明治、大正、昭和初期風に語るスレ

近頃、佐藤さんは仕事に身が這入らず叱られてばかりゐる。
戀煩いだらう。劍持君に片想いをしてゐるやうだ。
いつそ告白したら良いと云つた。
すると「今ゐる男を如何片附けたら良いか分からぬ」と云ふ。
リや充とはかくも憎たらしきもの也や。

過去スレ壱
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1209288704/
http://2chnull.info/r/wmotenai/1209288704/
過去スレ弐
http://logsoku.com/thread/namidame.2ch.net/wmotenai/1250704035
関連スレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1284205315/

面倒くせえ也

どふゐつた趣旨の掲示板でござるか？

興味深く存ずるも、如何せん古風な文体が浮かばぬ。
このスレ住人の好み作家は誰か、教え願いたく候。

>>3
過去スレを參照されたし。

基本は明治の言文一致運動後〜戰前までの雰圍氣で語り合いを樂しみませう。

>>4
私は夏目漱石先生を私淑してをります。

此方は『吾輩ハ猫デアル』原文。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/790.html

あら嫌だ、よくってよ、知らないわ

此方は「舊漢字」に直して呉れるサイトださうです
http://www.hyuki.com/aozora/replace.cgi

「舊假名遣い」に關する、サイトださうです。
http://www32.ocn.ne.jp/~gaido/kana/jyhe8sh.htm

皆々樣、どうぞ參照されたし。

ほんたうのさゐわゐ とはどんなものだらう

書生は喪子に惚れたで御座る。吾輩は未だ見習ゐの身であるゆゑ、
近付く事も指を触れる事も許され無ゐのだ。可愛いゝチョコヽした動き
小動物（キャットやダッグ）を愛でるお手手の愛、それと御転婆な所・・・
吾輩には勿体のう御座るが今度アタツクして見ればあの娘から
「いゝですわよ、お付き合いしませう」と返答があるかもしれん。
ハイアースの看板に反射するオレンジ色に映える夕闇を歩きながらさう考えた。
嗚呼！大正浪漫と喪子は私の側を駆け抜けて行きました。

をまえらに差し入れでござゐます
http://sageuploadw.rdy.jp/12upload/src/sage12_15588.jpg
http://sageuploadw.rdy.jp/12upload/src/sage12_15589.jpg

電車に乘つて出立の道すがら、値踏みされた。
けふは夫の所爲で一日不愉快であつた。非常に不愉快であつた。
男子學生の集團に出喰わし時に既に厭な予感がしてゐたのだ。
此方をチラ／＼見遣つては無遠慮に噺をしてゐる。あれは態と遣つてゐるのだ。態と私へ聽こえるやうに遣つてゐるのだ、質が惡い。
なにゆゑ、かやうな辱めを受けねばならんのか。
去ね下郎共。

>>11
私、ピルツ劑よりオリザニンよりヒロポンが好いわ。
尤もヒロポンは試した事が無いので能くは存じませんけれど、
明朗闊達なる心持ちに成つて、夫はゝゝ愉快だとか。
軍用品に澤山備蓄して在るのを噂に聽いた事が御座います。
一本程分けて戴ければ、或は私の此の薄らぼんやりとした腦髓も覺醒するやも知れません。

久年、疎遠であつた畏友より電子メヰル來翰。
吃驚して何事やあらんと急いてメヰルを繙けば、けふは躬共の生まれた日であつた。
畏友が躬共の生まれた日を今日まで記憶してゐた事にも驚いたが、
もう幾年も疎遠であつたにも關わらず、躬共のやうな詰まらない者にまで情けを懸けて呉れる舊友の心遣ひに痛み入り、恐縮し切りであつた。
躬共はやおら電子メヰルを拜みたい心持ちにすら成つた。
さうして、何だか餘りに畏れ多く、未だに返信を書けずにゐる。時ばかりが曠空しく過ぎ、あれから數日が經つた。
是は躬共には六つかしい問題である。何となれば躬共はCommunication能力が零である爲、一體如何な文面を拵えれば良いのか全く見當が附かない。
Decorationメヰルなぞは元來不精な性質である爲、殆どその機能を無視して來たのだ。直ぐに擱筆して仕舞ふ。
弱つた。正直な處、今とても窮してゐる。

