スイス製薬大手の日本法人ノバルティスファーマ(東京)の高血圧症治療薬を巡る臨床研究データ操作問題で、厚生労働省は9日、
不正なデータを使った研究論文を宣伝に利用した疑いがあるとして、同社について薬事法違反(誇大広告)の疑いで東京地検に告発状
を提出した。不正に関与した人物は特定せず、容疑者不詳のまま告発対象に加えた。
厚労省はこれまで、同社から提出を受けた資料の分析や関係者からの聴き取りなどを進めてきたが、強制力を伴わない行政調査
には限界があると判断。データ操作の行為者ら社内で関与した人物も特定できていないため、捜査当局に実態解明を委ねることにした。
東京地検は今後、同社が高血圧症治療薬ディオバン(一般名バルサルタン)の薬効を誇大に見せるだけの不正なデータ操作が
あったか、同社幹部やマーケティング担当者が認識していたかどうかなどの点を中心に調べを進めるとみられる。
厚労省の調査などによると、同社の元社員(昨年5月に退職)はディオバンの効果を調べる5大学の臨床研究に関与。このうち
京都府立医大、東京慈恵医大、滋賀医大の3大学の調査で、血圧値などの統計解析などにデータの操作があったことが判明した。
同社は操作されたデータに基づく研究論文を引用し、医学専門雑誌などにディオバンの広告記事を掲載。既存の降圧剤と比べて
脳卒中や狭心症の発症を予防する効果があると宣伝し、年間1千億円を売り上げた。
厚労省の検討委員会は昨年9月の中間報告で、同社の広告について「薬事法が禁じる誇大広告に当たる可能性がある。会社として
関与していたと判断すべきだ」としていた。
同省の担当者は告発状提出後に記者会見し、「(ノバルティスファーマ側が)データが改ざんされたという事実を知りながら、繰り返し
宣伝に使った疑いが深まった」と説明した。
薬事法は医薬品や医療機器の効果などに関し、虚偽の宣伝や誇大な表現での広告を禁じており、違反した場合、2年以下の懲役か
200万円以下の罰金。法人自体も併せて処罰する「両罰規定」もある。
●ノバルティスファーマの話
患者、家族、医療従事者および国民に大変な心配と迷惑をかけたことを深くおわびする。これまでと同様に当局に全面的に協力
していく。
ソース(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09016_Z00C14A1CC0000/ ■未来のために
沈黙は中韓の過激な主張を全面的に認めることになります。
声を上げなければ、抗議の意思表示をしなければ、未来は更に状況が悪化しているでしょう。
意思を表示して牽制するだけでも充分に意義があり、慰安婦像撤去の署名活動もまた無意味ではありません。
未来のために出来ることを今こそ考えませんか?
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■ニューヨーク慰安婦像の撤去署名 [現在52,000]
足りてません!ニューヨークの慰安婦像撤去もお願いします。 [期限1/12]
http://wh.gov/l0tSx はじめて署名する方はコチラ (初心者向け/メールだけで署名OK) ※スマホ対応
http://www60.atwiki.jp/team_japan/pages/27.html