Win2000/XP/Server2003 SP+Hotfix統合InstCD Part5

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■SETUPREG.HIVにEnableBigLba=1の変更を加えたwin2000+SP4のインストールCDの検証

[検証用ハードディスク]
300Gバイトのハードディスクを150Gバイトの二つに領域を分けた。
後ろの領域に適当にデータを入れる。

[インストールCD]
win2000+SP4のインストールCD
(SP+メーカーで作成、SETUPREG.HIVにEnableBigLba適用、インストール直後からBigDriveに対応するオプションを無し)

[検証開始]
CDからインストール
最初から正確に領域を認識
フォーマットもできた
インストールも普通に出来た
起動もできた
レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \atapi \Parameters
がEnableBigLba=1になっていることを確認
後ろのデータも破損してなかった

[結果]
私の環境では問題なくインストールできた。

[備考]
最初は基本領域(プライマリパーティション)を2つにして分割してしまったらうまくインストールできなかった。
2000やXPは基本領域を4つまで作れるが、インストーラーは1つしか作れないらしい。
基本領域が2つある所に一番目を領域解放してからインストールするとインストールした所が拡張領域にフォーマットされ、後ろに起動ファイルができ、前にシステムファイルがあるという状況になった。
一応問題なく起動できるがDドライブにシステムがある異常な状況。
だからデュアルブートを使わないなら基本領域はOSを入れる予定の所の一つにして、後は拡張領域にしておくのが無難だと思う。
150GバイトNTFS基本領域+150GバイトNTFS基本領域の二つでも「現在のファイルシステムをそのまま利用」でインストールすればインストールできるのは確認した。
これはBigDriveとは関係なく全てに当てはまると思う。