3 :
彼氏いない歴774年:2011/04/11(月) 20:05:04.69 ID:1TGp0PS3
>>1乙
最近鷲田清一の評論読んでる
大学受験のときから読みまくってたけど結構とっつきやすい
>>1 乙!ありがとう!
「八日目の蝉」
母親が(誘拐して育てた)娘のために叫んだ言葉が
たまらなく泣けた
そうだよね 母親ってこうなんだよね
>>4 今は阪大の総長だね
単著じゃないけどおせっかい教育論を図書館で予約待ち中
>>1乙です
前スレで村上龍のお薦め教えてくださった方々どうもありがとうございました
「69」をこのあいだ読み終わりました。面白かった!
しかし村上龍ってブスに厳しいというイメージがあったのですが、それが更に強まったww
他のも読んでみます
今日、村上龍のインザミソスープ読んだけど、描写が鮮明に頭に浮かび上がってきちゃうから始終苦々しい顔で読んでた…('A`)
不思議な羅針盤/梨木香歩
帯に津波に関する文章が載っていたので買ったが
ただの比喩だったでござる。
でも読んだらなんとなく気持ちが落ち着いた。
ログ・ホライズン1/橙乃まれれ
面白かったけど、所々同じ文章が二度書かれてるのは
演出なのかそれとも単なるミスなのかよくわからない
金魚繚乱 岡本かの子
不思議な感じのする小説だった
金魚に一生をささげるって凄いな
読み終わってから金魚が見たくてたまらない
本屋大賞、謎解き〜だったね
文体が受け付けなかったから途中読みしたけど、表紙は最高だと思う
なんか本屋大賞ってラノベ臭が強そうな一般書籍が多いね
一位を取るような作品よりも、4〜7位くらいのに良作が多い気がする
個人的偏見かもしれないけど
14 :
彼氏いない歴774年:2011/04/13(水) 01:01:43.89 ID:y7JFtRod
SFなら、小松左京の「果なき流れの果に」が、おすすめ
謎解きは〜はなんであんなに流行ったんだろう
同じ作家の他の本は面白かったけど
推されっぷりが異常でなにかの陰謀を感じるw
書店では大々的に宣伝されてたしネットでも広告たくさん見たしテレビでCMまで見た
実写化でもしたいのかな
前スレの991です。ドストエフスキー好きな人けっこう居て嬉しい。
厨房の頃ドスト読んで厨二病になったりしたけどやっぱり大好きです。
ラスコーリニコフとかイワンとかに憧れたりしてました。
>>9 前スレでまおゆうを読んでた人かな?
作者の名前…ママレードの「ままれ」なんだぜ!ひそかに気になってたのw
異世界へのワープものは数あれど、経済学が重要視されてる話って珍しいよね。
こういう戦い方もあるんだーって驚いたよ。
2巻も楽しみだね。
>>11 あー、やっぱりラノベっぽいのか。表紙からそんな感じはするけどね
確かにドラマ化とかしやすそうだもんね
謎解き〜、ここまで推されると気になってしまう
とりあえず図書館で借りてみようかな
集英社新書って学生向けっていうか入門みたいな感じなのかな?どの本もすごい読みやすい。
>>23 薄い内容を深い考察もなくササッと書いてるだけです
前スレ終わりで爆笑太田が『今まで読んだ中で一番よかった』と、八日目の蝉について語ってた…とあったが
アレ以来、自分的に一番よかった本ってなんだろうと考え始めて止まらない\(^o^)/
>>26 自分も考えた。やっぱり乱歩の孤島の鬼だなぁ
IDがすごいケツ突き出してる姿勢だ…
>27
IDワロスw
偶然なんだけど自分も孤島の鬼か、モンテ・クリスト伯のどっちかかな〜と…
でも『よかった』て言うのなら、
悩んだ挙げ句に孤島の鬼≦モンテ・クリスト伯かなあ。
乱歩なら吸血鬼も好きだけど、一番とまでは言わないか。
魔法製作所シリーズ読みきったけどこれ続編出るんだろうか。
最新作は日本だけの書き下ろしでアメリカじゃ出版の目途立たないみたいだし
無理っぽいかな。
色んな伏線回収もしたしこれで終わってもいいけど続けられそうでもある。
本屋大賞、初めのころは割とまともな賞っぽかったのに
博士の愛した数式とか、夜のピクニックとか
一貫して「売りたい本」ってのは変わってないかと
個人的にピクニックの時点でラノベだったし
「告白」がおもしろくなくて、むしろ気持ち悪い内容だったなと
感じた私はおかしいんだろうか
どんな作品も感想なんて人それぞれだろ
>>10 金魚の出てくる不思議な小説つながりで
室生犀星の「蜜のあはれ」はどうかな。
作家の男性と金魚の同居生活の話。
金魚が女の子に化けて丸ビルに出掛けてったりする。
今回の本屋大賞はどいつもこいつも
気持ちいいまでにピンと来ない
生きてるだけで、愛 / 本谷 有希子
君は永遠にそいつらより若い / 津村 記久子
2冊とも凄く面白かった
「いいなぁ、私と別れられていいなぁ」も
「他人にふれまわる程ではないが自分なりに充足していて、
けれどその充足は孤独と同居しているというような、そんな感じ」も
とても、わかる…
37 :
36:2011/04/13(水) 23:47:31.61 ID:jcl8RGv7
どちらも物語の根底には光があるというか
とても前向きなメッセージが込められているように思う
連投ごめんよー
中上健次の千年の愉楽の単行本を古本屋で買った
文庫が苦手な書体だったので読んでなかったけどおもしろい
荒らくれどもめ
昔からのファンにはディナーは謎とき〜の売れ方は微妙だな
彼の作品の中でも特にすごい本ってわけじゃないしなんかいきなり表紙で売れたみたいになってて
そこまですごいミステリかく人かって言ったらそうじゃなくてほどよくゆるいけどきっちり本格やってるとこが好きなんだけど
なんかとことん現実を忘れたくて、ここしばらく現代日本が舞台の本を読んでない
海外のコージーミステリーと、ジェイン・オースティンに今ハマってる
私も「高慢と偏見」のダーシーさんと結婚したい
高慢と偏見は面白すぎて睡眠時間削ったなあ
ダーシーが格好良すぎてコリンファースのドラマまで観てしまった
キーラナイトレイの映画より良かったよ
>>30 私も「スーパーヒーローの秘密」を読んでそう思ったよ。
(どうでもいいけどタイトルが恥ずかしいねw
本屋で見つからなくて、検索機も故障してて
でも「スーパーヒーローの秘密っていう本なんですけど」と店員に言うのが
恥ずかしすぎて、血眼になって探したw)
なんつうか「俺たちの旅はこれからだ!」みたいな終わりかた。
本国でも出ないんだから、日本でだけ細々と出すわけにいかないのだろうか。
日本でも売れてないのかなあ。オーウェンかっこいいのにね。
>>41 私は読んでいても、エリザベスのお父さんが嫌いで嫌いで
いまいちのめり込めなかった。
あれ、エリザベスが大人だからスルーされてるけど
子供に向かって「ママはおバカさんだねー」って吹き込んでる親みたいじゃない?
確かに奥さん、愚かな感じではあるんだけど
配偶者をそこまでバカにする夫って最低だなと思った。
しかしエリザベスはあれだけ態度が悪いっていうのに
ダーシーがくっついていっちゃうところを見ると
「やっぱ見た目か!女は見た目か!」と絶望的な気分にorz
(逆に突然エリザベスがダーシーとくっついちゃうところで
男性読者は「やっぱ金か!男は金なのか!」と思うんでしょうねw)
父親も問題あるけど母親が酷すぎるし、男尊女卑を表に出して当たり前の時代だから
私は両親より妹に腹が立って腹が立ってストレスが溜まった
エリザベスとダーシーは見た目もあるかもしれないけど、お互いの知性に惹かれたんでしょ?
堂々と意見が言える女性って新鮮だろうし
2人の誠実さや優しいところも描かれていたように思うけど
第一印象が悪い人と結局…も良くある事で、似た者同士じゃないかな
>>43>>44 読む人によって嫌いなキャラが違うっていうのは面白いねw
私は喪男のコリンズと、自分の娘とダーシーをくっつけようとしてた金持ちの夫人にムカついてたよ
あとエリザベスの妹・メアリーの言動が喪女すぎて自分みたいでモヤモヤした
5人姉妹の中でただ一人ブサイクって設定だけでもきついのに
ブサイクさをカバーするかのように知識を詰め込んで、それを中途半端にひけらかして
でも周囲には軽くあしらわれてるっていう雰囲気が何とも痛々しい
まあ200年前の文学作品に喪女がいるのはそれはそれで胸熱なんだけど…
清少納言も喪女だよな
いや腐喪女か・・・
間違えた
腐喪女は紫式部か
清少納言はリア充
『坊ちゃん』読み終わった。うらなり君はどうしても温水洋一のイメージしかでてこない。そして野だは阿部サダヲ…
だから私は清少納言が苦手なのか
気分が落ちこんだときに、ページをめくる手が止まらないほど面白くて、
読み終わったら落ち込んでたことなんて忘れてすっきりしてる…
みたいな体験ありますか?
自分は「新世界より」と「完全なる首長竜の日」かなぁ
高慢と偏見もいいよね
しんどいときは活字を追うより、漫画を読むことが多いなぁ
鏡の国のアリス読書中
不思議〜のときもだけど、こういうのは原文で読んだ方が面白いんだろうなと思いつつも
テニエルの挿絵にテンション上がる
私も落ち込んだら漫画読むなぁ
活字だと文字を目で追うだけで頭に入らない
レックス・スタウトの「毒蛇」借りたけど訳が合わないのか読む気がしない
かと言って原文は無理だからあきらめるか
ここの住民に紹介してもらったのにゴメンよ
最近「何故人は本を読むんだろう…。そして何故文章を書くんだろう」
と厨二っぽいことを考えてしまって読書に手がつかないww
厨二なの承知で聞くけど、みんなはなんで本読むの好きになった?
別世界に浸れるからかなあ。
本読むのが好きだというと、偉いねって誉めてもらえたからだと思う
子供の頃母親に読み聞かせをしてもらってて、
いつの間にか自分で読む様になってた。
まあ手軽だしね〜
両親同居祖父母が本好きで実家に本が沢山あったからかな
本が好きというか偏読がひどい。歴史物、しかも幕末から昭和のものしか読まない。
私はお金がかからない自由な娯楽だから読書が好きだなー
何読んでもいい、時間も好きな時でいい、1人でできる、単価安い
これが良い
本を汚したくないから
しわの少ないキレイな包装紙で手作りブックカバー作って付けてる
>>57 いいんじゃない?
自分で買って読む本なんだから、好きなもの読めばいいさ。
私はロマンスものとコージーミステリばっかりだよw
いわゆるチックリットっていうカテゴリになりそうなのばっかり読んでる。
日本の小説でも、最近のものより古い恋愛小説とか。
だから本当にミステリ好きな人には言えないw
(ハードボイルド好きな人は、コージーなんて認めないだろうからね)
>>52 たぶん他の世界の扉が開くから(厨2っぽく表現してみたw)。
私にはスカーレット・オハラみたいな人生とか
キャサリンとヒースクリフみたいな恋愛は出来ない。
だけど、そういう気分に浸りたいから。
一人で出来る・どこでも出来る・人に話しかけられずに済む・
いつでも切り上げることが出来る・・・のがいいと思う。
「何読んでるの?」って聞かれるのがどうも苦手だ・・・
>>52です
色んな意見が聞けて凄く参考になった。ありがとう。
難しく考えすぎて本を読むこと本来の楽しさを忘れてたよ
というわけでライ麦畑再読してくる!
お
私もこれから春樹訳のライ麦畑読むよ〜
>>62 なんと奇遇な…w
私は前に村上訳を読んだので今回は野崎訳で読む
…これって正確には再読じゃないな
>>60 同じく苦手w
「音楽何聴いてるの?」も嫌だ
会社の人に「何読んでるの?」って聞かれて、「人間失格です」とは言えなかった
石持浅海さんオススメ
もー大好きすぎるんだぜ
月の扉は何回も読みたくなる師匠ぉぉぉお
>>60>>64 分かる
何を読んでいたとしても、
なんかしら引かれそうな気がしてしまう
「そんな難しいの読んでるんだ〜」とか言われるのも嫌だ
別に難しくないのですが。
67 :
彼氏いない歴774年:2011/04/16(土) 01:13:37.79 ID:EAzATWTv
読書は好きだけど、
現代作家物で読みたいと思える作品があまりない…
結局、古典ばかり手にとってしまう。
読書離れってのは、糞本を量産する作家や出版社にも責任があるんだと思う。
好きにな作家さんの作品でどうしても好きになれない本とかって、みんなはある?
ある小説、ドラマ化されたりしてて人気あるけど、ストーリーが苦手すぎて読み終わったあとになんだか胸がムカムカしてしまった。やっぱり文章、表現は大好きなのになぁ……。
私はやたら読む時期と全く読まない時期の繰り返し
しかもいつも小説ってわけではなく、医学系とか文化系とか突発的に何かに嵌まる
最近は雑誌にはまって図書館で雑誌バックナンバーペラペラめくるのが好き
最近読んで面白かった本は何?
と聞かれるのも困る。
だれもが知ってる本ばかり読んでるわけでも
自分が面白いと思ったのとそう聞いた人と
面白いと思うポイントが合致するわけでもないから。
全然関係ないけどブックカバーが祖父のお下がりで、黒革にでかでかとFUJIFILMって入ってる…渋すぎる……
東野圭吾/悪意
東野氏の小説は読みやすくてありがたい
個人的には捻られたトリックや修飾された文章の美しさよりも、そういった親しみやすさの方が好み
終盤のどんでん返しには相変わらず驚かされたけどw
私は人の本や映画の感想聞いたり自分の話したりして色々言い合うのが好きなんだけど
そういうの詮索されてる、面倒、押し付けがましいって感じて嫌いな人も結構いるんだよね。
喪友にそういう子がいて気を抜いて話題がそっちに行くと不快オーラ出されて自分嫌悪してしまう。
わかってるけどついやっちゃうんだよなorz・・・思い出して胸がチクッとしたw
>>73 私は好きだな
お互い言いあったりして、それで面白そうって思って出会う本もあるし
馳星周「不夜城」が好きな真喪15歳です
やっと屍鬼の二巻に入った…
最初は読むのしんどかったwけど段々面白くなってきて楽しい
漫画にも手を出そうか考え中
「忍びの国」和田竜
先ののぼう様もそうだけど
史実を含んだフィクションって面白い
信長好きだから出番をもう少し欲しかったな
文体もアッサリ気味だし読みやすいよ
指南役の本が面白かった。
キャンディーズは永遠、ピンクレディーは一過性って話は
お前の好みだろって感じだけどw
今読んでるのはウンベルト・エーコ「バウドリーノ」
邦訳が出るのを何年待ったことか……w
ヨーロッパ中世が舞台で調べないと分からないこともあるけど、
フィクションとノンフィクション、伝説と歴史、迷信と科学が
ごっちゃになってて、自分の中でイメージが広がり、
ついでに雑学も少々増えるのが凄く楽しい。
『脂肪と言う名の服を着て』の主人公ぬこは協調性がなく、いじめられても仕方がないというくらい、嫌なヤツである。
同僚に太ってる事をさりげなく指摘されれば、同僚のロッカーが使えなくなるくらいボコボコにするし、
仕事などまったく出来ず、そのせいで上司に怒られても、心の中では「うっさい、ハゲジジイ」くらいにしか思っておらず、
反省は一切しない。常に食べる事ばかり考え、彼氏と居ても「何食べる?」しか言わないような女だ。大量に食べても、
運動する事は無く、食べるだけ食べて、「痩せたい」という事ばっかり言って、1nanoも努力をしないクソバカ女である。
ぬこと敵対するマユミも同じように嫌な女として描かれるが、実はぬこもマユミとなんら大差ない人間なのだ。
http://d.hatena.ne.jp/katokitiz/comment?date=20090422
↑のレスは気にしないでね
誤爆したので気にしないでくださいね
83 :
彼氏いない歴774年:2011/04/17(日) 08:27:28.76 ID:cEPdCW1w
空中ブランコ
義父のヅラの話が、
くだらなすぎてワロタ
苦役列車途中まで読んだがあのかたくるしい文体はなに・・?内容は面白かった
85 :
◆??? :2011/04/17(日) 13:04:59.45 ID:BcQd/lYm
ぬこじゃなくて、のこだと思う。
安野モヨコの漫画自体あまり好きではない
86 :
◆??? :2011/04/17(日) 13:11:38.82 ID:BcQd/lYm
みんな買ってるの?借りてるの?
87 :
◆??? :2011/04/17(日) 13:12:18.24 ID:BcQd/lYm
電子書籍は目が痛くて読めなくなっちゃう
借りて気に入ったら買う
本高いからね…
夢野久作の短歌にはまった
短歌の韻を踏む小気味良さと後味悪い言葉のチョイスが絶妙
89 :
彼氏いない歴774年:2011/04/17(日) 18:00:38.12 ID:kEfWp/J8
モリミーの「恋文の技術」読んだ
腐れ大学生シリーズは自分と共通するものがあって好きなんだけど、
今回は「書簡」で物語を作ってるので、何となくスピード感がないというか・・・
モリミーは相変わらず好きなので、この作品も好きなんだけど・・・
>>84 独特な文体だよね
私も読んだけどおもしろかった!喪男の見本のようでw
洋書を読みたいけど中2程度の英語スキルしかなくて苦労してる。
海外の小説で読みたいシリーズの直近の巻がまだ翻訳されてなかったり
日本語訳されても、訳者が勝手なオリジナリティを加えてしまって
日本語の文章がなんか妙になってる本が多いんだよね…
わからん箇所をノートに書き出して調べては
メモりつつ読んでるんだけど、これが非常に効率が悪いw
英語を勉強したいわけじゃなくてただ読みたいだけだから、のんびり読むつもり
>>91 頑張って読むぞと買ったものの放置な洋書がゴロゴロしてるんで、
ちゃんと読んでるだけで偉いなあと思うw
ムツゴロウさんがエッセイで、中学時代好きな小説を原書で読んで英語覚えた、
意味がわからなくてもとにかく暗記するまで読めば、自然とわかるようになる!
みたいなこと言ってたけど、すごいよムツゴロウさん。
「メメント・モリ」にすんごいパワーを感じたのですが
生と死のパワーのある本でオススメってありませんか?
>>79 「薔薇の名前」「フーコーの振り子」しか読んでないけど
内容は難しくないけどいろんなものがごっそり詰め込んであってお腹いっぱいになる好きな系統の作家さんだった
すっかり忘れてた名前だったけど今度読んでみる
>>93 最初に思い浮かんだのはバトロワ
後は『蠅の王』かねえ…パワーはあると思う。
オセロ面白いね
舞台見てから読み始めたんだけど、
伊達に悲劇で有名じゃないわって思った
>>97 もし新感線なら私も観た
同じ会場とかに居たかもね
>>96 蠅の王気になってるんだけど、いまいちどういう本なのかわからない
読んだらわかる
>>99 何というか、リアルな十五少年漂流記って感じ
まあ現実はこうなるだろうなあ…みたいな。
特に今みたいな時にはちょっとお勧めしづらいけど、
(夢と希望!みたいな『冒険物』的な楽しさは期待しない方が…)
読んでて面白いのは面白いよ。
>>99 うまくいかない「十五少年漂流記」
ブリアンとドニファンの対立が口喧嘩で済まなくなった上に
対立どころか以下(ry って作品
凄惨な場面の描写が異常に美しくてトラウマでありつつ忘れられない
十五少年漂流記も、少年たちのリーダーを決める(選挙と言っていた)ときに
黒人の男の子には選挙権がなかったりして、現実社会の反映をみた
「神々の山嶺」と「マークスの山」以外で
おもしろい山岳小説があったら教えてください
井上靖 「氷壁」
>>104 北杜夫「白きたおやかな峰」
ティッシュボックスを用意。
長谷部誠の心を整える
サッカーなんて全く興味はないけれど、
成功した人ってどんなこと考えてんのかなって思って軽く手にとったらアタリ
やっぱ平積みされてるだけあるねー
”運がいいと良く言われるが、チャンスをものにする努力をしてきた”
”選択肢がある時は、いつも難しい方を選択してきた”
とか、結構心にぐさぐさくる言葉があって
なんだか自分の生活を見直すきっかけになった
ついでにサッカーには興味無いけど、長谷部の試合ならちょっと見てみたくなったわ
109 :
彼氏いない歴774年:2011/04/19(火) 23:47:07.79 ID:ZXaX71IR
哲学の慰めがかなりいい感じだったw
ジョージ・オーウェル「1984年」読んだ。
自分が生まれる前に書かれた本なのに、現代にも通じるところがあるのは凄いな。
“こういう世界になるかもしれない”と背筋が凍るとこが多々あった。
暗くて救いの無い話だけど、読んで良かった。暫く再読はしたくないけどw
村上春樹の方は読む予定が今のところない。
和田はつ子の料理人季蔵捕物控シリーズを読み始めたけど
句読点が多くて、頭の中で、戦場カメラマンの、声で、再生されます
復讐がテーマの小説を読みたい。できれば日本人作家で。
「幸せになることが最大の復讐」「復讐を遂げてもあなたは幸せにはなれない」とか
そういう生ぬるくてオチが残念なものではなく
例え読後感が悪いとしても、本懐を遂げられるような話を読みたいのですが
何かおすすめありますか?
鎖 乃南アサ
主人公のキャラがどうもつかめない。
作者が書きたいものと実際受ける印象が乖離しているのではないか。
これもそうだし、同シリーズの冒頭で男が炎上するやつもそうだったけど
つかみの事件が本当につかみでしかなく、後はほったらかしでなんだかな
>>112 日本人じゃないけど、ジャン=ジャック・フィシュテルの「私家版」。
今まで読んだ復讐ものの中で一番好き。
本で人を殺す。
>>112 木下半太の「悪夢の観覧車」
ゴールデンウィークの行楽地で、手品が趣味のチンピラ・大二郎が、
大観覧車をジャックした。スイッチひとつで、観覧車を爆破するという。
目的は、ワケありの美人医師・ニーナの身代金6億円。
警察に声明文まで発表した、白昼堂々の公開誘拐だ。
死角ゼロの観覧車上で、そんな大金の受け渡しは成功するのか!?
謎が謎を呼ぶ、傑作サスペンス。
GW近いし読んでみてはどうだろう。
有川浩の図書館シリーズが、文庫化されるね〜
有川浩は最初はまってほぼ全部読んだけど
舞台と設定が変わっただけでキャラやストーリーがあんまり代わり映えしないのに気づいてから読む気しなくなった
あまりシリアスじゃなくてコメディ要素がある推理小説ってありますか?
赤川次郎
>>120 東川篤哉は大体コメディ色が強い「謎解きはディナーの後で」が話題になってるけど
「ここに死体を捨てないで下さい!」「もう誘拐なんてしない」あたりの方が私は好き
あと倉知淳の猫丸先輩シリーズとか滝田務雄の田舎の刑事シリーズなんかどうかな
>>112 四谷怪談
これは復讐せずにはいられないな、という話だけど
復讐する側の執念がすごい。リクエスト通りの内容です。
旅路の風景
日本にも美しい場所いっぱいあるんだなあ
読み終わったあと幸せな気分になれる本が読みたい
コメディ要素といえば「亜愛一郎」シリーズが思い浮かんだ
猫丸先輩もいいね
>>124 四谷怪談の中でもオススメなの教えて!
>>112じゃないけど
いや、四谷怪談というのは単独の作品です。作者はちゅるや南北さん
雨月物語とかと記憶が混ざっちゃってるのかも。
雨月は情緒があっていいよ。
京極夏彦「豆腐小僧すごろく道中ふりだし」
ノリの軽さに驚いたけど面白かった
読書好きな女性って素敵だと思いますよ。
通りがかりの既婚男でした。
>>112です
皆さん色々教えていただいて感謝
週末に図書館に行って借りてみますね
引き続き何かおすすめあれば教えてもらえると嬉しいです
>>123 >>126 私も猫丸先輩大好きだ!
あのじじくさい口調がかわいいよねww
亜愛一郎も気になってる
読みたい本が尽きないわ
猫丸先輩自分も大好き。
ただはまったら最後、刊行ペースの遅さに苦しめられるw
倉知ガンプラ作ってないで仕事してくれ
>>120です!
皆さん教えていただきありがとうございます!猫丸先輩を探してみます!
ランウェイ☆ビート
読みやすくて、暇つぶしにはなったけど…
映画でも本でも初見より展開を知ってる2回目以降の方が好きな私には変な癖があった。
本読んでて緊迫した胸が苦しい展開になるとパラパラ先をチラ見、結末を知ってから読み始める。
これを無意識にやっていると気付き今読んでるキングのダークタワーで先読み縛り強制執行中。
すごくムズムズするけど登場人物のヘロイン禁断症状と妙なリンクして読書ハイになってきた。
>>137 あるある!
なんかいても立ってもいられずにチラ見しちゃうんだよね
見開きの状態でも左のページを見ちゃうから、緊迫の場面では手で隠して読んだりしてる
漫画だけど虫けら様
虫かわいいよ虫
桐野夏生のグロテスク読んだ
つかれた
東電のOLも大変だよな・・・
グロテスクは面白いけど確かに疲れるねw
私は片田舎だけど小中高一貫の学校に通ってたからあの世界は何となく現実味あった。
ベベ・ベネットシリーズ好きな人いる?
ベベが可愛すぎる。オシャレだし。
整形美女
姫野カオルコにしては期待はずれだった
宮部みゆき
ブレイブストーリー
完結しないで欲しい、いつまでも一緒にワタルと冒険していたい!と子供みたいに思ったw
グロテスク読みおわった
上巻は平気だけど下巻が気持ち悪かった
そこで改めてタイトルに納得した
気持ち悪いよね
あの下巻冒頭からいきなり始まる中国人のくだりとかw
作者いろんな意味で尊敬する!
