1 :
彼氏いない歴774年:
>>1乙!
貴志祐介の「悪の教典」読んだ。
つまらなかった訳ではないし楽しめたけど、若干軽め?ラノベっぽい。
黒い家の方がぞわっときたけど、後味の悪さは流石。
次は新世界より読むぞー。
>>1乙
ミッキーマウスの憂鬱って本が面白かった。
ディズニーで働く従業員が主人公なんだけど
ディズニーにいった気分になれる!
文中の
「倉庫のように雑然とした部屋の中、二段になった棚に
ミッキーマウスの頭部がいくつも並んでいた」って文が
意外と衝撃的!
>>1乙
菅浩江「末枯れの花守り」読んだ
幻想的で艶っぽい文章が気に入った!泉鏡花好きな人にはオススメ
…でも読む時期間違えなくてよかった。もしこれが学生時代出てたら確実に感化されて
厨二病を発症してたに違いない
突然だけど田口ランディについてここのみんなはどう思う?
私にとってはエッセイがものすごく面白かったんだけど、ネットで評判みようと検索したらすごい数の叩きスレが出てきたからちょっとシュンとなってしまった…
盗作についてはよくわからないんだけど(そのスレはなんか怨念が迸ってて怖くて読めなかった)、
ランディさんの文章や世界観、彼女の体験談が好きなので、似たような作家さんや作品があったら教えてください
ちなみにこれまでに読んだ本は、できればムカつかずに生きたいと、消費すら快楽じゃない君たちへ、コンセント、蛇と月となんちゃらって名前の新刊です
>>5 田口ランディの叩かれ様は凄いよねw
松浦理英子おもしろいと思うよ。
長編だけど、親指Pはオススメ
ミステリーが苦手で読んだ事ないんだけど、
練りに練られた文章が読んでみたい(伏線回収が秀逸なの)場合はやっぱりミステリーが良いかな。
ストーリーが練りに練られた文章でおススメなのあったら教えてください。
ちなみに個人的に好んで読むのはドストエフスキー、ヘッセ、アンデルセン等です。
表現力が巧みな物や心理描写が細かい物が好きなのですが、今回は練られたストーリーを読んでみたい。
このスレを保存して読むながら次読む本を探すのが好きだ
前スレでいしいしんじのおすすめ教えてくれた人ありがとう!
何か日本語おかしくなってしまった…
このスレを保存して次読む本の参考にするのが好きってことです
>>6 やっぱりアレすごいんだw
今から本屋行くから松浦さん探してみるね、ありがとう
>>7 多分好みからするとアメリカものよりイギリスものから入った方が良さそう。
前スレでも名前が出てたミネット・ウォルターズや骨と沈黙のレジナルド・ヒルとか。
オススメはウィングフィールドの人気作、フロスト警部シリーズ。
ストーリーも一筋縄ではいかないし知的な抑制が利いていて重層的、表現やユーモアも豊かです。
>>7 ドストエフスキーときたら今じゃまず高村薫だね
合田シリーズを「マークスの山」から読んでみたらどうだろう
マークス〜は読んだことないけど「うわああああ!」ってなるらしいね
私も読んでみよう
>>12 >>14 >>15 ありがとうございます!
読書を始めたのは最近で日本人はまだあまり読んだ事がないので
東野圭吾、高村薫チェックしてみます!
東野圭吾は名前をよく聞くから前々から気になってはいたんですけど…。
この機会に是非。
>>14さんの紹介してくれたのも面白そうですね。
知的な抑制、重層的って求めている物にぴったりくるキーワードです。
紹介してもらったのは全部読んでみます!
読み終わったら是非感想も…(読むの遅いけど)。
ありがとうございました。
マークスの山、上巻で挫折したなぁ…
伏線と心理描写で東野を勧めようとしたら既にw
ミステリー層にはライトなイメージ持たれてるけど決してそんなわけでもないと思う
東野圭吾/「ある閉ざされた雪の山荘で」も非常にオススメ
前スレで林真理子の話が出てたけど、「ブスは死ね!」って自分のこと棚に上げすぎだろと思ったw
キャロル・オコンネルの「クリスマスに少女は還る」読んだ人いないかな?
オススメしたいミステリー作家は何人か居るけど
帯に「叙述ミステリー」など、作品の傾向を書くバカ出版社が嫌い
下手すると数ページで犯人がわかるんだよね・・・
>>20 『クリスマスに少女は還る』読んだことあるよ、あれ好きだ
ミステリの部分にも「そうきたか」と思わされたけど、
そこに至るまでをきちんと見せてくれるし、何よりキャラが立ってる
キャロル・オコンネルのマロリーシリーズも好きだな
マロリーとチャールズの、奇妙だけど深い信頼関係がたまらんw
オコンネルの愛おしい骨好きだったなー
期待しないで読んだのにリリカルでセンチメンタルでかなりツボだった
>>22 さんくす
私も読んだんだけど、みんなの感想聞きたいなと思ってね
キャラ造形が素晴らしい上に、読みやすくて面白かった
マロリーシリーズは三作目以降がすごい!って書いてあったけど、初めの方はそうでもないの?
話とんぎるけど、みんなは本読むときに頭のなかでスムーズに映像化できる?
私はそういう作業が苦手だから、小説とか読んでもいまいち感情移入出来なかったりするんだけど、出来たらずっと読書が面白くなるだろうなと思って
こういう能力は先天的なような気がするんだけど、もしそういうこと得意な人がいたらどんな感じで読んでるのか聞いてみたいな
ひょっとすると意識したら私もそんな能力芽生えるかもしれないしw
>>25 ぼんやり登場人物に合った俳優の顔とかを
あてはめて映像化してるw
>>25 自分は想像力だけは無駄に豊かな方だけどそれは作家による。
想像力を刺激する文章もあれば全然刺激されないで眠くなるだけの文章もある。
映像も文章によってドラマの時もあればアニメの時もあるし、
水彩画のような絵の時もあれば油絵のような絵の時もあるし、
何故か音楽化する時もあれば抽象的な輝きや色を感じる時もある。
受け手側の能力差もあるかもだけど、
どちらかと言うと作家の能力の方が重要なんじゃない?そういうの。
>>25 雰囲気を感じとりながら読んでるよ!
>27さんみたいにアニメだったり実写だったり画面はばらばら
自分の解釈で突っ走ってしまうから、映画化とかされたら
「えwこんなのだったんだww」
ってしょっちゅうなる
力抜いて完全受け身になって読むと一番気持ちいい
街や建物の構造なんかがよくわからなくなることは多々ある
メモしてても「え?いやそっち行き止まりだよ」とか混乱することもある
オタク気質だからよく脳内でアニメになったり声がついてたりはする
いちおつ
村上春樹のカフカ読了
ノルウェイしか読んだことなかったし久しぶりに村上さんでも読んでみるかと買ってみたけど、とにかく長い。無駄に長い。
実際のページ数よりすごく長く感じた。
私が編集したら上巻で収まると思う
祖母が死んでしまったのだけど、たいせつな人の喪失を癒してくれるような小説ってないかな
自分で思いついたのだと夏の庭と西の魔女くらいなんだけども、おすすめあったら教えてほしいです
>>25 後天的にも身につくと思うな。
最初は映画やドラマの原作読んでみたらいいよ。
俳優や舞台の映像は借りて動かしてみたらいい。
私は日本の登場人物の顔は描写に沿ってなんとなく思い浮かべられるけど
海外ものは一般人の顔の情報量が少ないから俳優の顔が浮かぶ。
そしてクリント・イーストウッド率が高いw
>>31 ご愁傷さまです
森絵都「いつかパラソルの下で」
ベン・ライス「ポビーとディンガン」
どっちも家族愛(兄弟愛?)がテーマで、
読み終えた後、静かに確かに勇気をもらえるお話だよ
>>31 「夏の庭」を読んでるなら「ポプラの秋」も読んでるかな、今は直接的すぎるかもだけど…
よしもとばなな「白河夜船」「キッチン」
須賀敦子「ヴェネツィアの宿」森茉莉「父の帽子」とか挙げてみる
うまくいえないけど元気出してね
>>25 作家によるかなあ
視覚的(映像的)な文章を書く人の作品はスムーズに画が浮かぶよ
>>24 いや、そんなことないよ
確かにマロリーシリーズのクライマックスは4作目の『天使の帰郷』だけど、1作目の『氷の天使』からきちんと面白い
刑事のくせにハッキングも盗みもバリバリするマロリーと、彼女を取り巻く人びと、
その人間関係やマロリーの生い立ちが提示されるのが1作目
1作目はいわばシリーズ全体の原点みたいなもので、ここから全てがつながっているから、できれば1巻から読み始めるのがお勧め
あと、個人的には2作目の『アマンダの影』が好きだ
ストーリー展開と人間関係、どちらにも惹きつけられる作品で、とても面白いよ
>>31 よしもとばななの「まぼろしハワイ」はどうでしょうか。
主人公のお父さんが亡くなって三ヶ月後、若い義理のお母さんとハワイに行く話なんだけど
去年同じように祖母が亡くなった後に知らずに読みました。
主人公も涙に暮れる日々を過ごしていたけど、ハワイに行って、人と出会い、前を向きはじめる。
それを読んで自分も心が穏やかになったというか、浄化されたというか。
お祖母さまのご冥福をお祈りいたします。
>>31 まずは、お悔み申し上げます。
アンデルセンの絵のない絵本はどうだろう。
月が様々な人生を物語ってくれるんだけど
一話が1P〜4P程度で人生の悲喜こもごもが描かれていて、
なんて言うか、人生や生命をじっくりと感じるような話しばかりです。
自分は元気が欲しいよりも月光に浸りながら世の中に溶け込みたい時に読む。
直接的な話しではないけど喪失感に寄り添ってくれる…んじゃないかな。多分。
>>31 加納朋子さんの「モノレールねこ」とかどうかな。
短編集なんだけど、どのお話も大切な人との絆が描かれた内容ばかりで、
読んでいてちょっと切なくて、優しい気持ちになれた。
世界一格好いいザリガニにも会えるよ。
40 :
25:2011/07/14(木) 22:10:06.34 ID:tccL8JXq
>>26-29、32、35
わーいいっぱいレス付いてる!みなさんありがとう
いろんな想像の仕方があるね
私も新印象派の絵画のように想像出来たら面白いだろうなぁ。 空間構成能力はからっきしだから建物描写とかは出来そうにないけど…
取りあえず今度映画原作の本を読んでみることにするよ
前スレで評判だった『永遠の0』読み終わった
久しぶりに本で泣いた
やっぱ戦争ものはダメだね
戦闘シーンがリアルで、20そこらの子が笑顔で敬礼しながら火が噴く中攻機とともに落ちていく描写が悲しいというか切ない
久しぶりに靖国神社へ行きたくなった
ジュール・ヴェルヌくらいの冒険科学小説
の本が読みたいんですが
おすすめの作家はいますか?
白石一文の「私という運命について」恋愛小説。自分も働いてるからか、まだまだイケるって思えた。
んで「すぐそばのかなた」読んだら、得るものはなかったけど、偽メール問題で騒がれて最近自殺した政治家思い出した。
>>31 遅いけど、よしもとばななの「みどりのゆび」お薦め
主人公の無くなったおばあさんについての話
教科書に載るくらいだから、もう知っているかもしれないけど
本当に大好きな作品
「廃用身」久坂部羊
すごく面白かった!
話中で「Aケア」と称される廃用身切除ケアにはとにかく考えさせられた
自分や自分の親に出来るだろうか…どうかな…
>>41 私もちょうど永遠の0読み終わったとこだ…重い、重いよ。読み応え有りすぎだよ。
某浅田次郎の小説を思い出したけど、あれは歴史小説として読めたけど、太平洋戦争はまだ生々しくて、
泣けるとか感動するとかよりなにより怖かった。とくに「桜花」の描写…人間魚雷とかもあったらしいけど
想像しただけど心臓がキュッとなる閉所恐怖症になりそうだ。
東電とか見てると、現代でも組織の体質って変わってないんじゃと思えてますます落ち込んだ。
47 :
31:2011/07/15(金) 22:59:51.00 ID:2KW4jRVU
>>44 みどりのゆび、教科書に載ってるんだ!
私も好きだからなんかうれしい。
みどりのゆびは、元の童話も好きだな。テトかわいい。
大石圭のアンダー・ユア・ベッドを読んで、これはと思い
いつかあなたは森に眠るで、世界観が好きだと確信
今、檻の中の少女読んでる
大好き!って言うよりはなんか癖になる
全作品読み進めていきたいけど、呪怨系ホラー小説
苦手なので困る
上記作品もホラーに分類されてるけど、この薄ら暗い感じは
むしろ好きなんだけど他作品に呪怨みたいなホラー要素ないか
文庫裏の説明だけが頼りだ
後、おこだでませんように、って絵本に泣きそうになった
普段素直に言いたいことが言えず、我慢しちゃう人に読んでほしい
50 :
彼氏いない歴774年:2011/07/16(土) 23:21:22.36 ID:X9qTJshZ
『深夜特急』1〜6読み終えた!
バスのみで行く世界貧乏旅行、憧れるけど男じゃないととても無理だな。
あと作者の沢木氏は頭がいい人なんだろうなと読んでいて思った。
ここでよく挙がる永遠の零は確かに感動したけど、
小説としてどうかと言われると微妙な気もする…
そもそも登場人物にそれほど魅力が無い(なんか取って付けた様なキャラクターだと感じてしまった)
話の内容も大部分は事実の羅列に過ぎないし
コレだったらドキュメンタリーというか、ノンフィクションでも良かったんじゃ…と思ってたが
でも、小説の体裁を取ってるからこそここまで読まれてるんだろうね。
こういう内容だからこそ、そうやって目に触れる機会を増やす事が重要なんだなと…
それに『読んで損は無い』てのは、確かにその通りだったし。
最後のやくざの人のエピソードは蛇足な気がしたが、
まあそこはやっぱ小説だもんな…て。エンタメ性つーか…
>>42 ヴェルヌくらいの〜て意味はつまりスチームパンク作家ってことなのかな?
だとしたら的外れかもしれないけどコナン・ドイルの冒険ものあたってみてはどうでしょうか
「失われた世界」は映画で見たという人も多いだろうけどやっぱりおすすめ
ネットのブックオフで20冊くらい購入
夏っぽい小説が無性に読みたくなって探してたら割と買ってしまった
夏の庭面白かった
サマー/タイム/トラベラー読んだ
不思議な読後感
セツナイの?悲しいの?自分のこともわからないまま・・・
>>53 自分はいつも駿河屋でまとめて買ってるよ
人気作で在庫が多いのは10円から売ってて安いの
>>49 解るわ。
私も「アンダー・ユア・ベッド」で嵌まった。
食べ物の描写が美味しそうなんだよなあ、この人。
韓国映画の小説版は矛盾が気になって苛々したけど。
ここの住民は大学の国文科あたりに居そうなイメージだ
江國香織の『ぼくの小鳥ちゃん』読了。小鳥ちゃんがコケティッシュで素敵だった
脈絡はないが、ボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』を読み直そうとしている。肺から睡蓮が生長する病にかかってしまう女の子に会ってくる
うたかたの日々いいね
美麗で落ち着いた訳の日々の泡よりキッチュで勢いのあるうたかたの訳の方が泣ける
59 :
彼氏いない歴774年:2011/07/17(日) 11:31:16.91 ID:x7lHpyoi
ファンタジーが読みたくて評判が良さそうな守り人シリーズの「精霊の守り人」を読んだけど面白くなかったorz
特にひねりも無く、どこかで見たようなありきたりな展開、世界観は説明的な文章の多用で雰囲気ナシ。
シリーズ一気に買っちゃったんだけど、この後面白くなりますか?
もっと情緒豊かな文章で面白いファンタジーがあれば教えてほしいです…
講談社文芸文庫から、「現代沖縄文学作品選」が出てたから買った。
沖縄って日本と異国が混ざった感じで、どんな地域よりドキドキする。
いまさらシェルコレクター読んだ。
海に行きたくなったー!!!! あぁいうふわふわした、幻想的な話って無性にときどき読みたくなるwww
>>59 精霊の〜は読んだことないけど、ファンタジーでオススメなのはバーティミアスかな。
ジンを操る魔術師が政治を支配してる現代のイギリス?が舞台。全3巻あるけど全巻二回読み返したし、三巻ラストは号泣した。
二巻が一巻より盛り下がるけど三巻でまた盛り返すから、読み始めたら最後まで読むことをオススメするよー!
『朽ちていった命』読了。
こういうドキュメンタリーものは初めてだったけど、普通の小説とは違って実際にあったことだけに重い。
大内さんの染色体の写真と、「俺はモルモットざゃない」という言葉が頭から離れない
放射線の力にただただ恐怖を感じた
>>59 合う合わないがあるからねぇ
ジーン・ウルフの新しい太陽の書シリーズはどうかな
SFの括りのファンタジーだけどハマれば唯一無二
>>59 ファンタジーつったらダイアナ・ウィン・ジョーンズとか
ハウルの原作の人で、もともとSFの人らしいからそういう要素もあるけど、やっぱイギリスファンタジーっていうとこの人な気がする。
あとはさんざん守り人シリーズと比べるのに引き合いに出されてる勾玉シリーズ試してみるのもいかが
「わが魂、永遠の闇に」
復讐劇なんだけど陰惨、エログロ、救い無しと
もう完璧。
昭和初期〜中期の作家の高い筆力で描かれる、
仇の肛門に擂粉木をぶち込むシーンは圧巻ですた。
でも、図書館戦争よりはダメージ少なかったです川'A`)
清水次郎長について書かれている本を読んでる
読むのが止まることはないけど、うまく頭に入らないorz
歴史書って難しいね…
「わたしを離さないで」読了
前半と後半で、主人公に対する印象がガラリと変わった
友情よりも愛情と言うか、キャシーもやっぱり女なんだなぁと
主人公に嫉妬するのはお門違いだろうけどw
>>59 聊斎志異
中国の怪異譚なのだが、ほのぼのするようなのも多くて割と好き
寝る前にちょこっと読めるし
しかし、情緒豊かな文章ではないな……
自分はまだ読んでないが,新潮社からFantasy Sellerというアンソロジーが出ているので
それを読んでみるのもいいかも
ただファンノベ大賞出身者が多いみたいなので、これファンタジー?なのがあると思う
>>59 最近読んだファンタジーで一番面白かったのは、ジョン・ミンヒ「ルーンの子供たち」。
某ネトゲの原作なんだけど、読み応え十分、完成度高し。
分厚いハードカバーで第一部冬の剣(全3巻)と第二部DEMONIC(全5巻)が出てます。
冬の剣はノベルス版でも出てるけど、萌え絵が表紙なんでおすすめできない。
>>59 最近面白かったのはミストボーンかな。一巻のだるさを乗り越えれば面白かった。
あとは、ほたるの群れ、タザリアシリーズも面白い。どちらもまだ完結してないけど…
あとは童話物語がおすすめー
自分は今、一人で野中柊を読み尽くす祭り中でございます。
>>63 自分は本を読んだ訳じゃないからスレチですまんが、
その事故関連はNHKスペで見たよ
看護師さんの淡々とした記録が印象的だった。
本当に気の毒だった…
>>63 この大震災が起こる数年前にブックオフで題名が気になって
斜め読みしたけど、あまりのすさまじさに耐え切れずそーっと棚に戻した。
この本をしっかり読むだけの精神力は自分にはない。無理。
死に至るまでの苦痛とか想像しただけでももう辛くてたまらん。
今回の大地震で、
前に読んだ東野圭吾さんの
「パラドックス13」が
まっ先に頭に浮かびました。
75 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 00:08:43.87 ID:3M8wWoxF
森見さんの『有頂天家族』読んだ!!いやーおもしろかった!自分の周りにも狸が化けたのがあるんじゃないかって思っちゃう。
76 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 00:13:59.77 ID:+C50UqQa
梁塵秘抄が面白かった・・・って書こうと思ったんだけどなんか浮きそうね、、、
77 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 00:21:45.47 ID:zvgrvYke
もしドラ読んでるけど、ちょっと面倒臭いなコレ
今様だっけ
おもしろそう
古典とかおもしろいから色々読んでみたいけどなかなか手が出せないんだよなー
79 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 00:33:14.97 ID:+C50UqQa
>>78 おお!反応してくれる人が・・・
光文社古典新訳の現代語バージョンだよ
Jpopと変わらないノリで楽しめた
>>62 バーティミアス大好きだった
ヒストリアンっていう吸血鬼を巡るミステリーもののやつも好きだったなあ
落窪物語読了!
面白かった 典型的なシンデレラストーリーで爽快感が半端なかった
ただ一番記憶に残ったのが変態爺さんっていうのが腑に落ちないw
82 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:26:36.95 ID:mAobLof0
「守り人シリーズ」アマゾンでは評価たかいよね。
私もなんかイマイチだったな。
ネットの書評は宛てにしちゃダメなんだね
83 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:26:55.09 ID:+C50UqQa
ふぁんたじー好きな人多いみたいだがハリポタには興味ないの?
84 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:27:43.66 ID:+C50UqQa
昔友達とハリポタのエロ同人やってたお。
チェリーポッターの童貞喪失物語
ハーマイオナニー・グレンジャーとネビルと夜の宝物庫で3Pさせるのw
85 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:31:55.24 ID:gvFv88MZ
人間のクズだな
86 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:32:47.12 ID:+C50UqQa
それはどうもすみません
87 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:33:50.75 ID:gvFv88MZ
イギリスの作家って面白い人が多いよな
ドイルとかレッシングとかオーウェルとかイシグロとか
いっぽうフランス人の書くものはどれもこれもつまらない
あなたがフランス文学に合わないだけかと
いしいしんじのトリツカレ男を読んだ
童話っぽくて不思議な感じで最後までのめり込めた
登場人物がみんないい味出し過ぎて楽しい
ディズニー映画みたいに脳内再生されたw
89 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:43:05.17 ID:gvFv88MZ
「ひとそれぞれ」なんてファイナルワードを出してくるからには一通りは読んだ上なんだろうね?
何も読まずに一般論言って回る馬鹿がいるとは思えないし
>>87 フランス人作家はダニエル・ペナックとか面白いよ!
「人喰い鬼のお愉しみ」マロセーヌ・シリーズがおすすめ
高級デパートのお客様係、通称「いけにえの羊」、要はモンスターカスタマーの苦情をただひたすら聞き、
心を痛めて滂沱の涙を流し、よろよろと取りすがって、何でもします何でもします
お客様の被った心の被害を賠償するためなら僕はなんだって…!とこの世の終わりのように懺悔する係
その係であるマロセーヌの理不尽なまでに強固な家庭愛(全員父親の違う大勢の兄弟を一人で養っている)と
彼の巻き込まれる理解不能な事件のお話
っていうかフランス映画やフランス小説って、日本人がそのシチュエーションに放り込まれたら
まず選択しなさそうな行動ばっかりとるよねwいや自分は好きなんだけど
日本人だからというより喪だからということもある。
92 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:49:18.18 ID:gvFv88MZ
>>91 いやいやいや、喪がどーのじゃなく。まあそこらへんは個々人の感じ方かもしれないけど。
イギリスだとサッカレーが面白い。
95 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:51:28.69 ID:gvFv88MZ
いしいしんじは麦ふみクーツェを読んで
まだこんな人が出てくるんだなあと他の著作も総チェックしてみたものの
どれも「…あれ?こんなもん?」っていう
そうなんだ・・・フランスの小説って、自分が顔さえよければ
やりたかったこと、したかった振る舞いが全部そのまま出てくる
ように感じてたけど
私の感覚が日本人とズレてるのかな
97 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:55:56.12 ID:gvFv88MZ
日本の美男美女とはだいぶ感覚が違う感じだしな
クンデラの短編のおまんこ祭りっぷりはさすがにイライラする
98 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 01:58:13.34 ID:gvFv88MZ
しかもそんな「顔がいい連中がオシャレに振る舞う小説」って逆に思いつかんし
サガン読んだ時にそんなこと思ったなあ
ハリポタは文庫本でたらよむ予定
102 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 08:25:57.44 ID:gvFv88MZ
そこで日本の小説出してどうすんだ文盲ハゲ
ID:gvFv88MZ
この人に触らないほうがいいよ
他スレでも暴れてるし
104 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 08:44:55.61 ID:gvFv88MZ
スレッド別に猫かぶったり馴れ合ってたりもするなら
そうやって粘着してアホみたいに(アホなわけだが)御注進して廻るのもそれなりの意味があるのかも知れないが、
このとおりどこでも素のままだからなあ
106 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 08:55:09.18 ID:gvFv88MZ
本の話はしねーの?
エドガー読んでる人いる?
最初はどれが読みやすいとかあったら教えてほしす
108 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 14:00:04.62 ID:tQ45kGAg
>>79 閑吟集好きです
お酒の席での艶っぽい笑いさざめきやため息が聞こえるような世界だなあ
110 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 15:47:22.34 ID:RMQt+ZQ3
エーコのバウドリーノ読んでる/読んだ人いる?
伊坂幸太郎さんの『SOSの猿』読了
相変わらず話の見せ方がうまくて面白かった
スレチだけど五十嵐大介?さんの『SARU(上・下、こっちはマンガ)』と一緒に読むと、お互いに補完しあっててより面白い!
