのファンである。」三島由紀夫
...ケムンパスでヤンス
ケムンパスかベシの一行AAくれ。 ニャロメでも可
504 :
彼氏いない歴774年:2011/11/25(金) 18:31:55.45 ID:0N7DYIyr
赤塚不二夫で思い出したが、昔のマンガ、小説、絵本はノリが若干キツイ、
にんじんとか、にんじんが可愛そうで泣ける。
昔の風俗史から垣間見える対人関係も今よりきつい。
その分個人個人の鈍感力も高かったんだろうが。
今日は握手するスローロリスのハリーの本読んだ。
ハリーを取り巻く環境の優しいこと、ハリーにそれだけの値打ちがあるにせよ
豊かな時代ならではの優しさだなあとしみじみする。
昔の本を読むとこんなに変わったのねと感慨深い、歴史ってすごい。
>>501 上と外ってタイトルで連想するのはガラスのエレベーターであってほしい
児童書だけど、チャーリーとチョコレート工場おすすめだよ
もう読んでたらごめん
ロアルドダールの「あなたに似た人」読んだ。どの短編が一番強烈か決められないくらい全部落ちが好きだった
伊坂幸太郎の『あるキング』読んだ
なんだろう・・・やっつけ仕事?かと思うくらい荒い感じがした
不可解な自称には、納得のいくいきさつを書いて欲しい
マリアビートルはとても面白かった
このシリーズはまた書いて欲しいな
絵本だけどビロードのうさぎ読んだ
前にうさぎ飼ってたせいか最後の方号泣した
泣かずにこれを読み聞かせする自信がないw
ビロードのうさぎ、良いよね
ウィリアム・ニコルソンが描いている挿絵もかわいい
ついでに同じくうさぎを飼っていた自分は
絵本なら「うさぎの島」も泣ける
宮部みゆきのICO読み終わった。
5年ほど前?に読んで以来なんだけど、印象に残ってたので二度目。文庫本が出てるみたいなので、もういっそ買うか、と思った。
再読するだろう予感がある。
宮部みゆきのファンタジーが好きみたいだ。
あと、村上春樹のねじまき鳥クロニクル一巻も読み終えた。こっちは中々読み進められなかったけど、とりあえず明日続きを借りて来てみようかな。
山尾悠子『夢の遠近法』読了
グロと幻想の配分がなかなか良い。
文体も緻密で丁寧で書かれてるものが絵として見やすい、このガラス的な硬質さがツボかも。
次は『ラピスラズリ』。
文庫も出た木内昇の「浮世女房洒落日記」面白いお勧め
江戸の女房の日記だけど、いつの時代も悩むことは似ていたり人々の交流がうらやましかったり
いつからこんな人間関係希薄になってしまったのかとしんみり
これをきっかけに時代ものに興味が出た
時代もの苦手でも日記形式だから読みやすいよ
パノラマ島記譚
確か、ここで名前が挙がってて興味が沸いて読んでみた
幻想小説でありつつ冒険小説も兼ね備えててサービスたっぷりすなぁ
閉じられた楽園に探偵役が登場して「キター」と「あぁ…」って思ってしまった自分がいる
ワガママ放題の箱庭から正当に追い出されてしまうのは当然とはいえ寂しいねぇ
福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」
生物学の本なのに、壮大な詩を読んでいるよう。
来月、動的平衡2発売のトークショー行く!ド文系だけど大丈夫かな…
ここで紹介されてた今邑彩のよもつひらさか、今読んでるけど面白い
短編集なので、通勤の電車の中で読むのに丁度いい
世にも奇妙な物語みたいな感じ
実際あの中の一編使われたしね。
>>515 今ちょうど世にも奇妙な物語っぽい小説を探してたのでナイスタイミングなレス!
ありがとうー
>>513 裸女が池のそばに俯せになって、水面を覗き込んでる
その背中に、椿(?)の花がぽたりと落ちる場面がたまらなく好きだ。
貴志祐介の『悪の教典』読みましたー
ずっと読みたくて楽しみにしてた分、期待は大きかったけど
期待通り面白くてスラスラ読めた!大満足!
ようやく読書する時間ができてきたので色々読もうと思うんだけど
みんなのオススメあったら知りたいです
好きなジャンルはホラーとミステリーだけど、恋愛小説以外ならなんでもどんと来い\(^o^)/
ここで出てた『ダイナー』読了
ボンベロとカナコいいね! 基本が殺伐なのになんかもうニヤニヤしちゃうねちきしょー
平山夢明の生々しい系ぐちゃぐちゃがリアルな感じが活きてて
食べ物の描写とグロ描写って技術的に近いというか相性がいいというか、なんか繋がってる感がした
521 :
彼氏いない歴774年:2011/11/26(土) 20:39:25.97 ID:k5KV5+nY
美しい馬たち読んでるひといる?
陽だまりの彼女よんだ
展開にびっくり。ファンタジーかい
でも最初は普通の、いい意味で普通のラブストーリーだったからまぁ良し
ここをみて「日本の殺人」読了。
日本で起きている殺人事件の分類と殺人犯の出所後の生活などかなり面白かった。
でも本当に表現が見もふたも無い感じで笑ってしまった。
525 :
彼氏いない歴774年:2011/11/27(日) 00:09:05.89 ID:MqRwXVZo
「あなたの恋人、強奪します」読み終わったー
勧善懲悪なので重くなく楽に読めた。個人的には三話目が良い
ミステリーだと「モダンタイムス」伊坂幸太郎
自分を「井坂好太郎」として作中に登場させてるのがなぁ…正直イラッとした
ここの方達は本を読んだときに情景が浮かぶ?
自分はあくまで「文字としての情報」と入ってくるから思い浮かべようとしないと像が結ばない。
そのせいか読むのは速い。
でもスラスラスラーと読み進めるから読書感想文なんかは苦手だった。
ついでに伊坂幸太郎の「モダンタイムス」と「魔王」だったら魔王が好き。
魔王が好きで、その続編ぽい作品ということでハードルが上がったのかもしれないけど、なんか物足りなかった。
>>526 情景が浮かぶこともあれば、キャラの声?抑揚?が聞こえてくることもある
ただ単に字を追ってることもある
でも一番よくある現象は、「再読した時、初読字のことがよみがえってくる」現象。
その時かかってた音楽とか、漂ってきた匂いとか、部屋に差し込む光の具合、温度や湿度の感覚とか。
逆にその環境にいると本の内容がよみがえってくる
一例ではカーペンターズの歌をかけるとシバリョーの燃えよ剣のフレーズが浮かび
「シバリョー」と呟くだけでトップオブザワールドを歌うカレンの声が聞こえます
日本の小説なら情景が思い浮かぶけど
海外の小説だと場面は勿論登場人物の風貌も思い浮かばないw
だからか映像化されてる様な小説だとスッと読める。
逆に「文字としての情報」は定着が悪い。画像保存式。
人物造形とかは、カオの細かいところは浮かばないけど、例えば主人公がバーのカウンターにもたれてるとかだと
姿勢とかシルエットとかカウンターの木目とか靴ぐらいは浮かぶからそのまま光景を保存。
会話文は音声。
描写が丹念な作品ほど大変。緻密に再構成するから。
それだけに、きちんと思い浮かべたときはちょっとした達成感。
ミステリ物とかで些細なとこに紛れ込んでる決定打の証拠なんかは、網にかかる事も稀にはあるけどだいたいほぼスルーw
知ってる物じゃないと思い浮かべられないからねぇ
外国や日本でも時代小説はちょっと大変
今はネットがあるからちょちょいと調べて画像も見られていいけど
洋画をかなり観るから海外でも情景は浮かぶけどものの名前がわからないことはかなりあるw
そこはネット検索で補完だけど
容姿の描写が少ない作品に関しては
勝手に俳優さんをキャスティングして読んでる
キャラクターの性格に合わせて選ぶのが楽しい
たまにすっかり脳内キャスティングが定着したころに
「◯◯の緑の瞳が翳りをおびた」
的な脳内キャスティングと違う新情報が出てきて焦るのが難点だけど
533 :
彼氏いない歴774年:2011/11/27(日) 08:56:07.00 ID:l49ofeCB
>>523 そうです。
今朝やっと読み終わった。
続編があるらしいけどもういいやw
主人公(若い男に限るが、たまにおじさんも)に惚れることがある
特に海外小説の主人公は、外見・内面ともにイケメンが多いから・・・
悪の教典、期待外れだった。
スピード感があってスラスラ頭に入ってくるんだけど、それだけって感じ。
レディジョーカーは下巻を読んでいる途中だけど面白い!
早く犯人たち側の話が出てきてほしい。
『2人が「最高のチーム」になる ワーキングカップルの人生戦略』読了
社会起業家の活動って見てて面白いしいろいろとエネルギーをもらえるのでその延長で読んだが
脳内で小人さんが「ちょwwwおまwww相手もいないのにwww喪女が読む本じゃねーよwww」とpgrって五月蝿い
「誰かと組んでやっていく」ってのはこういうことなのだなーと大変勉強になりましたがこれ地味にハードル高いわ…
ダラダラ大好き堕落人間の自分には出来そうで出来ないタイプの夢物語にしか見えない
ラノベってあんまり読んだことなかったんだけど、
成田良悟のバッカーノ読んだら面白かった
母親もハマっててわろた
>>537 自分はダメだったな
キャラも魅力的、文章も悪くないけど合わなかった
設定が好みだったから残念
バッカーノはアニメも評判良かったよ
最近のラノベは数があり過ぎて地力のある話あんまりない気がする
ストーリーよりキャラ萌えみたいな
ラノベ読まないけど、ストーリーが萌えより優先されてるラノベなんて存在すんの?
グロ・暴力描写や悲惨な境遇とかもどっかで萌えにつながってる感じ
売れ線(萌え優先)のラノベの中に埋もれてるだけで、存在はするよ。
『隣の家の少女』読んだ。
虐待描写がひどいと聞いてたけど、終わらない夏休みが最凶だった自分には大丈夫だったわ。
しかしひどいの一言しかない。
これが傑作といわれるのには違和感を覚える。
事実に基づいてるらしいから特に。
ジョーカー・ゲーム読んだ
おもしろかったけど、なんか物足りなさもあったなあ。もっとがっつり書いてほしかったというか
でも読みやすいから手軽に楽しみたいときにはいいと思った
夜は短し歩けよ乙女
この本、なんか読みにくくて頭に入らなくて斜め読みになった
この本、ファンタジーなの?テキトーに読んでたら風で吹き飛ばれるとか飛行術とか出て来て、えっ?えっ?って思った
あと、いきなり視点がころころ変わるのがついていけなかった…
でも主人公が心の中では「私」なのに口では「俺」なのは萌えたw
あと、主人公(先輩)がストーカーでくそふいた
彼女視点だと主人公は硬派な感じなのに主人公視点だとただのムッツリスケベストーカーってのが丸分かりw
そこだけが面白かった
でも読みにくくて私には合わないかな…
>>539 個人的にはされど罪人は竜と踊る、人類は衰退しました
薔薇のマリアとかがストーリーは面白く感じた
萌えってあんまりよくわからないから萌えより優先されてるかは知らないけど
『春狂い』読了
叙述ミステリ的な意味では興味深かったけど、性愛小説としては60点とかだなー
リアリティがなさすぎる、エログロ多いけど特に興奮とかしないしすごい無駄
『陽だまりの彼女』
ベタ甘な展開がちょっとキツかった
帯の文句がなければ途中で投げだしていたかもしれんw
素直にいい話だな、と思った
546 :
彼氏いない歴774年:2011/11/29(火) 20:02:57.96 ID:ivas2r1I
村田エフェンディ帯と録読んだけど全然頭に入ってこずに
最後の章以外つまらなかったよ
川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』
ハードカバーだし、川上未映子は初めてだったけど読んでよかった
主人公がいわゆる喪女なので、共感して辛くなる部分もあるけど、だからこそ作品の世界に入り込めたかもw
ヘヴンも良いらしいから読んでみようかな〜
>>546 梨木さんは裏庭とか家守〜が好きだったな
エフェンディとかピスタチオは入り込みづらくて
いまいちページが進まなかった記憶があるよ
549 :
彼氏いない歴774年:2011/11/29(火) 21:05:30.47 ID:ivas2r1I
550 :
彼氏いない歴774年:2011/11/29(火) 21:08:39.08 ID:6FIp3unE
「ご冗談でしょうファインマンさん」と「困りますファインマンさん」読了
ユーモアに溢れてて面白かった
復刻したゴーストハントシリーズを読み続けてたんだけど、終わってしまって辛い・・・
なぜ小野不由美はこうも読者を苦悶させるのか
十二国記も早く出せ出してくださいお願いします
>>542 私も森見さんの話読めない
一つのギャグをつらつら続けるから冗長に思えて流し読んでしまった
人を選ぶ文章を書く人だと思う
イニシエーションラブを読んだ
どんでん返しが凄いと聞いてミステリーものだと勘違いしていた…
いつになっても死体が出ないし単なる胸糞悪い恋愛小説だった
>>551 十二国記は短編ちょこちょこ出てるだけだもんね
個人的に泰麒が気になって気になってしょうがないw
消化されてない伏線も色々残ってるのになあ
十二国記なつい!私は陽子にもう一回会いたいぜ
あの3人組がきゃっきゃっしてるところが可愛くて好き
◆DIVE!森絵都
始めは主人公の恋愛のくだりや競争心がないところにイライラして読むのをやめようと思ってたけど、
第二部になってからは主人公が失恋して本気モードになって滅茶面白くなって物語に引き込まれて夢中で読んだ!
恋愛絡みに何故かイライラしてたので失恋したのには読んでてスッキリしたw最後まで読んで大正解!
要一と女のコーチ、どこにもそんなフラグ全くないけど、将来くっつきそうだなーとなぜか思った
あと、美羽とヒロは続かなさそうだ…つか別れればいいのになと思った喪な自分は心が狭いかも…
あーめっちゃ面白かったわー所々に笑いもあったし
ちなみに私はストイックで動物好きな要一がタイプです
阿部和重と川上未映子が結婚って、噂とかあったのかな?
