>1乙
筒井康隆「農協月へ行く」読んだら笑いすぎて腹イテー
ただこの人のドタバタ系はいったんハマるとたまらなく面白いけど生理的にキツイのもあるよね
怪奇たたみ男、お前や!
誰か「レベッカのお買いもの日記」シリーズ読んでる人いない?
あれちょー好き!小説の中で一番好き!
村上春樹のエッセイ本に嵌っている。
単純に面白い。
村上春樹は食わず嫌いだったけど、読んでみてよかった。
よく、その作家のファンじゃないと楽しめないエッセイってあるけど、それとは違う。
村上ラヂオあたりからオッサンなのにぶりっ子すんなwと思ってしまう・・・
日常生活のささやかエッセイに関してだけねw
確かに最近の村上春樹はおっさんぶりっこがひどい
今日から「ROMES 06」の一番新しいのを読む
病院の待ち時間に読もうと思ってたものを間違えて先に読んでしまった
荷物が重い
ぶりっこおじさんなんて言うから某バカタレのことかと思った
前スレでラノベが話題に上がってたから懐かしくなってトリブラ読み返してた
神学大全のプロットだけでも十分面白いんだよなぁ……もう読めないことが悔しくてもどかしい
やっぱりシリーズ半ばで著者が亡くなるっていうのは辛いな
打海文三とかダイアナ・w・ジョーンズはショックだった。
裸者とか、きっちり最後まで読みたかったよ・・・
前スレでスープのことばかり考えて暮らしたを
教えてくれた人ありがとう
すごく良かった
こりゃ、しばらく一人吉田篤弘フェアだな
DWJは泣いたよ…
でもなんかシリーズ途中のあったっけ?
まあハウルやクレストマンシーみたいに数十年ぶりに続編がでるものもあるから
ダイアナさんが生きている限り物語は続いていく気がしてたよ
とりあえず徳間書店はハウルの続編訳してください…
自分で訳そうとしたけど無理だったw
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ亡くなってたとかあああああ
マジかよショックだ全然知らなかった……
自分もしらなんだ…
ハウル映画化されて良かったね…
ペットが死ぬ話だと無条件で泣いてしまう…特に犬…
江國香織のつめたいよるにを読んだら、一発目から犬が死んでて泣いた…でもとてもよかったよ。
私も犬に弱い。特に和犬
大沢在昌の「心では重すぎる」を読んでるけど面白すぎる
仕事休んでずっと読んでいたい
読み終わったらシリーズ最初から読んでみようと思う
テメレア戦記 ナオミ・ノヴィク
世界史にドラゴンを足してみたカンジの内容。
ナポレオンとかあそこらへんの燃え滾る時代なんで、続きが超読みたい
『俺俺』を今途中まで読んでる
オビだか本屋のポップだったかにでっかくオレオレ詐欺がどうのって書いてあったので
ワルな主人公が活躍する社会派ミステリー的なアレかと思った
全然違う
いろいろ刺さる
カオスで怖くてすごくいい
まだやっと半分来たくらいだけど、かつ後半は評判悪いみたいだけどw
個人的に良作の予感
これだから読書はやめられない
ストーリー・セラー読んだ
この人の本好きなんだけど、ちょっとイマイチだったなぁ
王道だった植物図鑑は良かった。枕投げたけど
今「百瀬、こっちを向いて」読んでる。
短編なんだけど特に「なみうちぎわ」が好き。
どれも恋愛に奥手な感じがいい。笑
>>21 宮崎先輩が思ったよりクズでびっくりした
けど、どれも表紙の装丁通りに白く爽やかな話だよね
純愛と言い切ってしまってもいいのかな
「小梅が通る」の終わり方が好き
>>22 確かにクズだったけど、爽やかだったね!
それより女の勘はすごいなーと。
「時をかける少女」読んだことある人いる?
花言葉調べたら更に感動するよ!
>>4 ソフィーキンセラ良いよね。2巻までが特に面白かった
「ああもう、しょうがないなこの子は」とか思いながら読んでる
映画の方は見てないけどちょっと気になってる
「エマの秘密に恋したら」も面白かった
海外作品はいかにもな翻訳文が苦手で避けてたけど、佐竹史子さんのは
スッキリ読みやすくていいと思う
「コンダクター」が面白かったので、神永学の他の作品を図書館で予約かけてみた
八雲と天命探偵の1巻、それから山猫が届いたので今日の夜くらいから読み始めようと思う
文春の秋100冊フェアで空中庭園買ってきた
角田光代は初めて読む
幸福な食卓とか、家族系の小説大好き
梨木香歩の「家守綺譚」
素敵なお話で、優しい気持ちになった。
でも、終わりが葡萄の話なのは、少し切ない。
>>26 梨木さんなら「りかさん」「からくりからくさ」もオススメ。
図書館だと児童書コーナーにあるけど、雰囲気はなんとなく家守綺譚に近いから、面白いと思います。
いや家守綺譚読んだならなら、次は村田エフェンディ滞土録ですよ。
もう読んでたらすまん
>>26 素敵な話だけど、最後は少しゾクっとした
そして高堂とはもう会えないんじゃないかって悲しくなった
不思議な余韻の残るお話だよね
ところで恩田陸さん好きな人はいるかな?
図書館に行ったらいっぱいあって何から手をつけていいやら…
オススメあったら教えてください
>>26 裏庭、西の魔女が死んだが読みやすくてお勧め
梨木さんといえば最近ピスタチオを読み終えた
面白かったし雰囲気は大好きなんだけど一般書はなんか文章が硬い感じだなあ
西魔女裏庭丹生都比売の児童書から梨木さんの本に入った所為か
読むスピードが掴みづらくて、なかなかページが進まなかった
>>29 光の帝国とユージニア、ネバーランド
微妙扱いされてるけどQ&Aは個人的には好き
この人の作品は概ね最初から中盤は本当に面白いし盛り上がるけど
最後が残念だったり、尻すぼみだったりするのが多いから注意
最後の微妙さを知りながら何度でも挑んでしまうのが悲しいけどw
禁じられた楽園はお勧めしない
>>29 >>31さんが挙げてるの以外では、『麦の海に沈む果実』、『黒と茶の幻想』、『蛇行する川のほとり』が好きかな
個人的にはこの人のオープンエンドは結構好きw
確かに肩すかし感はあるけど、全部説明され尽くされると逆につまらなく思えてしまうんだよね
想像力を働かせる余地があったり、すわりの悪いぞっとした感じを味わえるのが良さだと思う
でも、上に挙げた作品はわりときっちり終わってると思う
26ですが
梨木さんの他の作品、これから読もうとしてるところなので、
おすすめしてくれて、嬉しいです。
みんなありがとう!
>>29 ドミノと遠野物語が気に入ってるのでおすすめ。
不気味だったり優しかったりする遠野物語の世界が好きだ。
>>29 普通の話…夜のピクニック、チョコレートコスモス、蛇行する川のほとり
しっとり系…光の帝国、蒲公英草紙
ミステリ・ホラー…ユージニア、Q&A、ネクロポリス、木曜組曲、わたしの家では何もおこらない
ここらへんは面白いよ
個人的には短編集(朝日のようにさわやかに、いのちのパレード)がおすすめ
ただ、恩田陸は基本的に広げた風呂敷をたたまない人だから注意してね
>>31 >>32 >>34 >>35 早速ありがとう!
嬉しいけど、結果的にたくさん挙げてもらってやっぱりどれから読もうか迷うな…w
そしてみんなが揃って言及する終わり方が気になる…
6番目の小夜子だけは読んだことあるけど、ああいう感じなのかな
確かに「ん?」と思う最後だったけど、ああいう不思議さは嫌いじゃなかった
とりあえず挙げてもらった順に読むとするよ 楽しみだなー
>>27 そして「りかさん」が気に入ったなら、粕谷知世の「ひなのころ」をどうぞ
壁の模様が人や動物の顔に見えたり、人形と話したり。
小さい頃確かに自分もそうだった、という懐かしい気分になります。
粕谷さんひなのころ以降、新刊でないなーと思っていたら
11月に刊行予定の本があるそうで、ちょっとホッとしたw
家守綺譚は連載がじわじわ続いてるのが嬉しいですな
>>12 前スレの人じゃないけど吉田篤弘いいよねぇ 空ばかりみていたとかオススメ。百鼠もいい。
隣の家の少女読んだことある人いる?
読んで見たいんだけどあんまりグロテスクならやめようかと思って…
>>40 そこまでのグロじゃない
虐待描写はもちろんあるんだけど、
体の痛みやグロを想像して嫌な気分になるよりも
もっと精神を踏みにじられる感じ
友達が「読むのやめようと思うくらい嫌なんだけど勃起しちゃって凹んだ」と言っていた
なんとなくわかる
姫野カオルコ『ツイラク』
久々に夜を徹して読んでしまった。記憶から削除できない恋。
そんな恋をすることは今までもこれからもないけれど、
恋愛小説読んでここまで「恋がしたい」って思ったのは初めてだ。
この人の本初めて読んだけど、他におすすめはあるかな?
とりあえず前スレに上がってた『リアル・シンデレラ』は読んでみようと思ってる。
近代文学はスムーズに読めなくてあまり記憶に残らない
現代文学は淡々としていて読み応えがない
でっていう
もう古典しかないな
>>42 まずは「桃」を読むべし!
あとは「ハルカ・エイティ」かなぁ。
ツイラクはやっぱり異端だよね。これが1番好き。
大野更紗『困ってるひと』読んだ
ほぼ日で糸井重里がおすすめしてたから読んだけど、自分には合わなかった
でも素晴らしい本っていう感想が多数なんだよなぁ…
>>49 ああ、分かる
あの文章は彼女にしか書けないものではあるし、全部さらけ出そうとしてるのは伝わってくるんだけど、
どうも文体が合わなくて駄目だった
わたしは「困ってるひと」面白かったです。
でも「合わない」と感じる人の気持ちもわかる…w
「おしり大逆事件」とかの言葉や文体センスが合わないひとは合わないような…。
梨木香歩だと
村田エフェンディと西の魔女の最後の台詞でぼろっと涙が出た
村田エフェンディの鸚鵡…(涙)
おケツ痛くした木下くんに白ごはんとお味噌汁とアジの塩焼きを…(涙)
梨木香歩の「f植物園の巣穴」は家守綺譚と雰囲気が似てて良い
最後はちょっとホロリとする
梨木さん上で文章硬くて読みづらいって意見が出てるけど
みんなはそうでもない?雰囲気よさそうだから読んでみたいけど
ちょっと躊躇してしまってる
>>55 自分は合わなかったなぁ
今も「ぐるりのこと」を二ヶ月かけて読んでるw
梨木作品には堅い感じはないと思いますが…
「西の魔女が死んだ」「りかさん」あたりの児童文学系と、
「家守綺譚」「村田エフェンディ帯土録」の「明治時代の学士が書いた設定の小説」
の雰囲気はぜんぜん違うかもしれません。
後者は漢語が多めで書き手の(主人公男子の)キャラクターが入っています。あと設定が明治時代。
ここに馴染みづらい人はいるかも…。
前者は新潮文庫の夏の百冊の定番で、若い読者によく読まれる、素直な世界観と文体です。
すみません!村田エフェンディ「滞」土録です。
トルコ滞在の記録、なのに変換ミスです。すみません。
梨木さん女性作家の中ではすんごい好き。
からくりからくさとかぐいぐい読んだ。
ただ、生真面目というか、
現実いたら付き合いづらそうな
独特な固さはあるかも。
>>55 梨木さんの文章を読みづらいと思ったことはないな
『家守奇譚』、『f植物園の巣穴』、『沼地のある森を抜けて』あたりの作品が特に好きなんだけど、
やわらかさと透明感のある文章だと感じた
感情的にならず淡々としているところがあるので、そこが「硬い」と感じる人がいるのかなとも思うけど、
個人的にはすごく好きだ
今まで時代小説とか歴史ものは苦手で全く読まなかったんだけど最近あるきっかけで新撰組にハマってしまって幕末とか明治時代の本でオススメな本はありませんか?
絶対に著者の写真を本に載せないし、
インタビューにも顔写真は載せない作家さんですよね。
読売文学賞を受賞したときに、受賞者の写真が載るからだと思うのですが、(違う理由ならすみません)
授賞式を欠席したのにはちょっとびっくりしました。
ほんとうに自分の主義を曲げない方なんだなーと。
優しい繊細な作風なのに反面の強さもすごく持った方ですね。
女性キャラにちょっと共通しているかもしれません。
ツイラクは喪女にかなり熱い支持を受けてるね。
非喪女にどう思われるか気になる。
>>61 池波正太郎の「幕末新撰組」では何故か永倉新八が主人公だけど
すごく魅力的に書かれていて好きになった
あと越後県民としては司馬さんの「峠」を推したいところだけど
世間一般には認知度の低い河井継之助だから、ハマるかどうかはわからない…
同じくマイナー臭のする「花神」とか、有名だけど「燃えよ剣」もやっぱり面白いと思う
>>64 レスありがとう。オススメの本探してみます。漫画からハマって沖田総司が好きになり自分はやっぱりミーハーだなと思ったw
>>61 新撰組なら子母沢寛の「新選組始末記」「新選組遺聞」「新選組物語」の
「新選組三部作」がお勧め。
今の時代に書かれてる新撰組の小説や漫画のほとんどの元ネタは
これだといわれてる。
>>60全文同意
りかさんやからくりからくさは個人的にイマイチだったけど、この3つは本当に好き
>>61 新撰組なら、司馬遼太郎の「燃えよ剣」がおすすめですよ。(=^ω^=)
>>61 浅田次郎「輪違屋糸里」「壬生義士伝」
新撰組視点より新撰組に関わった人達の視点で書かれているから、とっつきにくいかもだけど人情味あるを読みたい時にはいいと思う
夏目漱石の「こころ」マンガで読んでみたけど、なかなか面白かった
私…登場人物の中で一番理解できない
先生…厨二病だけど唯一人間臭くて親近感湧いた
父…こういう人は厄介
静…一番の被害者で可哀想、でも先生がkを自殺に追い込んだことくらい分かるだろ普通
k…真面目すぎる
登場人物の殆どが自分勝手でワロた
静の描写がすくないけど、明治時代だから女に焦点あてるこて自体が少なかったんだろう
71 :
彼氏いない歴774年:2011/09/19(月) 06:22:46.88 ID:MBdWxiAi
読書スピード上げたいんだけど
みんなどうしてる?
>>71 量こなす。
慣れだから、先ずは読みやすい文を選ぶ、一度読んだ本を繰返し読むなどで速くなるみたい。
>>70 「こころ」は、女性が結婚するしかなかった時代に、
出世しそうで財産持ってて親戚いない、最高の婿候補を囲いこむための
女たちの戦略に
焦点をあてて読むと戦慄する
>>73 そういう見方もできるのね
kは一文無しだから静は興味なし、静はkをつかって先生を焦らす→そして結婚へ。
でもマンガだと先生は親戚に遺産を盗まれて、あんまり金持ちじゃなかった気が…
叔父に財産をごまかされたことを知ったあとは絶縁
先生は、結婚後妻と妻の母を養いつつ優雅なニート生活を続けるだけの財産は持ってた
結婚前は「出世候補の東大エリートが財産持ってて親戚いない!ウマー」だったんでしょう
あと、実家から仕送りを打ち切られたKに生活費の援助をしていたのは学生だった「先生」
先生は銀行の利息だけで暮らせるぐらいの財産があるんじゃなかったかな
先に頼んだのが先生だっただけで、あの親子としてはKと先生どちらでも良かったんじゃないの
どっちにしたって将来は約束されたエリートなんだし
Kの実家は寺、Kは次男で医者の家に養子に出された
医者の跡取りが欲しくてKの学費を出す養家(当然医学部進学を期待)
哲学を学びたいKは養家に嘘をつき文学部に進学
真相があきらかになり実家も養家も激怒
医者にならず自分の道を進みたいKは養家に仕送りを打ち切られバイトで学費生活費を稼ごうとする
疲労で神経衰弱となり見かねた先生が援助を申し出る
だから、同じ東大生でもKの条件は最悪なので
(自由になる財産はなし、うざい実家養家ついてる、結婚すると娘は嫁にとられ孫は跡取りに)
奥さんはKが下宿に住むこと自体嫌がった
(先生とお嬢さんの結婚の邪魔になるから)
奥さんの夫=お嬢さんの父(軍人)がすでに故人なのがポイント
ただでさえ結婚後は夫の親の家が強い時代
いい家柄だけど母子家庭だと縁談では立場弱いのでは
先生なら娘夫婦と同居して孫ちゃんとも遊び放題、リッチな老後でウマー
>>78 うお、そんな詳細に語られてたか
確認もせず適当なこと言ってごめん
いや長文すみませんでした…
こころ読みたくなってきた
今日買ってくる
ID:oU2vAjgkがこころ好きなのは分かった
>>70 私は狂言回しだからあれでいいんじゃないかな
森博嗣のS&Mシリーズが面白すぎる
殺人事件よりも犀川先生と萌絵の関係に毎回うぼぁーー!!となる、てか犀川先生かっこよすぎる
>>85 冷たい密室と博士たちと封印再度がヤバかった
>>71 邪道かもしれないけど、ネタバレしないギリギリ程度に
あらすじを予め頭に入れておく
ネットの感想ブログとか、レビューで
そうするとストーリーの理解に時間がかからず
普通に読むよりかなり早く読めるよ
>>71 同じ本を何度も読んで早く読む練習をすると良いって聞いたことある
高校の教科書で舞姫と羅生門感動した
舞姫はエリス?妊娠発狂エンドだったけど実際は森鴎外が日本に帰国して日本人と結婚しようとしたら、
ドイツ?で付き合ってたエリスのモデル?みたいな彼女が付い来ちゃって、
結婚後も同じ屋根の下に本妻と外人の愛人が住んでたって聞いてワロタw
羅生門は授業で続きを考えようって作文の宿題出て、
みんなのそれぞれ考えたのがまとめて渡されて、
ふざけてたり真面目だったりして面白かった
普段は村上春樹の羊をめぐる冒険とか、つかこうへいの幕末純情伝が好きだ
>>90 誰から聞いたか知らないけど、それはデマでは…?
実際は鴎外の一族が説得して追い返した…というのが一般的に知れ渡ってる説だよね
鴎外はエリスのモデルとなった女性への扱いも、前妻への扱いも、冷たいところがあるけど
森茉莉のエッセイから見る父親像は本当に素敵で憎めない
エリーゼはホテルに逗留したし1か月くらいで帰ったよ
鴎外は美人が大好きでブスに冷たかったようだけど結構好きだな
森まゆみの「鴎外の坂」おすすめしようかと思ったら今は絶版なんだねえ…
93 :
彼氏いない歴774年:2011/09/20(火) 00:50:34.28 ID:GVrKs7fk
「舞姫」の映画観た。豊太郎役はヒロミゴー。エリス役はなんか巨体で、豊太郎の乗った馬車を「トヨタァ〜ロ〜!!トヨタァ〜ロry」って追いかけるシーン笑った。
イメージ通りの可憐でかわいい女優を選んだら、演技がクソ過ぎて使い物にならなかったため変更したらしい。
血の収穫/ダシール・ハメット 読了
サクサク読めて面白かった
淡々としててハードボイルドのイメージちょっと変わった
キャラがみんな良かったけど、
特に冷徹なのに上司には頭上がらない主人公がかっこかわいい
シリーズポチッたので届くの楽しみ
10月に出るらしきジェフリー・ディーヴァーの007
リンカーン・ライムのシリーズと同じ訳の人なので読んでみようかどうしようか
007って音楽くらいしか知らないしなー
>>95 そんなの出るのか…!
リンカーン・ライムシリーズ好きだけど、どうだろうねぇ
ハードボイルドな感じなんだろうか…
新境地開拓のつもりで読んでみようかな
三浦しをんの新作キター
冒頭しか読んでないけど、可愛い作品ぽい。
もしドラ読んだけど糞つまらなかった…なんであんな売れたんだろ?
謎解きも壮絶つまらなかったし、表紙の力が強いのかな。
金と宣伝力と目新しさがあれば物が売れるよね
面白ければ売れるってものでもない現実がちょっと悲しい。
それからはスープのことばかり考えて暮らした読んだ
変なクセのない小川洋子って感じの文でなかなかよかった
カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」読んだ。
怒りと切なさがジワーッと沁みてくる話だった。
自分はこれ読み終わるのに5、6時間かかったけど速さとしてはどんなもんだろう?
俺も読んだよ!!ほんんとジワーっとくるよね。
6時間で読めるなんて速読だ。
自分は3日はかかった。
今はカズオのわたしたちが孤児だったころを読んでる
あれ、ここ女板…俺?
お勧めのミステリあったら教えてください
そして誰もいなくなった、占星術殺人事件、ハサミ男、緋色の研究 は読みました
>>104 もう少し具体的に作家とかジャンル挙げてくれないとなんとも……
>>104 ミステリー読み始めなら有名なのからどんどん読んでいけばいいと思う
十角館の殺人とか
わかりにくくてすみません
とにかくミステリ系ならなんでもいいです
ここのみんなのお気に入りの一冊を教えてもらえればなーと
>>104 ベタなところで
アガサクリスティーの「オリエント急行の殺人」、「アクロイド殺し」
松本清張の「点と線」、「砂の器」
江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」「黒蜥蜴」とかおすすめです
どうでもいいけど
どこかの出版社(新潮社だった気がする)が現代文学全集をつくりたいと三島由紀夫に持ちかけた上で
「他には松本清張さんの作品もいれようと思うのですが」と言ったら
「彼のをいれるなら僕は降りる!」とは答えたらしい。
一方で三島は乱歩大好きで「黒蜥蜴」の脚本まで手がけてるけど
同じミステリー作家である清張の何が気に入らなかったんだろう…。
>>103 ごめん、読書で検索してたどりついたので。
クリスティーのオリエント急行はまじで読んでた方がいい
なぜならこれから先、ミステリ読んだり他の理由(映画の解説とか)などでネタバレを見にする機会が多いから
私はそのせいで、これに手を出す気力が無くなってしまった……
姉に倉知淳の「星降り山荘の殺人」をネタバレされた時のことは今でも覚えているよ!
オリエント急行読んだとき
まさかのオチにえ?!ってなった
上にもあったけど森博嗣のS&Mシリーズ好きだ
こつこつ読み続けている
有名どころだとすべてがFになるとか読みやすいかも
いかにも喪っぽいけど北村薫の円紫さんと私シリーズが好き
最近読んだのでは「パイは小さな秘密を運ぶ」良かったな
毒好きな女の子が探偵役なのも50年代のイギリスを背景にしてるのも良かった
>>107 私も綾辻の十角館おすすめ!新本格の中でも読みやすい。
騙される快感を初めて味わった本。
最近の有名どころだと麻耶雄高とか道尾秀介とか(でもちょっと好みは分かれる)
遅筆でサスペンス要素が強い部分もあるけど、貴志祐介も面白いと思う。
国内のタイムスリップ小説でオススメある?
「紺碧の艦隊」「戦国自衛隊」(半村版・福井版両方)「君の名残を」「僕たちの戦争」「蒲生邸事件」
「スキップ」「ターン」「リセット」鯨統一郎のタイムスリップシリーズは読了済み
歴史を変えようとする内容だと尚嬉しい
>>116 広瀬正「マイナス・ゼロ」
ノスタルジー全開感がいい。
>>116 つモンゴルの残光
ところで、紺碧の艦隊なんて本当に読めたの?
流行から完全に取り残されたSF読みでも滅茶苦茶苦しかったのに。
ワケわからん読書感想文になってから、読むの止めた。
>>104 斜め屋敷の犯罪、匣の中の失楽、鉄鼠の檻、りら荘事件、ユダの窓とかもお勧め
>>119 京極堂はシリーズだから姑獲鳥から読んだほうがいい気もするな
ダニエル・キイスの『24人のビリー・ミリガン』を読み始めた
ページをめくるのが止まらない
これがノンフィクションだということが、いまだに納得できない気持ちもあるんだけど…
>>116 蒲生邸読んだならこっちも
つ恩田陸「ねじの回転」
例によってオチが微妙だけど、個人的には面白かった
以前このスレで「プラネタリウムのふたご」が良いってレスしてた人ありがとう
さっき読み終えたけど、最後までずっと楽しめた
ファンタジーっぽさを醸しながら人間臭さもあり、
キャラの立った登場人物たちひとりひとりが魅力的で惚れた
あからさまじゃない伏線も良い感じ
語り手を章ごとに切り替えたスピンオフがあったらいいのにと思った
いしいしんじ本で、次に読むといいよというのがあったら教えてほしいです
>>104 グロ耐性あるなら「殺戮に至る病」おすすめ
良スレだなあ、でも自分的にレベル高す
京極堂は読めなかった、漢字には自信あったのに、読めなくて辞書片手になんて初体験だよ
でも面白そうだったから、時間をとって再チャレンジしよう
恩田陸は避けよう
あとは読者の想像にお任せ的な放り投げるようなのは、不快で苦手です
色んなパターン想像して答はなくて、無駄に疲れる
そんなの現実だけでたくさんだ
ここみて良かった
SFは幼年期の終わり、とかどうでしょう
不思議な話は、ありませんか?
>>112 >北村薫の円紫さんと私シリーズ
>「パイは小さな秘密を運ぶ」
読んでみよう、ありがとう
>毒好きな女の子が探偵役なのも50年代のイギリスを背景にしてるのも良かった
こんな外国や違う時代の描写とか好きだ
古典ミステリーの影響だと思う、でも海外のミステリーほとんど読み尽くしたから嬉しいよ
126 :
彼氏いない歴774年:2011/09/22(木) 06:20:16.29 ID:GsHYIg3u
>>120 ビリーミリガンは後半から資料を延々と読んでる
感じで疲れたわ
>>124 不思議な感じの小説かー自分も知りたい
ひとつ推すとすれば、カニグズバーグの「エリコの丘から」が好き
主人公を成長させるキーパーソンのタルーラって女優がイイキャラしてる
タルーラの元ネタとなった、タルラという女優のファンは邦訳が酷いと嘆いてるらしいけど
写真を見たらわがままで理知的な美人だったんで、その嘆きに納得した
小説だけ読むと、タルーラの言葉遣いって安いホステスっぽく感じる時があるんだよね・・・
町田康のリズミカルで癖のある文体が好きなんですけど、町田康以外で面白い言葉遣いの書き方の人っていますか?