守り人シリーズ実写化するならバルサ役は澤選手で
113 :
彼氏いない歴774年:2011/07/18(月) 18:51:58.34 ID:pXs0M0jS
「神様のカルテ」読んだ
自分は性格悪いのかもしんない・・
登場人物みんな良い人とかって読んでて疲れたわ
良い話なんだけど、スパイスがたりないというか、
ハルさんなんて想像上の人物じゃないのか?
現実にいたらかなり劣等感とか覚えると思う
>>107 ポーなら1冊短編集買えばおkだと思う
まずは『黒猫』からどうぞ
世迷いごと マツコデラックス
読み応えはあった。
次は男を語った話読みたいけど、本人が無理って言いそう。
ここで見た地を這う祈り読んだ
紛争地域に生きる人たちの人生は壮絶すぎて、自分がどれだけ幸せか嫌というほど感じた
次は物乞う仏陀を読んでみる
小路幸也「21 twenty one」読んだ。
21世紀に21才になる21人のクラスメイト。
特別な絆で結ばれていると全員が信じていたのに
仲間の一人が25才で自殺してしまい
「その原因は自分にあるんじゃないか」とそれぞれが思い悩む。
「生きるとはなにか?」を問う人間ドラマ。
ずっと続いていく幼少からの絆って羨ましいけど
一人好きな私には頑張っても難しいものだ。
この本を読んでまた「大事に生きていかなくちゃ」と思った。
超訳 ブッダの言葉
ニーチェのほうも読んだけど
こーゆー本て読み終わった直後はマジでいつ死んでもいいなって思うわ
人生ってなんなんだろう
イギリス文学に手を出してみようと思うんだけどなにかおすすめってあるかな
これいいよっていうのがあったら教えてもらえると嬉しいです
>>119 王道だがハリー・ポッターは馬鹿にできない
あの世界観は大人でもどっぷりハマれる
あと個人的に好きなのは
「霊応ゲーム」パトリック・レドモンド(ミステリーホラー?)
「スノードーム」アレックス・シアラー(児童文学寄り)
「ドリアン・グレイの肖像」オスカー・ワイルド(耽美)
アガサ・クリスティ全般(ミステリー)
美しく格調高い文章が読みたかったらヴァージニア・ウルフもおすすめだな〜
>>119 こういう先生に出会えたら幸せだったなあと思う「チップス先生さようなら」
喪女にも楽しめるラブストーリー「ジェーン・エア」
王道だけどオースティンの『高慢と偏見』は好きだなー
>>120-122 ありがとう!どれも気になったからとりあえず全部読んでみる!
ほんとありがとう!
ハリーポッターは読んだよ。良いセリフ多いしおもしろいよね
長いけどすらすら読めるし呪文とか覚えてしまって楽しい
ネットで古本が安く手に入るところないでしょうか?
>>119,123
締めてるけど、あげてみる。
カズオ・イシグロの長編。
この作者は元は日本人だけど、イギリスに帰化したし、ブッカー賞を
とってるぐらいだからその作品をイギリス文学に入れてもいいよね。
ちょっとお下劣入ってるけど、フロスト警部シリーズも挙げたい。
最後にすべてが一つにきれいに収斂されていくのは見事。
死ねばいいのに/京極夏彦
2ちゃんでもよく死にたいって表現よく見るけど、
普段死にたいって言っている人は読んだ方がいいよ思った
>>125 カズオ・イシグロの著作いろいろ見てみたけどどれもおもしろそう
フロスト警部シリーズも読んでみる!
いい作品を教えてくれてありがとう!
東野圭吾さんの「夜明けの街で」
映画化が楽しみです。
湊かなえさんの「少女」も
映画化してほしいです。
そして二人いるほうの片方の子を
前田敦子さんに演じてほしいです。
笙野頼子の「母の発達」とか「レストレス・ドリーム」あたりはすごく面白かったけど
最近のわけわからん文章、あれ一体何言ってるのかわかる人いるのかな?
笙野頼子みたいなみなさん、いかがですか?
辻村深月は毎回読んで後悔するのに、新刊(文庫)見つけたら買ってしまう。
よくこんなにダラダラ話を進められるなって感心しながら読んでいる
引っ張りに引っ張ったあげく大してどんでん返しもない
誰か Somebody/宮部みゆき
この人の作品は可もなく不可もなくってのが多いな
途中で読むのやめるほどつまらないわけじゃないが
また読み返したいと思えるほど面白いわけでもない
>>124 amazonで1円とかであるのが安いよ
133 :
彼氏いない歴774年:2011/07/20(水) 18:48:23.60 ID:pkT0ncRz
星を継ぐもの/ホーガン
読み終わってタイトルに納得した。30年も前の作品なのに全然古くさくない。
しかし科学的知識が少ないとちょっと読みづらいかもしれない。かくいう私もそうで、はじめの方はなかなか進まなくて挫折しかけた。
続きもあるみたいなのでそっちも読んでみようと思ってる
笙野頼子は何度もチャレンジしたけどどうしても読破できん。
ほしつぐはアイデアは最高だけど小説家の文章じゃないのが残念だったな
おはなしというよりひたすら説明のための筋立て。
ホーガンとかいうオッサンがブレーンになって筆達者な人に書かせればもっと…とは言っても詮無いが。
たぶん「ハードSFファン」を自任するような人は文章がどうたらとかわからないし興味ないだろう
>>130 辻村深月は「冷たい校舎〜」から「名前探しの〜」までは出る度に読んだ
ペンネームを繊細で皆に愛されている設定のヒロインから取ってるのが気持ち悪いし
どの作品も無駄に長い所と叙述トリックの引き出しが無さ過ぎ
>毎回読んで後悔する
これほんとその通りw
何故小野不由美を読んでるってレスが1つもないんだ!
加筆修正で再版されてるゴーストハントシリーズ面白いよ
元ティーンズハートだし一人称視点だから文体がモロに昔のラノベで最初引くかもだけどw
でも内容はしっかりしてるし怖くて面白い
小野不由美ばっか押されてもなあ
ドストエフスキーの悪霊
人物描写がやっぱりものすごい
続きが気になってがっつきながら読んだ
最後はうん……久々に虚脱したわ
「わたしを離さないで」の泣かせっぷりはもはや暴力の域…悲しすぎて二度目が読めない
「存在の耐えられない軽さ」の終わり方に匹敵する
思い出すだけでヒキョーなほど胸を揺さぶられる
あと作り話で涙がチョチョギレたのは「ポラーノの広場」くらいか
>>138 あ、ごめん、このスレしか見てなかったけど前にも出てた?
>>140 わたしを離さないで、は映画も良かった
展開は駆け足だったけど、本を読んだ時に想像した空気感が表現されてたように思った。
「あなたのための物語」読んだ。
バリバリのSF文体なのでちょっと読みづらかったけど、一気に読んでしまった。
誰にも愛されず一人死んでいく時の光景って、こんな感じかと考えると、喪には堪えた…。
帯の文章は若干誇張しすぎかとは思ったけどね。
恩田陸の「麦の海に沈む果実」が大好きでしょっちゅう読むんだけど、
この話に似たような雰囲気の小説ってありますか?
学園が舞台でミステリアスで読後切なさが残るような、そんなイメージなんですが…
湊かなえの夜光観覧車読み終えた。
告白や贖罪にくらべると、どんでん返し感が薄いけど
相変わらず人間の黒さはうまいなぁ。
今度は少女を読もうかな。
三月は深き紅の淵を
>>144 北村薫の「秋の花」は?読んでたらごめん
ナツイチの「短編復活」の中の
「特別料理」が怖かったです。
ゴキブリとか寄生虫とか
食べられない(・ω・;)
ナツイチに入ってる谷崎のマゾヒズムなんたら買ってきた。スタバに籠って読む!
150 :
144:2011/07/21(木) 11:29:28.98 ID:YLB2MeJR
>>147ありがとうございます。
あらすじを読んだら面白そうだったので探してみます!
>>148 綾辻の?
大分前に読んだけど、よみながら吐きそうになった
胸が痛くて、苦しくなるくらいのせつない恋愛小説が読みたいです
何かオススメ教えていただけますか?
ふだんは江國香織とかよしもとばななみたいなふわっとしたのを読んでるんだけど、
夏なので、気分だけでも恋愛に浸りたいです
純愛ものって難しいよね…
個人的には『いちご同盟』と『肩ごしの恋人』かな…。
あと『モルヒネ』。
どれも恋愛メインじゃないかもだけど…
モルヒネは漫画版を合わせて読んだら色々繋がって
じーんときた。
>>152 昔このスレでオススメしてもらった姫野カオルコのツイラク
いちご同盟懐かしい
中学の国語の教科書に載ってた
最近嫌なことが続いていて結構精神的にまいっているんですが、
読むと元気になれるお勧めの本ありませんか?
純愛物以外でお願いします!!
奥田英郎の伊良部シリーズなんていかが?
いい感じに緊張が緩むよ
>>152 三島由紀夫の豊穣の海より『春の雪』が私的に究極の恋愛小説かな
武者小路実篤の『友情』も相当切ない
関係ないけど武者小路実篤は帝大中退の割には文章が稚拙だけど、わざとなのだろうか…
現代小説だと三億円事件がモチーフの『初恋』とか良かったよ
>>157 梨木香歩『裏庭』 ちょっと長いけど幸せな読後感
>>153、154 、155、159
たくさんにありがとうございました!
みんな読み応えありそうでわくわくします
どっぷり浸りたいと思います
ありがとうございました
前にここで挙がってた三島由紀夫の「夏子の冒険」がすごく面白かった!
綺麗な比喩は相変わらずだけど、文体がシンプルで、どことなくコミカルでくすっとくる
品の良い喜劇ってかんじだね
三島由紀夫の作品で他におすすめってないかな?喜劇でも、悲劇でも
「金閣寺」「仮面の告白」「豊穣の海」は既読です
今のとこ「夏子の冒険」が一番好き
全集を片っ端から読むのはちょっとキツイので
>>161 三島由紀夫だと『獣の戯れ』と『憂国』が好きかな
『獣の戯れ』は一組の夫婦と青年をめぐる物語なんだけど、
エロスとタナトス、正常と狂気のあわいをぞくっとするような文章で描き出しているところが好き
『憂国』はもう読んでるかもしれないけど、青年将校が切腹する話
血や痛い描写が駄目だったらお勧めしないけど、
かなり凄惨なのにそれが逆に美しくエロティックで、これぞ三島、ってかんじ
>>157 まだ見てるかな?
荻原浩「神様からひとこと」とか金城一紀「フライダディフライ」とか
ついでに自分もオススメ聞きたいんだけど、太平洋戦争扱った小説でいいのあるかな
「永遠の0」「大空のサムライ」「亡国のイージス」「野火」「僕たちの戦争」は既読
>>164 山崎豊子「二つの祖国」
主人公はアメリカに住む日系人だけど。
>>152 島本理生の「ナラタージュ」
最後のページまで読み切って、一番好きになった本
>>164 古処誠二『接近』
坂口安吾『白痴』
野坂昭如『戦争童話集』
印象深いのが色々あって選べないなぁ…。
実録ものがいいとか架空戦記がいいとか、
沖縄、ヒロシマ、ナガサキ、東京大空襲、
戦地、銃後、植民地文学…とか、
特に希望はある?
もういっそのこと『戦争文学を読む』とかどうよ(ごめん…)
あと集英社から戦争文学全集出るね。
実は私も読みたいジャンルなので、
いろいろおすすめ教えてもらえると嬉しいです。
図書館で4冊借りてきたんだけど、そのうち二冊に書き込みがしてあった
一冊は一つだけ、しかも誤植の訂正だからまあいいんだけど
もう一冊は完全に調べ物メモ
初めから終わりまで線引いたり丸つけたり、勉強熱心なのは結構だけど図書館の本でするなよ!
直線と波線まで使い分けるほど重要な調べ物なら買え!
面白い本なのにもううんざり
これ自分で消したらダメかな?本痛んじゃうかな
>>168 ご愁傷さまです……あれほんと嫌だね…
鉛筆シャーペンの落書きで、消しゴムで消せるものであれば消していただけると
本当にありがたいです(強制じゃないよ!)
消したらページぐしゃぐしゃになるかも、むしろ破けるかも、みたいなデリケートな紙質のものや
ノド側(本を開いた中心部)超ギリギリの書き込みに関してはムリしないでください
紙の切れっぱしでも挟んで(のりつき付箋だとページ破く可能性あり)返却時に
「ここにひどい落書きがあります」とでも伝えてもらえたら最高です(強制じゃないよ!)
古本で時々ちょびっと書き込んであったり、風情のある栞が挟まったままだったりすると
むしろ得した気になるんだけど、図書館の本はきれいに扱って欲しいものです
以上地方公立図書館職員より……
>>169 レスありがとう!
わりと厚くてしっかりした紙だから、ちょっと試して大丈夫そうならやわらかい消しゴムで消しながら読み進めていきます
図書館職員の方はそういうのも仕事のうちなのかな?
お疲れ様です…
みんなの物なんだから利用者皆が丁寧に扱ってくれればいいのにね
北森鴻何で亡くなっちゃったんだーーー
人物の会話はちょっと苦手だけど、ストーリーそのものは面白いし
何より夜中に読むのがしんどくなるくらい出てくる料理が美味そうで…
香菜理屋行きたいよう
>>152 締めてるのにごめん。
葡萄が目に染みるもいいよ。
喪女には身に染みすぎて辛いw
本多孝好『MOMENT』読み終わった
どれもハッピーエンドじゃないし、その願いの背景は
ドロドロしたものがあるんだけど淡々と書かれてて妙に爽やか
「FIREFLY」のオチが切なかった
あと神田と森野の関係が羨ましい
そうです!
恐ろしいです。
>>151 そうです!
恐ろしいです。
「子供を作ろうか」で終わっていて
ますます恐ろしいです。
自分の指では飽きたらず
今度は作った子供までもを…?
と想像してしまいました。
>>161 私は「美徳のよろめき」が好き。
あと「夏子の冒険」と迷って「純白の夜」の方を買ったけど
サクッと読めて面白かった。
>>161 前にも出ていたけどエッセーは「レター教室」とか「新恋愛講座」とか外れがないよ
小説は「女神」が私は好きだな
女性と恋愛にまつわる短篇集で本当に洒落ている
共感というよりは断然憧れの対象としての美しい女性ばかりだけど
男女分け隔てなく恋愛の醜さや狂気や、それらと裏腹のロマンチックさも描いてるのが見事だなあと思う
喪のお前に恋愛の何がわかるのかって書きながら思ったけどw普通に面白いので是非
>>175 ネタバレに繋がるような事を書くなよ、最低。
164だけど
>>165>>167ありがとう。どれも未読だから読んでみる
>>167 そうだなあ。出来るだけ当時の様子がよく調べてあると嬉しいな
敗戦が濃厚になってくる18年代〜あたりで海軍・陸軍関係出てくると尚一層嬉しい
あとは戦時下の一般市民の生活が見れるものとか
書き忘れたけど「少年H」「雲の墓標」「日輪の遺産」も読んでた
小説じゃなくて漫画だけど水木しげるの書いた戦争体験の本(タイトル失念)面白かったよ
>>164 今日われ生きてあり/神坂次郎
蒼海に消ゆ/門田隆将
太陽の塔/森見登美彦
この人の作品初めて読んだけど面白い。作者の語彙力に脱帽。真面目な語りなのにアホくさい。
今までにない感じな
>>164 遅くなっちゃったけど私からも
今日われ生きてあり/神坂次郎
蒼海に消ゆ/門田隆将
>>164 福井晴敏で太平洋戦争なら、イージスじゃなくてローレライでは?
もし読んでないならどうぞー
>>161 おそレスですまんけど
三島由紀夫だと『岬にての物語』に入ってる『十九歳』て短編が好きだ…
オチがとにかくたまらん
光原百合って喪女っぽくない?
マツコとうさぎの往復書簡
どちらも大して好きってわけではないけど色々真剣に意見の交換をしてて引き込まれた
二人を知らない人が読んだらエッセイというより書簡小説だと思いそうな感じだった
>>179 じゃあやっぱり古処誠二だと思う。
「接近」は沖縄戦の、最前線より少し後ろ、っていう作品だよ
暗くて人の目線を気にするような弱い子ばかりの主人公だけど村田沙耶香好きだよ
GINGER L。という文芸誌で書評の人も押してて嬉しかった
高校生ぶりに宮尾登美子の「朱夏」再読中。
魚雷艇学生 島尾敏雄
ポロポロ 田中小実昌
与太郎戦記 春風亭柳昇
戦艦大和ノ最期 吉田満
戦争物の流れで昔読んだ『戦艦陸奥はなぜ沈んだか?』を思い出した
陸奥が沈没した事について
考えられる要因をいくつか挙げながら、その中でも
『S二等兵が怪しい』という説をやたら強調していて
ちなみに文中ではイニシャルにもしてなかった。さすがに仮名とは思うがそんな断りもなく
最終的には、謎が解明されないまま疑問系3連発で終わっていた。
『積まれていた爆弾が爆発したのか?
機器の故障だったのか?
S二等兵の仕業なのか?』…てな感じ。
子供向けのトンデモ本だったから今は絶版だろうけど、なんか妙に印象に残ってるな
なんか夢がある冒険モノみたいな本ないかなー
童心に返ってワクワクしながら読めるような・・・
最近ミステリーやホラーや欝モノばかり読んでて滅入ってきてしまった('A`)
>>189 今ネットで注文したけど
面白いですか?
>>192 80日間世界一周がおすすめです。
主人公がかっこいい
>>192 児童文学になるけどリンの谷のローワンシリーズは面白いですよ。
哲学的ファンタジーより娯楽的ファンタジーの感が強いし
一話完結で子供向けだからボリュームも少なくて気楽に読める感じ。
いしいしんじの「麦ふみクーツェ」読んだんだけど、
面白いような、面白くないような、つかみどころのない世界観。
この人の本ってみんなこんな感じなのかな。
>>196 確かにつかみどころのない作品も多くて、いしいしんじは読む人を選ぶ作家かもしれないけど、
全部が全部そういう作品ばかりではないよ
『プラネタリウムのふたご』なんかは寓話のような神話のような雰囲気がありつつ、
でも騙し騙されることの優しさが直球で胸に迫ってきて、問答無用で泣かされたw
好みはあると思うけど、読みやすい作品だから、もし読んだことなかったら是非
>>194>>195 レス有難う!
娯楽的ファンタジーって言葉に惹かれたから
とりあえずリンの谷のローワンって言うのを読んでみようかと思ってる
アマのマーケットプレイスで1円!
>>191 陸奥爆沈のガキ向けリライトじゃねーの?
吉村昭のそれは別にトンデモじゃねーけど。
各国の軍船で単なる火の不始末(弾薬庫で酒盛りとか)から同様の事故は多く起きており「謎」はとくにない
犯人名指ししてたかどうかは忘れたが、人の出入りの記録からして客観的にほぼ特定はされてたはず
>>196 いしいしんじ作品でつかみどころのあるやつは意外なほど単なる「いい話」だよ
つかみどころがないからおもしろいの
200 :
彼氏いない歴774年:2011/07/25(月) 01:11:39.43 ID:yhpjqNha
ウンコちゃんたちは森茉莉のエッセイとか読まんの?森茉莉サイコーにCOOOLだYO
201 :
彼氏いない歴774年:2011/07/25(月) 01:13:08.37 ID:yhpjqNha
あと佐野洋子とか。佐野洋子死んだけど全然悲しくないよね
先輩おつかれっス!って感じ
なにしろKOOOOLなババアだった
ラーシュ・ケプレル「契約」読んでるんだけど、作中に、スウェーデンでは
財産を侵害しない限り他人の敷地に入り放題だという法律があるとあってカルチャーショックを受けた
読んだ感じでは、例えば「うわーきれいな庭!芝生で日光浴させてもらおう。ピクニック(・∀・)!」とか
「わあブランコがある、誰も遊んでないし乗っちゃおう。あの花きれい写真撮っちゃおう」はOK、
「わあラズベリーの実が食べ頃じゃん!ジャムにさせてもらいますよプチプチプチプチ」はNGのような…
スウェーデンの田舎育ちの人がいきなりアメリカに引っ越したらかたっぱしから射殺されそうな(;´Д`)
203 :
彼氏いない歴774年:2011/07/25(月) 01:34:05.76 ID:yhpjqNha
まあうちらのあたりでも別に近所の人が勝手口開けてもフツーですけど。
敷地外から呼ばわるなりインターフォンなりで許可得ないとどうこうと厳密に言うのが
むしろすぐ鉄砲撃つか訴訟したがるアメ公だけの奇習なのではないでしょうか
>>172 葡萄が目にしみる、自分も好きだw
初めて読んだ時(中一)は特になんとも思わなかったけど
大学生で読み返したら喪女あるある過ぎて号泣したw
まああの主人公ほどリア充じゃなかったけどさw
>>202 へー初めて知った
勝手に家の庭でピクニックされてたら嫌すぎるなw
205 :
彼氏いない歴774年:2011/07/25(月) 01:47:41.48 ID:yhpjqNha
あとシバフっつっても日本的に掃出し窓の真ん前の猫の額みたいなそれじゃなくて
地権上どっかの家に属してるだけの道端のスペースみたいな話だろ
>>203 いやいや、そこの家の人に用事があって勝手口から入ったり、玄関あけて首突っ込んで
「Aさんいる〜?いないの?しょうがないなー届け物おいてっちゃうよ〜」するのは
日本人にも何の違和感もない。
そうじゃなくて、そこで言及されてるのは、通りすがりのどこの家(の庭)にも、
自分の都合で入っていいの。で、そこを好きに使っていい。自然享受権というそうな。エエー
>>206 へえ。まあ街中にヒッピー村があっても「本人らの勝手でしょ」って完全スルーしてるような土地柄だからな
でももし日本人旅行者がそれの真似して「何だオマエ?」みたいな対応されたらちょっと泣くね
昔読んであんまり細部は覚えてないけどフィンランド冬戦争の記録はたんじゅんに胸が熱くなった
まあ戦争の話で興奮してるのはガキならではだけど
変身/カフカ
救いがないってよくきくけど、最後の終わり方が意外に爽やかであまりネガティブな感じがしなかった。
主人公からすればバッドエンドだろうけどねw
「主人公」の運命やいかに…って読み方をする人はカフカ作品をラノベとして読んでるにすぎない
ブンガクの読み方がまだわかってねえ
別にいいんじゃないの
どういう感想を持つかは当人の感受性しだいなんだし、正解も不正解も無い。
ただ、それを他人に押しつけるのはどうかなと思う。
感想を話す事自体は否定しないけど
『〇〇を読んで××と感じないなんてw』みたいなのは…
その時はそう感じてても、後から読み直したら印象が大きく変わる事もあるし。
逆に、変わらず面白いって事もあるから読書っていいな〜とw
「変身」は下宿人が出てくる辺りから読むのが辛くなった
「ひゃくはち」読んだ
重松清に似たような話あったろ
妊娠ネタ寒い
アホの鋳型みたいなステレオタイプな反応
何度も言ってるが正しい読みは無くても間違った読みはあるんだよ
そもそも「正解のおしつけ」なんてしていないはず。該当箇所を示してみ
なんとなくアホの本能で
>>209が誹謗されてると思ったのだろうが「最後が意外にさわやかな感じ」というのについてこちらは何の異論もない。
純文なのに単にスジを追ってるだけの「間違った読み」というものが往々にしてあるよね、という話をしたにすぎない
典型的な例を示すなら「旅をする裸の眼」のamazon書評でも参照するといい
「ひとそれぞれだよね〜」って言いに出てくる奴ってのは要するに何も考えてない奴なんだよ
もう怒ったん?