仕事帰りに八日目の蝉買って今読み終わった
どうしていつもこうもったいない読み方するんだ私の馬鹿
言いたいことは多々あるがとりあえず永作童顔すぎだろ
井上真央が現在で、永作が誘拐当時の姿を現した子役かと思ったわ
マジ魔物だわ目が痛い寝よう
最近は読むんじゃなくて書いてばっかだな
久しぶりに舞城でも読もう
Oたろーさんどこに行くのかよくわからん
初期の作品は愛してたんだけど・・・
153 :
彼氏いない歴774年:2011/04/26(火) 18:27:03.75 ID:7RD+KVI0
この中に網野菊の小説読んだことある人いるかな?
あまり知られてないけど、志賀直哉の弟子でまさに喪女の典型みたいな人。
私が名前を知ったのは宮本百合子の全集の序文からだったんだけど、そこに乗っていたエピソードがあるあるだった。
作者も宮本百合子も同じ日本女子大の同級生で、宮本百合子は学内全体でも有名人で英語もよくでき優等生だった。
一方作者はどちらかと言うと劣等生で目立たない存在だった。
ある日、英会話の授業でゲームをした。それはいくつかのヒントを元に出題者が考えた英単語を当てるというもの。
宮本百合子が出題者だったとき、他の誰も当てられなかった問題を自分がたまたま正解できた。作者にとって、そ
れは有名人である宮本百合子と少し近づけたような気がして、とても嬉しい出来事だった。
その後宮本百合子は退学してしまう。しばらくして同じ文学者として再会したが、宮本百合子のほうはそのエピソ
ードを全く覚えていなかった。
その他、小説の中に作者自身がモデルと思われる女性が出てくる。学校を卒業したものの働き口がなく、女学校で
美術の非常勤講師をやっていて、同僚の友人からパーティに招かれるんだけど、その人から
「私あなたのことは好きになれないけど、あなたのお友達の○○さんとはいいお友達になれそうだから
連れてきてね。」
と言われたりする。
読んだことなかったけど「せむしの子馬」を翻訳した人だと知って驚いた
子供の頃ってロシアの童話や民話とかも結構読んだよね
せむしの仔馬って馬タイトル変えられたりしてんのかな
「せむし」って駄目だよね?
ノートルダムの鐘にもせむし男って出てくるね
せむし?
津村記久子のポトスライムの舟読んだ。
主人公は喪ではないけど
なんかいろいろ重なる部分があって面白かった。
この人の他の作品も読みたい。
>>157 背骨が極度に曲がってしまう病気
漢字で書くと「傴僂」
今は差別表現になるんだっけ?
>>145 ブレイブストーリー泣けたなあ
アニメ映画の方は端折りまくってて残念だった
>>159 なる。
ノートルダムは「鐘つき男」にされちゃった。
秘密の花園にも背中の曲がったおじいさん出てこなかったっけ
あれもダメになるのか
『せむし』て言葉を使わなければOKて事なんじゃ?
盲目の登場人物がいても『めくら』とは言わない様なもんじゃないかな。
確か男の子のお父さんだよね
「自分も大きくなったらせむしになる」って苦しんでるんじゃなかったっけ?
時代物だけど、「許してくれ。俺ァ馬鹿だ。馬鹿でめくらでつんぼだった」
って台詞が出た時はすげーなと思ったわ
蔑称とされている言葉も小説の中で見るとなんだか許される気がしてしまう
そんな言葉を使うような時代・人物背景の一つとして考えられるからかな
あるある
差別用語と似た感じかもしれないけど、昭和30年代に書かれた推理小説で
病人だった犯人について「肺病を患ってる人は冷静で頭が切れる」という表現をしてた
編集注で「当時はそんな考えもあったってことでそのまま載せたよ」的な文章があって
作家の文章を改変されるよりはずっといいけど
そう思いつつも、昔の作品の中には(自分には)かなりきつく感じられる言葉遣いもあるんで
難しいところかもしれないね・・・
差別用語って誰がいいだしたんだろ
今は必要以上に過敏になりすぎておかしなことになってる気がする
お百姓さんって何の他意もなく使ってたのをいきなり差別用語だから使っちゃいけません!て鼻息荒く言われて釈然としない気持ちになったわ昔
モールスとロリータ図書館で借りてきた
どっちから読もうかな
深夜特急おもしろい
旅行記っていいね
うわ!ちょうど私も深夜特急読んでるよ!
バスで行く貧乏世界旅行、ちょっと憧れるけど男じゃないと危なくて無理だよなあ…
夏への扉を読み始めた
舞台を見て結末までちゃんと知ってるけど
それでも面白いんだよねえ
>>171 もしかしてキャラメルボックスかな?
それだったら私も見て、それから原作読み始めた!
面白いよねえ
>>172 まさにキャラメルがきっかけでした
1956年に出版で、何度も刷られていると思うと胸が熱くなる
福島正実訳で読んでるんだけど、他の人のと読み比べもしてみたい
174 :
112:2011/04/27(水) 23:29:06.02 ID:PBPwaFgo
連投になるけど
>>115 私家版、昨日読み終わった
満足度の高い復讐本だったよ
教えてくれてありがとう
伊集院光の「のはなし」
芸能人が書く本ってあんまり好きじゃないけど
これはおもしろかった。
>>170 ほんとですか!奇遇だねw
すごくひとり旅したくなるよね〜
何巻もあるから読むの楽しみだ
177 :
157:2011/04/28(木) 01:15:39.18 ID:BckHcc3A
>>159 教えてくれてありがとう。
最近はなんか過敏すぎて面倒だね。
京極堂シリーズ読み直してる
今、塗り仏の宴(宴の支度)
関口のウジウジに共感してしまう
でも妻いるからイイナー雪絵さんうちにもキテー
このスレで知ったと思うんだけど、『ハリスおばさんパリへ行く』を初めて読んだ。
ラストのほうでしゅんとしたけど、心温まる話でいいねぇ。
ハリスおばさんから見習うべきところがたくさんあると思ったわ。
今更ながら阪急電車読んだけど何じゃありゃ
金捨てたようなもんだわ何で買ったんだろ
登場人物が逐一嘘っぽい
本当っぽくしてるんだろうけど空々しくて寒い
あんな小学生の女の子はいねーよ
ババアも鬱陶しい
文章は下手だしなにあれ
>>180 あれはスイーツ御用達とか携帯小説並と巷でも言われているから許してあげて。
世間で人気だからよほど面白いだろうと期待して読むと駄目みたい
スイーツ携帯小説だと思って読めば、それなりに頭休めにはなるのかも。
ケータイ小説はケータイ小説で、B級映画的な面白さがあるんだよな
お決まりの展開に都合の良い結末で、頭スッカラカンにして読める
時々日本語が不自由なのもありえない構図で動いているのもご愛嬌w
ただそういうものを書籍として買ってそのつもりで読むと物凄くガッカリするよね
ケータイ小説で思い出した
恋空を当時友達の口コミで知って、携帯で読んだ時は号泣してた…ww
あの頃はいろんな意味で純粋だったのか
昔本屋で今話題のケータイ小説が書籍に!ていうポップがついてたんでチラ読みしたけど
あたしミキ☆高校一年生♪
みたいな感じでウンザリした記憶がある
携帯小説読むくらいなら一生小説読むなと言いたい
>>182 わかる
ケータイ小説じゃないけど私はそういうB級C級の娯楽を求めて
人のセックスを笑うなを図書館で借りて読んだw
今はあいつらだけのお姫様っていう携帯小説が死ぬほどくだらなさそうで気になってる
この流れなら言える
野ブタ。をプロデュース読んだ
文体に慣れてしまえば意外と面白かった
沈黙読み始めたけどやっぱこういう文体の方が落ち着くわ
やはり山本周五郎こそ至高
日本ファンタジーノベル大賞は裏街道。好きだけど。
もしかしてリーク・・・?
しゃばけが好きだったな
>>178 塗仏は大佐の底知れなさにぞわっとした
戦時中の十二研組や中野学校組が気になって仕方ない
そんな自分は郷嶋さん派
どうせ連休ずっと暇だし
ムーミンシリーズとジョアン・フルークのお菓子探偵ハンナシリーズを大人買いしてきた
今日からだらだら菓子食ったりコーヒー飲んだりしながら一週間ほど読書三昧する予定
>>165 シャーロックホームズ読んでたら、
アフリカの民族で顔も醜く背も低く、挙句の果てに人食いというのが
出てきてすげーなと思った。
根本敬の「電気菩薩」読んだけど、こちらは実在の人物ですごいですよ。
蛭子さんって…。
>>197 ムーミンの新装版が文庫で出てたね
私も読みたい
>>193 自分もファンノベ好きだ
何読むか悩んだ時はここの受賞者の本を探す
大賞がマニア向けで優秀賞が一般向けって言うイメージ
友人にすすめられて図書館戦争を読んでみた。
全体的にラノベ風テンションなのがどうしても受け付けなかった。
ラノベ好きだった中学の頃だったら楽しく読んだかもしれないと思うと惜しい。
今は淡々とした文章が好みだからなあ…。
あの作者文章下手だと思う
頭空っぽにして読めばいい
携帯小説レベル
イニシエーション・ラブ/乾くるみ
最後から2行目は絶対読まないで!というだけあって、びっくりした
最初は何だよ、このつまらん恋愛小説は・・・と思っていたけど
こういう最後で大ドンデン返しがある、お勧めの本ありますか?
ジャンルは問いません
>>203 最後に大どんでん返しがある本の名前を挙げること自体、
ネタバレになりそうな悪寒がするんだが。
自分の場合だけど、そういう情報を知ってしまうと、最後に
どんな大どんでん返しがくるか身構えてしまうんで
面白さ半減だと感じるようになった。
ジェフリー・ディーヴァーの作品がまさに、これでもか、なぐらい
どんでん返しが続くんで、最近の作品はまだこの後どんでん返しが来るんでしょ、
と、思うようになってしまって、あんまり楽しめなくなってしまった。
リンカーン・ライムシリーズはまだ好きではあるけれど。
>>204>>205 レスありがとう
確かに身構えてしまう所があるけど、教えてもらった作品調べてみる!
鈍感なだからどんでん返しに気づかないんだよなーw
>>203 道尾秀介のミステリは
一筋縄じゃいかないのが多いからオススメ。
前にストーリーテラーっていう小説の紹介をテレビで見て、少し気になったんですが
作者や出版会社をメモるの忘れました。
どなたか、教えていただけますか?
>>210 なぜまず自分で検索せずに、他人にその手間を押し付けるの?
柏葉幸子「つづきの図書館」
柏葉作品あまり読んでないがこれ面白かった。主人公が冴えないおばさんなのが新鮮で
自分と顔も性格も似てて共感した。
絵本から飛びでてくるなんて夢のある話だ。
もう読まない本を捨てるよりはいいかと思って近所の古本屋に持っていったら
買い取り価格安すぎて悲しくなった…
>>213 わかる。
家から一歩出ると店舗が見えるくらい近くにチェーン店の古本屋があるんだけど、
ブックオフより酷く買い叩かれたから全然行ってない。
ブックオフも酷いときあるけど。
本の値段は、読みたいときに読む情報料だと割り切るしかないよ
売って得するもんじゃない
216 :
210:2011/05/02(月) 12:16:07.76 ID:wiq5+gnU
>>211書店覗いたり、ネットで検索したりはしたんですが、なかなかそれらしきタイトルを見つけられなかったので
TVで紹介されるほどならググれば大体分かると思うし
人に頼むならそれだけの情報じゃ分からないと思うよ
ざっと見てみたが海外の小説が引っかかったけどそれなのかどうかすら分からん
>>216 少なくともいつの放送だったか、どんな本だったのか位は書かないと
欧米作家と比べて日本の作家は書きすぎ
欧米作家は世界を相手にしているから、印税が桁違い
本当に意味で印税生活が出来る。
日本の状況はブックオフの登場でさらに悪化してる
多くの読者が本を手軽に買える機会が増えるのはいいことだけど
作家の儲けにはならないらしい
なぜ小学生の作文が喪女板に?
>>210 有川浩の「ストーリー・セラー」は違う?
殊能将之センセーぃぇぇぇええぇぇっぇあえぇいぁえぁえぇl!!!!!!!
223 :
彼氏いない歴774年:2011/05/02(月) 19:13:19.20 ID:toAExz7q
登場人物の台詞が
ウィットの効いた言い回しや例え話に富んでいたり
面白い暗喩が多用されているような
小説無いですかね?
ただし村上春樹的な気取ったスノッブさは苦手で
哲学とか格言っぽい言葉が好きです
224 :
彼氏いない歴774年:2011/05/02(月) 19:53:11.94 ID:VP6II67S
本読むの好きなんだけど、最近面白いのに出会ってないな
好きな作品はよしもとばななの『キッチン』とか江國香織の『きらきらひかる』なんだけど、あんな瑞々しい文体で傷付いた人間が救われる話はないだろうか
227 :
彼氏いない歴774年:2011/05/02(月) 20:26:17.62 ID:sryhU/RZ
ここ初めて来たけど面白いね
参考になるわ
昨日読んだ
北重人の「夏の椿」
時代小説が好きな人にオススメ。
>>226 「西の魔女が死んだ」
あと瑞々しいっていうと救われないけど「ナラタージュ」
西の魔女の「救い」は子供騙しだと怒る人も割と目にするのでちょっと要注意かもね
みずみずしい文体というのは問題ないんだけど…
前に別の読書系スレで薦めて怒られた苦い経験がある
>>230 人が真剣に勧めたのに怒るほうが変じゃないのかなぁ
>>226 キッチンと一緒に収録されてる「ムーンライト・シャドウ」はお好きですか?
ああいう話も大丈夫だったら、辻村深月さんの「凍りのくじら」お勧め
232 :
226:2011/05/02(月) 23:11:20.30 ID:GeBQTMPH
>>229 >>230 >>231 レスありがとう
梨木香歩と島本理生と辻村深月か…
どの作家も未開拓だ
わりと大衆受けする作品が好きだから西の魔女〜読もうとおもう
密林のレビュー読んでみたけど不登校の女の子が主人公なのはちょっと興味あるな
他の作家も立ち読みしてみるよ
またここ来る!では!
遠藤周作 沈黙
凄いもんを読んでしまった。
なんで今まで読もうとしなかったんだろう。ばかだな。
234 :
彼氏いない歴774年:2011/05/03(火) 22:09:45.39 ID:D5ukg5sL
西の魔女は児童書
小学生向け
>>233 読む価値ありますか?
自分はいつもブコフでみつけて買おうかめっちゃ悩みます。
236 :
彼氏いない歴774年:2011/05/03(火) 22:19:27.12 ID:gqLyjNjI
ビンラディン殺害作戦で虐殺器官思い浮かんだ人いる?
>>236 私もニュース見ながら虐殺器官思い出してた!
色々な地を転々とするとか、居場所をつかんで云々とか、ただよう雰囲気が同じだと思った
>>234 同意。子供向けだよね。
家守綺譚は大好き。
びっくりするほどディストピア!!
オーウェルの『1984年』
モアの『ユートピア』
伊藤計劃の『ハーモニー』読んだ
最高の本達に出会えたよ
>>233 いいと思う さらっと読む本ではないけどいい。
私のオススメは定番で既出かもだけど ドストエフスキー
「カラマーゾフの兄弟」 三冊で上中下の長編だけど
間延びした中盤から一気に急展開がいい
3バカ兄弟だけど、特徴のあるキャラだし 読んでて退屈しないと思う。
作家は病んでるwので好き嫌いが分かれるけど 私は好きだ
243 :
彼氏いない歴774年:2011/05/04(水) 05:07:56.78 ID:X/L8/yCu
・孤島の鬼(江戸川乱歩)
・家畜(フランシス・キング)
・北京故事 藍宇
・草の花(福永武彦)
まあまあ面白いけど切なさが勝るね
>>242 そもそも児童書、それは事実だけどだから何なの?
児童書は子供しか読んじゃいけないってことはないよ?
児童書とかラノベって括りに妙にこだわる人が数人いるね、ここ。
流れを見るに
>>242さんは作品を腐しているわけではなくて
子供向けと言い切る人に皮肉を言っただけではなかろうか
うん
ケンカふっかける必要は無いよね
自分も児童書は好きで、今はカニグズバーグ読んでる
小中学生のときに出会うタイミングを逃したんだよなぁ(当時はコバルト文庫を読んでた)
>>244>>245 >>245さんが汲み取って下さったのが私の真意でした
>>244さんと同じ気持ちです
児童書だから子供向けではあるけど、大人が読んだって感動できる本だと思う
不愉快にさせてごめんなさい
上田秋成の「雨月物語」が大好き 短編集で、その中の「菊花の約」を
読んだ後は泣けてきた。あとこれは絵本だけど「片足ダチョウのエルフ」
2冊とも今は亡き祖父が私が小学生の頃与えてくれた。
知ってる人がいると嬉しい。
>>246 同じく。クローディアの秘密は大貫妙子の歌の元ネタとだけは知ってて、大人になって読んだけど沁みた。
墓まで持ってける財産は秘密だけかー。
コバルトはちょうどSF系やシナリオ作家が流れてきてた時期にたくさん読んでたんだよな
山本文緒はデビュー時から目をつけててブレイクしたときはよっしゃ、と思った。別れた旦那も好きだった。
251 :
彼氏いない歴774年:2011/05/04(水) 14:27:28.58 ID:X/L8/yCu
>>243 ▼孤島の鬼(江戸川乱歩)
倒錯的な性癖をもつ諸戸は蓑浦を恋慕しており、どこか異様な体さえ感じうる
蓑浦の婚約相手であった木崎初代に不思議なことに諸戸が求婚活動を激しくした
しかし初代はこれに応えることはせず、より一層蓑浦との仲を深化させていく
蓑浦にとって幸福な折に、初代が何者かによって殺害されてしまう……
蓑浦は私立探偵の深木山に依頼し、彼は真相に近付くが衆人環視の砂浜で
深木山までもが命を奪われ、いよいよ蓑浦は諸戸への嫌疑を強くするが、真相は如何に……?
という話で同性愛を扱ってはいるけれど、それが厳然と中心に存在しているわけではなく
しかし要所に於いては重要なファクターとして作用する江戸川乱歩作品でした(明智は登場しません)
▼家畜(フランシス・キング)
訳がいまいち、内容もいまいち
▼草の花(福永武彦)
肺摘手術中に命を落とした、老成した精神の持ち主の手記回顧録を筋としており
サナトリウムで共に過ごした者の印象とは随分違う人物であったことが分かります
10代後半の多感な時期に、同性の藤木に苦い恋を繰り広げる回顧録前編
藤木が病死した後に、その妹と交際関係に発展するも報われない回顧録後編
全体を通して非常に心地よい文体で、理知的な台詞が散在で光り輝いています
▼北京故事 藍宇
映画化されたこともあるようで、比較的ポピュラーな書籍のようです
まあ切ないお話なので、カタルシスに浸りたい時に手に取ると良いかも知れません
以上、勝手な詳細
>>251 草の花、興味あるな
サナトリウムの話は好きなんだ
江戸川乱歩を読んでみたいんだけど、図書館にも近所の本屋にもまったく置いてない
大きい本屋に行けばあるんだろうけどそこまで…って感じ
>>247 なんか読み違えたみたいでごめん。
「そもそも児童書だし」という短文が、
「そもそも(あんなもの)児童書だし」みたいなニュアンスの、見下した文にみえてしまった。
西の魔女〜は私にとって人生のバイブルといっていいくらい大好きな作品なんだけど
他の梨木作品は無いのに、西の魔女〜は映画化のせいなのか
どうせ子供向け、所詮児童書みたいに突っかかる人に割と会うので
こっちが過剰に構えてしまった。反省。
しつこく続けレスすみません
今自分のレス(254)を読み直したら、謝罪の割に尊大なのが鼻についた…だからモテないんだな
>>247さん本当にごめんなさい
レスするときは前後の流れをきちんと読んで、何よりカッとしてすぐレスしないように
書きこむ前に少し時間を置きます
>>252 比較的薄い書籍で時間的に負担なく読めるからオススメですよ
ただサナトリウムが中心というわけではなく移り来る以前への回顧が主です
けれど冒頭部の同じ病室の仲間と交わす、老成じみた発言は心地よいものでした
>>253 少し癖のある文体なので、もし購入なさるのでしたら一度立ち読みして
不快感を覚えることなくスムーズに読めるようでしたら
江戸川乱歩作品には内容のある本が多くあるので、ぜひご一読下さいね
>>253 あと、アマゾンで検索すれば大半の書籍は手軽に入手できますよ
私の場合は北京故事が絶版でジュンク堂での取り扱いも皆無だったのでアマゾンに頼りました
会員登録等の必要もなくクレジットがなくともコンビニで支払うことが可能です
連レス申し訳ありません
簡単な会員登録が必要でした
ブクログのWeb本棚始めてみた
読みたい本増えすぎだけど楽しい
260 :
彼氏いない歴774年:2011/05/04(水) 20:33:52.73 ID:ecf2E899
児童文学も大人が楽しめる作品もあるけど、
西の魔女は薄っぺらい内容だし、大人にはつまらないかも。
イジメられっ子だった人には受けるのかも知れないけど。
人生のバイブルだからといってそこまで過剰になるのはなぁ
まったくと言っていいほどバイブルになってないじゃん
サラシナっていう本が好き
児童書だと無人島に生きる十六人が好き。
264 :
彼氏いない歴774年:2011/05/04(水) 20:57:38.84 ID:3COfTj62
まあ、ケンカすんな
コリンウィルソン
「アウトサイダー」をもう一度読んでいる
>>260 他人がすすめた本に賛成できないなら
リクエストに合った自分のおすすめ本紹介すればいいんじゃない
京極に手を出したいのだけどどっから入ればいいのかわからない
文庫であの厚さって何事やねん
京極は「魍魎の匣」オススメー
京極堂の長ったらしい薀蓄にはうんざりするけど面白いよ
わーい、へうげもの借りたよーー!
最初は変な絵って思ったけど、キャラの心情を描くのがすごく上手い。そして戦国時代って面白いな!
続き早く読みたーい
>>267 うぶめの夏が京極堂シリーズ一作目だから、それが肌に合わなかったら脱出
ほかには確か江戸時代が舞台の巷説百物語があったけど
あれはどの本から読んでも繋がる不思議なシリーズだったなぁ
姑獲鳥は割とドロドロした話だから、京極ってこういうのなんだー駄目だわーって思っちゃう人が
割といる気がする…
魍魎の方がキャッチーではあるよね。アニメ化までされてるくらいだし。
>>267だけど
ありがとうー
とりあえず姑獲鳥からで自分に合ってたらシリーズ順番に、ちょっとダメそうなら試しで魍魎の方も読んでみる
273 :
彼氏いない歴774年:2011/05/05(木) 15:05:11.58 ID:+Pklc5Pe
京極作品だと『巷説百物語』が一番好きだなー
謎解きはディナーの後で
挫折しそう…内容が軽すぎて、根暗には物足りないW
京極堂のあの理屈っぽさを楽しめるかどうかですね〜
スピンオフ的な短編集みたいな方がよみやすいかも
有川浩の自衛隊三部作が好き
三部と言わずもっと書いてほしい
自衛隊を主人公にした軽めの小説が他にあれば読んでみたい
(ゲート自衛隊 を読むかどうか考え中)
姑獲鳥はダメだったけど
魍魎と嗤う伊右衛門は絶賛という人が周りに多い。
魍魎は漫画版のクオリティも神だから
1巻読んでみてこの世界観がいけそうなら原作トライという手も。
自分は「最新刊が面白かったら最初から買おう」と
鉄鼠から入ってしまった。勿体無いことした。
「アルジャーノンに花束を」を読み出したけど早くも挫折しそう…
演出上仕方ないとはいえひらがなばかりで目が滑ってしまう
ただここで切るにはあまりにも勿体無いような気がして切るに切れない
うん。頑張って読むといいよ。
枯木灘を読み始めたけど、11P目にして人間関係がわけわからなくなってきた
あと文末が「た」で終わってばっかなのが正直きつい
>>277 三分の一くらい終えたら読みやすくなるよ!
好きな本だからぜひ読みきってほしい
「しゃべれどもしゃべれども」読んだ。
映画を先にいい加減に見てしまったので情景が浮かびまくる。
あの仲が良いとは言えない微妙な関係の落語の会のメンバーの雰囲気が
なんか胸に来た。
主人公がそれぞれを言い表す言葉がまたいちいち良いから困る。
こんなスレがあったとは
参考にさせていただきます\(^o^)/
>>274 内容が軽すぎて、根暗には物足りない
その感覚わかるわー
暗い話ばかり読んでしまうw
>>277 私は短編集に入ってるほう読んだよ
最後までたどり着くといいね
ドクラ・マグラ(夢野久作)
上巻、下巻のボリュームに負けないだけの世界観が緻密に織り込まれています
オススメですが時間的に負担がありますので余裕があるときにでも……
エドワード・ゴーリーの本が図書館に揃っている事が分かったので色々借りてきた
子供用に設けられた絵本コーナーではなく美術書コーナーにあってニヤッとしてしまったww
ルドルフ・シュタイナー「ニーチェ」
60ページまで読み昔不可知論者に数学および自然科学は
「事象の解釈にすぎない。そもそもモデルを立てたところで(単純化された)
モデルと言う時点で事象との一致を見込むことは絶望的だ」
と言われたことを思い出したが、彼らは数学にせよ自然科学にせよ、
それが全て出来上がった世界を意識に上らないにせよ「仮想して」論じている。
(自然界から与えられるなりした)問題を解くという知性に慣らされた彼らは
少なくとも純粋数学においては
ものとものとの関係を人為的に「作り上げていくもの」だということに気が付いていないのだ。
ある無関係そうに見えるものが実は深い関係をもっていたり、その逆もまたある。
例えるなら自然の元素が宝石となることを予定されているのではなく、人間が宝石を作っていくのである。
ふがいない僕は空を見た/窪 美澄
最初「なんだこのエロ小説w」という感じで挫折しそうだったけど、
喪女の見本のような子が出てきて泣いてしまった
「謎解きはディナーの後で」よりよっぽどこっちの方が良いと思うけど、
性描写が結構生々しいからダメなんだろうな
謎解き〜は自分も一応読んだけどスッカスカって感じだった
あと表紙がポップで、文体も主人公の口調もわりとラノベに近いというか
軽めを意識してるんだろうけど
作者が40過ぎたおじさんなので、正直いろいろと無理がある気がする
>>279 自分は重力の都という短編集から読んだら世界に入っていきやすかった
自分も長編はちょっときついものがあるけど、やっぱり手にとってしまう
>>279 それに手をだしたらもう何冊か読むことになる
私は19歳の地図が好き。
伊集院光のエッセイ面白い
謎解き〜読んで無いけど、amazon評価のフルボッコぶりが一時期の「もしドラ」を見ているようだ・・・
お嬢さんとおっさんが活躍する軽いミステリなら「螺旋階段のアリス」をオススメしたい
>>292 螺旋階段のアリスは好きだけど、
キャラクターのテイストが大分違うんじゃないだろうかw
推理小説が好きなんですが何かオススメありませんか?