出来ればクスクス笑えるものがいいです
舞城王太郎
>>128 地雷も多い(グロとかブラックジョーク)けど筒井康隆
初期のエッセイは七転八倒でひくひくしながら読んだ
たとえば私説博物誌、狂気の沙汰も金次第、腹立半分日記とか
森見登美彦って文章へんじゃない?
同じ表現を繰り返したり、
唐突に固い表現をしたりとか。
それともそこがいいの?
リチャード・ブローディガンはどう?
アメリカのマス釣り、とか。
>>132 リクエストが「面白い言葉遣い」だから。
良いとも悪いとも言ってないよ。
135 :
彼氏いない歴774年:2011/09/22(木) 14:55:48.70 ID:5qxXp3Rz
>>128 西村賢太。「どうで死ぬ身の一踊り」「小銭を数える」「廃疾かかえて」かな。
>>104 鮎川哲也なんかどうかな? 短編、長編いろいろあって面白いよ。
本人が甘党だったせいもあって、作品のなかにちょくちょくお菓子とかが出てくる。
「りら荘事件」では登場人物がココアを飲む場面があるんだけど、本筋とは関係ないのに美味しく入れる手順まで書いてあって笑った。
関係ないけど「達也が笑う」っていう題名を見ると市橋達也被告を思い出してしまう。
昭和臭い小説が好きだ。
岩井志麻子の小説面白い。「夜なきの森」とか「私小説」。
京極夏彦はロリコンネタばかりで途中で嫌になった。後太すぎて手首痛い。
>>122 私は「プラネタリウムのふたご」「麦ふみクーツェ」が大好きなんだけど
「ぶらんこ乗り」「ポーの話」もなかなかだよー
「みずうみ」にはついて行けなかった
参考までにw
>>122 いしいしんじってトリツカレ男の人だよね?
あれよかったよ!
>>128 原田宗典のエッセイがオススメ。
ちょっと古いけど「むむむの日々」あたり
面白かったよ〜
>>124 少年アリス
蜜のあはれ
家守奇譚
銀河鉄道の夜(ていうか宮沢賢治全般)
私的に不快な感じの残らないオススメ不思議小説
蜜のあわれは可愛いよね
不思議小説?なら一千一秒物語が好きだな
あとは読者の想像におまかせというよりは作者が一方的に想像して突っ走ってそのまま終わるって感じだけど
不思議小説って定義難しいけど
星新一とか
>>124 不思議な話について考えてみた
個人的三強
・エイミー・ベンダー『燃えるスカートの少女』
・小川洋子『寡黙な死骸 みだらな弔い』
・皆川博子『皆川博子作品精華「幻妖」―幻想小説編』
この三人の作品は他のも大好きなんだけど、でも、どこか毒が含まれているから駄目な人は駄目かもしれない
SF的要素あり
・津原泰水「五色の舟」(『11』収録)
・石黒達昌『冬至草』
・牧野修「逃げゆく物語の話」(『逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F>』収録)
あとはこのあたりが好きかな
・川端康成『片腕』
・ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』
・ガルシア=マルケス『エレンディラ』
ブローティガン『西瓜糖の日々』とか不思議っちゃ不思議なんだけど
「あーこりゃハルキ影響受けまくりだなー」とか思っちゃうなー
ここで前にも出てたと思うけど、
「太陽のパスタ、豆のスープ」がすごくよかった。
若干ギギギ・・・となりつつも、「自分を肯定して欲しい」っていつも思ってるからすごく私には合ってた。
料理をしたくなる小説でもあると思う。
綾辻の「殺人鬼」読んだ人いる?
個人的にグロ耐性は結構あると思ってたけど…壮絶すぎました。
殺され方がみんなハンパじゃなくて、まるで自分が殺されてる気がしてきて頭痛くなってきた…。
2もあるみたいで続きが気になるんだけど、当分読める気がしないから読んだ事ある人どんな感じか聞きたいんですが。
128です
少ない情報の中皆さん色々と教えてくれてありがとうございます
筒井康隆の毒気はかなり好きなので出てて嬉しかったですww
とりあえずみんな紹介した本を片っ端から読んでみるよー!
>>146 綾辻行人の『殺人鬼U』は、例の殺人鬼が実は生きていて、
今度は人里に降りてきて病院舞台にやりたい放題ジェイソン無双、っていう話
ミステリ的な仕掛けもある
ただ、前作に引き続きグロいので、『殺人鬼』が駄目だった人は読まなくていいと思う
>>117-118,121
教えてくれたのどれも面白そう。チェックしてみるよ
>>118 読んだよ。途中からほとんど流し読みだったけど
確かにあれは図書館においてなきゃ買ってまで読もうとは思わないよね
鷲は舞い降りた ジャック・ヒギンズ 読んだ。
小学生の頃にトラウマ植えつけられたんで、戦争映画苦手で触れずにきたけど、本だとさくさく読めるw
シュタイナ中佐まじかっこいいw.
かもめ食堂
さっくり読めて癒される
小難しい話読みたくないときいい
みんな詳しいなー
めちゃくちゃ参考になる
153 :
彼氏いない歴774年:2011/09/23(金) 11:24:32.50 ID:4R3cMERx
わたしたちが孤児だったころ読んだけど
微妙だった。読んでて苦痛なくらい頭に入ってこなかった
テメレア戦記の新刊を読んで、続きが気になって洋書で続きを買うことにした
久しぶりに洋書買ったんだけど、円高バンザイだったよ
洋書がすごく安くなってて感動した
一気買いして読んでる
他の洋書も買おうと物色中
ペーパーだと普通のコミックスより安いw
邦訳買うより安く済むよ
>>154 そんな安い?
自分いつも尼で買ってるけどそんな安くなってない……
>>155 154だけど、最近買ったのは1冊600円しなかった
書籍によるのかもしれないね…
アマゾンでO.ヘンリーの短編集が300円しないのでぽちってしまった
到着した奴煉瓦本顔負けの厚みがあるぞ…735ページって書いてある
>>137 >>138 いしいしんじ情報どうもありがとう
読みたい本がいっぱいだ
しばらく「プラネタリウムのふたご」の余韻に浸ってから、
「麦ふみクーツェ」から読んでみようかな?と思います
>>154 スゴイな。凄く続き読みたいのが色々あるんだけど、英語の敷居が高い。
麦ふみクーツェはよくわからないまま読み続けたにも関わらず、
最後にジーンときた思い出がある。
「封じられた街」沢村 鐵
相次ぐ奇怪な出来事。落ち葉に覆われた動物の死骸、
いなくなる子どもたち、街をよぎる不気味な黒い影……。
気鋭の著者による、戦慄の現代ダークファンタジー。
ダークというには明るいというか文体が拙いというか…
ポプラ文庫は大方こういうものなのかな。
設定は好きなのにまるで入り込めず残念。
主人公たち小中学生の後ろに中年の作者がチラチラ見えてる感じ。
巻末にある「私はいかにして『封じられた街』を書いたか」が
中二病こじらせててドン引き。
現役なら楽しめたかも知れない。
名前がすごい厨だから読むのを拒否るレベル
糖質の人のブログは下手な本より面白いけど
ずっと読んでるとこっちまで頭がおかしくなりそうでこわい
エリザベスゲイジのパンドラの箱
長いけど面白いずっと読んでたい
米澤穂信「犬はどこだ」
おもしろかった
所員の半田君のパートが好きだ
モンテ・クリスト伯全7巻買った!
こんな長いシリーズ物読んだことないから全部読めるか心配w
1巻ずつ買えばいいじゃんw
川端康成の片腕は不思議エロくていいよね。筒井の母子像も好き。
>>143が出してくれたの読んでみようかな
>>166 大丈夫、面白いからグイグイ読めるよ
私も去年読んではまったからその後勢いで長くて手を出せなかったのを続けて読んだ
レミゼラブル、三銃士、デビッドコパーフィールド、指輪物語とか
現代のもキングのITやダークタワーにケンフォレットの大聖堂シリーズとか・・・
キッカケは間違いなくモンクリでした
喪女みたいなのが主人公の小説って何かオススメありませんか?
172 :
彼氏いない歴774年:2011/09/24(土) 20:13:00.30 ID:GHPweuao
>>171 人によって好みがあるから、必ずしも気に入るかどうかはわからないけど一応あげておく。
以前も出てきたけど姫野カオルコの著作全般。
津村紀久子の「ポトムスライムの舟」
萩原葉子の「蕁麻の家」
笙野頼子の「居場所もなかった」「説教師カニバットと百人の危ない美女」「何もしてない」「渋谷色浅川」
個人的には笙野頼子が喪女である自分を客観的にとらえつつユーモラスに見ている姿勢が好き。
「東京妖怪浮遊」に「女が独身のままで結婚もせず子供も持たず恋人もなく、かといってエリートとかキャリアウーマンと
呼ばれるほどの地位も覚悟もなく、将来への見通しも持たないままなんとなく生きていると40過ぎるたら妖怪になる」
という言葉は胸につきささった。(うろ覚えなのでこの通りではなかったかもしれないけど)
>>171 桐野夏生のグロテスク
たしか40近くまで処女だったと思う
こちらはほんと妖怪として描かれてる
>>171 津村紀久子「君は永遠にそいつらより若い」
カラッと明るい話ではないけど大事に生きようって気になる
津村さんの名前は記久子だよ
あ、ごめん 間違ったね
すっげー古いんだけど
深夜特急が好きなんだ
アジア放浪したい
178 :
彼氏いない歴774年:2011/09/25(日) 01:03:10.81 ID:ld5xbpsm
愛読書
極道の妻たち
憚りながら
最近になって久しぶりに小説読みたくなったんですが、何か胸にぎゅっとくる小説ってないでしょうか
出来ればあまりグロくないのがいいです
>>179 最近読んだなかでは、「ふがいない僕は空を見た」だね。
胸にきゅっってきたよ。
182 :
166:2011/09/25(日) 13:49:53.77 ID:ceZSzp8v
>>170 ありがとう!
アニメにハマって買っちゃったんだけど今から楽しみだー!!
>>179 森絵都さんの本は個人的に胸にぎゅっっっとなる。
カラフルとかつきのふねとか軽く読めるしオススメだよ。
大塚女史アパートメント面白かった
みんな読んでみて
>>171 川上弘美のざらざら
短編集だけど喪女率高かった
>>184 おお!今ちょうど読んでる。
川上弘美の小説はどれでも
主人公が川上さんの顔で脳内映像化される件。
川上未映子『わたくし率イン歯ー』は喪女ものなのかヤンデレものか…
187 :
彼氏いない歴774年:2011/09/25(日) 17:42:19.28 ID:WI3dy8jH
>>186 あれは喪女というより、完全にメンヘラ女じゃないのかな?
川上未映子って書きたい事は分かるんだけど
メンヘラを演出してる感じで苦手だ
チェーンポイズンすごくよかった
是非とも喪女に読んでもらいたい
>>185 >川上さんの顔で脳内映像化
わかるw
著者近影、やわらかくていい表情の写真だよね
エッセイで自分を「大女」と言っていたのが意外だった(170cm近いんだっけ)
恋文の技術/森見登美彦
読みながらクスクスって笑ってしまう。
ところで無表情で漫画立ち読みできる人ってなんかすごいと思う。
ギャグとかあっても吹いたりしないのかなw
>>189 今日図書館で予約しておいたのが順番回ってきたところ
受け取ってきたので明日の通勤のお共にするつもり
「夜啼く鳥は夢を見た」長野まゆみ
文体と読後の不思議な余韻が好き
水蜜がすごく食べたくなった
ひき裂かれた自己 R.D.レイン
かなり昔の精神分裂病に関する本。
分析されてる患者さん達の内面は、笑っちゃうくらい自分と似てた…
病院行った方が良いんだろうか…
>>177 いいよね深夜特急
大好きだ
全部ほっぽりだして金かき集めて放浪したい
ユーラシア大陸ってアジアからヨーロッパまで地続きなんだよねぇ
歩いて行けるって島国からするとなんかすごく羨ましい
深夜特急
文庫本全6巻、それぞれペラペラで
なんか物足りない気がするけど表紙がいい味だね。
大沢たかおでドラマ化されたのも良かった。
昨日、角川のハッケン君ブックカバー届いた。ちょっと埃が目立つけど、最近SFにハマった身としては早川のトールサイズがするっと入ったのはありがたいw
「夏への扉」読んだ、面白かったけど株の売買とかさっぱり分からなくてその部分斜め読み…。スポーツ物とか読んだ時も思ったけど、興味ない事に関する知識もある程度ないとダメだな…。
ここでよく話題になる十二国記読んだ。
麒麟が王様選ぶ基準って、実は単なるその麒麟の好みじゃないかなと思うんだけど。
王様がダメだと王の素質あったんじゃないの?って突っ込みたくなるくらいあっさり滅んだりするし。
みんな立派な王様になるために結構苦労してるけど、苦労していい王様になるならわざわざ蓬莱行って陽子とかショウリュウ連れて来なくても自国で探せばいいじゃん。
と、突っ込みどころはあったけど面白かった。
続きはまだかな。
泰が気になる。
>>198 私も十二国記好きだ。
続編は出る気配がないな…
もう続きを待ち続けて10年近くたってる気がするわw
>王様がダメだと王の素質あったんじゃないの?
これほんとそう思うw
数年前にどこかで十二国記の続短編を書かれたみたいだけど
それ以降また休みに入ってるからなぁ
私が死ぬ前に完結して欲しい
恩田 陸「きのうの世界」
相変わらず色々と中途半端だし正直退屈だった
街に隠されてきた秘密も「え?それだけ?」て感じ
恩田陸さんは雰囲気が好きだったな
いつもオチが残念でがっかりして自然と買わなくなってしまった
>>200 昨日の世界は、恩田さんにしてはまともにオチてる方だと思う。
恩田さんって、良くも悪くも連載作家なんだよな。
雑誌連載途中はワクワクできるけど、単行本で一気に読むとなんじゃこりゃ?っていう。
僕は頭が悪いので親から貰った大江健三郎や太宰治、三島由紀夫の本が難しい
文字や感じが多くて読めません。どうしたら読めるようになりますか?
みなさんは分からない字があったらどうしますか?
死ねばいいよ^^
読書の秋だー
夏は暑くて読む気しなかったけどまた読書熱が復活した
わたしを探さないで読んでる
淡々として不思議な雰囲気だ
ごめん、私を離さないでですw
恩田さんはサヨコとか球形が面白かった。
常野物語も光の帝国がすごく良かったから期待してたんだけど段々…。
もはや私の中では尻すぼみ作家。
一気にスケールの小さい感じになるなw
>わたしを探さないで
「私を離さないで」って雰囲気が貴志祐介の「新世界より」に似てない?
>>202 「きのうの世界」はオチてこそいるけど、話としてはつまらない部類だと思う
「木漏れ日に泳ぐ魚」とかもそんな感じ
>>29におすすめされてるのはわりと面白いのが多いんじゃないかな
個人的には恩田さんなら「中庭の出来事」が好き
>>209 そうなんだ
新世界より読んでみようかな、ちょっと気になっていた
本、分厚そうだなw
今、立花胡桃っていう元キャバ嬢の本読んでる面白い
地元が近いっていうので親近感と、
知らない世界を知れて面白い
あと昔から池袋ウエストゲートパークが好きだなぁ
凄くグロい話もあるけど、面白いのとか、泣ける話もあるし面白い
ドラマも面白かったなぁ
>>193 懐かしいw
長野まゆみは最近のよりは昔の少年しか出てこない話の方が好きだなあ…
長野まゆみはなんだかんだいって少年アリスが一番好きだし、衝撃だったな
衝撃というのはストーリーとか結末じゃなくて、その繊細な世界観
読み進めていくだけで硝子細工みたいに壊してしまうのではないかと思わせるほどの繊細さ
衝撃。確かに。
「天体議会」を手に取ったとき息が詰まった
装丁とか活字も含めて世界観が作られた本を読んだのはそれが初めてだった
長野まゆみはストーリーがどうこうって言うよりあの透徹した世界観が凄かったよね
雰囲気だけじゃんっていわれたらそうかもしれないけど、
あんな世界はなかなか作り出せない
また読んでみようかな
>>201 私も一緒だ
学生時代小夜子読んでから色々読み漁ったけど、本同士リンクしてるのとかめんどくさくなったし
他のミステリとか読んじゃうともう読まなくなった
そんな私が面白かった記憶があるのは六番目の小夜子、ドミノ、ロミオとロミオは永遠に
217 :
彼氏いない歴774年:2011/09/26(月) 22:51:32.48 ID:GuEFqwUA
長野まゆみといえば、私がガロ作家志望だった頃に考えた漫画のタイトル「少年アリス」が
既に彼女によって著されていると知ってショックだったw
冷静になるとありがちなんだけど。
今更、怪人二十面相借りて読んでるんだけど、竹宮恵子は戒められる小林少年にぐっと来ていたらしい…
正直、怪人〜、面白いと思わない、ただただ児童書は読みやすいなあってことと、
当時は素晴らしく人気があったんだろうな、と言う感想くらい。
同時に会計天国という、会計学を絡めたライトな小説を読んでるんだけど、
なかなか面白い、やっぱ取っつきやすいのが一番だ。
『美しい水死人』まだ表題作まで読み進めてないのに美しすぎて生きるのがつらい
マジックリアリズム万歳
自分も恩田陸と言えば「ロミオとロミオは永遠に」を思い出す
最後まで読んだら始球式だったけど、途中までは最高に面白かった
マンガにしても良さそうなぐらい良い設定・キャラ・展開だったのに
なんであんなオチにしちゃったのか不思議でならない
タイトルも意味分からんし
私は恩田陸の始球式=劫尽童女だったな
恩田はあの途中までの盛り上がり
かーらーのオチの大雑把さをある意味楽しんでるんだけどw劫尽童女だけは投げたw
ロミオとロミオは面白かったけどバトロワ好きだったんだろうなーって感じなのがな…
最後の意味不明さも含めて「中庭の出来事」と「Q&A」が好きだ
>>220 Q&Aは少女の話は本当におまけストーリーとした方がすっきりするかも
月と6ペンス読んでるけど面白いな
著者ってスパイだったんだよね
>>197 私も株の話は深く考えずに流し読みしたw
夏の扉は最後がちょっと主人公に都合が良すぎでないかと思ってしまったけど全体的に面白かった
また読もうかな
すみません
夏の扉→夏への扉
夏への扉は、主人公が一番身近だと思ってた人に裏切られるのに
他人を信頼するのをやめないのがいいんだよね
しかし自分はこうはできない、きっと頑なになって一人で寂しく死ぬだろうと思うと
読後感が爽やかどころか一気に鬱に
夏休みが終わって図書館が空いてる…!
と思ったらテスト期間みたいで学生がまた押し寄せてきたよ…
森見登美彦の太陽の塔、夜は短し歩けよ乙女、四畳半神話大系読んできたー
いやー面白かった面白かった。
けどこういう青春群像小説はあまりにも
自分とかけ離れてていろんな意味で切なくなるね…
ララピポ最初面白かったのにAVの話出てきてから
リアルすぎて恐くて読めなくなったww
ツヴァイク「ジョゼフ・フーシェ」
キモ面と喪女が打算で結婚、夫は陰謀家として悪名を馳せ、
極貧生活から欧州トップクラスの金持ち生活まで経験、
でも家庭生活はずっとつつましく円満だった……
というのに、ロマンのようなものを感じた。
本筋とはあまり関係ないんだけど。
228 :
彼氏いない歴774年:2011/09/27(火) 09:59:47.64 ID:05ISCOy7
金井美恵子を読んでいる人いるかな?
初期の作品はいかにも純文学っていう感じで難解だけど、最近の作品はすごく好き。
「小春日和」などの目白4部作や「恋愛太平記」なんかは何度読んでも面白い。
「若草物語」とか「赤毛のアン」みたいな少女小説が好きな人はたぶんハマると思う。
ただ、著者自身がかなりシニカルな人なので好みが分かれるかも。
>>228 読むよ!
登場人物の意地悪さには共感できないけど、
インテリアとか食べ物の描写を想像しながら読むのは楽しい。
だらだらと長いセンテンスも変な中毒性があるよね。
駄目人間だったり、アウトローだったり、無気力で病んでいたり、そういう人が主人公の小説ってないですかね?
金原ひとみと太宰治は読みました。
>>230 とっさに思いつくのは
夏目漱石「三四郎」「それから」いいから働けよ!女はそいつ捨ててよし
遠藤周作「わたしが・棄てた・女」ちんこ腐ってもげろ、女は幸せになってよし
トーマス・マン「ブッデンブローク家の人びと」その金をそこで使うなあああ
て感じかな…
中山可穂の「白い薔薇の淵まで」読んだ
登場人物が魅力的でぐいぐい引き込まれた
ラストはどう解釈したらいいのだろう
思ったより濃厚な恋愛小説だったな・・・
>>230 無気力じゃないけど今なら西村賢太じゃないかな
>>230 精神的に病んでるっぽいのは「ライ麦畑でつかまえて」「罪と罰」とかかな
武者小路実篤の小説は駄目人間ってか主人公が痛いと思う
無気力でぱっと思いつくのは「甘い蜜の部屋」のモイラちゃん
何もしなくても生きていける美少女が主人公
アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」読んだ
読者の間で論争になるのも頷ける
クリスティの小説は「これがしたかったんだな」
って目的がハッキリ解るから、個人的に許せるな
>>189 チェーンポイズン借りてきたよ。
あと家守忌憚
天地明察
永遠の0借りました
>>228 金井美恵子、好きだよ
特に「兎」と「愛の生活」など、初期の作品が好き
確かに難解だけど、トリュフォーやゴダールのようなヌーベルヴァーグっぽい雰囲気がたまらん
目白四部作もいいよね
金井さんは少女の描き方がうまいと思う
少女の一筋縄じゃいかないとんがったところを書くのがすごくうまい
そして、辛辣で鋭いエッセイも大好物ですw
>>230 夜の果てへの旅とかどう?
目立つ駄目っぷりじゃないけどとことんピリッとしない男なんだよね
長野まゆみと言えば
雪花草子や行ってみたいな童話の国、千年王子あたりのエログロっぷりが印象強いな
男の娘だったりスカトロだったり近親相姦だったり
昔は気づかなかったけどこの人の少年愛ぶりは異常w酷い例えをするなら吐き気がするぐらい
でも文章は繊細で綺麗だし、食べ物は美味しそうなんだよなー
>>230 詩なので明確な主人公はいないが萩原朔太郎『月に吠える』
佐藤亜紀『バルタザールの遍歴』
倉橋由美子『聖少女』『パルタイ』
倉橋は『悪い夏』の短編集も好きなのだが絶版なのが悲しい
長野まゆみは友達に勧められて読んだが、驚くほど合わなかったな…
自然とか植物、家庭菜園・農業の描写の多い話が
好きなんだけど、何かオススメない?
例えば『赤毛のアン』『西の魔女が死んだ』
『東京・自然農園物語』みたいな
なるべく恋愛よりも家族や友人との絆、
自然とのふれあいをメインにした話が嬉しい
あと、ラノベっぽい書き方じゃなくて普通?のやつがいいな
(『植物図鑑』は最初のページで本閉じた…)
色々条件付けたけど、オススメあったら教えて!
カレル・チャペック「園芸家12
か月」
いとうせいこう「ボタニカル・ライフ」「自己流園芸ベランダ派」
梨木香歩「家守綺譚」
ぼつぼつ書き込んですみません。よろしければ!
まんがですが「とりぱん」もいいですよ
あと雑誌「プランテッド」もお好きかも!
ターシャテューダの写真集や絵本
あとモンゴメリのパットお嬢さんシリーズとか?
>>230 大島真寿美の「宙の家」はどうだろう?
マンションの11階に住んでいる、暇さえあれば寝てしまう女の子が主人公の話
出てくる人たちがちょっとずつ病んでて、でも読後感がよくて私は好き。
本気無気力系とか駄目系をお好みの場合は、ちょっと違うかなと思うけど…
>>243 園芸&エッセイ好きの自分にはとっても面白い本だったけど
一時期チャペックのダーシェンカのプッシュに、さくらももこが使われてたのを思い出してしまった・・・
亀ですが、
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という言葉がすごく印象に残ってる。
孤島の鬼/江戸川乱歩
本で寝るのも惜しいくらいになったのは久しぶり
少女の手記は二重人格だと思って読んでたからぞっとした
あからさまな単語でてるけど当時だからできたんだよね
今はこんなの出せないよなぁ
金井美恵子とか倉橋由美子とか色川武大とかメイ・サートンとか、
好きな作家の名前が挙がってるとそれだけでテンション上がるな〜
>>253 孤島の鬼は素晴らしい完成度だね
でも内容キツイからきっと二度と読まないな
>>242 児童文学系だと
イギリスの田園なら「時の旅人」
アメリカの農場なら「農場の少年」(そのままだけど)
>>230 短編だけど谷崎潤一郎の「異端者の悲しみ」
主人公(モデルは作者自身)がクズ人間すぎて面白いよ
真梨幸子『殺人鬼フジコの衝動』読んだ
女の陰湿さとグロ描写がこれでもかというほどリアルに表現されてて気分が悪くなるくらいだった(いい意味で)
ここって男子禁制??