アホは他人の言動が気に障ったら自動的に「私は被害者」って思っちゃうらしいけどさ
人間が怒るべき時ってのは自分の身の安全や身内の名誉をおかされた場合だけで十分じゃないかね
はい、黙ってNGで
次行きましょう
正々堂々と論駁できないカタワはこれだもんなあ
NGにするのが卑怯って言ってるんじゃないぜ。NGにしたアピールしかできないのが人としてダサダサなんだよ
まあいいや。戦争文学どうこうのシメだが、戦闘員の手になるものだけじゃなく引き揚げ者とかラーゲリ関係も外せない
あえてフィクションノンフィクション評論は区別しないが
「流れる星は生きている」「脱出(吉村昭の)」「収容所から来た遺書」「望郷と海」
「蟻の兵隊」というのを買ってきたが読んでない。ネットやってるとまるっきり読書しなくなる
NGはじめてつかった!便利だね
夏だな
曇り空にさっと日が差し込むようなイメージがあるな>カフカ変身最後
家族に引きこもりとか基地外とかいる家ってこんな感じじゃなかろうか。
三島さんの春の雪は美しい
変身系ならフィリップロスの乳房になった男もなかなか良い
今、浮世女房洒落日記って本を読んでる
江戸時代の日記なんだけど、体型気にしながら桜餅食べたりイケメン火消し目当てに火事場見に行ったりしたり今と変わらんwwて感じで面白い
>>192 いまさらごめん。
宮尾登美子の朱夏は、連作なんだよ。
「櫂」→「春燈」→「朱夏」→「仁淀川」
作者の自伝的小説です。
宮尾登美子作品がはじめてなら「蔵」からはじめるのがオヌヌメ。
>>225 そういうのお好きなら「光明に芽ぐむ日」おすすめ。
大正時代の普通の女の子が遊女になる戸惑いとか、日々の生活とかが書いてあるよ。
作者は森光子さんだけど、あの方とは関係ない。
一人三浦しをん週間
「光」「私が語りはじめた彼は」「天国旅行」を読んだ
私〜と特に天国旅行がすごく良かった
作品ごとに結構文体のタッチが変わるから読んでて楽しい
個人的に三浦しをんのエッセイが大好きなので
「星間商事株式会社社史編纂室」は読んでてすごく楽しかった
こういう話また読みたいけど一般受けは難しいだろうなあ
>>255 検索してみたら、日記風の小説みたいだよ
でも面白そうだから読んでみよう
>>229 えっそうなんだ。後書きも無いし本当に本物なのかな?と思ってたよ…お恥ずかしい
>>227 遊女の日常とか想像もつかないな。図書館で探してみる。おすすめありがとう
ここに出てた葡萄が目にしみる読んだよ…プールの描写とか友達に対する劣等感とかリアル過ぎて死にたいww
川上弘実のセンセイの鞄も読んだ、センセイが凄い理想のタイプでドキドキした、こういう人に将来会えるなら30過ぎても喪女でいいやとか思っちゃったよw
>>228 コラムが先だったけど、単行本は星間商事株式会社社史編纂室が初のしをん作品だった
面白かったよ。もっとオタク押しの読みたい。活字倶楽部にもしをんさんは愛されてるし
233 :
彼氏いない歴774年:2011/07/26(火) 20:48:34.65 ID:7YKQrkT8
上の方で宮尾登美子さんの名前が出てたので思い出した
「一絃の琴」は自分の中で殿堂入りにしたい一冊
NHKでやってたドラマも良かったなあ
前スレで教えてもらった 筒井康隆/口紅に残像を を読了。
作家の主人公が「小説から一つずつ文字と音を消していく」ということを至上目的に作品が進む。
台詞だけでなく脚本自体から音が消えるので、物語が進めば進むほど使える文字が減っていく。
そんな制限の中で文学、小説を書き切ることができるだろうか、という実験的作品。
個人的感想は、試みは大変面白い、けどその作品が面白いかはまた別の話でした。
作者自身もそれが一般的に面白く仕上がるとは思っていなかったけど、ある種の挑戦として
一冊を仕上げたかったようです
235 :
彼氏いない歴774年:2011/07/26(火) 21:22:14.84 ID:EzUsmHtP
阿呆ですまんが 昨日初めて梶井基次郎の檸檬を読んでみたんだ。
あれすごい面白いね。読みやすい。
特に 冒頭部分に惹かれたわ。
自分はどうしてもレモンを持ってるゴリラが浮かんでダメ。
梶井基次郎も太宰治みたいなビジュアルだったならなあ…
米澤穂信のボトルネック読み返した
普通に読んだらただただネガティブになる話なんだが
もっと違うメッセージがあるんじゃないかと深読みしてしまう
読んだ人いたら感想聞きたいです
>>239 うおレス見返したら逆だw
失礼しました
カズオイシグロの『わたしを離さないで』読了
翻訳本は苦手で海外作品は敬遠してたけどこの作品は読みやすかった
予備知識がなくて読む前はタイトルからベタベタなラブストーリーを予想してたから、読んでみたらSFチックでびっくりした
涙は出なかったけど読後胸がジーンとした
>>139 ドストの悪霊イイよね!
登場人物が皆、濃ゆいww
梶井基次郎はKの昇天が好きだな
使命と魂のリミット/東野圭吾
オチは好きじゃないけど、サクサク読めていい
読んでて楽しい
245 :
彼氏いない歴774年:2011/07/28(木) 15:01:04.76 ID:e9q8CGrd
梶井の話になると必ず顔ネタが出るなんて
246 :
彼氏いない歴774年:2011/07/28(木) 15:03:15.46 ID:e9q8CGrd
クンデラは読むのが辛い
247 :
彼氏いない歴774年:2011/07/28(木) 15:06:35.92 ID:e9q8CGrd
リン・ディンが好きな喪女いる?
さっぱり系の超平凡で面白い笑えるマンガあったら教えて下さい
優先的に恋愛も無し、ドロドロ無し、ミステリーも無し。
桐野夏生のグロテスク了読
数年前に一度読んだことがあったけど、
二度目でも十二分に愉しめた。
このままずっと喪女処女なら私も娼婦にでもなろうかな、なんて思ったり!
>>248 マンガはスレチだが あずまきよひこのよつばと!
食堂かたつむりを読んだ
◯◯だから〜〜で、とか説明が多かったけど好きだわ
やめろブスじゃ安値しかつかん、処女のほうが五万倍は価値がある
人間との交流がない、冴えない人の日常を有りのまま描いた本ってありますか?
物語って人と人がいて進むものばかりなので、たまには人間との交流が一切ない起伏のない話が読みたいです
一人ぼっちの日常をただ描くだけのような…
そんな本ってないんでしょうか
254 :
彼氏いない歴774年:2011/07/28(木) 17:27:50.51 ID:TWhxjfHw
小松左京さん…
カフカの変身読んだ
ひきこもった実体験とダブって辛かった
引きこもり始めた頃は楽しいけど、家族の負担を知ってと自分が邪魔者だと気づく辺りがリアル
元の兄さんに戻るかもと家族が希望を持ってたのが悲しかった
ラストで太宰の小説を思い出したなあ
名前がわからないけど、放蕩する長男が死んで(父に殺された?)
妹が「兄が死んで私達は幸せになりました」という小説
>>248 やさぐれパンダと猫村さんオススメ
漫画かは微妙なとこだけど
長いこと片思いしていた人に告白して玉砕しました
こんな今の私におすすめはありますか?
人間失格
>>247 ノシ
「血と石鹸」すごく好みだった
あまり日本じゃ知られてないのか情報が入ってきにくいけど、
新作は出てるのかな?
>>257 江國香織 落下する夕方なんてどうかな?
長いこと付き合った人と別れるところからはじまるお話なんだけども
つらいときだと思うけど頑張って!
>>257 失恋のおくすり/バンビススノーフラワー
いろんな人の恋愛に関する名言が載ってる
私も最近ずっと片思いしてた人に彼女ができてすごく落ち込んでいたんだけど、
少し救われたよ
>>257 絲山秋子「袋小路の男」
一途に長いこと片思いしてる主人公。叶わぬ恋。
みんな読み終えた本ってどうしてる?
気にいった本以外
自分はブックオフに売ってるけど一冊10円にしかならないから
もっといい案ないかな
俺は本棚に並べてる
文庫本しか買わないし大して圧迫しない
>>264 基本的に10買ったら7ぐらいまでは手元においてるけど、それ以外…
漫画→まんだらけ、新刊ならブックオフ
小説他→お世話になってる近所の古書店(品揃えの傾向熟知)、それ以外はブックオフ
マニア受け→まんだらけか神田の専門古書店
超ムカついた壁投げ本→ひとりでも手に取る人が減りますようにと呪いをかけて可燃ゴミ
クローゼットにカラーボックス入れてあんまり読まないのはそこに保存
基本的に売らないかな
あと単行本は高いしかさばるから図書館で借りてて買うのは文庫のみで、
スペースには今のところ問題ない
ブックオフ買い取りかなり安いから勿体なく感じる
>>248 「ワンダフルライフ?」ケイケイ
「恋は地獄車」瀬戸口みづき(4コマ…ドロドロかも)
「ギャグマンガ日和」増田こうすけ
「ドラえもん」藤子不二雄(表情とかかなり笑えるよ)
「暴れん坊本屋さん」久世番子
>>264 ブッククロッシングをやってみたいんだけど、気に入った本は後で読み返したくなるのでできない
かといってあんまり面白くなかった本はオススメしたくないのでどこかに置いてくるのも気が引ける
…ということで基本的には手元に置いておくことに
桐野夏生の残虐記読了
グロテスクを先に読んだからかもしれないが、色々似てた気がする
夜の夢、毒の夢って表現とか、高齢処女で男性不信の主人公、ブルーカラーの家庭事情みたいな
面白いような面白くないような、わかったようなわかんないような話だった
罪と罰読了
なんとも言えない気持ちだ…これだから読書は止められない
>>264 無駄に物を溜め込む性質なのが分かっているので基本図書館派。
借りてみて気に入った本だけ文庫本で購入しているからスペースあまり取らない。
わざわざ手元に置いておくほど価値のある本ってそう滅多にない気がする。
>>271 罪と罰良いよね!
そこから入ってドストエフスキーは全部読んだ。で、買った。
>>272 「自分にとって」手元に置く価値のある本ってことだ。そこは人それぞれだよ。
訃報を聞いてから、現在手元にある小松左京の本を積み上げてみた。
女シリーズと、エッセイや紀行文が苦手で手元になく、彼の作品はSFが好きだったんだなあと再確認。
(女シリーズはSFなんだけど、前面に「こんな女萌え〜!」を押し出しててSF成分が見えない)
…でもなぜか「妄想ニッポン紀行 高天原〜伊勢〜出雲」を発見。
これ確か主人公≒小松でとんでもないズッコケオチだったような覚えがある。本日はこれを再読。
写真集、図録、絵本→占用本棚
辞書、一般諸、図鑑→占用本棚、保管用ダンボール
文庫、漫画→要らないものが溜まったらまとめて売る為漫画の売り時をしょっちゅう逃す
「族長の秋」がすごく好みだったのでマルケスがノーベル賞取った「100年の孤独」
読みたいと思って市の図書館行ったけど置いてなくて文庫も出てないなんて
図録やら歴史書を沢山買うので小説は絶対文庫でしか買わないつもりだったのに
どうしたものか
何度も読みたくなるから買って損なし
古本で昔の新潮現代世界の文学のやつ持ってたけど(あのシリーズ装丁が好きで集めてるw)
これからも何回か読むだろうなあと思って新訳の方買ったよ
後悔はしてない
みんな詩集は読むの?
みんながどんな詩を好きなのか知りたい
ちなみに私は
堀口大學、宮沢賢治、大手拓次、北園克衛
みたいに幻想的な言葉を紡ぐ作家さんが好きだ
ちょっと冷たく乾いたかんじとか
>>276 宮沢賢治と北園克衛は私も大好き
男
1・西脇順三郎
>>276さんにも気に入ると思う
2・漢詩いろいろ
3・井上靖
女
1・小柳玲子 乾いた独特のネガティブ
2・石牟礼道子
3・ごくごく初期の銀色夏生(80年代なかば)
茨木のり子がちょっと気になってる
ダン・ブラウンの作品ってスピード感ハンパないよね。
誰かダンレベルの作家いないかな?
>>278 教科書に載ってたのを思い出した
懐かしいなあ
>>276 北園克衛いいよね
他には、北原白秋、井坂洋子、田村隆一、エミリー・ディキンスンが好き
>>281 ディキンソンいいよね!
20代で失恋してずっと引きこもってたナイーブすぎる人だけど、
だからこそ時々喪女が泣きたくなる様な優しいいたわりの言葉が出てくる
五一五事件を勉強したいんだが、良い本あるかね?
>>276 あんまり詩集読まないけど中原中也が好き
リルケが読んでみたい
285 :
彼氏いない歴774年:2011/07/30(土) 09:44:19.18 ID:cb2ItTWH
小川洋子の「人質の朗読会」読了。作家さんにこんな言い方して申し訳ないけど、更に腕を上げたと思う。
昔読書感想文で読んだ「夏の庭」を読み返した
新しい視点で「死」を意識出来た
特に山下がすごい好き
おじいさんが死んだところは生々しくて堪らん泣いた
喪女っぽい子が男装してイケメン達にモテモテ☆…みたいな小説でおススメありますか?
某ドラマ見てハマってしまった…
>>283 犬養道子「ある歴史の娘」がまず思い浮かんだけど
事件自体が出てくるのは最後の方だな
白樺派とか昭和のお嬢さんの生活にも興味あるならどうぞ
>>287 イケパラ?じゃあ小説じゃないけど漫画かアニメで桜蘭高校ホスト部w
私は原作読もうか迷ってて昨日ジウを見たけど・・・やめとこw
>>288 ありがとう
吉村昭みたいに史実を追ってる作品を探してるんだが、そういう方向からのアプローチもいいかも
読んでみるわ
スピードがあってテンポ良く読める小説ある?最近読んだのは湊かなえの「告白」。
「徒然草」がじわじわと面白い
教科書にのってるし立派な人というイメージあったけど
吉田兼好って下世話でエロイおっさんじゃないか…!
>>276 「寺山修司少女詩集」が最も好き。
あとは吉野弘、リルケも訳者違いで二冊持ってる。
最近読んだ鮎川信夫の詩が、ハードボイルド全開で興味深かったw
すべての言葉が無駄にカッケー!
>>274 図書館で借りられる期限では読みきれず、自分で百年の孤独買ったよ。
火星夜想曲と並んで、何度も読んでる。
通読より拾い読みで読んだ方が楽しい作品。
朔立木/死亡推定時刻
読んだ
このテの話は小説で使われる以外の専門知識ないくせに好きだからわりと読む
なんつーか、世の中は底辺の人間には優しくないよね
知らないだけでこんなことはザラにありそうだし
好きな詩集教えてくれた人たちありがとう!
北園克衛好きがいて嬉しいな
みんなが挙げてくれたので図書館にあるやつから手に取ってみるね
特にちょっとググった時点では西脇順三郎とリルケを早く読んでみたい
>>292 ダビンチコード
もう読んでるかもだけど
速読並のスピードで読めるw
質問なんだけど、
みんなは一日に二冊読んだりする?
>>299 精霊の守り人シリーズは止まらなくなってぶっ通しで読んだ。一日4冊。
子供の頃は図書館で限度10冊借りて、次の日に返却→また10冊借りるなんてこともあった。
速読じゃなくてじっくりちゃんと読んでる。ただ、止められないだけ。
姫野カオルコの「リアル・シンデレラ」読んだ人いる?
読みたいんだけど、装丁が何で全裸の女の人の絵なんだ・・・w
装丁でちょっと手が出しづらい…あるあるw
あとどんなに中身が素晴らしい小説でも
装丁が気にくわないと本棚に並べる気がおきない
金井美恵子の「柔らかい土をふんで」を
高校の図書室で取り寄せてもらっていて
司書さんに手渡された時ちょっと気まずかったな
>>302 いや、中身は問題なく面白かったよ。
理想の喪女像を描いた様な話だった。
装丁が裸像なのは意味
不明。
>>302 タイトルと表紙見て読み始めた人は、
「え?シンデレラはいつ出てくるの?」って感じだろうね。
姫野さんといえば高齢処女の話が多いイメージだし、
それを得意としている(いた)んだろうけど、私は断然ツイラクが好きだ。
309 :
彼氏いない歴774年:2011/08/02(火) 11:54:28.77 ID:waltgRGk
>>271>>272 罪と罰は感想文の書けない本だよね…
カラマーゾフの兄弟もいいと思う
延々引っ張って、ラストに無理やり全員を収まる所に
突き落とすw、後は氏ねばおk!w的なオトシ方に読み終わって茫然となる。
私のオススメは 森茉莉の「私の美の世界」
小説じゃなくてエッセイだけど、
恋人婿イラネ、 黒い豹飼いたい、みたいな事が詩的に書いてて まったり読める
ハードなのを読む人にも気分転換にいいと思う。
司馬遼太郎「坂の上の雲」
旅順艦隊撃破、黒溝台の会戦といい迫力ありすぎてすごいわ。
今はバルチック艦隊が迫ってきてるあたり。
ロマンチックが止まらない
これ読んで人生観変わったとか、前向きな思考になったという本ありますか?
小説でも何でもいいです。
>>311 横山秀夫の出口のない海おすすめ
戦争がテーマだけど特攻隊員の心情が主だから
グロとかが苦手でも読めると思う
戦争の本にはどれにも言えることだけど、平和な現代に生きてる自分たちが
どんなに恵まれてるかを実感できて前向きに、正直に生きようって気になる
>>311 人生観変わったって程じゃないが山田詠美の熱血ポンちゃんシリーズは読むと何かいい感じに脱力出来て良い
もともとネガティブになりがちな性格なので
「こりゃいかんな」って時にはあの呑気で明るいエッセイを読んで精神を中和させています
テンポの良い独特の文章も好きだ
便乗させて貰って申し訳ないですが、早く死にたいぐらいwネガティブな人生観を変えて
生きてて良かった、生きていきたい!と感化させられるような本ないかな・・・
流石にそんな魔法みたいな本ないよねorz
でも、少しずつでも改善していきたいので、お勧めのがあったらお願いします。
楽観的になるとか、啓発本みたいなのじゃなくて、心が洗われるような、
否定的で悲観的な人生そのものに対する価値観が揺らぐような本に出会えないかな〜
そんなにがっくり来てる時に、生きてるって素敵!生きてりゃそのうちいいことあるさ!
嗚呼素晴らしき哉人生!イッツァワンダフルワールド!
的な本読んでも人生観変わんないよなあ…いや、自分がそうなだけだけどorz
>>314 曽野綾子「時の止まった赤ん坊」人の世はこれほど悲惨なのに世界は素晴らしく美しい。マダガスカルで働く日本人修道女が主人公
曽野綾子「神の汚れた手」絶対的に正しいことなんてどこにもないよ。産婦人科医が主人公
遠藤周作「満潮の時刻」肺結核がいきなり判明、突然病床に叩き込まれ生と死の境へ
ネヴィル・シュート「パイド・パイパー」そろそろ死ぬはずだった主人公は戦乱の地を、孤児を拾いつつサバイバル
デイヴィッド・グダーソン「死よ光よ」死ぬために家出した末期ガン患者は、なかなか死ねない。そこは死に場所ではない。
どうかしら
>>315 今、一番に読んでみたいと感じたのは「神の汚れた手」でした。
他の4冊も、メモに書き留めました。
同じ落ち込みや、ネガティブでも、シチュエーションで読みたいと思える本が違うので、
折々にどれも読むのにピッタリな時がきそうな本でした。
色々教えて下さり、どうも有り難う!早速図書館行ってきます。
津村記久子「君は永遠にそいつらより若い」読了
「処女」でなく「女の童貞」を自称する大学4年生が主人公。
汚部屋住みだし、グラビアアイドルの切抜き集めるのが趣味だし
冴えない感じなんだけど、お人好しな性格してる。
この主人公、好きだな。
ブクログ派かな
わたしもブクログ派
人の本棚見るのが好きだ
>>317 私もホリガイ好きだー。
同著者の「ミュージックブレスユー!!」もいいよ。
吉田 篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
サンドイッチと、教会と、古い映画と、スープと、穏やかな生活。
食事を通して深まっていく人間関係。
「おいしい」ってすごい事だな。私も誰かとゆっくり深まりたい。
最後に載ってるスープのレシピが秀逸!
そういえば、穂村弘の世界音痴だかででてきた「ジャムガリン」が
ちょっと前のNHK今日の料理テキストの表紙で実現しててワロた
>>286 私もちょうど今『夏の庭』読み返したところ
最後の十字路で別れる場面が切ない
宮部みゆき「ばんば憑き」読了
以前読んだ「あやし」の方が怪談話としては怖くて出来が良かった気がする。
今回の本はあまり印象に残る話が無かった。
>>307 私もツイラクが一番好き。
姫野さん好きなんだけど、作者の持論?ジェンダー論?面倒くさいと感じる時が多い。
ギリギリそこが良かったりもするから何とも言えないんだけど…。
その点ツイラクは色々と吹っ切ってる印象で清々しい。
327 :
311:2011/08/03(水) 11:17:30.34 ID:t6FKWKX9
レスありがとうございました。チェックしてみます。
>>322 レスありがとう。
この人の作品読むの初めてだったんだけど
すごく良かったから他のも読みたいと思ってたんだ。
「ミュージックブレスユー!!」から読んでみるね。
あぁ「ミュージックブレスユー!!」はアレだなぁ
もっぱら聞く専門の音楽バカな私は色々共感できてすごく面白かった
あと親友がいるって羨ましいなぁとも思ったような
伊藤計画「虐殺器官」読んだ
翻訳本を読んでるような気分
フィクションだけど世界情勢をもっと知っていれば更に楽しめたんだろうな
>>314 ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」
サン・テグジュペリ「星の王子さま」
梨木香歩「裏庭」
寮 美千子「星兎」
夏目漱石「こころ」
二階堂奥歯「八本脚の蝶」
ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」
芥川龍之介「歯車」
宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」
ここらへんは、「自分はこうはなりたくない、ならない」
という意味で、生きる意欲が湧いた
いや、賢治の作品は自己犠牲の愛に溢れていて泣きたくなるくらい
優しくて救われるだんけど、それ故に、ねえ…
フェミ要素がある、またはテーマの小説はないですか?
読んで憤慨をやる気に変えたいです
「五瓣の椿」読んだ!
すごい話だったけどよかった…さすが山周…山周マジいいよね…
特にこの主人公が美少女な上、潔癖なのがすごく良かった
若き岩下志摩がやってるらしいから映画も見たい
>>331 フェミっていうのはレズビアン・百合的な意味で?
女も男みたいに性を消費しましょう!セックス!オナニー!的な意味で?
結婚も恋愛もいらん男もいらんこの世に有意味なものは女の同志!的な、社会派的な意味で?
一番目なら
宮木あや子「白蝶花」他、ジャクリーン・ケアリー「クシエルの矢」シリーズ
両方とも同性愛・異性愛ともにあり、あでやかで女が主体的なエロ(男わりと空気)あり、濃密な心理描写あり
二番目なら
………くわしくないorz
三番目なら
男もごく普通に愛してるけど、心の底では女同士の細やかな愛憎や連帯が優先されてる
ボストン・テラン「音もなく少女は」
有吉佐和子「芝桜」「連舞」「乱舞」あたり
どれも「レズビアン」「エロ」「女闘士」としての極端な作風でなく、一般小説として面白いレベルどまり
「クシエル」シリーズは真正マゾヒストの美少女〜美熟女娼婦による波乱万丈知略陰謀バイオレンスアクション
欲情愛情信頼忠誠の国盗り合戦大河ファンタジー。
>>331 垣谷美雨「リセット」
京極夏彦「絡新婦の理」
いまさらすぎるかもしれんが「そして誰もいなくなった」読んだ。
タイトルだけでワクワクするし、一気に読める!ってこういうことかと思った。
クリスティって有名すぎて無意識に避けてしまってたから後悔。
「たった独りの引き揚げ隊」読んだ。
かつてサンボの名手として威名を誇ったビクトル古賀氏の
少年時代を描くノンフィクション。
満州在住の10歳の時、
ロシア人の血が混じっているからと
日本への引き揚げ列車から叩き出され、
仕方ないからハルビン〜錦州間の1000キロ余りを歩いたという冒険記。
前向きである事って大切なんだなと思えたよ。
カーネルおじさんといい、能城律子さんといい、
下手な小説より凄い人生があったんだと思うと
元気が湧いてくる。
>>335 それ、本によってラストが違うから、結局どうなったのかモヤモヤしてたけど
wikiのネタバレ見て納得した
戯曲版と原作をごっちゃにしてたみたい・・・
自分は戯曲版の方が犯人に対してのざまみろ感があって好きだな
柳広司の『ジョーカーゲーム』とか大塚英志の『木島日記』
が好きなんですが、昭和初期の日本が舞台で軍人が出てくる
作品でおすすめってないですか?
>>338 軍人がメインじゃないけど、北村薫の「街の灯」シリーズ
「街の灯」そのものには出てこなかった気がするけど
シリーズが進むと出てきて、二・ニ六事件とも関わっていくことになる
作品自体はお嬢様とお抱え運転手がメインのレトロなミステリー
あとこちらも軍人がメインじゃなけど、前にこのスレでもあがってた
山田正紀の「ミステリ・オペラ」にも関東軍とか出てくるよ
>>338 これも軍人メインじゃないけど
宮部みゆきの蒲生邸事件
北村薫のベッキーさんシリーズもよかったよね
荒俣宏の帝都物語
だめか
リアル•シンデレラ
読んだよ。私はかなり好きだった。
自分で限界を決めてしまって図々しく女を楽しめないタイプの喪女にはわかる面が多いと思う。
>>331 嵐が丘なんかもそんな感じ
暴力的なイケメンに美人親子が二代に渡って既知で対抗する話
>>326 昨日初めてツイラクを読んだけど久々のヒットだった!主人公は喪なのかと思ったがモテモテでちょっとうらやましかったけど…。
346 :
338:2011/08/05(金) 11:23:17.45 ID:beN05QSx
>>339 >>340 >>341 レスありがとうございます
二・二六事件とか関東軍とかいいですね
『鼓笛隊の襲来』
表題作の長編だと思ってたから、思いのほかすぐ読み終わってしまった
もっとブラックな話だったら良かったのに・・・
でも、切ないけど良い話な短編の中に一つだけ怖い話が紛れ込んでてぞっとした
池袋ウエストゲートパークの10作目読み終わった
面白かったなー
主人公が年取るにつれて、初期のギラギラした感じは薄れてきたけどw読み応えあった
だいたい最後は丸く収まるところも好きだ
矢川澄子「父の娘たち」を読んだ
森茉莉とアナイス・ニン、二人の女性とその父親の関係から
「永遠の少女」というテーマを解き明かしてる
おもしろかった!少女文学とか少女論が好きな人にオススメ
森茉莉は有名だけど、アナイス・ニンは名前しか知らなくて
父親とのインセストとか、複数婚とか、色々衝撃的な人だけど
ネットで画像を検索すると、本当に美しい…
次は森茉莉の「甘い蜜の部屋」とアナイス・ニン関係の書物を読むぞー
森絵都「この女」
やっぱりこの人の文章大好き。安心して読める。
深刻な話でも何となくコミカルなところも良い。
児童文学メインだった時からずっと好きだ。
アキハバラ@デップみたいなオタクとか秋葉を描いた
面白い小説ないでしょうか?
