ぶっちゃけVISTAが一番安定している

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476名無し~3.EXE
>>474
十分な推奨スペックを満たしていてまたメモリも十分に積んでいてしかもグラフィック設定を同レベルに設定していても
VISTAでのゲームはなぜか重い。

その最大の理由を「OS自体がメモリ使用量が多い」とか「OS自体でグラフィック能力を使いすぎてる!」とか言うのは全て間違いである。
と言うよりフルスクリーン状態になった時点で全てのグラフィック能力はそのゲームだけに占有される。

ではなぜ重いのだろう。そう、サウンドである。
VISTAでは実はまだ明確なゲーム用サウンドAPIが存在しない。
そう、DIRECT SOUNDがなくなったのである。
XPまではDIRECT SOUND出力のゲームばかりだったし、一部を除くサウンドカードのほとんどにDIRECT SOUND用のハードウェアアクセラレータが内臓されていた。
後期にはオンボードサウンドチップにでさえ、DIRECTSOUND用ハードウェアアクセラレータが内臓されていたものまであった。

しかしVISTAではその全てのハードウェアアクセラレータが全て使えなくなった。まさに宝の持ち腐れである。
VISTAに入っているDIRECT SOUNDは単なるソフトウェアエミュレータであり、全てCPUだけの能力を使って再生している。
VISTAの構造上DIRECT SOUND自体が廃止しているため、既存のハードウェアアクセラレータを復活させる方法は完全に存在しない。

当然CPUだけの能力を使っていれば重くなり同スペックのPCでXPとVISTAでゲームを比較すると違いは明らかである。

VISTAではDIRECT SOUNDの変わりにハードウェアアクセラレータが使えるOPEN ALと言うAPIが実装されている。しかしこれでも
サウンドチップ側もOPEN ALに対応していなければならないため、既存のハードウェアアクセラレータは一切使えない。
現在OPEN ALに対応しているのはCREATIVEのX-FIシリーズただひとつだけである。

またOPEN AL自体も所詮一時的なものであり、MICROSOFTはVISTA時代のゲーム用SOUND APIにXAUDIO2の採用を予定している。
つまり今現在流通しているサウンドカードやオンボードサウンドと言うのはなにひとつ将来の標準APIに対応できないのである。

現在XPと同等の軽さにするにはX-FIを使用するしかないがそれですら将来無くなる運命なのである。