>>14 訂正
〇關はらず
〇拵へれば

驛前の齒科醫院に行つたかへりにジヤスコに行つた
最近はばななやコカコオラも24時間どこでも買へるなんて
良き時代になつたものである

我思ふ、故に腹減り

>>17
僕の弁当でよければ食べたまえ

>>9
夫婦の仲睦まじきは美しき樣也。憧るる。

噫、あの本が欲しい、さうだ、是非ともあの本を手に入れなければ氣が濟まない
と思ひ立ち、矢も盾も堪らず書肆へ走つて本を買ふ。
自室に歸り得意滿面で書架へ本を竝べる。
而して大抵、かやうに書架へ本を飾つた時點で滿足して仕舞ふ。
人の情熱とは果敢無いものである。
それぎり打ち遣つて仕舞ふ事も屡々ある。終ぞ一度も繙かずに古書屋へ二束三文で賣つたのさへある。
（私は何時もこんな調子で無用な錢失いをしてゐる）
一時はあの本を讀まなければ私の人生は嘘に成るとさへ思はれたのが、
偏に私の薄情に因つて放擲され、今もなほ新品の儘、書架へ眠つてゐる。
私の書架はこう云つた類の本で溢れてゐる。

>>17
どれ、僕のも上げやう。存分に掻つ込み玉へ。

今は昔竹取の翁といふものありけり。
野山にまぢりて竹を取りつつ、よろづの事に使ひけり。
名をば、讃岐のみやつことなむ言ひける。

>>22
其れは平安の物語だらう、君は愉快な奴だな。


けふは欠伸を転がしながら惰眠を貪ってゐた。
飼ひ猫がテエブルへ登つたので尻尾を触つてやると嫌さうにこちらを睨んで降りた。
梅雨はいつ明けるのだらうか。

夏目漱石のヱツセイ『硝子戸の中』を讀んでゐると、漱石の美貌の長兄が同級生(男)から艷文を貰つたと書いて有る。
其の件に就いて卷末の注釋を讀むと、此處では森鴎外の『ヰタ・セクスアリス』などに描かれてゐる、明治初期の同性愛を含む學生寄宿舍での風俗、とある。
別にやおいに興味は無いのだけれど、當時の風俗を識る上で、
一寸、其の鴎外の小説をニヤ／＼しながら讀まなければならないなと思ひ早速、本屋へ走り購入。
當時は性的なモチーフを扱つた爲に發禁にまで爲つた小説ださうで、wktkしながら一氣に通讀。
が、現代人の感覺から云へば特に何と云ふ事は無かつた。
表現は至つて上品で、別に發禁にする必要など無いし、寧ろ後半なんかは表現が婉曲過ぎて事態が飮み込めなかつたりした。

しかしあれだなァ、鴎外と云ふ人は衒學が好きだな。注釋が無かつたら私なんぞ譯ワカメで御座いますよ。
唯、自分の外見と照らし合はせて美しいローマンスなぞは全く別世界のやうに感じるとか云ふ金井君の心の聲には共感したよ。

ホンジツモ セイテンナリ

亦々、漱石先生繋がりで惡いのですけれど『こゝろ』を讀んでをりますと、乃木大將の殉職のお話が出て參りますでせう。
（私、この乃木大將の殉職に就いては予てより非常な興味が在つたのですけれど）
注釋を讀みますとね、芥川龍之助さん（慥か漱石先生のお弟子さんでゐらした）
も『將軍』と云ふ短編で乃木閣下に就いて書いてゐらつしやる、と有りましたので、
私、矢張り本屋へ參りまして早速購入致しました。
さうして意氣揚々と讀もうと思ひ頁を繰りますと、何か變なのです。
臺詞の端々が「×××」と爲つておりまして、文字が伏せて有るのです。
だうやら當時檢閲に遭つて、削除された文言らしいのです。
その部分の注釋に關しては殆ど予想問題みたく爲つてゐて、一々「〜と云ふ文言か」などと予想が書いて有り、亦、酷い時は「不明」で濟ましてありまして
私、非常に意氣消沈致しました。