どういう夫婦になるのかなんか想像つかない
ここで紹介されてた宮部みゆきの蒲生邸事件読んだんだけど、すごく面白かった
タイムスリップと聞いて、SFは苦手と思ったけど全然大丈夫だった
昭和の暮らしや火事や空襲の描写がリアルさとか、長いけど先が気になる文章とかさすがだなあと思った
精霊の守り人読んだ!めちゃくちゃ面白かった!
ファンタジーなのに主人公が30過ぎた逞しいおばさんっていうのがとても良かった。
終盤はこの本を読み終えるのが嫌でちびちび読んでいたよ。
読み終えてしまって寂しすぎる。続編もあるみたいだから全部買おうと思ってる。
>>557 最終巻まで読み終わってしまった自分涙目。
でも最後すごいよかったから全部読んでほしい。
>>557 懐かしい…!三巻くらいまで読んだ覚えがあるなぁ
久しぶりに読み返そうかな…
このスレでお勧めのあった「嘆きの美女」昨日の朝4時まで
読みふけってしまったよ。面白かった
ミレニアムって言う、映画化もされたスウェーデンのミステリー小説を読んだ人いないかな?
リメイク版の映画予告を観て、原作に興味湧いたんだけど
>>561 すごく面白いよ
なじみのない北欧ミステリー、あとレズやレイプとか大丈夫かなあと私も心配したけど
とにかく主人公の女の子がカッコ良くて読み出すと止まらなかった
もうすぐ文庫も最終巻が発売されるし(10日前後)、読んで損はないと思う
563 :
彼氏いない歴774年:2011/12/01(木) 19:27:06.31 ID:2YCfyeJA
東京島読んでるけど
面白いね!さっすが桐野
>>560 ありがとう!
柚木麻子作品はポップだけど喪女感性が鋭くて面白いよ
「終点のあの子」超おすすめです
>>556 びっくりしたよ、ずっと普通に主婦してるのかと思ってたらこれ何なの不倫?しかも妊娠中だとか
鉄の骨 池井戸潤
例によって一気に読み
池井戸さんは読者を主人公に感情移入させるのがうまいなあ
それとも私だけかなこんなにも主人公に感情移入しちゃうのはw
終始主人公の彼女にイライラしっぱなしだったw
池井戸さんお得意の銀行が絡むと一気にリアリティーが増すね
>>562 ありがとう!
評判良さげだし、是非読んでみたいな
>>556を読んで!?ってなって調べちゃったよ。今月号のwith見て何かムッチリになったなと思っていたらw音楽プロデューサーといつ離婚したんだろ…。
ヘブンしか読んでないけど結構面白かったな。
569 :
彼氏いない歴774年:2011/12/02(金) 19:05:27.13 ID:KIndY5Ze
本多孝好の正義の味方読んでるけど面白い!
チェーンポイズンといいWILLといい
はずれがない作家だな
570 :
彼氏いない歴774年:2011/12/02(金) 19:31:35.21 ID:p6ZvS35U
長野まゆみすきな人いる?
今新世界読んでます
図書館で江戸川乱歩全集借りてきた!
人間椅子が気持ち悪くて面白かったー。
>>570 好きだよー!私は今「魚たちの離宮」読んでる
長野まゆみって大好きな人は大好きだけど、苦手な人はどこまでも苦手なんだろうなーって思う
573 :
彼氏いない歴774年:2011/12/03(土) 02:31:06.99 ID:XqXVB2bb
>>572すきな方がいてうれしい!
BL要素がない本から入ったので、そういう本を読んだときは驚きますよね
すきなのはテレヴィジョンとカンパネルラ…
私も長野まゆみ好きだ!
「夜啼く鳥は夢を見た」の雰囲気が好きすぎる
乱紋
分からないことを分からないままにしておくのも良いなぁーと思った。
現代で言うところの外交官である。とか所々引っ掛かる文章
男女関係はサバサバ?しすぎてフィクションっぽいけど
別の時代の話だって感じさせてくれる部分だった
姫野カオルコのツ・イ・ラ・ク読んだ
学生時代の色んな事思い出して苦しくなった
こういう田舎の学校が舞台の小説もっと読みたい
久しぶりに「夜は短し歩けよ乙女」を読んだ
だいたいはあらすじ覚えてたけど、笑わされたわ
リアルシンデレラ
主人公の気持ち悪さについて触れているのに触れただけで終わってしまったのが残念
もっとひねって欲しかった
喪女が虫怖がっても可愛くもなんともないよな
誤爆誤爆
サスペンス好きなのに
松田翔太の帯&地元の話っていうポップにつられて
ハードロマンチッカー読んでみた。
くっそつまらんwww
筆者の俺みんなと違ってるのカコイイ状態が
延々と一冊続いてるし
会話文ばっかだし買うんじゃなかった…
しかもなんで新書で買ったのか過去の自分に聞きたい
『ビラヴド』『この世でいちばん大事なカネの話』『きことわ』『モレルの発明』読了
きことわ除いて残りは本棚に欲しいけどもう場所がない
きことわもね…悪くないんだけど、というか日常描写物ではかなり文体がよろしくてレベル高い気がするんだけど、残りが苛烈すぎて勝負にならない
あと仮名の使い方が独特すぎて「先生きのこる」の類の読み違いを連発していちいち文字を追う目が止まるのでちょいと面倒だった
トニ・モリスンもっと読みたいけどアンジェラの灰とかと一緒で読んだら当分ディズニーランドとか楽しめなくなる予感
モレルの発明は読後が勝負っすね、訳者あとがきに出てた鏡像的揺らぎの薄気味悪さが良い
悪の教典の文庫高くない?
普通にハードカバー買える値段だし
あと綾辻行人のAnother買おうか迷ってる
>>569 正義の味方妹が屑過ぎて途中で挫折してしまった
感じはよかったからまた読もうと思う
百田直樹のモンスター今更ながら
読んだけど面白かった
読書したいけど時間がないー
休日に、図書館で一日中本読みたい
小学生のときは毎週のように通ってたのに、今は一年行ってないや
本屋にはちょくちょく寄るんだけど
何ヵ月か前に買った本をまだ読めずにいるよ
読書タイム欲しいー欲しいー
来年の試験にさえ受かればまたここのみんなと本の話できるから頑張る!
>>582 > トニ・モリスンもっと読みたいけどアンジェラの灰とかと一緒で読んだら当分ディズニーランドとか楽しめなくなる予感
どういうこと?kwsk!
587 :
彼氏いない歴774年:2011/12/04(日) 12:14:09.19 ID:1APIg4gi
>>584 また読みなよー
最後あたりがグッと来るよ
>>586 「夢はいつか叶う」とかそういうフレーズが嘘くさすぎてノれなくなる、というか。
あーわざわざ金余らせて無駄に使って遊んでるわ自分、と思って冷めてしまうというか。
もともとそこまでディズニー好きじゃないのもあるけど。
あとトニ・モリスンは強烈すぎて白人に偏見抱きそう、うまく消化しないと自分ひんまがる気がする
悪貨読んでるー面白い
>>588 いいね!
旅行行ったら本屋さん行きたいなぁ
気分だけだけど、昔雑貨屋で買ったアメリカの書店のbarnes & nobleのトートバッグを使ってるw
strand book storeのトートバッグもかわいいから欲しいな
いとみち 越谷オサム
コミュ障ドジっ子津軽弁メイドの話面白そうな予感
遠藤周作や曽野綾子が書くクリスチャン的なものの考え方や身の処し方は
自分とは違っても物語に引き込まれてうわあ…(´;ω;`)でも本人は覚悟の上か……
と思うんだけど
三浦綾子の作品のクリスチャンはもー鼻についてついてだめだー!
長文吐き出しごめん!
どれもこれも例外なく、社会のお荷物な人が聖書の教えにふれて一発開眼!
「あいつは敵だ、愚かだ」と断じた上で、上から目線に憐れんであげますとしつこくつきまとう
自称人格者クリスチャンにお成り上がりになる判で捺したような展開
まわりは素晴らしい人格者じゃのう、聖書というものを読んでああなったそうな、
神様というはありがたいものじゃのう、わしもクリスチャンになれば人格者になれるかのうと
これまたハンコ展開
クリスチャン主人公は信仰に殉じる時も、死して神のおんもとへ、という満足感じゃなくて
これでこそ私は素晴らしいクリスチャン!というナルシズムの満足感にしか読めない不思議な描写力
あとクリスチャンがどーの以前に三浦作品は
みごとに全作品、みごとに誰にも、感情移入できなさ過ぎて募るイライラにいっそ笑える
えっなにそれうざい
読んでないけどこわい
>>594 文句言いつつ全作品読んでるのがすごいw
三浦綾子は塩狩峠を読んでおなかいっぱいになった。
唯一、主人公がオナヌーを我慢するシーンだけ印象に残ってる。
信夫は耐えた。
だっったかな、その一文で爆笑した覚えがw
瀬尾氏の強運の持ち主って作品を読んだけど
とてもよかったよ。
おすすめ
>>594 塩狩峠読んで同じこと思ったわw
まさに信者乙
ナラタージュ読んだ。
以下ネタバレ感想。
最後性交しなくてよくね?って思った
人が死ぬ流れでやるのも、えーって思ったし
ずっと緊張感を持った関係だったしオチもああだったので、
そこだけ打算的な欲望みたいな感じがした。
自分が喪だから共感できないだけだろうか…
後輩が死ぬのも、主人公と相手を引き合わせるためにここまでやるか?って思った
>>578 主人公が痴女だと噂流されてたのが喪女的に恐ろしすぎた…
世間の喪及び得体の知れない感じの女は男と知り合うにも
ここまでの悪意に晒されるものかと…
妹の容姿について限られた社会や共同体の中で受ける女性みたいな
そういう描写は面白かったな
姫野カオルコの喪女小説はやっぱ「受難」がいちばん好きだ…
>>576 私は「ツイラク」はやけにエロい(;´Д`)という印象が残ってる
ポルノっぽい感じじゃないんだけどなんかやけにドキドキした
主人公の特別美人じゃないのにエロくて色気がある感じがすごく生々しい描写されてたなー
グリーンマイル読んだ。
映画見てたからだいたいのあらすじは知ってたけど、やっぱキングは原作読むのが一番だ。
森井ユカ
雑貨マニアのうちのなか
を図書館で借りてきた
写真が多くて軽い本を読みたかったのと前に図書館で借りた海外のスーパーマーケットのこと書いた本が面白かったので
著者がリア充すぎてすでに2ページ目くらいからなんか酸素が薄くなった
夫婦で麻生十番にコーポラティブハウス建ててそれがまたオシャレで
バブル世代の人みたいだけどガツガツしてなくて挫折なき人生で
しかも別にセレブぶったりして痛いタイプとかでもなく
好きなことやってたら縁と運で楽しい人生送れてますって感じ
自然体なだけに余計読んでて妙な苦しさを覚えた
特に雑貨好きでもないし文字の部分も多いけどほぼ読まずに返却すると思う
さりげないリア充本というジャンルは地雷だと思いました
はてしない物語がはてしない…
やっと半分…
向日葵の咲かない夏を半分ぐらいまで読んだけど、なんかもう辛い
そこまでしちゃう?ちょっと、そんなことしちゃうの?って感じだった
あと半分。ハッピーエンドは期待できそうもない
>>605 かなり毒のある作品だからね…私はとても好きなんだけど、人には勧められない
同じ作者でも、カラスの親指とかは読みやすいよ
綺麗なバスチアンか…
>>605 毒があるというより
その設定が可ならもう何でもありだろって思ったわ
ミステリーの枠に入れたら駄目だと思うの
ミステリーっぽい要素があって、読んだ後スカッとするような小説を教えて下さい。
有川浩の「3匹のオヤジ」と永嶋恵美の「泥棒猫ヒナコの事件簿」は読みました。
最後にどんでん返しがあるような作品がいいです。
このスレの人たち見てるとレベル凄すぎて読書が趣味とか恥ずかしくて言えなくなりそう。
読書家の皆さんに質問させて下さい。
精神が崩壊していくような暗めの小説(できたら純文学系で)
教えて下さい。
芥川の歯車みたいな感じが好きです。
ね、すごいよね
ラノベ止まりな私はこっそり覗いてひたすら感心してるw
>>610 アヒルと鴨のコインロッカーはどうかな。
>>610 池袋ウエストゲートパークがおすすめだよ
『これはペンです』読了
このわかったようなわからないようなそれでも何かが読み取れたような感がたまらん
>>611 人間失格はありきたりかな。
開高健の『夏の闇』は、歯車の雰囲気と比べるとかなり重厚かな。
山口瞳の『人殺し』は、純文学というと、若干違うのかな?
