★「サポート続けたい」 県とIAEA実務者会終了 福島
除染研究や放射線モニタリングなどに共同で取り組む県と
国際原子力機関(IAEA)の実務者会合は19日、福島市で4日間の日程を終えた。
IAEAのミロスラフ・ピナック放射線安全・モニタリング課長は、
本県で進む除染やモニタリングなどについて
「適正に行われている。より充実するようサポートを続けたい」と語った。
IAEAは今後、
(1)除染廃棄物の仮置き場の適正な運営検証
(2)多くの県民に伝わり、理解されるためのモニタリング結果の効果的な発信
(3)森林除染の手法確立−の3点に重点を置いて支援する。
一方で、ピナック課長は、開始から約1年を迎える県との共同プロジェクトについて
「成果が出るには3年はかかる」と長期的な取り組みになることを強調した。
会合は7月に続き、2度目。米国や欧州で放射性物質や放射性廃棄物などを研究している
専門家14人が来県し、県や日本原子力研究開発機構(JAEA)の担当職員らと除染、
放射性廃棄物の管理などについて協議した。
福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2013122012851