当すれつどは甚だ薄気味悪く想ふ所存で御座居ます

>>27
やあ／＼。當スレツドへようこそ。
だうやらこのスレは殆ど余のみにて廻してゐるやうだ。
何せ御覽の通り、極度の過疎だからね、參つたよ。
君も氣味惡がつて無いで一寸、參加し給へ。

呼んだかい、呼んだかい
中々面白い趣向ぢゃないか
しかし詰まらないね、土曜の夜というに、かうも暇だとは…

なつかしひ、かつて此のすれつどは我がこゝろの拠り所であつた
また出逢ふことが出来嬉しく思ふ

揚げ

ヘイタイサン
ヘイタイサン
アリガタフ

「つまり食ふ爲めの職業は、誠實にや出來惡(にく)いと云ふ意味さ」
「僕の考へとは丸で反對だね。食ふ爲めだから、猛烈に働らく氣になるんだらう」
「猛烈には働らけるかも知れないが誠實には働らき惡(にく)いよ。
食ふ爲の働らきと云ふと、つまり食ふのと、働らくのど何方(どっち)が目的だと思ふ」
「無論食ふ方さ」
「夫(そ)れ見給へ。食ふ方が目的で働らく方が方便なら、食ひ易い樣に、働らき方を合せて行くのが當然だらう。
さうすりや、何を働らいたつて、又どう働らいたつて、構はない、只 麺麭(パン)が得られゝば好いと云ふ事に歸着して仕舞ふぢやないか。
勞力の内容も方向も乃至順序も悉く他から掣肘される以上は、其勞力は墮落の勞力だ」

徃來の乙女の膚の白きに吾、驚き至り。
到底、同じ女とは思はれず。
嗚呼、此ノ世の春を謳歌せらるゝ乙女の目映ゆさよ。
紅玉の膚、白絹の膚、如何にして讚えやうか、吾、言葉を識らず。
只、煌々として吾眼に燒附きたり。

近頃、益頭が惡く爲つて來たやうに思はれます。
（否、私の頭がキレた試し抔、無いのです、固よりが淺學菲才なのですが）
近頃は人と話す時も言葉が閊へて／＼動ともすると吃音では有りますまいか。
話す時許りでは有りません。内生活に於いても矢張り考えが上手く纒りません。
言語野のシナプスがどんどん死んで行つてゐるのかしら。
而してCommunication能力なぞ望むべくも無く、血を分けた肉親の前ですら擧動不審を演じて仕舞ふのです。

>>30
彼の頃、輕妙洒脱な語り口で當スレッドを賑わしてゐらした姐様方は今いずくにをられるのでせうね。
懷かしく思ひ出されますね。

彼のあえかな黒髪の乙女を思ひてソツト涙さしぐむ
(過去の、黒髪を染めたよ、というレスが忘れられません)

>>37
過去スレを讀み返して見ますと本當に面白くつて、感興がそそられます。

>>29
さうだらう、なか／＼に面白い趣向だらう。
而し何故だらうね、こうも人か集まらないとは、思ひも依ら無かつたよ、呵々。

>>2
まァ、さう云はず君も何か書き給へ。

>>16
ヰンタアネツトで、かうして貴殿とお話出來るのも文明開花の賜物ですな。

今日は大事な用が有るからね、一寸お出掛けと洒落こんで来ますよ。勿論の事お独り様でね。大丈夫だ問題なゐ。
おつと、家を空ける前に大事な鉢植えに水ヲ遣らねば。植物は女性のやうに繊細だから。おや私の肌はお転婆だのに可笑しゐね。君、笑うんぢゃあなゐよ失礼な。
戸締まり宜しくね。それでは行つて来ますよ。