歯車は私も大好きだけど、あの感じを求めるのはなかなか難しいね。
ノンフィクション初挑戦しようと思うんだけど、なにから手をつければいいかいまいちわからん。誰か教えてくれ〜
東電OL殺人のノンフィクションはまさに現実は小説より奇なりだったー
落下する夕方読んだ
江國香織、もう10年振りくらいに読んだ。なんかオサレ感に抵抗があって
やっぱりオサレだった
でも昔ほど抵抗感はなかった。面白かった
>>618 どういうことに興味があるのかわからんことにはお勧めのしようがない。
犯罪、病気、事故とかいろいろあるし。
>>618 せめてもうちょいジャンルを絞ると、皆おすすめしやすいと思う
例:
太平洋戦争もの、でもあんまり悲しいのグロいのはイヤ
はやぶさで目覚めたので宇宙開発、素人でも楽しめるような
性風俗……
海外エッセイ、興味あるのはイギリス、旅行でも居住でも国際結婚でも
食べものにまつわる面白ネタ、ゲテモノもばっち来い
手工芸とか美術について絵や写真てんこ盛りのものがいい
犯罪実録や事件回顧、グロもOK
自分は今アラン・ボスケ「ダリとの対話」を読んでる
とても頭が良くて性格の悪い人が、常人ばなれした才能を持つ性格の悪い人に、
渾身の力でツッコむ対話本
いらいらする!おまえらいい加減にしろ!と思いつつもさっきから笑いが止まらん
>>618 米原万里
「嘘つきアーニャの真っ赤な嘘」
とかどうかな
米原さんはロシア語通訳で少女時代にルーマニアのソビエト学校で学んでいた
そのときの友人たちとは体制の違いで音信不通になってしまうのだけど
冷戦時代の終わりをへて彼女たちの消息を追い会いに行くというお話、いやドキュメント
外国の話やおそろしあ的なソ連話とか好きなら入りやすいと思う
残念ながら米原さんはもう故人なのだけど
あと米原さんは「オリガ・モリソヴナの反語法」という小説もおすすめする
内容はやはりソ連関係なんだけれど
上で紹介した米原さんの少女時代の経験を小説の中にうまく取り入れていて
ミステリー要素と人間ドラマとうまく絡みあって
いろいろ感想はあるのだけどとにかく面白かった
米原さんの小説をもっと読みたかったなと思う
>>606>>609 「向日葵の咲かない夏」読了した。
好みがわかれそうだよね
ちょっと突っ込みどころが多くて不完全燃焼でした…
>>618 何でもいいなら「死体は語る」(上野正彦)をすすめたい
この人の本はコレ一冊でも十分だし、好みだったら他の著作も読んでみてもいいかも
日本の医療は死してなお不平等で興味深い
『これはペンです』は表題作もよかったけど、「良い夜を持っている」がまたよかった
記憶の街のイメージが展開していくのがたまらない
裏返しの馬の絵が見てみたいw
>>618 戦争ものなら半藤一利「日本のいちばん長い日」とか
横田創『埋葬』、佐藤哲也『妻の帝国』読了
『埋葬』はアイディアとしては芥川の『薮の中』を長編化した感じ
あのネタはやはり短篇の方がイキは良い、鮮度濃度の点で『薮の中』には及ばない
ただ長編はその分描写をじっくり味わう読み方ができる
『妻の帝国』はこええw
「うwwwわwwwあwwwうはwwwちょwww」ってのと
「うわ…うっわあー…うげ…」ってのが入り交じる悪夢
「善意の行方」として読んでたんで大変に自戒になりました
とりあえず「夢(創作物)でよかったー!『夢じゃなかった』しなくてよかったー!!」とオモタ
>>618 もの喰う人々、超おすすめ
少し古いけどそんなに古く感じないと思うし
それのタイトルもじりだと思うけど「物乞う仏陀」はちょい、いや私にはかなりヘビーだったな
インドとかのいわゆる乞食の人たちがお金のために(元締めグループに)臓器取られたり腕や足を切断されたりして不具者にされる
ときには見せしめのためにもやられてたりしてそういう人たちを追ったルポなんだけど
鬱というか怖くてしょうがなかったよ
二度と読めないや…
あ、「もの喰う人々」は私も読んで楽しい本でした
そんな怖いシーンとかなかったのでご安心を
この前読んだ「世界と食紀行」(と食の「と」はと殺の「と」だけど携帯に該当漢字なし、すいません)
も面白かったです
食肉処理、日本ではちょっとタブーな現場に密着、
そして日本だけでなく世界のと畜現場にという内容
著者はイラストレーターなので?写真ではなくイラストで
別にグロくはなかったから女性でも大丈夫だと思う
知らない世界を垣間見る的な面白さでした
連投ごめん
「世界と畜紀行」だった
「と」はPCだと「ほふる」で出るかな
失礼しました
>>622 その二つ家にあって読んだよ
「オリガ・モリソヴナの反語法」の女教師コンビが好き
あの頃の人たちはほんとに苦難の時代を生きてきたんだなぁ…
作者亡くなってたんだ…知らなかったー
yomyomの奥田英朗の話は読み切り短編なのだろうか?
前号の柳ヶ瀬の女の続きが気になって今号買ってみたら、和服の女というタイトルで話が違うんだけど
>>618 地を這う祈りはどうかな
写真もあって読みやすいよ
柴田よしきの「聖なる黒夜」読んだ
暴力団とか男同士の愛憎泥沼劇(きわどい性描写あり)とか、
読む前にちょっと構えてしまったけどものすごく良かった!
女性作家だからこそ、ハードな題材でも繊細に描かれている気がする。
心臓わしづかみの壮大な恋愛ものだった。
>>634 「美幸」は共通して出てくるからきっと短編を集めた長編になる
しかしどうしても漂う犯罪の匂い…
今更ながら太宰にはまった
初めて読んだ太宰が人間失格だったもんだから、読後死にたくなって数日鬱々として過ごしたことがあってw
それから敬遠してたんだけど最近なんとなく斜陽を読んでみたらすごくよかった
人間失格だけでやめてしまってたらもったいなかったな!よかった!
『謝罪代行社』上巻読了
うおおおおおお下巻も借りてくればよかったあああああ
久々に惹き込まれるミステリ。出だしがグロかったけど読み進めるとむしろしっくりきた
国内産と比べると段違いだなあと感じる。何せキャラの魅力(笑)には頼ってない、ちゃんと筋が面白いミステリだ
あああああ続きが気になるよおおおおおおお
>>638 お母様に憧れたわw
太宰は女性主観の小説うまいね
太宰は『皮膚と心』を読むたびに、共感しすぎてアホほど泣いてしまう。
主人公の旦那さんみたいな人に嫁ぎたい…。
>>618 戦争関係でいいなら
ドイツにヒトラーがいたとき、人間ゾルゲ、地雷を踏んだらサヨウナラ
地雷を踏んだら〜のカメラマンの人
本の最後に消息絶ったって書いてあったけど亡くなってたんだね
手紙で両親がとても心配してたから感情移入してしまって心が痛い
村上春樹訳の心臓を貫かれてを読んでいるんですが、なかなかページが進まない…。何故だろう…。
皆さんも、そういう事あったりしますか?
「四隅の魔」
三津田信三
シリーズものだけど、一冊だけでも読める。
怖い本読んでると心が落ち着く。
雪山の遭難で行うゲーム(怪談によくある、四角い部屋の角に一人ずつ四人で立ち、
自分の次の角に立つ人の肩を順番に叩いていくやつ)にこんなルーツと
色んなやり方があったのが面白かった。
個人的には四隅の婆(ば)さまのやり方が怖かった。
男の人の書く女性一人称小説が好き
太宰の女生徒とか あれは読者の手紙が元らしいけど
>>643 翻訳SFとか読んでると、
・文体がなんかスッと入ってこない
・作中用語に頭がおっつかない
っていう理由でつっかえることがあります。
『心臓を貫かれて』、鬱な内容だけどなんかひどく胸を打たれたな。
春樹は翻訳をやってるときのほうがずっと好き。
>>643 あるあるある
文章のテンポみたいなのが合わないと、1ページ読むのもつらい…
>>643 某犯罪者の母親の手記を読んだ事あるが(ノンフィクションの)
その母親は『私は悪くないもん><』と悲劇のヒロイン気取りで子供の事は怪物扱い
親としての反省や被害者への謝罪の気持ちは全く感じられず、
そりゃこの親にしてこの子ありだよなあ…と思った。
そんなに厚い本じゃなかったけど、最後まで読めずに結局始球式だったな
まどろっこしい文章で(これは仕方ないかもしれないが…)とにかくイライラして進まなかった
自分も、人間失格で、太宰を敬遠してたけど、
「葉桜と魔笛」を読んで、こんな話もあるのかと、びっくりした。そして、泣いたわ。
ピース・又吉の「第2図書係補佐」でも、泣いてしまったw
ブラッドベリ『とうに夜半を過ぎて』読了
ブラッドベリ真骨頂の短編集というのはブラフではない
初めて読むって相手にもおすすめできる
切ないのが多めの中で『十月のゲーム』の怖さが異常w
夏が来れば
『たんぽぽのお酒』が読めるんだけどな
風呂読書が日課になりすぎて本読んでたら風呂に入りたくてたまらなくなる
なんか面白い展開きそうになると悠長に部屋で読んでられない
湯の中に入らねばとムズムズするよぅ
なんか悪癖を身につけてしまった
つうわけでまた風呂入ってくる
多分12時くらいまで
『謝罪代行社』下巻読了
おおおおおお…
大変面白いミステリでした、謎も全部スルスルと解けたし
ああそれにしてもクライマックスの登場人物のセリフが刺さる
>>651 どうやって読んでる?
私もやりたいんだが、本が濡れそうで…
>>651 一緒に半身欲すれば健康にもいいじゃないか。
風呂用本ススタンドも売っているみたいだし、風呂読書する人は結構多いみたいだよ。
髪にあんず油なじませてタオル巻き
入浴剤はクナイプかきき湯かヒマラヤ岩塩をたっぷり
汗拭きタオルと水分補給のウィルキンソンソーダ
風呂読書の定番!汗かいてむくみとれてやせますよ!
本が濡れるのが心配ならブックオフで買った文庫とかからやってみて
風呂読書で思い出した
近所のスーパー銭湯の常連さんが図書館の本を浴槽に持ち込んでて
注意したいけどトラブルになるのが怖くて声かけられない
図書館に浴室持ち込み禁止を呼び掛けてもらうよう投書が一番安全かな
ページを捲るたびにタオルで手を拭いて一見本を大事に扱ってるように見えるけど
湿気で本は痛むし虫の原因にもなる、それに天井からの水滴も回避は難しいから
持ち込みは止めてほしいなと思いつつはや二か月
私物の本を持ち込むのは何とも思わないけど図書館の本だけは勘弁して欲しい
本を粗雑に扱う奴ってホントむかつく
特に借りたものを汚すとかありえない
前に図書館で借りた本で、見返しの部分に金箔が散らしてある加工が
してあるのかと触ったら食べカスだったことがあった
>>656 公衆浴場に本を持ち込むのもマナー違反な気がする
レスありがとう
傷んでも大丈夫な本持ち込んで読んでみるよ
そういや、図書館でもう一年くらい予約待ちしてる本がある。
前の人が返してくれたらすぐ私なのに
汚すのもマナー違反だけど、期限内に返さないやつには図書館利用してほしくないよね
確か、風呂で読む用に防水加工された本とかあった気がするなぁ…
風呂読書は雑誌か100円以下の古本使ってる
>>656 その銭湯は、本持ち込み自体はアリなの?
自分がよく行く銭湯には、風呂に物持ち込むなって注意書きがしてあるが
方丈記か徒然草か更級日記読みたい…
どれが一番おすすめ?
今、今昔物語読んでるのだけどすごいおもしろくて、有名な古典に手を出そうと思うんだ
上記に上げたやつ以外でも、おすすめがあれば教えてください
>>661 単体で読んで喪心をくすぐられるのは更級日記
方丈記は堀田善衞の「方丈記私記」を読んであわてて読み返した
単体で読んでも面白いんだけど、堀田の本は最上のサブテキストだと思う
あと好きなのが閑吟集
室町時代のそこらへんで庶民に口ずさまれてた流行歌を集めてる
七五調にとらわれてなくてとても面白い、そして内容は
男女の恋愛もの=ぞくぞくするほどせつない、男同士の恋愛もの=いいからちょっと黙れ
>>659 1年はさすがに長いし
その時点で紛失物扱いで連絡来ると思うけどそれもないの?
>>653 今上がってきた
塗れないようにふたの上に新聞しいてる、だけ…
そこに本のせて手が濡れてるときは新聞でふいたり
非常に貧乏臭くてごめん
>>654 半身浴になってるよねw
ダイエットしてたときもよく半身浴&風呂読書やってた
つかどう考えてもその名残で読書する→風呂入らなきゃもったいねぇ
というパブロフの犬になってしまったんだと思う
こんばんわ。643です。
>>646さん 自分もきっと、文章が入ってこないんだと思います。
村上春樹さんの本を今まで読んだ事がなく訳ですが、心臓を貫かれてが初めてになります。今度訳ではない本を読んでみようかと思います!
667 :
彼氏いない歴774年:2011/12/10(土) 00:57:40.79 ID:rTVTnZkV
>>647さん ありますかー!やっぱありますよね。そうなんですよ。1ページだけなのに辛いんですよね。
>>648さん その本、気になってました!なんだか悲しいですね。やはり内容のせいもあるのかな。積読に回します!三人ともありがとうございました!
来たれ、野球部
みんな青春してた
視点の変え方とかがすごい好きだった
ただ後半の展開が駆け足になったのが残念
>>666 じゃあ、「海辺のカフカ」と「国境の南、太陽の西」と「1Q84」がおすすめ
2chでは春樹の小説をけなすのが当たり前になっているけど、
面白いものは本当に面白いよ
しかし、「ねじまき鳥クロニクル」はつまらなかった
上っ面だけだと思った
あと防水できるブックカバーをしたら多少安心
あとは横にタオル置いて手の汗を拭く
村上春樹、アフターダーク読んだ
夜の感じは感じられたが…読み終わってえ?という感じ
ここまで伏線回収しないのはどうなんだ
一番ひどいんじゃないの
自分的にはいまいちだ
アフターダークは習作のつもりで書いたんだろうか?
長めの短編小説みたいだった
印象に残っていないな...
山本周五郎の「虚空遍歴」
なんで嫁が途中からああいう描かれ方なんだろーか?
後半なんてヒドいわー
芸術家とそれを誰よりも理解している女ねえ…
なんか最初は展開や人物にどきどきしたのに、なんだか醒めていったよ
じゃ、あとは運命的な二人で勝手にどーぞ…みたいな
「悪の教典」読んだ
えげつない内容に引き込まれつつ読みながら映画化になったら役を誰にしようかと考えてしまい、後半の生徒の多さに無駄に悩んでしまったw
それと「悪の教典」の主人公みたいなド悪人の主人公の本があったら皆様教えてください
彼らの心理が気になる
>>656 むしろ公共風呂に、図書館の本とか汚すぎるから銭湯に言ってくれ。頼む。
山田って人が書いた「なもなきシシャ」って本は読みやすくて面白い?