>>259 私は文体が合わなくて楽しめなかったなぁ
オチやフジコの過去とかも「ふーん」て感じ
同じ本でも読む時の精神状態で評価感想は左右されるから
今度また読み返してみるかな
>>261 自分も、あまり楽しめなかったなぁ。
帯に期待させられすぎたせいかな。
>>242 それこそ上で挙がってる「家守奇譚」とか
古本屋で買った指揮者の小澤征爾氏のエッセイ『僕の音楽武者修行』が意外と面白かった。
そしてコミュ力と才能に嫉妬。
どうも
>>242です皆たくさんのオススメありがとう!
ちょっと休日に本屋ぶらぶらして探してくる〜
読書スレを検索したら喪女板しか出てこなくて鬱。
生活全般にもあるよ
ここほど賑わってないけど
みんな月何冊ぐらい本買う?
ちょっとずれるけど
一般書籍の「好きそうな本紹介」スレとか
「こういう設定・内容の本が読みたい」スレもそこそこのにぎわい
孤男・喪男・既婚女性にも読書スレあるよ
>>267 50代の読書スレもあるよ
文章がしっかりしててよみやすいし、偏見などなくどんな本でも読んでみようっていう
姿勢が素晴らしいなと思う
亀ですが
>>112で紹介されている北村薫さんの空飛ぶ馬を借りました
まだ半分位しか読んでないけど面白い
シリーズ読破します
112さんありがとう
今邑彩のよもつひらさか読んだ!
じんわり怖くて悲しかった。
このスレで教えてくれた人ありがとう!
10冊弱の続き物を読もうと思ったら2巻以降貸し出し中
1巻が面白かったのでとりあえず続きを3冊くらい予約をかけたら、
2巻だけいつまでも帰って来ない件
1日あれば3冊一気読みくらいはできるからギリギリまで待ちたいけど
2巻が帰って来ないまま返却日が着そう
予約は私だけだからすぐ順番が来るはずなのに困った
うかうかしてると、5巻以降も順番が来てしまいそう
昔読んだ「まだ見ぬホテルへ」が良かったな
建築家らしいエッセイ(旅行記)で、自分も色んな国を旅してる気分になった
ちなみに、解説は著者の従兄弟の某有名アーティストが書いてるw
放送延期になってた「ゴールデンスランバー」
土曜日にやるのか
たしか地震の日の夜に放送される予定だったよね?
ゴールデンスランバーって森の声とかでてくるよね?
寒すぎと思ってたら、その辺の下り映画では丸々カットだった
伊坂幸太郎で寒いといえば彼の小説の登場人物の趣味が恥ずかしくて苦手だ
登場人物がこういう音楽を聴いてて〜みたいなのが出てくるとモゾッとする
似たようなこと書いてても村上春樹だとひっかからないんだけど・・・自分でも不思議だ
自分は真逆だ
村上春樹はダメだった
伊坂はさらっと読んでるだけだけど
ボブ・ディランとかビートルズはキャラの趣味というより作品のテーマの暗喩だから気にならなかったな
塩野七生さんの「ローマ人の物語」ってどうですか?
>>285 私は好き。
ずっと文庫で追いかけてて、最近ようやく完結したからもう一回読み返してる。
正直第一巻はあんまり面白くない。
でも、第二巻(ハンニバル戦記)は良い。
第二巻まで読んでダメなら、それ以降の巻も合わないと思う。
ばななを読み続けている人、王国3巻位の時期で挫折した私に
最近のばななは読んでよかったかどうか教えてください
あらすじは一応伏せていただけるとうれしい
ちなみに好きなのは「白河夜船」と「デッドエンドの思い出」
>>269 1〜2冊ぐらい
お金ないから図書館派だよ
>>269 月3冊くらい
買うのは写真集とかビジュアルブックとか装丁の素晴らしい本で
じっくり読むのは図書館で借りる派
>>269 全部文庫だけど10冊は買っている気がする
新書やハードカバーは図書館だけど、小説は手元に置いておきたくて
著作権切れの古い小説は青空文庫かスマホアプリの青空読手に頼ってる
>>279 心霊探偵八雲
既刊8冊+関連本
9巻は今執筆中らしいので、発売までに読んでおきたいと思ってる
>>269 ベースは文庫で月10〜15冊
通勤のお供文庫を古本屋や古本市で時々ドサッと買いこむ。一度に20冊ぐらい行くこともある。
自分内で評価がストップ高作家が数人いて、その作家の本は装丁が気に入ったらハードで買ったりする。
物故された方が多くて、それも少なくなってしまった…今は年に2〜3冊あるかな
画集写真集に関しては「出たら買う」のが何人かいる。そして出ない。
伊坂さんは学生のころ大好きだったけど
必ず1人は出てくる悪びれない悪人(というか、頭の良い真性クズ)が怖くてダメになった
文面に満ち満ちる、性犯罪への憎しみと異常な動物愛護もちょっと怖い
でも『重力ピエロ』と『終末のフール』『死神の精度』は今でも好き
三島由紀夫「憂国」読んだ
不謹慎とは思いつつも三島があとがきに書いてた銀座のバアのマダムのごとく
ほほうwとニヤついてたのに最後の方でわあああああああ
それにしてもこの人は時々もやもやして正体のつかめなかった気持ちを
さくっと作中で表現してくれていて不思議
頭のいい人って言うのはやっぱりなんか普通の人とは違うのかなー
>>291 裏表紙結構ネタバレだから読むなよ絶対読むなよ
>>294 ラストに至るまでのあの凄惨さもある意味エロいと思った…が
グロ描写苦手だとダメだね!
三島由紀夫はああいう死に方をしてなかったら、
たぶん現在の評価も違ってるんだろうなと思う
正直色眼鏡で見てたのだが、実際作品を読んでみると
「あれ…?」て感じ。勝手に持ってたイメージから、いい意味で裏切られるというか
よかったらここの人達が買う予定の来月の新刊とか教えてほしい
ここで発売を知った本とかもよくあるので
私は
向山貴彦 ほたるの群れ 二巻
荻原規子 RDG 五巻
まったくの新作もいいけど続き物はなんかテンションあがる
バチカン奇跡調査官が今気になってるんだけど面白いのかなー
結構分厚いしシリーズモノだしちょっと手に取りづらい…けど気になる!
クラフトエヴィング商会の本がおすすめ。
結構挿絵が多いというか、それがメインになってる本ばかり。
レトロとか、不思議とか、永遠なんてものはどこにあるのかという漠然とした思索、訥々とした日常が好きな人なら好きだと思う。
「ないものあります」や「どこかにいってしまったものたち」などが不思議な商品について扱っていておすすめ。
それからはスープのことばかり考えて暮らした、もクラフトエヴィング商会の人だよね
そうそう、良いな〜と思ったら吉田さんの装丁だったり
そういや吉田さん自身、漠然とした思索のお話が多いよね
ついでに質問
自分は吉田さんや堀江敏幸さんのような、淡々としていてどこかとぼけた作風の男性作家が好きなんだけど
似たような感じの作家さんはいないかな?
>>297 新刊は書店でチェックするので、あらかじめ刊行予定を調べることはほとんどないんだけど、
いま買うものリストにメモしてあるのはこんなかんじ(既刊も含む)
・小川洋子・福住一義『小川洋子の「言葉の標本」』
・津原泰水『たまさか人形堂物語』
・江國香織『金平糖の降るところ』
・イアン・マキューアン『ソーラー』
・ジャック・カーリイ『ブラッド・ブラザー』
・ベルンハルト・シュリンク『週末』
>>299 クラフトエヴィング商会の本いいよね
紙の材質にまでこだわって製本されているので、ああ本っていいなぁと書籍愛が沸騰する
眺めてるだけで楽しいから、プレゼントにしても喜ばれたよ
>>301 長嶋有とか福永武彦はどう?
「淡々と」というと山田稔や古井由吉が思い浮かんだけど、吉田さんとはちょっと雰囲気が違うかな
あと、詩人でもある平出隆の『猫の客』が好き
エッセイのような私小説のような本なんだけど、淡々とした筆致の中から情緒がたちのぼってくるのがすごく良い
コンチネンタル・オプの事件簿/ダシール・ハメット 読了
話も主人公も変な声出そうになる位格好良かった
ハードボイルド痺れる
でも本当に変な声が出たのは本編の後に載ってたシリーズ全作解説ページ(ネタバレ)
ミステリの解説ではネタバレ注意されてる事が多いから油断してちょっと読んじゃった
>>301 エッセイだけど寺田寅彦・中谷宇吉郎師弟はどちらも淡々且つユーモアを感じる
小説家なら小沼丹かな
飄々とした女教師が主人公のミステリ「黒いハンカチ」が手に入れやすいと思うけど
堀江俊幸好きなら芥川候補になった「村のエトランジェ」か身辺小説ぽい「懐中時計」の方が好きかも
>>297 RDG 5巻出るのか!まさにこのスレのおかげで知りました。ありがとう。
しかし1〜4まで積読してるわ…この機会に読もう。
他にもアホほど積読してるので最近新刊チェックしてなかったんだけど、ルー・ガルー2だけは買うと決めている。
もう今月だ。待ちきれん。
ルー・ガルーってそんなに面白いのかな
結構名前聞くんだけどどんな内容?
>>303 関係ないけど長嶋有ってブルボン小林として
ゲームや漫画のエッセイも書いてるけど
これがまた面白い。
エッセイに長嶋有さんからの寄稿とか言って
短編小説載せてた
長嶋有の夕子ちゃんの近道が好きだなあ
とぼけた男の人が主人公の連作短編集だよw
文章がうまくて言葉選びのセンスがいい、すれっからしの本読みにもオススメできる
単行本になった時付け足された最後の一編がない方が好みだけど不満はそれくらい
夏への扉
軽い気持ちで読めるかなと思ったら序盤にして株うんぬんで挫折しそう・・・
私は挫折したw
評価が高いから気になって読んだけど、
今の私には合わないと判断して読むの止めたわ
新世界より
面白いけど性描写が余計な気が
>>312 体まさぐられた主人公が「まるで千手観音に愛されてるようだった」
想像して大爆笑してしまったよ、緊張感のある場面が続いてたのにw
>>313 そんな描写あったの覚えていないwかなり忘れてる。
もう少し経ってストーリー忘れてきた頃に再読するつもりだから楽しみにしてるよw
夏への扉、猫が出てこないページがかなり多いのにまず驚いたよ。
猫描写は可愛いけど常に猫が出ているわけじゃない。
なんでこんなに「猫好きにオススメの本」扱いされているのかなと、一番疑問に思った。
久しぶりに始球式したので記念に
小川糸の蝶々喃々
食べ物とか着物の描写にはうっとりしたけど
主人公が性質の悪いスイーツでがっかり
>>317 自分いつ書き込んだかと思った
装丁が良かったので図書館で借りてみたけど無理だったよ
そういえば、食堂かたつむりも同じ人だっけ
>>302 江國香織の新刊にwktkしてamazonいったらあらすじくわしすぎて泣けた
でも買います
教えてくれてありがとう
蝶々喃々はほんと面白くなかった
主人公もうちょいどうにかならんかったのかね
頭の中お花畑じゃないか
江國香織新刊出したのか、買おう
>>317 その人の本装丁がかわいくて今度読んでみようかと思ってたんだけど
避けようかなw
金原ひとみのTRIPTRAP読んだ
相変わらずモサ喪女には程遠いDQNで退廃的な世界観だった
小川糸なぁ・・・この先食わず嫌いしても後悔しない作家の一人だ
325 :
彼氏いない歴774年:2011/10/02(日) 06:24:03.97 ID:e6GjlDjN
永遠の0読んでたけど資料本みたいな感じなので
150pくらいで挫折した。
『蝶々喃々』読んでないけどアマゾンのレビューがこてんぱんで笑った
あれがホントなら読む必要はないな
『ささやかだけれど、役にたつこと』読了
表題作についての巻末書評に「そう!そうだよそうなんだよおおお」って膝打った
>>325 作中の話がほとんど参考資料からの引用を会話にしましたって感じだもんなあ
『永遠の0』、好きな人には申し訳ないけどまったく受けつけなかったんだよなぁ
ストーリーに都合良く証言者が順番に現れてただ一方的に喋るだけだし、
人物造形がことごとく薄っぺらく、そして文章が下手
こんなに誇れる日本人がいたんです、だから私たちも日本人としての誇りを思い出して、
みたいな陳腐なにおいを感じてしまって、どうしても駄目だった
テレビ関係出身の作家さんの文章がどうも苦手
秦建日子然り、百田尚樹然り
話としては面白いはずなんだけど、にじみ出る何かに対して
拒否反応を起こしてしまう
でも、その「何か」の正体がうまく言えない
>>328 あ〜〜すごく分かる
永遠の0自分はそんなに嫌いじゃなかったけど、
しかし登場人物には本当に魅力を感じなかった。
ただ延々とセリフで説明されてるだけなので感情移入しづらいし、
それを聞いて回る姉と弟がまたテンプレ通りの言動で
なんか台本読んでるみたいだった。
ここから結末ネタバレ注意
最後まで本人目線での話が無かった事にしても、
(戦艦に突撃して死ぬ所まで他人に語らせるのは…)
この作者には人物を描く力は無いのかなあという気がしたわ。
けど、ヒットしてるのもそれはそれで納得ではある
内容が軽くてある意味では読みやすいから…
小説としてはそこまで評価される話ではないと思うが。
最近ミステリーに興味がでてきて、有名どころ読んでみようと思うんだけど、
クリスティーのシリーズものってどれから読んでも楽しめますか?
今そして誰もいなくなったを読んでいて、終わったらオリエント急行を
読んでみようかなと思っているのですが…
また、他にオススメの作者や作品があれば教えてもらいたいです
よろしくお願いします
>>331 読む順番はとくに問題ないでしょ。
クリスティーを読むんなら、エラリークイーンやジョンディクスンカーなんかもお勧めですよ。
/^) /^) /^)
♪ ./ /_,∧ / /_,∧ ./ /_,∧
/ /・ω・) / /・ω・) / /・ω・) ♪
/ /o / /o / /o
./ 〈 ./ 〈 ./ 〈
し' ̄(_) . し' ̄(_) . し' ̄(_)
エッセイだけど須賀敦子さんが好き
片隅で生きる人々に対して、少し離れた場所から心を寄せているような距離感。
ご本人はお嬢さん育ちなのに何故かそういう人に目がいくらしい。
永遠のゼロの人は、風の中のマリアは面白かった。
ただスズメバチが主人公だから視覚的にはキツかった
大崎梢の「平台がおまちかね」
面白かった!
でも、この話の中で出てくる、実在しない本が読みたくなってしまったではないか…
>>331 未婚の婆ミス・マープルは永遠の喪女ヒーロー・・・
個人的には「茶色の服の男」「死への旅」がすき
でもこれミステリーっつーかスパイものだ
オリエント急行は映画も見てなんだか豪華で乗ってみたくなった。
近藤史恵「凍える島」
いま読んでてまだ半分くらいなんだけど
「ぼくたちがみたのは紅いキイホルダァだけだろ。
例えばアパアトのキイを、ボォトのキイだって言ったかもしれないだろう」
なんだろう すごくイラッとくる
>>339 たった2行の引用なのにイラっときた。
でもなぜか読んでみたくなる不思議w
長野まゆみ風味だけどなんか違うね…
342 :
同人小説:2011/10/02(日) 20:50:57.18 ID:E6M4t95f
イラっとくる文章でふと思い出した
会話文で「わよ」「だわ」「だぜ」がどうも苦手
昭和に出版された本とかなら違和感なく読めるのだけれど
最近出版されて、かつ舞台も現代となるとすごい違和感を感じる
あと、一人称小説で「俺は携帯電話を手に取り〜」とかの
動きの一つ一つについて「俺は〜」「私は〜」がつく文章も苦手。
心理描写については全然問題ないんだけど。
>>331 ポアロものなら「杉の棺」も人気高いと思うよ
おすすめは…最近執事が探偵な本が売れたみたいなので
ウッドハウスのジーヴズシリーズを同じ執事探偵ものとして紹介してみる
気のいいアホぼんと切れ者執事のコンビでさくさく軽く読めます
みんなは読む専門?自分で書いたりする?
書いてるよー
>>344 ジーヴィスは2社から出てるけど
文藝春秋の訳が好きだ。
作品数多くて漫画のベースになってるのは
国書なんで逆だったらなと思う。
話変わるが活字倶楽部休刊なんだね。
最近合わなくなって買ってなかったけど
ここで知った作品多かった。
小説とその作品に登場する色と香りの入浴剤ってのを買った。
赤川次郎やら有川浩、森見登美彦とか何種類かあって
自分はあさのあつこの入浴剤にした。
短編が一つ入ってて、内容はあさのあつこらしいラスト。
入浴剤は安っぽい匂いで残念。
アイデアは良いと思った。
>>339 「−」を大文字と小文字で書き分けることに、一貫したルールがあるのなら
面白いと思うけど、雰囲気で入り混じってるんだったらイライラする。
西村京太郎の読点みだれ打ちや
京極のなんちゃって昭和30年代に最初は辟易したのを思い出した
両方とも内容は面白いから慣れたけど
>>339 平野啓一郎の「テレヴィ」を思い出したw
せめてテレヴィジョンにしろよ!と突っ込みたくなるw
「カンナ 天満の葬列」読み終わった
重要な場面で知らんキャラがいきなり意味ありげに出てきて解決してポカーン
他作品とリンクさせてるらしいけど、こういう作風って昭和で滅びたかと思ってた
同じ世界の中で完結させて欲しいな
>>353 平野啓一郎読んだことないけどそれは無理だw
みんな結構言葉や文章に潔癖なんだな
自分はいままでどうしても受け付けなかったのは黒丸尚の訳文くらいだ
実はリアルでいわゆる女言葉使う。
母親も、両親双方のおば達も祖母達もみーんなナチュラルに女言葉。
だから実は翻訳小説に基本的に違和感がない…
若い読者ならともかく、50ぐらいの評論家の女が「アリエネーpgr」してるの読んじゃうと複雑な気分になるよ。
「今日は寒いわよ」とか「○○だったかしら」とか普通に聞いて育って、自分でも言っちゃう。
私にとってのアリエネー文体は、漫画のセリフや擬音をそのまま取り入れた奴だな…
こういう感じの
ダダダダダダ………!銃声がとおくひびいた。
ダレソレかっちょいい名前の映画の登場人物がいわく、戦争は人類のモケケケかっちょいいなんとかである。と。
僕はアレコレマニアックな戦闘糧食を噛みちぎりながら、そんなことを考えていた。
ヒュー
ズッダァン!!
僕はとっさに飛びのき、ウンタラカンタラかっちょいい型番の銃を音のした方へ向けたっ!
「きゃーっ!撃たないでっ!」
あるある
ラノベ文章が苦手だ
>>357 自分そういうの嫌いじゃないから心霊探偵八雲とか平気で読める
自分も翻訳文体は違和感がない。
会話と書き言葉は別言語というか、別の回路で処理してる感じ。
方言どっぷりな環境で育ったせいかも。
逆にライトヴァースというのか、実際の標準語の喋り口調が
文字で書かれていると、文字起こしした方言みたいで読みづらい。
>>331 ディック・フランシスの競馬シリーズ
一冊読み切りだからどこから読んでもよし。
すごい好き。
読み慣れてくるとそう違和感はないかも>わよ口調
私は洋画をよく観るせいで、わよ口調=翻訳された文の表現
って思ってしまいがちなんだけどね
男が思う「俺ってかっこいい」ムード演出のための文ほどしらけるものはないわなw
音楽やグルメしかり、武器や格闘術の描写しかり
364 :
彼氏いない歴774年:2011/10/03(月) 18:06:52.62 ID:tOS/+Dwr
「わよ」「だわ」「かしら」口調に抵抗はないけど、さすがに十代の女子高生(それもいまどきのギャル)の設定だったりすると
もう少し工夫しろよとは思うな。20代後半以上なら別に違和感はない。
いっそもう突き抜けて「ごきげんよう」「ごめんあそばせ」みたいな言葉を使ってくれたら逆に気持ちいいかも。
角田光代の小説に出てくる登場人物達の話し方はリアルなのかもしれないけど、はっきり言って読んでて不快だ。
30代後半のフリーターの男が、「はっ? それってお前に関係ねえじゃん。」とか「おれってマジ天才じゃね?」
とか、まるでキムタクみたいなしゃべり方。
>>364 でもキムタクって三十代後半だから、その話し方ってあってんじゃね?
みんな読書するようになったきっかけってある?
自分は児玉清が亡くなったあたりから
追悼番組とかみて影響されてからなんだけど
>>366 リア厨の頃、当時好きだったアニメの原作ラノベを手に取って
ラノベ→ファンタジー小説→児童文学→etc
と進化(?)していった
読書と言っても軽く読めるものを選びがちで、
文豪と言われる人たちの本には全然手を付けてないから、あまり胸を張って言えないなぁ
何冊か気合い入れて読んでみたけど、全然内容が頭に残ってないww
小学生の頃、なんて素敵にジャパネスクの漫画を読んで、続き見たさに原作のほうを買ったのがきっかけかな。
氷室冴子や榎木洋子とかコバルト文庫から読み始めたなぁ…
子供の頃から気づいたら本の虫だったなあ
わたしは18歳の時に友達と図書館にふらーっと行ったのがきっかけ。
それまで読書大嫌いだった。
読書感想文もビデオ見て書いてたw
物心つかないうちから親が本読んでくれてたんで、特に意識せず自然に読むようになってたな
小学校上がるちょっと前に江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとルブランのルパンシリーズにハマり、
そこからホームズなどの推理小説に移行し、同時に『赤毛のアン』や『秘密の花園』などの少年少女文学を読んでた
よくわかんないくせにヘッセなんかの世界文学に手を出し、でも氷室冴子とかのコバルト文庫もしっかり読み、
っていうかんじでとにかく乱読だった
唯川恵もコバルト文庫にいたよね
兄が読書家で最初は太宰とかドストエフスキーとか意味分からず真似して読んでたけど
中学のとき兄に勧められたハインラインの『夏へと扉』読んでから
今は兄より読書量は数倍多い
物心つかないうちから本好きだったみたいだ
2歳の頃に羅生門読んで、「この髪を抜いてな…」とか老婆の真似してたらしいw
それがきっかけといえばきっかけかな
私も少年探偵団シリーズ読んでた その影響で作家になりたかった
残念ながら話を考える才能はなかったけど
高校の時に読んだ「ダ・ヴィンチコード」と「こころ」で「読書って良い」と再認識
それからはドストエフスキーや三島由紀夫、太宰治等の有名作品を読み漁り
宮沢賢治、尾崎翠、稲垣足穂、長野まゆみみたいな幻想文学に惹かれ
三大奇書のような怪奇世界に手を出し、「やっぱりミステリーが好きだ」と原点に戻る
んで、今更ながらエラリー・クイーンの「Yの悲劇」読み終えた
怪奇・狂気を含んだミステリー小説って一番好きなジャンルかも
病毒の母子感染が原因のキチガイ一家で起こる殺人事件ってそれだけで狂おしいほど魅力的
>>331です
質問に答えてくださった方々ありがとうございます!
とりあえずオリエント急行と他に薦めていただいたクリスティー作品を読んだ後、
他の紹介していただいた作家の作品を読んでみようと思います
すっごく楽しみです! 本当にありがとう!
みんな子供の頃から色々読んでてすごいな
私は普通に絵本とか児童文学とかしか読んでなかった
中学に入ってヤングアダルト、高校に入ってようやく一般書って感じだわ
小学校上がる前から少年探偵団とか羅生門とかすごすぎるw
世界の名作とかもちゃんと読めてないし、人と争うものでもないけど
感心するよ
赤毛のアンとか若い頃によんどきゃよかったな
古典文学の名作系とかは若い頃読んでた方がいい本もあるけど
逆に、ある程度年取ってから「今読んでよかった」と思う本もあるのかも。
自分にとっては『モンテ・クリスト伯』は前者
『沈黙』とか、遠藤周作のキリスト教関連は後者だった。
児童文学(兄弟のお下がり、図書館、親が買ってくれる)も一般小説(親兄弟の蔵書)も同等に乱読してた。
ヤングアダルト、ライトノベルの類は超有名どころ(十二国記とか)しか読まないで来ちゃった。
小学校上がった年だと思う
自宅にあった父の蔵書の「フランス文学名作選」読んでて、他は難しくても面白かったんだけど
プロスペリ・メリメの「父 マテオ・ファルコーネ」を読むなり心底ふるえあがった。
デスノートに自分の名前が書いてあったの発見したぐらいの恐怖。
……今はすっかりそういう厳しい話好きに育ったw
>>348 漫画情報誌のぱふは休刊だけど活字倶楽部は出版社変わって出てるよ
先週新しいのが発売になった
一番の理由は「本読んでると大人に褒められる」だったな。
ほうれんそうマンとかズッコケシリーズとかことわざの本とか怪談とか
それが原体験だと思う。
だからちっちゃい子が本読んでたら、大げさなくらい褒めてあげると
読書好きに成長する…かもしれない
私は小学生のころ児童むけの偉人の伝記が好きで
学校の図書館の伝記を全部読んだ
なぜかフィクションが苦手だった
でも、小学校高学年のときに
母の本棚あさってたら、まるで用意されていたかのように
山田詠美の「風葬の教室」があった
いじめられても美少女だったらなと思ったなあ
(正確には「蝶々の纏足・風葬の教室」かもしれん)
読書…ではないかもしれないけど、偉人の伝記やら歴史やらの漫画を子どものころよく読んでた
学研とかのシリーズ系のやつ
そっから活字にシフトしていった感じ
風葬の教室、すごく好きだったなぁ
私はいじめられてはなかったけど学校に馴染めなかったからかな
放課後の音符、ぼくは勉強が出来ないあたりも当時好きだった
でも今初めて読んでたら胸には響かなかっただろうな
山田詠美って10代を書くのが巧いよね
山田詠美は「放課後の音符」を書いたときに
女子のカバンに入ってる本になるといい(当然もっと上手い表現)
みたいな事を書いててさ、見事成功したよね
金原ひとみと綿矢りさも影響受けたって言ってたし
山田詠美、「放課後の音符」を読んだ時リア厨だったけどこんな恋愛したいなって思ったなあ
まあ無理だった訳だけどwww
今読むとどう感じるんだろう
変な時間に起きて寝られないんでチェーホフの短編読んだ
「ヨーヌイチ」田舎の医者が下らない日常の中スレてく話を淡々と書いてんだけどなんだが強烈過ぎる
チェーホフは日常に存在する絶望感の書き方が本当に恐ろしい
6号室より強烈に来たわ
長野まゆみ久しぶりに読んだらBLになっててびっくりした
BL要素あるのは前からだけどそれに性描写がプラスされた感じ
そういうのは求めてないんだけどなあ
>>382さんに同じく
というかいじめられっこで友達いなくて家帰ってもすることなくて本読んでた
それからずっと本が好きな人のふりをしてきたらいつの間にか本当に本好きになってた
積読本処理のため「遠野物語」読み始めた
頁が変わるともう地名の読み方がわからなくなってしまってそのたびに
前に戻って確認してるから全然進まんw
風の中のマリア読了
永遠の0とどこか似ていた
それと、やはり文章が下手というか重みが全くない
〜だった。〜ない。のオンパレード
ライトな分さくさく読めるけど
でもスズメバチに焦点をあてたのは斬新で面白かった。
さすがにスズメバチがゲノムについては話さないだろうけど、
虫の弱肉強食のシビアな世界を垣間見たような気がする。
何がいいたいかというと、
ミドリシジミの最期が残念すぎたorz
「風葬の教室」にちょっと興味あるんだけど、もしかして子供同士の性描写ってある?