>>40
余はヱシアルダヰに就て心得は持たぬ。しかし文面を讀むなり、そのやうな裝備で大丈夫か？と問ひたくなつたのは電腦文化に毒されてゐる所為だらう。

>>23
お猫樣は私が戴きました。

けふは晴れたが、全くジメ／＼していけない、本當に梅雨は鬱陶しいね。
そらCurtainにも黴が生えると云ふものよ。噫、漂白／＼。

>>25
MicrophoneのTestですかな。

>>32
皇國の興廢この一戰にあり、各員一層奮勵努力せよ！

今一人でお酒を戴いてゐるよ。いやァ、普段酒抔呑まないのだがね、何だか厭世の氣分なんだ。
頭がカッカッしてきたよ。こりァ愉快／＼、呵々。

巌頭之感
悠々たる哉天壤
遼々たる哉古今
五尺の小躯を以て此大をはからむとす
ホレーショの哲學竟（つい）に何等のオーソリチィーを價するものぞ
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」
我この恨を懐いて煩悶
終に死を決するに至る
既に巌頭に立つに及んで
胸中何等の不安あるなし
始めて知る
大いなる悲觀は大いなる樂觀に一致するを

我の兄者の赤紙が届ゐた

婚礼の招待状のことだろふか

近頃、半身浴と云ふものを行つてゐる
一日の終わりに躰の半分程の高さに湯を張つた風呂に浸かり、
其の儘二、三十分程ゆつくりと汗をかくと云ふ健康法である
毒出しや痩身の効果が在るらしひ
さふ云へば、こゝろなしか少し肌が白くなつて来たやふな…
気持ちが安らぐので最近は毎日行つてゐる
此の儘行けば健康・美容に一石二鳥だらふが、何時まで続けられる事やら…

頬に大きな吹き出物ができてしまった。
鏡を見る度に溜息つゐてしまふ

>>45
汝騙さるる事無かれ
ホレヱシオこそが黒幕だ

つい先日、鶯が鳴いてゐるのが聽こえました。
何とまァ、季節外れなと思ひましたが、然し矢張り鳥の囀りとは好いものですな。鶯ならなほさらです。

……寡し許、調子が外れてをりましたが其處は御愛嬌で御座います。

珈琲のひとつも淹れくれンかと犬に云ふて見る

水蜜桃が食べたひ

去れども余は日本の臣民なり。
不愉快なるが故に日本を去るの理由を認め得ず。
日本の臣民たる光榮と權利を有する余は、
一億三千萬人中に生息して、少なくとも一億三千萬分一の光榮と權利を支持せんと欲す。
此光榮と權利を一億三千萬分一以下に切り詰められたる時、
余は余が存在を否定し、若くは余が本國を去るの擧に出づる能はず、
寧ろ力の繼ぐ限り、之を一億三千萬分一に回復せん事を努むべし。
是れ余が微少なる意志にあらず。
余が意志以上の意志なり。
余が意志以上の意志は、余の意志を以て如何ともする能はざるなり。
余の意志以上の意志は余に命じて、日本臣民たるの光榮と權利を支持する爲めに、
如何なる不愉快をも避くるなかれと云ふ。

舊假名遣ひに關して、
森鴎外の『假名遣意見』
福田恆存の『私の國語教室』『國語問題論爭史』
を借りて參りました。

今から少し許、讀んで見やうかと思ひます。

>>46
我輩なんざ弟夫婦に子が出来たとやらの報せ。
ヤレヤレこれで立派に嫁ぎ遅れたというものだよ実に！

>>52
夫はさうと、君の處では犬が珈琲を淹れて呉れるのかい。
好い趣向だ、アハゝゝゝ。

古風な云ひ様が讀み憎くて仕方が無。
然し、此のやうな雰囲気が好ひ為、仕様無く、
此のスレツドに填まってゐるやうだ。

>>58
難讀かと思はれる語一覽 [一部拔粹]

夫／夫れ／其(それ)
是／此／此れ／之(これ)
況(いわ)んや
苟(いや)しくも
抔(など／等)
雖(いえど)も
迚(とて)も／到底(とて)も
軈て(やがて)
極(き)める
亦(また／又)
然し／併し(しかし)
而して(しかして)
然も／而も(しかも)
扨／扨而(さて)
許(ばかり）
乍ら(なが)ら
抑(そもそも）
益／益々(ますます)
矢張り（やはり)
薩張り（さっぱり）
漸っと／漸と／漸(やっと)
嘸(さぞ）
澤山(たくさん)
寡し(すこし/少し)
乃公(おのれ)