初めて本らしい本を読んでみようと思うんだが挫折しそうで戸惑ってる
>>678 そこそこ読みやすい
山田悠介の発想とかストーリーは好きなんだけど、文体が私はあまり好きじゃない
読んでて、「あれ、さっきと言ってること矛盾してない?」って思っちゃうから
エンターテイメントみたいで読みやすいから、あまり本に慣れてない人でも読めると思うけど、それに慣れちゃうと堅苦しい文は読めなくなっちゃうかも
山田悠介もいいけど、有川浩や伊坂幸太郎も読みやすいと思うよ
山田悠介ってリアル鬼ごっこのあの人?
昔文章のあまりの酷さに自費出版でもこれはねーよと各所から非難されてたけど、まだ本出してたんだね
知らなかったわ…
>>681 そう、その人
何気に人気あるみたいだよ
あの奇をてらったようなストーリー、設定にはまる人ははまるみたい
文章力があればなぁ…といつも思う
書店のPOPにデビュー10周年って書いてあったけど成長してなかったらうけるw
リアル鬼ごっこ
Amazonのレビュー見たらこれ以上ないくらいボロクソいわれててわろた
でも読みやすそうだからシシャは読んでみます
>>676 悪の教典の主人公好きだ。
ああいう人の本当のオンリーワンになれたら、意外と幸せかもしれない。
ピカレスクロマンだよねー。
堀井拓馬「なまづま」読んだ。
純愛かと思ったらすっげえドロドロした話だった・・・
676です
>>685 主人公、完璧とかいいながらアラ出まくってそこも魅力的だね
私はトラブル無しなお付き合いを望むw
読みたいのはピカレスク小説です
出来れば主人公苦悩無しなサイコパスレベルのがあれば嬉しいです
>>677 図書館の本は間に何か挟まってたり、本の表面(表紙など)も
手垢で汚れてることが多くて、ほんと汚いと思う。
最近は蔵書されてかなり経った本を借りてきたときには、消毒用エタノールで
表面を吹いてから読むようにしてる。手触りが悪いやつだと拭いた布が
真っ黒になることもあって、潔癖症じゃないけどぞーっとする。
みなさんにとって読書を好きになるきっかけになった本ってありますか?
私は小学校の頃にミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を夢中になって読んでなら読書好きになった気がする
あの頃のページをめくる度にわくわくした気持ちを思い出したい
× 読んでなら
○ 読んでから
失礼しました
幼児期の絵本に始まり
児童書、花井愛子wや江戸川乱歩や氷室冴子や小野不由美を経て
雑食気味の今に至る
「これを読んでから!」ってのは残念ながら私はないかなぁ
ものごころついたときから何か読んでたなぁ6歳くらいから
本を与えるとおとなしくなるというので親がいろいろ買ってきてたくらい
これ!というのはないけど、国語の教科書かな
アレクサンダとゼンマイねずみ、赤鬼青鬼に感情移入しちゃって、皆の前で音読したときに泣いちゃったのがすごい印象にのこってる
694 :
彼氏いない歴774年:2011/12/11(日) 15:55:36.82 ID:du+r1e56
>>689 昔、児童向けに出版されてた「おひさま」って雑誌
幼稚園でも「えほんのへや」にひきこもりだったから読書自体にはきっかけとかないけど
小学4年の時に読んだ「精霊の守り人」は衝撃だった
低学年の時に本読み過ぎで表彰されたりしたせいでちょっと歪んじゃって
読書好きなアテクシ小学生なのに難しい本読んじゃうアテクシに酔ってるところがあったから
純粋に「面白い!」っていう読書体験が久しぶりだったんだよね
それからは本の評価(有名だとか古典だとか教師お薦めだとか)に囚われずに読むようになった
きっかけの一冊はないけど、母親の入院や通院について行くたびに売店の絵本を一冊買ってもらってたから自然に読むようになったと思う。
家には従姉妹から回ってきた世界名作の本が沢山あったから片っ端から読んだし。
少女小説の最初は花村愛子だったか小林美雪だったかの作品を同級生に借りたのが最初。小さいのは大人の本だと思ってたから衝撃だった。
本を読んでいたら嫌なことを忘れられたしやらなくてすんだから今も本は逃避に使っている。
村上春樹なら短編集がおすすめ
品川猿は村上らしくなく読みやすい。図書館忌憚は薄気味悪くて静かな闇に吸い込まれる感じですごくいい
月刊あしか文芸はほのぼの幸せになれる。鏡、タクシーに乗った吸血鬼、レキシントンの幽霊は高校の教科書にも載ってた
シドニーのグリーンストリートは一番好き。可愛らしい絵本みたいで、でもシドニーには本当にこういう人達が住んでるのかもって思わせてくれる
最初に読んだのはアニメ絵本だった気がする
かぼちゃワイン
>>689 はじめのきっかけは幼稚園のときに買ってもらったいやいやえん、かな。
図書館で借りては節操なく児童文学を中心にいろいろ読んでた。
第二転機は中学生のとき読んだ人間失格。名作文学鬱路線にはまった。
第三転機は高校生で読んだノルウェイの森。現代文学に目覚めた。
>>689 北へ(ゲーム)で椎名薫さんが、果てしない物語を読んで
憧れたというキャラだったな。
ゲームでゴメン
>>661それらの本を開く前に古代支那思想(老荘思想)・
仏教経典をざっと読まないと
何が書かれてるか理解出来ないとおもうよ。そうじゃないと
大江健三郎の「読んでいて読んでいない」という状態になる。
聖書読んでないと欧米の書物は理解できないというやつでしょうかw
気にしないでいいよ
701の条件を満たすには仏教学科卒業しないと読めないってことになる
実際にはどれももっと大勢の人が読んできた本だし、
一冊の本から汲みとれるものは本当に人それぞれ多種多様で
「理解できないけどこういうものを読んだ」という記憶すら読書の体験になる
何十年後に「あっ、あれはこういうことだったのか」と思い到るかもしれない
他の人が「あんたは読めてない」とケチつける筋合いのものじゃない
大江健三郎はそういうとこがほんとに嫌いだ
「自分は常に批判する側である」という学生運動体質をずっと引きずってて、書評にもいちいち
「そんなつもりで書いたんじゃない」「批評は的外れだ」とか言うんだよね
発表した後どんなふうに読まれるかを作者がうるさく言うことほどバカな話はないよ
ドストエフスキーとかもキリスト教さっぱりだけど面白かったしなー
読み終わった後に、なんでこの人物はこういう考え方なんだろうか…とか
疑問に思ったら勉強すればいいし
むしろわからない事が出てきたら知的好奇心くすぐられていいじゃない
>>689 記憶が形成される以前らしくて特に無いなあ…
字が読めるようになったきっかけ本は覚えてないけど聞かされた。
ちびくろさんぼの、虎が椰子の木の周りを「るるるるるるるるるるる」って回る挿絵で「る」を覚えたらしいw
有頂天家族よかったー
最初スカした文章でうわあって思ったけど
ストーリーよりもキャラ重視な展開でとっつきやすかったし読みやすかった
もともと京都好きだったのでもう夢中
森見作品もっと読みたくなったよ
『金閣寺』読了
これ背表紙に三島由紀夫て書いてあるけど中身は実質太宰やないか…
個人的に太宰系は「ちょっとそこ座れ」って正座させて往復ビンタかましたくなるので
最終章にさしかかるまでがえらく長かった
なんにせよ、これでやっと愛媛川の評論に手をつけられる
倒立する塔の殺人読んだ
皆川博子初めて読んだけど面白い
他のも読んでみよう
>>705 森見作品は賛否両論あるけどハマる人にはハマるよねww
私は今京都に住んでるから読んでるとわくわく感が止まらない
森見といえば馬鹿大学生のトンデモ話が代名詞になってるけど
「きつねのはなし」と「ペンギン・ハイウェイ」はそれぞれちょっと系統が違ってておもしろかったな
そして三津田信三の「厭魅の如き憑くもの」読了も怖すぎワロエナイwwwww
民俗学ミステリ系が好きで手出してみたけどお風呂場で背後が気になる気になる…
でもおもしろかったから刀城言耶シリーズは読破するぞ〜
>>708 皆川博子おもしろいよー
死の泉とか妖櫻記が自分はおもしろかった
たまに喪女の心をえぐるような描写とか短編があってそこがまた…
711 :
彼氏いない歴774年:2011/12/11(日) 21:13:58.07 ID:n5bA9GVO
>>709 おぉ仲間だ。三津田作品いいよね
家シリーズと読み切り作品の「赫眼」もなかなかよかったよ
ホラー物に読み切り結構書いてて見つけると得した気分になるw
私はいまさらながら
ジェフリー・ディーウ゛ァーのリンカーン・ライムシリーズにハマリ中
ボーン・コレクター面白い!
>>707 なりませんか? 正座ビンタの気分に。
共感はするよ。「わかる、わかるよー」とか「あれ自分がいる」と思う。
でも同時に「は? あんたなめてんの?」とか思う。
胸ぐら掴んでその辺に投げ飛ばせば良いのか水にでも頭突っ込んでやれば良いのか迷う。
「あ、『蹴りたい背中』ってこういうこと?」とか思う。
三島由紀夫は太宰治よりもそういうものをちょっと明晰というかかっちり書ききっちゃう感がありますね。
当ててる語の精度が微妙にアレで共感しやすさがちょっと低い。
なりませんね
>>711 ボーンコレクター面白いよね!ミステリ系にハマったきっかけだー
映画版はトムがいなくて寂しかった…
自分は村上春樹すげー読みやすく感じるな。
ぽんぽんページが進
>>712 なるほど!くわしくありがとう!
なにかわかったかも!
酒井順子「金閣寺の燃やし方」も読んでみてください!
>>702がイケメン過ぎて惚れる
自分もまた、キリスト教に詳しくないまま遠藤周作を読んでるから
「信仰があると感じ方が違うんだろうなあ」とは思うけど…
でもその白紙の状態で読むのも、また面白いんじゃないかなと。
感想にしろ読み方にしろ結局は当人の感性に拠る所が大きいし、
それは正解か不正解かで語れる事じゃないよね。また
沢山本を読んでる人が、余り本を読んでない(であろう)人に対し
「そんな感想は間違ってる」とか言うのは不遜の極みだと思う。が
それだけ自分の主張や考えに自信があるって事で
それ自体はいいんだけど、でも押し付けるのは頂けないなと…
これは読書に限らず映画や演劇にも言える事だけど…。
興味の赴くままに読めばいいんじゃないかな。
分からなくて気になるなら、関係する文献にあたればいいし。
そこからまた新たな世界が広がるならそれもよし。
年を重ねてからまた読んで味わいが違ったり、
色々な読み方、感じ方が出来るから楽しいんだよ。
歳取って、昔はよく分からなかった本が分かるようになるのも
子供の頃大好きだった本が、違った角度で読めるようになるのも面白いよねぇ
まあでもゆーてキリスト教は日本に入ってきて久しいし
キリスト教的な考え方はうっすらでも日本人の考え方には
浸透しているものだと思うから
だから別にクリスチャンじゃない私たちも
そっちの文化をそれなりに楽しめるんだと思う
あと仏教なら言わずもがな
普通に日本に生きてりゃ仏教的な道徳観やセンスを身に着けてるはず
あえて勉強しなくても
旅行する時も、ガイドブック読みこんで歴史や文化を理解してから行くと深いとこまでわかる感動があるし、何も準備せずに行けば新鮮な感動があってどちらも良いよね
読書もそれぞれの楽しみがあるよね
>>701 わからなくは無いが無闇にハードルあげなくてもいいでしょ
724 :
702:2011/12/12(月) 00:54:16.13 ID:VOxPsFdh
ハードルあげるも何も見当違い。
仏教経典をざっと読んだぐらいで方丈記が(そういう方面で)理解できると思う方がおかしい。
というか仏教の経典なんて何百もあるんだけど、どれ?
同じくまっさらな状態からちょっと独学したぐらいで老荘思想が体系的に理解できると思う方が(ry
つーかそれは傲慢だ。
仏教について調べたから仏教を理解し(たと思っ)て読むのが、まさしく自分で引用している
「読んでいて読んでない」状態でないとどうして言える?
勉強はもちろん悪いことじゃないけど「私は他の人より深く理解している」と思うのは過ち。
皆本を読んで、自分なりに本の内容に出会ってるんだから。
何かの本で
「本を読んだ数だけ美人になれる、豊かになれる」とか書いてあったのですが
皆さんはどうですかね、実感とかはありますか?