山田詠美は中高生にも人気あるみたいだけど、性描写が結構生々しいんだよなぁ・・・
>>392 性描写はなかったと思う。
主人公は都会的な美少女で自分が可愛いという自覚もあるため、担任の男性教諭をほんの少し煽っていた気がする。
大型書店が好きだ。
特にジュンク堂と有隣堂。
三省堂は手堅いんだけど書棚が分かりにくい所が多い気がする。
紀伊国屋は以外と揃ってなかったりすることが多い気がする。
丸善は在庫が残念だったりするけど文房具のせいかなんか高級感がある感じ。
本を読むのにブックスタンド使ってる人っている?
PC作業のちょっとした待ち時間にあると便利そう
>>392 「風葬の教室」に性描写はないよ
「放課後の音符」とか「僕は勉強が出来ない」とかも
いつもの山田詠美とは違ってほとんど生々しいシーンはない
そういうシーンが出てきても直接的な表現はない
有隣堂の文庫用カバーが好き!
カラバリあるから本の雰囲気に合わせて選んだりしてる
397 :
彼氏いない歴774年:2011/10/04(火) 23:26:44.58 ID:s4SSu722
多分ここでおすすめされていた 花の下で春死なむ を読んだよー
工藤さんは癒しだね!
ただ登場人物が覚えられなかったよ…orz
朝読書習慣つけようと思って山田詠美の蝶々の纏足読んだ
二人の関係って不思議
なんでこんな事してるんだろう?と純粋に思ってしまう奇行に走る登場人物が出る本ってないですか?
乙一の短編集、失はれる物語読んだ
中学生のころに読んだ話も、当時はふーんぐらいだったのにまた読んでみたら泣けてしかたなかった
表題の失はれる物語は最後ピアノなの?人なの?ってなって不思議な感じだった
なんか美しい話だった
>>398 それでは私は、安部公房の『砂の女』を……
そこらのラノベ手に取れば、ごまんといそう・・・>奇行キャラ
>>398 ティム・オブライエンのニュークリア・エイジ
村上春樹の翻訳の中では地味な扱いだけど夢中になって読んでかなり心を掴まれた
嫁や娘におかしくなったと思われつつも庭に核シェルターのための穴を掘り続ける男の話
マラケシュ心中と復讐執行人
まさか2冊続けて始球式とは思わなかった
マラケシュ心中は絶賛してる人もいるし、合う合わないがきっぱり別れるタイプだと思う
口直しに読んだ乱歩の孤島の鬼がこの上なく面白かったのが救い
上の方で紹介してくれた人に感謝
西の魔女が死んだを読んだ
バスの中でラストを読んで迂闊にも涙が出た
どうせ最後泣かせるんでしょ?と思ってても、涙出るな
最近疲れているのか癒し系の本を読んでる
以前読書記録についての話題が出てから、2ヶ月くらい自分に合ったノートを探してたんだけど、今日やっと良いの見つけたよ
ズボラなので感想まで書き込めるノートだと絶対続かないので、図書カードみたいに日付と書名のみを調度良くかけるものを探してたんだけど、本来TODOリストとして使うノートに書き込むと調度いいと気づいた
書名・日付・作者名だけ記録したい場合はおすすめだよ。
あと、今更かもしれないけど斜陽を読んだ。
408 :
彼氏いない歴774年:2011/10/06(木) 00:31:27.12 ID:SuG1bkE+
チェーンポイズン薦めてくれた人ありがとう
かなり面白かった!!
他に本多孝好ならこれよんどけっていうの教えて
読書記録は全部ブクログに頼ってるなあ
こういうのだったらデータ吹っ飛んだら一瞬で終わるんだろうけど便利すぎて
ニュークリアエイジ購入決定した
ブクログ使用再開
本並んでるのみるのがなんか楽しい
アゴタ・クリストフの「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」がすっごく面白かった!
あんまり外国文学読まないんだけど、これは当たりだったなー
構成からなにからもーとにかくよく出来てる
戦時下の民衆の話とか戦争もの好きなんだけど国内外問わず、何かお勧めないかな?皇国の守護者とか好きです
大江健三郎の「芽むしり子撃ち」に打ちのめされたのは良い思い出…
414 :
彼氏いない歴774年:2011/10/06(木) 03:21:26.85 ID:A6bShVdA
>>412 タイトル忘れたけど火野葦平の小説
世代を超えて戦争の記憶が受け継がる話。戦争ものはあんま好きじゃないんだけど、
戦争を軸にして家族の記憶が受け継がれるっていうのが壮大だったな
あとは野坂昭如かな。坂口安吾の白痴は神
>>412 加賀乙彦「帰らざる夏」
泉鏡花「予備兵」「海城発電」
あと暮しの手帖社の「戦争中の暮らしの記録」作者忘れたけど「戦下のレシピ」
斎藤美奈子でした
SOSの猿/伊坂幸太郎
つまらん
今からゴールデンスランバー読む
小川洋子「寡黙な死骸 みだらな弔い」
同じ街に暮らす人たちの抱える弔いが少しずつリンクする短編集。
情景を表現する部分が「〜だった。〜いた。〜いった。〜いた。」の連続で
そこがちょっと気になったけど
だからこそ全体に静けさが存在するのかも。
「ベンガル虎の臨終」は動物ものに弱い私に大きな暗闇をくれた。
「もう続きが気になって気になって…!」なんて事はまずないけど
この人の物語の静謐さはなんか好きだな。
眠る盃/向田邦子 読んだ
面白い。もっと固い感じだと思ってた
読み易くてやわらかくてクスッと笑えて…
亡くなってしまったのが本当に惜しい
父の詫び状も近いうちに読みたい
時間のルール
元は子供(を持つ親向け)用の時間管理トレーニング本だけど
ビジネス書テライミフな自分には丁度よかった
ただ、縦書きの本なのに、左→右の図表がいくつかあって一瞬とまどう
堀江敏幸の作品も静か〜な感じで
いつもモヤ〜としながら読むけど、
読み終えたら「なんか良かった、また読もう」って思う。
エッセイもこんな感じかな?
質問・雑談スレに書くべきなんだろうけど、日ごろから本を読む喪女たちの感性におすがりしたい
硝子、水、空気など以外に“透明なもの”といって思いつくものは何だろう?
実際に透明でなくても、“透明感がある”と感じるもの、抽象的なものでも構わない
また、「透明」「透き通る」を他の言葉に言いかえることってできるかな?
ウザかったらスルーしてくださいな
>>423 ジン、スピリタス(酒)、氷砂糖、水あめ、寒天、ウォーターゼリー(食べ物)、
涙、唾液、瞳、眸、水晶体(身体)、アクリル、テグス、水ガラス、ホルマリン、エタノール(素材)、
透明→≒透徹
(水が)澄明、澄徹
(空気、空間が)玲瓏、朗徹、
(物質が)透通、透過
(声が)朗々と、(顔が、目が、表情が、声が)冴え冴えと、晴朗と
なんかまだまだありそうな気がしてきたけどw
要は「透明さ」の形容なのだとしたら、耳慣れない言葉が文の中で浮くよりも
自分の使いやすい言葉でイマジネーションの限りを尽くす方がより透明度増すと思う。
冬の空のような、冴えわたる、澄みわたった
頭上にはただ永劫の星が、星すらまたたかぬ、マイナス4度の水の中にいるようだ
動くものとてない、地球の反対側で誰かが口笛を吹いたら聴こえそうな…
手作りのラズベリージャム。あとパッションフルーツのジャム。それか屋台のべっこう飴。
透明感はある。透かすと色のついた光が落ちるからかな。ステンドグラスと同じ要領。
>>423だけど、個展のタイトルの参考にさせてもらおうと思って
文章は書かないけど、読書は好きだからこのスレはロムってるよ
>>424 こんな便利なサイトがあるなんて…!
これから色んな用途で活用させてもらう、ありがとう
>>425 いっぱいありがとう
目から鱗だ 化学系もいいなぁ
>>426も詩的で素敵だけど自分で考えるのは無理すぐる
そして最後の2文がツボすぎる
>>427 それらも言われてみれば透明感あるね
おまけに可愛らしくていいなぁ
全力で参考にさせてもらう
>>412 悪童日記面白いよね
三木卓/砲撃のあとで
敗戦後、大陸から引き揚げる間の少年の体験談
>>218 亀だけど
エレンディラかな?
わたしも大好き、読んでると不思議な匂いがしてくる気がする
薔薇や熟した果物や草や潮の匂い
>>430 そうエレンディラのガルシア・マルケス、短編集なのでマルケス他となってた
水死人も美しかったし波の恋人も良かったし大変楽しめた、薔薇の男いったい何なのときめく
それにしても古本がぼった価格で泣いた…
432 :
彼氏いない歴774年:2011/10/07(金) 06:46:06.24 ID:9iVJ9C1v
図書館でたくさん借りてくると読むのに終われて
なんだか胃が疲れる
新刊書店に行くと、ここが図書館だったらいいのに!と思い、
図書館へ行くと、ここが古本屋だったらいいのに!と思う。
空飛ぶタイヤ 池井戸潤
ページ数はそこそこあったけれど、物語のテンポがよく飽きることなく上下巻一気に読めた。
三菱自動車のリコール隠しを元にしているらしいが、難しい用語とかはほとんどなく
学生である私にも物語が頭にすっと入ってきた。
はじめは直木賞受賞した作家さんだしとりあえず読んでみるかと軽い気持ちで表紙を開いたが、
気付いたら夢中でページをめくっていた。
久しぶりに熱くなった作品で、読後感は爽快でカタルシスを感じた。
下町ロケットもまだハードカバーだけど読んでみようかな
空飛ぶタイヤってそういう意味なのw
みんな毎日本読んでる?
たまに読まない期間があって、それを過ぎたらまた大量に読み出すとか
読む癖みたいなものある?
読むときは読むけど読まないときは全く読まない
ちなみに最近は読む時期に突入してるので毎日読んでるw
>>437と全く同じw
ついでに最近読んだものの感想
女には向かない職業 P・D・ジェイムズ
面白かったータイトルで内容ちょっと誤解してたw
主人公がちゃんと探偵とヒロインを両立してて凄い
主人公の魅力だけで読めたけど、読後事件のおぞましさがじわじわくる
映画にはまってると本読まない
本にはまってると映画そんなに見ない
何故か映画と本でヘンなバランスとってる
空飛ぶタイヤ気になってた!
最近本屋で井戸田潤を推してるけど、面白いのわからず手付けてなかった。読んでみようかな。
私は読むときと読まないときがはっきりしてる。今はまさに毎日読んでるw次に読む候補を常に抱えている状態!
池井戸だったwどっかの芸人と勘違いしてたぜ。
けっこう読むときと読まないときの波ある人多いんだなw
自分は常に読んでるかな
出かけるときに本持ってないと、それだけで落ち着かない
私も読むときは毎日本屋に通う勢いで読みまくるけど読まないときは一切何も読まない。
あと、忙しいときに限って本を読み耽ってしまうw
本読んでる暇ないだろ!ってときに読書熱が高まるから困る
集中できる場所は主に電車の中かな
座れたときに限るけどw
>>440 池井戸さんの作品は空飛ぶタイヤしかまだ読んでいないけど
変なクセもなく一文と一文もぎゅうぎゅうしてなくてスラスラ読めるよ
空飛ぶタイヤに関しては町の中小企業の社長さんが巨大財閥企業に立ち向かうって感じで、
すごく熱くなれる内容。
私の中でJAMprojectのGONGを勝手にイメージソングにしてたw
自分も波があるな
今は読みたい波がきている
ノンフィクションばっかり読んでるわ
ゼロ年代についての評論、面白い
ずっしりした本(内容もそうだけど、装丁的にハードカバーの800gぐらいある本とか)を読んでて
ふと疲れると、
アメリカの都会で頭おかしい連続殺人鬼がぐちゃぐちゃー
刑事や警官や探偵やしゃしゃり出る素人どもがズバッと解決ー
その人達は決して浮世離れしたヒーローじゃなくて読者の皆と同じようにダイエットに悩んでたり
別れた妻を思い返してめそめそしたり出会ったばかりの同業者とサクサク寝てみたり
勝負服がなくて洗濯かごから汚れの少ない服選んでたりしながら生きてるんですアピールー
ってジャンクなミステリ読んで適度に頭悪い楽しみに浸るw
いかにも官能小説!というものではなく
ストーリーの中に巧みにフェティッシュなエロやセクロス描写が練り込まれてる小説ご存じないでしょうか?
「エロティシズム12幻想」というアンソロジーを読んでいたく気に入ったんで似た感じのを探そうと思ったんですが…ない。
川端康成の『片腕』みたいなのが理想なのですが…。
>>447 皆川博子『蝶』
赤江瀑『虚空のランチ』
谷崎潤一郎『刺青』
川端康成『眠れる美女』
皆川博子は『蝶』の中に入ってる「妙に清らの」や「幻燈」がすっごくエロスだと思う
『蝶』には入ってないけど、「あの紫は」なんかもいい
あと泉鏡花の『外科室』が官能的だと思うけど、エロかといわれるとちょっと微妙かなw
そして、三島由紀夫の『金閣寺』に出てくる、緋毛氈の上で乳を茶碗にしぼり出すシーンがテラエロス
>>447 乱歩の『化人幻戯』辺り
時代性かエロシーンの描写は抽象的にぼかしてあるけど、
今の目で見るとその事で色気が増してる様な感じ。
エロシーン以外の文章も、何というかドキドキする
電車で読んでて駅降り過ごしたw
ドグラ・マグラ上巻を読んでるけど、途中で挫折しそう…
みんな詳しいな。
そして耽美。
西の魔女が死んだ読んだ
なんだろう…なんかもうちょっと何かが欲しかった…
>>451 チャカポコで挫折したwwwがんばれー
山田詠美の放課後の音符の最初の話自分の親も離婚したからか最後泣きそうになってしまった…
>>447 >エロティシズム12幻想
ちなみにどの作品が好きだった?
好きな作家が入ってるから気になる…
文章の意味をいちいちなぞると挫折しやすいと思う>どぐまぐ
チャカポコ部分は夜ひっそりと自室で口ずさむとハイになれるよ!
物語の筋は記憶喪失の「私」から見ると行方不明になる。
呉一郎との関係がぼやかされてるから。
「私」の前に現れた若林博士と、彼がなぜかこだわっている故・正木先生との関係っていうか執着が話の根幹にある。
そんで「私」が何度も記憶をよみがえらせては「何かのせいで」なくすのを繰り返す、その「何か」って何さ?というのも
そこに関係ある。
んでも、「謎解き」と思って読むと最後まで読んでも(ry
だってテーマが脳の迷宮できちがい賛歌で、そもそも「私」っていうのが(ry
チャカポコ、チャカポコ
>>449 >>450 ありがとう…!みんな詳しいな〜
値段的に手に入りやすいものから探してみるよ!
>>455 「恋人」「アルバトロス」「FLUSH」が好きでした
>>453 今ちょうどチャカポコの所だよ。
これは挫折する気持ちもわかるww
>>456 ヒントありがとう。
完璧「私」視点で読んでたわ…
とりあえず最後まで読んでみるよ。
「外科室」良いよねぇ 私もあれにはエロスを感じる
たびたび話題に上がる「蜜のあわれ」もすごく官能的だと思う
あと夢野久作の「少女地獄」とか、三島由紀夫の「春の雪」とか
話は変わるがチカポコが頭から離れなくなるじゃないかw
スチャラカ、チャカポコ…
>>453 >西の魔女が死んだ
中学生が読書感想文を書くのに最適で
それ以上でもそれ以下でもないよね
エイミー・ベンダー「燃えるスカートの少女」
わけがわからないよ!
読書好きなんだけど、集中力なくてすぐ他のことしたくなっちゃう。
みんなどこで読んでる?
私は家が多いけど、意外と電車とか喫茶店の方が集中できる。
>>462 場所じゃないけど、
朝起きたらすぐ二度寝しないように布団の中で本読んでる。難しい内容も頭に入るし集中できるから朝の本と外で読む本分けてるよ
なので朝に読書するのはどうかな
確かに夜中に読んでると寝ぼけてて
同じページ何回もよんでたりしちゃうww
>>453 あと100pくらいボリュームほしいよね。
465 :
彼氏いない歴774年:2011/10/08(土) 20:43:37.48 ID:x+vSg4Dw
プルーストの「失われた時を求めて」を読破した人っている?
あれ、何度挑戦しても最初の5ページで脱落しちゃってそれ以上読めない。
例の有名な「紅茶にマドレーヌを浸した瞬間に忘れていた思い出がよみがえる」っていうシーン
にいつまでたってもたどり着けない。
フランス文学者とか専門家以外で全巻読んだ人って日本でどれくらいいるんだろう。
米澤穂信さんが好きな人いますか?
ストーリーセラーのは少しゾッとする話だったけどおもしろかった
オススメがあったら教えてほしいです
ふんふん
最近深くて入り込める本に会えないんだよね
ここに出てるのは面白そう
メモメモφ(..)
小川洋子さんのまぶたを買った。
バックストロークが何故かすごく好き
バックストロークいいね。六角形の部屋も好きだ。
前スレでおすすめされてた津村記久子の永遠に〜を読んでから
ずっと津村本読んでる
キャリアウーマンの話じゃなくて
サラリー女性の小説てずっと読みたくてもなかったから
毎日読むのが楽しみなぐらいハマったよ
ありがとう
>>466 好きだよ。雑誌掲載は全部追えてないけど、図書館にあるやつはだいたい読んだ
いくつかあるけど、どのストーリーセラーだろう。『玉野五十鈴の誉れ』かな?
>>468 バックストローク好きなら、短編集のどれか忘れちゃったんだけど、関係してる話が入ってる本あるよ
印象的な話だよね
小川洋子好きだけどバックストロークは恐かった
ここ見てると読みたい本がたくさんある!
良くも悪くも何の予備知識もなく本を選ぶことって最近なくなったな。
レビューで評価高いのとか人に薦められて決めることがほとんどだ。
>>471 偶然の祝福だったと思う
あとホテルアイリスとまぶたの短編だったかがちょっと似てるかも〜と思った
この間、古本屋でドグラ・マグラの漫画版見つけたよ。
画風が世界観ブチ壊しな感じで残念すぎる…
私も挫折組だけど、
この漫画を読んでまであらすじ知りたいとは思わないw
楠本まきが描いたらハマりそうなのになー
他にもユリシーズ、神曲とかもあったよ。
(”まんがで読破シリーズ”だって)
そういえば漫画太郎が罪と罰を漫画化したけど、見てみたい…
漫画スレで画像うpられてたよ
>>465 読みたいと思ってる。
今、新訳が刊行中だから、それが全部出るまで待とうかなと思ったけど
気になってぐぐってみたら、筑摩から出てる奴でも訳に問題はないみたいだから
手を出してみようと思う。
>>466 既刊を全部読んだわけではないんだけど、『儚い羊たちの祝宴』と『追想五断章』が好きだ
『儚い羊たちの祝宴』は最後の一行でのどんでん返しにこだわった短編集で、
『追想五断章』はリドル・ストーリーでつながっていく連作短編集
どちらもミステリの手法がテーマになっているけど、物語としてよくできていて、余韻を感じさせるところが好き
既刊を全部読んでいないというのは、古典部シリーズや小市民シリーズなどライトノベルに分類される作品が合わなかったから
良く言えばキャラが立っていてするする読めるんだけど、ちょっと軽いというか、深みに欠ける気がした
そういう特徴は他の作品にもあって、『ボトルネック』や『インシテミル』にもある種の軽さを感じたんだけど、そこから先は好みの問題かなw
>>475 漫画なんてあるんだ
ドグラ・マグラは、中村明日美子のイメージ
小畑健の人間失格の表紙は良かった
パンドラの函・正義と微笑/太宰治
太宰治の本で暗くない話初めて読んだよ。どちらにせよやっぱ読みやすくて良い!
うおお、函じゃなくて匣だったよ連投すまぬ!
やっぱり夏目漱石のこころが好きだ
湊 かなえさん最近やたらプッシュされてますけど
オススメあります?
ジェーンオースティンの読書会って本
面白い?
>>485 何冊か読んだけど告白が一番面白いと思う
>>487 レスありがとうございます
告白読んで実は知ったんです、初めに書かず申し訳ない。
2番手お願いします
小川洋子/薬指の標本
ちょっと毒があって幻想的。情景にひたっちゃうね。
>>488 読んでたか、ごめん
二番手となると大体どの作品もどっこいどっこいな感じではあるけど
贖罪が個人的にはいいかなと思う
夜行観覧車あたりは不快すぎる人物が二人いるからちょっと苦手
>>488 湊かなえは『Nのために』が好きだな
とあるマンションで殺人事件が起こり、その重要参考人たちがそれぞれ証言をするんだけど、
実は彼らは本当のことを言っていなくて、ではその事件の裏には一体なにが──? っていう話
章ごとに視点が切り替わっていくことによって、
その人を外から見た時の客観と内面に隠し持っている主観との差が浮き彫りになるのが効果的だし、
それぞれの嘘の理由が切なくて読み終わったときはじんわりきた
>>465 同じこと思って近くの図書館に置いてあるハードカバーのやつの貸出記録見たら1巻は結構借りてるけど2巻以降は殆ど借りてる人いなかった。
みんな1巻目で挫折したのかwと思った。かくいう私もその一人w
>>493 似たようなことが収容所列島であった。
近くの図書館の本は昔から蔵書されてるのは返却日欄の
紙が貼ってあるけど、だんだん巻が進むにつれて、
返却日欄に押してあるのが減っていった。
みんな挫折していくんだなと思った。
自分はそれは全巻読んじゃったけど。
>>488 やっぱり『贖罪』かな
個人的には『少女』が好きだけど、どれもそれなりに面白いよ
不愉快さがないのは『往復書簡』
ただ『夜行観覧車』は自分もおすすめしない
湊かなえって確かに面白いんだけど
話を構成するモチーフが毎回同じだから
ごっちゃごちゃになってしまう
>>480 分かる、米澤穂信ってなーんか軽いんだよな
自分は『儚い羊たちの祝宴』も軽いと思った
ダークな雰囲気とか丁寧口調な文体とかが好みだから好きな本だけどさ
>>470 そうそう!「玉野五十鈴の誉れ」です。
>>480 その2つ面白そうなので探してみますね。
詳しくありがとう!
伊坂幸太郎好きなんだけど、
似たような感じな作家さんて
いないかな?
乙一とかも好きなんですが…
>>500 平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」とか好きそう
コニー・ウィリスが好きなんだけど、この人が好きならこういうのがおすすめってあるかな?
ウィリスのSFだけどキャラクターが個性的でかけあいやラブコメ模様が面白いところが好きです
>>499 奥田英男とか、森見登美彦なんかはユーモアと読みやすさでは近いかなと思う
あと森絵都とか
ていうかまあ同じく伊坂好きな私の好きな作家なんだけど。
>>499 私も森見登美彦かな
少々文体が独特だけど
あとは百田尚樹とかどうかな
アガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』読み終わった
海外作家だから敬遠してたけど意外にスラスラ読めた
設定はありきたりかな(といってもきっとクリスティーの方が先だと思うが)と思ったがラストは楽しめた
なんといってもタイトルが秀逸すぎる
>>490 >>492 >>495 贖罪
Nのために
ですね、ありがとうございます。
Nは告白みたいな書き方をされてるんですね。
両方読んで見たいと思います、レス遅れて申し訳ないです。
>>504 マザーグースって何気に怖いよね
あとU・N・オーエンって名前のネタがけっこうゾクっときたな
ヤンソギルが好きなんだよな
在日だけどさ
好きっていうひとに出会ったことがない
>>507 面白いの?タイトルはそこそこみるけど
暴力的なイメージしか・・・
まあ内容は暴力的だし生々しいし残酷かも
でも怖いものみたさとパワフルで読者を引き込む文体で読み進めてしまうんだ
自分と無縁な世界だから面白く思えるのかも
色々書いてるけど、戦後の関西の在日集落の話がほんと面白い
ヤンソギル自体2世だからか、本人がそういう思考だからか知らないけど
朝鮮半島を美化なんてしてないし、朝鮮半島自体にも言及はしない
ただみんな貧乏だった、生きるのに必死だった
っていう当時の人の息使いが伝わってくるんだ
理屈抜きで人が生に執着する様が描けてると思う
うわ語ってしまった、長文ごめん
>>509 いえ、参考になったと思うので構わないかと・・・。
ただうちの寡黙で優しいお祖父さんが唯一語った事で
当時はみんな大変だった、でも何もない中で人に迷惑をかけないと言う思いが
あったからこその信頼感を今も知り合いと分かち合えてる。
と、聞いた後にかの国の人達の酷さを聞いてるので、
人によりけりとは思いつつあまり良い目では見れないですね。
あとは以前旅行計画中に
アメリカ合衆国の旅行注意書きにある、かの国の注意事項を知ってからもイメージは悪いです。
スレチすみません。
町田康の告白が好きな人間に他におすすめの作家や作品はどんなものがあるでしょうか?
