* VistaのSuperFetchとAeroは安易に切ると遅くなる
> よって、SuperFetchをアクティブにすると、スリープしか選択肢がないと思う。
MSはなるべくスリープを使ってくれといっている。だけど、
「SuperFetchを有効活用にするために」とは言っていないはず。
基本的なこととして、SuperFetchが有効になっていても無効になっていてもキャッシュは利用される。
キャッシュがあるとその効果に大小があるにしろ、パフォーマンスは向上する。
スリープを使ってくれというのは、メモリに入ったキャッシュを有効活用するため。
電源を切るか休止状態にすると、このキャッシュは消えるからね。
SuperFetchが有効・無効で何が違うかというと、スリープを使っている場合ほとんど変化は無い。
なぜならスリープしてもキャッシュの内容は消えないので、そこから復帰してもSuperFetchは機能しないから。
SuperFetchの機能とは空きメモリがある場合に、そこをキャッシュで埋めてくれる機能
だから、SuperFetchが効果がある場合とは、空きメモリが多い状態。
すなわち(シャットダウンしてからの)通常起動の場合と(キャッシュが消える)休止状態からの復帰の場合。
むしろシャットダウンや休止状態を使うのならSuperFetchを有効にしたほうが良いということになる。
もちろんスリープを使ったほうがさらにパフォーマンスはいいけど、それはSuperFetchのおかげというよりキャッシュがあるおかげ。
だからといって、スリープを使っているのならSuperFetchを無効にしたほうがいいのかというと、
そうではなくて、通常使用時に空きメモリができた場合に、その空きメモリをキャッシュにしてくれるから
やっぱり有効の方が良い。
それとこれはパフォーマンスを重視する場合ということを付け加えておく。
一般的な話だけど、省電力重視の場合、パフォーマンスを犠牲にして消費電力を減らすこともある。
この場合はSuperFetchを無効したほうがいいかもしれない。もちろんパフォーマンスは犠牲になるが。