柴田翔「ロクタル菅の話」
昔のアキバが舞台で、出てくるのは機械オタ?なんだけど、
オタクの趣味語りを延々聞いてるような小説。
文庫の、されど我らが日々に入ってたよ。
ところで、されど我らが日々、文庫の帯に
誰にも抱かれたことがなんてなんて醜いのー!
…的なことが書いてあって、
何だ!?喪女話か!?ってびっくりして購入して
読んだのはいい思い出w
スティーグラーソンのミレニアム2読んだ
上下巻を返却期限内で読み切れるか心配だったけど
5日であっという間に読んでしまった
1巻でも思ったけど謎の真相は結構ショボいんだよね…w都合良すぎな展開だなぁとか思うし
でもとにかく読ませるパワーがすごい!
後リスベットが魅力的すぎる
ミレニアム面白いよね!
あと印税のゴタゴタがどうなったのか気になる
ミレニアムが世界的な大ベストセラー→作者急逝→
結婚はしてないけど妻同然の長年のパートナー(創作上も?)ではなく印税は遺族に、だっけ
>>322 『それからは〜』いいよね
吉田さん好きをあんまり見かけないから嬉しいな
内容がないとか言われるけど、この人の本はけっこう好きだ
355 :
彼氏いない歴774年:2011/08/08(月) 21:35:55.05 ID:kROmVXsr
養老盂司おもしれぇええええ!!!!!!
群ようこや森茉莉は喪女がすきそう
357 :
311:2011/08/08(月) 22:28:58.03 ID:eHSnnAOl
>>311です、皆、レスありがとう!!
カラーパープルを読んでみようと思います
女性の自立と女性同士の友情が大好きなので、読むのが楽しみ
下弦の月が大好きでよく読むんですが、これと似た綺麗で切なくて儚い感じの小説ってありますか?
>>350 桜坂 洋のスラムオンライン
ネトゲ廃人の青春ものなんで痛快さはあまりないけど
バーストゾーン読んだ
勧められたから、頑張って最後まで読んだけど
なんだか全然意味がわからなかった
>>357 フライドグリーントマトもいいよ
映画もいいけど
362 :
彼氏いない歴774年:2011/08/09(火) 17:27:51.75 ID:l2e4MgH/
>>356 森茉莉のエッセイって面白いよね。
『ドッキリチャンネル』ではデビューしたばかりの松田聖子や田原俊彦の悪口が書いてあって面白かった。あとダイアナ妃についても
さんざんけなしてあって笑った。
あとは、昼間のバラエティ番組の奥様変身コーナーで出てくる主婦について、「平凡な容姿の女はごく普通の地味ななりでいるのが一番いいのだ。
変身前の彼女たちとなら喜んで一緒に街を歩きたいけど、変身後はごめんこうむりたい。」みたいなこと書いてて、常々私も同じこと思っていた
からちょっと嬉しかった。
363 :
彼氏いない歴774年:2011/08/09(火) 18:28:13.61 ID:kdRznUy/
次に読むものが見つからない…
有川浩さん、あさのあつこさん、橋本紡さん、関口尚さん、重松清さんが好きなんだけど何かおすすめないですか?
>>363 小路幸也はどうかな
下町で古本屋やってる家族を書いた「東京バンドワゴン」が有名かと思う
あとあさのあつこ好きな人は三浦しをんも好きそうなイメージ
群ようこのれんげ荘よんだ
…微妙…。読み終わったあとちょっと嫌な気持ちになった
おとなの小論文教室
山田ズーニー
各所で身につまされる感じがしてハッとしたけど、結局これからどうしたらいいのか分からない。
もう一回読もうかな…
深夜特急/沢木耕太郎
僕はアメリカを学んだ/鎌田遵
前者はみんなご存知だと思うが、後者は勧められて読んで感銘を受けたので
著者が高校でオチこぼれ→
家出してユーラシア大陸を横断
→そのまま放浪して地の果てまで行く
帰国後家土木作業員で貯めてアメリカ留学、先住民となかよくなり、猛勉強のすえ名門大学で先住民研究を行っている人の自伝
エネルギーに満ちていて読むと旅に出たくなるよ!
私はパスポート申請から始めなくちゃ
それからはスープのことばかり考えて暮らした
こういうほっこり系?は苦手だったけど
暑さのせいか何も起こらない淡々としたものが読みたくなって
ここでも見たので購入
なんか温かいけど不思議な空気感でかなり好きかも…
サンドイッチやスープのおいしい店や教会のある街で暮らしたくなった
転居先の図書館は蔵書が充実してて嬉しい
特に、読みたいけど取り寄せまでは・・・と思ってた絶版本が
ことごとく揃っていて驚いた
家からも駅からも近いし夜遅くまで空いてるから毎日通ってしまう
久しぶりに春琴抄を読んだ
薄い本なの満足度が高い
文庫のあの赤い表紙が目に入るだけでwktkが止まらない
他の人の諸々の感想を読んでから読み返すと、これがまた面白い
ただ、あの針のシーンの描写だけは未だに直視できない
どうしても想像してしまう
そして作者の朗読動画があると知って再生して見たらまさかのこのシーンorz
370 :
彼氏いない歴774年:2011/08/11(木) 03:04:41.16 ID:NZCzXlqC
読みやすくて、心にグッとくる小説でおすすめがあったら教えて下さい。
20歳の自分の姿と重ね合わせられるような小説を探したのですが、中々適当なものが見付けられなくて…
>>369 羨ましい図書館だなあ
閉館時間早いし家から遠いしでなかなか行けないんだよなー
>>370 心にぐっとくるっていうのがどういう種類かわからないけど
大学生らへんが主人公で読みやすいのだと
伊坂幸太郎/砂漠とか、森見登美彦…はぐっとくるとは違うかな?
罪と罰の読みやすさは人による
あとはライ麦畑でつかまえてとか漱石の三四郎とかいかが
>>371 個人的に、ライ麦は20歳を遠く過ぎた頃に読む方がいいと思う
直球でホールデンに同感する大学生ってあんまりいないんじゃないかなあ
むしろ「何こいつ痛いw」的な感想を抱くかも。自分がそうだった
社会を知ってほどよくヨゴレた後で読むと、不器用きわまるピュアで臆病な主人公の
将来の夢の意味が身にしみる
漱石の三四郎は同意
あれは作中人物と同じ年頃の人間にぐさぐさ来る作品ばかり描く作家
373 :
彼氏いない歴774年:2011/08/11(木) 05:59:04.60 ID:nqGQjxfj
おすすめ本を挙げてほしいなら
恋愛小説・歴史小説・ミステリーとかだいたいのジャンル
今まで読んでおもしろかった作家
文体や雰囲気の好み
とかまず書こうぜ
>>362 「私の美の世界」大好き
こんな年の取り方もあるのかあ…と
まああの人は特別というか別世界の人なんで真似したくても出来そうもない…
三島由紀夫「禁色」読了
何か…長く感じた
あれあんな長い必要あるのかな?と思ってしまった
ゲイで本読みの人にとってはぐっと来る?本なんだろうか?
三島由紀夫は今のところ「女神」 が一番好きだ
「女神」いいよね
計算や媚びのない美人て最高だと思う
でも現実世界でもたいていそういう美人は幸せになってない気する
でもそれもまた美しいと思えるな
>>375 禁色って、なんか勿体ない気がする話だよね
途中まではスゲー面白いんだが…
女神同意
あの余韻がまたいい。
今は『花ざかりの森・憂国』を読んでるけど、
もう一度最初から読み返したい話が多いわ。「え…あれ?」みたいな
379 :
彼氏いない歴774年:2011/08/11(木) 20:57:08.64 ID:nqGQjxfj
三島とか夏目とか太宰ってなんとなくとっつきにくくて
読んでないなあ。
難しそうなイメージがある
つ青空文庫
夏目や太宰は読む前に心の準備が要る
382 :
彼氏いない歴774年:2011/08/11(木) 21:11:32.70 ID:nuaxiTxq
読経にみえた。
もてないから般若心経でもよんで心落ち着かせるのかと思ったw
割りと読みはじめればさらっといけると思うけどな
まあ現代作家よりは読みにくいというか、多少時間かかるけど
漱石や太宰はネタとして楽しんだりもできる要素があると思うし、擬音とかおもしろかわいかったりする
そうゆう楽しみ方邪道というか不快な方いたらごめん
いつもこの時期に本特集の女性誌はCREAかな
自分も最近漱石の短編読み始めた。
内容は半分も理解していないwけど、
言葉が綺麗で読み続けてる。
何か詩を読んでるみたいで、現実感が無くてほっとする。
386 :
彼氏いない歴774年:2011/08/11(木) 22:42:50.18 ID:nuaxiTxq
漱石は、私の個人主義って本が面白かった。
講演のをまとめたの。
夏目も太宰も有名どころなら若い頃いくつか読んだ
歳くってから読むとまた違うよね
恐れ炒り豆、弾け豆っ!
時節柄、青空文庫でなんとなく原民喜読んでてはまった。
「夏の花」以外の作品も、変な透明感があって好きだ。
今山口百恵の自伝を読んでるんだけど、なかなか面白い
あんまり芸能人の自伝って読まないけどこれは読めてよかった
>>367 深夜特急いいよね!旅行記って好きだな
江戸川乱歩傑作選というのが新潮で出てたから買ってみた。
「芋虫」がゾワッとした…
江戸川乱歩って推理小説だけじゃないと初めて知ったよ
押絵と旅する男が好きだな
って乱歩読みたくなった
乱歩はエログロだよ、何故かあまりドロドロに思え無いが、子供のような無邪気さも感じるし
同じエログロでも小栗蟲太郎だったかな、名前が違うかも「黒死館〜」の人はエグくてダメだった
395 :
彼氏いない歴774年:2011/08/12(金) 06:38:51.70 ID:olYhBVLp
森絵都の架空の球を追うを読んでる
DIVEが一番好き。
有川浩は人気だよね。
図書館行ったら全部借りられてた
396 :
彼氏いない歴774年:2011/08/12(金) 07:55:13.54 ID:W3YUinst
私は夏目と三島は普通に読むんだけど太宰だけは頭痛かったな
あの違いはなんなんだろう
夢枕獏の歓喜月の孔雀舞を探してるんだがどの本屋にもない
ネットじゃなくて自分で買いたいんだがな
今は小池真理子のふたりの季節を読んでる
あしたから連休
ハリーポッターを1からラストまで読むぜ
398 :
彼氏いない歴774年:2011/08/12(金) 08:02:22.87 ID:OwAuiYvS
池袋ウエストゲートパーク読んでる!
乱歩といえば孤島の鬼が面白くて寝食忘れるくらいだったな
>>399 秀ちゃんの手記が出版社や年代によってカットされてる箇所が違っていて、完全版を読んでみたい。
筒井康隆がえらい興奮したと言ってた。
401 :
彼氏いない歴774年:2011/08/12(金) 10:04:47.00 ID:a1+BwYaA
>>392 「芋虫」は読んだ時、めちゃくちゃ怖くなって、夜にトイレに行けなくなったw
今更ながら横溝作品を読んでる。映画化された有名所と「本陣殺人事件」は読みました。
金田一シリーズで他にこれは読んどけ!っておすすめありますか?
>>400 へえ〜そうなんだ!
確かに障害者の描写とか、カットされる要素たっぷりだったよね。
自分が読んだ創元推理文庫は挿絵も入ってて、連載時の雰囲気が感じられて良かった。
乱歩が好きな人はホフマンとかも読んでる?
短編集は、すっきりしないモヤモヤした怖ろしさがたまらない。
>>387 駆け込み訴え私も好きだ
ユダのカリスマにあこがれてて、憧れが募る度に自分を矮小化せざるを得ない感じと
ごっつい女々しさ、安っぽいBL臭がたまらん
ブライアン・ジェイクスさんのレッドウォール伝説が好きだ
この前ふと思い出して図書館で借りてきて読み直した、やっぱり面白かった
けど原作はもっとたくさん出てるのに翻訳されてないんだよな…
なんでだろ。これは洋書を読めとのお達しか
>>392ですがみんなけっこう乱歩読んでるんだね!
自分は前は江國香織とかふんわりしたの読んでたけど、桐野夏生にはまってからはドロドロした作品じゃなきゃもの足りなくなってしまったw
江国香織は別の意味で実はドロドロしてるとも思うけどね
江國香織は恋愛小説代表みたいになってるのが残念
つめたいよるにとか好きだった
408 :
彼氏いない歴774年:2011/08/12(金) 18:55:07.05 ID:mnE39z0f
24人のビリーミリガン読んでるけど
長く感じる
今更ジローだけど「ライ麦畑でつかまえて」読み終わった。
話の展開が早くて流れるような文体かと勝手に想像していたから
全体的にグダグダだったことに驚いた。
でも最後はいい。きれいにまとまったと思う。
>>407 私も流しの下の骨とか、思い煩うことなく愉しく生きよとかが好きだなー
恋愛小説としてはむしろ苦手かもしれない。きらきらひかるは好きだけど。
>>410 流しのしたの骨いいよね
江國香織が書くちょっと変でかわいい家族が好き
恋愛小説に関してはあそこまで盲目に狂ったような恋愛したことないからいまいち入り込めない
本とは関係ないかもしれないけど今雑誌で連載中の妹さんとの往復書簡も面白いよ
つめたいよるに、いいよね!
あとすいかの匂いも好きだな
>>350 「アキバの帝王」新堂冬樹 が最近発売したな
乱歩の話題は定期的に出るね
その影響で以前傑作選読んだけど、芋虫が良かった
押絵と旅する男って、光文社文庫の全集以外には収録されてないのかな?
江國香織は食事の描写がおいしそうでやみつきになる
食事のシーンの多い薔薇の木枇杷の木檸檬の木とか号泣する〜とかつめたいよるにが好き
あとは華子のキャラが好きだから落下する夕方が好き
江國香織、「エンジェルエンジェルエンジェル」が凄く好き
全体的にふわふわとしてて、おばあさんの回想のお話の時の文章が綺麗で読んでてなんだか胸がいっぱいになった
神様のカルテ1・2を読んだ。
実際の医療現場はこんなに過酷だ!と訴えたかと思うと、男性のリクエストをもりこみましたみたいな奥様とか、わかりやすいキャラクターがいっぱいでなんかメルヘン。
いまいち作者の乗りについて行けなかったのは、私がリア充じゃないからかもされない。
「押絵と旅する男」は妖しいだけじゃなくて哀しさもあるから好きだな。
小松左京追悼月間として「こちらニッポン・・・」を
読んでるが、科学的検証ネタがないので物足りない・・・。
>>414 筑摩の作家別セレクトの文庫(ちくま日本文学全集)「江戸川乱歩」で読んだよ
あのシリーズは当たり外れがあるけど乱歩のはわりと気が利いたセレクトだった気がする
もちろん新潮文庫のとはいくつか被ってるだろうけど
>>414 澁澤龍彦編集の「暗黒のメルヘン」にも載ってるよ。
このアンソロジー、幻想文学好きにはたまらないんだけど、絶版なのが惜しい。
人に勧めたくても勧めにくい。
>>418 こちらニッポン、滅亡モノの大御所小松左京がセルフパロディで書いたような作品だったなあ。
復活の日のような背筋がゾゾッとするような緊迫感がないうえに、オチが・・・
423 :
414:2011/08/13(土) 13:35:34.35 ID:9NUXd40R
>>419、
>>420 ありがとう!
押絵と旅する男は好きって言ってる人が多かったので、読んでみたいんだ
昨日テレビのどや顔サミットで、又吉が文豪イレブン?みたいなの選んでたけど、
自分は文豪と言われる人たちの作品をホントに読んで無いと実感した
>>416 「エンジェエンジェルエンジェル」は梨木香歩だね
いま「白い巨塔」を読んでる
読み応えがあって面白い
425 :
彼氏いない歴774年:2011/08/13(土) 15:33:14.06 ID:Xeb8T/pR
amazonの評価に?と思うこともあるけれど、
町田康『告白』については、
amazonの評価を評価します。
町田康『告白』とてもお勧めします。
どんな本か興味ある方は、amazonで見て下さい
「河内弁」が頻出しますので河内弁が解る方に一番お勧めします。
>>424 間違えてたよ、恥ずかしい
訂正ありがとう
Amazon日本に税金払わないから好きじゃないなぁ。e-honで注文してつぶれそうな本屋を守ってるつもりw
さくら剛『インドなんてもう絶対に行くか!!なますてっ!』と中谷美紀『インド旅行記2』を読み直した。
人の目をあまり気にしないで生きられたら人生楽しいのかもしれない。ただ、インドに喪女が生息できる隙はなさそう……。
さくら剛はトイレの描写が多いので読む人は気をつけて。
ストラップに釣られて、普段だったら読まない本(少女地獄)買ってみた。
いまいちだった。
貴志祐介がもっともっと本出してくれたらいいのに。
黒田研二の「ペルソナ探偵」読んだ。
こういう展開になる話好き!面白かった。
本格ミステリが軸にあって重くないノリの話って
気軽に楽しく読めるから好き。
複数の本を並行して読み進めてるから箸休めの漬物みたいな感じだわ。
読書に飽きたから「黒い仏」と中島らも以外売った
本棚がすっきりして気分が晴れやか
積ん読なんてするもんじゃない
森茉莉の「甘い蜜の部屋」読んだ
濃厚すぎてむせるようだった
ときめくような言葉選びや比喩の宝庫で
ストーリー云々よりも、文章を追うのが純粋に楽しかった
ここまで自己満足に書きたいものを
詰め込んで書き切る小説家って知る限りではいないなぁ
道尾秀介
本人のキャラはいしだいら入ってて好きになれないけど
小説はやっぱり好きだわ。
あちこちに張られた伏線にわくわくする。
小松左京は時の顔がなぜか好きだなあ
黄色い泉はすごくこわかった
灯台守の話を読んでいる
岸本佐知子の訳だというので期待して買った
最初の1ページからすでに面白く、変わった言い回しにわくわくしております
大昔に流し読みして終わった「すべてがFになる」を再読した。面白かったけど相変わらず理解できなかった。
最初の1/3くらいは本当に引き込まれるんだけど、算数を小5で挫折した私にあの過程は難解すぎるわあ。
続刊買うか悩む。
というか森先生化け物かってくらい速筆すぎるだろ、貴志祐介に分けてやって欲しいww
夢枕獏の「神々の山頂」読んだ。
夜寝る前に読みおわったんだけど、夢でエベレストに登った。
有川浩 別冊図書館戦争T
久々に読んでやっぱり落ち込んだ
ラブラブな恋愛中心の話だから
439 :
彼氏いない歴774年:2011/08/14(日) 13:49:22.14 ID:EF1ftVyg
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
まったりのんびりして、こういう穏やかな日常を
送って死ねたら平凡だけど幸せだと思った。
食事とその環境で人生の質はかなりUPするとしみじみ思う。
増田みず子って最近見ないなぁと思ったら
2005年の短編を最後に作品発表してないのか。。。
消えた作家にならなければいいけど
>>434 森先生なら百年シリーズが一番好きだ
先日「少し変わった子あります」を読んだが、そちらもなかなか
金原ひとみの作品が好きなんですが、同じ様な方他は誰の作品呼んでますか?
>>434 森博嗣はじめは興味なかったけど、うちと同じ犬飼ってること知ってから好きになった。
犀川先生が好きだ。
犀川せんせもいいけど、喪子としてはヒロインに憧れる・・・
446 :
彼氏いない歴774年:2011/08/15(月) 07:22:51.00 ID:RT5Y6c/Q
本の中でくらいは大冒険しようと思って、ホメロスのオデュッセイアを借りたが
登場人物が大量な上に舌噛みそうな名前ばかりで覚えられず先にすすまん。
447 :
彼氏いない歴774年:2011/08/15(月) 07:35:51.85 ID:VQZ46xhw
自分も、赤と黒読んでる途中で2ヶ月ぐらい間あけたら、
忘れてる登場人物がでてきて、たぶん話の筋にはあまり関係ない人だけど、
どういうキャラだったか気になってさかのぼるんだけど、ページ数多いしみつからねえw
448 :
彼氏いない歴774年:2011/08/15(月) 07:37:05.72 ID:Wq+pDfIz
つるこうでおま!
すごいイイハナシの連チャン
自分はヒール好きのひねくれ者だがこれは素直にホロリときた
社会保証やらでもうないだろうが死ぬほど貧乏って人を強くするなとも思った
浅田次郎の「天切り松闇がたり」
かるーい気持ちで読み始めたのに泣いた
今日は皆川博子の「開かせていただき光栄です」の予定
安部公房
とりあえず箱男から読もう
>>430 黒い仏飽きるよね!
ハサミ男が最高だっただけに、惜しい
452 :
彼氏いない歴774年:2011/08/15(月) 12:06:18.51 ID:VQZ46xhw
>>450 お勧めって意味?
それとも、自分が今から読もうって意味?
群ようこって喪女の話が多いのかな
かもめ食堂を図書館から借りたかったけど貸し出し中だったから他の作品借りて読んだら、高齢喪女が主人公で親近感湧いた
>>452 自分が今から読むってことだよ
もう亡くなってるけどノーベル文学賞とれるぐらいの作家だよ
と知人に言われて読み始めた
ハリーポッターと賢者の石読んでるけど
面白いな。ただ映画を先に見たせいで
みんなえいがのキャラがうかんでくるのが悔しい
>>453 言われてみれば、何冊か読んだが全部喪だったような
群ようこはエッセイが好きだな。トラちゃんとかトラブルクッキングとか
>>454 そっか。
ノーベル賞受賞者だからって大江健三郎読んだら、
内容がぶっとんでてびっくりした。
あんなのでもノーベル賞って貰えるんだね^^;
飼育とか他人の足とか初期の短編面白いよ
セヴンティーンは自分が男ならもっと共感できただろうなと思うw
オオケンは好き嫌い分かれるみたいね
文章自体は上手くないって評価もあるみたいだし
死者の奢り読もうと思って積みっぱなしだ
そっちのオーケンか
死者の驕りもよくわからなかったな
安陪公房も何冊か読んだけど、やっぱりよくわからなかった
この間松本清張を何冊か読み返したが、やっぱり凄いわ 超絶凄いわ
平野啓一郎も読まなくちゃなあ…
>>394 まさかここで小栗蟲太郎の名前を見るとはwww
乱歩が好きなら良さそうだけどな 夢野久作とか、エログロを一周した清らかさがたまらん
オオケンは「叫び声」っていうのが面白かった
「大江健三郎の魅力は地方出身者特有の得体の知れなさ気持ち悪さ」
と昔読んだなにかの本に書いてあって妙に納得した。
高校時代からの友人で義兄でもある伊丹十三の洒脱さとは正反対だ。
ちょっとスレチかもしれないけど、有隣堂のブックカバーは色が選べて楽しいね。
初めて買って感動した。
本は心の旅路っていうキャッチコピーも素敵だと思う。
466 :
彼氏いない歴774年:2011/08/15(月) 21:32:47.37 ID:zzffHuqV
>>465 私の地元では、市内にある某高校の美術専攻の生徒が授業でデザインした絵を教員がカラープリントして
書店に配って、買った本にカバーとして掛けてくれる(もちろん無料)というのをやってる。
いろんな図柄があってこういうのいいなーと思ったよ。
ギャラリーMAYAで毎年行ってる有名な装画コンペも面白いよ
HPで入賞作品が見れるんだけど、本当にこんな表紙だったら欲しい!っていう
素敵な絵ばかりで、本好きとしても見てて楽しい
素敵だねえ
有隣堂はすごいお世話になってるけど、神奈川周辺しかないんだね
書店ごとのカバーやキャッチコピーの違いって見ちゃうよね
高校生の頃に好奇心に負けて「ソドム120日」を読んで
恐怖で夜眠れなくなったのは良い思い出…
カバーもだけど書店でくれる栞もかわいいと嬉しいなぁ
書泉だったかでくれた変形の動物のやつ可愛かった…
13ヶ月と13週と13日の満月の夜って本、前に流行ったよね
中学生の頃読んで、けっこう怖かったなあ
チラ裏ごめん なんか急に思い出したんだ
氷室冴子に興味持った。現在新品で手に入れやすい作品でお勧めあったら教えて下さい。
>>472 ジャパネスクシリーズは小学生の時にハマったなぁ
アマゾンで普通に売ってるし今読んでも楽しめる気がする
あとは海が聞こえるくらいしか読んだことないけど
こっちは映画同様あまり好みではなかった
ああ、あれはリア充の話だからね、喪の人は嫌いなのか。なるほど。
それはわからないけど、リア充の人はこんなとこにリア充だ喪だと書かないことは確かだろう
リア充の話といえばそうだけど、
時代を感じるから別にそこには嫉妬しない 昔の青春ってかんじで
私的に主人公の奔放さがいきすぎてて素直に楽しめなかったな
>>473>>476 レスありがとう。ジャパネスク、読んだことないけど有名なシリーズですよね。探してみます。
私は海がきこえるの映画は雰囲気と音楽は好きだったな。全く共感はできなかったけどwこっちもあったら読もうかな。
478 :
彼氏いない歴774年:2011/08/17(水) 04:24:36.45 ID:yF0fRyos
>>472 恋愛ものなら「冬のディーン夏のナタリー」
抱腹絶倒のコメディが好きなら「少女小説家は死なない」「雑居時代」
古代歴史ロマンなら「銀の海金の大地」
でもどれも手に入りやすいとは言いがたいかなあ。アマゾンとかで探すしかないのかも。
文庫本付き入浴剤が気になってる。
お風呂で読んだらやっぱふやけちゃうような、普通の本の素材なのかなぁ。
試した人いませんか?
