【国際】リッピ監督の発言はうそ…「ホテルで練習強いられた」に韓国反発

　サッカー・チャンピオンズリーズ（ALC）の決勝、
広州恒大-FCソウルのため韓国を訪問中のマルチェロ・リッピ広州恒大監督が25日、
現地で不公平な待遇を受けたとして怒りをあらわにした。
韓国側はリッピ監督の発言は事実ではないとしており、
韓国メディアも「相手の気勢を殺ぐための作戦」などと報じている。

　リッピ監督は記者会見で、韓国側が広州恒大のためのトレーニング場を用意しなかったことから、
ホテルで30分間に渡り練習を強いられるなど、不公平な待遇を受けたと主張した。

　リッピ監督は「監督を30年間しているが、トレーニング場がなかったのは今回が初めてだ」
などと韓国側の待遇を批判。記者会見はソウルワールドカップ競技場で開かれたが、
これに先立ち韓国の一部メディアが「リッピ監督が宿泊先での記者会見を望んだ」と報じたことについても、
「そのような発言はしていない」と不快感を示した。

　このようなリッピ監督の発言について、韓国側は全否定している。
FCソウルの説明によれば、
広州側にはトレーニング場としてソウルワールドカップ競技場の補助球場を提供すると2週間前に伝えていた。
また、補助球場には照明設備がないことから、早い時間にトレーニングをするようアドバイスもしていた。
しかし広州が韓国に入国した時間は予定よりも遅く、
ソウル側は急いで新しいトレーニング場を探したが見つからなかったのだという。
　韓国側は、リッピ監督の発言は相手チームの気勢を殺ぐための心理戦だとの見方を示している。
ソウルのチェ・ヨンス監督は、
「リッピ監督は世界的な名将であり、サッカーをすべきだ」と“不公平”発言を批判した。
チェ監督はトレーニング施設についても「最善を尽くした」とし、
韓国側に非がないことを強調した。（サーチナ・編集担当：新川悠）

ソース：livedoorニュース
http://n.m.livedoor.com/f/c/8194715