最近有吉佐和子にはまっている
どの作品も読みやすいし、長くても面白くて一気に読めちゃう
>>511 告白は読んでないけど町田康の語り口が好きなら野坂昭如も気に入るんじゃないかな
「エロ事師たち」は面白いし「骨餓身峠死人葛」はかっこいい
映画ヒアアフター見てたらディケンズが出てきて、不意に読みたくなってクリスマスキャロル買ってきた
映画ばっかり見て長らく本読んでなかったけど読書の秋だしごんぼるぞっと
ごんぼって!
まがまがしいなw
すまぬ…慣れないフリック入力が憎いわ…
ごんぼ…がんばります!
517 :
彼氏いない歴774年:2011/10/10(月) 19:47:33.33 ID:3UcpXjKg
恒川光太郎さん好きの文体というか、独特の恐怖やノスタルジックを感じる世界観が好きな喪女です
最近は短編ばかりで微妙なんですが・・・
初期の「夜市」に収録されてた書き下ろしの「風の古道」が一番好みでした
他に好きなのは井坂光太郎さん、米澤穂信さんなど
このワードからオススメの作者さんいらっしゃったら
内容ともに作品名などを教えていただきたいです、よろしくお願いします。
>>154 洋書たくさん読むならキンドルおすすめ
無料本いっぱいあるしすぐ元とれるよ
『ヘルマフロディテの体温』を読んでみた。
安い話だった。
『逃亡のガルヴェストン』を読んだ。
まあまあ良かった。オチのつけ方は典型ではあるが素晴らしかった。
『アンジェラの灰』の上巻を読み終わった。
「なんか『貧民救済私案』を彷彿とさせるな…」と思ったら作中に出てきてひっくり返った。
下巻が恐ろしくも楽しみ。
>>511 内容に惹かれてるなら坂口安吾かな
文体が好きだったら笙野頼子お勧め
あああ、笙野頼子好きだ
泉鏡花賞ってはずれがない気がする
面白そうなスレ見つけた!
みんな読書家だなあ
過去ログ読んで参考にさせてもらいます
523 :
彼氏いない歴774年:2011/10/10(月) 22:57:09.37 ID:B6sIm0Ru
夜勤の仕事を経験したことのある人なら村上春樹の
「アフターダーク」がオヌヌメ
外資系の会社で夜勤のデータ管理の仕事をしていたときに
真夜中の休憩中に高層ビルから下の街を眺めていたら
あの世界がどどーんと来て激しく鬱になった。
アフターダーク、意味がわからなかったんだけど
わかる人にはわかる作品なのかな
525 :
彼氏いない歴774年:2011/10/10(月) 23:13:55.53 ID:B6sIm0Ru
>>524 あれはうまく言えないけど、実際に夜の世界(お水って意味じゃなく)で
生きる経験をした人間なら私のようなバカでも理解できる作品
それは暗に「理解できない奴はバカ以下」っつーてんのか?w
『アフターダーク』はものの輪郭がくっきりして鮮明なのがよかったな。映画っぽくて。
『西瓜糖の日々』の影響がもろに出てる作品と比べると切り口が全然違ってて、それが好き。
>>526 あれは確かに難解かもしれませんが、実際に夜の世界を経験すると
とてもわかりやすいと思いますよという意味です。
夜の世界を経験するってどういう意味?
夜勤?
村上春樹は全体的に分かりにくくて
読んでも途中でやめちゃう
なんであんな分かりにくい文を書くんだろう
自分はハルキ苦手だけど、アフターダークだけは何度も読んでしまう
内容はやっぱりよく分からないけど、なんかリアリティがある
村上春樹って文章自体はわかりやすいと思うんだけど
>>530 なんでそんなに突っかかる必要があるの?
春樹、文章は読みやすいけど、内容の意味というとわかりにくい
というか意味ありそうで実際は無意味なのかと思っている
村上春樹についてはリアルでももめやすいな
まあ適度に語ろう
>>533 それは私が「理解できないんだけど」と言ってる相手に対して
「バカでも理解できるよ」と返事するタイプの人間が受け入れ難い生き物だからです。
卑下のつもりか知らんけど誰もそんなこと聞いてないからw
村上春樹の文章はごてごてした装飾がないという意味では平易だけど、
「何」を平易に書いてるのか把握しづらいところはある。
筋が頭に入ってきづらい。光景は割と記憶に残るけど。
一角獣のホネがくうんて鳴く(鳴る?)とことか、
暗闇で会話してる相手が実は既に死んでいると悟るとことか。
文学作品って何をもって理解したと判断するかは人それぞれだと思うから
どうこうすれば理解できるというのはないと思う
「月光のドミナ」遠藤周作
短編集でとても読みやすかった。
「地鳴り」という大正時代の大地震の話もあってちょっとびっくりした…
遠藤周作の本って、初めに1番おもしろい話を持ってくる事が多いように思うのだけど、何か意図があるのかな?
>>536 あなたはもう少し読解力を付けた方が良い
某古本屋の文庫本って定価に合わせた均一価格なのに
村上春樹は100円程度上乗せされた値段のシールがついてる。
この人は特別なのかな。
1Q84が発売されるたびにいちいちニュースになるが正直
村上春樹ってそこまでの作家か?と思う。
好きな人は好きなんだろうけど私は合わなかったな
>>540 村上春樹の作品はたくさん出回ってるはずなのにおかしいね
森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』読んでるけど挫折しそう
ストーリーが凄くしょうもないというか寒い・・・
四畳半〜とか太陽の塔はそこまで思わなかったのにな
森見登美彦の京大生のシリーズ、好きなんだけど、「夜は短し〜」は周りが絶賛するほど面白いとは思わなかった。
「恋文の技術」は結構好き。
>>540 話題が挙がるとそんなもんです。
先日TVドラマ放映のボクら星屑のダンス(横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞受賞)も
以前から気になってたのでドラマ見てから買おうか考えてたら
翌日amazon在庫とマケプレにあった8冊、根こそぎ無くなってました。
内容は選考委員の言うとおりでしたが・・・
いまさらチーム・バチスタの栄光読んだ
読みはじめは文章下手でうんざりしたけど、読んでるうちに慣れてストーリーは楽しめた。
映像化する作品は先入観持たないように先に原作小説読むタイプだから
これもドラマ見てなくて良かった。
私もなるべく先に原作読む派で、まだ小説読んでないから映画のゴールデンスランバーを観ないでいるんだけど
この間テレビ放送されたから周りが話題にしてて困るw
伊藤計畫の「虐殺器官」を読んだ人いる?
こういうSF始めてで、イマイチ世界観に入り込めないまま半分を読んでしまった
>>547 読んだよ
近未来SFで外国で軍事で…とにかく想像力が試されてる感じ
さらさら読める文体でもないし疲れた
私がバカじゃなく各国の情勢にも詳しかったら
もっと面白く読めたんだろうと思う
あと「言葉が人間を動かす」のは確かにそうだな〜と
>>546 読んだ。
悪役(と言っていいのかどうか)のジョン・ポールってネーミングで、…厨2病棟へようこそ?
とウヘッとなっちゃったけど、まさかその方針のまま最期まで突っ走ると思わなかった
(ちなみに、ジョン・ポール≒ヨハネ・パウロ)
同じ世界のちょっと未来「ハーモニー」を読んで、作者の晩年を知ると、ああそりゃ厨2もやむなしかと思える
絶賛されてるけど個人的にはさほど面白くはない作家だなあ
549 :
彼氏いない歴774年:2011/10/11(火) 20:07:19.78 ID:ObY1s2EU
石田衣良の東京ドール読んだけどつまんなかったわ
官能小説っぽい
>>546 読んだ。そして絶賛派w
すごくいい。『ハーモニー』よりは断然『虐殺器官』だな。
スピンオフの『The Indifference Engine』もなかなかよかった。
この人「エクストラポレーション礼賛」とかやってたくらいで
歴史改変モノの古典の『ディファレンス・エンジン』を間に挟んで
近しかった円城塔とパロっぽく作品書いたりしてて、そういうのを追うのがちょっと楽しい。
でも『ディファレンス・エンジン』は正史が頭に入ってないと面白さ半減だし、
円城塔の『Self-Reference ENGINE』とか単語の意味が雰囲気でしかわからんww
わからない部分が多過ぎて逆に自分の脳がどうやってモノを理解してるかの過程が体感できるレベルwww
その感覚が面白いwww
551 :
彼氏いない歴774年:2011/10/11(火) 20:10:05.93 ID:9oVDoWz7
ある小さなスズメの記録読んでる
スズメかわええ…
>>465 高校生のころ挫折したので、今まず抄訳版読んでる。
休み休み三年くらいかかって、今3巻の途中(全3巻)。
すでに最初の方忘れてるけど、ならし運転と割りきって気にせず進んでるよ。
終わったらいよいよ本番に取り組むんだ!
ミステリー小説が好きだ
ピース面白かった
>>551 スズメいいよね〜
スリットケース入りだから宝物のようにしてる
こないだ古本市があって、新潮社からでてる日本文学全集というものを2冊買った。
名作集昭和篇上・下ってやつ。
発行が50年近く前だからちょっとくさい。
でも古本のにおい好きだ。
がんばって読む。
>>546 確かに評価はSFやサイバーパンクにワクワクする気持ち込みかもね
その辺の思い入れや理解があると物語を越えて興奮できるけど
それがないとそこまでか?って思うのもよくわかる
図書館が除籍するとかで日本文学全集がただで手に入りそうなんだけど
置き場所に困って、貰うかどうか迷ってる
でも逃すと後悔しそうだし、どうしたもんかな
>>546 読んだよ。私も
>>550さんと同じく絶賛派。『ハーモニー』の方が好きだけど。
思想的な部分が、自分が漠然と考えてたようなことに近くて共感してしまったりした。
円城塔はこの前出たばかりの『これはペンです』が断然読みやすかったな。
この人の作品は、根本で追求してることが「言葉を用いて物語を物語るとは一体何か」
ということに集約されるような気がしてる。
理解できない部分も多いけど、いろんな意味で今後が楽しみな作家。
ライ麦畑でつかまえてのような本のおすすめを教えてください
>>559 「フラニーとゾーイー」なんてどうですか
>>559 ライ麦をもう少し幼くすると「クローディアの秘密」で
年を取らせると「グレート・ギャツビー」になる気がする
憂鬱になる本メモ。
『ぼくはお城の王様だ』
ハリーポッター第一巻冒頭、ただし魔法学校からの通知は来ない。
『エンダーのゲーム』
ハリーポッター第一巻冒頭、ただしやってきたのは軍隊学校への招集状。
ド鬱になった。
山田花子(漫画家の)『自殺直前日記』
意外に読みにくかった
生前のメモとか日記をまとめたもので、人に見られることを意識して書いたものじゃないからかなー
二階堂奥歯の『八本脚の蝶』みたいな内容を予想して読んだらちょっと違った
>>562 う、うわああああ
なにそれ嫌だ…
でも読んで見たくなるwww
有川浩のレインツリーの国を読んだ
話としては喪女の妄想のようなベタな恋愛もので
主人公の男がまさに苦手なタイプの俺様男で自分の地雷踏まれまくりだった
>>562 >ハリーポッター第一巻冒頭、ただし魔法学校からの通知は来ない。
憂鬱過ぎワラタww
気になったから探してみる!
>>562 ていうか紹介うまいwww
的確な比喩を使える人がうらやましい
>>565 有川浩、喪女に不人気すぎワロタwwwww
>>549 石田衣良はIWGPは高校生の時ちょっと読んで面白かったが他がいまいちだった
『親指の恋人』とか気色悪かったし『娼年』も退屈
主人公像が似たり寄ったりだし
荻原浩の「神様からひと言」読んだ。
このスレでおすすめされたと思うんだけど、スカッとした
最初数ページ読んで会社がどうのめんどくさい話かなと思ったけどそうじゃない
ヤクザのくだりとか胸が沸いたわ
穂村弘のエッセイが好き
ちょいちょい出て来る『人並みに女性経験あるんだぜ』とこは
ウワァってなるけど
森博嗣や村上龍が好きなんだけど
おすすめの作家さんいませんか?
>>571 穂村弘の恋愛エピソードの書き方とか感性は色っぽいというよりは乙女ちっくで好きだけどな
自分には縁がないから違う世界の話だと思って読んでるわ
三島由紀夫、村上春樹、江國香織はどうかなー
>>572 確かに乙女チックだなー
喪的に共感できる話の中に、ぴょっと恋愛エピソード出て来るから
びっくりしてた
ほむほむ好きだよ!ほむほむ
村上春樹は「神の子どもたちはみな踊る」とかシナモンとか好きだな
三島、江國は未読なので読んでみる!ありがとう!
>>559 はみだしインディアンのホントにホントの物語
ユーモアある主人公が語りかけてくる感じがちょっと似てると自分では思うけど全然似てないかもしれない
でもおもしろいからオススメです
>>559 あと自分はまだ読んでないんだけど
「ウォールフラワー」っていうアメリカのティーンエージャーの日常を描いた小説があって
その著者はライ麦からインスピレーションを受けて書いたらしい
レビューも好評だから読んでみるといいかも
江国香織の新刊「金平糖の降るところ」
不倫マンセーに拍車がかかりすぎ
喪女からするとまさに小説の中のお話ってかんじ
でも相変わらずディテールの描写は素敵で知らない土地やおいしそうなごはんがたくさんで
そういうお洒落感は楽しめた
江國香織さんは不倫の話ばっかり書くようになったイメージがあって最近は読んでなかったんだけど、やはり不倫マンセーなのか
なんかあったのかと邪推してしまうw
しかしなんてことない情景も、江國さんフィルターを通すとすてきと思えてくる描写力はさすが
胸がキュンとするような日本の小説探しています。
有川浩、森見、石田いらは苦手です。豊島ミホ、角田光代は好きで大体読んでます。
また虐待、暴力、病気もの、不倫ものも苦手です(角田光代のは許せます)。
夜のピクニック、桜庭一樹の荒野は好きな感じでした。
よろしくお願いします。
>>578 森博嗣『どきどきフェノメノン』
ミステリー色あるけど、ラストはキュンキュンだよ!
>>578 「百瀬、こっちを向いて。」
オススメ!
ありがとうございます、面白そうですねー借りてきます。
井上夢人、もとい岡嶋二人とか貴志祐介が好きなんだけどおすすめある?
奥田英郎より重めのエンタメ系というか、そんな感じのが読みたい
奥田でもオリンピックの身代金は好き
真保はホワイトアウトはすごく面白かったんだけど、続けて読んだ
奪取と最愛とデパートへ行こうが合わなくてそれから読んでない
作品単位でどれがお薦め?
アン・マキャフリィとマーセデス・ラッキーが好きなんだけど、SFとかファンタジー系で似たような傾向の作家居ないかな。
>>584 今読んでる栄光なき凱旋がすごく面白い
これから面白くなくなるかは不明
やっぱりコナンドイル面白い。
ホームズを久しぶりに読み返し中。
あ、でも新潮社のは個人的に
あまりオススメしないです
ちょっと訳が古すぎて読みにくいので。
はみだしインディアンかりてきたよ
本谷有希子好きな人いる?
>>589 「生きてるだけで、愛。」しか読んだ事ないけど
好きだよ
オススメがあれば知りたいな
>>589 勢いがあって、ちょっとのおふざけと毒気(かなり強め?)があって割りと好き
ぜつぼうとあの子の考えることは変、腑抜けども悲しみの愛を見せろ
の三冊しか読んだことないけどどれもスピード感があってサクサク読めたな
あの子〜は喪女がいたな
中島らもよりおもしろいエッセイってありますか?
こう皮肉をサラっと流してしまえたり、アホな方向に持ってける系の…
>>589 ノ
『あの子が考えることは変』と戯曲だけど『幸せ最高ありがとうマジで!』が好き
本谷有希子を読むなら、同じように自意識過剰な女の子が出てくる綿矢りさもおすすめ
自意識過剰の方向性が本谷有希子のほうは精神的に病んでて、綿矢りさのほうは淡々として狡猾な印象
同級生/東野圭吾 読了
よく言われるドンデン返し、の裏には膨大な数の伏線と因果関係が散りばめられていることが
とてもよくわかるミステリーだった。気になるところをメモして推理して、トリックと幾つかの事実は推理できた
人によってはご都合主義と取られるかもしれないけど、終盤の後味の悪さを最後の最後でスッキリ解消させて
くれてよかった。「閉ざされた雪の山荘」の時と似たスッキリ感
いいミステリーに出会えたという読後感が強く残った作品でした
くっすん大黒 町田康
落語みたい
読み手を選ぶ独特の文体だけど私は好きだ
短編2作あってどちらも面白いがもう片方の弁当の話は笑った
これが処女作ってのに驚いた
>>596 くっすん大黒、面白いよね!
電車で読んだら、笑いを堪えるのに苦労したw
598 :
589:2011/10/13(木) 14:57:35.83 ID:kiKpKGWZ
>>591 >>592 >>594 レスありがとう!本谷有希子人気なんだなー!
わたしも「生きてるだけで、愛」を読んではまった一人。
今は
「あの子が考えてることは変」
「遭難、」
「幸せ最高ありがとうマジで!」
を図書館で借りてて、「あの子〜」を読んでるけど面白い!
>>592が言ったようにスピード感があってサクサク読める!
綿矢りさは「蹴りたい背中」しか読んだことないけどよかった。
他も読んでみるよー!
今年も読書の秋だなあ
魂萌え!読んでるけど面白いな!
ペースが止まらないぜ!
>>587 シャーロック・ホームズシリーズ読みたいんだけど、刊行順に読むのが良い?
全作読みつくしたい!ってわけじゃなく、とりあえずあの有名なホームズを「知りたい」
そして不純だけど「萌えたい」っていう動機なんだ…(スマソ)
同じ理由で乱歩の明智小五郎シリーズにも手を出したい
ホームズで萌えときたら「僕か、僕にはこれ(麻薬)があるさ」の台詞だけど
あれどの話だったっけか
自己解決、『四つの署名』だ
上で空飛ぶタイヤ紹介してくれてありがとう
今上巻読み終わったけど、面白くて一気に読んだ
はやく下巻を読みたい
親父どもが熱いぜ
>>600 おお!是非とも読んで下さい!
そんなに時系列は変わらないので、
発刊順に読まなくてもいいとは思います。
でも、まず1番最初に読むのは
緋色の研究がいいですよ。2人が出会う話なので。
その後は好きに読み進めてもいいと思います。
一応時系列順に本の題名を書き並べておきます。
緋色の研究(2人の出会い。長編)→
四つの署名(ワトスンが結婚する事になります。長編)
→シャーロックホームズの冒険
(傑作と言われるホームズ短編集)
→思い出(短編集)→バスカヴィル家の犬(長編)
→帰還(短編集)→恐怖の谷(長編)
→最後の挨拶(短編集)→事件簿(短編集)
→叡智(途中で省かれたやつをまとめた短編集)
多分1番手に入りやすい文庫本のホームズは、
新潮社からのやつなので
そこから出ている名前で書いておきました。
個人的には新潮社の訳は少し古いかなとも
思ったんですが、巷では良訳とされているそうです!
あと、萌えるのは
上の方も書いている通り四つの署名や、
「最後の挨拶」に入っている「瀕死の探偵」
「事件簿」に入っている「三人ガリデブ」
が、個人的に萌えました。
参考までにどうぞ。
長々とすみませんでした。
吉田修一の悪人読み出したけど
主人公の婆ちゃんが悲惨な目にあいすぎて読み進めるのに挫折してる
面白いし続きが気になるけどこのまま婆ちゃんが不幸なままで終わりそうで怖い
みんなは描写が辛くて、登場人物に感情移入しすぎて、登場人物がクソ過ぎて
ストーリーの展開が悲惨すぎて、とかの理由で読書途中で本を投げ出したことある?
>>606 私それ新聞の連載で読んだわ
挿絵が好きな人だったからモチベーションになったっていうのもあるけど、
内容に関しては辛く思わなかったなあ
あと本を投げ出したこともないかも
この後面白くなるかもって期待があるんだよね
もしかしたらそんなに(いろんな意味で)刺激の強い本に出会ってない
っていうのもあるかもだけど
読み終わってからぶん投げたことは何度か…『天使の卵』とか『リアル鬼ごっこ』とか…
悲惨なのは「ひいいい」と思いつつ読み通すけど、感覚的に合わないのはどうしようもない
「くっだらねー」「下手にもほどがある」みたいな醒め方するともう何やってもダメだ
あーそうだ、この前『謎解きはディナーの後で』を読み始めて一話目のとこで投げたんだった
なんかノリが漫画過ぎて「漫画でやれクソが、笑えりゃ面白いと思ってんじゃねーぞ」ってなって捨てた
「悪童日記」挫折しそうになったけどなんとか読みきった思ひ出が
今日「墜落遺体」買ってきたけど挫折するかもしれない…
>>606 伊坂・森見あたりの文体に癖がある作品は途中で耐えられなくなって投げ出すことが多いかな
話の展開が理由で途中で投げ出したのは数えるほどしかない。渇水都市とか。
読んだうえで始球式に至った本なら何冊もある
あれ笑えるところあるか?
簡単な文なのにつまらなすぎて挫折しそうになった
いつか面白くなるかと思ったら最後までつまらなかった
>>604-605 うおーご親切に、丁寧なレスありがとう!
すごく参考になったしますます読みたくなった
明日ちょうど図書館に本を返す日だから、「緋色の研究」借りてくるよ!
>>606 ヘッセの車輪の下は主人公の少年が可哀想過ぎて
「ひーもーやめたげてー」と思いながらも何とか読んだ
あと漫画だけど、「風と木の詩」はジルベールを見てるのが切なすぎて買うの止めた
続きは気になるし、すごく好きな作風なんだけどね
女なのに少年に感情移入しちゃうのか、「銀の匙」も無性に切なくなったなぁ
あれは別に悲惨な話でないけれど
>>606 坊ちゃんとこころ。
もう出てくる人出てくる人全部イライラしちゃって耐えられなくて…
夢十夜は好きなんだが。
>>613が挙げてるみたいな人生厳しい系はむしろ好物w
>>606 舞城王太郎のディスコ探偵水曜日
幼女がかわいそう目にあってるとこがつらすぎて一旦閉じた
ドグラ・マグラやっぱり挫折した\(^o^)/
誰かネシャンサーガ読破した人いないかな?
発売当時に読破したけどもうまるで内容覚えてないやw
そこそこ面白かったはずだけど
夜間飛行挫折中…
>>615 舞城はもともと暴力描写に容赦なかったがアレは本当にきつかった
絶叫が耳に聞こえてきそうだった
>>617 発売当初夢中で読んだ覚えがあるよ
最近もう一度読もうと思って調べたら、3巻より先ももっと出てたんだね
当時イケメン的エルフ?か何かに本気で恋してたわw
>>619 星の王子さま大好きで夜間飛行も評価されてたから読んだけど
私もよくわからなかったなー
人間の土地、友達が亡くなったあたりで挫折中…
私も森見投げたな
評判のいい夜は短し〜読んでみたけど不思議ちゃんのオモチロイが寒くて寒くて
人間の土地はサン=テグジュペリの中で一番大好きだ…
特に冒頭に痺れる。
二番目が南方郵便線。
三浦しをんの「ふむふむ」読み終わった
やっぱり三浦しをん好きだー。
ラノベで苦手な人いたら申し訳ないけど
「キノの旅」の最新刊を読んだ。
去年はあれ?と思ったけど
今年はなんか全体的に面白かった。
もういい歳なのにこのシリーズだけが未だに大好きで毎年買い続けてる。
小学校のころ「人間失格」を10ページ位で挫折した
いまなら読める気がするから今度探してみよう
「車輪の下」は何度も挑戦してそのたび挫折してる
最近では「人類誕生の考古学」に挫折
きっと論文を本にまとめる時に字数制限に合わせて文章を削ったんだろうけど
その文章がまるで中学生がいやいや書かされた小論文になってて意味不明
10年前に出された本だから内容も結構古いしかさばるしなんで買ってしまったんだろ
630 :
彼氏いない歴774年:2011/10/14(金) 13:10:07.07 ID:Dr5tWQqU
テスト
ドグラマグラ読んでみたいなー
近所の図書館が休館中で寂しい
ドグラマグラ、青空文庫にあるよ。
寝る前にスマホアプリで少しずつ読んでる。
最近このスレの進み速いねえ
文庫落ちした伊坂幸太郎の『モダンタイムス』を読もうと思うんだけど、『魔王』読んでないと分からない感じかな?
