インタファクス通信によると、ロシア南部スタブロポリ地方ピャチゴルスクで27日、
交通警察の建物近くで車が爆発し、通行人の3人が死亡した。ロシアの国家
対テロ委員会は車には爆発物が仕掛けられていたと発表、地元治安当局者は
テロの可能性があると語った。
ピャチゴルスクは来年2月に冬季五輪が開催される南部ソチから東に約270キロ
の都市。
ロシア主要メディアによると、爆発は交通警察から約70メートル離れた家具店前
の駐車場で発生。爆発で周辺の建物のガラスが割れ、爆音は4〜5キロ離れた
地点でも聞こえたという。
ロシア南部では10月にボルゴグラードで路線バスの自爆テロ事件があり、乗客6人
が死亡した。ロシア治安当局は冬季五輪に向け、イスラム過激派によるテロへの
警戒態勢を強化している。
ソース:スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/28/kiji/K20131228007283100.html