102 :
彼氏いない歴774年:
私が中学の時の話。
当時から喪女まっしぐらだった私は当然友達もいないし、家が極貧だったため銭湯へも滅多に行けず汚かった。イジメというか空気扱いというか…もう狂人扱いされていた。
そんなクラスの中にいたSちゃんは、私とは真逆の理由でクラスどころか学校・地元から浮きまくっていた。
中学生の割りにかなり背が高くて、すらりとした足がえらく長い。茶髪や金髪なら普通だけどSちゃんはなぜかドレッドヘアーにしていた。
小さな顔にそれがまたよく似合って格好が良かった。
ある日のうちの家庭は最悪で10日くらい銭湯へ行かせてもらえないでいた。
するとSちゃんは、
「あんたさ、風呂入ろうな、風呂。」といって授業中の学校を抜け出してSちゃんの家なのかSちゃんの知り合いの家なの
103 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 03:27:45 ID:n/FdVXQx
続きます↓
Sちゃんの知り合いの家なのか解らないけど一人暮らし風の家へ連れて行かれて、湯船いっぱい花の香りのする泡に包まれたお風呂に入った。
言葉も無くおどおどお風呂を出ると、制服を洗濯しているところだった。
「あ、そこに着替えあるから。」と言われて着たSちゃんの服はどれも窮屈なのに手足の丈が余ったっけ。
「なんかさ、よく知らないけどシケた顔ばっかしてんなよ」
って笑った顔は美人じゃないけど素敵だった。
聞けばSちゃんは当時から音楽でお金を稼ぎたくて夜中のクラブを回っていたとか。
演奏を聴きたいと言うと「タダじゃ聴けないよ。あたしも仕事でやってんだ。あんたの金で遊びに来なね。」と言った。
彼女は今、押しも押されぬ超売れっ子ジャズマンになって、大活躍している。
私は、いつかSちゃんの舞台を監督できたらと舞監に使いっぱしりされながら勉強している。
女の子なのにジャズマンになったのけ?
>>103 カッコいいなー。
ほとんどの人がとりあえず目の前の目標を見てる時に
その子は既にその先の先を見据えてたんだね。
そういう人はマイペースで浮きがちだけど、
周囲のノイズを耳にするほど暇じゃないから
周囲とはちょっと違った雰囲気を醸し出すんだろう。
そういう素敵な友達がいるのって幸せだね。
あなたも頑張って夢を叶えろよ。
106 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 08:08:04 ID:Ii0/+rQp
私は卒論の関係で立ち会えなかったけど、大好きだったおばあちゃんの最後のことばは
「喪女、まだけんちん汁あるよ…」だったそうだ。
転んで足を悪くする→寝たきり→痴呆、で、亡くなる前の一年はもう家族の顔も覚えてなかったのに。
お通夜の前日、おばあちゃんの風呂敷を開くと
私が幼稚園のとき敬老の日にあげたはがきが出てきて、
「おばあちゃんのけんちんじるがだいすきだよ。いつまでもながいきしてね もじょ」
って書いてあって、ああこれだったんだ…と思うと涙が止まらなかった。
ちょっといい話なのに最後の「もじょ」で……
>>106 ウウッ。今から仕事行くのに涙が止まらないよう。
おばあちゃんは106さんからのハガキがほんとうに嬉しかったんだね。
なんか皆感動。。。kyでごめん。
朝の通学時でのこと
まだ高校生になったばかりの自分。その日も電車の中は通勤ラッシュで身動きがとれない状態でした
乗り込んだ時に鞄を胸のところに抱えることもできず、すごく苦しい体勢
やっと降りる駅に到着した時ドアの方を見ると通れる隙間がないorz
勇気を出して大きな声で「すみません!降ります!」
と言うと、ほとんどの人が狭いながらもつめてくれて自分からドアまでみごとな道ができました
うぉっしゃ今日は簡単に降りれる〜♪
とか思って勢いよく歩き出そうとした途端
何かが鞄を引っ張ってる…
ちょ、ぬけねぇ!
