★3年ぶり あんぽ柿作り最盛期
東京電力福島第一原発の事故のあと、自粛が続いていた福島県北部の特産品、
「あんぽ柿」の出荷が、県内の一部の地域で3年ぶりに再開されることになり、
生産が最盛期を迎えています。
「あんぽ柿」は、柿の実を煙でいぶしたあと、
1か月ほど干して柔らかく仕上げた干し柿で、福島県北部の特産品です。
乾燥させる前の柿については、放射性物質が国の基準を下回っていましたが、
乾燥させると水分が減って、放射性物質の濃度が高まるおそれがあるとして、
県などの呼びかけで、事故のあと2年続けて全面的に生産が自粛されていました。
ことしは、柿に含まれる放射性物質の濃度が低い、伊達市などの10の地区については
生産は可能だとして、3年ぶりに生産が再開しました。
このうち、桑折町の平井國雄さんの農園では、あんぽ柿づくりが最盛期を迎えています。
作業は20人ほどで行われ、機械で柿を回しながら皮をむき、ひもにくくりつけてつるしたうえで、
30分ほど煙でいぶしていました。そして、乾燥させるために、湿度が一定に保たれた部屋に運ばれていました。
平井さんは「あんぽ柿づくりを再開できて、うれしく思っています。全国の皆さんに、
おいしくて安全なあんぽ柿をPRしていきたい」と話していました。
あんぽ柿づくりは来月中旬まで行われ、放射性物質の検査を行って安全性を確認した上で、
来月上旬からは、全国に向けて出荷が始まるということです。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055944341.html ▽過去スレ
【放射性セシウム】 福島県北あんぽ柿、基準超で加工自粛要請
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1381282988/ 【福島】 南相馬産柿の出荷自粛解除 避難区域除き 全域で出荷可能に 干し柿など加工品については、加工試験を実施し可否を判断
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1381541969/