赤川次郎・有栖川有栖・横溝正史・森博嗣は読破しました。
できれば日本の作家がいいです。(外国のは登場人物の名前に慣れてなくて覚えられないので…)
赤川次郎読破ってすごいなー
>>295 まずは何をおいても江戸川乱歩、松本清張を読破してみては?
あとは普通に綾辻行人とか。
松本清張同意
長編は大抵の後進ミステリが影響を受けてるんで
「(某作家)の(作品名)の元ネタはこれか」とニヤニヤするも良し
短編の社会派小説で高度成長期の傲慢な日本を垣間見て薄暗い気分になるも良し
>>295 アンソロジーを何冊か読んでみて
好みの作家を見つけるのはどうだろうか?
精神病院を舞台にしたものを読みたくて、今「症例A」という本を読み始めたけど、読みやすくていい感じ。
精神病院、精神病棟って響きにすごく惹かれる。
「症例A」は私には内容がよく分からなかった…
ちょっと前に著者が行方不明?になってたけど
以来音沙汰ないから無事だったのかな
「新世界より」
前スレで言われてた通り、ほんとに読むのがしんどかったwww
>>295です
レスくれた方ありがとうございました!
とりあえず最初に江戸川乱歩と松本清張を読んで、それから自分の好みの作家を模索してみようと思います。
お世話になりました!
>>300 富士/武田泰淳
閉鎖病棟/パトリック・マグラア
オススメです
ずうっと前に話題になってた吉屋信子を借りてみたけど、なんか苦手だこれ
尾崎翠みたいに淡々とした乾いたかんじの文章が好みなんだけど、
結構、感情的な文をお書きになる方だったのね
なんか良い少女ものないかなー
被災地に本寄付してきた
読んでくれるといいな
麒麟の翼読んだ。東野圭吾はさくっと読めるけどあんまり大きいはずれがなくていい。
真夏の方程式も楽しみ。
関係ないけど若い女性芸能人が「好きな作家は東野圭吾さんです」って言ってるの
見ると「あ〜この人普段本読まないんだな。」っていう目で見てしまう。
自分も東野圭吾好きだけど。
>>304 そうなんだ…
元気に帰ってくれる事を祈るばかり
八日目の蝉 / 角田光代
誰が悪いってキワコが絶対悪いんだけど
いろんな場面が切なくて何度も泣きそうになった
永作も好きだし映画が気になる
角田光代はだれかのいとしいひとって短篇集が凄くさわやかで好きだった
以前感想のあった、つづきの図書館を読んだ。
見事ラストで泣いてしまった。
面白かった!
昔読んだ本の登場人物に会えたときに、しゃんと胸を張っていられるよう生活していきたいと思ったよ。
ここを見なかったら出会えなかった本だわ。
ありがとう!
柳広司が好きすぎる
「ロマンス」読み始めたばかりだけどwktkが止まらない
「ジョーカーゲーム」「ダブルジョーカー」もよく読み返すけど
映像化はして欲しくないなあ
自分のイメージのままで取っておきたい作品
このスレの人って、好きな作品は映画・ドラマ・アニメ関係なしに
映像化して欲しい派?それともされたくない派?
作品に寄るかとは思うけど
基本的にはしてほしくない派だなぁ
でもラノベからアニメ化、小説から映画化はわりと受け入れられる
前にケータイ小説と一般書籍の楽しみ方の違いが少し話題にのぼっていたけど
それと同じようなものかもしれない
ラノベとアニメの楽しみ方、小説と映画の楽しみ方がそれぞれ同じベクトルに向かっているというか。
ドラマは自分の中でアニメと映画の中間というような感覚なのでどちらにも触ってほしくない気がする
>>248 まさかここで片足ダチョウのエルフを見るとは!
知ってるよー
大好きだったよー
子どもの頃図書館で何度も何度も借りて読んだ。
知ってる人がいて嬉しいな。
>>248 >>313 小さい頃読んだ覚えがある
子供心にも悲しい話だなと思ったのをよく覚えてる
挿絵とか、足が食われるとかのせいか、怖いの方が勝ってた気もするけどねw
最近教育テレビか何かで朗読やってたよ
>>307 わかる!自分も東野好きだけど、人前ではあまり言わない
なんかミーハーみたいでw
優香は本好きです!って言ってるけどこのタイプだな
>>311 どんな作品であろうと、映像化はされたくないな
やっぱり文章で読むのが一番だと思ってるので
最近好きな本の映像化が決まったようで、正直がっくりきている
乙一の近況をぐぐっていたら、昨年末に子供が生まれましたという記事があったw
あの不器用そうな青年も、もうお父さんなんだなぁ。人生おもしろいわー
319 :
248:2011/05/10(火) 12:39:37.41 ID:H+UdYZQs
>>313 >>314 エルフ知っている人がいて驚き。レスありがとう。
テレビで朗読していたんだ 情報感謝。
連休中は 百田尚樹の「影法師」を読んだ。「永遠のゼロ」も良かったが
これもいい本だった 未読の方はお勧めします。
>>309 角田光代、読んだことないけど最近好感度上がったよ。
キングのダークタワー7巻の解説を色んな作家が書いてたんだけど、
おざなりの解説が多い中彼女だけキングがすごく好きなのが伝わってくる素直でいい文章だった。
同じく読んだことないけど好感度下がったのは恩田陸。雰囲気だけで自分に酔ってる感じが萎えた。
夢中で楽しめるオタクじゃないけど、好きなモノはマニアックでツウっぽいのを選ぶタイプと見た。
ちょっと前にここであがってた遠藤周作の『沈黙』読んだ
難しいかなと思ってたが、むしろ読みやすいんだね
でも凄いテーマなのには変わりない。
自分はほぼ無宗教だけど、キリスト教を信じる人はどう感じるんだろうか。
教えてくれた人ありがとう、確かに損しなかったどころか得した気分だ
ローズマリ・サトクリフが面白そうだから読んでみたい。
あまり古本も出てないようだし、ハマってしまったりすると金銭的につらい
それよりも本棚的にもっとつらい
でもなんか注文完了メールがきてる ふしぎ!
有川浩の植物図鑑読んだが何だこのラノベ
主人公が恋愛脳すぎて終始モヤっとした…
この人の作品はみんなこんな感じらしいからもういいや
>>324 私もその人苦手だけど、「図書館戦争」が気になってる
ストーリーだけ読むと面白そうだし、人気もあるみたいだし
…でもあの文章を読む気がしない
有川浩は自分で大人向けのラノべ作家ですと言ってるよ
元々、ラノベ出身だしね
図書館法?なんかの設定は面白かったし本好きには胸が熱くなる話だったので
読まないのはもったいないかもと思う
恋愛パートはフィクションと割り切ってさくさく読めばおk
図書館戦争は別冊の方に手を出さなければ問題なしと思う
図書館戦争は書籍の取り扱いを巡っての架空戦記モノだと思って手を出したらベタベタの恋愛もので困った
有川浩はそういう作風だと思って読まないと肩透かし喰らうねー
告白
あちこちで叩かれてるけど読んでみた。
叩かれる理由がよく判った。
文章がおかしな所が幾つもあったけど
何よりエイズの扱いヤバ過ぎるだろう、映画化なんかよくしたね
図書館戦争はまあ恋愛とかはどうでもいいんだけど
文体と構成が受け付けなくて読了までちょっとストレスかかった
需要に応えられるタイプの作家だとは思う
「渤海国」
題名詐欺。去年宮崎市定の中国史関連本大人買いした際に尼でおすすめされて
この国に興味もあったから買ってみたらまーびっくり!ほぼ日本史じゃねえか
8割方日本人がどうしたこうしたばっかりで日本史にさして興味もないので読むのが苦痛だった
「白檀の刑」
とりあえず上巻だけ読んでみた。
翻訳本の訳された文が苦手な自分がこれはさらっと読めた。そして面白い
厚い本だから文庫の割に値段が張って手持ちなくて下巻が買えなかったから
今日明日にでも下巻買って読もう
小説はともかく今年に入って読んだ一般書はハズレばっかりだなあ
京極夏彦の百鬼夜行シリーズ最初から読み返してる
ついでに漫画版鳴釜も最近出てるの知って買ったけど、榎さんの美しさと躁病っぷりが素晴らしかった
新刊はいつ出るんだろう……教えてエロい人
>>328 図書館戦争シリーズは最初の図書館戦争だけなら、恋愛パートも
ほとんどなくてましだったと思う。
最終巻の最後はすでにそうなるとわかっちゃいたけど、
それでもやっぱりその展開はやめてほしいと思った。
「泣き虫弱虫諸葛孔明」読んでる。
酒見さんの文章は軽妙で言葉選びのセンスが良くとても笑える。
キャラクターが面白可笑しく描かれていて
お堅い三國志ファンが読んだら爆笑するか怒るかだな。
>>335 むしろ三国志はそれしか読んでない…w
喪だけどちょっと結婚したいな、と思わされた本のひとつだわ
337 :
彼氏いない歴774年:2011/05/13(金) 21:26:24.53 ID:66EubvDB
どうせモテないとか言って、なに胡座かいてんだよw!
何処の誰が黙っててブスなんか相手するんだよw!
自分から動いて行動して男にちょっかい出せよw!
ブスの癖にいつまでも女のつもりでいるんじゃねえよw!!
「のぼうの城」上下読破
面白くて速攻で読み終わった
はらはらしたりニヤニヤしたり忙しい本だったなぁww
時代小説なのに、登場人物のセリフがが現在の言葉に近くて読みやすいから、
歴史苦手の私でもテンポよく読めた
映画公開延期が何よりも悔やまれる…
また「ジャージの二人」を読み返したくなってる。もうすでに二回読んでるのに。
あれ、すごい癒されるし救われる
海堂尊から医療ミステリーに興味持ったけどこういうジャンルってあまり有名なの無いよね
小笠原慧の「タロットの迷宮」と著者忘れたけど「吼える遺伝子」っていうのは先が読めたけど面白かった
医者が書いてるような医療が関連してるミステリーで面白いの無いかな
(ミステリーではないけど)
元監察医の上野正彦が書いた「死体に聴け」っていう実録事件簿が面白かったなぁ
自分は田舎なんで変死しても司法解剖されなさそうw
パラサイトイヴは一応薬学博士が書いてる医療ものだけど
あれはミステリーっていうよりホラーのジャンルなのかな
>>341 ホラー小説大賞受賞してるしね
松井今朝子の本読んでたら、遊廓ロマンにはまった
>>339 医療ミステリーの範疇に入るのかどうか知らないけど
久坂部羊の「廃用身」は結構すごかった。
ある意味合理的だとは思うけど、自分がその立場にされたらと思うと
殺してくれたほうがまだましかもと思ったり。
山崎豊子 白い巨塔
>>338 ジャージの二人が好きなら、ねたあとにもオススメ!
何より作中に出てくるゲームがやりたくなってウズウズする
新聞で連載してたし、既読だったらごめんね
読書メーターはじめた
星がつくとちょっとうれしい
>>346 こんなサービスあるんだ
私も登録してみよっと
もしやこのスレでは常識?
ブクログなら登録してる
自分も読書メーター使ってるよー
めんどいから感想は書かないことも多いけど、
なんとなく楽しい
350 :
彼氏いない歴774年:2011/05/15(日) 16:30:35.03 ID:jhH5vNrt
ページ数が増えていくのを見るのが楽しいよね
今、85000ページくらい
再来月引っ越したら通勤時間が増えるから良い感じに伸びていきそう
ブクログも読書メーターもやってるw
私も感想とか書かないけど、人の感想参考にしたりして読みたい本が新規開拓できて良い。
つい外れが少ない作者で選んじゃうから。
アラビアの夜の種族読み終わった!
古川日出男はなんか走り出すと止まらないで読みきってしまう。好きだー
薔薇の名前(ウンベルト・エーコ)
対話文が多様な知見に溢れていてドキがムネムネでした
古川日出男は、流れるような文章だよね
354 :
彼氏いない歴774年:2011/05/15(日) 17:10:58.97 ID:fNmpGXgA
古川日は「13」を
ミス
古川日出男の「13」は説明過多な印象を抱かなくもないけど前半が特に良かった
後半のハリウッド云々は個人的には疑問を覚えたけれどキャッチーな題材だと思う
読書メーターもブクログも、両方とも登録してみましたw
こんな面白いサービスがあったとは…
どうもありがとう!
>>345 まだ読んだことない!ありがとー
さっそく読んでみるよ
ジャージのふたりは、あの全体に流れるだるだる感がたまらん
「気持ちに幅を」って父の言葉が、メンタル弱いくせに完璧主義の自分には染みる
川端康成の「眠れる美女」を読んだ
直接的な表現はないけど、とんでもない変態エロ小説だった
日本語の美しさはさすがだね
喪だけどドキドキした
>>358 私も好き!片腕とかみづうみも変態でいい!
360 :
彼氏いない歴774年:2011/05/16(月) 11:09:16.02 ID:c9huvK9q
>>358 今度そっくり(ただし男女逆転)の設定の新ドラマがどっかで始まるらしいね。
矢田亜希子主演で。あらすじ読んで、なんだこの「眠れる美女」のパクリみた
いな話は!と思った記憶があるけど、題名は忘れちゃった。
増大派に告ぐ/小田 雅久仁
最初は重松の疾走みたいで面白かったけど、だんだんよくわからなくなった
統失っぽいおっさんの語りが独特だった
疾走とかドグラマグラが好きな人は楽しめるような気がする
比喩表現とか文章はすきなので、違う作品も読んでみたいなあ
362 :
彼氏いない歴774年:2011/05/16(月) 13:53:29.75 ID:bN4ZZNaF
>>360 シマシマだね
鬼平犯科帳読み返し中
だけど最終巻の長編は作者没の為途中までしか載ってないから読みたくても読めない
読んだら結末を知りたくなってしまう
古川日出男のベルカは読みにくかったなー
>>362 最近読んでもやもやしたばっかりだ。
梅安先生のも。
医療ミステリー関連おすすめレスd!
パラサイトイブ昔読んだけど忘れちゃったからもう一度読んでみたい
古川日出男はスレでおすすめされてたアラビアの夜の種族だけしか読んでないけど上中下一気に徹夜で読んだよ
話に引き込まれて夢中で読めた
>>359 両方とも未読
すごく気になるから読んでみる
私美しい変態小説が好きみたいだw
>>360>>362 眠れる美女が原作の洋画があるのは
知ってたけど、ドラマかぁ…
あまり期待出来なさそうだけど見てみようかな
>>363 私も読みにくく感じたけど
犬たちのエピソードや独白はグッときた
「アラビアの夜の種族」はサラサラと流れるような文体なのだろうか
ベルカ読みにくかったかな?ちょっと読み直してみよ
サラサラと流れるというよりは、助走が長いときもあるけど、一度走り始めたらダーッと駆け抜けるようなイメージだな、古川日出男の文章
ベルカはとにかく読んでて疲れた。
古川日出男の文章は苦手だ
ロックンロールのやつは好きだけど
エネルギーの塊みたいな本だった
確かに読みにくかった
好きか嫌いかといわれれば好きじゃない方だた
ゲームのウィザードリイ好きだから「アラビアの夜の種族」はどっぷり楽しめた
タニス・リー好きな人にも合うと思う。
アラビア、ちょっと興味持った。
今度読んでみる。
今は下村胡人の次郎物語読んでるんだけど、
これもっと評価されてもいい作品だと思うなぁ
宮部みゆきの孤宿の人には泣かされたなぁ。
あんなに泣いたのは初めて。
よかったねぇ、ほう、って。
374 :
彼氏いない歴774年:2011/05/17(火) 23:19:04.62 ID:x1P8791A
安部公房の小説全部読み終わってしまった…
好きな作家の作品をひたすら読む派なんだけど新作出ない作家の場合、読み終わるのが寂しい
今邑彩が最近じわじわ売れてきてるみたいで嬉しい。
この人のストーリーには、本当に360度ぐるっと回転させられてしまうw
「よもつひらさか」って短編集が一番好き。
よもつひらさか読みたくて気になってたんだ
だが今月金がない
児玉清さん…まじでか…
前にテレビで、『週刊ブックレビューの仕事が来た時が1番うれしかった』って言ってたのが印象的だった
自宅の書庫も大量の本が図書館みたいに綺麗に並べられていて憧れだったなあ
ご冥福をお祈りします
え…ショックだ…心からご冥福をお祈りします
本当に読書家だったよね
児玉さんみたいに読んだ本のおもしろさを自分の言葉で伝えられる人になりたい
>>375 「ブラディ・ローズ」と「i」が好きだな。
派手さはないけどよくできてるしものすごく読みやすい
>>375 私もよもつひらさか大好きすぎる!
表題作もいいし、双頭の蛇もものすごくよかった。
>>371 「アラビアの夜の種族」が気になってたところに
その条件どっちも当てはまるわ
ありがとう、読んでみる
前にここでおすすめされてた眠れるラプンツェルやっと読んだ
じわりと良かった ちょっと泣いた 幸せになるといいな…
次何読もう 他にもおすすめされてた気がするんだけど 探してもその時の過去ログがでてこないー
ラプンツェルは「中学生相手に何やってんだ」と
ただただ気持ち悪かったなぁ
「星々の舟」
村山 由佳の初めて読んだけど読みやすい文体だね
従軍慰安婦のくだりは2ちゃん脳の為か
微妙にイラッとした(慰安婦の存在は否定しないよ)けど
どの短編も前向きになれるものだったから読後感は良かった
「よもつひらさか」今度探してみよう
恋文の技術/森見登美彦
自分は四畳半神話大系のアニメ見て原作を買って、腐れ学生ネタのひねくれっぷりがツボったにわかだけど、この前本屋に行ったら売ってたので買ってしまった。
1ページ目の流れ星のところでもう吹いたwww
「薬屋のタバサ」
何とも言えない話だった
どんどん深みにはまる感じの
描写がすごく丁寧だから他のも読んでみようかな
>>384 村山由佳なら「翼」と「BAD KIDS」「BAD KIDS 海を抱く」もおすすめ!
グロテスク読んだ。
まさに話の内容がグロテスク•••
>>383 私も好きだよ!
山本文緒、だめな人を書かせたら天下一品だよね笑
グロテスクは喪女にはつらい〜。
グロテスクの主人公ってどんな容姿なんだろ。結構普通なのかな。
すごくブスとかではなさそう。
40近くまで処女なのって単に性格の問題だよね。
「八本脚の蝶」を読んだ
二階堂さんの読書量の多さにただ圧巻
最期の方は読んでて痛々しくて哀しくなるけど
二階堂さんが著書の中で挙げてる本がどれも私好みで面白そう
ゆっくり楽しみに読んでいこう
こんなに物語を愛してた人がいたなんて嬉しくなる
古川日出男の話題が出てる!一番好きな作家だ
朗読もかっこいいよ、ようつべで見られる
変わり種だけどボディアンドソウルおすすめ。
一人称のハイテンションな語り口が(・∀・)イイ
独特のリズムに飲み込まれる
初めてでアラビアとか13のぶ厚さにびびる人は
giftも良いです。掌編集。
>>392 古川日出男いいよね、好き。朗読なんてあったのか、きいてみる!
僕たちは歩かないも薄くてさらっと読めるね
私はLOVEとか好き
古川日出男のあとにあさのあつこ読もうとしたら文章のテンションみたいなものが違いすぎてちょっと入り込めなかった
ラブ・ケミストリー読んだ人いる?
草食系男子のラブコメミステリーってあおり文句と表紙に惹かれて買おうか迷ってる。
>>394 amazonで最初数ページ試し読みできるし、それからでも買うのは遅くないと思う
獣の奏者 外伝「刹那」よんだ
エリンもエサルもリア充すぎて泣いた
新しい作家を開拓したいんですけど、皆さんどうやって選んでますか?
好きなタイプというのは皆さんあると思うのですが…
音楽だとわかりやすく分類されていますけど、本はホラー推理恋愛とかなので。
>>398 やってる人多いだろうけど、
アマゾンでまず好きな本のページを開いて
ひたすら「おすすめ」を辿ってく
あと下の方に表示される会員のリストも参考にしてるよ
小説板だったかに好きな本を羅列すると
おすすめを挙げてくれるスレがあった気がする
>>398 ・好きな作家が読んできた本や勧めている本
・自分と好みが似ている書評家の勧める本
・好きな作品でググって、その感想を書いている人と好みが似ていそうだったら、その人が面白いと挙げている他の作品
・翻訳ものだったら、自分の好きな翻訳者が訳しているもの
・自分の好きな作品が受賞作となっている文学賞の、他の受賞作品
こんなかんじで、とりあえず色々読んでみる
背表紙からの直感も結構当たる
>>400 >>398-400と大体同じで、好きな作家や作品から辿っていくことが多い
あとはここのようなネットで話題にのぼっている中で興味がわいた本を
読書メーターやPCのメモ帳に読みたい本としてリストアップしておいて
(自分の中の)定番作家以外も読みたいなーと思った時に
その中から選んで読んだりするよ
>>398 >>400さんとほぼ同じ(特に最初の3つ)
あとのふたつは、自分の経験では今のところあまり当たりに当たらない
あと
・図書館で「本日返却の本」ラックから「絶対」選んでみる(しかも知らない本を)
・図書館でランダムに書棚を選び、そこから「絶対」選んでみる(知らない本を)
・書店で「な」「ぱ」とか適当に頭文字を決め、各出版社の文庫棚を全部チェック、表紙や題名の好みで選ぶ
という運だめしもけっこう楽しい
これで開拓した作家もわりと多い
よもつひらさかを読んだ
悪い気分にもならないし読みやすい
このスレ見始めてから手に取らなかった本を手に取るようになったよー
今日の夜10時から教育テレビで「カズオ・イシグロをさがして」
好きな人はチェックだっ
406 :
彼氏いない歴774年:2011/05/22(日) 16:54:29.65 ID:arRYWy4Q
>>403 確か作家の三浦しをんがエッセイの中で「自分チョイスの本ばかり読んでいると似たような
テイストの本ばかり選んでしまうから、電車に乗って本を読んでいる人を見つけて、それと
まったく同じ本を買って読んでみる。」という試みをしていたのを思い出した。
>>398 目があった表紙の本を買うと良いとか聞いたことがある
自分はそれの方法で選んでて今のところハズレはほとんどない
もしハズレでも今の自分の感性と合わないだけでいつか自分に合う時が来るだろうと思ってる
>>405のレスを読んだとき丁度放送の時間で
慌ててテレビ点けたら見ることができたよ。ありがとう!
ネタバレ満載、ラストシーン朗読とかいろいろ噴いたけどよかった
『アラビアの夜の種族』読了。
読みごたえ抜群の一冊だった。
意図して粉飾的な文章にしているという作者注があったけど、
日本語はかくも豊穣なものなのかと感動した。
やり過ぎな表現力で綴られるアラビアンファンタジーの本筋も魅力充分。
とにかく“読んだ”実感が凄まじい。
お腹一杯。
アラビアの〜、昔爆笑問題太田も絶賛してた
爆笑太田はヴォネガット「タイタンの幼女」を草薙に薦めるとき
「最初の章のわかんないとこは読み飛しておk」って言ったんだっけ?w
いい人だと思った。
酷い誤変換をした
永遠の零を読み始めました
確かに読みやすいし面白いけど、なんとなく軽く感じてしまう
頭に浮かんでくるイメージがアニメっぽいつーか…
同じ言葉が続いてる所があるのもちょっと気になる
(『〇〇は〜と思う。そして、〜〜と思った。』みたいな)
でもまだ序盤も序盤なので、これから進んでいくのが楽しみ
入り込みやすい話だと思う。
「予告された殺人の記録」読了
同じ作者の「族長の秋」より短いし段落もあるから読みやすそうだと思ったけど
「族長の秋」に比べて読みにくいこと読みにくいこと
殺された人と新郎をずっと同一人物と勘違いして読んでたせいでまるでわけがわからんかった
映像で見るとまた印象が変わる気がするから訳者のあとがきで紹介されてた2本の映画は見てみたいと思った
ラテンアメリカ舞台なのに『焼酎』とかいう訳が出てくるし読みにくく感じたのは
多分訳のせいなんだろうけど、この訳者でプイグの「蜘蛛女のキス」も古本屋で既に買ってしまってるんだ……
>>415 マルケスのそれ読みにくくて挫折したわ…
短編ならどうかとエレンディラ買ったけどそれも積んでる
想像力に乏しいからか感覚的すぎて敷居が高い
サクッと読めるようになりたいなー 読書にも技術と理解力いるなと凹む
昔から読書家の人に憧れるわ
確かに『予告された殺人の記録』はちょっと読みにくいけど、『エレンディラ』は面白いよ
誰にでも勧められるかっていうと躊躇するけど、個人的にはすごく好きだ
しゃべれどもしゃべれども読了
弱っているせいかラストの方で泣けた
マルケスは構えて読むとしんどい
コロンビアでは知的階級の読み物ではなくて大衆文学でもあるんだと思って力を抜いて読めば楽しめる
>>415 蜘蛛女のキスは泣けるから安心してw
プイグは結構読んだけど南米文学っぽくなくてモダンでオシャレなんだよな
>>414 解る。作者が放送作家というので納得した。
どのシーンも人物も絵に描いたようだよね。
よく言えば映像的で、分かりやすいし演じやすそうだなと思ったw
ねーちゃんの婚約者(?)の、終始一貫した唐突ぶりはさすがに
どうかと思ったけど。
それでも面白かったし、読んで損はないと思った。
>>398 本の後ろの方にある広告欄は侮れない
あらすじが気になったものを予めメモしておいて
図書館に返却する時に借りてくる
その繰り返しで結構開拓できたよ
今、大地の旅人エイラのシリーズ読んでる
おもしろすぎて他のことが手に付かないw
最近レビュー調べてからじゃないと本読まないようになっちゃった
昔は図書館で表紙借りとかしてたんだけどなぁ
>>416 エレンディラは是非とも読んで欲しい!