>>725 >本を読んだ数だけ美人になれる、豊かになれる
山のような文献を読んでいるであろう大学教授や研究者が
全員そんなふうなら、その言葉に信憑性があるとは思うんだけどね。
本を読むことはゲームをしたりテレビを見たりするのと同じように
ただの娯楽でいいのに、本を読むことを何か高尚なことにしようとするのは
気に喰わん。
豊かにはなるけど、それで顔のかたちが変わるわけじゃないからなぁ
ただ、見栄や「読まなくちゃ」っていう強迫観念みたいなものでなく
純粋に本が好きで読書を楽しんでる人は魅力的に見えるもんだとは思う
そういう人は自然と教養も身につくしね
とりあえず読書してる人に対して「すごいねー」とかいう風潮はなんとかならんのか
もっと当たり前に何の気負いもなく誰もができるはずのことなのに
>>725 考え方に幅ができる
話題が豊富と言われる
発想が面白いと言われる
魅力といえば増えてるんじゃないか
体動かす趣味じゃないから腹回りの肉は豊かになった
世古こうじが、私は本を読む嫌な人間を見すぎた、ってかいてるからね。
やっぱ元が大事よ
実感できるのは、語彙が増えた、くらいかな。
楽しみで読んでいるから、ついでに身につけば儲け物、くらいに考えている。
まあ一番手軽で身近な娯楽だからねえ…
731が言う様に、結果として何か身に付けばラッキーてなもんで
大体、本を読んで何も感じないなんて事は無いし。積み重ねもあるしね。
それにしても本当に
>>726-727同意
読書って、すごくないよ普通だよ…と思うんだが…
どうしてこうなった
人の趣味は概して褒めるもんだしなぁ(自分はアウトドア系の人をすごいねーと思うクチ
大橋悦夫「そろそろ本気で継続力をものにする!」
もともと自分はこの人のブログのファンなので読みやすかった
話がわかりやすく、情報を丁寧にまとめてて文章がしっくり入り込んでくる
ただし地味
今のビジネス書みたいに、ゆるーいオシャレ装丁にしたらもうちょっと売れそうなんだけどな
>ただの娯楽でいいのに、本を読むことを何か高尚なことにしようとするのは気に喰わん。
>とりあえず読書してる人に対して「すごいねー」とかいう風潮はなんとかならんのか
ある程度教養のある人同士がその人達のレベルで話を始めると
周囲が置いて行かれちゃうんだよね
真に頭のいい人は、教養なしに娯楽として楽しむレベルに周囲と「読書」を共有できるけど
悦に入っちゃう頭の良い馬鹿な人はつらつらと専門家の名前と学説だけ、しかも周囲にわからないように並べ立てて
自分たちだけの世界を作ってしまうんだよね
大学までの世界しか知らない、しかも勉強ばかりやってきた人はこんな感じ
>>734 とりあえず、アンカーの使い方から覚えようか
引きこもって読書してるより
友達や彼氏とくだらないことではしゃいでる方がよっぽどいいよ
>>736 クッソワロタwwwwwwww
>>737 その二つを比べる必要は無いと思う
どっちもそれぞれ楽しいでいいじゃない
スタバとか外とか電車の中で読む時もあるけど
やっぱり家で読書するのが一番落ちつけて良いかも
最近図書館行ってないから図書館で読んでもいいかなあ
でも読みたい本はたいてい借りられてる
都会のオフィス街には年会費払って入れるスタイリッシュな図書館があると聞いて
いっぺん行ってみたいけど、行ってみたいだけで年会費払うのはな…
ビルの上階にあるらしい
>>741 石田衣良みたいなのがいっぱい居るのかな
ちょっと違うかもしれないけど、東京ならあちこちにブックカフェがあるよー
図書館というか、書店+喫茶店みたいなのだったり
趣味でカフェやってる店主が同じく趣味の蔵書を店内に置いてたり
貸し出しはできないところの方が多いと思うけど、コンセプト的に長居OK
「ブックカフェ」でググるとまとめが色々と出る
スタイリッシュなのもずっしり古書系もオサレ雑誌系もほっこり絵本系もあって面白い
>>742 >>742 石田衣良ワロタwww
確かにあのなんともいえないインテリ臭が漂っているw
>>711 家シリーズと「赫眼」かぁ
今amazonでちょろっとあらすじ見てきたけど確かにおもしろそう!
刀城言耶シリーズと並行して読んでみるよ〜ありがとう
なんか幼少期に帰れるような、純粋で無垢で綺麗なお話(ファンタジー)ってないかな?
人の露骨な悪意とか性的なものが無いような…恋愛ものじゃない方が嬉しい。
最近いろいろあって、ただただ純粋な物語に触れて浄化したいんだが…純粋で綺麗なだけの話ってないんだよね。
やっぱりそれだけだと話が展開できないからかなぁ。
>>745 連投ごめん。
それが無理なら、読んだ後にちょっと切なくなるような…でもほっこりする感じというか。
小学生の時の夕方の帰り道みたいな。
ああいう少し寂しいけどなんだか幸せ、みたいな感覚がほしいんだ。
おすすめあったら教えてくださいorz
748 :
彼氏いない歴774年:2011/12/12(月) 18:08:57.81 ID:t/G4A3u7
見た目チャラ男が裏で読書家だと
すごいと思っちゃう
>>746 恩田陸の「夜のピクニック」とか。幼少期ではないけど…
ごめん全然ファンタジーじゃなかった
>>745 エンデ『モモ』
梨木香歩『家守綺譚』
ただただ純粋、っていうのとは違うかも。。
どこか寂しくなって優しくなれる本だよ〜
>>745の求めてる感じとは違うかもしれないけど、
「魔法使いが落ちてきた夏」は幼少期の憧れが詰まってて好きだ
いわゆる中二病wみたいな感じなんだけど、
読みやすい長さだし王道ストーリーなので安心してよめる
>>745 児童書から探してみてはどうだろう
あまんきみこ著「くるまのいろは空のいろ」
表題作は小学校の国語の教科書にも載ってた
少し不思議で可愛らしい話が読める
椰月美智子「しずかな日々」もいいよ
ほっこりはしないかもしれないけど『数の悪魔』おすすめ
簡単な数学の勉強にもなるしファンタジックだし何より挿し絵が可愛い
>>746 それなら安房直子おすすめかな
ファンタジーというより日本民話的だけど
「きつねの窓」とか教科書に載ってたから知ってる人も多いと思う。
一つ一つの話に色彩が見えるようですごく好き
寂しげで切ない幸福感をさがしてるならぴったりだと思う
>>745 ナルニア国物語かなー
子供の頃、こっちの世界に帰ってきちゃうのハッピーエンドなのに悲しかった
>745
池澤夏樹『南の島のティオ』とか。
あとは絵本の類しかアテがないや。ショーン・タンとか、『エリック』なんてかわいかったな。
『いかにして「鍵のかかった部屋」を解体するか?』読了
金閣寺関係あるかと思って頑張って読んだのに! 題名に出てきただけで本文には金の字もなかったちくしょう!
あと評論って面白さがわからん、っていうか何が書いてあるんだかわかるようなわからんような感がひどい
橋本治とかちょこっとだけかじったけど(少女漫画論的なやつ)そもそも文献の少女漫画がまるでわからんから
目がめっちゃ粗い点描画を見てるようなキモチになる
>>745 いしいしんじ「トリツカレ男」
色んなものにトリツカレたように
のめり込んでしまう青年・ジュゼッペが、
恋をする話。
恋愛ベースだけど、ひたすら真っ直ぐで優しくて、泣ける。
>>ケストナー「飛ぶ教室」
ドイツのギムナジウムの男の子五人の友情物語。
クリスマスにぴったり。
>>小川洋子「ミーナの行進」
朋子は東京に働きに出た母と別れ、
叔父叔母の住む美しいお屋敷に居候にきた。
ロマンチックで風変わりな叔父一家と過ごした
過去の暖かい日々を描く。
>>宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
王道?
個人的なオススメだけど。。
なんだっけ「ともだちなのにおいしそう」みたいな絵本も良かったと思う
欲と恐怖と友情の狭間で揺れてて
あらしのよるに?
>>745は児童書や絵本ならいくらでもありそうとか思っちゃったんだけどどうかしら
761さんのは「あらしのよるに」かな?
先月の30日に新作でたよねー。
765 :
彼氏いない歴774年:2011/12/13(火) 10:51:55.27 ID:xxTrqtFq
>>714 亀レス失礼
そう、ゲイだがハンサムでお母さんなトムが居なかったから寂しかったよ。。。
ライムシリーズのスピンオフも面白いです
766 :
彼氏いない歴774年:2011/12/13(火) 11:05:21.64 ID:xxTrqtFq
ファンタジーなら
相葉幸子さんのふしぎシリーズとかどうかな
「霧のむこうのふしぎな町」
「地下室からのふしぎな旅」
「天井うらのふしぎな友だち」
今は新装版で青い鳥文庫からでてます
私は
「りんご畑の特別列車」も好きだったなぁ
青い鳥文庫ていったらクレヨン王国シリーズ
>>745 空色勾玉シリーズとかこれは王国のカギもお薦め
はなはなみんみ物語とか
あとは岡田惇の作品
海外だとロアルト・ダールの作品とか、みどりのゆびとかお薦め
>>745 江國香織の「すきまのおともだちたち」
大人女子ならばおすすめかも。
児童書だと
松谷みよ子「ちいさいモモちゃん」
最近新しく文庫ででたし続編も今月来月に刊行するみたい
個人的に思い入れのある本なんで嬉しい!
769 :
彼氏いない歴774年:2011/12/13(火) 14:41:40.36 ID:TBdbM1kv
>>760 横だけどトリツカレ男すごい好き
いしいしんじの作品の中でも一番好き
現実に疲れて人を信じられなくなった時に読み返すよ…
>>768 モモちゃんシリーズはじわじわとダークだよ
エリナー・ファージョンの「リンゴ畑のマーティンピピン」好き
喪女だけど恋っていいなと思えてくる。恋なんてしないけど。
>>771 768だけど、そうなの?
1作目しか知らなくて(ちいさい頃母親が読みきかせてくれて大好きだった)
久々に読んで感動してたんだけど
ダークな印象無かったな…
もしかして続編読まないほうがいいのかな?
773 :
彼氏いない歴774年:2011/12/13(火) 18:36:17.84 ID:Vj5euCa6
雨の日も晴れ男読んだけど笑えた
おすすめだよ
>>771 小学生の時読んで結構ダメージ受けたわw >モモちゃんシリーズ
ちよっと目立たない地味な人が主人公の話でおすすめのありますか?
青春要素も欲しいです
豊島ミホの神田川デイズと檸檬のころみたいな
中田永一の百瀬、こっちを向いてみたいな
776 :
彼氏いない歴774年:2011/12/14(水) 00:17:56.87 ID:Xg0eq/FG
>>775 大槻ケンヂの
「グミ・チョコレート・パイン」
などどうでしょうか?作者自身がモデルで情けなくも切ない話です
大槻さんはカルト物より青春もののが面白い
>>775 暗めな子だったら、村田沙耶香押し
ギンイロノウタやマウス、オススメ
>>775 「魔女ジェニファと私」は児童小説だから主人公は小学生だけど
二人の根暗もっさり感が結構好きだ…
皆さんは一年で何冊くらい本をよんでますか?
>>766 クレヨン王国いいよね
特に月のたまごが好き
いまだにストンストン伯のせいで私のなかにも可及的速やかにさんがいるw
>>767 ロアルド・ダールは結構ブラックな面もある気がする
好きだけどね
今更ながらに宮部みゆきのブレイブストーリー読んだ。
上中下巻あったけど、面白くて一気に読んでしまった。
悲惨だし、アニメと違ってそれぞれのキャラの行き着く場所も違うけどそれがすごく良かった。
泣かされたぜ…。
自分も一緒に冒険してる気分が味わえて、いい時間が過ごせた。
読んでよかった。
782 :
彼氏いない歴774年:2011/12/14(水) 10:32:47.68 ID:Xg0eq/FG
>>779 100以上は読んでるような気がする
仕事関連をいれるともっとかな
もっと読みたいです
>>780 月のたまごはいいですよね。三郎とまゆみがせっかく出会えたのに
また離れるシーンが切なかった
繰り返しよんだのは
水色の魔界だったかな
>>782 100ってだいたい3日に1冊ってことですよね
凄いですね
>>775 「いちご同盟」
読む人によっては野球少年が主人公という人もいるようだけど
>>779 調べたら今年は37冊だったからあと3冊は読むつもりw
再読とか雑誌、ムックとか入れるともうちょっと
>>745-746です
みんな沢山おすすめ教えてくれてありがとう!嬉しいです
挙げてもらった本全部チェックしてみたいと思います
本当にありがとう
今見たら、今日までで34冊しか読んでなかった
月2冊ぐらいが限界だー
途中までしか読まなかった本もいっぱいあるけど
萩原浩の4度目の氷河期読んだ
大スペクタクルとか、すごく泣けるとかじゃないけど結末もよくていい小説だった
萩原浩は地味に良作が多い気がする
787 :
彼氏いない歴774年:2011/12/14(水) 14:04:47.19 ID:Xg0eq/FG
>>783 それが意外とムラのある読み方で
1日で5冊ほど読んでみたり、1ヶ月全く読まない時もあります
ようは暇なんですw
>>775ですがみんなありがとう!
順番に読んでみます
アンカーつけないで失礼します。
1日5冊とか
年30〜100冊も読む方って
その本は買ってるんですか?
私は文庫新書で年間150冊弱、漫画を150冊強くらい読んでるけど、
全部買ってるよ。
4-5年に一回ブックオフにリリースするけど。
今年は50冊読んで30冊積んでるけどほとんど買った
お金の関係で文庫しか買わないけど
今年は97冊だった。
ラノベや一冊2時間くらいで読める文芸書も含まれているので、
実質の文字数はそんなに多いほうじゃない。
>789
買うのは文庫中心に年20冊くらいかな。
もっぱら図書館。高価な全集や絶版本も読めるのはありがたい。
平均で年に50冊前後かな。読むの遅いから。
専ら文庫本を買って読んでいる。
図書館より書店派。それもネットよりリアル店舗派。
新刊で手に入らなければ古書店・古本市めぐりも辞さない派。
新刊は漫画も含めて年200冊ぐらい、古書は同じく150冊ぐらい買ってるかと。
何かに一気にハマった年はプラス50冊ぐらい?