>>479 普通の紙らしい。
ソースは有川弘のブログ
未だに実物を見たことないけど。
>>480 横レスすまんが有川先生ブログやってたのか…!
初めて知った。ありがとう
貴志祐介新世界よりが面白かったから天使の囀り読んだ
うああああってなったけどこれまた一気読み
作者は違うけどジェノサイドもかなり面白い
24とかの海外ドラマ見た気分
真夏に涼しい部屋でSF読むの楽しい
>>478のコメを読んで、「銀の海金の大地」が気になったんだけど、
調べたらこれ未完なんだね。
気になっただけに残念。
銀金なついw多分三巻くらいまでなら持ってるかも。
地元の図書館にもあったんだけどなーっと思って検索したら閉架だけど残ってた!
今度再読してみようかな
おもいでぽろぽろっぽい甘酸っぱい小学生時代満載の
「いもうと物語」も好きだな
>>483 未完だが、第一部は終了しているのでキリはいいよ
誰も転生しなかったがw
この頃のコバルトはカラー口絵なんかもあったりして羽振りよかったのになー
この作品と勾玉三部作について氷室冴子と荻原規子が対談していた気がするのだが
これは文庫に載ってたんだっけ?
引越しの時に売ってしまったからもうわからない……
個人的にはアグネス・クララ白書が好き
あれで女子寮に憧れたものだ
486 :
彼氏いない歴774年:2011/08/18(木) 01:22:50.07 ID:TPDMUvUG
角田光代めっちゃ好きだわー。
『愛がなんだ』とかもう共感しまくりで…。
mixiのレビュー読んだら、結構賛否両論分かれる感じなんだね。
有吉佐和子が好き。「青い壺」面白かった〜 作品全体に何となく品とちょっと黒い部分もあったりして。もっと復刊してほしい作品たくさんあるなー
氷室冴子懐かしいな
中学時代ぼっちだったけど地元の図書館で氷室冴子先生の本を借りてきて読むのが唯一の楽しみだった。
・ざ・ちぇんじ!(なんて素敵にジャパネスクもおすすめだけどまずはこっちのほうが読みやすいかも)
・銀の海金の大地
・アグネス白書、くらら白書
が好き。
アニメ化された海が聞こえるは原作の方が面白かった気がする。
今御存命だったら少女小説界やラノベ界がだいぶ違ったと思う。
自分も銀金懐かしい。
作品としてはジャパネスクやざ・ちぇんじの方が好きだけど。
氷室冴子で最高にキリが悪いのが碧の迷宮。
下巻が出ないまま・・・
>>486 角田光代は「だれかのいとしいひと」って短編集が好きだったなー
燃えよ剣/司馬遼太郎 読了
長編だけど驚くほどスラスラ読めた
ごく短い文章なのに、たくさん出てくる人間がどんな人なのか表現するのが上手でわかりやすかった
ムッツリな土方、可愛い土方、外道な土方、あくまでも軍人を貫いた土方、
今まで知らなかった新選組の鬼副長を知ることができて満足
市村のエピソードは涙無しには読めんかった。・゚・(ノД`)・゚・。
仕事辞めて、水木しげる先生の名著「ほんまにオレはアホやろか」を片手に、妖怪ロードまで旅に出た。
信じてもらえないと思うけど、その時、妖怪に出くわした。
リアルで言っても相手にされないから、もうこの衝撃体験は大事に棺桶にぶち込む。
旅の道連れ読まなさげ本は、旅先でヘンな符合があったりして面白いよね
まっだー?
妖怪喪女待ち
>>491 旅のおともに「長いお別れ」読んでたら、気まずい別れ方した昔の友人(旅先と同じ地方出身)に
良く似た人と電車に乗り合わせて、思い切って声かけたけど別人だと主張されたことあるわ
切なかったわ
497 :
彼氏いない歴774年:2011/08/18(木) 20:02:58.23 ID:R5l4VtBw
江國氏のがらくた読んだ人いる?
さっき読み終えたけどオチが腹立つ!
喪女の午睡を貪ってたらこんなにレス付いてて驚きました、お待たせして申し訳ない。
人気の少ない鳥取県が水木しげるロードを武練りして歩いてると、赤黒い肌で針金のような髪をわんさと生やした目つきが険しく、どこかユーモラスな小人、一般的に云われる小鬼みたいなやつと遭遇した。
呆然と立ちすくんでる私の脇をササッと小鬼?が抜けた際に不図あたった私の指が酷く荒れて、皮膚科にかかろうか考え中。
ちなみに先程、車谷長吉「赤目四十八滝心中未遂」読了。
>>497 結構前に読んだよー!
私も読み終わった瞬間なんじゃこれ???
と思ったけど、なんかしばらくしてもハワイの様子とかミミちゃんの体験とかが頭から離れない 不思議な小説だったわ
ごめん書いてあったねごめんなさい。
>>497 がらくたはとにかく旦那がうげえって感じだったな
ミミも冷静に考えると、ぼっちのわがまま娘だし
>>498 ありがとう。小鬼なら見てみたいな。
車谷氏は「塩壺の匙」もいいよ。重いけど。
>>497 江國さんの書く女子高生って聡明でわがままできりっとしてて好きだったけど
ミミはただのアホな女の子で何だかがっかりした
薔薇の木〜、の桜子と何となくイメージがかぶる
江國香織、ここ10年ぐらいの作品はちょっと苦手だったんだけど、
『抱擁、あるいはライスには塩を』はすごく良かったな
広がりのある家族小説で、江國さんの描写の繊細さ、豊かさが存分に発揮されてて、
小説を読む楽しみをたっぷりと味わわせてもらった
>>498 いい塩使ったごま塩ぶっかけたお赤飯食べるといい気がする。
小豆は体にええよって私の脳内の小豆洗いが囁いたので。
有頂天家族読んだ。
この人の作品全然読んだことなかったのにどハマリしたwww
はやく四畳半も読みたい
>>506 ご心配有り難うございます、アルコール消毒したら思わず声がでるくらい痛かった。お赤飯試してみます。
森見は個人的に、太陽の塔がオススメです。私が岡本太郎好きなのも多分にありますが
実家に帰省して、小学生ぶりに「モモ」を読んだ。
これめっちゃおもしろいな
>>486 角田は自分の(恋愛での)体験しか描けないとか言ってたり
インタビューでも恋愛の話ばっかで
いい年して恋愛至上主義な感じが苦手だわ
児童文学つながりで私は久々に小公女を読んだよ。
電波な感想だけど流行りの引き寄せの法則が描かれた物語だと思った。
「それになったつもり」でいると願望は本当に実現するようになってるのかもと思った。
小公女の川端康成訳が実家にあったなー
セーラがおきゃんで好きな一冊だったわ
児童文学だと若草物語が楽しかった
ジョーとローリーは絶対くっつくと思ってたからあっさりふられててびっくり
作者がファザコンだから女の子は必ず年上の男とくっつくって何かに書いてあって納得した
ほのかに百合臭も感じられて、子供の頃より楽しめた
若草物語も小公女も大好きだわー
秘密の花園の愛蔵版が出てたのでつい買ってしまった
挿絵もきれいだし話も素敵だし児童文学は癒されるわ
赤毛の案も好きだったな
アリソン・アトリー「時の旅人」も面白かった
歴史絡みのタイムスリップものだけど
文章を通して漂うイギリスの田舎の空気に癒される
全体的に透明感があってストーリーは少し哀しいけど
登場人物は凛としてるっていうか
若草物語大好き!
憧れが募りすぎて、うちは三姉妹だからもう一人妹が欲しかったわw
赤毛のアンとか足長おじさんとか昔の少女文学は良いよねぇ
子どもの頃に読んだ本って案外記憶に残ってる
スナイパーに興味を持ったので「最強の狙撃手」というのを借りてきた
読む前にいろんなブログを見てみたが
残酷だとか吐き気を催すほどの残虐なレイプ描写のため女子は注意
とか書いてあって読むのやめた
眠れなくなる…
フィクション探そ……
やっと楊令伝文庫買ってきた
文庫になって何か変わってるかなー
その前に水滸伝3周目にしようかな
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」読み終わった!
なんとなく難読漢字いっぱいで分かり辛い本なのかなと
ずっと敬遠してたけど結構読みやすいというか夢中で読み進めてしまった
ホラーっぽいけど実はきちんと道理が通っているというのがいいね
実写映画観てみるつもりなんだけど不評すぎてちょっと怖いw
魍魎の匣が届くまでは中島敦の「李陵・山月記」を読むつもり
しかし表紙がラノベっぽいのは何故なんだ…
>>519 京極さんは何のかんの言って、厨二ラノベだから面白いよね
百鬼夜行シリーズなら鉄鼠の檻が好きだな
ただこのシリーズはどれも、真相というか犯人が○○っていうオチなのがちょっとね
京極は魍魎の匣を最初に読んではまって色々読んだけど結局匣が一番面白い
そして李陵山月記私もこの前読んだ!
>>519 教科書で読んだときはあんまりだったけど大人になってから読むとどれもすごく良かった
>>519 私もこないだ無性に遠野物語が読んでみたくなって本屋さんで探してもらったら
ラノベ表紙でびびった・・・買ったけどさ
>>517 スティーブンハンター(作家名)おすすめ。
ほぼスナイパーもの専門作家。
遠野物語はナツイチのカバー(
>>522)のも欲しかったけどやめたなあ
ポリティコン 読みやすくて引き込まれる感じではあるけど
虚しくなってくる。
最後もそうなるのかとげんなーり
「夏への扉」読了
なかなか爽快
ああしかし、これが書かれた頃は2001年なんてまだ遠い未来だったんだなあ
追記
でも50年近く前に書かれたのにすごい現代的。新訳版だったからかな?
製図用の機械なんてまさにCADそのものじゃね?と思った
まさに「予測の文学」だなあ
528 :
彼氏いない歴774年:2011/08/21(日) 04:49:36.31 ID:Klt4VYai
チョウキツが微人気なんて喪女板らしくてすてきだなw
本人に言ったら怒りそうだけど露悪趣味のサービス精神溢れてるよね
自分がコンプ強い田舎者だからそういうところに惹かれる
アッー! ←これみてチョウキツを思い出すレベルで好き
夏になったら読みたい本ってあるよね。
私はベタだけど、野坂氏の「火垂るの墓」、漱石の「こころ」、沢木氏の「深夜特急」、春樹の「1973年のピンボール」、他にもたくさん。
皆さんはどう?
>>489 亀だけど碧の迷宮やっぱり下が出てないままだったのか…orz
未完て言えばグインサーガも未完だよね?
完結したら読もうと読書人生の計画に何となく入れてあったんだけどなー
>>530 スティーブン・キング「スタンド・バイ・ミー」
アメリカなんて行った事もなければ時代も違うし、主人公たちとの性別も違うのに
まるで「そうそう、子供の時の夏ってこんな感じだったな」って気分になる
このスレにはキング好きはいるのかな
>>530 無性に倉橋由美子が読みたくなる
夏って腐敗や死、黒のイメージなので、倉橋由美子の世界観がどんぴしゃなんだ
QEDとか高田崇史の小説読むと、下戸なくせに酒が飲みたくなる
なんかおいしそうなんだよなぁギムレット?とか
夏といえば「悲しみよこんにちは」かなぁ
>>530 毎年、夏はネビルシュートの「渚にて」を読んでるなー。
核戦争後のオーストラリアが舞台。
人類最後の日々がしっとりと描かれる。
こう書くと暗いグロ小説に思われて、眉を潜めらそうなんだが、爽やかな作品なんよ。
ホームズの「四つの署名」を久々に読んだ。何回読んでもホームズの不器用さに悲しくなる
暑い盛りはあまり夏っぽい本読みたくないんだけれど、
夏も終わりに近づいてくると、堀辰雄を読みたくなる。
あと「偽りのマリリン・モンロー」が好き。
>>536 ネビル・シュート大好きだ。
今回の原発騒ぎで「渚にて」思い出したわ。
切ないけど、これの登場人物達みたいに最期を向かえたいと感じた。
この人の作品和訳されてるの少ないんたよな。
しかし、英語力ないから洋書は無理…
五條瑛の「屍界」読み始めた
ほんとにこのシリーズもうすぐ終わるのかなー
9月に誕生日なんだけど20代最後に何の本を読んだらいいのかとても迷う
10代最後には何読んだんだっけかな…
せっかくだから何か大作に挑戦してみたらどうだろう?
それこそ文庫にして上中下以上になるようなもの。
好みとか晒してくれたら何か紹介できるかも
大作だと読んでるうちに誕生日来ちゃう><
31歳に関する短編を31編収録した山本文緒の「ファーストプライオリティー」は軽く読める短編集だけど
31歳になる直前に読むのお勧め。一年はやいけどw
村上春樹編の誕生日にちなんだ海外小説短編集とか
>>540 あと一冊で終わりとか信じられないねw
内容が今の世相を反映してて、作者すげーと思いながら読んでるよ。
そしてサーシャが出てきたらテンション上がるw
>>541 石井ゆかりの星座の本はどうですか。
いわゆる「星座占い」じゃない、天文学と歴史がクロスする感じで語られていて面白かったです。
当たる・当たらないじゃない、読み物として充実した本でした。
読書といってもミステリーばかりで他の分野は手付かず。
みんなどうやって本探してるんですか?
twitterでフォローしている人が、多読&選書の趣味がいいので参考にさせてもらってる
あとは好きな本をぐぐって好意的な感想書いてる人の記事を辿ってみたり
amazonのお薦めとかもたまに
もちろんここからもね
でも、スレ住人が同じ区にいるのか、元々人気のある本なのか
気になった本を最寄図書館の蔵書検索するといつも貸し出し中w
五条瑛、屍鬼のシリーズ読んでみたいので、なんていうのか教えて下さい、お願いします。
新聞の書評にあった「真夜中のパン屋さん」
日常の事件を扱っていてネグレクトなど重いテーマなんだが軽く読める。
パンがとにかく食べたくなってしまうので、焼きたてパンを食べながら読むと最高かもしれない。
色々考えさせられるし久々のヒット。
東京バンドワゴンと似た系統かな。
>>540 革命シリーズって言われてるみたいだけど、始めから順に教えてくれませんか?
調べればすむのに何で人に聞くかなぁ…
革命シリーズの前に「プラチナ・ビーズ」は読んだ方が良いかも
まあそれは登場人物萌え的な意味でなのでお好きに
五條瑛は書き下ろしがあるので今から読み始めるなら文庫で
>>551 一つ目の質問の礼も無しで次の質問かよ
しかもググりゃすぐわかることとか…どういう神経してんだ
山本一力について語ろうぜ!
今欅しぐれ読んでるんだ
なんか私怒られてますね。。
すみません!
回答してくれた方ありがとうございます!
558 :
彼氏いない歴774年:2011/08/23(火) 21:44:48.33 ID:k0O3Qbkm
Podcastにあった銀河鉄道の夜ダウンロードして夜歩きながら聴いてみた
耳で聴くっていうのもなかなかいいな
>>552 549ですが、有り難うございました。
「五条瑛 屍鬼」でググってみたけど出てこなくて、助かりました。
>>559 なぜ 五条瑛 屍鬼 でググったか疑問
ちゃんと
>>540が正しい漢字と題名書いてるのに…
ここで森茉莉のエッセイが面白いとか話題になってたから読んでみたら、確かに面白い
三島由紀夫に対する「顔は好みじゃないけど私の文章褒めてくれたから好きよ」
「だけどナルシストで服装のセンス悪すぎオホホホ」(超要約)みたいな文章に腹抱えて笑ったw
この方は森鴎外の娘であるという絶対的なアイデンティティ、
西洋風に育った品の良さからくる自信、選民意識等がすごく強烈だけど、それとは別に
心の奥底は現実的というか、どこか皮肉的にも自分を捉えている気がして、好感が持てる
こういう良い意味で好き勝手書ける人って、他人の評よりも
自分も好きなものを貫くってかんじがして好きだなぁ
革命シリーズは本当に後一冊で終わるのか疑問だ
すみれ好きなんだけど最近影が薄い…
亮司が愛されまくってるけど断鎖ともはや別キャラになってる気がw
最近島本理生を読んでる
読みやすいしきゅんとくる話もあるんだけど
いい加減DVや幼児の性的虐待が一切関係ない話が読みたい…
>>560 なんかかなり気に障ったようで、申し訳ない。
単純に目に入った方の字をコピペしてググったというオチです。
私は、夏といえば「夜市」。
かなり前に紹介されてた近藤史恵の「タルトタタンの夢」を読んだ。書き込みした人ありがとう。
ケーキや、料理を題材とした話が読みたかったから良かった。
私は長いとダレてくるから短篇集になっていて区切りがつけやすくて読みやすい。
波乱がおこることもなく、さらっと心地が良くなりました。
次はよしもとばななの「なんくるない」にした。
私は本にドキドキワクワクより、心地よさを求めてる模様。
庄野潤三の「貝がらと海の音」を読んでる
優雅で穏やかで豊かな生活、他者を決して批判したり悪く言わない人々
特別ではないはずなのに平凡とも言いがたい日々の暮らし
微笑ましくも時に妬ましいまでの「日常」
けばけばしさなんてないのにまばゆさすら感じる
あー今この世でもっとも美しいと思うものを上げろと言われたらこの本の世界だと答えるわ
>>565 北森鴻の香菜里屋シリーズ良かったら読んでみて
料理がおいしそうで、タルトタタンがお好きならおすすめです
同じ人の文章ばっかり読んでると胸やけするのは解ってるんだけど
「良いな」と思った作家が見つかったらとりあえず手当たり次第に
その人の他の作品を読み漁ってしまう
569 :
彼氏いない歴774年:2011/08/25(木) 13:16:36.86 ID:J5arbCgJ
山本一力好きだよ。
喜八郎がかっこいい。
図書館で借りた本に、一ページ1毛ずつ、体毛がこびり付いてる
きもすぎる やった奴死ね
違ったら申し訳無いけど、
>>322さんと
>>566さんは同じ方?
両方すごく読んでみたい!と思わせる、惹かれる紹介文で好きだ
(まだ読んではいないんだが・・・)
>>571 ほんとだ
すごく読みたくなる
言葉の選び方がワクワクさん
>>566です
>>322はほかの方が書いたレスです
でも私も偶然吉田さんの本はコンプしてるから322さんのレス読み返して「おー」とw
起伏なだらかまろやかな雰囲気の
毎日をいとおしむような物語が読みたい時は
庄野さんの本いいですよー
574 :
571:2011/08/25(木) 16:45:29.95 ID:u4QL8NNC
あああ、お二方に申し訳無い・・・
素敵な紹介文で心に残ったもので・・・
本は是非読んでみます〜。すみませんでした。
>>570 あるよね。ホント気持ち悪い
図書館警察に全身の毛を引き抜かれて欲しい
図書資料を汚す輩は堂上教官と郁にボッコボコにしてほしい…(図書館戦争)
江國香織の「きらきらひかる」が今まで読んだ本の中で一番好き。
でも、図書館で他の作品を読んでみたらしっくり来なかった…
主人公にすごく共感したんだけど、こんな感じの作品って他に無いのかな?
>>570 ワロ他ww
>>569 いいよね、一力
この前銭売り歳増読んだけど、理解できなかった
、銭売りのしくみが
>>567 早速図書館で予約したありがとう!
香菜里屋シリーズ1冊目「花の下にて春死なむ」の他に
「孔雀狂想曲」、「メイン・ディッシュ」もアマゾンを見て気になったから予約した。
それにしても最近の図書館は凄いね、図書館戦争のアニメDVDがあったよ
580 :
彼氏いない歴774年:2011/08/26(金) 10:14:25.51 ID:ouMbm0hM
あげ
>>482 ワロタw天使の囀り読んどくとそれ系のネタに反応出来るからいいよねw
自分はイソラが好きだ。青の炎もいい
>>443 私も金原ひとみのAMEBICが好きで、何度も読み返してます。
本を好きになったのがごく最近なので、似たようなもので何かおすすめがあったら知りたいです。
それにしても、読書にハマるとあんだけネット漬けだったのに、今はパソコン自体ほとんどいじりもしなくなってしまったよ。
583 :
彼氏いない歴774年:2011/08/26(金) 18:09:43.97 ID:EMNN4eNO
笑えるエッセイのおすすめありますか?
さくらももこ、中村うさぎ、遠藤周作などを読みました。
>>583 ちょっとイラつく部分もあるけど穂村弘どうだろうか
>>583 リリーフランキーの昔のエッセイ笑えるよw
星新一のエッセイ面白かったけど笑えるというより皮肉にニヤリとする感じ
万城目学のザ・万歩計とか三浦しをんとか面白かったな。
三浦しをんは、本好きで本のことばっかり書いてるので安心して読める
恩田陸の恐怖の報酬日記面白かったよ
イギリス・アイルランド紀行なんだけど飛行機での怯えっぷりにほとんど持ってかれたw
読み終わったあと飛行機gkbrと常に酒飲んでたことしか覚えてなかったけどとにかく腹抱えて笑いました
>>482>>581 自分は、青の炎が面白かったからイソラ読んだら、うわああああってなったんだが
天使の囀り気になるじゃないか…読んで見よう
本の世界での友人関係や人間関係に凄く憧れる時がある…
傍観しているだけだけど、自分がその一員になった気になった妄想で喜べる。
>>583 三浦しをん。
家族がゆるゆるで楽しい。
父親、ちゃんとした学者なんだけどね。
>>583 上にも出てたけど群ようこさんのエッセイ面白いよ
動物好きならトラちゃんオヌヌメ
久しぶりに植村直巳さんの本読んだー
絶対この人遭難したんじゃなくてイヌイットとして新しい人生歩んでるよな…いやそうに違いない!
とか昔は思ってたけど、大人になって考えてみると、やっぱり残される奥様を省みない人であってほしくないから、遭難したと認めざるを得ず、なんともやりきれない結論に達してしまう。
まだ読んでないから今度は野口健さんの「落ちこぼれてエベレスト」でも買おうかな。読んだ人いますか?
>>583 ちょうど今読んでるブルボン小林の「ぐっとくる題名」が面白いからオススメしたい。
古本屋でたまたまこの人の他のエッセイ買ったら文章がすっきりしてるのに笑えたから気に入った。
で、さっき著者紹介チェックしたら「猛スピードで母は」の作者の変名だと初めて知った。
小説も読んでみます笑。
>>583 犬丸りん
面白いのでよく読み返すけど、こんな才能溢れる人がなんで自殺しちゃったんだと悲しくもなる
>>590 いやちょい待てw読まない方がいいんじゃないかなw
イソラでウアーならなおさらw
ラノベで申し訳ないけど
身代わり伯爵シリーズを誓約まで読んだ。
懐かしいノリで全盛期のコバルト文庫を思い出した。
>>600 横レスごめん
天使の囀り昔読んだような気がするんだけど、よく思い出せない。
蕎麦が出てくるやつ?
>天使の囀り
蕎麦…
あれは読んだら忘れられるのか?と思うけどw
食欲が失せる本だよね
面白かったけど人にはすすめられない本だ
バレになるからあんまり言えないけどグロ好きな自分でもひいいいいってなったよ
面白いけどね
浅田次郎の「霧笛荘夜話」読み終わった。眉子さんが鈴木京香で脳内再生された
旅のラゴス買ってきた
筒井康隆初めてだから楽しみ
>>605 旅のラゴスは康隆の中では異色
目も眩むような素晴らしい作品だよ
もし気に入ったら、他のバカで痛快な作品も読んでみてね
607 :
彼氏いない歴774年:2011/08/27(土) 22:43:19.02 ID:1MKrjGM6
24人のビリーミリガン読み終わった
後半は延々と資料読んでるような感じで疲れた
>>603 602だけど合ってたみたいだね。
レスありがとう。
あの蕎麦のくだりは覚えてるんだけど、その他が一切記憶にないw
読んだの10年以上前だから……ということにしとくw
むしろ「蕎麦ってなんだっけ?」と思ったw
グラスに入ったミルクと、棋士の女の子の件が一番ガクブルだったので。
ケッチャムの「隣の家の少女」読んだ。
あらかじめネット上の感想読んでて覚悟はしてたけど、・・・orz
金曜日の夜に読んだけど、今まだモヤモヤムカムカしてる。
>>610 気になってググったが…なるほどよく分かったorz
次は是非スッキリする本でも読んでくれ
本読みたいんだが最近本に疎くて何に手を着けていいのかわからず困惑してる
群ようこが好きで全部読んだんだ
夢をなかえるゾウ結構楽しめた
東野圭吾の本も好き
こんな私にオススメあったら教えてください
>>603 ごめん、蕎麦って何だっけ?
自分、蜘蛛と猿ならウアァァァだったんだけど。
蕎麦とグラスミルクと棋士の女の子と蜘蛛と猿がガクブルな小説?
