アップル長期低落傾向に歯止めかからず。
ソニーの躍進止まらず。
携帯オーディオ市場は、ここしばらく「iPodのアップル」と「ウォークマンのソニー
」の2強状態が続いている。
とくに08年の年末商戦以降は、両社のシェアが急接近し、競争が激化した。
週次シェアの逆転が起こったのは、09年8月第4週(24-30日)と翌第5週(8月31日-9月6
日)の2週。
ちょうどアップルが新製品を発売する直前だったこともあり、
最大で10.3ポイントの差をつけてソニーが週次でトップシェアを獲得した。
携帯オーディオの販売台数前年同月比をみると、2月にキャンペーンが始まったとた
ん、
それまで前年同月比で20%前後は拡大していたiPodは前年割れに転じている。
6月にiPhone 3GSの発売もあって、携帯オーディオの販売台数前年割れは徐々に拡大。
8月には16.4%減を記録した。
翌9月は新製品発売で前年を上回る販売台数を記録したものの、10月、11月と再び前年
割れ水準に戻ってしまった。
http://bcnranking.jp/sys_imgs/news/20091217_apple-sony_03.gif http://bcnranking.jp/news/0912/091217_16110.html