と焦って鞄を引っ張ると斜め前にいる池面リーマンの表情が歪む
どうやらリーマンの股の間に鞄が挟まっちゃってたらしい
鞄を引っ張ると股間をモロ直撃で痛いらしい
でも申し訳ないけどこっちも降りなきゃならんのでリーマンの凄まじい表情は見ないことにして思いっきり引っ張る
ぬけたあああああああああああああああ
すぐさまドアを振り返るとプシューと音を立てて閉まってしまいました。
車内すっごい気まずい沈黙と痛い目線
降ります!とか言わなきゃよかったのにorz
周りにはじろじろ見られるしリーマン睨んでくるし
次の駅に着くアナウンスが聞こえて少しホッとしかけた途端
出口が今いる場所と正反対と分かり、もう涙目になってしまいました
電車は駅に着きドアは開いたのですが人は動かず
もう諦めかけていた時
隣にいたおじさんリーマンがいきなり「降りる?」と話しかけてきたんです
声も出せず頷くとおじさんは「ついて来て」と言ってぐいぐい周りをかき分けて道を作り
あっという間に外まで連れて行ってくれました
あぁなんていい人なんだろう…お礼を言わなきゃ
とか思ってるうちにおじさんはまた電車に乗って行ってしまいました
てっきりおじさんも降りるものと思ってた自分はさらに驚きました
そしてこんな優しい人もいるんだなととても嬉しかった…
あの時のおじさまありがとう&リーマンごめんちゃい
111 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 14:08:33 ID:17Qbnqy/
>>109 とりあえず落ち着きなさいw
でもいいおじさんでよかったね
113 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 15:55:50 ID:jR+FswVY
>>83です
皆さんコメありがとうございます。
最近になって兄に「あの時なんで神社来たん?」と聞いてみたところ「通りかかったらお前泣いとってうるさいし、なんとなく」と言われました。
なんとなくなんて言われましたが、母が言うにはすっごい必死で探してくれていたらしいです。
そして普段兄は滅多に怒ったりしないのですが、その日は母と父にすごい剣幕で説教したらしいですw
今では兄にはなんでも相談出来ますし、私の事を一番に考えてくれて一番理解してくれてる人だと思っています。
血は繋がっていないけど、私は兄を本当の兄だと思ってます。
そして、最近兄は結婚しました。少し寂しいけど、その何倍も嬉しい気持ちでいっぱいです。
兄に恋はしませんでしたがw兄のような人と一緒になりたいです。
最後に、 手を繋いだのは人生であれだけです…
>>114 最後に、 手を繋いだのは人生であれだけです…
ここだけ少女漫画と違うw
けど、信頼できる兄弟がいるのは
うらやましい
119 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 20:41:15 ID:n/FdVXQx
>>102-
それって矢野沙織さんのことじゃ…
違うかな。
120 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 20:41:17 ID:TaPEqXtP
高校の時いじられキャラで冗談だったのかもしれないけどかなりきついことも言われてた。
ある日いつものように私がいじられてて笑ってたけど内心泣きそうになってたら一人の子が唐突に自分のうちの猫の話を始めた。
彼女は滅茶苦茶かわいくて性格はクールでマイペースな感じの子で自分から話をふることが少なかったからみんな彼女の話に聞き入って私いじりは即終了。
その後彼女に「○○はあんまり我慢しないほうがいーと思うー」みたいなことをぼそっと言われた。
普段全く人に干渉するような子じゃなかったらびっくりしてたら
「見当はずれかもしんないけどーそう見えただけ。」って笑ってどっかいっちゃった。
彼女からしてみれば何でもない一言だったのかもしれないけど私はこの一言ですごく救われた。
無関心に見えるけど人の感情にすごく敏感な子だったなー。
彼女には他にもさりげなくフォローとかしてもらったことが何回もあった。
可愛いのに男前で今でも憧れてる。
(゜∀゜)!!!
(ノ∀`)アチャー
あらら
126 :
彼氏いない歴774年:2008/03/04(火) 21:53:43 ID:8l2/JJIO