文章が瑞々しい上に味が濃い感じですごく好きな作品だな
同じ本の中の羽の生えたおじいさんの話も好き
レトロちっくで幻想的なミステリー小説が読みたい
「街の灯」「瑠璃玉の耳輪」「虚無への供物」「占星術殺人事件」とか好きなんだけど
ミステリ・オペラってどうだろ〜
読んだことある人います?
他にもオススメがあったら教えてほしい
戻り川心中とかどうかな。違うかもしれん。
>>426 題名が演歌っぽいと思ったけど
Amazonのレビューを見たら面白そうだった!
>>427 作品のタイトルが幻想文学っぽくて好みかも
でもレビューだと結構賛否両論なんだね
>>428 確かに賛否両論になりそうな内容です。あと耽美的な傾向があります。
とりあえず「この闇と光」が一番取っ付きやすいと思うので、興味があるならどうぞ。
関係ないけどレビュー見ようと思ってググったら、今になって訃報を知った。
久しぶりに読み返してみようかな。
連城三紀彦私も好きだ〜そのラインナップが好きなら楽しめると思うよ
新潮文庫の守り人シリーズ、新しいやつが28日発売だね
とりあえず最初から読み直して準備するわ
>>419 ありがとう。今読みかけの終わったら蜘蛛女読むことにする
「エレンディラ」も本屋でさがして読んでみよう
>>409 最近同じく読み終わったけど私の思ってたこと的確に書いてくれてありがとうw
図書館に行ったら金城一紀のレボリューションbO見つけたので借りてみた
リア厨時代、レボリューションbRがすごく好きだったからわくわくして読んだけど
ちょっと微妙・・・あっさりしすぎて読み応え無かった
ちょいちょい笑える個所はあったけどなんだか昔の方が面白かったと思う
これで終っちゃうのもったいないなー
いまさらながら東野のさまよう刃読んだ
長さの割にありきたりなストーリーだった
被害者の父親(主人公じゃない方)が泣いたところは少しぐっときた
貴志祐介さんの「青の炎」を読み終わった。
愛する家族の為に孤独に闘った秀一を想うと涙が滲む。
ミステリーというより青春小説の色彩が強いね。
表現力豊か、情景をイメージしやすい文章で、
気持ち良く読み進められた。
特に高校生達の描写が爽やかで良し。
シューマンの指 音楽のことよく分からないってのも
あるけど長々と分かりにくい話が延々と続いてて疲れた。
どんでん返しがあると本の紹介で言われてたけど、
そんないうほどのこともなかった。
>>436 前半で疲れるよね。
でもシューマンかけながら聴いたらなんか楽しかった。
438 :
437:2011/05/26(木) 23:09:38.74 ID:VlQe6eAn
聴きながら読んだらだった、ごめん
>>434 私は序盤から父親に感情移入しすぎて、読み終わったらグッタリしたよw
篠田真由美の「燔祭の丘」「閉ざされて」を、この順番で読んだ。
この順番で読むんじゃなかった、と思った。
久々にコバルト文庫読んだ
さらっと読めるし少女趣味全開でやっぱり楽しい
小中学生の頃読み漁ったなー
441 :
彼氏いない歴774年:2011/05/27(金) 03:31:54.33 ID:vU1T6L3N
コバルトは読書になるんだろうか。
コバルト懐かしいな!
ラノベとの違いがわからない
>>441 読書ってどういう定義なんだろと辞書で調べてみたら衝撃の事実が。
「教養のために書物を読むこと」
という定義もちょっと意外だったけど
「寝転がって読んだり雑誌を読んだりすることは、勝義の読書には含まれない」
寝転がってしか読まないよ・・・orz
ちなみに三省堂の新明解より。
なん……だと…?
娯楽小説の立場はどうなるんだろう
「書を読む」じゃダメなのかー
>>443 なぜよりにもよって新明解に聞いたしw
「書物を読むこと」
と机上広辞苑第五版様はシンプルにおっしゃっておられる。
ついでに新明解第四版小型版さんに聞いたら
「(研究調査や受験勉強の時などと違って)想を思い切り浮世の外に馳せ精神を未知の世界に遊ばせたり
人生観を確固不動のものたらしめたりするために、時間の束縛を受けることなく、本を読むこと。
(寝ころがって漫画本を見たり電車の中で週刊誌を読んだりすることは、勝義の読書には含まれない)」
…ちいさいのになんか生意気くさいw
やっぱり新解さんは個性派だなあw
小川一水「時砂の王」読んだ。
邪馬台国に未来からの使者が現れて、ETと人類の未来を賭けて戦う。
戦いそのものとか、タイムパラドックス的なSFノリよりも、それぞれの生き方や考え方が
物語として面白かった。
そして、このページ数の少なさで良くまとまったなーと読了して驚いた。
娯楽小説とそうじゃないのの違いってどこだろう
純粋に気になる
新明解第五版さんに「娯楽」について聞いてみた
「生活のための労働や学業などの余暇に、
気分転換をはかるために
遊びとして何かをしたり見たり聞いたりなどして楽しむこと。」
新明解さん久々に開いたけど「恋愛」の解説がいつ見ても酷いw
氷室冴子もコバルトだったよね
「銀の海金の大地」とか好きだったなぁ
真梨幸子「殺人鬼フジコの衝動」読んだ
「何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?
最後の一行を読んだ時、あなたは著者が仕掛けたたくさらみに戦慄し
その哀しみに慟哭する……!」
と背表紙で大煽りしてたのがマズかったのか、とても期待外れだった
「最後の一行で!」といえば我孫子武丸の「殺戮に至る病」だなぁ
>>450 殺戮に至る病は買わずに借りればよかったと後悔している
グロ描写てんこもりで読み返す気にならない
>>449 氷室冴子懐かしい。
碧の迷宮完結しなかったのは残念だ。
>>451 グロ苦手ならタイトルと粗筋で察しておきなよw
>>448 念のため「合体」を引いたら合わせ技で酷かったww
>A「性交」の、この辞書でのえんきょく表現。
^^^^^^^^^^^
釣りバカ日誌かよ
近所の図書館で地下書庫等を案内してくれるイベントのようなものがあるらしいので
割とギリギリで申し込んでみたんだが
なんとなく聞いてみたらその時点で参加者自分のみ・・・
純粋に楽しみなのが半分、一対一の場合いいリアクション取れそうもない不安半分だ−
こういうのに参加したことのある人いるかな?スレ違いだったら申し訳ない。
一人参加で不安だろうけど、逆に考えれば質問し放題だし
自分のペースで案内してもらえる
普通に話せばいいんじゃない?
地下書庫とかカッコ良すぎる
>>457 そうだね
一人に対して本来は対大勢用な感じのツアコン的な喋りだったとしたら
あちらもやり辛いだろうなぁと思って悶々としていたけど
一対一ならむしろ普通な感じで話せて質問しやすいかもね、気楽にいってくる!
>>458 それが楽しみなんだw
これまで色んな図書館で開架じゃない本を申し込むたびに
裏は表以上に本がぎっしりなんだろうか・・・見たい・・・!と思っていたから
一人と分かった後も申し込み取り下げられなかったw
報告待ってます
近くの図書館で数年前に一度閉架の公開をしたことがある。
そのときは自分が子供の頃に借りた、強烈に記憶に残ってる本を
見つけて、懐かしさ満載になる程度だった。
今、閉架にある本で、中身を確認したい本がかなりあるので
また閉架開放をしてくれないかと思っているんだけど、
そのときの開放のときは自由観覧でその後始末が大変で
難しいかなぁとも思っている。
普通のときでも職員の人に言えば、閉架の本は取り出してもらえるけど、
せっかく持ってきてもらって、中身見てやっぱり借りるのを止めというのも
気が引ける。
図書館のイベントといえば
図書館の本を無償で市民に上限20冊まででくれるというので
余裕こいて昼に行ってみたら長打の列で入場制限されてて驚いたw
ほしかった雑誌のバックナンバーもあったりで楽しかった
五條瑛のR/EVOLUTIONシリーズを一気読みした
この人の作品で一番好きかも。
しかし、登場人物が多すぎて時間をあけると絶対相関図が欲しくなると思う。
…いや、もう欲しいけどw
>>463 そのシリーズ、好きで読んでたけどもう二年くらいあいてしまったかな…
また最初からはムリw
465 :
彼氏いない歴774年:2011/05/29(日) 09:24:52.00 ID:ziCTw7cg
室生犀星の「蜜のあはれ」を読んだ
あたい(金魚)とおじさま(人間)の恋のお話
勝ち気で生意気で健気な金魚が可愛かったー
幻想的で哲学が散りばめられてて和の情緒もあって
うっとりするような美しいお話でした
阪急電車は意外と面白い
阪急電車、前半部分は面白かったけど
後半にどことなく押しつけがましい説教臭さを感じてしまった。
ウェディングドレスの女の人の話は切ない感じで好き。
>>465 それ読みたいんだよなあ〜
密林で見たら結構高くてビックリした…
何年か前に、清水義範さんがいろんな本を紹介する本(タイトル忘れた)を読んだが
密のあはれも少し触れられてて、ずっと気になってるんだよね。
469 :
456:2011/05/29(日) 17:18:10.85 ID:CpeiHLBV
行ってきましたー。楽しかった!
結果的には、自分の後に家族連れ等の予約が入ったようで5人以上集まり、一対一は杞憂におわりましたww
近所の図書館思った以上にハイテクだった・・・
タグで管理されているのは知っていたけど棚にもセンサーがついていて、どの位置にあるのかすぐ分かるとか
地下書庫は自動書庫になっていて、本が沢山というよりむしろみっちり詰まっている感じなのとか
閉館時の回収ボックスまで全自動だったりとか
機械化便利すぎ!と感動しつつも一抹の寂しさを感じたw
お疲れ様です。
一人じゃなくてよかったね。
しかしその図書館すごいなあ。
472 :
彼氏いない歴774年:2011/05/29(日) 20:51:57.08 ID:r8ISAXgI
>>461 地元の図書館のパソコンで何気なく丸谷才一の本を検索していたら、「閉架・禁貸出」扱いの本がけっこうあった。
興味があったので、軽い気持ちで数冊ほど閲覧を頼んでみた。そしたら、その本は郷土の文学者が寄贈したもので結
構な機構本らしくて真っ白いカバーで厳重に覆ってある上に、カウンターの横にある資料室(窓がなく、ドアがカウ
ンター側にある)みたいな所に連れて行かれ、「読み終わったらお返し下さい」と言われドアを閉められた。
「密室かよ!」とつっこみたくなった。
473 :
彼氏いない歴774年:2011/05/29(日) 21:44:30.48 ID:t/ABADbc
>>471 おお…わざわざありがとう
図書館なかなか行けないからどうしても買ってしまうのよね
きれいな本だなあ。
給料出たらポチろうw
山田詠美が好きなんだけど、似たような作風の作家さん知ってますか?
喪のくせにスイーツが好みそうな小説が好き。
でも携帯小説みたいな文章崩壊してるのは嫌なんだよね…。
わがままな条件ですが、知ってる方いたらお願いします。
>>474 山田詠美もいろいろ広いからなあ……
スイーツもどきということで、野中柊押してみる
476 :
彼氏いない歴774年:2011/05/29(日) 23:17:55.35 ID:ScwtlL3B
駄目な子だった私がよく読んだ本
モモ
秘密の花園
はてしない物語
デミアン
カモメのジョナサン
もものかんづめ
the manzaiシリーズ
no.6シリーズ
…そして腐女子になった
天と地の守り人、3冊読み終わった。放心。
すごいもん読んだ。
昔、地元の書店で精霊の守り人を偶然手にとった自分GJ。
三浦しをんのまほろ駅前〜は大丈夫だったのに
あさのあつこのNo.6(しか読んでない)の腐要素が妙に鼻につくのは文章が児童向けだからなのか、あからさまに出しすぎだからなのか
別に腐要素自体は好きでも嫌いでもないんだけどなー
でもアニメ見ようとは思ってる
精霊の守り人積みっぱなしだわ…シリーズものって楽しいけどなかなか手が出ない
シリーズものはその世界観に入っていくのが面倒だったりするよね
途中から貪るように読んで、今やすっかり守り人シリーズファンになってしまったけどw
今「七王国の玉座」読み中
ちゃんと結末まで読み続けられるか不安だ
赤い指を読んだ
読んでて気分悪くなった。
五條瑛「上陸」
読みやすくて面白くて一気に読んじゃった。
読後、切ないやら嬉しいやらでぐるぐるして幸せだったw
他のも読みたいな。
あさのあつこは何故か何となく手に取りにくいな・・・
学生時代、長野まゆみをよく読んでたのを思い出した
凜一がシリーズを重ねるごとに、女の腐ったの→人として腐ったのになって
読まなくなったけど、婦女子さん的にはどうなのかなあれ・・・
映画スリーピー・ホロウみたいな
ホラーとミステリが融合した小説ありますか?
リングとかどう? 有名すぎて知ってるかな
向日葵の咲かない夏が後味悪すぎて辛い
背表紙のあらすじ詐欺すぎるだろ
悪の教典がやっと借りられたから読んでる
分厚いけど、面白いしすらすら読める
なんだか白夜行みたいで淡々としてるけど、どんでん返しというか
畳みかけるような展開があるといいなあ
>>484 ありがとうございます
リングは映画と丸きり同じなんですかね
映画は見ちゃってるから
ミステリー&ホラーといえば綾辻行人の奥さん(名前忘れた)が有名だよね
読んだこと無いうえ超曖昧でごめん
友達は面白いって言ってたけど、和製ホラーだから
スリーピーホロウとは雰囲気が違うかも
>487
たしか丸きり同じだったと思う ごめんね
代わりにスティーブン・キングの「ドロレス・クレイボーン」はどうかな
綾辻の奥さんって十二国記書いた人だっけ
屍鬼はアニメ化もされてるね
小野不由美だね。
小野さんの書くものは確かにおもしろいし、個人的には好きだけど
ホラー要素よりもミステリー+ファンタジーって感じな気がする。
>>487 ミステリー+ホラーなら三津田信三とかどうかな?
こっちも和製ホラーだから求めているものとは違うかもしれないけど。
ついでに横入りすいませんが、小野不由美好きな方は他に何読まれてますか?
十二国記のみ。屍鬼は挫折してしまった
小野作品ってことでよかったのかな?
ホラーってことだったらすみません
ついでに自分あてじゃなかったら申し訳ない
屍鬼は静信の小説部分で挫折しかけたけど面白かった
誰に感情移入して読むかが人によって違うのも面白い
十二国記はハマると気の毒だ
本スレは新刊マダーで埋め尽くされている
小野不由美 好きだなぁ
「十二国記」私が死ぬまでに完結してくれるだろうか…
>>485 「向日葵の咲かない夏」は
「女王様と私 / 歌野 晶午」と同じくらいミステリー枠に入れたくない
トリックもオチもクソ以下だ
>>493 静信の小説部分は実はかなり重要だよね
登場人物がすごく多いのにそれぞれの心理描写がしっかりされてるから
老若男女全員に(普通に見たら悪人っぽい人にも)感情移入しながら読んだなあ
まだ十二国記を読んだことがないんだが、評判を聞くとなかなか手が出せない
続きが読みたすぎて困りそう的な意味でw
>>497 歌野晶午、「絶望ノート」はおもしろかったな。
屍鬼のアニメ見てる人に「最後どうなるか簡単に教えて!」っていわれたんだけど
一行で説明してみたらとても陳腐な話に聞こえた…
あんなにおもしろいのに。ちなみに私の説明はメル欄。
なぜかやたらと加奈美さんに感情移入してしまった。
リング、映画と違ったような。
映画覚えてないや。
リング小説めちゃ面白い。
リング、らせん、ループ全部読まないと感動しないと個人的感想。なんなら番外編のバースディも是非。キモイけど
リングの映画は倍速で見たけれど、たしか主人公が女で超能力者みたいなのがいたよね?
そして最後のあのシーンは「これはないわーw」って姉と爆笑した気がする
原作の方が私も好きだ
小野不由美でホラー+ミステリーだったら今リライトされているゴーストハントシリーズは?
当時の少女小説の決まりを逆手に取っていて最後まで読むと面白い
伏線がいろんなところにあるから、再読した時に感心する
>>485 オグロ アラダ ロ ゴ
も読むといい、本を破り捨てる勢いw
ちゃんとした題名忘れた
>>501 アレ一読してなんともモヤモヤして感想検索したら
・カタカナで書いて暗号っぽくしてるが、肝心の主人公には耳で聞こえている
・不明瞭なフレーズを初めて耳にしたら、むしろ「よく知ってる言葉」に空耳して聞こえるはず
・まして発声してる側は普通の日本語として発声しているはず
・発声者の意図通りのイントネーションで おぐろ あらだ ろご? と聞こえて、意味がわからないはずがない
と理路整然とブーイングしてるブログ見つけてすっげすっきりしたよ!
(あ、迷惑かけたくないんで上の文章は自分の要約です)
なんかあの作者の作品みんなそんな感じ
説得力ないのに登場人物達だけは説得されまくっててwなんだかなーと思う
>>502 その作品まったく知らないけどその説明だけで言葉の意味が解読できてしまったわ
逆に気になるから読んでみようかな
小野不由美は過ぎる十七の春が一番好きかもしれない
まとまってるし、恐さと謎がいい感じに配分されてるし、美少年も出てくるしw
田中英道の美術の本読んだ
日本の仏像とか絵を西洋と比較したりして、日本のものもすごいんだよ!って
言ってる本なんだけど、読みやすかった
こういうの読むと、実物を見に行きたくなるんだよねー
ようやく永遠の0読めた
最後は出来過ぎな感じもあったけどやっぱり感動した
松乃と久蔵の話ももっと知りたかったなぁ
児玉さんのあとがき楽しみにしてたけどイマイチだったのがちょっと残念…
>>505 あとがきちょっと分かる
冗長かな…?と思ってしまった
引用が多すぎるのがな。
個人的には、宮部さん目線で1つ話があって欲しかったな
まあそこはこちらの想像に任せるって感じなんだろうか。
でも色々勉強にはなったし、考え方とか少し変わったなあ…
読んでよかった本だった。
>>420 作者が放送作家といえば、秦建日子の本を読んだ時の感想がまさにそれだった
「これも映像化狙ってるんだろうなあ」という視点で読んでしまう
太宰治賞受賞した刺繍読んだ
39で20と付き合うとか喪には想像できん
小川洋子の帯に惹かれて読んだけどまあまあかな
巻末に受賞作紹介に22歳の処女話があって気になった
次読んでみようかな
『モルヒネ』で断念した安達千夏が、新しいジャンルを書いたらしいので『マキリ』を買った。
東北に大地震が起きた話で、違う意味で断念した。
江戸川乱歩のベストセレクション
「芋虫」を読んだ。
始めて乱歩さん読んだけど、独特の雰囲気が心地好かった。
耽美、怪奇、幻想という表現がピタリとくる。
しかし三島にしろ太宰にしろ乱歩さんにしろ
昔の作家さんって文章力の次元が違うね。
狂人日記を読んだ
こういう、駄目人間の苦悩や葛藤を描いたものは読んでて気力を削られる
共感と不安と恐怖が首を締めてくる感じがたまらない
面白かったけど疲れた
>>510 次元違うよね・・・。ワープロ打ちと手書きとでは一字の重さがそもそも違うよな〜と思う。
あと、教養のレベルもぜっんぜん違うわ。
三島由紀夫の絢爛豪華な修飾文には圧倒された。
もうあんな文章をかける作家は出てこないんだろうな
昔みたいには売れないだろうし。
三島由紀夫とワイルドには圧倒されたな…
今年に入ってから本をほとんど読んでなくて、読解力とかが格段に落ちた気がする
ドイルの「失われた世界」を放置したまま2ヶ月経過した
約300ページだから本来はノればすぐ読める筈なんだけど
今年中には読了したい
小川洋子の偏愛短篇箱おもしろい
全然知らない作家の作品に触れられて興味の幅が広がった
作品のあとについてる小川さんのエッセイもいい
関係ないけど、読書したい時としない時とすごくムラがあって
月平均3冊ぐらいしか読んでなかった・・・
小川洋子は「博士の愛した数式」を読んでから色々読むようになったけど
「人質たちの朗読会」が気になってる
文庫になるまで読めないけど
「薬指の標本」は主人公のどMぶりにびびった
文庫一冊読むのに二週間以上かけてるよ
外でしか読まないから
読了感のよい本があったら教えてください。
ジャンルは問いません、
伊坂さんの「チルドレン」的な爽快な終わり方が好みです。
奥田英郎の特に伊良部シリーズとかどうかな?
あとは森絵都、笹生陽子、モリミーの作品なんかは爽やかじゃないかと思う
単に伊坂好きな私が好きな作家なだけですが
重松清の希望ヶ丘だっけ
アレなんかどうかね
>>513 圧倒されたには同意だけど、あそこまで華美だと私的にちょっとしつこかったw
昔は夢野久作でラノベだし、
吉屋信子みたいに女子どもの好む読み物は純文学とは認められなかったんだよね
>>516 小川洋子いいよね
現代の作家の中で一番好きかも
「沈黙博物館」と「猫を抱いて象と泳ぐ」が特に気に入ってる
「人質の朗読会」も良かったよ
今すぐにとおすすめしたいけど、文庫になったら是非
小川さんなら『妊娠カレンダー』と『シュガータイム』が好き
お腹すくけど
「肩胛骨は翼のなごり」って面白いのかな?
関連商品で出てきてちょっと気になったんだけど、
レビューを見ても繊細だとか透明感があるとか、
抽象的なレビューが多くて不安なんだよね。
久々に湯本香樹実の夏の庭読んだ。号泣だ…人が死ぬことについて本当に考えさせられる内容。
幸田文の「流れる」読んだ
すっごい面白かった!
活字嫌いなんだけど、すごく久しぶりに完読できた本だよw
すごいね幸田文…この私がすらすら読めたよ…
ググッたら映画化してて興奮したんだけど、
美人で芸があって浅草界隈一番の芸者と言われるくらいの母親を持ちながら
ブスで性格もきつく愛想がなくて芸者にもなれず、結婚も出来ず、
いい歳してニートしてる事を悩む喪女という、親近感湧きまくりの娘の女優が高峰秀子で絶望した…
美人がやっちゃったら全く意味ないじゃん…
幸田文なら「きもの」も面白いよ
主人公は間違いなく喪女
高村薫「リヴィエラを撃て」
寝る前にちょろちょろ読んでこうと思ったのに2徹させられた
始終緊張しながら読んでたけどダーラム公のマダオっぷりは癒しだったw
>>516 「ホテルアイリス」
が一番破壊力あったな。
これを最初に読んだ為、他の作品が物足りない感がする。
>>516 薬指の標本いいね
自分は、あの長い夜が忘れられないよ
あの時の弟子丸氏の言い様が凄かった
私は恋愛物なら絶対『桜井亜美
』だね!
>>523 それって外国文学で、
リアルめの人形の写真が表紙で、
物置だかなんだかにいたよくわかんない生き物?を世話する
話だっけ?
何年も前だけど読んだよ。
確かに透明感とか繊細と説明するしかないかも。
でも美しいとか爽やかっていうより、
きれいな怪奇小説って感じ。
ストーリーの起伏があんまり無くて、
雰囲気を味わう小説だと思う。
雰囲気が好みに合えば楽しめるのでは。
私にとっては可もなく不可もなく。
小川さん好きが多くて嬉しい
新潮文庫は読み終わるから次は文春だ
妊娠カレンダー楽しみ
>>531 そう!その本です。
透明感や繊細としか説明しようがないですか……
求めているものとは少し違うみたいなので、今回はやめときます。
わかりやすい解説ありがとうございました。
すごくすっきりしました。
>>523 >「肩胛骨は翼のなごり」
それ宮崎駿が絶賛してた本かー
535 :
彼氏いない歴774年:2011/06/02(木) 21:57:22.31 ID:FVTmllKc
シューマンの指
ラストの展開に悪い意味でびっくり
ミステリーにおいてあれって、禁じ手でしょ…
途中までははまってたから余計にへこむわ
「エンジン・サマー」をかなり前に読了して時々読み返してる。
中盤ごろからいつもだるくなってくるけど、最後の数ページの
なんともいえない哀しいような切ないような感じがたまらない。
ちょっと前に改訳が出て、旧版よりは分かりやすくなったかな。
欧米圏に住んでれば天使たちの遺した道具類の元ネタが
もっとよく分かるんだろうけどなぁ…
最後の天使のセリフがいつか昔にワンス・ア・デイが灯心草と遊んでいる時に
いった言葉と同じなのがまた切ない
小川洋子さんファン教えてください
アメリカのニューヨーカーに載った短編って何でどの作品に入ってますか?
