【経済/原発】東芝、英の原発事業に参入へ…保守・点検も実施　[13/10/11]

東芝は英国の原発事業に参入する方針を固めた。
東芝傘下の米原発プラント大手、ウェスチングハウス（ＷＨ）を通じ、英国で原発建設を計画している
事業会社の株式の過半数を取得する予定。買収額は１００億円超となる見込みで、年内の合意を目指す。
東芝が原発の事業会社を買収するのは初めて。
発電事業は電力会社などに委託するが、原発の建設だけでなく長期的な保守点検に自ら取り組むなどして
安定的な収益を得たい考えだ。【横山三加子】

◇１００億円超、事業買収

買収するのは仏エネルギー大手ＧＤＦスエズとスペイン電力大手イベルドローラが５０％ずつ出資する「ニュージェン」。
イベルドローラが保有する全株式に加え、ＧＤＦスエズ分の一部取得を目指す。
ニュージェンは英国内に拠点を置き、英中部セラフィールドで原発２?３基分に当たる計３６０万キロワットの
原発新設を計画。
既に建設用地は確保済みで、２０２３年までの稼働を目指している。

東芝はＷＨと合わせて世界で原発１１２基を建設しており、世界シェアは約３割とトップだ。
東芝の１２年度の原発事業の売上高は約５０００億円だが、１７年度までに２９基の新規受注を獲得して、
同８０００億円を目指している。

英国では日立製作所が昨年１１月、原発事業会社「ホライズン・ニュークリア・パワー」を約８５０億円で買収した。
英国では原発建設プロジェクトが三つあり、東芝の買収が成功すれば日系企業が２プロジェクトに関わることになる。

>>2へ続く

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▽記事引用元：毎日新聞　 [2013年10月11日 21:25]
http://mainichi.jp/select/news/20131012k0000m020073000c.html

>>1の続き

◇海外に活路、危うさも

東芝が海外での原発事業を強化するのは、
東京電力福島第１原発事故の影響で国内での事業拡大が困難なためだ。

福島で事故が起きたＢＷＲ（沸騰水型軽水炉）を手がけてきた東芝は、
世界的に主流となっているＰＷＲ（加圧水型軽水炉）を進める子会社の
米ウェスチングハウス（ＷＨ）を活用して、世界での受注獲得を目指している。

ただ、米国では安価な天然ガスを使った火力発電が急増し、
ＷＨが納入予定だった原発の新設計画が頓挫したケースがある。

インドでは、重大事故が起きた際に建設企業にも賠償責任が生じるという
現地の原子力損害賠償法がネックとなり、受注交渉は進展していない。

こうした中、東芝は原発建設だけでなく、発電を手がける事業会社を買収する方針だ。
昨年１１月の日立製作所のケースと同様、保守点検なども含めて一手に引き受けることで、
収益の積み上げを図る。

東芝は、新興国だけでなく、老朽化原発の廃炉に伴う新設を計画している英国など
先進国でも原発需要は伸長するとみている。

だが、福島原発事故後、ドイツが脱原発にかじを切っているように、
各国の政策動向に左右されるという危うさもはらんでいる。


（了）

>>1
日本企業はつくづく馬鹿だな
一時的に収益を得られても何か起きた時点で収益の何百倍もの賠償金で会社もろとも消し飛ぶだろうに

最新型の原発作れるのって、いつの間にか日本の3社とフランスの1社だけになっちゃってるんだね。

東芝クオリティに任せてはいけませんw
英国逃げてーーーっっっ！

フクイチの原発はどこ製でしょうか？
フクイチより震源地に近い無傷の原発はどこ製でしょうか？