喪女読書スレはドグラマグラ人気だなあw
しかし下巻途中で積んでもう二年になる…
>>633 特に理由がないのであれば魔王から読むことをお勧めする
このスレでドグラマグラよく話題になるから、気になってついに買ってしまった
はたして完走できるだろうか
>>586だけど栄光なき凱旋を読み終わった
すっっっごく重いけど読んで良かった、非常に面白かった
ネタバレってほどでもないけど改行するね
上巻末で「意外なキャラが死に、意外なキャラが生き残る」みたいな、とんでもなく
ルール違反な解説が入ってた
それで身構えつつ読んだんだけど、読み終わってみると、そのキャラが生き残ってこその物語
むしろそのキャラが生き残ることが「意外」と思わせてしまう物語序盤の展開は、最初から
ラストのためにあったんだなと納得させられる
作者にまんまとしてやられた…くやしいっでも(ビクンビクン
>>617 ネシャン・サーガ大好きだ
一時期文章暗記するほど読み込んでたw
でも周りには読み切った人がいなくて語れなくて悲しかったww
途中で挫折したのはアンジェラの灰
私の父親がアル中の人格破綻者だと知ってる知人から薦められたんだけど
余計なお世話だわ
ホームズって人気あるけど意外と大人向けだよな。
よんでても難しくてわけわからなくなる話が多い
>>625 森見好きだけど「夜は短し〜」はダメだありゃないわ
文体が苦手でなけりゃ他の作品の方が面白いよ
>>638 英国の当時の時代背景とか、風俗とか分からないと
理解出来なかったりするね
ホームズの流れを見逃してたんだけど
ホームズとワトソンの関係って時代毎に変わっていくから
二人の関係性に注目したいなら刊行順の方が良いかもしれない
>>287 亀だけど
ばなな自分も好きだけどみずうみ以降読んでない
答えになってないねーごめん
もう全部売ってしまおうかとも思う
エッセイや対談はちょっと宣伝見ただけでなんだかむずがゆくなってくる
森見自分もダメだった
おもしろいって評判だったから「夜は短し〜」読んでみたけど
最初の「おともだちパンチ」であー無理だと思って読むのやめた。
ラノベとか好きな人は好きなのかな
夜は短し、森見作品で一番好きだ
有頂天家族も好き
やっぱり好みじゃないかなー、あと年齢
自分は読んだとき学生だったからするっと入れたのかもしれない
ジャックヒギンズの「テロリストに薔薇を」読んだ。
イケメン過ぎて脳汁でる。
森見は恋文の作法から読んだ。面白いと思うけどねー有頂天家族が一番好きかな
つまんねーというのは簡単だから、ついでに面白いと思う作品も上げてこうよ。
>>628 キノの最新刊読んだよ〜!
犯人のいる国なんかは、ベタだけどやっぱり面白かった!
あとがきはTwitter使ってくるとはww
ちなみに私も良い歳だけど、毎年楽しみにしてるよ。
森見が合わなかった人に「きつねのはなし」を勧めたい。
笑いを封印して本気出した作品。
森見はきつねのはなししか読んでない
酒粕のくだりが美味しそうで真似したけどマズかったw
森見の他のやつはラノベっぽいのかな?
最初に読んだのがきつねでよかったかもしれない
ホームズは事件終わってスキップしてたり
子供のころ読んだ時とはイメージ変わって、なんか可愛かった
ホームズのパロディ本で、シュロックホームズの冒険
ふわぁっとした推理力を駆使してなんだかんだで犯人が捕まる
邦訳しか知らない自分でも普通に面白かったけど
細かい駄洒落がいっぱいで、原文読んでる人ならもっと楽しめるかも
ホームズ読破してて33分探偵とか好きな人におすすめ
森見登美彦なら『ペンギン・ハイウェイ』もよろしい
やや児童書な雰囲気だしちょっと途中投げっぱなしの部分もあるけどw
最終ページはとても切ない
あと『新釈走れメロス』が好きだなw
「きつねのはなし」は思ったよりも面白かったなぁ
同作者の他の本は読んでないけど
舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる」が衝撃的だった。
二年程前に読んだのに、未だに忘れられない。
>>651 あれはいいね! ホントにいい
キャッチフレーズが超正論でしかもいくらでも広げようがあるのがいい
「愛は祈りだ。僕は祈る。」ってとても美しい
今乱歩を読み漁ってるんだけど、次に何を読むかを迷っているので
何かおすすめがあれば教えてください
以下は既読なので、それ以外でお願いします
・屋根裏の散歩者
・人間椅子
・人でなしの恋
・孤島の鬼
・鏡地獄
・芋虫
>>655 その子、モテるモテない以前に社会不適合過ぎてワロエナイ
冗談抜きでちょっと気が楽になるおくすりを処方してもらうべきケースのようで
>>654 残念ながら押絵は屋根裏の散歩者に収録されていたので既読です
せっかく推薦してくれたのにごめん
でも、押絵は本当にいい作品だと思う
今まで読んだ中では一二を争うと思った
>>653 パノラマ島綺談
D坂の殺人事件
ちなみにパノラマ島綺談は丸尾末広の漫画版もお薦め。
好き嫌いがあるかも知れないけど。
芋虫も漫画版があるが、こちらは未だに読む勇気がないw
ドグラ・マグラに挑戦したいと思いつつ幾歳月・・・。
>>653 幽霊塔、吸血鬼、化人幻戲
あとは定番でパノラマ島奇談と隠獣。
全部雰囲気違ってて面白い。幽霊塔は読後感がほんといい。
最近読んだのでは『闇に蠢く』…グロ苦手だとお勧めしないが、
盲獣よりひどい話だと思ったわ(いい意味で)
>>653 個人的に一番好きなのは『地獄の道化師』
短いからすぐ読めるよ
>>657 押絵は短篇の中で一番好きだ。
妖しいだけじゃなくて、あの物悲しさがいい。
このスレで孤島の鬼が評判いいので読んでみる。
読書ノートをつけてる人いる?
もしいたらどんな感じで書いてるか教えて下さい
>>662 わたしは題名と星の数だけ書いてる。
例)
銀河鉄道の夜 ★★★★★
みたいな感じ。でも作者名も書いてればよかったと後悔。
でも今更調べるのもめんどくさい。
ポプラ文庫から出てる「風待ちのひと」
何気なく読んだらとてもよかった!
本を読んで泣くなんて久々だ•••
決して感動の押し売り系ではないので、
そこも好みでした。おすすめ。
>>662 日記というか、日々の行動や思いつきをテキストファイル保存しているので、
そこから時々読書の記録を抽出してメディアマーカーに非公開登録している。
書いている中身は長短ばらばら。
一応、内容の概要、読んだきっかけ、率直な印象の3行は書くようにしている。
>>652 横レスだけど超同意!!
あのフレーズ大好きで冒頭丸暗記してしまった
乱歩作品は大胆な挿絵が入ってるのがいいね。
レトロな雰囲気たっぷりのレイアウトで
次のページはどうなってるのかな?とワクワクする。
特に「黒蜥蜴」がよかった!
>>662 マンスリーの手帳に本を読み終えた日に
題名と作者名、読んだ年以前に出たものならその出版年と
第一刷一版以外であればそれも記入する。
それ以外にメディアマーカーと読書メーターに記録してる。
本当は読んだ本を全部題名をあいうえお順、作家ごとを表にして
定期的に印刷しておくと便利なんだろうけど、めんどくさいw
昨日乱歩のお奨めを聞いた者です
短編・長編一冊ずつ入手しに図書館行ってきます
671 :
670:2011/10/15(土) 09:15:59.31 ID:FGrYr+Vd
途中で送信してしまったので続きを
皆さんいろいろ推薦してくれて感謝です
パノラマと黒蜥蜴が評判良さそうなので探してみますね
乱歩でふと思い出した
夏頃に電車の中で会社の人と読んでる本の話になって
「乱歩は小学生の頃図書館にあって大好きでしたよ」とか言ってたけど
あれは図書館の先生が「子供に読ませてもいい乱歩」を厳選してたんだろうなと思った
エログロ系大人向け乱歩をうっかり読んでしまった日には
きっとトラウマを植え付けられたと思う
先生が厳選っていうか子供向け乱歩じゃないかな。ポプラ社の。
私もよく読んだよ。
乱歩の他にもホームズやルパンばかり読んで、
赤毛のアンや若草物語など少女向けには見向きもしなかった。
大人になってから赤毛のアンに挑戦してみたけど、
やっぱり合わなくて挫折した。子供のころから好みは変わっていないらしい。
いまポプラ文庫の、怪人二十面相を読んでるよ
まさに子供のころ学校の図書室で読んだものだから、懐かしくて買ってしまった
>>663 >>665 教えてくれてありがとうございます
どっちの方法でも気楽に始められそうでいいね
>>671 小学生の頃から乱歩読んでたけど、『黒蜥蜴』とか『芋虫』とかそっち系が好きだったよ
最初は少年探偵団シリーズから入ったんだけど、気づいたらエログロ系を好んで読んでた
たぶん子供向けじゃない文庫で(いまググったら春陽堂書店のものだった)、
毒々しくて繊細な表紙が好きだったな
青少年向けの少年探偵団シリーズなんか書いてるから、乱歩は子供が読んでもいいものだと思ってたんだよ
大人向けの小説は子供に読まれたくないだろうから、という子供なりの配慮のつもりだったんだけど、
見当違いもはなはだしい配慮だったw
読書日記つけてる
物語を忘れた頃に読み返すとこんなこと思ってたんだーって面白い
よし、手帳買ってきて読書日記付けよう
ブログに書いたりしてたけど、誰かに見せる感想だと高尚(笑)ぶってしまってどうも駄目だ
このスレのおかげで読む本の幅が広がったよ
ありがとう
>>672 赤毛のアンや若草物語、読むことは読んだし好きだったが、
どうやら作者がプッシュしてたとおぼしき主人公ではないあたりが気に入ってたw
アンは大嫌いだがダイアナ大好き
ジョーは大嫌いだがベスは好き。
もちろんホームズ、ルパン、乱歩読んでたけど、
十五少年とか、ロビンソンとかトムソーヤとかに憧れてた。
若草物語、懐かしいなぁ。
自分が一人っ子だから、ああいう仲が良い姉妹に憧れてた。
足長おじさんを読んだときは、「おじさんロリコン…?」と、幼いながらに思ったww
トメさんの前向きごはん
内容が無いよう・・・
クリスティの「オリエント急行の殺人」読んだ
有名すぎるからオチも知ってたんだけど、それでも楽しめて良かったー
トリックとしては腑に落ちないし、推理もポアロの当てずっぽうで進んでいくんだけど
そういうのを抜きにしても、殺人の動機とかポアロの優しさに考えさせられる、良いお話だと思った
ミステリー小説の場合、ネタバレしないで感想を書くのって難しいな…
山田詠子のひざまづいて足をおなめ読んでるけど
文字が多くて読むのに疲れる
「三幕の殺人」の先に犯人に気付いちゃうひとり暮らしの女の人って、喪女?
684 :
彼氏いない歴774年:2011/10/15(土) 18:29:39.31 ID:ywk9uGWJ
>>682 山田詠美では?
>>683 スレチだけど、英語には確か生涯未婚のまま高齢になった女性を指す英単語があるんだよね。何だったっけ?
686 :
彼氏いない歴774年:2011/10/15(土) 18:44:42.78 ID:ywk9uGWJ
>>685 old maid だと2語になるよね。単語なんだ。
以前ある小説家が書いていたエッセイで、イギリスで新聞を読んでいたら「78歳の○○が〜」みたいな文があって、
その○○がわからなかったので調べたら、そういう意味だったって書いてた。
その作家はイギリスには生涯未婚のまま一生を終える女性がそれだけ多いんだなあと感慨深くしたってオチだった。
spinster?
歌野昌午の「葉桜の季節に君を想うということ」読んだ人いる?
今、読了したんだけど、やられたよ…
見事に騙された
>>688 読んだことないけどタイトルで脱力してしまう
(世界の中心で愛を叫ぶ〜の時にも感じたゲンナリ感…)
でも本格ミステリで、賞を総なめにしてるんだよね
面白かった?
>>688 読んだ!
だけど、同時期に読んだイニシエーションラブのオチが強すぎて思い出せなかったw
今本ぱらぱらしてきたw
読んでる間に脳内で出来上がった物語の背景が最後にガラッと変わる感じで、やられた!って素直に思う本だよね
>>688 読んだ
いやー確かに騙されたけど
私の求めてたトリックはこれじゃない感ばかり残った
この後に「女王様と私」を始球式して
二度と手にしない著者リストに
葉桜〜は何言ってもネタバレになっちゃうかなあw
最期まで読むとタイトルの印象変わるよとだけ
>>689 是非、読んでみてほしい。
私もタイトルで恋愛物かな?って思ったんだけど、全然違った。
セカチュー的な要素はないよ。
良い意味で裏切られたって感じ。
葉桜おもしろそう
今度読んでみよう
イニシエーションラブは最後のオチでああ騙されたって感じだったけど
あのストーリーのチープさが気に食わなくてイマイチ好きじゃない
わざとの演出だとはわかるけど
殺人鬼フジコの衝動読んだ
喪女鬱スレ向きな作品だ
桐野夏生や湊かなえ好きな人は面白く読めると思う
胸糞悪いので口直しに銀の匙でも読もうっと
イニシエーションラブは最後まで読んでああ、と思ったけど
結構いらついたな
葉桜も自分には合わなかったな
でも二冊とも評判いいよね
何言ってもネタバレって…
開始早々ブリーフで援助交際でドヤ顔の男だぜ? 何も期待しないよ
>>688 アレは明らかに騙そうと思って書いてる書き方が好きになれない
そりゃ騙されたけど、何かな〜って感じだった
開かせていただきき光栄です
おもしろかった…やっぱ皆川博子ワールド好きだわ
読んでて恍惚とする小説はこの人がいちばんだなぁ
昔「聖なる予言」を買って読んで挫折して数年経つけど未だに理解出来ない
『葉桜〜』はところどころ文章くどいしキャラには惹かれないけど「えええええ!」ってなるな
『イニシエーション・ラブ』はなんかダメだった、2ちゃんのコピペのがもっと出来がいいとか思っちゃった
しかし個人的びっくりベストの『十角館』の衝撃を超えるのはなかなかないな…
私は悪い意味で裏切られた感があるわ
すごいと思うけど面白くない・・・
ミステリー系はネタバレになるからなかなか愚痴れないね
某作家の「新感覚ミステリー!」と銘打たれた作品が期待したのと違った
犯人がラストでぽっと出てくるとか無いわ……ドヤ顔で隠し球されてもこっちは楽しめない
みんなノンフィクションは読む?
期待せずに読んだマイケル・ポーランの「雑食動物のジレンマ」が面白くてノンフィクションにハマりそう。
「アメリカ人はとうもろこしで出来ていると言っても過言ではない?」
現代のアメリカの食についての本だけど、食が西欧化してる日本でもたくさん当てはまることがある。
下巻で自ら「究極の食卓」を再現するくだりは読んでてとっても楽しかったー!
この本のクライマックスを飾るに相応しい試み。
あとシャロン・モアレムの「迷惑な進化」
何故、ヘモクロマトーシス患者は鉄を溜め込んでしまうのか?
何故、糖尿病患者は血糖値を高く保ってしまうのか?
それは人類が進化したから。
全編通して目から鱗が出っぱなしでした。
文章もウィットに富んでいて、科学の本なのにすらすら読める。
おすすめです!
オリヴァー・サックスおもしろい。『火星の人類学者』とか、『妻を帽子とまちがえた男』とか。
>>702 今、丁度「十角館の殺人」を読んでるよ。
恥ずかしながら、ミステリー作家大御所の綾辻行人を読むの初めてで…。
赤川次郎とか島田荘司に通じる硬派な文体に安心する。
タイトルは言えないけどミステリーで実は多重人格だった…っていうの投げ出したくなった
いままで脳内の出来事かよっと
>>708 自分も2週間前に同じ落胆を味わったw
同じ作品だったりしてね。
ミステリで二重人格オチはないよな。
>>708 それ多分アレだw
ノックスの十戒にも
「双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない」って書かれているね
綾辻行人は十角館がピークだったなぁ
私もこの間二重人格もの読んだ
タイトルから示唆的で
途中からオチが読めるけどそれでも十分面白かった
ミステリというより一人称のニューロティック・スリラー寄りだから禁じ手という感じもなかったな
処女作は文章が荒削りのもあるけど、実は一番面白かったりするよね。
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」とか、貫井徳郎の「慟哭」とか。
伊坂幸太郎も「オーデュボンの祈り」が一番印象に残ってる。
>>688 感想よかったら書いて欲しい
後ろのあらすじを読むとタケシの映画チックでかなり迷うw
>>708 「どう考えても犯行が不可能なこの状況でどうやって殺人を…?wktk」
→全部幽霊の仕業でした
だったときは本気でキレた
「実は○○という病気だったのだよ…非常に珍しい症例だが」みたいなオチのやつで
「あー…ハハw知ってる知ってる、つーかそれブラックジャックで既出だし」とかなったことあるわ
まーパズルとしてはいいんじゃないの斬新で、くらいの感想になるけど
名作!すげえ!素晴らしい!!とはならない
朝吹真理子の作品ってここの人的にはどう?
十角館はあの一言がめちゃくちゃ痺れたな
>>705 大好き。
半ノンフィクション的なのも読む。
ベタだけど「宇宙からの帰還」「ソロモンの指輪」は思わず私の人生を変えるとこだったw
>>706 一番有名なのはレナードの朝、だよね。
あれで精神じゃなくて神経の不思議を知った。
面白すぎる。
「十角館」読了。
「そして誰もいなくなった」の二番煎じという印象だなぁ。
次、「新世界より」を読もう。
貴志祐介は読んだ後、トイレに行けなくなったり、暗い気分になるけど、何故か途中で読むのがやめられない。
天使の囀りで蜘蛛が苦手になった
>>716 朝吹真理子、好きだよ
ストーリーではなく、文体の巧みさ、心地よさで引っ張っていくタイプの小説を書く人かな
詩的な文章で、場面転換や時間軸のいじり方がものすごくうまい
読んでると場所や時間や意味がほどけてきて、全部いっしょくたになった川の流れの中にいるみたいな感覚を覚える
文体フェチとしては、たまらんw
新世界よりは、読後より読中にトイレ行けなかった。
面白すぎた。自分にとっては。
↑のような本の嗜好で、森博嗣も好きなんだけど、「どきどきフェノメノン」が、どうも合わないみたい。
途中で挫折しそうだ
「新世界より」はここでも賛否両論だね
私は賛否の否の方だなぁ
好きなタイプの世界設定なのに「いつ面白くなるんだろう。しんどい」って思いながら
頑張ってどうにか読み終えた時の解放感は最高だった
貴志なら「黒い家」が面白かったな
陽気なギャングが地球を回す 読み終わった
軽く読めて気分転換に丁度よかった
悪の教典読み終わった
最後の方、恐々ページめくってたよ……
青の炎は好きだったなあ
>>720 ありがとう
今度読んでみるよ
>>724 悪の教典は昔に読んだバトロワが何故か頭によぎった
>>719 二番煎じというか、あえてのオマージュだと思うな
ミステリー分野って、意外と狭いというか、
作品、小説家同士で尊敬&影響し合ってるから面白い
クイーンはダインに影響受けてあの名作を書きあげたし
綾辻は館シリーズの探偵を島田荘司と御手洗潔からとって名づけたし
有栖川の「朱色の研究」も言わずもがなドイルの処女作をもじってるし
漫画だけど、金田一耕介の孫を勝手に名乗る探偵は登場するわ
名探偵コナンの登場人物の名前も偉大な作家&探偵からの拝借だし
そういうの、わくわくする
>>695 すごい、まったく同じ!ちょうどその組み合わせで買ってきたとこだww
個人的にはフジコはいま一歩だったな
オチは面白かったけど。
桐野夏生のグロテスクのほうが好みかな
さて、私も銀の匙を読むとするか
最近、人に勧められて、面白くない訳じゃないがどうも自分にはぴったり来ない
しかも勧めてきた人は絶賛してるから余計にしっくりこない、というか白ける、みたいな読書ばっかりしていたので
久々に自分が好きな作家の本を読み始めたら止まらなくなってのめり込んで
あーこれこれ読書の楽しさってこれーってなった
これだからつい、作家読みしちゃうんだよね、読書の幅が広がらないのはわかってんだけど
>>726 同時に借りた清張の某作品と京極の某作品の犯人が
同じタイプのキャラ(美人で金持ちだけど売春してた過去を隠すため連続殺人)で
このタイミングにoh…と思った
そういうのあるよねえ
ちなみにどんなの勧められたん?
勧められたのはあさのあつこ作品と、あと神様のカルテとか
面白くないって訳じゃないんだけど、合う合わないってどうしてもあるよね
>>731 たしかに、賞取った作品=素晴らしいって思い込む人が多い。
間違っては無いけど、でも
執事の人なんかもっといい作品が過去にあったのに・・・
普段しない方向の2も出すとか、今までの著者から世間の汚れに塗れて変質していく感じすら。。
>>705 「雑食動物のジレンマ」、確か新聞に載っててきになってたから読んでみよう
小説で大人の理想の、あるいは大人にとって都合のいい子供じゃない子供が
登場する小説でお勧めのものはありませんか。出来ればラノベ以外でお願いします。
最近読んだものでは「笑う招き猫」「阪急電車」「ポトスライムの舟」でげんなりしました
桐野夏生「グロテスク」読了。
精神が疲弊した。
自分の中で呪いの書認定。
登場人物の心が歪む出発点として家庭環境がきっちり描かれているところに好感。
しかし、何もあんな鬱物語を達者な文章表現でもって、
ハードカバー上下ニ段組構成で500p以上に渡って書きまくらなくとも・・・。
太宰治「お伽草子」
登場人物(動物)同士のやり取りが凄く笑える。
しかも庶民の人間心理を鋭く描き出してる。
高野和明「幽霊人命救助隊」
幽霊が自殺企図者を助けまくるお話。
鬱に侵された者を希望に向わせる過程は自分を元気にしてくれた。
>>733 すごくよくわかるー!
私は宮部みゆき作品でよくげんなりする
めちゃくちゃいい子でもいい子過ぎてむしろ大丈夫かってツッコミが作中であると平気なんだけど
児童文学やファンタジーでよければダイアナ・ウィン・ジョーンズがおすすめ
子供も大人も自由すぎるぐらい自由で振り回し振り回されな感じ
家族のお話も多くて最初は死ぬほど険悪だったりもするんだけどしっちゃかめっちゃかになるうち大団円だったりw
読みやすいのはクレストマンシーシリーズ、ダークホルム二部作、9年目の魔法あたりかな
>>733 どういう路線のものをお望みだろう
等身大の子供、もしくは大人の理想じゃない子供ということかな
重松清のいじめテーマの作品くらいしか浮かばなかった
辻仁成の「カイのおもちゃ箱」、いとうせいこう「ノーライフキング」とか?
ゴールディングの「蝿の王」は黒すぎるか
>>705 面白そうですね、ジャンル的に日曜日の新聞でオススメされてる系。
少し前に海外で映画化もされてますよね、なにやら賞をとったとか
>>733 プチ・ニコラシリーズ良いよ
ケストナーの児童書も
いろんな子供が出てくる
>>733 等身大の子供で頭に思い浮かんだのは
豊島ミホの「夜の朝顔」と森絵都の「永遠の出口」
>>733 ・キャロル・オコンネル『クリスマスに少女は還る』
・シャーリイ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』
・倉橋由美子『聖少女』
『聖少女』は「子供」というより「少女」だし、インセスト・タブーに触れてるから
合わない人はとことん駄目だと思うけど、個人的に偏愛してるので挙げてみた
あと、定番だけどやっぱりアゴタ・クリストフの『悪童日記』は外せない
742 :
彼氏いない歴774年:2011/10/17(月) 20:44:40.93 ID:6pZjXnGx
>>733 いとうせいこうの「難解な絵本」
幼児〜小学生の作文・日記を純文学風や有名作家の文体で書いてみたらどうなるかという実験小説。
すごく面白かった。
>>705 桐野夏生出てたけどグロテスクの元ネタの
東電OL殺人事件のノンフィクションものも面白かった
ちょっと著者のファンタジーも入ってたけど
エリートのOLが殺されるまでに至る経緯が、凄すぎ
喪こじらせたレベルじゃねえぞという感じ
文章(文体)フェチの心を満足させ、且つストーリーも面白いという夢のような作品はあるだろうか
上とは関係ないけど、関戸克己の「読書生活」がすごく好き
作者が故人であることが悔やまれる
宮沢賢治とかそういうことですか?
井上荒野さんの本読み始めたけど
この人不倫物多くないか?
>>744 ミステリ好きで独特の世界観と表現が受け入れられるなら古野まほろ。
好みが極端に分かれる作家だけど。
恒川光太郎の「夜市」読了
読み終わってからジャンルがホラーだと知ってびっくりした
ホラーって普段読まないけどこういうのなの?
ラノベっぽい
次は空色勾玉読むんだ!