日本人では村上春樹と大江健三郎と小川洋子だけって聞いて読んでみたくて
>>537 『妊娠カレンダー』に収録されてる「夕暮れの給食室と雨のプール」だと思う
>>525 流れる面白いよね〜
きものは最後がやられる!
映画もいいよ、成瀬みきおだし
>>534 帯で名前があったとかなんとか、レビューググってた時そんなん見たわ。
しかし駿が作っても透明感や繊細さは出ないような気がする。
幸田文面白そうだね、読んでみる。
魔法製作所は魔女はいないかな
でも面白いよ
オススメ
誤爆!
無視してください…
>>335のレス見て気になって、『泣き虫弱虫諸葛孔明』を読んでみた。
三国志は少ししか知らないけど、それでも十分面白かったー!
一度会社に持っていって休憩時間に読んだんだけど、
次の日からは持って行くの止めるはめになった。何度吹き出しそうになったか。
その前は『猫語の教科書』を図書館で借りて読んだんだけど、
これってNDCの分類が「家畜・畜産動物各論」なのねw
番号見てアレ?って思って(文学じゃなかったから)、調べてワラタ。
それとも私が行った図書館だけかな。
>>503 正式な名前は道尾秀介の「背の眼」
シリーズとしては骸の爪、花と流れ星がでています
推理小説としてはどうかと思うけど、登場人物が魅力的でだい好きだよ
探偵物みたいな感じ
>>503だけど、わざわざありがとう
手持ちの本が終わったら読んでみます
探偵物として読むなら面白そうかも
中島らもみたいな、酒飲みのエッセイでおすすめがあったら教えてください
山本文緒の恋愛中毒読んだ
主人公は離婚経験がある人だけどすごく喪女っぽいなと思った
自己愛が強くて恋愛の仕方も一人よがりで反面教師になった気がする
>>547 酒呑みの自己弁護/山口瞳
らもさんというかウンチク系だけど
池波正太郎は酒飲みではないんだっけ。
>>547 日本の名随筆 (11) 「酒」(作品社)というアンソロジーがあるよ。
もし読むなら絶版なので古本か図書館だね。
>>547 椎名誠も酒関連の話は結構あった様な…
しかし551の名随筆集ってのもいいな。
それとは違うのかもしれないけど、
去年辺り新装でアンソロ集出てなかったっけ。酒以外でも『恋』とか『旅』とか…
新聞の広告で見た様な気がするが忘れてしまった
テネシー・ウィリアムズの戯曲『ガラスの動物園』を読んだことある人、居ないかな?あの話に出てくる主人公の姉のローラは喪女をこじらせてると思うんだが。
自己啓発っぽいのでオススメの本ありますか?
佐藤綾子や水無昭無(オネエ僧侶w)の本ぐらいの軽いものしか読んだことないんだけど。。。
>>554 自己啓発はいろんなタイプあるからなー
仕事向け、生き方全般向け、恋愛向けとか、小難しいビジネス本よりか胡散臭いスピ系よりかとか
スピ系入ってる自己啓発本はネタとして読むにはいい暇つぶしになるよ
でも真面目に一冊挙げれば「人を動かす」を手に取ってみても損は無いと思います
>>555 レスありがとう〜人を動かす読んでみます!
仕事向けは読書中ぐらい職場の事は忘れさせてくれwってなるので
生き方全般向けを中心に読んでみようと思います
あの手の本は意外とトラブった時に思い出して楽になる金言があるんだよなぁ
557 :
彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ:2011/06/06(月) 09:41:02.59 ID:rPVGn9Zg
「恋文の技術」読んだ
もりみーの小説は読む度にのぼりの新幹線に乗りたくなるから困るw
月末に聖地巡礼用京都ガイドマップが出るらしいので今から楽しみ
このスレでちょっと前に話題になってた読書メーターやってみたけどアレって自分の感想にナイスつけられるんだね
自分の感想にナイスつけた人の読んでる本を見てみたかったのにうっかりデカイ星押しちまった
そしてうっかりageてしまった
すまん
テスト
原田マハのさいはての彼女読んだ。
キャリアウーマンが旅に出る短編だけど、最初と最後に出てくる題名にもなってる彼女の話がすごくいい。
障害あるけど前向きに生きてて素敵な子。何か夢中になれることがあるといいなと思った。
>>556 生き方全般なら、中村天風をおすすめするよ
漫画だからスレチになるけど、戯曲や芝居好きなら、手塚治虫の七色いんこがお勧め
毎回ひとつの演目がテーマになり、その物語と登場人物たちの人生が交差する
ガラスの動物園もテーマになってたよ
出版社によって全5〜7巻くらい
これだけじゃスレチなので
新堂冬樹の実際の事件を小説にしたシリーズ、読んでいて震えた
タリウム少女、お受験殺人
リアルな描写で犯人の視点で進むから、心に黒いものがはいってくるようだった
あと悲しかった
殺しあう家族
は、まだ読む勇気がない
>>561 確かに時代背景を考えると喪女とは違うかも…今とは何もかも違い過ぎるよね、サーセン
>>563 ありがd
読んでみるよ
恩田陸の『チョコレートコスモス』みたいな演劇の話が好きなんだ
有川浩の劇団の話はなんとなく合わなかったが
>>548 山本文緒の小説の主人公て美人多いのに思考回路が喪だよね
共感してじりじりするのがクセになる
>>564 授業でガラスの動物園やったよ〜
ローラはアスペルガーであのあと脳の手術を受けて池沼になる予定
だからあのローラの性格は病気なんだけど、一回の失敗で学校に行けなくなったり、
おかんがオコナーさんとくっつけようと躍起になってるのにおどおどするばかりな所とかは非常に喪女くさい
ガラスのコレクションもフィギュアに置き換えればローラは自分となんら変わらないw
まあローラはびっこだけど美人設定なんだかね
>>547 北大路公子で検索してみて。
私は「枕元に靴」しか読んでないけど、この人のならハズレないから。
飄々として笑える系。
一冊しか読んでないのに言い切ったなw
>>568 あと2冊あるみたいだけど、他ののアマゾンレビューを見てもベタ褒めだし
それが大体私と似た感想なので。
ただこねくりまわした文章で笑わせるようなとこもあるから長ったらしい文が
嫌いな人は合わないかも?読んで損はないと強くお勧めしたいけどね。
570 :
547:2011/06/07(火) 20:20:42.68 ID:Ist6y/WI
>>549,551,552,567
皆さんありがとうございます。
調べてみます。
>>569 長ったらしくて笑わせる文章って町田康みたいなかんじでしょうか?
「笑うカイチュウ」読んでる。
自分にカイチュウがいたらどうしようって不安になるけど、面白い。
藤田先生の本で適度な不潔さとウンコは大事ということを学んだ
>>572 面白い先生ですよねー。勉強になるし!
友人には変な本読んでるねぇって言われたけど。
鬱小説で有名なケッチャムの隣の家の少女読んでみた
アメリカの小説で残虐な奴ってどこか思い切りが足りないよね
メグが浮世離れしすぎてて痛めつけられててもあらあら、って感じにしかならなかった
同じ鬱小説なら桜庭一樹の砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けないの方が胸がしわっとなった
川端康成の「千羽鶴」「波千鳥」読んだ。
父親を亡くしたあとに、父親の元愛人やその娘と関係をもってしまう男の話。
愛人である女が、物分りが悪いというか、自覚なく相手を苛々させていて
なおかつひたすら自分の立場しか考えられないような感じで
読んでいてちょっとモヤっとしたんだけど、
反面、消え入りそうな儚さと可愛げがあって
そりゃあ男も惚れるよなぁ、守ってあげたくなるよなぁと思った。
喪女が主人公でオススメの恋愛小説があったら教えてください!
主人公の年齢が20〜25歳くらいだと嬉しいです
よろしくお願いいたします
ちなみに自分が今まで読んだ中で一番好きな喪女系恋愛小説は島本理生「クロコダイルの午睡」です
主人公が夜に服を買いに行く場面の描写に共感しました
>>576 前ここでオススメしたとき駄作と言われてしまったけど、
自分は綿矢りささんの「勝手に震えてろ」が好きです。
578 :
彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ:2011/06/09(木) 06:38:40.50 ID:nRBuaeYY
>>576 三島由紀夫のお嬢さん。喪で大学生だったと思う
ageてしまってすみません。
580 :
彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ:2011/06/09(木) 06:52:40.51 ID:diJiT4Ue
>>575 モラルと愛情の間で微妙に揺れる主人公だけど、川端作品の中ではスッキリしないなぁ。
「みずうみ」とか「眠れる美女」みたいに変体チックな倒錯を美しく書き上げてる作品が
川端らしいなぁ、と思ってしまうわ、、、、
『博士の愛した数式』読了。
博士可愛いよ博士。
大道珠貴「傷口にはウォッカ」
評価が分かれているけど、自分は気に入ったなー。
彼氏は居るけど高齢喪な主人公のぐだぐだライフ。
低年齢層が読むと「あんな主人公のようにはなりたくない」とかいう感想が多くてワロス
少なくとも30代以上じゃないと共感できないかも。
主人公は独身を謳歌しているので既婚にも受けが悪そうな話だとおもう。
久坂部羊の神の手読んでる
無痛とか廃用身も面白かったけど、これも面白くて止まらない
医療物って難しいイメージがあったけど、とても読みやすい
>>577 私も綿矢りさであれがいちばん好き
ここでは人気なさそうだけど
映画を見たのでダレン・シャン読み返し
児童ファンタジー系は導入部のワクワク感が好きでたまに手をつけるんだけど
進むにつれて読む気がしなくなっていく・・・
ローズマリ・サトクリフ
「運命の騎士」「ケルトの白馬」
ちょっと求めてたのと違う気がする。それに地味だ。風俗、四季や自然の描写が素晴らしい。
終盤深く静かに盛り上がる。面白かったけど読み返しはしないかな。
なんて思ってたけど読み終わってもずっと何か残ってる。気になって仕方ない。
他の作品も読んでみよう。
時代小説が好きな人にはおすすめかも。
>>575 川端康成の目線を通して描かれる男のための女性が苦手だ
もっと苦手なのは自身を投影してるのか何なのかしらないけど
川端康成の描く欲望に忠実な男性主人公
でも矛盾してるけど作品は好きなんだよなぁ
今は「真田太平記」を読んでいる
長い…
たしかに清純で控えめで美人で若い女の子らしい女の子がすきだよね川端笑
でも山の音とか大好きだ
お面かぶる菊子かわいい
映画は原節子、イメージと違う!ごつい!
591 :
彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ:2011/06/10(金) 20:33:20.19 ID:/1oLgqP4
>>577 山本文緒の「ファーストプライオリティー」「プラナリア」
592 :
彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ:2011/06/10(金) 20:37:02.89 ID:/1oLgqP4
>>576 ごめんなさい。576だったね。
途中で送信しちゃったけど、山本文緒の小説に出てくるヒロインはたいてい喪女かメンヘラ。
かなり共感できると思う。
あとかなり昔の作家でマイナーだけど、「平林たい子」とか。
十角館の殺人を読んだ
先に犯人の名前を先に2ちゃんで見てしまったので
衝撃の結末とやらも薄れてしまうのかと思ってたら余裕で衝撃受けた
なるほどなー
雨が降った日はベッドでごろんしながら、ねこタクシー読むのが幸せ
ダイアナ・W・ジョーンズ「九年目の魔法」
追悼再読
少女の一人称で、ファンタジーが主体の話でぼやかされてるけど、この主人公ネグレクト受けてるよね。
とくにブリストルで父親の家追い出されてひとりぼっちになるところは相当酷い状況だよね。
しかも母親の下宿人兼愛人はあからさまに色目使ってきてるよね。
チェロ奏者いなかったらこの子、どうなってたんだ。
つまり、ファンタジーとしては彼女が彼を救う物語なんだけど
少女小説として彼が彼女を助ける物語でもある。
新参者 東野圭吾
一話終わって「え?短編」と思ったら
すべての話がひとつの事件とリンクしてるんだね。
最近の東野小説は余り好きじゃないけど、これは良いな。
「ずっとお城で暮らしてる」「怪奇小説という題名の怪奇小説」
「ソフィー」「わたしが・棄てた・女」「車輪の下」を買ったんだけど、
病んでる順に読むとするとどう読めばいい?
>>593 懐かしい…館シリーズでは一番衝撃を受けたし、好きな作品だ
だけどシリーズが進むにつれて、結局は密室トリックというよりも
館の仕組みで殺人が進んでいく都合の良さに辟易してしまうw
それでも面白いから惹きこまれるけど
あと人形館はずるい
黒い壁/赤川次郎
少しずつ日常が非日常に蝕まれていく描写が程良く気持ち悪い
物語の起伏は少ないけど淡々と読んでて面白い作品だった
あと主人公モテすぎw
結構小説の主人公ってオタク文化のアニメ・ラノベに負けず劣らずモテる気がする
嗤う伊右衛門 / 京極
四谷怪談のお岩だと途中まで気付かなかったw
怪談というより恋愛小説かな…
出来事の全てまでは明らかにされない所が想像の余地ありで面白いなと思った
じわりとした湿度と
「視界の隅に何かいる」みたいな気配の奇怪で美しい文体
私は好きだけど苦手な人も多そうなイメージ
永遠の零を読んだ
すごくよかった
蠅の王続きが気になって一気に読んでしまった
十五少年漂流記とか、漂流物と合わせて読んだらまた面白そうだ
自分も漂流物すきなんだけど、『人魚とビスケット』っていうのがおもしろかったよ
漂流した人たちが、本名を明かさずつけあった名前がタイトル
ちょっと不気味な味わいと、たおやかな人魚のふるまいがいいんだ
>>605 何かタイトルに惹かれた
チェックしてみる
漂流もの私も好き
漂流
アメリカ彦蔵
エンデュアランス号漂流
大西洋漂流76日間
たった一人の生還「たか号」漂流27日間の闘い
無人島に生きる十六人
このへん大好きだ。
現実では海より山の方が好きだけど、小説の山岳ものはあまり興味を惹かれない。
へぇー色々おもしろそう
漂流ものじゃないけど大草原の小さな家みたいに
自然の中で助け合って生きてくような話は好きだな
悪趣味といわれようが、ノンフィクションのような雪山遭難物が好きだ。
欲あるホラーものよりはるかにぞーっとする。
ありきたりだけど、八甲田山死の彷徨は真冬、ぬくぬくに暖かい場所で
読んでるのに気分はブリザードの中だった。
それについで空きなのが山岳遭難物。
山と溪谷社から出てるドキュメント遭難シリーズはたまらん。
新田二郎の実際にあった遭難をモデルにした小説もいい。
自分では夏山はもちろん冬山登山なんて一生するつもりはないけれど。
>>609 古いけど北杜夫の「白きたおやかな峰」は読んだ?お勧めだよ〜
震災関連本のコーナーにあった堀田善衞の「方丈記私記」読了。
高校時代、古文の授業でやった「方丈記」ってこんな話じゃなかった…
内容は悲惨だから不謹慎かもだけど、すごい面白かった。
ちょっと調べてみたらエッセイもの、伝記、小説と色々書いてたんだね
せっかく方丈記読んだし、次は「定家明月記私抄」探してみよう。
吉田篤弘の「それからはスープの事ばかり考えて暮らした」のような、何気ない日常を書いてるんだけど、なんかホッとする小説はありませんか?
仕事が残業続きで毎日慌ただしくて、ゆったりホッと出来る話しが読みたくて。
同作者の空ばかり見ていたとつむじ風は読みました。
梨木香歩の西の魔女が死んだ、家守奇譚、村田エフェンディ滞土録。
長野まゆみの鉱石倶楽部が好きです。
よろしくお願いします。
>>611 清水義範の『間違いだらけのビール選び』はどうかねえ…
なんか求めているものとはちょっと違うかもしれないが、
波風の余り立たない日常という点では条件を満たしてるかな。
というか清水ハカセの代表的な話は大体そんな感じだ
ごく自然な「あるある」なんだよね。
『バールのようなもの』は若干ギャグだけどw
アレ読んだら人生がほんの少し楽しくなるよ。
>>611 小説ではなくて茶道にまつわるエッセイなんだけど森下典子「日々是好日」
あとは庄野潤三とか…でもこれは合う合わない激しいかもしれないので
もし良かったら講談社文芸文庫の「夕べの雲」「絵合わせ」「ピアノの音」あたり
本屋さんで立ち読んでみてくれると嬉しい
八甲田山…読みたいかも
山岳小説は好き
救助隊員のノンフィクションとか重いけど、いつか山に登りたいなぁとは思う
装備とか勉強とかちゃんとして
洋書を読みたいがハードルが高すぎる
訳した文独特の感じが苦手
ジョンは昨日も学校ーと言っても通常の学校ではないのだけれどーに行った
みたいな変な注釈が入ってるのとかが駄目だ
あと自分が無教養なせいだが、舞台が当たり前だけど外国なのでうまく想像できない
こんな自分にも何か読みやすい本ってないかな?
>>615 スラムドックミリオネアの原作の「僕と1ルピーの神様」
話が面白いから売れたんだろうけど、地味に翻訳がこなれててセンスいいなと思ったよ
この人の翻訳でもうちょっと尖った英米現代文学読んでみたいとかも思ったり
>>611 江國香織の流しのしたの骨とかいかがでしょう?
ちょっと変わっててかわいい家族の話です。
江國香織の昔の小説とかエッセイは読んでてほっこりする。
最近はなんか変わってしまって悲しい。
>>614 「赤いヤッケの男」
オススメ山岳上質ホラー
山に行く前にぜひ。
職場の山男に借りないか?と勧めたら洒落にならないから辞めとくと拒否られたw
>>615 私が外国ものに手を出すキッカケになった
アレックス・シアラーの「スノードーム」をオススメしたい!
不思議で切なさが残るお話
訳も特に違和感ないし、日本語タイトルと装丁が美しくて素敵(原題はThe Speed of the Dark)
あとサガンの「悲しみよこんにちは」(朝吹登水子さん訳)は
透明感のある詩を読んでいるようで、そういう意味では
訳文独特の違和感あるかもしれないけど、とにかく美しくてオススメ
言い回しの小難しさに、フランスのエスプリ精神を感じる
読み易さで言ったら河野万里子さんの新訳の方がシンプルで自然なんだけど、
どうしても最初に読んだ方に思い入れしてしまう…w
「バールのようなもの」、「日々是好日」、「流しのしたの骨」が図書館にあったので借りました!
「バールのようなもの」はネガティブな気分だったので払拭できそうで読むのが楽しみです。江國香織は不倫の話しか書かないイメージでしでしたが可愛らしさもあり、怪しさもありそう。
この3冊を読んだら庄野潤三の本もチェックしてみます。
有難う御座いました!
清水義範なら、「蕎麦ときしめん」もお薦めしとく
あの突き抜けたギャグはすごい
>>615 アラン・ベネット「やんごとなき読者」
本を読むおもしろさに目覚めたイギリスの女王さまが主人公でさらっと読める
作中いろいろ本の名が挙げられるので次の読書の呼び水にもなると思う
アマンダ・ヘッサー「アマンダの恋のお料理ノート」
けったいな邦題がついてるけど読めばおもしろい
ニューヨークのリア充が書いた料理+恋愛コラムが元になっていて
食べものの話が好き、海外ドラマを見るのが好きっていう人は楽しめると思う
ただし絶版?みたいなので図書館か古本屋で見かけたらどうぞ
>>621 清水義範は最近のは説教臭い親父話っぽくなってきたのが悲しい。
初期作品は本当に面白かったのに。
歴史ものだけど、尾張春風伝がよかった。
読み終えたあとに名古屋の平和公園の宗春のお墓におまいりに
いってしまったほどだw
624 :
彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ:2011/06/15(水) 14:57:32.71 ID:ikck5UjR
>>623 個人的には今の爺むさい話も嫌いではない
まあ、年と共に内容が説教じみてくるのは仕方ないよね…
椎名誠や原田宗典もそうだな。この2人の場合はエッセイだけど。
清水義範の時代物といえば、忠臣蔵を吉良側から見た話もよかった。
その話とはまた別に、未来からタイムマシンで忠臣蔵観光に行く話は笑ったがw
宮部みゆきが好きなんですが、他の作者でお勧めありますか?
阪急電車を読んでる
駅名のよみ書いて欲しいよ
「金枝篇」
どこから読み直しても面白い
レアメタルの本読んでる。
政治的な話題の多い本より技術的なことやどんなものに
使われているかの記述が多い、簡単そうな本を選んだつもりが……
励起だのドープだのヒステリシスだの聞き慣れない専門用語の
オンパレードにわけのわからん半導体やらダイオードやらの説明に
こっちがヒステリーを起こしそうだ…。
>>625 重松清とかどうかなあ
この人の、サスペンス系じゃない方から読むといいと思う。
宮尾登美子がマイブーム
最初苦手だったはずなのに、抜け出せなくなってた
小袖日記/柴田よしき
タイムスリップもの
ちょっと不発というか最後あっさりしすぎかなと思った
かといって他にこうすれば、とかも思いつかないんだけど
歴史そのものよりも昔の人の生活に興味があるのでその点ではまあまあ
源氏物語に興味が湧いたのでそのうち読んでみようと思う
ただ全体的に漂うフェミ臭がちょっと辛かった
タイムスリップもの色々読んでみたくなったんだけど、なにかおすすめあったら教えてください
このスレで前に挙げられてた宮部みゆきの蒲生邸事件は一応タイムスリップものかな
あと戦国自衛隊とか?
求めてるのと違ってたらごめん
鯨統一郎の「タイムスリップ森鴎外」とかは? ノリが軽いけど面白いよ。あと同じ作者の「タイムスリップ明治維新」とか
「蒲生邸事件」面白いよね
「悪夢の観覧車」読んだ
文字も行間も大きく目にやさしいw上にコミカルでサクサク読めた
あんまり頭を使いたくないけど本は読みたい、て時にいいかも
このスレ、何気になによりも参考になる
前スレでも上げられてたアレックスシアラーのスノードーム、
気になって図書館で借りて読んだら当たりだった
エックマンの気持ちがわかりすぎるだけに、取り返しのつかない事態にやりきれない気持ちになった
>>632 「夏への扉」「トムは真夜中の庭で」「時の娘」あたり鉄板かなあ
日本だと北村薫「スキップ」「ターン」
あと私はすごい苦手なんだけど筒井康隆「時をかける少女」「七瀬ふたたび」人気あると思う
おもろい系では「七回死んだ男」
・学生向け
・恋愛もの(ほのかに甘め)
・夏
等が全て揃っている本を教えて
このスレを見ていたら読みたくなってきました
640 :
632:2011/06/16(木) 23:02:53.19 ID:83gYYZkV
タイムスリップもの教えてくれてありがとう!
たくさんあるんだね、読んだことない作家の本もあって楽しみ
全部読んでみます
>>639 森見登美彦の「夜は短し恋せよ乙女」
夏の要素はちょっとしかないが。
>639
「夏への扉」
学生が主人公じゃないタイムスリップSFだけど、
ほのかな恋だし途中ハラハラするし、雰囲気が学生向けだと思う
>>639 森絵都/ラン
綿矢りさ/蹴りたい背中
荻原規子/樹上のゆりかご
なんかは条件満たしてるかな…?
あと、樹上のゆりかごは関連作というか前作に、異世界トリップで「これは王国のかぎ」ってのがあるけど、話は独立してるから読まなくても大丈夫。
>>639 翻訳物でよければ
「さようなら、コロンバス」
「十七歳の夏」
夏っていうとアメリカのきらきらした甘酸っぱい青春小説のイメージ
絶版だったらごめん
図書館か古本屋にあるかも
人間失格神すぎワロタ……
斜陽読んだのが小6とかで全く意味がわからなかったため
太宰を避けていたがこんな作品があっただなんて…
日本人はこの作品に共感できる人とそうでない人に二分できる
というらしいけど、なんとなく意味がわかる…w
>>639 島本理生「ナラタージュ」
夏の要素はちょっとだけだけど
>>639 豊島ミホ
季節の描写がきれいだと思う
夏が君を抱く?だったかな、読んだの
>>639 吉本ばななの「つぐみ」(ローマ字だったかも)
主人公(語り手)は大学生で夏休みに帰郷するとこから始まる。
宮部みゆきの火車が好きすぎて手放さないのでボロボロになって今三冊目
この作者の本は一通り読んでるけど、火車はなんか好き…うまく言えないけど
もう頭の中で映画出来上がってる
カメラワークや衣装も完璧
月のさなぎ読んだ
月童子とか設定が良かっただけに終盤が残念だった
もっと膨らませられたんじゃないかな
ファンタジー大賞地味に面白い
閉鎖的な世界を舞台にした小説が好き
寮生活ものとか
653 :
639:2011/06/17(金) 23:01:45.14 ID:trYiwSkI
みなさん教えてくれてありがとう
図書館やら本屋にいって読んでみるね
火車はドラマかなんかを見て好きになって、
あとで原作を読んだな
お薦めの歴史物ってあるかな?