喃(のう)[感嘆]人に呼びかけるとき､また同意を求めるときに発する語｡もし｡

たとえ(假令/縱令/縱え)
たとい(假令/縱令/縱い)
おこがましい(癡がましい/烏滸がましい/烏許がましい)

遑(いとま／ひま）
蓋(けだ)し、蓋(けだ)しくも

圖（図）
圖迂／＼しい（図々しい)
與へる(与える)
冩す(写す）
均しい(等しい）
缺(か)ける
岐(わ)かるゝ
稱する（称する）
濃か（細やか）
斃る（倒れる）
曠い／曠空しい(虚しい)
完う（全う）
剛情（強情）
途（道）
露次（路地）
聟（婿）むこ
驅る（駆る）かる
已(やむ)を得(え)ず
躬(み／からだ／身)
直截≒直接
觸覺（触覚）
頽廢（退廃）
衰替/衰頽（衰退)
淨冩（浄写）
豫算（予算）
擔任（担任)
證明（証明）
證據（証拠）
物數奇（ものずき）
相應（相応）
依囑≒委囑
依托≒委託

悉く→こと／＼゛く

>>24
君騙されてはいけなひよ。金井君の中の人は伊達男の鴎外だ。
あんな男が喪てなひ者の心持ちなど真に解するものかね。
文豪なんて奴腹はどいつもこいつも持てすぎるよ。

昨日も、そしてけふも只、蒲団の上でごろ／＼として居りました。
日焼けとは無縁で御座ゐます。

ゆにくろにでも参れば良かっただらうか。

>>61
さうだ／＼、鴎外は抑、高學歴エリートキヤリア官僚組で、
獨逸留學中には獨逸人女性と戀仲に成つたのではないかと云ふ噂まで有るし、
二度も結婚してゐらつしやる。
中央からも文壇からも引つ張り凧で、サロン風の社交を好んでゐらしたさうだ。
決して喪男なぞでは無い。
寧ろ何處から如何見てもリヤ充でせう。どうもありがたう御座(ｒｙ

喪男の文豪といへば、梶井基次郎氏也。かの人は、自らの色戀の成就せざるを嘆き吉原で童貞を捨てた挙句、其の翌朝俺は汚れてしまつたと叫び暴れたと研究者より傳へ聞く。痛きこと山の如し。

>50
何と。ホレーシヨが黒幕とな。夫が事實だとしたら、だうか藤村操君に傳へて御呉れ。
彼にも間も無く失戀の噂が立つたが、今と爲つては最早、確かめやうの無い事だ。
只、當時、彼の自殺と此の遺書は多くの人々に影響を與へたと云ふ。
如何にも、夫もさうだらう。何せ百年後の今日でも彼の遺書は私と云ふ人間の心を搖す振るのだから。

下痢を為てもひとり

る居てつ凝に画曼近最
るれか惹許に等齣四、無はで画曼なか濃
ゐ好が"ﾝｬﾁｺﾀﾞｴ"也"ﾝｬﾁｺﾀﾞｴ"也"ﾝｬﾁｺﾀﾞｴ"
かひ無ゃじ許"ﾝｬﾁｺﾀﾞｴ"はゃじ其ハハア

ぁなふろだひ悪読嘸はでイタイケ、文の此
ヌマス、ヌマス、ハハア

あわだ朝うもだやらあ

だ何はと"ﾝｬﾁｺﾀﾞｴ"
かゐなはで"ﾝｬﾁﾀﾞｺｴ"
ひなま済ひなま済、ハハア

昨今の政治といふものに触れていると何だか心を痛めてしまう
さういう人達はきっと少なからずいるだろうと思う
然り、古来政治は善人のすることにあらず
やほうの記事に触れていると余輩の心は沈むなり
然るが故に余輩は世事を離れ一人静かに過ごさんと欲す
世人の我をいかに呼ぶとも我知らず
唯、猫に我が頬をこすり寄せるの幸福に勝るものなし

