民間調査会社の帝国データバンクが8日発表した11月の企業倒産(負債1000万円以上)によると、
倒産件数は前年同月比1・0%減の1000件で3か月連続で前年実績を下回ったが、負債総額は
同27・7%増の6908億5500万円で5か月ぶりに増加した。
商工ローン大手「ロプロ」、分譲マンション大手「穴吹工務店」の大型倒産が続いたためで、
この2件で負債総額の半分超を占めた。
原因別では、販売不振などの「不況型倒産」が現在の集計方法となった2005年4月以降で
最高の84・6%を占め、中小企業の倒産が全体の99・7%に達した。
帝国データバンクは「年明け以降、政策効果の息切れで倒産が増える可能性が高い」と分析している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00001004-yom-bus_all 依頼