ベタだけど
「壬生義士伝」
「蒼弓の昴」
「真田太平記」
が好きです。
司馬さんは何か性描写とかモテモテすぎる主人公が苦手。
父親が西村京太郎と赤川次郎をたまに買ってて
三毛猫ホームズが44作目だった
帯見たらやっぱり女に迫られまくってるらしいワラタ
このシリーズって、ハーレムのようでいて結局主人公は振られるから
どんな層が支えてるのかちょっとよくわからない・・・
作品名は忘れたけど、珍しくうまくいきそうだったたのに
ラストで「私、女の人にしか興味ないの、あなたが女っぽいから惹かれたのかも」
みたいな感じでやっぱり振られてたし・・・
>>657 モテるのに振られるっていえば魔夜峰夫「ラシャーヌ!」
落語みたいに「オチまで知ってるが話術が好きだ」的なファンがついてるんだと思う
今月本買いすぎてやばい
岡本太郎の「自分の中に毒を持て」がヒットした
読み終えた後にもう岡本太郎が亡くなっていることを思い出した。
あまりにも文章が情熱的で生きている人が目の前で語ってくれている気持ちになってた…
>>656 岳宏一郎おすすめ。
語り口が現代的でドライ&クール、書き手が愛情と批判精神を同居させられるタイプで小悪党大好き。
もし伝奇もイケる口なら宇月原晴明。とにかく華麗な文章。うつくしい物語。
おすすめはしないけど、荒山徹。所謂韓流が好きでも嫌いでも、呆れる。才能の無駄遣いすぎて笑うしかない。
最近児童書をふと読み返してからはまりかけている
ロアルド・ダールにミヒャエル・エンデにダレン・シャン等
児童向けファンタジーの波乱万丈な冒険の現実からぐんと浮かせてくれる感じだったり
小・中あたりに一度読んだ本を再読し当時とは違う印象を持ったりするのが楽しいんだけど、いかんせん本が大きいww
外に持ち運べないからまさにベットタイムストーリーになってるw
とここまで書いて思ったけどもしかして手を付けていないだけでファンタジーものが好きになってきているのかもしれない
体が大きくなりきったあたりからはミステリーやハードボイルド、怪奇物に現代小説ばかり読んでいたから気づかなかっただけなのかも?
ちょっと過去スレ「ファンタジー」で検索してくる!オラワクワクしてきたぞ!
>>656 私は蒼きゅう読んだあと吉川英治の三国志にいってみた
かなり面白かったです
森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読んだら意外なほどファンタジーでビックリした。
嶽本野ばらの「おろち」は「鱗姫」と同じ様な内容だった…。
しかしああいう大正時代かの様な文体はとても好きだが、どちらも内容に要らないエロ要素が含まれるのが残念だ。
664 :
彼氏いない歴774年:2011/06/18(土) 16:51:50.04 ID:22wUGym2
宮部みゆきは比喩が微妙でダメだ。
興ざめしてしまう。
それさえなければ読めるんだけどな。
今日ブックオフで250円均一やってたから文庫本いっぱい買った
雨だと外出たくないから本ばっか読んでるわ
まだかなまだかなと待ってた図書館の予約本が一斉に順番回ってきた
嬉しいけどちょっと困る
一時間に一本の電車乗り過ごして待つ間にゴールデンスランバー読み終えた
途中ダレたが後半好きすぎる…三ヶ所最高ポイントがあった。
伊坂作品の登場人物の様な友達ほしい
>>666 予約時期、予約順位もまったく違うのに、なぜか一気に揃うことは
よくあるけど、なぜそうなるのか、本当に不思議だ。
恒川光太郎好きだなあ
今秋の牢獄読んでる
宮部みゆき『火車』
ここで良く聞いたから今日買って来た!
ビールとおつまみに
生ハムチーズクラッカーと黄金イカというチグハグな組み合わせだけどまったりするんだ!
楽しみー
とりあえず孤宿の人の上巻だけ買って読み始めた
ほう可愛い
私も孤宿の人読んでる
時代ものって苦手だけどこれは入っていきやすくて読みやすい
耳線してもエアコンの微妙な風音がして何か気になる…
ほうには泣かされた。幸せになって欲しい。
あるある
今日は雨で外も静かだったから図書館で何冊か借りてきた
集中して読んでたら地震あってびびったけどw
>>670 その本、ずっと火の車だと思ってて、家計が苦しい人の話だと思ってた
作者な作風を知ってかっしゃと読むと知った
内田百けん←門構えに月
なんか、不思議な作風で地震がきても本の影響かと思ってしまった
うまく言えないけど
>>669 独特の読み心地だよね
夜市おもしろかったなあ…最近文庫で新刊でたの気になってる
678 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 00:27:34.94 ID:/M76nWLp
プリンセストヨトミ読んだ
なんと感想を言っていいのやら・・・
679 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 01:02:36.90 ID:bw3GmnGT
辻仁成さんの小説を愛す。
680 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 01:07:42.86 ID:94/M9jvz
みんなは借りる派?買う派?
読んで面白かった本を手元に置いておきたくて買う派なんだが、部屋が本だらけになった!
これ以上仕舞う場所ないから文庫本しか買えないorz
あげちゃった…すみません
>>680 たくさん読むから、なるべく安く古本で買う
で溜まったら売るなり適当に電車の網棚などに放置、きっと誰かが読んでくれる
木下半太の悪夢シリーズ読んでる。
一気にがーっと読めるストーリーだから、こういう好き
>>680 買う派
図書館通うのも好きだけど、やっぱり人気の本は予約もいっぱいで待たなきゃいけないし
買ったほうが早いし自分のペースで読めるしね
まぁ2週間借りれるから読めないってことはほぼないけど
そのせいで本の量はんぱない・・・
ホント置くとこなくて、ダンボールに積めて部屋のすみに積んでる
漫画は相当量を捨てたり売ったりしたんだけど、小説は捨てられないんだよなぁ
684 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 01:22:41.13 ID:zOTPZ3Xl
救いようの無い暗い小説教えてください
たとえば夏目漱石の「こころ」みたいな
>>661 今、はてしない物語を物凄く久しぶりに読み返しているけど、すごい面白い
本を読む楽しさを再認識できたよ
686 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 01:26:51.70 ID:oWt7vojb
>>685 泉鏡花の「夜行巡査」
短いからすぐ読めるけど、救いようがない
>>684 喪女鬱小説の定番
桐野夏生「グロテスク」
>>685 小1で初めて読んだとき、本当に本に吸い込まれるんじゃないかと思って
必ずリビングで読んでたw
今勾玉シリーズを久々に読んでるから、終わったらはてしない物語読もうかな
691 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 03:10:20.11 ID:8nZ+XEWW
>>684 久坂部羊「廃用身」
恩田陸「Q&A」
乃南アサ「幸福な朝食」
「鹿男あをによし」とか「グラスホッパー」みたいな
現実と幻想世界が混じった感じの本があったら教えて下さい
>>692 『夜は短し歩けよ乙女』とか?
ちょっと表現がアニメ風なかんじ。
>>684 同じ夏目漱石の『それから』は読んだ?
後期の夏目漱石は暗いって聞いたことがある。
あと夏目漱石じゃないけど『暗夜行路』とか
『田舎教師』、『金閣寺』とか
暗夜行路は少しすうっとしたけど、
田舎教師と金閣寺は暗檐たる気持ちになったよ…
そういう意味では『車輪の下』なんかもそうかも。
>>680 借りる派
一旦買ってしまうと捨てたり売ったりは抵抗があって自宅が本だらけになる
あと、大量に読むからお財布が持たない
払った税金は図書館で還元してもらってます
図書館利用してる人多いんだねぇ!意外
自分は読むのが遅いし返しに行くのがおっくうだから決まった作家の文庫を買うって感じだなあ
図書館で働くのとか憧れたなあw
>>680 できるだけ買う派。
借りた本が汚れてたり破れてると、雑に扱った人に対してムカついて
本に集中できないから。図書館で綺麗な状態なら借りる。
698 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 10:11:04.69 ID:eG8CflUw
図書館で借りてまた読みたいと思う本だったら買う。100冊読んでも買いたい本は20冊くらいしかない
本当にいい本って少ないね…
そーかな?
古典とか含めると
死ぬまでに読み切れないくらい名作あるなあーと思う
俺の文庫本は殆ど雨に濡れてヨレヨレだ
私はお風呂の湯気でふなふなだw
読み始めると、どこにでも持っていって読む
皆さんは読む場所って決めてる?
702 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 11:31:49.40 ID:eG8CflUw
便所
大体自分の部屋で読むな〜
外はちょっと落ち着かん
トイレは無いわ
ケツにウンコつけた状態で読む本は無い
705 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 13:57:10.56 ID:9fpUC4Tg
角田光代が好きなんだけど、他の作家でオススメあったら教えてください!
ちなみに最近読んで面白かったのは、今更だけど「夢を叶えるゾウ」と西加奈子「あおい」です。
706 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 14:05:20.46 ID:0fiTa83t
加納朋子とかはどうかな
「モノレール猫」おすすめ
707 :
彼氏いない歴774年:2011/06/19(日) 14:10:03.60 ID:9fpUC4Tg
>>706 早速、ありがとう(^人^)
読んでみます!
重松清のとんび読み終わった
登場人物が終始方言使ってると微妙に移るw
>>694 横レスすまん
自分は金閣寺はむしろ「よかったな…」と思ったよw
なんつーか、スカッと爽快って訳では決してないけど
まあ…よかったな…みたいな感じ。
まだまだ続くと思ってたら唐突に終わったので驚いたのだが、
金閣寺以外でも三島由紀夫はそういうのが多いな。
あと
>>684 重松清の短編集で『見張り塔から、ずっと』も、どの話も地味に暗くて救いが無い。
ようやくガダラの豚2・3巻を買った。
>>684 三島の豊饒の海(「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」)はどうだろう?
>>684 海外物でもよかったら
ジョン・グリシャム「処刑室」
コーマック・マッカーシー「すべての美しい馬」「ザ・ロード」
トーマス・マン「ブッデンブローク家の人びと」
一緒にハラハラしたり希望の光にハフハフしたり救いようなくガックリ食欲なくしてみたり
それでもどっかに救いはないものかと読み直してみたりしようよ!
話そのものはとても面白いよ!
近所の図書館が、上下巻だと思って2冊手に取ったら
実は上中下というトラップが頻繁に仕掛けられてる
特に文庫本コーナー
うっかり借りた日には涙目
>>713 レディジョーカーみたいな装丁はその点親切といえるかもしれない
変だけど欠けてるとすぐわかる
上中下は、なにか方法がないのかな。松竹梅とか、甲乙丙とか。
ABC
>>684 「セメント樽の中の手紙」
「わたしを離さないで」
「白夜行」
テスト
>>398です。なかなか書き込めず、お礼が遅くなってすみません。
早速試しているものから、読書量を増やさないとまだまだ勇気がいるな、というもねまで
皆さん丁寧に教えて下さってありがとうございました!
↑
×もねまで○ものまで
です。スレ汚しすみません。
他のスレでもよくあることなんだけど
自分の読んでみたい本が
>>684みたいな感じの質問でお勧めされてたりすると
「あーそういう系統の本なのか」ってなって読む楽しみがちょっと減るのが悲しいw
宮部みゆき『火車』
読了。
いまいち入り込めなかった…
>>721 まぁそういうなってw
>>694と
>>709の金閣寺みたいに、
同じ本を読んでも感じ方が違うってこともあるじゃん。
むしろ意外と同じ本なのに全く別のこと考えてたりとか。
なので
>>721も読みたいと思ったなら読んで、
同感!でもいや自分にとっては違う!でも
言ってくれたら面白いと思うんだよ
「ロランの歌」
7年位前高校の先生からお借りした中世西洋文学の紹介と解説の本に掲載されていて
それ以来読みたくて仕方なかったのを本屋で発見して読んだ。
ニーベルンゲン大好きなのでそういうのを期待したら全然違ってた。期待が大きすぎてがっかりした
今度は「カンタベリ物語」か「デカメロン」読みたいな
「蜘蛛女のキス」
面白かった!映画みたいだった。文庫の新装丁もいいと思う。
ただ「車輪の下」もちゃんと読めないほど同性愛が苦手だし結末も予想がついていたので終盤は読むのがきつかった
>>724 蜘蛛女のキス私も好きー
あのオカマちゃんがものすごくいじらしくてかわいいんだよね、いいおっさんなのに
森見登美彦の四畳半神話大系読んでる。ちょっと読みにくいけど、明石さんみたいになりたい
永遠の0読み始めた
なんだこれ面白い
今日本屋で『なんて素敵にジャパネスク』(漫画版)の新刊を見つけて、久々に読みたくなったから文庫(新装版)読み返してみた
初めて読んだのは小学生の時だったけど、いつまで経っても色褪せない小説だなー。
守弥が記憶喪失になる話がすごく好きで、中高生の時は鷹男や帥の宮が好きだったけど、お蔭で今は守弥が一番好きだw
ストーリーやキャラたちは何にも変わってないのに、子供の頃の自分と今の自分では全く違う捉え方や感じ方が出来るのが、すごく不思議だし面白いと思う
>>726 永遠の0良いよね
ここ最近では私的に一番のヒットだった!
虐殺器官読み終わった
作者が亡くなってるのが本当に残念
この人の書く話もっと読んでみたい
ハーモニーも読むよー
>>729 今ちょうど読んでる最中だからびっくりした!
最後まで面白いのかー。期待。
いとしいたべものって本がよかった
作者の好きな食べ物について語る本なんだけど、
その気になればすぐ食べられるような、なんでもない日常の物もあるのがいい
挿絵も作者いわく「初めて描いた」らしいけど
かなり細かく描いてあって美味しそうに見せるこだわりを感じたよ。
ttp://www.kajiwara.co.jp/saela/backfile.html ググったら未だに連載が続いてるみたいでちょっと嬉しい
こういう食欲をそそるエッセイ本って他にあるかな
外食の待ち時間とかにたまに読んでる
>>731 泉麻人で似た感じの本があったなあ…
タイトルは確か『なぞ食探偵』だったと思うんだけど
アレも挿し絵を作者が描いてて、
まあなんというか味のある絵だった。
紹介されてるのは名店の洋食から行きずりの屋台のお弁当まで、色々w
ナンシー関の対談集
ラストの対談相手が伏見さんで面白そうと思ったら
もう1人の対談相手がマツコデラックスで驚いた。
10年位前の対談だと思うけど、この頃から出てたんだーって。
結構中村うさぎの本でも見かけた覚え。
>>728 過去スレでちらほら話題になってたから私も読んだー
こう書くとスイーツ()っぽいけど、泣けた
背筋伸ばしてちゃんと生きようって思えた本だった
>>732 ありがとう。ググってみたけど扱ってる食べ物も興味引かれた
チェックしてみるね
>>733 へぇ〜ナンシー関とマツコって面識ないと思ってたよ。
今も生きててくれたらなあとよく思うわ。。。
737 :
彼氏いない歴774年:2011/06/22(水) 17:49:21.32 ID:Xp/+bWbf
舞城王太郎の短編「熊の場所」読んだ。
長編も好きだけど短編もいいなあ
舞城王太郎読む人が周りにいないからさみしいや
殺戮にいたる病読んだ
オエッ
宮部みゆきの『英雄の書』読んだ
うん…
中学生の時読んだらもっと楽しめたろうな。
>>738 あまり舞城読者でもないけど「熊の場所」は名作だと思う
随分前に読んだけどよく思い出すことがあるよ
嫌なことがあったときとか
>>742 私も熊の場所好きだ
他の作品に比べて電波度低くて読みやすいしねww
大分前に読んだからうろ覚えだけど彼氏殺された彼女の推理ものが特に印象に残ってる
舞城好きな人なら戸梶圭太も楽しく読めると思うのでオススメ
745 :
彼氏いない歴774年:2011/06/22(水) 23:17:46.06 ID:3LHW8t1s
>>727 懐かしい! 中学の頃、小説を読んでいたよ。
鷹男すき〜。記憶喪失の話あったね。すっかり忘れてしまっていたけど、
懐かしいよ。なんて素敵にジャパネスク。
青春?胸きゅん。
イジメられたり、現実逃避したい環境になると本に逃げる傾向があって、
今そんな感じ。普段は全然読まないんだけど、最近はブックオフで
100円のをメインにまとめ買いして読んでる。
唯川恵さんの直木賞とった「肩ごしの恋人」を読んで、気に入ったから
唯川さんの本をまた3冊追加購入。
普段読まないものだから、読むときは有名所を選ぶ。
何か賞を取ったとか、話題になった本とか。
みんな好みの本をどうやって見つけてる?
アマゾンの「これを買った人はこれも〜」を参考にしても、あまりピンとくる本が
見当たらないんだよね。
好きなシリーズや作品があっても、その作家さんの全作品が好みなわけでもないし。
ストライクゾーンが狭すぎるのか、探すのにちょっと苦労する。
このスレをロムる
読みたい内容の本(しかもハズレほとんどなし)がわさわさ出てきて幸せ
ほぼROM専だけど此処の人たちの文章好き。薦め上手だと思う
自分からは絶対読まないと思う本や、知ることなかっただろう本に興味持ったり、出会えたりして嬉しい
ブクログとか読書メーターで、似たような読書傾向の人を見つけて参考にしてる。
自分が好きな本に対して、共感できる感想を書いてる人が高評価してる本を読んだり。
勿論このスレにもすごくお世話になってる。
好きな作家が挙げてる作品を読む
本屋でだらだら物色して手にとって気に入った物を読んでみる
いけない指標は帯に〇〇作家のオススメ的な謳い文句の本
好きな作家が太鼓判押そうと自分に強く合わないものもあることを思い知った
このスレで評判のいい本は実際外れが無かった
お陰様で遠藤周作を開拓しました。
でも確かに、好きな作家の太鼓判は微妙な時があるな
一度ソレで海外古典SFを読んだが、最初から最後まで面白くならなかった…
合わないってこういう事か…と。
ネットの評判を見て、本屋で内容確認
>>751 最近、好きなマイナー作家の帯に嫌いな有名作家の推薦文が付いてる事が多くて
ぐぬぬとなる
わかる
好きな本に嫌いな作家が書いた解説ついてると買いたくない
谷崎潤一郎がじわじわ来る
痴人の愛を読み終わった
春琴抄はもう読んだので、陰翳礼讃か卍に手を出そうと思う
756 :
彼氏いない歴774年:2011/06/23(木) 23:40:15.10 ID:NVT2zbdw
陰翳礼讃、国語の教科書にあった。
今でも印象が残ってる作品。
爆笑問題の太田さんが好きで、お薦めしていた本を何冊か買ってはみたが、
趣味が合わないみたいで読めない。
宇多田ヒカルも好きなんだが、ウタダが「点と線」という本を出したので、
松本清張の「点と線」を読んでみた。好きになりました。松本清張。
757 :
彼氏いない歴774年:2011/06/23(木) 23:59:08.82 ID:1KV2byDs
エロい描写が苦手だ
直接エロは私も苦手だけど(描写だけじゃなく、セックスシーンをボカして書いてあるってのも苦手)
雰囲気がエロくてたまらんです!っていうのはものすごく好きw
谷崎潤一郎や川端康成、あと久世光彦なんかは病んでるなー男の妄想だなーと思いつつ、
滴るような甘ったるいエロさに萌え転げる。
久世光彦の「桃」(短編集)はそんな変態御用達ストイックエロ満載です。
海と毒薬初めて読んだとき感動したなあ。
普段は星新一のSFショートショート読んでる。
電車で丁度いい長さなんだよね
雫井脩介にはまった!
とくに綺麗な修飾語や美しい文章ではなく、淡々と、でも臨場感たっぷりに場面を描くから、気がつくと小説の世界にのめり込んでる。
展開もハラハラして最後まで「そうくるか!」の連続。
こんなミステリ小説がよみたかったんだ、という感じ。
頭に映像が浮かびやすいから、実写向きだなと思った。こんど映画も見てみよ。
>>760 まさにこれからビターブラッド読むとこ!
初雫井だから楽しみ
>>679 辻仁成さんのサヨナライツカ読んだよ。
好青年も形無し。
だけど、ああいう暮らししてみたいw
>>759 「海と毒薬」!自分もあれ大好き
「黒い春」とか「王国への道」とか作者は違うけど同じくらい感動した
今「ユートピア」読んでる
第一次囲い込み懐かしい
500年前の社会・政治批判が現代にも通じるものが多くて吃驚してる
>>759>>764 『海と毒薬』を読んだら『悲しみの歌』もお勧め(もう読んでたらゴメン)
海と〜の続編な感じで、なんつーかもう言葉にしようの無い気分になったよ。
新規開拓と称して井伏センセーの本を買ってきた
学生時代に黒い雨しか読んだ事無かったが(うなされた)
凄惨な状況を冷静に淡々と記録してある一方
主人公達に対しては、そこはかとなくユーモアと愛情の感じられる文章がなんかスゲーなと…
>>758 久世光彦いいよね
最近読んだ「怖い絵」も良かった
西条八十のトミノの地獄が有名になったのってここからの孫引きかな?
久世光彦の、一九三四年冬―乱歩はうまいこと乱歩っぽくなってたな
ここでおすすめしてもらった日本の名随筆酒と北大路公子のエッセイと
テーストオブ苦虫5巻と耳そぎ饅頭が届いた
日本の名随筆は装丁が思いのほかかっこよくて開けてみてびっくりした!
土日で読むぞ〜
「神様からひと言」読んだ
ここか生活全般板の読んだ本スレで気になっていたもの
登場人物たちに親近感が持てて全体的にユーモアと希望があって
読後感もよかった
なるだけ心に正直に生きていこうと思った
同じ著者で「押入れのチヨ」もオススメ
チヨかわいいよチヨ
「数学オリンピックチャンピオンの美しい解き方」
数学の教授である作者が問題を解いていく過程をありのまま描写してるんだけど
作者が物事をどのように捉えてどのように思考するかがわかって面白い
思考してる人の頭の中をリアルタイムで覗いてるような感覚
>>760 「火の粉」が気になってたんだけど一度も読んだことがない作家さんだから躊躇してたんだ。
よーし読むぞ。
読みたいのがなくって般若心経入門買ってみた
難しいからなかなかすすまない
「西の魔女が死んだ」読んだ
この歳にもなって読書感想文おすすめ本読むのはwwwと思ってたけど
本当に読んで良かったと思う。むしろもっとはやく読みたかった。
高校生までに知らなければならないことが凝縮されてる感じ。
子供ができたら読ませたいと思ったのは初めてだ。
最後の場面は一気に色彩が溢れる感じで夢のようだった。
>>768 神様からひと言いいよね!
自分は高校生の時に読んだんだけど、働き始めてからまた読みたいなと思った
軽快な感じでサクサク読めるし自然に明るい気持ちになれて好きだ
同じ作者ならメリーゴーランドもユーモアがあって良かった
殊能将之先生が心配だ
数少ない著書を読み返してみよう
775 :
彼氏いない歴774年:2011/06/25(土) 23:46:47.34 ID:xCJfODe+
池波正太郎の「食卓の情景」読んだー
初めての池波先生でしたが、噂通り食べ物の描写が美味しそうだった
結構読みづらいのかなーと思ってたけど全然そんな事なかったし
「妖怪アパートの幽雅な日常」読んでる。
5巻あたりからBLぽいなと感じてもにょる
でも、面白いから読み進めてる
るり子さん家にほしいな
『リアル鬼ごっこ』山田悠介
今から読む!
『リアル鬼ごっこ』
読了ー。
スラーっと読めた。
今日はBOOK・OFFと本屋回って
『三国志』吉川英治
『インドなんか二度と行くかボケー』さくら剛
『誰も知らない名言集』リリーフランキー
『マイナスゼロ』広瀬正
『ジェノサイド』
ゲットしてくる!
早く本屋開かないかな?
>>776 池波正太郎のエッセイいいよね
自分は「男の作法」が好きだ
一昔前の男の世界、て感じでグっとくる
週に何度も本屋へ通ってしまう。
あてもなく、ただブラブラと。
それが日課。
これ!という本が見つかったら
お財布の中身を気にせず衝動買いします。
本との出会いって、タイミングだと思うので。
新潮のYONDA?キャンペーンにウッカリはまった
まず新潮って枠で本を選んでしまうw
遠藤周作の本て、本編は勿論
解説の文章も毎回いいなあと思う
なんたら大学のえらい先生とか、本当にこの話というか
狐狸庵先生が好きなんだな…と。
逆に「コレ本編読んでないだろ」みたいな解説文もたまに見るけど
ああいうのはほんとガッカリする
昔読んだ好きな作家の文庫本では某有名作家が解説を書いてたけど、
自分語りに終始してて失望したなあ。
こんなんならいっそ解説いらないよと思うw
平安寿子の『グッドラックララバイ』読んだ。
何に対しても日和見な父とか、知らず知らず出奔しちゃう母親とか
男にだらしない姉とか、とにかく打算的な妹とか
出てくる人みんな個性的なんだけど
源に「家」という懐の大きい場所と、なんでも受け入れてくれるような愛を感じる
>>782 昔本屋でバイトしてた時、店頭用に飾ってたフィギュアもらったぞ
うらやましいでしょ?ってゴメンw
あとブックカバーとか栞とかピンバッジもお願いして全種類もらってたw
実際のヨンダキャンペーンはカバーを切るのに抵抗があってできない・・・
>>783 平安寿子いいよね
「もっと、わたしを」も面白かった
奥田英郎に似た文体で読みやすい
「蘆屋家の崩壊」津原 泰水
奇怪なホラー短編集だけど
とにかく豆腐が食べたくなった
>>770 ハラハライライラドキドキして、最後にプハーッて満足のため息をつくこと請け合い!
>>774 あれ、ご病気かなにかかしら。
ハサミ男は好きだけど、次に買った黒い仏は読みにくくて挫折、読み返してゆようかな。
ファンタジー開拓に守り人シリーズ選んだけど当たりだったよ
ほんと一気に読んじゃう
まだ闇の守り人だけどこれなら金出して集めても後悔しないと思った
バルサかっこよすぎてしぬ
>>784 貯めに貯めてトート・マグ・テディベア貰った私に謝れ!