撫子のお姐さま方の御活躍に、目頭が熱く成りましたわ
士気を振り絞つて青ひ芝生の上を駆け抜ける御姿…
勝利の後の栄光の笑顔は、どのやふな美女よりも輝ひて見へましたわ
あれを見習つてわたくしも益々日々精進して行きたく思ひます

嗚呼！一体何なのだらふ此の暑さは！
未だ七月だといふのに蒸し風呂のやうな気温である。
聞く所によると、まう何処ぞの街では
此の暑さに因り命を落とした者も居るらしひ。
嗚呼、神よ！何かをお怒りに成つて居られるのですか。
わたくしのこゝろは何故か騒つかずには居られなひのです。

藤崎竜と謂ふ繪描きは、實にハイカラな繪を描く人である。
彼の描ゐた「草枕」の装丁を見て、小生は頗る好ゐ心持ちがした。
集英社の文庫繪の中で、彼れが一等良く出来てゐるやふにも思はれる。
此の間見掛けた時は畢竟買わず終ゐであつたから、今度丸善へ買ゐに出掛けやふ。

夏を迎へ、街を往き交ふ人々の樣子も何処か心浮かれた樣相を醸し出し始めたやふに感じる
然し其のやふな気にも成れず、何時ものやふに讀書に勤しむ日々を送るわたくしである
同じ年頃の甘味の御孃樣方はアバンチユウルを愉しまれるのでせうか
實に羨ましき事也

独りでパソコンに向かふて居ると、俄に心細くなつた。…寂しくてならぬ
他所の娘達は恋話で盛り上がってゐるであらふに、私と謂えば、宛で其の様な事共に縁も無い
取り敢えず既に夜は白んで来たが、明朝は朝寢を慎み、早起きを為ようと思ふ

今『坊っちやん』を讀んでゐるのですが、
面白くつて獨りニタ／＼し乍ら讀んでゐます。

坊っちやん＞野だの癖に意見を述べるなんて生意氣だ

是は正しくヂヤイアン氏の常套句
「のび太の癖に生意氣だぞ」では在りませぬか。
かやうな時刻に私、獨りで大爆笑して仕舞ひました。

青年の學生につぐ。
春秋に富めるうちは自己が專門の學業に於て何者をか貢獻せんとする前、
先づ全般に通ずるの必要ありとし、古今上下數千年の書籍を讀破せんと企つる事あり、
かくの如くせば白頭に至るも遂に全般に通ずる期はあるべからず。

わたくしの父は、手紙の事を「おてまみ」と申しますのよ。
戦前生まれですのに「おてまみ」なんて女学生のやうで、何だか可笑しくって笑ってしまいますの。
わたくし、此の事を２ちゃんねるに投稿したんですわ。
そうしましたらね、２ちゃんねるのお友達も「うちの父もそうなんでんですのよ」と御返事を下さいましたの。
ちなみに其の方のお父様も戦前生まれなんですってよ。
奇遇ですわね。

>>78
アラ、可愛らしひ御父様ですのね…
「おてまみ」といふ云い回しは、昔の雑誌の投稿ペエジ等で
よく使はれてゐるイメエジが在るわ

歳上の殿方がふとさふゐつた処を御見せに成ると、
何だか微笑ましひ気持ちに成つて仕舞ふわ

｢おてまみ」。カサ／＼と為た紙の感触を柔らげる効果を発揮為てゐますね。
>>76
私は先日｢こ々ろ」を読了為ました。
チヨコレイトの塗られたカステヰラの記述が可愛らしかつたことしか、記憶に有りません

嗚呼。思ひ返すも腹立たしひわ、御姉様方！あの殿方、わたくしが喪家の出自と知らずに声を掛けるなんて！
本当に憎らしひ。まあ、嫌だわ。こんな風に取り乱すなんて。喪淑女失格になりますわね。

上げませう。

そうしませふ。

嗚呼、太宰先生お慕いしております。文豪の方々の哀しみを讃えた麗しい瞳…

夏の蝉時雨の中、一人考へ事を為たく成り、
通り掛かつたカフヱに入り紅茶を飲んでゐる

人生といふものは一体何なのであらふか
人の一生といふものは…
外で絶へ間無く鳴ひてゐる蝉のやふに何時かは皆命果て、
消へて行くといふのに、何故人は幸せを探し続け、進んで行くのであらふ…

