★馬肉偽装、元専務ら有罪 国内最大手加工会社、売り上げ半減
加熱用馬肉を生食用と偽り販売したとして、不正競争防止法違反の罪に問われた
馬肉加工会社「大成」(長野県飯島町)の元専務北原実被告(42)らの判決で、
長野地裁伊那支部は14日、北原被告に懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)、
従業員小池貴士被告(30)に懲役1年6月、執行猶予3年(同懲役1年6月)を言い渡した。
大成には、求刑通り罰金100万円を宣告した。いずれの被告も控訴しない方針。
気賀沢耕一裁判官は「食の安全への自覚を欠いた悪質な犯行」と指摘。
一方で「弁護人を通じ自首しており起訴内容を素直に認めている」と述べた。
判決によると、1月に加熱加工用の馬肉のパックに「生食用」などと印字したラベルを貼り、
2月に40パック(計約6・2キロ)を販売した。
大成は輸入馬肉の国内シェア4割超を占める最大手だったが、問題発覚後に売り上げが半分以下に激減した。
「判決を真摯に受け止め、社員一丸となって信用の回復に努めていく」とのコメントを出した。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131114/trl13111411020002-n1.htm ▽関連リンク
・株式会社大成
http://www.sakura-kobo.co.jp/ ●2013-05-10 お詫びと回収のお知らせ
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
この度弊社が販売いたしました製品につきまして、
保健所より食品衛生法第六条第三号違反があり回収命令が出されました
アルゼンチン馬刺しに加え、加熱用原料として輸入通関した原料を使用して
製造した生食用馬刺し及び馬肉ユッケについて下記の通り自主回収を致します。
今後はこのようなことがないよう、より一層の万全なチェック体制をとってまいる所存でございます。
お客様をはじめ、関係者の皆様へ多大なご迷惑をお掛けいたしましたことに対し、
誠に申し訳なく心より深くお詫び申し上げます。
http://www.sakura-kobo.co.jp/news/archives/282.html ●馬刺し販売再開のお知らせ 2013-04-13
この度、弊社が一部の加熱用馬肉を生食用馬肉として偽って販売した件につきまして、
長年にわたって当社を信頼して下さいましたお得意先様方並びに消費者の皆様に、
多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます。
今回の事件を重く受け止め、生食用馬肉の製造及び出荷の自粛を行い、
従来の原料仕入れから出荷までの過程の見直し・改善を図って参りました。
現在は管轄保健所の指導のもと、コンプライアンス強化、組織・体制の見直し、
品質管理の徹底、各部署の情報共有・情報の可視化、トレーサビリティの見直し等を行い、
お客様に安全で安心、信頼頂ける製品の製造が出来る様システムを策定し、
実施可能な箇所から随時施行しております。
なお、生食用馬肉の出荷再開につきましては、現在安全の確認が取れている、
生食用馬肉製品から出荷させて頂きます。
宜しくお願い致します。
http://www.sakura-kobo.co.jp/news/archives/308.html