そういやマグは友達も持ってたけど、気になってた文豪ウォッチは実物見た事ないなぁ
最近応募してないからまた貯めてみよう。そうしよう。
>>787 50年後も人気があって若い人に読み継がれてる今の小説って多分かなり少ないだろうけど
守り人シリーズはその中のひとつだと思うな。
佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」
冷静でありつつ能動的な気持ちになれる一冊ですた
抑圧や重圧に悩んでる人は是非読んでみて
奥田英郎と金原ひとみぐらいしか読まなかったけど読書始めた。とりあえず『ジーキル博士とハイド氏』作品名とあらすじは知っているけど一冊読んだこと無い本を読み漁って見る。
>>788 私の友達文豪ウォッチ貰ってた。
実際腕に付けると超目立つ。文字盤の顔がw
昔あった文豪カップソーサーが欲しくて一生懸命集めてたのに
いつの間にか無くなっちゃったのショックだったな
道尾秀介
月と蟹 読了
ミステリ?…か、うん、まあミステリか、という感じ、爽やかに鬱といった読後感。
力技で話を進めるのは相変わらずだくど、読者をびっくりさせることに心血を注ぐ感じからは一歩離れた、やさしい話ではあったな。
真備シリーズの新作まだかなあ。
三島由紀夫
「夏子の冒険」読了
三島って言うと割腹自殺した人っていうイメージしかなかったから
こんなコミカルな小説書いてたなんてちょっとびっくりした。
でも文章は超美麗。他のも読んでみようかな。
なんか白鳥麗子とか思い出すわー、このなまいきお嬢様加減w
>>795 なにそれ面白そうw
三島は金閣寺のイメージが強いから意外だ。
夏本番という感じになってきたので、また姑獲鳥の夏を読もうと思う。
所で夏向けのホラーor心霊系の小説で何かオススメありますか?
「仄暗い水の底から」とか「ぼっけぇ、きょうてぇ」なんかが
好きなんですが…
三島由紀夫は795さんと同じく割腹自殺した人のイメージだったけど、
豊饒の海のような修飾語過剰文章を読んで、イメージが変わった。
若い女性雑誌に連載された「不道徳教育講座」とか内容は少し
古めかしいけどこんなことも書いてたのかと驚いた。
読まず嫌いというか偏見で読まないのはもったいないなと思った。
>>796 短編でよければ実録怪談系の新耳袋や
:立原透耶のひとり百物語、 加門七海の怪のはなし:とかを
勧めてみる。
ホラーでも心霊系でもないけど、八甲田山死の彷徨も勧めてみたい。
遭難するあたりはホラーに匹敵するほど怖かった。
>>796 屍鬼、ラストに向けてのぞくぞく感が半端ないよ。
あと本じゃないけど、師匠シリーズ
>>796 阿部公房の「砂の女」怖いよ
普通のホラーはゾッとして寒くなるけど
これは暑くなるから、そういう意味ではおすすめできない
去年の夏にちょうど屍鬼読んでた。
時期的にも夏の話なだけに、異様に怖かった。
そして戸締りに気をつけるようになったw
そろそろいろんな出版社から夏の100冊が出る頃だね。
毎年そんなに変わらないラインナップだなぁと思いつつも、小冊子はかかさずもらって熟読してしまう。
小説で怖がることができるなんて羨ましい
私なんて感受性が乏しいから無理だろうな
とかいってホラー小説読んだこと無いけどw
でも「ぼっけぇ、きょうてぇ」とか読んでみたい
↑どんな話なの?「ぼっけぇ、きょうてぇ」って
読む前からどんな話なのとか…
しかもぼっけぇきょうてぇは独特の語り口調で怖さうpしてるわけだから
気になるならとりあえず書店行け
三島、レター教室もユーモアあって読みやすいし面白いよ〜
>>772 実写映画も(キャストにキム兄を除いては)すんごい良かったよ オススメです
山田正紀「ミステリ・オペラ」を読了
現在と過去、現実と創作世界が交差して謎に謎が深まるストーリーには惹かれた
しかしミステリー小説としては謎解き部分に異議あり
もうちょっと手の内晒さないと卑怯だし、何しろ「やられた!」感が薄い
作中で乱歩も試みなかったと作者自身が豪語する、探偵役と犯人のやり取りシーンは新しいと思ったし
オペラ魔笛、多次元宇宙論、南京大虐殺、甲骨文字…と様々な要素が絡み合って
不思議で独特な世界観を創り上げることには成功してるのに、実に惜しい
幻想小説としては楽しめるけど…やっぱり後半部分で興ざめしてしまうかも…?
良質な幻想ミステリー小説が読みたいな
最新科学とか警察が出張るのでなくて、探偵が魅力的な昔ながらの本格派もの
>>805 うわ、その本面白そう
運命のタロットにハマってる自分としてはメタ的な作品が気になる…
天使の囀り / 貴志祐介
「新世界より」は絶望的に肌に合わなかったが
これは面白かった
でも「黒い家」の方がドキドキ読めたな
>>806 あ、メタもの好きなら楽しめると思う メタミステリとしては微妙だけど、
単純に不思議感を味わいたいのであれば良いかも
タロットは出てこないけど、トランプ占いの要素も少し出てきたよ
あと「黒死館殺人事件」やエラリー・クイーンの作品へのオマージュ要素
も出てきて、勉強になるしミステリ好きには楽しめる作品かもしれない
謎解きはともかく、次元の壁がなくなったような幻想的なラストシーンは良かった
メタミステリって作者の都合で誤魔化し要素にもなり得るから
良質な作品に出会ったことってなかなかないかもしれない
最近うわーずるーと思ったのは、これと綾辻行人の「迷路館殺人事件」かな
怖い本読みたくなるの自分だけじゃないんだな。ここ見てよかったよ。
怪談徒然草は作者の体験を元に書かれててすごい怖かった…。夜眠れなくなった。
>>801 夏の百冊、小冊子見てるとムラムラ読書欲わいてくるよね
今年の夏は百冊読んでみよう!と中学生のころから思い続けて幾星霜。
未だに実現できない
>>796だけど、レスくれた人有難う!片っ端から読んでみるよ。
とりあえず最近たまたま読んだ加門七海の本がかなり良かったん怪のはなし注文してみたw
話変わるけど今日本屋に行ったら、
レトロな手ぬぐい風の装丁の角川文庫と
漫画家さん達ががカバーイラスト描いてる集英社文庫がズラッと並べられてて
まとめ買いしたくなって困った。
持ってるのも多いんだけどあのカバーは魅力的だ…!
夏の文庫フェア始まるとテンション上がり杉になるw
ブックレットと毎日のようににらめっこしてあれも読みたいこれも読みたい
うにうにひとりでニヤニヤしてる時の高揚感が異常過ぎてもうね
罪と罰のラスコーリニコフは完璧に中二病誘発者だねww
これを中学の時に読んでいたらと思うと……
でも、そんなロージャが嫌いじゃない。むしろ好きww
初の長編ロシア文学として巨匠とマルガリータ(ブルガーコフ)を読み始めた
まだ第一章を読み終えただけだけどなんだこれ、面白いわ
しかしロシア語の固有名詞は覚えづらいな…
文庫フェアといえば角川のブックカバー貰うのが楽しみだったのに
いつのまにか無くなってて悲しい…
ムーミングッズ欲しいから講談社でムーミン読んでる
ムーミンってアニメのほのぼのイメージあったけど原作はそうでもないんだね
でもどっちもそれぞれ好き
>>816 フィンランドで作られたムーミンの着ぐるみをみたことがあるけど
お化けか妖怪としか思えない不気味さだったよ。
アニメ版も最初のは原作者からイメージが違うとクレームがついたそうだ。
暑さで本を読む気力が萎える。
つ図書館
>>816 トーベヤンソンさんの姪のソフィアさんのお話しを聞いたことがあるけど
戦時中の世で、かすかな希望、心の慰めとして描かれたみたい、だから少し暗い影がある
お国柄も、晴れの日が少なく、あまりカラッとした明るさじゃないしね
トーベの父?は、嵐になるとハイテンションで家族を起こし、小さな船で海に漕ぎ出す人だったみたい、ムーミンパパの原点
>>813 安易に中二病って言葉使われてもねー・・
夏フェア、購入特典無いならストラップとか飾らないでほしいよ近所の本屋
前からきになってた「ひゃくはち」が文庫になったから購入
荻原規子の「RDG」もちょっと欲しいなと思ったけど個人的にこの作者は当たり外れあるんで見送った
古典は基本青空文庫で読むようにしてるけどあの手ぬぐいカバーは欲しくなるね
>>820 うん、すまん…
ただ自分だったら中学の時に読んでたら確実に真似してたという意味で使ったんだ
なんでも影響されるのが中学生の特徴ってのが中二病らしいからさ
不愉快だったら謝るよ
分厚いから覚悟して読もうと思ったけど、意外と会話文多いからそこまで苦労せずに読めるね
名前がコロコロ変わるのは確かに読みづらいけど…
第二外国語でロシア語取ってたのがここで役立つとは…w
>>822には自覚なしながらかすかな厨二の気配がある
写真集なんだけどアラーキーの「チロ愛死」
猫はあまり好きじゃなかったが、この写真集に載ってるチロがすごく色っぽい猫で
こんなに人間的な表情を持つ動物がいるのかとびっくりした
どこぞのまとめブログで「この猫がワンレンの女に見える」という書き込みを見たけど
佇まいがほんとに美人だ
棺桶の中で亡がらが花に埋もれてる写真が印象的だった
写真集で泣いたのは初めてだ
手ぬぐいカバーに惹かれて伊豆の踊り子と海と毒薬買ってみた
古典ってじっくり読んだことないから楽しみ
確かに夏フェアのコーナーはワクワクするなぁ
また積み本が増える…
「西の善き魔女」読んだ。学校までのくだりは面白かったのに途中からなんか女王試験そっちのけで
恋愛ばっかになってきて途中から惰性で読んでしまった…
最後らへんは急にSFになってきて盛り返したけど、方向性がバラバラすぎたような気もする…
この作者だと勾玉シリーズが評判いいみたいだけど、西の善き魔女駄目だった私でも読めるかなあ
勾玉シリーズかー…私はオススメしないな。
主人公の言動がどうも好きになれなかったのと、
戦いのシーン来たー!と思ったら勾玉パワーで2行後には勝敗がついてる、
みたいな。
そこは端折らずに書こうよ!!て思う場面が多々あった。
十二国記と比べてしまうからかもしれないが。
個人的な感想だけど、日本人の描く異世界ファンタジーは
今のとこ「精霊の守り人」シリーズにとどめをさす。
勾玉(というかあの作者)の描く少年少女があまりにも言動、言い回しも、独特の現代っ子ぽさで
シリーズ第一作の冒頭を読んでいて日本の神代を示す単語が唐突に出てきて超驚いたw
登場人物が全員恋愛脳なのは、神話というものが
「誰と誰から誰が産まれ、何がそこから始まったか」がすべてである以上当然だからいいとして、
>>827の言うとおり「戦闘=勾玉チート」ぶりには白ける…
十二国記はあれはあれで、少年キャラの問答無用な作者に愛されっぷりや
主君や賓客を侮辱してるとしか思えないメロメロに乱れた敬語や
キャラの素晴らしさを常に「あの方は素晴らしい」「あなたはよい人ですね」と称賛させて
終わりなとこなんかで、数ページごとに正気に戻されて没頭できない
でも全部読んでるけどね……
十二国記は完結するのだろうか…
勾玉、十二国記、守人シリーズなら私も守り人が一番好き
この間最終刊読んだばかりだけど、それまでのストーリーが全てこの最後のためにあったというような、まさに大団円
壮大なストーリーをきちんと終わらせられる作家はそれだけで素晴らしい
話は変わるが、「あなたのための物語」を読了
人工知能物のSFだが、主人公が負け犬高齢毒女なので案外喪女向けかも
ただ、主人公に感情移入しちゃうとストーリーが辛いかもしれない
ホラーじゃないのに桐野夏生さんのグロテスク読んだら怖くて眠れなくなった
すげー後味悪い
>>828 十二国記をチラ見して「ラノベが背伸びしてるなぁ」で終わった自分からしたら
ちゃんと読んでて偉いと思った・・・
なんだその上から目線w
ラノベも普通に読むけどなあ…一般書籍より面白いと思えるものもちゃんとあるのに
>>832 自分も十二国記とかだめだ
中国ファンタジーぽい所が、厨二病にしか感じられない
他人が好きな本をわざわざ嫌いというのは百歩譲って別にいいけど
そういう人ってたいてい上から視線なのでいらっとくる
「おもしろさがわからない」ってそんなにえらいことなのかと。
守人シリーズ人気だな
最初から読み返したくなってきた。
勾玉も十二国記も守人も子どもの頃に読めてよかったなーと思えるいいファンタジーだ
中国ファンタジーっぽいところがなんで厨二?
十二国記は確かに想像上の化け物とか出てくるけど、
人の心の中とか成長をすごく現実的に書いてると思う。
自分的に中国ファンタジーといえば創竜伝。
それこそ中学時代好きだった、あの4兄弟。
ラノベとは思ってなかったけど、なっちゃんが出てきたあたりからおかしくなった感ある。
この流れで思ったけど、十二国記そのものより十二国記の支持者が嫌いなのかも^^;
文章はキレイだし、設定も突き詰めててすごいとは思うけど好きじゃないんだよ
中国ファンタジーが何で中二病なんだろう?
勾玉シリーズは最近知って一作目だけ読んだけど、日本神話をベースにしたファンタジーってあんまり読んだことなかったから新鮮で面白かった
たぶん中学生くらいで読んでたらかなりはまったと思う
>>839 君の嫌いなタイプの話とか全然興味ない
好きな本教えて
>>824のチロ愛死見たい
アラーキは本人も写真もちょっと怖い
執拗な泥臭さ生々しさが素人の自分には苦手だったけど見たい
貴志祐介は面白いよね未読分2冊が楽しみでワクワク
天使の囀りはキモくて面白い生理的にギギギ描写満載で食欲失せるしかし止まらない
ここにあがってる本も読みたい楽しみが増えて嬉しいよ
勾玉は薄紅が好きだな
空色は主人公が好きになれない、白鳥はあそこまで盛り上げといて戦闘シーン無しとか
肩すかしどころか思いっきり鳩尾殴られた気分になったw
西魔女も肌に合わなかったけどこれ鍵は大好きだ
「わたしを離さないで」読んだ
苛められっ子だったので学校時代のトミーに感情移入しまくって読んだ
作者のソーシャルワーカーの経験が良く生かされてて面白かった
日本生まれの人だから今度日本が舞台の「浮世の画家」も読みたいな
イシグロの短編集「夜想曲集」はイマイチだった。
直前に読んだ村上春樹の海外で発売されてるベスト短編集「象の消滅」が予想外に良かったから余計に。
あまり短編向きではないのかも。
というわけで次は「充たされざる者」を読んでみる。ごつい・・・。
「真田太平記」読み終えた
とにかく長かった
けどあの乱世を親子2代に渡って書いてれば当り前だよね
自分の人生を一冊の本にしたら薄っぺらでつまらない本になりそうだ
…と本編とは全然違う感想を抱いて切なくなった…
ドグラ・マグラが進まない本当に進まない
ドグラ・マグラ進まないよねw
文体が独特というか…うん…
みずうみ / いしいしんじ
この人のお話は大体どれも好きなんだけど
これだけはダメだったーorz
全然わかんない
826だけどみんなありがとさん
勾玉やめとくわ…チート設定と描写してほしい戦闘描写が丸はしょりなのが気になる
「これは王国の鍵」(だっけ?)は好きなんだけど…
なのでオススメされてる守り人シリーズ読んでみるよ!
宇宙皇子はファンタジーになるのだろうか。
何となく思い出した。
850 :
彼氏いない歴774年:2011/07/02(土) 06:44:59.60 ID:Altu1J4/
風俗の面接にも落ちるようなドブス!
風俗の面接にも受からないようなブス!
風俗の面接にも落ちるようなドブス!
風俗の面接にも受からないようなブス!
どうせモテないとかほざくなw!!
一瞬、十二国記信者が暴れてるのかと思ったわ
楽俊かわいいよ楽俊
>>849 名前は聞いたことあるけど読んだことない・・・
アニメっぽいカバーイラストが綺麗だったな
>>834 一般書籍よりも面白いと思えるラノベ、何点か書籍名を教えてください。
ラノベを読んだことがないので、この夏チャレンジしてみたいのです。
>>824 あの写真集、チロが昭和の女に見えるよねw
>>834じゃないが以前ここで勧められて面白かった本
902:彼氏いない歴774年:2011/01/05(水) 21:41:12 ID:rm/nYNIn
ここはライトノベルはあまり読まれんのかな?
「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」を読んだ。
厨二なタイトルに比べて中身はなかなか味のある作りだった。
面白いのが「喪失症」という病気(正確には事象)のおかげで登場人物の全てに名前がない。
喪失症は自分の名前、顔、色、影と順に失っていき、果てには存在そのものが無くなってしまう。
そんな世界で名前を無くした少年と少女が旅を通して出会う、末期世界に生きる人々との触れ合いを描く。
テーマは重いけど主役の少年・少女の楽観的かつ達観している性格のせいか、終始まったり。
夏にカブで子供が旅する話なんで、旅好きの人にぜひ読んでもらいたい。
「愛しのチロ」→「チロ愛死」が泣ける読順な気がする。
チロ愛死は読んでいないけど、
愛しのチロは図書館で借りて、なんて可愛い猫なんだと思ってたから、
チロ愛死が辛くて手に取れない…
>>855 筒井康隆の「残像に口紅を」を思い出した。
「残像〜」も、ある日からなぜか、例えば「あ」で始まるものが喪失し、認識できなくなり、
そもそもそんな概念がなかったことになるところから始まって
(つまりある日、すべての人類から「愛」が消え、「朝」がなくなり「雨」なんて降ったことがなくなり…)
じわじわと「か」とか「れ」とかの存在も概念も消えていき
最後には…結末の一章は袋とじにされているという。
この作品のすごいところは、作中世界に「あ」が消えたら実際の文章からも「あ」が消えて
どんどん文章がぎこちなくなっていくとこだったりする。
執筆時ついウッカリをなくすため、ひらがな入力キーボードをひとつずつ封印しながら書いたそうな。
大石圭さんの「アンダーユアベッド」
オムツを履いたストーカーのお話なのだけれど、
ストーカーされる女性の旦那のほうが怖い。
今読んでいるのは
橋本紡さんの「九つの、物語」。
お兄ちゃんが欲しくなる!
今、ナツイチフェアですね!
まさかここで大石圭の名前を見るとはwww
>>857 すごく読んでみたくなった
教えてくれてありがとう
>>853 個人的に面白かったのは秋山瑞人の「イリヤの空、UFOの夏」かなあ
四冊シリーズになってて、不思議な美少女転校生と普通の少年の話
最初の三冊は萌えラノベ風で少々だるいんだけど、がまんして読んでみて欲しい
ボーイミーツガール、青春、SFとラノベの基礎が詰まってるよ
アラーキーだったら『センチメンタルな旅・冬の旅」がいい
泣けますって単純に言うこともできない
新婚旅行でのきれいな陽子さんと二人の旅が終わるまでの日々を見てると
哀しみと幸せは本当は同じものなんじゃないかって思う
アラーキーは「天才アラーキー写真の方法」とか
本人が喋ったものをまとめた本もなかなか面白いよ
自分はアラーキーが死んだらちょっと泣くかもしれないw
人の日記を読むのが好きで「日記のお手本」という本を買ったら
半分くらいがアラーキーの「包茎亭日乗」なる日記でいかがわしすぎてびびった
シビアなことも一貫して浮ついた調子で書かれていて頭が混乱した
「チロに吾輩は猫であるを読んでやる」という日なんかは和む
>>853 昔「フォーチュン・クエスト」に大はまりした。
これは剣と魔法の世界での日常、って感じ。
同じ頃に「ゴクドーくん漫遊記」。
これは外伝がすごい。大風呂敷がパシパシ畳まれていって爽快。
プロットきってないって知った時は衝撃だった。
中村うさぎは本当に惜しいな…
そして「ウィザーズ・ブレイン」。
SFなんだけど、ガチ文系の私にもすごく面白かった。
特に1巻が秀逸。基本読み捨て型の私が生まれて初めて再読した。
それにしても昔はライトノベルばっかり読んでたなぁ…。
「三剣物語」(これもおすすめ!)とか「卵王子カイルロッドの苦難」とか。
「アナトゥール星伝」も読んでた。
ティーンズハートが無くなってるって最近知ったw
そういえば「竜の飛ばない日曜日」も面白かった…
ってここまで挙げといて思ったけど、これら今手に入るのかな?
白ゲイ読んだ
世界の名作小説だと聞いていたけど、イメージと全然違った
主人公イシュメルはひょんなことから、たくましい黒人クイークェグと同じベッドに寝る羽目になり・・・
イシュメイル「男同士が夫婦みたいに抱き合って寝るなんて変だよ!」
そして、2人は捕鯨船に乗る事となる。
個性ある多彩な男キャラクターが登場!
常に行動を共にするエイハブ船長と自称水先案内人のアヤシイ関係とは?
黒人少年ピップの精神崩壊の原因となる、陽気な三等航海士フラスクがした事とは?
妻帯者で常識人の一等航海士スターバックがエイハブ船長に抱く思いとは?
男しかいない捕鯨船ピークォド号で起こる、世間では考えられない出来事の数々!!
クイークェグ「俺たちは夫婦だ」
みなさん、レスありがとうございます。おすすめの本で早速ラノベに挑戦してみます!
自分では絶対に選ばないタイトルばかりでした。
一般書籍よりも面白いラノベリスト
「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」
「イリヤの空、UFOの夏」
「フォーチュン・クエスト」
「ゴクドーくん漫遊記」
「ウィザーズ・ブレイン」
ラノベといえば、「ブギーポップは笑わない」のシリーズって完結したのかな
読んでた当時完結してなくて図書館で借りながら読んでたから
内容や人物関係覚えきれなくて途中までしか読んでないや
西尾維新なんかはラノベの範疇なのかな
今のラノベ基準にしたら氷室冴子はラノベと呼ぶのにはなんか違和感あるかな?
「クララ白書」「アグネス白書」で寮生活に憧れて、「ジャパネスク」で知識と才能を羨んだ
「シンデレラ迷宮」で号泣して「少女小説家は死なない!」で爆笑
原作を担当したまんがの「ライジング!」も名作だった
ばーちゃんになっても彼女らしい「少女小説」を書けたんじゃないかと思う
惜しいひとを亡くしたな・・・
>>865 「フォーチュンクエスト」私も好きだった
ほのぼのしててキャラクターがへっぽこで良かったなあ
>>869 「銀の海金の大地」未完でつらい。一番はまったラノベだった
ご本人はもっとつらかろうが…
>>868 まだおわってないぞ…!
なんか数年前にあと数冊で終わるとか聞いて早何年…
でもあのシリーズは何となくだらだら続いて欲しいな
>>870 あれ未完のままだったんだ。知らなかった。
高校生くらいの時に夢中で読んでた
>>867 今更だけど、キノの旅シリーズに一票
ラノベ?つていうか少女小説だけど「マリア様がみてる」が好き
こんな純粋な女子高生いねーよと思いつつ、私もこの世界の住人だったら良かったのにと思うくらい
キラキラした学校の世界観に憧れてしまう。
>>864 便乗して…わたしも人の日記読むの好きです
よしもとばななと小川糸の日記は読んだのですが
他にオススメの日記はありますでしょうか?
銀色夏生はなんとなく合いませんでした
スレイヤーズが最近まだ続いてるとかどこかで見て驚愕した
湊かなえ「告白」を読んだ。
大当たりだった。
殺人と復讐がテーマのミステリーだけど
とにかく巧い、そして心胆が冷える。
復讐者の透徹した憎しみと害意が恐ろしい。
読了直後、(;゚д゚)な顔になった人が多いと思う。
>>874 女性作家が好きなら武田百合子の「富士日記」は鉄板かと
一冊で完結する「「日日雑記」や「遊覧日記」が入りやすいと思う
筒井康隆の「日日不穏」も面白かった
特に頭のおかしいファンレターが送られてくるあたり
正岡子規のは伝え聞くに壮絶そうでまだ手が出ない
>>874 両方とも若くして自殺した女性の日記なんだけど
「二十歳の原点」「八本脚の蝶」は
私の人生に多大なる影響を与えてくれた大切な作品だ
こういうの好きって書くと厨二みたいだけど
双方、頭がよくて感性の鋭い方で
読み物としても面白いから個人的にオススメ
暗いの苦手だったらゴメン
>>870 銀の海金の大地は古代転生ファンタジーと銘打っているのに、誰も転生しなかったな
文庫本全部売ってしまったのが悔やまれる
氷室冴子と言えば、今度の金曜ロードショーで「海がきこえる」を放送するというので
久しぶりに読み返したら、登場人物があまりにもリア充で死にそうになった
っていうか、確実に死んだ
喪女ごときが読んではいけない本だった気がする
ラノベだと須賀しのぶも好きだな
「アンゲルゼ」とか主人公が悲惨な目にあうのに青春が甘酸っぱくてきゅんってなる
氷室冴子はライトノベルって気がしない
思い出補正だろうかw
ジャパネスクの漫画版まだやってるんだね
「上陸」五條 瑛
不法入国や不法滞在者、貧しさから法を犯す者らをヨシとするではないものの
それらは日本にも責任が云々といった物言いには賛同しかねる。
が、国籍や年齢や宗教を超える絆というものは確かにあるだろうし
どんな形でも親しい人との別れは悲しいものだな。
文庫特別書下ろしの章があって、個人的には救われた思いだった。
あるとないとでは読後感が違ってたと思う。
冬の景色や、あの季節の胸を詰まらすような空気感を愛せる人にオススメ。
私も湊かなえさんが好き。
告白・少女・贖罪を読みました。
湊かなえさんの本、全制覇するつもり。
東野圭吾さんも大好き。
悪女に憧れる(`・ω・´)
>>874 光浦と大久保さんの交換日記(違うかもしれないけど)とか、
辛酸なめ子の自立日記がよかった。
>>877 女性作家好きなのでうれしいです
武田百合子さん恥ずかしながら知りませんでした
Amazonで見てみたらとても興味深くてさっそく読んでみたくなりました
>>878 自殺されてしまった方の日記なんですね
暗いものも読むので教えてくださりありがとうございます
八本脚の蝶はもう手に入らないみたいなので図書館でさがしてみますね
>>882 光浦さんと大久保さんの交換日記!
そんなものもあるのですね
辛酸なめ子さん含め喪女としてかなり共感できそうです
みなさんありがとうございました!