積読はほぼしない。買ってすぐ読む。
読み難かったりいちいちメモったりしながらゆっくり読むものも、1ヵ月以内には読了してると思う。
たまたま手元に新しい本がなければ蔵書を読み返す。とにかく毎日読んでるw
雑誌はたまたま気に入ったら買う程度で、年に10冊ぐらい。
795 :
彼氏いない歴774年:2011/12/14(水) 17:37:33.42 ID:Xg0eq/FG
半分は新書、半分は古本屋です
売りにいかないので、床が抜けると家の人のものに言われるw
貧乏なのでもっぱら図書館利用に精を出してます
図書館の近くに住みたい
797 :
彼氏いない歴774年:2011/12/14(水) 17:57:42.60 ID:5cTWZUfR
今年は120冊だ。8割図書館で2割りがブックオフ
新書では買ってないなw
皆ちゃんと読んだ本数えてるんだw
自分の場合、手当たり次第読んでるから全くワカラン
来年からは数えたいな
山田詠美のジェントルマンが色んな意味ですごい
事前情報ないまま買ったからびっくりした…
『ぼくは勉強ができない』しか読んでなかったから他のも読んでみたいな〜
800 :
彼氏いない歴774年:2011/12/14(水) 18:38:20.29 ID:5cTWZUfR
>>798 読書ノートをつくると楽しいよ
自分は作品名と作者と★点数と読んだ日付をメモッてるんだ
私も年に50冊ぐらいかな
週一ペースだから。時間があれは一日、二日で一冊読むこともあるけど
私は書店&BOOK・OFFで10冊ぐらい購入して、ちびちび読んでる
図書館は利用してない
スマホ持ちには書籍管理アプリが便利だよ
しばらく読者から離れてるなあ 積読を消化せねば…
今まで全く読書しなかったけど、今年の8月からこのスレに影響されて45冊読んだよ
一番印象に残った本はドグラマグラ、楽しかったのは精霊の守り人
今金閣寺読んでるけど、手前にもものかんずめ読んだせいか、なかなか進まない
読書ノートやってみようかな。
「この本面白い!!」と思っても、どんな風に面白いのかが説明出来ないから、誰かに勧められない。
自分自身でも、何にひきつけられたのか良くわかんなくなってるしw
図書館で小野不由美のゴーストハントシリーズ借りてきた。
学生時代に友達がお勧めしてくれたけど手に入らず、十年越しくらいでようやく読めるw
十二国記も新刊でないかなぁ……。
>>803 読書初心者がドグラマグラっていうチョイスがすげぇww
つうか、すげぇ雑食なチョイスだ。感心する
>>803 8月から読み始めて今45冊って凄いなあ
私も初心者なんだけどまだ20冊くらいだ
もっと沢山読みたいんだけども
>>799 今ちょうど放課後の音符読んでる
切ないけどとってもいい短編集だよ
>>799 山田詠美の本は合う合わないが自分の中にあるんだけど、
ジェントルマンは文芸誌の時に読み、一気にもってかれたね。面白かったよ
>805
803の読書遍歴すごいね、自分も思ったw>ドグラマグラ
金閣寺も三島の中ではどっちかっつーと読みづらい方だと思う
一度入っちゃえばどんどん進めるんだけど。
三島由紀夫はやっぱり『女神』が好き
豊饒の海のシリーズはまだ手をつけてないから、来年の目標にしようかな…
今年はこのスレのお陰でかなり新規開拓が出来た
「出会えて良かった」て本が沢山あったが、中でも『沈黙』は特にそう思った。
>>799 エイミーは教科書に載ってたひよこの眼が凄く印象に残ってるなあ
あと短編集の色彩の息子は時々読み返したくなる
豊穣の海は入りやすいと思う
「春の雪」はなんか高級なラノベというか少女漫画というか…
自分は三島初体験がこのシリーズでついてた気がする
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」っておもしろい?
楽しくはない色々キツイ
興味深いかどうかは趣味による
皆結構本を読んでるんだね
私は貧乏なくせに新書購入派だからなかなか手ができくい
本屋で立ち読みした科学雑誌がおもしろそうだったけど高くて手がでなかった
代わりに漫画1冊買った
三島の金閣寺いいよね
仮面の告白も好き
三浦しをんのむかしのはなしを読んだんだけど、「教師の鈍感さにぞっとした」って文章にすごく共感してしまった
やっぱり三浦しをんはすごいっす
しをんさんて喪女かな
エッセイ読んでたら彼氏いなかったわけでもなかった記述があったような
いや喪女チェックしてるわけじゃないんだけどね
「むかしのはなし」は読んだ記憶あるのに思い出せない
読書ノートつけときゃよかったなあ
最近は心理学者の河合隼雄さんの本読んでる分かりやすくて面白い
評論ばっかり読んでるけど、そろそろ小説も読みたくなってきたわ
金城一紀さん好きだなー
本の冊数たくさんレスしてくれてありがとうございました
皆さん相当読まれてるんですね
>>816 あんまり自身の恋愛の記述はないよね
でも何日もお風呂入らなくて臭いとか、弟にブタさんと呼ばれてるとか、ホモ本の山の汚部屋とか…色々喪をネタにして楽しく生きてる感じが好き
新しいエッセイ出ないかな〜
兼業じゃなくエッセイのみ書いている人のエッセイが読んでみたいんだけど
面白い本ありますか?
エッセイストはなぁ。
結構癖のある人が多いので(またそうじゃないとエッセイだけで食ってくなんてのは無理なんだろうけど)
かなり好みが分かれると思うよ。
雑誌のコラムで気になった人を、とか本屋で帯び見て気になった人を、とか
と言う入り方のほうが無難な気がする。
823 :
820:2011/12/15(木) 14:13:02.64 ID:EenBiFFR
好みが結構分かれるジャンルなんだね >エッセイ
やっぱり自分で本屋に足を運ぶなりネットで情報集めた方がいいのか。
レスありがとう。
極端に言うと「癖のあるヒトの自分語り」なので。
同じエッセイストの本でも受けとり方によって
「まわりに流されない自分を持っててかっこいい」or「独りよがりで独善的」
「オシャレでセンスフル、かわいい」or「やたら気取ってて鼻につく」
「がさつで無神経、イラッとする」or「あけっぴろげで素直で爽快」
なんて、とかく好みが分かれるジャンル。
スレチかもしれないけど、安野モヨコの美人画報が好きで読んでた
最初は努力してて、センス磨いてて素敵!っておもってたけど、巻数を進めるほどに
金持ちの道楽話っぽくなってきて、1回読んだきり開いてない
エッセイは難しいよね。
穂村弘の「君がいない夜のごはん」がゆるくて面白かった。
その後、菓子パンつながりで(穂村氏は菓子パンが好き)、
石田千の「月と菓子パン」を借りてきたけど、これは全然合わなかった。
ほっこり系っていうの?“ていねいにいきる”とか、“凛とした佇まい”とか、
その手のキーワードが好きな人には良いかもしれない。
>>819 三浦しをんさんって名前で勝手に中二っぽい人だと思ってた(好きな人ゴメン)
そんなエッセイ書いてるのかww面白そう。読んでみよう
エッセイだと群よう子さん好きだな。失敗料理の話とか、昔飼ってたペットの話とか
さくらももこのエッセイも昔は好きだったけど、今読むとちょっと鼻につく
>>819 しをんさんは例え喪女であったとしてもものすごいリア喪だよね
初期のエッセイが特に好きだなあ
>>827 私もしをんさんオススメするよ
群ようこもさくらももこも昔よく読んでたなあ
女性のエッセイストは地味っぽくモテないっぽい(少なくとも本人申告では)
それでいて実はリア充というパターン多い気がしなくもない
男性の場合下ネタも書けるけど女性の場合はおバカなこと言ってたり書いてても
シモ関係はアウトだよなと思う
書かれても生々しくて同性読者はひく気がする
>>829 オススメありがとう
ちょっと古いけど、向田邦子さんのエッセイも好きだ
彼女も今で言う喪だったのか、結婚することなく亡くなった
本じゃないけど、田房永子の女印良品というコラムで出てるシモ話はちょっと面白かったな
物凄く生々しいから、もしググって気分を害したらごめん
三浦しをんっていえば、ちょっと昔だけどロードオブザリングのアラゴルン?の胸毛について真剣に語ってるのが好きだったなぁ。
しをんさんは秘密の花園がすごく好き
そういや、これって本名なんだっけ
別冊文藝春秋の瀧波ユカリの「はるまき日記」という子育てエッセイがめちゃ面白い。爆笑
毒づきながらもわが子を愛情いっぱいに育ててる。子供に興味無くても瀧波ユカリの独特の笑いを誘う文体で読めてしまう
>>830 向田邦子!?
喪女どころか魔性の女&リア充
一見地味でしっかり者の昭和の長女キャラってとこがさらに手強いw
既婚カメラマンと不倫の末…相手は自殺…。
でもそのカメラマンに撮られたポートレイトの美しさは至高
エルメスのシャツを色ちがいで三枚買えるような成功した脚本家に…
エッセイ「夜中の薔薇」「父の詫び状」は最高
戦前まで求められた女のたしなみと本人の女の業がぶつかり合ってスパーク!
>>834 ええええそうだったの!?不倫してたんだ…全然知らなかった…
眠る盃と父の詫び状と読んで、結婚とは縁遠かったとか子供は作らずじまいだったとか言ってたから
てっきり喪だとばかり…
うむ
向田は不倫してたし喪じゃないな
女の業が出てるような感じ
森茉莉エッセイはどうでしょ
>>833 江古田ちゃんの人?エッセイ出してたのか…
見てみよう
839 :
彼氏いない歴774年:2011/12/15(木) 22:07:11.98 ID:qOOkFa05
青木るえかはどうかな?
ただこの人かなりダラ主婦でオタクで汚部屋住人らしいから、潔癖な人は耐えられないかも。
あの中村うさぎをして、あとがきで「私よりダメな女がいた」って言わしめるくらいだし。
エッセイなら北大路公子を勧めてみる。
作家のエッセイなら奥田英朗が面白いで好きだ。
エッセイやコラムって個人的な出会い(雑誌でたまたま読んで共感できたとか)で入っていくこと多いよね
そこから自分に合う「系統」の著者につながっていく感じ
町田康とか多分自分的に結構あうんだろうなと思いつつ読んでなかったりもするw
向田さんはもう何だか無条件降伏してしまうくらいすごいw
ケストナーの「飛ぶ教室」よかった。
理想的な少年時代だとは思いつつ、「男の子っていいよなあ」と憧れてしまった。
たまには児童小説もいいね。
みんないろいろ読んでいるんだね。
自分は小林カツ代のエッセイが好きでたまに読んでいる。
エッセイだけじゃなくレシピも載っているし、簡単だから料理が苦手な人におすすめ。
料理エッセイも癒やされるね
私も料理あまりしないのに辰巳浜子の料理歳時記とか吉兆味ばなしとか好き
845 :
彼氏いない歴774年:2011/12/16(金) 01:13:00.65 ID:Xo+Sjw1+
小林聡美のエッセイがおもしろいよ
池田晶子さんがまだ生きてればなぁ…
読むと原点に立ち直れる。
だけど、自分の生活にどう結びつけていいかいまいち分からない。
ひたすら「考える」事が自分にはなかなか出来ない
ドストエフスキー読んでる人いる?
カラマーゾフ、罪と罰、白痴、悪霊なら読んだよ
>>846 話題になってた14歳から入って、色々読んだなぁ。
テレビで姿見たとき、物凄く綺麗なんだけどなんか悲壮で、悲報聞いた時は物凄くびっくりしたの覚えてる。
本当に考えて考えて考えてる方だよね。
>>844 うは!こんなところに辰巳浜子さんの名前を見るとは!
私も好きだ!料理旨そうでよく参考にしてる。
食べ物エッセイとしては、石井好子さんのパリの空の下オムレツのにおいは流れる、がベストセラーで親が持ってた。
思わずノルマンディー風じゃがいも料理作ったw美味しかったw
エッセイ的なのは本よりブログが熱い。
メレ山さんとか槙野さやかさんとかああいうの好きだな。方向が正反対かもだが。
>>847 ドストエフスキーの作品はかなり読んだ
最初は名前覚えるのに挫折しかけたな
>>847 >>848に加えて地下室の手記、貧しき人々読んだ。面白い。
白痴と貧しき〜が好き。
松本仁一「アフリカを食べる/アフリカで寝る」読んだ。
自分もバックパッカーだけどこれは…
食べたり、寝たりそのもののワイルドぶり、ゲテっぷりには抵抗ないんだけど
なけなしのものをごちそうしてくれる人に悪すぎて、私は同じこと出来ないな。
心臓小さいわ……
>>847 地下室の手記が好きだった
高校の頃読んだけど、主人公のひねくれた性格が自分と似てると思った
ロシア文学って精神論??みたいなの多いし、人物名も覚えにくいからたまに挫折しそうになる……
と言っても読んだのはナボコフのロリータのみだけど
読者初心者にドフトエフスキーは遠い存在だろうか…
>>855 いやいやドストエフスキーは朝の連続ドラマ小説なみにドラマチックで面白いのよ
言い回しも大げさだけど難解じゃない
「文豪」て称号に惑わされちゃもったいない
まあ確かに総キャラのうち、思い込みが激しくて言動の大げさな変人の占める割合が多いのは否定できないが……
ナボコフのロリータは面白かったなあ
ロリータちゃんが平気で主人公と寝つつ、主人公が思い込んでたのとは真逆に
ごく当たり前に健全な神経の持ち主だった故に、彼女が心の底にグツグツ主人公への嫌悪感を溜めてって
ラストの展開へ至ったのが怖くて、しかし痛快だった
彼女がフツーに子供にメロメロしたり旦那と大喧嘩したり、仕事みつけて自分で生きて行けたりするのを
心の底から願っちゃう。そしてハンバート・ハンバートは落ちるだけ落ちてよし。
名前で挫折とよく聞いてたので
ドストの作品を読む前にロシア語少しかじっておいたら
読むの登場人物の名前っていう点ではかなり楽だったよ
ドストエフスキー
漫画で読んだけど面白いね
デスノートみたいなキャラでてくるし
罪と罰、まだ途中だけどおもしろい
なんか主人公と主人公をかまう親友にそこはかとない萌えを感じてしまう
若干スレチだが、画太郎が描いた罪と罰も面白そうだったなあ
カバー絵と中の絵が全然違うやつw
名作を漫画化するのはあんまり好きじゃないけど、とっつきやすくはなるよね。
ラズミーヒンは可愛い。あの純粋で善良なところがほんとかわいい
ドストや漱石なんかはなんというか萌え要素あるよね…
うまく言えないけど
作品の懐の広さみたいな、遊んだり揶揄したりするのが許される感じと言うか…
数年前から流行ってる文学を漫画でっての
原作とは全然解釈や雰囲気違うし、読みやすく曲げられてるから
別物だと思ったほうがいいかも
数冊読んでちょっとびっくりした
画太郎先生は治外法権
>>862 わかる。三四郎の友達もそういう感じだよね>ラズミーヒン
ピース又吉の「第二図書係補佐」読了。
芸人が書いた小説やエッセイって苦手意識があって読まなかったんだけどなぜか衝動買い。
又吉さんの厭世観とか学生時代からの微妙なハブられ感とか共感しすぎて泣けた。
呼ばれたサプライズパーティーで放置とかもう恐ろしすぎる。
>>859 罪罰もだけど
カマラゾフの次男なんか特に似てるよね
リンゴ好きの悪魔と対話してるし
図書館で文庫のカラマーゾフの兄弟の1巻をめくってみたら
主要登場人物と簡単な説明を汚い字で書いたメモが貼ってあった
だれだー、こんなクソ行為した奴!
