人工内耳に置き換わった時の聞こえ方で例えよう。
音入れしたばっかりは、ガーガーガリガリ、ピュルピュル、ピーキュルキュル、ジジジジ…などと
雑音のような音として聞こえており、すぐには言葉、音楽、環境音の認識ができない。
それは脳髄でその音に慣れていないための問題。
健康だった時代の音の記憶(僕の場合は補聴器でしっかり聞こえていた時代の音の記憶)を頼りに、
人工内耳で聞こえている音を覚えていく感じだ。
最初は言葉としてわからなくても、徐々に適応することで、徐々に言葉、環境音がわかるようになる。
熟練次第で、不完全ながらも、音楽鑑賞ができるほどまで回復することも多い。
なめらかに流れる感じのメロディーは人工内耳ではお手上げの状態。
※人工内耳は音階(メロディー)がつかめないので、なめらかに流れる感じの音楽はよく聞き取れない。
複数の楽器での演奏は殆どガーガーといった感じ雑音のように聞こえます。
自分が知っている音楽、歌は音の記憶の勘で補完するためか大体わかります。