光浦靖子ってコラムうまいよね
コラムで笑わせるの難しいけど読んでると自然に笑ってしまう
文章を書く芸人の中で一番好きかも
ここで名前が出てたから久々に十二国記とメグとセロン借りてきてラノベ三昧した
ラノベは会話が多いからさくさく読めていいなあと悦る反面、
今日借りてきたのにもう全部読み終えてしまってもったいない気もした
おかしいな、夕方四冊借りてきたのに
貴志祐介「悪の教典」上・下読み終わった
なんというか、上巻と下巻でものすごく落差があった
上巻でものすごく期待すると、下巻で悪い意味で裏切られると言うか・・・
とりあえず口直しに「猫を抱いて象と泳ぐ」読んでみよう
たしかここでオススメされてて気になった本のはず。図書館でようやく借りれたんだよね
小川洋子さんはじめてだから楽しみ
読むの早いといろいろな作品読めていいじゃん
自分はラノベですら丸一日かかるからなかなか次に手が出ない
>>886 そんなあなたに「新世界より」おススメします。
ここで勧めてもらった蜜のあわれ読み終わった
金魚かわいすぎ
おじさん+若い子の組み合わせいいなあ
ファミリーポートレイト 桜庭一樹
好きだけど桜庭作品を読んでると度々、中二病、黒歴史と
いう言葉が頭をよぎる
登場人物の言動や格好見てると思春期のアイタタ感に
いたたまれなくなる
出版レーベルが少年少女向けもあるだろうけど
桜庭作品では荒野が一番好きだ
百合というか、少女同士の恋を描いた書籍でオススメないでしょうか?
にわかに百合にはまってしまったので…
マリみては読みました
892 :
彼氏いない歴774年:2011/07/04(月) 20:04:03.74 ID:YanPEgp2
こんなスレあったんだ!
学生の時分には太宰とか谷崎に興味あったんだけど、最近、今更ながらに漱石先生に嵌まってしまった。
(もっと早くに嵌まるべきだった。少なくとも学生時代に読んでおけば良かった)
今、本を買い漁ってるんだけど、文庫は全部、現代仮名遣い新漢字に直してあって、まぁ読み易いっちゃ読み易いんだけど、
旧仮名旧漢字版も読んでみたくなってそっちは図書館で借りる事にした。
今、漱石全集から一番読まれる頻度の少ないであろう『文学論』を借りてきて読んでるんだけど、
私の足りない脳味噌では何が何やらさっぱり理解できなかったw
でも思ったね、漱石は間違いなく天才だけれども、こんな事を異国の地で一人きり籠って研究してたら、そりゃ気も違えるわって。
そりゃ一人暗い部屋で泣くわ、こんなの。
まだ手を出せてないけど三島由紀夫にも興味ある。
>>891 王道だけど吉屋信子の作品諸々と
あと川端康成の「乙女の港」かなぁ
良いよね、エス
レズという呼び方は嫌い
優美で上品 憧れる
>>891 上にでてる桜庭一樹の砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないと少女には向かない職業は暗黒百合、鬱百合
江國香織の落下する夕方は恋愛小説のふりした百合小説だとおもう
割と江國香織はじっとりした女の友情を書くから、
実は女も好きなんじゃないのかなっていつも思う
>>891 皆川博子『聖女の島』『倒立する塔の殺人』
直球で百合というわけではないけど、
恩田陸『蛇行する川のほとり』
三浦しをん『秘密の花園』
も、少女たちの機微を丁寧にとらえていて好きだ
あと、レベッカ・ブラウンはレズビアンであることを公表してるけど、
この人の小説は恋人同士を描いたものでも性別がはっきりしないよう書かれているから、
そういう目で読むこともできる
でも、『私たちがやったこと』なんかは、性別云々を超越した素晴らしさがあると思う
サラ・ウォーターズもレズビアンで、小説も百合なのが多いみたいだね
私は半身しか読んでいないけれど、ちょっと雰囲気小説っていう感じなので好き嫌いがあると思うが
>>884 光浦はテレビとかでボソッという言葉も
妙に心に残るし、基本頭の中が詩的かつ論理的なのかなと思う。
確か歌下手選手権での言葉↓
「テレビに出るときは笑って出たいから
玄関に置いてある小箱に自分の心を置いて出るのです」
氷室冴子の名を見たら、書くだけ書いてシリーズものアホほど増やして
そのすべて丸投げした藤本ひとみを思い出したw
ものすごいページ数割かれたあとがき(ファンとの馴れ合いの場のようだった)だの
さりげない自慢話に何を求めて読んでたんだ自分、と今は思う
せめて完結させてから「もうラノベ書かないわw」になって欲しかった
読みたかったというよりもケジメみたいなもんが欲しかったな
>>891 武田泰淳の「貴族の階段」はそれ自体がメインじゃないけど、昭和初期のお嬢様の会合(今で言う女子会?)でヒロインを「おねえさま」と慕う女子が出てくる
ミランダ・ジュライの「ここにいちばん似合う人」にも貧乏なレズビアンの話があったような
どちらも余りハッピーな感じではないからいまいち推薦しきれないけど参考までに
今年は夏のキャンペーンいまいち…
もう角川のブックカバーやらないのかなぁ…
新潮のパンダも可愛くないや残念
新潮のブックカバ使ってるけど、薄っぺらいところが安くさくて、でもタダだからいいやって思える。
>>901 今日新潮のパンダ見てびっくりした所だ
鼻筋怖い
欧米チックなパンダだね
あれ?文庫のカバーの端についてるのちょん切って何枚か集めて応募したら貰えるってやつ?
新潮の限定SPECIALカバーとかいうチラシが挟まってたんだけど、これどこに売ってるの?
んでもって材質何なんだろう、合成革?ビニール?
講談社学術文庫のカバーにもキリトリ線付いてるけど何か貰えるんだろうか。
良く分からない。
岩波はそういうの無いの?
>>905 講談社のカバーのマーク、あれも切り取って集めて送ると
オリジナルブックカバーもらえるよ
今はムーミンシリーズ(ムーミン、スナフキン、ミイ…だったか)or無地
材質はデニムor合成皮革
「詳しくはwebで」
岩波は背表紙のととのい方が尋常じゃないので、文庫を集めること自体がご褒美っぽく見えるw
田舎住みだけど東京のデカイ本屋に岩波文庫ズラリ並んでるの初めて見たときは感動したなあ
講談社文庫今ムーミンなんだ!いいこと聞いた!
百合のオススメ本を聞いた者です
たくさん挙げてくれてありがとう!
全部読んでみるよ
内田春菊読んだ事ある人感想教えてください
新世界より 読了
重かった(内容じゃなくて重量的に)
世界観がしっかりしてていいと思う。
面白かったよ。
912 :
彼氏いない歴774年:2011/07/06(水) 13:30:18.58 ID:+Zje4KI9
女性作家てなんか受け付けないけど宮部みゆきは読める不思議
カズオ・イシグロを読んだことある人いる?
分野としては恋愛寄りの文学なのかな
915 :
彼氏いない歴774年:2011/07/06(水) 15:18:42.39 ID:+Zje4KI9
916 :
彼氏いない歴774年:2011/07/06(水) 15:57:30.63 ID:5Vj3x2qz
>>910さんは内田春菊のマンガは読んでますか?
読むのであれば、
「ファザーファッカー」
「私が海に還るまで」
「犬の方が嫉妬深い」
は、実話ベースという事もありオススメです
エッセイマンガでちょこっと出てきた話と重なったり、ストーリーマンガの元ネタが垣間見れたり
それ以外の短編集などは、個人的には好きではないです
マンガの方を読まれてないのであれば、とりあえずファザーファッカーだけ読んでみたら良いと思います
ファザーファッカー!
内容は忘れたけど、「綴りかたに書くなよ」だけ覚えてる。
918 :
彼氏いない歴774年:2011/07/06(水) 16:43:07.52 ID:601kzOPI
>>874 神谷美恵子日記おすすめです
角川文庫ででてるよ
>>914 あるよ
恋愛寄りの文学ってことはないと思う
淡々とした抑え気味の筆致の中に情感が表れるような文章で、すごく好きだ
『わたしを離さないで』が特に好きなんだけど、抑制された文章に却って感情がかき立てられて、ぐっとくる
私を離さないで、顰蹙買った復興大臣の松本が辞任の挨拶で触れてたね。
「また、5、6年前に出たカズオ・イシグロの本ではないが、これからは子どもたちのために
「never let me go」。私は被災された皆さんたちから離れませんから。」
なぜイシグロなんだ、やめてください・・・。
>>914 日の名残り読んだよ、老執事が旅する話
あなたがもしおじさま、老紳士にときめきを感じるのならオススメだ
もしイギリスの田園地帯に興味があるならうってつけだ
そうでなくとも執事は流行ってるしどんなもんか知るにもいいと思う
>>914 この前「私たちが孤児だったころ」読んだ。
イギリス人探偵が、自分の半生を振り返りつつ
過去の事件と対峙していく話。
事件の謎解きもさることながら、上海租界の混沌とした雰囲気
がよく描かれてて面白かったよ。
若干の恋愛要素はあるけど、それがメインというわけでもないし。
わたしを離さないで、と同じくらいかな。
角川の夏の100冊買って、本読みペンギンもらったよ。
かわいくて、お気に入りだ。
新潮のパンダは、確かに怖かった。
>>905 新潮の限定スペシャルカバーってブックカバーじゃなくて
多分夏の100冊フェアの表紙が限定って意味だと思う。
一色で字だけの装丁のやつ。
>>920 そんなこと言ってたの知らなかったw
私の思い出汚さないでww
>>923 ペンギン欲しかったんだけど、2冊買って2つとも
サーフボードに乗ったハッケンくんだったorz
松本なんかに引き合いに出して欲しくなかったぜ<「わたしを離さないで」
篠田節子さんで、これはお薦めだ!ってのあったら教えてもらえますか?
「夏の災厄」、「静かな黄昏の国」、「ロズウェルなんか知らない」は読了。
「ロズウェル〜」が一番面白かったです。
>>914 3冊(私を離さないで、日の名残、遠い山並みの光)しか読んでないけど、恋愛要素あんまり濃くないと思う
どれも昔を振り返るという筋立てだったから、その中に恋愛要素も多少含まれるけど、比重は大きくない
良い小説だったよ
ついでだが
>>920、最悪だー
この人、絶対本は読んでないよね
読んでたらこんな文脈で使わないだろうし
適当にタイトルだけ使わないで欲しいよ
シロクマとペンギンかわえぇー
>>926 篠田さんなら、断然「弥勒」をお勧めします。
全作品読んで、どれもハズレないけど、中でもこれは凄い迫力だった。
>>910 自分も
>>916さんと同じく「ファザーファッカー」をお薦めします
虐待の自伝小説なのに可哀想な私、になってない所が良い
その他の小説は漫画と同じで、スラスラ読めてエロかったり皮肉が効いてたりって感じです
個人的な感想としては、所々に印象的なセリフがあってそれは記憶に残るんだけど
後で思い返してみると結末を忘れているという、そんな感じの小説です
>>929 ありがとうございます。気合い入れて挑戦してみます。
はずれがないというのも、楽しみが増えました。
>>926 「女たちのジハード」しか読んだこと無いけど、コレも面白かったよ
「弥勒」・・・気になるな〜自分も読んでみようかな
遅レスですが・・・
>>885さんおすすめありがとうございます
そして教えていただいたところで申し訳ないのですが、「新世界より」ついこないだ読みました!
なんというか、新世界よりを読んだ後だったせいで、さらに悪の教典にがっくりきてしまったんですよねwww
さて「ダークゾーン」読み終わった
次は桜庭一樹さんの「伏」を読むぞー
何気に良スレ!!と思って1スレを印刷してみた
枚数がとんでもない事になってかなり後悔した………
ごめんよmyプリンタ…
普通に手でメモれば良かったのかもしれない
>>935 次回があるならワードに写して文字読める程度に小さくしてプリントすればいいよw
>>933 「ダークゾーン」読んでみて、将棋の知識が必要な(将棋を知っていた方が楽しめる)本だと感じましたか?
ダークゾーン読む前に将棋のルールを本買って勉強しなきゃいけないかな?と考えててまだ未読なもので…
>>937 それほど将棋の知識は必要無いかと。
将棋の駒の動き程度しか知らない私でも楽しんで読めましたので。
ただ、将棋の少しの知識と、あとチェスの知識も少しあると楽しんで読める本だとは思いましたね。
>>938 レス参考になります。ありがとうございます。
将棋もチェスも、駒の動きすら知らないのでそれくらいは知ってから読もうと思いました。
>>936 慰めありがとう…!
2スレも多分印刷するだろうからその時は削っては削って印刷することにするよ!w
ところでミステリーって読んだ事ないんだけど、そういうミステリーや謎解きの小説って、
これはどんなトリックが?とかを考えながら読むの?物語みたいにぼーっと(っていうか文字を追いかける?)読むの?
うまく言えないや…私の言ってること分かるかな…
家にコナンとかアガサとかの小説があるけどどういう読み方すれば良いか分からないんだ
>>940 考える前に読んでみたらいいんじゃないだろうか
折角家に本があるんならさ
>>940 魅力的な謎とその答え、みたいなサスペンスがページをめくる推進力になるってだけの話
好きなように読めばいい
>>940 「このミステリーがすごい!」に上位で取り上げられる本にも「何がミステリー…?」って本は多い。
読者視点からは犯人が最初っからわかってるとか。
逆に、読者を欺くことだけ重視して、肝心の動機やなぜバレないかの説得力がしょぼすぎるのとか。
あとプロデュース側が、それがコマーシャルになると信じてコピーにつける
「最後まで気が抜けない!」「どんでん返しに継ぐどんでん返し!」のせいで、上巻プロローグの
凄惨な殺人現場後、下巻ラスト5ページぐらいまで飛ばし読みしてしまってもなんら話の筋に問題ない
気の毒な本とか。誰とは言わないけどJ・ディーヴァー。
単に「ミステリアスな文体」「ミステリアスなヒロイン」「ミステリアスな殺人現場」なだけだろ?とか。
だから「ミステリーの読み方」なんかないよ。「面白いか面白くないか」だよ。
面白そうだと思ったタイトルを手にとってページをめくるだけで、あなたもミステリーが読める。
ハンニバル(羊たちの沈黙)の原作ってミステリー?
映画が好きなので読もうかな。
>>940 私はミステリーぼーっと読み進める派だな
せいぜい「おっこいつ怪しい!でもこういうあからさまに怪しい人物は犯人じゃなかったりするよね」くらいしか考えてないw
進むごとにじっくり考える人もいるだろうけど私はこれで楽しいよ
好きな作家の本のあらすじに「新感覚ミステリー」と銘打たれてて読んだら
犯人が最終章にぽっと出てきて、始球式とか壁ドンやる人の気持ちが判ったわ・・・
>>944 ハヤカワ文庫のレッドドラゴンからどうぞ
映画と同じく羊たちの沈黙はすごく面白いけどハンニバルはイマイチです
ジャンル分けするならミステリーというよりスリラー、サイコサスペンスかな?
って書いてたらミネット・ウォルターズの女彫刻家を読み直したくなった
話忘れたけど羊たちの沈黙的な面白さだった気がする
>>940 有栖川有栖と「コンダクター」、あと赤川次郎と江戸川乱歩を少し、
そのくらいしか読んだことないんだけど、私もぼーっと読む派。
基本本を読むときは何も考えないんだけどw
強いていうなら、「犯人は一体…?」
の探偵役に感情移入するより、
「何だ?!何が起こってるんだ!?」の
モブAあたりになりきってる感じかな。
作品によるのかもしれないね。
大槻ケンヂの「怪人明智文代」は考える人向けかなと感じた。
推理小説とかミステリー小説は
考えながら読まなくちゃいけないと思ってたんだけど、
意外と何とかなったから、「好きに読め」でFAかと
yonda?は9月からリニューアルするみたいだね。
文豪ウォッチ復活か?みたいな感じで匂わせてあって、
これから頑張ってパンダの時計もらおうと思ってた自分涙目。
文豪ウォッチ欲しいなーw
でもカバー切り取るのがやっぱ抵抗あるんだよなあ
推理小説ではないけど、勝手に深読みして勝手に的が外れて拍子抜けしたこともあるので(作者が宮部みゆきだったから何かあると思った)、私もぼーっと読む派かな
推理しなくても読めるもんね
自分はミステリー推理して読む派
探偵になりきってメモ取ったり登場人物書き出したりしてるw
そんな風にじっくり読んでるからなかなか進まないんだけどねww
いろいろな読み方があって面白いなぁ。
推理小説を推理しながら読む人を間近にするのは初めてかも。
憧れる。
ちょうど昔読んで面白かった氷のナントカは
何だったろうかと探したところで、
まさにミネット・ウォルタースだった。
女彫刻家も読んでみよう。
新潮グッズはカバー切りとるかどうかずっとためらってきたのに
ムーミンのブックカバーは欲にくらんであっさりと切りとれたw
その文庫本自体もムーミンシリーズだったから何となく気が楽だった
ミステリは異国情緒を求めるので海外もの一辺倒だな
本筋以外の余計なところ(食べ物や舞台設定や人物の魅力や言葉遊びなど)が好みに合うと嬉しい
娯楽小説の延長って感じで推理はしない(というかできない)な〜
遊び紙に人物相関図や登場人物一覧を記入して読む人がいるけど
図書館の本でやるのだけは止めてほしい
「犯人はヤス」級のネタバレを2冊続けてやらかされて涙目でした
しかも筆跡が別人なので書き込み癖のある人が最低二人は近所にいるということになる
更にそのうち一人は自分と本の趣味が重なっているらしいので
自分が借りた本にかなりの確率でマーキングされてる
うわ、図書館の本にって、最悪だな。
図書館の人に訴えてでも、犯人見つけてどつきまわしたい級。
そもそも本に何か書き込む人の気持ちがわからないよ。
ブコフでもたまに書き込みとか蛍光ペン引いてあるのあるけど。
本当にその気持ちがわからない。
図書館自体の空気は好きだけど、どこの誰が触ったかわからないような本は読みたくない・・・
ましてミステリでネタばれされてるなんて最悪だわ
>>876 湊かなえの「告白」、最近読んだ。
よかったんだけど、委員長のキャラが変わりすぎたり納得いかないとこが
あったりした。
世間の流行りごとを小馬鹿にしてて、なんかよかった。
私は書き込んだりしないけど、他の人が自分の本に書き込むのは全然いいと思う
でも図書館の本に書き込むのは許せん
いしいしんじのプラネタリウムのふたご買ってきた!
いしいしんじ読むの初めてだから楽しみだ
このスレには文章を書くのが上手い人が多いね
やっぱり読書(活字)好きだからかな?
私は小説書くのも好きなんだけど、日本語って案外難しいよね
>文章を書くのが上手い人が多いね
自分は該当しないけど思ってた
わかりやすく紹介してくれてるから手に取りたくなっちゃう
みんなに本屋のポップ広告書いてほしいわ
図書館で借りた本がタバコ臭いと萎えるね…
古本でもたまにびっくりするほどタバコ臭い本に当たることあるね
おまいらみたいのがいるから、俺の古本が高く売れないんだよなぁ。
たっぷり手間暇かけてタバコの煙で燻製にしているのに…(´・ω・`)
本に書き込み、昔はしなかったけど、
大学院(文学系)に進んでから付箋とライン引き、
あと読書メモが欠かせなくなってきた。
ホントわかんなくなるんだよ。印つけながらじゃないと。
そのせいか研究外で読んだ本でも、印をつけたくなるようになってきた。
ちょっと気になるところに付箋とかでぴょっと。
院の先輩とか同級生たちも付箋使い、ライン引きは多くて、
たまに本を借りたりすると、自分と違うところが気になるようで面白い。
もちろん図書館の本にはしないよ!
>>958 >いしいしんじのプラネタリウムのふたご
独特の世界だから入り込むのに時間がかかるかも知れないけど、
これが面白かったら「麦ふみクーツェ」もオススメだよ
>>940 以前まではぼーっと俯瞰してただけだけど
ちょっと前から真剣にノートにメモして推理考察してる
解ける解けないはともかく楽しいし推理してる自分に酔えるよ、ヘボ探偵だけどw
>>957 同じく「告白」は微妙だったかな
オチがどうなのこれ?ってかんじだった
同じ作者で「夜行観覧車」を最近読んだけど
この人は悪い意味の今時の若者を書くのは上手いなぁと思った
人間、分不相応な生活しちゃいけないね。うん。
あといらん心配だけど、子供は生涯いらないな。喪でよかったわw
告白は同じくオチがちょっと不満だったかな
それまではかなりのめりこんでた記憶がある
最後はちょっとご都合主義
最近山本一力にはまってます
読書ではないが、各出版社の夏の100冊リーフレットもらってきた
寝る前にぱらぱらして楽しもうw
告白は読み終わった後、何だコレって思ってその後金返せよふざけんなって怒りがジワジワこみ上げてきたw
今福井晴敏のガンダムUC読んでるんだが相変わらず文章がクドいなぁ。市ヶ谷シリーズとローレライは熱い勢いでアッという間に読んじゃったけどUCは今月いっぱいかかりそうだ…。
告白はエイズの扱い方がやば過ぎと思った。
告白は自分も金返せふざけんなよって思ったな
書いてある内容はいちいち癪に障るものなのに文章が読みやすいんでさらっと読み通せた
娘の面倒見てくれてたおばさんが気の毒で仕方ない
古本線引かれてたり煙草の臭いする位いいさ
こないだ買った本ページ捲る辺りに鼻くそがびっちり付いてて続き読む気無くしたよ
ポトスライムの舟。
芥川賞の作品ってたまに「?」なものがあるから変に期待しなかった分、面白かったな。
それより一緒に掲載されてる「十二月の窓辺」
自分が怒られてる気分になる…。
作家さん、どんな方かググったら…ごめんなさい、納得。
眠れるラプンツェルを読んだ
なんだか主人公が好きになれない上に心情がダイレクトに伝わってきてしんどかった
話の内容も文もすごく好きだけど…結構えぐかったりするね
どろどろした人間関係がたまらない
円城塔「烏有此譚」を読んだ。
相変わらず意味が分からないなぁ、と思いつつもそのヘンテコ加減を楽しんだ。
この人の書く文章が好きなので、内容はよく分からなくても構わないと思ってしまう。
本文より注釈(※本文と同じくらいの文章量)が本領発揮すぎw
芥川賞、取って欲しいような欲しくないような気分。
サクリファイス面白かった!
ミステリーってくくりがもったいない
良質のスポーツ小説でした
表題は彼のことじゃなくて彼のことだったんだな〜
日経WOMAN8月号が夏の必読本220冊特集だったから買ってきた
この人はこんなの読んでるんだ〜とか、自分は最近哲学に興味あるので参考になった
知ってる本もたくさんあるけど、こういう特集大好きなんだよねw
告白は「娘を殺された教師の復讐なんちゃら」ってコピー見て、
ミステリーと思わず読んだからそれが効を奏したか、面白かったなぁ。
ポトスライムは「アウトリガーカヌー」が「アリガトウカヌー」に読めて仕方なかった
くだらない質問していいですか?
今昔和洋問わず小説で惚れたかっこいいオヤジがいたら教えてください。
オヤジ好きなので・・・ちなみに私のフェイバリットは鬼平ですw
男の人だったら新宿鮫や紅の豚みたいに小料理屋の女将的な大人の女性と心通わせつつも
跳ねっ返りの若い女の子にもモテるちょい悪ハードボイルドオヤジかなと想像したりしますw
次スレ立ててきます
>>985 おつおつ!
かっこいいオヤジか・・・
心霊探偵八雲でおせっかいな中年刑事がなかなかイイキャラしてたな
刑事・教授・医療系ミステリーだとそこそこいるかも(ガリレオは除く
>>985 次スレありがとう
かっこいいオヤジねえ…、
年取ってからの明智小五郎もなかなかよかったけど
求めるものとは少し違うかもw
>>985おつです
>>958 もしよかったら「ぶらんこ乗り」もおすすめ! ほろ苦いのだと短編集「白の鳥と黒の鳥」が怖くておもしろい
>>976 私は「群青の夜の羽毛布」が胸に痛かった。喪女じゃないけど喪思考女が全開で。
あと「あなたには帰る家がある」でも思ったけど、山本さんはみっともないオヤジにちょっとやさしい。
>>983 惚れるとまではいかなかったけど、いいなと思ったのは
「龍は眠る」(宮部みゆき)の主人公の新聞記者。名前は失念。
「隠蔽捜査」(今野敏)の主人公・竜崎。
「制服捜査」(佐々木譲)の主人公・川久保。
>>976 どういうのか気になって概要調べたら、若い主婦が中学生と恋に落ちるストーリーだったんだね
喪ゆえに、こういうの苦手w
スレ立ててくれた人乙!
>>983 同じく池波正太郎の「真田太平記」で気骨ある真田幸村に惚れた
島田荘司の御手洗シリーズでヘタレキャラの石岡くんも好き
>>983 「ステップファザー・ステップ」のお父さん(主人公)
がかっこいいと思ったなあ
オヤジと言うには若すぎるかもしれないけど
あとは「ジョーカー・ゲーム」の結城中佐とかどうよ
大沢在昌が昔書いてたアルバイト探偵の親父好きだったなぁ。
新作は出そうにもないけど。
村上龍のエッセイおもしろいです
言葉を飾らない、嘘をつかないというだけで、貴重です
村上龍さんのは
「すべての男は消耗品である」でしたら
読んだことがあります。
言葉がストレート。
でも喪女には向かないかも。
喪女に向かないといえば
林真理子さんの「あっこちゃんの時代」。
こちらもやはり
喪女を排除するような(ry
>>996 うん、かつてブスは死ねって書いてて、こいつは敵だ!と思ってたw
最近のエッセイはすごく読みやすいです。
>>983 おやじというかじいちゃんになるけど自分が好きなのは
「月は無慈悲な夜の女王」の教授。
ロボットのマイクをはじめ他にも個性的なキャラクターが揃ってて楽しい
村上龍は左翼思想が強すぎて
1000げつ!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。