ブックオフで100円で売ってて思わず買ってしまった
子どもの頃読んですごく面白かった覚えがある
今読んだらどんな風に感じるんだろう
たしか白鳥異伝が一番好きだったが気がする
思い返すと児童文学が一番のめりこんで読んでた
ガンバとかクレヨン王国とかまた読みたい
>>744 皆川博子『死の泉』
しかし、どんな文体が好みか、どんなストーリーを面白いと感じるのかにはかなり個人差があるから、
そのへん教えてもらえないと難しいなw
個人的には、皆川博子、小川洋子、古川日出男、津原泰水あたりが文体とストーリー性を兼ね備えた作家だと思ってるが、
異論は認める
『ペンギン・ハイウェイ』文庫化まだまだかなあ
図書館の順番回ってきたときに抜粋しておいて正解だった
読み返すと胸が絞られる心地がする
>>744 ちょっと古めかしい?上に、絶版ものが多くてユーズド頼みになるかもだけど
福永武彦。
「草の花」なら大きめな書店ですぐ手に入るからおためしにどうぞ。個人的お勧めは「死の島」「海市」
武骨で素朴な文体の中に、はっとするほど美しい情景があります。
有吉佐和子。
文体で言えば「紀ノ川」「芝桜」「一の糸」あたりが特徴的だと思うけど、華麗で陰影深い美しい文章。
男頼みに流されてるようで実は超したたかでカッコイイ女を書く。今、文春から「青い壺」が再版されて入手容易。
いまさらお勧めするまでもない超定番
三島は絢爛きらびやか。ゴシック文章美。手に取りやすくてお勧め「美徳のよろめき」
川端はしっとりぬめぬめ妄想美。お勧めはもてない男の女体妄想「眠れる美女」、ワンアイデアワンショットの短編集「掌の小説」
>>751 どこ抜粋したの?良かったら教えて欲しい
ここの人達の本のチョイスが自分の好みとぴったり合うことが多い
喪女って結構好み被ったりするのかな
>>754 性別が同じで、年齢と環境が近いならそういうこともあるかもね
>>744 稲垣足穂『一千一秒物語』
篠田真由美『幻想建築術』とかどうだろう
前者はストーリー云々というより雰囲気で読まされちゃう感じだけど…
>>753 最終章のあたり。
あのオチのつけ方は個人的に屈指だと思ってる。
舞城みたいなパワフルなのと甲乙つけ難い。
758 :
733:2011/10/18(火) 10:31:34.67 ID:X6CAPkBd
お勧めしてくれた方々、どうもありがとうございます
「蝿の王」以外未読だったので古本屋で探して読んでみます。
「砂の本」読了
ほとんどの短編は意味不明だったけど「砂の本」はとても面白かった。
「汚辱の世界史」はなんだか最初と最後の話以外
重要な箇所を端折られてる感じがしてピンとこなかった。特に鄭夫人の話
石田イラの眠れぬ真珠を読んだんだけど、この人って熟女好きっぽい
娼年もそんな感じだったし
今続きを読み始めたら日付が変わるフラグの立った本が一冊
がんばって明日早起きして読もう
東野圭吾
「ゲームの名は誘拐」
ほんとに良い人が一人も出てこないw
誘拐犯の視点だけで物語が進んでくのが面白かった。オススメ。
「秘密」
娘の体に欲情する父親もそれを受け入れる母親もキモイ。
娘の気持ちは一切顧みない両親がとにかくキモイ。
これに感動できるの人はある意味すごい。
『乙女の密告』読了。期待はずれ。
なんか硬質の虫食い葉っぱみたいな文体だなあ。描写がぽんぽん飛ぶし、いちいち堅い。こなれてない。感情移入できない。
乙女乙女連呼するけどこの乙女観リアリティはない割にすごい鬱陶しい。つうか自称するんか乙女ども。
まだ森見登美彦の黒髪の乙女の方が可愛いわ。
テーマもそんな目新しくもないし、それ以上に見せ方がまずい。コンセプトはともかく技術が追いついてない。
763 :
彼氏いない歴774年:2011/10/19(水) 00:31:50.65 ID:OmNwlpd+
outを読んだけど面白かった
前半が特に
>>749空色勾玉すき!!!荻原規子いいよねー 風神秘抄もいいよ!まだ上しか読んでないけど
こっちは神話じゃなく源平のはなしだけどねー
連投すまそ
辻村深月すきなんだけど「太陽の坐る場所」今日読み終わった。
今回はあんまり…てかんじ。
この人名前トリック多いからだまされたけど、読み終わった後すっきりもしなかったなー
でも他も読みたくなる、不思議!
高田郁「みをつくし料理帖シリーズ」一気読みしてしまったw
普段時代小説は読まないし料理もあまりしないんだけど、情景描写がするっと頭に入ってくるのが凄い
しかし小松原さまか源斉先生かそれが問題だ
>>758 ボルヘス?砂の本大好きだ。
特に無限の本と円盤の話。
乃南アサ『ウツボカズラの夢』読了
結局何が言いたいのかよくわからないとっ散らかった話だった
ミステリー…っていうか半ば怪談仕立ての
ビッチ主人公の成り上がりストーリーでいいのこれ?
視点になるメインから外れた登場人物の設定の大部分がその場限りで無駄すぎる
ダンナと不倫してたビッチの人生設計の話とか
はとこのJKが親が誰かわからん子孕んだ時に
カムフラに使った同級生の男の子の話とか確実にいらんだろ…
老若男女ビッチとヤリチン出しときゃそれっぽく見えると思ってんのかお前は
と作者に問い詰めたくなるような安易さだった
早く鬼平犯科帳の続き借りてこよう…
>>762 それ書いたおばさん自身は実家に寄生して三度の飯も親に作ってもらってるのに
キャラクターには「血を吐く思いで努力しろ」みたいなことを言わせてて
お前が言うな感が凄かったのを覚えてる
キョウコ・モリ「めぐみ」
読み終えたら捨ててやる、と思いながら読んだのは初めてw
冷徹な父と祖母の元で暮らす芦屋のお嬢さんの話。(母は逃げた)
登場人物がいちいち陰湿でいっさいのユーモアもない。
主人公が父親に勘当されたら面倒を見てやると申し出た近所の女性獣医が、
「裕福な家庭で運がよかった、お金持ちだから屈辱を受けることもない」
みたいなことを話すところがベスト・オブ・イライラポイントだったw
時間の無駄だろとツッコまれそうだけどヲチっぽく読んだよ。
>>770 あーなんかそれ聞いて気の毒になったw
大学時代に語学系の学科が厳しいのは目の当たりにしてるから
「血を吐きましたか?」のフレーズは(それほど)気にならなかったな
>>767 みおつくしシリーズ私も大好きだ。
料理とか風景の表現が細やかで凄く良い。
なんか、心が洗われるような感覚になる。
774 :
彼氏いない歴774年:2011/10/19(水) 07:52:54.34 ID:g38IyaQP
喜多川泰の「また必ず会おうと誰もが言った」終了
一気読みしといてケチをつけるのもナンだか、
良い人ばかり出すぎ
著者の言いたいことを登場人物を通してストレートに書いただけの小説
ってかんじで感動できなかった。
「親指さがし」終了
リアル鬼ごっこ同様、オチが微妙
リアル鬼ごっこに至っては終盤「これ作者飽きてきてるんじゃね?」と思った
どちらも話題になって映画化もしてるっていうのが謎だわ
期待してた分なんかショックだった
776 :
彼氏いない歴774年:2011/10/19(水) 08:16:24.39 ID:wim8Qng7
終了やない、読了や
ちょっと親指さがしてくる…
瀬尾まい子の天国はまだ遠くの後に温室デイズ読んだら結構鬱展開だった。
この人教師なんだね。
>>775 リアル鬼ごっこは文芸社版じゃないと楽しめないよ?
このスレで山田悠介の作品挙げる人がいるとは思わなかった
>>778 初版最強だよね。
図書館で借りて大いに楽しんだ。
だれか、自殺する人の気持ち(自殺するまでの心情・言動のいきさつ)が
描かれた本でお勧め、何かあったら教えてください!
童話でも小説でもノンフィクションでもなんでもいいです。
連投ごめんなさい
>>749 わたしも白鳥異伝いちばん好きです。
男勝りな主人公がかっこよかったし、笑えるエピソードもあったりしてね。
>>782 「遺書―5人の若者が残した最期の言葉」
ノンフィクションで遺書の原文、遺族や友人の話
中学生の時に読んだきりだけど、考えさせられるいい本だったよ
みんなバイブル的な児童書ってある?こどもの頃に何回も読んでワクワクしたような…
自分は王さまシリーズが大好きで、特にくじらの卵を買う話が好きだったなぁ
あと学校でたまにこまったさんとわかったさん読んでたw
>>785 ある。
ナルニア国のカスピアンの巻が大好きだった。特にリーピチープ!
映画なんて見ないぞ…
>>777 まじで?
借りてきちゃったよー鬱展開ならやだな
>>785 連投ごめん
ダントツで「魔法使いが落ちてきた夏」
現代ファンタジーで中二っぽい感じも好きだったんだけど、
悪者を撒く為に服屋で服着替えてそのまま逃げたり、いつもだったらできない
行動をする主人公にわくわくしてたw
>>788 自分もそれ大好き
当時小学生で、こんな分厚い本読めないと思ってたけど面白すぎて
あっという間に読んだ
何回も読んだせいで、夢にも出て来たw
子供のころは、うらないトリオ・キューピッズシリーズを読んでたけど
完結したのかどうか…
>>785 壁の向こうのフリーデリケ
とにかく雰囲気が好きなんだけど知ってる人がいるかどうか
>>789 まさか読んでる人いるとはw
最近思い出して作者の名前でググったらなんか続き書いてて、
同人誌的な感じで配布してるらしい
今は休みみたいだけど、再開したら読もうと思ってる
>>785 あしながおじさん
いまだにバイブルだ!寮に入ったことはないけど。
>>785 断然ズッコケ三人組
中年も毎年買ってる
>>784 レスありがとう!
遺書の原文か、読んでみたいわ、ガチだもんね。
図書館で探してみるよ!
>>764 そうです!!
連ドラ版がみてみたいです
>>785です
おお沢山レスついてるありがとう!
魔法使いが落ちてきた夏 面白そうなんで読んでみますー
途中で送ってしまった…
児童書っていいよね
最近普通の小説ばっかだったけど児童書読むと和む
>>785 ミヒャエル・エンデのモモ
当時の自分には読むの大変だったけど、読んで良かった
これのせいで空想がちな性格になったと思ってるw
>>785 工藤直子の『ともだちは海のにおい』
くじらといるかの優しい関係がとても好きだった。
ワクワクドキドキするような展開は一つもないけれど、
全然違うふたりが、相手の好きなことやものを認め合ったり、
相手の好きなものを自分も好きになったり、
そういったやりとりがなんだかとても胸に響いた。
今でも、つらいことがあってもこれを読むと落ち着くことができる。
魔法使いが落ちてきた夏、自分も大好きだった
子供ながらにネット検索して、見つけた掲示板で
作者の書き込みを読んだ覚えがある
>>785 作者だと村山早紀、岡田淳、ダイアナ・w・ジョーンズ
シリーズだとクレヨン王国、シェーラ姫の冒険、怪談レストラン
Ec6aOIQl
↑コイツ自称大学生で喪女板で中傷しまくってる荒らしだから構わない方がいいよ
ID:Ec6aOIQl
こいつニートスレいつも荒らしてるやつじゃねぇか
このスレで何度も出てた『それからはスープのことばかり考えて暮らした』を読んだ
すごくよかった
この雰囲気好きだ
作者の他の作品も読もうと思う
>>800 自分も大好きだー
姉妹本(?)『ともだちは緑のにおい』もいいけれど、海のにおいの方がなぜか忘れられない
最近、工藤直子の息子が松本大洋だと知ってかなり驚いた。
小学校の時に図書館から借りて今でもよく覚えているのは
『レベル21 アンジュさんの不思議ショップ 』や『アイヴォリー』、『龍使いキアス』
そして自分もわかったさん、こまったさんは楽しく読んでいたw
作者が無くなっているのを知って、けっこうショックだったよ……
>>782 二階堂奥歯『八本脚の蝶』
自殺した編集者の残したブログをまとめたものだけど、すごい引き込まれる
現在絶版だけどネットでも読めるよ
あとはベタだけど二十歳の原点とか?
>>802 ちょっとみてきたけど、ここと態度が違いすぎてドン引いた
こわ
「もの食う人びと」
もっとご飯についての事ばっかりなのかと思ってたが違うのね
何か頭に入って来なくてなかなか進まなかったけど、
ミンダナオ島の話はその事実もさることながら、島の人たちがとても印象深かった
この章だけでも読む価値はあった
808 :
782:2011/10/19(水) 20:18:32.98 ID:Ec6aOIQl
>>807 うわああなんだこれは
IDってかぶったりするんですか?
私が書き込んだの↓だけだよ
どうせ喪女だし耳にした会話でも晒そうぜ 24
308 :彼氏いない歴774年[sage]:2011/10/19(水) 17:31:03.80 ID:Ec6aOIQl
>>307 デパートで数年前ひどい事件あったしな
親心としては泣きそうにもなるよな
女を叩く女【8】
662 :彼氏いない歴774年[sage]:2011/10/19(水) 13:53:25.95 ID:Ec6aOIQl
>>661 もともと男に不自由のないモテ女がより権利がほしくてフェミニストになるパターンもあると思う
喪女の苦しみからのフェミニズムとは相容れない
失礼しました今日はもうどこにも書き込まないで消えます
>>805もありがとう!チェックしてみます!
ID被りはたまにあるよ
私もなったことある
まあ荒らしてもないスレに必死チェッカーを持ってくることもないね
ID被りはたまーにあるらしいね
どっちにしても、このスレでルール守ってるなら気にしなくても良いじゃないと思うけどな
>>808 嘘くさ過ぎる
わざわざ他のレスも出すところも
>>787 鬱展開は言い過ぎたかも。
瀬尾まい子の作品にしては暗い。
>>811 808も今日は消えるって言ってんだから、そんな言わんでも
いじめものが苦手なので温室デイズは読んでないや
瀬尾まい子だから嫌な終わり方はしないだろうと思うんだけどね
図書館の神様とか強運の持ち主とかは好きだな
>>749 >>765 荻原規子作品はまってた!
勾玉シリーズも西の善き魔女今読んでも面白いよー
児童書のファンタジーやっぱりいいな、ワクワクする
児童文学だとエンデ、エミリー・ロッダ、F・バーネットが好き。
最近になって今更シェイクスピアと太宰治にハマっている。
どっちも文章があまりに美しくて、なんかただすごいなあ、って思う。
児童文学は上橋なほこが好き。
私は森絵都さんかな
上橋菜穂子の獣の奏者読んですごい泣いた
海外の児童文学あんまり読んでこなかったな
今度借りてくる
絵本とかでもいいのかな
「11ぴきのねこ」シリーズは大好きだったよ
あと、「ぐりとぐら」
>>820 私も好き!
絵本って良いよね〜。毒がなくて癒される。。
子供の頃に帰った気分になる。
絵本なら「すてきな三にんぐみ」だなあ
児童文学ならロアルド・ダールかな
「魔女がいっばい」が特に好き!
おばあさんの指が魔女にとられてたりとかして怖かったけど、やっぱり面白い
ルーマー・ゴッデンと森忠明が好きな、やさぐれた子供だったよ。
あとは戦争物ばっかり読んでた。
ファンシーな装丁の「にんじん」を教室で読んでいたら、
「あいつがついに女の子らしい本を読むようになった!」と
読書好きの女子たちから生温かい目で拍手されたことがある……
『果てしない物語』
あかがね色の布張りの単行本版最強、ファンタジー嗜好とついでに中二病に拍車がかかった
あとは『ソフィーの世界』が好きだったな
自分が考えたことがほぼまんま出てきたり、それを発展させたのが出てたのでウヒョーってなった
はてしない物語って太くて装丁が古いやつだよね
そのころあまり本を読まなかったからあんなでかいの手が出せなかった
今なら読めるかな
私はデルトラクエストとか好きだったなー
>>824 え!ルーマゴッデンてやさぐれてるの?!
バレエダンサーとかの児童書書いてるよね?
あれ大好きなんだがw
宮部みゆき「火車」読了
一気に読んじまった
続きが読みたいな〜
>>825 はてしない物語、小説内に出てくる通りの装丁でちゃんと二色刷りなんだよね
あれを文庫版で読むのはもったいないと思う
>>827 ゴッデン作品がやさぐれているというより、
やさぐれた子供でもゴッデンは読めた、という感じ。
周りからずれているキャラクターが、変に卑屈になったりせず、
自分なりの生き方を見つけていくのが好きだったんだ。
バレエダンサーは面白いよね。
24年組の少女漫画っぽいものがある。
定番だけど森絵都のカラフルが好きだな
全てを悟った「ぼく」の独白をフリルの傘さしてやってきたプラプラが
聞いてるシーンは頭の中に情景が思い浮かぶほど好きなシーンだ
愚痴っぽくなるけどプラプラはキャラ造形含めて大好きな登場人物だっただけに
アニメのプラプラはどうしてああなったと言わざるをえない…
>>828 そういやもうすぐドラマあるんだよね
読み直してみようかな
児童文学なら上橋さん、荻原さん、あと斉藤洋さんが好き
児童書といえば耳をすませばで聖司くんが読んでた「霧のむこうの〜」って本がバイブルだなぁ
ハヤオが好きで、でもアニメ化駄目って言われたから千と千尋の元にしたらしい
でも設定とかゆばーばとかのビジュアルが似すぎてて作者(挿絵の方?)は凄い怒ってたらしい、けど
両方好きだ
あ、あと長文でごめん質問を…
自分洋書を翻訳した文体が苦手で…でも読みたい気持ちはあるんだ
特にファンタジーが好きなんで、洋ファンタジーの児童書(字が大きめ)から慣らしていきたいなと思うんだけど…
おすすめがあったら教えてほしい!
連投ごめん
ファンタジー以外でものほほんほんわか読めるようなお話でも大丈夫ですー
>>834 ジブリ繋がりでアリエッティの原作の床下の小人たちは面白いよ
あと同じ少年文庫ならホビットの冒険が一番ワクワクして面白いとは思う
映画にもなるしタイムリーだからいいかも
同じく少年文庫の定番のナルニアは読みにくいかもしれない
ゲド戦記も原作すごく面白い
児童文学の話がちらほら出てるので…
『ロイヤルバレエスクール・ダイアリー』は大人が読んでも面白い(と思う)
Amazonのおすすめに安藤健二『封印作品の謎』がなぜか出てきて
面白そうだなーと思ったんだけど、ネットでじゅうぶん詳細が分かってしまったのでポチらなかったw
マコーリアンの「不思議を売る男」
主人公エイルサの母が営む中古家具のお店にやって来た謎の男。
寝る場所と本と食べ物だけあればいいと言って店員として働き出した彼は、次々と目の前の家具にまつわる不思議な話を始める…
男が語る家具の話を中心とした連作短編集みたいな感じだから、読みやすいと思う
その一つ一つがみんな上質で、切ないラブストーリーあり、ぞっとするようなホラーあり、サスペンスあり
物語の最後には謎の男の正体も明かされる
佐竹美保さんの挿し絵も魅力的なので、おすすめです
挿絵と言えば、酒井駒子さんが好きだー
絵本って単価高いからあまり買えないけど、並べるためだけに欲しいw
私も酒井駒子さん好きだー
苦手な著者でも表紙買いしてしまいそうになるw
>>828 「火車」の頃の宮部は面白かったよね!
あの頃みたいにグイグイ引き込む話をまた書いて欲しい
>>834 クライヴ・バーカーの「アバラット」お勧め!
字もでかいし挿絵(作者が描いてる)も多いし世界にどっぷり浸かれると思う
女子高生が異世界に行く話なんだけど、設定が凝ってることに定評がある作品。
25の島があって、それぞれに1時間ずつ割り振られていて、主人公が
悪役に気に入られて逃げつつ冒険する、みたいな話。
ただ、訳がちょっと…良く言えば趣がある、悪く言えば古臭い感じがするんだよね。
でもその分あんまり英語の直訳臭はしないかな。
>>834 王道すぎるハリーポッターをオススメしたいけど、日本語訳が糞すぎてオススメできない葛藤…
リアルタイムで読んでてハリーと一緒に成長してきたから思い入れのある物語なんだけど
中学生当時の私でも翻訳のセンスの無さが解ったよ
しかしストーリー、世界観、キャラクターは秀逸だから気が向いたら読んでみてほしい
あとはアレックス・シアラーの本は外れがないように思う
ミステリーだけど、アガサ・クリスティも優しいから疲れずに読めるよ
>>843 ハリポタ翻訳版をめっちゃ楽しく読んだ自分涙目w
確かに誤訳間違いのオンパレードらしいけど、正直気にならなかったわ
(一巻のパズルの間違いだけは許せないけど)
古めかしい言葉が使われてるのも、児童文学っぽくて良いと思うけどなー
もちろん人それぞれでいいと思うけど、私はダメだったw
なによりあの飾り文字?とかさー
例のあの人の台詞がどんなにシリアスでもホラー文字で俺様って書いてある時点で失笑しちゃって
翻訳者の人が徹子の部屋であの文字にはお金をかけてるんですよ、って自慢気に話してたときには脱力してしまったw
どうお金かけてんの?
詳細は知らないけど、わざわざ変わり文字にするにはすごくお金かかるって言ってた
原書読んでないからかもしれないけど
自分はけっこう楽しめた派
まだ学生だったから発売日に親に頼んで買ってきてもらったりしてさ
ハリポタとダレンシャンはリアルタイムで読めてよかったなーと思ってる
でもダレンシャンは最近読み返してみたら
あんまり面白く感じられなくてちょっと悲しかった
849 :
彼氏いない歴774年:2011/10/20(木) 21:52:45.96 ID:e9FMZ1Ex
ハリポタは4巻から長すぎ
ほんとに児童書かよっ
でもハリポタって読みやすいと思う
フォント変えるから感情掴みやすくて目に飽きないから小さいころでも楽に読めた気がする
わーみんなの書き込み読んで懐かしくなった!
果てしないryも不思議を売る男も柏葉幸子もだいすきだった!
児童書がだいすきすぎて大人の小説だと物足りない…!!
童話物語も泣きながら読んでたなあー実家帰ればハードカバーであるのに文庫で買っちゃったよ
あと今思い出せないけど、同じく児童書で、海におもちゃの動物たちと航海にでて〜みたいなはなしもすきだった!
針で刺すと本物になるってやつ、誰か知らないかな?
読みやすいし中には良訳もあるよね
「屋敷僕妖精」とか「死食い人」とかは原作の雰囲気を壊さずに造語してて良いと思った
ただ、ハーマイオニーが編んでいた「マフラー」でいいものを「襟まき」と訳したり
「後生だから」とか「つらつら行間を読むに〜」とか、子どもが使うに違和感のある言い回しが気になったな
あとハート型の頭ってなんだよwと
まぁなんだかんだ言って、あの訳にも愛着わいてる自分がいる
ハリポタは英語で読んで欲しい。
スネイプ先生の印象が全然違って、感動の度合いも違うから。
わー私も児童書大好きだからこの流れ楽しい嬉しい
やっぱりファンタジーはわくわくするよね
エミリー・ロッダはローワンの続き待ってるよ
森絵都は小学生の頃読んで影響が大きかったなあ
笹生陽子もおすすめ!
>>836 私と逆だ…
ナルニアはさくさく読めてとっても面白かったけど、
床下の小人達とホビットは物凄くつまらなかった…
全部小学校の頃に読んだけど。
>>834 という訳で、私はナルニアを推しておくw
834さんがどっち側かは分からないから。
コロボックルおもしろいですか?
>>856 佐藤さとるのということなら私は面白くて大好きだよ!
私はホビット大好きでナルニアは駄目だったなー。
ホビットの方は多分松谷みよこやヤマタの大蛇みたいなのから繋がりやすかったんだろうな。
ナルニアは大人っぽく感じたの覚えてるから読んだ年齢に関係あるのかも。
自分的おすすめファンタジー作品
「ネシャン・サーガ」
伝説の杖を手にした主人公が、正統な持ち主へ届けるため冒険する話
「レイチェル」シリーズ
魔法の力に目覚めた主人公が悪い魔女等々と戦う話
「崖の国」シリーズ
空賊やら何やらが冒険の末「崖の国」の秘密に迫る話
「レッドウォール伝説」シリーズ
登場するのはねずみやきつね等動物ばかりだが、子供向けと侮るなかれ
ねずみ達が襲いくる敵と戦う愛と冒険の物語
あまり話題に上らない本をチョイス
どれも面白いので、皆様是非是非どうかお読みくだされ
ファンタジーブームに乗っかってあれこれ読んだけど
『ライラの冒険』三部作がぶっちぎりに好きだったな
>>843です
沢山おすすめありがたや〜!
自分はハリポタは何故か分からないけど1巻読んで合わないと感じてしまった…
ダレンシャンは2巻まで読んだんだけれど、微グロが自分には合わなかった…orz
他の児童書は名前くらいしか知らないのばかりだったので、そちらから読んでいきたいと思う!
皆の熱意ある書き込み見て凄いわくわくしてきた〜w
本当にありがとう!
前に一度書きこんだけど、ジョン・ミンヒの「ルーンの子供たち」いいよ。
某ネトゲの原案で、作者は韓国人だけど、中身は剣と魔法の洋風ファンタジー。
新書版の表紙はちょっとアレなので、図書館でハードカバーを借りるのオススメ。
>>857 そうそう、佐藤とおるのです。
昨日の産経新聞にコロボックル物語を
女性作家(名前忘れた)が引き継いで書く
という記事があって、
昔図書館で見たけど読んだことないなと思って。
面白いなら読んでみる!
小人の児童書なら、はなはなみんみ物語もあったよね
はなはなみんみ、大好きだった!
巻数増すごとにやりきれなさも増した覚えがある。
小学生のころに読んで以来忘れていたから、なんか懐かしさで涙出そうになったw
866 :
彼氏いない歴774年:2011/10/21(金) 20:03:39.67 ID:uA8KwIqb
みんなはぜひ映像化してほしい作品とかある?
だいたい映画やドラマ化されると、原作にはない設定やら登場人物が出てきたり、原作の
テイストが台無しにされることのほうが多いからあんまり好きじゃないんだけど。
でも、氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」と「金の海・銀の大地」は見たかったなあと思う。ヒロイン・ヒーロー
はものすごい美少女・美少年を抜擢した上で。
実写はあんま見ないからアレなんだけど
たとえば『パプリカ』とか『マイマイ新子』なんて
アニメ映画が原作超えてる感じで大変すばらしかった
ああいう感じならがんがんやってもらいたい
でも「特にこれを映像化!」とかはあんま思わないな
最近の作品とかかなりビジュアル重視な描写多いし既に脳内である程度上映会済んでる
今読み終わった小川洋子のホテルアイリスが非常によかった…正直興奮したわー
>>842 スプラッタホラー書いてたひとが児童向けファンタジー書いてるんだと驚いた覚えが
挿絵も著者本人が書いてるんだよね
椿姫とか狭き門とかドリアングレイの肖像を読んで外国文学にはまった!
けど外国文学のおもしろい作品ってどうやって探せばいいのかわからない…
読書家の喪女様、何かおすすめの作品とか探し方あったりしませんか?