なんか興味湧いてきた!
>>610 その勇気には敬意を表したい
画像検索しただけでも、これは_
恩田陸の「ドミノ!」や辻村深月の「本日は大安なり」みたいな
一つ一つの出来事がどんどん繋がって行ってラストを迎えるような
小説を教えてください。
>>616 ちょっと前のこのミス大賞の屋上ミサイルとかどうだろうか。
あと伊坂幸太郎とか万城目学とか。
湊かなえさんの本立て続けに読んだけど
むかつくキャラ多すぎでワロタ
一番印象強いのは告白だなあ
>>600 今読み終わってこのスレ見たら忠告されててワロタ
ありがとう
でも割と大丈夫だった
で、蕎麦ってなんだ
>>616 空中庭園はどうでしょう
語り手がどんどん移り変わっていく話
O嬢の物語をよんで澁澤龍彦とM女の良さに気づいたので
団鬼六にお世話になろうと思うんですが、なにかオススメとかありましたら、教えてください
みんな本読んだあとに感想をメモったり
日記に書いたり、形に残してる?
>>622 ノートにまとめたいけど、良いノートやまとめ方に悩んで、とりあえず携帯に日付と作品名だけメモしてるだけだなあ…
>>61 拷問のシーンよりもメグの浮世離れしたいい子ちゃんっぷりの方が読んでてもやもやした
傍観者のディビッドを責めずに最後まで心優しい潔癖な美少女のままっていうのが嘘くさいというか……
逆に滅びの美学みたいなのは感じられたけどね
>>622 ノートに感想を書いてた時期もあったが今は続いてない
今は手帳に、読んだ本(図書館から借りた本)と日付をメモってるだけ
>>622 エクセルにデータベース作って入力してる。
もう5000冊超えた。
>>621 団鬼六もいいけど、最近団鬼六賞とった花房観音とか。
やっぱり女性作家の方がグッとくるような気がしなくもない。
藍川京の華宴もいいよ。
映画なら六月の蛇オススメです。
みんな本は買ってる?借りてる?
私はものぐさなので、中古で買うのがメイン…
>>622 尼から読書日記専用みたいな小さい手帳買ってから読書の楽しさに拍車かかったw
学生時代の図書カード埋めてく楽しさに似てる
地元の図書館が漫画とボーイズラブ・ティーンズラブ・ラノベに浸食され切って
話題の新刊以外はハードカバーが軒並み閉架書庫行き
昼寝ホームレスの間で小中学生の女の子達が恐ろしく真剣にエロを物色する異様な風景に
耐えきれず行かなくなって5年ぐらい経つ…
本屋も古本屋も両方行く
先週末近所で大規模な古本市があって、時間つぶし用の海外ミステリ・サスペンス計8冊
名前だけ知ってる国内作家の文庫をお試しで7冊
欲しかった昔の文庫4冊
大好きな作家の初版箱入りハードカバー美品1冊
好きな画家の25年前の展覧会の画集1冊(100円w)
民芸品写真集1冊(100円w)買った。大漁大漁
>>622 読書感想ブログ持ってる
すっごい良かった本、思い出の本、思う存分悪口を言いたいナンジャコリャ本のみ書いてる
>>634 ありがとう そんなに簡潔なリンクがあったとはorz
ほとんど図書館。
たいていの本は一度読めば満足できるし、どうしてもと思う本だけは買うけど、
買って満足して読まずに積読になるのと買った本を売るのも捨てるのも
忍びなくてできず、今の読書ペースでは金銭的スペース的に
所有するのは無理だから。
読んだ本はスケジュール帳に題名と作者名を書き残す程度。
あとはメディアマーカーを使ってる。こちらは読んだかどうか
分からなくなったときに検索するのが便利という理由で。
最近本屋さんとかでプッシュされてる人生がときめく片づけの魔法ってどうですか?
断捨離なら読んだけど、あれ最終的にスピリチュアルな話になっていくよね…
でもそういう類の本はとりあえず掃除するやる気は起きると思う。
>>629 文庫だけど手に入るものは必ず買う
買って失敗した!と思っても、文庫だったらダメージが少ない
作者にお金が落ちない古本屋や図書館は殆ど利用しないな〜
>>638 その時に流行ってるものに必ず食いつく会社の人が読んで、片づけにはまってると言ってた
断捨離はいらないものを捨てるという考えだけど、そっちは大事なものを残すみたい
少し立ち読みしたけど、内容がポエムでファンシーで買うまではないと思った
益田ミリ読んでる人っておるけ?
地震で延期になってた玉木宏の砂の器、来月の10〜11日に放送するんだね。
今から読んだら間に合うかな。
テレ朝はこれの次にやる火車も楽しみだ。
>>185 光原先生の下で学んでたけど
社交的で明るくてしゃきしゃきした人だったな〜
男っ気は感じなかったけど、一人でもやってけそうな雰囲気あったw
読書感想ブログやりたいけど
文才ないし、言いたいことを上手く言い表せないんだよなあ
そこが悔しいわ
今更だけどのぼうの城読んだ
淡々とした感じの歴史モノかと思って正直期待してなかったけど、予想に反してすごく人間味に溢れてて面白かった
もちろんのぼう様が後半どんどん活躍しててかっこいいんだけど、それ意外の人達もとにかく魅力的すぎる
武士も農民も、成田も豊臣も北条も、それぞれの立場の人間がそれぞれに善悪じゃはかれない正義と信念をもってて、
ちょっと姑息で泥臭いからこそむしろ愛おしい人ばっかりだった
でも初っ端から三成とかが幼名やら役職やらいろんな呼ばれ方するから誰が誰やらワケワカランwで慣れるまで大変だった
嫌なことが重なって浮上できない…
ある程度ご都合展開でも構わないので、元気になれる本を教えて下さい
中島らもの「明るい悩み相談室」でも読んでみる?
どうしてセコイ! TVの悪の組織
「仮面ライダー」の「ショッカー」や「クライシス」などの悪の組織≠ヘ、
世界征服をたくらんでいるわりには、どうして幼稚園のバスをねらったり、
子供をさらったりとセコイことばかりするのでしょうか。
この調子では、仮面ライダーがいなくても世界征服は無理だと思います。
私としては首領を代えるべきだと思うのですが・・・・・・。
(青森・ショッカーの将来を心配する主婦・25歳)
小説なら、もう読んじゃったかもしれないけど、奥田英朗の伊良部シリーズとかおすすめ
あさのあつこのガールズ・ブルー読んだ
相変わらず文章は整然としていて綺麗なんだけど
話はえらくあっさり終わったというか、山もなくオチもなく
終始だらんとしてて微妙だった
登場人物に共感できないのがなあ・・・
あさのあつこでオススメな作品ある?
>>649 時代小説で良いなら「弥勒の月」から続く3冊かな
>>649 私はランナーが好きだったな
才能を期待されながら陸上部をやめた少年と、いつからか歪んでしまった彼の家族の話かな
少年は妹や部の友人やマネージャーと関わるなかで、家族の問題、そして走ることと向き合っていく…って感じ
続編も出ていて、そっちは陸上のライバル?も登場でスポーツ要素も増量してきて面白かったよ
ただ若干進みが遅くてもうちょい進めてくれよ、と思っちゃったw
ランナーは文庫化してるし薄めだし気が向いたらぜひどうぞ
>>642 週末森に行く話読んだよ。あんな友達や場所があったらいいねぇ憧れ。
>>647 奥田英朗の伊良部シリーズとかはどうかな
今更ですが三銃士を読んでいます。
主役の名前を「ダルタニアン」だと思っていたんですがその本では「ダルタニャン」と表記してて気になってしょうがありません。
三銃士面白いよね!
テンポが良くて台詞も良くて
名作には理由があるんだなぁと思った
>>655 彼の名のつづりはD'Artagnanなんで「ダルタニャン」で正解。
「ダルタニァン」と書く人もいるけど、自然な発音を字にしたら「ニァ」じゃなくて「ニャ」でしょうね。
シャンパーニュChampagneも「シャンパーニエ」じゃない、ってのがわかりやすいかな
>>655 この後続編の角川文庫の鉄仮面に進むならくれぐれも解説は先に読まないように!
すごくあっさりと最後どうなるかをネタバレしていますw
マジで読む楽しみ半減した・・・
「ツ、イ、ラ、ク」「ナラタージュ」がブコフに売ってたから買ってみたんだけど両方とも厚いね…
しかも喪女的に受け入れられがたい内容のラブロマンスだったらどうしようとgkbr
この二冊は喪女が読んで楽しめる本でしょうか?
>>660 ナラタージュは恋愛の話だけど受け入れ難くはなかったな
喪女だからこの感情は理解できん!という部分もあったけど
主人公が恋愛初心者だから喪女にもとっつきやすい部分もあると思う
私は好きだよ
前者は読んだことないやごめん
>>660 「ツ、イ、ラ、ク」
他人に興味がない子が先生を相手に性欲の塊みたいな恋をする話
私には合わなかったけど「好きな人欲しいなぁ」と思う内容ではあった
>>633 ぐぐって欲しくなった。
けど記念すべき最初の一ページ目に感想を書く本に迷いそうw
お気に入りの一冊か今図書館から借りてる本か…
ナラタージュは喪女が理想的な大人の男性と恋をする話だから
投影してうっとりできる反面、ラストは何となくもやっとするかも
最後の方のあの執拗な描写は絶対いらなかったと思う
ナラタージュ買って放置してたけど興味出てきた
質問者の人じゃないけどありがとう
ナラタージュの主人公は喪女だったのか
でもデブスじゃなくて地味だけどよく見るとパーツは整ってて今まで男と縁がなかった喪女のイメージだな
葉山先生は好き嫌いがはっきり分かれそうだ
ナラタージュの主人公って全然喪じゃないでしょ
結婚を控えた主人公が彼から「君は誰といても昔の恋を忘れないだろうから俺がそばにいる」
みたいなこと言われて過去を思い出すところから始まるのに
この本の良いとこは若い作者が同じ年頃の心をてらいなく書いたみずみずしさだと思うよ
最近よしもとばななのキッチンを読んで言葉の選び方とかものの見方がかなり好きになった
表題作のキッチンよりもムーンライト・シャドウみたいな抽象的で不思議な話が気に入った
これから海のふたを読む!楽しみ!
671 :
彼氏いない歴774年:2011/09/01(木) 09:54:57.89 ID:/eEaShFj
ナラタージュ読むとケツメイシのさくらが頭の中に流れてくる
>>660 ツイラクの主人公は喪女じゃないけど、
リア充ともスイーツとも違う感じだからイラっとはしないと思う。
ただ小中学生の良さや悪さを嫌でも再認識してしまうから、キツかったりうんざりして疲れるよ。
執拗と言っていいくらい人物を掘り下げて書いてあるし、
流れが大事だから時間のある時に一気に読んだ方が良いかも。
673 :
彼氏いない歴774年:2011/09/01(木) 11:38:03.52 ID:J4Muxb0g
見えないドアと鶴の空 白石一文
桜庭一樹の私の男なんだけど、主人公の父親のモデルがイエモン吉井って聞いて俄然興味が湧いてきたw
でも近親相姦かあ〜
けっこうキツい内容かな?
読んだ方どうでした?
>>674 このスレでも以前話題になったことあるけど、
ありえなさすぎて私は「はぁ?」って感じだったな。
この本が好きなのは、すごく若い人かなと思ったけど。
私の男久しぶりに読み返そうとしたらなんかちゅうに臭く感じちゃってだめだった
最初読んだ時は気にならなかったんだけどなあ
>>676 桜庭さんはラノベ出身だけあって常に厨二っぽいよね
百合もの書いている時はその厨二くささがぴたっとはまるんだけど、
私の男みたいな普通の恋愛物書いてる時はちょっとくどいかなあと思う
私の男は淳吾も花もクソすぎて逆に清々しかった
最近、桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』を読んだんだけど、結構おもしろかったなぁ
桜庭さんのなだれこんでくるような文章にずぶずぶはまっていったんだけど、
「七竃」と「製鉄少女」が特に好きかな
「私の男」は最終的に小町に感情移入してしまった
桜庭さんはイエモン好きらしいね
赤×ピンクが好き
七竈(間違ってたらごめん)も嫌いじゃないけど、やっぱり赤×ピンクしかない
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」が好きだ。
すっごく鬱なうえに百合っぽいけど。
主要キャラが美形ばっかりだけど。
682 :
彼氏いない歴774年:2011/09/02(金) 06:26:31.66 ID:8e4Eg5OJ
北村薫のスキップ読んでるけど面白いよ
あーー
家に本忘れてきたー
電車と昼休みがヒマになる…
次はハードボイルド読もうかな
スレチかもしれんが桜庭一樹がシナリオ担当したサンリオタイムネットってゲームが
なかなか良い感じのストーリーなので興味ある人はやってみるといいよ
685 :
彼氏いない歴774年:2011/09/02(金) 08:22:14.91 ID:3stKaWUk
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」を薦めてくれた人ありがとう。
タイトルに惹かれて買ってみたら、あのさらさらとした文章が心地好くて
あっという間に読んでしまった。
あんなに喉越しよく(?)読めるのに、「あーあとちょっとで終わっちゃうよー」なんて名残惜しく。
>>685 サンドイッチ買いに行きたくなるしスープ作りたくなるよねw
世界が心地よくて幸せな気分になれる
大石 圭「アンダー・ユア・ベッド」
1度だけお茶した女性を10年振りに思い出した勢いで
近所に引っ越し覗き見家宅侵入盗聴までするストーカーの話。
うーん…ソファの下に潜んで家事する女性を見てたり
女性が旦那からDV受けたりするのに
誰にも感情移入できないというか、
ガラス1枚隔てて物語を見ているような緊迫感 臨場感の無さが…。
ストーカーの想いも「純愛」と言われればそうなのかなぁ…。
ブクオフとかで100円で買えるおすすめってありますか?
雑食なので何でも読みますが、ミステリーやサスペンスが好きです。
高田郁の「八朔の雪」読み終わった
時代小説って堅苦しそうだったけど主人公も取り巻くキャラクターも面白くてすらすら読めた
嫌がらせされても前を向く澪の健気さとたくましさに泣ける
難点は女料理人の話だけにお腹空いてしまうこと
心太買いに走ってしまったw
次はここ見て買ったスープのことばかり〜読むぞー
>>686 冷静にオムツに履き替えるシーンに
吹きました(笑)
桜庭一樹のワケわからん歴史ものが好きだわ。
赤朽葉家や青年のための読書倶楽部。
>>686 私はラスト泣けたなあ
ストーカーの見返りを求めない(と、言うと少し違うかも
)愛情に、ストーカーにとって相手の人生に自分が入り込む
余地がないことを分かってても、相手を一番に考えてしまうとことか
純愛とは言えないけど
この作品で大石圭にハマった
ただクセがあるし、人それぞれだなよなぁ
秋から謎解きはディナーの後でドラマ化、神様のカルテが
映画化されたけどあまりにプッシュされる作品や作家は何故か萎えて手に取らないまま
数年が過ぎる…
過去にそれでなんて勿体ないことを!って後悔したけど
やっぱり惹かれないんだよなぁ
>>692 私もなんだか嫌だ。自分が大二病ぽいのは認める
「謎解きはディナーのあとで」は地下鉄の小さい画面でCMみただけで
なんだか胸焼けがした・・・わかりましたもういいですって感じ
なんでもたくさん読む人からは、「選り好みしてるのは勿体ない」って
言われるし本当にそうだと思うんだけどね
もともと好きな作家と共通点が多そうな作家 とか
好きな有名人が好きな作家とかでしか広げられない
あとは、装丁が好きかどうかで選んでたこともあるけど
当たり外れ多いしハードカバー買わなくなってやめた
本屋大賞受賞作は読む気が起こらないな
本屋大賞=ベストセラーで人気あるんだろうけどね
東川篤也はドマイナーなころから読んでたから売れ方に戸惑ってるw
超売れてる面白い!って印象もちながら読む本ではないよ
って漢字間違えた篤哉ね
私も東川篤哉好きだけど、ラノベっぽいところがあるから嫌いな人は嫌いだろうなと思う。本格推理って訳でもないし
ミッキーマウスの憂鬱読んだ
ディズニーランドに行かない(乗り物が苦手)だから楽しめなかったが、ディズニー信者は裏側を知れて楽しいと思う。
ハードカバーの重松さんの疾走のデザインが怖すぎる。
>>698 ミッキーマウスの憂鬱は面白かったよな
>>698 あらすじ読んで興味をもってはいるんだけど
自分も学生の時掃除の中の人としてあそこバイトしてて読んだら鬱になりそう&
才能に嫉妬しそうで怖くて読んでない。
瀬名秀明の本面白いよ。
ただ、残念なことに終わり方がどれもいまひとつ…
だが途中の引き込まれ具合はすごい。
今更ながら宮部みゆきの「孤宿の人」読んだ
つまらなすぎワロタ
ストーローはおろか登場人物の性格も行動も何もかも薄っぺらくてポカーンとしたわ
宮部みゆきってこんなんだったけ?なにこれ?
ショックのあまりレビュー調べたが、評判よくてまたワロス
天使の囀り読んだ。
ここでもアマゾンでも、グロいと定評があるからめちゃくちゃ楽しみだったんだけど、全然そんなこともなく拍子抜けしてしまったよ…。
>>703 どのレベルのグロさを期待してたの?
具体的に他の小説や映画とかだと
>>703 ああ、わかる。
スプラッタグロとか生理的嫌悪感グロとか、一口にグロイと言っても種類がある気が。
自分は「天使の〜」は後者の方だったよ。
ストーローwwww
そういや活字倶楽部が休刊するじゃない?
ダヴィンチはどうも趣味に合わないし、これから何読もう。
SFマガジンだけが愛読誌なアラサーになっちまうww
>>702 宮部みゆきは最近ほんとに面白くなくなった
「孤宿の人」のつまらなさは異常
加賀殿をほう以外の人物が語らないため
その恐ろしさもやさしさも聡さも中途半端
泣けたレビューが多いのが不思議でならない
>>707 パピルスとかジンジャエールが好きだな
読み物というより雑誌の雰囲気がモダンだけど落ち着いてて好き
澁澤龍彦とか中井英夫読んでるんだけど昔の人の文章力と表現力って凄いな
割と本読んでる方だしさくっと読めると思ったら大間違いだった そして自分の阿呆さが情けないw
じっくり読みたい
花物語借りてきた
世界観と文体が堪らん
ストーローバロスwwww
宮部がつまんなくなったってのは同意
まぁ私はほうと加賀様の取り合わせに萌えたけど
714 :
彼氏いない歴774年:2011/09/04(日) 05:12:56.62 ID:fPC7RUBI
ストーロー、クソワロたw
>>704 703です。
漫画になっちゃうけど、大越孝太郎とか分かり易いグロさを求めてたみたい。
ナラタージュって島本理生?のだっけ
あれ途中でリア充に嫉妬して読むのやめた
クローバーの方がさらっと読めて面白かった
キャラクター設定が良かったしこの歳でこれを書いたのかって才能に嫉妬した
てかこの人の本最初にクローバー読んでハマったから他のちょい鬱展開の読んで肩透かしくらった感じ
真綿荘とか熊がくる前におやすみとか
岡田淳さんの「雨やどりはすべり台の下で」を読んだ。
ラストで、ぶわっときた…。
ていうか、読んだ後、色んなブログや書評見て、
教科書に載ってたのを思い出した私って…orz
次は、「びりっかすの神さま」読もっと。
ナラタージュ好きな喪女っているのかな?
普段あまり本を読まない層が「いい!」って思うストーリーなのかなぁと・・・
って好きな人いたらゴメン
自分も喪女のクセにツイラクにはまったりしたから、自分の経験とは関係ないか
>>718 高校生の頃読んだときは文章がすきだなって思ったけど
今は読んだらどうだろうなあ・・・
この手のストーリーを評価するのって
底が浅い、読書しない感じがやっぱりするのかね
小川洋子が褒めてたよ>ナラタージュ
まあそれが嬉しくない人もいるだろうけどね
どうでもいいけど好きな本を江國香織が書評したり解説してたりするとやだな
平岩弓枝の西遊記読んだ
いくつか西遊記もの読んだけど、この人のは雰囲気が優しいね
あと挿絵の猪八戒が卑屈な顔してていい味出してる
>>721 その本について語るというよりその本を通じた自分語りになってて苦手だからかも
一番いやなのは庄野潤三関連で江國さんが何か関わる時
クウネルで江國さんがやってる妹との往復書簡が庄野さんの家庭ものの方法を真似た
二番煎じにしか見えないからよけい微妙な気分になる
人気がある作家だけど書評なら同じ毎日で委員やってる小島ゆかりとかのほうがおもしろいと思う
>>703-705 グロい小説の話題が出ててうれしい。
「天使の囀り」はそんなにグロくないね。
最近、飴村行の粘膜人間読んだけどグロくておもしろいよ。
これは角川のホラー大賞受賞できて、バトルロワイアルが
なんでだめだったんだろうと思った。
グロが欲しくなったら自分の中では大石圭一択だなあ
「死者の体温」を学校の図書館で見つけてしまったのが出会いだった
>>723 なるほど
江國さんの書評にこれまで当たったことはないけど
そんな感じなんだな
江國さんはきらきらひかる、すかいの匂い、スイートリトルらイズとか
何冊かよんだことあるけど記憶に薄いな
江國さんのおすすめとかある?
江國香織のエッセイが苦手だ
こんな暮らししてるわたし素敵でしょ?臭が鼻についた
「きらきらひかる」は良かったなー
728 :
726:2011/09/04(日) 20:37:43.20 ID:Gmm/tk2C
すいかの匂い
スイートリトルライズだった
>>722 挿し絵いいよね。
こればかりは文庫が待ちきれなくて単行本を買った。
悟空可愛いよ悟空。
平岩弓枝といえば御宿かわせみ
るいのやきもちが可愛く思えなくてうへぁだった
そのくせ周りの連中はお嬢さんマンセーだったからなおさらうへぁ
東吾は東吾で無神経で、冷や飯食いが偉そうなことほざいてムカついた
お医者さんとか、同心とか、彼と結婚した女の人とか細かくは覚えてないけど、
とにかくすべてがるいと東吾の引き立て要員にしか見えなくて腹立った
読まなきゃいいのにおばあちゃんがシリーズそろえてたから全部読んじまった
>>726 犬好きなら「つめたいよるに」の中の「デューク」おすすめ
「思いわずらうことなく愉しく生きよ」は
タイトル負けしている印象
>>729 そうそう悟空が心優しい健気なサルって感じでよかった
沙悟浄がただの訛ったおっちゃんだけどあれはあれで好きだw
最近三浦しをんを読んでるんだけど、「月魚」だけはどうしても合わなかった
あらすじはすごく心惹かれたんだけどな…
江國香織苦手だけど唯一「ぼくの小鳥ちゃん」は好き
小鳥ちゃんは小鳥だからこそ許せるキャラクターだけど
昔文鳥飼ってたから読むと懐かしい
私は江國香織好きだなー
といってもどこが好きかはうまく言えないんだけど…
いろんな意味で女っぽいところかな
>>735 >いろんな意味で女っぽい
これ同意
だからこそ、そこが好きな人と苦手な人とで分かれるんだろうなーと思う
737 :
彼氏いない歴774年:2011/09/04(日) 22:18:53.66 ID:fPC7RUBI
江國氏のがらくたは後味わるすぎ、
江國は「抱擁、あるいはライスには塩を」がよかった。
ああいう世界観の小説がもっと読みたい
私も苦手なほうだけど
犬に「雨」って名付けるのはなんというか
天才というかこれが文筆のプロなのかっていう衝撃を受けた
すげえよ
この人は「持ってる」よね
一時期読み漁ったけど唯川恵は持ってないと思った
好きな人いたらごめんね
江國さんは恋愛観は全く共感できないけど、言葉と食べ物のセンスが好きで集めてしまう
ホリーガーデンの果歩の手料理、流しの下の骨のそよちゃんのケーキ、
落下する夕方のセブンアップとか読んでると欲しくなるものがいっぱいある
文体もさくさく儚い歯ざわりで好きだ
こういう作家っていそうでいない気がする
江國さんの恋愛ものの主人公がとてつもなく苦手だ。特に果歩。
思いわずらうことなく〜は、長女が薬を飲むところの描写がすごく好きだな。
>>733 「月魚」!!
ホモ小説ならホモ小説だと太文字で注意書きしておけ!!!!と本気で思った
伝奇集読んだ人いる?