うわーみんなのレス読んでたら罪と罰読みたくなってきた!
だが今日寒いんだよ…図書館に行くまでに凍ってしまう…
>867
親切じゃん
カラマーゾフの兄弟、中一の時に登場人物覚えられなくて挫折したww
この前、あまり行かない本屋で有川浩のサイン本を発見。今月財布が厳しいんだけど、植物図鑑が大好きなのでつい買ってしまった。
ここじゃ有川浩って人気ないのかな・・・
汚い字で説明ってところがもう駄目すなぁ…
千波くんシリーズ新刊が出てたのを知って久々に読んだ
相変わらずぴいちゃんがキモ鋭くて千波君はハンサム可哀想でなによりです
有川は自衛隊ものとシアターは好き
植物図鑑は
>>870には申し訳ないけど始球式しそうになった
>>870 このスレじゃおおむね不人気だね
自分も植物図鑑好きだよー。この草をどうやって食べるんだろうってワクワクした
ふきのとうが苦いのは意外だった
有川浩はだいたいいつも誰かが!連発の長台詞とかでえらそうに説教する場面がうっとうしいのと
メインのカップルが好きになれないのが痛かった
それでも図書館戦争、シアターはまあまあだったかな
県庁の話は始球式してそれ以来近寄ってない
草食べる話なら梨木香歩のからくりからくさが好き
おにぎりとかお味噌汁とか天麩羅おいしそうだった
有川浩はなんつーか当たり外れがね
本人の傾向は一貫してるんだけど読者的には好きになれるかなれないかが微妙なラインだったりするよね
私は自衛隊ものはまあ好きだけど図書館戦争は2巻で挫折した
罪と罰翻訳本色々あるけど
どれがいいのやら迷う
有川浩、むかし図書館戦争を立ち読みしたときに、
あまりにセリフがオタ臭い長文で断念したなあ。
でも、本の趣味がそこそこ会うリアル知人が「阪急電車」がよかった、
と言っていたので気にはなってる。
人気作家だけど好みがわかれそうなのって、
桜庭一樹とかにも感じるなー。
自分は、作品の中身よりも先に、
作家の自己愛が先に目についちゃうと苦手意識が消えなくなる。
有川浩は、甘い恋愛ものが苦手な人とあの説教パートが苦手な人は駄目だろうなぁ
自分は、年寄りが若者をビシッと説教してくれるシーンですごくスッキリする
阪急電車のおばあさんとか三匹のおっさんとか堪らなかった
ストーリーセラーで急に舞城みたいな展開になったときは目玉がすっ飛んだ
ハードカバーではあるけどラノベだからねぇ
本人も「自分はラノベ作家」って言い切っちゃってるし
図書館戦争はテーマが面白いから読んでみたけど、3巻目で投げた
説教は平気だけど恋愛パートは無理
スパイス程度に入って来るならともかく、途中からほぼメインになってきてたし
テーマ自体は考えさせられるだけにイライラしちゃった
真面目な恋愛小説は好きだけどラブコメは向いてないわ
説教パートもなぁ。
著者自身の倫理観が甘いっていうかぬるいっていうか、納得できない部分がある。
戦争や自衛隊をラブコメの萌えオプションと同列に扱うところからして合わない。
純粋にベタな恋愛ものなら、少女マンガの活字版として割り切って読めるんだけど。
私は図書館戦争はベッタベタの少女漫画のノリが好きで全部読んだw
むしろ作者の思想がガッツリ入った説教、みたいなのがあまり好きじゃないので、今となっては
「何であの頃は田中芳樹とか喜んで読めてたんだろう……無理だわ……」
みたいなカンジ
やっぱおおむね不評だねww
ふと思ったんだけど、姉妹スレで
ラノベ好きな喪女とか立てたら盛り上がるかな?
あー田中芳樹の説教ね。
厨2病時代に嬉々として読んでたなあ。
今は田中芳樹に関しては、もはや「続きさえ出ればなんでもよい」
みたいな生暖かい境地。
>>883 ラノベの定義でもめる予感ww
有川もだけど西尾とか京極とか桜庭とか乙一とか児童書とか少女小説とか
>>885 確かにwww
このスレは文学作品で盛り上がってること多いから
ゆるーい読書スレもあったらよさそうだと思ったんだけど、難しいか
ラノベの定義はレーベルです
スレを分けずともここで十分なのでは。
ガッツリ語りたきゃラ板行けばいいわけだし。
私はいまだにコバルトもホワイトハートもB's-Logも読んでるよ!
三十路も後半戦だよ! \(^o^)/
>>856 亀だけど。
『ロリータ』はその後が序文に書いてある。しかし読み返さないことをオススメする。
ちきりん『自分のアタマで考えよう』読了
思考の入門本という触れ込み、哲学系とかは何冊かかじってたけどこっちのがニュースとか時事問題とかを扱うのにはいい
ブログが飛ばしてる感じなのでちょっと眉唾せねばならんかと思ってたけど、とりあえず筆者の理屈の通し方は判って面白かった
図書館に購入申請して一ヶ月かかった本だけど買っても良かったかも
今『閑吟集』読んでるがリア充だらけで読むのがつらい…かと思ってたけど
「恋人が来ない苦しい」「恋人もう帰る時間だけど行かせたくない苦しい」の歌が多い上に
本当に切ないのばっかりでなんかもうリア充とか言ってられない
イチャイチャ歌もよく考えると結構したたかだなーと思うけどなんか可愛い
基本的にどの歌も逢うとか見るとか地名や物に引っ掛けたりしてうまいこと言いまくりだし退屈しない
ただし男色歌、テメーはだめだ
「きれいな顔のイケメン若衆に手招きされて船漕いでんのに力が抜けた\(^o^)/」とか喪女かお前は
ふざけんなうらやましい、末永くもげろ
>>889 このスレで閑吟集おすすめした奴です。
な?男色パートはあったま悪いだろ?w
男女の切なすぎて絶え入りそうな、喪だとかリア中だとか関係なく
切なさに身悶えしてる人達に比べてなんかアレですよね
中には
「田舎に妻子残してきたけどこれはこれで毎日楽しい!あの少年もウホッ美形!」
とかいう阿呆もいて、たんすの角に小指をぶつけてしまえばいいのにコイツ…!
>>878 桜庭一樹は「砂糖菓子の〜」で知ったけど
同作品の中で、家庭環境が不安定な子の逃避願望があまりに巧みに表現されてるなと思った反面
キャラクターのアクの強さ(ボクっ娘とか)がラノベ臭プンプンで私には合わなかったなぁ
売れる物を書くにはまず世界観ではなくキャラクターだと言われているらしいし
アプローチとしては間違っていないんだろうけど
やっぱり好みってあるよね
>>890 何というか「本体はチンコです」の開き直りっぷりがひどいやつはもういっそ清々しいほどひどい
残される妻の側の「旦那帰ってこない待つ身悲しい」歌とつなげて考えると腹立ってくる
風情があるなあとか思ったのが天狗が牛若に歌いかけるやつ
あれは花びらが散りまくるイメージで綺麗でなんかいいなと思う
以前このスレでオススメされたPGウッドハウスのジーヴスの事件簿読んだ
読みやすいし面白いね
ジーブス日本人の描いたのだけど漫画版も出てるよ
絵が可愛くておすすめ
勝田文好きだからオススメw
前にスレで話題に出てたと思うけどあしながおじさんの日本を舞台にアレンジした漫画も描いてるからそっちもよかったら是非に
そういえばこのスレで知った蜜のあわれ読んだ
おじさまは変態度がかなり高いね
■下山の思想(五木寛之)
文字数少なめ、サクサク読めた
世代が違うと理解し辛い場所がある、戦争の時代を生きた人なら共感できるそう
現代社会を下山の時代に例えてる点が面白かった
西アジアスキーなんで「テヘランでロリータを読む」が気になってるのですが
これって「ロリータ」読んでなくても楽しめますか?
前にここで挙がってた梨屋アリエさんのプラネタリウム読了!
児童書ってあまり読んだことがなかったんだけど、すごく不思議な感覚で面白かった。
ドロドロの展開になるのかなーって思った所もあっさり終わったり、予測通りには進まないところがいい。
江戸時代の町人ものでおすすめない?
鬼平とか八丁堀みたいのでなく、町人もので
藤沢周平や山本周五郎かな〜
藤沢周平って武士もののイメージだった
あと山本周五郎か。
あらすじ見て選んでみます。ありがとう
>>901 久世光彦「逃げ水半次無用帖」
事件帖のような体裁だけど無用帖
主人公は超美形だけど超やる気のない("逃げ水"の由来)あにさん
お江戸の空気感がすごいよ
卵の緒/瀬尾まいこ 読了
瀬尾さん読みやすいし読後は心温まる感じで好きだなあ
でもこの本に入ってる「7's blood」って話のラストが難しかった
というか主人公の行動の意味が分からなかったorz
誰か読んだことあったら解釈を教えていただきたい。
人物の心理とかってどうやったら読み取れるんだろう・・・
次はこのスレでもあがってた『向日葵の咲かない夏』読むぞー!
風が強く吹いている読了。
少しずつ読んでいたけど、もうすぐ駅伝だからと思って一気に読んだけどかなり良かった。
箱根駅伝なんか全く興味なかったけど、これ読むと絶対見ようと思える。
箱根駅伝はどういうコースを走るのか凄く詳しくなれる作品でもある。
908 :
901:2011/12/20(火) 02:27:00.34 ID:JRAj8nOZ
>>901 ハルキ文庫の「みをつくし料理帖シリーズ(高田郁)」。
女料理人の澪ちゃんがいろいろ不幸な目にあいつつも
一生懸命美味しいもの作って生きていく、と言うお話。
時代小説には珍しく、事件が起こったり推理したりしないし、切ったはったもない。
文春文庫の「だましゑシリーズ(高橋克彦)」
こっちは普通に事件が起こって、それを芸者のおこうさんやら絵描きの北斎やらが解決してく。
町奉行所とかも出張ってくるけど、そんなに表に出てこない。
むしろご隠居さんとかが大活躍。
>>907 昨日図書館で借りようか悩んだんだ
三浦しをんの爽やかな青春話とかどうなんだろうと思ったけど、やっぱ面白いんだね
明日借りてくる
パレード/吉田修一 読了
ちょっと拍子抜けしたけど、これはこれで好きかも
でも何回も読みたいとは思わないかなぁ
ソフィーの世界読んだ事ある人いる?
居たらどれぐらいの時間かけて読んだか教えて欲しい
中学生ぐらいのころ読んだなあ
読むのあんま速くないけどのめり込みやすいタイプだったし四時間くらいで読み切ったかな
「これ!これ自分も思ってた!!1!」みたいな発見があって面白かったよ
今だったら流石に四時間では無理かも
章立てされてて区切りやすいから一週間くらいかけてじっくり読む
>>913 レスdです。
4時間は凄い!その集中力は宝だね。
あの本は持ち運びもムリそうだし、ぼちぼちと時間かけて読もうと思います。
自分史上最高の分厚い本だから全部読めるか不安だけど挑んでみます。
即レスありがとう。
飛鳥井千砂面白かった
最初の感想が「スイーツ怖い」だったんだけど
そこで始球式しなくて良かった
「アシンメトリー」「タイニー・タイニー・ハッピー」と続けて当たりだったので
他も手を出してみようと思う
図書館で借りた本って借りたことにまんぞくして読めないことが多いなあ
有川浩 三匹のおっさん
エレクトリカルパレード発動1秒前!に笑った。
この人の正論って、
自分の中のネチネチした感情とピッタリ一致する所が複雑。
お嫁さんをやり込める所とか、
「自分でもこう言ったらスッキリするわ」と
「端から見たら姑も意地悪だな〜」を両方思った。
>>913 一週間でも十分早いなぁ
私は一週間どころかソフィー挫折しちまったよorz
同じヨースタイン・ゴルデルなら『カードミステリー』のが物語としては断然面白い
プチ哲学…というかメタ認識とかかなアレは? とにかくそういうのも仕込まれてて良い
>>918 挫折するのは厚いからではなく単に面白くなかったからでしょw
読まなきゃいけない宿題でもないし、面白くて厚い本に挑戦すればいいだけ
>>917 分かるww
絶対意地悪に見えるだろうから現実じゃ思ってても言えないことを
思いっきり言ってくれるところが好きだw
>921
なるほど有川好きな人はすっきりするんだね。
私は、主人公がヒステリックに騒ぎ出すと「うるせーよ!」とどつきたくなる。
同じテキスト読んでも感じ方は真逆って面白い。
>>909 みをつくし料理帖シリーズいいよね
銀二貫もすごく良かった
>>922 本当だねー
私もあれをヒステリックだと受け取る人がいるんだーって驚きだ。面白いねぇ
うわぁ…
森見登美彦「四畳半神話大系」
この人の言葉遊びが好きなので楽しく読めた。
アニメ化されてるみたいだけど、この内容をどう扱ったのか気になる。
キャロル・オコンネル「クリスマスに少女は還る」
たぶんこのスレで知ったもの。
これは確かにオススメしたくなるね!面白かったーー!ありがとう!
自分の半身ともいえる双子の妹を亡くした兄の想いも
誘拐された少女たちの友情も、せつなく愛おしかった。
>>922 すごくその気持ちわかるw
やたら高圧的な口調だったり!が多用されてるからかな
私は嫌いってほどでもないから有川作品結構読んだけど説教シーンでもやもやする
有川作品に限らず、基本的には正しいけどやりすぎかも、みたいな行動言動に対して
全肯定されるともやっとするし、
ツッコミが入るとすっきり楽しめるなあ
ストーリーセラーは表題作を筆頭に全作品合わなくて買って損した
ID:koh/BHjP
>922さんは煽ってるわけじゃないでしょ
様々な感想を知れた事に対して面白いって言ってるんじゃない?