感傷に浸つてゐても又明日はやつて來る

曲がつてゐた背筋をきりゝ伸ばし、又私は店を出るのです

貴女 アンニュゥイね 中々魅力的だヮヨ

先祖が乙姫に恋歌して、かかる処に流された、蛙の子よ、いでや、柳の袂に似た、君のそでにすがれかし

蝉の鳴き聲でもつく／＼法師や日暮らしやミン／＼蝉は藝が有るが、油蝉は藝が無いなア。
油蝉には音階の概念が無いのだらう、あの蝉の鳴き聲だけが喧しく聽へる。
樹木の側を通るとなほさらだ。


つく／＼法師の鳴き聲は何だかワク／＼するし、
ミン／＼蝉の緩急有る鳴き聲も面白い。
夫にしても日暮らしの鳴き聲は何故、あんなにも物悲しく聽へるのだらうね。



裏山から鶯の囀りが聽へてきた。
鳥の囀りはどれも心地良いが、
夫の中でも矢張り鶯は一等だね。

僕は今怒りに震えてゐる
君たち一寸これを見てくれ
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dapparel&field-keywords=MEN+%83X%83J%81%5B%83g
…何だと云うのだこれは！我が祖国は一体如何為ってしまつたのだ！
これを熱き大和魂を持つ日本男児が履くと云うのか？何と破廉恥な！
其の上天下の尼損で一つ千八百ヱンだと！こんな物、喪女板を見てゐる童貞以外に誰が買ふと云うのだ！
断じて許さぬ。こういう訳で僕は助べえ尼損に抗議するぞ！
ヤヤア、８７、折角乙に浸つている処に邪魔をして惡かつた
何分僕には友といふ物が居らんのでね
誰かに知らせたくて溜まらなかつたのだ
堪忍しておくれよ

すまん、一寸手違いがあつたやうだ
http://global.rakuten.com/ja/store/croota/item/165342/

ミナサンニホンゴジョウズデスネー

>>90
はて、お宅は南蠻人かえ？

さう云へば、大東亞戰爭以前の日本男兒の下着は專ら褌が一般的だつたやうですね。
（現在の樣な下着が一般的に成つたのはGHQ統治下からです)

歌舞伎で見榮を切る時抔は態と褌の裾を見せて
一種の記號として成人男子である事を觀客に示したりしたさうです。
古來より褌とは一人前の男の象徴だつたやうです。

帝國陸海軍では軍人達は軍刀(日本刀)を好んで帶びていました。
日本刀は大和民族の民族的なidentity、志氣と不可分の存在であり、
彼らの精神的な依り處であつた譯ですが、
實は褌もそれに近いitemであつたそうです。

おつと、間違へました。

訂正
〇軍刀(日本刀)を好んで帶びて｢ゐ｣ました。

いやはや、舊假名遣ひは六つかしいですな、呵々。

まア、何と素晴しきスレツドでせう。
つたなひ書き方で申し譯ござゐませぬ。

過疎に就き上げさせて戴きませう。

併し、舊假名遣ひとは六つかしいものですな。
自分の書き込みを讀み返して見ますと大分間違へてゐます(笑)

とはる友人が 津逸多(呟き)で
別人に成り済まし、事実とは異なる日常を囁いておりました。
わたくしの知りたくなき事柄が多く囁かれ
友人の津逸多を見てしまつたことを
激しく後悔するとともに
友人の虚言に戦慄を覚え、いたたまれなくなり
酒のちからもあってか 友人に訣別の電子私信を送りました。

つい先だってのことであります。
友人からの返事はなく
よき友人関係もこれまでとなりました。

人間つて 不可思議なものねえ。

>>96
夫は災難でしたな。
世ノ中には思ひも依らぬ惡意を持つ者がをるものです。
此方では防ぎやうが無いぢやありませぬか。
事故に遭つたとでも思し召めされ、餘り御氣を病まれぬやうに成されませ。

あげ

けふはてふてふを見掛けました。

いま、坊つちやんを原文で讀んで居ります。
旧字が讀めない自分が情けないです。