ちんぷんかんぷんで数ページで挫折しそうorz
『君は永遠にそいつらより若い』が思ったより喪女な話で面白く読めた
三浦しをん、まほろ駅前なんたらを期待して開いたら
どこのBL漫画っていう挿絵で激萎えしたのを思い出した
ついそれ以来手に取れなくなった
小説も映画も、登場人物に感情移入できないと面白くないよね
私の場合、趣味で小説書いてるんだけど、面白い小説であればあるほど作家の才能に嫉妬してしまうw
もっと沢山の人の本を読みたいんだけど、影響されるのが怖い
>>650、651
ありがとう、早速読んでみるよ
エッセイといえば
糸山さんの「豚キムチにジンクスはあるのか」が面白かった
人によってはちょっとこれ面白いでしょ?私変わってるでしょ?な自意識も
感じるかもしれないけど、個人的にはコミカルで気取ってなくて面白かった
江國香なら「なつのひかり」だな。
夏の話だけどなんか涼しい。
グロいかどうかわからないけど、読んでてグロイと感じた本なら
大吸血時代 デイヴィッド・ソズノウスキ
吸血鬼が幼女拾って育てる話。中年て粗筋にはあったけど、脳内では病み気味青年で余裕でした。
>>747 ここでもレビューとかでも、感情移入できない!共感できない!ってあるけど私は読み方違うかな
どの登場人物の行動も理解不能で嫌いだったりしても面白いもんは面白いし
著者が主人公に感情移入しすぎてると(自分はそれほど感情移入できないと)引くことはある
作者の分身が主人公の小説はあんまり合わない
作者が主人公を愛しながらも批判姿勢は維持してるのがわかる小説は好き
姫野カオルコのリアルシンデレラ読了。
ああいう心の美しい喪女になりたいものだ
鯉の洗いとポテトサラダでビール飲みたい
小説の主人公が無職なのに生活には困ってない
主人公、働いてるけど仕事してる場面がほとんど出てこない
他の人物の職業が(自分からすると)珍しいものばかりで想像がつきにくい
以上のケースだとモヤモヤする。
とはいっても、読む気失せるまでは行かなくて、それなりに楽しめるんだけど、
どうもマンガ読んでるか映画観てるかのような感覚に陥る。
>>745 津村記久子
静けさと内包された熱があって面白いよね
イノギさんの過去シーンでは
ホリガイじゃないけど「どうしてそこに居て助けてあげられないんだ」と
涙が出たよ
未来はどうにか明るそうでほっとした
主人公が喪女といえば林真理子「葡萄が目にしみる」
冴えないくせに自意識過剰とか自分を見てるようで痛々しかった
最後の「よかったね」はその感情が急すぎて
私には理解できなくてどうにも消化不良だ
>>751 ホラーやサスペンスの場合、主人公に感情移入できないとハラハラしないんだよなぁ
性格悪い奴とかDQNカップルが死のうと、別に知ったことではないしw
あと、勧善懲悪じゃなきゃ絶対に嫌ってわけじゃないけど、悪人がのうのうと生き延びる小説はモヤモヤする
白夜行とか・・・
いろんな板の読書スレを除くと、読む本にその板の特徴が出てて面白い。
自分が今まで見向きもしなかったジャンルの本も興味が出たりする。
>>743 読んだよ、ボルヘス好きだ
特に『円鐶の廃墟』が好み
確かに「なに言ってんだこいつ……」っていうわけのわからなさだけど、そのわからなさが快感
あと、ウンベルト・エーコや円城塔など色んな作家が作品の中にボルヘスのモチーフを取り入れてたりするので、
思いも寄らないところで出会うと「おお!」って嬉しくなる
坂の上の雲を読んだ。
日露戦争をしつこく詳細に書きたくて、便宜的に好古真之子規を使ったのかと
思うような展開だった。
余談だらけで話が全然進まないのも辛かった。
一生懸命調べたんだから、書かなきゃソンソンと思ったのかと勘ぐりたくなるほどの
余談だらけに辟易した。
日露戦争が終わった後の好古と真之の人生がしっかり書かれてるかと
期待してたのに、全然無くて悲しかった。
760 :
彼氏いない歴774年:2011/09/05(月) 18:52:09.92 ID:I+ue3X5N
>>754 吉本ばななの「哀しい予感」だったかに、ヒロインの叔母で高校の音楽教師をやってるんだけど、雨の日は必ず
学校を休んで一日中寝ているという人物が出てきてむかむかしたなあ。私は実際に高校で講師やってたことがあ
ったこともあって、そんな教師いるはずないだろ!って本気で腹が立った。ばななは大学卒業後すぐ作家デビュー
してて普通の社会人経験してないからこういうこと書いちゃうんだろうけど。
父親の吉本隆明もかなりぶっとんでる人で、エッセイ読んでたら「昔小学生の頃クラスでよく学級費などが盗まれる
ことがあって、そのたびに担任教師が犯人探しをするのに腹が立った。学級費なんてたいした大金でもないんだから
担任が自腹で出してやれば済むことなのに」みたいな描写が出てきてびっくりした。
この父にしてこの子ありなのかと納得したけど。
吉本ばななは頬杖ついた写真が衝撃だった
何となく室井うづきとかそういう系を想像していただけに
ゆづきだった
失礼
ばななはエッセイ読んで、残念な人だなと思ったことがある
居酒屋かファミレスで酒を持ち込んで逆ギレした上に
自分達はそこそこの地位にあるのに!みたいなこと書いてあって
小説は嫌いじゃないけどこれはないwと思ったわ
私が人脈持ってる人間〜ってやつだね
>>763 それ確か読んだなあ。
自分と友達がいかに高尚な職業に就いているか、みたいなのがあってうへえとなった。
うわぁ…
あとこのスレかどっかで
高校時代彼氏の自転車の後ろに乗って彼氏いない子をpgr?してたみたいなカキコ見てもやっとしたな
顔面的にはこっちの仲間だよなあ
就職もすることなく
20代で賞もそれなりにとって
ヒットも飛ばして世間的に高く評価されて
そのままちやほやされて・・・世間の厳しさとか荒波とかに
そこまで揉まれずにここまで来たってかんじなのかな>よしもとさん
だから感覚がバブリーというか、他の人と乖離しているというか
エッセイって作者の人柄が前面に出ちゃうから
本当諸刃の刃だなって感じだ
岡本かの子/鮨 読了
太郎つながりで読んだけどすごく良かった
街や時代の雰囲気とか、少女の憧れとか、幼い頃の母との思い出とか、
覚えはあっても言語化出来ずに忘れていた事が
読んでると目の前にぶわーっと迫ってくる感じ
それととにかく鮨が美味しそうだし味が想像できるから口が寂しくなる
これほど密度の濃い短編は初めてかもしれない
>>770 気になってググったら青空にあったんで読んできた
素敵な話をありがとう!
子供の頃に戻ってお母さんに真っ直ぐ甘えたくなったw
あとやっぱりお寿司食べたいww
鮨と言えば志賀直哉の小僧の神様を思い出すな
>>753 「リアルシンデレラ」は最後泣けるよね
わたしもせめて心の綺麗な人になりたいと思うよ
ばなな話が続いて悪いが、
キッチン書いたとき私は処女だと思われていたらしいが、非処女でしたけど
みたいなことを文庫版のあとがきだかで読んで引いた
お世辞にも可愛いとは言えないだけに・・・
でもこの人の「ムーンライト・シャドウ」はすごく好き
読み返すたび最後でやられる
>>759 司馬さんの小説ってみんなそんなかんじじゃない?
私は電車で史跡巡りの旅に行く途中、同じ車両に居合わせた隣の席の日本史好きのおじいさんが
嬉しそうに、慣れた語り口でちょっとコアな話を語ってくれる(だけど好き嫌いと脱線が多いw)
…というイメージでいつも司馬さんの小説を読んでるw
>>774 >処女だと思われていたらしいが
このエピ書こうと思ったらw本当にばなな好きだったのにな・・・
>>759 坂の上の雲、あの分厚さに躊躇してたけど
ドラマ見てても字幕出さないと出てくる熟語がいちいち解らないので
却って先に本読んだ方がいいかな
やっぱり余談だらけなんだねw
>>746 三浦しをんの「風が強く吹いている」は面白いよ
主人公たちが箱根駅伝を目指すっていう内容なんだけど
マラソンに興味なくて楽しめるし何より読みやすい
三浦しをんは
私が語り始めた彼はが好きだ
779 :
彼氏いない歴774年:2011/09/06(火) 00:15:32.19 ID:BL+vl6Wo
江國さんを最近読みはじめたんだけど、所々うへる
自分が喪だからか、世の女性はこんなへんな恋愛してんの?マジで?ってなる
それでもスイートリトルライズや落下する夕方の主人公はまだ人間くささがあると思うけど、
冷静と情熱のあいだの主人公がどうも好きになれない
良く言えば忘れられない恋をした、悪く言えばスイーツ携帯小説の文学版て感じ
結局好きなのは自分だけなんじゃんって、ページを捲るたび何度も思うくらい
冷静というより単に冷たい印象
780 :
彼氏いない歴774年:2011/09/06(火) 00:59:23.90 ID:qKMkXWxO
宮尾さんの櫂を読んでるけど、長い
>>779 冷静〜は全然共感できなくて自分もあんまり好きじゃない
個人的に江國作品は恋愛より家族の描写が好きだな
あと動物が語り手になってる短編とか
秋になると流しの下の骨が読みたくなるな
>>774 何かのエッセイで「高校時代は年下の彼氏の家に入り浸っていた」と書いていた
小学生だったけど少女漫画のような憧れは感じず、ただただ、あの顔で?とビックリしたなあ
性格悪くて申し訳ない、好きな人はごめん
先週から畠中恵さんのしゃばけシリーズ読み始めた
おもしろいし、1巻以外は短編集なので読みやすい
784 :
彼氏いない歴774年:2011/09/06(火) 04:21:47.14 ID:mmBCGAzF
リアルで趣味は読書って言ってるけど、
誰の小説か聞かれると「赤川次郎」とは何か恥ずかしくて言えない自分
でもいちばん安心して読める本なんだよな
赤川次郎を好きになったら古本屋巡ってコンプリート目指すのが楽しそう
レトロとホラーが好き人なら、岩井志麻子の鐵道心中がオススメ
見てきたかのような描写が素敵w
エッセイは外国人との恋愛が多いと思う
モンゴメリの「青い城」読んでるけど序盤の高齢喪女描写が詳細すぎて心が折れそうw
若草色のポシェット好きだ
30歳くらいまで毎年買ってたけどそういえば今度続き探してみよう
>>787 あれは見事だw
洋の東西も時代も問わず、……い る の ね って感じで勝手に冷や汗出る
>>784 安心して読める本>わかる。
自分は好きな作家聞かれたらむしろ赤川次郎って答えてる。
どんな話?とか色々聞かれなくて済むから。
791 :
彼氏いない歴774年:2011/09/06(火) 17:17:24.63 ID:lvrm3KnQ
>>784 赤川次郎は初期の作品がいろいろな意味で著者の力が入っていて面白いと思う。
「マリオネットの罠」「おやすみテディベア」「招かれた女」とか。
喪女描写といえば萩原葉子の小説読んだ人いるかな?読みやすいんだけど、読んだ後すごく精神的にくるから元気なときにしか読めない。
「蕁麻の家」は面白いけど、人にはちょっと勧めにくい。
有川浩っておもしろいの?
>>792 自分はかなり読み易い
登場人物が良くも悪くも「こういう人いるいる!」って感じで、感情移入しやすい
『海の底』は序盤のグロシーンで心へし折れた
>>792 キャラが立ってるし、話もスピーディーで分かりやすいから
面白いとは思う。
でも、話に深みが無いし、図書館革命までの作品のほとんどが
自衛隊萌え、ツンデレ女と包容力のある男との恋愛のワンパターンなので
何作か読むと飽きる。
>>792 私は「塩の街」「空の中」「図書館戦争」の3冊しか読んでないけど
もうこの人の本は手に取らないな、と思うほど面白くなかった
とにかく薄っぺらい
>>792 私は「塩の街」だけ読んだけど
先に出てるとおり物語の深みはそれほどなくて、特に感想もなく読み終わってしまったな
有川浩はラノベみたいな本って聞いたことがある
あととにかく甘い恋愛小説とか
どうでもいいけど有川浩はずっと男だと思ってたから女だと知ってびっくりした
川上弘美の「神様」がやっぱり落ち着く
湿ったくまに抱きしめられたい喪女集まれーってスレ立てたくなる
>>792 作者の自己投影が見え隠れし始めてからあんまり手を出さなくなったかな
自衛隊短編集は面白いと思う
>>798 高校の教科書に載ってたけど、
そういえば何で「神様」っていうタイトルなのか解らないままだったわ
何で?
「クマの神様が云々」ていう一文なかったっけ?
自分はあの短編集に入っている、梨の妖精?の話が好きだわ
「ぼくだめなのよ」っていうセリフにやられた
有川浩はもともとラノベ出身だし、「大人が読むラノベが書きたい」みたいなこと言ってなかったっけ
自衛隊の話は好きだけど「植物図鑑」は始球式しかけた
神様また読みたくなった。
空豆の話好きだ。
ラジオドラマも再放送しないかな。
有川浩は、三匹のおっさんは好きだな。
メカニックおっさんと普段着ジャージおっさんと渋おっさんとツンデレ孫でちょっと癒される
以前、新幹線に乗る前、平積みされていた「フリーター、家を買う。」を買ってしまい
あまりのくだらなさに怒りが湧いた。
中学生ぐらいなら感心する人もいるんだろうか。
あんな本、小説の棚に置かないで欲しいと心底思った。
「空の中」の白鯨はなかなか面白い存在だったけど、
人間の主要キャラにあちゃーとなってしまった。
読みおわって解説を読んで二重にあちゃー・・・。
それ以来有川作品には手を出す気にならない。
有川浩意外と不評なんだな…
自分は結構好きだ
>>804 三匹のおっさん面白かった
同作者の阪急電車に出てくるおばあさんとかみたいに
年寄りがDQNをやり込めでくれるとスカッとする
誤字が…スマソ
不美人論
藤野美奈子の漫画好きなので読んでみた。
藤野がブスの立場として対談相手の学者に赤裸々に語ってて読み答えあった。
ただ藤野さんは恋愛経験もあるし結婚もしてるしで
顔見た事ないけどそんなブスではないと思う
断鎖 話遅!!
811 :
彼氏いない歴774年:2011/09/07(水) 09:24:00.80 ID:+0VHkpgI
あまり読書しないんだけど、趣味にしたいなあ
テリー・ケイっていう作家が好き
有川浩は自衛隊3部作と阪急電車は好きだけど、図書館戦争は苦手だ…
2巻も勢いで買ったけど結局読んでない
ちょっと乗り遅れてしまったけど私も川上弘美の神様好き
あれって主人公ぜんぶ同一人物と考えていいのかな
今日は泉鏡花の没日なんだね
天主物語のキラキラ感大好き…
モモを読むたび、本のテーマとずれるけど
詐欺じゃなく時間銀行が本当にあれば・・・と思ってしまう
いいよなぁ、空いた時間を預けて必要なときに引き出すって
>>815 でもアクセクしすぎて結局貯まった時間の使い方が分からなくなりそうだ。
私の場合モモを読むと毎回ホットチョコとトーストのくだりに涎が大洪水になるww
実際にホットチョコ飲んだことあるけど物語の中のほうがもっと美味しそうなんだよなー
>>633 うわあー!もっと早くこの存在を知りたかった
早速ポチる
>>816 すごくわかる!
ハリーポッターでもバタービール?に憧れてたw
絵もないのに、何であんなに美味しそうなんだろう……
料理や食べ物の描写がおいしそう!ってオススメの本ありませんか?
オズの魔法使いとか江國さんとか結構良かったのですが、他に何かないかな〜と。
>>814 高野聖はエロ、グロ、ホラーな上に耽美で
自分には上級者向き過ぎたww
でも読んでよかった。
柚木麻子 「嘆きの美女」「終点のあの子」
食べ物描写とストーリーがからまってて上手い!
どっちも喪女にしみる結末
嘆きの美女はAERAのサイトで読めるよ
>>819 有名だけど守り人シリーズとか
主人公が旅する国々の料理がどれも美味しそう
米がとれる国なら山菜鍋や卵の入った雑炊
ヤギの乳がとれる国ならチーズの入った揚げ物
みたいにその土地に根ざした感じが面白かった
映画にもなった南極料理人の西村さんが監修した物語で登場する料理のレシピ本も出てるよ
>>821>>822 読んでみます、ありがとう〜
守り人シリーズ美味そうだわw
料理するのも好きだからレシピ本も気になる!
>>819 ラノベでよければ、フォーチュンクエスト
猪鹿亭に行くたび腹が鳴る
フォーチュンクエスト、分かるわ
チョコレートが凄く美味しそうだったな
>>819 時代小説でもよければ池波正太郎の本を押したい
「池波正太郎 美味しそう」でGoogle先生に聞いてみてください
山本文緒・村上春樹のワンダーランドとカフカ・白い巨棟・燃えよ剣が好きな人間に勧められそうなのある?
ない。自分で探して
上にも出てる川上弘美、エッセイもいいよね
飲み屋や定食屋に立ち寄ったり、自分で料理する描写おいしそうで好き
赤毛のアンの料理本、ピーターラビットの料理本はちょっと非日常だよね
どうみてもまずそうな物が載ってたりする
ターシャ・テューダーの絵本と庭の写真好きだ
あんなおばあさんになりたいが、あんな生活をするには体力と器用さが要るし
息子や孫の手助けが必要だし自分にはいろんな意味で無理だ
でも好き
絵本なら14ひきのねずみシリーズが好きだ
食べ物も木の実とかだけどおいしそう
>>830 ああ〜わかる!
あと11ぴきのねこのコロッケとか
ここで挙げられてた「月魚」読んだ。
設定がBLっぽいと思ったけどまあまあ楽しめたかな。
憧れの人で色々妄想して小説書いちゃう宇佐見先生が
自分と重なりすぎて黒歴史が蘇ったわw
それよりも気になったのが、直接的な表現がなくても
>>742が言ってるみたいに注意書きっている?
私は、別にホモに限らずグロだろうが死ネタだろうが
注意書きされるとネタバレされたようで楽しみが半減しちゃうんだけど。
色んな人がいるからね
やっぱり人を選ぶ内容は必要だと思うよ
注意書きしてある小説とかあるの?
無理ネタがある人はレビューなりあらすじなり自分で確認してから読むしかなくない?
>注意書きされるとネタバレされたようで楽しみが半減しちゃうんだけど。
うむ。読書が趣味だけど注意書きは欲しいという人には
出会った事がない。
万が一地雷を踏んでも、それはそれ。
「ああ嫌な本だったなあ」「こういうのは嫌いだなあ」としか。
>>831 コロッケなつかしい!アホウドリがねだるんだよねw
そのシリーズの人の絵本で山男がふろふき大根作る話も大好きだった
中学生の時
途中で送信してしまったorz
中学生の時装丁で本を選んでて
いろんな知識が身についた
ゲイだったりレズだったり官能小説ばりの小説だったり
図書館ってすげえって思ったわw
たしかに、中学生のとき谷崎とか鏡花にはまって読みまくってたけど、今思うと確実に中学生は読むべきでないw
中学で横溝正史とか江戸川乱歩とか読んでたw
読むべきではないとは思うんだけど、すっごく面白くて夢中で読んだ。
特に「八墓」と「人間椅子」には衝撃を受けた。
そういう年代に、読んではいけない後ろめたさを感じながら読むのも醍醐味w
渡辺温全集早く届いてくれ。
中学生の頃ねじまき鳥クロニクル読んでたら、男子に「あーっそれエロい奴だーw」ってpgrされたの恥ずかしかったな
序盤にオナニーするシーンがちょっとあるくらいなんだけどな…
多少のエロはさらりと受け流す耳年増な子供だったけど、
小学生の図書室で強姦→妊娠→結婚→相手に惚れる→ハッピーエンド
という筋書きの小説に行き当たったときは、流石に頭を抱えた。
恋空ではなくない?
>>847 ネタをネタであると見抜ける人でないとry
美形の殺人犯に処女を奪われて、妹みたいに大事にしてた少女(故人)の兄の子を妊娠し、その子供に少女の名前をつけてシングルマザーとして生きていく喪女の話もあったな・・・
話豚切り!
黒新堂が好きな人はいないのか。
エログロで救いがないの。
間に愛情が存在しないから喪女だと思うよ
853 :
彼氏いない歴774年:2011/09/08(木) 20:06:49.94 ID:OT9fVCoy
>>849 それってもしかして渡辺容子の小説?
題名は忘れたけど、主人公は29歳まで恋愛経験がなくて処女なのを会社の同僚に笑われたかなんかで退職して無職。
それ以来貯金を切り崩しながらひきこもって生活してるという話だったような。
>>850 黒新堂って、新堂冬樹のことかな?
図書館で並んでるのをあらかた読んだけど「君が悪い」「殺し合う家族」「吐きたいほど愛してる」の三つがお気に入り。
>>853 そうだよ
途中まで面白かったけど、終盤がご都合展開で冷めた
新堂さんは初めて読んだ忘れ雪で挫折して
それ以来読んでないんだけど、なにか面白そうなやつはあるのかな
できればああいう寒流風な恋愛小説ではないほうがいいんだけど
私も「忘れ雪」と「底なし沼」の後半の展開にはついていけなかったなぁ。
>>856 個人的に白新堂作品で面白かったのは「引き出しの中のラブレター」
エログロ描写が平気なら黒新堂作品に手を伸ばしてみるのもいいかも
エロがダメなら「砂漠の薔薇」「摂氏零度の少女」とかある
グロがダメでエロが大丈夫なら、「三億を護れ!」も笑える
「忘れ雪」3回チャレンジしたけど、すごい早い段階で毎回挫折してしまう
後半もついて行けない展開ならもう無理かな・・・
>>857 ありがとう!
エログロ平気だから黒新堂(作品のジャンルだよね?)もの
に手を出してみるよ
他にもたくさん進めてくれてありがとう
>>858 そんなにチャレンジしたんだwすごいわ
私も後半の展開といわず、前半でヒロインがなんだか
鼻について序盤で挫折してしまったよ
文章の難易度やストーリーの好みとは別に
自分にしっくりくる文を書く作家さんとの相性とかってあるよね
古川日出男の「ベルカ、吠えないのか?」、あらすじ読んだら
すごい面白そうだし、好きなかんじだけど、書き方が駄目で全然進まない…
861 :
819:2011/09/08(木) 21:54:03.95 ID:wfp+sRfz
おいしそうな本をたくさんありがとう!
これで読書と食欲の秋が楽しめますw
>>827 何となくだけど高村薫とかいかが?
硬派な男の世界が好きなら合うと思う
>>860 文章のくせそのものはそんなに厭じゃないけど、なんでそんな擬人化したいん…?
しかもどう見たって犬とは思えない雌犬が、どう見たって「男の妄想する女っぽい女」で
むせかえるほどのマッチョイズムにはもうお腹いっぱいだったw>ベルカ
ストレルカ(ベルカと対の雌犬…犬っていうか……)のキャラはすごく好みだったから
あんなこっけいなオチに使われたのがもったいない
ゴーギャンの「ノア・ノア」読み終わった
1960年の古い翻訳だけど、花の香りが立ちこめるような、濃い木陰が目に浮かぶような
美しい描写にうっとり。120年前のヨーロッパと南洋の関係ってあんななのか……
しかし作品以前に作者大バカだわーあれはないわーそりゃあ捨てられるわー
喪女だってそう思うもの、島の有力者のぴちぴち適齢期の令嬢が捨てないわけないわー
花村萬月の「笑う山崎」を読んでる途中
妻子に甘い理由はちゃんと説明されるんだろうか…
普通に「愛してるから」とかだったらどうしよ
>>860 私も合わなかった
少し読んでは休み、また読んでは休みを繰り返して全然進まず図書館の返却期限が来たので返してしまった
女の子のパートとかすごく面白かったんだけどなあ
あなたのための物語
病気のもたらす苦痛や、死の恐怖の描写が容赦ないうえに
それから逃れるように孤独に研究を続けるサマンサの頑なさが
ホント喪女過ぎてしんどかったけど全体としては面白かった
ラストの<サマンサ>が彼の物語の結末を望むところとか
グッときてしまった
>>860 すごく分かる
文章がおかしい訳じゃないんだけど、何故かすごく読みにくい人っている
自分は有栖川有栖と宮部みゆきがダメだったな
好きな人いたらごめん
867 :
彼氏いない歴774年:2011/09/09(金) 05:36:06.51 ID:FDpTPgUC
自分は西加奈子が不得意だ
喪女にオススメ、というよりまさに喪女の為にある本だと思ったのが、
姫野カヲルコの「受難」だった。
私はこれ読んで泣いたけど、リア充の同僚に読んでもらったら、「笑えた(ギャグ的な意味で)」
との事。
やっぱ感じ方が違うんだな〜。
869 :
彼氏いない歴774年:2011/09/09(金) 09:08:48.12 ID:Lc2vBuhK
吉田修一の新刊読んだ人いますか?
>>860 すごく同意。
自分は村上龍が読みにくい。読めたのはブルーと69。
古川日出男、懐かしい
アラビアの夜の種族、筋書きや雰囲気はちょう好みのはずなのに
何度挑戦しても駄目だったな
ベルカ、読みにくいのか。
「MUSIC」はすごく好き。
著者本人も朗読CDを出してるくらい、声に出して読むと気持ちいい躍動感。
遡って「LOVE]も読んだけど、期待ほどではなかった。
さらに遡って「ベルカ」も、と思ってたけどやめておいたほうが無難かな。
私は結構古川日出男の文章好きだな
あの癖のある感じが逆にいい
読んだあと思考するときに文調?移るw
モリミーとかもそう
有川、初期三部作は割りと好きなんだけど
海の底を読むちょっと前くらいに福井晴敏のローレライ読んだから潜水艦の描写が物足りなかったw
古川日出男は読点が多すぎて読みにくい。でもベルカは面白いよ。他の人には書けない作品。
そういえば古川日出男レスのこういう流れ、前にもあったような…。
綺麗な文体の作品が読みたい
レイブラッドベリの10月はたそがれの国好き
それだけ好き
他の作品は知らない
脱オタ目指してラノベだけは読むまいと思いながら
24歳。
ついに禁書目録に手を出してしまった…
今までにないハイペースで読み漁ってしまう。
このスレの人はラノベは読まないかな?