一般書籍板で好みの作家スレを漁る、おすすめを教えてくれるスレで聞く、とかかなあ
>>870 気に入った作家の別の作品を読んでみるとか、
好きな作品を薦めていた書評家の紹介してる別の作品をチェックするとか、
ググって趣味の似ていそうな人がやってる小説サイトorブログを探すとか、
色々あるけど、気に入った作品を訳してた翻訳者つながりで探してみるのもいいよ
自分は柴田元幸や岸本佐知子が好きなんだけど、翻訳者がセレクトしたアンソロジーも好きだな
『むずかしい愛』、『変愛小説集』など、知らない作家に出会えることもあって面白い
幻想文学、ミステリなど、自分の好きなジャンルがつかめたらジャンル読みしてみるとか、
自分の好きな作家が勧めてるものを読んでみるとか、探すのもまた楽しいよw
>>870 参考になるかどうか分からんけど、自分のお勧めを挙げてみる
古典だったら、トーマス・マン『魔の山』
ドリアン・グレイの耽美主義つながりで、エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』
マジック・リアリズムなら、ガルシア=マルケス『エレンディラ』『百年の孤独』
ポスト・モダンでは、スティーブン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』、
エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』、
レベッカ・ブラウン『私たちがやったこと』
ミステリなら、ボストン・テラン『神は銃弾』『音もなく少女は』、
キャロル・オコンネル「マロリーシリーズ」『クリスマスに少女は還る』
SFはあんまり詳しくないけど、フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、
アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』
あとは、どこに分類していいのか分からないけど、
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』
アゴタ・クリストフ『悪童日記』
イアン・マキューアン『贖罪』
ジャネット・ウィンターソン『オレンジだけが果物じゃない』
あたりが好きだな
絞りきれずに長くなってスマソ
>>870 どういう系統の小説が好きなのかにもよるけど、
とりあえず一番大好きな「悲しみよこんにちは」をオススメしてみる
少女期特有の透きとおるようなお話
ワイルドだと耽美主義?になるのかな その分野は詳しくないから解らないや
>>874 トーマス・マンなら「ブッデンブローク家の人びと」が好きだ!
SF初心者ならアシモフの方がとっつきやすくないか!女の子視点ならアン・マキャフリイはどうだ!
と主張してみたあとで
>>870 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやりかた」(かっこいい女の子のかっこいい一生)
トルーマン・カポーティ「クリスマスの思い出」(子供時代の思い出)
ダニエル・ペナック「人喰い鬼のお愉しみ」(アイロニー満載ミステリ)
ネヴィル・シュート「パイド・パイパー」(じいちゃんがカッコイイ)をお勧めしてみる
笑えて泣けてどれも読みやすいよ!
>>876 たったひとつの冴えたやり方、自分も大好きだー
他のは知らないから今度読んでみようかな
>>870 気に入った本をアマゾンで検索して
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>>873 池澤夏樹が自身で編集した世界文学全集の内容を紹介するために
書いたコラムをまとめた「世界文学リミックス」が良かった。
海と毒薬 遠藤周作
もっと残虐な描写がくるかと思ったが実験のシーンは思いのほか短くてちょと拍子抜け。
それでも終始陰気な雰囲気が漂っていて読後感がなんともいえない。
それと、初めに出てくる医者がサイコパスなんだろうなーと思っていたが後から出てくる奴の方がむしろそっちで、
しかもだんだんそいつ重きをおきだしてあれれとびっくり。
なんとなくだけどそいつが人間失格の主人公に似ていた。
ナイチンゲールの沈黙読んだ
眼の病気で眼球摘出しなきゃいけない子供が、手術したくないって怖がってるのに
「眼くらい無くなったって生きていける」は看護師のセリフとして適切ではないのでは…と思った。
そのセリフに対して何かあるかと思えばそうでもないし、自分が大げさに受け取りすぎなのかな
>>876 アン・マキャフリィ好きな人いないのかと思ってた!ウレシス
しかもJ.ティプトリー・Jr.も!
現実があまりに殺伐としているので、読んでると思わず恥ずかしくて
「ぐああああ」と言いたくなるくらいの恋愛小説がよみたい
何かオススメあったら教えてください
ここの人はそんなの読まないだろうか
トキメキ成分が欲しい
>>883 好みはどんなかんじ?
現代モノかファンタジーかヒストリカルか
やっぱり個人の好みがあるから
870だけど、みんなレスありがとう!
こんなにたくさん教えてもらえるとは思わなかったのでとっても嬉しい
とりあえず具体的に上げてもらった作品がどれも気になったので、少しずつ読んでいこうと思う!
訳者で探してみるとかは完全に盲点だったよ…。好きな文体の訳者さんの他の本も探してみるね
ほんとにほんとにみんなありがとう!
お給料日が楽しみだw全部おもしろそうで何から買おうか迷う
あと私もたったひとつの冴えたやり方大好きだ
>>883 ニシノユキヒコの恋と冒険/川上弘美
ニシノユキヒコという男と付き合った10人の女性が
それぞれの女性の視点で思いを語る連作短編集。
ほどよくリアリティがあってほどよくファンタジーなのでリハビリにはいいと思うよ。
いきなりリアル100%だとキツいから肩慣らしにw
>>882 ティプトリーJr.自分も大好きだ。
喪女としては「接続された女」とか「たおやかな狂える手に」あたりが
心に染みる。
SFならシオドア・スタージョンが好きだ。
夢見る宝石は優しすぎるし、
孤独の円盤は読む度にどうしようもなく
感情が動いて、落ち込んだときに読むと浮上できる。
孤独をかんじやすい人にオススメ
ちょっとスレチかもしれないけど、
朝の電車の中で私立小の女の子が立ちながら
ハードカバーの本を一所懸命読んでて、ちょっと和んだw
周りのおっさんたちも何読んでるのか気になるらしくちらちら見てた。
きっと毎朝読み進めるのが楽しみなんだろうなあ
>>888 夢みる宝石はSFで一番好きだ
秋は海外の古典SFとか古典ミステリが読みたくなる
>>853 英語で読むとスネイプ先生どんな感じなの?
ループとか転生系ネタの本ないかな?できれば恋愛要素欲しい。切なかったら尚嬉しい。
恩田陸の「ライオンハート」や万城目の「長持の恋」が特に好き。(後者はベタベタな展開だけど)
一般小説でもラノベでもいいのでおすすめあったらおしえてー!
>>892 君の名残を とかかなあ
挙げられた二つは私もめちゃくちゃ好き
エリザベスは健気で可愛いし、
長持の恋はオチ含めて大好きだ
今日の新聞で悪童日記の作者が亡くなってたのを知った…
三部作を読み直そうと思う
夏目さんってどうしようもないくらいお転婆よね!!!!!
>>891 何か日本語訳のイメージを修正したサイトとかあったはず
結構話題になったと思ったんだけど、サイト名わからずぐぐれずごめん
>>892 三島由紀夫の豊穣の海しか浮かばない 全部当てはまる
>>892 『銀の海、金の大地』は古代転生ファンタジーってコピーもつけられ
転生ものにする予定だったのに未完で終わってしまったなー。
面白かったけど。
スレチになるけどミュージカルの「アイーダ」(オペラのほうは鑑賞してないからわからない)も何気に転生ものだった。
生まれ変わりネタなら、村山由佳「もう一度デジャヴ」が印象に残ってる
今書いてる、でろんでろんした恋愛物はあんまり好きじゃないけど
デビュー作は比較的硬めで読みやすかった
(なので、今の村山節が好きならお薦めしない
ラノベよりの雰囲気と、主人公が少年なことに抵抗が無ければ一読を
>>899 ありがと、読んだ。
ハリポタ第一巻で脱落して、その後は原語で映画しか見てなかったから、スネイプ先生のイメージが訳の影響を受けてなかったw やったw
「きらきらひかる」と「神様のボート」を続けて再読したら自分の中で江國ブームキター
睦月、ホモでも許すから私と結婚してくれ…!
>>523 昔読んだ時は話の筋も思い出せないくらいピンと来てなかったけど
この書き込みを読んで真夜中の都市の濃密な空気を意識しながら読み直したらとても良かった
ありがとう
>>905 わたしも今江國ブームだw
睦月はいい男だよね…ホモだけどね…
>>894,895,901,902
こんなに反応あるとは思わなかった、ありがとう!
どれも知らないタイトルばっかりで読む楽しみが増えたよ
清涼院流水の「ジョーカー」を読んだけど…
意味がわからない。
清涼院流水は壁本
清涼院流水…10年くらい前にトップランド?とか読んでたなあ
もう今は読むこともないわ。なつかしいw
>>913 わたしもJDCシリーズは読んだんだけど、あの作者のってある程度
読者の方に勢いがないとだめって感じするw
京極夏彦は煉瓦本
重松清の「永遠を旅する者」読んだ
不老不死の主人公が終わらない旅をし続けるオムニバス形式の短編集
皮肉な話もハッピーエンドな話も切ない話もある短編集だけど
この作者特有の文章の雰囲気のせいか、どんな話も嫌味に感じることがなく読めた
寝る前に読むのに最高な本だと思う
というか朝の電車で読んでたらたまたま切ない話で
その日の午前中はかなり気分が落ち込んでしまったw
>>883 甘甘恋愛小説というと真っ先に思い出すのが
「ラビット病」山田詠美。
とにかく甘くて可愛いよ。
薬指の標本 小川洋子
装丁に惹かれて買ってしまった
この人作品ってどれも静かだよね
すごく心が落ち着く
平野啓一郎の決壊読んだ
最初は文章に癖があって読みづらかったけど慣れれば平気
上巻の最後らへんからは一気読み
フィクションなんだけどどこかで見た現実で、読後感悪くて面白かった
>>907 江國ブームの人が他にいてくれて嬉しいw
良かったら他の江國作品のオススメ教えて下さい!
「つめたいよるに」のデュークでは猫派の私も大泣きした
920 :
彼氏いない歴774年:2011/10/24(月) 10:54:06.60 ID:/DRNdRZ4
女がバンドのボーカルで歌を歌う、もしくは歌手で 歌を歌うシーンがある小説をご存知の方いたら教えて下さい。
出来れば恋愛要素があるともっと嬉しいです。
探したのですが中々見付からなかったので…よかったら教えて下さい。お願いします。
921 :
彼氏いない歴774年:2011/10/24(月) 11:25:44.40 ID:cXGgZYRE
>>920 歌野晶午「Rommy」
あとは新宿鮫シリーズ、確か主人公の恋人がロックバンドのボーカルで巨乳の美人という設定だったはず。
>>920 中島らも著「君はフィクション」収録のDECO-CHIN
>>919 907さんじゃないけど、江國さん好きだよ
おすすめは断然初期のものかな
睦月が好きなら「流しのしたの骨」の深町直人と律、「ホリーガーデン」の中野君なんか好きじゃないかなあ
個人的には江國さんの書く女の子が好き
>>920 『こもりくび』
女性歌手が呪いの歌を歌うシーンありw
江國香織は初めて読んだのが落下する夕方で微妙にトラウマになったw
きらきらひかるは好きだな なんともいえぬ浮遊感 そしてセザンヌ
926 :
彼氏いない歴774年:2011/10/24(月) 15:42:41.16 ID:HrAiqCWI
コバルトやルルルとかの少女小説が好きな人いる?
江国氏のがらくたの
オチがガラクタ級だった
雨はスープが飲めない読んだけど、音楽に詳しくないからそんなに楽しめなかった
犬はかわいかった
>>926 最近読んでないけど好きだったよ
ちょーシリーズが大好き
>>919 横から失礼、自分も江國さんは『きらきらひかる』や『こうばしい日々』など初期の作品が好きだ
新潮文庫の『つめたいよるに』の中に入ってる「子供たちの晩餐」なんか、大好き
それ以外だと『神様のボート』がいい
父親は失踪していて、娘の草子と母親の葉子がお風呂に入ったりケーキを食べたり煙草を吸ったり、
まぁ例によってディテールに凝った江國的生活を静かに繰り広げているんだけど、その静かな中にも危うい揺らぎがあって、すごく好き
あとがきでご本人が書いてた、「小さな、しずかな物語ですが、これは狂気の物語です」っていうのがすべてを表してるかも
最近のだと、『抱擁、あるいはライスには塩を』が良かったな
古風な洋館に住む一風変わった一家の三代期で、時代も視点もいったりきたりしながら一家のありようが描かれていくんだけど、
すごく豊穣でポリフォニックな小説だと思った
>>917 小川さんの作品ってどれも静かで
温度を感じさない雰囲気があるよね
あと一貫して何かを喪失している、あるいは喪失する登場人物がいて
その喪失を埋め合わせたり、ただ懐かしんで眺めている感じが好き
博士の愛した数式はちょっと違うかもしれないけど
最後の一文でじんわり感動して涙が出てきたなあ
932 :
907:2011/10/24(月) 19:29:27.05 ID:4xzGaS//
>>919 みなさんがおすすめしてるようにわたしも江國さんは初期の作品が好きです!
デュークは本当に泣けるよね!
わたしのおすすめはエッセイかなぁ。
「泣かない子供」と「泣く大人」とかよく読みます。
エッセイ嫌いだったらごめんね!
>>926 コバルトとかビーンズ読んでる
ヴィクトリアン・ローズ・テーラーとか銀砂糖師好き
『クチュクチュバーン』読了
なにこの…何? ちょっとこれどーすんの?
ぐちゃぐちゃ感がちょっと面白かったけどでもどーすんのこれ
>>920です。教えてくださった方ありがとうございました。読んでみます。
>>934 私もそんな感じの感想だったw
何あれ??
グロ系は平気な方なんだけどあれはなぜかダメだったなあ
937 :
彼氏いない歴774年:2011/10/24(月) 22:00:47.90 ID:V/y9jMGr
938 :
彼氏いない歴774年:2011/10/24(月) 22:41:24.18 ID:f4hrNYjr
少し前に乱歩のおすすめ聞いた者です
黒蜥蜴面白かった
面白かったついでに動画も見てきたよ
美輪明宏様、美しすぎる
ちょーシリーズ好き!
中学のときはまったなぁ…
>>931 ちょうど『薬指の標本』の解説に「喪失」について書かれてた。
この作品は「喪失」について顕著に描かれていたけど、
『博士の愛した数式』での博士の記憶が80分しかもたないのも
「喪失」に入るような気がする。
最近どこの本屋行っても伊坂さんの『モダンタイムス』が平積みされているね
あまり売れてる感じがしないけど・・
ちょっと相談
人から借りた本が読むの苦痛なんだがどうしたらいいかな
ちょーシリーズは中学生のころ慌てて集めすぎて破産しかかったw
ダイヤとジオのカップルは今でも好きだなあ
同じくコバルトだとコラリーとフェリックスのシリーズが好き
あとはマリみてもいいな、あんなにブームになるとは思わなかったけど
それから、恵って名前の男のモデルに好かれてる男の子が主人公の話のタイトルを誰か知らないかな?
コバルトでボーイズラブっぽくない綺麗な話だったんだけど、タイトル失念した
>>941 「せっかく貸してくれたのにすみません、私にはちょっと合わなかった」という意味のことを、
相手と自分の関係に応じてアレンジして言うだけでいいと思う。
その時、出来れば同時に それはそうと仕事の件なんですが/これちょっと手伝って下さい/
今度の休み一緒に遊ぼうよ/買い物付き合ってくれない? 的な、
「あなた自身がウザいわけじゃないんです」アピールをしとくと以後ギスギスしないで済むよ。
>>941 借りないのが一番
「今読む時間がないので」「読む本たまってて」と借される前に断る言い訳を色々考えておく
>>941 気に入った本の貸し借りしてる知り合いだったんだけど、
その時は、えー苦手なんだけど…って言ったのに、でも取りあえず読んでみて!って押し付けられて、
でも読めなくて…時間がたって、もう読まずに返そうとタイミング見計らってたら亡くなってしまって、
しかも風の噂で自殺だということで遺族にも返せず…
好みじゃない本が今だに本棚にある…もう繋がりそれしかないし捨てられない…
>>941 もう借りちゃってて、感想言わないわけにはいかないようなら、適当にネットでレビュー見ちゃえば?
そうじゃないなら、ただありがとうだけ言って返したらいいと思う
947 :
941:2011/10/25(火) 06:32:50.08 ID:t/6WBRKF
>>943-946 頑張って読んでみたけどどうにも合わなくて…
参考にします。ありがとうございました!
Amazonとか見てみます
>>948 もしかして最近知り合いに本貸したの?w
>>945 どうしても手元においておきたくないなら、
お寺か神社に持っていって供養してもらえばいいんじゃないか。
故人が嫌いな人じゃなかったら、持っていればいいとおもう
10年経って読み返したら感想が変わるかも知れない
>>945 >もう繋がりそれしかないし捨てられない…
好みじゃない本が書棚にあるのはイヤだけど、思い出は持っておきたいってことだよね
だったら
>>951を支持
百瀬、こっちを向いて。を読んだ
喪女だけどキュンキュンしちまったぜ…
乙一ってこういうの書く人だったんだね
ちょっとイメージ変わったw
>>888 遅レスだけど、スタージョン読んでみたら面白かった!
もしまだ見てたら聞きたいんだけど、輝く断片収録のミドリザルとの情事のオチが…
(ネタバレなのでちょっと下げます)
結局ルーリオは男(ただし宇宙人)だと思ったんだけど、違うのかな?
>>938 明智と黒蜥蜴の距離感が好きだ。
単体でも魅力的だけど。
映画、美輪さん版しかみたことないけど
京マチ子さん版も評判らしいね。
黒蜥蜴は三島由紀夫の戯曲版も良いぞ
>>953 自分もそれ大好き!
小梅が通るが喪女的にたまらんだ…
中島らもの文庫
「君はフィクション」
「酒気帯び車椅子」
「こどもの一生」
一気に読んだー
「こどもの一生」が結構良かったよ!
図書館で借りたんだけど、著者プロフィール、1952〜2004年になってた。
もうそんなに経つのね・・・;;
魂萌え読んだ
60前後の爺婆の話だから食指が動かなかったのだか、面白かったー
珍しく桐野夏生のわり後読感が良いし
登場人物が多いのにすらすらと頭に入って読める
それぞれの心の機微もさらりと書いてて、やっぱり文章が巧いと思った
家族でも友達でもそれぞれ問題があって孤独
三島といえば美輪さんの黒蜥蜴にこっそり出演していると知って驚いた
出てるよ
美輪さんが三島にキスするっていう条件で出たんじゃなかったっけ
宮部みゆきの模倣犯読んだ
読みごたえ有りすぎて、ちょっとの間もう読書はいいや〜と思ってしまった
>>959 魂萌えは面白いよね、映画もみたい
今北村薫のリセット読んでるんだけど
スキップ、ターンと違って中々ペースが上がらないわ
吉田篤弘の「それからはスープのことばかり考えて暮らした」が個人的にすごく好きだ。癒される。
こういうまったりした小説、他にないかな?
やってられない月曜日
読んでるんだけどまんま喪女の主人公だったw
30前の独身女の1週間が書かれてる感じで2章の誰にも内緒の火曜日のとこなんだけど少しオタクぽい感じだし作者は喪女板を見たことあるのか?!と思った。他人の日常を覗きたい人はお勧めかも。
>>951,
>>952 うん、ありがとう。
読んでなくてごめん…と思いつつも、今でも生きてて友達でいて欲しかった。
友達からプレゼントで貰った本は嬉しくて皆とっておいてる。
>>950 悪い思い出はない人なんだ。
本は好みじゃないけど…
いろんな本読んでみても、どれも「面白かった」以外の感想が思い浮かばない…
つまんなかった本だったら、あそこがつまんなかったここもつまらなかったと思い浮かぶのに、何だか嫌だなぁ…
こういうスレで面白かった本書き込みたいのに、いざ書こうとすると何も思い浮かばない
どこが面白かったか、と言われても「全部」としか思い浮かばない、小学生の読書感想文以下の感想しか書けない…
>>967 あるあるある…
日本文学科に入らなければよかったと後悔してるよ
好きなシーンに付箋つけたりすごく簡単なメモをとりながら読んでみたらどうだろう
気になった表現を走り書きするとかここはびっくりした!とか
私も「感じた」ことだけだと「面白かった」で終わる。
「想った」ことを書くために考えるにしても、
「どこが面白かったのか?」という問いは自分も苦手。
面白い特定箇所を抽出できるくらいなら、本一冊まるまる読まないよ、と思う。
自分の場合は、「自分は何で面白いと感じたのか?」
という切り口から考えることが多い。
映画でも気の利いた批評をいくつか読んだら見方がシフトチェンジする。
監督、作り手の側に立って意図や意志を意識しながら見るようになるから。
小説も同じように作家の見えざる手を意識しながら読むと作品を語る言葉は増えるよ。
ただ面白いと無邪気に向き合う方が純粋に愉しめてて良い気もするけど。
津村記久子の「君は永遠にそいつらより若い」読んだ
主人公が喪女過ぎて辛い…いや、逆に面白い
バイト先の、自分よりダサくて暗いと思っていた女が、ちょっと気になってた男と
付き合ってるって知って、「私の方が…小物とかセンスいいの使ってるのに!」と
思うとこが好き
>>972 その人の作品の主人公ってなんかリアルすぎる。
「ポトスライムの舟」とか「婚礼、葬礼、その他」「ワーカーズ・ダイジェスト」
続けて読んだけど、「あああああるあるあるある」みたいな場面や描写が多くて
困ったw
眠れるラプンツェル 山本文緒
「どうして楽しかったことを反省したりするのだろう」という言葉がずっと頭にこびれついてる。
主人公の精神年齢の低さに終始苛々していたが、この言葉には考えさせられた。
家族小説?が読みたいです
ほんわかした雰囲気の教えてください
>>975 江國香織の流しのしたの骨はどうでしょうか
北杜夫さんがお亡くなりに……
きちんと作品を読んだ事ないから、読んでみよう
>>975 重松清の日曜日の夕刊はどうかな
短編集だけど
既出の「アンジェラの灰」読んだ
映画は見たことはあったので大まかなストーリーはわかっていたけど
原作の細部にわたるみずみずしさは驚異的
特に物心ついてから約10歳になるまでの記憶・回想が
巧妙に、幼児が語るかのようにたどたどしく綴られている
会話も多いが読みやすい
何度も泣いた
>>977 初期のどくとるマンボウシリーズ、好きだったよ
最近の読んだらギャンブル狂いになってて引いたけどw
ま、それもユーモアかもしれないけどね
楡家の人びとみたいな純文学系は読んだことないから、読んでみようかな
告白 読んだら後味悪すぎてビックリした
なんか余程嫌な事でもあったのかと
まぁ、人が殺される事から始まると、勧善懲悪もの以外
ハッピーエンドはそうそう起こり得ないよね。うん…
>>981 湊さんの作品って概ね釈然としないエンディングが多いなって印象
>>980 投資がギャンブルにかわっただけにしか思えなかったから
気にもならんかった。躁になった途端にものすごい気が大きくなって
超楽観的になれるんだろうなぁとは思うが、奥さんはたまったもんじゃ
なかっただろうな。
逝去のニュースで独立国をつくったあたりの映像を初めてみた。
文章では読んで知ってたけど、やっぱり映像になるとインパクトすごすぎ。
スレ立て頼んだ
>>985 ありがとう!
恩田陸「不連続の世界」読んだ
津原さんの「蘆屋家の崩壊」と似たような感触がした
恩田さんは短編の方が向いてるんじゃないかな
官能的な小説でお勧めありますか?
山本文緒、江國、角田、ナオコーラ、豊島ミホは読んでいます。
小池まりこ、吉本ばなな、石田いら、村上はるき、
蛇にピアス書いた人、島本りお辺りはおどろおどろしいのでパス。
これらは官能的でもぎょっとしたり、怖かったりするので無理です。
ソフトで読んでいて心地よくなるものがいいです。
我がままですみません、ありましたら教えていただきたいです。
官能的でソフトなものって言ったらハーレクインじゃないか?
完全にイメージだけど
北村薫のリセット270p目くらいから
やっと面白くなってきたw
前置き長すぎw
あの子の考えることは変、笑ったけど日田スメルがこっちまで来そうだった
食べ物飲み物厳禁だね
>>981 牛乳に血を入れるって発想が気持悪かったなあ
>>988 ・倉橋由美子『よもつひらさか往還』『酔郷譚』
訳ありげなバーテンダーの九鬼さんと美少年の慧君を中心とした、幻想的な連作短編集
サントリークォータリー誌に連載されてたらしくて、カクテルの陶酔感にまみれた官能がある
・小川洋子『薬指の標本』『余白の愛』
小川さんの小説にはエロティシズムというよりフェティシズムを感じるんだけど、
どろどろした感情をつづらずに、身体をパーツにまで分解して物質愛に徹しているところが逆にエロい
・エイミー・ベンダー「マザーファッカー」(『わがままなやつら』収録)
エイミー・ベンダーは詩的な不思議系の話を書く人で、
かぼちゃ頭の両親からアイロン頭の子供が生まれる、みたいな話を平然と書くので好みが分かれるだろうけど、
この「マザーファッカー」は寂しさと美しさ(と、上品なエロス)が同居していてとてもいいよ
・宮木あや子『花宵道中』
中ではこれが一番官能小説っぽいかな
R-18文学賞の大賞を受賞した表題作に、あと四編をつけ足した連作短編集
江戸末期の吉原に生きる遊女たちを描いた物語で、遊女であることのままならなさが切なさを醸し出していて、いい
官能表現がかなりあるけど、女の人に受け入れやすいものになってるんじゃないかと思う
(失礼、もたもた書いてたら
>>992さんと被った)
以上、なるべくおどろおどろしくないものを選んだつもりだけど、
自分はどこか死のにおいを感じるものにエロスを感じるので、もし好みに合わなかったらごめんよ
あと、
>>447あたりで似たような話題が出てたので、そこに挙げられてた小説もチェックしてみるといいかも
996 :
988:2011/10/27(木) 19:14:50.85 ID:4vXXv6CO
皆さまありがとうございます。沢山教えていただき嬉しいです。
どれも面白そうで読むの楽しみです。
スレ消費がいつもより早かったような
次スレもお世話になります!
1000!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。