2ちゃんねるブラウザ「JaneView」 Part20

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971名無し~3.EXE
五代:「止めないでくださいよ、ボクは出て行くんだから…、管理人さんに、そう言ってくるんだから!」
     (バッグを持って五代が玄関を出ようとした時、外から一人の女が入ってきた)

素子:ここは一刻館の筈だが。
朱美:一刻館だけど…
一の瀬:何か?

           (するとその女は、フッと微笑みを浮かべて言った)

素子:私は草薙素子… 今日から一刻館を管理する女…キリッ
一の瀬:管理人??あんたが??

             (突然の出来事に、住人達は驚いている)

素子:お前は五号室の五代祐作だな。
五代:ハ、ハイッ、えっ?なんで僕の名前を…?
素子:フフッ、全て伺っているわ。(ちょっと馬鹿にした口調で) 浪人なんでしょ。
五代:そうですが、浪人浪人言わんで下さい。べつに好きで浪人やってる訳じゃないっ。…クソッ
素子:浪人に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ!
五代:…か、か、か、管理人さん…グサッ
素子:来年も試験受けるんでしょ?どうした、受けるなら勉強しろ、でなければ帰れ!
五代:…お、おれ、要領悪くていつも人より出遅れるけど、来年こそ試験に合格して大学に入ってみせる!
素子:あらそう、じゃ頑張りなさい ♥
五代:あ、ありがとう御座いますっ!
素子:それでは、これから管理人室へ荷物を運び込ませて貰うわ。どうぞ、よろしく。
     (五代たちに軽くウィンクをして出て行く素子。それを土下座して見送る五代と四谷)
五代,四谷:はっ、こちらこそ、どうぞよろしく。
朱美:何よ、土下座するこたぁないでしょ!
五代:…草薙素子さんか…いいなぁ…あれ。

こうして、奇妙な住人達と新たな管理人との生活が始まるのであった…