自虐史観的な「偏向展示」が指摘されてきた「大阪国際平和センター(ピースおおさか)」(大阪府と大阪市出資
の財団法人、大阪市中央区)が11月27日に正式に発表した展示リニューアルの「基本設計」について話を聞
こうと思い、同センターを初めて訪れた。9月の中間報告で自虐的な展示の縮小方針が示されているが、「南京
大虐殺」「強制連行 強制労働」などの現状の展示物を今も日々来館者たちが見続けている。来館者の約7割を
占めるという社会科見学の小学生たちや、外国人たちはどう感じているのか。暗澹(あんたん)たる気分に包ま
れた。
http://sankei.jp.msn.com/images/news/131203/waf13120316300031-p1.jpg 1階「展示室B」に展示された「南京大虐殺」の写真。検証が不十分なまま説明文も添えられている
=大阪市中央区の「大阪国際平和センター」(ピースおおさか)
■目立つ中国人の姿
大阪城公園に隣接している同センターは3階建て。平成3(1991)年9月に設置された。2階の展示室Aは、
主に先の大戦の米軍による大阪大空襲と当時の人々の生活ぶりを伝えている。
問題なのは、1階の展示室Bだ。「15年戦争」というコーナーでは、さまざまな自虐的な展示がなされている。
あえて展示の説明書きを抜粋でそのまま記す。
「南京大虐殺 日本軍は1937年12月13日、南京に入城すると、おびただしい数の日本人を殺害した。射殺、
生き埋め、拷問、斬首…。数週間にわたって殺された市民・捕虜の数は、数万人とも数十万人ともいわれている。
この事件は『南京アトロシティー』の名で、世界中に大々的に報じられたが、日本国民には戦後まで知らされな
かった」
そのそばには、「鉄条網の上に置かれた中国人の首」、「生き埋めにされる市民」「揚子江に投げ込まれた死体」
など正視に耐えないような写真が掲示されている。
「強制連行と強制労働」の展示では、「日中戦争の激化とともに、朝鮮人労働者の数は急増し、1939年以降
には強制的に日本に連行して労働に従事させるようになった。形式的には『募集』『官斡旋(あっせん)』など
と称されていたものの、実質的にはすべて強制であった。逃亡に失敗したものへのみせしめのリンチなどで命を
失ったものも多く、1939年から1945年の間の死傷者は約30万人、うち死亡者は約6万人と推定されて
いる」(抜粋)
いずれの説明書きの内容も検証が不十分な偏向した歴史観にもとづく書きぶりが目立ち、憤りすら感じてきた。
引用元: MSN産経ニュースWest 2013/12/03
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131203/waf13120316300031-n1.htm