http://jp.techcrunch.com/archives/20120820usability-expert-production-and-multitasking-are-still-best-suited-for-pcs-windows-8-appears-to-ignore-that/ Microsoftが今度のデスクトップオペレーティングシステムで大胆な意思決定をしたことは、一概には責められない。
しかし、MetroからWindows 8-style UI(ないしModern UI)に改名した新しいユーザインタフェイスは、これまでのWindowsの
動作と操作と対話性、その長年の安定ぶりに慣れているユーザにとって、変化が大きすぎる。
Nielsen Norman Groupでユーザ体験を専門に担当しているRaluca Budiuが、Laptop Magazineのインタビューで語っている
ところによると、そのデザインはまあまあの部分でもユーザを当惑させ、ひどい部分は分かりづらくてユーザの生産性を損なう。
Budiuはそれまで、Xerox PARCで人間とコンピュータの対話的関係を研究していた。
Xerox PARCはグラフィカル(な)ユーザインタフェイスを発明した会社…“GUIの元祖”…だから、ユーザインタフェイスとユーザ
体験に関する貴重な情報の蓄積がある。
Budiuの説では、Windows 8の最大の問題は、ユーザが二つのまったく異なるインタフェイスをあてがわれることだ。
それは、従来のWindowsのデスクトップインタフェイスと、Modern UIのタイルだ。だからWindows 8では、一部の対話的操作が
これまでとまったく違うだけでなく、ユーザは、どんなときには何をする、という基本的な操作を一から記憶しなければならない。
二つのまったく異なるユーザインタフェイスがあることと並ぶ、Windows 8の大きな問題は、アプリケーションスイッチャーだ。
Modern UI形式のアプリはそれぞれ自分用の一つのタイルに収まるが、そのほかのデスクトップアプリは全部が一つのタイルに
入れられる。ユーザは、デスクトップとスタート画面を行ったり来たりしないために、今デスクトップで動いているアプリが何と何か、
おぼえていなければならない。
Windows 8におけるUIの変化/変更に関して、一般的に言えることは何か。
Budiuは怒りを込めて言う: それは「画面スペースの無駄遣い」と「分かりづらさ」だ。スタートメニューのボタンがなくなり、
デスクトップとスタート画面の切り換えも、すぐには分からない。ボタンは隅っこに隠れていて、マウスをホ