>>926 アニメよかったよー
森見登美彦独特のくどい言い回しをえらい早口で巻くし立ててて、声優の本気に驚いた
絵も中村祐介だからさらっとしておすすめ
クリスマスの時期になると森見の太陽の塔が読みたくなる
私も聖夜に百万遍交差点でええじゃないか騒動を起こしたい…
>>923 あ、銀二貫もよかった?
みをつくしシリーズが最新刊まで追いついちゃったから、今度読むかなあ。
西原理恵子『ぼくんち』読了
おっとろしい本だなこれは…ワロえないのに笑っちまう
『アンジェラの灰』『花の命はノーフューチャー』とあわせて個人的三大貧困奇書にキマリ
花の命はノーフューチャーよみたすぎる
綾辻行人「Another」読了!
どんでん返しの連続で面白かったー!長いけど飽きないよ。
有名作家だけど読んだことなかったんだが、初めての綾辻作品がこれで良かった!
館シリーズも面白いよ。
>>935 まじか!
わたしもそれさっきまで読んでたけど重いし、ちょっと長かったので
返してきちゃった…
また借りて来よう
>>935 初めての綾辻作品は殺人鬼だったよ。
それが良いか悪いかは置いといて作家さんの引き出しの数の多さに圧倒された。
よくもくれだけバラエティに富んだ殺害方法を考えついたもんだ。
その妻である小野不由美もすごい作家だよね
高校時代にティーン向けのホラー小説読んだけど、ハンパなく怖かった記憶があるw
>>936 読んでみる!
>>937 叙述トリック苦手じゃなければ是非!私は四分の一過ぎたあたりから一気に面白くなったって感じた
>>938 すごいよね!殺人鬼も読んでみようかなあ
。日中にw
今は江戸川乱歩「人間椅子」と重松清「小学五年生」読んでる。
そして前にここで紹介されてた柚木麻子「嘆きの美女」買うか迷ってる…
クリスマスに素敵なラインナップですね
図書館から借りた本をそろそろ返す時期なんでさっさと読まなきゃいけないけど
読書=義務に転じて読む気力がなくなる
借りるときは、「これだけしか借りられないのか」と冊数制限に悲しむというのに
江戸川乱歩の短編集が、ピース又吉さんの第2図書係補佐で紹介されてた。
私は人間椅子読んで怖くなってやめたけど、読んでみたくなった。が、怖い。
クリスマスに読むのは有りかな…?
ありだと思う
とても喪女のクリスマスっぽくて
>>939 それ悪霊シリーズだよね。
ずっと読みたいと思っていたけど、ずっと絶版になっていて
最近出始めた復刻版が出たからそれを読んでいるよ。
タイニー・タイニー・ハッピー読んでる
恋愛した気分になって楽しんでるけど、恋愛系にしか興味湧かない自分がなんかイヤだ
ここで精霊の守り人オススメしてた人たちありがとう!
面白かった!!
本読まなくなったけど、
守り人は何回でも読んでる。
闇が一番好き。もうバルサよりずっと年取っちゃったけど、だめだめだな
私も闇が一番好きだ…
カグロジグロユグロの兄弟が切ない
ユグロは道を過っちゃったけど、
ジグロがよちよち歩きのユグロを不器用にあやしてたって一文で涙腺が
被告A/折原一 読了
読解力なくて意味わからなかった
どっからどこまでがどう…えぇ…
読み返すのめんど
クリスマスだから森見さんの『太陽の塔』を読む!
屍鬼挫折した
長すぎ
クリスマスに大量殺戮ものも乙ですね
「悪の教典」よんだ
フロスト警部みたいに山積する厄介ごとを痛快にやっつける話かと思いきや
いきなり人殺し始めて驚いたw
>>951 つアニメ
つコミック
キャラクターの顔を覚えちゃえば、面白く読めると思う。
藤木凛のバチカン奇跡調査官シリーズ
映画MWで神父萌えをしたんで読んだ。
下手なお姫様より純粋無垢で箱入りな主人公。
そして数々の奇跡のトリックがトンデモで面白い。
難を言えば、スカッとしない終わり方なんだよね…
守り人いいよね
バルサを見習って生きようって思える
あの作者の本は全部好きだな
読んでて喪的に辛くならないし
バルサの食卓の古本買ったらメニューのとこに小さな丸でいくつかチェックしてあった
不思議と嫌な気持ちがしなくて「これマジで作ったんだw」とびっくりw
子供が守り人好きで作ってあげたのかな喜ぶわなと想像してほのぼのしたり
>>955 同じ作者のエリンは食べ物を実際に作った人見た!
すっごい絵がうまい上に本業パティシエらしく完璧に再現出てきた
しかも作者からコメントももらってた…羨ましい…
>>940 「嘆きの美女」おすすめされてたから読んだけど
展開が古めの少女漫画的で
パンチの効いた毒を期待してる人は肩透かしくらう
私のようにw
ネット叩きと漫画小説が生きがいの喪女ニートが
ある日、叩いてた美女達が住む館で生活することになり
周囲の美女やイケメン社長になぜか評価されつつ成長する物語
あと料理とか作り出す
ざっくりとしたあらすじはこうでした
古めの少女漫画かー言い得てるかも!
食べ物ネタが面白かったけど、最後のパーティのサプライズはどうやって作るんだアレw
Twitterの作者の書き込みを見ると小物感が感じられる…
・小説の宣伝はいいとして、ドラマ化の妄想が激しいwキャストから主題歌から全部考えてる(内容がまたひと昔前の感じ)
・Twitter上で大物(小説家やら書評家やらイラストレーター)と絡むときの媚びるテンションが半端ない
・一般のファンには冷静つうか冷淡
ドラマ化の詳細案より、小説そのものに力を入れろよ!と思う。
そんなことどうでもいいよ
すまんです。作品世界に不満だったんで作家叩いてしまった。
961 :
彼氏いない歴774年:2011/12/24(土) 14:09:56.72 ID:pH5MpWZR
私は「食べることしか楽しみがない〜」スレの住人でもあるから、小説やエッセイの
食べ物描写がものすごく好き。不謹慎な話だけど、過食症の人のブログとかドキュメ
ンタリーとか読むのも面白い。
衿野未矢の「依存症の女たち」っていう本に出てきた過食症の人たちの食生活も読んでて
わくわくした。毎日仕事帰りにケーキ屋でケーキ1ホールとコンビニでスナック菓子を何
袋か買って、家で普通に夕食食べた後で部屋で一人それを食べつくすOLとか。
あと著者の担当編集者で異常に甘いもの好きの人がいて、ホテルで打ち合わせしたら、1時間半
くらいの間にケーキ5個に紅茶2杯にコーヒー1杯平らげた人の話とか。
前者はともかく後者はそんなに異常というほどでもないと思った私はおかしいかな?
著者は見ているだけで吐き気がしたとか書いてるんだけど、私は正直おいしそうとしか
思ってしまった。
レインツリーの国読んだ
わがままでちょい喪なヒロインがイケメン(補正)で関西弁のリア充主人公にかまってもらうってシチュがよかった
所々泣いた
イブの日一歩も外出ないで蒼穹の昴読んだ。
中原もマンチュリアンも持ってるけどやっぱりこれが一番好き
好きな本読んで引きこもれるってなんて至福なんだ
>>954 獣の外伝読んだらちょっと鬱来たよw
自分は読むんじゃなかった。
>>965 なったなったw
美男美女のカップルが互いに強く想いあってるなんて眩しすぎ
自分もだw
教導師の回想の方がダメージ大きかった。
勝手にあの人には喪のイメージつけてたからw
私はレインツリーの国あんまり好きじゃなかったな
ヒロインの方はうじうじしてて、「え?」と思うような行動するし、主人公はいかにも「モテる俺」って感じで好きになれなかった
2、3年前に読んだから、数の悪魔を読みおわったらもう一回読んでみよう
当方、小説未読の読書の初心者です
・川端康成「雪国」
・村上春樹「ノルウェイの森」
・阿部公房「砂の女」
・筒井康隆「家族八景」
・綾辻行人「殺人鬼」
・貴志祐介「青の炎」
・三島由紀夫「花ざかりの森・憂国」
・江戸川乱歩「孤島の鬼」
この中で小説初心者が挑戦するとすれば
どれからが良いですか?
ちなみに
ピース又吉の第2図書補佐係を読んでみて
なかなか面白かったのですが
最後の対談の内容が上手く飲み込めなかった程度の読解力です
>>969 乱歩に一票
孤島の鬼は文句なしに面白かった
初心者 という点見落としていました
第2図書補佐係は読んだことが無いので何とも言えませんが
いきなり長いのよりも、まずは短編から入ると良いかと
青の炎は読みやすいと思うよ
>>971 ありがとうございます
やはり乱歩は初心者には難しいですかね
短編集もあるか探してみます
ぼくは勉強ができない
最初はおもしろかったけど、普通に勉強するのなんてつまらない!真面目な教師なんか鬱陶しい!
って主張が一貫してて他の考えを排除してるみたいでうんざりした
何かにつけて女関係を持ち出す主人公も好きじゃない
でもじいちゃんは好き
中高生のころに読んだら感じ方は違ったかも
へえ、逆だったな
最初は全然ダメだったけど後書き読んだら試みがはっきり分かって残りはすんなり楽しめた
後から振り返って初めてわかるものってやっぱりあるんだなぁって思った
>>974 初読は面白かったけど、20代になって再読したら
主人公の皆と違う俺って大人!臭がきつくてだめだったな。
じいちゃんの素敵さは変わらなかったが。
筒井の「旅のラゴス」
どうしてあそこまで尼レビューの点数が高いのかわからないわw
面白い部分は面白いけど喪女には主人公がエゴのかたまりにしか見えない
探偵術マニュアル/ジェデダイア・ベリー
ハードボイルドミステリかと思って読んだらファンタジーだったでござる
私が買った後に尼に付いたレビューが的確すぎて悔しい
暗号解読(上)/サイモン・シン
フェルマーの最終定理の作者が書いた暗号解読の歴史
基本的な暗号解読法の説明に始まって
暗号が歴史で果たした役割(政治・戦争からミステリ小説)や
関係者の数奇な人生などが文系の私にも面白く分かり易くまとまっていて今年一番興奮した本
頭疲れるのが難点だけどこれから頑張って下巻読むぞー
『旅のラゴス』めっちゃええやん
筒井康隆ベスト3くらいには入るレベル
『ルナアル詞華集』読んでる
オシャレ綺麗でビビる
有名な「風がページをめくる。しかし、読めはしない」に始まって
「得意満面の小鳥。パリの空を飛んできたらしい様子だ。」とか
「風が薔薇の花でつくる蝶のむれ。」とか
あれ何かこういうテイストの雑貨が今流行ってるよね? みたいな
後半人間観察になってて、それはちょっと皮肉の利いたのになってんだけど
風景描写系は始終こんな感じ
>>969 純文学系は読めれても楽しめないと
次が続かないから、まずは楽しく読めそうな
ミステリ路線の人から読むのがいいと思います
江戸川乱歩は、なんつーかあの時代のラノベ的な印象がある(いい意味で)
どの話も割と読みやすいと思う。
孤島の鬼は長いけど、本当に面白いから読んで損は無いよ。
孤島オススメの人多いんだね 最初ちょっと読んで積んでたから孤島クリスマスしよかな
孤島クリスマスw
同じく本当に面白いからおすすめだけど、
読後しばらく「あああ〜…」ってなった自分には
ものすごいチャレンジャーに感じる・・・!
年内には積んでるアバチュ最終巻を読み終えたいな。
はー、何回読んでもナルニアはいい…
特にリーピチープ大好きだーーー!
映画は見ないw
弟の教科書見てたら山田詠美の「ひよこの目」が載ってたんで読んでみた。
あんな可愛らしいタイトルなのに話が悲しすぎるわ…幹生…
こういう甘酸っぱい青春に付きまとう影と悲劇って好きだけど、読んだ後ちょっと凹む
小路幸也「空に向かう花」読んだ
どうもこの方とは相性があまりよろしくないみたい
どの本もダメじゃないんだけどグッとこないというか…
豚骨ラーメン食べたいのに醤油ラーメンしかない店に入ってしまった感じw
数年ぶりに斜陽再読。
太宰作品に出てくる女性には共感せずにいられない。
そして鬱々としながらも直さん萌えるよ直さん
今さらハリポタ全巻読んでます
クリスマスは、それで終わった
年末年始は酒井順子読むわ
>>981 ありがとう
皆さんが言われてるように江戸川乱歩から読んでいこうと思います
全部人に聞かなくてもあらすじと冒頭読んで自分の好きそうな話から読めばいいのに
竹取物語読了
大雑把なストーリーは把握してたけどちゃんと読んで良かった
最初はちょっと残酷すぎるんじゃないかって性格のかぐや姫が
徐々に人間味が出てくるところはうるっときた
>>994 おお!きっかけは何ですか。読んだ版とかあればおしえてほしい
>>989 サンタさん素敵!あいしてう!
>>994 >ちょっと残酷すぎるんじゃないかって性格のかぐや姫
俄然読みたくなったw
今度本屋で探してみる
ダン・ブラウン「ロスト・シンボル」
またこのパターンか…と思いつつ、うんちくや豆知識やラストのどっきりがやはり好き
>>989ありがとうサンタさん
「海と毒薬」読み終わったー
禁忌を犯した後の罪の意識や苦悩、関わった人達の末路に焦点が当てられてる作品なのかな、
と読む前に勝手に想像してたからちょっと物足りない気持ちになった。
でも実験に至る過程や解剖の様子は読んでて怖いし辛かった…
サンタさんありがとう
>998
続けて『悲しみの歌』を読んだらいいよ
自分も少し物足りないなと思ったクチだが、両方読んで腑に落ちた感じ。
…しかし遠藤周作は、心身に痛い描写がほんと細かいよなあ。
サンタさん有り難う!
>>991 自分も今更ハリポタ読んでる
作者の微妙な伏線たまりません
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。