業績や働きやすさ、社会貢献、成長性などの総合的な観点で上場企業を評価する日本経済新聞社の
総合ランキング「NICES」で、セブン&アイ・ホールディングスが初の首位となった。2013年度版をまとめ、
11月29日付朝刊で報じた。2位はトヨタ自動車、3位には日産自動車が入った。円安や消費回復を
追い風に競争力を高め、人材活用に優れた企業が上位に入った。
セブン&アイはプライベートブランド(PB、自主企画)商品をコンビニエンスストアに導入する、コンビニの新たな
成長モデルを確立した「潜在力」が高く評価された。
2位に浮上したトヨタは2014年3月期の連結税引き前利益が過去最高に迫る見通しで、「投資家」や「潜在力」
で評価を高めた。3位の日産は電気自動車の拡販など環境対応が評価された。
4位はNTTドコモ。女性活用が進む東レは「従業員」が高得点で総合でも5位に入った。ホンダとキリンホール
ディングスが6位。8位にイオン。味の素、ダイキン工業、日立製作所が9位だった。
NICESは株式時価総額の増減など「投資家」、認知度といった「消費者・取引先」、人材活用の「従業員」、
環境対策など「社会」、成長性を測る「潜在力」の5項目をランキングし、その合計で総合順位を決めている。
ソース: J-CASTニュース
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/899914/