漠然としていて申し訳ないけど「美しい」と思った小説ある?
何か最近美しい小説が読みたくて
思い当たる小説あれば教えて欲しいです
>>878 ちらほらラノベの話も出てるよ。
ラノベ新規開拓はしてないけど、10数年前に中村恵里加にはまって買い続けてる。
ダブルブリッドは今読んでも面白いと思える。
>>878 ラノベから本を読むようになったから、今でもラノベ好き
重い小説を読むのが億劫な時は、ついついラノベに手が伸びがち
久しぶりにスレイヤーズ読み返したけど、やっぱり大好きだ
>>878 ラノベは人類は衰退しましたと神様のメモ帳が好き
人類は衰退しましたはのんびりした世界観と主人公の女の子のだらけっぷりがいい
神様のメモ帳は今アニメやってるけど個人的には原作の方が好きだなー
>>879 川端康成「雪国」
冒頭のあたりの情景描写とかすごく美しいと思う
>>879 長野まゆみ「少年アリス」
山尾悠子「ラピスラズリ」
森茉莉「甘い蜜の部屋」
三島由紀夫「春の雪」
泉鏡花「外科室」
有名どころばかりで申し訳ないけど、心からオススメ
>>878 子どもの頃から読んでるラノベ(児童書?)は今でも好きだけど
いわゆる萌系とかには全然興味ないなぁ
小学生の時は青い鳥文庫のいちごにハマっていた。
>>879 最初に浮かんだのがコーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」。
いわゆる美しさ、とは違うかも。文明が崩壊した後の世界を彷徨う父子の話で陰鬱だし。
ただ、独特の文章(読点が極力ない、感情表現もない)が美しい。
長い長い叙事詩を読むような感じ。
豪華絢爛で美しい、という感じだとタニス・リーの「闇の公子」かな。
登場人物は美男美女揃いで、これでもかと美辞麗句が連ねられた訳文が煌びやかで美しいよ。
小学生のときクレヨン王国シリーズにすごく夢中になってたの思い出した
懐かしいなぁ実家にまだあるかな
ラノベならコバルトとか読むよ
鏡のお城のミミシリーズが好きだったんだけど
最後はただの昼ドラになっててワロタ・・・ワロタ・・・
私もアラサーだけど未だにラノベ読むわ
ファンタジー小説とか児童書も大好きだし。
まあラノベはシリーズの一巻だけ読んで終わることが多いのだけど
本を読むきっかけになったのがフルメタだったなー
ラノベというか、親が読んでた西村京太郎や赤川次郎がきっかけで読書に嵌ったなぁ
子供でも読みやすいし
逆に、小学校のクラス文庫においてあった路傍の石は物語がずーっと辛くてリタイヤした
自分にとっては多分読んだほうがいい本なんだけど、どうしても母親の描写で心が折れる
長いお別れ レイモンド・チャンドラー
旧訳も好きなんだけど、村上春樹が翻訳した方が、妙に文体がきれいな気がする。
ラノベ大好きだよ。
でも、完結してないで外伝だけでてるのとか、別シリーズとかみてると嫌になってきた・・・。
漫画にも言えるけど、ラノベって読みやすい分、冊数がどんどん出るから追いかけるのめんどくさくなっちゃったりするよね
あとあんまりシリーズが長くなるとうろ覚えになるし
基本、借りて読むから読み返してないせいもあるけど
ラノベに挑戦しようと思ってハルヒ買ったけど読みにくい…。
ハルヒはキョンの語りが読みにくくて自分も投げたなあ
アニメだと好きなんだけど
最近だとガガガ文庫にはまる
とある飛空士への追憶とかケモノガリ、アイゼンフリューゲルが面白かった
ハルヒ…特別気に入ってる作品でもないの続きが気になり読んでいます。
ゼロの使い魔…頑張って13巻まで読んだんですが脱落。なんていうか…お幸せに…。
シャナ…1巻で脱落。なんか色々と稚拙すぎると思いました。
狼と香辛料…いちゃいちゃが鼻につくようになり5巻位で脱落。
嘘つきまーくん…きちがいのふり作品のようで何の娯楽性も見いだせず1巻で脱落。
デュラララ!…中二加減が鼻につくようになり7巻くらいで脱落。
禁書目録は未読ですがアニメを1期だけ見ました。
とらドラ!と俺の妹は未読でアニメも観ていません。
マリみて以降少女向けのラノベは読んでいないのですが何かおすすめはありますか?
昔は氷室冴子とかちょーシリーズとか読んでました。多少描写が子どもっぽい、漫画っぽくても良いです。
コメディ系なら身代わり伯爵シリーズ
歴史系ファンタジーなら流血女神伝
氷室さ
キノの旅はわりと好き
>>895 途中送信してしまった?x2022;?x2022;?x2022;
あと個人的なオススメは古いけどファミ通文庫のカーリーシリーズ
第二次大戦直前の英領インドの寄宿学校が舞台
の奴
ただ続きが出ていないのと中古でしか手に入らないのが欠点
富士見ファンタジア文庫の全盛期はよく買ってたなあ
猫の地球儀おもしろいよ
昔はファンタジー大好きだったんだけど
今はやたら小難しい漢字やゴテゴテと着飾った表現を使った
小説を読むのが辛くなってきたなあ
されど罪人は〜が面白いと聞いて読み始めたけど
最初で挫折してしまったw
一般小説でもなく児童書でもなく10代向けに気の利いた挿し絵をつけて売り出したのって
吉屋信子とか川端康成が書いてた少女小説が最初だよな。
つまりラノベのルーツって少女小説なんだよなー。
最近遠藤周作を続けて読んでたがひと段落ついたので、積読してた江戸川乱歩に戻った
話にもよるが、特に明智シリーズはあの時代のラノベってイメージがある
しかし明智先生は話によって熱血だったり飄々としてたり、
作者の中でも路線がイマイチ固まってなかったんだろうかなあ…と思う。
小林は固定なのにな。年取らないし
>>901 同じくwとにかく読みにくかった
西尾維新も読めなかったなぁ
ラノベなら魔術士オーフェンが好きだった。
牙の塔で学びたい…
906 :
彼氏いない歴774年:2011/09/10(土) 22:04:22.54 ID:YPqxWZyL
ナラタージュのあらすじ、母親に話したら
「いかにもブスが書きそうな小説だね。」
ひどい・・・
>>904 好きな人には申し訳ないけど、
かっこいいとか燃えるとかの前に読みづらさが先行しちゃうんだよね・・・
たぶん厨房の頃だったらはまってたと思う
西尾も同じくで、ちょっと文章が冗長すぎて読みづらい
高校の頃読んでたデルフィニアも、今読んだらなんか鼻についちゃってダメだ
読みやすいけど登場人物が最強すぎてw
908 :
彼氏いない歴774年:2011/09/10(土) 22:42:51.70 ID:YPqxWZyL
ラノベって時点で読む気がしない喪女はいませんか・・・?
いや、別に煽りとかじゃなくて・・・。。。
あーしないなぁ
多分ラノベ自体が嫌なんじゃなく
ラノベの絵とか持て囃され方が嫌いなんだと思う
と思ったけど砂糖菓子の弾丸で人魚になりたい子のボクっ子ぶりにさえ引いたから
ラノベ自体にアレルギー持ってるかもしれない
ジャ○プのラノベ原作漫画もなんか胸やけするというか、前面に押し出されたキャラクターをうざったく感じてしまう
昔のラノベではそんな事なかったんだけどな
変わったのは自分なのか今のラノベなのかはわからん
私も今はラノべってだけで見下しちゃうな…
昔はブギーポップとキノが大すきだったけど(挿絵ありき)
普通の小説読み出したら自然と離れた
偏見と思いつつも、内心軽く見てるのも事実<ラノベ
表紙絵が露骨に萌絵だったりすると ウヘェ〜ってなる
それでも乙一は普通に面白いし、桜庭一樹もゴシックは読み漁った
イラストで手にとっただけだったが、心底読後感が良かったのは
張間ミカの『楽園まで』
精神的に物凄く弱ってた時に読んだから余計効いたのかもしれない
いい年して電車の中で涙ぐんだシーンもあった
>>908 あのカバー絵だけで萎える。
漫画は漫画として読みたい。
ラノベに限らず、歳を取ると畳める見込みのない大風呂敷が辛くなる…
「俺の妹がこんな可愛いわけはない」(題ウロ)の表紙の女の子が全然可愛くないっていうか
だらしなく口開けた痴女にしか見えない時点で萌えラノベ適性がないんだよなー自分
「バッカーノ!」のトレイラーをネットで見た時は「うわかっこいい、好み」と思って
原作ラノベ探したんだけど、パラッとめくった文章の字面を見てギブアップした
それ以来チャレンジしてない
でも未だに執念深く続刊を待ってるラノベ(?)がひとつだけある
作者は放置神だから、まあ、無理なんだけどね……orz それは「異端者シェン」
少女漫画や乙女ゲーとかも好きだから
コバルトみたいな少女小説はわりと好きかな
悪童日記、FBI心理分析官を読んだ。次はノンフィクション物を読んでみたいと思っているんですが、お勧めありませんか?
ノンフィクションなら123便関連を推しておく ちょっとグロいかもしれないけど
あと個人的に「羆嵐」おすすめする これは実際にあったことをフィクションに読みやすく直した物
プリンセス・トヨトミっていう万城目学の本を読んだよ
ラノベやアニメ以外でファンタジーやるとこうなるんだなって思った
読書歴浅いけど新しい趣味始めるにはちょうどよかったかもと思ってる
有川さんはなんかラノベっぽい
>>916 >>917に同意しつつ追加で、トリイ・ヘイデンの「〜〜〜子」シリーズはどうかな
プライバシーに考慮して固有名詞や時系列をわざといじってるから、純粋なノンフィクションじゃないけど
>>917 123便関連でも飯塚訓の「墜落遺体」「墜落現場」を自分は強く勧めたい。
これ以外だと
・朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 NHK「東海村臨界事故」取材班
・宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 高沢 皓司
・そして殺人者は野に放たれる: 日垣 隆:
「美しい」小説、レスくれた人ありがとう!
全部メモしました
私は外科室や沈黙博物館が好きです
ラノベは一般小説読み続けたあとだと温度差や文章の雰囲気の差が凄くて馴染めないまま読まなくなることが多い
最近評判にひかれて読んだミミズクと夜の王?は文章はラノベっぽく感じなかったけどあまり楽しめなかった
図鑑見るのが好きなんだけど、図鑑は読書に入るかな?
>>922 私もミミズク〜の評判に惹かれて本屋でチラ見してみたんだけど数ページでダメだった
なんか擬音とかがあまりに直接的に書かれててうんざりした覚えがある
唯一最後まで読んだラノベが七姫物語
刊行ペースかなり遅かったし最終巻読めたのは嬉しいけどもっと続いてほしかったジレンマ…
>>923 読み物ではないから入らないかな
でも自分が読書だと思えば読書で良いと思う
黒い家読んでるけど
あんまり事件らしい事件がおきなくて
思ったより退屈だ。
日本文学をかじりたいので
「こころ」「芋粥」「人間失格」などをマンガで読もうと思っているんですが
マンガだと逆に日本の名作の良さを堪能できなかったりしますか?
うん、出来れば日本語で楽しんで欲しい
自分としてはあまりオススメしないなぁ
ああいうのって、ストーリーだけじゃなく文章を読むって感じが強い気がする
漫画だと、漫画家の解釈で物語が描かれるからやっぱり原作者読んだ方がいいと思うよ
その三つとかはあんまり読みづらいものでもないから原作読むといいよ
近代日本文学は文章自体を楽しむところがあるからストーリーだけ漫画で読んでも良さがわからないかも
表現力のある漫画家は小説の漫画化をやらないでオリジナル作品を描く気がする。
小説の漫画化って漫画としてもぱっとしないものが多い。
でも、ざっと人物や時代背景をつかむにはいいかも。
勝田文のあしながおじさんの漫画化は舞台を日本に移しておじさん視点から描いてて
不器用なおじさんに死ぬほど萌えてもう一回原作読み直したよw
まあ基本的に原作から先に読んだ方がいいとは思うけど
どうしても最初に読んだイメージが根付いちゃうからね
今月末の新刊に備えてハルチカシリーズを再読中
やっぱチカちゃんいい子だなあ
ハルチカコンビの関係がすごく好きなんだけどカップルにはならないだろうなあ性嗜好的に…
勝田文が好きだから、三浦しをんの仏果を得ずを表紙買いした
まだ読んでないw
仏果を得ずはNHKの朝ドラっぽい感じ
>>917>>920>>921 興味持ったので全部読んでみる。
トリイ・ヘイデンのヴィーナスという子が家にあったんだけど、お勧めしてくれた物かな?
分厚いけど、読み応えありそう。
みなさん、ありがとう!読んだら、またきます。
>>927 ありだと思うよ
人間失格だけ読んだけど思った以上によくできててびっくりした
原作は何回も読みすぎて何も感じなくなっちゃったけど
久しぶりにあの独特の空気感をあじわえた感じ
タラ・ダンカンというハリポタブームに乗っかって書いたような
ファンタジー小説(ラノベ?)読んだ
面白かったけど、シリーズ全部読破するかは微妙・・・
ファンタジーとラノベの線引きがわからん
>>937 それ、先に原作を読んでたからこそ「あり」も言えるんだと思う。
「ハイジ」と言われてあのアニメ絵でしか浮かばない人と、360度パノラマで
広がるアルプスの山々をイメージしながら読んだ人とでは、何かが絶対に違うと思う。
というかラノベと一般小説の区切りが曖昧になってきてるんじゃないかな
久々に児童書のコーナー行ったけど、あれ?ラノベのコーナー来ちゃった?と思うくらい
ラノベみたいなイラストまみれでびっくりした
あれぐらいしないと今の子は本を手に取らないのかねー
>>940 人間失格がデスノ風の表紙になったとき
売り上げが上がったぐらいだから
大人も子どももライトな今風の絵柄のほうが、結構受けるのかも
ローワン、旅人シリーズ、ネシャンサーガの挿絵を描いた佐竹美保さんの絵が好き
ああいうのはイラストレーターのファンが買うんじゃないのかな?
蒼井優ちゃんが「銀河鉄道の夜」「友情・初恋」「こころ」
の表紙になった時は既読にも関わらず速攻で買ってしまった
ブックオフオンラインで人間失格買ったら、カバーがよくわからん今風の俳優のキメ顔で泣いた
>>942 蒼井優ちゃんの表紙の文庫、本当に買っとけば良かったよ
それぐらいよかった、さわやかで落ち着いた雰囲気でさ
ここで本のこと語ってたら無性に本が欲しくなってきた
みんな月何冊買ってる?文庫派?ハードカバー派?
写真が表紙の文庫はわざわざ避けてた
好みはそれぞれだねぇ
カバー買いってあるよね
新潮文庫の金ぴかの金閣寺は持っているにも関わらず思わず買っちゃった
946 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 19:55:52.43 ID:rMy57sBs
>>944 昔赤川次郎にはまってたときはそれこそ1週間に3冊(ただし文庫)とか買ってた。
でも今は発売されたら即買う!っていうほど好きな作家はいないなあ・・・
氷室冴子の「銀の海、金の大地」「冬のディーン、夏のナタリー」「蒼の迷宮」の続巻を待ち続けてたら、
作者が亡くなってしまったよ・・・
947 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:04:07.51 ID:1g4oZSv+
このスレのオススメや話題の本が好きなの多くて嬉しい
だが同時に泣けてきたのはなぜだ
948 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:05:22.47 ID:r73NCsOj
図書館派なんですぅ><
949 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:06:50.74 ID:r73NCsOj
そういえば大学で読書が好きって言ったら
喪山さんってなによむの?白樺派?プロレタリア文学?
って聞かれたwww
おいお前ら文学と言えばそれなのかよwwww笑えたけどwww
>>940 世代によるんかね
同じように小畑絵になった菊地秀行のシリーズは
全然変わらなかったみたいで
古参のファンからブーイングで元に戻っていた
951 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:20:13.92 ID:r73NCsOj
ドリルチンチン!!!ドリルチンチン!!!!!
952 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:22:12.63 ID:r73NCsOj
ドリルチンチン!!!ドリルチンチン!!!!!
「下町ロケット」がすごい良かった
働くオジサン達かっこいい
954 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:22:50.67 ID:r73NCsOj
ドリルチンチン!!!ドリルチンチン!!!!!
戦後派も面白いよ!ドリルちんちん!!
955 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:23:13.66 ID:r73NCsOj
ドリルチンチン!!!ドリルチンチン!!!!!
夢野久作でおすすめのものありますか
957 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:24:21.65 ID:0KPQXman
小学生のときはラノベ読んだ。冴木忍は集めてほとんど読んだわ。中学で読まなくなった。
コナンドイル、アガザクリスティの洋モノミステリー、太宰、夏目、三島、芥川など日本文学読み出したらラノベに戻れなくなった。
文字情報への導入編だったな、自分にとっては。懐かしい。
958 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:24:38.24 ID:r73NCsOj
ドリルチンチン!!!ドリルチンチン!!!!!
僕はラ米文学が好きですっ!!!
バルガス・リョサがノーベル賞取ったけど
他にもおもっしろい作家がまだまだいるのですっ!!!
呪術的な禍々しさと魔と性愛と、そして死の淵を覗く
魅力があるのですっ!!!!ラノベとはまた違うんだけど
面白いのですっ!!!!!!!!!!!!!!!!
959 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:25:45.87 ID:r73NCsOj
夢久は短編も有るけど正直あまり面白いと思った事ないな・・・
ドグラマグラと少女地獄だけでお腹いっぱい
960 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:26:04.95 ID:r73NCsOj
陳惚太郎陳ボケ太郎ちんぼけ太郎。
961 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 20:27:39.13 ID:r73NCsOj
風よ
風よ
吹いて
もっと吹いて
強く
生きる事を
望んだわたしを
葬って。
>>933 あしながおじさんいいよね!
原作の挿し絵も上手く表現しててよかった
>>941 ハウル原作の絵もやってるよね、私も好き。
なんか佐竹さんの絵で選んで読んだ本で外れたことがないw
ドストの罪と罰、どこの出版か忘れたけど文学作品を漫画化するシリーズでされてたのはひどかった気がする
舞台を現代にして再構成してる落合版の罪と罰はおもしろかった
自分が原作読んで感じたことをあらかた表現してくれててすごく良かった
カズオ・イシグロのわたしを離さないでを読んだ
恋愛要素強いけどもっと根源的な内容で、題材以上に自分の心を揺さぶられた
なんだか不思議な読後感だったけれど今年一番印象に残ったと言える本になりそう
合わない人は合わないと思うけど喪女の皆様に読んでみてほしいです
デルフィニア戦記、最近知ってはまった…
そっか、あれラノベだったんだな…
100円セールで古本買ってきた
綺麗な状態だと、前の持ち主が大事にしてたんだろうな、と思って嬉しくなる
本当に大事にするなら売らないだろうけどw
いや、大事だからこそ、自分の本棚で眠らせて置くよりも
古本屋を通して他の読者のもとへ旅立ってほしいと思うのだよ!
…実際はもう要らないから小銭稼ぎに売るんだろうが
犬丸りんとナンシー関が面白い
嵌ったのって亡くなったあとだけど・・・
968 :
彼氏いない歴774年:2011/09/11(日) 23:24:03.94 ID:NL58UGCn
いや
汚すと売れなくなるから
大事にしてるんだよ
>>946 絶筆は嫌だなあ
自分は皆川博子さんが大好きなんだが、ご高齢なので心配がつきないわ
好きになった作者さんが既に亡くなってたらちょっと淋しくなるなぁ
最近倉橋由美子さんの「大人のための残酷童話」読んだ
最初の方ちょっと下品で吃驚したけどブラックユーモア満載で面白かったw
>>964 今年出た新刊読んでから、懐かしくて10年ぶりくらいに全巻読み直してるw
デル戦みたいにキャラに華がある話も好きだけど、ぱっとしないキャラたちが地味に活躍する話も読んでみたい。
皆さん何かオススメありませんか?
>>964 自分もデル戦はまり組ノシ
図書館でクラッシュブレイズをジミジミと借りて読んでいる最中
大河ドラマの影響でプチお江ブーム
今は月宮の人を読んでいるけど、作家さん毎に解釈が違って別人みたいで面白い
>>971 清水義範全般…と思ったが、求めてるものとは違う様な気がしてきた
清水ハカセのは、日常の範囲内での普通の人物の波風だからなあ…
江戸川乱歩の『闇に蠢く』を読んだが
いい意味でひどい話だった
盲獣よりも「うわぁ…」感が上だった。
きみの友達面白い
スレ立てやってみます
978 :
977:2011/09/12(月) 21:32:08.22 ID:RyIXYPqW
駄目でした。依頼してきました
>>979 乙ー!
それからはスープのことばかり考えて暮らした、いい!(・∀・ )
クラフトエヴィング商社の人なんだね
何も起きないけどそれがいい
『銀の匙』は何べん読んでもいい、美しい
『ペンギン・ハイウェイ』と『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を立て続けに読んでみてワロタ
どっちもだいたい同じくらいの歳の少年が主人公兼語り手なのにギャップがすごい
作品のコンセプト自体が180度に近いくらいベクトルが違うから当然なんだけど
>>979 スレ立て乙
面白い本を読んでも「ああ面白かった」以外の感想を持てない
語彙が足りないのか読み込みが足りないのか…
面白かったって思えてるならいいじゃない
自分が楽しむために読んでるわけだし
感想文とかレビューとか書くの私も苦手
作家が伝えたいことは作品に全部つまってんだからいいじゃない…とか思っちゃう
京極夏彦の邪魅の雫を読んでる
あのシリーズようやく読み終わるわ
邪魅の次ってまだ出ないのかな
私は塗仏でとまってるなー
原りょう「そして夜は蘇る」を再読中
やっぱ沢崎かっけーー!!!
私も相手がヤクザでも弁護士でも刑事でも
ピリッと皮肉が言えるくらいになりたいぜ
ルー=ガルーの続編が来月?出ると聞いて楽しみにしてる
これの続編が読めるとは!どんななのか不安もあるけど。
邪魅は個人的には微妙だったなあ
なんか文章がくどく冗長になった気がして読み辛かった
(もともとこってりした文章ではあったけど読み辛くなかった)
塗仏までが神懸かって面白かった
でも続きが出たら即買うよ
十二国記も待ってるよ…
>>982 >>983 同じだ…私は昔から学校でも感想文を書くのが苦手だった…
ここの殆どの人はそういうの得意なんだろうか
ここの人語彙も豊富だし、文をまとめるのも上手い人多いと感じる
初めて来た時、さすが日常的に読書してるだけあるなと思ったよ
ここの人見習って私もたくさん本読んで、ちょっとでも賢くなりたい
>>986 本当だったら楽しみすぎる
リアル厨の頃はまって、3回ぐらい読んだ
机に置いておいたら、それ辞書?って言われたのもいい思い出
>>990 調べたら10月14日だった。
単行本、ノベルス、文庫、電子書籍が同時発売らしいのでお好きなのをどうぞw
>>981 銀の匙は無性に切なくなるけど好き
擬音が可愛いよね 初恋の女の子が足音が「ぽくぽくちりちり」とか
いつの時代も子ども心って変わらないんだなぁと思う
鵺の碑をまだかまだかと待ち続けてる
一人暮らし始める予定なんだけど、京極作品を連れていくか思案中
>>981 今日テレビ見てたら、超名門・灘中の超名物教師(国語。講師?)の名物授業が
「銀の匙」の超詳細読解&内容の精査だったよ。中学3年間まるまるかけて、「銀の匙」一作を読むそうな
私も小さい頃からの本読みだけど、読書感想文大嫌いだったよ。今でも本の感想とか人に言わないし、基本的に先生嫌いだったからかも知れないけどw
感想書くのは好きだけど、物凄く時間がかかる。
読んだ直後は言葉にならなくて、ひたすら衝撃が頭の中を巡っている。
その衝撃を頭の中でずっと温めていると、そのうち言葉が見つかる。
年単位で考え続けていることも多い。
小1で読んだ本の読書感想文を小6で提出したりしてたよ。
私も読書感想文苦手だった。
高学年になってからは更に。
低、中学年のころは好きな本を選んで感動した場面や自分に置き換えて・・・とか巧く出来たんだけど、
高学年になってからはただの「感想文」・・・っていうより「〜だと思いました」ばっかり。
だって面白くなかったもん。
面白くない本の書評をしろといわれても今でも困る。
小学生なら尚更「ほめなきゃいけない」っていうのに囚われてた。
私は一人で考えられないタイプだ
読み終わった直後はうまく感想を言葉にできない。読書に限らず映画とかでも同じ
でも「こういう本を読んだ、こういう話で登場人物はこうで…」
って誰かと会話すると話してるうちに感想が纏まってくる
やろうと思えば自分ひとりでも出来るけど(脳内会話的に)
この技wを編み出していなかった子供時代は感想文が大っ嫌いだったな
>>997 わかるわかる
褒めなきゃいけないって思っちゃうんだよね
もっと自由に書いていいとわかるまでは苦労した
1000取ったら喪女がなぜかモテキにはいる。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。